[go: up one dir, main page]

JP5652711B2 - タッチパネル装置 - Google Patents

タッチパネル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5652711B2
JP5652711B2 JP2010285453A JP2010285453A JP5652711B2 JP 5652711 B2 JP5652711 B2 JP 5652711B2 JP 2010285453 A JP2010285453 A JP 2010285453A JP 2010285453 A JP2010285453 A JP 2010285453A JP 5652711 B2 JP5652711 B2 JP 5652711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operator
touch panel
component
operation input
panel device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010285453A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012038289A (ja
Inventor
真弓 中村
真弓 中村
正豪 原島
正豪 原島
高田 将人
将人 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010285453A priority Critical patent/JP5652711B2/ja
Publication of JP2012038289A publication Critical patent/JP2012038289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5652711B2 publication Critical patent/JP5652711B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、画像表示部に操作部品を表示し、操作入力パネルから入力される操作入力を受け付けるタッチパネル装置に関するものである。
携帯電話や音楽プレーヤーなどの端末装置の表示画面には、タッチパネルを用いた入力装置(以下、タッチパネル装置という)が広く使用されている。一般的なタッチパネル装置は、画像表示部たる液晶画面などの表示画面に操作入力パネルを重ね合わせて用いられる。このようなタッチパネル装置では、表示画面にボタンなどの操作部品を表示し、操作部品の表示位置に対応した操作入力パネル上の位置を操作体である指でタッチして操作部品の操作を行う。ボタンなどの操作部品としては、GUI(Graphical User Interface)部品が挙げられる。このようなタッチパネル装置は、メカニカルなボタンやスライダーやダイヤルなどのインターフェース部品が配置された操作パネルとは異なり、操作部品のレイアウトがソフトウェアにより自由に変更ができるため利便性が高く、今後も更に需要が増して来ることが予想される。
特許文献1、2には、操作者が操作部品を操作したときに、ストローク感やクリック感を操作者に提供するタッチパネル装置が記載されている。具体的には、操作入力パネルを押圧した時点からその押圧が確定されるまでの間、所定の振幅の信号波形に従って操作入力パネルを変位させることによって、操作者にストローク感やクリック感を提供している。
しかしながら、上記特許文献1、2のタッチパネル装置においては、操作者が、操作部品を操作した操作感を提供することはできるが、操作入力パネルを押圧した時点から振動が発生するため、操作者が操作入力パネルの表面を軽く触れた段階で操作部品を認識することができなかった。このため、視覚の不自由な操作者が、操作部品の位置を把握することが困難であるという課題があった。
本出願人は、特願2009−060259号(以下、先願という)において、操作者が操作入力パネル表面を触れただけで、操作部品の位置関係を把握することのできるタッチパネル装置を提案した。具体的には、操作入力パネルの操作部品の位置に対応する箇所が腹となるような定在波(定常波)を操作入力パネルに発生させるのである。これにより、操作入力パネルの操作部品に対応する箇所に触れたとき、指先に振動を感じ、その位置に操作部品があることを認識することができる。このように、触覚だけで、操作部品の位置を把握することができるので、視覚の不自由な操作者でも、容易に操作部品の位置を把握することができる。
しかしながら、先願のタッチパネル装置においては、常に操作入力パネルに定在波を発生させていたため、定在波を発生させるための電力が常に必要となり、多くの消費電力が必要となるという課題があった。特に、携帯機器など、電池で駆動する装置に上記先願のタッチパネル装置を採用した場合、電池の電力が早期になくなり、装置の使用時間が短縮されることになるという課題があった。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、視覚の不自由な操作者に対して容易に操作部品の位置を把握させることができ、かつ、省電力化を実現することができるタッチパネル装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、自身の表面に操作体が接することで操作入力を受け付ける操作入力パネルと、前記操作入力パネルに対向して設けられ画像を表示する画像表示部と、前記画像表示部に画像として表示させる操作部品を生成する操作部品生成部と、を備え、前記画像表示部に表示された前記操作部品の位置に対応した前記操作入力パネル上の位置に前記操作体を接触させて、前記操作体により前記操作部品を操作するタッチパネル装置において、前記画像表示部に表示された前記操作部品の位置に対応した前記操作入力パネルの箇所に、前記操作部品が触覚的に認識できるような振動を前記操作入力パネルに発生させる振動発生手段と、前記操作部品の位置に対する操作者の認識状態を推定する推定手段と、前記推定手段が推定した操作者の認識状態に基づいて、前記振動発生手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記推定手段が、操作者が操作部品を少し認識していると推定したときの前記操作部品の位置に対応した前記操作入力パネルの箇所に発生させる振動の振幅を、前記推定手段が、操作者が操作部品を全く認識していないと推定したときの前記操作部品の位置に対応した前記操作入力パネルの箇所に発生させる振動の振幅よりも小さくなるよう振動発生手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1のタッチパネル装置において、前記制御手段は、前記推定手段が、操作者が操作部品を認識していると推定した場合は、前記振動発生手段の駆動を停止するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2のタッチパネル装置において