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JP5675121B2 - 遠心圧縮機、および洗浄方法 - Google Patents

遠心圧縮機、および洗浄方法 Download PDF

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JP5675121B2 JP2010015637A JP2010015637A JP5675121B2 JP 5675121 B2 JP5675121 B2 JP 5675121B2 JP 2010015637 A JP2010015637 A JP 2010015637A JP 2010015637 A JP2010015637 A JP 2010015637A JP 5675121 B2 JP5675121 B2 JP 5675121B2
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Description

この発明は、洗浄液噴射装置を備えた遠心圧縮機、およびこの遠心圧縮機の洗浄液噴射装置を用いた洗浄方法に関するものである。
従来から、各種プラントでプロセスガスを圧送するための遠心圧縮機が用いられている。遠心圧縮機としては、この内部に形成されている流路に洗浄液を噴射するものがある。この種の遠心圧縮機では、洗浄液によって流路に付着・堆積した汚れや熱反応生成物を除去することができるので、付着物・堆積物によって低下した性能を良好に回復できる。
このような洗浄液を噴射する遠心圧縮機では、例えば、洗浄液を噴射するための噴射装置としてスプレー式のノズルを用いたものがある。噴射装置は、例えば、流路中に配置されたリターンベーンの頂上部、すなわちリターンベーンの径方向外側に設置され、流路に向けて洗浄液を微粒化して噴射するようになっている場合が多い(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
特開平5−141397号公報 特開平5−223099号公報 特開平6−33899号公報 特開平8−338397号公報
ところで、各種プラントでは、遠心圧縮機の他にさまざまな装置が取り付けられているが、これら装置のエロージョン防止やエネルギー伝達効率を高めるために、圧送されるプロセスガスに含まれる洗浄液の量が制限される場合が多い。つまり、単位時間あたりの洗浄液の流量が制限される場合が多い。
しかしながら、上述の従来技術にあっては、洗浄液の流量が制限された状況下では、遠心圧縮機の流路全体に対する洗浄液の量が不十分になってしまい、流路全体をくまなく洗浄することが困難になるという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、洗浄液の流量が制限された状況下であっても流路全体を十分洗浄することが可能な遠心圧縮機、および洗浄方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る遠心圧縮機は、ケーシングと、このケーシング内に支持された回転軸と、この回転軸に設けられ回転して流体を圧縮するインペラと、このインペラと前記ケーシングとにより形成される流路に洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置とを備えた遠心圧縮機であって、前記洗浄液噴射装置は、前記回転軸の周方向に沿って設けられ、前記流路内に前記洗浄液を噴射させる複数のノズルと、これら複数のノズルのうち、対応するノズルと連通し、この対応するノズルに前記洗浄液を供給する複数のチャンバとを有し、各チャンバの前記ノズルとは反対側の上流に、それぞれ前記チャンバへ供給する前記洗浄液の流量を制御する流量調整弁を設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る遠心圧縮機は、ケーシングと、このケーシング内に支持された回転軸と、この回転軸に設けられ回転して流体を圧縮するインペラと、このインペラと前記ケーシングとにより形成される流路に洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置とを備えた遠心圧縮機であって、前記洗浄液噴射装置は、前記回転軸の周方向に沿って設けられ、前記流路内に前記洗浄液を噴射させる複数のノズルと、これら複数のノズルのうち、対応するノズルと連通し、この対応するノズルに前記洗浄液を供給する複数のチャンバとを有し、前記ノズルの数は、前記回転軸の径方向外側から内側に向かって前記流体を流した後、該流体の向きを前記インペラの直前で前記回転軸の軸方向に変換させる吸込通路に設けられたリターンベーンの翼の数と同数とされることを特徴とする。
このように構成することで、複数のチャンバのうち、所望のチャンバに選択的に洗浄液を供給し、このチャンバに連通するノズルから洗浄液を噴射させて流路全体のうち、洗浄液が噴射されたノズルに対応する一部の流路だけを洗浄することが可能になる。そして、これを順次繰り返すことによって、流量の限られた洗浄液で流路全体を十分洗浄することができる。
また、各チャンバの前記ノズルとは反対側の上流に、それぞれ前記チャンバへ供給する前記洗浄液の流量を制御する流量調整弁を設けたことで、流量の限られた洗浄液を、所望のチャンバへと確実に供給することができる。このため、効率よく流路全体を洗浄することが可能になる。
本発明に係る遠心圧縮機は、前記ケーシングにおける前記複数のノズルの近傍に、前記複数のチャンバを前記回転軸の周方向に沿って設けたことを特徴とする。
このように構成することで、各チャンバから対応する複数のノズルに至る間の距離、および構造を同一に設定しやすくなる。このため、チャンバ内の圧力を均一化することができ、各洗浄液噴射口から噴射される噴射量を均一にすることができる。よって、さらに効率よく流路全体を洗浄することが可能になる。
本発明に係る遠心圧縮機は、前記流路中のディフューザを形成するディフューザ前壁とディフューザ後壁との少なくとも何れか一方に、前記複数のノズルを形成したことを特徴とする。
このように構成することで、ノズルから洗浄液を、流路を流れる主流に対して交差するように噴射させることができる。このように噴射された洗浄液は、一旦、対向するディフューザの他方側に向かって流れ、ディフューザ前壁とディフューザ後壁との間のスパン方向(回転軸方向)に広がる。
また、同時に流路内を流れる主流の剪断力によって、洗浄液が微粒化されて周方向にも広がると共に主流に乗ってディフューザの下流側に流される。このため、噴射された洗浄液は比較的長い距離を通って、リターンベーン側に到達するようになる。
よって、洗浄液はディフューザ通路からリターン通路、およびリターンベーンまでの広い範囲において衝突・付着するようになり、これによって所望の流路の一部を確実に洗浄することが可能になる。
本発明に係る遠心圧縮機は、前記回転軸の軸方向に沿って前記洗浄液を噴射可能に、前記複数のノズルを設けたことを特徴とする。
