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JP5628719B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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JP5628719B2 JP2011060848A JP2011060848A JP5628719B2 JP 5628719 B2 JP5628719 B2 JP 5628719B2 JP 2011060848 A JP2011060848 A JP 2011060848A JP 2011060848 A JP2011060848 A JP 2011060848A JP 5628719 B2 JP5628719 B2 JP 5628719B2
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Description

本発明は、液体洗浄剤組成物に関する。特に、業務用施設の厨房における調理器具や洗浄道具の除菌性に優れる液体洗浄剤組成物に関する。
業務用施設の厨房周りは非常に高い衛生管理が求められているが、現場調査の結果、まな板などの調理器具や特にスポンジなどの洗浄道具に菌が残りやすいことがわかっている。また、洗浄道具は菌が繁殖しやすい場所となっており、洗浄道具で増殖した菌が調理器具や食器類、さらには食物に交差汚染することが懸念される。そこで、洗浄道具の抗菌が要望される。従来、食器や調理器具の洗浄に用いられる液体洗浄剤組成物に、抗菌性を付与することが提案されており、そのような液体洗浄剤組成物を用いることは、洗浄に用いるスポンジなどの洗浄道具の抗菌にもつながる。
特許文献1には、殺生剤とアルキルポリグリコシドと両性界面活性剤とを含む、食器等の軽量物硬質表面の洗浄に使用される殺生洗浄組成物が開示されている。特許文献2には、アルキルポリグリコシド、カチオン系殺菌剤、及び脂肪酸塩を所定の量比で含む洗浄剤が開示されている。また、特許文献3には、アルキルグリセリルエーテル化合物、アルキルグリコシド型界面活性剤、及び、アミンオキシド型界面活性剤を含有する、食器や調理器具等の洗浄に適した液体洗浄剤組成物が開示されている。
特開2004−526833号公報 特開2000−297296号公報 特開2005−325167号公報
前述した通り、業務用施設の厨房周りにおける洗浄道具では多数の菌が検出されることが判っている。しかし、洗浄道具に菌汚染があったとしても、その洗浄道具の菌数を低減することにより、食器、調理器具や、食物の交差汚染も低減出来ると考えられる。
業務用施設の厨房などにて使用される洗浄道具は、一般家庭で使用されるものに比べ非常に汚れ負荷が高く、さらにはスポンジなどの多孔性材料からなる洗浄道具中ではバイオフィルムも多く存在するものと考えられ、洗浄剤により洗浄道具の除菌を十分に行うためには、より高い水準の抗菌力が要求される。
また、従来の殺菌剤配合洗浄剤は、スポンジ等の洗浄道具による手洗いでは泡立ちや洗浄持続性が非常に悪い。これを解決するためにアニオン界面活性剤を配合することが一般的であるが、カチオン系殺菌剤の殺菌効果を阻害するだけでなく、液体組成物中で複合体を形成し濁りや沈殿といった安定性、特に低温での保存安定性に影響を及ぼすことが多い。
本発明の課題は、スポンジなどの洗浄道具の除菌性、及び、低温保存安定性に優れた液体洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明は、(a)非イオン界面活性剤〔但し(b)を除く〕〔以下、(a)成分という〕を10〜50質量%、(b)炭素数6〜10のアルキル基を有するモノアルキルグリセリルエーテル化合物〔以下、(b)成分という〕を1〜10質量%、(c)ポリヘキサメチレンビグアニド(以下、PHMBという)及び/又はその酸塩〔以下、(c)成分という〕を0.01〜2質量%(但し酸塩はPHMB換算の量である)、並びに、(d)両性界面活性剤〔以下、(d)成分という〕を1〜10質量%含有する液体洗浄剤組成物であって、(e)炭化水素基を有する陰イオン性化合物〔以下、(e)成分という〕の含有量が、(c)の含有量に対して25質量%以下である液体洗浄剤組成物に関する。
本発明によれば、手洗いによる洗浄性に加えて、スポンジなどの洗浄道具の除菌性、及び、低温保存安定性に優れた液体洗浄剤組成物が提供される。
