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JP5581696B2 - 生体情報検出器及び生体情報測定装置 - Google Patents

生体情報検出器及び生体情報測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、生体情報検出器及び生体情報測定装置等に関する。
生体情報測定装置は、例えば人間の脈拍数、血液中の酸素飽和度、体温、心拍数等の生体情報を測定し、生体情報測定装置の一例は、脈拍数を測定する脈拍計である。また、脈拍計等の生体情報測定装置は、時計、携帯電話、ページャー、パーソナルコンピューター等の電子機器に組み込まれてもよく、又は電子機器と組み合わせてもよい。生体情報測定装置は、生体情報を検出する生体情報検出器を有し、生体情報検出器は、被検査体(ユーザー)の被検出部位に向けて光を発光する発光部と、被検出部位からの生体情報を有する光を受光する受光部とを含む。
特許文献1は、脈拍計(広義には、生体情報測定装置)を開示し、脈拍計の受光部(例えば、特許文献1の図16の受光部12)は、被検出部位での反射光(例えば、特許文献1の図16の点線)を拡散反射面(例えば、特許文献1の図16の反射部131)を介して受光する。特許文献1の光プローブ1は、平面視において発光部11と受光部12とが重なり、光プローブ1の小型化を図る。
特開2004−337605号公報
特許文献1の発光部11及び受光部12は、基板15とともに、反射部131の内部に配置され、反射部131の内部は、透明材料142が充填されている。このような構成では、光プローブ1の小型化を図ることができたとしても、光プローブ1の組み立ては、容易ではない。
本発明の幾つかの態様によれば、容易に組み立て可能な生体情報検出器及び生体情報測定装置を提供できる。
本発明の一態様は、被検査体の被検出部位に向かう光を発する発光部と、
前記発光部が発する光が前記被検出部位にて反射された、生体情報を有する光を受ける受光部と、
前記発光部が発する光又は前記生体情報を有する光を反射させる反射部と、
前記発光部又は前記受光部を保護する保護部と、
前記反射部と前記保護部との間に狭持され、前記反射部又は前記保護部の何れか一方の側に前記発光部が配置され、且つ前記反射部又は前記保護部の何れか他方の側に前記受光部が配置される基板と、を含み、
前記保護部は、前記被検査体との接触面を有し、前記保護部は、前記発光部が発する光の波長に対して透明な材料で構成され、
前記基板は、前記発光部が発する光の波長に対して透明な材料で構成されることを特徴とする生体情報検出器に関係する。
本発明の一態様によれば、基板は、反射部と保護部との間に狭持される。従って、発光部及び受光部が基板に配置されたとしても、基板それ自身を支持する機構を別途設ける必要がなく、部品点数が減少する。また、基板は、発光波長に対して透明な材料で構成されるので、発光部から受光部に至る光路途中に基板を配置でき、基板を光路以外の位置例えば反射部の内部に格納する必要がない。このように、容易に組み立て可能な生体情報検出器を提供することができる。
また、本発明の一態様では、前記基板は、光透過領域に対応する第1の面及び前記第1の面と対向する第2の面を有してもよく、
前記第1の面及び前記第2の面の少なくとも一方に光透過膜が形成されてもよい。
このように、基板が光透過膜で覆われることにより、基板表面の粗面を光透過膜で埋め込んで、その粗面での光の拡散を減少させることができる。言い換えれば、基板の透過率を向上させることができる。従って、受光部又は被検出部位に到達する光量が増加し、生体情報検出器の検出精度はさらに向上する。
また、本発明の一態様では、前記光透過膜は、前記発光部が発する光を選択的に透過させてもよい。
このように、発光部が発する光以外の光(広義には、ノイズ)を低減させることにより、生体情報検出器の検出精度はさらに向上する。
また、本発明の一態様では、前記反射部は、前記基板に固定されてもよく、
前記基板は、フレキシブル基板であってもよく、前記基板の端部は、折り曲げ可能であってもよい。
このように、反射部は基板に固定されるので、容易に組み立て可能な生体情報検出器を提供することができる。また、基板は反射部と保護部との間に狭持されるので、基板自体に剛性がないフレキシブル基板であっても、発光部及び受光部を基板に搭載して支持することができる。さらに、反射部が固定されない基板の端部は、折り曲げ可能であるので、小型な生体情報検出器を提供することができる。
また、本発明の一態様では、生体情報検出器は、赤外線カットフィルターをさらに含んでもよい。
生体(水やヘモグロビン)は、赤外線を透過させ易いので、赤外線カットフィルターにより、外光に起因するノイズ成分を減少させることができる。
また、本発明の一態様では、生体情報検出器は、
前記生体情報検出器を前記被検査体の腕に取り付け可能なリストバンドを
さらに含んでもよい。
このように、被検出部位を被検査体(ユーザー)の腕に設定することができる。
また、本発明の他の態様は、上記に記載の生体情報検出器と、
前記受光部において生成される受光信号から前記生体情報を測定する生体情報測定部と、を含むことを特徴とする生体情報測定装置に関係する。
本発明の他の態様によれば、容易に組み立て可能な生体情報検出器を用いて、生体情報測定装置全体を容易に組み立てることができる。
また、本発明の他の態様では、前記生体情報は、脈拍数であってもよい。
このように、容易に組み立て可能な生体情報測定器を脈拍計に適用することができる。
