JP5673038B2 - 感放射線性樹脂組成物及びこれを用いたパターン形成方法 - Google Patents
感放射線性樹脂組成物及びこれを用いたパターン形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5673038B2 JP5673038B2 JP2010268872A JP2010268872A JP5673038B2 JP 5673038 B2 JP5673038 B2 JP 5673038B2 JP 2010268872 A JP2010268872 A JP 2010268872A JP 2010268872 A JP2010268872 A JP 2010268872A JP 5673038 B2 JP5673038 B2 JP 5673038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- polymer
- resin composition
- sensitive resin
- radiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
に関する。
[A]下記式(1)で表される構造単位(I)を有する重合体(以下、「[A]重合体」ともいう)、及び
[B]感放射線性酸発生体(以下、「[B]酸発生体」ともいう)
を含有する感放射線性樹脂組成物である。
(1)当該感放射線性樹脂組成物を基板上に塗布し、レジスト膜を形成するレジスト膜形成工程、
(2)上記レジスト膜の少なくとも一部に放射線を照射する露光工程、
(3)露光された上記レジスト膜を加熱する加熱工程、及び
(4)加熱された上記レジスト膜を現像する現像工程
を含むパターン形成方法も含まれる。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、[A]重合体及び[B]酸発生体を含有し、好適な任意成分として[C]重合体を含有してもよく、さらにその他の任意成分を含有していてもよい。以下、各構成成分について順に説明する。
本発明において[A]重合体は、上記式(1)で表される構造単位(I)を有する重合体である。
構造単位(I)は、脂肪族環状炭化水素基又は脂肪族複素環基において、エステル基に結合している炭素原子に炭素数5以上の直鎖状のアルキル基が結合する構造を有する。上記脂肪族環状炭化水素基又は脂肪族複素環基は、酸解離性基として機能する。このような酸解離性基を有する重合体は、酸の作用前はアルカリ不溶性又はアルカリ難溶性であるが、当該感放射線性樹脂組成物が含有する[B]酸発生体等から発生する酸の作用により酸解離性基が脱離すると、アルカリ可溶性となる。ここで、重合体が「アルカリ不溶性又はアルカリ難溶性」であるとは、当該感放射線性樹脂組成物を用いて形成したレジスト被膜からレジストパターンを形成する際に採用されるアルカリ現像条件下で、レジスト被膜に代えてこのような重合体のみを用いた膜厚100nmの被膜を現像した場合に、被膜の初期膜厚の50%以上が現像後に残存する性質をいう。
シクロプロパンジイル基、シクロブタンジイル基、シクロペンタンジイル基、シクロヘキサンジイル基、シクロヘプタンジイル基、シクロオクタンジイル基、シクロデカンジイル基、シクロドデカンジイル基等の単環の脂肪族飽和炭化水素基;
シクロブテンジイル基、シクロペンテンジイル基、シクロヘキセンジイル基、シクロデセンジイル基、シクロドデセンジイル、シクロペンタジエンジイル基、シクロヘキサジエンジイル基、シクロデカジエンジイル基等の単環の脂肪族不飽和炭化水素基;
ビシクロ[2.2.1]ヘプテンジイル基、ビシクロ[2.2.2]オクタンジイル基、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジイル基、トリシクロ[3.3.1.13,7]デカンジイル基、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデカンジイル基、アダマンタンジイル基等の多環の脂肪族飽和炭化水素基;
ビシクロ[2.2.1]ヘプテンジイル基、ビシクロ[2.2.2]オクテンジイル基、トリシクロ[5.2.1.02,6]デセンジイル基、トリシクロ[3.3.1.1.3,7]デセンジイル基、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデセンジイル基等の多環の脂肪族不飽和炭化水素基等が挙げられる。
オキサシクロペンタンジイル基、オキサシクロヘキサンジイル基、オキサシクロヘプタンジイル基、オキサシクロオクタンジイル基、オキサシクロデカンジイル基、ジオキサシクロペンタンジイル基、ジオキサシクロヘキサンジイル基、ジオキサシクロヘプタンジイル基、ジオキサシクロオクタンジイル基、ジオキサシクロデカンジイル基、ブタノラクトンジイル基、ペンタノラクトンジイル基、ヘキサノラクトンジイル基、ヘプタノラクトンジイル基、オクタノラクトンジイル基、デカノラクトンジイル基等の酸素含有基;
アザシクロペンタンジイル基、アザシクロヘキサンジイル基、アザシクロヘプタンジイル基、アザシクロオクタンジイル基、アザシクロデカンジイル基、ジアザシクロペンタンジイル基、ジアザシクロヘキサンジイル基、ジアザシクロヘプタンジイル基、ジアザシクロオクタンジイル基、ジアザシクロデカンジイル基、ブタノラクタムジイル基、ペンタノラクタムジイル基、ヘキサノラクタムジイル基、ヘプタノラクタムジイル基、オクタノラクタムジイル基、デカノラクタムジイル基等の窒素含有基;
チアシクロペンタンジイル基、チアシクロヘキサンジイル基、チアシクロヘプタンジイル基、チアシクロオクタンジイル基、チアシクロデカンジイル基、ジチアシクロペンタンジイル基、ジチアシクロヘキサンジイル基、ジチアシクロヘプタンジイル基、ジチアシクロオクタンジイル基、ジチアシクロデカンジイル基、ブタノチオラクトンジイル基、ペンタノチオラクトンジイル基、ヘキサノチオラクトンジイル基、ヘプタノチオラクトンジイル基、オクタノチオラクトンジイル基、デカノチオラクトンジイル基等の硫黄含有基;
オキサアザシクロペンタンジイル基、オキサアザシクロヘキサンジイル基、オキサアザシクロオクタンジイル基、オキサチアシクロペンタンジイル基、オキサチアシクロヘキサンジイル基、オキサチアシクロオクタンジイル基、チアザシクロペンタンジイル基、チアザシクロヘキサンジイル基、チアザシクロオクタンジイル基等の多種ヘテロ原子含有基等の単環の脂肪族複素環基、
脂肪族環が縮環したブタノラクトンジイル基等の脂肪族環縮環ラクトンジイル基;
ラクトン環、ラクタム環、チオラクトン環等が縮環したシクロペンタンジイル基等の複素環縮環シクロアルカンジイル基;