本発明の構成に関し詳細に述べる前に、以下の用語の意味に留意されたい。即ち、本発明において、用語「抗菌」とは、「抗菌のすべて」(発行/1997年9月5日、発行人/阪上末治、発行所/株式会社 繊維社、118頁〔第1表〕)に従うものとする。
<(a)成分>
(a)成分としては、アルキルポリグリコシド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル等が挙げられる。
アルキルポリグリコシドとしては、一般式(a1)の化合物が挙げられる。
1a−(OR2anm (a1)
〔式中、R1aは炭素数8〜16の直鎖アルキル基であり、R2aは、炭素数2〜4のアルキレン基である。Gは還元糖に由来する基を示す。nは平均付加モル数であり0〜5の数を示し、mは平均縮合度であり1〜3の数を示す。〕
一般式(a1)においてR2aは炭素数12〜14の直鎖アルキル基が好適である。また、nは好ましくは0〜3、より好ましくは0〜2、特に好ましくは0である。R2aはエチレン基が好ましい。
一般式(a1)において、Gは還元糖に由来する基であり、より具体的にはグリコシド基が挙げられる。原料の還元糖としては、アルドースとケトースの何れであっても良く、また、炭素数が3〜6個のトリオース、テトロース、ペントース、ヘキソースを挙げることができる。アルドースとして具体的にはアピオース、アラビノース、ガラクトース、グルコース、リキソース、マンノース、ガロース、アルドース、イドース、タロース、キシロースを挙げることができ、ケトースとしてはフラクトースを挙げることができる。本発明ではこれらの中でも特に炭素数5又は6のアルドペントースあるいはアルドヘキソースが好ましく、中でもグルコースが最も好ましい。
一般式(a1)中、mは糖の平均縮合度を示し、好ましくは1〜2の数、特に1〜1.5の数が良好である。
一般式(a1)の化合物は、上記糖とR1a−(OR2an−OHとを酸触媒を用いてアセタール化反応又はケタール化反応することで容易に合成することができる。また、アセタール化反応の場合、ヘミアセタール構造であっても良く、通常のアセタール構造であっても良い。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルを包含する非イオン界面活性剤として、下記一般式(a2)で表される化合物が挙げられる。
3a−O−(AO)q−H (a2)
〔式中、R3aは、炭素数8〜16のアルキル基又はアルケニル基、AOは炭素数2〜3のアルキレンオキシ基、qは平均付加モル数であり、1〜30の数である〕
一般式(a2)中、R3aの炭素数は10〜14が好ましく、また、アルキル基が好ましい。AOはエチレンオキシ基、プロピレンオキシ基が好ましく、エチレンオキシ基がより好ましい。qは1〜25、更に1.5〜25が好ましい。
本発明では、(a)成分として、アルキルポリグリコシド、及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルから選ばれる一種以上を含有することが好ましい。更には、洗浄性、特に泡立ちの観点から、(a)成分として、アルキルポリグリコシドを含有することが好ましい。
<(b)成分>
(b)成分としては、下記一般式(b1)で表される化合物が挙げられる。
1b−O−(CH2CH(OH)CH2O)r−H (b1)
〔式中、R1bは炭素数6〜10のアルキル基であり、rは平均付加モル数であり、1〜4の数を示す。〕
一般式(b1)においてR1bは炭素数6〜10の分岐鎖アルキル基が好ましく、2−エチルヘキシル基、イソノニル基及びイソデシル基から選ばれる基がより好ましく、2−エチルヘキシル基またはイソデシル基が更に好ましく、2−エチルヘキシル基が特に好ましい。rは1〜3が好ましく、1〜2がより好ましく、r=1の化合物が最も好ましい。特に好ましい化合物はR1bが2−エチルヘキシル基で、かつ、r=1の化合物である。
一般式(b1)の化合物を得るには、例えば2−エチルヘキサノール、イソノナノール又はイソデカノールから選ばれる分岐型アルキルアルコールとエピハロヒドリンやグリシドール等のエポキシ化合物とを、BF3等の酸触媒、あるいはアルミニウム触媒を用いて反応させて製造する方法を用いることができる。2−エチルヘキサノールを用いる場合、得られる2−エチルヘキシルモノグリセリルエーテルは、特開2001−49291号公報に記載されているように複数の生成物を含み得る混合物であり、具体的には、2−エチルヘキシルモノグリセリルエーテルとして、エポキシ化合物の1位に2−エチルヘキサノールが付加した化合物(3−(2−エチルヘキシルオキシ)−1,2−プロパンジオール、以下(b1)という)やエポキシ化合物の2位に付加した化合物(2−(2−エチルヘキシルオキシ)−1,3−プロパンジオール、以下(b2)という)、副生成物として、(b1)又は(b2)にさらにエポキシ化合物が付加した多付加化合物(以下(b3)という)をも含み得る混合物である。本発明の(b)成分である2−エチルヘキシルモノグリセリルエーテルを含む該混合物は、そのまま用いてもよく、さらに精製して用いてもよい。