図1(A)、図1(B)は、本実施形態の生体情報検出器の構成例。 発光部が発する光の強度特性の一例。 受光部が受ける光の感度特性の一例 本実施形態の生体情報検出器の他の構成例。 光透過膜がコーティングされた基板を通る光の透過特性の一例。 光透過膜の外観例。 図7(A)、図7(B)は、赤外線カットフィルターの説明図。 基板の収納例。 本実施形態の生体情報検出器の他の構成例。 図10(A)、図10(B)、図10(C)は、第1の反射部の構成例。 図11(A)、図11(B)は、第1の反射部及び発光部の外観例。 受光部の外観例。 第2の反射部の設定位置の説明図。 第2の反射部の設定位置と受光部での受光量との関係図。 図15(A)、図15(B)は、生体情報検出器を含む生体情報測定装置の外観例。 生体情報測定装置の構成例。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 生体情報検出器
図1(A)、図1(B)は、本実施形態の生体情報検出器の構成例を示す。図1(A)、図1(B)に示されるように、生体情報検出器は、発光部14、受光部16、反射部18及び保護部19を含む。発光部14は、被検査体(例えば、ユーザ)の被検出部位Oに向かう光R1を発する。受光部16は、発光部14が発する光R1が被検出部位Oにて反射された、生体情報を有する光R1’(反射光)を受ける。反射部18は、発光部14が発する光R1又は生体情報を有する光R1’(反射光)を反射させる。反射部18は、発光部14と受光部16との間の光路に設けたドーム面に反射面を有することができる。保護部19は、発光部14又は受光部16を保護する。図1(A)の例において、保護部19は、発光部14を保護する。図1(B)の例において、保護部19は、受光部16を保護する。
また、図1(A)、図1(B)に示されるように、生体情報検出器は、基板11をさらに含む。基板11は、反射部18と保護部19との間に狭持され、発光部14は、反射部18又は保護部19の何れか一方の側に基板11に配置され、受光部16は、反射部18又は保護部19の何れか他方の側に基板11に配置される。図1(A)の例において、受光部16は、反射部18の側に基板11(狭義には、基板11の第1の面)の上に置かれ、発光部14は、保護部19の側に基板11(狭義には、基板11の第2の面)の上に置かれる。図1(B)の例において、発光部14は、反射部18の側に基板11(第1の面)の上に置かれ、受光部16は、保護部19の側に基板11(第2の面)の上に置かれる。保護部19は、被検査体との接触面を有し、保護部19は、発光部14が発する光R1の波長に対して透明な材料(例えば、ガラス)で構成される。また、基板11も、発光部14が発する光R1の波長に対して透明な材料(例えば、ポリイミド)で構成される。
基板11は、反射部18と保護部19との間に狭持されるので、発光部14及び受光部16が基板11に配置されたとしても、基板11それ自身を支持する機構を別途設ける必要がなく、部品点数が減少する。また、基板11は、発光波長に対して透明な材料で構成されるので、発光部14から受光部16に至る光路途中に基板11を配置でき、基板11を光路以外の位置例えば反射部18の内部に格納する必要がない。このように、容易に組み立て可能な生体情報検出器を提供することができる。また、反射部18は、受光部16又は被検出部位Oに到達する光量を増加させることが可能であり、生体情報検出器の検出精度(SN比)は向上する。
なお、特許文献1では、発光部11、受光部12、基板15及び透明材料142を反射部131の内部に組み込む必要がある。従って、小型な光プローブ1の組み立ては、容易ではない。また、特許文献1の段落[0048]によれば、基板15は、反射部131の内部の側を拡散反射面として形成されている。言い換えれば、特許文献1の基板15は、透明な材料で構成する必要がない。
図1(A)、図1(B)の例において、被検出部位O(例えば、血管)は、被検査体の内部にある。第1の光R1は、被検査体の内部に進み、表皮、真皮及び皮下組織で拡散又は散乱する。その後、第1の光R1は、被検出部位Oに到達し、被検出部位Oで反射される。被検出部位Oでの反射光R1’は、皮下組織、真皮及び表皮で拡散又は散乱する。図1(A)では、反射光R1’は、反射部18に向かう。図1(B)では、第1の光R1は、反射部18を介して被検出部位Oに向かう。なお、第1の光R1は、血管で部分的に吸収される。従って、脈拍の影響により、血管での吸収率が変化し、被検出部位Oでの反射光R1’の光量も変化する。このように、生体情報(例えば、脈拍数)は、被検出部位Oでの反射光R1’に反映される。
図1(A)の例において、発光部14は、被検出部位Oに第1の光R1を発し、反射部18は、被検出部位Oにおける第1の光R1の反射光R1’を受光部16に反射させ、受光部16は、被検出部位Oにおける生体情報を有する反射光R1’を受け取る。図1(B)の例において、発光部14は、被検出部位Oに第1の光R1を反射部18を介して発し、受光部16は、被検出部位Oにおける生体情報を有する第1の光R1の反射光R1’を受け取る。
基板11の厚さは、例えば、10[μm]〜1000[μm]である。基板11には、発光部14への配線及び受光部16への配線を形成することができる。基板11は、例えばプリント基板であるが、一般には、プリント基板は、例えば特許文献1の基板15のように、透明な材料で構成されていない。言い換えれば、本発明者らは、プリント基板を少なくとも発光部14の発光波長に対して透明な材料で構成することをあえて採用した。保護部19の厚さは、例えば、1[μm]〜1000[μm]である。
生体情報検出器の構成例は、図1(A)、図1(B)によって限定されず、構成例の一部(例えば受光部16)の形状等は、変更してもよい。また、生体情報は、血液中の酸素飽和度、体温、心拍数等であってもよく、被検出部位Oが被検査体の表面SAにあってもよい。図1(A)、図1(B)の例において、第1の光R1が1つの線として描かれているが、実際には、発光部14は、様々な方向に多くの光を発する。