ラクトン環、ラクタム環、チオラクトン環等が縮環した7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタンジイル基、7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンジイル基、7−チアビシクロ[2.2.1]ヘプタンジイル基等の複素環縮環複素シクロアルカンジイル基等の多環の脂肪族複素環基が挙げられる。
RSは、−RP1、−RP2−O−RP1、−RP2−CO−RP1、−RP2−CO−ORP1、−RP2−O−CO−RP1、−RP2−OH、−RP2−CN又は−RP2−COOHである。
RP1は炭素数1〜10の1価の鎖状飽和炭化水素基、炭素数3〜20の1価の脂肪族環状飽和炭化水素基又は炭素数6〜30の1価の芳香族炭化水素基であり、これらの基の有する水素原子の一部又は全部がフッ素原子で置換されていてもよい。
RP2は単結合、炭素数1〜10の2価の鎖状飽和炭化水素基、炭素数3〜20の2価の脂肪族環状飽和炭化水素基又は炭素数6〜30の2価の芳香族炭化水素基であり、これらの基の有する水素原子の一部又は全部がフッ素原子で置換されていてもよい。
nSは0〜3の整数であり、ntは0又は1である。
上記式(1−1)中、nCは0〜16の整数である。
上記式(1−9)中、Zh1は、酸素原子、硫黄原子又は−NR’−を含み、R2が結合している炭素原子と共に、核原子数4〜20の2価の脂肪族複素環基を形成する。但し、R’は、1価の有機基である。
上記式(1−10)中、Zh2は、酸素原子、硫黄原子又は−NR’’−を含み、R2が結合している炭素原子及びカルボニル基と共に、核原子数4〜20の2価のラクトン基、チオラクトン基又はラクタム基を形成する。但し、R’’は、1価の有機基である。
構造単位(II)としては下記式(3)で示される構造単位が挙げられる。
[A]重合体は、ラクトン骨格又は環状カーボネート骨格を有する構造単位(III)をさらに有することができる。構造単位(III)を有することで、得られるパターンの感度、LWR及びDOF等のリソグラフィー性能をさらに向上できる。
[A]重合体は、ラジカル重合等の常法に従って合成できる。例えば、
単量体及びラジカル開始剤を含有する溶液を、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法;
単量体を含有する溶液と、ラジカル開始剤を含有する溶液とを各別に、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法;
各々の単量体を含有する複数種の溶液と、ラジカル開始剤を含有する溶液とを各別に、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法等の方法で合成することが好ましい。なお、単量体溶液に対して、単量体溶液を滴下して反応させる場合、滴下される単量体溶液中の単量体量は、重合に用いられる単量体総量に対して30モル%以上が好ましく、50モル%以上がより好ましく、70モル%以上が特に好ましい。
なお、上記式(2)で表される本発明の化合物である上記単量体の合成方法については後述する。
n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン等のアルカン類;
シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、デカリン、ノルボルナン等のシクロアルカン類;
ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、クメン等の芳香族炭化水素類;
クロロブタン類、ブロモヘキサン類、ジクロロエタン類、ヘキサメチレンジブロミド、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類;
酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、プロピオン酸メチル等の飽和カルボン酸エステル類;
アセトン、2−ブタノン、4−メチル−2−ペンタノン、2−ヘプタノン等のケトン類;
テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン類、ジエトキシエタン類等のエーテル類;
メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、4−メチル−2−ペンタノール等のアルコール類等が挙げられる。これらの溶媒は、単独で使用してもよく2種以上を併用してもよい。
[B]酸発生体は、露光により酸を発生し、その酸により[A]重合体中に存在する酸解離性基を解離させ酸を発生させる。その結果、[A]重合体が現像液に溶解性となる。当該感放射線性樹脂組成物における[B]酸発生体の含有形態としては、後述するような化合物の形態でも、重合体の一部として組み込まれた形態でも、これらの両方の形態でもよい。
当該感放射線性樹脂組成物は、好適成分として[C]重合体をさらに含有できる。[C]重合体はフッ素原子を含む重合体であり、[A]重合体よりフッ素原子含有率が高い。当該感放射線性組成物が[C]重合体を含有することで、レジスト膜の疎水性が向上し液浸露光を行った場合においても物質溶出抑制に優れ、また、レジスト膜と液浸液との後退接触角を十分に高くでき、高速でスキャン露光した場合に水滴が残らない等の効果を奏するため、当該感放射線性組成物の液浸露光用としての有用性が高まる。
主鎖にフッ素化アルキル基が結合した構造;
側鎖にフッ素化アルキル基が結合した構造;
主鎖と側鎖とにフッ素化アルキル基が結合した構造が挙げられる。
構造単位(c1)は下記式(4)で示される構造単位である。
構造単位(c2)は、下記式(5)で示される構造単位である。
シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、シクロデカン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン等の単環式飽和炭化水素;
シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、シクロデセン、シクロペンタジエン、シクロヘキサジエン、シクロオクタジエン、シクロデカジエン等の単環式不飽和炭化水素;
ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン、トリシクロ[3.3.1.13,7]デカン、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデカン、アダマンタン等の多環式飽和炭化水素;
ビシクロ[2.2.1]ヘプテン、ビシクロ[2.2.2]オクテン、トリシクロ[5.2.1.02,6]デセン、トリシクロ[3.3.1.13,7]デセン、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデセン等の多環式炭化水素基から(k+1)個の水素原子を除いた基が挙げられる。