このように構成することで、複数のノズルから噴射された洗浄液が、回転軸方向に沿って対向するディフューザの他方側に向けて良好に流れるようになる。このため、ディフューザ前壁とディフューザ後壁との間のスパン方向(回転軸方向)により確実に広がり、ディフューザの両壁を洗浄し易くなる。
本発明に係る遠心圧縮機は、前記複数のノズルは、前記流路中のディフューザを形成するディフューザ前壁とディフューザ後壁との何れか一方に設けられ、他方に向かって前記洗浄液を噴射可能に形成された第一ノズルと、前記流路中のディフューザの径方向外側であって、かつ径方向に沿って設けられ、前記ディフューザに向けて前記洗浄液を噴射可能に形成されると共に、この洗浄液の少なくとも一つの噴射方向が前記インペラの回転方向と同じになるように形成された第二ノズルとで構成されていることを特徴とする。
このように構成することで、第一ノズルにより、洗浄液がディフューザ通路からリターン通路、およびリターンベーンまでの広い範囲において衝突・付着するようになる。このため、所望の流路の一部を確実に洗浄することが可能になる。
また、第二ノズルによっても洗浄液をディフューザ通路からリターン通路、およびリターンベーンまでの広い範囲に衝突・付着させることができる。このため、所望の流路の一部をさらに確実に洗浄することが可能になる。
すなわち、第二ノズルは、流路中のディフューザの径方向外側であって、かつ径方向に沿って設けられ、ディフューザに向けて洗浄液を噴射可能に形成されている。このため、複数の第二ノズルから噴射された洗浄液は、一旦、ディフューザの径方向内側に向けて流れた後、流路内を流れる主流によって押し戻され、ディフューザの下流側のリターンベンドを通ってリターンベーン側に流れる。したがって、噴射された洗浄液は比較的長い距離を通って、リターンベーン側に到達するようになる。
また、第二ノズルは、洗浄液の少なくとも一つの噴射方向が前記インペラの回転方向と同じになるように形成されているので、洗浄液はインペラの回転方向に沿う主流の流れを受けてこれに乗り、しかも比較的長い距離を通ってリターンベーン側に到達する。これにより、洗浄液はディフューザ通路からリターン通路、およびリターンベーンまでの広い範囲に衝突・付着するようになる。このため、所望の流路の一部を確実に洗浄することが可能になる。
したがって、これら第一ノズル、および第二ノズルによってスパン方向、および周方向に効率良く洗浄液を噴射することができ、これにより所望の流路の一部を確実に洗浄することができる。すなわち、インペラの出口近傍では、例えば、ディフューザ後壁側の方が主流の流速が速くなるが、スパン方向(回転軸方向)に洗浄液を噴射することにより、スパン方向(回転軸方向)により広がり易くなる。一方、ディフューザ前壁側の方では主流の流速が相対的に遅くなる分、周方向へより広がり易くなるからである。
本発明に係る遠心圧縮機は、前記第一ノズルは、前記ディフューザ後壁に設けられ、かつ前記ディフューザ前壁に向けて前記洗浄液を噴射可能に配置される一方、前記第二ノズルは、前記ディフューザ前壁に沿って配置されていることを特徴とする。
インペラの出口近傍では、ディフューザ後壁側の方が主流の流速が速くなるが、スパン方向(回転軸方向)に洗浄液を噴射することにより、スパン方向(回転軸方向)により広がり易くなる。一方、ディフューザ前壁側の方では主流の流速が相対的に遅くなる分、周方向へより広がり易くなる。このため、第一ノズル、および第二ノズルにより、スパン方向、および周方向に効率良く洗浄液を噴射して広げることが可能になり、所望の流路の一部を確実に洗浄することが可能になる。
本発明に係る洗浄方法は、上記の遠心圧縮機に設けられている洗浄液噴射装置を用い、前記流路に付着・堆積した汚れや熱反応生成物を除去する洗浄方法であって、前記複数のチャンバのうち、所望のチャンバに選択的に前記洗浄液を供給する洗浄液供給工程と、この洗浄液供給工程により、前記洗浄液が供給された前記チャンバに連通する前記ノズルを介し、前記流路に向かって前記洗浄液を噴射する洗浄液噴射工程と、この洗浄液噴射工程により噴射された前記ノズルに対応する前記流路の一部を洗浄する一部洗浄工程とを有し、これら洗浄液供給工程、洗浄液噴射工程、および一部洗浄工程とを順次繰り返すことにより、前記流路の全体を洗浄することを特徴とする。
このように構成することで、流量の限られた洗浄液で流路全体を十分洗浄することが可能になる。
本発明によれば、複数のチャンバのうち、所望のチャンバに選択的に洗浄液を供給し、このチャンバに連通するノズルから洗浄液を噴射させて流路全体のうち、洗浄液が噴射されたノズルに対応する一部の流路だけを洗浄することが可能になる。そして、これを順次繰り返すことによって、流量の限られた洗浄液で流路全体を十分洗浄することができる。
本発明の第一実施形態における遠心圧縮機の概略構成図である。 図1の要部拡大図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第一実施形態における洗浄液噴射装置の使用状態を示す模式図である。 本発明の第一実施形態におけるノズルの概略構成を示し、(a)は概略断面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は他の形態の概略断面図である。 (a)は図1のC−C線に沿う断面図、(b)は(a)の他の形態を示す説明図である。 本発明の第一実施形態における洗浄液の状態を示す模式図である。 図1のA−A線に沿う断面図であって、図3の他の形態を示す構成図である。 本発明の第二実施形態における遠心圧縮機の簡略側断面図である。 本発明の第三実施形態における遠心圧縮機の簡略側断面図である。 本発明の第四実施形態における遠心圧縮機の簡略側断面図である。 図11のD−D線に沿う断面図である。 本発明の第四実施形態におけるノズルの概略構成を示し、(a)は断面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面図である。 本発明の第四実施形態における洗浄液の状態を示す模式図である。 本発明の第四実施形態における洗浄液の状態を示す模式図である。
(第一実施形態)
(遠心圧縮機)
次に、この発明の第一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、遠心圧縮機1の概略構成図である。
同図に示すように、遠心圧縮機1は、インペラを6つ備えた多段式の遠心圧縮機である。遠心圧縮機1は、軸線O回りに回転させられるシャフト(回転軸)2と、このシャフト2に取り付けられ、遠心力を利用してプロセスガス(気体)Gを圧縮するインペラ3と、シャフト2を回転可能に支持すると共にプロセスガスGを上流側から下流側に流す流路4が形成されたケーシング5とを備え、さらに流路4に洗浄液Wを噴射する洗浄液噴射装置30を備えている。
ケーシング5は、略円柱状の外郭をなすように形成されたもので、中心を貫くようにシャフト2が配置されている。ケーシング5の両側には、それぞれジャーナル軸受5a、およびスラスト軸受5bが設けられており、シャフト2を回転可能に支持している。つまり、シャフト2は、これらジャーナル軸受5a、およびスラスト軸受5bを介してケーシング5に支持されている。
また、ケーシング5の一端側には、プロセスガスGが外部から流入する吸入口5cが設けられている一方、他端側には、プロセスガスGが外部に流出する排出口5dが設けられている。ケーシング5内には、これら吸入口5c、および排出口5dにそれぞれ連通し、縮径、および拡径を繰り返す内部空間が設けられている。
この内部空間は、インペラ3を収容する空間として機能すると共に、流路4としても機能する。つまり、吸入口5cと排出口5dは、インペラ3、および流路4を介して連通している。
図2は、図1の要部拡大図である。
図1、図2に示すように、インペラ3は、シャフト2の軸方向に間隔を開けて6つ設けられている。各インペラ3は、排出口5d側に進むにつれて漸次拡径した略円盤状のハブ3aと、ハブ3aに放射状に取り付けられ、周方向に並んだ複数の羽根3bと、これら複数の羽根3bの先端側を周方向に覆うように取り付けられたシュラウド3cとにより主に構成されている。
なお、図2は、一段目、および二段目のインペラ3の周辺を示している。
流路4は、プロセスガスGが段階的に圧縮されるように各インペラ3間を繋ぐように形成されている。
より詳しくは、この流路4は吸込通路10と、圧縮通路11と、ディフューザ通路(ディフューザ)12と、リターンベンド通路(リターンベンド)13と、リターン通路14とにより主に構成されている。
吸込通路10は、径方向外側から径方向内側に向かってプロセスガスGを流した後、このプロセスガスGの向きをインペラ3の直前でシャフト2の軸方向に変換させる通路である。具体的には、後述するリターン通路14を備えている。
圧縮通路11は、ハブ3aの羽根取付面とシュラウド3cの内壁面とで囲まれた通路であり、吸込通路10から送られてきたプロセスガスGをインペラ3内で圧縮させるための通路である。
ディフューザ通路(ディフューザ)12は、ケーシング5のディフューザ前壁12aと、隔壁部材5eのディフューザ後壁12bとで囲まれた通路であり、径方向内側が圧縮通路11に連通している。このディフューザ通路12は、インペラ3によって圧縮されたプロセスガスGを径方向外側に流している。そして、このディフューザ通路12のディフューザ後壁12bには、後述する洗浄液噴射装置30が設けられている。
なお、ディフューザ通路12の径方向外側には、リターンベンド通路13を介してリターン通路14に連通している。しかしながら、六段目のインペラ3に繋がるディフューザ通路12に関しては、排出口5dに連通するようになっている。
また、このディフューザ通路12には、周方向に並ぶように軸線Oを中心として放射状に配置される、複数のディフューザベーン(図示せず)が設けられていてもよい。
リターンベンド通路13は、ケーシング5の反転壁13aと隔壁部材5eの外周壁13bとで囲まれた湾曲してなる通路(流路)である。リターンベンド通路13は、一端側がディフューザ通路12に連通する一方、他端側がリターン通路14に連通している。このリターンベンド通路13は、ディフューザ通路12を通って径方向外側に流れてきたプロセスガスGの向きを径方向内側に向くように反転させ、リターン通路14に送り出している。
なお、ディフューザ通路12とリターンベンド通路13との境界は、図2中において直線状に延在している部分と湾曲している部分との境界とされている。したがって、直線状に延在している部分がディフューザ通路12となり、湾曲している部分がリターンベンド通路13となる。
リターン通路14は、前述したように吸込通路10の一部を構成するもので、ケーシング5に一体的に取り付けられた隔壁部材5eの下流側側壁20aと、ケーシング5に一体的に取り付けられ、径方向内側に延伸した延伸部5fの上流側側壁20bとで囲まれた通路である。リターン通路14は、径方向外側にてリターンベンド通路13の他端側に連通している。ただし、一段目のインペラ3にプロセスガスGを送り出す吸込通路10は、径方向外側が吸入口5cに連通するようになっている。
また、このリターン通路14には、周方向に並ぶように軸線Oを中心として放射状に配置された、複数のリターンベーン25が設けられている。なお、リターン通路14とリターンベンド通路13との境界は、図2中において直線状に延在している部分と湾曲している部分との境界とされている。したがって、直線状に延在している部分がリターン通路14となり、湾曲している部分がリターンベンド通路13となる。
このような構成のもと、プロセスガスGは、吸入口5cから流路4内に流入し、一段目のインペラ3の吸込通路10(リターン通路14を含む)、圧縮通路11、ディフューザ通路12、リターンベンド通路13の順に流れた後、二段目のインペラ3の吸込通路10(リターン通路14)、圧縮通路11…という順に流れていく。
そして、六段目のインペラ3のディフューザ通路12まで流れたプロセスガスGは、排出口5dから外部に流出するようになっている。
また、プロセスガスGは、前述した順で流れる途中、各インペラ3によって圧縮される。つまり、本実施形態の遠心圧縮機1では、プロセスガスGを6つのインペラ3によって段階的に圧縮し、これによって大きな圧縮比を得るようになっている。
ここで、遠心圧縮機1には、ディフューザ通路12のディフューザ後壁12bに、洗浄液噴射装置30が設けられている。
(洗浄液噴射装置)
図3は、図1のA−A線に沿う断面図、図4は、洗浄液噴射装置30の使用状態を示す模式図である。なお、図3では、シャフト2の記載を省略している。
図1〜図4に示すように、洗浄液噴射装置30は、洗浄液Wを噴射する複数(例えば、この第一実施形態では16個)のノズル31と、これらノズル31に連通するチャンバ50と、このチャンバ50に配管51を介して洗浄液Wを供給する洗浄液供給源(不図示)と、配管51の途中に設けられた流量調整弁52とを備えたものである。
ノズル31は、インペラ3の周方向に沿って、このインペラ3の外周と同心円状に複数配置(配列)されている。これらノズル31は、インペラ3の周方向において等間隔に配置されたもので、この洗浄液噴射口(ノズル口33)が、ディフューザ後壁12bの内壁面にほぼ面一となるように配置されたものである。ノズル31の数については、例えばリターンベーン25の翼の数と同数とされる。
このように、リターンベーン25の翼の数と同数のノズル31をインペラ3の周方向に沿って配列すれば、一つのノズル31では、リターンベーン25に対して、対応する位置にある隣り合う翼の間を洗浄すればよくなる。したがって、ノズル31から噴射した洗浄液Wの、流路内における周方向への広がりを大きくする必要が少なくなり、この分、スパン方向への広がりを大きくすることが可能になる。
