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JP5302791B2 - アンテナ素子の固定部の構造及びアンテナの製造方法 - Google Patents

アンテナ素子の固定部の構造及びアンテナの製造方法 Download PDF

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JP5302791B2 JP2009148808A JP2009148808A JP5302791B2 JP 5302791 B2 JP5302791 B2 JP 5302791B2 JP 2009148808 A JP2009148808 A JP 2009148808A JP 2009148808 A JP2009148808 A JP 2009148808A JP 5302791 B2 JP5302791 B2 JP 5302791B2
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Description

本発明は、例えばUHF、その他の通信信号の送受をする場合に、中空管状のブームに二個一対の貫通孔を備えさせ、その貫通孔に対して、パイプ状のアンテナ素子を貫通させた状態で固定させたアンテナに関するもので、そのアンテナの素子の固定部の構造及びアンテナの製造方法に関するものである。
従来より、中空管状のブームに二個一対の貫通孔を備え、その貫通孔に対して、パイプ状のアンテナ素子を貫通させた状態で固定させたアンテナ素子の固定部の構造及びアンテナの製造方法は広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば特許文献1に示されるアンテナ素子の製造方法は次のようにされている。
中空管状のブームの管内においては、断面形状においてアンテナ素子の存置予定位置の両側となる位置を中間にしてそれの上下両側位置に夫々上記ブームの軸心方向に伸びる板状のリブを備えさせ、次に、上記ブームの管壁孔にアンテナ素子を貫通させ、
中空管状のブームの外壁に上下方向から圧力を加えて中空管状のブームの外壁を相互に近づけ、その中空管状のブームの外壁を相互に近づけることにより、ブーム管内の軸心方向に直線状のリブの自由端を上記中空管状アンテナ素子の管壁に押し当てて固定している。
特許第4064836号公報
この従来のアンテナ素子の製造方法では、ブームを変形させる場合、ブームの軸心方向に長い直線状のリブでもって、「アンテナ素子の周壁における幅方向の中心位置の上下にある周壁部」を押さえ付けている。しかしながら、アンテナ素子の周壁の肉厚は極めて薄く形成されているのが実情であり、その「アンテナ素子の周壁における幅方向の中心位置の上下にある周壁部」は、反力が小さくて僅かな力で塑性変形する。
従って、上記「リブ」による「アンテナ素子の周壁における幅方向の中心位置の上下にある周壁部」の押え量が僅かに不足すると、アンテナ素子の周壁が薄くて弱体であることからして、変形し、アンテナ素子の周壁に対するリブの押え状態は不安定になり、ブームに対するアンテナ素子の抜け止め、回り止めが十分にされず、信頼性に欠ける問題点があった。
上記問題点を解決する為にブームの外周を局部的に大きく変形させて、ブームにおける局部的変形部分でアンテナ素子を固着する手段も提供されている。しかし、ブームの外周を局部的に大きく変形させると、その局部的変形部分によってアンテナ素子の周壁に傷が付き、そこから腐食する問題点が発生していた。
本件出願の目的は、ブーム貫通孔に対してアンテナ素子を貫通させた状態で固定させることができるは勿論、ブームに対してアンテナ素子を固定する場合、ブームの管壁孔にアンテナ素子を貫通させて、ブームを上下方向に加圧するだけで、ブームに対してアンテナ素子を極めて簡便に固定できるアンテナ素子の固定部の構造及びアンテナの製造方法を提供しようとするものである。
他の目的は、ブームを変形させる場合、ブーム内の左右に備えさせた各二条のリブ における8個の尖頭部を、夫々対応する「アンテナ素子における周壁の両側の各側部」に食い込ませて、ブームに対するアンテナ素子の抜け止めと回り止めをして長寿命で使用することができるアンテナ素子の固定部の構造及びアンテナの製造方法を提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
本発明におけるアンテナ素子の固定部の構造は、中空管状のブーム20の管壁21の左右両側に備えさせた二個一対の管壁孔55には中空管状のアンテナ素子19を貫通させ、かつ、そのアンテナ素子19は上記ブーム20に固着してあるアンテナ1において、上記ブーム20の管壁21における左右の壁部25、27の内面の夫々には、上下方向相互間に間隙52を形成する状態でブーム20の軸心方向に長い二条のリブ36、37を並設させ、上記左右の壁部内面に夫々配した二条のリブ36、37の断面形状は、夫々管内部21bに向けて突出させると共に、各リブ36、37における突出させてある部分においては、上下方向に相対向するリブ36、37における夫々の相手のリブ36、37に近い側に頂部43が形成されるように山形状に形成してあり、一方、上記管壁孔55の直径は、上記左右の各二条のリブ36、37の頂部43、43相互間の間隙52よりも大きく形成してあって、上記のブーム軸心方向に長い各リブ36、37の頂部43、43は、各管壁孔55の位置で途切れて、その途切れた箇所には夫々尖頭部58が形成された状態になっており、 