発光部14は、例えばLEDであり、LEDが発する光の波長は、例えば425[nm]〜625[nm]の範囲に強度の最大値(広義には、ピーク値)を持ち、例えば緑色の光が発せられる。発光部14の厚さは、例えば、20[μm]〜1000[μm]である。受光部16は、例えばフォトダイオードであり、一般的にはSiフォトダイオードで構成できる。受光部16の厚さは、例えば、20[μm]〜1000[μm]である。Siフォトダイオードが受ける光の波長は、例えば800[nm]〜1000[nm]の範囲に感度の最大値(広義には、ピーク値)を持つ。好ましくは、受光部16は、GaAsPフォトダイオードで構成され、GaAsPフォトダイオードが受ける光の波長は、例えば550[nm]〜650[nm]の範囲に感度の最大値(広義には、ピーク値)を持つ。生体(水やヘモグロビン)は、700[nm]〜1100[nm]の範囲に含まれる赤外線を透過させ易いので、GaAsPフォトダイオードで構成される受光部16は、例えばSiフォトダイオードで構成される受光部16と比較して、外光に起因するノイズ成分を減少させることができる。
図2は、発光部14が発する光の強度特性の一例を示す。図2の例において、520[nm]の波長を持つ光の強度が、最大値を示し、その強度で他の波長を持つ光の強度は正規化されている。また、図2の例において、発光部14が発する光の波長の範囲は、470[nm]〜600[nm]である。
図3は、受光部16が受ける光の感度特性の一例を示す。図3の例において、565[nm]の波長を持つ光の感度が、最大値を示し、その感度で他の波長の持つ光の感度は正規化されている。図3に示される受光部16が受ける光の波長の感度の最大値は、図2に示される発光部14が発する光の波長の範囲に入っている一方、生体の窓と呼ばれる700[nm]〜1100[nm]の範囲に入っていない。図3の例において、700[nm]〜1100[nm]の範囲に含まれる赤外線の感度は、相対感度0.3(=30[%])以下に設定されている。受光部16が受ける光の波長の感度の最大値(例えば、565[nm])は、生体の窓の下限である700[nm]よりも、発光部14が発する光の波長の強度の最大値(520[nm])の方に近いことが好ましい。
図4は、本実施形態の生体情報検出器の他の構成例を示す。図4に示されるように、基板11の第1の面(例えば、表面)及び第1の面と対向する第2の面(例えば、裏面)に光透過膜11−1を形成することができる。また、上述した構成例と同一の構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、光透過膜11−1は、第1の面だけに形成されてもよく、又は、第2の面だけに形成されてもよい。また、図4の例において、光透過膜11−1は、発光部14及び受光部16が配置されていない基板11の光透過領域に形成される。図4は、図1(A)に対応するが、図1(B)の基板11の第1の面及び第2の面の少なくとも一方に光透過膜11−1が形成されてもよい。光透過膜11−1は、例えば、ソルダーレジスト(広義には、レジスト)で構成することができる。
図4の例において、発光部14への配線及び受光部16への配線は、省略されているが、基板11上の配線が剥離しないように、基板11の第1の面及び第2の面は、粗面加工することができる。従って、第1の面及び第2の面に光透過膜11−1を形成することにより、基板11の表面の粗面を光透過膜で埋め込んで、基板11全体の平坦性は、向上する。言い換えれば、基板11上の光透過膜11−1は、平坦であるので、光が基板11を透過する時、基板11の表面の粗面での光の拡散を減少させることができる。言い換えれば、光透過膜11−1の存在により、基板11の透過率が向上する。従って、受光部16又は被検出部位Oに到達する光量が増加し、生体情報検出器の検出精度はさらに向上する。
なお、光透過膜11−1の屈折率は、空気の屈折率と基板11の屈折率の間であることが好ましい。さらに、光透過膜11−1の屈折率は、空気の屈折率よりも、基板11の屈折率に近い方が好ましい。このような場合、界面での光の反射を減少させることができる。
生体情報検出器は、赤外線カットフィルター19−1をさらに含むことができる。発光部14から受光部16に至る光路に、赤外線カットフィルター19−1が配置される。図4の例において、赤外線カットフィルター19−1は、保護部19の接触面の上に形成される。赤外線カットフィルター19−1は、例えば赤外線を吸収する材料で保護部19の接触面をコーティングすることによって、構成することができる。保護部19がガラスである場合、赤外線カットフィルター19−1を備える保護部19は、赤外線カットガラスと呼ぶことができる。赤外線カットフィルター19−1は、保護部19の接触面だけでなく、保護部19の外側の表面全体に形成してもよい。また、赤外線カットフィルター19−1は、保護部19の内側の表面全体に形成してもよい。或いは、赤外線カットフィルター19−1は、保護部19の接触面の代わりに、基板11の表面や受光部16の表面に形成してもよい。生体(水やヘモグロビン)は、赤外線を透過させ易いので、発光部14から受光部16に至る光路に配置される赤外線カットフィルター19−1により、外光に起因するノイズ成分を減少させることができる。
図5は、光透過膜11−1がコーティングされた基板11を通る光の透過特性の一例を示す。図5の例において、基板11を透過する前の光の強度と基板11を透過した後の光の強度とを用いて、透過率が計算されている。図5の例において、生体の窓の下限である700[nm]以下の波長領域において、525[nm]の波長を持つ光の透過率が、最大値を示す。或いは、図5の例において、生体の窓の下限である700[nm]以下の波長領域において、光透過膜11−1を通る光の透過率の最大値は、例えば図2の発光部14が発する光の波長の強度の最大値の±10%以内の範囲に入る。このように、光透過膜11−1は、発光部14が発する光(例えば、図4の第1の光R1(狭義には、第1の光R1の反射光R1’))を選択的に透過させることが好ましい。光透過膜11−1の存在により、基板11の平坦性を向上するとともに、発光部14又は受光部16の効率の低下をある程度防止することができる。なお、図5の例で示したように、例えば可視光領域において、525[nm]の波長を持つ光の透過率が最大値(広義には、ピーク値)を示す場合、光透過膜11−1は、例えば緑色を示す。