、前記推定手段は、前記操作体の前記操作入力パネルとの接触状態に基づいて、前記操作部品の位置に対する前記操作者の認識状態を推定することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のタッチパネル装置において、前記操作体の前記操作入力パネルとの接触状態として、前記操作体の前記操作入力パネル面への押圧度合いを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のタッチパネル装置において、前記操作体の前記操作入力パネルとの接触状態として、前記操作体の移動速度を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のタッチパネル装置において、前記操作体の前記操作入力パネルとの接触状態として、前記操作体の移動加速度を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至いずれかののタッチパネル装置において、前記操作者が装置を操作しているときの操作者の顔を撮像する撮像手段を備え、前記推定手段は、前記撮像手段が撮像した顔画像に基づいて、前記操作部品の位置に対する前記操作者の認識状態を推定することを特徴とするものである。
本発明によれば、操作部品の位置に対する操作者の認識状態を推定する推定手段に基づいて、次のように振動発生手段を制御すれば、視覚の不自由な操作者に対して容易に操作部品の位置を把握させることができ、かつ、省電力化を実現することができる。すなわち、推定手段が、操作者が操作部品の位置を正しく認識していると推定した場合は、振動発生手段の駆動を停止して振動を発生させず、推定手段が、操作者が操作部品の位置を正しく認識していないと推定した場合は、振動発生手段を駆動して操作部品の位置に対応した操作入力パネルの箇所に振動を発生させるよう制御するのである。これにより、視覚の不自由な人など画像表示部に表示された操作部品の位置を正しく認識できない操作者のときは、操作部品の位置に対応した操作入力パネルの位置に振動が生じているため、操作者が操作入力パネルを触れれば、振動で操作部品の位置を把握することができる。よって、視覚の不自由な操作者に対して容易に操作部品の位置を把握させることができる。また、画像表示部に表示された操作部品の位置を正しく認識できている人に対しては、上記のような振動を発生させて、触覚的に操作部品を認識させなくても、操作部品を正しく操作することができる。よって、振動発生手段の駆動を停止する。その結果、消費電力を抑えることができ、省電力化を実現することができる。
本実施形態のタッチパネル装置の断面構造を示す図。 同タッチパネル装置の表面基板を通じて表示されるGUI部品と、表面基板に生成される定在波の振幅のピーク値との位置関係を示す図。 同タッチパネル装置の液晶パネルの表示の一例を示す図。 同タッチパネル装置の主制御装置に含まれる一部の回路構成を示すブロック図。 図4に示される状態判定回路の回路構成を示すブロック図。 GUI部品の認識状態による操作者の指の動きの違いについて説明する図。 指が表面基板の表面をなぞりながら移動させたときの操作位置の変化の一例について示す図。 同タッチパネル装置の主制御装置によって実行される駆動パターンの生成処理の手順を示すフローチャート。 変形例のタッチパネル装置の断面構造を示す図。
以下、本発明のタッチパネル装置を適用した実施形態について説明する。図1は、本実施形態のタッチパネル装置100の断面構造を示す図である。
本実施形態のタッチパネル装置100は、基板1、液晶パネル2、操作入力パネル17、圧電駆動装置5A、5B、接触センサ処理回路6、画像表示回路7、駆動制御回路8、主制御装置9、及びメモリ10などを備えている。操作入力パネル17は、接触センサ3と表面基板4とで構成される。
基板1は、液晶パネル2、操作入力パネル17、及び圧電駆動装置5A、5Bを搭載するための基板であり、例えば、ガラスエポキシ基板やガラスコンポジット基板で構成されるプリント基板(PCB:Printed Circuit Board)を用いることができる。
画像表示部たる液晶パネル2は、基板1に搭載され、画像表示回路7によって生成されるGUI部品を表示する表示部である。なお、この表示部は、GUI部品を表示できればよいため、液晶パネル2に限られるものではない。例えば、液晶パネル2の代わりに、有機EL(Electro−Luminescence)パネルを用いてもよい。
接触センサ3は、液晶パネル2の上に搭載され、操作者が押圧した位置の座標を検出する座標検出装置である。実施形態では、接触センサ3として抵抗膜方式のセンサを用いる形態について説明するが、接触センサ3としては、抵抗膜方式のセンサに限られるものではなく、例えば、感圧式のセンサ、静電容量方式のセンサ、音響波照合方式のセンサなど公知のセンサを用いることができる。
抵抗膜方式のセンサは、複数の透明電極が一定間隔でマトリクス状に対向配置された電極シートを有している。操作者が表面基板4の表面を操作体たる指先で押圧すると、対向する電極同士が接触して導通し、その接触位置によって電極シートのX方向及びY方向の抵抗値が変化する。この抵抗値の変化により、抵抗膜方式のセンサから出力されるX方向及びY方向に対応する電圧値が変化する。この電圧値の変化により、押圧された操作位置の座標が特定される。
表面基板4は、タッチパネル装置100の操作入力部となる透明基板であり、上述のように操作者が表面基板4の表面を押圧すると接触センサ3で操作位置の座標が検出される。このため、表面基板4の表面は、実施形態のタッチパネル装置100を操作するための座標入力面となる。この表面基板4としては、例えば、アクリル製あるいはポリカーボネート製の樹脂基板、又はガラス基板を用いることができる。
振動発生手段たる圧電駆動装置5A、5Bは、積層された複数の薄板状の圧電素子を電極板で挟んで樹脂製の筐体に収納したパッケージ型の駆動素子である。圧電駆動装置5A、5Bは、図1に示すように、基板1と表面基板4との間に挟まれた状態で、液晶パネル2及び接触センサ3の両側に対をなすように、一つずつ配設される。圧電駆動装置5A、5Bは、実際には、基板1及び表面基板4の紙面を貫く方向の辺と略同じ長さを有する細長い駆動素子である。圧電駆動装置5A、5Bは、電圧が印加されると、積層方向に歪んで変位し、表面基板4に振動を生成する。
接触センサ処理回路6は、接触センサ3から出力される操作位置の座標を表す電圧値に信号処理を行う回路である。この信号処理により、操作位置の座標を表す電圧値は、増幅、ノイズ除去、及びデジタル変換が行われ、デジタル電圧値として出力される。このように信号処理を行うため、接触センサ3から出力される電圧値が微小であっても、操作位置を正確に検出することができる。また、上述のように複数の透明電極をマトリクス状に配列した抵抗膜方式の接触センサ3を用いている場合には、押圧によって接触が生じた電極の数から接触面積を求めることができる。また、接触面の中心位置を算出して操作位置(接触位置)を正確に導出できる。さらに、接触センサ処理回路6は、操作位置や接触面積の時間変化量を検出することもできる。また、接触センサ3及び接触センサ処理回路6は、座標入力面上でなされた操作入力の押圧度合を検出する押圧度合検出部としての機能も有する。