チャンバ50は、インペラ3とシャフト(回転軸)2とを囲繞して略円環状に形成された流路、または管体からなるものであって、ケーシング5の隔壁部材5e内に設けられている。そして、チャンバ50からディフューザ後壁12bの内壁面に向け、この内壁面と直交するようにしてノズル31が配置されている。つまり、チャンバ50は、ノズル31の近傍に設けられている状態になる。
また、チャンバ50の内部には、4つの隔壁53が周方向に等間隔に設けられている。すなわち、チャンバ50は、4つの隔壁53によって、4つの分割チャンバ54a,54b,54c,54dが画成された状態になっている。
各ノズル31は、対応する分割チャンバ54a〜54dと連通している。つまり、この第一実施形態においては、周方向に隣接する4つのノズル31が、それぞれ対応する4つの分割チャンバ54a〜54dのうちの1つに連通していることになる。
ここで、図4、図5(a)、図5(b)、図5(c)に基づいて、ノズル31について詳述する。
図5は、ノズル31の概略構成を示し、(a)は概略断面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は他の形態の概略断面図である。
図5(a)に示すように、ノズル31は、不図示の洗浄液供給源に通じる内部孔32と、この内部孔32に連通して洗浄液Wを噴射するノズル口33とを有したものである。そして、ノズル31は、ディフューザ後壁12bからディフューザ前壁12aに向けてシャフト(回転軸)2と略平行となるようにして、洗浄液Wをディフューザ通路12内に噴射するように配置されている。
内部孔32は、ノズル31の先端面34に形成されたノズル口33を開口端として、このノズル口33と同じ内径に形成された直線状の整流部35と、この整流部35に連通して整流部35より内径が大きく形成された大径部36とを備えて形成されている。
整流部35は、この流路長Lが、ノズル口33の内径dの3倍以上に設定されている。具体的には、ノズル口33の内径dは0.1mm程度から10mm程度、好ましくは1mm以上5mm以下程度に設定されている。このように、ノズル口33の内径dに対して3倍以上の流路長を有する整流部35を設けることにより、ノズル31から噴射される洗浄液Wは、図4に示すように連続した液柱状に流れる。
すなわち、ノズル31の内部孔32を流れる洗浄液Wは、整流部35によって整流された状態でノズル口33から噴射されるので、噴射された洗浄液Wには、ほとんど旋回ベクトルが与えられなくなる。
したがって、図4に示すように、噴射された洗浄液Wは、旋回ベクトルにより液の流れが寸断されて微粒化を起こすことなく、連続した液柱状で流れるようになる。ただし、洗浄液Wはこのようにして液柱状に噴射された後、主流の流れ(プロセスガスGの流れ)による剪断力を受けることにより、その一部は微粒化を起こし、少しずつ微粒化した液滴Uを生じる。
また、図5(a)に示すように、大径部36に整流板37が配置されていることが望ましい。
図5(b)に示すように、この整流板37は、多数の板が縦横に配置されて格子状に設けられたものである。なお、縦横に配置された板間に形成された正方形状の一辺の長さは、ノズル口33の内径dより大きく設定されている。
このような整流板37を大径部36に設けることにより、整流部35に流入する洗浄液Wには旋回ベクトルが与えられることなく、直進ベクトルのみが与えられるようになる。したがって、さらに整流部35を流れることで、ノズル31から噴射される洗浄液Wはより良好に連続し、図4に示すように液柱状になる。
このような構成によって、ノズル31は、ディフューザ後壁12bからディフューザ前壁12aに至るスパン方向において、洗浄液Wをより広い範囲に亘って噴射することができる。
なお、図5(c)に示すように、整流部35と大径部36により内部孔32を形成することに限定されることはなく、整流部35のみで形成される内部孔32をノズル31として、ディフューザ後壁12bの内壁面に直接孔加工してもよい。この場合、ディフューザ後壁12bの内壁面とチャンバ50とにより区画される壁厚を流路長Lとして、この流路長Lをノズル口33の内径dの3倍以上に形成する。これにより、十分な整流効果を得ることができるので、ノズル31から噴射される洗浄液Wも良好に連続した液柱状となる。
図6(a)は、図1のC−C線に沿う断面図、図6(b)は図6(a)の他の形態を示す説明図である。
図1〜図3、および図6(a)、図6(b)に示すように、配管51は、チャンバ50の各分割チャンバ54a〜54dにそれぞれ一端が接続されている枝配管55a〜55dと、これら枝配管55a〜55dの他端に接続され、各枝配管55a〜55dを連結する連結配管56とを有している。
各枝配管55a〜55dは、リターン通路14内に設けられたリターンベーン25、25間を貫通し、さらに延伸部5fを通ってケーシング5の外側に引き出されている。あるいは、各枝配管55a〜55dをリターン通路14内ではなく、リターンベンド通路13内を貫通してもよい。
ただし、リターン通路14内に各枝配管55a〜55dを横断させるにあたっては、図6(a)に示すようにリターンベーン25、25間を貫通させることなく、図6(b)に示すように、リターンベーン25中を貫通させてもよい。このようにすれば、各枝配管55a〜55dによる主流への影響を無くすことができる。また、この場合には、リターンベーン25中に形成する貫通孔を、この部分での各枝配管55a〜55dに代えて流路として用いてもよい。
また、各枝配管55a〜55dには、流量調整弁52が取り付けられている。つまり、各分割チャンバ54a〜54dには、それぞれノズル31とは反対側の上流である洗浄液供給源(不図示)側に、流量調整弁52が取り付けられている。この流量調整弁52は、不図示の制御部からの信号に基づいて、チャンバ50の各分割チャンバ54a〜54dに供給される洗浄液Wの流量を調整するためのものである。各流量調整弁52は、不図示の制御部に電気的に接続されている。
各枝配管55a〜55dの他端同士を連結する連結配管56の一部には、補助管57を介して不図示の洗浄液供給源が接続されている。すなわち、連結配管56は、洗浄液供給源から供給される洗浄液Wを各枝配管55a〜55dに分配する役割を有している。
補助管57には、洗浄液供給源の洗浄液Wを連結配管56に送出するための液送ポンプ58が設けられている。この液送ポンプ58は、不図示の制御部からの信号に基づいて作動し、これによって、洗浄液供給源の洗浄液Wが補助管57を介して連結配管56に送出される。
(洗浄方法)
次に、図2〜図4、および図7に基づいて、洗浄液噴射装置30を用いた洗浄方法について説明する。
図7は、洗浄液Wが流路4内を流れる状態を示す模式図である。なお、図7においては、各分割チャンバ54a〜54dを介して噴射される洗浄液Wの挙動がそれぞれ同一であるので、分割チャンバ54aを介して噴射される洗浄液Wが流路4内を流れる状態のみ示し、他の分割チャンバ54b〜54dを介して噴射される洗浄液Wの流路4を流れる状態の模式図を省略する。
図2、図3、図7に示すように、洗浄液噴射装置30のノズル31から洗浄液Wを噴射するにあたって、まず、チャンバ50の4つの分割チャンバ54a〜54bに接続されている枝配管55a〜55dのうち、任意の枝配管、例えば、枝配管55aに取り付けられている流量調整弁52を開放させると共に、他の枝配管、例えば、枝配管55b〜55dに取り付けられている流量調整弁52を遮断させる。
この状態で液送ポンプ58が作動すると、4つの分割チャンバ54a〜54dのうち、分割チャンバ54aに接続されている枝配管55aのみ、不図示の洗浄液供給源から供給された洗浄液Wが流通される。そして、分割チャンバ54aに洗浄液Wが充填される(洗浄液供給工程)。
分割チャンバ54aに洗浄液Wが充填されると、この洗浄液Wが分割チャンバ54aからノズル31を介して噴射される(洗浄液噴射工程)。
このとき、ノズル31は、ディフューザ後壁12bに設けられ、かつディフューザ前壁12aに向けて洗浄液Wを噴射するように配置されているので、洗浄液Wが、一旦シャフト2の長さ方向(回転軸方向)に沿ってディフューザ通路12の反対側に向けて流れ、ディフューザ後壁12bとディフューザ前壁12aとの間のスパン方向(回転軸方向)に広がる(図4参照)。
また、図4、図7に示すように、ノズル口33から噴射された洗浄液Wは、一旦ディフューザ通路12のスパン方向に広がった後、ディフューザ通路12内を流れる主流(プロセスガスG)によってディフューザ通路12の下流側に流される。このため、噴射された洗浄液Wは比較的長い距離を通って、リターン通路14側に到達するようになる。
すると、洗浄液Wは、主流の流れ(プロセスガスGの流れ)による剪断力を受けて少しずつ微粒化して液滴Uとなる。そして、ディフューザ通路12やリターンベンド通路13のうち、チャンバ50の分割チャンバ54aに対応する部位、つまり、ディフューザ通路12やリターンベンド通路13の内壁面のうち、約1/4程度の内壁面に洗浄液Wが衝突・付着して洗浄する。さらに、主流の流れに乗ってリターン通路14、およびリターンベーン25側に到達した後、リターンベーン25の翼面やリターン通路14のうち、チャンバ50の分割チャンバ54aに対応する部位、つまり、リターンベーン25の翼面やリターン通路14の内壁面のうち、約1/4程度の内壁面に洗浄液Wが衝突・付着して洗浄する(一部洗浄工程)。
一部洗浄工程が終了した後、枝配管55aに取り付けられている流量調整弁52を遮断すると共に、他の枝配管55b〜55dのうちの1つ、例えば、枝配管55bに取り付けられている流量調整弁52を開放する。すると、上述の洗浄液供給工程、洗浄液噴射工程を経てディフューザ通路12やリターンベンド通路13のうち、チャンバ50の分割チャンバ54bに対応する部位、およびリターンベーン25の翼面やリターン通路14のうち、チャンバ50の分割チャンバ54bに対応する部位が洗浄される。
そして、これを順次、各チャンバ50の分割チャンバ54c,54dごとに繰り返し行うことにより、ディフューザ通路12からリターン通路14、およびリターンベーン25までの広い範囲全体を確実に洗浄できる。
ここで、各枝配管55a〜55dに取り付けられている流量調整弁52の開閉動作、および開度の調整は、不図示の制御部からの信号に基づいて行われるようになっている。
(効果)
したがって、上述の第一実施形態によれば、チャンバ50を隔壁53を用いて4つの分割チャンバ54a〜54dに画成しているので、不図示の洗浄液供給源からの洗浄液Wの供給量が制限されている場合であっても、限られた範囲、つまり、ディフューザ通路12からリターン通路14、およびリターンベーン25の各分割チャンバ54a〜54dに対応する部位を順次洗浄することにより、ディフューザ通路12からリターン通路14、およびリターンベーン25全体を確実に洗浄できる。
また、各枝配管55a〜55dに流量調整弁52が取り付けられているので、この流量調整弁52を制御することにより、所望の分割チャンバ54a〜54dのみに洗浄液Wを確実に供給させることができる。このため、供給量の制限された洗浄液Wで効率よく流路全体を洗浄することが可能になる。
また、ケーシング5の隔壁部材5e内にチャンバ50を設けると共に、このチャンバ50からディフューザ後壁12bの内壁面に向け、この内壁面と直交するようにしてノズル31を配置している。このため、各チャンバ50から対応する複数のノズル口33に至る間の距離、および構造をほぼ同一に設定することができる。このため、チャンバ50内の圧力を均一化することができ、各ノズル口33から噴射される噴射量を均一にすることができる。よって、さらに効率よく流路全体を洗浄することが可能になる。
ここで、洗浄液Wを一旦分割チャンバ54a〜54dに充填させてからノズル31を介して噴射させることにより、この分割チャンバ54a〜54dから下流側、つまり、液送ポンプ58から各分割チャンバ54a〜54dに至る間の圧力をほぼ等圧にすることができ、チャンバに設置された洗浄孔から均一に噴射できる。このため、さらに効率よくディフューザ通路12からリターン通路14、およびリターンベーン25全体を洗浄できる。
さらに、シャフト(回転軸)2と略平行に洗浄液Wを噴射するようにしているので、洗浄液Wが、シャフト2の長さ方向に沿ってディフューザ通路12の反対側に向けて良好に流れるようになる。このため、洗浄液Wをディフューザ前壁12aとディフューザ後壁12bとの間のスパン方向に十分に広がらせることができる。
なお、上述の第一実施形態では、チャンバ50は、インペラ3とシャフト(回転軸)2とを囲繞して略円環状に形成された流路、または管体からなるものであって、内部に設けられた4つの隔壁53によって、4つの分割チャンバ54a,54b,54c,54dが画成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば、図8に示すように、隔壁53を設けずに直接ケーシング5の隔壁部材5eに4つの分割チャンバ54a〜54dを形成してもよい。
また、チャンバ50を構成する分割チャンバ、および隔壁53の数は4つに限られるものではなく、少なくとも2つの複数であればよい。この場合、分割チャンバの数に応じて、対応するノズル31を分割チャンバに連通させる。さらに、各分割チャンバそれぞれに枝配管を接続し、この枝配管に流量調整弁52を取り付ける。このとき、流量調整弁52の開放時間や開度は、分割チャンバの数に応じて決定される。また、分割チャンバ、および隔壁53の配置は必ずしも等間隔でなくてもよい。
(第二実施形態)
次に、この発明の第二実施形態を図9に基づいて説明する。
図9は、本発明の遠心圧縮機の第二実施形態を示す図であり、第一実施形態における図2に対応する側断面図を簡略化した図である。なお、第一実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する(以下の実施形態についても同様)。
