JP5767801B2 - 塗料用組成物 - Google Patents
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Description
無機系紫外線吸収剤に対して、有機紫外線吸収剤は、吸収剤の構造設計の自由度が高いために、吸収剤の構造を工夫することによって様々な吸収波長のものを得ることができる。
<1>
下記一般式(1)で表される化合物及びバインダー成分を含有することを特徴とする塗料用組成物。
[R 1a 、R 1b 、R 1c 、R 1d 及びR 1e は、互いに独立して、水素原子又はヒドロキシ基を除く1価の置換基を表し、置換基のうち少なくとも1つは、ハメット則のσp値が正である置換基を表し、ハメット則のσp値が正である置換基は、COOR r (R r は、水素原子又はアルキル基を表す。)、CONR s 2 (二つのR s は、それぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表す。)、シアノ基、ハロゲン原子、ニトロ基、SO 3 M(Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。)、アシル基、ホルミル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ジアルキルホスホノ基、ジアリールホスホノ基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、スルファモイル基、チオシアネート基、チオカルボニル基、イミノ基、N原子で置換したイミノ基、カルボキシ基又はその塩、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキル基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルコキシ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアリールオキシ基、アシルアミノ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキルアミノ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキルチオ基、σp値が0.2以上の他の電子求引性基で置換されたアリール基、ヘテロ環基、アゾ基、又はセレノシアネート基である。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。R 1g 、R 1i 、R 1j 、R 1k 、R 1m 及びR 1p は、互いに独立して、水素原子又は1価の置換基を表す。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。R 1h 及びR 1n はそれぞれ独立に、水素原子、COOR r 、CONR s 2 、シアノ基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、又はSO 3 Mを表す(R r 、R s はそれぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表す。Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。)。]
<2>
前記R 1g 、R 1i 、R 1j 、R 1k 、R 1m 及びR 1p が表す1価の置換基が、ハロゲン原子、置換又は無置換の炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、置換又は無置換のアルコキシカルボニル基、置換又は無置換のカルバモイル基、置換又は無置換のアルキルカルボニル基、ニトロ基、置換又は無置換のアミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、置換又は無置換のアリールオキシ基、置換又は無置換のスルファモイル基、チオシアネート基、又は置換又は無置換のアルキルスルホニル基であり、置換基を有する場合の置換基がハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、スルファモイル基、チオシアネート基、又はアルキルスルホニル基であることを特徴とする、<1>に記載の塗料用組成物。
<3>
前記R 1c が、ハメット則のσp値が正である置換基であることを特徴とする、<1>又は<2>に記載の塗料用組成物。
<4>
前記R 1a 、R 1c 及びR 1e が水素原子を表し、R 1b 及びR 1d が互いに独立して水素原子又はハメット則のσp値が正である置換基を表し、少なくとも1つは、ハメット則のσp値が正である置換基であることを特徴とする、<1>又は<2>に記載の塗料用組成物。
<5>
前記ハメット則のσp値が、0.1〜1.2の範囲であることを特徴とする、<1>〜<4>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<6>
前記ハメット則のσp値が正である置換基が、COOR r 、CONR s 2 、シアノ基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、及びSO 3 Mより選択される基であることを特徴とする、<1>〜<5>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
[R r 、R s は、それぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表す。Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。]。
<7>
前記ハメット則のσp値が正である置換基がCOOR r であることを特徴とする、<1>〜<4>又は<6>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
[R r は、水素原子又はアルキル基を表す。]。
<8>
前記R 1c が、シアノ基であることを特徴とする、<1>〜<3>、<5>〜<7>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<9>
前記R 1h 又はR 1n が、水素原子であることを特徴とする、<1>〜<3>、<5>〜<8>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<10>
前記R 1g 、R 1h 、R 1i 、R 1j 、R 1k 、R 1m 、R 1n 及びR 1p が、水素原子であることを特徴とする、<1>〜<9>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<11>
一般式(1)で表される化合物のpKaが−5.0〜−7.0の範囲であることを特徴とする、<1>〜<10>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<12>
一般式(1)で表される化合物を、塗料用組成物の全質量に基づき、0.1〜30質量%含有することを特徴とする、<1>〜<11>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<13>
