JP5488033B2 - 有機el表示装置および有機el表示装置の製造方法 - Google Patents
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Description
有機EL表示装置に用いられる有機EL素子は、発光可能な有機層を電極で挟んだ構成を有する。有機層は基本的に、正孔輸送層、発光層、および、電子輸送層を積層したものである。電極は、光を取り出す側に陰極としての透明電極を用い、対向する側に陽極としての反射金属電極を用いる。このような構成において、両電極より電流を流すことにより、電子を電子輸送層から、正孔を正孔輸送層から発光層に注入し、発光層において電子と正孔を再結合させて発光させる。
しかし、カラーフィルタを用いると製造工程の複雑さからコストが高くなるため、使用しないような構造が望まれる。
薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタ上に画素と対応して形成された複数の第1電極と、前記第1電極を画素ごとに区画する複数の隔壁と、前記第1電極上に形成された有機発光層と、前記有機発光層上に形成された第2電極とを積層した積層面を有する第1基板と、前記第1基板の前記積層面と対向する対向面に前記有機発光層による発光を透過し、紫外線を吸収する紫外線吸収膜を形成した透明の第2基板と、前記第1基板と前記第2基板とを接着する光硬化性の封止材と、を有し、前記第2基板の前記対向面に形成された前記紫外線吸収膜が、前記第1基板の前記隔壁により区画された各画素に対応した位置に設けられており、前記紫外線吸収膜は酸化インジウムスズからなり、前記第1基板と前記第2基板との内部空間に前記封止材が充填され、前記内部空間が封止されていることを特徴とする。
前記紫外線吸収膜は、380nm以上780nm以下の波長領域において、光透過率が80%以上となる領域を有し、200nm以上380nm未満の波長領域において、光透過率が10%以下となる領域を有する可視光透過性を持った紫外線吸収膜であることを特徴とする。
前記第2基板の前記第1基板側の面と前記第1基板上の第1電極までの距離が100μm以下であることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る有機EL表示装置は、
前記隔壁は、紫外線吸収性の材料によって構成されていることを特徴とする。
前記隔壁は、光硬化性樹脂に紫外線吸収剤を分散することで形成され、200nm以上380nm未満の波長領域において、光透過率が10%以下となる領域を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る有機EL表示装置の製造方法は、
第1基板上に薄膜トランジスタを形成する第1工程と、前記薄膜トランジスタ上に画素に対応する複数の第1電極を形成する第2工程と、前記第1電極を画素ごとに区画する複数の隔壁を形成する第3工程と、前記第1電極上に有機発光層を形成する第4工程と、前記有機発光層上に第2電極を形成する第5工程と、前記第1基板の前記第2電極が形成された面と対向する面に酸化インジウムスズからなる紫外線吸収膜を有する第2基板を、前記紫外線吸収膜が、前記第1基板の前記隔壁により区画された各画素ごとに対応した位置となるように、前記第1基板と前記第2基板との内部空間に光硬化性の封止材を充填し前記内部空間を密封することにより前記第1基板に固定する第6工程とを含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、第1基板の隣接する表示画素間に、紫外線吸収性を有する隔壁を設けることで、紫外線が第1基板に到達した際に隔壁部で吸収され、反射、散乱を抑制することが可能となる。
請求項6に記載の製造方法によれば、第1基板の表示画素の位置に第2基板の紫外線吸収膜が対するように光硬化性樹脂を介して貼り合わせ、紫外線を照射、光硬化性樹脂を硬化させることで、表示画素の有機EL特性が劣化することなく、光硬化性樹脂を硬化させることが可能となる。
(第1実施形態)
(構成)
図1は、第1実施形態に係る有機EL表示装置1の断面構造を示す概略図である。
図1において、有機EL表示装置1は、有機EL素子基板40と、光硬化性樹脂13と、封止基板12とを備えている。
有機EL素子基板40は、ガラス基板25と、TFT30と、表示画素部18と、隔壁17とを備える。