本発明では、(b)成分である(b1)以外の化合物を多く含有すると本発明の効果を損なう場合があるため注意が必要であり、特に多付加化合物(b3)の含有量を(b3)/(b1)の質量比で1/99以下、好ましくは0.5/99.5以下、特に好ましくは0.1/99.9以下が好適である。
(b3)を低減化させる方法としては、特開2001−49291号公報に記載の方法を例示することができる他、蒸留精製により(b3)を除去する方法を採用することができる。
<(c)成分>
(c)成分は、PHMB及び/又はその酸塩である。PHMBの酸塩は部分酸塩若しくは全部酸塩である。PHMBとしては、下記一般式(c1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0005628719
(式中、pは4〜50の数である。)
式中のpは、抗菌性の観点から、6〜30、更に8〜20が好ましい。
PHMBの酸塩(部分酸塩又は全部酸塩)としては、塩酸塩、硫酸塩、または有機酸塩などが挙げられるが、特に塩酸塩が好ましい。
PHMB及び/又はその酸塩は、例えば、商品名「プロキセルIB」としてポリヘキサメチレンビグアニド塩酸塩(有効分)を20質量%含む水溶液がアーチ・ケミカル・ジャパン(株)から入手することができる。
本発明では、(c)成分として、20質量%の水溶液の20℃におけるpHが3〜6、好ましくは4〜5になるように中和されたPHMBの酸塩を用いることが、抗菌効果および安定化の観点から好ましい。
<(d)成分>
(d)成分としては、アミンオキシド及び/又はベタインが挙げられる。
アミンオキシドとしては、炭素数8〜18の炭化水素基を有するアミンオキシドが好ましい。具体的には、下記一般式(d1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0005628719
〔式中、R1dは炭素数8〜18の炭化水素基、好ましくは炭素数8〜16のアルキル基又はアルケニル基であり、R2dは炭素数1〜6のアルキレン基であり、Dは−COO−、−CONH−、−OCO−、−NHCO−から選ばれる基である。kは0又は1の数であり、R3d、R4dは、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。〕
一般式(d1)において、R1dは、好ましくは炭素数10〜14のアルキル基又はアルケニル基であり、特に好ましくはラウリル基(又はラウリン酸残基)及び/又はミリスチル基(又はミリスチン酸残基)である。Dは、好ましくは−COO−又は−CONH−であり、最も好ましくは−CONH−である。R2dの炭素数は、好ましくは2又は3であり、R3d、R4dは、好ましくはメチル基である。
ベタインとしては、炭素数8〜18の炭化水素基を有するベタインが好ましい。具体的には、下記一般式(d2)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0005628719
〔式中、R5dは炭素数8〜18の炭化水素基、好ましくはアルキル基又はアルケニル基であり、R6dは炭素数1〜6のアルキレン基である。Eは−COO−、−CONH−、−OCO−、−NHCO−、−O−から選ばれる基であり、jは0又は1の数である。R7d、R8dは、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、R9dはヒドロキシ基で置換していてもよい炭素数1〜5のアルキレン基である。Tは−SO3 -、−OSO3 -、−COO-から選ばれる基である。〕
一般式(d2)において、R5dは、好ましくは炭素数9〜15、特に9〜13のアルキル基であり、R6dは、好ましくは炭素数2又は3のアルキレン基である。Eは−CONH−が好ましく、jは0又は1が好適であり、jは0がより好適である。R7d、R8dはメチル基、又はヒドロキシエチル基が好ましく、メチル基がより好ましい。Tは−SO3 -、又は−COO-が好ましく、Tが−SO3 -の場合にはR9dは−CH2CH(OH)CH2−が好ましく、Tが−COO-の場合にはR9dはメチレン基が好ましい。
