JP5382009B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents
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Description
この構成によれば、第2種の誤差拡散処理で生成される画像の濃度が、第1種の誤差拡散処理で生成される画像の濃度と比較して小さくなる。つまり、単位印刷領域の端部の濃度を低減するようにしているため、つなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。なお、「ドットの形成態様」とは、ドットの形成又は非形成を示すものであり、複数種類のサイズのドットを形成可能である場合には、複数種類のサイズのドットのうちのいずれかの形成又はドットの非形成を示す。例えば、ドットのサイズが大中小の3種類の場合、ドットの形成態様は、大ドット、中ドット、小ドット及びドット無しの4種類である。
この構成によれば、第2種の誤差拡散処理で生成されるドットのサイズが、第1種の誤差拡散処理で生成されるドットのサイズと比較して小さくなり、最大サイズのドットの発生率が低下することで、インクの使用量が低減する。つまり、単位印刷領域の端部のインクの使用量を低減するようにしているため、つなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。
この構成によれば、第2種の誤差拡散処理で生成されるドットのサイズが、第1種の誤差拡散処理で生成されるドットのサイズと比較してばらつきにくくなり、最大サイズのドットの発生率が低下することで、インクの使用量が低減する。つまり、単位印刷領域の端部のインクの使用量を低減するようにしているため、つなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。
この構成によれば、第2種の誤差拡散処理で生成されるドットのサイズが、第1種の誤差拡散処理で生成されるドットのサイズと比較してばらつきにくくなり、最大サイズのドットの発生率が低下することで、インクの使用量が低減する。つまり、単位印刷領域の端部のインクの使用量を低減するようにしているため、つなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。
この構成によれば、第2種の誤差拡散処理で生成される画像における最大サイズのドットの発生率が、第1種の誤差拡散処理で生成される画像における最大サイズのドットの発生率と比較して低下することで、インクの使用量が低減する。つまり、単位印刷領域の端部のインクの使用量を低減するようにしているため、つなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。
この構成によれば、複数ライン分を調整する場合と比較して、迅速に調整を実行することができる。
顔料インクは、染料インクに比べて用紙内部に浸透しにくく、つなぎ目に筋目が発生するという問題が生じにくい。したがって、顔料インクに対応する色成分の階調値に対しては第1種の誤差拡散処理を実行することで、印刷品質を高めることができる。
[1.第1実施形態]
[1−1.全体構成]
図1は、第1実施形態の印刷システムの概略構成を表すブロック図である。この印刷システムは、パーソナルコンピュータ1とプリンタ2とがデータ通信可能に構成されたものである。
次に、第1実施形態の印刷システムで実行される処理の概要について説明する。パーソナルコンピュータ1では、実行中のアプリケーションプログラム122において印刷開始操作が行われることによりプリンタドライバ123が起動する。プリンタドライバ123が起動すると、パーソナルコンピュータ1の制御部11は、印刷対象の画像をプリンタ2に印刷させるための画像処理として、次の(A)〜(C)の処理を実行する。
次に、パーソナルコンピュータ1の制御部11(具体的にはCPU111)が、プリンタドライバ123の機能として実行する処理の具体的処理手順について、図3のフローチャートを用いて説明する。
以上説明したように、第1実施形態によれば、誤差拡散処理において、バンドの後端ラスタに対応する端部画像データのCMY値については、第1種の相対値よりも大きな第2種の相対値が使用される。したがって、バンドの後端ラスタの印刷に使用されるCMYインクの使用量を低減することができるため、異なる2回の主走査で印刷される2つのバンドのつなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。特に、誤差拡散処理においてインクの使用量を低減する処理を行うため、例えば、色変換処理の段階で行う場合や、誤差拡散処理後の印刷データに対して行う場合と比較して、余分な処理を追加する必要がなく、誤差拡散処理の僅かな修正で実現することができる。
[2−1.第1実施形態の印刷システムとの相違点]
第2実施形態の印刷システムは、第1実施形態の印刷システムと同様であるが、誤差拡散処理の内容が相違する。すなわち、第1実施形態では、第1種の誤差拡散処理において第1種の相対値が使用され、第2種の誤差拡散処理において第1種の相対値よりも大きな第2種の相対値が使用される。これに対し、第2実施形態では、第1種の誤差拡散処理において第1の基準しきい値が使用され、第2種の誤差拡散処理において第1の基準しきい値よりも大きな第2の基準しきい値が使用される点で、相違する。具体的には、図6(c)に示すように、第1の基準しきい値(図6(c)の上段)は、小しきい値が0、中しきい値が16、大しきい値が64に設定され、第2の基準しきい値(図6(c)の下段)は、小しきい値が0、中しきい値が91、大しきい値が127に設定されている。なお、以下では、第1実施形態との共通点については説明を省略する。
図7は、パーソナルコンピュータ1の制御部11が、前述した図5の誤差拡散処理に代えて実行する誤差拡散処理のフローチャートである。なお、図7のS201,S202,S206〜S213,S215の処理は、図5のS101〜S110,S114の処理と同様であるため、相違する処理についてのみ説明する。
以上説明したように、第2実施形態によれば、誤差拡散処理において、バンドの後端ラスタに対応する端部画像データのCMY値については、その他の値(端部画像データのK値又は非端部画像データのCMYK値)と比較して、大きな基準しきい値が使用される。つまり、第2種の誤差拡散処理では、第1種の誤差拡散処理と比較して、大ドットを発生させる補正済入力値の下限値が高くなり、大ドットが発生しにくくなる。そして、大ドットの発生率が低下することにより、インクの使用量が低減する。すなわち、ドットの液滴量が大きいほどドットサイズが大きくなり、高い濃度を表現することができるが、ドットの液滴量と濃度とは比例関係とはならない。例えば本実施形態では、大ドット、中ドット及び小ドットの各液滴量はそれぞれ16pl、5pl、3plであるが、濃度比は10:5:3.6である。つまり、同じ画像を表現する場合にも、大ドットの割合を多くするほど、その画像を表現するために必要なインクの使用量が大きくなる。したがって、大ドットの発生率を低下させることで、インクの使用量を低減することができ、異なる2回の主走査で印刷される2つのバンドのつなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。
[3−1.第1実施形態の印刷システムとの相違点]
第3実施形態の印刷システムは、第1実施形態の印刷システムと同様であるが、誤差拡散処理の内容が相違する。すなわち、第1実施形態では、第1種の誤差拡散処理において第1種の相対値が使用され、第2種の誤差拡散処理において第1種の相対値よりも大きな第2種の相対値が使用される。これに対し、第3実施形態では、第1種の誤差拡散処理において第1の範囲の乱数が使用され、第2種の誤差拡散処理において第1の範囲よりも狭い第2の範囲の乱数が使用される点で、相違する。なお、以下では、第1実施形態との共通点については説明を省略する。
図8は、パーソナルコンピュータ1の制御部11が、前述した図5の誤差拡散処理に代えて実行する誤差拡散処理のフローチャートである。なお、図8のS301,S302,S306〜S312,S314の処理は、図5のS101,S102,S104〜S110,S114の処理と同様であるため、相違する処理についてのみ説明する。
以上説明したように、第3実施形態によれば、誤差拡散処理において、バンドの後端ラスタに対応する端部画像データのCMY値については、その他の値(端部画像データのK値又は非端部画像データのCMYK値)と比較して、振幅の小さな(範囲の狭い)乱数が使用される。乱数を使用する場合には、乱数を使用しない場合と比較して、印刷済み画像内で、大ドットの発生率が増大する傾向がある。また、乱数を使用する場合において、乱数の振幅が大きい場合には、乱数の振幅が小さい場合と比較して、印刷済み画像内で、大ドットの発生率が増大する傾向がある。このため、第2種の誤差拡散処理で生成されるドットのサイズが、第1種の誤差拡散処理で生成される場合と比較してばらつきにくく(サイズの異なるドットが混在しにくく)なり、大ドットの発生率が低下することで、インクの使用量が低減する。したがって、異なる2回の主走査で印刷される2つのバンドのつなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。
[4−1.第1実施形態の印刷システムとの相違点]
第4実施形態の印刷システムは、大ドット、中ドット及び小ドットのドットサイズごとにドットの使用比率を調整した誤差拡散処理を行う点で相違する。すなわち、第4実施形態では、ドットサイズごとに誤差バッファを用意して誤差値を独立して管理することで、ドットの使用比率を調整する。具体的には、次のように誤差拡散処理を行う。
図10は、パーソナルコンピュータ1の制御部11が、前述した図5の誤差拡散処理に代えて実行する誤差拡散処理のフローチャートである。なお、図10の誤差拡散処理は、処理対象の画像データを構成する画素が順に注目画素(処理対象の画素)として選択され、注目画素の色値ごとに実行される。
以上説明したように、第4実施形態によれば、第2種の誤差拡散処理で生成される画像における大ドットの発生率が、第1種の誤差拡散処理で生成される場合と比較して低下することで、インクの使用量が低減する。したがって、異なる2回の主走査で印刷される2つのバンドのつなぎ目に発生し得る筋目を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(1)上記各実施形態では、筋目が特に発生しやすい1パス印刷を前提に説明したが、これに代えて、印刷ヘッド27の1回の主走査(1パス)につき用紙をノズル幅よりも短く搬送し、所定領域の画像の印刷を複数回の主走査(マルチパス)で完了するマルチパス印刷の場合にも、バンドの後端ラスタの印刷に使用されるインク量を減らす誤差拡散処理を行うことは有効である。例えば、図11(a)に示すように、2パス印刷を行った場合にも、互いに隣接する2つのバンドのつなぎ目に筋目が発生する場合がある。また、図11(a)は、副走査方向の用紙搬送量が均等な場合の例であるが、図11(b)に示すように、副走査方向の用紙搬送量が不均等な場合であっても同様に、筋目が発生し得る。なお、これらの図に示す例では印刷方向を交互に異ならせているが、印刷方向が同じであっても同様である。ちなみに、これらの図においては、パスの違いを分かりやすくするためにバンド領域を左右にずらした状態で示しているが、実際の左右位置は同じである。
(2)上記各実施形態では、バンドの後端ラスタの印刷に使用されるインク量を減らす誤差拡散処理を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、バンドの後端ラスタに代えて又は後端ラスタとともに、バンドの前端ラスタ(当該バンドよりも前に印刷されたバンドに隣接する側の端部のラスタ)の印刷に使用されるインクの総量を減らすようにしてもよい。また例えば、1ライン分の画像データに限定されるものではなく、複数ライン分の画像データに対して、印刷に使用されるインク量を減らす誤差拡散処理を行うようにしてもよい。ただし、上記実施形態のように、1ライン分の画像データのみに対して、印刷に使用されるインク量を減らす誤差拡散処理を行えば、複数ライン分の画像データに対して行う場合と比較して、調整を迅速に実行できるという利点がある。
(3)上記各実施形態では、4階調を表現可能なプリンタ2を例示したが、これに代えて、例えば2階調あるいは3階調以上を表現可能なプリンタであってもよい。
(4)上記各実施形態では、誤差拡散処理がパーソナルコンピュータ1側で実行される構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばプリンタ2側でハードウエアとして実現してもよい。この場合、印刷データ供給処理(S14)は、プリンタ2で生成した印刷データを印刷実行部26に供給する処理となり、この処理が本発明の供給部としての処理に相当する。
Claims (8)
- 印刷のための画像処理装置であって、
原画像データに対して色変換処理を実行し、色変換済画像データを生成する色変換部と、
前記色変換済画像データに対して誤差拡散処理を実行し、印刷データを生成する誤差拡散処理部と、
印刷媒体を副走査方向へ搬送しつつ印刷ヘッドを主走査方向へ往復移動させることによって印刷を実行する印刷実行部に、前記印刷データを供給する供給部と、
を備え、
前記誤差拡散処理部は、
前記印刷ヘッドの1回の主走査で印刷される単位印刷領域に対応する前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部以外に対応する非端部画像データに対して、第1種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部に対応する端部画像データに対して、前記第1種の誤差拡散処理が実行される場合よりも使用予定のインク量が低下するように、前記第1種の誤差拡散処理とは異なる第2種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記誤差拡散処理は、
注目画素の階調値と、前記注目画素の周辺の周辺画素についての誤差と、を加算して、補正済階調値を得る処理と、
前記補正済階調値としきい値とを比較し、比較結果に基づき、前記注目画素について、ドットの形成態様であって、複数種類のサイズのドットのうちのいずれかの形成又はドットの非形成を示す、前記ドットの形成態様を決定する処理と、
前記補正済階調値と、前記注目画素のドットの形成態様に対応する基準階調値と、を用いて、前記注目画素の誤差を求める処理と、を含み、
前記しきい値は、基準しきい値と乱数とを加算することによって得られる値であり、
前記第1種の誤差拡散処理では、第1の範囲の乱数が使用され、
前記第2種の誤差拡散処理では、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲の乱数が使用される
ことを特徴とする画像処理装置。 - 印刷のための画像処理装置であって、
原画像データに対して色変換処理を実行し、色変換済画像データを生成する色変換部と、
前記色変換済画像データに対して誤差拡散処理を実行し、印刷データを生成する誤差拡散処理部と、
印刷媒体を副走査方向へ搬送しつつ印刷ヘッドを主走査方向へ往復移動させることによって印刷を実行する印刷実行部に、前記印刷データを供給する供給部と、
を備え、
前記誤差拡散処理部は、
前記印刷ヘッドの1回の主走査で印刷される単位印刷領域に対応する前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部以外に対応する非端部画像データに対して、第1種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部に対応する端部画像データに対して、前記第1種の誤差拡散処理が実行される場合よりも使用予定のインク量が低下するように、前記第1種の誤差拡散処理とは異なる第2種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記誤差拡散処理は、
注目画素の階調値と、前記注目画素の周辺の周辺画素についての誤差と、を加算して、補正済階調値を得る処理と、
前記補正済階調値としきい値とを比較し、比較結果に基づき、前記注目画素について、ドットの形成態様であって、複数種類のサイズのドットのうちのいずれかの形成又はドットの非形成を示す、前記ドットの形成態様を決定する処理と、
前記補正済階調値と、前記注目画素のドットの形成態様に対応する基準階調値と、を用いて、前記注目画素の誤差を求める処理と、を含み、
前記第1種の誤差拡散処理では、基準しきい値と乱数とを加算することによって得られた第1の前記しきい値が使用され、
前記第2種の誤差拡散処理では、乱数を用いずに前記基準しきい値を用いて得られた第2の前記しきい値が使用される
ことを特徴とする画像処理装置。 - 印刷のための画像処理装置であって、
原画像データに対して色変換処理を実行し、色変換済画像データを生成する色変換部と、
前記色変換済画像データに対して誤差拡散処理を実行し、印刷データを生成する誤差拡散処理部と、
印刷媒体を副走査方向へ搬送しつつ印刷ヘッドを主走査方向へ往復移動させることによって印刷を実行する印刷実行部に、前記印刷データを供給する供給部と、
を備え、
前記誤差拡散処理部は、
前記印刷ヘッドの1回の主走査で印刷される単位印刷領域に対応する前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部以外に対応する非端部画像データに対して、第1種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部に対応する端部画像データに対して、前記第1種の誤差拡散処理が実行される場合よりも使用予定のインク量が低下するように、前記第1種の誤差拡散処理とは異なる第2種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記誤差拡散処理は、
階調値と、ドットのサイズごとの分解階調値と、の関係を示すテーブルに基づいて、注目画素の階調値を前記分解階調値に分解する処理と、
ドットのサイズごとに、前記注目画素の分解階調値と、ドットのサイズごとに管理される誤差であって前記注目画素の周辺の周辺画素についての誤差と、を加算して、補正済分解階調値を得る処理と、
ドットのサイズごとに、前記補正済分解階調値としきい値とを比較し、比較結果に基づき前記注目画素のドットの形成態様を決定する処理と、
ドットのサイズごとに、前記補正済分解階調値と、前記注目画素のドットの形成態様に対応する基準階調値と、を用いて、ドットのサイズごとに、前記注目画素の誤差を求める処理と、を含み、
前記第1種の誤差拡散処理では、前記テーブルとして第1のテーブルが使用され、
前記第2種の誤差拡散処理では、前記テーブルとして前記第1のテーブルよりも最大サイズのドットの分解階調値が低い第2のテーブルが使用される
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記端部画像データは、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部の1ライン分に対応するライン画像データである、画像処理装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記色変換済画像データは、印刷に使用される複数のインク色に対応する複数の色成分の階調値で表され、
前記誤差拡散処理部は、
前記端部画像データのうち、顔料インクに対応する色成分の階調値に対して、前記第1種の誤差拡散処理を実行し、
前記端部画像データのうち、染料インクに対応する色成分の階調値に対して、前記第2種の誤差拡散処理を実行する、画像処理装置。 - 印刷のための画像処理装置としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラムであって、
原画像データに対して色変換処理を実行し、色変換済画像データを生成する色変換部、
前記色変換済画像データに対して誤差拡散処理を実行し、印刷データを生成する誤差拡散処理部、及び、
印刷媒体を副走査方向へ搬送しつつ印刷ヘッドを主走査方向へ往復移動させることによって印刷を実行する印刷実行部に、前記印刷データを供給する供給部
としてコンピュータを機能させ、
前記誤差拡散処理部は、
前記印刷ヘッドの1回の主走査で印刷される単位印刷領域に対応する前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部以外に対応する非端部画像データに対して、第1種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部に対応する端部画像データに対して、前記第1種の誤差拡散処理が実行される場合よりも使用予定のインク量が低下するように、前記第1種の誤差拡散処理とは異なる第2種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記誤差拡散処理は、
注目画素の階調値と、前記注目画素の周辺の周辺画素についての誤差と、を加算して、補正済階調値を得る処理と、
前記補正済階調値としきい値とを比較し、比較結果に基づき、前記注目画素について、ドットの形成態様であって、複数種類のサイズのドットのうちのいずれかの形成又はドットの非形成を示す、前記ドットの形成態様を決定する処理と、
前記補正済階調値と、前記注目画素のドットの形成態様に対応する基準階調値と、を用いて、前記注目画素の誤差を求める処理と、を含み、
前記しきい値は、基準しきい値と乱数とを加算することによって得られる値であり、
前記第1種の誤差拡散処理では、第1の範囲の乱数が使用され、
前記第2種の誤差拡散処理では、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲の乱数が使用される
ことを特徴とする画像処理プログラム。 - 印刷のための画像処理装置としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラムであって、
原画像データに対して色変換処理を実行し、色変換済画像データを生成する色変換部、
前記色変換済画像データに対して誤差拡散処理を実行し、印刷データを生成する誤差拡散処理部、及び、
印刷媒体を副走査方向へ搬送しつつ印刷ヘッドを主走査方向へ往復移動させることによって印刷を実行する印刷実行部に、前記印刷データを供給する供給部
としてコンピュータを機能させ、
前記誤差拡散処理部は、
前記印刷ヘッドの1回の主走査で印刷される単位印刷領域に対応する前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部以外に対応する非端部画像データに対して、第1種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部に対応する端部画像データに対して、前記第1種の誤差拡散処理が実行される場合よりも使用予定のインク量が低下するように、前記第1種の誤差拡散処理とは異なる第2種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記誤差拡散処理は、
注目画素の階調値と、前記注目画素の周辺の周辺画素についての誤差と、を加算して、補正済階調値を得る処理と、
前記補正済階調値としきい値とを比較し、比較結果に基づき、前記注目画素について、ドットの形成態様であって、複数種類のサイズのドットのうちのいずれかの形成又はドットの非形成を示す、前記ドットの形成態様を決定する処理と、
前記補正済階調値と、前記注目画素のドットの形成態様に対応する基準階調値と、を用いて、前記注目画素の誤差を求める処理と、を含み、
前記第1種の誤差拡散処理では、基準しきい値と乱数とを加算することによって得られた第1の前記しきい値が使用され、
前記第2種の誤差拡散処理では、乱数を用いずに前記基準しきい値を用いて得られた第2の前記しきい値が使用される
ことを特徴とする画像処理プログラム。 - 印刷のための画像処理装置としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラムであって、
原画像データに対して色変換処理を実行し、色変換済画像データを生成する色変換部、
前記色変換済画像データに対して誤差拡散処理を実行し、印刷データを生成する誤差拡散処理部、及び、
印刷媒体を副走査方向へ搬送しつつ印刷ヘッドを主走査方向へ往復移動させることによって印刷を実行する印刷実行部に、前記印刷データを供給する供給部
としてコンピュータを機能させ、
前記誤差拡散処理部は、
前記印刷ヘッドの1回の主走査で印刷される単位印刷領域に対応する前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部以外に対応する非端部画像データに対して、第1種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記色変換済画像データ内の部分画像データのうち、前記単位印刷領域内の前記主走査方向に沿って延びる端部に対応する端部画像データに対して、前記第1種の誤差拡散処理が実行される場合よりも使用予定のインク量が低下するように、前記第1種の誤差拡散処理とは異なる第2種の前記誤差拡散処理を実行し、
前記誤差拡散処理は、
階調値と、ドットのサイズごとの分解階調値と、の関係を示すテーブルに基づいて、注目画素の階調値を前記分解階調値に分解する処理と、
ドットのサイズごとに、前記注目画素の分解階調値と、ドットのサイズごとに管理される誤差であって前記注目画素の周辺の周辺画素についての誤差と、を加算して、補正済分解階調値を得る処理と、
ドットのサイズごとに、前記補正済分解階調値としきい値とを比較し、比較結果に基づき前記注目画素のドットの形成態様を決定する処理と、
ドットのサイズごとに、前記補正済分解階調値と、前記注目画素のドットの形成態様に対応する基準階調値と、を用いて、ドットのサイズごとに、前記注目画素の誤差を求める処理と、を含み、
前記第1種の誤差拡散処理では、前記テーブルとして第1のテーブルが使用され、
前記第2種の誤差拡散処理では、前記テーブルとして前記第1のテーブルよりも最大サイズのドットの分解階調値が低い第2のテーブルが使用される
ことを特徴とする画像処理プログラム。
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