また、接触センサ処理回路6には、操作位置(接触位置)が変化するまでにかかった時間(以下、移動時間)や、操作者が表面基板4に接触してから、操作位置(接触位置)が変化した時刻(移動時刻)を計測している。具体的には、操作位置(接触位置)が導出されたら、タイマーをスタートさせる。そして、操作位置(接触位置)が変化したら、その時刻を移動時刻として後述するメモリバッファ16(図5参照)に格納する。移動時間の場合は、現像の操作位置の移動時刻から前回の操作位置の移動時刻を差し引くことで、算出することができる。
接触センサ処理回路6は、操作位置の座標を表す電圧値に上述の信号処理を行い、操作位置(接触位置)を表す入力座標情報と、押圧度合の指標値である接触面積を表す面積情報を出力する。入力座標情報は、例えば、入力操作が行われた領域の中心位置の座標を表し、面積情報は接触面積の大きさを示す。操作者による押圧度合が高くなると、対向配置された接触センサ3の電極シートが接触する接触面積が増えるため、電極シート間の抵抗値が下がり、接触センサ処理回路6から出力される面積情報を表す電圧値は低くなる。一方、押圧度合が低い場合は、接触面積が減るため、面積情報を表す電圧値は高くなる。面積情報の変化は、操作者による表面基板4の押圧度合の変化を表す情報として利用することができる。入力座標情報と面積情報は、操作者の操作入力の内容を表す情報として、主制御装置9に入力される。
操作部品生成部としての画像表示回路7は、液晶パネル2の各画素を駆動して所望の画像を表示させるための回路である。例えば、液晶パネルがアクティブマトリクス駆動される場合は、画像表示回路7は、主制御装置9から入力される画像データ及び表示座標データに基づき、各画素を駆動するためのTFT(Thin Film Transistor)を駆動する。画像表示回路7は、主制御装置9によってメモリ10から読み出される画像データをアナログ電圧信号に変換して出力し、液晶パネル2を駆動する。これにより、液晶パネル2には、GUI部品に関する画像データもしくはGUI部品以外の画像データに応じた画像(画像パターン)が表示座標データに応じた表示位置に表示される。また、表示座標データは、画像データを表す位置を座標上で特定するためのデータであり、画像データと関連付けられてメモリ10内に格納されている。
駆動制御回路8は、圧電駆動装置5A、5Bを駆動するための駆動電圧(駆動信号)を出力する回路であり、例えば、ファンクションジェネレータを用いることができる。駆動制御回路8は、主制御装置9から入力される駆動パターンに応じて駆動電圧の電圧波形の変調や増幅を行い、圧電駆動装置5A、5Bを駆動する。駆動パターンは、電圧波形の周波数及び振幅で決まるため、電圧波形の周波数及び振幅は、主制御装置9がメモリ10から読み出す周波数データ及び振幅データによって設定されることになる。
制御手段たる主制御装置9は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)などで構成され、実施形態のタッチパネル装置100の制御を統括する処理装置である。実施形態では、主制御装置9は、メモリ10内に格納されたプログラムを実行して操作者に所定のサービスを提供する際に、接触センサ処理回路6から入力される入力座標情報および/または面積情報と、液晶パネル2に表示しているGUI部品の種類を表すデータとに基づき、操作者の操作内容を判定する。そして、判定されたの操作内容に対応する処理や画像パターンを表示する。画像パターンの表示は、判定されたの操作内容に対応する画像パターンを生成するための画像データをメモリ10から読み出し、画像表示回路7を介して液晶パネル2に表示させる。例えば、実施形態のタッチパネル装置100がATMとして用いられる場合は、主制御装置9は、操作者の操作入力に応じて、暗証番号や金額を入力するためのボタンを表すGUI部品を液晶パネル2に表示させ、操作者の操作入力に応じて現金の支払い処理や振り込み処理等を実行する。また、主制御装置9は、後述するように、入力座標情報および面積情報に基づいて、操作者のGUI部品の認識状態を推定する。
また、制御手段たる主制御装置9は、上述のような所定のサービスを提供するために、メモリ10から画像データを読み出して液晶パネル2に画像を表示させる際に、メモリ10内で画像データと関連付けられた振幅データ、周波数データ、及び位相差データを読み出し、駆動制御回路8を介して圧電駆動装置5A、5Bを駆動させて、表面基板4を振動させるための処理を実行する。このように表面基板4を振動させるための処理の詳細については後述する。
メモリ10は、実施形態のタッチパネル装置100の駆動に必要なプログラム等の種々のデータを格納するメモリであり、実施形態では、所定のサービスを提供するためのプログラムと、画像データ及び表示座標データとに加えて、振幅データ、周波数データ、及び位相差データを格納する。
画像データは、液晶パネル2に表示するためのGUI部品の画像、及びその他の画像を表すデータである。また、表示座標データは、各画像データによる画像を表示する位置を座標上で特定するためのデータである。
振幅データ、周波数データ、及び位相差データは、駆動制御回路8を介して圧電駆動装置5A、5Bを駆動するための駆動パターンを表すデータである。
この駆動パターンを表す振幅データ、周波数データ、及び位相差データは、画像データ及び表示座標データと関連付けられてメモリ10に格納されている。
表面基板4を振動させるための処理の詳細について説明する。
実施形態のタッチパネル装置100は、圧電駆動装置5A、5Bを駆動して、液晶パネル2に表示されるボタン等であるGUI部品の中央部に腹が位置し、かつ、GUI部品の境界部に節が位置するような定在波を表面基板4に発生させる。
図2は、実施形態のタッチパネル装置100の表面基板4を通じて表示されるGUI部品と、表面基板4に生成される定在波の振幅のピーク値との位置関係を示す図である。ここで、GUI部品と対応する箇所に発生させる定在波233は、表面基板4の一端に配置された圧電駆動装置5Aと、表面基板4の他端に配置された圧電駆動装置5Bとで、表面基板4の固有振動数で加振することによって、形成される。定在波の腹や節の位置は、各圧電駆動装置5A、5Bで発生させる振動波の周波数および位相差によって決まるので、これらを調整することによって、表面基板の任意の位置に定在波の腹及び節を生成することができる。
図3は、実施形態のタッチパネル装置100の液晶パネル2の表示の一例を示す図である。主制御装置9は、後述する画像パターンIDを用いてメモリ10にアクセスし、画像パターンIDに関連付けられた画像データIDに対応する画像データと、表示座標データとを読み出す。そして主制御装置9が画像データと表示座標データを画像表示回路7に入力すると、画像表示回路7は、画像データと表示座標データを用いて液晶パネル2内の所望の位置に画像(画像パターン)を生成する。このようにして液晶パネル2にGUI部品として、例えば、14個のGUIボタン21とGUI入力確定表示画面22が表示される。
