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JP5699661B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理を行う画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
カラープリンタやカラー複写機、あるいはカラー印刷機のように、CMYK等の基本色デジタルデータに基づいて画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置に対しては、その入力データに対して再現色の統一を図るために、カラーマネジメントと呼ばれる画像処理が施される。このカラーマネジメントとしては、ICC(International Color Consortium)の提唱するカラーマネジメントの枠組みと、そのデータフォーマットであるICCプロファイルが広く知られている。
ICCプロファイルもそうであるように、非線形性の強い印刷系のカラーマネジメントの多くでは、入力色空間と出力色空間を対応付ける多次元LUT(Look Up Table)と、これらの入出力を線形化するCMYK等の各色のチャンネルごとの1次元LUTの組み合わせにより、変換の基本単位が構成される。このときの、入出力チャンネルの1次元LUTは、階調再現曲線(Tone Reproduction Curve )、あるいは、階調補正(Tone Response Correction)の意味でTRCと呼ばれる。なお、TRCは必ずしもLUTで実装する必要はないが、多くの場合、実装の容易性と汎用性からLUTとして実装される。
ICCの枠組みの場合、このような色変換として、PCS(Profile Connection Space)と呼ばれるデバイス非依存の色空間を仲介する方法と、PCSを介さずに入出力チャンネルのTRCと多次元LUTで直接写像する方法(デバイスリンクと呼ばれる)が提供される。また、ICCでは、PCSとして、CIE1976Lab表色系、または、CIE1931XYZ表色系の色空間、あるいは、それらの部分空間が使用される。以下の説明では、ICCのものに限らず、上記のような入出力チャンネルのTRCおよびチャンネル間の色変換を行う多次元LUTを保持するデータを、カラープロファイル、あるいは、単にプロファイルと呼ぶ(本明細書での定義によると、ICCのプロファイルフォーマットは、レンダリング・インテントと変換方向に応じた複数のプロファイルがパッケージされたものということになる。)。
以上のようなカラーマネジメントの枠組みにおいて、複数種の印刷用紙あるいはそれに類する複数種のメディア(画像形成媒体)をサポートする画像形成装置では、色再現特性の異なるメディアごとに、異なるカラープロファイルが必要となる。さらに、同じメディアに対しても、網点線数などの印刷条件や、文字・グラフィクス・写真といったコンテンツの種類、あるいは、色域の圧縮意図に対して調整された複数のプロファイルが必要とされるため、多種のメディアに対応したいとする顧客要求に対しては、必要なプロファイル数は肥大化する傾向にある。このため、画像形成装置を提供するメーカ側で、全てのメディアおよび出力条件に適合するプロファイルを提供することは、コスト上および管理面で困難となっている。したがって、メーカ側としては、幾つかの代表的なメディアと出力条件に対してのみプロファイルを提供し、それ以外に関してはユーザ自身にプロファイルの作成を委ねることになる。
しかしながら、プロファイル作成においては、デバイス色空間からPCSへの写像である色再現モデルを構築することは比較的容易であるのに対して、逆のPCSからデバイス色空間(多くの画像形成装置ではCMYKパラメータの空間)への写像は、デバイスにとって再現不能な色域外の色を再現可能な色域内の色に対応付ける不安定なプロセスを内包するため、構築される写像に予期されない欠陥を生じやすい技術的な難しさを伴っている。このような写像の欠陥は、再現色に対して特に「好ましさ」を付加するような調整において生じやすく、ある程度の経験を必要とする要素となっている。
以上のような多種メディアへの対応プロファイル数の増大の課題に対しては、例えば、特許文献1に記載されている従来技術が提案されている。特許文献1には、予め設定された、色再現特性が既知の画像形成媒体である複数の標準用紙の中から、ユーザが画像の出力に使用する、色再現特性が未知の画像形成媒体であるユーザ用紙を近似する用紙を選択し、選択した用紙の色再現特性に基づいて画像データの変換データを合成する思想が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ユーザ用紙に対するデバイスリンク型のRGB→CMYK変換のための変換データを生成する技術であり、この変換データを標準用紙に対するRGB→CMYK変換と、同じ標準用紙に対するCMYK→PCS変換およびユーザ用紙に対するPCS→CMYK変換により合成するようになっている。したがって、合成にはユーザ用紙に関するプロファイル、特に前述の生成に経験を要するPCS→CMYK変換を別途求めておくことが必須であり、ユーザによるプロファイル構築に伴う困難は、本質的には解決されないことになる。
また、特許文献1では、ユーザ用紙を近似する標準用紙を選択する具体的方法として、(a)ユーザによる指定、(b)定着パラメータなどのプロセスパラメータからの判断、(c)ユーザ用紙から生成されたプロファイルからの判断、の3通りの方法が示唆されている。
しかしながら、上記(a)の方法では、そもそもユーザ自身が、予め設定された複数の標準用紙のうちでどの用紙がユーザ用紙に近似する用紙であるかが分からない場合には、ユーザ用紙を近似する標準用紙の選択が行えないという問題がある。
また、上記(b)の方法では、プロセスパラメータが、通常、物理的に印刷可能な条件(転写・定着を正常に行うことができ、紙詰まりを起こさないための条件など)として決定されているに過ぎないため、色再現特性に関する分類に用いるには、十分な分類性能が得られにくいという問題がある。
また、上記(c)の方法では、複数の標準用紙とユーザ用紙の色再現特性を直接比較できるので、色再現の観点からは望ましい用紙種判断が可能である。しかしながら、上記(c)の方法によりユーザ用紙を近似する標準用紙を選択するには、判断に先立って、判断用のプロファイルが必要となるため、前述のプロファイル作成の困難を回避することができないという問題がある。また、プロファイルを作成するまで、用紙種類の判断ができないため、プロファイル作成に先立って、プロファイル作成の必要性そのものを判定することができない。このため、本来作成する必要のないプロファイルまで作成しなければならないといった負担がユーザに生じることになる。さらに、ユーザ用紙を近似する標準用紙の既存プロファイルを選択するためには、全ての既存プロファイルとの相関計算が必要となるため、登録される標準用紙のプロファイル数が膨大になる場合には、選択計算のための処理負荷(処理時間)が大きくなりすぎるといった問題が生じる。
また、特許文献2には、画像出力端末側に用紙種類検出部を設け、検出した用紙種類をホストPCに送信し、ホストPCが、用紙種類に応じて基準色変換テーブル格納手段から基準色変換テーブルを選択し、さらに基準色変換テーブルから適用色変換テーブルを生成して、適用色変換テーブルを用いて画像データを変換する方法が開示されている。
この場合には、画像出力端末の描画プロセスに先行して用紙種類を判定できるため、用紙判定情報をその後の適用色変換テーブル生成判定に利用できる利点がある。しかし、ここで特許文献2に示される用紙種類検出部は、用紙の反射光と透過光に基づく判別方法であり、分光波長に基づく多次元的な判定方法ではないため、色再現特性の異なる用紙種類を十分に判定できないといった問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、色再現特性が未知の画像形成媒体に対するカラーマネジメントを簡便且つ適切に実施することができる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理を行う画像処理装置であって、登録されている色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置とは異なる他のデバイスに依存した表色値、またはデバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する色変換手段と、階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置にセットされた画像形成媒体である使用媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、複数の前記色変換パラメータを色再現特性が異なる複数の画像形成媒体に関連付けて登録し、かつ、登録された複数の画像形成媒体に関連付けて各画像形成媒体の分光反射特性から算出される特徴量を登録した登録リストと、前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に基づいて、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体との間の前記特徴量の差分評価値が閾値以下の画像形成媒体を、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体として抽出する機能を有するパラメータ管理手段と、前記パラメータ管理手段に対して前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体の抽出を指示するユーザ操作を受け付けるとともに、前記パラメータ管理手段により抽出された画像形成媒体をユーザに提示するユーザインタフェースと、を備え、前記ユーザインタフェースは、キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付ける機能を有し、前記パラメータ管理手段は、前記ユーザインタフェースが前記キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付けた場合に、前記使用媒体上に複数のパッチ画像が形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させ、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記校正チャートを測色した測色値の特性に最も近い色再現特性を有する画像形成媒体を選択し、選択した画像形成媒体と前記使用媒体との色再現特性の差を前記媒体対応補正手段で補正するための前記階調補正パラメータを生成する機能を有し、選択した画像形成媒体に対応する前記色変換パラメータを前記色変換手段に設定するとともに、生成した前記階調補正パラメータを前記媒体対応補正手段に設定し、該色変換パラメータと階調補正パラメータとの組み合わせを、前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に関連付けて前記登録リストに登録すること、を特徴とする。