バインダー成分が、塩化ゴム樹脂系、フェノール樹脂系、アルキド樹脂系、アミノアルキド樹脂系、尿素樹脂系、ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、ポリエステル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系、ケイ素樹脂系、フッ素樹脂系、シラザン樹脂系、メラミン樹脂系の少なくとも一つを含む成分であることを特徴とする<1>〜<12>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<14>
更に、硬化剤を含有することを特徴とする<1>〜<13>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<15>
バインダー成分が、水酸基価が30〜600mgKOH/gでありかつ酸価が0〜100mgKOH/gである水酸基含有樹脂であることを特徴とする<1>〜<14>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
<16>
<1>〜<15>のいずれか1項に記載の塗料用組成物を基材に適用することにより得られる被膜。
<17>
被膜の厚さが0.1〜10000μmである<16>に記載の被膜。
<18>
<16>又は<17>に記載の被膜を有する部材。
<19>
塗料用組成物が、車両用である<1>〜<15>のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
本発明は上記<1>〜<19>に関するものであるが、参考のためにその他の事項についても記載した。
(1)
下記一般式(1)で表される化合物及びバインダー成分を含有することを特徴とする塗料用組成物。
(2)
前記1価の置換基が、ハロゲン原子、置換又は無置換の炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、置換又は無置換のアルコキシカルボニル基、置換又は無置換のカルバモイル基、置換又は無置換のアルキルカルボニル基、ニトロ基、置換又は無置換のアミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、置換又は無置換のアリールオキシ基、置換又は無置換のスルファモイル基、チオシアネート基、又は置換又は無置換のアルキルスルホニル基であり、置換基を有する場合の置換基がハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、スルファモイル基、チオシアネート基、又はアルキルスルホニル基であることを特徴とする、(1)に記載の塗料用組成物。
(3)
前記R1cが、ハメット則のσp値が正である置換基であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の塗料用組成物。
(4)
前記R1a、R1c及びR1eが水素原子を表し、R1b及びR1dが互いに独立して水素原子又はハメット則のσp値が正である置換基を表し、少なくとも1つは、ハメット則のσp値が正である置換基であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の塗料用組成物。
(5)
前記ハメット則のσp値が、0.1〜1.2の範囲であることを特徴とする、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
(6)
前記ハメット則のσp値が正である置換基が、COORr、CONRs 2、シアノ基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、ニトロ基及びSO3Mより選択される基であることを特徴とする、(1)〜(5)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
[Rr、Rsは、水素原子又は1価の置換基を表す。Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。]。
(7)
前記ハメット則のσp値が正である置換基がCOORrであることを特徴とする、(1)〜(4)、又は(6)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
[Rrは、水素原子又は1価の置換基を表す。]。
(8)
前記R1cが、シアノ基であることを特徴とする、(1)〜(3)、(5)及び(6)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
(9)
前記R1h又はR1nが、水素原子であることを特徴とする、(1)〜(3)、(5)〜(8)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
(10)
前記R1g、R1h、R1i、R1j、R1k、R1m、R1n及びR1pが、水素原子であることを特徴とする、(1)〜(9)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
(11)
一般式(1)で表される化合物のpKaが−5.0〜−7.0の範囲であることを特徴とする、(1)〜(10)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
(12)
一般式(1)で表される化合物を、塗料用組成物の全質量に基づき、0.1〜30質量%含有することを特徴とする、(1)〜(11)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
(13)
バインダー成分が、塩化ゴム樹脂系、フェノール樹脂系、アルキド樹脂系、アミノアルキド樹脂系、尿素樹脂系、ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、ポリエステル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系、ケイ素樹脂系、フッ素樹脂系、シラザン樹脂系、メラミン樹脂系の少なくとも一つを含む成分であることを特徴とする(1)〜(12)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
(14)
更に、硬化剤を含有することを特徴とする(1)〜(13)のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
(15)
バインダー成分が、水酸基価が30〜600mgKOH/gでありかつ酸価が0〜100mgKOH/gである水酸基含有樹脂であることを特徴とする(1)〜(14)のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
(16)
(1)〜(15)のいずれか1つに記載の塗料用組成物を基材に適用することにより得られる被膜。
(17)
被膜の厚さが0.1〜10000μmである(16)に記載の被膜。
(18)
(16)又は(17)に記載の被膜を有する部材。
(19)
塗料用組成物が、車両用である(1)〜(15)のいずれか1つに記載の塗料用組成物。
本発明の塗料用組成物は、バインダー成分、必要に応じて添加剤を含有する一般的な塗料について、一般式(1)で表される化合物を添加することで調製される。
以下、本発明の塗料用組成物が含有する成分について説明する。
<一般式(1)で表される化合物>
R1a、R1b、R1c、R1d、R1eが表す置換基のうち1〜3個がハメット則のσp値が正である置換基を表すことが好ましく、1〜2個がハメット則のσp値が正である置換基を表すことがより好ましい。