<(e)成分>
本発明の液体洗浄剤組成物では、抗菌性の観点より、(e)成分の炭化水素基を有する陰イオン性化合物の含有量が制限される。(e)成分である炭化水素基を有する陰イオン性化合物は、界面活性剤やハイドロトロープ剤などとして液体洗浄剤組成物にしばしば配合される成分であるが、本発明では優れた抗菌性を得るためにその含有量が少ない方が好ましい。(e)成分としては、炭化水素基を有する陰イオン性界面活性剤などが挙げられる。更に(e)成分としては、炭素数6〜22の炭化水素基を有する陰イオン性化合物、特に、炭素数6〜22の炭化水素基を有する陰イオン界面活性剤が挙げられる。
(e)成分としては、炭素数10〜15のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、炭素数10〜16のモノアルキル硫酸エステル塩、炭素数10〜16のアルキル基を有し炭素数2又は3のオキシアルキレン基が平均1〜4モル付加したポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、炭素数8〜16のα−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸(炭素数8〜16)低級アルキル(炭素数1〜3)エステル塩、トルエンスルホン酸又はその塩、炭素数8〜12のアルケニルコハク酸又はその塩等を挙げることができる。塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、アルカノールアミン塩が挙げられる。本発明では、(e)成分として、炭素数10〜15のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸及びその塩、並びに、トルエンスルホン酸及びその塩から選ばれる化合物の量を制限することができる。
<液体洗浄剤組成物>
本発明の液体洗浄剤組成物は、(a)成分を10〜50質量%、好ましくは15〜45質量%、より好ましくは洗浄性の観点より20〜40質量%含有する。
また、本発明の液体洗浄剤組成物は、(b)成分を1〜10質量%、好ましくは洗浄性および抗菌性の観点より2〜8質量%含有する。
また、本発明の液体洗浄剤組成物は、(c)成分を0.01〜2質量%、好ましくは0.1〜2質量%、より好ましくは抗菌性の観点より0.15〜2質量%含有する。
また、本発明の液体洗浄剤組成物は、(d)成分を1〜10質量%、好ましくは1〜8質量%、より好ましくは洗浄性の観点より2〜7質量%含有する。
本発明の液体洗浄剤組成物では、抗菌性の観点より、(e)成分の含有量が、(c)成分の含有量(PHMBとしての含有量)に対して25質量%以下であり、更に10質量%以下、更に1質量%以下、更に0.1質量%以下、更に0.01質量%以下、更に0.001質量%以下、更に0質量%、つまり(e)成分を含有しないことが好ましい。この質量%は、〔(e)成分の含有量/(c)成分の含有量〕×100で求められるものである。また、本発明では、(e)成分の含有量(質量%)は、酸型の化合物としての量に基づくものである。
本発明の液体洗浄剤組成物では、洗浄性の観点より、(a)成分と(b)成分の質量比は、(a)/(b)=40/1〜2/1、更に15/1〜5/1が好ましい。
また、本発明の液体洗浄剤組成物では、抗菌性の観点より、(b)成分と(c)成分の質量比は、(c)/(b)=1/50〜1/1、更に1/30〜1/1が好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物では、洗浄性の観点より、(a)成分と(d)成分の質量比は、(a)/(d)=40/1〜3/1、更に9/1〜6/1、特に、8/1〜7/1が好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物では、(a)成分がアルキルポリグリコシド及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有する場合、洗浄性の観点から、(アルキルポリグリコシドの含有量)/(ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量)の質量比は、30/1〜2/1が好ましく、10/1〜5/1より好ましい。
本発明では貯蔵安定性の改善剤、または粘度調整剤として溶剤〔以下、(f)成分という〕を含有することができる。溶剤の具体例としては、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、イソプレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルから選ばれる水溶性有機溶媒が挙げられ、エタノールが好ましい。(f)成分の含有量は、組成物中、1〜10質量%、更に3〜7質量%が好ましい。
その他の成分としては、粘度特性に影響のない限り、通常液体洗浄剤に配合されている成分を配合することができる。例えば、亜硫酸ナトリウムなどの防錆剤、香料や色素も本組成物の効果に影響しない範囲で配合される。
本発明の液体洗浄剤組成物は、上記成分を水に溶解又は分散させた液状の形態、水の含有量は組成物の残部であってよい。また、本発明の液体洗浄剤組成物の25℃におけるpHは6.0〜8.0、更に6.0〜7.0が好ましい。
本発明では、業務用施設の厨房などの、より高い衛生管理が望まれる場所での食器や調理器具の洗浄において、優れた効果を得ることができる。通常、業務用施設の厨房などで用いられる洗浄道具は、使用頻度や汚れの種類などの相違から、一般家庭で用いられるものよりも菌が繁殖しやすい傾向があるが、本発明の液体洗浄剤組成物を用いることで、業務用施設の厨房などで用いられる洗浄道具においても、菌の繁殖を効果的に抑制することができる。また、本発明の液体洗浄剤組成物では、洗浄性や低温安定性にも優れたものとなる。これは、本発明の(a)〜(d)成分を含み(e)成分の含有量を制限した組成物がバイオフィルムを溶解、崩壊させて、菌そのものを十分に殺菌できるためであると考えられる。また、(a)〜(d)成分の組み合わせが、除菌性や洗浄力の向上のみならず、低温安定性の向上にも寄与しているものと推察される。これは、(a)成分に(b)成分と(c)成分と(d)成分とを組み合わせることで得られる効果であり、後述の比較例からも明らかなように、(c)成分に代えて他の殺菌剤を本発明の(a)成分、(b)成分と組み合わせても本発明の効果を得ることはできない。また、(a)成分と(c)成分と(d)成分とを用いても(b)成分を使用しないと本発明の効果を得ることはできない。また、(a)成分と(b)成分と(c)成分とを用いても(d)成分を使用しないと本発明の効果を得ることはできない。従って、本発明の効果は、(a)〜(d)成分を組み合わせ且つ(e)成分の含有量を制限することで得られる、格別の効果である。
表1に記載の割合で、液体洗浄剤組成物を調製した。pHメーター(HORIBA製 pH/イオンメーター F−52)にpH測定用複合電極(HORIBA製 ガラス摺り合わせスリーブ型)を接続し、組成物のpH(25℃)を「JIS K 3362 8.3」のpH測定法により測定した。
調製した液体洗浄剤組成物を用いて、下記に示す要領にて(1)低温安定性評価、(2)除菌性試験を行った。結果を表1に示す。また、(3)洗浄性試験を行った。
(1)低温安定性評価
No.11規格瓶に組成物を100mL充填し、−5℃に調温した恒温室に20日保存した後、組成物の外観の変化について以下の基準で評価した。
○:変化なし
△:濁りが生じた
×:沈殿が生じた
(2)除菌性試験
緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa NBRC13275)をLB培地(日本ベクトン・ディッキンソン(株)製)を用いて、37℃/18時間で前培養して増殖させて生理食塩水10mLで懸濁させた後、菌液1mL中の菌数を測定し、初期接種菌数とした。
市販鶏肉ミンチ10gと滅菌水100mLをジューサーで混合したモデル汚れに、菌液1mLと組成物1mLとを加え、市販の新品スポンジに1分間揉み込み、軽く絞った後5時間放置する。その後、水道水流水にて10秒間すすぎ、組成物2gをスポンジに揉み込み一昼夜放置した後、LP希釈液100mLにてスポンジを揉んで搾り出し、その絞り液1mL中の菌数を測定し(操作後菌数)、(初期接種菌数)/(操作後菌数)の商を求め、その10を底とする対数を除菌活性値とした。即ち、除菌活性値は、以下の式で算出される(Logの底は10)。表中の値が大きいものほど除菌活性が高いことを意味する。
除菌活性値=Log[(初期接種菌数)/(操作後菌数)]
(3)洗浄性試験
市販の新品スポンジ(115mm×75mm×35mmの可撓性吸収体、商品名:キクロン、販売元:キクロン株式会社)を水道水でもみ洗いし、水道水の含有量が約10gになるまで絞った後、組成物1gと水道水約20gを染み込ませた(絞った後の水道水の含有量と染み込ませる水道水の含有量の合計が30gとなる様にする)。予め用意したモデル汚れ付き食器(牛脂/なたね油=1/1(質量比)の1gを陶器皿に均一に塗布したもの)上で上記スポンジを2〜3回手でもみ泡立たせた後、モデル汚れ付き食器を擦り洗いし、洗浄できた枚数を求めた(すすぎ後の皿のヌルつきが無い場合、洗浄できたと判断する)。
洗浄性試験の結果は、実施例1〜7、比較例1〜4及び比較例7は5枚以上であり合格範囲であった。比較例5と比較例6は4枚以下であり、洗浄力に劣っていた。
Figure 0005628719
(注)表中の成分は以下のものである。各成分の配合量は、いずれも有効分の質量%であり、(e)成分は酸型化合物換算の量を示した。
・アルキルポリグリコシド:商品名「マイドール12」、花王(株)製、有効分40質量%
・ポリオキシエチレン(EOp20)ラウリルエーテル:商品名「エマルゲン121」、花王(株)製、有効分97質量%、EOpはエチレンオキシド平均付加モル数である。
・2−エチルヘキシルモノグリセリルエーテル:商品名「GE−EH」、花王(株)製、有効分90質量%
・PHMB:商品名「プロキセルIB」(ポリヘキサメチレンビグアニド塩酸塩(有効分)を20質量%含む水溶液)、アーチ・ケミカル・ジャパン(株)製
・カチオン系殺菌剤:4級アンモニウム塩、商品名「サニゾールC」、花王(株)製、有効分50質量%
・塩素系殺菌剤:トリクロサン、商品名「イルガサンDP−300」、BASF SE製、有効分100質量%
・ラウリルジメチルアミンオキシド:商品名「アンヒトール20N」、花王(株)製、有効分35質量%
・ラウリルジメチルヒドロキシプロピルスルホベタイン:商品名「アンヒトール20HD」、花王(株)製、有効分30質量%
・LAS−S:ドデシルベンゼンスルホン酸、商品名「ネオペレックスGS」、花王(株)製、有効分96質量%
・p−トルエンスルホン酸:花王(株)製、有効分70質量%
・エタノール:95度合成アルコール、日本合成アルコール(株)製
・亜硫酸ナトリウム:和光純薬工業(株)製試薬、有効分100質量%
・硫酸:シグマアルドリッチ製、有効分95質量%
・NaOH:5mol/l−水酸化ナトリウム水溶液(和光純薬工業(株)製試薬)を使用

Claims (7)

  1. (a)非イオン界面活性剤〔但し(b)を除く〕を10〜50質量%、(b)炭素数6〜10のアルキル基を有するモノアルキルグリセリルエーテル化合物を1〜10質量%、(c)ポリヘキサメチレンビグアニド及び/又はその酸塩を0.01〜2質量%(但し酸塩はポリヘキサメチレンビグアニド換算の量である)、並びに、(d)両性界面活性剤を1〜10質量%含有する液体洗浄剤組成物であって、(e)炭化水素基を有する陰イオン性化合物の含有量が、(c)の含有量に対して25質量%以下である液体洗浄剤組成物。
  2. (a)と(b)の質量比が、(a)/(b)=40/1〜2/1である、請求項1記載の液体洗浄剤組成物。
  3. (b)と(c)の質量比が、(c)/(b)=1/50〜1/1である、請求項1又は2記載の液体洗浄剤組成物。
  4. (a)と(d)の質量比が、(a)/(d)=40/1〜3/1である、請求項1〜3の何れか1項記載の液体洗浄剤組成物。
  5. (a)が、アルキルポリグリコシド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、及び、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルからなる群より選ばれる1種以上の化合物である請求項1〜4の何れか1項記載の液体洗浄剤組成物。
  6. (a)として、アルキルポリグリコシド及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有し、(アルキルポリグリコシドの含有量)/(ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量)の質量比が、30/1〜2/1である、請求項1〜5の何れか1項記載の液体洗浄剤組成物。
  7. (d)が、アミンオキシド及び/又はベタインである、請求項1〜6の何れか1項記載の液体洗浄剤組成物。
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