この第二実形態において、遠心圧縮機1は、インペラを6つ備えた多段式の遠心圧縮機である点、遠心圧縮機1は、軸線O回りに回転させられるシャフト(回転軸)2と、このシャフト2に取り付けられ、遠心力を利用してプロセスガス(気体)Gを圧縮するインペラ3と、シャフト2を回転可能に支持すると共にプロセスガスGを上流側から下流側に流す流路4が形成されたケーシング5とを備え、さらに流路4に洗浄液Wを噴射する洗浄液噴射装置130を備えている点、洗浄液噴射装置130は、洗浄液を噴射する複数のノズル31と、これらノズル31に連通するチャンバ50と、このチャンバ50に配管51を介して洗浄液を供給する洗浄液供給源(不図示)と、配管51の途中に設けられた流量調整弁52とを備えたものである点、チャンバ50は、4つの分割チャンバ54a,54b,54c,54dが画成された状態になっており、各ノズル31は、対応する分割チャンバ54a〜54dと連通している点等の基本的構成は前述した第一実施形態と同様である(以下の実施形態についても同様)。
ここで、図9に示すように、第二実施形態と第一実施形態との相違点は、第一実施形態ではディフューザ後壁12bにノズル31(洗浄液噴射装置30)を配置したのに対し、第二実施形態ではディフューザ前壁12aにノズル31(洗浄液噴射装置130)を配置した点にある。
すなわち、この第二実施形態では、延伸部5fのディフューザ前壁12a側に配管51、チャンバ50、ノズル31を配設すると共に、ノズル31の洗浄液噴射口(ノズル口33)をディフューザ前壁12aの内壁面に配置している。このように構成することで、洗浄液Wをディフューザ後壁12bに向けて噴射するようにしている。
そして、チャンバ50を構成する分割チャンバ54a,54b,54c,54dごとに洗浄液Wを供給し、ディフューザ通路12やリターンベンド通路13のうち、各分割チャンバ54a〜54dに対応する部位を順次洗浄していく。
したがって、上述の第二実施形態によれば、前述の第一実施形態と同様の効果に加え、リターン通路14(リターンベーン25)内に配管51を貫通させる必要がないため、洗浄液噴射装置30の取り付けを容易にすることができると共に、配管51による主流への影響を防止することができる。
(第三実施形態)
次に、この発明の第三実施形態を図10に基づいて説明する。
図10は、本発明の遠心圧縮機の第三実施形態を示す図であり、第一実施形態における図2に対応する側断面図を簡略化した図である。
ここで、同図に示すように、第三実施形態と第一実施形態との相違点は、第一実施形態ではディフューザ後壁12bにのみノズル31(洗浄液噴射装置30)を配置したのに対し、第三実施形態では、このディフューザ後壁12bに加えて、ディフューザ前壁12aにもノズル31(洗浄液噴射装置230)を配置した点である。
すなわち、この第三実施形態では、第一実施形態と同様にして、ディフューザ後壁12bにノズル31を設け、かつディフューザ前壁12aに向かって洗浄液Wを噴射するように配置し、さらに、第二実施形態と同様にして、ディフューザ前壁12aにノズル31を設け、かつディフューザ後壁12bに向かって洗浄液Wを噴射するように配置している。
なお、ディフューザ後壁12b側とディフューザ前壁12a側に設けられたノズル31の周方向位置は、互いの位相を同じにしてもよいし、ずらしてもよい。例えば、半ピッチずつずれた位相に配置してもよい。
したがって、上述の第三実施形態によれば、前述の第一実施形態と同様の効果に加え、とりわけ、主流の流速が速い場合において、つまり、ノズル31から噴射した洗浄液Wがスパン方向(回転軸方向)に十分に広がらないおそれがある場合において、ディフューザ前壁12a、およびディフューザ後壁12bの両方に、それぞれ他方の側に向けてノズル31を配置している分、両方のノズル31からそれぞれに洗浄液Wを噴射させることにより、流路4内にそのスパン方向(回転軸方向)の全長に亘って、洗浄液Wを確実に行き渡らせることができる。
(第四実施形態)
次に、この発明の第四実施形態を図11〜図15に基づいて説明する。
図11は、本発明の遠心圧縮機の第四実施形態を示す図であり、第一実施形態における図2に対応する側断面図を簡略化した図である。図12は、図11のD−D線に沿う断面図である。
ここで、図11、図12に示すように、第四実施形態と第一実施形態との相違点は、第一実施形態では多数のノズル31とチャンバ50と配管51とを備えた洗浄液噴射装置30をディフューザ後壁12bに設けたのに対し、第四実施形態では、この洗浄液噴射装置30に加えて別の洗浄液噴射装置40を設け、これら洗浄液噴射装置30と洗浄液噴射装置40とにより、本発明の洗浄液噴射装置を構成した点にある。
洗浄液噴射装置40は、ノズル(第二ノズル)41と、このノズル41に配管(不図示)等を介して洗浄液を供給する洗浄液供給源(不図示)とを備えたものである。なお、図12では、シャフト2の記載を省略している。
ノズル41は、ディフューザ通路12の径方向外側であって、かつ径方向に沿って設けられていると共に、ディフューザ通路12側に向かって設けられている。そして、例えば、ケーシング5を貫通した状態で設けられている。
また、ノズル41は、ディフューザ前壁12aに沿って配置されており、周方向に等間隔で複数(例えば、この第四実施形態では各分割チャンバ54a〜54dに対応するように4つ)設けられている。
すなわち、矢印Pで示す洗浄液Wの噴射方向が、インペラ3におけるノズル41に対向する位置(最短距離となる位置)において、流体の流れ方向(図12における矢印Rで示す方向)とほぼ直角に交差するように、ノズル41が配置されている。
さらに、ノズル41は、図12における矢印Pで示す洗浄液Wの噴射方向が、矢印Qで示すインペラ3の回転方向と同じ方向になり、かつ、インペラ3にあたることなくその外側になるように配置されている。
図13は、ノズル41の概略構成を示し、(a)は断面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面図である。図14は、洗浄液Wが液柱状に流れる状態を示す模式図である。
ここで、図13(a)、図13(b)に示すように、ノズル41は、例えば、不図示の洗浄液供給源に通じる内部孔62と、この内部孔62に連通して洗浄液Wを噴射するノズル口63とを備えている。ノズル41の先端部には、斜面(または湾曲面)64が形成されており、この斜面64にノズル口63が形成されている。
内部孔62は、ノズル口63を開口端としてこのノズル口63と同じ内径を有する直線状の整流部65と、この整流部65に連通して整流部65より内径が大きく形成された大径部66とを備えて形成されている。
なお、図13(a)に示した例では、先端部の斜面64に合わせて、大径部66の先端側にも斜面(または湾曲面)が形成されており、この斜面に整流部65の一端側が開口している。
整流部65は、この流路長Lが、ノズル口63の内径dの3倍以上に設定されている。具体的には、ノズル口63の内径dは0.1mm程度から10mm程度、好ましくは1mm以上5mm以下程度に設定されている。このように、ノズル口63の内径dに対して3倍以上の流路長を有する整流部65を設けることにより、ノズル61から噴射される洗浄液Wは、図14に示すように連続した液柱状に流れる。