図4は、本実施形態のタッチパネル装置100の主制御装置9に含まれる一部の回路構成を示すブロック図である。図4に示すように、主制御装置9は、状態判定回路11、操作感生成回路12、定在波生成回路13を有する。なお、上述のように、主制御装置9は、タッチパネル装置100の種々の処理を統括する処理装置であるため、ここに示す回路は、主制御装置9のうちの一部分である。具体的には、図4に示す主制御装置9の回路は、接触センサ処理回路6から入力される情報のうち、操作位置(接触位置)を表す情報である入力座標情報、押圧度合いを表す情報である面積情報、移動時刻などを基に駆動パターンを決定する回路のみを抜き出したものである。
推定手段たる状態判定回路11は、接触センサ処理回路6から入力される情報のうち、入力座標情報、面積情報、移動時刻(移動時間)などから操作者のGUI部品認識状態を判定する回路である。操作感生成回路12および定在波生成回路13は、圧電駆動装置5A、5Bを駆動させるための駆動パターンを生成する回路である。操作感生成回路12は、操作者が液晶パネル2に表示するGUIボタンやスライドバーに触れて操作を行う際に、操作完了を知らせる触感を与えるための駆動パターン(操作完了駆動パターン)を生成する回路である。一方、定在波生成回路13は、実際のボタンにふれているような触感を与えるための駆動パターン(定在波駆動パターン)を生成する回路である。具体的には、液晶パネル2に表示されるボタン等であるGUI部品の中央部に腹が位置し、かつGUI部品の境界部に節が位置するような定在波を表面基板4に発生させる駆動パターンを生成する回路である。
図5は、図4に示される状態判定回路11の回路構成を示すブロック図である。図5に示すように、状態判定回路11は、接触状態判定回路14と認識状態判定回路15とを有している。接触状態判定回路14は、接触センサ処理回路6から得られた操作者による入力座標情報、面積情報を基に、GUI部品の操作を行ったか否かを判定する回路である。メモリバッファ16には、接触センサ処理回路6から得られた入力座標情報(操作位置)、移動時間(移動時刻)などが格納されている。認識状態判定回路15は、接触状態判定回路14から得られた操作状態と、メモリバッファ16に格納されている情報を基に、操作者の認識の状態を判定する回路である。
メモリバッファ16内には、下記表1に示すように、ID、移動時刻(移動時間)、入力座標情報(操作位置)が関連付けられて格納されている。IDは、移動時刻、操作位置を関連付けるための番号である。
Figure 0005652711
次に、先の図5に示した状態判定回路11での操作者のGUI部品認識状態の判定について、説明する。
図6は、GUI部品の認識状態による操作者の指の動きの違いについて説明する図である。
操作者が、GUI部品を認識しているときは、操作者は、図中黒丸で示す操作対象のGUI部品の箇所を所定の押圧力で押圧していく。一方、GUI部品を認識していない操作者は、GUI部品に対応した箇所に発生する振動を指で認識しながら、GUIの部品の位置を確認してGUI部品を押圧していくことになる。GUI部品の箇所をある程度認識している操作者は、指で表面基板4をなぞってGUI部品の位置を指で確認しながらも、図6の点線で示すように、ほぼ最短経路で、かつ、ある程度の移動速度で操作対象のGUI部品を押していく。一方、GUI部品を全く認識できていない操作者は、指先をゆっくり動かし図6の実線に示すように大きく蛇行して、周囲のGUI部品の位置を指で確認しながら、操作対象のGUI部品の位置を把握し、操作対象のGUI部品を押していく。
このように、GUI部品の位置を正しく認識できている操作者に対しては、GUI部品が触覚的に認識できるような振動を、発生させなくても、正しくボタン操作が行えるので、定在波を発生させる必要はない。GUI部品の位置をある程度把握している操作者に対する定在波は、GUI部品の位置を把握するための補助的なものであるため、定在波の振幅は小さくても十分である。一方、GUI部品を全く認識していない操作者に対する定在波は、GUI部品を触覚的に認識させるためのものであるため、定在波の振幅を大きくする必要がある。
表2は、状態判定回路11内の各回路での判定と、状態判定回路11の判定結果を示す表である。
Figure 0005652711
まず、接触状態判定回路14に、接触センサ処理回路6から押圧度合いを表す面積情報と、操作位置(接触位置)を表す入力座標情報が入力されると、接触状態判定回路14は、入力座標情報から操作位置(接触位置)がGUI部品の位置か否かの判定を行う。そして、操作位置(接触位置)がGUI部品の位置である場合、面積情報から押圧度合いが予め設定された閾値以上か否かの判定を行う。このとき、押圧度合いが閾値以上のときは、GUI部品の操作がなされた判定する。この場合は、操作者は、GUI部品の位置を正しく認識していると推定されるので、状態判定回路11は、認識状態として『迷いがない』と判定する。接触状態判定回路14で、『迷いがない』と判定された場合は、メモリバッファ16に格納されたデータを削除する。
一方、GUI部品の位置が正しく認識できてない操作者は、表面基板4をなぞりながら、GUI部品の位置を認識しようとするため、押圧度合いが閾値未満となる。よって、操作位置(接触位置)がGUI部品付近での押圧の値が閾値未満のときは、GUI部品の位置が正しく認識できてない『迷いがある』と判定する。このように、接触状態判定回路14で『迷いがある』と判定された場合は、認識状態判定回路15で、操作者の迷いの度合いを判定する。
認識状態判定回路15では、操作者が表面基板4をなぞりながら移動するときの指の移動速度に基づいて、判定する。
移動速度Vは、次の式から算出される。
Figure 0005652711

数1におけるnは、ID番号であり、Tは、移動時刻である。上記数1に示すように、本実施形態の移動速度Vは、接触位置間の移動速度の平均値を用いた。
図7は、指が表面基板4の表面をなぞりながら移動させたときの入力座標情報(操作位置)の変化の一例について示す図であり、下記表3は、そのときのメモリバッファ16に格納されるデータについて示している。例えば、図7に示すように、接触位置aでの押圧度合いが閾値未満と判定された場合、接触センサ処理回路6は、タイマーをスタートさせ、移動時刻の計測を開始する。また、メモリバッファ16に、移動時刻と、操作位置(x2、y2)とを格納する。次に、操作位置が、aからbに切り替わり、bの位置での押圧度合いが閾値未満の場合は、そのときの移動時刻T1と、操作位置(x3、y2)とを格納する。認識状態判定回路15は、メモリバッファ16に格納された、ID=0と1の操作位置と、移動時刻とを読み出し、移動速度Vを算出する。認識状態判定回路15は、移動速度Vが閾値以上の場合は、ある程度、GUI部品の位置を認識していると推定し、『迷いが少ない』と判定する。一方、移動速度Vが閾値以上の場合は、GUI部品の位置を全く認識していないと推定し、『迷いがある』と判定する。操作位置が、bの位置からcの位置へ変化した場合は、認識状態判定回路15は、メモリバッファ16に格納された、ID=0〜2の操作位置と、移動時刻とを読み出し、移動速度Vを算出し、算出した移動速度Vから、再び、操作者の認識状態を推定する。
