JP5318475B2 - 低置換度セルロースエーテル粉体及び低置換度セルロースエーテル粉体組成物の製造方法 - Google Patents
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Description
この低置換度セルロースエーテルは非イオン性であるため、イオン性の薬物等との反応による変質が起きにくい等の利点を有する。
このような利点を利用して低置換度セルロースエーテルの粉末と薬物やその他の賦型剤等を乾式混合後に打錠する方法や水又は水溶性結合剤の水溶液と混練して造粒することにより顆粒剤を成型する方法等がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、結合性及び崩壊性に優れ、食感の改良された分散安定化に優れたドライシロップの基材低置換度セルロースエーテルを提供することを目的とする。
低置換度メチルセルロース:メトキシル基3〜15質量%(0.16〜0.85)
低置換度ヒドロキシエチルセルロース:ヒドロキシエトキシル基3〜15質量%(0.08〜0.45)
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース:ヒドロキシプロポキシル基4〜20質量%(0.09〜0.51)
低置換度ヒドロキシプロピルメチルセルロース:メトキシル基3〜12質量%、ヒドロキシプロポキシル基4〜20質量%(両置換基併せて0.25〜1.0)
低置換度セルロースエーテルは非イオン性であるため、イオン性の薬物等との反応による変質が起きにくい等の利点を有する。
[実施例1]
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを79g(セルロースに対して22.6質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.25のヒドキシプロピルセルロース粗反応品857gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。得られた洗浄品を固形分濃度7質量%になるように純水を加えて湿式摩砕原料とした。
石臼型摩砕機(増幸産業社製セレンディピターMKCA6-3INV)を用いて、上下臼のクリアランス1.00ミクロン、回転数1500rpm(周速11.7m/秒)、処理速度1.4kg/分で湿式摩砕し、この操作を5回繰り返し実施した。得られたスラリーは増粘してクリーム状となった。このクリームを噴霧乾燥機(大川原化工機社製スプレードライヤーBDP−12)を用いて、吸気温度160℃、排気温度100℃、処理速度4.5kg/hr、ディスク回転数25000rpmで噴霧乾燥を行った。得られた粉体は平均粒径52ミクロンであった。
得られた粉体を単発打錠機にて、錠剤径11.3mm、錠剤質量480mg、打錠圧50MPaで打錠した時の錠剤硬度と日本薬局方第14改正記載の崩壊試験を実施した時の水での崩壊時間を表1に、電子顕微鏡写真を図1に、打錠圧を変えて錠剤を作製したときの錠剤硬度と崩壊時間の関係を図2に示した。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを55.7g(セルロースに対して15.9質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.18のヒドキシプロピルセルロース粗反応品836gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。得られた洗浄品を固形分濃度10質量%になるように純水を加えて湿式摩砕原料とした。
石臼型摩砕機(増幸産業社製セレンディピターMKCA6-3INV)を用いて、上下臼のクリアランス100ミクロン、回転数1500rpm(周速11.7m/秒)、処理速度8kg/分で湿式摩砕し、この操作を5回繰り返し実施した。得られたスラリーは増粘してクリーム状となった。このクリームを噴霧乾燥機(大川原化工機社製スプレードライヤーBDP−12)を用いて、吸気温度160℃、排気温度100℃、処理速度3.6kg/hr、ディスク回転数25000rpmで噴霧乾燥を行った。得られた粉体は平均粒径59ミクロンであった。
得られた粉体を単発打錠機にて、錠剤径11.3mm、錠剤質量480mg、打錠圧50MPaで打錠した時の錠剤硬度と日本薬局方第14改正記載の崩壊試験を実施した時の水での崩壊時間を表1に、打錠圧を変えて錠剤を作製したときの錠剤硬度と崩壊時間の関係を図2に示した。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを41g(セルロースに対して11.7質量%0.)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.14のヒドキシプロピルセルロース粗反応品822gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。得られた洗浄品を固形分濃度15質量%になるように純水を加えて湿式摩砕原料とした。