ガラス基板25の材料としては、ガラスや石英、ポリプロピレン、ポリエーテルサルフォン、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリアリレート、ポリアミド、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のプラスチックフィルムやシート等を用いることができるが、これらに限定されない。
表示画素部18は、反射電極16と、有機層15と、透明電極14とを備える。表示画素部18は、有機EL素子であり、TFT30が形成される層より上層(視認側)に形成されている。
なお、有機層15は、多層構造とすることも可能である。また、有機層15は、材料が高分子材料である場合、インクジェット法や印刷法等の溶液塗布法によって形成することができる。
面内導電層に用いる材料としては、酸化物透明導電膜、または、可視光が透過する程度に薄く形成された金属薄膜等があげられる。
金属薄膜としては、アルミニウム、銀等の導電性が高い金属を用いることができ、膜厚としては、面内導電性と可視光透過性を満たすように、例えば10nm程度であることが好ましい。
隔壁17は、隣接する表示画素部18との間に形成されている。隔壁17の材料としては、紫外線吸収性を有するものが好ましい。例えば、光硬化性樹脂13に紫外線吸収剤を分散させたものが用いられる。紫外線吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール、ベンゾフェノン、サリシレート系の化合物等があげられる。
また、隔壁17は、有機層15の材料が高分子材料で、インクジェット法や印刷法等の溶液塗布法によって形成される場合、塗布時に溶液が隣接する表示画素部18に流れ出ないようにするための土手の役割を果たすことができる。
光硬化性樹脂13は、封止基板12と有機EL素子基板40との内部空間に充填されており、封止基板12と有機EL素子基板40とを接着して固定するとともに、2つの基板の内部空間を封止し、酸素、水分等から保護する。
光硬化性樹脂13は、紫外線照射により液体から固体に変化して硬化する紫外線硬化性樹脂である。光硬化性樹脂13の材料としては、可視光領域の380〜780nmの全波長領域において、透過率が好ましくは80%以上、より好ましくは95%以上の透明樹脂に、紫外線等の照射によって硬化させるために光重合開始剤を添加したものを用いることもできる。透明樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂およびポリイミド樹脂等があげられる。また、光重合開始剤としては、アセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾイン系光重合開始剤、ベンゾフェノン系光重合開始剤、チオキサントン系光重合開始剤等があげられる。光重合開始剤は紫外線吸収剤としても機能するので、光硬化性樹脂13は単体でもある程度の紫外線吸収性を有する。
封止基板12は、透明基板10と、紫外線吸収膜11とを備える。封止基板12は、有機EL素子基板40と貼り合わされることにより有機EL表示装置1を封止し、有機EL基板40を空気中の酸素、水分等から保護する。
透明基板10は、ソーダ石灰ガラス、低アルカリ硼珪酸ガラス、無アルカリアルミノ硼珪酸ガラス等のガラス基板を用いることができる。また、透明酸化物半導体は一般的にスパッタ法やイオンプレーティング法等の形成方法にて形成される。ここで、形成プロセスにて膜の吸収スペクトルを制御することも可能である。
図2は、紫外線吸収膜11のパターン例を、有機EL素子基板40上に形成された隔壁17のパターンと比較して示した図であり、図2(a)は、第1のパターン例、図2(b)は第2のパターン例を示している。
なお、紫外線吸収膜11のパターンは有機EL素子基板40の隔壁17の形成パターンによって変わるものであり、これらに限定されない。
透明酸化物半導体を紫外線吸収膜11の材料として用いた場合、透明酸化物半導体はエネルギーギャップがあるため、電子バンド間遷移により、そのギャップより大きいエネルギーの光を吸収し、そのギャップより小さいエネルギーの光は吸収しない。ここで、無色透明になる(可視光を透過する)ために、エネルギーギャップが約3.3eV以上であることを要する。よって、エネルギーギャップが3.3eV付近になるような透明酸化物半導体を紫外線吸収膜11として用いることで、そのギャップより大きいエネルギーの紫外光は吸収される。
