JP5391801B2 - 溶融めっき熱延鋼板およびその製造方法 - Google Patents
溶融めっき熱延鋼板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5391801B2 JP5391801B2 JP2009100135A JP2009100135A JP5391801B2 JP 5391801 B2 JP5391801 B2 JP 5391801B2 JP 2009100135 A JP2009100135 A JP 2009100135A JP 2009100135 A JP2009100135 A JP 2009100135A JP 5391801 B2 JP5391801 B2 JP 5391801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- steel sheet
- rolled steel
- less
- rolled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
例えば、特許文献1には、析出強化を利用してC添加量を低減させてパーライトの体積率を低く抑え、かつ熱延後の焼鈍処理によりフェライト粒界にパーライトまたはセメンタイトを微細に分散析出させた組織とすることにより優れた伸びフランジ性を有するとされる高強度溶融亜鉛めっき熱延鋼板が開示されている。
また、特許文献2に開示された発明は、多量のSi、Mnを含有させるため、熱延鋼板を酸洗して焼鈍・冷却した後にさらに酸洗し、次いで連続溶融亜鉛めっきラインで焼鈍・めっきを行うという複雑な工程を経なければならず、コスト的に不利である。
また、特許文献4に開示された発明は、延性に優れるとされているものの、延性の指標である引張強度(TS)と全伸び(El)との積(TS×El値)は15000MPa・%未満程度であり、近年要求されている成形の困難な用途には適用が難しい。
その結果、溶融めっきの基材となる熱延鋼板を、所定の化学組成として、さらにフェライト、ベイナイトおよび残留オーステナイトの分率を最適化した鋼組織とすることにより、高い降伏比と良好な伸びフランジ性と延性とを有する引張強度590MPa以上の溶融めっき熱延鋼板を得ることができることを知見した。さらに、Ti、NbおよびVを含有する析出物によって強化することにより、降伏比をさらに高めて伸びフランジ性をさらに向上しうることを知見した。そして、このような溶融めっき熱延鋼板は、熱間圧延後の冷却条件を制御したうえで、Ac3点に近い温度域に加熱したのちに特定条件で冷却・保持することで効率よく得られることを知見した。
(1)熱延鋼板の表面に溶融めっき層を有する溶融めっき熱延鋼板であって、前記熱延鋼板は、質量%で、C:0.03%以上0.12%以下、Si:0.005%以上0.5%以下、Mn:1.6%以上3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.001%以上0.2%以下およびN:0.0050%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、フェライトの体積率が0.50以上0.94以下、ベイナイトの体積率が0.05以上0.49以下および残留オーステナイトの体積率が0.01以上0.20以下である鋼組織を有し、前記溶融めっき熱延鋼板は、引張強度が590MPa以上、降伏比が65%以上、引張強度と全伸びとの積であるTS×El値が15000MPa・%以上、穴拡げ率が80%以上である機械特性を有することを特徴とする溶融めっき熱延鋼板。
(7)前記溶融めっき層が、合金化溶融亜鉛めっき層であることを特徴とする上記(6)に記載の溶融めっき熱延鋼板。
(A)上記(1)〜上記(5)のいずれかに記載の化学組成を有するスラブに熱間圧延を施し、前記熱間圧延を850℃以上の温度域で完了し、15℃/秒以上の平均冷却速度で600℃まで冷却し、350℃以上580℃以下の温度域で巻き取る熱間圧延工程;
(B)前記熱間圧延工程により得られた熱延鋼板に酸洗処理を施す酸洗工程;
(C)前記酸洗工程により得られた熱延鋼板に、(Ac3点−30℃)以上870℃以下の温度域まで加熱し、3℃/秒以上20℃/秒以下の平均冷却速度で550℃まで冷却し、420℃以上550℃以下の温度域に20秒間以上500秒間以下保持する熱処理を施す熱処理工程;および
(D)前記熱処理工程により得られた熱延鋼板に溶融めっきを施す溶融めっき工程。
(A)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の化学組成を有するスラブに熱間圧延を施し、前記熱間圧延を850℃以上の温度域で完了し、15℃/秒以上の平均冷却速度で600℃まで冷却し、350℃以上580℃以下の温度域で巻き取る熱間圧延工程;
(B)前記熱間圧延工程により得られた熱延鋼板に酸洗処理を施す酸洗工程;
(C)前記酸洗工程により得られた熱延鋼板に、(Ac 3 点−30℃)以上870℃以下の温度域まで加熱し、3℃/秒以上20℃/秒以下の平均冷却速度で550℃まで冷却し、420℃以上550℃以下の温度域に20秒間以上500秒間以下保持する熱処理を施す熱処理工程;および
(D)前記熱処理工程により得られた熱延鋼板に溶融亜鉛めっきを施す溶融亜鉛めっき工程。
(10)下記工程(A)〜(E)を有することを特徴とする上記(7)に記載の溶融めっき熱延鋼板の製造方法:
(A)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の化学組成を有するスラブに熱間圧延を施し、前記熱間圧延を850℃以上の温度域で完了し、15℃/秒以上の平均冷却速度で600℃まで冷却し、350℃以上580℃以下の温度域で巻き取る熱間圧延工程;
(B)前記熱間圧延工程により得られた熱延鋼板に酸洗処理を施す酸洗工程;
(C)前記酸洗工程により得られた熱延鋼板に、(Ac 3 点−30℃)以上870℃以下の温度域まで加熱し、3℃/秒以上20℃/秒以下の平均冷却速度で550℃まで冷却し、420℃以上550℃以下の温度域に20秒間以上500秒間以下保持する熱処理を施す熱処理工程;
(D)前記熱処理工程により得られた熱延鋼板に溶融亜鉛めっきを施す溶融亜鉛めっき工程;および
(E)前記溶融亜鉛めっき工程により得られた熱延鋼板を室温まで冷却する過程において、480℃以上600℃以下の温度域に保持して合金化処理を施す合金化処理工程。
1.熱延鋼板の化学組成
本発明に係る熱延鋼板の化学組成について説明する。以下の説明において、鋼の化学組成を示す%は、特に断りがない限り質量%を意味する。
Cは、高い引張強度を得るために重要な元素である。C含有量が0.03%未満では590MPa以上の引張強度を得ることが困難である。したがって、C含有量は0.03%以上とする。好ましくは0.04%以上である。一方、C含有量が0.12%を超えると、マルテンサイトや残留オーステナイトが過剰に生成してしまい、伸びフランジ性が低下する。したがって、C含有量は0.12%以下とする。好ましくは0.09%以下、さらに好ましくは0.07%以下である。
Siは、良好な延性を確保しつつ強度を高めるのに有効な元素である。さらに、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する場合には、合金化反応を適度に抑制する作用も発揮する。このような観点から、Si含有量を0.005%以上とする。一方、Si含有量が0.5%超になると、基材である熱延鋼板に対する溶融めっきの濡れ性が劣化する場合がある。したがって、Si含有量は0.5%以下とする。好ましくは0.2%未満である。
Mnは、焼入れ性を高める作用を有し、鋼板を高強度化するのに非常に有効な元素である。Mn含有量が1.6%未満では、目的とする強度が得られないか、目的とする強度が得られたとしても目的とする延性が得られない。したがって、Mn含有量は1.6%以上とする。好ましくは2.0%以上である。一方、Mn含有量が3.0%を超えると、焼入れ性が高くなり過ぎてマルテンサイトの体積率が過大となり、これにより伸びフランジ性が著しく劣化する場合がある。したがって、Mn含有量は3.0%以下とする。好ましくは2.7%以下である。
Pは、一般的には不純物として含有される元素であるが、固溶強化により鋼板の高強度化する作用を有するので積極的に含有させてもよい。しかしながら、P含有量が過剰になると靱性の劣化が著しくなる。したがって、P含有量は0.05%以下とする。
Sは、不純物として含有される元素であり、MnSを形成して伸びフランジ性を劣化させる。したがって、伸びフランジ性劣化が顕著でない範囲として、S含有量を0.005%以下とする。好ましくは0.003%以下、より好ましくは0.002%以下である。
Alは、溶鋼を脱酸して鋼を健全化する作用を有する。sol.Al含有量が0.001%未満では脱酸が十分でない。したがって、sol.Al含有量は0.001%以上とする。一方、sol.Al含有量が0.2%を超えるようにAlを添加しても、上記作用による効果は飽和していたずらにコストが嵩む。したがって、sol.Al含有量は0.2%以下とする。
Nは、不純物として含有される元素であり、その含有量が0.0050%を超えると鋼中に粗大な窒化物を形成して伸びフランジ性を著しく劣化させる。したがって、N含有量は0.0050%以下とする。
Ti、NbおよびVは、任意元素であり、CやNなどと結合し、あるいはさらに複合化して微細析出物を形成することにより、フェライト相を強化する作用を有するので、高い降伏比と良好な伸びフランジ性とを両立させることを目的とする本発明において有効な元素である。したがって、これらの元素の1種または2種以上を含有させることが好ましい。
これらの元素は、任意元素であり、鋼板の強度を高める作用を有するので含有させてもよい。各元素の含有量が上記範囲を超えると高強度化の効果が飽和してコストが嵩む。このため各元素の含有量を前記範囲とする。高強度化の効果をより確実に得るには、Crは0.1%以上、Moは0.05%以上、Cuは0.1%以上、Niは0.1%以上、Bは0.0002%以上含有させることが好ましい。
これらの元素は、任意元素であり、硫化物の形態を制御することにより、伸びフランジ性を向上させる作用を有する。合計含有量が0.005%を超えると上記作用による効果が飽和する。このため合計含有量を0.005%以下とする。上記作用による効果をより確実に得るにはCaおよびMgの合計含有量を0.0005%以上とすることが好ましい。
本発明に係る熱延鋼板の鋼組織は、フェライトの体積率が0.50以上0.94以下、ベイナイトの体積率が0.05以上0.49以下であり、残留オーステナイトの体積率が0.01以上0.20以下または残留オーステナイトおよびマルテンサイトの体積率の合計が0.01以上0.20以下とする。
フェライトは、良好な伸びフランジ性と良好な延性とを両立させるのに有効であり、フェライトの体積率は極力高めることが好ましい。したがって、本発明が目的とする良好な伸びフランジ性と良好な延性とを両立させるために、フェライトの体積率を0.50以上とする。好ましくは0.70超である。フェライトの体積率の上限は、後述する他の相および組織の体積率を確保するために0.94以下とする。
上述した熱延鋼板は、表面に溶融めっき層を備える。溶融めっき層は、耐食性の向上等を目的に応じて決定すればよく、溶融亜鉛めっき、合金化溶融亜鉛めっき、溶融Zn−Al合金めっき、溶融Zn−Al−Mg合金めっき、溶融Zn−Al−Mg−Si合金めっき等が例示される。耐食性の観点からは、溶融亜鉛めっき、合金化溶融亜鉛めっきが好適である。
本発明に係る溶融めっき熱延鋼板の機械特性は、引張強度が590MPa以上、降伏比が65%以上、引張強度と全伸びとの積TS×El値が15000MPa・%以上、穴拡げ率が80%以上である。
上記溶融めっき熱延鋼板の製造方法としては、下記工程(A)〜(D)を有することが好ましい。
(A)上記化学組成を有するスラブに熱間圧延を施し、前記熱間圧延を850℃以上の温度域で完了し、15℃/秒以上の平均冷却速度で600℃まで冷却し、350℃以上580℃以下の温度域で巻き取る熱間圧延工程;
(B)上記熱間圧延工程により得られた熱延鋼板に酸洗処理を施す酸洗工程;
(C)上記酸洗工程により得られた熱延鋼板に、(Ac3点−30℃)以上870℃以下の温度域まで加熱し、3℃/秒以上20℃/秒以下の平均冷却速度で550℃まで冷却し、420℃以上550℃以下の温度域に20秒間以上500秒間以下保持する熱処理を施す熱処理工程;および
(D)上記熱処理工程により得られた熱延鋼板に溶融めっきを施す溶融めっき工程。
熱間圧延完了温度(以下、「仕上温度」ともいう。)が850℃未満では、機械特性の面内異方性が大きくなり、特定方向の伸びフランジ性や延性が著しく低下する場合がある。したがって、仕上温度は850℃以上とする。本発明が目的とする機械特性の観点からは、仕上温度の上限を規定する必要は特にないが、仕上温度が過度に高温であるとスケール疵が発生する場合があるので、表面性状の観点からは仕上温度を950℃以下とすることが好ましい。
巻取温度が350℃未満の場合は、温度の制御が困難となり、同一の鋼板内における組織変動が大きくなる場合がある。
(B)酸洗工程
酸洗は常法に従えばよい。また、酸洗前または酸洗後において、平坦矯正やスケール剥離促進のためにスキンパス圧延を施してもよく、本発明の効果に影響することはない。スキンパス圧延を施す場合の伸び率は特に規定する必要はなく、例えば0.3%以上3.0%未満とすればよい。
熱処理工程における加熱温度が(Ac3点−30℃)未満では、最終製品においてマルテンサイトの体積率が過大となり、降伏比が低下するとともに伸びフランジ性が劣化する場合がある。一方、熱処理工程における加熱温度が870℃超では、Ti、NbまたはVを含有する場合に、それらの析出物が溶解してしまい、降伏比が低下する場合がある。(Ac3点−30℃)以上870℃以下の温度域に保持する時間は、鋼組織の変動を小さくするために10秒間以上とすることが好ましい。また、鋼組織の粗粒化による引張強度の低下を抑制するために200秒間以下とすることが好ましい。
溶融めっきは常法に従えばよく、連続溶融めっき設備を使用して上記熱処理工程に連続させてもよく、また、上記熱処理工程と独立させてもよい。
Claims (10)
- 熱延鋼板の表面に溶融めっき層を有する溶融めっき熱延鋼板であって、
前記熱延鋼板は、質量%で、C:0.03%以上0.12%以下、Si:0.005%以上0.5%以下、Mn:1.6%以上3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.001%以上0.2%以下およびN:0.0050%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、
フェライトの体積率が0.50以上0.94以下、ベイナイトの体積率が0.05以上0.49以下および残留オーステナイトの体積率が0.01以上0.20以下である鋼組織を有し、
前記溶融めっき熱延鋼板は、引張強度が590MPa以上、降伏比が65%以上、引張強度と全伸びとの積であるTS×El値が15000MPa・%以上、穴拡げ率が80%以上である機械特性を有することを特徴とする溶融めっき熱延鋼板。 - 熱延鋼板の表面に溶融めっき層を有する溶融めっき熱延鋼板であって、
前記熱延鋼板は、質量%で、C:0.03%以上0.12%以下、Si:0.005%以上0.5%以下、Mn:1.6%以上3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.001%以上0.2%以下およびN:0.0050%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、
フェライトの体積率が0.50以上0.94以下、ベイナイトの体積率が0.05以上0.49以下、残留オーステナイトの体積率が0.01以上0.20以下ならびに残留オーステナイトおよびマルテンサイトの体積率の合計が0.01以上0.20以下である鋼組織を有し、
前記溶融めっき熱延鋼板は、引張強度が590MPa以上、降伏比が65%以上、引張強度と全伸びとの積であるTS×El値が15000MPa・%以上、穴拡げ率が80%以上である機械特性を有することを特徴とする溶融めっき熱延鋼板。 - 前記化学組成が、質量%で、Ti:0.15%以下、Nb:0.10%以下およびV:0.10%以下からなる群から選択された1種または2種以上をさらに含有するものであり、前記鋼組織が、Ti、NbまたはVを含有する粒径1nm以上20nm以下の炭化物、窒化物およびそれらの複合物を前記フェライト中に100個/μm2以上の密度で含有するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の溶融めっき熱延鋼板。