上記式(5−2)中、R12、X、R14及びkは上記式(5)と同義である。但し、kが2又は3の場合、複数のX及びR14は、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。
[C]重合体は、さらに「他の構造単位」として、現像液への可溶性を高めるためにラクトン骨格又は環状カーボネート骨格を有する構造単位、エッチング耐性を高めるために脂環式構造を含む構造単位等を1種以上有してもよい。
[C]重合体は、例えば所定の各構造単位に対応する単量体を、ラジカル重合開始剤を使用し、適当な溶媒中で重合することにより製造できる。なお、[C]重合体の合成に使用される重合開始剤、溶媒等としては、上記[A]重合体の合成方法において例示したものと同様のものを挙げることができる。
当該組成物は、[A]重合体及び[B]酸発生体、好適成分としての[C]重合体に加え、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の任意成分として酸拡散制御体、溶媒、界面活性剤、脂環式骨格含有化合物、増感剤等を含有できる。
酸拡散制御体は、露光により[B]酸発生体から生じる酸のレジスト被膜中における拡散現象を制御し、非露光領域における好ましくない化学反応を抑制する効果を奏し、得られる感放射線性樹脂組成物の貯蔵安定性がさらに向上し、またレジストとしての解像度がさらに向上するとともに、露光から現像処理までの引き置き時間の変動によるレジストパターンの線幅変化を抑えることができ、プロセス安定性に極めて優れた組成物が得られる。酸拡散制御体の当該組成物における含有形態としては、遊離の化合物の形態(以下、「酸拡散制御剤」ということもある)でも、重合体の一部として組み込まれた形態でも、これらの両方の形態でもよい。
XD+ ZD− ・・・(8)
当該組成物は通常溶媒を含有する。溶媒は少なくとも上記の[A]重合体、[B]酸発生体、好適成分である[C]重合体、及び必要に応じて加えられる任意成分を溶解できれば特に限定されない。溶媒としては、例えばアルコール系溶媒、エーテル系溶媒、ケトン系溶媒、アミド系溶媒、エステル系溶媒及びその混合溶媒等が挙げられる。
メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、iso−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタノール、iso−ペンタノール、2−メチルブタノール、sec−ペンタノール、tert−ペンタノール、3−メトキシブタノール、n−ヘキサノール、2−メチルペンタノール、sec−ヘキサノール、2−エチルブタノール、sec−ヘプタノール、3−ヘプタノール、n−オクタノール、2−エチルヘキサノール、sec−オクタノール、n−ノニルアルコール、2,6−ジメチル−4−ヘプタノール、n−デカノール、sec−ウンデシルアルコール、トリメチルノニルアルコール、sec−テトラデシルアルコール、sec−ヘプタデシルアルコール、フルフリルアルコール、フェノール、シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノール、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、ベンジルアルコール、ジアセトンアルコール等のモノアルコール系溶媒;
エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、2,4−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2,4−ヘプタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール等の多価アルコール系溶媒;
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等の多価アルコール部分エーテル系溶媒等が挙げられる。
n−ペンタン、iso−ペンタン、n−ヘキサン、iso−ヘキサン、n−ヘプタン、iso−ヘプタン、2,2,4−トリメチルペンタン、n−オクタン、iso−オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒;
ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、トリメチルベンゼン、メチルエチルベンゼン、n−プロピルベンゼン、iso−プロピルベンゼン、ジエチルベンゼン、iso−ブチルベンゼン、トリエチルベンゼン、ジ−iso−プロピルベンセン、n−アミルナフタレン等の芳香族炭化水素系溶媒等が挙げられる。
これらのうち酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル、シクロヘキサノンが好ましい。これらの溶媒は単独で使用してもよく2種以上を併用してもよい。
界面活性剤は、塗布性、ストリエーション、現像性等を改良する効果を奏する。界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンn−オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンn−ノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等のノニオン系界面活性剤の他、以下商品名でKP341(信越化学工業社)、ポリフローNo.75、同No.95(以上、共栄社化学社)、エフトップEF301、同EF303、同EF352(以上、トーケムプロダクツ社)、メガファックF171、同F173(以上、大日本インキ化学工業社)、フロラードFC430、同FC431(以上、住友スリーエム社)、アサヒガードAG710、サーフロンS−382、同SC−101、同SC−102、同SC−103、同SC−104、同SC−105、同SC−106(以上、旭硝子工業社)等が挙げられる。これらの界面活性剤は、単独で使用してもよく2種以上を併用してもよい。
脂環式骨格含有化合物は、ドライエッチング耐性、パターン形状、基板との接着性等を改善する効果を奏する。
1−アダマンタンカルボン酸、2−アダマンタノン、1−アダマンタンカルボン酸t−ブチル等のアダマンタン誘導体類;
デオキシコール酸t−ブチル、デオキシコール酸t−ブトキシカルボニルメチル、デオキシコール酸2−エトキシエチル等のデオキシコール酸エステル類;
リトコール酸t−ブチル、リトコール酸t−ブトキシカルボニルメチル、リトコール酸2−エトキシエチル等のリトコール酸エステル類;
3−〔2−ヒドロキシ−2,2−ビス(トリフルオロメチル)エチル〕テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカン、2−ヒドロキシ−9−メトキシカルボニル−5−オキソ−4−オキサ−トリシクロ[4.2.1.03,7]ノナン等が挙げられる。これらの脂環式骨格含有化合物は単独で使用してもよく2種以上を併用してもよい。