Figure 0005652711
上記では、操作位置が1回変更されたら、メモリバッファ16に移動時刻と操作位置とを格納しているが、透明電極の間隔は、非常に狭いため、移動時刻の分解能が間に合わない場合がある。よって、複数回操作位置が変更されたときの移動時刻と操作位置とをメモリバッファ16に格納してもよい。例えば、3回操作位置が変更されたら、メモリバッファに格納されるようにした場合は、図7に示すdの位置の操作位置とそのときの移動時刻が、ID=1のデータとしてメモリバッファに格納され、aの位置のデータとdの位置のデータとから、移動速度Vが算出される。
また、移動速度Vの算出式としては、数1のように、操作位置間の移動速度の平均値でなく、数2に示すように、移動時刻の計測を開始した操作位置(図7におけるa)から、現在の操作位置までの距離と、移動時刻とから算出してもよい。この場合、メモリバッファ16には、aの位置の操作位置(x2、y2)と、現在の移動時刻と操作位置とを記憶しておけばよい。
Figure 0005652711
また、数3に示すように、移動速度Vを、前回の操作位置から今回の操作位置までの移動速度にしてもよい。この場合、メモリバッファ16には、前回の操作位置と移動時刻、現在の操作位置と移動時刻を記憶しておけばよい。
Figure 0005652711
また、GUI部品の位置をある程度認識している操作者は、指先を操作対象のGUI部品付近へ移動させる段階では、指先を速く移動させ、指先が操作対象のGUI部品付近に到達して、GUI部品位置を確定するときは、指先をゆっくり移動させる。よって、数3のように、移動速度Vを、前回の操作位置から今回の操作位置までの移動速度にすることによって、GUI部品位置を確定するときの動きのときは、『迷いがある』と判定し、定在波の振幅が大きくなる。これにより、GUI部品の位置をある程度認識している操作者のGUI部品位置の確定が容易になる。
また、認識状態判定回路15での判定は、指先の移動速度ではなく、所定時間経過時点での指先の移動距離や、加速度から判定してもよい。
移動距離の場合、GUI部品付近(図7の操作位置a)での押圧の値が閾値未満と判定された場合、接触センサ処理回路6は、タイマーをスタートさせ、時刻の計測を開始する。また、メモリバッファ16にそのときの入力座標情報(操作位置)を書込む。時刻が、所定値となったら、接触センサ処理回路6は、タイマーをリセットし、メモリバッファ16にそのときの操作位置を書込む。認識状態判定回路15は、メモリバッファ16に現在の操作位置が書込まれたら、メモリバッファ16からタイマースタート開始時の操作位置と、現在の操作位置とを読み出し、移動距離を算出し、算出した移動距離から、操作者のGUI認識状態を推定する。
移動距離が長い場合は、次のGUI部品へ一気に移動していると考えられるため、ある程度、GUI部品の位置を認識している状態と考えられる。一方、移動距離が短い場合は、指先をゆっくり動かして指先で振動を確認しながら、GUI部品の位置を把握している状態と考えられ、GUI部品を全く認識していない状態と考えられる。よって、移動距離が、閾値未満の場合、認識状態判定回路15は、『迷いがある』と判定し、定在波の振幅を大きくし、移動距離が閾値以上の場合、認識状態判定回路15は、『迷いが少ない』と判定し、定在波の振幅を小さくする。
また、移動距離で判定する場合も、指先を操作対象のGUI部品付近へ近づける段階では、指先の移動距離が長くなり、指先が操作対象のGUI部品に近づいて、GUI部品位置を確定するときは移動距離が短くなる。よって、この場合も、GUI部品位置を確定するときは、『迷いがある』と判定され、定在波の振幅が大きくなり、GUI部品位置を確定しやすくなる。
また、指先の加速度で判定する場合は、先の数3で示した式を用いて、前回の操作位置から今回の操作位置までの移動速度を算出する。そして、この移動速度と、移動時刻とを、メモリバッファ16に格納する。操作位置が変更されたら、同様にして、移動速度と移動時刻とがメモリバッファ16に格納される。認識状態判定回路15は、前回算出した移動速度および移動時刻と、今回算出した移動速度と移動時刻とをメモリバッファ16から読み出し、加速度を算出する。加速度が正の値の場合、操作対象のGUI部品へ一気に動き出していると考えられるため、『迷いが少ない』と考えられる。一方、指先が操作対象のGUI部品に近づいてくると、加速度が負となり、GUI部品位置を確定するようなゆっくりとした動きをとっていると考えられる。よって、この場合は、『迷いがある』と判定し、定在波の振幅を大きくする。
なお、本実施形態では、操作者のGUI部品の認識状態を3段階で判定しているが、3段階に限られるものではない。
図8は、本実施形態のタッチパネル装置100の主制御装置9によって実行される駆動パターンの生成処理の手順を示すフローチャートである。
主制御装置9は、タッチパネル装置100が起動されると、駆動パターン生成処理を開始する(Start)。まず、主制御装置9は、座標入力面(表面基板4の表面)への接触状態を検出し(S1)、接触センサ処理回路6から入力される面積情報を表す電圧値を読み込む(S2)。次いで、主制御装置9は、ステップS2で読み込んだ値を基に押圧度合を算出する(S3)。次いで、主制御装置9は、接触センサ処理回路6から入力される面積情報を表す電圧値から、接触面の中心位置を算出して入力座標情報(操作位置)を算出し、操作位置が、GUI部品付近か否かを判定する(S4)。操作位置が、GUI部品から近い位置である場合(S4のYES)は、ステップS3で算出した押圧度合いが所定の閾値未満か以上かを判定する(S5)。
主制御装置9は、ステップS5の判定結果が閾値未満の場合(S5のYES)、メモリバッファにID=1以上のデータが格納されているか否か判定する(S6)。メモリバッファにID=1以上のデータが格納されている場合は、メモリバッファ16から状態変化度合いを判定するためのデータを読み込む(S7)。次いで、主制御装置9は、ステップS7で読み込んだデータを基に、状態変化度合を算出する(S8)。具体的には、状態変化度合いとして移動速度Vを用いる場合、メモリバッファ16から、移動時刻と操作位置(接触位置)を読み出して、移動速度Vを算出する。状態変化度合いとして加速度を用いる場合、メモリバッファ16から移動時刻と移動速度を読み出して、加速度を算出する。
次いで、主制御装置9は、ステップS8で算出された値が所定の閾値未満か以上かを判定する(S9)。ステップS8で算出された値が所定の閾値未満の場合(S9のYES)、認識状態A(迷いがある)と判定し(S10B)、振幅の大きな定在波パターンを生成する(S11B)。
一方、ステップS8で算出された値が所定の閾値以上の場合(S9のNo)、認識状態B(迷いが少ない)と判定し(S10C)、振幅の小さな定在波パターンを生成する(S11C)。
一方、ステップS5の判定結果が閾値以上の場合(S5のNO)、認識状態X(迷いがない)と判定する(S10A)。この場合は、GUI部品の操作が確定しているので、定在波パターンではなく、操作完了駆動パターンを生成する(S11A)。