図6は、図4の光透過膜11−1の平面視における外観例を示す。図6に示されるように、(例えば、図4の受光部16の側の)平面視において、光透過膜11−1が形成された基板11は、長方形を示す。図6の例において、基板11の第1の面(例えば、表面)の上には受光部16が置かれている。光透過膜11−1は、受光部16が置かれていない基板11の第1の面の領域に形成することができる。
具体的には、基板11の第1の面の上には、例えば受光部16のアノードと接続するための配線61も形成され、また、例えば受光部16のカソードと接続するための配線62も形成される。図6の例において、配線61は、例えばボンディングワイヤ61−1を介して受光部16のアノードと接続され、また、配線62は、受光部16のカソードと直接接続される。基板11上に配線61及び配線62を形成した後で、基板11の第1の面の上に光透過膜11−1を塗布することができる。即ち、光透過膜11−1は、配線61及び配線62の上に形成してもよい。但し、受光部16並びに配線61及び配線62が置かれていない基板11の領域(光透過領域)だけに、光透過膜11−1を選択的に塗布してもよい。
その後、基板11(及び光透過膜11−1)の上に、反射部18を形成又は固定することができる。図6に示されるように、平面視において、反射部18の外形は、四角形を示し、反射部18の反射面(ドーム面)と基板11(光透過膜11−1)との境界18−1の外形は、円形を示す。また、境界18−1(円形)の内部における光透過領域だけに、光透過膜11−1を選択的に塗布してもよい。言い換えれば、受光部16が受ける光が透過する光透過領域だけに、光透過膜11−1を選択的に塗布してもよい。
図6の例において、基板11の第2の面(例えば、裏面)の上には発光部14が置かれている。第1の面と同様に、光透過膜11−1は、発光部14が置かれていない基板11の第2の面の領域に形成することができる。光透過膜11−1は、少なくとも光透過領域(発光部14が発する光が透過する光透過領域)に形成することが好ましい。なお、図6の例において、配線63は、基板11の端部11−2において、第1の面に形成され、基板11を貫き、第2の面に形成される。配線64も、基板11の端部11−2において、第1の面に形成され、基板11を貫き、第2の面に形成される。配線63は、例えばボンディングワイヤ63−1を介して第2の面側で発光部14のカソードと接続され、また、配線64は、例えばボンディングワイヤ64−1を介して第2の面側で発光部14のアノードと接続される。また、反射部18と保護部19との間に挟持された基板11の端部11−2を外部に突出させることで、発光部14及び受光部16への配線を容易に外部に取り出すことができる。
図7(A)、図7(B)は、図4の赤外線カットフィルター19−1の説明図を示す。図7(A)は、赤外線カットフィルター19−1が付加されていない保護部19を通る光の透過特性の一例を示す。図7(B)は、赤外線カットフィルター19−1を構成する赤外線吸収材料を通る光の透過特性の一例を示す。図7(A)及び図7(B)を参照することで、赤外線カットフィルター19−1の存在により、生体の窓と呼ばれる700[nm]〜1100[nm]の範囲の光(例えば、外光)の進入を防ぐことができる。なお、赤外線カットフィルター19−1は、700[nm]〜1100[nm]の範囲の一部の波長(例えば、700[nm]〜800[nm])だけの進入を防いでもよい。
図8は、基板11の収納例を示す。図8の例において、基板11は、フレキシブル基板で構成することができる。従って、基板11の端部11−2は、折り曲げ可能である。基板11は、図8で示されるように、基板11の端部11−2を折り曲げた状態で、コンピューターのマザーボード(例えば後述する生体情報測定装置を構成する主要な基板)82に接続することができる。言い換えれば、基板11を折り曲げることで、小型な生体情報検出器を提供することができる。なお、図8において、光透過膜11−1は、省略されている。また、発光部14及び受光部16も省略されている。発光部14への配線及び受光部16への配線は、例えば図6で示すように、基板11に形成することができ、配線は、コネクター84を介してマザーボード82上の制御回路と発光部14及び受光部16とを接続することができる。
基板11は、反射部18と保護部19との間に狭持され、これにより、反射部18は、基板11に固定される。反射部18の反射面と基板11とで形成される空間には、発光部14又は受光部16の何れか一方を配置することができる。反射部18が固定される基板11は、局所的に折り曲げ不可能である一方、反射部18が固定されていない基板11の端部11−2は、折り曲げ可能である。基板11は反射部18と保護部19との間に狭持されるので、基板11自体に剛性がないフレキシブル基板であっても、発光部14及び受光部16を基板11に搭載して支持することができる。
図9は、本実施形態の生体情報検出器の他の構成例を示す。図9に示されるように、生体情報検出器は、光を反射させる反射部92を含むことができる。以下の説明において、反射部92を第1の反射部と呼び、図1(A)等の反射部18を第2の反射部と呼ぶ。また、上述した構成例と同一の構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。図9の例において、基板11の上に光透過膜11−1が形成された後に、第1の反射部92及び受光部16が配置されている。