また、置換基は更に置換されていても良く、置換基が複数ある場合は、同じでも異なっても良い。その際、置換基の例としては、上述の1価の置換基Aを挙げることができる。
また置換基同士で結合して環を形成しても良い。
Ruは、水素原子又は1価の置換基を表し、1価の置換基としては前記置換基Aを挙げることができる。中でも炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基を表すことが好ましい。炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル基が更に好ましく、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、t−ペンチル、n−ヘキシル、i−ヘキシル、t−ヘキシル、n−オクチル、t−オクチル、i−オクチルを挙げることができ、メチル又はエチルが好ましく、メチルが特に好ましい。 これらが置換基を有する場合の置換基としては、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、スルファモイル基、チオシアネート基、又はアルキルスルホニル基を挙げることができる。
R1cがハメット則のσp値が正である置換基を表すことがより好ましい。
R1cがハメット則のσp値が正である置換基であり、R1a、R1b、R1d、R1eは水素原子を表すことが更に好ましい。
R1cがハメット則のσp値が正である置換基を表す場合、電子求引性基によりLUMOが安定化されるため、励起寿命が短くなり、耐光性が向上するため好ましい。これにより一般式(1)で表される化合物は、特に耐光性に優れ、該化合物を含む塗料用組成物は耐光性向上に優れたものとなる効果を有する。
また、好ましい第ニの態様として、R1a、R1c及びR1eが、水素原子を表し、R1b及びR1dが、互いに独立して、水素原子又はハメット則のσp値が正である置換基を表し、少なくとも1つは、ハメット則のσp値が正である置換基である態様を挙げることができる。
これにより、一般式(1)で表される化合物は、特に溶剤溶解性が優れ、該化合物を含む塗料用組成物を適用した塗膜からの析出防止に優れたものとする効果を有する。
溶剤溶解性とは、酢酸エチル、メチルエチルケトン、トルエンなどの有機溶剤への溶解性を意味し、塗料用組成物を適用した塗膜からの析出防止の点で、使用する溶剤に対し、10質量%以上溶解することが好ましく、30質量%以上溶解することがより好ましい。
第一の態様においては、前記一般式(1)におけるハメット則のσp値が正である置換基として、好ましくは、σp値が0.1〜1.2の電子求引性基である。σp値が0.1以上の電子求引性基の具体例としては、COORr(Rrは、水素原子又は1価の置換基を表し、水素原子、アルキル基が挙げられ、好ましくは水素原子である。)、CONRs 2(Rsは、水素原子又は1価の置換基を表す。)、シアノ基(CN)、ハロゲン原子、ニトロ基(NO2)、SO3M(Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。)、アシル基、ホルミル基、アシルオキシ基、アシルチオ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ジアルキルホスホノ基、ジアリールホスホノ基、ジアルキルホスフィニル基、ジアリールホスフィニル基、ホスホリル基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、アシルチオ基、スルファモイル基、チオシアネート基、チオカルボニル基、イミノ基、N原子で置換したイミノ基、カルボキシ基(又はその塩)、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキル基(例えばトリフルオロメチル基)、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルコキシ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアリールオキシ基、アシルアミノ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキルアミノ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキルチオ基、σp値が0.2以上の他の電子求引性基で置換されたアリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アゾ基、セレノシアネート基などが挙げられる。ハメットのσp値については、Hansch,C.;Leo,A.;Taft,R.W.Chem.Rev.1991,91,165−195に詳しく記載されている。
本発明において、R1h又はR1nがそれぞれ独立に水素原子、COORr、CONRs 2、シアノ基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、SO3Mのいずれかであることが好ましく、R1h又はR1nが水素原子であることがより好ましく、R1h及びR1nが水素原子であることが更に好ましく、R1g、R1h、R1i、R1j、R1k、R1m、R1n及びR1pが水素原子を表すことが特に好ましい。優れた耐光性を示すためである。
好ましい第ニの態様として、R1a、R1c及びR1eが、水素原子を表し、R1b及びR1dが、互いに独立して、水素原子又はハメット則のσp値が正である置換基を表し、少なくとも1つは、ハメット則のσp値が正である置換基である態様を挙げることができる。
R1a、R1c及びR1eが、水素原子を表し、R1b及びR1dが、互いに独立して、水素原子又はハメット則のσp値が正である置換基を表し、少なくとも1つは、ハメット則のσp値が正である置換基である第ニの態様においては、前記一般式(1)におけるハメット則のσp値が正である置換基として、より好ましくは、COORr、CONRs 2、シアノ基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、又はSO3Mである[Rr、Rsは、互いに独立して、水素原子又は1価の置換基を表す。Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す]。Rr、Rsの1価の置換基としては、前述のように前記置換基Aを挙げることができる。
前記一般式(1)におけるハメット則のσp値が正である置換基として、より好ましくは、COORr又はシアノ基であり、COORrであることが更に好ましい。ハメット則のσp値が正である置換基がシアノ基である場合、優れた耐光性を示すためである。また、ハメット則のσp値が正である置換基がCOORrである場合、優れた溶解性を示すためである。
Rrは水素原子又はアルキル基を表すことが好ましく、炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基がより好ましく、炭素数1〜15の直鎖又は分岐鎖アルキル基が更に好ましい。
分岐鎖アルキル基は2級炭素原子又は3級炭素原子を有し、2級炭素原子又は3級炭素原子を1〜5個含むことが好ましく、1〜3個含むことが好ましく、1又は2個含むことが好ましく、2級炭素原子及び3級炭素原子を1又は2個含むことがより好ましい。また、不斉炭素を1〜3個含むことが好ましい。
