[go: up one dir, main page]

JP5748225B2 - 動画像符号化方法,動画像符号化装置および動画像符号化プログラム - Google Patents

動画像符号化方法,動画像符号化装置および動画像符号化プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5748225B2
JP5748225B2 JP2012014357A JP2012014357A JP5748225B2 JP 5748225 B2 JP5748225 B2 JP 5748225B2 JP 2012014357 A JP2012014357 A JP 2012014357A JP 2012014357 A JP2012014357 A JP 2012014357A JP 5748225 B2 JP5748225 B2 JP 5748225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
encoding
skip mode
macroblock
target macroblock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012014357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013157662A (ja
Inventor
清介 京地
清介 京地
正樹 北原
正樹 北原
中村 健
健 中村
尚紀 小野
尚紀 小野
清水 淳
淳 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Inc
NTT Inc USA
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Inc USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, NTT Inc USA filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012014357A priority Critical patent/JP5748225B2/ja
Publication of JP2013157662A publication Critical patent/JP2013157662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5748225B2 publication Critical patent/JP5748225B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

本発明は,映像符号化において,特にスキップマクロブロックの選択精度を向上させる動画像符号化方法,動画像符号化装置および動画像符号化プログラムに関するものである。
従来,符号化する必要がある情報を有していないスキップ領域に属する小ブロックを精度よく検出することができるようにすることを目的として,特許文献1に記載されている技術がある。この従来技術では,複数の画素から構成される小ブロックごとに,前フレームとの予測誤差の総計を求め,第1の閾値と比較するとともに,小ブロック内の分散を求めて第2の閾値と比較し,前フレームとの予測誤差の総計が第1の閾値以下で,かつ分散が第2の閾値以下であるときに,小ブロックは背景領域に属すると判定する。このようにして判定した動きのない背景領域にスキップモード(発生符号量が最小で,かつ画面間予測モードの中で演算量が最小)を適用し,符号量の削減および演算の高速化を図っている。
図12に,従来のスキップ領域を検出する装置のブロック図を示す。予測誤差評価部30は,符号化対象のマクロブロックごとに,符号化済み画像メモリ34に格納された前フレームの符号化済みブロックとの予測誤差の総計を求め,第1の閾値と比較するとともに,マクロブロック内の分散を求めて第2の閾値と比較し,前記予測誤差の総計が第1の閾値以下で,かつ分散が第2の閾値以下であるときに,マクロブロックは背景領域に属すると判定する。そうでない場合には,マクロブロックはスキップ領域ではないと判定し,スキップモードOFF情報を符号化部32に通知する。
マクロブロックが背景領域に属すると判定された場合,予測ベクトル評価部31は,動きベクトルメモリ33に格納された予測動きベクトル(または符号化対象マクロブロックの動きベクトル)が0かどうかを判定し,0でないならばスキップモードOFF情報を符号化部32に通知する。予測動きベクトルが0の場合,符号化対象マクロブロックをスキップ領域と判定し,スキップモードON情報を符号化部32に通知する。なお,予測動きベクトルとしては,例えば符号化対象マクロブロックの周辺の動きベクトルのメディアンを用いることが多い。
符号化部32は,スキップモードON情報が付加されたマクロブロックをスキップモードで符号化し,スキップモードOFF情報が付加されたマクロブロックについては,スキップモード以外の通常の画面間予測を用いた符号化を行う。符号化結果の動きベクトルは,以降の予測符号化で参照するために,動きベクトルメモリ33に格納され,符号化済みブロックの復号画像信号は,符号化済み画像メモリ34に格納される。
特開2002−281508号公報
特許文献1に示されている従来技術では,
・手順1:符号化対象マクロブロックと真裏のブロックに対応する符号化済みブロックとの予測誤差を算出,
・手順2:予測誤差が閾値よりも小さければ背景領域とみなし,スキップモードを適用,することを行っている。
この従来技術では,符号化対象フレームと符号化済み参照フレームの予測誤差を評価に用いているため,予測誤差が閾値よりも小さければ,静止している可能性が高く,主観画質を損なわずにスキップモードが適用できると判断できる。しかし,実際には符号化済みのブロックは量子化を受けて歪んでいるため,低ビットレートの(量子化幅が大きい)場合には,
・主観的に静止しているが符号化歪によって予測誤差が大きくなっている,
・動きが発生して予測誤差が大きくなっている,
のどちらかを閾値で識別することが難しくなり,その結果,誤ったスキップモードの適用によって著しく主観画質が損なわれてしまう問題や,スキップモードが適用できる領域を取りこぼしてしまうことが起こるという問題がある。すなわち,以下のような問題がある。
(1)閾値の設定によって,主観画質の損失やスキップ領域の取りこぼしが発生
動き領域を背景領域と誤検出し,スキップモードを選択してしまうと,主観画質に歪が生じ,主観画質を大幅に損ねてしまう。これを回避するためには,上記手順2の閾値を低く設定すれば解決できる。しかし一方で,背景領域に関しても符号化ノイズの影響を受けて誤差が大きくなる傾向があるので,閾値よりも誤差が高くなることでスキップマクロブロック適用外と判定され,その結果,最適なスキップ適用領域を取りこぼしてしまう。
(2)分散の高い背景ブロック,分散の低い背景ブロック,の双方に適切にスキップ領域を適用することができない。
一般的に背景領域であっても予測誤差の大きさはテクスチャによって様々で,分散の低い背景ブロックでは予測誤差が低く,分散の高いブロックでは予測誤差が高くなる傾向がある。よって,閾値一つでは分散の高い背景ブロックも低い背景ブロックも同時に適切に検出することはできない。すなわち,閾値を低く設定すれば分散の高い背景ブロックを取りこぼす。閾値を高く設定すれば分散の高い背景ブロックまでカバーできるが,動き領域までスキップ適用領域と誤検出してしまう可能性がある。
したがって,以上の問題点を解決するような,一般の映像に対して,分散の高低によらず,視覚的に背景と考えられるブロックは漏らさずスキップモードを適用し,動きのある領域は通常の動き探索を行うアルゴリズムが必要とされる。
さらに,スキップモードは符号量の削減に加え,コーデックの高速化にも用いられるため,スキップモード適用領域の抽出アルゴリズム自体の演算負荷も低くなければならない。
本発明は,以上の課題を解決し,従来技術よりもスキップマクロブロックの選択精度を向上させ,同じ発生符号量の条件下では主観画質を向上させるとともに,演算量を削減させることを目的としている。
本発明は,上記課題を解決するため,次のような方法によりスキップマクロブロックを選択して符号化する。
[方法1]
(1)まず,符号化対象マクロブロックが双予測画像の場合に,該符号化対象マクロブロックのブロック画素値の総計と,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置(真裏)のマクロブロックのブロック画素値の総計との差分絶対値ΔDCまたは第2の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との差分絶対値ΔDCのうち,大きいほうの差分絶対値ΔDCを算出する。なお,各ブロックの画素値平均の差分絶対値をΔDCとしてもよい。
(2)差分絶対値ΔDCが所定の閾値Th1より大きい場合,スキップモードは選択しない。差分絶対値ΔDCが閾値Th1以下の場合,符号化対象マクロブロックと,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの予測誤差(SAD:Sum of Absolute Difference)または第2の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの予測誤差のうち,大きいほうの予測誤差を算出する。他の予測誤差,例えばSSD(Sum of Square Difference)などでもよい。
(3)求めた予測誤差が所定の閾値Th2よりも小さく,かつ符号化対象マクロブロックの予測動きベクトル(PMV)または動きベクトルがゼロであれば,スキップモードを選択し,そうでない場合には,スキップモードを用いないで予測符号化を行う。なお,予測動きベクトルまたは動きベクトルは完全にゼロでなくてもよく,所定値以下であればゼロとみなすようにしてもよい。
[作用1]
上記方法1の作用は,以下のとおりである。
方法1の発明では,新たに符号化対象フレームと符号化済み参照フレームに対応する原画フレームの誤差を導入し,予測誤差と組み合わせることで,スキップ適用領域を判別している。原画フレームは量子化歪を受けていないため,カメラからのノイズの影響を除けば,主観的に静止しているブロックは予測誤差が小さくなり,動き領域との識別が容易になる。さらに本技術では,ブロックの画素値平均の誤差に相当するΔDCを用いて原画の誤差を評価しているので,ノイズ成分の高い静止領域も抽出することが可能となる。
ただし,
・ΔDCだけでは動きと判定できない微小な動き領域,
・ΔDCが小さかったとしても符号化歪の影響で予測誤差の大きな領域,
が存在するので,それらの領域は予測誤差のSADを評価することで除外することが可能となる。両評価法を組み合わせることによって,従来技術よりも,スキップモード領域の誤検出が低減されるため,主観画質を向上させることができ,また,スキップモードの取りこぼしが防げることから,(原画誤差・予測誤差の演算量を含めても)コーデック全体の演算量を抑えることが可能となる。また,ΔDCで先に評価することによって,不要なSAD計算を回避することができるので,スキップモード選択アルゴリズム自体の低演算化も実現できる。
[方法2]
本発明は,さらに次のような方法により効果的に上記課題を解決することもできる。
(1)まず,符号化対象マクロブロックが双予測画像の場合に,該符号化対象マクロブロックのブロック画素値の総計と,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置(真裏)のマクロブロックのブロック画素値の総計との差分絶対値ΔDCまたは第2の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との差分絶対値ΔDCのうち,大きいほうの差分絶対値ΔDCを算出する。なお,各ブロックの画素値平均の差分絶対値をΔDCとしてもよい。
(2)差分絶対値ΔDCが所定の閾値Th1より大きい場合,スキップモードは選択しない。差分絶対値ΔDCが閾値Th1以下の場合,符号化対象マクロブロックと,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの予測誤差(SAD:Sum of Absolute Difference)または第2の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの予測誤差のうち,大きいほうの予測誤差を算出する。他の予測誤差,例えばSSD(Sum of Square Difference)などでもよい。
(3)符号化対象マクロブロックの画素値の分散を算出し,複数の閾値の中から,分散が大きければ大きな値を閾値Th2として選択し,分散が小さければ小さい値を閾値Th2として選択して設定する。ここで,分散は狭義の分散に限らず,いわゆるアクティビティのような広義の分散でもよい。アクティビティは,例えばブロックを4分割したときの個々の小ブロックの分散を求めた4つの値の最大値である。
(4)上記(2)で求めた予測誤差が所定の閾値Th2よりも小さく,かつ符号化対象マクロブロックの予測動きベクトル(PMV)または動きベクトルがゼロであれば,スキップモードを選択し,そうでない場合には,スキップモードを用いないで予測符号化を行う。なお,予測動きベクトルまたは動きベクトルは完全にゼロでなくてもよく,所定値以下であればゼロとみなすようにしてもよい。
[作用2]
上記方法2の作用は,以下のとおりである。
符号化対象フレームと符号化済み参照フレームの誤差(予測誤差)を実際に計算していくと,主観的に静止している領域であっても分散の高いブロックでは予測誤差が大きく,分散の低いブロックでは予測誤差が小さくなる。
この現象を考慮するため,方法2の技術では,あらかじめ符号化対象フレームの分散を計算しておき,分散が大きいブロックでは高い閾値を,分散が小さいブロックでは低い閾値を設定する。分散が小さいブロックに対して低い閾値を設定することによって,動きが発生しているにも関わらず予測誤差の小さなブロックをスキップモードの対象から除外することが可能となる(誤検出の回避)。
また,分散の高いブロックに対して,高い閾値を設定することによって,主観的に静止しているにも関わらず予測誤差の大きくなっているブロックをスキップモードの対象として抽出することができる(取りこぼしの低減)。よって,方法1の発明よりもさらにスキップモード対象領域の誤検出や取りこぼしが防げることから,さらなる主観画質の向上・コーデック全体の演算量の低減が実現できる。
さらに本発明は,双予測ピクチャ(Bi-predictive Picture )に対しても同様に適用することができ,インタレース画像に対しても同様に適用することができる。
本発明は,従来技術として比較して,スキップマクロブロック選択精度向上に伴う,同発生符号量条件下での主観画質の向上,エンコーダ/デコーダの演算量の削減が可能になる。また,スキップマクロブロック選択領域抽出にかかる演算量の低減が可能になる。
本発明が適用される動画像符号化装置の一構成例を示す図である。 スキップモード制御部の部分の実施例1の構成例を示す図である。 実施例1のフローチャートである。 実施例1と実施例2の違いを説明する図である。 スキップモード制御部の部分の実施例2の構成例を示す図である。 実施例2のフローチャートである。 実施例3を説明するための図である。 実施例3のフローチャートである。 実施例4のフローチャートである。 実施例5を説明するための図である。 動画像符号化装置をコンピュータとソフトウェアプログラムとを用いて実現する場合のシステムの構成例を示す図である。 従来のスキップ領域を検出する装置のブロック図である。
以下,図面を用いながら,本発明の一実施形態について説明する。
図1は,本発明が適用される動画像符号化装置の一構成例を示している。動画像符号化装置100において,本実施形態は,特にインター予測処理部102におけるスキップモード制御部1021の部分が従来技術と異なる部分であり,他の部分は,H.264/AVCなどのエンコーダとして用いられている従来の一般的な動画像符号化装置の構成と同様である。
動画像符号化装置100は,符号化対象の映像信号を入力し,入力映像信号のフレームをブロックに分割してブロックごとに符号化し,そのビットストリームを符号化ストリームとして出力する。この符号化のため,予測残差信号生成部103は,入力映像信号とイントラ予測処理部101あるいはインター予測処理部102の出力である予測信号との差分を求め,それを予測残差信号として出力する。変換処理部104は,予測残差信号に対して離散コサイン変換(DCT)等の直交変換を行い,変換係数を出力する。量子化処理部105は,変換係数を量子化し,その量子化された変換係数を出力する。エントロピー符号化処理部111は,量子化された変換係数をエントロピー符号化し,符号化ストリームとして出力する。
一方,量子化された変換係数は,逆量子化処理部106にも入力され,ここで逆量子化される。逆変換処理部107は,逆量子化処理部106の出力である変換係数を逆直交変換し,予測残差復号信号を出力する。
復号信号生成部108では,この予測残差復号信号とイントラ予測処理部101あるいはインター予測処理部102の出力である予測信号とを加算し,符号化した符号化対象ブロックの復号信号を生成する。この復号信号は,イントラ予測処理部101あるいはインター予測処理部102において参照画像として用いるために,フレームメモリ109に格納される。なお,インター予測処理部102において参照する場合には,インループフィルタ処理部110において,フレームメモリ109に格納した画像を入力して,符号化歪を低減するフィルタリング処理を行い,このフィルタリング処理後の画像を参照画像として用いる。
イントラ予測処理部101において設定された予測モード等の情報は,エントロピー符号化処理部111においてエントロピー符号化され,符号化ストリームとして出力される。
インター予測処理部102において設定された動きベクトル等の情報も,エントロピー符号化処理部111においてエントロピー符号化され,符号化ストリームとして出力される。
スキップモード制御部1021は,符号化対象ブロックが符号化する必要がある情報を有しているかどうかを判定し,符号化する必要がないと判定されたブロックについて,発生符号量が最小で,かつ画面間予測モードの中で演算量が最小のスキップモードを適用する制御を行う。
以下,本実施形態におけるスキップモード制御部1021の実現手法について,詳細に説明する。
[実施例1]
図2は,スキップモード制御部1021の部分の実施例1の構成例を示している。図2において,主にマクロブロック誤差計算部10から予測ベクトル評価部13までの部分が図1のスキップモード制御部1021に相当し,符号化部14がスキップモード制御部1021以外のインター予測処理部102やエントロピー符号化処理部111等の部分に相当する。符号化済み画像メモリ15,動きベクトルメモリ16は,フレームメモリ109等に相当する。
マクロブロック誤差計算部10は,符号化対象マクロブロックと,符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける符号化対象マクロブロックと同位置(真裏)のマクロブロックとのブロック画素値の総計の差分絶対値ΔDCを算出する。
マクロブロック誤差評価部11は,差分絶対値ΔDCが所定の閾値Th1より大きいかどうかを比較し,差分絶対値ΔDCが所定の閾値Th1より大きい場合,スキップモードOFF情報を符号化部14に通知する。差分絶対値ΔDCが閾値Th1以下の場合,その旨の評価結果を予測誤差評価部12に通知する。
予測誤差評価部12は,符号化対象マクロブロックと符号化済み画像メモリ15に格納されている符号化済み参照フレームの参照符号化済みブロックとの予測誤差(SAD)を算出して所定の閾値Th2と比較する。予測誤差が閾値Th2より大きい場合,スキップモードOFF情報を符号化部14に通知する。予測誤差が閾値Th2以下の場合,その旨の評価結果を,予測ベクトル評価部13に通知する。
予測ベクトル評価部13は,動きベクトルメモリ16に格納された予測動きベクトル(PMV)が0かどうかを判定し,0でないならばスキップモードOFF情報を符号化部14に通知する。予測動きベクトルが0の場合,符号化対象マクロブロックをスキップ領域と判定し,スキップモードON情報を符号化部14に通知する。
符号化部14は,スキップモードON情報が付加されたマクロブロックをスキップモードで符号化し,スキップモードOFF情報が付加されたマクロブロックについては,スキップモード以外の通常の画面間予測を用いた符号化を行う。符号化結果の動きベクトルは,以降の予測符号化で参照するために,動きベクトルメモリ16に格納され,符号化済みブロックの復号画像信号は,符号化済み画像メモリ15に格納される。
図3は,実施例1のフローチャートである。
まず,ステップS101では,符号化対象原画フレームの符号化対象マクロブロックと,直前原画フレームのブロックの誤差ΔDCを計算し,所定の閾値Th1と比較する。誤差ΔDCとしては,例えば次のようなブロック輝度値の総計の差分絶対値を算出する。
ΔDC=|Σj Σi m,n (N) (i,j)−Σj Σi m,n (N-1) (i,j)|
ここで,Fm,n (N) (i,j)は,符号化対象原画フレームである第Nフレームの(m,n)の位置のブロックにおける(i,j)番目の画素値,Fm,n (N-1) (i,j)は,その直前原画フレームにおける(m,n)の位置のブロックにおける(i,j)番目の画素の輝度値である。また,ブロックサイズが16×16画素である場合に,Σj は,j=0からj=15までの総和,Σi は,i=0からi=15までの総和を表している。なお,誤差ΔDCとして,ブロックの画素値の平均の誤差を用いても実質的に同等である。
次に,ステップS102では,ステップS101で算出した誤差ΔDCが所定の閾値Th1よりも大きいかどうかを判定し,大きい場合にはステップS106へ進む。小さければステップS103へ進む。
ステップS103では,符号化対象マクロブロックと直前の符号化済み参照フレームの真裏のブロックとの予測誤差(SAD)を計算し,予測誤差が所定の閾値Th2よりも大きいかどうかを判定する。大きい場合にはステップS106へ進み,小さければステップS104へ進む。
ステップS104では,予測動きベクトル(PMV)を,符号化対象マクロブロックの周辺の符号化済みブロックの動きベクトルから求め,予測動きベクトルがゼロかどうかを判定する。ゼロでない場合にはステップS106へ進み,ゼロであればステップS105へ進む。
ステップS105では,符号化対象マクロブロックをスキップマクロブロックとし,スキップモードを選択して符号化する。一方,ステップS106では,符号化対象マクロブロックについてスキップマクロブロックを選択しないで,動き探索を用いた予測符号化を行う。
[実施例2]
実施例2は,実施例1の方法をさらに改良した方法である。図4は,実施例1と実施例2の違いを説明する図である。
符号化対象フレームと符号化済み参照フレームの予測誤差を実際に計算していくと,主観的に静止している領域であっても分散の高いブロックでは予測誤差が大きく,分散の低いブロックでは予測誤差が小さくなる。
実施例1(方法1)は,図4(A)に示すように,予測誤差と比較する閾値Th2として,分散の大きさによらずに一定の値を用いる。予測誤差の評価では,予測誤差がこの閾値Th2より小さいブロックを静止領域,大きいブロックを動領域と判定するが,この場合,分散の低い部分で動領域を静止領域と判定してしまう誤検出や,分散の高い部分で静止領域を動領域と判定しまう取りこぼしが生じることがある。
これに対し,実施例2(方法2)では,図4(B)に示すように,分散が大きい場合には大きい閾値Th2を用い,分散が小さい場合には小さい閾値Th2を用いるというように,分散の大きさによって閾値Th2を切り替える。これにより,動領域と静止領域の切り分けの精度を向上させ,スキップモード対象領域の誤検出および取りこぼしを,より低減させることができる。
図5は,スキップモード制御部1021の部分の実施例2の構成例を示している。図5において,マクロブロック誤差計算部20,マクロブロック誤差評価部21,予測誤差評価部22,予測ベクトル評価部23,符号化部24,動きベクトルメモリ25,符号化済み画像メモリ26の構成は,図2で説明したものとほぼ同様である。
実施例2の場合,さらにマクロブロック分散計算部27と,マクロブロック分散評価部28とが設けられている。マクロブロック分散計算部27は,符号化対象マクロブロックの画素値の分散(アクティビティでもよい)を計算し,その値をマクロブロック分散評価部28に通知する。マクロブロック分散評価部28は,大きさの異なる複数の閾値の中から分散の大きさに応じて,分散が大きい場合には大きい値を閾値Th2として選択し,分散が小さい場合には小さい値を閾値Th2として選択する。この閾値Th2を予測誤差評価部22に伝える。予測誤差評価部22では,マクロブロック分散評価部28によって設定された閾値Th2を用いて,予測誤差を評価する。
図6は,実施例2のフローチャートである。
まず,ステップS201では,符号化対象原画フレームの符号化対象マクロブロックと,直前原画フレームのブロックの誤差ΔDCを計算し,所定の閾値Th1と比較する。
次に,ステップS202では,ステップS201で算出した誤差ΔDCが所定の閾値Th1よりも大きいかどうかを判定し,大きい場合にはステップS210へ進む。小さければステップS203へ進む。
ステップS203では,符号化対象マクロブロックの輝度値の分散Varを計算し,ステップS204では,算出した分散Varが所定の閾値Th5より小さいかどうかを判定する。
分散Varのほうが小さい場合,ステップS205において閾値Th2を小さい所定値Th3に設定する。大きい場合,ステップS206において閾値Th2を大きい所定値Th4に設定する。なお,Th3<Th4である。ここでは,閾値Th2を,大きさの異なる2種類の値Th3,Th4の中から選択する例を説明したが,分散Varの大きさに応じて3種類以上の値から選択するようにしてもよい。
ステップS207では,符号化対象マクロブロックと直前の符号化済み参照フレームの真裏のブロックとの予測誤差(SAD)を計算し,予測誤差が所定の閾値Th2よりも大きいかどうかを判定する。大きい場合にはステップS210へ進み,小さければステップS208へ進む。
ステップS208では,予測動きベクトル(PMV)を,符号化対象マクロブロックの周辺の符号化済みブロックの動きベクトルから求め,予測動きベクトルがゼロかどうかを判定する。ゼロでない場合にはステップS209へ進み,ゼロであればステップS210へ進む。
ステップS209では,符号化対象マクロブロックをスキップマクロブロックとし,スキップモードを選択して符号化する。一方,ステップS210では,符号化対象マクロブロックについてスキップマクロブロックを選択しないで,動き探索を用いた予測符号化を行う。
[実施例3]
実施例3は,符号化対象フレームがBピクチャの場合の例である。基本的な構成は,図2に示した構成例と同様である。図7は,実施例3を説明するための図,図8は,実施例3のフローチャートである。
符号化対象フレームがBピクチャ(Bi-predictive Picture )の場合,参照フレームは,図7のようにL0参照インデックスで指し示される符号化済みフレームと,L1参照インデックスで指し示される符号化済みフレームの複数となる。したがって,参照フレームに対応する原画フレームも,L0参照インデックスに対応する原画フレームと,L1参照インデックスに対応する原画フレームというように複数存在することになる。
したがって,符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける符号化対象マクロブロックと同位置(真裏)のマクロブロックとのブロック画素値の総計の差分絶対値ΔDCも,L0参照インデックスに対応する原画フレームに対するΔDC1と,L1参照インデックスに対応する原画フレームに対するΔDC2の複数があることになる。実施例3では,閾値Th1と比較する誤差として,例えばΔDC1とΔDC2のうち大きいほうを用いるものとする。なお,平均値を用いるようにしてもよい。
図8に示すフローチャートに従って,処理の流れを説明する。
まず,ステップS301では,テンポラル/空間ダイレクトモードにおけるL0参照インデックス,L1参照インデックスを求め,符号化対象原画フレームの符号化対象マクロブロックと,L0参照インデックスに対応する原画フレームの真裏ブロックとの誤差ΔDC1(ブロック輝度値の総計の差分絶対値)を算出し,また,符号化対象原画フレームの符号化対象マクロブロックと,L1参照インデックスに対応する原画フレームの真裏ブロックとの誤差ΔDC2を算出する。
次に,ステップS302では,ステップS301で算出した誤差ΔDC1とΔDC2のうち大きいほうの誤差が所定の閾値Th1よりも大きいかどうかを判定し,大きい場合にはステップS306へ進む。小さければステップS303へ進む。
ステップS303では,符号化対象マクロブロックと,L0参照インデックスの符号化済み参照フレームの真裏ブロックとの予測誤差SAD1を計算するとともに,L1参照インデックスの符号化済み参照フレームの真裏ブロックとの予測誤差SAD2を計算する。この予測誤差SAD1とSAD2の大きいほうと,所定の閾値Th2とを比較し,予測誤差のほうが大きい場合にはステップS306へ進み,小さければステップS304へ進む。
ステップS304では,ダイレクトベクトルがゼロかどうかを判定する。ゼロでない場合にはステップS306へ進み,ゼロであればステップS305へ進む。
ステップS305では,符号化対象マクロブロックをスキップマクロブロックとし,スキップモードを選択して符号化する。一方,ステップS306では,符号化対象マクロブロックについてスキップマクロブロックを選択しないで,動き探索を用いた予測符号化を行う。
[実施例4]
実施例4は,実施例3と同様なBピクチャ(Bi-predictive Picture )の場合の符号化において,ステップS303の判定で用いる閾値Th2として,実施例2と同様に,符号化対象ブロックの画素値の分散が大きい場合には大きい値を,小さい場合には小さい値を設定する例である。
実施例4のフローチャートを,図9に示す。図9において,ステップS401〜S402およびステップS407〜S410の処理は,図8で説明したステップS301〜S302およびステップS303〜S306の処理と同様である。また,図9におけるステップS403〜S406の処理は,図6で説明したステップS203〜S206の処理と同様である。
[実施例5]
実施例5は,符号化対象の画像がインターレース画像で,フィールド符号化(Pピクチャ)の場合の例である。図10は,実施例5を説明するための図である。画像は,トップフィールド(Top field )とボトムフィールド(Bottom field)からなり,それぞれのフィールドに対して符号化が行われる。スキップモードの選択で評価対象とする誤差ΔDCおよび予測誤差SADについては,図10に示すように,符号化対象マクロブロックの同一パリティのフィールドの同一位置のマクロブロックとの誤差ΔDCおよび予測誤差SADが用いられる。
まず,手順1では,符号化対象原画フィールドの符号化対象マクロブロックと,同一パリティの直前原画フィールドの同一位置のブロックとの誤差ΔDC(例えばブロック輝度の総計の差分絶対値)を計算し,所定の閾値Th1と比較する。
手順2では,手順1で算出した誤差ΔDCが閾値Th1よりも大きければ,スキップモードを選択しないで動き探索を行う。閾値Th1よりも小さければ,符号化対象マクロブロックと,同一パリティの直前の符号化済み参照フィールドの真裏ブロックとの予測誤差SADを計算する。予測誤差SADが閾値Th2よりも小さく,かつ予測動きベクトル(PMV)がゼロであれば,スキップモードを選択し,閾値Th2よりも大きいか,または予測動きベクトル(PMV)がゼロでなければ,スキップモードを選択しないで動き探索を行う。
なお,実施例5についても,実施例2,4と同様に,閾値Th2を符号化対象マクロブロックの画素値の分散に応じて切り替えてもよい。
以上の動画像符号化処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによっても実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
図11に,動画像符号化装置をコンピュータとソフトウェアプログラムとによって構成する場合のハードウェア構成例を示す。本システムは,プログラムを実行するCPU50と,CPU50がアクセスするプログラムやデータが格納されるRAM等のメモリ51と,カメラ等からの符号化対象の映像信号を入力する映像信号入力部52(ディスク装置等による映像信号を記憶する記憶部でもよい)と,本発明の実施形態で説明した符号化処理をCPU50に実行させるソフトウェアプログラムである動画像符号化プログラム531が格納されたプログラム記憶装置53と,CPU50がメモリ51にロードされた動画像符号化プログラム531を実行することにより生成された符号化ストリームを,例えばネットワークを介して出力する符号化ストリーム出力部54(ディスク装置等による符号化ストリームを記憶する記憶部でもよい)とが,バスで接続された構成になっている。
以上,図面を参照して本発明の実施形態を説明してきたが,上記実施形態は本発明の例示に過ぎず,本発明が上記実施形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって,本発明の精神および技術的範囲を逸脱しない範囲での構成要素の追加,省略,置換,その他の変更を行ってもよい。
1021 スキップモード制御部
10 マクロブロック誤差計算部
11 マクロブロック誤差評価部
12 予測誤差評価部
13 予測ベクトル評価部
14 符号化部
15 符号化済み画像メモリ
16 動きベクトルメモリ

Claims (7)

  1. 予測符号化における予測モードとしてスキップモードを有する動画像符号化方法において,
    符号化対象マクロブロックが双予測画像の場合に,該符号化対象マクロブロックのブロック画素値の総計と,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差または第2の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差のうち,大きいほうの誤差を第一誤差として算出する過程と,
    所定の第一閾値と前記第一誤差とを比較し,前記第一誤差のほうが大きい場合に,スキップモードをオフに設定する過程と,
    前記第一誤差が前記第一閾値以下の場合に,前記符号化対象マクロブロックと,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの誤差または第2の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの誤差のうち,大きいほうの誤差を第二誤差として算出する過程と,
    所定の第二閾値と前記第二誤差とを比較し,前記第二誤差のほうが大きい場合に,スキップモードをオフに設定する過程と,
    前記第一誤差が前記第一閾値以下でかつ前記第二誤差が前記第二閾値以下である場合に,前記符号化対象マクロブロックの動きベクトルまたは予測動きベクトルが零または所定値以下であるか否かを判定し,零または所定値以下であればスキップモードをオンに設定し,そうでなければスキップモードをオフに設定する過程と,
    スキップモードがオンのときに,スキップモードによる符号化を行い,スキップモードがオフのときに,スキップモード以外の予測モードによる符号化を行う過程とを有する
    ことを特徴とする動画像符号化方法。
  2. 予測符号化における予測モードとしてスキップモードを有する動画像符号化方法において,
    符号化対象マクロブロックが双予測画像の場合に,該符号化対象マクロブロックのブロック画素値の総計と,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差または第2の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差のうち,大きいほうの誤差を第一誤差として算出する過程と,
    所定の第一閾値と前記第一誤差とを比較し,前記第一誤差のほうが大きい場合に,スキップモードをオフに設定する過程と,
    前記第一誤差が前記第一閾値以下の場合に,前記符号化対象マクロブロックと,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの誤差または第2の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの誤差のうち,大きいほうの誤差を第二誤差として算出する過程と,
    符号化対象マクロブロックの画素値の分散を算出する過程と,
    大きさの異なる複数の閾値の中から前記分散の値に応じて第二閾値を選択して設定する過程と,
    前記第二閾値と前記第二誤差とを比較し,前記第二誤差のほうが大きい場合に,スキップモードをオフに設定する過程と,
    前記第一誤差が前記第一閾値以下でかつ前記第二誤差が前記第二閾値以下である場合に,前記符号化対象マクロブロックの動きベクトルまたは予測動きベクトルが零または所定値以下であるか否かを判定し,零または所定値以下であればスキップモードをオンに設定し,そうでなければスキップモードをオフに設定する過程と
    スキップモードがオンのときに,スキップモードによる符号化を行い,スキップモードがオフのときに,スキップモード以外の予測モードによる符号化を行う過程とを有する
    ことを特徴とする動画像符号化方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の動画像符号化方法において,
    フィールド符号化の場合に,
    前記第一誤差として算出する過程では,前記第一誤差を算出する処理に代えて,前記符号化対象マクロブロックのブロック画素値の総計と,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける前記符号化対象マクロブロックと同一パリティの第1の符号化済み参照フィールドに対応する原画フィールドにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差または第2の符号化済み参照フィールドに対応する原画フィールドにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差を算出し,
    前記第二誤差として算出する過程では,前記第二誤差を算出する処理に代えて,前記符号化対象マクロブロックと,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フィールドにおける参照ブロックとの誤差または第2の符号化済み参照フィールドにおける参照ブロックとの誤差を算出する
    ことを特徴とする動画像符号化方法。
  4. 予測符号化における予測モードとしてスキップモードを有する動画像符号化装置において,
    符号化対象マクロブロックが双予測画像の場合に,該符号化対象マクロブロックのブロック画素値の総計と,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差または第2の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差のうち,大きいほうの誤差を第一誤差として算出する第一誤差計算手段と,
    所定の第一閾値と前記第一誤差とを比較し,前記第一誤差のほうが大きい場合に,スキップモードをオフに設定する第一評価手段と,
    前記第一誤差が前記第一閾値以下の場合に,前記符号化対象マクロブロックと,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの誤差または第2の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの誤差のうち,大きいほうの誤差を第二誤差として算出する第二誤差計算手段と,
    所定の第二閾値と前記第二誤差とを比較し,前記第二誤差のほうが大きい場合に,スキップモードをオフに設定する第二評価手段と,
    前記第一誤差が前記第一閾値以下でかつ前記第二誤差が前記第二閾値以下である場合に,前記符号化対象マクロブロックの動きベクトルまたは予測動きベクトルが零または所定値以下であるか否かを判定し,零または所定値以下であればスキップモードをオンに設定し,そうでなければスキップモードをオフに設定する第三評価手段と,
    スキップモードがオンのときに,スキップモードによる符号化を行い,スキップモードがオフのときに,スキップモード以外の予測モードによる符号化を行う符号化手段とを備える
    ことを特徴とする動画像符号化装置。
  5. 予測符号化における予測モードとしてスキップモードを有する動画像符号化装置において,
    符号化対象マクロブロックが双予測画像の場合に,該符号化対象マクロブロックのブロック画素値の総計と,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差または第2の符号化済み参照フレームに対応する原画フレームにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差のうち,大きいほうの誤差を第一誤差として算出する第一誤差計算手段と,
    所定の第一閾値と前記第一誤差とを比較し,前記第一誤差のほうが大きい場合に,スキップモードをオフに設定する第一評価手段と,
    前記第一誤差が前記第一閾値以下の場合に,前記符号化対象マクロブロックと,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの誤差または第2の符号化済み参照フレームにおける参照ブロックとの誤差のうち,大きいほうの誤差を第二誤差として算出する第二誤差計算手段と,
    符号化対象マクロブロックの画素値の分散を算出する分散計算手段と,
    大きさの異なる複数の閾値の中から前記分散の値に応じて第二閾値を選択して設定する分散評価手段と,
    前記第二閾値と前記第二誤差とを比較し,前記第二誤差のほうが大きい場合に,スキップモードをオフに設定する第二評価手段と,
    前記第一誤差が前記第一閾値以下でかつ前記第二誤差が前記第二閾値以下である場合に,前記符号化対象マクロブロックの動きベクトルまたは予測動きベクトルが零または所定値以下であるか否かを判定し,零または所定値以下であればスキップモードをオンに設定し,そうでなければスキップモードをオフに設定する第三評価手段と,
    スキップモードがオンのときに,スキップモードによる符号化を行い,スキップモードがオフのときに,スキップモード以外の予測モードによる符号化を行う符号化手段とを備える
    ことを特徴とする動画像符号化装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の動画像符号化装置において,
    フィールド符号化の場合に,
    前記第一誤差計算手段は,前記第一誤差を算出する処理に代えて,前記符号化対象マクロブロックのブロック画素値の総計と,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける前記符号化対象マクロブロックと同一パリティの第1の符号化済み参照フィールドに対応する原画フィールドにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差または第2の符号化済み参照フィールドに対応する原画フィールドにおける前記符号化対象マクロブロックと同位置のマクロブロックのブロック画素値の総計との誤差を算出し,
    前記第二誤差計算手段は,前記第二誤差を算出する処理に代えて,前記符号化対象マクロブロックと,テンポラル/空間ダイレクトモードにおける第1の符号化済み参照フィールドにおける参照ブロックとの誤差または第2の符号化済み参照フィールドにおける参照ブロックとの誤差を算出する
    ことを特徴とする動画像符号化装置。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の動画像符号化方法を,コンピュータに実行させるための動画像符号化プログラム。
JP2012014357A 2012-01-26 2012-01-26 動画像符号化方法,動画像符号化装置および動画像符号化プログラム Active JP5748225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012014357A JP5748225B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 動画像符号化方法,動画像符号化装置および動画像符号化プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012014357A JP5748225B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 動画像符号化方法,動画像符号化装置および動画像符号化プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013157662A JP2013157662A (ja) 2013-08-15
JP5748225B2 true JP5748225B2 (ja) 2015-07-15

Family

ID=49052507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012014357A Active JP5748225B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 動画像符号化方法,動画像符号化装置および動画像符号化プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5748225B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3025335B2 (ja) 1991-05-24 2000-03-27 ギッスィン ラミー ゴルフ打撃訓練及びシミュレーション方式

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5702820B2 (ja) * 2013-04-02 2015-04-15 日本電信電話株式会社 予測モード決定方法、動画像符号化装置、及び予測モード決定プログラム
KR102365685B1 (ko) 2015-01-05 2022-02-21 삼성전자주식회사 인코더의 작동 방법과 상기 인코더를 포함하는 장치들
JP6075898B1 (ja) 2015-08-31 2017-02-08 日本電信電話株式会社 映像符号化装置、映像符号化方法及びプログラム
JP6769231B2 (ja) * 2016-10-17 2020-10-14 富士通株式会社 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像復号装置、動画像復号方法、及び動画像符号化用コンピュータプログラムならびに動画像復号用コンピュータプログラム
CN111127342B (zh) * 2019-12-05 2023-08-08 Oppo广东移动通信有限公司 一种图像处理方法、装置、存储介质以及终端设备
CN114782331B (zh) * 2022-03-29 2025-05-13 上海米哈游海渊城科技有限公司 图像检测方法及装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU673250B2 (en) * 1993-03-24 1996-10-31 Sony Corporation Method and apparatus for coding/decoding motion vector, and method and apparatus for coding/decoding image signal
JP3354691B2 (ja) * 1994-03-15 2002-12-09 富士通株式会社 動画像ブロック判定回路
JP2001251627A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 符号化装置、符号化方法及びプログラムを記録した記録媒体
JP3812808B2 (ja) * 2001-03-19 2006-08-23 Kddi株式会社 スキップ領域検出型動画像符号化装置および記録媒体
CN101601301B (zh) * 2006-12-28 2011-09-07 日本电信电话株式会社 视频处理方法及装置
JP4823150B2 (ja) * 2007-05-31 2011-11-24 キヤノン株式会社 符号化装置並びに符号化方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3025335B2 (ja) 1991-05-24 2000-03-27 ギッスィン ラミー ゴルフ打撃訓練及びシミュレーション方式

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013157662A (ja) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5748225B2 (ja) 動画像符号化方法,動画像符号化装置および動画像符号化プログラム
US8000393B2 (en) Video encoding apparatus and video encoding method
US12363339B2 (en) Method and apparatus for encoding or decoding video data with sub-pixel motion vector refinement
KR20130130695A (ko) 복수의 프로세서를 사용하여 비디오 프레임을 인코딩하는 방법 및 시스템
TWI511531B (zh) 影像編碼裝置、影像編碼方法及影像編碼程式
JP2007067469A (ja) フレーム内予測符号化制御方法、フレーム内予測符号化制御装置、フレーム内予測符号化制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
US20140233645A1 (en) Moving image encoding apparatus, method of controlling the same, and program
US9008358B2 (en) Encoding a specific area with higher quality than a non-specific area
JP5178616B2 (ja) シーンチェンジ検出装置および映像記録装置
KR20120072205A (ko) 매크로블록 간의 예측 기법을 이용한 움직임 추정 장치 및 방법
TW201338554A (zh) 動畫像編碼方法、動畫像編碼裝置及動畫像編碼程式
JP6239838B2 (ja) 動画像符号化装置、その制御方法、及び撮像装置
JP4829951B2 (ja) フレーム内予測符号化制御方法、フレーム内予測符号化制御装置、フレーム内予測符号化制御プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007110409A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP6489227B2 (ja) 映像符号化装置及び映像符号化方法
JP2015019319A (ja) 符号化装置、符号化方法及びプログラム
JP2012054759A (ja) 符号化装置、符号化方法、およびプログラム
GB2588563A (en) Method and apparatus for encoding or decoding video data with sub-pixel motion vector refinement
JP2005260883A (ja) 動画像符号化装置及び動画像符号化方法、並びにプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2014112952A (ja) 画像符号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5748225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350