石臼型摩砕機(増幸産業社製セレンディピターMKCA6-3INV)を用いて、上下臼のクリアランス1.00ミクロン、回転数1500rpm(周速11.7m/秒)、処理速度12kg/分で湿式摩砕し、この操作を5回繰り返し実施した。得られたスラリーは増粘してクリーム状となった。このクリームを噴霧乾燥機(大川原化工機社製スプレードライヤーBDP−12)を用いて、吸気温度160℃、排気温度100℃、処理速度3.0kg/hr、ディスク回転数25000rpmで噴霧乾燥を行った。得られた粉体は平均粒径60ミクロンであった。
得られた粉体を単発打錠機にて、錠剤径11.3mm、錠剤質量480mg、打錠圧50MPaで打錠した時の錠剤硬度と日本薬局方第14改正記載の崩壊試験を実施した時の水での崩壊時間を表1に、打錠圧を変えて錠剤を作製したときの錠剤硬度と崩壊時間の関係を図2に示した。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを79g(セルロースに対して22.6質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.25のヒドキシプロピルセルロース粗反応品857gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。得られた洗浄品を送風オーブンにて80℃で1昼夜乾燥後、乾式の衝撃摩砕機(ホソカワミクロン社製ビクトリーミルVP)で粉砕して低置換度ヒドロキシプロピルセルロース粉末を得た。
得られた粉体を単発打錠機にて錠剤径11.3mm、錠剤質量480mg、打錠圧 50MPaで打錠した時の錠剤硬度と日本薬局方第14改正記載の崩壊試験を実施した時の水での崩壊時間を表1に、電子顕微鏡写真を図3に、打錠圧を変えて錠剤を作製したときの錠剤硬度と崩壊時間の関係を図2に示した。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを79g(セルロースに対して22.6質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.25のヒドキシプロピルセルロース粗反応品857gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。得られた洗浄品を固形分濃度7質量%になるように純水を加えて湿式摩砕原料とした。
石臼型摩砕機(増幸産業社製セレンディピターMKCA6-3INV)を用いて、上下臼のクリアランス100ミクロン、回転数1500rpm(周速11.7m/秒)、処理速度1.4kg/分で湿式摩砕し、この操作を5回繰り返し実施した。得られたスラリーは増粘してクリーム状となった。このクリームを送風オーブンにて80℃で1昼夜乾燥し、フィルム状の乾燥物が得られた。この乾燥物を乾式の衝撃摩砕機(ホソカワミクロン社製ビクトリーミルVP)で粉砕して低置換度ヒドロキシプロピルセルロース粉末を得た。
得られた粉体を単発打錠機にて錠剤径11.3mm、錠剤質量480mg、打錠圧 50MPaで打錠した時の錠剤硬度と日本薬局方第14改正記載の崩壊試験を実施した時の水での崩壊時間を表1に、打錠圧を変えて錠剤を作製したときの錠剤硬度と崩壊時間の関係を図2に示した。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを79g(セルロースに対して22.6質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.25のヒドキシプロピルセルロース粗反応品857gを得た。
次に5Lのバッチ式ニーダーに50℃の水1750g、氷酢酸52gを張り込み上記粗反応品857gを全量投入して溶解を行った。完全に溶解するのに30分を要した。その後、33質量%酢酸633gを20g/minの速度で添加して中和析出を行った。その中和物を熱水にてスラリー化した後、遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。
脱水物を80℃にて送風オーブンにて1昼夜乾燥した。この乾燥物を乾式の衝撃摩砕機(ホソカワミクロン社製ビクトリーミルVP)で粉砕して低置換度ヒドロキシプロピルセルロース粉末を得た。
得られた粉体を単発打錠機を用いて錠剤径11.3mm、錠剤質量480mg、打錠圧 50MPaで打錠した時の錠剤硬度と日本薬局方第14改正記載の崩壊試験を実施した時の水での崩壊時間を表1に記載し、図2に打錠圧を変えて錠剤を作製したときの錠剤硬度と崩壊時間の関係のグラフを記載した。