Rrは、溶媒に対する溶解性の観点からは、2級炭素原子及び3級炭素原子を1又は2個含み、不斉炭素を1又は2個含む炭素数5〜15の分岐鎖アルキル基であることが特に好ましい。
これは、化合物構造の対称性がくずれ、溶解性が向上するためである。
炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、t−ペンチル、n−ヘキシル、i−ヘキシル、t−ヘキシル、n−オクチル、t−オクチル、i−オクチルを挙げることができ、メチル又はエチルが好ましく、メチルが特に好ましい。
本発明において、R1h又はR1nがそれぞれ独立に水素原子、COORr、CONRs 2、シアノ基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、SO3Mのいずれかであることが好ましく、R1h又はR1nが水素原子であることがより好ましく、R1h及びR1nが水素原子であることが更に好ましく、R1g、R1h、R1i、R1j、R1k、R1m、R1n及びR1pが水素原子を表すことが特に好ましい。優れた耐光性を示すためである。
なお、下記の具体例中Meはメチル基を表し、Phはフェニル基を表し、−C6H13はn−ヘキシルを表す。
例えば、公知の特許文献や非特許文献、例えば、特開平7−188190号公報、特開平11−315072、特開2001−220385号公報、「染料と薬品」第40巻12号(1995)の325〜339ページなどを参考にして合成できる。具体的には、例示化合物(16)はサリチルアミドと3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゾイル クロリドと2−ヒドロキシベンズアミジン塩酸塩とを反応させることにより合成できる。また、サリチルアミドとサリチル酸と3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミジン塩酸塩とを反応させることによっても合成できる。
それに対して、前記一般式(1)で表される化合物は優れた耐光性を有するため長時間使用した場合でも分解せず黄変することがないという効果が得られる。
無機溶媒としては、例えば硫酸、リン酸等を用いることができる。
測定のための温度は特に制限されず、好ましくは0℃〜80℃である。
一般式(1)で表される化合物を、塗料用組成物の全質量に基づき、0.1〜30質量%、好ましくは0.1〜20質量%、更に好ましくは0.5〜20質量%、更に好ましくは1〜10質量%含有する。
また、一般式(1)で表される化合物は、バインダー成分の総量に対し、一般的には、0.1〜50質量%、好ましくは0.1〜30質量%、更に好ましくは0.5〜30質量%、更に好ましくは1〜20質量%である。
前記一般式(1)以外の構造を有する紫外線吸収剤としては、いずれのものでも使用でき、トリアジン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、メロシアニン系、シアニン系、ジベンゾイルメタン系、桂皮酸系、シアノアクリレート系、安息香酸エステル系などの化合物が挙げられる。例えば、ファインケミカル、2004年5月号、28〜38ページ、東レリサーチセンター調査研究部門発行「高分子用機能性添加剤の新展開」(東レリサーチセンター、1999年)96〜140ページ、大勝靖一監修「高分子添加剤の開発と環境対策」(シーエムシー出版、2003年)54〜64ページなどに記載されている紫外線吸収剤が挙げられる。
併用する場合、一般式(1)以外の構造を有する紫外線吸収剤の添加量と、一般式(1)で表される化合物の添加量との質量比は、10/1〜1/10であることが好ましく5/1〜1/5、より好ましくは1/1〜1/5である。
本発明の塗料用組成物が一般的に含有するバインダー成分としては、熱可塑性、熱硬化性、光硬化性などいずれであってもよく、例えば、塩化ゴム樹脂系、フェノール樹脂系、アルキド樹脂系、アミノアルキド樹脂系、尿素樹脂系、ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、ポリエステル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系、ケイ素樹脂系、フッ素樹脂系、シラザン樹脂系、メラミン樹脂系の少なくとも一つを含む成分などが挙げられる。
複合化された樹脂としては、例えば、アクリルウレタン樹脂やシリコンアクリル樹脂のような、アクリル樹脂と他の樹脂が複合化された樹脂が好ましく挙げられる。
また、塗料用組成物中にバインダー成分として、例えば上記樹脂を形成するモノマーやオリゴマーを含有させてもよく、その場合は光重合開始剤等の重合開始剤を含有することが好ましい。
該モノマーやオリゴマーとしては、(メタ)アクリル系、マレイミド系、エポキシ系、オキセタン系、ビニルエーテル系、プロペニルエーテル系、メラミン系、シロキサン系、不飽和ポリエステル系の化合物や、ポリエンとチオールを混合した系が挙げられ、(メタ)アクリル系、エポキシ系、オキセタン系、メラミン系の化合物が好ましい。
本発明の塗料用組成物中モノマーやオリゴマーの含有量は、0.1〜99質量%とすることができ、好ましくは0.1〜70質量%である。
また、重合開始剤としては種々の化合物を用いることが可能であるが、例えば、過酸化物系、アゾ系、アルキルフェノン系、アシルフォスフィン系、チタノセン系、オキシムエステル系、オキシフェニル酢酸エステル系、ヨードニウム塩系の化合物が挙げられ、アルキルフェノン系化合物が好ましい。本発明の塗料用組成物中の重合開始剤の含有量は0.01〜30質量%とすることができ、好ましくは0.1〜10質量%である。
バインダー成分(透明樹脂成分)としては、他にも例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチルスチレン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等が挙げられる。
バインダー成分として、例えば、アクリル樹脂系を用いた場合は、硬化剤として、メラミン樹脂、ポリイソシアネート、アルコキシシラン化合物などを好ましく用いることができる。
バインダー成分として、例えば、ポリウレタン樹脂系を用いた場合は、硬化剤として、アミン系化合物を用いることができる。
バインダー成分として、例えば、エポキシ樹脂系を用いた場合は、硬化剤として、ポリアミン化合物、ポリアミド化合物、ポリオール化合物を用いることができる。
バインダー成分として、例えば、ポリエステル樹脂系を用いた場合は、硬化剤として、ポリイソシアネート化合物を用いることができる。
そのほか、好適なバインダー成分と硬化剤の組み合わせについては、『架橋剤ハンドブック(山下 晋三ほか 編、大成社、1981年、初版)』に記載されている組み合わせのものを用いることができる。
硬化剤としては市販品を用いることもでき、例えば、ポリイソシアネート系硬化剤であるスミジュールN−75(住化バイエルウレタン社製)、バイヒジュール3100(住化バイエルウレタン社製)エポキシ系硬化剤であるデナコールEX−614B(ナガセケムテックス社製)などが挙げられる。
硬化剤の含有量は硬化剤の種類、官能基含有量、バインダーの種類に応じて適宜決定すれば良いが、例えば、バインダー樹脂100質量部に対して、約0.1〜200質量部の範囲が好適である。
また、硬化剤の含有量は、バインダー成分と硬化剤成分の反応する官能基の当量比で適宜決定することが好ましい。硬化剤の含有量が多すぎると未反応の硬化剤が残存し塗膜が軟化するなどの悪影響が出ることがある。硬化剤の含有量が少なすぎると硬化が不十分となり耐水性が悪化するなどの悪影響が出ることがある。