上記中空管状のブーム20に対するアンテナ素子19の固着は、上記四条のリブ36、37の夫々の頂部43における管壁孔55を設けたことにより途切れたところに形成された上記8個の尖頭部58、58・・・58が、夫々対応するアンテナ素子19の周壁における両側の壁部80a、80aに夫々食い込む状態になっていて、しかも、各尖頭部58の位置におけるリブ36、37の山形状になっている部分43aの管内部21b側に向く面40は、断面形状において、 上下方向に相対向するリブ36、37の頂部相互間を結ぶ線44の線上にリブの一部が位置するように管内部側に寄せてあって、上記8個の尖頭部58、58・・・58でもって、アンテナ素子19の回動と軸線方向の移動を阻止するような状態でもって上記中空管状のブーム20にアンテナ素子19が固着されたものである。
また本発明におけるアンテナ素子の製造方法は、 中空管状のブーム20の管壁21には、中空管状のアンテナ素子19をブーム20の左右方向に貫通させる為の二個一対の管壁孔55を設け、 上記二個一対の管壁孔55には中空管状のアンテナ素子19を貫通させ、上記ブーム20に圧力を加えてブーム20を変形させることにより、上記ブーム20に対してアンテナ素子19を固着するようにしたアンテナの製造方法において、 上記ブーム20の管壁21における左右の壁部25、27の内面の夫々には、上下方向に相互間に間隙52を形成する状態でブーム20の軸心方向に長い二条のリブ36、37を並設させ、 上記左右の壁部内面に夫々配した二条のリブ36、37の断面形状は、 夫々管内部21bに向けて突出させると共に、各リブ36、37における突出させてある部分においては、上下方向に相対向するリブ36、37における夫々の相手のリブに近い側に頂部43が形成されるように山形状に形成してあり、 一方、上記管壁孔55の直径は、上記左右の各二条のリブ36、37の頂部相互間の間隙52よりも大きく形成して、上記のブーム軸心方向に長い各リブ36、37の頂部43、43を各管壁孔55の位置で途切れさせ、その途切れた箇所に夫々尖頭部58を形成し、 さらに、上記ブーム20を上下方向に加圧することにより、ブーム20の管壁21における上下の壁部23、29を相互に近づける方向に変形させると共に、左右の壁部25、27は相互に遠く離れるように変形させ、 上記変形によって上記左右の各二条のリブ36、37における上下の頂部43、43が相互に近づくようにして上下の各尖頭部58、58・・・58を相互に近づく方向に変位させ、それらの変位によって、 上記の尖頭部58を夫々対応するアンテナ素子19の周壁80における左右の壁部80aに食い込ませ、しかもその食い込み状態においては、 各尖頭部58の位置におけるリブ36、37の山形状になっている部分43aの管内部21b側に向く面40は、断面形状において、 上下方向に相対向するリブ36、37の頂部相互間を結ぶ線44の線上にリブ36、37の一部が位置するように管内部21b側に寄せ、上記8個の尖頭部58、58・・・58でもって、ブーム20に対するアンテナ素子19の回動と軸線方向の移動を阻止するようにするものである。
以上のように本発明によれば、ブーム20に対するアンテナ素子19の固定状態は、上記ブーム20の管壁21の左右の壁部25、27の内面に相互に間隙52を隔てて夫々二条のリブ36、37を並設させ、それらのリブ36、37の断面形状は、山形状に管内部に突出する状態に形成し、更に、管壁孔55の直径は、上記左右の各二条のリブ36、37の頂部43、43相互間の間隙52よりも大きく形成してあって、上記のブーム軸心方向に長い各リブ36、37の頂部43、43は、各管壁孔55の位置で途切れ、その途切れた箇所には左右の上下各2カ所、計8個の尖頭部58、58・・・58が形成され、それらの尖頭部58、58・・・58を、アンテナ素子19の両側から夫々対応するアンテナ素子19における周壁80の両側の壁部80aに対して上下方向から食い込ませて、尖頭部をアンテナ素子19における周壁80の側部80aに対して堅固に一体化してある。
しかもその食い込み状態にあっては、各尖頭部58、58・・・58の位置におけるリブ36、37の断面形状を各尖頭部58、58・・・58の管内部側の面40が、アンテナ素子19の軸心方向において各尖頭部の位置よりも管内部21b側に位置する状態になるようにしてあるので、「アンテナ素子における周壁80の両側の壁部80a」が上下方向に対して大きな反力を有するものであっても、各尖頭部58、58・・・58は上下方向に向けて強力に食い込み、「アンテナ素子19における周壁80の両側の壁部80a」を変形させてそこに堅固に一体化してアンテナ素子19の固定を確実で信頼性の高いものにできる効果がある。
しかも本発明は、上記ブームに対するアンテナ素子の固定部は、ブーム20の管壁内のリブ36、37における尖頭部58、58・・・58を、ブーム20の管壁内に位置するアンテナ素子19の周壁80における両側の壁部80aに食い込ませて固定しており、固定部分は、ブーム20の管壁21によって外部から保護されているので、外部からの腐食を防いで長寿命で使用することができる効果がある。