次いで、主制御装置9は、ステップS11で生成されたパターンを基に圧電駆動装置5A、5Bを駆動する(S12)。
なお、ステップS2からステップS5は、図5における接触状態判定回路14が処理する部分である。また、ステップS6からステップS9は、図5における認識状態判定回路15が処理する部分である。また、ステップS11Aは、図4における操作感生成回路12が処理する部分であり、ステップS11Bおよびステップ11Cは、定在波生成回路13が処理する部分である。
図8に示すフローからわかるように、操作者がGUI部品を認識している場合は、接触状態が検出されるときは、押圧度合が閾値以上で、操作が確定したときである。よって、操作者がGUI部品を認識しているときは、操作者にGUI部品を操作したような感覚を与える操作完了駆動パターンのみが生成され、定在波パターンは、生成されることがない。よって、常に定在波パターンを生成する装置に比べて、消費電力を抑えることができる。
一方、接触状態が検出されたときの押圧度合いが、閾値未満の場合は、操作者がGUI部品の位置を認識しておらず、GUI部品の位置を認識するために、パネル表面をなぞっている状態であるので、定在波パターンを生成して、振動により操作者にGUI部品の位置を認識させることができる。これにより、視覚に障害のある操作者でも、タッチパネル装置100を操作することができる。
また、図8のステップS4で示すように、操作位置がGUI部品近傍にきたとき、はじめて、状態変化が算出され、定在波が生じる。これにより、操作者がGUI部品から遠い位置を指でなぞっているときは、定在波が発生しなくなり、消費電力を抑えることができる。
また、タッチパネル装置100が起動された(Start)のとき、タッチパネルに触れると、振動でGUI部品の位置を知らせる旨を不図示のスピーカから音声で報知するようにしてもよい。また、押圧度合いが閾値未満で、操作位置(接触位置)が、GUI部品上である場合は、音声でそのGUI部品の情報を報知してもよい。例えば、GUI部品が数字に対応している場合は、その数字情報を、音声で報知するのである。これにより、視覚に障害がある操作者が、GUI部品を良好に認識することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
図9は、変形例のタッチパネル装置100Aの断面構造を示す図である。
この変形例のタッチパネル装置100Aは、カメラ18と、カメラ18で撮像した画像を画像処理する画像演算処理回路19とが設けられており、カメラ18を通して、画像演算処理回路19から得られる操作者の表情や目線などを用いて、操作者のGUI部品の認識状態を推定するものである。
操作者が、GUI部品を正しく認識できていない場合は、眉間にシワがよっている、目を細めるなどの特有の表情が現れる。このように、GUI部品を正しく認識できていない場合の特有の表情が現れる顔の箇所(目のまわりなど)を特徴点とし、数値化して、GUI部品を正しく認識できているか否かを判定する。具体的には、タッチパネル操作前の平常時の顔をカメラ18で撮像し、眉間の部分や目の部分など、GUI部品が認識できていない場合に変化する特徴的な部分を記憶させる。次に、操作者がタッチパネル装置100Aを操作しているときの顔をカメラ18で撮像し、平常時とを比較して、GUI部品の認識状態を推定する。操作時の顔の特徴点部分と、操作前の平常時の特徴的部分とにほとんど変化がない場合は、GUI部品を認識していると判定し、定在波パターンを生成しない。一方、操作時の特徴的部分と操作前の平常時の特徴的部分に変化がある場合は、GUI部品を認識できていないと推定し、定在波を生成する。操作前の平常時の顔を学習し、操作時の顔と、操作前の平常時の顔と比較して、認識状態を把握してもよい。この場合、操作前の平常時の顔と操作時の顔とがほとんど変化していない場合は、GUI部品を認識していると推定し、顔が変化している場合は、GUI部品を認識していると推定する。
また、カメラ18の撮像画像と、指先の移動速度などの情報とを組み合わせて、GUI部品認識状態を推定してもよい。この場合、仮に、操作時に眉間にシワがよっているなど、操作時の顔が、操作前の平常時の顔から変化していても、GUI部品の位置を所定押圧力で押圧している場合は、GUI部品を認識していると推定し、定在波を生成しない。一方、操作時の顔が、操作前の平常時の顔から変化しており、操作パネルを指でなぞっているような状態の場合は、GUI部品を認識していないと推定し、定在波を生成する。
以上、本実施形態のタッチパネル装置100によれば、自身の表面に操作体が接することで操作入力を受け付ける操作入力パネル17と、操作入力パネル17に対向して設けられ画像を表示する画像表示部たる液晶パネル2と、液晶パネル2に画像として表示させる操作部品たるGUI部品を生成する操作部品生成部たる画像表示回路7と、を備えている。また、液晶パネル2に表示されたGUI部品の位置に対応した操作入力パネル17の箇所に、GUI部品が触覚的に認識できるような振動を操作入力パネル17に発生させる振動発生手段たる圧電駆動装置5A、5Bと、GUI部品の位置に対する操作者の認識状態を推定する推定手段としての状態判定回路11と、状態判定回路11が推定した操作者の認識状態に基づいて、圧電駆動装置5A、5Bを制御する制御手段たる主制御装置9とを備えている。そして、状態判定回路11が、操作者がGUI部品を認識していると推定した場合は、圧電駆動装置5A、5Bの駆動を停止するよう制御する。これにより、GUI部品を認識している操作者に対しては、定在波が発生しないので、消費電力を抑えることができる。また、定在波が発生しなくても、GUI部品を認識している操作者は、迷うことなくタッチパネル装置100の操作を行うことができる。一方、GUI部品を認識していない操作者に対しては、定在波が発生するので、触覚でGUI部品の位置を認識することができ、GUI部品を認識していない操作者も、タッチパネル装置100の操作を行うことができる。
また、状態判定回路11が、操作者がGUI部品を少し認識している(迷いが少ない)と推定したときの操作入力パネル17の箇所に発生させる振動の振幅を、状態判定回路11が、操作者が操作部品を全く認識していない(迷いがある)と推定したときの操作入力パネル17の箇所に発生させる振動の振幅よりも小さくなるよう圧電駆動装置5A、5Bを制御する。これにより、GUI部品を少し認識している操作者にとって振動は、GUI部品の位置を認識するための補助的な役割なので、振動が弱くても、十分にGUI部品の位置を認識することができる。これにより、操作者がGUI部品の操作を良好に行えるとともに、消費電力を抑えることができる。また、GUI部品を全く認識していない操作者のときは、振幅が大きいので触覚的にGUI部品の位置を良好に認識させることができる。これにより、部品を全く認識していない操作者もタッチパネル装置100を良好に操作することができる。