例えば、バインダー成分として前記水酸基含有樹脂を用い、前記硬化剤としてポリイソシアネート系化合物を用いた場合は、前記水酸基含有樹脂の水酸基とポリイソシアネート系化合物のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)が0.7〜2の範囲内にあることが好ましい。
本発明の塗料用組成物は、塗料に一般的に使用されている任意の添加剤を含有してもよく、添加剤としては、例えば、顔料、硬化剤、希釈剤、アクリル樹脂、シリコーン樹脂などのレベリング剤、シリコーン系、アクリル系等のはじき防止剤、皮はり防止剤、揺変剤、消泡剤、色分かれ防止剤、平滑剤、湿潤剤、分散剤、増粘剤、沈降防止剤、重合防止剤、構造粘性付与剤、静電塗装性改良剤、タレ防止剤、硬化促進剤、酸化防止剤、光安定剤、防汚剤、難燃剤、塗布助剤などを挙げることができる。光安定剤、酸化防止剤の好ましい例としては特開2004−117997で表される化合物が挙げられる。具体的には、特開2004−117997のp29中段、段落番号[0071]〜[0111]に記載の化合物であることが好ましい。段落番号[0072]に記載の一般式(TS−I)、一般式(TS−II)、一般式(TS−IV)一般式(TS−V)で表される化合物であることが特に好ましい。なお、バインダー成分が硬化型である場合、硬化触媒を添加することができる。
これらの添加剤の総量は、バインダー成分の総量に対し、一般的には0.1〜30質量%、好ましくは0.1〜20質量%である。
本発明の塗料用組成物中の、一般式(1)で表される化合物、バインダー成分、添加剤などを含めた全固形分濃度は、一般的に5〜80質量%、好ましくは10〜70質量%である。ハイソリッド塗料の場合、70〜99.9質量%であることも好ましく、粉体塗料の場合は全量が固形分であることも好ましい。
溶剤は、塗料の用途に応じて、有機或いは無機の溶媒又は水を単独或いはそれらの混合物として用いることが出来る。
有機溶媒としては、例えばアミド系溶媒(例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、1−メチルー2−ピロリドン)、スルホン系溶媒(例えばスルホラン)スルホキシド系溶媒(例えばジメチルスルホキシド)、ウレイド系溶媒(例えばテトラメチルウレア)、エーテル系溶媒(例えばジオキサン、テトラヒドロフラン、シクロペンチルメチルエーテル)、ケトン系溶媒(例えばアセトン、シクロヘキサノン)、炭化水素系溶媒(例えばトルエン、キシレン、n−デカン)、ハロゲン系溶媒(例えばテトラクロロエタン,クロロベンゼン、クロロナフタレン)、アルコール系溶媒(例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、エチレングリコール、シクロヘキサノール、フェノール)、ピリジン系溶媒(例えばピリジン、γ―ピコリン、2,6−ルチジン)、エステル系溶媒(例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル)、カルボン酸系溶媒(例えば酢酸、プロピオン酸)、ニトリル系溶媒(例えばアセトニトリル)、スルホン酸系溶媒(例えばメタンスルホン酸)、アミン系溶媒(例えばトリエチルアミン、トリブチルアミン)等を用いることができる。
無機溶媒としては、例えば硫酸、リン酸等を用いることができる。好ましくは、水、アルコール系溶媒、芳香族炭化水素系溶媒、脂肪族炭化水素系溶媒、ケトン系溶媒、エステル系溶媒、エーテル系溶媒、ハロゲン系溶媒が挙げられる。
沸点は、一般的には、20〜250℃、好ましくは40〜235℃である。
なお、一般式(1)で表される化合物の溶解性の観点から、芳香族炭化水素系溶剤、ケトン系溶媒、エステル系溶媒などの溶剤が好ましい。
調製された塗料用組成物の粘度は、用途により任意に調整できるが、一般的には、10〜150秒(フォードカップNo.4,20℃)である。
調製された塗料用組成物は、ポットライフの点で、一般的に低温で保存することが好ましい。
被膜は、用途に応じて、任意の厚みで塗設することができるが、最終的な被膜の厚みとして、好ましくは0.1〜10000μm、より好ましくは0.1〜2000μmであり、更に好ましくは1〜1000μm、更に好ましくは5〜1000μmであり、更に好ましくは5〜200μmである。これら塗料を塗布する方法は任意であるが、スプレー法、ディッピング法、ローラーコート法、フローコーター法、流し塗り法、電着コート法、粉末流動塗装法、はけによる塗布などがある。
塗布後の乾燥は、塗料成分によって異なるが、自然乾燥、加熱乾燥(概ね室温〜180℃で10〜90分程度)を行うことができる。
なお、バインダー成分が、熱硬化型である場合は、加熱(一般的には100℃以上10分)することにより、紫外線や電子線硬化などの光硬化型である場合は、所望の光や電子線を照射することで、塗膜を硬化させる。
被膜の表面硬度は、用途に応じて異なるが、JIS K5400に規定の鉛筆硬度で2B〜6Hであることが好ましく、B〜4Hであることが更に好ましい。本発明の塗料用組成物による被膜は、どのような形態で塗設されてもよく、いわゆる下塗り、中塗りなどとして被膜を形成してもよい。好ましくは上塗り塗装として被塗装体を紫外線の悪影響から守るために塗設される。
本発明の塗料用組成物は、特に車両用の分野に適した塗料として用いることができる。
1.合成例1(例示化合物(1)の調製)
サリチルアミド160.0gにアセトニトリル600mLとDBU(ジアザビシクロウンデセン(1,8−diazabicyclo[5.4.0]undec−7−ene))356.2gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル231.7gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水1800mLと35%塩酸170mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Aを343.0g得た(収率98%)。
3つ口フラスコに、アセトキシム39.5g(1.1モル当量)、DMF(N,N−ジメチルホルムアミド)600mL、カリウム−t−ブトキシド60.6g(1.1モル当量)を入れて室温で30分攪拌した。その後、内温を0℃とし、そこへ化合物(X−1)60g(1.0モル当量)をゆっくり滴下した。滴下後、内温を25℃まで昇温し、その温度で1時間攪拌した。
反応混合物を塩化アンモニウム水溶液と酢酸エチルで抽出・分液操作を行い、得られた有機相に飽和食塩水を加えて洗浄し分液した。こうして得られた有機相を、ロータリーエバポレータで濃縮して得られた残留物を化合物(X−2)の粗生成物として得た。
3つ口フラスコに、上記で得られた化合物(X−2)の粗生成物を全量を入れ、エタノール700mLと1Mの塩酸水500mLを加えて、反応混合物を内温80℃まで昇温しその温度で3時間攪拌した。
反応混合物を内温25℃まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルで抽出・分液操作を行い、得られた有機相に飽和食塩水を加えて洗浄し分液した。こうして得られた有機相を、ロータリーエバポレータで濃縮して得られた残留物を化合物(X−3)の粗生成物として得た。
3つ口フラスコに、フラスコ内を窒素ガスで満たした後に10%Pd−C(和光純薬工業社製)を6.5g添加し、エタノールを2,000mL、上記で得られた化合物(X−3)の組成生物を全量加えて加熱・還流した。そこへギ酸55mL(3モル当量)をゆっくり滴下し、この温度で5時間攪拌した。その後反応混合物を内温25℃まで冷却し、セライトろ過を行い炉別した母液に1,5−ナフタレンジスルホン酸を105g加えて、内温を70℃まで昇温し、30分攪拌した。その後、徐々に室温まで冷却して結晶を濾別し化合物(X−4)を100g得た。収率は化合物(X−1)を出発物質として72%であった。得られた結晶は、淡茶色であった。1H NMR(重DMSO):δ6.95−6.98(1H)、δ7.02−7.04(1H)、δ7.40−7.51(3H)、δ7.90−7.95(1H)、δ8.75(1H)、δ8.85−8.88(2H)、δ9.03(2H)、δ10.89(1H)
サリチルアミド160.0gにアセトニトリル600mLとDBU356.2gを添加し溶解させた。この溶液に3−(クロロホルミル)安息香酸メチル231.7gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水1800mLと35%塩酸170mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Kを329.0g得た(収率94%)。
サリチルアミド160.0gにアセトニトリル600mLとDBU355.2gを添加し溶解させた。この溶液に3−シアノベンゾイル クロリド193.2gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水1200mLと塩酸150mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Mを296.0g得た(収率95%)。
例示化合物(m−2)25gに2−エチルヘキサノール200gと硫酸13gを添加し、還流条件下で16時間攪拌した。室温まで冷却後、得られた固体をメタノールと水で洗浄して例示化合物(m−20)を31g得た(収率92%)。MS:m/z 498(M+)λmax=354nm(EtOAc)
例示化合物(1)10gに2−エチルヘキサノール31.6g、NaOMe0.13gとキシレン100mLを添加し、減圧下90℃で6時間攪拌した。この反応液に水と酢酸エチルを添加して攪拌し、分液した有機相を濃縮した。得られた残渣をヘキサン/イソプロピルアルコール(体積比で1:10)で晶析することで例示化合物(21)を11.7g得た(収率95%)。MS:m/z 498(M+)
例示化合物(1)10gにファインオキソコール180N(日産化学化学工業製)9.8g、NaOMe0.13gとキシレン100mLを添加し、減圧下90℃で6時間攪拌した。この反応液に水と酢酸エチルを添加して攪拌し、分液した有機相を濃縮した。得られた残渣をヘキサン/イソプロピルアルコール(体積比で1:10)で晶析することで例示化合物(24)を14.5g得た(収率92%)。MS:m/z 638(M+)
例示化合物(1)を吸光度が1となるようにアセトニトリルに溶解させ、この溶液に70%過塩素酸(酢酸溶媒)を滴下し、pHを変化させていった。その際の溶液吸収スペクトルを測定し、λmaxにおける吸光度から各pHにおけるトリアジンフリー体とプロトン付加体の比率を計算した。その値が等しくなる点よりpKaの値を求めた。ここで、トリアジンフリー体とは、例示化合物(1)そのものを表し、プロトン付加体とは、例示化合物(1)のトリアジン環の窒素原子にプロトンが付加したものを表す。同様にして例示化合物(21)、(24)、(m−1)、(m−2)、(m−21)、(m−25)及び(m−20)についてpKaの値を求めた。吸収スペクトルは、島津製作所製分光光度計UV−3600(商品名)を用いて測定した。pHは、東亜電波工業製pHメーター計HM60G(商品名)を用いて測定した。なお、吸光度はそれぞれの化合物の極大吸収波長で測定した値である。結果を表1に示す。
以下、本発明を実施例に基づき更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、本発明における耐光性試験は、JIS A 6909,JIS K 5600などをもとに実施することもできる。
本発明の化合物(1)、(120)、(m−1)、(m−20)、及び(m−21)をポリアクリル酸エステル樹脂(ダイヤナールBR−80:商品名、三菱レイヨン社製)(Tg50℃〜90℃)のジクロロメタン溶液に樹脂の固形分に対して1質量%で混合し塗料組成物を作成した。作成した組成物をドクターブレードでガラスの上に塗布し、300nm以上における極大吸収波長における吸光度が1になるように塗膜を作成した。
(比較例1〜3)
上記実施例1〜4の本発明の化合物を本発明の化合物でない表2に記載の化合物に変更した以外は同様にして塗膜を作成した。作成した塗膜の膜厚は下表のとおりである。膜厚は、ミツトヨ社製 マイクロメータMDC−25MJを用いて測定した。
本発明の化合物(1)、(21)、(24)、(m−25)をポリエステル樹脂(バイロン200:商品名、東洋紡社製)のジクロロメタン溶液ジクロロメタン溶液に樹脂の固形分に対して1質量%で混合し塗料組成物を作成した。
作成した組成物をドクターブレードでガラスの上に塗布し、300nm以上における極大吸収波長における吸光度が1になるように塗膜を作成した。
(比較例4〜6)
上記実施例5〜8の本発明の化合物を本発明の化合物でない表2に記載の化合物に変更した以外は同様にして塗膜を作成した。作成した塗膜の膜厚は下表のとおりである。
本発明の化合物(21)、(m−20)、(m−21)を低温硬化性のペルヒドロポリシラザン溶液(アクアミカNP−110、商品名、AZエレクトロマテリアルズ社製)に樹脂の固形分に対して1質量%で混合し塗料組成物を作成した。作成した組成物をドクターブレードでガラスの上に塗布し,100℃で10分乾燥させた後、150℃に保ったオーブン中で30分間硬化させることにより、300nm以上における極大吸収波長における吸光度が1になるように塗膜を作成した。
(比較例7〜9)
上記実施例9〜11の本発明の化合物を本発明の化合物でない表2に記載の化合物に変更した以外は同様にして塗膜を作成した。作成した塗膜の膜厚は下表のとおりである。
本発明の化合物(2)、(m−20)、(m−25)を硬化性メチルシリコーンレジンの溶液(TSR127B、商品名、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)に樹脂の固形分に対して1質量%で混合し塗料組成物を作成した。作成した組成物をドクターブレードでガラスの上に塗布し、150℃で10分乾燥させた後、250℃に保ったオーブン中で30分間硬化させることにより300nm以上における極大吸収波長における吸光度が1になるように塗膜を作成した。作成した塗膜の膜厚は下表のとおりである。
上記実施例12〜14の本発明の化合物を本発明の化合物でない表2に記載の化合物に変更した以外は同様にして塗膜を作成した。作成した塗膜の膜厚は下表のとおりである。
作成した塗膜をアイスーパーUVテスターW151(岩崎電気(株)製)内で暴露した(暴露条件 90mW/cm2,63℃,50%相対湿度)。
なお、実施例5〜8及び比較例4〜6の場合のみ、更に、SCHOTT色ガラスフィルターWG-320を塗膜の上に付与した状態で暴露試験を行った。
100時間後の試料の保持されたUV吸収剤の割合(分光吸収測定によりλmaxで測定)を調べた。
ベンゾトリアゾール系