図9の例において、生体情報検出器は、発光部14、第1の反射部92、受光部16及び第2の反射部18を含む。発光部14は、被検査体(例えば、ユーザー)の被検出部位Oに向かう第1の光R1及び被検出部位Oとは異なる方向(第1の反射部92)に向かう第2の光R2を発する。第1の反射部92は、第2の光R2を反射させて被検出部位Oに導く。受光部16は、第1の光R1及び第2の光R2が被検出部位Oにて反射された、生体情報を有する光R1’、R2’(反射光)を受ける。第2の反射部18は、被検出部位Oからの生体情報を有する光R1’、R2’(反射光)を反射させて受光部16に導く。第1の反射部92の存在により、被検査体(ユーザー)の被検出部位Oに直接到達しない第2の光R2も、被検出部位Oに到達する。言い換えれば、第1の反射部92を介して被検出部位Oに到達する光量が増加し、発光部14の効率が高まる。従って、生体情報検出器の検出精度(SN比)は向上する。
なお、特許文献1は、第2の反射部18に対応する構成(特許文献1の図16の反射部131)を開示する。具体的には、特許文献1の図16の受光部12は、被検出部位での反射光を反射部131を介して受光する。しかしながら、特許文献1は、第1の反射部92に対応する構成を開示していない。言い換えれば、本出願時において、当業者は、特許文献1の図16の発光部11の効率を高めることを認識していない。
図9の例において、第2の光R2は、被検査体の内部に進み、被検出部位Oでの反射光R2’は、第2の反射部18に向かう。生体情報(脈拍数)は、被検出部位Oでの反射光R2’にも反映される。図9の例において、第1の光R1は、被検査体の表面(皮膚表面)SAで部分的に反射される。被検出部位Oが被検査体の内部にある場合、生体情報(脈拍数)は、被検査体の表面SAでの反射光R1’’(直接反射光)に反映されない。
図9の例において、発光部14は、被検出部位Oと対向し、第1の光R1を発する第1の発光面14Aを有することができる。また、発光部14は、第1の発光面14Aの側面であって、第2の光R2を発する第2の発光面14Bをさらに有することができる。この場合、第1の反射部92は、第2の発光面14Bを囲む壁部を有することができ、この壁部は、第2の光R2を被検出部位Oに向けて反射させる第1の反射面(図10(A)〜図10(C)に示す符号92−2に対応)を有することができる。なお、第2の光R2は必ずしも第2の発光面14Bから発せられるものに限らない。要は、第1の反射面(図10(A)〜図10(C)の符号92−2)は、発光部14から直接に被検出部位Oに向う光以外の光(第2の光R2)を反射させて、被検出部位Oに導くものである。
第1の反射部92の壁部は、被検査体の表面にて反射された生体情報を有しない光(無効光:ノイズ)を反射させることによって、生体情報を有しない光が受光部16に入射することを抑制する第2の反射面(図10(A)及び図10(C)に示す符号92−3に対応)をさらに有することができる。
また、保護部19は、第1の反射部92と被検出部位Oとの間の隙間(例えばΔh2)を確保することができる。さらに、第1の反射部92と保護部19との間の隙間(例えばΔh2’)も存在する。
断面視において、基板11の第1の面に平行な方向における第1の反射部92の長さの最大値をW1とし、その方向における受光部16の長さの最大値をW2とすると、W1≦W2の関係式を満たすことができる。基板11は、被検出部位Oに発せられる第1の光R1の反射光R1’等を透過させる。第1の反射部92の長さの最大値W1を受光部16の長さの最大値W2以下にすることにより、第2の反射部18に到達する光量を増加させることができる。言い換えれば、第1の反射部92が被検出部位Oにおける反射光R1’を遮断または反射しないように、第1の反射部92の長さの最大値W1を設定することができる。
図10(A)、図10(B)、図10(C)は、図9の第1の反射部92の構成例を示す。図10(A)に示されるように、第1の反射部92は、発光部14を支持する支持部92−1と、発光部14の第2の発光面14Bを囲む壁部の内壁面92−2及び頂面92−3と、を有することができる。なお、図10(A)〜図10(C)において、発光部14は省略されている。図10(A)の例において、第1の反射部92は、内壁面92−2において第2の光R2を被検出部位Oに反射させることができ(図9参照)、内壁面92−2に第1の反射面を有する。支持部92−1の厚さは、例えば、50[μm]〜1000[μm]であり、壁部(92−3)の厚さは、例えば、100[μm]〜1000[μm]である。
図10(A)の例では、内壁面92−2は、断面視において、幅方向(第1の方向)にて第1の反射部92の中心から遠ざかる位置ほど、高さ方向(第1の方向と直交する方向)にて被検出部位O側に変位する斜面(92−2)を有する。図10(A)の斜面(92−2)は、断面視において、傾斜平面で形成されているが、例えば図10(C)で示される湾曲面等の斜面であってもよい。内壁面92−2は傾斜角度が異なる複数の傾斜平面で形成されてもよく、或いは複数の曲率を持つ湾曲面で形成されてもよい。第1の反射部92の内壁面92−2が斜面を有する場合、この第1の反射部92の内壁面92−2は、第2の光R2を被検出部位Oに向けて反射させることができる。言い換えれば、この第1の反射部92の内壁面92−2の斜面は、発光部14の指向性を高めた第1の反射面と言うことができる。このような場合、被検出部位Oに到達する光量は、さらに増加する。また、図10(A)、図10(C)の頂面92−3は、例えば図10(B)に示されるように省略してもよい。第1の反射部92が頂面92−3を有する場合、被検査体の表面SAでの反射光R1’’(直接反射光)を被検出部位O又はその周辺に反射させることができ、その反射光R1’’は、受光部16に到達することが抑制される(図9参照)。つまり、図10(A)、図10(C)の頂面92−3は、第2の反射部18及び受光部16に到達しようとする直接反射光(広義には、ノイズ)を反射させてノイズを減少させる第2の反射面と言うことができる。なお、図10(A)〜図10(C)では、符号92−4で示す範囲が鏡面部として機能する。
図9の例において、第1の反射部92は、被検査体の表面SAとの間の最短距離を規定する発光部14の面(例えば第1の発光面14A)を基準として、例えば所与の高さΔh1(例えば、Δh1=50[μm]〜950[μm])だけ、被検出部位Oに向かって突出させてもよい。言い換えれば、発光部14と被検査体の表面SAとの間の最短距離である隙間(例えばΔh0=Δh1+Δh2)よりも、第1の反射部92と被検査体の表面SAとの間の隙間(例えばΔh2=Δh0−Δh1=200[μm]〜1200[μm])は、小さくすることができる。従って、第1の反射部92は、例えば発光部14からの突出量Δh1の存在により第1の反射面(92−2)の面積が増加して、被検出部位Oに到達する光量を増加させることができる。また、被検出部位Oにおける反射光は、第1の反射部92と被検査体の表面SAとの間の隙間Δh2の存在により、光が被検出部位Oより第2の反射部18に到達する光路を確保することができる。また、第1の反射部92が第2の反射面(92−3)を有する場合には、Δh1及びΔh2を調整することで、生体情報を有する光(有効光)と生体情報を有しない光(無効光:ノイズ)が受光部16へ入射する量をそれぞれ調整でき、それによりS/Nをさらに向上させることができる。
図11(A)、図11(B)は、図9の第1の反射部92及び発光部14の平面視での外観例を示す。図11(A)の例では、(例えば、図9の被検出部位Oの側の)平面視において、第1の反射部92の外周は、円を表し、円の直径は、例えば、直径200[μm]〜11000[μm]である。図11(A)の例において、第1の反射部92の壁部(92−2)は、発光部14を囲む(図9、図10(A)参照)。また、第1の反射部92の外周は、平面視において、例えば図11(B)に示すように、四角形(狭義には、正方形)を表してもよい。また、図11(A)、図11(B)の例では、(例えば、図9の被検出部位Oの側の)平面視において、発光部14の外周は、四角形(狭義には、正方形)を表し、正方形の1辺は、例えば、100[μm]〜10000[μm]である。また、発光部14の外周は、円形を表してもよい。
第1の反射部92は、それ自身を金属で形成し、その表面を鏡面加工することで、反射構造(狭義には、鏡面反射構造)を有する。なお、第1の反射部92は、例えば樹脂で形成し、その表面に鏡面加工してもよい。具体的には、例えば、第1の反射部92の下地金属を準備し、その後、その表面を例えばめっきする。或いは、例えば、熱可塑性樹脂を第1の反射部92の金型(図示せず)に充填して成形し、その後、その表面に例えば金属膜を蒸着する。
図11(A)、図11(B)の例では、(例えば、図9の被検出部位Oの側の)平面視において、第1の反射部92は、発光部14を直接支持する領域以外の領域(支持部92−1の一部、壁部の内壁面92−2及び頂面92−3)が露出する。この露出する領域は、図10(A)の例では、鏡面部92−4として示されている。なお、図10(A)の例において、鏡面部92−4を表す点線は、第1の反射部92の内側に位置しているが、実際には、鏡面部92−4は、第1の反射部92の表面に形成されている。
図10(A)、図10(B)、図10(C)の例において、鏡面部92−4は、高い反射率を有することが好ましい。鏡面部92−4の反射率は、例えば、80%〜90%以上である。また、鏡面部92−4は、内壁面92−2の斜面だけに形成することができる。鏡面部92−4が内壁面92−2の斜面だけでなく、支持部92−1にも形成される場合、発光部14の指向性は、さらに高くなる。鏡面部92−4が頂面92−3に形成される場合、この第1の反射部92は、例えば図9に示されるように、被検査体の表面SAでの反射光R1’’(直接反射光:無効光)を被検出部位O又はその周辺に反射させることができ、その反射光R1’’は、第2の反射部18及び受光部16に到達することが抑制される。発光部14の指向性が高くなり、また、直接反射光(広義には、ノイズ)が減少するので、生体情報検出器の検出精度は向上する。
図12は、図9の受光部16の外観例を示す。図12の例では、(例えば、図9の第2の反射部18の側の)平面視において、受光部16の外周は、四角形(狭義には、正方形)を表し、正方形の1辺は、例えば、100[μm]〜10000[μm]である。また、第1の反射部92の外周は、(例えば、図9の第2の反射部18の側の)平面視において、円を表す。第1の反射部92の外周は、図11(B)の例のように、四角形(狭義には、正方形)を表してもよい。また、受光部16の外周は、円形を表してもよい。
図12の例において、線分A−A’で示されるように、第1の反射部92の長さの最大値をW1とし、受光部16の長さの最大値をW2とすると、W1≦W2の関係式を満たすことができる。図12の線分A-A’を用いた断面図は、図9に対応する。図9の線分B-B’を用いた断面図は、第1の反射部92の長さの最大値W1は、受光部16の長さの最小値は、より大きい。第1の反射部92の長さの最大値W1は、受光部16の長さの最小値以下に設定してもよいが、第1の反射部92の効率(広義には、発光部14の効率)は、減少する。図12の例では、発光部14の効率を維持しながら反射光R1’を遮断または反射しないように、第1の反射部92の長さの最大値W1は、受光部16の長さの最大値W2以下に設定し、且つ第1の反射部92の長さの最大値W1は、受光部16の長さの最小値より大きく設定する。
図13は、図9(又は図1等)の第2の反射部18の設定位置の説明図である。第2の反射部18の反射面は、被検出部位Oにおける第1の光R1の反射光R1’を受光部16に反射させるように、例えば球面(広義には、ドーム面)で構成することができる。図13に示されるように、断面視において、第2の反射部18の反射面は、円弧を表す。円弧の半径は、例えば、1000[μm]〜15000[μm]である。球面を規定する円弧の中心Cは、被検査体の内部に配置される。被検査体の内部に被検出部位Oがある場合、被検査体の表面SAでの反射光R1’’(直接反射光)は、生体情報を有しない無効光である。第2の反射部18の反射面を球面で構成し、球面を規定する円弧の中心Cを被検査体の内部に設定する場合、本発明者らは、第2の反射部18が被検査体の表面SAでの反射光(広義には、ノイズ)を抑制することを認識した。なお、図13において、受光部16の受光面と球面を規定する円弧の中心Cとの距離は、Δhで表されている。