増感剤は、[B]酸発生体の生成量を増加する作用を示すものであり、当該組成物の「みかけの感度」を向上させる効果を奏する。
当該感放射線性樹脂組成物は、例えば有機溶媒中で[A]重合体、[B]酸発生体、必要に応じて加えられる[C]重合体、及びその他の任意成分を所定の割合で混合することにより調製できる。また、当該感放射線性樹脂組成物は、適当な有機溶媒に溶解又は分散させた状態に調製され使用され得る。
本発明は、(1)本発明の感放射線性樹脂組成物を基板上に塗布し、レジスト膜を形成するレジスト膜形成工程、(2)上記レジスト膜の少なくとも一部に放射線を照射する露光工程、(3)露光された上記レジスト膜を加熱する加熱工程、及び(4)加熱されたレジスト膜を現像する現像工程を含むパターン形成方法である。以下、各工程を詳述する。
本工程では、本発明の感放射線性樹脂組成物を基板上に塗布して、レジスト膜を形成する。基板としては、例えばシリコンウェハ、アルミニウムで被覆されたウェハ等の従来公知の基板を使用できる。また、例えば特公平6−12452号公報や、特開昭59−93448号公報等に開示されている有機系又は無機系の反射防止膜を基板上に形成してもよい。
本工程では、工程(1)で形成したレジスト膜の所望の領域に特定パターンのマスク、及び必要に応じて液浸液を介して縮小投影することにより露光を行う。例えば、所望の領域にアイソラインパターンマスクを介して縮小投影露光を行うことにより、アイソトレンチパターンを形成できる。また、露光は所望のパターンとマスクパターンによって2回以上行ってもよい。2回以上露光を行う場合、露光は連続して行うことが好ましい。複数回露光する場合、例えば所望の領域にラインアンドスペースパターンマスクを介して第1の縮小投影露光を行い、続けて第1の露光を行った露光部に対してラインが交差するように第2の縮小投影露光を行う。第1の露光部と第2の露光部とは直交することが好ましい。直交することにより、露光部で囲まれた未露光部において真円状のコンタクトホールパターンが形成しやすくなる。なお、露光の際に用いられる液浸液としては水やフッ素系不活性液体等が挙げられる。液浸液は、露光波長に対して透明であり、かつ膜上に投影される光学像の歪みを最小限に留めるよう屈折率の温度係数ができる限り小さい液体が好ましいが、特に露光光源がArFエキシマレーザー光(波長193nm)である場合、上述の観点に加えて、入手の容易さ、取り扱いのし易さといった点から水を用いるのが好ましい。水を用いる場合、水の表面張力を減少させるとともに、界面活性力を増大させる添加剤を僅かな割合で添加しても良い。この添加剤は、ウェハ上のレジスト層を溶解させず、かつレンズの下面の光学コートに対する影響が無視できるものが好ましい。使用する水としては蒸留水が好ましい。
本工程では、露光後にポストエクスポージャーベーク(PEB)を行なう。PEBを行なうことにより、当該感放射線性樹脂組成物中の酸解離性基の解離反応を円滑に進行できる。PEBの加熱条件としては、通常30℃以上200℃未満であり、50℃以上150℃未満が好ましく、60℃以上100℃未満がより好ましい。30℃より低い温度では、上記解離反応が円滑に進行しないおそれがあり、200℃以上の温度では、[B]酸発生体から発生する酸が未露光部にまで広く拡散し、良好なパターンが得られないおそれがある。本発明の感放射線性樹脂組成物を用いたパターン形成方法においては、PEB温度を通常よりも低温にすることができるため、酸の拡散が適切に制御され、良好なパターンが得られると共に、消費するエネルギーを節約することができ低コスト化を実現できる。
本工程は、露光後加熱されたフォトレジスト膜を、現像液で現像することにより、所定のフォトレジストパターンを形成する。現像後は、水で洗浄し、乾燥することが一般的である。現像液としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、けい酸ナトリウム、メタけい酸ナトリウム、アンモニア水、エチルアミン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン、エチルジメチルアミン、トリエタノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、ピロール、ピペリジン、コリン、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン等のアルカリ性化合物の少なくとも1種を溶解したアルカリ水溶液が好ましい。
本発明の重合体は、上記式(1)で表される構造単位(I)を有する。当該重合体は、脂肪族環状炭化水素基又は脂肪族複素環基において、エステル基に結合している炭素原子に炭素数5以上の直鎖状のアルキル基が結合する構造を有する。上記脂肪族環状炭化水素基又は脂肪族複素環基は、上記特定構造を有することで、酸により解離し易い。そのため、当該重合体を含有する当該感放射線性樹脂組成物によれば、PEB温度を従来の温度より低くしても、酸による解離反応を十分進行させることができる。このようにPEB温度を低くできることで、酸の拡散が抑制され、また酸により解離した嵩高い分子が酸の拡散をさらに抑制することができるため、良好な微細パターンを形成することができる。このように、当該重合体は、例えば、リソグラフィー技術に用いられる感放射線性樹脂組成物等の成分として好適に用いることができる。
なお、本発明の重合体については、感放射線性樹脂組成物における[A]重合体の説明の中ですでに詳述しているので、ここでの説明を省略する。
本発明の化合物は、上記式(2)で表される。本発明の化合物は上記式(2)で表される構造を有するので、当該重合体中に構造単位(I)を組み込む単量体化合物として好適に用いることができる。
当該化合物の合成方法は、例えば、以下の通りであり、下記のスキームに従い合成することができる。
なお、本発明の化合物については、感放射線性樹脂組成物における[A]重合体の説明の中ですでに詳述しているので、ここでの説明を省略する。
カラム温度:40℃
溶出溶媒:テトラヒドロフラン(和光純薬工業社)
流速:1.0mL/分
試料濃度:1.0質量%
試料注入量:100μL
検出器:示差屈折計
標準物質:単分散ポリスチレン
[実施例1]1−ペンチルシクロペンチルメタクリレートの合成(M−1)