さらに本発明によれば、ブーム20に対してアンテナ素子19を固定する場合、ブーム20の管壁孔55にアンテナ素子19を貫通させて、ブーム20を上下方向に加圧するだけで、ブーム20の管壁内における左右の側80aに設けた各二条のリブ36、37を相互に近づける方向に変形させるだけで、左右の管壁26、26は相互に遠く離れるように変形し、かつ上記変形によってブーム内における左右の各二条のリブ36、37をも上下の頂部43、43が相互に近づくように変位し、これらの各二条のリブ36、37に備えさせてある各尖頭部58、58・・・58は、アンテナ素子19における周壁80の両側の各壁部80aに食い込ませることができるので、ブーム20に対して、「アンテナ素子19における周壁80の両側に位置する各壁部80a」に対するブーム20の側の各尖頭部58、58・・・58を極めて簡単に固定できるという作業上の効果がある。
アンテナの斜視図。 アンテナにおける支持杆を、アンテナ素子と同一平面に折畳んだ状態を説明する為の平面図。 (A)は図2における符号III Aで示される部分拡大図。(B)は図1における符号III Bで示される部分の一部破断した拡大斜視図。 (A)は管壁変形前のブームの部分側面図。(B)は管壁変形前のブームの部分平面図。 管壁変形前のブームの断面図で、(A)は図4(A)及び図7のA−A線位置断面図、(B)は図4(A)及び図7のB−B線位置断面図、(C)は図4(A)及び図7のC−C線位置断面。 (A)は図5(A)のVI Aで示される部分拡大図。(B)は図5(A)のVI Bで示される部分拡大図。 図5(A)のVII−VII線断面図。 管壁変形前のブームの一部を破断して示す斜視図。 ブームに対するアンテナ素子の固定方法を説明する為の図で、管壁変形前のブームの管壁孔にアンテナ素子を貫通させ、金型内に位置させた状態を示す一部破断して示す概略断面図。その破断位置は、図4(A)及び図7のA−A線位置である。 ブームに対するアンテナ素子の固定方法を説明する為の図で、管壁変形前のブームの管壁孔にアンテナ素子を貫通させ、金型内に位置させた状態の一部破断して示す概略断面図。その破断位置は、(A)は図4(A)及び図7のB−B線位置であり、(B)は図4(A)及び図7のC−C線位置の断面図である。 ブームに対するアンテナ素子の固定状態を説明する為の一部破断して示す概略断面図。その破断位置は、図4(A)及び図7のA−A線位置である。 ブームに対するアンテナ素子の固定状態を説明する為の一部破断して示す概略断面図。その破断位置は、図4(A)及び図7のB−B線位置であり、(B)は図4(A)及び図7のC−C線位置である。 (A)〜(C)は、ブームに対するアンテナ素子の固定状態を説明する為の図面であって、変形後のブームを一部破断して示す概略断面図(アンテナ素子の表示は省略してある)。それらの図の破断位置は、(A)は図11のXIII A−XIII A位置、(B)は図12(A)のXIII B−XIII B位置、(C)は図12(B)のXIII C−XIII C位置である。(D)〜(G)は、ブームに対するアンテナ素子の固定状態を説明する為の図面であって、アンテナ素子を一部破断して示す概略断面図(ブームの表示は省略してある)。(D)は変形前のアンテナ素子、(E)〜(G)は変形後のアンテナ素子を示す。それらの図の破断位置は、(E)は図11のXIII A−XIII A位置、(F)は図12(A)のXIII B−XIII B位置、(G)は図12(B)のXIII C−XIII C位置である。 ブーム壁部と、リブと、尖頭部と、添付面と、角部との相互の動作を説明する為の図で、図9の符号G1部分と、図11のG2部分の輪郭を重ねて示す模式図。 ブームに対して固定された後のアンテナ素子の平面図であって、ブームを除去してアンテナ素子の一部のみを示す図。なお、一点鎖線で示される符号21aはブームの外周面位置を示す。 ブームにおけるリブの形状の異なる例を説明する為の概略断面図。 ブームにおけるリブの形状の異なる例を説明する為の概略断面図。 (A)は変形前のブームの具体例を示す断面図。(B)は変形後のブームの具体例を示す断面図。 ブームの変形の度合を示す概略模式図。
以下本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1において、1は、マスト2によって支持されているアンテナ、例えば周知のUHF波の送受に利用される周知のアンテナを示す。アンテナ1において、20は中空管状のブーム、16は放射器、17は反射器、18は導波器を示し、これらはブーム20に対して装着されることにより一体化している。導波器18において19は、任意複数の中空管状のアンテナ素子で、ブーム20の軸心に対して直交する方向に向けて、夫々管壁21に任意所定の間隔で穿設された二個一対の管壁孔55を貫通した状態で固定されている。
3は、U字状の支持杆を示し、金具2aを介してマスト2に連結されている。支持杆3の両側の自由端3a、3aは、取付金具5、5を介してブーム20に着脱自在に連結してある。
取付金具5は、図3(B)に表われているように、鋼板を逆U字状に折り曲げて形成されたバンド部6と二つの支持杆添付部10とを一体的に備える。なお、バンド部6において、6aは膨出状に形成してあるリブを示し、バンド部6の下面における円弧の形状をブーム20の外周形状に対応する曲面に維持する為の補強材である。6b、6cはバンド部6の内懐部7側に係合用凸部を形成した場合にできた凹部を示す。凹部6cにおける内懐部7側の係合用凸部は筋31に係合させ得るようにしてある。
バンド部6の内懐部7の形状は、ブーム20の外径形状に対応させてあり、支持杆添付部10、10を締付けることによって内懐部7の内周面はブーム20の外周面21に対して一体化し、支持杆添付部10、10を緩めることにより、ブーム20の外周面21は内懐部7の内周面から離れて90度の範囲内で回動自在になる(図2の折畳状態から、図1の状態にできる)。8は周知の長孔を示し、ブーム20に螺合させてある(回り止用)螺子に対して90度の範囲内で回動方向に相対的な移動を可能にしてある。9は位置決め用の目印で、図1の組立完了状態において、ブーム20の管壁21の上部に設けられた筋31に対応した位置を示す為に突出状に形成されている。12は支持杆添付部10、10を締緩するためのボルトの頭を示す。
なお、バンド部6において、上記凹部6cの位置には凹部6cを設けることなく、上記リブ6aと同様のものを設けて構成してもよい。
なお、当分野においてアンテナ1は、図1の状態でブーム20に対してアンテナ素子19を左右(水平方向)に突出させた状態で使用される場合が多い。しかし、アンテナ素子19を上下に向けた状態で使用される場合もある。従って、当業者は利用の形態によって上下、左右の呼び名を変更して用いている。このような事情から本件(特許請求の範囲、明細書、図面)においては、上下、左右の用語の用い方においては、説明の都合上、図1の状態で用いられた場合を仮定して、アンテナ素子(エレメント)19の突出方向を「左右」として説明し、図面上の上下を、そのまま「上下」と称して説明する。
次に、ブーム20に対するアンテナ素子19の固定部の構造に関連する構成について説明する。なお、図4〜10に示されるブーム20はブーム管壁21の変形前の状態を示す。
ブーム20は、周知のようにアルミニウム合金(例えばアルミA6063−T5)或は塑性変形可能な任意の硬質材によって形成されている。ブーム20の管壁21の断面形状は、図5に示される壁部23〜29(第1壁から第7壁)で囲まれた多角形状にしてあり、上下の壁部23と29の外周間の寸法H1は、左右の第4壁26の外周相互間の寸法W1より大きく設定してある。
管壁21において、23〜29は、図5、7、8に表れている第1壁〜第7壁を示す。
第1壁23、第7壁29は、これらがブーム20の上面に位置して用いられた場合、過大な積雪を防止する為に図示のように上面を円弧状に形成してある。
第2壁24は、上方からリブ36に向けて逐次肉厚を増して第4壁26より厚みを大きく形成してある。
第3壁25と第5壁27は、夫々リブ36、37と一体化させて丈夫にしてある。
第4壁26は、図9の状態から図11の状態に向けてブーム20を加圧して管壁21を変形させる過程において、他の壁の部分に比較して大きく曲がり、図11に表れているように円弧状に変形しうるように両隣の壁より薄い厚みにしてある。
第6壁28は、下方からリブ37に向けて逐次肉厚を増して第4壁26より厚みを大きく形成してある。
次に図3、4、6(B)、8に表れている31、32は、アンテナ素子19を水平にした状態でアンテナを使用する場合におけるブーム20の上下の中心位置を示す目印用の筋を示し、突設(凹設)してある。31L、31Rは、筋31、32の両隣に夫々平行して設けた筋を示し、ポール(支柱)が傾いていた場合、その傾きに対してアンテナ素子19の傾きを調整する場合の目印として用いることができる。33、34は、図9の状態から図11の状態に向けてブーム20を加圧して管壁21を変形させる過程において、第4壁26が曲がりやすくする為の折目を示す。
図5〜8に表れる上記ブーム20の管壁21における左右の壁部(左右の第3壁25、左右の第5壁27)の内面の夫々には、上下方向に相互間に間隙52を形成する状態でブーム20の軸心方向に長い二条のリブ36、37が並設されている。第1リブ36と、第2リブ37の夫々の元部36a、37aは、管壁21と一体材でもって一体的に成形してあり、夫々の対応壁部の肉厚を補強している。43は上記第1と第2リブ36、37における各第4周面41と第3周面40との間に形成される頂部を示す。第1と第2リブ36、37の断面形状は、図示のように上下方向の相対向する第1と第2リブ36、37における対向面の近い位置に頂部(稜線)43が形成されるように、全体の断面形状を山形状に形成している。
次に38〜42は第1リブ36及び第2リブ37の各第1周面〜第5周面を示す。第1周面38、第5周面42は不測の変形を防止する為の肉盛り部分、第3周面40と第4周面41は、図11〜図12に表れているように、加圧完了状態において、8つの尖頭部58が、アンテナ素子からの反力に負けることなく、設計上予定された食込み状態を得られるように、斜面に傾斜させてある。
このように内面に4条のリブ36,37を備えるブーム20は、通常知られているように押出成形によっても製作できる。
次に、アンテナ素子19を固着する手段について説明する。
まず、図1〜5の中空管状のブーム20の管壁21におけるアンテナ素子19装着予定位置に対し、周知の手段を用いて、複数の中空管状のアンテナ素子19を左右方向に貫通させる為の二個一対の管壁孔55を所定間隔を隔てながら複数穿孔形成する。
上記管壁孔55の直径D1は、周知のようにアンテナ素子19の外径D2が挿通できるように対応寸法にしてあり、しかも、ブーム20内の左右の各二条のリブ36、37における二つの頂部43の相互間の間隙52よりも大きく形成してある。管壁孔55を形成すると、図5(B)、(C)、図8に表れるように、夫々のリブ36、37における第4周面41側も、第3周面40側も夫々一部は削り取られ、そこには円弧状の添付面56が夫々形成される。さらに、ブーム20内の左右の各二条のリブの頂部43は、夫々管壁孔55が設けられた位置において、図8に表われているように、そこで連続性が遮断されている。従って、この頂部43が貫通孔55によって遮断された位置においては、上下二つのリブ36、37の第4周面41と第3周面40と、添付面56とによって、各リブにつき2個(全部のリブでは8個)の鋭い牙のような尖頭部58が形成される。尖頭部58、58の軸心方向の間隔53は図7に表われているように、管壁孔55の直径D1より小さくしてある。
次に、上記二個一対の管壁孔55に対して、通常行われるように中空管状のアンテナ素子19を貫通させる。この状態では、アンテナ素子19は図7、9、10のように、左右の各二条のリブ36、37において上下二つの添付面56と4個の尖頭部58によって夫々支持される。
次に、図9のブーム20を上下方向から任意の手段を用いて加圧することにより、図11に表れるようにブーム20の断面を変形させ、その変形によって、ブーム内における上下のリブ36、37をも上下の頂部43、43が相互に近づくように変位させて、添付面56をアンテナ素子19の周壁80に食い込ませる。
この点について、ブーム20の管壁21、ブーム内の上下のリブ36、37、ブーム20内に位置するアンテナ素子19夫々の動作を、図9〜15を用いて以下詳しく順次説明する。
まず、ブーム20の管壁21の動作に関連する動作は次の通りである。図9に示されるブーム20を上下方向(矢印35a、35b方向)に加圧することにより、図11、12に表れるようにブーム20の管壁21における上下の壁部23、29を相互に近づける方向に変形させると共に、左右の第4壁26は相互に遠く離れるように変形する。この変形させる手段としては、例えば断面形状が図9に示されている金型70を用いる。ブーム20を中間にして、互いに対向する状態で一対のプレス金型70を配置する。金型70における71は凹部で、ブーム20の仕上がり予定の外周形状(図11のブームの外周形状)に対応する形状にしてある。(なお、金型70の長手方向(ブームの軸心方向と同じ)の長さは任意であり、複数のアンテナ素子19を同時に固着できるように長くしてあってもよい。)
図9の状態で上下二つのプレス金型70の対向面70a、70bを夫々矢印35a、35bに向けて近付けると、ブームの第1壁23と第7壁部29とは、プレス金型70に押されて相互に近づく方向に移動する。この移動と共に、左右の第4壁26、26は相互に遠ざかる方向(矢印35c、35d方向)へと広がる。この際、ここは図9のように上下のリブ36、37が存在する部分より肉薄で耐曲げ力が弱くなっていたり、又は図5(B)のように管壁孔55の存在で耐曲げ力が弱くなっていたりしていて、夫々壁部26の上下方向の中間位置を頂点として、図11のように凹部71の内壁面に沿う状態に左右に膨出状に変形する。このような、上下の壁部23、29の移動と、左右の第4壁26、26の移動に伴い、上半部の壁部24はハの字状に広がり、下半部の壁部28は逆ハの字状に広がる。
なお、その結果、ブーム20の外形形状は、外観的に上側の3面の壁(23、24、24)と、下側の3面の壁(28、28、29)との形状が対称になり、均整のとれた六角形状を呈する。従って、見た目が良くなって、商品価値が高くなる。なお、六角形状とは、概略でよく、適当な距離から見て、例えば2〜3m程度離れた場所からブームの外形をみて、美しく見える程度であればよい。さらに、ブーム20の機械的強度を損なわない範囲で、ブーム20の表面に模様や線条を施してもよい。模様や線条31、31L、31Rを施すことにより、アンテナのデザイン的なイメージチェンジをはかることができる。また取付金具5のすべり留めの効果も期待できる。
次に、上記ブーム20の管壁21が図9、10の状態から図11、12の状態に変形することによって変位するブーム内の上下のリブ36、37の動作は次の通りである。
前述したブームの管壁21における左右の壁部26、26の変形によって、図9の左右の各二条のリブ36、37も夫々図11に示されるように、リブ36、37の上下の頂部43、43が相互に近づくように変位する。
この左右各2本のリブ36、37の変位によって、全8個の尖頭部58と、4つの添付面56も夫々対応変位し、図12(A)(B)のように、 上下一対の尖頭部58が、相互に近付いて、夫々対応するアンテナ素子19の周壁80に食い込む。その際の、上記尖頭部58の動作を図14を用いて説明する。
図14は、図9〜図15に表れているブーム壁部21と、リブ36、37と、尖頭部58と、添付面56と、角部57、アンテナ素子19との相互の動作を詳細に説明する為に用いる図で、図9の符号G1部分と、図11のG2部分の輪郭を重ねて、各部の動きを部分的に説明できるようにしたものであり、従って、この図の部分的な動きから、図9と、図11に表れている各部の対応する全ての動きは想定でき、明らかになる。
なお、図中、一点鎖線で示される尖頭部58、壁23等の位置は、成型開始前、即ち、図9、10の状態を示す。実線で示される尖頭部58、壁23等の位置は成型完了状態、即ち、図11、12の状態を示す。
図14において、前述したように一点鎖線で示す壁23を矢印35a方向に押圧して実線方向に変位させると、前述したようにその変位に連動する状態で一点鎖線で示される壁26に矢印35d方向の分力がおよんで壁26は彎曲して実線位置に変位する。その変位の過程において尖頭部58は、一点鎖線の位置から円弧の軌跡S5を描いて実線位置に変位する。その変位の軌跡S5は図示のように下降曲線を描きながら、矢印35d方向に向う。
上記の尖頭部58の動きは、図14、図10(B)、図12(B)から明らかなように、管壁21の左右における各上下に存在する二つの尖頭部58が一対として、同時に、「相互間の距離を縮めながら変位」する。
次に図14を用いて添付面56と、角部57の変位を説明する。この添付面56と角部57は、上記尖頭部58の場合と同様に、一点鎖線位置にある壁23を矢印35a方向に変位させることにより、一点鎖線位置から実線位置に向けて円弧の軌跡S6を描いて変位する。その変位の過程において「軌跡S6は下降曲線」を描き、かつ、図示のように、「添付面56の水平な面を図14、図12(A)からも明らかなように外向傾斜面56に変化させる」ように変位する。
上記の添付面56の動きは、図10(A)、図12(A)、図14から明らかなように管壁21の左右における各上下に存在する各添付面56、角部57が一対として、同時に、「相互間の距離を縮めながら変位」する。
次に、アンテナ素子19の周壁80の変形状況は次の通りである。
上記の説明から明らかなように、ブーム20の尖頭部58を夫々対応するアンテナ素子19の周壁80における左右の壁部80aに食い込ませ(図12(B)参照)、しかもその食い込み状態においては、 各尖頭部58の位置におけるリブ36、37の山形状になっている部分43aの管内部21b側に向く面40を、断面形状において、上下方向に相対向するリブ36、37の頂部相互間を結ぶ線44の線上にリブ36、37の一部が位置するように管内部21b側に寄せた状態で食い込ませる。
上記の点を含めてアンテナ素子19の周壁80の変形状況をさらに説明すれば、前述したように、8個の尖頭部58と、4箇所の添付面56と、そこの夫々の角部57がアンテナ素子19の軸心方向(図11,12における左右方向)に移動しながら変位すると、その変位により、アンテナ素子19の周壁80は図11〜図15から理解できるように変形する。
その内、図13は、上記8個の尖頭部58と、4箇所の添付面56と、そこの夫々の角部57の動きによりアンテナ素子19の周壁80が対応して変形した状態を図法を変えて詳細に示すものである。
図13において(A)〜(C)は、ブーム20に対するアンテナ素子19の固定状態を説明する為の図面であって、変形後のブーム20を一部破断して示す概略断面図(アンテナ素子19の表示は省略してある)。それらの図の破断位置は、(A)は図11のXIII A−XIII A位置、(B)は図12(A)のXIII B−XIII B位置、(C)は図12(B)のXIII C−XIII C位置である。更に(D)〜(G)は、ブーム20に対するアンテナ素子19の固定状態を説明する為の図面であって、アンテナ素子19を一部破断して示す概略断面図(ブーム20の表示は省略してある)。(D)は変形前のアンテナ素子19、(E)〜(G)は変形後のアンテナ素子19を示す。それらの図の破断位置は、(E)は図11のXIII A−XIII A位置、(F)は図12(A)のXIII B−XIII B位置、(G)は図12(B)のXIII C−XIII C位置である。
更に詳述すると、前述図14の添付面56、角部57の部分が、一点鎖線位置から緩やかな円弧状の軌跡S6を描いて実線位置に向かう過程にあっては、アンテナ素子19の周壁80は、各添付面56、角部57の部分の移動により、それらに当接していた部分は、夫々上下方向に向けて圧縮されて、図示されているように、角部57、57相互間にあって周壁87は、上下方向には潰れ、左右方向には膨出する(D2よりも大きいD6の寸法となる)。そして、上下方向の寸法D5は、変形前の直径D2(図13(D)参照)に比べてやや小さく潰される。さらに添付面の角部57、57に当接している凹状係部86、86相互間の寸法は、D7のように最も小さくなる(図13(A)(B)の角部57、57相互間の寸法D3に対応する)。さらに尖頭部58、58に当接している部分の周壁80における上下方向の寸法D8は、上記D7よりも少し大きくなっている。
このように、周壁80の各部夫々の上下寸法を小さくしながら変形し(D2>D5>D8>D7の大きさになるように変形し)、やがては図12(A)、図13(F)の状態に変形する。また当然のことながらこれらの変形した部分は、図15に現れるようにアンテナ素子19の平面形状にも表れる。
また前述のブーム20における8個の尖頭部58については、図14の尖頭部58の部分が、一点鎖線位置から緩やかな円弧状の軌跡S5を描いて実線位置に向かう過程にあって、アンテナ素子19の周壁80の両側壁80aは、図13(D)の状態から、前述のように添付面56、角部57の部分の上下方向に向けての圧縮により各部夫々上下寸法が小さくなるように変形する過程で、図13(E)(F)(G)から明らかなように左右方向に逐次広がり、かつ、並行的な動きをする尖頭部58の移動により、周壁80の両側壁80aは夫々上下方向からの尖頭部58の押圧により局部的に圧縮されながら、やがては図12(B)、図13(G)、図15に示す状態に変形する。
また、上記8個の尖頭部58が、図14の一点鎖線位置(図10(B)の位置)から緩やかな円弧状の軌跡S5を描いて実線位置に向かう過程にあっては、
各尖頭部58の位置におけるリブ36、37の山形状になっている部分43aの管内部21b側に向く面40は、図12(B)に表れているように、断面形状において、上下方向に相対向するリブ36、37の頂部相互間を結ぶ線44の線上にリブ36、37の一部が位置するように管内部21b側に寄る状態で移動する。このように対向するリブ36、37の頂部相互間を結ぶ線44の線上の後方に上記の各尖頭部58を支えるリブ36、37の部材が位置すると、アンテナ素子19の周壁80の両側壁80aからの大きな反力に対しても充分に対抗できる大きな力を発揮させることができる。
アンテナ素子19の変形の状態を示す図15において、周壁80の外周面81の上部に現れている凹状係部86、86は、図12(A)における添付面56の角部57が周壁80の外周面81に食い込み状に当接して凹状(溝状)になっている部分を示す。
83、83は、図14の一点鎖線位置から、角部57が緩やかな円弧状の軌跡S6を描いて実線位置に向かう過程において、上記外周面81の上部に強く摺擦、圧縮してできた斜面を示す。84、84は、添付面56で押圧変形された斜面を示す。
次に82、82は、添付面56、56が、図14の一点鎖線位置から、緩やかな円弧状の軌跡S6を描いて実線位置に向かう過程において、上記外周面81の上部を強く押圧して図13(F)に表れているD7方向の寸法を縮める過程で、アンテナ素子19の左右方向の両側の壁部80aに膨出した膨出部を示す。
85は、尖頭部58が図14の一点鎖線位置から、緩やかな円弧状の軌跡S5を描いて実線位置に向かう変位の過程において、図13(G)に現れているように周壁80の両側の壁部80aに形成される膨出部82に対して押圧する状態で食い付くことによって、深い凹状に形成された食込み部を示す。この食込み部85、85の両側に形成されている膨出部82、82(図13(G)参照)は、図13(C)の間隙52に向けて膨出する。
なお、アンテナ素子19の裏面も同様になるのであるが、自明な為省略する。
以上のように、ブーム20を上下方向に加圧することにより、8個の尖頭部58と、4個の添付面56と、それらの角部57を、夫々対応するアンテナ素子19の周壁の両側の壁部80a、80aに食込ませた結果、ブーム20の管内におけるアンテナ素子の固定部は、図11〜15を用いて説明したような状態になる。
この状態にあっては、図11〜15から理解できるように、アンテナ素子19は、8個の尖頭部58によって周壁の両側の壁部80a、80aに放射方向から楔を打たれたようになっており、アンテナ素子の軸心(軸線)方向への移動は阻止され、かつ、周方向の回動も確実に阻止される。
しかも、上記アンテナ素子19の外周面81における凹状係部86、食込み部85等は、ブーム20の管内、即ち、図15のブームの管壁外周面21a、21aよりも管内に位置するものであり、雨水に晒されることはなく長寿命となる。
その上、アンテナ素子19にあって、上記凹状係部86、食込み部85等が形成されている部分と、ブームの管壁外周面21a、21aとの間に夫々存在する「管壁孔55の内面に当接する部分81a」は、夫々で対応する管壁孔55の内面に夫々密着して、ソフトに支持されるので、アンテナ素子19におけるブーム20の左右の管壁孔55から突出する部分の元部には、格別に配慮しなければならない様な集中応力が加わる場所はなく、ブームの元部は長寿命となる状態で維持される。
更に、ブーム20に対するアンテナ素子19の固定状態において、アンテナ素子の周壁80を押えている部分は、アンテナ素子19の周壁80における両側の壁部80a、80aであり、しかも、両側の壁部80a、80aを押さえる方向は、アンテナ素子19の両側の壁部80a、80aにおける切線方向(図13(G)の上下方向)であり、アンテナ素子19の周壁側からの反力は充分に大きなものが得られる構成である一方、8個の尖頭部58と、4個の添付面56と、それらの角部57は丈夫なリブによって支えられているので、アンテナ素子の周壁に対する左右夫々4個の尖頭部の食いつき状態は堅固で、永く持続できる構成であり、信頼できる固定状態を得ることができる。
次に、図1〜15のブーム20とはリブ36、37の断面形状の点において異なる例を示す図16、図17について説明する。
なお、図16、17において(A)は管壁変形前のブームの断面図を、(B)は管壁変形後のブームの断面図を示す。また図16、17において前述の図1〜15のものと機能、性質、手段又は特徴等が同一又は均等構成と考えられる部分には、前述の図と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
前述の管壁21の内側に備えさせたリブ36、37においては、図6に現れているように第2壁38と第3壁部39を図示のように形成したのであるが、図16においては、上下方向に相対向するリブ36、37の頂部相互間を結ぶ線44の線上のリブの部材が上下方向に分厚くなるように(尖頭部58、58相互間の後退が生じないように)、図16(B)においては、各第4壁部40の後方位置に夫々肉盛部38aが位置するように形成してある。
次に図17(B)においては、上下方向に相対向するリブ36、37の頂部43、43(尖頭部58、58も同位置)相互間を結ぶ線44の線上にリブ36、37の一部が実質的に位置するように、即ち、尖頭部58、58を用い、図12のような状態で、周壁80の両側の壁部80a、80a相互間を押し合う場合において、尖頭部58、58にリブ本体から充分な力が伝達されるように、即ち、尖頭部58、58の後部に対して夫々リブ36、37の一部の部材が位置するように面40aは、図17(A)の状態から変形の過程において管内部21bの側に大きく寄せてある。
図18(A)は、変形前のブーム20の断面形状における管壁21と第1、第2リブ36、37の具体的な寸法図を示す。図18(B)は、変形後のブーム20の断面形状における管壁21と第1、第2リブ36、37(4本のリブ36、37)の具体的な寸法図を示す。
なお、本件の図面において、()内に示される数字は、実施例の寸法(単位:mm)を示す。[]内の数字は、実施例の角度(単位:度)を示す。<>内の数字は、実施例の半径曲率(半径:mm)を示す。
次に図19は、図18の(A)と(B)に夫々表れているブームの断面形状を、相互の曲がり角度を比較する為に重ねて示した模式図である。
なお、図18、19においても前述の図1〜15のものと機能、性質、手段又は特徴等が同一又は均等構成と考えられる部分には、前述の図と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
1・・・アンテナ、2・・・マスト、3・・・支持杆、3a・・・自由端、5・・・取付金具、6・・・バンド部、7・・・内懐部、8・・・長孔、9・・・目印、10・・・支持杆添付部11・・・透孔、12・・・ボルト頭、16・・・放射器、17・・・反射器、18・・・導波器、19・・・アンテナ素子、20・・・ブーム、21・・・管壁、21a・・・ブーム管壁の外周面、23・・・第1壁、24・・・第2壁、25・・・第3壁、26・・・第4壁、27・・・第5壁、28・・・第6壁、29・・・第7壁、31、32・・・筋、33、34・・・折目、36・・・第1リブ、37・・・第2リブ、38・・・第1周面、39・・・第2周面、40・・・第3周面、41・・・第4周面、42・・・第5周面、43・・・頂部、52・・・間隙、53・・・間隙、55・・・管壁孔、56・・・添付面、57・・・角部、58・・・尖頭部、70・・・金型、71・・・凹部、72・・・欠如部(エレメント存置空間)、80・・・周壁、80a・・・壁部、81・・・外周面、82・・・外周方向への膨出部、82a・・・係合部、83・・・斜面、84・・・斜面、85・・・食込み部、86・・・凹状係部、87・・・アーチ状の周壁

Claims (2)

  1. 中空管状のブームの管壁の左右両側に備えさせた二個一対の管壁孔には中空管状のアンテナ素子を貫通させ、かつ、
    そのアンテナ素子は上記ブームに固着してあるアンテナにおいて、
    上記ブームの管壁における左右の壁部の内面の夫々には、上下方向相互間に間隙を形成する状態でブームの軸心方向に長い二条のリブを並設させ、
    上記左右の壁部内面に夫々配した二条のリブの断面形状は、夫々管内部に向けて突出させると共に、各リブにおける突出させてある部分においては、上下方向に相対向するリブにおける夫々の相手のリブに近い側に頂部が形成されるように山形状に形成してあり、
    一方、上記管壁孔の直径は、上記左右の各二条のリブの頂部相互間の間隙よりも大きく形成してあって、上記のブーム軸心方向に長い各リブの頂部は、各管壁孔の位置で途切れて、その途切れた箇所には夫々尖頭部が形成された状態になっており、
    上記中空管状のブームに対するアンテナ素子の固着は、
    上記四条のリブの夫々の頂部における管壁孔を設けたことにより途切れたところに形成された上記8個の尖頭部が、夫々対応するアンテナ素子の周壁における両側の壁部に夫々食い込む状態になっていて、しかも、各尖頭部の位置におけるリブの山形状になっている部分の管内部側に向く面は、断面形状において、
    上下方向に相対向するリブの頂部相互間を結ぶ線の線上にリブの一部が位置するように管内部側に寄せてあって、
    上記8個の尖頭部でもって、アンテナ素子の回動と軸線方向の移動を阻止するような状態でもって上記中空管状のブームにアンテナ素子が固着されていることを特徴とするブームに対するアンテナ素子の固定部の構造。
  2. 中空管状のブームの管壁には、中空管状のアンテナ素子をブームの左右方向に貫通させる為の二個一対の管壁孔を設け、
    上記二個一対の管壁孔には中空管状のアンテナ素子を貫通させ、
    上記ブームに圧力を加えてブームを変形させることにより、
    上記ブームに対してアンテナ素子を固着するようにしたアンテナの製造方法において、
    上記ブームの管壁における左右の壁部の内面の夫々には、上下方向に相互間に間隙を形成する状態でブームの軸心方向に長い二条のリブを並設させ、
    上記左右の壁部内面に夫々配した二条のリブの断面形状は、
    夫々管内部に向けて突出させると共に、各リブにおける突出させてある部分においては、上下方向に相対向するリブにおける夫々の相手のリブに近い側に頂部が形成されるように山形状に形成してあり、
    一方、上記管壁孔の直径は、上記左右の各二条のリブの頂部相互間の間隙よりも大きく形成して、上記のブーム軸心方向に長い各リブの頂部を各管壁孔の位置で途切れさせ、その途切れた箇所に夫々尖頭部を形成し、
    さらに、上記ブームを上下方向に加圧することにより、
    ブームの管壁における上下の壁部を相互に近づける方向に変形させると共に、左右の壁部は相互に遠く離れるように変形させ、
    上記変形によって上記左右の各二条のリブにおける上下の頂部が相互に近づくようにして上下の各尖頭部を相互に近づく方向に変位させ、それらの変位によって、
    上記の尖頭部を夫々対応するアンテナ素子の周壁における左右の壁部に食い込ませ、しかもその食い込み状態においては、
    各尖頭部の位置におけるリブの山形状になっている部分の管内部側に向く面は、断面形状において、
    上下方向に相対向するリブの頂部相互間を結ぶ線の線上にリブの一部が位置するように管内部側に寄せてあって、
    上記の尖頭部でもって、ブームに対するアンテナ素子の回動と軸線方向の移動を阻止するようにすることを特徴とするアンテナの製造方法。
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