なお、第2の反射部18の反射面は、球面の代わりに放物面(広義には、ドーム面)で構成してもよい。図13に示されるように、断面視において、第2の反射部18の反射面は、円弧を表すが、円弧の代わりに放物線を表してもよい。図13において、第2の反射部18の反射面が放物面であると仮定する場合、放物面を規定する放物線の焦点を符号Fとして表している。放物面を規定する放物線の焦点Fは、受光部16の受光面を基準として被検査体側に配置される。被検査体の表面SAに垂直な光は、第2の反射部18の反射面(放物面)で反射し、放物面を規定する放物線の焦点Fに収束するので、焦点Fを受光部16の受光面に一致させないことにより、被検査体の表面SAに垂直な光に近い光(例えば、第1の光R1の反射光R1’(有効光))が受光部16の受光面に集まり易くなる。
第2の反射部18は、例えば樹脂で形成し、その表面(受光部16側の反射面)に鏡面加工することで、反射構造(狭義には、鏡面反射構造)を有する。言い換えれば、第2の反射部18は、光を拡散反射させずに、光を鏡面反射させることができる。第2の反射部18が鏡面反射構造を有する場合、この第2の反射部18は、第1の光R1の反射光R1’の反射角と異なる反射角を有する第1の光R1の反射光R1’’(直接反射光)を受光部16に反射させないこともできる。このような場合、生体情報検出器の検出精度はさらに向上する。なお、図13に示されるように、第1の光R1の反射光R1’は、被検査体の内部にある被検出部位Oが起点となるので、第1の光R1の反射光R1’の反射角(被検査体の表面SAに垂直な直線を基準にした反射角)は、概して小さい。一方、第1の光R1の反射光R1’’は、被検査体の表面SAが起点となるので、第1の光Rの反射光R1’’の反射角は、概して大きい。
ところで、特許文献1の図16は、反射部131を開示し、特許文献1の段落[0046]、[0059]、[0077]によれば、反射部131は、拡散反射構造を有し、反射率を向上させることによって受光部12の効率を高める。しかしながら、本出願時において、当業者は、特許文献1の反射部131では、直接反射光(広義には、ノイズ)も受光部12に反射させてしまうことを認識していない。言い換えれば、本発明者らは、直接反射光に起因するノイズ成分を受光信号から低減させることによって受光部の効率を高めることを認識した。言い換えれば、本発明者らは、第2の反射部18が鏡面反射構造を有する場合、生体情報検出器の検出精度がさらに向上することを認識した。
図14は、図13等の第2の反射部18の設定位置と受光部16での受光量との関係図である。図14に示されるように、受光部16の受光面と球面を規定する円弧の中心Cとの距離Δhが大きくなるにつれて、被検査体の表面SAでの直接反射光(広義には、例えば反射光R1’’に対応するノイズ)は減少する一方、被検出部位Oでの反射光(広義には、例えば反射光R1’に対応する生体情報)は増加して減少する。そこで、Δhの位置を最適化することができる。第2の反射部18の反射面が放物面である場合、受光部16の受光面と放物面を規定する放物線の焦点Fとの距離も、最適化することができる。
2. 生体情報測定装置
図15(A)、図15(B)は、図1等の生体情報検出器を含む生体情報測定装置の外観例である。図15(A)に示されるように、例えば図1の生体情報検出器は、生体情報検出器を被検査体(ユーザー)の腕(狭義には、手首)に取り付け可能なリストバンド150をさらに含むことができる。図15(A)の例において、生体情報は、脈拍数であり、例えば「72」が示されている。また、生体情報検出器は、腕時計に組み込まれ、時刻(例えば、午前8時15分)が示されている。また、図15(B)に示されるように、腕時計の裏蓋に開口部が設けられ、開口部に例えば図1の保護部19が露出する。図15(B)の例において、第2の反射部18及び受光部16は、腕時計に組み込まれている。図15(B)の例において、第1の反射部92、発光部14、リストバンド150等は、省略されている。
図16は、生体情報測定装置の構成例を示す。生体情報測定装置は、図1等の生体情報検出器と、生体情報検出器の受光部16において生成される受光信号から生体情報を測定する生体情報測定部とを含む。図16に示すように、生体情報検出器は、発光部14と受光部16と発光部14の制御回路161とを有することができる。生体情報検出器は、受光部16の受光信号の増幅回路162をさらに有することができる。また、生体情報測定部は、受光部16の受光信号をA/D変換するA/D変換回路163と脈拍数を算出する脈拍数算出回路164とを有することができる。生体情報測定部は、脈拍数を表示する表示部165をさらに有することができる。
生体情報検出器は、加速度検出部166を有することができ、生体情報測定部は、加速度検出部166の受光信号をA/D変換するA/D変換回路167とデジタル信号を処理するデジタル信号処理回路168とをさらに有することができる。生体情報測定装置の構成例は、図16によって限定されない。図16の脈拍数算出回路164は、例えば生体情報検出器を組み込む電子機器のMPU(Micro Processing Unit)であってもよい。
図16の制御回路161は、発光部14を駆動する。制御回路161は、例えば、定電流回路であり、所与の電圧(例えば、6[V])を保護抵抗を介して発光部14に供給し、発光部14に流れる電流を所与の値(例えば、2[mA])に保つ。なお、制御回路161は、消費電流を低減するために、発光部14を間欠的に(例えば、128[Hz]で)駆動することができる。制御回路161は、例えば図8のマザーボード82に形成され、制御回路161と発光部14との配線は、例えば、図1の基板11に形成される。
図16の増幅回路162は、受光部16において生成される受光信号(電流)から直流成分を除去し、交流成分だけを抽出し、その交流成分を増幅して、交流信号を生成することができる。増幅回路162は、例えばハイパスフィルターで所与の周波数以下の直流成分を除去し、例えばオペアンプで交流成分をバッファーする。なお、受光信号は、脈動成分及び体動成分を含む。増幅回路162又は制御回路161は、受光部16を例えば逆バイアスで動作させるための電源電圧を受光部16に供給することができる。発光部14が間欠的に駆動される場合、受光部16の電源も間欠的に供給され、また交流成分も間欠的に増幅される。増幅回路162は、例えば図8のマザーボード82に形成され、増幅回路162と受光部16との配線は、例えば、図1の基板11に形成される。また、増幅回路162は、ハイパスフィルターの前段で受光信号を増幅する増幅器を有してもよい。増幅回路162が増幅器を有する場合、増幅器は、例えば、図6の基板11の端部11−2に形成される。
図16のA/D変換回路163は、増幅回路162において生成される交流信号をデジタル信号(第1のデジタル信号)に変換する。図16の加速度検出部166は、例えば3軸(X軸、Y軸及びZ軸)の重力加速度を検出して、加速度信号を生成する。体(腕)の動き、従って生体情報測定装置の動きは、加速度信号に反映される。図16のA/D変換回路167は、加速度検出部166において生成される加速度信号をデジタル信号(第2のデジタル信号)に変換する。
図16のデジタル信号処理回路168は、第2のデジタル信号を用いて、第1のデジタル信号の体動成分を除去し又は低減させる。デジタル信号処理回路168は、例えば、FIRフィルター等の適応フィルターで構成することができる。デジタル信号処理回路168は、第1のデジタル信号及び第2のデジタル信号を適応フィルターに入力し、ノイズが除去又は低減されたフィルター出力信号を生成する。
図16の脈拍数算出回路164は、フィルター出力信号を例えば高速フーリエ変換(広義には、拡散フーリエ変換)によって周波数解析する。脈拍数算出回路164は、周波数解析の結果に基づき脈動成分を表す周波数を特定し、脈拍数を算出する。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
11 基板、 11−1 光透過膜、 11−2 端部、 14 発光部、
14A 第1の発光面、14B 第2の発光面、 16 受光部、
18 反射部(第2の反射部)、 19 保護部、
19−1 赤外線カットフィルター、 61,62,63,64 配線、
61−1,63−1,64−1 ボンディングワイヤ、 82 マザーボード、
84 コネクター、 92 反射部(第1の反射部)、 92−1 支持部、
92−2 内壁面(第1の反射面)、 92−3 頂面(第2の反射面)、
92−4 鏡面部、 150 リストバンド、 161 制御回路、
162 増幅回路、 163,167 A/D変換回路、 164 脈拍数算出回路、
165 表示部、 166 加速度検出部、168 デジタル信号処理回路、
C 球面を規定する円弧の中心、 F 放物面を規定する放物線の焦点、
O 被検出部位、 R1 第1の光、 R2 第2の光、
R1’,R2’ 反射光(有効光)、 R1’’ 直接反射光(無効光)、
SA 被検査体の表面、 W1 第1の反射部の長さの最大値、
W2 受光部の長さの最大値、 Δh 距離、 Δh0,Δh1 高さ、
Δh2,Δh2’ 隙間

Claims (8)

  1. 被検査体の被検出部位に向かう光を発する発光部と、
    前記発光部が発する光が前記被検出部位にて反射された、生体情報を有する光を受ける受光部と、
    前記発光部が発する光又は前記生体情報を有する光を反射させる反射部と、
    前記発光部又は前記受光部を保護する保護部と、
    前記反射部と前記保護部との間に狭持され、前記反射部又は前記保護部の何れか一方の側に前記発光部が配置され、且つ前記反射部又は前記保護部の何れか他方の側に前記受光部が配置される基板と、を含み、
    前記保護部は、前記被検査体との接触面を有し、前記保護部は、前記発光部が発する光の波長に対して透明な材料で構成され、さらに赤外線カットフィルターを有し、
    前記基板は、前記発光部が発する光の波長に対して透明な材料で構成されることを特徴とする生体情報検出器。
  2. 請求項1において、
    前記基板は、光透過領域に対応する第1の面及び前記第1の面と対向する第2の面を有し、
    前記第1の面及び前記第2の面の少なくとも一方に光透過膜が形成されることを特徴とする生体情報検出器。
  3. 請求項2において、
    前記光透過膜は、前記発光部が発する光を選択的に透過させることを特徴とする生体情報検出器。
  4. 請求項1乃至3の何れかにおいて、
    前記反射部は、前記基板に固定され、
    前記基板は、フレキシブル基板であり、前記基板の端部は、折り曲げ可能であることを特徴とする生体情報検出器。
  5. 請求項乃至4の何れかにおいて、
    前記基板は粗面部を有し、前記粗面部上には配線および前記光透過膜が配置されていることを特徴とする生体情報検出器。
  6. 請求項1乃至5の何れかにおいて、
    前記生体情報検出器を前記被検査体の腕に取り付け可能なリストバンドをさらに含むことを特徴とする生体情報検出器。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の生体情報検出器と、
    前記受光部において生成される受光信号から前記生体情報を測定する生体情報測定部と、を含むことを特徴とする生体情報測定装置。
  8. 請求項7において、
    前記生体情報は、脈拍数であることを特徴とする生体情報測定装置。
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