すなわち、ノズル61の内部孔62を流れる洗浄液Wは、整流部65によって整流された状態でノズル口63から噴射されるので、噴射された洗浄液Wには、ほとんど旋回ベクトルが与えられなくなる。したがって、噴射された洗浄液Wは、旋回ベクトルにより液の流れが寸断されて微粒化を起こすことなく、図14に示すように連続した液柱状で流れるようになる。
ただし、洗浄液Wはこのようにして液柱状に噴射された後、主流の流れ(プロセスガスGの流れ)による剪断力を受けることにより、その一部は微粒化を起こし、少しずつ微粒化した液滴Uを生じる。
また、図13(a)に示すように、大径部66には、整流板67が配置されているのが望ましい。
図13(b)に示すように、整流板67は、多数の板が縦横に配置されて格子状に設けられたものである。なお、縦横に配置された板間に形成された正方形状の一辺は、ノズル口63の内径dより大きく設定されている。このような整流板67を大径部36に設けることで、整流部65に流入する洗浄液Wには旋回ベクトルが与えられることなく、直進ベクトルのみが与えられるようになる。したがって、さらに整流部65を流れることで、ノズル31から噴射される洗浄液はより良好に連続し、図14に示すように液柱状になる。
このような構成のもと、洗浄液噴射装置40にあっては、ノズル口63から噴射された洗浄液Wは、一旦ディフューザ通路12の径方向内側に向けて流れた後、図7に示す場合と同様、主流によって押し戻され、ディフューザ通路12の下流側のリターンベンド通路13を通り、リターン通路14内のリターンベーン25側に流れる。
したがって、噴射された洗浄液Wは、洗浄液噴射装置30から噴射された洗浄液Wと同様に、比較的長い距離を通って比較的長い時間をかけて、リターンベーン25側に到達するようになる。そして、主流の流れ(プロセスガスGの流れ)による剪断力を受けて少しずつ微粒化した液滴Uは、ディフューザ通路12やリターンベンド通路13の内壁面に衝突・付着して洗浄するとともに、主流の流れに乗ってリターン通路14、およびリターンベーン25側に到達した後、リターンベーン25やリターン通路14の内壁面に衝突・付着してここを洗浄するようになる。
また、洗浄液Wの噴射方向Pを、図12に示したようにインペラ3の回転方向Qと同じ方向で、かつ、回転軸の直角断面内において流体の流れ方向とほぼ直角に交差するようにしているので、洗浄液Wはインペラ3の回転方向に沿う主流の流れを受けてこれに乗る。すなわち、洗浄液Wは回転軸の直角断面内において流体の流れ方向とほぼ直角に交差することにより、主流に押されるようにして、これに乗るようになる。このように主流の流れに乗ると、洗浄液Wはその噴射方向Pより主流の流れ方向に近づくように、流れる方向が湾曲する。この結果、洗浄液Wはインペラ3の回転方向Qにおいて、より広い範囲を流れるようになる。
すると、洗浄液Wは、前述したように比較的長い距離を通って、かつ比較的長い時間をかけてリターンベーン25側に到達し、少しずつ微粒化した液滴Uがリターンベーン25やリターン通路14の内壁面に衝突・付着するので、図15に示すように、洗浄液Wはリターンベーン25側の広い範囲Sに、衝突・付着するようになる。
したがって、上述の第四実施形態によれば、前述の第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、洗浄液噴射装置40のノズル41(第二ノズル)によっても、洗浄液Wをディフューザ通路12からリターン通路14、およびリターンベーン25までの広い範囲において衝突・付着させることができ、これによって流路全体を広い範囲に亘って洗浄することができる。
さらに、洗浄液Wの噴射方向を、インペラ3の回転方向と同じ方向で、かつ、インペラ3の、洗浄液噴射装置に対向する位置でのシャフト(回転軸)2の直角断面内において流体の流れ方向とほぼ直角に交差するようにしているので、洗浄液Wがインペラ3の回転方向に沿う主流の流れを受けてこれに乗り、しかも比較的長い距離を通ってリターンベーン25側に到達する。これにより、洗浄液Wは、ディフューザ通路12からリターン通路14、およびリターンベーン25までの広い範囲に衝突・付着するようになり、これによって流路全体を広い範囲に亘って洗浄することができる。
また、洗浄液噴射装置30のノズル31(第一ノズル)をディフューザ後壁12bに設けて、洗浄液Wをディフューザ前壁12aに向けて噴射するように配置し、洗浄液噴射装置40のノズル41(第二ノズル)をディフューザ前壁12aに沿って配置している。このため、これらノズル31、41によってスパン方向、および周方向に効率良く洗浄液を噴射することができる。よって、流路全体をより広い範囲に亘って洗浄することができる。
これは、インペラ3の出口近傍では、ディフューザ後壁12b側の方が主流の流速が速くなり、その分、ノズル31から噴射した洗浄液の微粒化が進み、スパン方向(回転軸方向)により広がり易くなるからである。一方、ディフューザ前壁12a側の方では、主流の流速が相対的に遅くなる分、周方向へより広がり易くなるからである。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、洗浄液噴射装置30,130,230のノズル31は、洗浄液Wの噴射方向がインペラ3の回転軸(シャフト2)と略平行になるように配置されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、必要に応じて、洗浄液Wの噴射方向を主流の上流側、または下流側に傾けてもよく、あるいは、流路の径方向内側、または径方向外側に傾けてもよい。
また、上述の第四実施形態では、第一実施形態の洗浄液噴射装置30に加え、洗浄液噴射装置40を配置した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、第二実施形態の洗浄液噴射装置130、および第三実施形態の洗浄液噴射装置230に加え、洗浄液噴射装置40を配置してもよい。
さらに、上述の第四実施形態では、洗浄液噴射装置30のノズル31(第一ノズル)をディフューザ後壁12bに設けると共に、洗浄液噴射装置40のノズル41(第二ノズル)をディフューザ前壁12aに沿って配置した。しかしながらこれに限られるものではなく、逆に、洗浄液噴射装置30のノズル31(第一ノズル)をディフューザ前壁12aに設け、洗浄液噴射装置40のノズル41(第二ノズル)をディフューザ後壁12bに沿って配置してもよい。
そして、上述の第四実施形態では、チャンバ50の分割チャンバ54a〜54dに対応するように、ノズル41を4つ設けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、分割チャンバの数に応じてノズル41の設置個数を変えてもよいし、各分割チャンバ54a〜54dにそれぞれ2つ以上の複数のノズル41を設けるように構成してもよい。また、ノズル41を等間隔に環状配置させたが、必ずしも等間隔でなくてもよい。
また、上述の実施形態では、遠心圧縮機1は、インペラを6つ備えた多段式の遠心圧縮機である場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、単段式の遠心圧縮機にも上述の洗浄液噴射装置30,40,130,230を適用することが可能である。
1 遠心圧縮機
2 シャフト(回転軸)
3 インペラ
4 流路
5 ケーシング
5e 隔壁部材
5f 延伸部
12 ディフューザ通路(ディフューザ)
12a ディフューザ前壁
12b ディフューザ後壁
13 リターンベンド通路
14 リターン通路
30,40,130,230 洗浄液噴射装置
31 ノズル(第一ノズル)
33,63 ノズル口
41 ノズル(第二ノズル)
50 チャンバ
51 配管
52 流量調整弁
54a〜54d 分割チャンバ
55a〜55d 枝配管
56 連結配管
57 補助配管
G プロセスガス
P 噴射方向
Q インペラの回転方向
W 洗浄液

Claims (10)

  1. ケーシングと、
    このケーシング内に支持された回転軸と、
    この回転軸に設けられ回転して流体を圧縮するインペラと、
    このインペラと前記ケーシングとにより形成される流路に洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置とを備えた遠心圧縮機であって、
    前記洗浄液噴射装置は、
    前記回転軸の周方向に沿って設けられ、前記流路内に前記洗浄液を噴射させる複数のノズルと、
    これら複数のノズルのうち、対応するノズルと連通し、この対応するノズルに前記洗浄液を供給する複数のチャンバとを有し、
    各チャンバの前記ノズルとは反対側の上流に、それぞれ前記チャンバへ供給する前記洗浄液の流量を制御する流量調整弁を設けたことを特徴とする遠心圧縮機。
  2. ケーシングと、
    このケーシング内に支持された回転軸と、
    この回転軸に設けられ回転して流体を圧縮するインペラと、
    このインペラと前記ケーシングとにより形成される流路に洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置とを備えた遠心圧縮機であって、
    前記洗浄液噴射装置は、
    前記回転軸の周方向に沿って設けられ、前記流路内に前記洗浄液を噴射させる複数のノズルと、
    これら複数のノズルのうち、対応するノズルと連通し、この対応するノズルに前記洗浄液を供給する複数のチャンバとを有し、
    前記ノズルの数は、前記回転軸の径方向外側から内側に向かって前記流体を流した後、該流体の向きを前記インペラの直前で前記回転軸の軸方向に変換させる吸込通路に設けられたリターンベーンの翼の数と同数とされることを特徴とする遠心圧縮機。
  3. 前記ケーシングにおける前記複数のノズルの近傍に、前記複数のチャンバを前記回転軸の周方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遠心圧縮機。
  4. 前記流路中のディフューザを形成するディフューザ前壁とディフューザ後壁との少なくとも何れか一方に、前記複数のノズルを形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の遠心圧縮機。
  5. 前記回転軸の軸方向に沿って前記洗浄液を噴射可能に、前記複数のノズルを設けたことを特徴とする請求項4に記載の遠心圧縮機。
  6. 前記複数のノズルは、
    前記流路中のディフューザを形成するディフューザ前壁とディフューザ後壁との何れか一方に設けられ、他方に向かって前記洗浄液を噴射可能に形成された第一ノズルと、
    前記流路中のディフューザの径方向外側であって、かつ径方向に沿って設けられ、前記ディフューザに向けて前記洗浄液を噴射可能に形成されると共に、この洗浄液の少なくとも一つの噴射方向が前記インペラの回転方向と同じになるように形成された第二ノズルとで構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の遠心圧縮機。
  7. 前記第一ノズルは、
    前記ディフューザ後壁に設けられ、かつ前記ディフューザ前壁に向けて前記洗浄液を噴射可能に配置される一方、
    前記第二ノズルは、
    前記ディフューザ前壁に沿って配置されていることを特徴とする請求項6に記載の遠心圧縮機。
  8. ケーシングと、
    このケーシング内に支持された回転軸と、
    この回転軸に設けられ回転して流体を圧縮するインペラと、
    このインペラと前記ケーシングとにより形成される流路に洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置とを備えた遠心圧縮機であって、
    前記洗浄液噴射装置は、
    前記回転軸の周方向に沿って設けられ、前記流路内に前記洗浄液を噴射させる複数のノズルと、
    これら複数のノズルのうち、対応するノズルと連通し、この対応するノズルに前記洗浄液を供給する複数のチャンバとを有し、
    前記複数のノズルは、
    前記流路中のディフューザを形成するディフューザ前壁とディフューザ後壁との何れか一方に設けられ、他方に向かって前記洗浄液を噴射可能に形成された第一ノズルと、
    前記流路中のディフューザの径方向外側であって、かつ径方向に沿って設けられ、前記ディフューザに向けて前記洗浄液を噴射可能に形成されると共に、この洗浄液の少なくとも一つの噴射方向が前記インペラの回転方向と同じになるように形成された第二ノズルとで構成されていることを特徴とする遠心圧縮機。
  9. 前記第一ノズルは、
    前記ディフューザ後壁に設けられ、かつ前記ディフューザ前壁に向けて前記洗浄液を噴射可能に配置される一方、
    前記第二ノズルは、
    前記ディフューザ前壁に沿って配置されていることを特徴とする請求項8に記載の遠心圧縮機。
  10. 請求項1〜請求項9の何れか一項に記載の遠心圧縮機に設けられている洗浄液噴射装置を用い、前記流路に付着・堆積した汚れや熱反応生成物を除去する洗浄方法であって、
    前記複数のチャンバのうち、所望のチャンバに選択的に前記洗浄液を供給する洗浄液供給工程と、
    この洗浄液供給工程により、前記洗浄液が供給された前記チャンバに連通する前記ノズルを介し、前記流路に向かって前記洗浄液を噴射する洗浄液噴射工程と、
    この洗浄液噴射工程により噴射された前記ノズルに対応する前記流路の一部を洗浄する一部洗浄工程とを有し、
    これら洗浄液供給工程、洗浄液噴射工程、および一部洗浄工程とを順次繰り返すことにより、前記流路の全体を洗浄することを特徴とする洗浄方法。
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