なお、紫外線吸収膜11は、上記の特性を有する1層または複数層の材料によって構成することができる。
次に、紫外線吸収膜11の材料として透明酸化物半導体を例にとり、透明基板10上に紫外線吸収膜11をパターニングする手法の一例として、フォトリソグラフィー法について述べる。
フォトリソグラフィー法は、薄膜状に塗布した光感光性材料に所望の幾何学的パターン形状を転写し、薄膜の不要部分を選択的に除去する方法である。ここで用いる光感光性材料はフォトレジスト(以下、「レジスト」と称する。)と呼ばれる。
はじめに、透明基板10上に、真空蒸着法等により透明酸化物半導体を形成する。
次に、前処理として、透明酸化物半導体膜表面の油分やその他の汚れを除去後、水洗、乾燥させる。これらの処理は、透明酸化物半導体膜表面へのレジストの密着性、ひいては加工形状を決定する重要な工程である。
レジストの塗布後、レジスト膜中から溶剤を除去するためにプレベークをする。ただし、処理温度が高すぎると感光基や増感剤が分解して現像不良を起こすので、適切な温度および時間を選択して工程を管理する必要がある。
露光後、レジストは専用の現像液で現像した後、現像の停止および洗浄のためリンスを行う。次に、以下に述べるエッチングの工程において、レジストと薄膜との密着性を向上させるため、ポストベークを加える。
上記の工程により、紫外線吸収膜11が表示画素部18に対応するパターンで形成された封止基板12を形成することができる。
次に、上記のようにして得られた封止基板12を、光硬化性の充填剤を介して有機EL素子基板40と貼り合わせる方法の一例を説明する。
有機EL表示装置1を製造する場合、例えば、封止層(図示せず)を封止基板12の有機EL素子基板40と対向する面の外周部に設け、封止基板12と有機EL素子基板40とを対向させて組み合わせた時にできる内部空間に、光硬化性の充填剤を充填して、両基板を貼り合わせる。
封止基板12と有機EL素子基板40とを貼り合わせる場合、まず、封止基板12の紫外線吸収膜11が形成された面の外周上に、封止層をディスペンサー装置によって塗布し、封止基板12の紫外線吸収膜11が形成された面と、有機EL素子基板40のTFT30等が形成された面とを対向させて、真空チャンバー内の対向したホルダーにセットする。
封止基板12と有機EL素子基板40とを対向させたときに、各紫外線吸収膜11が各表示画素部18に対向するようにホルダーの位置を決定した後、一方のホルダーを下降させ、ホルダー同士を重ね合わせ、再度上記と同様の位置合わせをした後、両基板を貼り合わせる。貼り合わせ終了後、チャンバー内を大気圧に戻して取り出し、これに所定の条件で封止基板12側から紫外線を照射して光硬化性樹脂13を硬化させ、封止基板12と有機EL素子基板40とを接着して固定する。また、熱併用型の光硬化性充填剤を使用した場合は、加熱処理を行うことで重合が広がり、未硬化部を硬化することが可能となる。
上記封止層は、熱硬化型、紫外線硬化型等の接着剤から形成され、ガラスビーズ、シリカビーズ等を含む。これらのビーズ類は、円偏光板と有機EL表示基板との貼り合わせにおいて、基板間距離を規定するスペーサとして機能する。
また、封止基板12と有機EL素子基板40を対向して固定する別の方法としては、シート状に加工された光硬化性の接着剤を一方の基板上に設け、封止基板12と有機EL素子基板40とを接着することがあげられる。
次に、第1実施形態に係る有機EL表示装置1の作用を、図3を用いて説明する。
本実施形態に係る有機EL表示装置1は、表示画素部18間を仕切る隔壁17が、紫外線吸収性を有している。
そのため、隔壁17に到達した紫外線は吸収され、隔壁17に反射した紫外線が表示画素部18に進入することを防止できるものである。
図3(a)において、封止基板12側から照射された紫外線26は、紫外線吸収膜11が紫外線26を遮断するため、紫外線吸収膜11の陰に位置する表示画素部18に紫外線26が照射されることはない。そのため、表示画素部18の劣化を防ぐことができるとともに、表示画素部18からの発光は紫外線吸収膜11を透過して視認される。一方、紫外線26は、封止基板12の紫外線吸収膜11の形成されていない領域から有機EL表示装置1の内部に入射し、光硬化性樹脂13および透明電極14を通過し、隔壁27の表面や隔壁27の底部等の界面で反射して有機EL素子基板40内に入射する。紫外線26は、有機EL素子基板40内を反射しながら伝播して、表示画素部18に到達することで有機層15を劣化させ、有機EL素子特性を劣化させるおそれがある。