商品名Tinuvin 326(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)として市販されている。
商品名Tinuvin 109(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)として市販されている。
商品名Tinuvin 928(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)として市販されている。
トリアジン系
商品名Tinuvin 405(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)として市販されている。
商品名Tinuvin 1577(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)として市販されている。
商品名Tinuvin 400(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)として市販されている。
ベンゾフェノン系
商品名Uvinul 3049(BASF社製)として市販されている。
商品名SEESORB 100(シプロ化成社製)として市販されている。
商品名SEESORB 101(シプロ化成社製)として市販されている。
本発明の化合物を熱硬化性アクリル/メラミンクリアコート(Viacryl(登録商標)SC 303/Viacryl(登録商標)SC 370/Maprenal(登録商標)MF 650を基剤とする)に、本発明の化合物を含めない配合物の固形分(固形分:50.4質量%)に対して3質量%〜10質量%の濃度で混合しクリアコート組成物を得た。クリアコートをガラスプレートに噴霧すると、硬化(130℃/30秒)後、乾燥フィルム厚20μmのクリアコートが得られた。
a)Viacryl SC 303 27.51g
(キシレン/ブタノール中65質量%溶液、26:9 wt./wt.)
b)Viacryl SC 370 23.34g
(Solvesso 100中75質量%)
c)Maprenal MF 650 27.29g
(イソブタノール中55質量%)
d)酢酸ブチル/ブタノール(37:8wt./wt.) 4.33g
e)イソブタノール 4.87g
f)Solvesso 150 2.72g
g)Crystal oil 30 8.74g
h)Baysilone MA(Solvesso 150中1質量%)
1.20g
合計 100.00g
Viacryl SC 303:アクリル樹脂(Solutia)
Viacryl SC 370:アクリル樹脂(Solutia)
Solvesso 100:芳香族炭化水素、沸点163−180℃(Exxon Corp.)
Maprenal MF 650:メラミン樹脂(Solutia)
Solvesso 150:芳香族炭化水素、沸点180−203℃(Exxon Corp.)
Crystal oil 30:脂肪族炭化水素、沸点145−200℃(Shell
Corp.)
Baysilone MA:レベリング剤(Bayer AG)
TINUVIN−1577:ヒドロキシフェニルトリアジン(HPT)系紫外線吸収剤、豊通ケミプラス株式会社
TINUVIN−400:ヒドロキシフェニルトリアジン(HPT)系紫外線吸収剤、豊通ケミプラス株式会社
TINUVIN−928:ベンゾトリアゾール(BTZ)系紫外線吸収剤、豊通ケミプラス株式会社
実施例15、16、17、20、比較例12、14、15で作成した塗料用組成物をポリエステル系塗料がプレコートされた自動車用アルミニウムパネルの上に塗布した。
試験片をアイスーパーUVテスターW151(岩崎電気(株)製)内で暴露した(暴露条件 90mW/cm2,63℃,50%相対湿度)。その後、塗料層とプレコート層の間の接着性を、テープ試験により測定した。試験方法はJIS A 6909,JIS K 5600に準じて行なった。試験結果を表4にまとめた。
本発明における一般式(1)で表される化合物(21)、(24)、又は(m−21)をシリコンアクリル樹脂の溶液(商品名「KP−543」、信越シリコーン社製)に樹脂の固形分に対して1質量%で混合し塗料組成物を作成した。作成した組成物をドクターブレードでガラスの上に塗布し、150℃で2分間乾燥させることにより、300nm以上における極大吸収波長における吸光度が1になるように塗膜を作成した。
上記実施例22〜24の本発明における一般式(1)で表される化合物を下記表5に記載の化合物に変更した以外は同様にして塗膜を作成した。
本発明における一般式(1)で表される化合物(m−25)をポリエステル樹脂(商品名「バイロン200」、東洋紡社製)のジクロロメタン溶液ジクロロメタン溶液に樹脂の固形分に対して1質量%で混合し、更に、硬化剤として、スミジュールN−75(住化バイエルウレタン社製)をポリエステル樹脂に対して1質量%で添加し、塗料組成物を調製した。
作成した塗料組成物をドクターブレードでガラスの上に塗布し、100℃で5分間乾燥させ、300nm以上における極大吸収波長における吸光度が1になるように塗膜を作成した(実施例25)。
同様に、実施例25の硬化剤を、デナコールEX−614B(ナガセケムテックス社製)、添加量をポリエステル樹脂に対して2質量%に変更した以外は同様にして塗膜を作成した(実施例26)。
[水酸基含有樹脂の作成]
攪拌機、加熱装置、冷却装置及び減圧装置を備えた5リットル反応器に、メチルエチルケトン763.2gを導入し、60℃に加熱した。そこへメチルメタクリレート453.6g、エチルアクリレート320g、n−ブチルアクリレート240g、ヒドロキシエチルメタクリレート444.8g、ラウリルメタクリレート80g及びアクリル酸61.6gからなる重合性単量体混合物並びに同時に2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)20g、ソルベントナフサ224g及びエチレングリコールモノブチルエーテル64gからなる混合溶液を4時間かけてこの温度で仕込んだ。
試験板CをQパネル社製促進耐候性試験機を用いてQUV促進曝露により試験した。試験条件は、紫外線照射16時間及び水凝結8時間/50℃を1サイクルとし、連続して125サイクル(3,000時間)を行った後の透明な塗膜面を目視で観察したところ、光沢の低下が認められず、良好な状態であった。
本発明における一般式(1)で表される化合物(21)、又は(m−20)をアクリル樹脂にシリカ微粒子をハイブリッドした樹脂の溶液(コンポラセンAC(荒川化学工業製))に樹脂の固形分に対して1質量%で混合し塗料組成物を作成した。作成した組成物をドクターブレードでガラスの上に塗布し、150℃で2分間乾燥させることにより、300nm以上における極大吸収波長における吸光度が1になるように塗膜を作成した。
上記実施例28、29の本発明における一般式(1)で表される化合物を下記表6に記載の化合物に変更した以外は同様にして塗膜を作成した。
Claims (19)
- 下記一般式(1)で表される化合物及びバインダー成分を含有することを特徴とする塗料用組成物。
[R1a、R1b、R1c、R1d及びR1eは、互いに独立して、水素原子又はヒドロキシ基を除く1価の置換基を表し、置換基のうち少なくとも1つは、ハメット則のσp値が正である置換基を表し、ハメット則のσp値が正である置換基は、COOR r (R r は、水素原子又はアルキル基を表す。)、CONR s 2 (二つのR s は、それぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表す。)、シアノ基、ハロゲン原子、ニトロ基、SO 3 M(Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。)、アシル基、ホルミル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ジアルキルホスホノ基、ジアリールホスホノ基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、スルファモイル基、チオシアネート基、チオカルボニル基、イミノ基、N原子で置換したイミノ基、カルボキシ基又はその塩、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキル基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルコキシ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアリールオキシ基、アシルアミノ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキルアミノ基、少なくとも2つ以上のハロゲン原子で置換されたアルキルチオ基、σp値が0.2以上の他の電子求引性基で置換されたアリール基、ヘテロ環基、アゾ基、又はセレノシアネート基である。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。R1g 、R1i、R1j、R1k、R1m 及びR1pは、互いに独立して、水素原子又は1価の置換基を表す。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。R 1h 及びR 1n はそれぞれ独立に、水素原子、COOR r 、CONR s 2 、シアノ基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、又はSO 3 Mを表す(R r 、R s はそれぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表す。Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。)。] - 前記R 1g 、R 1i 、R 1j 、R 1k 、R 1m 及びR 1p が表す1価の置換基が、ハロゲン原子、置換又は無置換の炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、置換又は無置換のアルコキシカルボニル基、置換又は無置換のカルバモイル基、置換又は無置換のアルキルカルボニル基、ニトロ基、置換又は無置換のアミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、置換又は無置換のアリールオキシ基、置換又は無置換のスルファモイル基、チオシアネート基、又は置換又は無置換のアルキルスルホニル基であり、置換基を有する場合の置換基がハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、スルファモイル基、チオシアネート基、又はアルキルスルホニル基であることを特徴とする、請求項1に記載の塗料用組成物。
- 前記R1cが、ハメット則のσp値が正である置換基であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の塗料用組成物。
- 前記R1a、R1c及びR1eが水素原子を表し、R1b及びR1dが互いに独立して水素原子又はハメット則のσp値が正である置換基を表し、少なくとも1つは、ハメット則のσp値が正である置換基であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の塗料用組成物。
- 前記ハメット則のσp値が、0.1〜1.2の範囲であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- 前記ハメット則のσp値が正である置換基が、COORr、CONRs 2、シアノ基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、及びSO3Mより選択される基であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
[Rr、Rsは、それぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表す。Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。]。 - 前記ハメット則のσp値が正である置換基がCOORrであることを特徴とする、請求項1〜4又は6のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
[Rrは、水素原子又はアルキル基を表す。]。 - 前記R1cが、シアノ基であることを特徴とする、請求項1〜3、5〜7のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- 前記R1h又はR1nが、水素原子であることを特徴とする、請求項1〜3、5〜8のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- 前記R1g、R1h、R1i、R1j、R1k、R1m、R1n及びR1pが、水素原子であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- 一般式(1)で表される化合物のpKaが−5.0〜−7.0の範囲であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- 一般式(1)で表される化合物を、塗料用組成物の全質量に基づき、0.1〜30質量%含有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- バインダー成分が、塩化ゴム樹脂系、フェノール樹脂系、アルキド樹脂系、アミノアルキド樹脂系、尿素樹脂系、ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、ポリエステル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系、ケイ素樹脂系、フッ素樹脂系、シラザン樹脂系、メラミン樹脂系の少なくとも一つを含む成分であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- 更に、硬化剤を含有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- バインダー成分が、水酸基価が30〜600mgKOH/gでありかつ酸価が0〜100mgKOH/gである水酸基含有樹脂であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の塗料用組成物を基材に適用することにより得られる被膜。
- 被膜の厚さが0.1〜10000μmである請求項16に記載の被膜。
- 請求項16又は17に記載の被膜を有する部材。
- 塗料用組成物が、車両用である請求項1〜15のいずれか1項に記載の塗料用組成物。
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