また、状態判定回路11は、指先の操作入力パネル17との接触状態として、指の操作入力パネル面への押圧度合いに基づいて、GUI部品の位置に対する操作者の認識状態を推定する。GUI部品を認識している操作者は、GUI部品の位置を所定の押圧力で、押圧していくのに対し、GUI部品を認識していない人は、操作入力パネルを指でなぞりながら触覚的にGUI部品の位置を認識しようとするため、操作入力パネルへの押圧力が弱い。このように、GUI部品を認識している操作者と、GUI部品の位置を認識していない操作者とでは、指の操作入力パネル面への押圧度合いが異なる。よって、押圧度合いで、GUI部品を認識しているか否かを推定することができる。
また、指先の操作入力パネル17との接触状態として、指の移動速度を用いてもよい。GUI部品を認識している操作者は、触覚でGUI部品の位置を確認する必要がないため、操作対象のGUI部品の位置へすばやく指を移動させるので移動速度が速い。一方、GUI部品を認識していない操作者は、触覚でGUI部品の位置を確認しながら操作対象のGUI部品の位置へ指を移動させるので移動速度は遅い。よって、指の移動速度から、GUI部品を認識しているか否かを推定することができる。また、移動速度を用いることで、操作対象のGUI部品に近づいて、移動速度が減少したら、操作対象のGUIの部品を触覚でも認識できるように、振動を発生することも可能となる。
さらに、指の操作入力パネルとの接触状態として、指の移動加速度を用いてもよい。GUI部品を認識している人は、一気に操作対象のGUI部品へ指を移動させるため、指の移動加速度が大きい。一方、GUI部品を認識していない操作者は、触覚でGUI部品の位置を確認しながら操作対象のGUI部品の位置へ指を移動するため、指の移動加速度が小さい。よって、指の移動加速度から、GUI部品を認識しているか否かを推定することができる。また、移動加速度を用いることで、操作対象のGUI部品に近づいて、移動加速度が負になったら、操作対象のGUIの部品を触覚でも認識できるように、振動を発生することも可能となる。
また、操作者が装置を操作しているときの操作者の顔を撮像する撮像手段たるカメラ18を備え、状態判定回路11は、カメラ18が撮像した顔画像に基づいて、GUI部品の位置に対する操作者の認識状態を推定してもよい。GUI部品を正しく認識していない操作者は、眉間にシワを寄せたり、目を細めたり、特徴的な表情をする。また、視覚に不自由がある操作者は、目線が操作入力パネル17に向いていない。このように、GUI部品を正しく認識していない操作者は、特徴的な表情や、特徴点な目線であるため、カメラ18が撮像した操作者が装置を操作しているときの操作者の顔により、GUI部品を認識しているか否かを推定することができる。
2:液晶パネル
3:接触センサ
4:表面基板
5A,5B:圧電駆動装置
6:接触センサ処理回路
7:画像表示回路
8:駆動制御回路
9:主制御装置
11:状態判定回路
12:操作感生成回路
13:定在波生成回路
14:接触状態判定回路
15:認識状態判定回路
16:メモリバッファ
17:操作入力パネル
18:カメラ
19:画像演算処理回路
21:GUIボタン21
100:タッチパネル装置
233:定在波
特開2005−149405号公報 特開2005−149197号公報

Claims (7)

  1. 自身の表面に操作体が接することで操作入力を受け付ける操作入力パネルと、
    前記操作入力パネルに対向して設けられ画像を表示する画像表示部と、
    前記画像表示部に画像として表示させる操作部品を生成する操作部品生成部と、を備え、
    前記画像表示部に表示された前記操作部品の位置に対応した前記操作入力パネル上の位置に前記操作体を接触させて、前記操作体により前記操作部品を操作するタッチパネル装置において、
    前記画像表示部に表示された前記操作部品の位置に対応した前記操作入力パネルの箇所に、前記操作部品が触覚的に認識できるような振動を前記操作入力パネルに発生させる振動発生手段と、
    前記操作部品の位置に対する操作者の認識状態を推定する推定手段と、
    前記推定手段が推定した操作者の認識状態に基づいて、前記振動発生手段を制御する制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記推定手段が、操作者が操作部品を少し認識していると推定したときの前記操作部品の位置に対応した前記操作入力パネルの箇所に発生させる振動の振幅を、前記推定手段が、操作者が操作部品を全く認識していないと推定したときの前記操作部品の位置に対応した前記操作入力パネルの箇所に発生させる振動の振幅よりも小さくなるよう振動発生手段を制御することを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 請求項1のタッチパネル装置において、
    前記制御手段は、前記推定手段が、操作者が操作部品を認識していると推定した場合は、前記振動発生手段の駆動を停止するよう制御することを特徴とするタッチパネル装置。
  3. 請求項1または2のタッチパネル装置において、
    前記推定手段は、前記操作体の前記操作入力パネルとの接触状態に基づいて、前記操作部品の位置に対する前記操作者の認識状態を推定することを特徴とするタッチパネル装置。
  4. 請求項のタッチパネル装置において、
    前記操作体の前記操作入力パネルとの接触状態として、前記操作体の前記操作入力パネル面への押圧度合いを用いたことを特徴とするタッチパネル装置。
  5. 請求項のタッチパネル装置において、
    前記操作体の前記操作入力パネルとの接触状態として、前記操作体の移動速度を用いたことを特徴とするタッチパネル装置。
  6. 請求項のタッチパネル装置において、
    前記操作体の前記操作入力パネルとの接触状態として、前記操作体の移動加速度を用いたことを特徴とするタッチパネル装置。
  7. 請求項1乃至いずれかののタッチパネル装置において、
    前記操作者が装置を操作しているときの操作者の顔を撮像する撮像手段を備え、
    前記推定手段は、前記撮像手段が撮像した顔画像に基づいて、前記操作部品の位置に対する前記操作者の認識状態を推定することを特徴とするタッチパネル装置。
JP2010285453A 2010-07-14 2010-12-22 タッチパネル装置 Expired - Fee Related JP5652711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010285453A JP5652711B2 (ja) 2010-07-14 2010-12-22 タッチパネル装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010159528 2010-07-14
JP2010159528 2010-07-14
JP2010285453A JP5652711B2 (ja) 2010-07-14 2010-12-22 タッチパネル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012038289A JP2012038289A (ja) 2012-02-23
JP5652711B2 true JP5652711B2 (ja) 2015-01-14

Family

ID=45850178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010285453A Expired - Fee Related JP5652711B2 (ja) 2010-07-14 2010-12-22 タッチパネル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5652711B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5812944B2 (ja) * 2012-06-26 2015-11-17 京セラ株式会社 入力デバイス、制御方法及び携帯端末装置
JP2014186409A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Kyocera Corp 表示装置
JP6360719B2 (ja) * 2014-05-19 2018-07-18 Fdk株式会社 圧電素子の振動制御装置
JP2016033727A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 タッチパネル装置及びタッチパネル装置を備える画像形成装置
KR102056298B1 (ko) 2014-09-02 2019-12-16 애플 인크. 가변 햅틱 출력을 위한 시맨틱 프레임워크
JP6222186B2 (ja) 2015-08-11 2017-11-01 コニカミノルタ株式会社 操作パネル、およびそれを備えた画像形成装置
DK179823B1 (en) 2016-06-12 2019-07-12 Apple Inc. DEVICES, METHODS, AND GRAPHICAL USER INTERFACES FOR PROVIDING HAPTIC FEEDBACK
DK180122B1 (en) 2016-06-12 2020-05-19 Apple Inc. Devices, methods and graphical user interfaces for providing haptic feedback
CN109240500A (zh) * 2016-09-06 2019-01-18 苹果公司 用于提供触觉反馈的设备、方法和图形用户界面
JP6300891B1 (ja) * 2016-12-12 2018-03-28 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラム
US10504342B1 (en) * 2018-06-12 2019-12-10 Immersion Corporation Devices and methods for providing localized haptic effects to a display screen

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5977867A (en) * 1998-05-29 1999-11-02 Nortel Networks Corporation Touch pad panel with tactile feedback
JP3949912B2 (ja) * 2000-08-08 2007-07-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 携帯型電子機器、電子機器、振動発生器、振動による報知方法および報知制御方法
JP4975490B2 (ja) * 2007-03-16 2012-07-11 三菱電機株式会社 操作装置
KR101456001B1 (ko) * 2008-05-23 2014-11-03 엘지전자 주식회사 단말기 및 그 제어 방법
JP4896932B2 (ja) * 2008-06-26 2012-03-14 京セラ株式会社 入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012038289A (ja) 2012-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5652711B2 (ja) タッチパネル装置
US9436282B2 (en) Contactor-based haptic feedback generation
TWI294099B (ja)
JP5343871B2 (ja) タッチパネル装置、これを含むタッチパネル付き表示装置、及びタッチパネル装置の制御方法
CN104423591B (zh) 用于光谱图的视觉处理以生成触觉效果的系统和方法
US20100315364A1 (en) Portable Terminal
JP6246640B2 (ja) 電子機器
JP2019121396A (ja) ユーザー入力とモバイルデバイス動作とを動的に関連付けるデバイス及び方法
WO2015045063A1 (ja) 駆動制御装置、電子機器、及び駆動制御方法
JP6037030B2 (ja) 電子機器、及び、電子機器における照合方法
US20160342208A1 (en) Haptic effects based on predicted contact
US20180011538A1 (en) Multimodal haptic effects
TWI405101B (zh) 具觸控面板之電子裝置及其運作方法
JPWO2015121955A1 (ja) 電子機器、入力装置、及び駆動制御方法
JP2011146006A (ja) 入力装置及び電子機器
JPWO2019092821A1 (ja) 駆動制御装置、電子機器、及び、駆動制御方法
KR20140016853A (ko) 터치 감응성 디스플레이 상의 터치를 검출하는 전자 장치 및 방법
CN107943274A (zh) 键盘、信息处理装置、反馈方法以及计算机可读存储介质
JP6402823B2 (ja) 駆動制御装置、電子機器、駆動制御プログラム、及び駆動制御方法
JP6011605B2 (ja) 情報処理装置
TW201133301A (en) Operation method of electronic device
WO2016092644A1 (ja) 電子機器及び駆動制御方法
TW201209692A (en) Haptic presentation device
TW201239692A (en) Tactile presentation device and control method thereof
JP6300891B1 (ja) 入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141106

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5652711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees