JP5614445B2 - 経口投与用粒子状医薬組成物 - Google Patents
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Description
詳細には、本発明は、アトルバスタチンおよびラウリル硫酸ナトリウムを含有する核が、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび水溶性高分子物質を含む被膜物質により被覆されてなる、経口投与用粒子状医薬組成物、および該経口投与用粒子状医薬組成物を含有してなる口腔内崩壊錠に関するものである。
また、本発明は、アトルバスタチン含有粒子に被覆し、圧縮成形後も溶出速度の変化を低減する経口投与用粒子状医薬組成物を製造するためのポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび水溶性高分子物質の使用に関するものである。
更に、本発明は、アトルバスタチン含有粒子に被覆し、圧縮成形後も溶出速度の変化を低減する経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法に関するものである。
薬物を含有する核と、2種類の水溶性成分である、不溶化促進剤および不溶化物質を含有する中間層と、最外層に内部への水浸入速度を制御する水浸入制御層を含有する経口投与用時限放出型粒子状医薬組成物が知られており、水浸入制御層に用いる素材としてアクリル酸系高分子が例示されている(特許文献10)。しかしながら、選択される薬物または基剤によっては、初期薬物溶出を低減し、かつその後の速やかな薬物放出性を達成するためには更なる改善の余地がある。
また、メチルセルロースとモノマー単位にメタクリル酸エステルおよび/又はアクリル酸エステルを含むアクリル酸系ポリマーとを含むフィルムコートにより固形製剤の苦味などの不快な味を隠蔽し、かつ溶出性に優れるフィルムコーティング剤が開示されている(特許文献12)。
しかしながら、特許文献11又は12のいずれもコーティング顆粒を圧縮成形する際の溶出変化については記載されておらず、圧縮成形による溶出速度の変化が懸念される。
さらに、圧縮による衝撃を吸収する賦形剤とともに圧縮する方法として、薬物含有被膜粒子に、平均粒子径20μm以下の被膜保護剤を物理混合し、圧縮成形した製剤が記載されている。薬物含有被覆粒子の圧縮成形時における被膜の損傷を低減した圧縮成形製剤を提供するため、薬物含有被膜粒子を含み、かつ平均粒子径が約50μm以上で初期溶出速度比が4以上を示す物質の微粒子を被膜保護剤として含む圧縮成形製剤に関する発明が開示されている(特許文献14)。
しかしながら、特許文献13又は14のいずれも、選択された薬物または基剤によっては、初期薬物溶出を低減しても、その後の速やかな薬物放出が達成されない、また、アルコール処理が可能な特別な装置の使用が必要とされる課題が考えられる。
また、本発明は、アトルバスタチンの口腔内における不快な味の隠蔽(服用コンプライアンス)を施した際の、消化管内における速やかな分散性・溶出性を達成する経口投与用粒子状医薬組成物、及び該組成物を含有する口腔内崩壊錠を提供するものである。
[1]アトルバスタチン又はその製薬学的に許容される塩およびラウリル硫酸ナトリウムを含有する粒子が、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび水溶性高分子物質を含む被膜物質により被覆されてなる、経口投与用粒子状医薬組成物、
[2]水溶性高分子物質が、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポビドン、コポリビドン、ポリビニルアルコール−ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリビニルアルコール、マクロゴール、およびポリエチレンオキサイドからなる群より選択される1種または2種以上である、[1]の経口投与用粒子状医薬組成物、
[3]水溶性高分子物質がヒプロメロースである、[1]の経口投与用粒子状医薬組成物、
[4]さらに被膜物質に流動化剤を含有する、[1]〜[3]のいずれかの経口投与用粒子状医薬組成物、
[5]流動化剤が、ケイ酸金属類、二酸化ケイ素類、高級脂肪酸金属塩類、金属酸化物類、アルカリ土類金属塩、および金属水酸化物からなる群より選択される1種または2種以上である、[4]の経口投与用粒子状医薬組成物、
[6]流動化剤が、タルク、カオリン、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、酸化鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、セッコウ、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、含水二酸化ケイ素、結晶セルロース、合成ケイ酸アルミニウム、重質無水ケイ酸、水酸化アルミナマグネシウム、ステアリン酸、トウモロコシデンプン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸水素カルシウム造粒物、およびグリセリルモノステアレートからなる群より選択される1種または2種以上である、[4]の経口投与用粒子状医薬組成物、
[7]流動化剤がタルクである、[4]の経口投与用粒子状医薬組成物、
[8][1]〜[7]のいずれかの経口投与用粒子状医薬組成物を含有してなる口腔内崩壊錠、
[9]アトルバスタチン又はその製薬学的に許容される塩およびラウリル硫酸ナトリウムを含有する粒子を、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび水溶性高分子物質を含む被膜物質により被覆する、経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法、
[10]水溶性高分子物質が、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポビドン、コポリビドン、ポリビニルアルコール−ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリビニルアルコール、マクロゴール、およびポリエチレンオキサイドからなる群より選択される1種または2種以上である、[9]の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法、
[11]水溶性高分子物質がヒプロメロースである、[9]の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法、
[12]さらに被膜物質に流動化剤を含有する、[9]〜[11]のいずれかの経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法、
[13]流動化剤が、ケイ酸金属類、二酸化ケイ素類、高級脂肪酸金属塩類、金属酸化物類、アルカリ土類金属塩、および金属水酸化物からなる群より選択される1種または2種以上である、[12]の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法、
[14]流動化剤が、タルク、カオリン、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、酸化鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、セッコウ、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、含水二酸化ケイ素、結晶セルロース、合成ケイ酸アルミニウム、重質無水ケイ酸、水酸化アルミナマグネシウム、ステアリン酸、トウモロコシデンプン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸水素カルシウム造粒物、およびグリセリルモノステアレートからなる群より選択される1種または2種以上である、[12]の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法、
[15]流動化剤がタルクである、[12]の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法、
[16]アトルバスタチン又はその製薬学的に許容される塩を含有する粒子を被覆し、圧縮成形後も放出速度の変化を低減する経口投与用粒子状医薬組成物を製造するための、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび水溶性高分子物質の使用
に関する。
本明細書における「粒子状医薬組成物」とは、サイズが下記の一定値より小さく、1種または2種以上の医薬添加剤と共に、種々の形態として経口投与を行う薬物含有粒子状組成物を意味する。粒子状組成物の形状が球に近似できる場合、粒子状医薬組成物のサイズは平均粒子径が2mm以下であると規定する。また、粒子状医薬組成物の形状が球以外の形状の場合、粒子状医薬組成物のサイズは平均最長径が2mm以下であると規定する。
なお、下限数値は製薬学的に許容される範囲であれば特に制限されないが、例えば1μm以上、他の態様として10μm以上、更なる態様として20μm以上が挙げられる。
粒子径の測定法としては、第十五改正日本薬局方一般試験法に記載されている顕微鏡法が挙げられる。顕微鏡法は光学顕微鏡を用いて肉眼又は顕微鏡写真によって直接に個々の粒子の外観および形状を観察し、その大きさを測定する方法であり、長軸平均径、三軸平均径や、二軸平均径を粒子径として用いることができる。
本明細書において「ラグタイム」とは、上記「薬物の溶出率が0〜3%に抑制された時間」を意味する。該「ラグタイム」は、口腔内における薬物の不快な味の遮蔽等を目的として、薬物・製剤の特性・目的(例えば、薬物の不快な味の種類や程度、味の持続時間、製剤の口腔内滞留時間等を考慮して適宜設定されるが、例えば2分以上と規定される。「ラグタイム」は、例えば、組成物中の「中間層」の成分とその配合割合・被覆量、水浸入量制御層の成分とその配合割合・被覆量を適宜増減する等の設計を行うことにより、任意に調整することができる。
本明細書において「不快な味」とは、服用時に不快感をもたらす味を意味し、具体的には苦味、渋味、えぐ味、酸味、辛味、収斂味等が挙げられる。
本明細書において「不溶化」とは、水に対する溶解度、あるいは溶解速度を低下させる現象を意味する。また、「不溶化する」「不溶化させる」「不溶化を促す」とは、溶解した物質を水と相分離させる、あるいは析出させる、沈殿させる、あるいは未だ溶解していない固体物質が水に溶解することを妨げることを示す。
本明細書において「口腔内を想定した試験液」とは、pH6.8リン酸緩衝液(第十五改正日本薬局方溶出試験法第2液)を意味する。
本発明の口腔内崩壊錠は、本発明の経口投与用粒子状医薬組成物を含有してなる口腔内崩壊錠である。
また、薬物の配合割合は、通常薬物の種類、用途(適応症)、年齢(又は体重)に応じ適宜選択されるが、治療学的に有効な量あるいは予防学的に有効な量であれば特に制限されない。例えば、本発明の「粒子状医薬組成物」又は医薬品製剤当たり0.5重量%以上90重量%以下であり、他の態様としては0.5重量%以上80重量%以下であり、更なる態様としては0.5重量%以上70重量%以下である。
また、ラウリル硫酸ナトリウムの配合量は、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートの溶解性を向上させる量であれば特に制限はないが、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートに対し、例えば、50重量%以上200重量%以下、他の態様として100重量%以上200重量%以下、更に他の態様として120重量%以上200重量%以下、更に他の態様として130重量%以上200重量%以下であることができる。
前記高分子物質としては、例えば、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、α化デンプン、カゼインナトリウム、カラギーナン、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルスターチナトリウム、カルメロースナトリウム、キサンタンガム、デキストラン、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、プルラン、ポビドン、コポリビドン、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレングリコール、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ポリビニルアルコール−ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリビニルアルコール、マクロゴール、ポリエチレンオキサイドが挙げられ、他の態様として、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポビドン、コポリビドン、ポリビニルアルコール−ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリビニルアルコール、マクロゴール、ポリエチレンオキサイド等が挙げられる。更なる態様としてヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。更に他の態様としてヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。ヒプロメロースとしては、第十五改正日本薬局方ヒプロメロース(信越化学)の商品名で市販されている高分子物質(表示粘度3mPa・s以上15mPa・s以下)を挙げることができる。
これらの水溶性高分子物質は1種または2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
また、所望により、薬物含有粒子を中間層により被覆した粒子(後記説明することとし、以下「中間層」被覆粒子と略記することもある)とする場合、該中間層被覆粒子に対して、例えば1重量%以上500重量%以下である。他の態様として5重量%以上200重量%以下であり、更なる態様として10重量%以上150重量%以下である。粒子状医薬組成物中の被覆量の割合が、例えば1重量%以上200重量%以下である。他の態様として5重量%以上100重量%以下であり、更に他の態様として5重量%以上50重量%以下である。
以下に本発明の口腔内崩壊錠に関して説明するが、本発明の医薬品製剤を限定するものではない。
本発明の粒子状医薬組成物はこのような口腔内崩壊錠に含有させることができ、例えば、国際公開第WO95/20380号パンフレット(米国対応特許第5576014号明細書)、国際公開第WO2002/92057号パンフレット(米国対応特許出願公開第2003/099701号明細書)、米国特許第4305502号明細書、米国特許第4371516号明細書、特許第2807346号(米国対応特許第5466464号明細書)、特開平5-271054号公報(欧州対応特許第553777号明細書)、特開平10-182436号公報(米国対応特許第5958453号明細書)、特許第3412694号(米国対応特許第5223264号明細書)、国際公開WO98/02185パンフレット(米国対応特許第6287596号明細書)、及び国際公開第WO2008/032767号パンフレット(米国対応特許出願公開第2008/0085309号明細書)に記載の公知の口腔内崩壊錠の薬物として該粒子状医薬組成物を適用し、該公報に記載の口腔内崩壊錠基剤を用い、該公報記載の方法に従い、口腔内崩壊錠とすることができる。このように粒子状医薬組成物を含有する口腔内崩壊錠としては、特許第3412694号明細書(米国対応特許第5223264号明細書)、特開2003-55197号公報に記載された口腔内崩壊錠が挙げられ、本発明の粒子状医薬組成物はこれらの口腔内崩壊錠に含有させることができる。