図3(b)において、紫外線吸収膜11が紫外線26を遮断するため、図3(a)における場合と同様に、紫外線吸収膜11の陰に位置する表示画素部18に紫外線26が照射されることはない。一方、紫外線26は、封止基板12側から照射された紫外線26は、封止基板12の紫外線吸収膜11の形成されていない領域から有機EL表示装置1の内部に入射し、光硬化性樹脂13および透明電極14を通過する。しかし、紫外線26は隔壁17に吸収されるため、有機EL素子基板40内の反射を防ぐことが可能となる。したがって、有機層15および有機EL素子特性の劣化を防ぐことが可能となる。
また、本実施形態に係る有機EL表示装置1は、封止基板12と透明電極14との距離を所定の距離(100μm)以下としている。
図4(a)は、第1実施形態に係る有機EL表示装置1における、固定した後の封止基板12の有機EL素子基板40側の面と、有機EL素子基板40上の透明電極14の表面までの距離を100μmより大きくした場合の作用を模式的に示した図である。
図4(b)は、固定した後の封止基板12の有機EL素子基板40側の面と、有機EL素子基板40上の透明電極14の表面までの距離を100μm以下とした場合の作用を模式的に示した図である。
図4(b)において、有機EL表示装置1の内部に入射した紫外線26は、隔壁17の幅より広くなる前に、隔壁17に到達するため、隔壁17に吸収される。
第1実施形態に係る有機EL表示装置1は、封止基板12側から見た場合、表示画素部18は紫外線吸収膜11が形成された領域の陰に位置し、表示画素部18は紫外線吸収膜11に覆われた状態となっている。また、隔壁17は各紫外線吸収膜11が形成されていない領域の陰に位置している。
したがって、第1実施形態に係る有機EL表示装置1は、封止基板12側から紫外線26を照射しても表示画素部18内の有機層15および有機EL素子特性を劣化させることなく、光硬化性樹脂13を硬化させることが可能となる。
このような構成により、各紫外線吸収膜11が形成されていない領域から入射した紫外線26は、隔壁17の幅より広くなる前に、隔壁17に到達するため、隔壁17に吸収され、有機EL素子基板40内への入射を防ぐことができる。
したがって、第1実施形態に係る有機EL表示装置1は、封止基板12側から紫外線26を照射しても表示画素部18内の有機層15および有機EL素子特性を劣化させることなく、光硬化性樹脂13を硬化させることが可能となる。
本実施例に係る有機EL素子基板40では、ガラス基板25上の各画素にTFT30を形成する。
ここで、陽極として、銀からなる反射電極16、および、その上にITO膜を形成する。
その上に、正孔輸送層としてPEDOT:PSS1.5wt水溶液を、スピンコート法により膜厚が40nmとなるように形成した。
赤色発光インキ(R):ポリフルオレン系誘導体のトルエン1質量%溶液
緑色発光インキ(G):ポリフルオレン系誘導体のトルエン1質量%溶液
青色発光インキ(B):ポリフルオレン系誘導体のトルエン1質量%溶液
各色について印刷をおこなった後、オーブン内で、130℃で1時間乾燥した。
乾燥の後、印刷により形成した有機発光層上に、電子が効率的に注入できるような仕事関数の低い透明電極14としての第一の陰極として、カルシウムを蒸着法により4nmの厚さで形成した。
その上に面内導電性を向上させる透明電極14としての第二の陰極として、アルミニウムを10nmの厚さで形成した。さらに、ITO膜上にCVD法によって窒化珪素を200nm形成することで、パッシベーション膜とした。
ここで、ITO膜上にフォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成し、ウェットエッチング法によりITOのエッチングを行う。ウェットエッチングの溶液として、王水系(HCl:HNO3:H2O=1:0.08:1、体積比)を用いた。
上記のように作成した封止基板12と有機EL素子基板40とを対向して固定するために、封止基板12の外周上に、封止層をディスペンサー装置によって塗布し、その内部に光硬化性樹脂13としての充填剤を滴下し、真空チャンバー内で貼り合わせ作業を行った。このときのチャンバー内の到達圧力は1Paである。
さらに、クリーンオーブン中で、80℃で60分間焼成を行ない、基板同士を固定した。このとき、封止基板12と有機EL素子基板40上の透明電極14の表面までの距離は6.0μmとした。
上記のように作製した有機EL表示装置1において特性を評価したところ、電流効率は7.2cd/Aとなった。
上記構造の有機EL表示装置1において、封止基板12に紫外線吸収膜11を設けずに紫外線照射を行い、貼り合わせを行ったところ、電流効率は4.4cd/Aとなり、紫外線吸収膜11を設けた封止基板12を使用した場合に対して有機EL素子特性が61%程度となった。
(比較例2)
上記構造の有機EL表示装置1において、隔壁17に紫外線吸収性をもたせずに紫外線照射を行い、貼り合わせを行ったところ、電流効率は5.8cd/Aとなり、隔壁17に紫外線吸収性を持たせた場合に対して特性が81%程度となった。
実施例に係る有機EL表示装置1は、封止基板12側から見た場合、表示画素部18は紫外線吸収膜11が形成された領域の陰に位置し、表示画素部18は紫外線吸収膜11に覆われた状態となっている。また、隔壁17は各紫外線吸収膜11が形成されていない領域の陰に位置している。
このような構成により、紫外線吸収膜11が紫外線26を遮断するため、紫外線吸収膜11の陰に位置する表示画素部18に紫外線26が照射されることはない。また、隔壁17が、各紫外線吸収膜11が形成されていない領域から入射した紫外線26を吸収するため、有機EL素子基板40内への紫外線26の反射を防ぐことができる。
したがって、実施例に係る有機EL表示装置1は、封止基板12側から紫外線26を照射しても表示画素部18内の有機層15および有機EL素子特性を劣化させることなく、光硬化性樹脂13を硬化させることが可能となる。
Claims (6)
- 薄膜トランジスタと、
前記薄膜トランジスタ上に画素と対応して形成された複数の第1電極と、
前記第1電極を画素ごとに区画する複数の隔壁と、
前記第1電極上に形成された有機発光層と、
前記有機発光層上に形成された第2電極とを積層した積層面を有する第1基板と、
前記第1基板の前記積層面と対向する対向面に前記有機発光層による発光を透過し、紫外線を吸収する紫外線吸収膜を形成した透明の第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板とを接着する光硬化性の封止材と、を有し、
前記第2基板の前記対向面に形成された前記紫外線吸収膜が、前記第1基板の前記隔壁により区画された各画素に対応した位置に設けられており、
前記紫外線吸収膜は酸化インジウムスズからなり、
前記第1基板と前記第2基板との内部空間に前記封止材が充填され、前記内部空間が封止されていることを特徴とする有機EL表示装置。 - 前記紫外線吸収膜は、380nm以上780nm以下の波長領域において、光透過率が80%以上となる領域を有し、200nm以上380nm未満の波長領域において、光透過率が10%以下となる領域を有する可視光透過性を持った紫外線吸収膜であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL表示装置。
- 前記第2基板の前記第1基板側の面と前記第1基板上の第1電極までの距離が100μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の有機EL表示装置。
- 前記隔壁は、紫外線吸収性の材料によって構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の有機EL表示装置。
- 前記隔壁は、光硬化性樹脂に紫外線吸収剤を分散することで形成され、200nm以上380nm未満の波長領域において、光透過率が10%以下となる領域を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の有機EL表示装置。
- 第1基板上に薄膜トランジスタを形成する第1工程と、
前記薄膜トランジスタ上に画素に対応する複数の第1電極を形成する第2工程と、
前記第1電極を画素ごとに区画する複数の隔壁を形成する第3工程と、
前記第1電極上に有機発光層を形成する第4工程と、
前記有機発光層上に第2電極を形成する第5工程と、
前記第1基板の前記第2電極が形成された面と対向する面に酸化インジウムスズからなる紫外線吸収膜を有する第2基板を、前記紫外線吸収膜が、前記第1基板の前記隔壁により区画された各画素ごとに対応した位置となるように、前記第1基板と前記第2基板との内部空間に光硬化性の封止材を充填し前記内部空間を密封することにより前記第1基板に固定する第6工程とを含むことを特徴とする有機EL表示装置の製造方法。
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