市販されている微結晶セルロースAvicel PH−101(旭化成ケミカルズ社製)を単発打錠機にて、錠剤径11.3mm、錠剤質量480mg、打錠圧50MPaで打錠した時の錠剤硬度と日本薬局方第14改正記載の崩壊試験を実施した時の水での崩壊時間を表1に、打錠圧を変えて錠剤を作製したときの錠剤硬度と崩壊時間の関係を図2に示した。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを79g(セルロースに対して22.6質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.25のヒドキシプロピルセルロース粗反応品857gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。得られた洗浄品を固形分濃度5質量%になるように純水を加えて湿式摩砕原料スラリーとした。
このスラリー5Lを高圧ホモジェナイザー(Sugino machine HJP−25005)を用いて200MPaで0.5L/minで処理を行った。この操作を20回繰り返し実施した。得られたスラリーは増粘してクリーム状となった。HORIBA LA−90レーザー回折散乱式粒度分布測定器にて平均粒径を測定したところ18ミクロンであった。
このクリーム4kgにエリスリトール200g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロースに対して100質量%)を添加し、エリスリトールを完全に溶解させるため、60℃まで低速撹拌機にて撹拌しながら加温した。このクリーム状の溶液を噴霧乾燥機(大川原化工機社製スプレードライヤーL-8)を用いて、吸気温度170、排気温度110℃、処理速度1.0kg/hr、ディスク回転数35000rpmで噴霧乾燥を行った。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを55.7g(セルロースに対して15.9質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.18のヒドキシプロピルセルロース粗反応品836gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。得られた洗浄品を固形分濃度10%になるように純水を加えて湿式摩砕原料とした。
石臼型摩砕機(増幸産業社製セレンディピターMKCA6-3INV)を用いて、上下臼のクリアランス100ミクロン、回転数1500rpm(周速11.7m/秒)、処理速度8kg/分で湿式摩砕し、この操作を10回繰り返し実施した。得られたスラリーは増粘してクリーム状となった。HORIBA LA−90レーザー回折散乱式粒度分布測定器にて平均粒径を測定したところ40ミクロンであった。
このクリーム2kgにマンニトール100g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロースに対して50質量%)を添加し、マンニトールを完全に溶解させるため、60℃まで低速撹拌機にて撹拌しながら加温した。このクリーム状の溶液を噴霧乾燥機(大川原化工機社製スプレードライヤーL−8)を用いて、吸気温度170℃、排気温度110℃、処理速度1.0kg/hr、ディスク回転数35000rpmで噴霧乾燥を行った。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを79g(セルロースに対して22.6質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.25のヒドキシプロピルセルロース粗反応品857gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。その脱液品を乾燥後、乾式摩砕(ホソカワミクロン社製ビクトリーミルVP)で粉砕を実施して、80メッシュで篩過した。その篩過物を10質量%濃度になるように水分散液を作製した。HORIBA LA−90レーザー回折散乱式粒度分布測定器にて平均粒径を測定したところ150ミクロンであった。
この分散液に2kgにエリスリトール200g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロースに対して100質量%)を添加し、エリスリトールを完全に溶解させるため、60℃まで低速撹拌機にて撹拌しながら加温した。この分散液を噴霧乾燥機(大川原化工機社製スプレードライヤーL-8)を用いて、吸気温度170℃、排気温度110℃、処理速度1.5kg/hr、ディスク回転数35000rpmで噴霧乾燥を行った。
比較例5で得られた乾式摩砕物をさらに衝撃摩砕機ラボジェット(セイシン企業)にて微摩砕した。その微摩砕物を10質量%濃度になるように水分散液を作製した。HORIBA LA−90レーザー回折散乱式粒度分布測定器にて平均粒径を測定したところ60ミクロンであった。
この分散液に2kgにエリスリトール200g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロースに対して100質量%)を添加し、エリスリトールを完全に溶解させるため、60℃まで低速撹拌機にて撹拌しながら加温した。この分散液を噴霧乾燥機(大川原化工機社製スプレードライヤーL−8)を用いて、吸気温度170℃、排気温度110℃、処理速度1.5kg/hr、ディスク回転数35000rpmで噴霧乾燥を行った。
パルプを43質量%苛性ソーダ溶液に浸せき後に圧搾して、NaOH22.2質量%、セルロース44.8質量%、H2O33.0質量%の組成のアルカリセルロースを得た。セルロース換算で350gのアルカリセルロースを5Lの容量の反応機に仕込み、窒素置換を行った。そこにプロピレンオキサイドを79g(セルロースに対して22.6質量%)添加して、ジャケット温度45℃で2時間、65℃で30分間反応を行い、無水グルコース単位あたりヒドロキシプロポキシル基置換モル数0.25のヒドキシプロピルセルロース粗反応品857gを得た。その反応生成物中に含有する苛性ソーダと当量となる5質量%酢酸水溶液5160gを10Lの容器にとり、そこに反応生成物を投入して中和を行った。
その後、その繊維状中和物を遠心脱水機で脱液し、そこにセルロース換算で20倍(質量比)の熱水でスラリー化して遠心脱水機で脱液し、その操作を2回実施し、灰分を除去した。得られた洗浄品を固形分濃度5質量%になるように純水を加えて湿式摩砕原料スラリーとした。このスラリー5Lを高圧ホモジェナイザー(Sugino machine HJP−25005)を用いて200MPaで0.5L/minで処理を行った。この操作を20回繰り返し実施した。得られたスラリーは増粘してクリーム状となった。HORIBA LA−90レーザー回折散乱式粒度分布測定器にて平均粒径を測定したところ18ミクロンであった。
このクリーム4kgにエリスリトール200g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロースに対して100質量%)を添加し、エリスリトールを完全に溶解させるため、60℃まで低速撹拌機にて撹拌しながら加温した。このクリーム状の溶液を送風オーブンにて80℃、1昼夜乾燥した。得られたフィルム状の乾燥物を乾式摩砕(ホソカワミクロン社製ビクトリーミルVP)で粉砕して、80メッシュで篩過して評価用の試料を得た。
実施例4、5及び比較例5〜7で得られた粉体を単発打錠機を用いて錠剤径11.3mm、錠剤重量480mg、打錠圧150MPaで打錠した時の錠剤硬度と口腔内での崩壊時間を測定した結果を表2に記載した。
実施例4、5及び比較例5〜7で得られた粉体5gを精製水95gに10分間緩やかに撹拌しながら再分散させシュロップ剤を作製した。その分散液を24時間、25℃で静置後状態を観察した結果を表2に記載した。
Claims (5)
- アルカリセルロースとエーテル化剤とを反応させて得られる無水グルコース単位あたりの置換モル数が0.05〜1.0である低置換度セルロースエーテルの反応生成物を溶解することなく中和して、湿式摩砕してスラリーを得た後、該スラリーを噴霧乾燥する低置換度セルロースエーテル粉体の製造方法。
- アルカリセルロースとエーテル化剤とを反応させて得られる無水グルコース単位あたりの置換モル数が0.05〜1.0である低置換度セルロースエーテルの反応生成物を溶解することなく中和して、湿式摩砕して得られる湿式摩砕物と糖又は糖アルコールとの混合物を噴霧乾燥する低置換度セルロースエーテル粉体組成物の製造方法。
- 上記湿式摩砕が、石臼型摩砕機を用いて行われる請求項1に記載の低置換度セルロースエーテル粉体の製造方法。
- 上記湿式摩砕が、石臼型摩砕機を用いて行われる請求項2に記載の低置換度セルロースエーテル粉体組成物の製造方法。
- 上記糖又は糖アルコールが、エリスリトール、マンニトール及びソルビトールからなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求項2又は請求項4に記載の低置換度セルロースエーテル粉体組成物の製造方法。
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2008
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