崩壊剤としては、例えばトウモロコシデンプン、バレイショデンプン、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウムなどが挙げられる。
酸味料としては、例えばクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などが挙げられる。
発泡剤としては、例えば重曹などが挙げられる。
人工甘味料としては、例えばサッカリンナトリウム、グリチルリチン二カリウム、アスパルテーム、ステビア、ソーマチンなどが挙げられる。
香料としては、例えばレモン、レモンライム、オレンジ、メントールなどが挙げられる。
滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ショ糖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、タルク、ステアリン酸などが挙げられる。
着色剤としては、例えば黄色三二酸化鉄、赤色三二酸化鉄、食用黄色4号、5号、食用赤色3号、102号、食用青色3号などが挙げられる。
緩衝剤としては、クエン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、アスコルビン酸またはその塩類、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニンまたはその塩類、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、水酸化マグネシウム、リン酸、ホウ酸またはその塩類などが挙げられる。
抗酸化剤としては、例えばアスコルビン酸、ジブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピルなどが挙げられる。
界面活性剤としては、例えばポリソルベート80、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などが挙げられる。医薬賦形剤としては、1種または2種以上組み合わせて適宜適量添加することができる。
これらの各種医薬賦形剤の配合量は、薬物含有粒子に対して、例えば1重量%以上100重量%以下であり、他の態様として、5重量%以上80重量%以下、更なる態様として10重量%以上50重量%以下である。
本発明の粒子状医薬組成物は、例えば、コーティング、乾燥、熱処理、打錠等、自体公知の方法により製造可能である。
本発明の粒子状医薬組成物を得るには、薬物を含有する核に対して本発明における被膜物質を被覆する。薬物を含有する核としては、薬物のみからなる粒子を用いることもできる。また公知の技術を用いて、薬物と1種または2種以上の添加物からなる粒子を製造し、それを用いてもよい。薬物と添加物からなる粒子の製造は、例えば薬物と適当な賦形剤(例えば結晶セルロース、乳糖、トウモロコシデンプン等)とを混合し、必要に応じて結合剤(例えばヒドロキシプロピルセルロース等)を加えて、造粒し、整粒、乾燥してもよい。また適当な核となる添加物粒子(例えば結晶セルロース(粒)(微結晶セルロースとして記載している場合がある)、精製白糖球状顆粒、白糖・デンプン球状顆粒等)に薬物と結合剤を溶解または分散した液を噴霧してもよい。
また、薬物を含有する核の外側に中間層を被覆、あるいは本発明の粒子状医薬組成物に更に医薬賦形剤をコーティング後、本発明における被膜物質を被覆してもよい。
薬物を含有する核に対して、中間層あるいは水浸入量制御層を被覆する際の好ましい品温は15℃以上60℃以下であり、他の態様として15℃以上45℃以下である。
薬物含有粒子に被覆した粒子状医薬組成物は、乾燥、熱処理などを施しても良い。このコーティング膜は、調温調湿により処理することもできる。例えば、温度は40〜80℃であり、湿度は10〜60RH%であることができる。
打錠装置としては、例えばロータリー打錠機、単発打錠機などが挙げられるが、通常製薬学的に圧縮成形物(好適には錠剤)が製造される方法であれば、装置とも特に限定されない。
一例として国際公開第WO95/20380号パンフレット(米国対応特許第5576014号明細書)に記載された口腔内崩壊錠の場合を挙げると、本発明の粒子状医薬組成物と成形性の低い糖類を混合して、かかる混合物を成形性の高い糖類を結合剤として噴霧して被覆及び/または造粒して、該造粒物を圧縮成形する工程を採用することが出来る。さらに調製した成形物の硬度を高めるために、加湿、乾燥の工程を採用することが出来る。「加湿」は、含まれる糖類の見かけの臨界相対湿度により決定されるが、通常その臨界相対湿度以上に加湿する。例えば、湿度として30RH%以上100RH%以下であり、他の態様として50RH%以上90RH%以下である。このときの温度は15℃以上50℃以下であることが好ましく、他の態様として20℃以上40℃以下である。処理時間は1時間以上36時間以下であり、他の態様として12時間以上24時間以下である。「乾燥」は、加湿により吸収した水分を除去する工程であれば特に限定されない。例えば乾燥の温度条件として、10℃以上100℃以下を設定でき、他の態様として20℃以上60℃以下、更なる態様として25℃以上40℃以下を設定することができる。処理時間は、0.5時間以上6時間以下とすることができ、他の態様として1時間以上4時間以下とすることができる。
アトルバスタチンカルシウム三水和物は、日本特許第3296564号明細書(WO97/03959)の実施例に従って製造された結晶性形態Iのアトルバスタチンを用いた。
ラウリル硫酸ナトリウム(日光ケミカルズ社製、製品名ニッコールSLS、以下同じ)3.25kgおよびヒプロメロース(HPMC)(信越化学工業社製、製品名TC-5E、以下記載の無い場合同じ)2.17kgを精製水43.36kgに溶解した液に、アトルバスタチンカルシウム三水和物(ファイザー社製、以下同じ)5.42kgを攪拌下添加し、分散液を調製した。調製した分散液を、流動層造粒装置を用いて、結晶セルロース(粒)(旭化成ケミカルズ社製;製品名CP-102Y、以下同じ)5.42kgに噴霧し、第1層を被覆した粒子を調製した。
第1層を被覆した粒子7.8kgに対し、クエン酸ナトリウム二水和物(和光純薬社製、以下同じ)1.33kgおよびメチルセルロース(信越化学工業社製、製品名 SM-4、以下同じ)1.17kgを精製水30.96kgに溶解した液を、流動層造粒装置を用いて噴霧し、第2層を被覆した粒子を調製した。
第2層を被覆した粒子600.0gに対して、メチルセルロース30.0gを精製水720.0gに溶解した液を、流動層造粒装置を用いて噴霧し、第3層を被覆した粒子を調製した。
ヒプロメロース7.5gを精製水342.0gに溶解した液にメタノール1368.0gを添加・混合し、ヒプロメロース液(水・アルコール混液)を調製した。このヒプロメロース液に、続いてポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート(AEA)(三菱化学フーズ製、製品名AEA、以下同じ)52.5gを添加し溶解させ、タルク(松村産業社製、製品名ハイフィラー、以下同じ)30.0gを添加し分散させた。この分散液を、流動層造粒装置を用いて、第3層を被覆した粒子300.0gに対して噴霧し、本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)を製造した。
マンニトール(ROQUETTE社製、製品名PEARLITOL 50C)557.8gおよびマルトース(林原商事製、製品名サンマルトS)6.5gの混合物を、流動層造粒装置を用いて、マルトース水溶液(マルトース51.6gを含む)258gで造粒し、口腔内崩壊錠用の造粒物を調製した。この造粒物234.56mgと本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)58.6mgとを混合し、この混合物を直径9.5mmの臼に充填した後、オートグラフ(島津製作所製、AGS-20KNG、以下同じ)を用いて、各種圧力(2.0kNおよび3.0kN)で打錠して、本発明の粒子状医薬組成物を含有する口腔内崩壊錠を製造した。
実施例1で調製した第1層を被覆した粒子300.0gに対し、ラウリル硫酸ナトリウム51.3gおよびメチルセルロース45.1gを精製水688.6gに溶解した液を、流動層造粒装置を用いて噴霧し、第2層を被覆した粒子を調製した。
第2層を被覆した粒子300.0gに対し、メチルセルロース15.0gを精製水360.0gに溶解した液を、流動層造粒装置を用いて噴霧し、第3層を被覆した粒子を調製した。
ヒプロメロース8.1gを精製水456.0gに溶解した液に、メタノール1824.0gを添加・混合し、ヒプロメロース液(水・アルコール混液)を調製した。このヒプロメロース液に、続いてポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート71.2gを添加し溶解させ、タルク40.7gを添加し分散させた。この分散液を、流動層造粒装置を用いて第3層を被覆した粒子300.0gに対して噴霧し、本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)を製造した。
実施例1で調製した口腔内崩壊錠用の造粒物252.6mgと本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)63.2mgとを混合し、この混合物を直径9.5mmの臼に充填した後、オートグラフを用いて、各種圧力(2.0kNおよび3.0kN)で打錠して、本発明の粒子状医薬組成物を含有する口腔内崩壊錠を製造した。
ヒプロメロース8.1gを精製水456.0gに溶解した液にメタノール1824.0gを添加・混合し、ヒプロメロース液(水・アルコール混液)を調製した。このヒプロメロース液に、続いてポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート71.2gを添加し溶解させ、タルク40.7gを添加し分散させた。この分散液を、流動層造粒装置を用いて、実施例1で調製した第2層を被覆した粒子300.0gに対して噴霧し、本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)を製造した。
実施例1で調製した口腔内崩壊錠用の造粒物240.6mgと本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)60.2mgとを混合し、この混合物を直径9.5mmの臼に充填した後、オートグラフを用いて各種圧力(2.0kNおよび3.0kN)で打錠して、本発明の粒子状医薬組成物を含有する口腔内崩壊錠を製造した。
ヒプロメロース13.1gを精製水741.0gに溶解した液に、メタノール2964.0gを添加・混合し、ヒプロメロース液(水・アルコール混液)を調製した。このヒプロメロース液に、続いてポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート141.5gを添加し溶解させ、タルク40.4gを添加し分散させた。この分散液を、流動層造粒装置を用いて、実施例2で調製した第3層を被覆した粒子300.0gに対して噴霧し、第4層を被覆した粒子を製造した。
マンニトール15.5gを精製水139.5gに溶解した。このマンニトール溶液を、流動層造粒装置を用いて、第4層を被覆した粒子310.0gに対して噴霧し、本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)を製造した。
実施例1で調製した口腔内崩壊錠用の造粒物251.0mgと本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)62.8mgとを混合し、この混合物を直径9.5mmの臼に充填した後、オートグラフを用いて各種圧力(2.0kNおよび3.0kN)で打錠して、本発明の粒子状医薬組成物を含有する口腔内崩壊錠を製造した。
ラウリル硫酸ナトリウム300.0gおよびヒプロメロース120.0gを精製水2880.0gに溶解した液に、アトルバスタチンカルシウム三水和物300.0gを攪拌下添加し、分散液を調製した。調製した分散液を、流動層造粒装置を用いて、結晶セルロース(粒)300.0gに噴霧し、第1層を被覆した粒子を調製した。
第1層を被覆した粒子300.0gに対し、ラウリル硫酸ナトリウム64.3gおよびメチルセルロース25.7gを精製水1195.7gに溶解した液を、流動層造粒装置を用いて噴霧し、第2層を被覆した粒子を調製した。
第2層を被覆した粒子300.0gに対して、メチルセルロース15.0gを精製水360.0gに溶解した液を、流動層造粒装置を用いて噴霧し、第3層を被覆した粒子を調製した。
ヒプロメロース8.1gを精製水456.0gに溶解した液にメタノール1824.0gを添加・混合し、ヒプロメロース液(水・アルコール混液)を調製した。このヒプロメロース液に、続いてポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート71.2gを添加し溶解させ、タルク40.7gを添加し分散させた。この分散液を、流動層造粒装置を用いて、第3層を被覆した粒子300.0gに対して噴霧し、本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)を製造した。
実施例1で調製した口腔内崩壊錠用の造粒物229.6mgと本発明の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)70.4mgとを混合し、この混合物を直径9.5mmの臼に充填した後、オートグラフを用いて各種圧力(2.0kNおよび3.0kN)で打錠して、本発明の粒子状医薬組成物を含有する口腔内崩壊錠を製造する。
ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート57.3gを精製水342.0gおよびメタノール1368.0gの混液に溶解させ、タルク32.7gを添加し分散させた。この分散液を、流動層造粒装置を用いて、実施例1で調製した第3層を被覆した粒子300.0gに対して噴霧し、比較例1の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)を製造した。
実施例1で調製した口腔内崩壊錠用の造粒物234.6mgと比較例1の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)58.6mgとを混合し、この混合物を直径9.5mmの臼に充填した後、オートグラフを用いて各種圧力(2.0kNおよび3.0kN)で打錠して、比較例1の粒子状医薬組成物を含有する口腔内崩壊錠を製造した。
ポリソルベート80(Tween 80)(メルク製;製品名Tween 80)2.3gを精製水138.0gに溶解した液をアミノアルキルメタクリレートコポリマー水分散液(エボニックデグザGmbH社製、製品名オイドラギットRS30D)173.0gに添加しオイドラギットRS溶液を調製した。ヒプロメロース5.8gを精製水880.9gに溶解したヒプロメロース液を、上記調製したオイドラギットRS溶液に添加しコート液とした。流動層造粒装置を用いて、実施例1で調製した第2層を被覆した粒子300.0gに対して噴霧し、比較例2の粒子状医薬組成物(マスキング粒子)を製造した。
実施例1〜4または比較例1で調製した粒子状医薬組成物(打錠前マスキング粒子(表中、「0kN」と記載))及びそれらを含有する口腔内崩壊錠(打錠後、表中「2kN」、「3kN」と記載)について自動6連溶出試験機を用いて、日本薬局方溶出試験法第2法に従い溶出試験を行った。薬物含量は10mgとし、試験液は日本薬局方溶出試験第2液(JP2)900mLを用いた(パドル回転数:100回転/分)。
試験の結果得られた溶出プロファイルを図1〜図5に示す。また、溶出プロファイルから算出した口腔内崩壊錠のT10%、および打錠前の粒子状医薬組成物のT10%に対する変化率を表9〜表13に示す。T10%は溶出率10%までの時間を表し、T10%に対する変化率については以下の式から算出した。
T10%変化率(%)=T10%(打錠後)/T10%(打錠前)
比較例2〜4並びに実施例3及び5の粒子状医薬組成物(打錠前マスキング粒子)について自動6連溶出試験機を用いて、日本薬局方溶出試験法第2法に従い溶出試験を行った。薬物含量は10mgとし、試験液は水、日本薬局方溶出試験第1液(JP1)、日本薬局方溶出試験第2液(JP2)をそれぞれ900mL用いた(パドル回転数:100回転/分)。試験の結果得られた溶出プロファイルを図6〜図10に示す。
比較例3(ヒプロメロースアセテートサクシネート、タルクからなる第3膜を被覆したマスキング粒子)では、JP1での溶出が不十分であり、さらにラグタイムの長さも不十分であった(図7)。
比較例4(エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースからなる第3膜を被覆したマスキング粒子)では、ラグタイムは形成するもののJP1での溶出が不十分であった(図8)。
実施例3(ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、タルク、ヒプロメロース(TC-5E)からなる第3膜を施したマスキング粒子)では、十分なラグタイムとJP1での高い溶出を達成した(図9)。
実施例5(ラウリル硫酸ナトリウム/ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート=1.57)では、実施例3(ラウリル硫酸ナトリウム/ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート=0.63)に比較してJP1での高い溶出を達成した(図10)。
実施例3または比較例2〜4の粒子状医薬組成物(打錠前マスキング粒子)について自動6連溶出試験機を用いてvivoを反映した溶出試験を実施した。薬物を10mg含有する粒子状医薬組成物をJP1 300mLに投入し30分後、これに5倍に濃縮したJP2を600mL添加し、製剤からの薬物の溶出を測定した(パドル回転数:50回転/分)。
なお、本試験で得られた45分後の製剤からの薬物溶出率はイヌ経口投与試験において、CmaxおよびAUCに相関するものである。
得られた溶出プロファイルを図11に示す。ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートを被膜した粒子状医薬組成物(実施例3)は、液置換試験でも他の成分からなる膜を施した粒子状医薬組成物よりも高いD45min(45分後の薬物溶出率)を示した。
0.1Nおよび0.01N塩酸30mLにポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート(AEA)10mgを溶解させ、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)をポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートに対する重量比で0.01〜2となるように容器へ添加し密栓した。30分間振とう後、3000回転にて15分遠心分離することで析出画分を分離し、乾燥後その重量を測定した。
結果を図12に示す。SLS/AEA比率が小さい範囲ではイオンコンプレックスによると考えられる析出物が認められたが、SLS/AEA比率を大きくするとポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートが溶解した。
以上、本発明を特定の態様に沿って説明したが、当業者に自明の変形や改良は本発明の範囲に含まれる。
Claims (16)
- アトルバスタチン又はその製薬学的に許容される塩およびラウリル硫酸ナトリウムを含有する粒子が、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび水溶性高分子物質を含む被膜物質により被覆されてなる、経口投与用粒子状医薬組成物。
- 水溶性高分子物質が、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポビドン、コポリビドン、ポリビニルアルコール−ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリビニルアルコール、マクロゴール、およびポリエチレンオキサイドからなる群より選択される1種または2種以上である、請求項1に記載の経口投与用粒子状医薬組成物。
- 水溶性高分子物質がヒプロメロースである、請求項1に記載の経口投与用粒子状医薬組成物。
- さらに被膜物質に流動化剤を含有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の経口投与用粒子状医薬組成物。
- 流動化剤が、ケイ酸金属類、二酸化ケイ素類、高級脂肪酸金属塩類、金属酸化物類、アルカリ土類金属塩、および金属水酸化物からなる群より選択される1種または2種以上である、請求項4に記載の経口投与用粒子状医薬組成物。
- 流動化剤が、タルク、カオリン、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、酸化鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、セッコウ、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、含水二酸化ケイ素、結晶セルロース、合成ケイ酸アルミニウム、重質無水ケイ酸、水酸化アルミナマグネシウム、ステアリン酸、トウモロコシデンプン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸水素カルシウム造粒物、およびグリセリルモノステアレートからなる群より選択される1種または2種以上である、請求項4に記載の経口投与用粒子状医薬組成物。
- 流動化剤がタルクである、請求項4に記載の経口投与用粒子状医薬組成物。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の経口投与用粒子状医薬組成物を含有してなる口腔内崩壊錠。
- アトルバスタチン又はその製薬学的に許容される塩およびラウリル硫酸ナトリウムを含有する粒子を、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび水溶性高分子物質を含む被膜物質により被覆する、経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法。
- 水溶性高分子物質が、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポビドン、コポリビドン、ポリビニルアルコール−ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリビニルアルコール、マクロゴール、およびポリエチレンオキサイドからなる群より選択される1種または2種以上である、請求項9に記載の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法。
- 水溶性高分子物質がヒプロメロースである、請求項9に記載の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法。
- さらに被膜物質に流動化剤を含有する、請求項9〜11のいずれか一項に記載の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法。
- 流動化剤が、ケイ酸金属類、二酸化ケイ素類、高級脂肪酸金属塩類、金属酸化物類、アルカリ土類金属塩、および金属水酸化物からなる群より選択される1種または2種以上である、請求項12に記載の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法。
- 流動化剤が、タルク、カオリン、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、酸化鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、セッコウ、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、含水二酸化ケイ素、結晶セルロース、合成ケイ酸アルミニウム、重質無水ケイ酸、水酸化アルミナマグネシウム、ステアリン酸、トウモロコシデンプン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸水素カルシウム造粒物、およびグリセリルモノステアレートからなる群より選択される1種または2種以上である、請求項12に記載の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法。
- 流動化剤がタルクである、請求項12に記載の経口投与用粒子状医薬組成物の製造方法。
- アトルバスタチン又はその製薬学的に許容される塩およびラウリル硫酸ナトリウムを含有する粒子を被覆し、圧縮成形後も放出速度の変化を低減する経口投与用粒子状医薬組成物を製造するための、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび水溶性高分子物質の使用。
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