JP5465400B2 - 空調能力計測システムおよび室外機の風量検出方法 - Google Patents
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Description
部に設けられた室内機の稼働状況に応じて時々刻々と変動するものであるから、風量検出部は室外において継続的に風量を検出することが可能であることが好ましい。そこで、上記空調能力計測システムにおいては、前記風量検出部は、前記吹出し空気の吹出し位置近傍に設けられた前記ファンの回転数を、前記室外機の外部から所定の非接触方式に従って検出し、該検出されたファンの回転数に基づいて該ファンの風量を検出するように構成されてもよい。このように構成することで、稼働中のファンに対して何らの影響を与えず、且つ該ファンの回転数を正確に検出でき、その結果ファンによる風量の正確な算出に資するものである。
による風量検出よりも、格段と正確に、且つ室外機の運転に何ら影響を与えることなく継続的な風量の検出が可能となる。なお、この本発明に係る室外機の風量検出方法は、上記風量検出部による風量検出にも採用できる。すなわち、上記所定の非接触方式によるファンの回転数検出は、上記第一ステップで行われるファンの回転数検出としてもよい。
温湿度計5が設置され、それにより吸込み空気の温度および湿度が検出され、空調能力計測部30に渡される。また、室外機2からの吹出し空気の空気状態を検出するために、当該吹出し空気が通過する室外機2の吐出口内または該吐出口の出口に、温湿度計6が設置され、それにより吹出し空気の温度および湿度が検出され、空調能力計測部30に渡される。さらに、この吸込み空気と吹出し空気の流れを形成するファン4の回転数を検出するための回転センサ7が、室外機2上に設けられており、その検出値は空調能力計測部30に渡される。この回転センサ7によるファン4の回転数検出の詳細については後述する。
<エンタルピー算出方法>
(ステップ1)飽和空気の水蒸気分圧pwsは、それと同じ温度の水の飽和水蒸気圧Psに等しく、以下の式より算出される。
pws=Ps=exp(-0.58002206×104/T+0.13914993×10−0.48640239×10-1×T+0.41764768×10-4×T2−0.14452093×10-7×T3+0.65459673×10×lnT)/103
ここで、pws:飽和空気の水蒸気分圧(kPa)、Ps:水の飽和蒸気圧(kPa)、T:絶対温度(K)(=t(℃)+273.15)である。
(ステップ2)空気の水蒸気圧pwは、以下の式より算出される。
pw=pws×ψ/100
ここで、pw:水蒸気分圧(kPa)、ψ:相対湿度(%)である。
(ステップ3)絶対湿度xは、以下の式より算出される。
x=0.622×pw/(P−pw)
ここで、x:絶対湿度(kg/kg(DA))、P:空気の全圧(kPa)である。
(ステップ4)エンタルピーhは、以下の式より算出される。
h=cpa×t + (cpw×t + r0)×x = 1.006×t + (1.805×t + 2501)×x
ここで、h:エンタルピー(比エンタルピー)(kJ/kg(DA))、cpa:乾き空気の定圧比熱1.006(kJ/kg(DA)/K)、cpw:水蒸気の定圧比熱1.805(kJ/kg(DA)/K)、r0:0℃における水の蒸発熱2501(kJ/kg)、t:乾球温度(℃)である。
1)室外機2のファン4を定格風量(仕様値)となるように全速運転させ、その回転数を実測する。具体的には、室内機14の設定温度を一時的に上限(または下限)にセットし、ファン4を全速運転(=定格風量での運転)させる。これにより回転数と定格風量から直線を定める。
2)仮に定格風量が不明な場合、現地で短時間のみ、風量と回転数を同時に計測することで、所定の線形式に沿う直線を定めることができる。現地での風量測定では、熱線式でも計測は可能であるが、ファン4の直上に風速計を設置する必要があるため、熱線式は乱れの影響を受けやすい。そこでベーン式風速計を多点に配置して計測することで、風量の正確な計測が可能である。ベーン式風速計は、一般に冷却塔の風量計測に用いられるが、センサ部(プロペラ)の面積が大きく風速が平均化されること、少々の雨で水がついても壊れないメリットがある。ただし、風速計を多点に設置することは、取付に手間がかかる、また、コストもかかる等のデメリットも考慮する必要はある。
・COP=空調能力/コンプレッサ駆動電力
・システムCOP=空調能力÷(コンプレッサ駆動電力+ファン駆動電力+室内機ファン駆動電力)
なお、システムCOPについては、分母側のパラメータに空調システムの制御装置で要する電力を加味する場合もある。また、コンプレッサ駆動電力や室内機ファン駆動電力は、図示されないセンサによって検出され、その検出値が上記式に入力される。
3・・・・コンプレッサ
4・・・・ファン
5、6・・・・温湿度計
7・・・・回転センサ
11、12・・・・電力計
30・・・・空調能力計測部
Claims (5)
- コンプレッサおよびファンを有する室外機と、該室外機によって空調された空気を建物の室内に供給する室内機とを含んでなる空調システムでの冷暖房時の空調能力を計測する空調能力計測システムであって、
空調時の前記室外機において、前記コンプレッサ側に供給される吸込み空気のエンタルピーと、該吸込み空気が該コンプレッサによって圧縮又は膨張弁で膨張された冷媒と熱交換をして該室外機から放出される吹出し空気のエンタルピーとの変化を算出するエンタルピー変化算出部と、
前記室外機の外部から撮像装置によって撮像された前記ファンの撮影画像上で視認されたプロペラ数、及び回転センサによって検出された前記ファンの回転数に関する検出信号に基づいて前記ファンの回転数を検出し、該検出されたファンの回転数に基づいて前記室外機のファンの風量を検出する風量検出部と、
前記エンタルピー変化算出部によって算出されたエンタルピー変化と、前記風量検出部によって検出された前記ファンの風量とに基づいて、前記室外機の排熱量もしくは吸熱量を算出する排吸熱量算出部と、
前記室外機及び前記室内機へ電力を供給する電力線に接続した第一の電力計による検出値と前記室内機に電力を供給する電力線に接続した第二の電力計による検出値との差分から空調時の前記室外機の駆動電力を検出する電力検出部と、
前記排吸熱量算出部によって算出された前記室外機の排熱量もしくは吸熱量と、前記電力検出部によって検出された該室外機の駆動電力とに基づいて、前記空調システムにおける冷暖房時の空調能力を算出する空調能力算出部と、
を備える空調能力計測システム。 - コンプレッサおよびファンを有する室外機と、該室外機によって空調された空気を建物の室内に供給する室内機とを含んでなる空調システムでの冷暖房時の空調能力を計測する空調能力計測システムであって、
空調時の前記室外機において、前記コンプレッサ側に供給される吸込み空気のエンタルピーと、該吸込み空気が該コンプレッサによって圧縮又は膨張弁で膨張された冷媒と熱交換をして該室外機から放出される吹出し空気のエンタルピーとの変化を算出するエンタルピー変化算出部と、
前記室外機の外部に設けた光センサから前記吹出し空気の吹出し位置近傍に設けられた
前記ファン側へ検出光を発し、前記室外機内で反射した反射光を前記光センサで受光し、前記ファンの回転に伴う受光光量の変化に基づいて前記ファンの回転数を検出し、該検出されたファンの回転数に基づいて該ファンの風量を検出する風量検出部と、
前記エンタルピー変化算出部によって算出されたエンタルピー変化と、前記風量検出部によって検出された前記ファンの風量とに基づいて、前記室外機の排熱量もしくは吸熱量を算出する排吸熱量算出部と、
前記室外機及び前記室内機へ電力を供給する電力線に接続した第一の電力計による検出値と前記室内機に電力を供給する電力線に接続した第二の電力計による検出値との差分から空調時の前記室外機の駆動電力を検出する電力検出部と、
前記排吸熱量算出部によって算出された前記室外機の排熱量もしくは吸熱量と、前記電力検出部によって検出された該室外機の駆動電力とに基づいて、前記空調システムにおける冷暖房時の空調能力を算出する空調能力算出部と、
を備える空調能力計測システム。 - 前記エンタルピー変化算出部は、前記吹出し空気の温度および湿度に基づいて算出される該吹出し空気のエンタルピーと、前記吸込み空気の温度および湿度に基づいて算出される該吸込み空気のエンタルピーとの差から前記エンタルピー変化を算出し、
前記空調能力算出部は、
前記空調システムが冷房を行っているときの空調能力を、前記排吸熱量算出部によって算出された前記室外機の排熱量から前記電力検出部によって検出された駆動電力を減じることで算出し、
前記空調システムが暖房を行っているときの空調能力を、前記排吸熱量算出部によって算出された前記室外機の吸熱量に前記電力検出部によって検出された駆動電力を加えることで算出する、
請求項1又は請求項2に記載の空調能力計測システム。 - 前記第一の電力計による検出値で前記空調能力を除してシステムCOP(Coefficient Of Performance)を求める請求項1から3の何れか1項に記載の空調能力計測システム。
- コンプレッサおよびファンを有する室外機と、該室外機によって空調された空気を建物の室内に供給する室内機とを含んでなる空調システムでの冷暖房時の空調能力を計測する請求項1から4の何れか1項に記載の空調能力計測システムにおいて、該室外機の風量を検出する方法であって、
前記室外機の外部から、前記コンプレッサによって圧縮又は膨張された冷媒との熱交換が行われて該室外機から放出される吹出し空気の吹出し位置近傍に設けられた前記ファンに対して検出光を照射することで得られる、該ファンからの反射光に基づいて前記ファンの回転数を算出する第一ステップと、
ファンの回転数とファンの風量との相関関係を示す所定の線形式に従って、前記第一ステップによって算出された前記ファンの回転数より、該ファンの空調時の風量を検出する第二ステップと、
を備える室外機の風量検出方法。
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| JP2008204423A JP5465400B2 (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 空調能力計測システムおよび室外機の風量検出方法 |
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| JP2008204423A JP5465400B2 (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 空調能力計測システムおよび室外機の風量検出方法 |
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