また、本発明にかかる画像処理方法は、複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理装置であって、登録されている色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置とは異なる他のデバイスに依存した表色値、またはデバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する色変換手段と、階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置にセットされた画像形成媒体である使用媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、複数の前記色変換パラメータを色再現特性が異なる複数の画像形成媒体に関連付けて登録し、かつ、登録された複数の画像形成媒体に関連付けて各画像形成媒体の分光反射特性から算出される特徴量を登録した登録リストと、を備える画像処理装置において実行される画像処理方法であって、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体の抽出を指示するユーザ操作を受け付けるステップと、前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に基づいて、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体との間の前記特徴量の差分評価値が閾値以下の画像形成媒体を、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体として抽出するステップと、抽出した画像形成媒体をユーザに提示するステップと、キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付けた場合に、前記使用媒体上に複数のパッチ画像が形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させるステップと、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記校正チャートを測色した測色値の特性に最も近い色再現特性を有する画像形成媒体を選択し、選択した画像形成媒体と前記使用媒体との色再現特性の差を前記媒体対応補正手段で補正するための前記階調補正パラメータを生成するステップと、選択した画像形成媒体に対応する前記色変換パラメータを前記色変換手段に設定するとともに、生成した前記階調補正パラメータを前記媒体対応補正手段に設定し、該色変換パラメータと階調補正パラメータとの組み合わせを、前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に関連付けて前記登録リストに登録するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる画像処理プログラムは、複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理装置であって、登録されている色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置とは異なる他のデバイスに依存した表色値、またはデバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する色変換手段と、階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置にセットされた画像形成媒体である使用媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、複数の前記色変換パラメータを色再現特性が異なる複数の画像形成媒体に関連付けて登録し、かつ、登録された複数の画像形成媒体に関連付けて各画像形成媒体の分光反射特性から算出される特徴量を登録した登録リストと、を備える画像処理装置に、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体の抽出を指示するユーザ操作を受け付ける機能と、記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に基づいて、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体との間の前記特徴量の差分評価値が閾値以下の画像形成媒体を、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体として抽出する機能と、抽出した画像形成媒体をユーザに提示する機能と、キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付けた場合に、前記使用媒体上に複数のパッチ画像が形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させる機能と、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記校正チャートを測色した測色値の特性に最も近い色再現特性を有する画像形成媒体を選択し、選択した画像形成媒体と前記使用媒体との色再現特性の差を前記媒体対応補正手段で補正するための前記階調補正パラメータを生成する機能と、選択した画像形成媒体に対応する前記色変換パラメータを前記色変換手段に設定するとともに、生成した前記階調補正パラメータを前記媒体対応補正手段に設定し、該色変換パラメータと階調補正パラメータとの組み合わせを、前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に関連付けて前記登録リストに登録する機能と、を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、色再現特性が未知の画像形成媒体を画像形成装置にセットしてカラー画像を形成する場合に、ユーザインタフェースで受け付けたユーザ指示に応じて、登録リストに登録されている複数の画像形成媒体のうち、画像形成装置にセットされた画像形成媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体を抽出するようにしているので、色再現特性が未知の画像形成媒体に対するカラーマネジメントを簡便且つ適切に実施することができるという効果を奏する。
図1は、カラー画像形成装置を備えた画像形成システムの構成図である。 図2は、画像形成装置の概要を示す構成図である。 図3は、カラー画像処理装置における画像処理プロセスの概要を示す機能ブロック図である。 図4は、カラー画像処理装置のプロファイル管理手段が用いる用紙登録リストの一例を示す図である。 図5は、カラー画像処理装置のコンソールにユーザインタフェースとして表示されるカラーマネジメント設定画面の一例を示す図である。 図6は、図5のカラーマネジメント設定画面の中で新規/編集メニューが選択された場合に表示される用紙プロファイル設定画面の一例を示す図である。 図7は、図5のカラーマネジメント設定画面を用いたユーザ操作に応じて、プロファイル管理手段により実行されるカラーマネジメント設定の処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、図7のステップS103における用紙推定処理の詳細を示すフローチャートである。 図9は、代表的な用紙サンプル群から実験的に得た平均分光反射率を示す図である。 図10は、図9の用紙サンプル群の主成分ベクトルを示す図である。 図11は、図9の用紙サンプル群に含まれる用紙の第1主成分と第2主成分のスコア分布を示す図である。 図12は、図7のステップS109におけるキャリブレーション処理の詳細を示すフローチャートである。 図13は、用紙プロファイルに対して、用紙特性との誤差評価値を最小にする用紙補正TRCを生成する方法を説明する概念図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置を備えた画像形成システムの構成図である。本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41は、制御PCおよび該制御PCに搭載された拡張ハードウエアと制御ソフトウエアにより実現されている。
カラー画像処理装置41には、該カラー画像処理装置41によって処理された画像データに基づいて、物理的な画像形成媒体である用紙上に画像を形成する画像形成装置42が接続されている。画像形成装置42は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の4色を基本色材とし、これらの混色でフルカラー画像を用紙上に形成する。
一方で、カラー画像処理装置41は、ネットワーク43に接続されており、同じネットワーク43に接続されたユーザPC40から送付される画像データ(原稿データ)を受け取って、後述する画像処理プロセスを施した後、画像形成装置42に転送する。
また、カラー画像処理装置41には、画像形成装置42のキャリブレーションや色再現特性の測定に使用される測色手段12が接続されている。測色手段12としては、分光測色機が使用されるが、より簡易的な構成においては3刺激値直読型の測色装置で代用することも可能である。
図2は、画像形成装置42の概要を示す構成図である。画像形成装置42は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の4色に対応する作像ユニット90c,90m,90y,90kを備える。これらの作像ユニット90c,90m,90y,90kは、カラー画像処理装置41から転送される画像データに基づいて、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の各色のトナー像を作像する。これらの作像ユニット90c,90m,90y,90kにより作像されたトナー像が、図中の矢印で示す方向に周回する中間転写ベルト91上で重ね合わされることで、中間転写ベルト91上にカラーのトナー像が形成される。