- 前記化学組成が、質量%で、Cr:1%以下、Mo:0.5%以下、Cu:1%以下、Ni:1%以下およびB:0.005%以下からなる群から選択された1種または2種以上をさらに含有するものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の溶融めっき熱延鋼板。
- 前記化学組成が、CaおよびMgの1種または2種を合計で0.005質量%以下をさらに含有するものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の溶融めっき熱延鋼板。
- 前記溶融めっき層が、溶融亜鉛めっき層であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の溶融めっき熱延鋼板。
- 前記溶融めっき層が、合金化溶融亜鉛めっき層であることを特徴とする請求項6に記載の溶融めっき熱延鋼板。
- 下記工程(A)〜(D)を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の溶融めっき熱延鋼板の製造方法:
(A)請求項1〜請求項5のいずれかに記載の化学組成を有するスラブに熱間圧延を施し、前記熱間圧延を850℃以上の温度域で完了し、15℃/秒以上の平均冷却速度で600℃まで冷却し、350℃以上580℃以下の温度域で巻き取る熱間圧延工程;
(B)前記熱間圧延工程により得られた熱延鋼板に酸洗処理を施す酸洗工程;
(C)前記酸洗工程により得られた熱延鋼板に、(Ac3点−30℃)以上870℃以下の温度域まで加熱し、3℃/秒以上20℃/秒以下の平均冷却速度で550℃まで冷却し、420℃以上550℃以下の温度域に20秒間以上500秒間以下保持する熱処理を施す熱処理工程;および
(D)前記熱処理工程により得られた熱延鋼板に溶融めっきを施す溶融めっき工程。 - 下記工程(A)〜(D)を有することを特徴とする請求項6に記載の溶融めっき熱延鋼板の製造方法:
(A)請求項1〜請求項5のいずれかに記載の化学組成を有するスラブに熱間圧延を施し、前記熱間圧延を850℃以上の温度域で完了し、15℃/秒以上の平均冷却速度で600℃まで冷却し、350℃以上580℃以下の温度域で巻き取る熱間圧延工程;
(B)前記熱間圧延工程により得られた熱延鋼板に酸洗処理を施す酸洗工程;
(C)前記酸洗工程により得られた熱延鋼板に、(Ac 3 点−30℃)以上870℃以下の温度域まで加熱し、3℃/秒以上20℃/秒以下の平均冷却速度で550℃まで冷却し、420℃以上550℃以下の温度域に20秒間以上500秒間以下保持する熱処理を施す熱処理工程;および
(D)前記熱処理工程により得られた熱延鋼板に溶融亜鉛めっきを施す溶融亜鉛めっき工程。 - 下記工程(A)〜(E)を有することを特徴とする請求項7に記載の溶融めっき熱延鋼板の製造方法:
(A)請求項1〜請求項5のいずれかに記載の化学組成を有するスラブに熱間圧延を施し、前記熱間圧延を850℃以上の温度域で完了し、15℃/秒以上の平均冷却速度で600℃まで冷却し、350℃以上580℃以下の温度域で巻き取る熱間圧延工程;
(B)前記熱間圧延工程により得られた熱延鋼板に酸洗処理を施す酸洗工程;
(C)前記酸洗工程により得られた熱延鋼板に、(Ac 3 点−30℃)以上870℃以下の温度域まで加熱し、3℃/秒以上20℃/秒以下の平均冷却速度で550℃まで冷却し、420℃以上550℃以下の温度域に20秒間以上500秒間以下保持する熱処理を施す熱処理工程;
(D)前記熱処理工程により得られた熱延鋼板に溶融亜鉛めっきを施す溶融亜鉛めっき工程;および
(E)前記溶融亜鉛めっき工程により得られた熱延鋼板を室温まで冷却する過程において、480℃以上600℃以下の温度域に保持して合金化処理を施す合金化処理工程。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009100135A JP5391801B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 溶融めっき熱延鋼板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009100135A JP5391801B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 溶融めっき熱延鋼板およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010248579A JP2010248579A (ja) | 2010-11-04 |
| JP5391801B2 true JP5391801B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=43311229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009100135A Active JP5391801B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 溶融めっき熱延鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5391801B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3822383A4 (en) * | 2018-07-12 | 2021-08-11 | Posco | HOT-ROLLED COATED STEEL SHEET WITH HIGH STRENGTH, HIGH FORMABILITY, EXCELLENT BAKING HARDNESSABILITY AND METHOD FOR ITS MANUFACTURING |
| WO2026022513A1 (en) * | 2024-07-24 | 2026-01-29 | Arcelormittal | A hot rolled steel sheet and a method of manufacturing thereof |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5870825B2 (ja) * | 2012-04-06 | 2016-03-01 | 新日鐵住金株式会社 | 合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板およびその製造方法 |
| KR101449130B1 (ko) | 2012-10-05 | 2014-10-08 | 주식회사 포스코 | 용접성 및 소부경화능이 우수한 고강도 열연강판 및 그 제조방법 |
| KR101449136B1 (ko) | 2012-10-17 | 2014-10-08 | 주식회사 포스코 | 용접성이 우수한 고강도 열연강판 및 그 제조방법 |
| KR101536422B1 (ko) * | 2013-10-10 | 2015-07-13 | 주식회사 포스코 | 굽힘성형성이 우수한 고강도 열연강판 및 이의 제조방법 |
| JP6702357B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2020-06-03 | Jfeスチール株式会社 | 低降伏比型高強度鋼板およびその製造方法 |
| JP6702356B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2020-06-03 | Jfeスチール株式会社 | 高降伏比型高強度鋼板およびその製造方法 |
| CN113122769B (zh) * | 2019-12-31 | 2022-06-28 | 宝山钢铁股份有限公司 | 低硅低碳当量吉帕级复相钢板/钢带及其制造方法 |
| WO2021213647A1 (de) * | 2020-04-22 | 2021-10-28 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Warmgewalztes stahlflachprodukt und verfahren zu seiner herstellung |
| CN115141975B (zh) * | 2021-11-05 | 2023-02-07 | 柳州钢铁股份有限公司 | 时效性能稳定的热轧钢筋 |
| KR20250093736A (ko) * | 2023-12-15 | 2025-06-25 | 주식회사 포스코 | 열연강판 및 이의 제조방법 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3539546B2 (ja) * | 1999-01-19 | 2004-07-07 | Jfeスチール株式会社 | 加工性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
| JP4314842B2 (ja) * | 2003-02-24 | 2009-08-19 | Jfeスチール株式会社 | 強度−伸びバランスおよび疲労特性に優れる高張力溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
| JP4486334B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2010-06-23 | 新日本製鐵株式会社 | 溶接性と延性に優れた高降伏比高強度熱延鋼板及び高降伏比高強度溶融亜鉛めっき鋼板、並びに、高降伏比高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法 |
| JP2007016319A (ja) * | 2006-08-11 | 2007-01-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高張力溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法 |
-
2009
- 2009-04-16 JP JP2009100135A patent/JP5391801B2/ja active Active
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3822383A4 (en) * | 2018-07-12 | 2021-08-11 | Posco | HOT-ROLLED COATED STEEL SHEET WITH HIGH STRENGTH, HIGH FORMABILITY, EXCELLENT BAKING HARDNESSABILITY AND METHOD FOR ITS MANUFACTURING |
| US11591666B2 (en) | 2018-07-12 | 2023-02-28 | Posco Co., Ltd | Hot rolled coated steel sheet having high strength, high formability, excellent bake hardenability and method of manufacturing same |
| US11834727B2 (en) | 2018-07-12 | 2023-12-05 | Posco Co., Ltd | Hot rolled coated steel sheet having high strength, high formability, excellent bake hardenability and method of manufacturing same |
| WO2026022513A1 (en) * | 2024-07-24 | 2026-01-29 | Arcelormittal | A hot rolled steel sheet and a method of manufacturing thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2010248579A (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5391801B2 (ja) | 溶融めっき熱延鋼板およびその製造方法 | |
| JP5540885B2 (ja) | 溶融めっき熱延鋼板およびその製造方法 | |
| CN111936658B (zh) | 高强度钢板及其制造方法 | |
| JP5648757B2 (ja) | ホットスタンプ成形体、及びホットスタンプ成形体の製造方法 | |
| JP5545414B2 (ja) | 冷延鋼板及び冷延鋼板の製造方法 | |
| JP6225988B2 (ja) | ホットスタンプ成形体、冷延鋼板、及びホットスタンプ成形体の製造方法 | |
| JP5578289B2 (ja) | 冷延鋼板、及びその製造方法、並びにホットスタンプ成形体 | |
| CN107148487B (zh) | 热浸镀锌钢板 | |
| CN104040008B (zh) | 热冲压成型体及其制造方法 | |
| CN104114731B (zh) | 钢板、镀敷钢板和它们的制造方法 | |
| JP5971434B2 (ja) | 伸びフランジ性、伸びフランジ性の面内安定性および曲げ性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板ならびにその製造方法 | |
| JP6540162B2 (ja) | 延性および伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板、高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板、およびそれらの製造方法 | |
| JP6136476B2 (ja) | 冷延鋼板及び冷延鋼板の製造方法 | |
| CN103703156A (zh) | 成形性优良的高强度钢板、高强度镀锌钢板及它们的制造方法 | |
| WO2016152135A1 (ja) | 高強度鋼板およびその製造方法 | |
| JP6123958B1 (ja) | 高強度鋼板およびその製造方法 | |
| JP5499984B2 (ja) | 溶融めっき熱延鋼板およびその製造方法 | |
| JP5776761B2 (ja) | 冷延鋼板およびその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110426 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121011 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20121011 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130221 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130329 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130416 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130612 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130702 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130830 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130917 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130930 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5391801 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |