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JP5375785B2 - 侵入検出装置 - Google Patents

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JP5375785B2
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Description

本発明は、レーザー光を出射してそのレーザー光の反射光を受光することによって検出対象エリア内への不審者の侵入を検出する侵入検出装置に関する。
従来の侵入検出装置は、地面から上に少し離れたところから1本のレーザー光を水平に出射して当該レーザー光の反射光を受光素子により受光するように構成され、受光素子の受光量がそれまでの受光量よりも多くなったとき、不審者有りと判定して警報を発するようになっている。
特開平4−133215号公報
上記の従来の侵入検出装置では、レーザー光が地面から上に少し離れた空中を通るので、不審者の侵入を検出することが可能である半面、犬や猫などの動物であっても不審者として検出してしまう。しかしながら、従来の侵入検出装置は、侵入物体が人なのか犬や猫などの動物であるのかを判別することができないため、侵入検出装置が侵入物体有りを検出したときには、人(不審者)が侵入したとして高度の警戒態勢を敷くようにしている。
ところが、侵入物体が犬や猫などの動物と判明した場合には、当初の高度の警戒態勢は無駄となる。従って、侵入物体が人であるか、犬や猫などの動物であるかを、事前に、できるだけ正しく判別できるようにすることが好ましい。
そのための方策として、2本のレーザー光を上下の2位置から水平に出射することが考えられる。上下2本の高さ位置の異なるレーザー光であれば、侵入物体が背丈の低い犬や猫のときには、下のレーザー光だけが反射され、また人であれば、上下の両方のレーザー光が反射されるようになる。このため、下側のレーザー光の反射光だけを受光する場合には、人ではなく動物が侵入したと判定し、上下2つのレーザー光の反射光を受光する場合には、人が侵入したと判定できるので、侵入物体が人であると判定できる率が高まる。しかし、この構成では、レーザー光を出力する光源と受光素子とを2組必要とするので、製造コストが高くなる。
そこで、上記特許文献1に示されたビームスプリッターを用いて1本のレーザー光を2本のレーザー光に分離すれば、光源は1個で済み、また、侵入物からの反射光もレーザー光の出射時の経路と逆の経路で戻ってくるので、受光素子も1個で済むようになると考えられる。しかしながら、これでは、受光素子により受光された反射光が1本のレーザー光のものなのか、2本のレーザー光のものなのかが判別できず、しかも、侵入物体によって反射率が異なるので、閾値を用いて反射光が1本のレーザー光のものか、2本のレーザー光のものかを判別することもできない。従って、検出対象エリア内に侵入した物体が人なのか犬や猫などの動物なのかを判別することができない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、1個の光源で2本のレーザー光を出射し、その2本のレーザー光の反射光を1個の受光信号出力手段で受光してその受光量に応じた大きさの電気信号を出力するようにした侵入検出装置において、受光信号出力手段で受光した反射光が2本のレーザー光のうち、どのレーザー光のものかを判別することができ、これにより侵入物体が人であると判別できる確率を高めることができる侵入検出装置を提供することにある。
本発明によれば、レーザー光出射ユニットでは第1のレーザー光が第2のレーザー光よりも上から出射されるが、検出対象エリア内に至ると、水平に出射された第1のレーザー光が下で、斜め上向きに出射された第2のレーザー光が上になる。
検出対象エリア内に物体(犬や猫などを動物、人を含む)が侵入した直後の場合、その侵入物体が犬や猫などの動物であれば、犬や猫などの動物の背丈は低いので、上側の第2のレーザー光は侵入物体に当たらず、下側の第1のレーザー光だけが侵入物体に当たって当該第1のレーザー光の反射光だけが受光信号出力手段に受光される。これに対し、侵入物体が人である場合、人の背丈は比較的高いので、第1のレーザー光と第2のレーザー光の両方が侵入物体に当たり、その両方の反射光が受光信号出力手段に受光される。
一方、第1のレーザー光と第2のレーザー光の光路長を比較すると、ビームスプリッターの光分離面で反射されて水平に出射される第1のレーザー光の光路の方が、光分離面を透過し、更にビームスプリッターの下方に配置されたミラーで反射されて斜め上向きに出射される第2のレーザー光の光路よりも短い。このため、第1のレーザー光および第2のレーザー光が侵入物体に当たって反射光として戻ってくる場合、第1のレーザー光の反射光の方が第2のレーザー光の反射光よりも早く受光信号出力手段に受光される。従って、受光信号出力手段が第1のレーザー光と第2のレーザー光の両方の反射光を受光する場合、まず,第1のレーザー光の反射光を受光し、その後、第2のレーザー光の反射光を受光するので、受光信号出力手段から出力される電気信号の大きさが2度大きくなる。
以上のことから、受光信号出力手段が反射光を1度しか受光しない場合、その反射光は第1のレーザー光のものであり、侵入物体は犬や猫などの動物である可能性が高い。また、受光信号出力手段が反射光を時間差をもって2度受光した場合、1度目の反射光は第1のレーザー光のもので、2度目の反射光は第2のレーザー光のものであり、侵入物体は警戒必要対象物である人であると判定できる。
なお、受光信号出力手段が反射光を1度しか受光しない場合、侵入物体は犬や猫などの動物である可能性が高いが、装置を知り尽くした人(不審者)の場合、腰を屈めたごく低い姿勢や腹這いの姿勢になって侵入(基本的には、こういった装置は外観からではどのような検知方法を採っているかを判断することは困難であるから、この事態が起こる可能性は現実にはないといえるが)してくることも考えられる。この場合に動物であるか人であるかを判別するには、人であれば、移動する速さが動物よりも遅いと思われるので、移動する速さなどによって人であると判定することが可能である。
本発明の一実施形態を示す要部の縦断側面図 要部の正面図 本体ケースの斜視図 電気的構成を示すブロック図 2つのレーザー光による検出原理の説明図 各部の出力波形を示すもので、(a)は反射光が2つの場合の波形図、(b)は反射光が1つの場合の波形図 本発明の他の実施形態を示す図6(a)相当図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図3は侵入検出装置の本体ケース1を示す。この本体ケース1の前面部は半円弧状をなし、当該前面に、透明プラスチック製のフード2によって覆われた窓3が形成されている。
上記本体ケース1内には、図1および図2に示すレーザー光出射ユニット4が収納されている。このレーザー光出射ユニット4は、保持枠5内にビームスプリッター6とミラー7を上下に離して取り付けて構成されている。なお、保持枠5は、底板5aに2枚の側板5b,5cを対向状態に設けて成るほぼU字形のものである。
また、本体ケース1の内部底面には、モータ8が回転軸9を垂直上向きに突出させた状態で固定されており、その回転軸9の上端部には、保持枠5の底板5aが連結されている。従って、保持枠5は、垂直の回転軸線C、つまりモータ8の回転軸9の回転中心の軸線を中心にして回転するようになっている。そして、当然のことながら、保持枠5の回転により、前記ビームスプリッター6とミラー7とは一体に回転するようになっている。
前記ビームスプリッター6は、ガラスまたはプラスチックなどの透光性を有する2個の断面三角形状の光透過部材10,11を上下に接合してなる直方体形状のもので、上下両面は水平面、前後左右の4側面は垂直面となっている。2個の光透過部材10,11の接合面は前記回転軸線Cに対して45°の角度をなすように傾けて形成されており、この接合面は光分離面12とされている。ビームスプリッター6における光分離面12の機能は、入射した光の一部(半分)を反射し、残り(半分)を透過させるというものである。
前記本体ケース1内の上部には、レーザー光出射ユニット4の上方であって回転軸線Cが通る位置に、45度の鏡面を持つミラー13が配設固定されている。また、本体ケース1内の上部には、半導体レーザー(光源)14がミラー13と対向するように横向きにして配設固定されている。この半導体レーザー14は、ミラー13に向けてレーザー光Bを水平に出射する。そして、半導体レーザー14から出射されたレーザー光Bは、ミラー13によって前記回転軸線Cを光軸とするように垂直下方に反射される。
ミラー13によって反射されたレーザー光Bは、ビームスプリッター6に上面から回転中心軸線Cに沿って入射し、光分離面12によって2本のレーザー光に分離される。つまり、ビームスプリッター6に入射されたレーザー光Bは、光分離面12に反射されてビームスプリッター6から横方向に水平に出射する第1のレーザー光B1と、光分離面12を透過してビームスプリッター6の下面から下方向に出射する第2のレーザー光B2とに分離されるのである。そして、第2のレーザー光B2は、ビームスプリッター6の下方に配置されたミラー7によって横方向に反射される。
前記ミラー7は、前記回転軸線Cに対して45°よりも水平に近付く方に所定角度傾けられており、これにより、第2のレーザー光B2はレーザー光出射ユニット4から横方向斜め上向き出射するようになっている。そして、この第2のレーザー光B2は、第1のレーザー光B1と共に本体ケース1の窓2から検出エリアに向けて出射され、水平に出射された第1のレーザー光B1と所定位置K(図5参照)で交差するようになっている。
第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2が交差する位置Kは、検出対象エリアが図5にEで示すエリアであったとき、その検出対象エリアEの手前(本体ケース1側)となるように構成されている。なお、図5において検出対象エリアEは本体ケース1からの遠近方向で示されているが、水平の面方向の拡がりをもっていることは言うまでもない。
検出対象エリアE内に物体(人、犬や猫などの動物など)が侵入した場合、第1のレーザー光B1および第2のレーザー光B2は、その侵入物体に当たって反射し、その反射光は、出射時の経路と逆の経路を辿ってレーザー光出射ユニット4に入射する。つまり、第1のレーザー光B1は、侵入物体に当たって大部分水平に反射され、ビームスプリッター6にその側面から入射する。ビームスプリッター6の側面から入射した反射光は、その半分が光分離面12で上向きに反射されてビームスプリッター6の上面から上方に出射する。また、第2のレーザー光B2は、侵入物体に当たって大部分斜め下向きに反射されてミラー7に入射する。ミラー7に入射した反射光は、当該ミラー7より上向きに反射されてビームスプリッター6に下面から入射し、その半分が光分離面12を透過してビームスプリッター6の上面から上方に出射する。
このようなビームスプリッター6の上面から出射する反射光を集光するために、本体ケース1内には、レーザー光出射ユニット4の上方のミラー13の更に上方に位置して集光レンズ15が設けられていると共に、集光レンズ15により集められた光の量を測定するために、集光レンズ5の上方に受光信号出力手段としてのフォトダイオード16が設けられている。
図4には侵入検出装置の電気的構成がブロックにて示されている。この図4において、制御装置(制御手段)17は、マイコンを主体とするもので、侵入検出装置の全体を統括制御する。前記半導体レーザー14は、この制御装置17による制御のもとで、レーザー光Bをパルス状に出力する。なお、パルスの間隔(周期)は例えば30m秒に定められている。
前記フォトダイオード16は、受光量に応じた電流を発生する。このフォトダイオード16には増幅器18が接続されており、フォトダイオード16が発生した電流はこの増幅器18で増幅される。更に、増幅器18には電流‐電圧変換回路19が接続されており、増幅器18で増幅された電流は、この電流‐電圧変換回路19によって電流に応じた電圧に変換される。
制御装置17には、比較器(比較手段)20が接続されている。制御装置17は、比較器20の反転入力端子V-に基準電圧を与える。なお、基準電圧は、第1のレーザー光B1および第2のレーザー光B2の反射光のない状態において、フォトダイオード16の発生電流を電流‐電圧変換回路19によって変換した電圧をやや超える値に定められる。
電流‐電圧変換回路19の変換電圧は、比較器20の非反転入力端子V+に入力される。この比較器20は、非反転入力端子V+に入力された電圧(電流‐電圧変換回路19の変換電圧)が基準電圧よりも高くなると、電圧レベル上昇信号(ハイレベル信号)を出力する。
比較器20から出力される電圧レベル上昇信号は、制御装置17と、制御装置1に接続された時間計測IC(時間計測手段)21とに与えられる。時間計測IC21は、制御装置17によってレーザー光Bが出力されると、その出力時点から電流‐電圧変換回路19が電圧レベル上昇信号を出力する時点までの時間tを計測する。この計測時間tは、制御装置17に与えられる。
制御装置17は、比較器20から電圧レベル上昇信号が与えられると、その度に、自身が有するメモリにその旨を記憶(以下、フラグをセットという)する。従って、メモリを参照すれば、電流‐電圧変換回路19から電圧レベル上昇信号が何度入力されたかが分かる。なお、フラグは、半導体レーザー14から次のレーザー光Bが出力されるタイミングで消去される。また、制御装置17は、時間計測IC21から与えられた時間tに基づいて、後述のようにして侵入検出装置から侵入物体までの距離を演算する。
次に上記構成の作用を説明する。侵入検出装置の本体ケース1は、水平に出射される第1のレーザー光B1が地面の例えば20cm程度上を通るように設置される。そして、侵入検出装置の検出動作中、レーザー光出射ユニット4は、モータ8により回転されながら、半導体レーザー14から間欠的に出力されるパルス状のレーザー光Bを第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2に分離し本体ケース1の窓3から検出対象エリアEに向けて出射する。そして、半導体レーザー14からレーザー光Bを出射させる度に、制御装置17は時間計測IC21にスタート信号を与えると共に、フラグを0にする。
以上のようにレーザー光出射ユニット4が回転することにより、第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2が検出対象エリアEの全域を走査するようになるので、検出対象エリアE全域に対して侵入物体の有無を検出することができるものである。
さて、検出対象エリアE内に人や動物などが侵入してきたとする。すると、レーザー光出射ユニット4から出射された第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2のうち、侵入物体の高さに応じて一方または両方がその侵入物体に当たり、反射される。つまり、図5に示すように、侵入検出エリアE内では、第1のレーザー光B1は地面から上に少し離れたところを水平に進行し、第2のレーザー光B2は第1のレーザー光B1よりも上方を斜め上向きに進行してゆく。
このため、侵入物体が背の低い犬や猫などの動物であった場合には、第1のレーザー光B1は侵入物体に当たるが、第2のレーザー光B2は侵入物体に当たらず、その上を通過する。このため、侵入物体が犬や猫などの動物であった場合、第1のレーザー光B1だけが侵入物体に当たって反射する。
侵入物体に当たった第1のレーザー光B1の反射光の大部分は、図1に矢印L1で示すように、ビームスプリッター6に入射する。ビームスプリッター6に入射した光は、その半分が光分離面12で垂直上向きに反射されてビームスプリッター6の上面から上向きに出射される。このようにしてビームスプリッター6の上面から出射された反射光は、集光レンズ15に集光されてフォトダイオード16に受光される。
すると、図6(a)に示すように、フォトダイオード16がそれまでの受光量を超えた光量を受光するので、発生電流を増加させる。このため、電流‐電圧変換回路19の出力電圧が上昇し、これに応答して比較器20が電圧レベル上昇信号を制御装置17と時間計測IC21に与える。そして、制御装置17は、電圧レベル上昇信号を受けてフラグを1つセットする。
また、時間計測IC21は、スタート信号入力時点(半導体レーザー14からのレーザー光Bの出射時点)から電圧上昇レベル信号入力時点(フォトダイオード16が第1のレーザー光B1の反射光を受光した時点)までの時間tを計測し、その計測した時間tを制御装置17に与える。そして、制御装置17は、時間計測IC21の計測時間tから侵入物体までの水平距離を演算する。即ち、時間計測IC21の計測時間tの1/2に光速を乗ずる。これにより、半導体レーザー14から光分離面12までのレーザー光Bの光路長と光分離面12から侵入物体までの第1のレーザー光B1の光路長の和が求められる。そして、この光路長から半導体レーザー14から光分離面12までのレーザー光Bの光路長を差し引く。これにより、レーザー光出射ユニット4の回転中心から侵入物体までの水平距離が求められる。この場合、分離面12からフォトダイオード16までの光路長は半導体レーザー14からミラー13までのレーザー光Bの光路長に等しいとしている。
これに対し、侵入物体が人であった場合、第1のレーザー光B1は勿論、第2のレーザー光B2も侵入物体に当たって反射する。侵入物体に当たった第1のレーザー光B1の反射光は前述の矢印L1で示す経路を辿ってフォトダイオード16に受光され、第2のレーザー光B2の反射光は、その大部分が図1に矢印L2で示すようにミラー7に入射し、当該ミラー7によって上向きに反射され、ビームスプリッター6に下面から入射する。ビームスプリッター6に入射した反射光は、その半分が光分離面12を透過してビームスプリッター6の上面から上向きに出射され、集光レンズ15に集光されてフォトダイオード16に受光される。
ところで、1本のレーザー光Bが第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2とに分離された後、侵入物体に当たるまでの光路長は、第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2とで異なり、第2のレーザー光B2の方が長い。具体的に説明すると、光分離面12から侵入物体に当たるまでの第1のレーザー光B1の光路長は、レーザー光出射ユニット4の回転中心から侵入物体までの距離D1に等しい。一方、光分離面12から侵入物体に当たるまでの第2のレーザー光B2の光路長は、第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2との交差角度をθとすると、レーザー光出射ユニット4の回転中心線上における光分離面12からミラー13までの長さMに、上記距離D1をcosθで除した距離を足した長さとなる。
従って、第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2の光路長さの差Sは、[(M+D1/cosθ)−D1]で表わされる。例えば、D1が30m、Mが0.1m、θが3度であったとすると、cosθ=0.9986で、D1/cosθは約30.042mとなるから、差Sは、約0.142mとなる。
このように第1のレーザー光B1の光路長の方が第2のレーザー光B2の光路長よりも長いので、第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2の両方が侵入物体に当たった場合、第1のレーザー光B1の反射光の方が先に侵入物体に当たり、従って、第1のレーザー光B1の反射光の方が第2のレーザー光B2の反射光よりも先にレーザー光出射ユニット4に入射される。
すると、図6(b)に示すように、第1のレーザー光B1の反射光と第2のレーザー光B2の反射光が時間的に前後してフォトダイオード16に受光されるようになる。これにより、フォトダイオード16が第1のレーザー光B1の反射光および第2のレーザー光B2の反射光を受光する度に、受光直前の光量を超えた光量を受光して発生電流を増加させ、これに応じて電流‐電圧変換回路19が変換電圧を時間的に前後して2回上昇させる。このため、比較器20が時間的に前後して電圧レベル上昇信号を2度、制御装置17と時間計測IC21に与える。そして、制御装置17は、電圧レベル上昇信号が入力される毎にフラグをセット、従って合計2個のフラグをセットする。
また、時間計測IC21は、スタート信号入力時点から最初の電圧レベル上昇信号の入力時点(フォトダイオード1が第1のレーザー光B1の反射光を受光した時点)までの時間tを計測し、その計測した時間tを制御装置17に与える。そして、制御装置17は、時間計測IC21の計測時間tから前述したと同様にして侵入物体までの水平距離を求める。
ちなみに、侵入物体に第1のレーザー光B1と第2のレーザー光B2が当たった場合、2つのレーザー光B1,B2の反射光を2度に分けて受光してフォトダイオード16が図6(a)に示すように2度パルス状に電流を増加させるためには、第1のレーザー光B1の反射光の受光期間と第2のレーザー光B2の反射光の受光期間とが重ならないようにする必要がある。このため、レーザー光出射ユニット4の回転軸線Cから侵入検出エリアEまでの最短距離をD0としたとき、半導体レーザー14が出射するレーザー光Bのパルス幅(時間)t0を、(2×(前記M+D0)/光速)秒未満としている。
次に、制御装置17は、半導体レーザー14のレーザー光出力時点から所定時間後、つまり2度の反射光を受光するまでに要する時点を超え、次のレーザー光を出力する前までの間の所定時点で、メモリのフラグ数をカウントし、フラグが0のときには侵入物体なしと判定する。フラグが1または2のとき侵入物体有りで、1のとき侵入物体は犬や猫などの動物であると判定し、2のとき侵入物体は人であると判定する(判定手段)。そして、制御装置17は、侵入物体が動物のとき、監視者にブザーなどの報知手段(図示せず)によって動物侵入の注意報を発すると共に、侵入物体までの距離情報をディスプレイなどの表示手段(図示せず)に表示し、侵入物体が人のとき報知手段によって警戒必要対象物であることを報知する警報を発すると共に、侵入物体までの距離を表示する。
このように本実施形態によれば、1個の半導体レーザー14で2つのレーザー光B1,B2に分離でき、しかも、その2つのレーザー光B1,B2の反射光を1個のフォトダイオード16で受光する場合、1つのレーザー光の反射光か、2つのレーザー光の反射光かを区別でき、しかも、どのレーザー光B1,B2の反射光なのかを区別することができる。
つまり、侵入物体に当たって反射してきた光が1つのとき、それは第1のレーザー光B1の反射光で、侵入物体は犬や猫などの動物であると判定できる。また、侵入物体に当たって反射してきた光が2つのとき、先に受光した反射光が第1のレーザー光B1のもので、次に受光した反射光は第2のレーザー光B2のもので、侵入物体は人(不審者)であると判定できる。
このように受光した反射光が第1のレーザー光B1のものか、第2のレーザー光B2のものかを判別できる理由は、第1のレーザー光B1の光路長が第2のレーザー光B2の光路長よりも短いからであるが、本実施形態では、光分離面12の下方に第2のレーザー光B2を斜め上向きに反射させるミラー13を配置したので、第1のレーザー光B1の光路長を第2のレーザー光B2の光路長よりも一層短くすることができる。
ちなみに、人がごく低い姿勢、或いは腹這いで検出エリアE内に侵入してきたりすると、第2のレーザー光B1は侵入物体に当たらないので、この場合には、犬や猫などの動物と判定する。このような誤判定を防止するには、侵入物体の位置の変化度合(移動速度)を検出し、その移動速度が速い場合には犬や猫などの動物と判定し、移動速度が遅い場合には人と判定するように構成することが一方法として考えられる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或は変更が可能である。
光源は半導体レーザー14に限られず、レーザー光を発するものであれば良い。
受光信号出力手段はフォトダイオード16に限られない。受光信号出力手段の出力する電気信号は電流に限らず、電圧であっても良い。
レーザー光のパルス幅t0は(2×(前記M+D0)/光速)秒未満とするものに限られず、(2×(前記M+D0)/光速)秒を超えていても良い。この場合には、図7に示すように、第1のレーザー光B1の反射光を受光するとフォトダイオード16の受光光量が増加してそれまでより出力電流が増加し、その後、第2のレーザー光B2の反射光を受光すると、フォトダイオード16が第1のレーザー光B1の反射光に加えて第2のレーザー光B2の反射光を受光することとなるので、更にフォトダイオード16の出力電流が増加する。つまり、この場合もフォトダイオード16の出力電流が2度増加するものである。
図面中、4はレーザー光出射ユニット、6はビームスプリッター、7はミラー、8はモータ、12は光分離面、13はミラー、14は半導体レーザー(光源)、15は集光レンズ、16はフォトダイオード(受光信号出力手段)、17は制御装置(判定手段)を示す。

Claims (1)

  1. 検出対象エリア内に侵入した物体を検出する侵入検出装置において、
    レーザー光を出力する光源と、
    垂直の回転軸線を中心に回転可能に配設され上下方向の途中部に光分離面を有して前記光源から出力されたレーザー光を上面から下向きに入射させるビームスプリッターおよび前記ビームスプリッターの下方に当該ビームスプリッターと一体回転するように配置されたミラーを備え、前記ビームスプリッターに入射された前記レーザー光を、前記光分離面で反射されて前記ビームスプリッターから横方向に出射される第1のレーザー光と、前記光分離面を透過して前記ビームスプリッターから下方向に出射される第2のレーザー光とに分離し、且つ前記ビームスプリッターから下方に出射した前記第2のレーザー光を前記ミラーで反射させて横方向に出射させるレーザー光出射ユニットと、
    前記検出対象エリア内の物体に反射されて前記レーザー光出射ユニットに入射された前記第1のレーザー光の反射光が前記ビームスプリッターの前記光分離面により上向きに反射されて前記ビームスプリッターから上方に出射し、および前記第2のレーザー光の反射光が前記ミラーにより上向きに反射され且つ前記光分離面を透過して前記ビームスプリッターから上方に出射するとき、前記ビームスプリッターから上方に出射する反射光を受光して当該受光した光量に応じた大きさの電気信号を出力する受光信号出力手段と、
    前記受光信号出力手段から出力された電気信号により前記検出対象エリア内に警戒必要対象物が存在するか否かを判定する判定手段と
    を具備し、
    前記ビームスプリッターは、前記第1のレーザー光を水平に出射し、前記ミラーは、前記ビームスプリッターから下方に出射された前記第2のレーザー光を前記検出対象エリアに至る前で前記第1のレーザー光と交差するように斜め上向きに反射し、
    前記判定手段は、前記受光信号出力手段から出力される電気信号の大きさが2度大きくなったとき、前記警戒必要対象物が存在すると判定する
    ことを特徴とする侵入検出装置。
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