一方、印刷対象となる用紙は、給紙スタッカ(媒体収容部)94a,94bに蓄積されており、カラー画像処理装置41により選択された給紙スタッカから1枚ずつピックアップされて、用紙搬送路96に沿って搬送される。中間転写ベルト91上に形成されたトナー像は、転写ローラ部92の位置に到達すると、この転写ローラ部92によって、用紙搬送路96に沿って搬送されてきた用紙上に転写され、その後、定着装置93で加熱定着される。そして、トナー像の定着が完了した用紙は、排紙スタッカ95に排出される。
また、用紙を蓄積する給紙スタッカ94a,94bには、それぞれ分光測色装置(媒体センサ)97a,97bが備え付けられている。これらの分光測色装置97a,97bは、カラー画像処理装置41からの要求により、給紙スタッカ94a,94bに蓄積された最上部の用紙の表面を測色して分光反射率(分光反射特性)を検出し、カラー画像処理装置41に返すようになっている。
図3は、カラー画像処理装置41における画像処理プロセスの概要を示す機能ブロック図である。以下、この図3を参照しながら、カラー画像処理装置41における画像処理プロセスの概要を説明する。
カラー画像形成装置42に入力される原稿データ1は、最初にRIP(Raster Image Processor)2により、RGBまたはCMYKの画素ごとの色信号に属性情報を付加したビットマップに展開される。ここで、属性情報としては、その画素が文字・写真・グラフィクスのどのオブジェクトに属していたか等の情報などが与えられる。RIP2以降の処理パラメータの多くは、この属性情報に依存して切り換えられる。処理は画素単位に行なわれるので、説明を簡便にするために、オブジェクト切り換えに関する部分は、図3では省略されている。ただし、ソフトウエア実装であれば、属性情報に従ってカラーマネジメントモジュール3から階調処理手段9までの処理を分岐すればよく、ハードウエア実装であれば、設定の異なるカラーマネジメントモジュール3から階調処理手段9までの処理を複数並行して実行し、属性情報に応じて画像形成装置42への入口で信号選択をすることで、オブジェクトごとの切り換えが実現される。
続くカラーマネジメントモジュール3では、RGB,CMYK等デバイス依存の色空間の値を、デバイス非依存の色空間であるPCSを仲介して、画像形成装置42の基本色であるCMYK色空間の値に変換する。PCSとしては、通常、CIE1976Labや、CIE1931XYZ、あるいは、それらの部分空間が使用される。本実施の形態では、PCSとして、用紙白色を白色基準とするメディア相対Lab値を想定しているが、実装するデバイス非依存の色空間は、必ずしもこれに限定されるものではない。
カラーマネジメントモジュール3は、主に、RGB信号をPCSの信号に変換するRGB→PCS変換部4と、CMYK信号をPCSの信号に変換するCMYK→PCS変換部5と、PCSの信号をCMYK信号に変換するPCS→CMYK変換部6の各変換要素で構成される。これらの変換要素に対しては、処理に先立って、変換に必要な色変換パラメータである前述のカラープロファイルが設定される。これらのカラープロファイルは、それぞれの変換要素に関連する以下のデータベース(DB)に格納されている。
シミュレーションプロファイルDB14は、RGB→PCS変換部4およびCMYK→PCS変換部5用の色変換パラメータ(以下、シミュレーションプロファイルという。)を保持する。RGB→PCS変換部4やCMYK→PCS変換部5での処理に先立って、コンソール18に表示される後述のユーザインタフェースの設定に従って、RGB→PCS変換部4、CMYK→PCS変換部5それぞれのシミュレーションプロファイルがシミュレーションプロファイルDB14から読み出されて設定される。ただし、もともと原稿データ1にプロファイルが埋め込まれている場合には、コンソール18に表示されるユーザインタフェースの設定(図5に示すチェックボックス32がONの場合)によって、埋め込まれたプロファイルが使用される。
用紙プロファイルDB15は、PCS→CMYK変換部6用の色変換パラメータ(以下、用紙プロファイルという。)を保持する。PCS→CMYK変換部6での処理に先立って、コンソール18に表示されるユーザインタフェースの設定、あるいは後述するキャリブレーションによる自動的な判断に従って、用紙プロファイルDB15から選択された用紙プロファイルが、PCS→CMYK変換部6に設定される。これにより、PCS→CMYK変換部6は、PCS上のLab値を、用紙対応補正手段7以降の処理に従って出力画像11として再現された再現色Labと概略一致するようなCMYK値に変換する。
用紙対応補正手段7および階調補正手段8は、ともにC,M,Y,Kの各色のチャンネルごとに設けられた1次元LUT(TRC)を用いて階調特性を補正する。ここで、用紙対応補正手段7で用いられるTRCは、画像形成装置42でサポートする用紙ごとの色再現特性の差を緩和する目的で使用される階調補正パラメータ(以下、用紙補正TRCという。)であり、用紙補正TRC−DB16に登録されている。また、階調補正手段8で用いられるTRCは、階調処理手段9に設定される階調処理の特性差を吸収する目的で使用される階調補正パラメータ(以下、階調補正データという。)であり、階調処理パラメータDB17に、階調処理手段9に設定される階調処理パラメータと関連付けて登録されている。
階調処理手段9は、設定された階調処理パラメータに従って、各色8bitの階調補正手段8の出力値を、複数画素を組にして網点を構成(面積変調)することで1画素2bitの画像形成装置42の入力データに変換する。
階調処理パラメータDB17は、階調処理手段9に設定する各色ごとの階調処理パラメータと、それとの組み合わせになる階調補正手段8に設定する階調補正データの組を保する。階調処理手段9および階調補正手段8での処理に先立って、コンソール18に表示されるユーザインタフェースの設定に従って、階調処理パラメータDB17から階調処理パラメータおよび階調補正データの組が読み出され、階調処理手段9に階調処理パラメータ、階調補正手段8に階調補正データがそれぞれ設定される。
プロファイル管理手段13は、コンソール18に表示されるユーザインタフェースの設定に従って、各データベースに保持されたプロファイルやTRCの管理および設定を行う。特に、このプロファイル管理手段13は、図4に示すような用紙登録リスト35を用いて、カラーマネジメントを簡便に実施できるようにする機能を有している。具体的には、プロファイル管理手段13は、コンソール18にユーザインタフェースとして表示される後述のカラーマネジメント設定画面20(図5参照)上で設定用紙推定ボタン33が押下された場合に動作する機能構成として、分光反射率取得手段13a、算出手段13bおよび抽出手段13cを有する。また、プロファイル管理手段13は、後述のカラーマネジメント設定画面20上でキャリブレーション実行ボタン22が押下された場合に動作する機能構成として、校正チャート出力制御手段13d、測色値取得手段13e、分類手段13f、判定手段13g、選択手段13hおよび生成手段13iを有する。
用紙登録リスト35には、図4に示すように、既に登録されている用紙の色再現特性を反映した特徴量であるスコア値と、用紙プロファイルDB15のエントリ(prof.id)および用紙補正TRC−DB16のエントリ(TRC)とが、用紙ごとに関連付けて記述されている。なお、用紙登録リスト35には標準登録領域36とユーザ登録領域37とが設けられ、予め登録された標準用紙に関する情報は標準登録領域36に保持され、後述するキャリブレーションによって得られたユーザ用紙(ユーザが任意に使用する用紙)に関する情報は、ユーザ登録領域37に保持される。また、スコア値は、後述するように、用紙の分光反射率に基づいて算出される値である。
また、用紙プロファイルDB15のエントリには、予め画像形成装置42がサポートする用紙群を代表する基準紙(図4の用紙登録リスト35における標準登録領域36に情報が保持されている標準用紙)に対応する用紙プロファイルが登録されている。こうした用紙群としては、大まかには、光沢紙、マット紙、普通紙といった分類が挙げられるが、実際には、これらの分類と色再現特性は必ずしも一致しないため、分類は各用紙の実際の色再現特性に基づいて実施する。また、ユーザ用紙に対するキャリブレーションによりユーザ用紙に対応する用紙プロファイルが生成された場合には、このユーザ用紙に対応する用紙プロファイルも、用紙プロファイルDB15のエントリに登録される。
分光反射率取得手段13aは、後述のカラーマネジメント設定画面20上で設定用紙推定ボタン33が押下された場合に、画像形成装置42に設けられた分光測色装置97a,97bに対して、給紙スタッカ94a,94bに蓄積された用紙(特許請求の範囲に記載の「使用媒体」に相当)の分光反射率を検出することを要求し、分光測色装置97a,97bにより検出された用紙の分光反射率を取得する。ここで、後述のカラーマネジメント設定画面20上で設定用紙推定ボタン33が押下されるのは、色再現特性が未知のユーザ用紙を画像形成媒体として用いる場合であるので、分光反射率取得手段13aは、分光測色装置97a,97bにより検出された、色再現特性が未知のユーザ用紙(使用媒体)の分光反射率を取得することになる。なお、給紙スタッカ94a,94bのいずれか一方にのみユーザ用紙が蓄積される場合を考慮して、例えば、カラーマネジメント設定画面20とは別のユーザインタフェースにより、ユーザが使用する給紙スタッカを選択できるようにしておき、分光反射率取得手段13aは、選択された給紙スタッカに対応する分光測色装置からの検出値を取得することが望ましい。
算出手段13bは、分光反射率取得手段13aにより取得されたユーザ用紙の分光反射率に基づいて、ユーザ用紙の色再現特性を反映した特徴量、具体的には、ユーザ用紙の第3主成分までの主成分スコアを表すスコア値(s1,s2,s3)を算出する。なお、主成分スコアの算出方法に関しては、広く知られている技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
抽出手段13cは、算出手段13bにより算出されたユーザ用紙のスコア値を、用紙登録リスト35に記載の既に登録されている用紙(以下、既登録用紙という。)のスコア値と比較して、それらの差分評価値を求める。そして、抽出手段13cは、複数の既登録用紙のうち、ユーザ用紙のスコア値に対する差分評価値が所定の閾値以下となる用紙を、ユーザ用紙に色再現特性が類似する用紙と推定し、後述のカラーマネジメント設定画面20上でプルダウンメニュー21が押下された場合に表示される既登録リスト29を、ユーザ用紙のスコア値に対する差分評価値が所定の閾値以下となる既登録用紙のみに制限する。つまり、抽出手段13cは、設定用紙推定ボタン33の押下に応じて、既登録用紙のうち、画像形成装置42にセットされたユーザ用紙(使用媒体)の色再現特性を近似可能な用紙を抽出することで、既登録リスト29に表示される用紙を絞り込む。そして、この既登録リスト29の中からユーザによって任意の用紙が指定されると、このユーザにより指定された用紙に対応する用紙プロファイルが用紙プロファイルDB15から読み出されて、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6に設定される。これにより、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6は、ユーザ用紙に色再現特性が類似すると推定された既登録用紙のうち、ユーザにより指定された用紙に対応する用紙プロファイルを用いて、PCSの信号をCMYK信号に変換する。
校正チャート出力制御手段13dは、後述のカラーマネジメント設定画面20上でキャリブレーション実行ボタン22が押下された場合に、テスト画像データ(パッチ画像データ)を階調補正手段8に送り、画像形成装置42から出力させる。このときの画像形成装置42の出力画像11が、色再現特性が未知のユーザ用紙(使用媒体)上に複数の単色および混色のパッチ画像が形成された校正チャートとなる。つまり、校正チャート出力制御手段13dは、キャリブレーション時に校正チャートを画像形成装置42に出力させる処理を行う。画像形成装置42から出力された校正チャートは、ユーザ操作に応じて測色手段12により測色される。
測色値取得手段13eは、測色手段12から、校正チャートを測色した測色値を取得する。
分類手段13fは、用紙登録リスト35に登録されている複数の既登録用紙を、各既登録用紙の上述したスコア値に基づいて複数のグループ(用紙タイプ)に分類する。
判定手段13gは、算出手段13bにより算出されたユーザ用紙のスコア値に基づいて、ユーザ用紙が、分類手段13fにより分類された複数のグループ(用紙タイプ)のいずれに属するかを判定する。
選択手段13hは、用紙登録リスト35に登録されている複数の既登録用紙のうち、ユーザ用紙と同じグループに属する既登録用紙、つまり、ユーザ用紙と同じ用紙タイプの既登録用紙の中から、測色値取得手段13eにより取得された測色値の特性に最も近い色再現特性を持つ既登録用紙を選択する。
プロファイル管理手段13は、選択手段13hにより選択された既登録用紙に対応する用紙プロファイルを用紙プロファイルDB15から読み出して、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6に設定する。これにより、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6は、選択手段13hにより選択された既登録用紙に対応する用紙プロファイルを用いて、PCSの信号をCMYK信号に変換する。
生成手段13iは、選択手段13hにより選択された既登録用紙とユーザ用紙との色再現特性の差を補正するための階調補正パラメータである用紙補正TRCを生成する。すなわち、生成手段13iは、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6が選択手段13hにより選択された既登録用紙に対応する用紙プロファイルを用いて色変換を行った場合に、このPCS→CMYK変換部6での色変換との組み合わせで、画像形成装置42での出力色再現特性を最良にする階調補正を行うための、C,M,Y,K各色ごとの用紙補正TRCを新規に生成する。
プロファイル管理手段13は、生成手段13iにより用紙補正TRCが新規に生成されると、この用紙補正TRCを用紙対応補正手段7に設定する。これにより、用紙対応補正手段7は、生成手段13iにより生成された用紙補正TRCを用いて、画像形成装置42のC,M,Y,Kの各基本色の階調特性をユーザ用紙に対応させて補正する。
なお、上記の説明では、カラーマネジメントモジュール3の各変換要素におけるプロファイルは、RGBまたはCMYKのデバイス色空間からPCSへの変換、あるいは、その逆変換の一方向の変換パラメータしか必要としていない。しかしながら、少なくとも用紙プロファイルは、双方の変換パラメータを組として備えており、このうち、CMYK→PCS変換用のプロファイルが、後述する最適プロファイル選択と再現色誤差推定に使用され、PCS→CMYK変換用のプロファイルが、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6に設定される。したがって、用紙プロファイルDB15の各エントリに、1つのCMYK→PCS変換用プロファイルと、オブジェクトに対応した複数のPCS→CMYK変換用プロファイルを含め、前述の用紙プロファイルDB15からの最適エントリの選択と、用紙補正TRCの選択あるいは新規算出は、各エントリの中のCMYK→PCS変換用プロファイルを使用して行い、後述するプロファイル管理手段13の登録リストに、得られたTRCと最適エントリを、(必要に応じて)関連付けて登録するとともに、同エントリのPCS→CMYK変換用プロファイルを前述のオブジェクトによって切り換えるそれぞれのPCS→CMYK変換部6に設定することにより、オブジェクトに適した色変換の対応付けが可能となる。
もちろん、上述した各プロファイルとして、上述したICCのプロファイルフォーマットに従ったプロファイル(以下、ICCプロファイルという。)を使用することも可能である。特に、用紙プロファイルとしてICCプロファイルを使用する場合、ICCプロファイルは、”知覚”、”相対カラリメトリック”、”彩度”の3種類のレンダリング・インテントごとに、PCS→CMYK変換用プロファイルとCMYK→PCS変換用プロファイルを保持しているので、相対カラリメトリック用のCMYK→PCS変換用プロファイルを、後述する最適プロファイルの選択と再現色誤差推定に使用する。
次に、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41が備えるユーザインタフェースの具体例について説明する。図5は、カラー画像処理装置41のコンソール18にユーザインタフェースとして表示されるカラーマネジメント設定画面の例である。このカラーマネジメント設定画面20には、プルダウンメニュー21、キャリブレーション実行ボタン22、プルダウンメニュー23,24、設定ボタン25、キャンセルボタン26、チェックボックス32および設定用紙推定ボタン33がそれぞれ表示される。
カラーマネジメント設定画面20の各プルダウンメニュー21,23,24は、先の図3の各種DBの要素を選択するユーザインタフェースに対応し、それぞれ、プルダウンメニュー21が用紙プロファイルDB15に対応し、プルダウンメニュー23,24がシミュレーションプロファイルDB14に対応する。
プルダウンメニュー21が押下された場合に表示される選択肢27には、「キャリブレーションによる自動選択」28、既登録リスト29、新規/編集メニュー30および削除メニュー31が含まれる。また、既登録リスト29は、前述の用紙登録リスト35のユーザ登録領域37に対応付けられている。また、設定用紙推定ボタン33は、プルダウンメニュー21に設定するのに最適なメニューを自動的に選択し、設定することを指示するボタンである。これらの動作の詳細については後述する。プルダウンメニュー23,24が押下された場合も、それぞれに関連したシミュレーションプロファイルDB14の既登録リストが選択肢として表示される。
また、チェックボックス32がチェックされている場合、図3の原稿データ1に埋め込まれたプロファイルがあれば、プルダウンメニー23,24の設定は無視され、その代わりに埋め込みプロファイルがRGB→PCS変換部4またはCMYK→PCS変換部5の設定パラメータとして使用される。
図6は、図5のプルダウンメニュー21の選択肢27の中で新規/編集メニュー30が選択された場合に表示される用紙プロファイル設定画面70の例である。この用紙プロファイル設定画面70には、プルダウンメニュー71,72,73、キャリブレーション実行ボタン22、設定ボタン77およびキャンセルボタン78がそれぞれ表示される。
この用紙プロファイル設定画面70のプルダウンメニュー71が押下されると、新規登録メニュー79と既登録リスト29が表示される。ユーザは、この既登録リスト29から編集対象とする登録名称を選択するか、新規登録メニュー79を選択してリストに新規の名称を登録する。
プルダウンメニュー72が押下されると、モードメニュー80が表示される。モードメニュー80の各項目は、階調処理パラメータDB17に登録されている階調処理手段9に設定する階調処理パラメータと、階調補正手段8に設定する階調補正データ(TRC)に関連付けられており、「階調優先」が写真画像に適した階調性重視のパラメータ、「解像度優先」が文字・線画に適した解像度重視のパラメータを階調処理手段9に設定する。また、それと同時にそれに合わせた階調補正データ(TRC)を階調補正手段8に設定する。これらの設定値は、キャリブレーション実行時に出力される上述した校正チャートに対して適用される。
プルダウンメニュー73は、用紙プロファイルDB15に予め登録されているプロファイルを選択指定するためのユーザインタフェースとなる。このプルダウンメニュー73が押下されると、用紙プロファイル選択メニュー81が表示され、この用紙プロファイル選択メニュー81の中から特にユーザによって「自動選択」が選択された場合には、キャリブレーション実行時に自動的に最適な用紙プロファイルが選択される。
なお、プルダウンメニュー71が押下されて既登録リスト29から登録済みのエントリが選択された場合には、プルダウンメニュー72とプルダウンメニュー73の表示は、選択したエントリ名称に関連付けられているものが選択される。また、新規登録メニュー79が選択された場合は、階調優先と用紙プロファイルの自動選択がデフォルト値として選択される。
キャリブレーション実行ボタン22は、ユーザがキャリブレーションの実行を指示するために押下するユーザインタフェースである。
次に、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41において実行される処理の具体例について、さらに詳細に説明する。
図7は、図5のカラーマネジメント設定画面20を用いたユーザ操作に応じて、プロファイル管理手段13により実行されるカラーマネジメント設定の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図中の丸で囲んだノード1はノード1’への接続を表し、ノード2はノード2’への接続を表している。図7において、ノード1とノード1’の接続で形成されるループが、主となるイベントループを表している。
カラー画像処理装置41のコンソール18にカラーマネジメント設定画面20を表示する際には、まず、ステップS101において、現在の設定値に従った画面の初期化(設定値が未定義の場合は、予め定められたデフォルト値)と、設定値の退避が行われる。
次に、ステップS102において、カラーマネジメント設定画面20上で設定用紙推定ボタン33が押下されたか否かが判定される。そして、設定用紙推定ボタン33が押下された場合は(ステップS102:Yes)ステップS103に進み、設定用紙推定ボタン33が押下されていなければ(ステップS102:No)ステップS105に進む。
ステップS103では、画像形成装置42で画像形成媒体として使用するユーザ用紙に類似する既登録用紙の推定(用紙推定処理)が行われる。具体的には、例えば、カラーマネジメント設定画面20とは別のユーザインタフェースにて予め給紙スタッカ94aが選択されている場合には、分光測色装置97aからの検出値が取得され、給紙スタッカ94bが選択されている場合には、分光測色装置97bからの検出値が取得される。そして、取得されたユーザ用紙の分光反射率に基づいて、このユーザ用紙の色再現特性を反映した特徴量であるスコア値が算出される。そして、既に登録されている複数の既登録用紙のうち、ユーザ用紙のスコア値に対する差分評価値が所定の閾値以下となる用紙が、ユーザ用紙に色再現特性が類似する既登録用紙と推定される。なお、この用紙推定処理については、詳細を後述する。
次のステップS104では、ステップS103での推定値に基づいて、用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21の表示と選択値が変更される。ここで、ステップS103でユーザ用紙に色再現特性が類似すると推定された既登録用紙が1以上あれば、用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21の選択肢27として表示される既登録リスト29が、ユーザ用紙に色再現特性が類似すると推定された既登録用紙のみに制限されることになる。
ステップS105では、カラーマネジメント設定画面20上で用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21が押下されたか否かが判定される。そして、用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21が押下された場合は(ステップS105:Yes)ステップS106に進み、用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21が押下されていなければ(ステップS105:No)ステップS108に進む。
ステップS106では、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6に設定する用紙プロファイルが、プルダウンメニュー21の選択肢27に従って選択される。なお、選択肢27のうち、新規/編集メニュー30が選択された場合には、図6に示した用紙プロファイル設定画面70を用いた編集処理を実施した後、用紙プロファイルの選択が行われる。また、選択肢27のうち、削除メニュー31が選択された場合には、別途表示される図示しない選択画面を用いたユーザ操作に応じて、既登録リスト29から削除対象のエントリを選択し削除した後、用紙プロファイルの選択が行われる。それ以外が選択されると選択値が確定されて、ステップS107に進む。
ステップS107では、ステップS106での選択値に従って、用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21の表示と選択値が変更される。
ステップS108では、カラーマネジメント設定画面20上でキャリブレーション実行ボタン22が押下されたか否かが判定される。そして、キャリブレーション実行ボタン22が押下された場合は(ステップS108:Yes)ステップS109に進み、キャリブレーション実行ボタン22が押下されていなければ(ステップS108:No)ステップS112に進む。
ステップS109では、色再現特性が未知のユーザ用紙に対するキャリブレーション処理が実行され、ステップS110に進む。なお、このキャリブレーション処理については、詳細を後述する。
ステップS110では、ステップS109のキャリブレーション処理によって、カラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6に設定する用紙プロファイルが変更されたか否かが判定される。そして、用紙プロファイルが変更された場合には(ステップS110:Yes)ステップS111に進み、用紙プロファイルが変更されていない場合には(ステップS110:No)ステップS112に進む。
ステップS111では、ステップS109のキャリブレーション処理の結果に応じて、用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21の表示と選択値が変更される。
ステップS112では、カラーマネジメント設定画面20上で、RGBシミュレーションプロファイル選択用のプルダウンメニュー23が押下されたか否かが判定される。そして、RGBシミュレーションプロファイル選択用のプルダウンメニュー23が押下された場合は(ステップS112:Yes)ステップS113に進み、RGBシミュレーションプロファイル選択用のプルダウンメニュー23が押下されていなければ(ステップS112:No)ステップS115に進む。
ステップS113では、カラーマネジメントモジュール3のRGB→PCS変換部4に設定するシミュレーションプロファイルが、プルダウンメニュー23の選択肢に従って選択されて、ステップS114に進む。
ステップS114では、ステップS113での選択値に従って、RGBシミュレーションプロファイル選択用のプルダウンメニュー23の表示と選択値が変更される。
ステップS115では、カラーマネジメント設定画面20上で、CMYKシミュレーションプロファイル選択用のプルダウンメニュー24が押下されたか否かが判定される。そして、CMYKシミュレーションプロファイル選択用のプルダウンメニュー24が押下された場合は(ステップS115:Yes)ステップS116に進み、CMYKシミュレーションプロファイル選択用のプルダウンメニュー24が押下されていなければ(ステップS115:No)ステップS118に進む。
ステップS116では、カラーマネジメントモジュール3のCMYK→PCS変換部5に設定するシミュレーションプロファイルが、プルダウンメニュー24の選択肢に従って選択されて、ステップS117に進む。
ステップS117では、ステップS116での選択値に従って、CMYKシミュレーションプロファイル選択用のプルダウンメニュー24の表示と選択値が変更される。
ステップS118では、カラーマネジメント設定画面20上で、埋め込みプロファイルの優先を指示するチェックボックス32が押下されたか否かが判定される。そして、チェックボックス32が押下された場合は(ステップS118:Yes)ステップS119に進み、チェックボックス32が押下されていなければ(ステップS118:No)ステップS120に進む。
ステップS119では、チェックボックス32のオン/オフの表示状態とその値を反転(トグル動作)して、ステップS120に進む。
ステップS120では、カラーマネジメント設定画面20上でキャンセルボタン26が押下されたか否かが判定される。そして、キャンセルボタン26が押下された場合は(ステップS120:Yes)ステップS121に進み、キャンセルボタン26が押下されていなければ(ステップS120:No)ステップS122に進む。
ステップS121では、ステップS101で退避した全ての設定値を復帰させて、一連の処理を終了する。
ステップS122では、カラーマネジメント設定画面20上で設定ボタン25が押下されたか否かが判定される。そして、設定ボタン25が押下された場合は(ステップS122:Yes)、これまでの設定値を保持したまま一連の処理を終了し、設定ボタン25が押下されていなければ(ステップS122:No)、ステップS102に戻って以降の処理が繰り返される。
図8は、図7のステップS103における用紙推定処理の詳細を示すフローチャートである。
用紙推定処理が開始されると、まずステップS201において、画像形成装置42で選択されている給紙スタッカ(例えば給紙スタッカ94a)に対応する分光測色装置(例えば分光測色装置97a)から、画像形成媒体として使用する色再現特性が未知のユーザ用紙の分光反射率が取得される。
ステップS202では、想定されるあらゆる用紙種類から事前に求めた用紙白色の平均分光反射率と主成分ベクトルと、ステップS201で取得されたユーザ用紙の分光反射率とに基づいて、このユーザ用紙の第3主成分までの主成分スコアであるスコア値(s1,s2,s3)が算出される。
ステップS203では、予め実験的に定めた閾値θd、重み係数(w1,w2,w3)、候補上限Nと、ステップS202で算出したユーザ用紙のスコア値(s1,s2,s3)および用紙登録リスト35の各エントリに登録されている既登録用紙のスコア値(s1_i,s2_i,s3_i)とを用いて、用紙登録リスト35の各エントリに登録されている既登録用紙のうち、色再現特性がユーザ用紙と類似する既登録用紙が抽出される。
具体的には、ユーザ用紙のスコア値(s1,s2,s3)と既登録用紙のスコア値(s1_i,s2_i,s3_i)との差分評価値diを、下記式(1)を用いて算出する。
di=√w1(s1_i−s1)+w2(s2_i−s2)+w3(s3_i−s3) ・・・(1)
そして、ユーザ用紙のスコア値に対する差分評価値diが閾値θd以下となるスコア値を有する既登録用紙を、差分評価値diが小さい順に最大N個抽出する。
ステップS204では、ステップS203で少なくとも1つの既登録用紙が抽出されたか否かが判定される。そして、少なくとも1つの既登録用紙が抽出されていれば(ステップS204:Yes)、用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21の表示と選択値を、差分評価値diが最小値となる既登録用紙(差分評価値diが最小値となる既登録用紙が複数ある場合は、例えば、登録idの数値が小さいものを優先する)とし、図5に示した選択肢27の既登録リスト29の表示を、ステップS203で抽出された既登録用紙のみに制限するとともに、これら既登録用紙を差分評価値diが小さい順に並べ替えて表示されるように変更して、処理を終了する。
一方、ステップS203で1つの既登録用紙も抽出されない場合には(ステップS204:No)、ステップS205において、ユーザ用紙に類似する既登録用紙がない旨のメッセージがコンソール18に表示される。そして、ステップS206において、図5に示した用紙プロファイル選択用のプルダウンメニュー21の選択値として「キャリブレーションによる自動選択」28に対応する選択値を指定して、処理を終了する。
一般的に、画像形成媒体として用いられる用紙は、その分光反射率の主成分スコアに応じて、いくつかの用紙タイプに分類することができる。図9は、代表的な用紙サンプル群から実験的に得た平均分光反射率を示す図であり、図10は、この用紙サンプル群の主成分ベクトルを示す図である。なお、図9では、光の波長(nm)を横軸、分光反射率(%)を縦軸で表し、図10では、光の波長(nm)を横軸、平均分光反射率からの差分(%)を縦軸で表している。また、図11は、上記用紙サンプル群に含まれる用紙の第1主成分と第2主成分のスコア分布を示したものであり、横軸が第1主成分スコア、縦軸が第2主成分スコアである。
図11に示した例では、第1主成分スコアを閾値θ1=0、第2主成分スコアを閾値θ2=15で分けることにより、用紙サンプルは大きくAタイプ、Bタイプ、Cタイプの3つの用紙タイプに分類される。これらの用紙タイプは、典型的な分光反射特性の傾向を示しており、同じ用紙タイプどうしであれば、用紙の分光反射特性が近いため、TRCの調整だけで、共通の色域内で再現色をある程度相互に近似することが可能である。逆に、異なる用紙タイプ間では、用紙分光特性が大きく異なるため、分光上の本質的な色再現特性の違いを生じるため、TRCだけでは再現色の相互近似は十分には行えないことになる。
そこで、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41では、ユーザ用紙に対するキャリブレーションを実施する際に、用紙登録リスト35に登録されている複数の既登録用紙を、そのスコア値に基づいて上記のような方法で複数の用紙タイプに分類するとともに、ユーザ用紙がどの用紙タイプに属するかを判定するようにしている。そして、ユーザ用紙と同じ用紙タイプに分類された既登録用紙の中から、ユーザ用紙を用いて出力された校正チャートの測色値に最も近い色再現特性を有する用紙に対応する用紙プロファイルを、ユーザ用紙に画像形成を行う場合の色変換に用いる用紙プロファイルとして選択するようにしている。ここで、複数の既登録用紙を複数の用紙タイプに分類する機能が、プロファイル管理手段13の分類手段13fであり、ユーザ用紙がどの用紙タイプに属するかを判定する機能が、プロファイル管理手段13の判定手段13gである。
図12は、図7のステップS109におけるキャリブレーション処理の詳細を示すフローチャートである。
キャリブレーション処理が開始されると、まずステップS301において、上述した校正チャートの出力が行われるとともに、出力された校正チャートを測色手段12で測色することをユーザに促すガイダンスが実施される。そして、ユーザがそのガイダンスに従って測色手段12による校正チャートの測色を実施すると、測色手段12から校正チャートの測色値が取得される。なお、測色値の取得が行われない状態で、図5に示した設定ボタン25が押下された場合は、ユーザに対して、キャリブレーション未実施の警告を発して、キャリブレーションの実施かキャンセルの何れかを選択させるようになっている。
ステップS302では、用紙プロファイル設定用のプルダウンメニュー21の設定値が「キャリブレーションによる自動選択」28に対応する設定値となっているか否かが判定される。そして、用紙プロファイル設定用のプルダウンメニュー21の設定値が「キャリブレーションによる自動選択」28に対応する設定値となっている場合は(ステップS302:Yes)ステップS303に進み、用紙プロファイル設定用のプルダウンメニュー21の設定値が「キャリブレーションによる自動選択」28に対応する設定値となっていなければ(ステップS302:No)ステップS310に進む。
ステップS303では、ユーザ用紙の分光反射率に基づいて上記のように算出されたスコア値を用いて、ユーザ用紙が、予め分類された複数の用紙タイプのいずれに属するかが判定される。具体的には、ユーザ用紙のスコア値(s1,s2,s3)と、予め定めた閾値θ1とθ2を用いて、s1≧θ1であればAタイプ、s1<θ1かつs2<θ2であればBタイプ、s1<θ1かつs2≧θ2であればCタイプといったように、ユーザ用紙が属する用紙タイプが判定される。このステップS303での処理は、次のステップS304での探索範囲を小さくする効果と、探索結果にある程度の一貫性を保証する効果がある。
ステップS304では、後述する方法により、ステップS301で取得された校正チャートの測色値の特性に最も近い色再現特性をもつ用紙プロファイル(BPnew)を、用紙登録リスト35に登録された複数の既登録用紙のうち、ステップS303で判定されたユーザ用紙の用紙タイプと同一の用紙タイプに属する既登録用紙に対応する用紙プロファイルの中から選択する。なお、用紙登録リスト35に登録された各既登録用紙の用紙タイプは、用紙登録リスト35で各既登録用紙に関連付けられているスコア値を用いて、上述した方法と同様の方法で決定されている。また、ベースとする用紙プロファイル(以下、ベースプロファイルという。)の選択と同時に、ベースプロファイル(BPnew)との組み合わせで、出力色再現特性を最良近似するC,M,Y,K各色ごとの用紙補正TRC(TRCnew)を生成するとともに、その用紙補正TRC(TRCnew)を用いたときの誤差評価値(Enew)を算出する。
なお、ユーザ用紙と同じ用紙タイプに属する既登録用紙の数が多すぎて、ベースプロファイル(BPnew)の選択に時間がかかりすぎるようであれば、ユーザ用紙に対する上述したスコア値の差分評価値diが小さいものから優先して、比較する候補数を制限することが有効である。
ステップS305では、用紙登録リスト35の各エントリのプロファイル設定値Prof.idとTRCに対して、それらを用いた場合の誤差評価値Eを算出し、Eが最小値Eiとなるエントリ(BPi,TRCi)を選択する。
ステップS306では、ステップS304で算出した誤差評価値(Enew)と、用紙登録リスト35の各エントリの用紙プロファイルおよび用紙補正TRCを用いた場合の誤差評価値の最小値Eiとを比較し、Enew<Eiであれば(ステップS306:Yes)ステップS307に進み、Enew≧Eiであれば(ステップS306:No)、ステップS315に処理を移行する。
ステップS307では、ステップS304で選択したベースプロファイル(BPnew)と生成した用紙補正TRC(TRCnew)との組み合わせを新規登録するかどうかの指示を仰ぐダイアログボックスをコンソール18に表示し、ユーザが新規登録を指示した場合は(ステップS307:Yes)ステップS308に進み、新規登録の指示がなければ(ステップS307:No)ステップS315に処理を移行する。
ステップS308では、ステップS304で選択したベースプロファイル(BPnew)をカラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6に設定するとともに、ステップS304で生成した用紙補正TRC(TRCnew)を用紙対応補正手段7に設定する。そして、ステップS309では、ステップS304で生成した用紙補正TRC(TRCnew)を用紙補正TRC−DB16に登録し、(BPnew,TRCnew)へのリンクに名称を与えて、上述したユーザ用紙の分光反射率に基づいて算出されたスコア値とともに、用紙登録リスト35に追加して、処理を終了する。
一方、先のステップS302で、用紙プロファイル設定用のプルダウンメニュー21の設定値が「キャリブレーションによる自動選択」28に対応する設定値となっていない場合、すなわち、用紙登録リスト35に登録されているエントリが選択されている場合には、ステップS310において、選択されたエントリの用紙プロファイル(BPi)に対して、誤差評価値(Enew)を最小にする用紙補正TRC(TRCnew)を新規に算出して、ステップS311に進む。
ステップS311では、選択されたエントリの用紙プロファイル(BPi)および用紙補正TRC(TRCi)を用いた場合の誤差評価値Eiを算出する。
ステップS312では、ステップS310で算出した用紙補正TRC(TRCnew)を用いた場合の誤差評価値(Enew)と、ステップS311で算出した既登録の用紙補正TRC(TRCi)を用いた場合の誤差評価値Eiとを比較し、Enew<Eiであれば(ステップS312:Yes)ステップS313に進み、Enew≧Eiであれば(ステップS312:No)、ステップS315に処理を移行する。
ステップS313では、ステップS310で算出した用紙補正TRC(TRCnew)を新規登録するかどうかの指示を仰ぐダイアログボックスをコンソール18に表示し、ユーザが新規登録を指示した場合は(ステップS313:Yes)ステップS314に進み、新規登録の指示がなければ(ステップS313:No)、ステップS315に処理を移行する。
ステップS314では、ステップS310で算出した用紙補正TRC(TRCnew)を用紙補正TRC−DB16に登録するとともに、用紙登録リスト35の選択されたエントリ(BPi,TRCi)のTRCiをTRCnewで置き換える。
ステップS315では、選択されたエントリの用紙プロファイル(BPi)をカラーマネジメントモジュール3のPCS→CMYK変換部6に設定するとともに、用紙補正TRC(TRCi)を用紙対応補正手段7に設定して、処理を終了する。
図13は、用紙プロファイルに対して、用紙特性との誤差評価値を最小にする用紙補正TRCを生成する方法を説明する概念図である。以下、この図13を参照しながら、用紙補正TRCを生成する方法の具体例について、さらに詳しく説明する。
キャリブレーション時における校正チャート出力では、階調処理手段9および階調補正手段8には、キャリブレーション基準とする特定の階調処理パラメータ(スクリーンセット)と、それに対応する階調補正データ(TRC)が、階調処理パラメータDB17から設定される。このとき、階調補正手段8に設定される階調補正データ(TRC)は、階調補正手段8を含めたそれ以降の画像出力までのCMYK基本色の階調特性が、階調処理手段9に設定された階調処理パラメータによらず、概ね予め規定した特性となるよう補正する。図13では、シアンの階調補正データ(TRC)を曲線50c、マゼンタの階調補正データ(TRC)を曲線50mで表している。なお、イエロー、ブラックに関しても同様なので、図13では、イエローおよびブラックの階調補正データ(TRC)の図示を省略している。
CMYK空間51の格子点52は、C,M,Y,Kの各チャンネルごとに、6点の入力値x=0,51,102,153,204,255に階調補正を施した組み合わせで得られる格子点である(図13では図の簡略化のために5×5の2次元の格子点で簡略化して概念的に示しているが、実際には6×6×6×6の4次元格子点となる)。この格子点を用紙プロファイルによるCMYK→PCS変換65でLab空間56上の格子点としたものを目標格子点とする。この目標格子点が、Lab空間56上で概略均等に分布するよう、曲線50c,50m等の階調補正手段8に設定する各色の階調補正データ(TRC)は、階調処理パラメータごとに予め定義しておく。このような階調補正データ(TRC)は、実際には用紙プロファイルごとの標準用紙に対して、各階調処理パラメータ設定条件(通常は網点線数)ごとに、C,M,Y,Kの各色の白色を基準とする色差が、入力階調値に対して線形になるよう各色のTRCを定義することで構築される。
一方、先のキャリブレーション実行時に出力される校正チャートは、プロファイル管理手段13から階調補正手段8のCMYK入力として直接与えられるパッチ画像データで、先のC,M,Y,K=0,51,102,153,204,255の組み合わせの6×6×6×6色のパッチ画像を画像形成装置42で再現した出力画像11である。
プロファイル管理手段13は、これらのパッチ測色値の相対化されたLab値と多重線形補間演算により、任意のCMYK入力に対するユーザ用紙でのCMYK→PCS変換モデル66を構築する。このCMYK→PCS変換モデル66は、図3の階調補正手段8以降の色再現特性のモデルであるが、ユーザ用紙による再現色域53が、用紙プロファイルの色域54よりも狭い場合には、外挿により、拡張色域55が用紙プロファイル色域54よりも広くなるよう拡張しておく。この拡張には、ユーザ用紙のCMYK→PCS変換モデル66の入力CMYK空間57を各色0〜255の8bit整数値で表した空間58を、各色0〜N(256≦N<512)のレンジの拡張CMYK空間59に拡張し、C,M,Y,Kの入力レンジが255を超える部分に関しては、隣接領域の補間関数(255を超えた値を255に置き換えたCMYK値に適用される補間関数)の流用により外挿する。ここで、上記の拡張レンジNは、用紙差によるベタ変動レンジをカバーできる程度の値を予め実験的に求めて定めておく値である。
次に、プロファイル管理手段13は、CMYK格子点{(c,m,y,k)|c,m,y,k=0,51,102,153,204,255}の要素ごとに、拡張されたCMYK→PCS変換モデル66(67)の出力Lab値Lab(c,m,y,k)と用紙プロファイルによって設定した先の目標格子点のLab値Labについて、ΔE=(Lab(c’,m’,y’,k)−Labを最小にするc’,m’,y’を求め、(c’,m’,y’)=(c,m,y)を初期値とする。ただし、上記でKの値kについては、Lab空間と自由度を合わせる為に固定値として扱っている。
こうして得られた修正CMYK格子点60を、各C,M,Yチャンネルに投影し、横軸を入力格子点値{0,51,102,153,204,255}、縦軸をこれらに対応する投影された修正値として、原点を通る3次多項式関数で最小二乗フィッティングを行なうことにより、各色ごとの補正曲線61c,61m,61y(図13では補正曲線61yの図示を省略している)を得る。ただし、これらの補正曲線は、色域拡張により0〜255レンジを超えてしまうことがあるため、後述する緩和処理を施すことにより、0〜255レンジの用紙補正TRC62c,62m,62y(図13では用紙補正TRC62yの図示を省略している)が得られる。
最後に、こうして得られたC,M,Y各色の用紙補正TRCと、ユーザ用紙でのCMYK→PCS変換モデル66の組み合わせに対して、改めてCMYK格子点に対する目標格子点のLab値(Lab)との平均色差を算出し、これを誤差評価値とする。
緩和処理としては、例えば、C,M,Yの補正曲線61c,61m,61yをそれぞれ、TRC,TRC,TRCとして、xmax=max{x|TRC(x)≦255,TRC(x)≦255,TRC(x)≦255}とし、C,M,Yの入力値255に対応する値を、それぞれ、TRC(xmax),TRC(xmax),TRC(xmax)として、TRCに対しては、TRC(x)=230となる点(x,230)と、(255,TRC(xmax))を二次曲線でなめらかに接続する方法などが挙げられる。
以上の例では、入力CMYK空間を6×6×6×6の格子点で分割したが、測色パッチ数を低減するためには、Kに関する分割数を少なくすることが有効である。例えば、Kに関してのみ分割格子点数を4点にすることで、総パッチ数を、A4サイズの用紙1枚程度で十分出力可能な6×6×6×4=864パッチとすることができる。精度低下が問題にならなければ、さらにCMYの格子点数を減らして、より少ないパッチ数とすることも容易である。
以上により、キャリブレーション対象とした用紙と階調処理設定条件による色再現特性が、選択された用紙プロファイルでのPCS→CMYK変換による再現色と近似的に一致させられる。なお、図3に示したカラーマネジメントモジュール3のRGB→PCS変換部4とPCS→CMYK変換部6とを合成したRGB→CMYK変換や、CMYK→PCS変換部5とPCS→CMYK変換部6とを合成したCMYK→CMYK変換のようなデバイスリンク型の変換に関しても、用紙プロファイルDB15のエントリにCMYK→PCSプロファイルと関連付けて保持されたプロファイルがあれば、同様のシステムが容易に実現される。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41は、画像形成装置42にセットされた色再現特性が未知のユーザ用紙の分光反射特性から算出されるスコア値(特徴量)に基づいて、登録リストに登録された既登録用紙のうち、ユーザ用紙の色再現特性を近似可能な用紙を抽出する機能をプロファイル管理手段13に設け、このプロファイル管理手段13に対して用紙の抽出を指示するための設定用紙推定ボタン33が設けられたカラーマネジメント設定画面20をユーザインタフェースとして備えているので、色再現特性が未知の画像形成媒体に対するカラーマネジメントを簡便且つ適切に実施することができる。
すなわち、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41によれば、ユーザはユーザインタフェースからの指示により、容易に、給紙スタッカ94a,94bにセットされた用紙(色再現特性が未知のユーザ用紙) の色再現特性のタイプを、分光測色装置97a,97bから得られる分光反射率に基づいて推定できるため、ユーザ用紙のタイプを特定するためのプロファイルを事前に作成する必要がなくなる。これにより、既存のプロファイルに対する流用性が向上する。
また、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41によれば、ユーザ用紙の色再現特性を近似可能な既登録用紙を抽出し、その中からから選択された既登録用紙に関連付けて登録されている用紙プロファイルを流用するので、著しい色差がある場合の用紙プロファイルの流用を回避することができる。また、用紙プロファイルの流用を適用する範囲が制限されるので、用紙プロファイルの流用による色域の矮小化も回避される。
また、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41によれば、ユーザ用紙の色再現特性を近似する既登録用紙(および用紙プロファイル)の抽出(従って、抽出不能な場合のプロファイル要否の判断も含む)は、色に直接関係する分光反射率から算出される特徴量に基づいて行われるので、色再現的に高い信頼性が得られる。
また、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41によれば、既存のプロファイルをそのまま流用できない場合には、ユーザ用紙を使用した校正チャートの測色結果(ユーザ用紙による再現色) に基づいてユーザ用紙を最良近似できる既登録用紙を選択し、その既登録用紙と組み合わせて使用する用紙補正TRCを生成するので、新規なプロファイルの構築を高精度に行うことができる。
また、本実施の形態にかかるカラー画像処理装置41によれば、ユーザ用紙を最良近似できる既登録用紙を選択する際の選択範囲が、分光測色装置97a,97bから得られるユーザ用紙の分光反射率に基づく特徴量による一次分類の範囲に制限される。また、計算方法自体も、単純な特徴量比較に帰着される。したがって、全ての既存プロファイルとユーザ用紙に対応するプロファイルとのプロファイル間の相関計算を行なう必要がないので、選択範囲と選択のための判定負荷の双方を軽減することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置42に給紙スタッカ94a,94bに蓄積された用紙の分光反射率を検出する分光測色装置97a,97bを設け、カラー画像処理装置41が、色再現特性が未知のユーザ用紙の分光反射率を取得する場合に、この画像形成装置42に設けられた分光測色装置97a,97bで検出された分光反射率を取得するようにしている。したがって、ユーザ用紙の分光反射率を取得するためにユーザが特別な操作を行う必要がない。
なお、上述した本実施形態にかかるカラー画像処理装置41による画像処理プロセスは、上述した制御PCに拡張ソフトウエアとして実装された画像処理プログラムが制御PCのCPUにより実行されることによって実現される。制御PCのCPUにより実行される画像処理プログラムは、例えば、制御PCのROM等に予め組み込まれて提供される。また、制御PCのCPUにより実行される画像処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、制御部PCのCPUにより実行される画像処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、制御部PCのCPUにより実行される出力制御プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
制御部PCのCPUにより実行される画像処理プログラムは、図3に機能ブロック図で示した各処理機能を含むモジュール構成となっており、実際のハードウエアとしてはCPU(プロセッサ)が例えばROMから画像処理プログラムを読み出して実行することにより各処理機能が主記憶装置(RAM)上にロードされ、各処理機能が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上、本発明の一適用例としての実施形態を具体的に説明したが、本発明は、上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で様々な変形や変更を加えて具体化することができる。
6 PCS→CMYK変換部(色変換手段)
7 用紙対応補正手段(媒体対応補正手段)
13 プロファイル管理手段(パラメータ管理手段)
20 カラーマネジメント設定画面(ユーザインタフェース)
35 用紙登録リスト(登録リスト)
41 カラー画像処理装置
42 画像形成装置
94a,94b 給紙スタッカ(媒体収容部)
97a,97b 分光測色装置(媒体センサ)
特開2008−153810号公報 特開2002−84433号公報

Claims (5)

  1. 複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理を行う画像処理装置であって、
    登録されている色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置とは異なる他のデバイスに依存した表色値、またはデバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する色変換手段と、
    階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置にセットされた画像形成媒体である使用媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、
    複数の前記色変換パラメータを色再現特性が異なる複数の画像形成媒体に関連付けて登録し、かつ、登録された複数の画像形成媒体に関連付けて各画像形成媒体の分光反射特性から算出される特徴量を登録した登録リストと、
    記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に基づいて、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体との間の前記特徴量の差分評価値が閾値以下の画像形成媒体を、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体として抽出する機能を有するパラメータ管理手段と、
    前記パラメータ管理手段に対して前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体の抽出を指示するユーザ操作を受け付けるとともに、前記パラメータ管理手段により抽出された画像形成媒体をユーザに提示するユーザインタフェースと、を備え
    前記ユーザインタフェースは、キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付ける機能を有し、
    前記パラメータ管理手段は、前記ユーザインタフェースが前記キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付けた場合に、前記使用媒体上に複数のパッチ画像が形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させ、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記校正チャートを測色した測色値の特性に最も近い色再現特性を有する画像形成媒体を選択し、選択した画像形成媒体と前記使用媒体との色再現特性の差を前記媒体対応補正手段で補正するための前記階調補正パラメータを生成する機能を有し、
    選択した画像形成媒体に対応する前記色変換パラメータを前記色変換手段に設定するとともに、生成した前記階調補正パラメータを前記媒体対応補正手段に設定し、該色変換パラメータと階調補正パラメータとの組み合わせを、前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に関連付けて前記登録リストに登録すること、を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記パラメータ管理手段は、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体を、各画像形成媒体の前記特徴量に基づいて複数のグループに分類し、前記使用媒体の前記特徴量に基づいて、該使用媒体が前記複数のグループのうちのいずれに属するかを判定して、前記使用媒体が属すると判定されたグループに分類された画像形成媒体の中から、前記校正チャートを測色した測色値の特性に最も近い色再現特性を有する画像形成媒体を選択することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像形成装置は、
    画像形成媒体を収容する媒体収容部と、
    前記媒体収容部に収容された画像形成媒体の分光反射率を検出する媒体センサと、を備え、
    前記パラメータ管理手段は、前記媒体収容部に前記使用媒体が収容された状態で前記媒体センサにより検出された分光反射率から前記使用媒体の前記特徴量を出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理装置であって、登録されている色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置とは異なる他のデバイスに依存した表色値、またはデバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する色変換手段と、階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置にセットされた画像形成媒体である使用媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、複数の前記色変換パラメータを色再現特性が異なる複数の画像形成媒体に関連付けて登録し、かつ、登録された複数の画像形成媒体に関連付けて各画像形成媒体の分光反射特性から算出される特徴量を登録した登録リストと、を備える画像処理装置において実行される画像処理方法であって、
    前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体の抽出を指示するユーザ操作を受け付けるステップと、
    前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に基づいて、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体との間の前記特徴量の差分評価値が閾値以下の画像形成媒体を、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体として抽出するステップと、
    抽出した画像形成媒体をユーザに提示するステップと、
    キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付けた場合に、前記使用媒体上に複数のパッチ画像が形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させるステップと、
    前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記校正チャートを測色した測色値の特性に最も近い色再現特性を有する画像形成媒体を選択し、選択した画像形成媒体と前記使用媒体との色再現特性の差を前記媒体対応補正手段で補正するための前記階調補正パラメータを生成するステップと、
    選択した画像形成媒体に対応する前記色変換パラメータを前記色変換手段に設定するとともに、生成した前記階調補正パラメータを前記媒体対応補正手段に設定し、該色変換パラメータと階調補正パラメータとの組み合わせを、前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に関連付けて前記登録リストに登録するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
  5. 複数の基本色の重ね合わせにより画像形成媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置での再現色の統一を図るための画像処理装置であって、登録されている色変換パラメータに基づいて、前記画像形成装置とは異なる他のデバイスに依存した表色値、またはデバイスに依存しない表色値を、前記画像形成装置の各基本色に対応する表色値に変換する色変換手段と、階調補正パラメータに基づいて、前記画像形成装置の各基本色の階調特性を、前記画像形成装置にセットされた画像形成媒体である使用媒体に対応させて補正する媒体対応補正手段と、複数の前記色変換パラメータを色再現特性が異なる複数の画像形成媒体に関連付けて登録し、かつ、登録された複数の画像形成媒体に関連付けて各画像形成媒体の分光反射特性から算出される特徴量を登録した登録リストと、を備える画像処理装置に、
    前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体の抽出を指示するユーザ操作を受け付ける機能と、
    記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に基づいて、前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記使用媒体との間の前記特徴量の差分評価値が閾値以下の画像形成媒体を、前記使用媒体の色再現特性を近似可能な画像形成媒体として抽出する機能と、
    抽出した画像形成媒体をユーザに提示する機能と、
    キャリブレーション開始を指示するユーザ操作を受け付けた場合に、前記使用媒体上に複数のパッチ画像が形成されてなる校正チャートを前記画像形成装置に出力させる機能と、
    前記登録リストに登録された複数の画像形成媒体のうち、前記校正チャートを測色した測色値の特性に最も近い色再現特性を有する画像形成媒体を選択し、選択した画像形成媒体と前記使用媒体との色再現特性の差を前記媒体対応補正手段で補正するための前記階調補正パラメータを生成する機能と、
    選択した画像形成媒体に対応する前記色変換パラメータを前記色変換手段に設定するとともに、生成した前記階調補正パラメータを前記媒体対応補正手段に設定し、該色変換パラメータと階調補正パラメータとの組み合わせを、前記使用媒体の分光反射特性から算出される特徴量に関連付けて前記登録リストに登録する機能と、を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。
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