攪拌機及び滴下ロートを設置した1L反応器内に、シクロペンタノン18.5g(220mmol)とジエチルエーテル200mLを仕込み、窒素下、滴下ロートから、臭化ペンチルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mL(200mmol)を滴下した後、20℃で16時間、攪拌下に反応させた。反応後、反応器内を0℃に冷却しながら、トリエチルアミン24.5g(242mmol)及び塩化メタクリロイル25.3g(242mmol)の混合物を滴下ロートから滴下した後、20℃で2時間、攪拌下に反応させた。得られた懸濁液を減圧ろ過し、ろ液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=100/1)で精製することにより、下記式(M−1)で表される1−ペンチルシクロペンチルメタクリレートの無色オイル19.0gを得た(収率45%)。
得られた1−ペンチルシクロペンチルメタクリレートの1H−NMRデータを以下に示す。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.87(t、3H、CH3)、1.27(br、6H、CH2)1.56−1.80(m、6H、CH2)、1.89(s、3H、CH3)、1.94−2.03(m、2H、CH2)、2.10−2.24(m、2H、CH2)、5.46(s、1H、CH)、6.00(s、1H、CH)
実施例1において、出発物質として臭化ペンチルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLの代わりに、臭化ヘキシルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLを用いた以外は、実施例1と同様にして下記式(M−2)で表される1−ヘキシルシクロペンチルメタクリレートの無色オイル20.1gを得た(トータル収率45%)。
得られた1−ヘキシルシクロペンチルメタクリレートの1H−NMRデータを以下に示す。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.87(t、3H、CH3)、1.27(br、8H、CH2)1.55−1.79(m、6H、CH2)、1.90(s、3H、CH3)、1.92−2.00(m、2H、CH2)、2.11−2.26(m、2H、CH2)、5.46(s、1H、CH)、6.00(s、1H、CH)
実施例1において、出発物質として臭化ペンチルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLの代わりに、臭化ヘキシルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLを用いた以外は、実施例1と同様にして下記式(M−3)で表される1−オクチルシクロペンチルメタクリレートの無色オイル19.5gを得た(トータル収率37%)。
得られた1−オクチルシクロペンチルメタクリレートの1H−NMRデータを以下に示す。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.88(t、3H、CH3)、1.30(br、12H、CH2)1.45−1.91(m、6H、CH2)、1.90(s、3H、CH3)、1.91−2.08(m、2H、CH2)、2.06−2.31(m、2H、CH2)、5.44(s、1H、CH)、5.98(s、1H、CH)
実施例1において、出発物質として臭化ペンチルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLの代わりに、臭化ヘキシルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLを用い、シクロペンタノン18.5gの代わりに、シクロヘキサノン21.6g(220mmol)を用いた以外は、実施例1と同様にして、下記式(M−4)で表される1−ヘキシルシクロペンチルメタクリレートの無色オイル18.6gを得た(トータル収率56%)。
得られた1−ヘキシルシクロヘキシルメタクリレートの1H−NMRデータを以下に示す。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.88(t、3H、CH3)、1.12−1.40(m、8H)、1.84−2.08(m、15H)、5.48(s、1H、CH)、6.05(s、1H、CH)
実施例1において、出発物質として臭化ペンチルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLの代わりに、臭化ヘキシルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLを用い、シクロペンタノン18.5gの代わりに、シクロオクタノン27.8g(220mmol)を用いた以外は、実施例1と同様にして、下記式(M−5)で表される1−ヘキシルシクロオクチルメタクリレートの無色オイル10.2gを得た(トータル収率26%)。
得られた1−ヘキシルシクロオクチルメタクリレートの1H−NMRデータを以下に示す。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.87(t、3H、CH3)、1.17−1.36(m、8H)、1.40−1.69(m、10H)、1.72−1.83(m、2H)
1.89−1.97(m、5H)、2.19−2.29(m、2H)、5.46(s、1H、CH)、6.00(s、1H、CH)
実施例1において、出発物質として臭化ペンチルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLの代わりに、臭化ヘキシルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLを用い、シクロペンタノン18.5gの代わりに、テトラヒドロピラン−4−オン22.0g(220mmol)を用いた以外は、実施例1と同様にして、下記式(M−23)で表される4−ヘキシルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメタクリレートの無色オイル33.6gを得た(トータル収率66%)。
得られた4−ヘキシルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメタクリレートの1H−NMRデータを以下に示す。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.88(t、3H、CH3)、1.15−1.40(m、8H)、1.51−2.13(m、9H)、3.43−3.61(m、4H)、5.46(s、1H、CH)、6.00(s、1H、CH)
実施例1において、出発物質として臭化ペンチルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLの代わりに、臭化ヘキシルマグネシウムのジエチルエーテル2M溶液100mLを用い、シクロペンタノン18.5gの代わりに、2−アダマンタノン33.0g(220mmol)を用いた以外は、実施例1と同様にして、下記式(M−7)で表される2−ヘキシル−2−アダマンタンメタクリレートの無色オイル13.9gを得た(トータル収率23%)。
得られた2−ヘキシル−2−アダマンタンメタクリレートの1H−NMRデータを以下に示す。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.86(t、3H、CH3)、1.13−1.52(m、8H)、1.60−2.16(m、16H)、1.80−1.94(m、3H)、5.33(dd、1H、CH2)、6.08(dd、1H、CH2)
[A]重合体及び後述する[C]重合体の合成に使用した単量体は下記式(M−1)〜(M−14)で示される。
[実施例8]
化合物(M−8)30.7g(30モル%)、化合物(M−9)10.9g(10モル%)、化合物(M−10)38.8g(40モル%)、及び化合物(M−1)19.6g(20モル%)を200gの2−ブタノンに溶解し、AIBN3.59gを添加して単量体溶液を調製した。100gの2−ブタノンを入れた1,000mLの三口フラスコを30分窒素パージした後、撹拌しながら80℃に加熱し、調製した単量体溶液を滴下漏斗にて3時間かけて滴下した。滴下開始を重合反応の開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合反応終了後、重合溶液を水冷して30℃以下に冷却した。2,000gのメタノール中に冷却した重合溶液を投入し、析出した白色粉末をろ別した。ろ別した白色粉末を400gのメタノールで2回洗浄した後、ろ別し、50℃で17時間乾燥させて白色粉末状の重合体(A−1)を得た(84.2g、収率84%)。得られた重合体(A−1)のMwは5,500であり、Mw/Mnは1.42であり、低分子量成分の残存割合は0.05%であった。また、13C−NMR分析の結果、化合物(M−8)由来の構造単位:化合物(M−9)由来の構造単位:化合物(M−10)由来の構造単位:化合物(M−1)由来の構造単位の含有率28.3:9.1:42.8:19.8(モル%)の共重合体であった。
表1に記載の単量体を所定量配合した以外は、実施例8と同様に操作して重合体(A−2)〜(A−8)及び(a−1)〜(a−2)を得た。また、得られた各重合体のMw、Mw/Mn、収率(%)及び各重合体における各単量体に由来する構造単位の含有率を合わせて表1に示す。
[合成例3]
化合物(M−11)17.4g(20モル%)、及び化合物(M−13)83.6g(80モル%)を100gの2−ブタノンに溶解し、AIBN3.43gを添加して単量体溶液を調製した。100gの2−ブタノンを入れた1000mLの三口フラスコを30分窒素パージした後、撹拌しながら80℃に加熱し、調製した単量体溶液を滴下漏斗にて3時間かけて滴下した。滴下開始を重合反応の開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合反応終了後、重合溶液を水冷して30℃以下に冷却した。その重合溶液をエバポレーターにて重合溶液の重量が150gになるまで減圧濃縮した。その後、760gのメタノール及び40gの水の混合液中に濃縮液を投入し、スライム状の白色固体を析出させた。デカンテーションにて液体部を取り除き、回収した固体を60℃15時間で真空乾燥することにより、白色の粉体である重合体(C−1)を61.3g得た(収率61%)。Mwは3,500であり、Mw/Mnは1.66であった。また、13C−NMR分析の結果、化合物(M−11)由来の構造単位:化合物(M−13)由来の構造単位の含有比率が19.6:80.4(モル%)の共重合体であった。
化合物(M−11)14.6g(20モル%)、及び化合物(M−14)86.4g(80モル%)を100gの2−ブタノンに溶解し、AIBN2.84gを添加して単量体溶液を調製した。100gの2−ブタノンを入れた1000mLの三口フラスコを30分窒素パージした後、撹拌しながら80℃に加熱し、調製した単量体溶液を滴下漏斗にて3時間かけて滴下した。滴下開始を重合反応の開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合反応終了後、重合溶液を水冷して30℃以下に冷却した。その重合溶液をエバポレーターにて重合溶液の重量が150gになるまで減圧濃縮した。その後、760gのメタノール及び40gの水の混合液中に濃縮液を投入し、スライム状の白色固体を析出させた。デカンテーションにて液体部を取り除き、回収した固体を60℃15時間で真空乾燥することにより、白色の粉体である重合体(C−2)を52.4g得た(収率52%)。Mwは3,500であり、Mw/Mnは1.63であった。また、13C−NMR分析の結果、化合物(M−11)由来の構造単位:化合物(M−14)由来の構造単位の含有比率が20.3:79.7(モル%)の共重合体であった。
当該感放射線性樹脂組成物の調製で使用した[B]酸発生体、酸拡散制御剤及び溶媒は、下記のとおりである。
下記式(B−1)で表される化合物
下記式(D−1)で表される化合物。
以下、実施例及び比較例で用いた溶媒を示す。
(E−1)酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル
(E−2)シクロヘキサノン
(E−3)γ−ブチロラクトン
実施例8で得られた重合体(A−1)100質量部、酸発生剤(B−1)9.9質量部、合成例3で得られた重合体(C−1)5質量部、酸拡散制御剤(D−1)7.9質量部、及び溶媒(E−1)2,590質量部、(E−2)1,110質量部、(E−3)200質量部を混合し、得られた混合溶液を孔径0.20μmのフィルターでろ過して感放射線性樹脂組成物を調製した。
表2に示す配合処方にしたこと以外は、実施例16と同様の操作を行い各感放射線性樹脂組成物を調製した。
下記評価結果は表2に示す。
[感度の評価]
下層反射防止膜(「ARC66」、日産化学社製)を形成した12インチシリコンウェハ上に、感放射線性樹脂組成物によって、膜厚75nmの被膜を形成し、100℃で60秒間ソフトベーク(SB)を行った。次に、この被膜を、ArFエキシマレーザー液浸露光装置(「NSR S610C」、NIKON社製)を用い、NA=1.3、ratio=0.800、Annularの条件により、50nmLine100nmPitchのパターン形成用のマスクパターンを介して露光した。露光後、各感放射線性樹脂組成物について95℃で60秒間ポストベーク(PEB)を行った。その後、2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液により現像し、水洗し、乾燥して、ポジ型のレジストパターンを形成した。このとき、50nmLine100nmPitchのパターン形成用のマスクパターンを介して露光した部分が線幅50nmのLineを形成する露光量を最適露光量(Eop)とした。この最適露光量を感度(mJ/cm2)とした。なお、測長には走査型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ社、CG4000)を用いた。感度が40(mJ/cm2)以下である場合、良好であると評価した。
上記感度(mJ/cm2)の評価における方法と同様の方法により、ポジ型のレジストパターンを形成し、最適露光量(Eop)を測定した。上記Eopにて形成された線幅50nmのLineを、日立社製の測長SEM「S9220」を用い、パターン上部から観察し、任意の10点において線幅を測定した。線幅の測定値の3シグマ値(ばらつき)をLWR(nm)とした。このLWRの値が5nm以下であれば、形成されたパターン形状が良好であると評価した。
上記感度の評価における最適露光量(Eop)にて、50nmのライン・アンド・スペースパターン用マスクで解像されるパターン寸法が、マスクの設計寸法の±10%以内となる場合のフォーカスの振れ幅をDOF(nm)とした。
直径8インチのシリコンウェハー上に、実施例及び比較例の感放射線性組成物を、クリーントラック(東京エレクトロン社、「ACT12」)を用いてスピンコートにより塗布し、ホットプレート上にて、100℃で60秒間加熱して、膜厚0.3μmのレジスト膜を形成した。このレジスト膜を、エッチング装置「EXAM」(神鋼精機社製)を用いて、CF4/Ar/O2(CF4:40mL/min、Ar:20mL/min、O2:5mL/min;圧力:20Pa;RFパワー:200W;処理時間:40秒;温度:15℃)でエッチング処理した。エッチング処理前後の膜厚を測定して、エッチングレートを算出した。エッチングレートが170nm/min未満の場合を「良好」、170nm/min以上200nm/min以下の場合を「やや良好」、200nm/min以上の場合を「不良」と評価した。
Claims (10)
- 上記ZがR2の結合している炭素原子と共に形成する基が、単環の核原子数4〜20の2価の脂肪族環状炭化水素基又は脂肪族複素環基である請求項1に記載の感放射線性樹脂組成物。
- 上記ZがR2の結合している炭素原子と共に形成する基が、単環の核原子数5〜8の2価の脂肪族環状炭化水素基である請求項1に記載の感放射線性樹脂組成物。
- 上記R2が、炭素数5〜8の直鎖状のアルキル基である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の感放射線性樹脂組成物。
- [C][A]重合体よりフッ素原子含有率が高い重合体をさらに含有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の感放射線性樹脂組成物。
- 上記[A]重合体を構成する全構造単位に対する上記構造単位(I)の含有割合が、1モル%以上90モル%以下であり、上記構造単位(II)の含有割合が、5モル%以上80モル%以下である請求項6に記載の感放射線性樹脂組成物。
- 酸拡散制御体をさらに含有する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の感放射線性樹脂組成物。
- (1)請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の感放射線性樹脂組成物を基板上に塗布し、レジスト膜を形成するレジスト膜形成工程、
(2)上記レジスト膜の少なくとも一部に放射線を照射する露光工程、
(3)露光された上記レジスト膜を加熱する加熱工程、及び
(4)加熱された上記レジスト膜を現像する現像工程
を含むパターン形成方法。 - 上記加熱工程における加熱温度が100℃未満である請求項9に記載のパターン形成方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010268872A JP5673038B2 (ja) | 2010-12-01 | 2010-12-01 | 感放射線性樹脂組成物及びこれを用いたパターン形成方法 |
| TW100143951A TW201233691A (en) | 2010-12-01 | 2011-11-30 | Radiation-sensitive resin composition, method for forming pattern using same, polymer, and compound |
| CN2011800574462A CN103250100A (zh) | 2010-12-01 | 2011-11-30 | 放射线敏感树脂组合物、使用其的图案形成方法、聚合物及化合物 |
| PCT/JP2011/077715 WO2012074025A1 (ja) | 2010-12-01 | 2011-11-30 | 感放射線性樹脂組成物、これを用いたパターン形成方法、重合体及び化合物 |
| KR1020137014053A KR20140007801A (ko) | 2010-12-01 | 2011-11-30 | 감방사선성 수지 조성물, 이것을 이용한 패턴 형성 방법, 중합체 및 화합물 |
| US13/905,166 US20130260315A1 (en) | 2010-12-01 | 2013-05-30 | Radiation-sensitive resin composition, pattern-forming method, polymer, and compound |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010268872A JP5673038B2 (ja) | 2010-12-01 | 2010-12-01 | 感放射線性樹脂組成物及びこれを用いたパターン形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012118356A JP2012118356A (ja) | 2012-06-21 |
| JP5673038B2 true JP5673038B2 (ja) | 2015-02-18 |
Family
ID=46501220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010268872A Active JP5673038B2 (ja) | 2010-12-01 | 2010-12-01 | 感放射線性樹脂組成物及びこれを用いたパターン形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5673038B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5940800B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2016-06-29 | 住友化学株式会社 | レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法 |
| US10025187B2 (en) * | 2014-02-21 | 2018-07-17 | Tokyo Electron Limited | Photosensitization chemical-amplification type resist material, method for forming pattern using same, semiconductor device, mask for lithography, and template for nanoimprinting |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4140743B2 (ja) * | 1999-05-07 | 2008-08-27 | ヤスハラケミカル株式会社 | 第三級アルコール有機カルボン酸エステルの製造方法 |
| JP3900135B2 (ja) * | 2002-10-29 | 2007-04-04 | Jsr株式会社 | 感放射線性樹脂組成物 |
| JP2006104172A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Honshu Chem Ind Co Ltd | 新規な1−アルキルシクロヘキシル(メタ)アクリレート類 |
| JP4661397B2 (ja) * | 2005-06-27 | 2011-03-30 | Jsr株式会社 | 感放射線性樹脂組成物 |
| CN101236357B (zh) * | 2007-01-30 | 2012-07-04 | 住友化学株式会社 | 化学放大型抗蚀剂组合物 |
| KR101569214B1 (ko) * | 2008-04-21 | 2015-11-13 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 화학 증폭형 포지티브형 레지스트 조성물 |
| JP2010159256A (ja) * | 2010-01-18 | 2010-07-22 | Fujifilm Corp | 感光性組成物に有用な酸及びその塩 |
| JP5708402B2 (ja) * | 2011-09-26 | 2015-04-30 | Jsr株式会社 | フォトレジスト組成物及びレジストパターン形成方法 |
-
2010
- 2010-12-01 JP JP2010268872A patent/JP5673038B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2012118356A (ja) | 2012-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5786426B2 (ja) | フォトレジスト組成物、レジストパターン形成方法 | |
| JP6269766B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物及び重合体 | |
| JP6064990B2 (ja) | フォトレジスト組成物及びレジストパターン形成方法 | |
| WO2018070327A1 (ja) | 感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法 | |
| JPWO2013140969A1 (ja) | フォトレジスト組成物、化合物及びその製造方法 | |
| JP2012078405A (ja) | 感放射線性樹脂組成物、パターン形成方法及び化合物 | |
| WO2012157433A1 (ja) | ダブルパターン形成方法 | |
| JP5879719B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物及びパターン形成方法 | |
| JP5812006B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物及びパターン形成方法 | |
| JP6131793B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物、レジストパターン形成方法、重合体及び化合物 | |
| WO2012074025A1 (ja) | 感放射線性樹脂組成物、これを用いたパターン形成方法、重合体及び化合物 | |
| JP5729114B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物、パターン形成方法、重合体及び化合物 | |
| JP6060967B2 (ja) | フォトレジスト組成物及びレジストパターン形成方法 | |
| JP5737114B2 (ja) | 化合物、重合体及びフォトレジスト組成物 | |
| JP5673038B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物及びこれを用いたパターン形成方法 | |
| JP5867298B2 (ja) | フォトレジスト組成物及びレジストパターン形成方法 | |
| JP6007913B2 (ja) | フォトレジスト組成物及びレジストパターン形成方法 | |
| JP5655579B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物、パターン形成方法、重合体及び化合物 | |
| JP5573730B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物及びこれを用いたパターン形成方法 | |
| WO2014141979A1 (ja) | 感放射線性樹脂組成物、レジストパターン形成方法、感放射線性酸発生剤及び化合物 | |
| JP5790382B2 (ja) | フォトレジスト組成物 | |
| JP6094574B2 (ja) | 感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法 | |
| WO2013047117A1 (ja) | フォトレジスト組成物、レジストパターン形成方法及び重合体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130808 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140804 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141215 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5673038 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |