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JP5222545B2 - 送受信回路及び当該送受信回路を具備する半導体装置 - Google Patents

送受信回路及び当該送受信回路を具備する半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、データの送受信を行う送受信回路に関する。また本発明はデータの送受信を行う送受信回路を具備する半導体装置に関する。
近年、無線通信を利用した個体識別技術(以下、無線通信システムと記す)が注目を集めている。特に、無線通信によりデータの交信を行うデータキャリアとして、RFID(Radio Frequency Identification)技術を利用したRFタグ(以下、本明細書においてはカード型、チップ型等の形状を問わず総称して半導体装置と記す)による個体識別技術が注目を集めている。半導体装置は、IC(Integrated Circuit)タグ、ICチップ、RFIDタグ、RFタグ、無線タグ、電子タグ、無線チップとも呼ばれる。半導体装置を用いた個体識別技術は、個々の対象物の生産、管理等に役立てられ始めており、個人認証への応用も進められている。
ここでいう無線通信システムとは、リーダ/ライタ等の電力供給源兼送受信器と、半導体装置等の送受信器との間を無線でデータの送受信をする通信システムである。
無線通信システムでは、リーダ/ライタと半導体装置とが物理的に接続されている必要がない。つまり、リーダ/ライタが指定する領域に半導体装置が存在しさえすれば、リーダ/ライタは半導体装置と通信し、半導体装置とデータの送受信をおこなうことができる。
半導体装置は、アクティブ型とパッシブ型の2つに大別することができる。アクティブ型の半導体装置は、一次電池を内蔵しており、電池より電源電位を得て、動作する。一方パッシブ型の半導体装置は、電池を内蔵していない。リーダ/ライタからの無線信号を用いて、半導体装置内で電源電位を生成し、その電源電位で動作する。
無線通信システムにおいて、リーダ/ライタと複数の半導体装置が同時に送受信をおこなう場合、リーダ/ライタとそれぞれの半導体装置との間の距離(以下、通信距離と記す)は全く同じではない。また、半導体装置が貼り付けられた商品をカートンに詰めてフォークリフトでリーダ/ライタの前を通過するなど、通信距離は時々刻々と変化する場合もあり得る。
リーダ/ライタが送信する無線信号は、リーダ/ライタから半導体装置までの距離の二乗に比例して減衰する。無線信号における振幅は、半導体装置が受け取る電力に対応して変動する。そのため、通信距離によってリーダ/ライタから半導体装置へ供給される電力は変動する。
そのため、パッシブ型の半導体装置を用いた無線通信システムにおいて、特にリーダ/ライタと半導体装置が離れ、通信距離が長い場合には、半導体装置には、微弱な電力しか供給されない。
パッシブ型の半導体装置は、通常動作させるために、ある程度の電力が必要となるため、微弱な電力しか受信できない場合、半導体装置は、動作するために必要な電源電位を生成することができず、動作できない。
通信距離は、半導体装置の送受信回路の性能と関係がある。通信距離は、送受信回路の受信電力を電源電位または、直流電力に変換する際の効率(以下、電力変換効率と記す)を改善することで、通信距離を伸ばす事ができる。前述の送受信回路とは、受信した無線信号の電力(以下、受信電力と記す)を電源電位に変換する整流機能、無線信号からデータを取り出す復調機能、及び送受信回路の入力インピーダンスを変化させる事で半導体装置の入力インピーダンスを変化させてデータを送信する変調機能、を有する回路である。
アクティブ型の半導体装置は、一次電池を内蔵している。一次電池に電荷が存在している間、半導体装置は通信距離に関係なく動作することができるが、電荷が無くなると動作できなくなる。
アクティブ型の半導体装置とパッシブ型の半導体装置の応用として、二次電池を内蔵した半導体装置も開発が進んでいる。二次電池を内蔵した半導体装置の場合の送受信回路の電力変換効率は、二次電池を充電する際の時間や、充電可能な電力の大きさに影響する。そのため二次電池を内蔵した半導体装置の場合の送受信回路は、電力変換効率を改善することで、充電時間の短縮化やより微弱な電力を充電可能にすることができる。
そこで、従来の半導体装置の送受信回路を図6に示す(特許文献1参照)。図6に示す半導体装置の送受信回路626は、2段構成の倍圧整流回路602、2段構成の倍圧整流回路603を並列に接続した回路構成となっている。倍圧整流回路602は、入力端子600、入力端子601、及び出力端子613を有し、トランジスタが4つと、容量素子が4つと、により構成される。倍圧整流回路602は、送受信回路626において、整流機能を有し、出力端子613に入力端子より入力された交流の信号を整流した直流の電位を出力する。また図6は、倍圧整流回路602にトランジスタ604、トランジスタ605を追加し、端子607より制御することで、変調機能を付加している。
一方図6において、倍圧整流回路603は、入力端子600、入力端子601、及び出力端子623を有し、トランジスタ4つと容量素子4つより構成される。図6では倍圧整流回路603には、復調機能を付加するためにトランジスタ606が接続されている。図6に示す復調回路が付加された倍圧整流回路603において、トランジスタ606はバイアス端子624が必要となる。バイアス端子624には、電源電位の出力端子613の電圧値に応じた任意のバイアス電圧が供給され、倍圧整流回路602の負荷である後段の回路の消費電流に比例した電流負荷を実現する。
図6において送受信回路626は、変調機能を付加した倍圧整流回路602及び復調機能を付加した倍圧整流回路603により、受信電力を電源電位に変換する整流機能、データを取り出す復調機能、及びデータを送信する変調機能を実現する。
特開2002−152080号公報
図6に示す半導体装置の送受信回路の構成は、倍圧整流回路が2つ並列接続された構成になっていた。そのため、素子数が増え、送受信回路の面積が大きくなってしまっていた。また、送受信回路の各トランジスタには、しきい値電圧Vthが存在する。倍圧整流回路の出力電圧Voutを求める理論式は、入力電圧をVinとし、その回路を構成するトランジスタのしきい値電圧をVthとすると、式(1)で表される。
Vout=2N(Vin−Vth) (1)
式(1)でNは倍圧整流回路の段数を表すので、図6に示す送受信回路に示すように倍圧整流回路が2段構成の場合は、N=2となる。そのため、図6に示す送受信回路626では、受信電力から電源電位を生成する倍圧整流回路602で(4×Vth)分の損失が生じてしまっていた。同様に、図6に示す送受信回路626では、復調機能を有する倍圧整流回路603で、信号を復調するために(4×Vth)分の損失が生じてしまっていた。倍圧整流回路602及び倍圧整流回路603は、並列接続の関係にあるため、図6に示す送受信回路626の構成では、送受信回路全体の損失は、(8×Vth)分の損失となり、電力変換効率の低下を招いてしまっていた。そのため電力変換効率の低下は、パッシブ型の半導体装置において、通信距離を縮めてしまっていた。
本発明は、上記の実情を鑑みてなされたものであり、半導体装置における送受信回路において、構成するトランジスタ数を削減し、電力変換効率の低下を防ぐことが可能な回路構成を提供することを課題とする。
本発明は、前述した課題を解決するために、以下の構成を有する送受信回路を提供する。
本発明の送受信回路は、N個(Nは自然数)の検波容量素子を含むN段倍圧整流回路を有し、N段倍圧整流回路には、変調機能を有する回路が接続されており、N個の検波容量素子のいずれか一において、検波容量素子の一方の電極は送受信回路の入力端子に接続されており、検波容量素子の他方の電極が接続されたノードには、復調機能を有する回路が接続されていることを特徴とする。
また別の本発明の半導体装置は、外部から供給される電波を受信するアンテナと、アンテナに接続され、アンテナで受信した無線信号が入力されることで直流電圧の出力、変調、および復調をおこなう送受信回路と、直流電圧より電源電圧を生成する電源回路と、復調された信号が入力されるメモリ回路と、を有し、送受信回路は、N個(Nは自然数)の検波容量素子を含むN段倍圧整流回路を有し、N段倍圧整流回路には、変調機能を有する回路が接続されており、N個の検波容量素子のいずれか一において、検波容量素子の一方の電極は送受信回路の入力端子に接続されており、検波容量素子の他方の電極が接続されたノードには、復調機能を有する回路が接続されていることを特徴とする。
本発明における変調機能を有する回路、及び復調機能を有する回路は、複数のダイオードを有する構成でもよい。
本発明における複数のダイオードは、ダイオード接続されたトランジスタで構成されている構成でもよい。
本発明におけるトランジスタはNチャネル型トランジスタまたはPチャネル型トランジスタであればよい。
本発明における復調機能を有する回路の出力端子には、容量素子及び抵抗素子が接続されている構成でもよい。
本発明における容量素子の大きさは1以上10pF以下であり、且つ抵抗素子は10以上100kΩ以下である構成でもよい。
本発明における復調機能を有する回路の出力端子とN段倍圧整流回路の出力端子の間に、ダイオードが接続されている構成でもよい。
本発明におけるN段倍圧整流回路の出力端子には、容量素子が接続されている構成でもよい。
なお、本書類(明細書、特許請求の範囲又は図面など)において、AとBとが接続されている、と明示的に記載する場合は、AとBとが電気的に接続されている場合(つまり、AとBとの間に別の素子や別の回路を挟んで接続されている場合)と、AとBとが機能的に接続されている場合(つまり、AとBとの間に別の回路を挟んで機能的に接続されている場合)と、AとBとが直接接続されている場合(つまり、AとBとの間に別の素子や別の回路を挟まずに接続されている場合)とを含むものとする。
本発明の送受信回路は、送受信回路としての機能を損なう事なく、構成するトランジスタ数を低減できるため、送受信回路を小型化することができる。また本発明の送受信回路は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができる。また本発明の送受信回路は、送受信回路を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
また本発明の送受信回路を具備する半導体装置は、半導体装置の送受信回路の機能を損なう事なく、送受信回路を構成するトランジスタ数を低減できるため、半導体装置を小型化することができる。また本発明の半導体装置は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができ、半導体装置の通信距離を伸ばす事ができる。また本発明の半導体装置は、半導体装置を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
以下、本発明の実施の形態及び実施例において図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本実施の形態及び実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の送受信回路の一構成例に関して図面を用いて説明する。
本実施の形態で示す送受信回路は、変調機能、復調機能を付加したN段構成の倍圧整流回路(Nは自然数)である。本実施の形態において、N=1すなわち1段構成の倍圧制御回路を具備する送受信回路の具体的な回路を図1に示す。
図1に示す送受信回路120は、アンテナまたは外部装置と接続するための入力端子100(第1の入力端子ともいう)と入力端子101(第2の入力端子ともいう)を有する。図1において、トランジスタを構成する基板がシリコンウェハーのような導電体の場合、入力端子101は基板と接続され、同電位となるものとする。
本実施の形態においては、図1に示す通り、トランジスタは、Nチャネル型トランジスタを用いた場合について説明する。
なおトランジスタは、MOS型トランジスタを本明細書に記載されたトランジスタとして用いることができる。
図1において、整流機能を有する回路について説明する。1段構成の倍圧整流回路は、入力端子100に接続された検波するための容量素子102、ダイオード接続されたトランジスタ(以下、ダイオードと記す)103、ダイオード104、受信した交流信号を平滑化する容量素子105(平滑容量素子)によって構成されている。容量素子105は、一方の端子は、入力端子101に接続されており、他方の端子は、電源電位の出力端子113に接続されている。容量素子105は、大きい容量素子を設けることで、受信した交流信号を平滑化し、後段の回路に安定した電源電位を供給することができる。
なおダイオードは、ダイオード接続(ゲート端子とドレイン端子が接続)したトランジスタを本明細書に記載されたダイオードとして用いることができる。
なお本明細書における検波容量素子とは、整流機能を有する回路の前段に接続された直列に接続された容量のことをいう。したがって、図1においては、入力端子100に接続された容量素子102が対応する。
倍圧整流回路によって、受信電力より電源電位に変換することができる。送受信回路120の倍圧整流回路の段数を増やす事で、高い出力電圧を得る事ができる。一方で、トランジスタのしきい値電圧Vthによる電力変換効率の低下が生じてしまう。そのため送受信回路120の倍圧整流回路の段数は、出力端子に接続する後段の回路の動作電圧や消費電力に応じて、適正な倍圧整流回路の段数を選択することが望ましい。
次に図1での、復調機能を有する回路について説明する。1段構成の倍圧整流回路に復調機能を付加するため、ダイオード115の一方の端子は、容量素子102に接続されている。ダイオード115の他方の端子は、復調信号の出力端子116に接続される。復調信号の出力端子116と入力端子101と同電位のノード間に、容量素子117及び抵抗素子118が接続される。復調信号の出力端子116は、復調したデータを後段の回路へ出力する端子である。
なお、本明細書においてノードとは、回路を構成する素子の電気的な接続を可能とする配線の任意の点のことをいう。したがって、”Aが接続されたノード”とは、Aと電気的に接続され、且つAと同電位と見なせる配線の任意の点のことをいう。
また図1において、抵抗素子118の代わりにトランジスタを接続しても良い。トランジスタの場合、ゲート端子には、電源電位の出力端子113の電圧値に応じた任意のバイアス電圧を供給することで、倍圧整流回路の負荷である後段の回路の消費電流に比例した電流負荷を実現することができる。
本発明の送受信回路の回路構成とすることで、受信した無線信号のデータを復調信号の出力端子116で取り出す事ができ、復調機能が実現できる。
復調信号の出力端子116は、後段の制御回路及びメモリ回路と接続している。本実施の形態において、復調信号の出力端子116と後段の回路間にローパスフィルタを挿入することで、搬送波等による高周波雑音を取り除く事ができ、雑音の少ない信号を後段の回路に供給することができる。ローパスフィルタは、扱う搬送波の周波数によって、最適な特性を選択すればよい。
また本実施の形態において、電源電位の出力端子113と復調信号の出力端子116の間にダイオード114を接続してもよい。ダイオード114は、復調信号の出力端子116の電位が、電源電位の出力端子113の電位より大きくならないようにする。ダイオード114を設けることにより、復調したデータを正しく制御回路及びメモリ回路に供給することができるため、誤動作を低減した送受信回路とすることができる。
次に、変調機能を有する回路について説明する。1段構成の倍圧整流回路に、変調機能を付加するために、倍圧整流回路のダイオード104と容量素子105の間にダイオード106の一方の端子が接続され、他方の端子にトランジスタ108のドレイン端子が接続される。またトランジスタ108のゲート端子が、符号化信号の入力端子107に接続され、トランジスタ108のソース端子が入力端子101と同電位のノードに接続される。符号化信号の入力端子107は、後段の制御回路と接続されている。
符号化信号の入力端子107は、制御回路より入力端子101と同じ電位に固定されているため、トランジスタ108は、非導通状態となっている。そのため、送受信回路120の入力インピーダンスは、ある一定の値を示す。
しかし、符号化信号の入力端子107に、制御回路より符号化信号が入力されると、トランジスタ108のゲート端子は、符号化信号に応じてトランジスタ108の状態を変化させる。
符号化信号によってトランジスタ108が導通の状態になった時、トランジスタ108を流れる変調負荷電流が発生する。そのため、送受信回路120の入力インピーダンスは、トランジスタ108が、非導通状態だった時の入力インピーダンスとは異なる値となる。
すなわち、トランジスタ108の状態によって、送受信回路120の入力インピーダンスが変化する。さらには、半導体装置の入力インピーダンスが変化するので、リーダ/ライタからの搬送波を半導体装置が反射する強度が変化する。この強度は、符号化信号によって変わるので、ASK変調が実現され、リーダ/ライタにデータを送信することができる。
図1において、トランジスタ108が導通状態になると、ダイオード106とトランジスタ108で電力が消費される。送受信回路は、ダイオード106とトランジスタ108の素子の大きさを、電源電位の出力端子113と接続している後段の回路の消費電力と電源電位の変動の許容範囲に応じて決めるものである。そして送受信回路は、変動を抑えた電源電位を生成することができる。そのため後段の回路での誤動作を防ぐことができる。
以上の説明では、1段構成の倍圧整流回路を用いてきたが、本発明は、倍圧整流回路の段数に制限がないため、状況に応じて自由に段数を変えることが可能である。すなわち本発明は、N段構成(Nは自然数)の倍圧整流回路でも同様の機能を持つ回路を構成することができる。具体的に図6に示した従来の送受信回路の構成と比較するため、以下N=2である2段構成の倍圧整流回路を用いた場合の回路構成について図25を用いて説明し、本発明の利点について詳述していく。
図25で示す送受信回路は、変調機能、復調機能を付加した2段構成の倍圧整流回路である。以下、図25の説明において、図1と同様の機能を有する構成については同様の符号を付して説明を行う。また、図1に示した送受信回路と異なる構成に関してのみ異なる符号を用いて説明をしていく。
図25に示す送受信回路2510は、アンテナまたは外部装置と接続するための入力端子100(第1の入力端子ともいう)と入力端子101(第2の入力端子ともいう)を有する。図25において、トランジスタを構成する基板がシリコンウェハーのような導電体の場合、入力端子101は基板と接続され、同電位となるものとする。
本実施の形態においては、図25に示す通り、トランジスタは、Nチャネル型トランジスタを用いた場合について説明する。
図25において、整流機能を有する回路について説明する。2段構成の倍圧整流回路のうち、1段目は、入力端子100に接続された検波するための容量素子102、ダイオード接続されたトランジスタ(以下、ダイオードと記す)103、ダイオード104、受信した交流信号を平滑化する容量素子105(平滑容量素子)によって構成されている。容量素子105は、一方の端子は、入力端子101に接続されており、他方の端子は、ダイオード104に接続されている。2段構成の倍圧整流回路のうち、2段目は、入力端子100に接続された検波するための容量素子110(検波容量素子)、ダイオード109、ダイオード111、容量素子112で構成されている。容量素子112(第1の容量素子)は、他の容量素子に比べて容量の大きい容量素子を設けることで、受信した交流信号を平滑化し、後段の回路に安定した電源電位を供給することができる。容量素子112の一方の端子は、入力端子101に接続されており、他方の端子は、ダイオード111と電源電位の出力端子113の間に接続されている。
次に、復調機能を有する回路について説明する。2段構成の倍圧整流回路に復調機能を付加するため、ダイオード115の一方の端子が検波容量素子110に接続される。ダイオード115の他方の端子は、復調信号の出力端子116に接続される。復調信号の出力端子116と入力端子101と同電位のノード間に容量素子117(第2の容量素子)と抵抗素子118とが接続される。復調信号の出力端子116は、復調したデータを後段の回路へ出力する端子である。
例えば、図5に示すようなASK方式によって変調された無線信号の場合、搬送波501の振幅の変化がデータとなる。データには、基準電位503に対し上下にある包絡線502のうち片方の包絡線502と基準電位503によって形成される信号が対応する。
そのため、倍圧整流回路によって、無線信号を整流し、基準電位503に対し正または負の振幅の搬送波のみにする。そして、正または負の振幅のみになった搬送波501に対し、容量素子117により平滑化することで、包絡線502と基準電位503によって形成されたデータを得る事ができる。
図25において、容量素子117が大きいと、図5のデータ”0”の期間において、データ”1”の期間に容量素子117に充電された電荷が放電しきれずに、容量素子117の平滑化によって出力端子116の電位が、搬送波の振幅に追随出来なくなる。そのため、データ”1”の期間が長くなり、包絡線502と基準電位503によって形成されたデータを再現出来なくなる。そのため、容量素子117に充電された電荷がなくなるように、容量素子117の大きさを1以上10pF以下と小さくするか、または容量素子117に充電された電荷を放電しやすくなるように抵抗素子118の大きさを10以上100kΩ以下とすることで、容量素子117の電荷を放電できるようになり、データ”0”の期間を再現することができる。
容量素子117の大きさと抵抗素子118の大きさは、電位の変化時間と関係がある。容量素子117の大きさをC、抵抗素子118の大きさをRとし、時定数をτとすると、式(2)で表される関係がある。式(2)での、時定数τは、データ”1”の期間のデータの振幅を1とし、データ”0”の期間の振幅を0とし、1から0への変化が63%変化した時の時間経過を示す。
τ=RC (2)
図25において、式(2)における時定数τは100ns以下にすることで容量素子における電荷の放電及び搬送波501の振幅の追随を行うことができる。具体的には、時定数τを100nsとすることを考えた場合、容量素子117の大きさを2pFとし、抵抗素子118の大きさを50kΩとすることで実現できる。
また図25において、抵抗素子118の代わりにトランジスタを接続しても良い。トランジスタの場合、ゲート端子には、電源電位の出力端子113の電圧値に応じた任意のバイアス電圧を供給することで、倍圧整流回路の負荷である後段の回路の消費電流に比例した電流負荷を実現することができる。
図25に示す本発明の送受信回路の回路構成とすることで、受信した無線信号のデータを復調信号の出力端子116で取り出す事ができ、復調機能が実現できる。本発明の図25の回路構成であれば、上述の図5で示した基準電位503に対し、包絡線502で形成されたデータを取り出す事ができる。
復調信号の出力端子116は、後段の制御回路及びメモリ回路と接続している。図25に示す本実施の形態において、復調信号の出力端子116と後段の回路間にローパスフィルタを挿入することで、搬送波501等による高周波雑音を取り除く事ができ、雑音の少ない信号を後段の回路に供給することができる。ローパスフィルタは、扱う搬送波の周波数によって、最適な特性を選択すればよい。
また図25に示す送受信回路の構成において、電源電位の出力端子113と復調信号の出力端子116の間にダイオード114を接続してもよい。ダイオード114は、復調信号の出力端子116の電位が、電源電位の出力端子113の電位より大きくならないようにする。これにより、復調したデータを正しく制御回路及びメモリ回路に供給することができるため、誤動作を低減した送受信回路とすることができる。
次に、変調機能を有する回路について説明する。2段構成の倍圧整流回路に、変調機能を付加するために、倍圧整流回路のダイオード104とダイオード109の間にダイオード106の一方の端子が接続され、他方の端子にトランジスタ108のドレイン端子が接続される。またトランジスタ108のゲート端子が、符号化信号の入力端子107に接続され、トランジスタ108のソース端子が入力端子101に接続される。符号化信号の入力端子107は、後段の制御回路と接続されている。
符号化信号の入力端子107は、制御回路より入力端子101と同じ電位に固定されているため、トランジスタ108は、非導通状態となっている。そのため、送受信回路2510の入力インピーダンスは、ある一定の値を示す。
しかし、符号化信号の入力端子107に、制御回路より符号化信号が入力されると、トランジスタ108のゲート端子は、符号化信号に応じてトランジスタ108の状態を変化させる。
符号化信号によってトランジスタ108が導通の状態になった時、トランジスタ108を流れる変調負荷電流が発生する。そのため、送受信回路2510の入力インピーダンスは、トランジスタ108が、非導通状態だった時の入力インピーダンスとは異なる値となる。
すなわち、トランジスタ108の状態によって、送受信回路2510の入力インピーダンスが変化する。さらには、半導体装置の入力インピーダンスが変化するので、リーダ/ライタからの搬送波を半導体装置が反射する強度が変化する。この強度は、符号化信号によって変わるので、ASK変調が実現され、リーダ/ライタにデータを送信することができる。
以上本発明の送受信回路は、従来の送受信回路より少ない素子数で、同じ機能を備える送受信回路を構成することができる。以上の説明では、2段構成の倍圧整流回路を用いてきたが、本発明は、倍圧整流回路の段数に制限がないため、状況に応じて自由に段数を変えることが可能である。
次に、本発明の通信距離の向上に関して説明する。
一般に、整流素子(ここでは、ダイオード)は、入力電圧に対し、しきい値電圧分低い電圧までしか出力出来ないため、整流素子のしきい値電圧Vthは、損失の要因となる。
図6に示した従来の回路構成と本発明の回路構成を比べた際、変調機能を有する箇所には、違いがないので、それ以外の部分に限定して説明を行う。
図6に示した従来の回路構成では、上述したように、送受信回路全体では、ダイオードが8個分のしきい値電圧Vth、すなわち(8×Vth)分が損失となる。
一方、図25に示す本発明の回路構成では、整流機能と復調機能を実現するためにダイオードを5個使用しているので、ダイオードが5個分のしきい値電圧Vth、すなわち、(5×Vth)分が損失となる。
そのため、従来の回路構成に比べ損失が少ないため、本発明の回路構成は電力変換効率を向上できる。
続いて、電力変換効率と通信距離の関係について図7、図8を用いて説明する。
図7は、半導体装置のアンテナが受信する電力と通信距離の関係を示したグラフである。受信できる電力が通信距離の二乗に比例して減衰することが分かる。
図8は、無線通信システム内で、リーダ/ライタから出力された無線信号(電力)がどのように半導体装置に受け渡されて、半導体装置内で使われているのを模式的に示した図である。
リーダ/ライタ800は、制御回路801とアンテナ802を有する。
半導体装置803は、アンテナ804、送受信回路805及びその他の回路806を有する。アンテナ804は、無線信号807を受信する。ここで、アンテナ804の受信電力をPinとする。送受信回路805の電力変換効率をαとする。回路806の最低動作電力をPchipとする。
図8に示すような無線通信システムにおいて、リーダ/ライタ800が設置され、離れた所に半導体装置803がある場合を考える。ここで、リーダ/ライタ800は、データを搬送波に載せて無線信号807としてアンテナ802より出力する。半導体装置803は、アンテナ804で無線信号807を受信する。ここでアンテナ804が受信する無線信号807は、リーダ/ライタ800と半導体装置803間の距離である通信距離との間に、図7に示すような関係があるため、半導体装置803の受信電力Pinは、通信距離によって決まる。一方、送受信回路805は、受信電力Pinを用いて、回路806に直流電力を供給する。回路806は、その直流電力を用いて動作する。ここで、直流電力が、回路806の最低動作電力Pchip以上供給されないと回路806は動作しない。回路806に供給する電力は、受信電力Pinと電力変換効率αの積によって決まる。そのため、半導体装置803の動作は、通信距離と電力変換効率αに依存する。通信距離が伸びると、Pinは減少するが、電力変換効率αを向上させ、回路806の最低動作電力Pchip以上の電力を回路806に供給することができれば、通信距離が伸びても、回路806は動作することができるので、半導体装置803の通信距離を伸ばす事ができる。
そのため、本発明の送受信回路は、電力変換効率αを向上させることで、通信距離を伸ばす事ができる。
なお、本実施の形態では、無線信号を受信した際の送受信回路の動作について説明したが、本発明は有線により信号が入力される送受信回路においても適用可能である。すなわち、有線による信号をもとに復調、変調等をおこなうための送受信回路としても機能しうるものであり、同様の効果を奏する。
本発明は、送受信回路を構成するトランジスタ数を低減できるため、送受信回路自体を小型化することができる。また本発明の送受信回路は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができ、外部通信機器との通信距離を伸ばす事ができる。また本発明の送受信回路は、送受信回路を構成する素子数を削減する分の小型化を図れるため、コストの低減をすることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態のおいては上記実施の形態1で述べた送受信回路とは異なる構成の送受信回路について説明を行う。
上記実施の形態1での図1を用いた説明では、Nチャネル型トランジスタを用いた場合の回路構成について説明してきたが、本発明は、Pチャネル型トランジスタでも同様の機能を持つ回路を構成することができる。本実施の形態では、Pチャネル型トランジスタを用いた場合の回路構成を図2に示す。
図2においては、図1で説明したNチャネル型トランジスタで構成した送受信回路120を、Pチャネル型トランジスタで構成した送受信回路220とする点が異なる。ここでは図1に示した送受信回路で異なる箇所のみ説明を行うことにする。
本実施の形態で示す構成が上記実施の形態1で説明した図1の構成と異なる点については、まず図2に示す通り、ダイオードのゲート端子の接続する箇所がNチャネル型トランジスタを用いたダイオードとは異なる側の他方の端子になる。本発明は、ゲート端子の接続を変える事で、Pチャネル型トランジスタを用いても、Nチャネル型トランジスタで構成したダイオードと同じ動作をするダイオードを構成することができる。
本実施の形態で示す構成が上記実施の形態1で説明した図1の構成と異なる点については、符号化信号の入力端子107に入力される信号である。上記実施の形態1で説明した図1のNチャネル型トランジスタ108の場合は、Nチャネル型トランジスタ108のゲート端子である符号化信号の入力端子107に、入力端子101の電位より高い電位が入力された時に、導通状態となり変調負荷電流を流す。一方本実施の形態の図2に示すPチャネル型トランジスタ208は、Pチャネル型トランジスタ208のゲート端子である符号化信号の入力端子107に、ダイオード206とPチャネル型トランジスタ208の間の電位より低い電位が入力された時に、導通状態となり変調負荷電流を流す。
そのため、Pチャネル型トランジスタで本発明の回路を構成した場合、制御回路より符号化信号の入力端子107に入力する信号は、Nチャネル型トランジスタで構成した場合に入力する信号を反転した信号を入力する必要がある。
また上記実施の形態1で説明した図25を用いた説明では、Nチャネル型トランジスタを用いた場合の送受信回路2510の回路構成について説明してきたが、本発明送受信回路は、Pチャネル型トランジスタでも同様の機能を持つ回路を構成することができる。本実施の形態では、Pチャネル型トランジスタを用いた場合の送受信回路2620の回路構成を図26に示す。
まず図26に示す通り、ダイオードのゲート端子の接続する箇所がNチャネル型トランジスタを用いたダイオードとは異なる側の他方の端子になる。本発明は、ゲート端子の接続を変える事で、Pチャネル型トランジスタを用いても、Nチャネル型トランジスタで構成したダイオードと同じ動作をするダイオードを構成することができる。
本実施の形態で示す構成が上記実施の形態1で説明した図25の構成と異なる点については、符号化信号の入力端子107に入力される信号である。上記実施の形態1で説明した図25のNチャネル型トランジスタ108の場合は、Nチャネル型トランジスタ108のゲート端子である符号化信号の入力端子107に、入力端子101の電位より高い電位が入力された時に、導通状態となり変調負荷電流を流す。一方本実施の形態の図26に示すPチャネル型トランジスタ208は、Pチャネル型トランジスタ208のゲート端子である符号化信号の入力端子107に、ダイオード206とPチャネル型トランジスタ208の間の電位より低い電位が入力された時に、導通状態となり変調負荷電流を流す。
そのため、Pチャネル型トランジスタで本発明の回路を構成した場合、制御回路より符号化信号の入力端子107に入力する信号は、Nチャネル型トランジスタで構成した場合に入力する信号を反転した信号を入力する必要がある。
以上、二つの点が、Nチャネル型トランジスタとPチャネル型トランジスタを用いた場合で異なる。この二つの点に対応することで、Pチャネル型トランジスタを用いても、本発明の送受信回路を実現することができる。
なお、本実施の形態は、本明細書の他の実施の形態の技術的要素と組み合わせて行うことができる。すなわち本実施の形態の送受信回路は、送受信回路としての機能を損なう事なく、構成するトランジスタ数を低減できるため、送受信回路を小型化することができる。また本発明の送受信回路は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができる。また本発明の送受信回路は、送受信回路を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態のおいては上記実施の形態1及び実施の形態2で述べた送受信回路とは異なる構成の送受信回路について説明を図3、図4を用いて行う。
図3は、上記実施の形態1で説明した図25より復調機能を実現するための素子のみを抜き出した回路図である。図3の回路図は、ダイオード115、容量素子117及び負荷400を有する。ここで、ダイオード115及び容量素子117は上記実施の形態1での説明と同様の動作をする。また実施の形態2と同様に、Nチャネル型トランジスタを用いたダイオード115は、Pチャネル型トランジスタを用いたダイオード215と置き換える事も可能である。負荷400は、上記実施の形態では、抵抗素子118を用いていたが、ある一定の直流電流を流すものであれば良いため、代わりにトランジスタを用いても良い。
トランジスタの場合、ゲート端子には、電源電位の出力端子113の電圧値に応じた任意のバイアス電圧を供給することで、負荷400と同様の機能とすることができる。
さらに、上記実施の形態1で説明した図25の回路構成では、図3の端子401は、ノード”d”に接続しているが、ノード”b”及びノード”c”に接続を変更することも可能である。
図4は、上記実施の形態1で説明した図25より変調機能を実現するための素子のみを抜き出した回路図である。図4の回路図は、負荷402、Nチャネル型トランジスタ108及び符号化信号の入力端子107を有する。ここで、Nチャネル型トランジスタ108は上記実施の形態1での説明と同様の動作をする。また実施の形態2と同様に、Nチャネル型トランジスタ108は、Pチャネル型トランジスタ208と置き換える事も可能である。負荷402は、上記実施の形態では、Nチャネル型トランジスタを用いたダイオード106、またはPチャネル型トランジスタを用いたダイオード206を用いていたが、送受信回路のインピーダンスを変化させるために直流電流、または交流電流を流すものであれば良いため、代わりに抵抗素子や容量素子を用いても良い。負荷402に抵抗素子を用いた場合、直流電流及び交流電流を流すことができる。負荷402に容量素子を用いた場合は、交流電流を流す事が可能である。そのため、負荷402を実現することができる。
さらに、上記実施の形態1で示した図25の回路構成では、図4の端子403は、ノード”c”に接続しているが、負荷402がダイオードもしくは抵抗の場合、ノード”a”、ノード”b”、ノード”d”、及びノード”e”に接続を変更することができる。一方、負荷402が容量素子の場合、ノード”a”、ノード”b”、及びノード”d”に接続を変更することができる。
なお、本実施の形態は、本明細書の他の実施の形態の技術的要素と組み合わせて行うことができる。すなわち本実施の形態の送受信回路は、送受信回路としての機能を損なう事なく、構成するトランジスタ数を低減できるため、送受信回路を小型化することができる。また本発明の送受信回路は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができる。また本発明の送受信回路は、送受信回路を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
本実施例では、本発明の送受信回路を具備する半導体装置の構成及び動作について説明する。
本発明の送受信回路を具備する半導体装置内の構成について、図10を用いて説明する。図10は本発明の送受信回路を用いた半導体装置内のブロック図である。本発明の半導体装置900は、アンテナ902及び半導体集積回路901を有する。そして、半導体集積回路901は、送受信回路903、電源回路904、制御回路905、メモリ回路906を有する。
次に、本発明の送受信回路を具備する半導体装置の動作について、図10及び図12を用いて説明する。図12に示すように、制御用端末922にリーダ/ライタ920を介して接続されたアンテナユニット921から搬送波を変調した信号(無線信号)が送信される。ここで、無線信号にはリーダ/ライタ920から半導体装置900への命令が含まれている。
図10において、半導体装置900が有するアンテナ902は当該無線信号を受信する。そして、受信された当該無線信号はアンテナ902に接続された送受信回路903を介して各回路ブロックに送られる。送受信回路903には電源回路904、制御回路905、及びメモリ回路906が接続されている。
送受信回路903の整流機能より、第一の高電源電位(VDD1)、電源回路904より第二の高電源電位(VDD2)が生成される。本実施例においては、生成された2つの高電源電位のうち、VDD2が各回路ブロックに供給されるものとする。なお、本実施例において、低電源電位(VSS)は共通である。ここで、電源回路904は、定電圧回路で構成される。
送受信回路903の整流機能と電源回路904の動作について簡単に説明する。例えば、送受信回路903の整流機能として、一つの整流回路で構成し、電源回路904として、定電圧回路で構成した場合を考える。ここで、整流機能をはたす整流回路として、本発明の送受信回路が用いることができる。アンテナ902を介して送受信回路903に送られた当該無線信号は、整流回路に入力され、整流される。そして、整流回路の容量素子により平滑化され、第一の高電源電位(VDD1)が生成される。生成されたVDD1は、定電圧回路を通ることで、入力電圧以下の安定した電圧(第二の高電源電位、VDD2)になる。定電圧回路の出力電圧であるVDD2が電源として各回路ブロックに供給される。なお、生成されたVDD1を電源として各回路ブロックに供給してもよい。さらに、VDD1及びVDD2の両方を各回路ブロックに供給してもよい。各回路ブロックの動作条件及び用途によりVDD1またはVDD2の供給を使い分けることが望ましい。
ここで、定電圧回路は直流電圧を一定に保つ機能を有しており、電圧や電流または両方により直流電圧を一定に保つことができる回路であればどのような回路でもよい。
送受信回路903の復調機能より復調信号909が生成される。生成された復調信号909が各回路ブロックに供給される。本実施例では上記実施の形態で述べた送受信回路を用いることで復調機能を実現できる。
送受信回路903と制御回路905は接続されており、送受信回路903で生成された復調信号909が制御回路905に供給される。
制御回路905は、リセット回路を有する。リセット回路ではリセット信号が生成される。リセット信号は、半導体装置900の初期化を行う信号である。
また、制御回路905は、クロック生成回路を有する。クロック生成回路では送受信回路903を介して送られてきた復調信号909を元に、基本クロック信号を生成している。クロック生成回路にて生成された基本クロック信号は、制御回路内の回路で用いられる。
さらに、制御回路905は、送受信回路903を介して送られてきた復調信号909から、前記リーダ/ライタ920から半導体装置900へ送られた命令を抽出し、どのような命令が送られてきたのかを判別する。また制御回路905は、メモリ回路906を制御する役割も有している。
こうして、リーダ/ライタ920からどのような命令が送られてきたのかを判別し、判別された命令により、メモリ回路906を動作させる。そして、メモリ回路906に記憶または書き込まれたID番号等の固有データを含んだ信号を出力する。または、メモリ回路906にリーダ/ライタ920から送られてきた情報を記憶する。
ここでメモリ回路906は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、マスクROM(Read Only Memory)、EPROM(Electrically Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリを用いることができる。
さらに、制御回路905はメモリ回路906に記憶または書き込まれたID番号等の固有データを含んだ信号を、ISO等の規格に則った符号化方式で符号化した信号に変える役割も有する。そして、符号化信号910にしたがって、送受信回路903により、アンテナ902に送られてきている信号に変調をかける。
変調をかけられた信号は、リーダ/ライタ920に接続されたアンテナユニット921で受信される。そして、受信された信号はリーダ/ライタ920で解析され、半導体装置900のID番号等の固有データを認識することができる。
このように半導体装置900とリーダ/ライタ920との通信は、搬送波を変調することで行われる。搬送波は、125kHz、13.56MHz、950MHzなど規格により様々である。また変調の方式も規格により振幅変調、周波数変調、位相変調など様々な方式があるが、規格に即した変調方式であればどの変調方式を用いても良い。
信号の伝送方式は、搬送波の波長によって電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式など様々な種類に分類することが出来る。
本実施例では、アンテナ902を有する半導体装置900の構成について説明しているが、本発明の半導体装置は必ずしもアンテナを有していなくとも良い。
また、本発明において、接続されているとは電気的に接続されていることと同義である。したがって、回路間に別の素子などが配置されていてもよい。
なお、本実施例は、本明細書の実施の形態の技術的要素と組み合わせて行うことができる。すなわち本実施例の半導体装置は、半導体装置の送受信回路の機能を損なう事なく、送受信回路を構成するトランジスタ数を低減できるため、半導体装置を小型化することができる。また本発明の半導体装置は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができ、半導体装置の通信距離を伸ばす事ができる。また本発明の半導体装置は、半導体装置を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
本実施例では、バッテリーを搭載した場合の本発明の半導体装置の構成及び動作について説明する。
始めに、本発明の送受信回路を具備する半導体装置にバッテリーを搭載した場合の構成について、図11を用いて説明する。本発明の半導体装置900は、アンテナ902及び半導体集積回路901を有する。そして、半導体集積回路901は、送受信回路903、電源回路904、第一の制御回路905、メモリ回路906、第二の制御回路908を有する。また、半導体装置900はバッテリー907を有する。
次に、本発明の半導体装置にバッテリーを搭載した場合の動作について、図11及び図12を用いて説明する。ここで、バッテリーとは、二次電池など充電可能な電源装置の事を示す。なお、図11において、上記実施例1で説明した図10と同じ機能を有する構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本発明の半導体装置900に搭載されているバッテリー907の機能と動作について説明する。
バッテリー907は電源回路904及び第二の制御回路908と電気的に接続されている。
また、バッテリー907は、送受信回路からのVDD1、または電源回路904からのVDD2によって充電が行われる。バッテリーは、VDD1またはVDD2によって、供給された電荷が蓄えられる。
第二の制御回路908は、バッテリー907の動作を制御し、第三の高電位電源(VDD3)を生成する。本実施例において、第二の制御回路908は、本発明の半導体装置900を構成する回路ブロックのうち、少なくとも一つの回路ブロックと接続されていればよい。
第二の制御回路908は、各回路ブロックに供給されるVDD2が各回路ブロックを動作させるのに十分な場合は、動作しない。第二の制御回路908は、各回路ブロックに供給されるVDD2が各回路ブロックを動作させるのには十分でない場合に動作し、バッテリー907を制御することで、VDD3を各回路ブロックに供給する機能を有する。そして第二の制御回路908によって制御されるバッテリー907からの電力により、リーダ/ライタ920に接続されたアンテナユニット921とバッテリー907を搭載した半導体装置900の間の送受信が可能となる。
ここで、各回路ブロックに供給されるVDD2が各回路ブロックを動作させるのには十分でない場合の一例として、リーダ/ライタ920に電気的に接続されたアンテナユニット921とバッテリー907を搭載した半導体装置900との距離が離れている場合が挙げられる。距離が離れると信号の送受信は困難になるが、バッテリーを搭載することで、送受信が行われている間にバッテリーを充電し、送受信が困難な際にはバッテリーから電源を供給することで、距離が離れた場合でも送受信が可能となる。
なお、各回路ブロックに供給されるVDD2が各回路ブロックを動作させるのには十分でない場合は、上記の例に限定されない。
バッテリー907を搭載した半導体装置900を用いた無線通信システムでは、バッテリー907を搭載した半導体装置900と公知の構成のリーダ/ライタ920に接続されたアンテナユニット921、及びリーダ/ライタ920を制御する制御用端末922を用いることができる。バッテリー907を搭載した半導体装置900とリーダ/ライタ920に接続されたアンテナユニット921との通信方式は、単方向通信または双方向通信であって、空間分割多重化方式、偏波面分割多重化方式、周波数分割多重化方式、時分割多重化方式、符号分割多重化方式、直交周波数分割多重化方式のいずれも用いることができる。
また、無線信号は搬送波を変調した信号である。搬送波の変調は、アナログ変調またはデジタル変調であって、振幅変調、位相変調、周波数変調、及びスペクトラム拡散のいずれであってもよい。
さらに、搬送波の周波数は、サブミリ波である300GHz〜3THz、ミリ波である30GHz〜300GHz、マイクロ波である3GHz〜30GHz、極超短波である300MHz〜3GHz、超短波である30MHz〜300MHz、短波である3MHz〜30MHz、中波である300kHz〜3MHz、長波である30kHz〜300kHz、及び超長波である3kHz〜30kHzのいずれの周波数も用いることができる。
アンテナ902及びアンテナユニット921は、ダイポールアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナ、八木アンテナのいずれのアンテナも用いることができる。また、アンテナ902及びアンテナユニット921において無線信号を送受信する方式は、電磁結合方式、電磁誘導方式、及び電波方式のいずれであってもよい。
また、本発明において、接続されているとは電気的に接続されていることと同義である。したがって、間に別の素子などが配置されていてもよい。
なお、本実施例は、本明細書の実施の形態の技術的要素と組み合わせて行うことができる。すなわち本実施例の半導体装置は、半導体装置の送受信回路の機能を損なう事なく、送受信回路を構成するトランジスタ数を低減できるため、半導体装置を小型化することができる。また本発明の半導体装置は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができ、半導体装置の通信距離を伸ばす事ができる。また本発明の半導体装置は、半導体装置を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
本実施例では、上記実施例2で示した半導体装置の作製方法の一例に関して、図面を参照して説明する。本実施例においては、半導体装置におけるアンテナ、バッテリー、半導体集積回路を同一基板上に薄膜トランジスタを用いて設ける構成について説明する。なお、基板上に一度にアンテナ、バッテリー、半導体集積回路回路を形成することで、小型化を図ることができるため好適である。また、バッテリーとしては薄膜の二次電池を用いた例について説明する。
まず、基板1301の一表面に絶縁膜1302を介して剥離層1303を形成し、続けて下地膜として機能する絶縁膜1304と半導体膜1305(例えば、非晶質珪素を含む膜)を積層して形成する(図13(A)参照)。なお、絶縁膜1302、剥離層1303、絶縁膜1304、及び半導体膜1305は、連続して形成することができる。
基板1301は、ガラス基板、石英基板、金属基板(例えばステンレス基板など)、セラミック基板、Si基板等の半導体基板などから選択されるものである。他にもプラスチック基板として、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、アクリルなどの基板を選択することもできる。なお、本工程では、剥離層1303は、絶縁膜1302を介して基板1301の全面に設けているが、必要に応じて、基板1301の全面に剥離層を設けた後に、フォトリソグラフィ法により選択的に設けてもよい。
絶縁膜1302、絶縁膜1304は、CVD法やスパッタリング法等を用いて、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン(SiOxNy)(x>y>0)、窒化酸化シリコン(SiNxOy)(x>y>0)等の絶縁材料を用いて形成する。例えば、絶縁膜1302、1304を2層構造とする場合、第1層目の絶縁膜として窒化酸化シリコン膜を形成し、第2層目の絶縁膜として酸化窒化シリコン膜を形成するとよい。また、第1層目の絶縁膜として窒化シリコン膜を形成し、第2層目の絶縁膜として酸化シリコン膜を形成してもよい。絶縁膜1302は、基板1301から剥離層1303又はその上に形成される素子に不純物元素が混入するのを防ぐブロッキング層として機能し、絶縁膜1304は基板1301、剥離層1303からその上に形成される素子に不純物元素が混入するのを防ぐブロッキング層として機能する。このように、ブロッキング層として機能する絶縁膜1302、1304を形成することによって、基板1301からNaなどのアルカリ金属やアルカリ土類金属が、剥離層1303から剥離層に含まれる不純物元素がこの上に形成する素子に悪影響を与えることを防ぐことができる。なお、基板1301として石英を用いるような場合には絶縁膜1302、1304を省略してもよい。
剥離層1303は、金属膜や金属膜と金属酸化膜の積層構造等を用いることができる。金属膜としては、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、ジルコニウム(Zr)、亜鉛(Zn)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)から選択された元素または元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料からなる膜を単層又は積層して形成する。また、これらの材料からなる膜は、スパッタ法やプラズマCVD法等の各種CVD法等を用いて形成することができる。金属膜と金属酸化膜の積層構造としては、上述した金属膜を形成した後に、酸素雰囲気化またはNO雰囲気下におけるプラズマ処理、酸素雰囲気化またはNO雰囲気下における加熱処理を行うことによって、金属膜表面に当該金属膜の酸化物または酸化窒化物を設けることができる。例えば、金属膜としてスパッタ法やCVD法等によりタングステン膜を設けた場合、タングステン膜にプラズマ処理を行うことによって、タングステン膜表面にタングステン酸化物からなる金属酸化膜を形成することができる。また、この場合、タングステンの酸化物は、WOxで表され、Xは2〜3であり、Xが2の場合(WO)、Xが2.5の場合(W)、Xが2.75の場合(W11)、Xが3の場合(WO)などがある。タングステンの酸化物を形成するにあたり、上記に挙げたXの値に特に制約はなく、エッチングレート等を基に、どの酸化物を形成するかを決めるとよい。他にも、例えば、金属膜(例えば、タングステン)を形成した後に、当該金属膜上にスパッタ法で酸化珪素(SiO)等の絶縁膜を設けると共に、金属膜上に金属酸化物(例えば、タングステン上にタングステン酸化物)を形成してもよい。また、プラズマ処理として、例えば上述した高密度プラズマ処理を行ってもよい。また、金属酸化膜の他にも、金属窒化物や金属酸化窒化物を用いてもよい。この場合、金属膜に窒素雰囲気下または窒素と酸素雰囲気下でプラズマ処理や加熱処理を行えばよい。
非晶質半導体膜1305は、スパッタリング法、LPCVD法、プラズマCVD法等により、25〜200nm(好ましくは30〜150nm)の厚さで形成する。
次に、非晶質半導体膜1305にレーザー光を照射して結晶化を行う。なお、レーザー光の照射と、RTA又はファーネスアニール炉を用いる熱結晶化法、結晶化を助長する金属元素を用いる熱結晶化法とを組み合わせた方法等により非晶質半導体膜1305の結晶化を行ってもよい。その後、得られた結晶質半導体膜を所望の形状にエッチングして、結晶質半導体膜1305a〜1305fを形成し、当該半導体膜1305a〜1305fを覆うようにゲート絶縁膜1306を形成する(図13(B)参照)。
ゲート絶縁膜1306は、CVD法やスパッタリング法等を用いて、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン(SiOxNy)(x>y>0)、窒化酸化シリコン(SiNxOy)(x>y>0)等の絶縁材料を用いて形成する。例えば、ゲート絶縁膜1306を2層構造とする場合、第1層目の絶縁膜として酸化窒化シリコン膜を形成し、第2層目の絶縁膜として窒化酸化シリコン膜を形成するとよい。また、第1層目の絶縁膜として酸化シリコン膜を形成し、第2層目の絶縁膜として窒化シリコン膜を形成してもよい。
結晶質半導体膜1305a〜1305fの作製工程の一例を以下に簡単に説明すると、まず、プラズマCVD法を用いて、膜厚50〜60nmの非晶質半導体膜を形成する。次に、結晶化を助長する金属元素であるニッケルを含む溶液を非晶質半導体膜上に保持させた後、非晶質半導体膜に脱水素化の処理(500℃、1時間)と、熱結晶化の処理(550℃、4時間)を行って結晶質半導体膜を形成する。その後、レーザー光を照射し、フォトリソグラフィ法を用いることよって結晶質半導体膜1305a〜1305fを形成する。なお、結晶化を助長する金属元素を用いる熱結晶化を行わずに、レーザー光の照射だけで非晶質半導体膜の結晶化を行ってもよい。
結晶化に用いるレーザー発振器としては、連続発振型のレーザービーム(CWレーザービーム)やパルス発振型のレーザービーム(パルスレーザービーム)を用いることができる。ここで用いることができるレーザービームは、Arレーザー、Krレーザー、エキシマレーザーなどの気体レーザー、単結晶のYAG、YVO、フォルステライト(MgSiO)、YAlO、GdVO、若しくは多結晶(セラミック)のYAG、Y、YVO、YAlO、GdVOに、ドーパントとしてNd、Yb、Cr、Ti、Ho、Er、Tm、Taのうち1種または複数種添加されているものを媒質とするレーザー、ガラスレーザー、ルビーレーザー、アレキサンドライトレーザー、Ti:サファイアレーザー、銅蒸気レーザーまたは金蒸気レーザーのうち一種または複数種から発振されるものを用いることができる。このようなレーザービームの基本波、及びこれらの基本波の第2高調波から第4高調波のレーザービームを照射することで、大粒径の結晶を得ることができる。例えば、Nd:YVOレーザー(基本波1064nm)の第2高調波(532nm)や第3高調波(355nm)を用いることができる。このときレーザーのパワー密度は0.01〜100MW/cm程度(好ましくは0.1〜10MW/cm)が必要である。そして、走査速度を10〜2000cm/sec程度として照射する。なお、単結晶のYAG、YVO、フォルステライト(MgSiO)、YAlO、GdVO、若しくは多結晶(セラミック)のYAG、Y、YVO、YAlO、GdVOに、ドーパントとしてNd、Yb、Cr、Ti、Ho、Er、Tm、Taのうち1種または複数種添加されているものを媒質とするレーザー、Arイオンレーザー、またはTi:サファイアレーザーは、連続発振をさせることが可能であり、Qスイッチ動作やモード同期などを行うことによって10MHz以上の発振周波数でパルス発振をさせることも可能である。10MHz以上の発振周波数でレーザービームを発振させると、半導体膜がレーザーによって溶融してから固化するまでの間に、次のパルスが半導体膜に照射される。従って、発振周波数が低いパルスレーザーを用いる場合と異なり、半導体膜中において固液界面を連続的に移動させることができるため、走査方向に向かって連続的に成長した結晶粒を得ることができる。
また、ゲート絶縁膜1306は、半導体膜1305a〜1305fに対し前述の高密度プラズマ処理を行い、表面を酸化又は窒化することで形成しても良い。例えば、He、Ar、Kr、Xeなどの希ガスと、酸素、酸化窒素(NO)、アンモニア、窒素、水素などの混合ガスを導入したプラズマ処理で形成する。この場合のプラズマの励起は、マイクロ波の導入により行うと、低電子温度で高密度のプラズマを生成することができる。この高密度プラズマで生成された酸素ラジカル(OHラジカルを含む場合もある)や窒素ラジカル(NHラジカルを含む場合もある)によって、半導体膜の表面を酸化又は窒化することができる。
このような高密度プラズマを用いた処理により、1〜20nm、代表的には5〜10nmの絶縁膜が半導体膜に形成される。この場合の反応は、固相反応であるため、当該絶縁膜と半導体膜との界面準位密度はきわめて低くすることができる。このような、高密度プラズマ処理は、半導体膜(結晶性シリコン、或いは多結晶シリコン)を直接酸化(若しくは窒化)するため、形成される絶縁膜の厚さは理想的には、ばらつきをきわめて小さくすることができる。加えて、結晶性シリコンの結晶粒界でも酸化が強くされることがないため、非常に好ましい状態となる。すなわち、ここで示す高密度プラズマ処理で半導体膜の表面を固相酸化することにより、結晶粒界において異常に酸化反応をさせることなく、均一性が良く、界面準位密度が低い絶縁膜を形成することができる。
ゲート絶縁膜は、高密度プラズマ処理によって形成される絶縁膜のみを用いても良いし、それにプラズマや熱反応を利用したCVD法で酸化シリコン、酸窒化シリコン、窒化シリコンなどの絶縁膜を堆積し、積層させても良い。いずれにしても、高密度プラズマで形成した絶縁膜をゲート絶縁膜の一部又は全部に含んで形成されるトランジスタは、特性のばらつきを小さくすることができる。
また、半導体膜に対し、連続発振レーザー若しくは10MHz以上の周波数で発振するレーザービームを照射しながら一方向に走査して結晶化させて得られた半導体膜1305a〜1305fは、そのビームの走査方向に結晶が成長する特性がある。その走査方向をチャネル長方向(チャネル形成領域が形成されたときにキャリアが流れる方向)に合わせてトランジスタを配置し、上記ゲート絶縁層を組み合わせることで、特性ばらつきが小さく、しかも電界効果移動度が高い薄膜トランジスタ(TFT)を得ることができる。
次に、ゲート絶縁膜1306上に、第1の導電膜と第2の導電膜とを積層して形成する。ここでは、第1の導電膜は、CVD法やスパッタリング法等により、20〜100nmの厚さで形成する。第2の導電膜は、100〜400nmの厚さで形成する。第1の導電膜と第2の導電膜は、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、クロム(Cr)、ニオブ(Nb)等から選択された元素又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で形成する。または、リン等の不純物元素をドーピングした多結晶珪素に代表される半導体材料により形成する。第1の導電膜と第2の導電膜の組み合わせの例を挙げると、窒化タンタル膜とタングステン膜、窒化タングステン膜とタングステン膜、窒化モリブデン膜とモリブデン膜等が挙げられる。タングステンや窒化タンタルは、耐熱性が高いため、第1の導電膜と第2の導電膜を形成した後に、熱活性化を目的とした加熱処理を行うことができる。また、2層構造ではなく、3層構造の場合は、モリブデン膜とアルミニウム膜とモリブデン膜の積層構造を採用するとよい。
次に、フォトリソグラフィ法を用いてレジストからなるマスクを形成し、ゲート電極とゲート線を形成するためのエッチング処理を行って、半導体膜1305a〜1305fの上方にゲート電極1307を形成する。ここでは、ゲート電極1307として、第1の導電膜1307aと第2の導電膜1307bの積層構造で設けた例を示している。
次に、ゲート電極1307をマスクとして半導体膜1305a〜1305fに、イオンドープ法またはイオン注入法により、n型を付与する不純物元素を低濃度に添加し、その後、フォトリソグラフィ法によりレジストからなるマスクを選択的に形成して、p型を付与する不純物元素を高濃度に添加する。n型を示す不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。p型を示す不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。ここでは、n型を付与する不純物元素としてリン(P)を用い、1×1015〜1×1019/cmの濃度で含まれるように半導体膜1305a〜1305fに選択的に導入し、n型を示す不純物領域1308を形成する。また、p型を付与する不純物元素としてボロン(B)を用い、1×1019〜1×1020/cmの濃度で含まれるように選択的に半導体膜1305c、1305eに導入し、p型を示す不純物領域1309を形成する(図13(C)参照)。
続いて、ゲート絶縁膜1306とゲート電極1307を覆うように、絶縁膜を形成する。絶縁膜は、プラズマCVD法やスパッタリング法等により、珪素、珪素の酸化物又は珪素の窒化物の無機材料を含む膜や、有機樹脂などの有機材料を含む膜を、単層又は積層して形成する。次に、絶縁膜を、垂直方向を主体とした異方性エッチングにより選択的にエッチングして、ゲート電極1307の側面に接する絶縁膜1310(サイドウォールともよばれる)を形成する。絶縁膜1310は、LDD(Lightly Doped drain)領域を形成する際のドーピング用のマスクとして用いる。
続いて、フォトリソグラフィ法により形成したレジストからなるマスクと、ゲート電極1307及び絶縁膜1310をマスクとして用いて、半導体膜1305a、1305b、1305d、1305fにn型を付与する不純物元素を高濃度に添加して、n型を示す不純物領域1311を形成する。ここでは、n型を付与する不純物元素としてリン(P)を用い、1×1019〜1×1020/cmの濃度で含まれるように半導体膜1305a、1305b、1305d、1305fに選択的に導入し、不純物領域1308より高濃度のn型を示す不純物領域1311を形成する。
以上の工程により、nチャネル型薄膜トランジスタ1300a、1300b、1300d、1300fとpチャネル型薄膜トランジスタ1300c、1300eが形成される(図13(D)参照)。
nチャネル型薄膜トランジスタ1300aは、ゲート電極1307と重なる半導体膜1305aの領域にチャネル形成領域が形成され、ゲート電極1307及び絶縁膜1310と重ならない領域にソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域1311が形成され、絶縁膜1310と重なる領域であってチャネル形成領域と不純物領域1311の間に低濃度不純物領域(LDD領域)が形成されている。また、nチャネル型薄膜トランジスタ1300b、1300d、1300fも同様にチャネル形成領域、低濃度不純物領域及び不純物領域1311が形成されている。
pチャネル型薄膜トランジスタ1300cは、ゲート電極1307と重なる半導体膜1305cの領域にチャネル形成領域が形成され、ゲート電極1307と重ならない領域にソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域1309が形成されている。また、pチャネル型薄膜トランジスタ1300eも同様にチャネル形成領域及び不純物領域1309が形成されている。なお、ここでは、pチャネル型薄膜トランジスタ1300c、1300eには、LDD領域を設けていないが、pチャネル型薄膜トランジスタにLDD領域を設けてもよいし、nチャネル型薄膜トランジスタにLDD領域を設けない構成としてもよい。
次に、半導体膜1305a〜1305f、ゲート電極1307等を覆うように、絶縁膜を単層または積層して形成し、当該絶縁膜上に薄膜トランジスタ1300a〜1300fのソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域1309、1311と電気的に接続する導電膜1313を形成する(図14(A)参照)。絶縁膜は、CVD法、スパッタ法、SOG法、液滴吐出法、スクリーン印刷法等により、珪素の酸化物や珪素の窒化物等の無機材料、ポリイミド、ポリアミド、ベンゾシクロブテン、アクリル、エポキシ等の有機材料やシロキサン材料等により、単層または積層で形成する。ここでは、当該絶縁膜を2層で設け、1層目の絶縁膜1312aとして窒化酸化珪素膜で形成し、2層目の絶縁膜1312bとして酸化窒化珪素膜で形成する。また、導電膜1313は、薄膜トランジスタ1300a〜1300fのソース電極又はドレイン電極を形成しうる。
なお、絶縁膜1312a、1312bを形成する前、または絶縁膜1312a、1312bのうちの1つまたは複数の薄膜を形成した後に、半導体膜の結晶性の回復や半導体膜に添加された不純物元素の活性化、半導体膜の水素化を目的とした加熱処理を行うとよい。加熱処理には、熱アニール、レーザーアニール法またはRTA法などを適用するとよい。
導電膜1313は、CVD法やスパッタリング法等により、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、マンガン(Mn)、ネオジム(Nd)、炭素(C)、シリコン(Si)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層又は積層で形成する。アルミニウムを主成分とする合金材料とは、例えば、アルミニウムを主成分としニッケルを含む材料、又は、アルミニウムを主成分とし、ニッケルと、炭素と珪素の一方又は両方とを含む合金材料に相当する。導電膜1313は、例えば、バリア膜とアルミニウムシリコン(Al−Si)膜とバリア膜の積層構造、バリア膜とアルミニウムシリコン(Al−Si)膜と窒化チタン膜とバリア膜の積層構造を採用するとよい。なお、バリア膜とは、チタン、チタンの窒化物、モリブデン、又はモリブデンの窒化物からなる薄膜に相当する。アルミニウムやアルミニウムシリコンは抵抗値が低く、安価であるため、導電膜1313を形成する材料として最適である。また、上層と下層のバリア層を設けると、アルミニウムやアルミニウムシリコンのヒロックの発生を防止することができる。また、還元性の高い元素であるチタンからなるバリア膜を形成すると、結晶質半導体膜上に薄い自然酸化膜ができていたとしても、この自然酸化膜を還元し、結晶質半導体膜と良好なコンタクトをとることができる。
次に、導電膜1313を覆うように、絶縁膜1314を形成し、当該絶縁膜1314上に、薄膜トランジスタ1300a、1300fのソース電極又はドレイン電極を形成する導電膜1313とそれぞれ電気的に接続する導電膜1315a、1315bを形成する。また、薄膜トランジスタ1300b、1300eのソース電極又はドレイン電極を形成する導電膜1313とそれぞれ電気的に接続する導電膜1316を形成する。なお、導電膜1315a、1315bと導電膜1316は同一の材料で同時に形成してもよい。導電膜1315a、1315bと導電膜1316は、上述した導電膜1313で示したいずれかの材料を用いて形成することができる。
続いて、導電膜1316にアンテナとして機能する導電膜1317が電気的に接続されるように形成する(図14(B)参照)。
絶縁膜1314は、CVD法やスパッタ法等により、酸化珪素(SiOx)、窒化珪素(SiNx)、酸化窒化珪素(SiOxNy)(x>y)、窒化酸化珪素(SiNxOy)(x>y)等の酸素または窒素を有する絶縁膜やDLC(ダイヤモンドライクカーボン)等の炭素を含む膜、エポキシ、ポリイミド、ポリアミド、ポリビニルフェノール、ベンゾシクロブテン、アクリル等の有機材料またはシロキサン樹脂等のシロキサン材料からなる単層または積層構造で設けることができる。なお、シロキサン材料とは、Si−O−Si結合を含む材料に相当する。シロキサンは、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成される。置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いることもできる。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。
導電膜1317は、CVD法、スパッタリング法、スクリーン印刷やグラビア印刷等の印刷法、液滴吐出法、ディスペンサ法、メッキ法等を用いて、導電性材料により形成する。導電性材料は、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銀(Ag)、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層構造又は積層構造で形成する。
例えば、スクリーン印刷法を用いてアンテナとして機能する導電膜1317を形成する場合には、粒径が数nmから数十μmの導電体粒子を有機樹脂に溶解または分散させた導電性のペーストを選択的に印刷することによって設けることができる。導電体粒子としては、銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)及びチタン(Ti)等のいずれか一つ以上の金属粒子やハロゲン化銀の微粒子、または分散性ナノ粒子を用いることができる。また、導電性ペーストに含まれる有機樹脂は、金属粒子のバインダー、溶媒、分散剤及び被覆材として機能する有機樹脂から選ばれた一つまたは複数を用いることができる。代表的には、エポキシ樹脂、珪素樹脂等の有機樹脂が挙げられる。また、導電膜の形成にあたり、導電性のペーストを押し出した後に焼成することが好ましい。例えば、導電性のペーストの材料として、銀を主成分とする微粒子(例えば粒径1nm以上100nm以下)を用いる場合、150〜300℃の温度範囲で焼成することにより硬化させて導電膜を得ることができる。また、はんだや鉛フリーのはんだを主成分とする微粒子を用いてもよく、この場合は粒径20μm以下の微粒子を用いることが好ましい。はんだや鉛フリーのはんだは、低コストであるといった利点を有している。
また、導電膜1315a、1315bは、後の工程において本発明の半導体装置に含まれる二次電池と電気的に接続される配線として機能しうる。また、アンテナとして機能する導電膜1317を形成する際に、導電膜1315a、1315bに電気的に接続するように別途導電膜を形成し、当該導電膜を二次電池に接続する配線として利用してもよい。
次に、導電膜1317を覆うように絶縁膜1318を形成した後、薄膜トランジスタ1300a〜1300f、導電膜1317等を含む層(以下、「素子形成層1319」と記す)を基板1301から剥離する。ここでは、レーザー光(例えばUV光)を照射することによって、薄膜トランジスタ1300a〜1300fを避けた領域に開口部を形成後(図14(C)参照)、物理的な力を用いて基板1301から素子形成層1319を剥離することができる。また、基板1301から素子形成層1319を剥離する前に、形成した開口部にエッチング剤を導入して、剥離層1303を選択的に除去してもよい。エッチング剤は、フッ化ハロゲンまたはハロゲン間化合物を含む気体又は液体を使用する。例えば、フッ化ハロゲンを含む気体として三フッ化塩素(ClF)を使用する。そうすると、素子形成層1319は、基板1301から剥離された状態となる。なお、剥離層1303は、全て除去せず一部分を残存させてもよい。こうすることによって、エッチング剤の消費量を抑え剥離層の除去に要する処理時間を短縮することが可能となる。また、剥離層1303の除去を行った後にも、基板1301上に素子形成層1319を保持しておくことが可能となる。また、素子形成層1319が剥離された基板1301を再利用することによって、コストの削減をすることができる。
絶縁膜1318は、CVD法やスパッタ法等により、酸化珪素(SiOx)、窒化珪素(SiNx)、酸化窒化珪素(SiOxNy)(x>y)、窒化酸化珪素(SiNxOy)(x>y)等の酸素または窒素を有する絶縁膜やDLC(ダイヤモンドライクカーボン)等の炭素を含む膜、エポキシ、ポリイミド、ポリアミド、ポリビニルフェノール、ベンゾシクロブテン、アクリル等の有機材料またはシロキサン樹脂等のシロキサン材料からなる単層または積層構造で設けることができる。
本実施例では、レーザー光の照射により素子形成層1319に開口部を形成した後に、当該素子形成層1319の一方の面(絶縁膜1318の露出した面)に第1のシート材1320を貼り合わせた後、基板1301から素子形成層1319を剥離する(図15(A)参照)。
次に、素子形成層1319の他方の面(剥離により露出した面)に、第2のシート材1321を貼り合わせた後、加熱処理と加圧処理の一方又は両方を行って第2のシート材1321を貼り合わせる(図15(B)参照)。第1のシート材1320、第2のシート材1321として、ホットメルトフィルム等を用いることができる。
また、第1のシート材1320、第2のシート材1321として、静電気等を防止する帯電防止対策を施したフィルム(以下、帯電防止フィルムと記す)を用いることもできる。帯電防止フィルムとしては、帯電防止可能な材料を樹脂中に分散させたフィルム、及び帯電防止可能な材料が貼り付けられたフィルム等が挙げられる。帯電防止可能な材料が設けられたフィルムは、片面に帯電防止可能な材料を設けたフィルムであってもよいし、両面に帯電防止可能な材料を設けたフィルムであってもよい。さらに、片面に帯電防止可能な材料が設けられたフィルムは、帯電防止可能な材料が設けられた面をフィルムの内側になるように層に貼り付けてもよいし、フィルムの外側になるように貼り付けてもよい。なお、帯電防止可能な材料はフィルムの全面、あるいは一部に設けてあればよい。ここでの帯電防止可能な材料としては、金属、インジウムと錫の酸化物(ITO)、両性界面活性剤や陽イオン性界面活性剤や非イオン性界面活性剤等の界面活性剤用いることができる。また、他にも帯電防止材料として、側鎖にカルボキシル基及び4級アンモニウム塩基をもつ架橋性共重合体高分子を含む樹脂材料等を用いることができる。これらの材料をフィルムに貼り付けたり、練り込んだり、塗布することによって帯電防止フィルムとすることができる。帯電防止フィルムで封止を行うことによって、商品として取り扱う際に、外部からの静電気等によって半導体素子に悪影響が及ぶことを抑制することができる。
なお、電源回路の保持容量は、薄膜の二次電池を導電膜1315a、1315bに接続して形成されるが、二次電池との接続は、基板1301から素子形成層1319を剥離する前(図14(B)又は図14(C)の段階)に行ってもよいし、基板1301から素子形成層1319を剥離した後(図15(A)の段階)に行ってもよいし、素子形成層1319を第1のシート材及び第2のシート材で封止した後(図15(B)の段階)に行ってもよい。以下に、素子形成層1319と二次電池を接続して形成する一例を図16、図17を用いて説明する。
図14(B)において、アンテナとして機能する導電膜1317と同時に導電膜1315a、1315bにそれぞれ電気的に接続する導電膜1331a、1331bを形成する。続けて、導電膜1317、導電膜1331a、1331bを覆うように絶縁膜1318を形成した後、導電膜1331a、1331bの表面が露出するように開口部1332a、1332bを形成する。その後、レーザー光の照射により素子形成層1319に開口部を形成した後に、当該素子形成層1319の一方の面(絶縁膜1318の露出した面)に第1のシート材1320を貼り合わせた後、基板1301から素子形成層1319を剥離する(図16(A)参照)。
次に、素子形成層1319の他方の面(剥離により露出した面)に、第2のシート材1321を貼り合わせた後、素子形成層1319を第1のシート材1320から剥離する。従って、ここでは第1のシート材1320として粘着力が弱いものを用いる。続けて、開口部1332a、1332bを介して導電膜1331a、1331bとそれぞれ電気的に接続する導電膜1334a、1334bを選択的に形成する(図16(B)参照)。
導電膜1334a、導電膜1334bは、CVD法、スパッタリング法、スクリーン印刷やグラビア印刷等の印刷法、液滴吐出法、ディスペンサ法、メッキ法等を用いて、導電性材料により形成する。導電性材料は、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銀(Ag)、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層構造又は積層構造で形成する。
なお、ここでは、基板1301から素子形成層1319を剥離した後に導電膜1334a、1334bを形成する例を示しているが、導電膜1334a、1334bを形成した後に基板1301から素子形成層1319の剥離を行ってもよい。
次に、基板上に複数の素子を形成している場合には、素子形成層1319を素子ごとに分断する(図17(A)参照)。分断は、レーザー照射装置、ダイシング装置、スクライブ装置等を用いることができる。ここでは、レーザー光を照射することによって1枚の基板に形成された複数の素子を各々分断する。
次に、分断された素子を二次電池と電気的に接続する(図17(B)参照)。本実施例においては、電源回路の保持容量としては薄膜の二次電池が用いられ、集電体薄膜、負極活物質層、固体電解質層、正極活物質層、集電体薄膜の薄膜層が順次積層される。
導電膜1336a、導電膜1336bは、CVD法、スパッタリング法、スクリーン印刷やグラビア印刷等の印刷法、液滴吐出法、ディスペンサ法、メッキ法等を用いて、導電性材料により形成する。導電性材料は、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銀(Ag)、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層構造又は積層構造で形成する。導電性材料としては、負極活物質と密着性がよく、抵抗が小さいことが求められ、特にアルミニウム、銅、ニッケル、バナジウムなどが好適である。
薄膜の二次電池の構成について次いで詳述すると、導電膜1336a上に負極活物質層1381を成膜する。一般には酸化バナジウム(V)などが用いられる。次に負極活物質層1381上に固体電解質層1382を成膜する。一般にはリン酸リチウム(LiPO)などが用いられる。次に固体電解質層1382上に正極活物質層1383を成膜する。一般にはマンガン酸リチウム(LiMn)などが用いられる。コバルト酸リチウム(LiCoO)やニッケル酸リチウム(LiNiO)を用いても良い。次に正極活物質層1383上に電極となる集電体薄膜1384を成膜する。集電体薄膜1384は正極活物質層1383と密着性がよく、抵抗が小さいことが求められ、アルミニウム、銅、ニッケル、バナジウムなどを用いることができる。
上述の負極活物質層1381、固体電解質層1382、正極活物質層1383、集電体薄膜1384の各薄膜層はスパッタ技術を用いて形成しても良いし、蒸着技術を用いても良い。それぞれの層の厚さは0.1μm〜3μmが望ましい。
次に樹脂を塗布し、層間膜1385を形成する。そしてその層間膜をエッチングしコンタクトホールを形成する。層間膜は樹脂には限定せず、CVD酸化膜など他の膜であっても良いが、平坦性の観点から樹脂であることが望ましい。また、感光性樹脂を用いて、エッチングを用いずにコンタクトホールを形成しても良い。次に層間膜上に配線層1386を形成し、導電膜1334bと接続することにより、二次電池の電気接続を確保する。
ここでは、素子形成層1319に設けられた導電膜1334a、1334bと予め薄膜の二次電池1389の接続端子となる導電膜1336a、1336bとをそれぞれ接続する。ここで、導電膜1334aと導電膜1336aとの接続、又は導電膜1334bと導電膜1336bとの接続は、異方導電性フィルム(ACF(Anisotropic Conductive Film))や異方導電性ペースト(ACP(Anisotropic Conductive Paste))等の接着性を有する材料を介して圧着させることにより電気的に接続する場合を示している。ここでは、接着性を有する樹脂1337に含まれる導電性粒子1338を用いて接続する例を示している。また、他にも、銀ペースト、銅ペーストまたはカーボンペースト等の導電性接着剤や半田接合等を用いて接続を行うことも可能である。
なお、トランジスタの構成は、様々な形態をとることができる。本実施例で示した特定の構成に限定されない。例えば、ゲート電極が2個以上になっているマルチゲート構造を用いてもよい。マルチゲート構造にすると、チャネル領域が直列に接続されるような構成となるため、複数のトランジスタが直列に接続されたような構成となる。マルチゲート構造にすることにより、オフ電流を低減し、トランジスタの耐圧を向上させて信頼性を良くし、飽和領域で動作する時に、ドレインとソース間電圧が変化しても、ドレインとソース間電流があまり変化せず、フラットな特性にすることなどができる。また、チャネルの上下にゲート電極が配置されている構造でもよい。チャネルの上下にゲート電極が配置されている構造にすることにより、チャネル領域が増えるため、電流値を大きくし、空乏層ができやすくなってS値をよくすることができる。チャネルの上下にゲート電極が配置されると、複数のトランジスタが並列に接続されたような構成となる。
また、チャネルの上にゲート電極が配置されている構造でもよいし、チャネルの下にゲート電極が配置されている構造でもよいし、正スタガ構造であってもよいし、逆スタガ構造でもよいし、チャネル領域が複数の領域に分かれていてもよいし、並列に接続されていてもよいし、直列に接続されていてもよい。また、チャネル(もしくはその一部)にソース電極やドレイン電極が重なっていてもよい。チャネル(もしくはその一部)にソース電極やドレイン電極が重なっていない構造にすることにより、チャネルの一部に電荷がたまって、動作が不安定になることを防ぐことができる。また、LDD領域があってもよい。LDD領域を設けることにより、オフ電流を低減し、トランジスタの耐圧を向上させて信頼性を良くし、飽和領域で動作する時に、ドレイン・ソース間電圧が変化しても、ドレイン・ソース間電流があまり変化せず、フラットな特性にすることができる。
なお、本実施例の半導体装置の作製方法は、本明細書に記載した他の実施例の半導体装置に適用することができる。すなわち本実施例の半導体装置は、半導体装置の送受信回路の機能を損なう事なく、送受信回路を構成するトランジスタ数を低減できるため、半導体装置を小型化することができる。また本発明の半導体装置は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができ、半導体装置の通信距離を伸ばす事ができる。また本発明の半導体装置は、半導体装置を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
本実施例では、上記実施例2で示した半導体装置の作製方法の一例に関して、図面を参照して説明する。本実施例においては、半導体装置におけるアンテナ、バッテリー、半導体集積回路を同一基板上に設ける構成について説明する。なお、基板上に一度にアンテナ、バッテリー、半導体集積回路を単結晶基板にチャネル形成領域が形成されたトランジスタを用いて形成する。単結晶基板に形成されたトランジスタとすることで、トランジスタ特性のばらつきが少ないトランジスタで半導体装置を構成することができるため好適である。また、バッテリーとしては薄膜の二次電池を用いた例について説明する。
まず、半導体基板2300に素子を分離した領域2304、2306(以下、領域2304、2306とも記す)を形成する(図18(A)参照)。半導体基板2300に設けられた領域2304、2306は、それぞれ絶縁膜2302(フィールド酸化膜ともいう)によって分離されている。また、ここでは、半導体基板2300としてn型の導電型を有する単結晶Si基板を用い、半導体基板2300の領域2306にpウェル2307を設けた例を示している。
また、半導体基板2300は、半導体基板であれば特に限定されず用いることができる。例えば、n型又はp型の導電型を有する単結晶Si基板、化合物半導体基板(GaAs基板、InP基板、GaN基板、SiC基板、サファイア基板、ZnSe基板等)、貼り合わせ法またはSIMOX(Separation by Implanted Oxygen)法を用いて作製されたSOI(Silicon on Insulator)基板等を用いることができる。
素子分離領域2304、2306は、選択酸化法(LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法)又はトレンチ分離法等を適宜用いることができる。
また、半導体基板2300の領域2306に形成されたpウェルは、半導体基板2300にp型の導電型を有する不純物元素を選択的に導入することによって形成することができる。p型を示す不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。
なお、本実施例では、半導体基板2300としてn型の導電型を有する半導体基板を用いているため、領域2304には不純物元素の導入を行っていないが、n型を示す不純物元素を導入することにより領域2304にnウェルを形成してもよい。n型を示す不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。一方、p型の導電型を有する半導体基板を用いる場合には、領域2304にn型を示す不純物元素を導入してnウェルを形成し、領域2306には不純物元素の導入を行わない構成としてもよい。
次に、領域2304、2306を覆うように絶縁膜2332、2334をそれぞれ形成する(図18(B)参照)。
絶縁膜2332、2334は、例えば、熱処理を行い半導体基板2300に設けられた領域2304、2306の表面を酸化させることにより酸化珪素膜で絶縁膜2332、2334を形成することができる。また、熱酸化法により酸化珪素膜を形成した後に、窒化処理を行うことによって酸化珪素膜の表面を窒化させることにより、酸化珪素膜と酸素と窒素を有する膜(酸窒化珪素膜)との積層構造で形成してもよい。
他にも、上述したように、プラズマ処理を用いて絶縁膜2332、2334を形成してもよい。例えば、半導体基板2300に設けられた領域2304、2306の表面に高密度プラズマ処理により酸化処理又は窒化処理を行うことにより、絶縁膜2332、2334として酸化珪素(SiOx)膜又は窒化珪素(SiNx)膜で形成することができる。また、高密度プラズマ処理により領域2304、2306の表面に酸化処理を行った後に、再度高密度プラズマ処理を行うことによって窒化処理を行ってもよい。この場合、領域2304、2306の表面に接して酸化珪素膜が形成され、当該酸化珪素膜上に酸窒化珪素膜が形成され、絶縁膜2332、2334は酸化珪素膜と酸窒化珪素膜とが積層された膜となる。また、熱酸化法により領域2304、2306の表面に酸化珪素膜を形成した後に高密度プラズマ処理により酸化処理又は窒化処理を行ってもよい。
また、半導体基板2300の領域2304、2306に形成された絶縁膜2332、2334は、後に完成するトランジスタにおいてゲート絶縁膜として機能する。
次に、領域2304、2306の上方に形成された絶縁膜2332、2334を覆うように導電膜を形成する(図18(C)参照)。ここでは、導電膜として、導電膜2336と導電膜2338を順に積層して形成した例を示している。もちろん、導電膜は、単層又は3層以上の積層構造で形成してもよい。
導電膜2336、2338としては、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、クロム(Cr)、ニオブ(Nb)等から選択された元素またはこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で形成することができる。また、これらの元素を窒化した金属窒化膜で形成することもできる。他にも、リン等の不純物元素をドーピングした多結晶珪素に代表される半導体材料により形成することもできる。
ここでは、導電膜2336として窒化タンタルを用いて形成し、その上に導電膜2338としてタングステンを用いて積層構造で設ける。また、他にも、導電膜2336として、窒化タングステン、窒化モリブデン又は窒化チタンから選ばれた単層又は積層膜を用い、導電膜2338として、タンタル、モリブデン、チタンから選ばれた単層又は積層膜を用いることができる。
次に、積層して設けられた導電膜2336、2338を選択的にエッチングして除去することによって、領域2304、2306の上方の一部に導電膜2336、2338を残存させ、それぞれゲート電極2340、2342を形成する(図19(A)参照)。
次に、領域2304を覆うようにレジストマスク2348を選択的に形成し、当該レジストマスク2348、ゲート電極2342をマスクとして領域2306に不純物元素を導入することによって不純物領域を形成する(図19(B)参照)。不純物元素としては、n型を付与する不純物元素又はp型を付与する不純物元素を用いる。n型を示す不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。p型を示す不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。ここでは、不純物元素として、リン(P)を用いる。
図19(B)においては、不純物元素を導入することによって、領域2306にソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域2352とチャネル形成領域2350が形成される。
次に、領域2306を覆うようにレジストマスク2366を選択的に形成し、当該レジストマスク2366、ゲート電極2340をマスクとして領域2304に不純物元素を導入することによって不純物領域を形成する(図19(C)参照)。不純物元素としては、n型を付与する不純物元素又はp型を付与する不純物元素を用いる。n型を示す不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。p型を示す不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。ここでは、図19(C)で領域2306に導入した不純物元素と異なる導電型を有する不純物元素(例えば、ボロン(B))を導入する。その結果、領域2304にソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域2370とチャネル形成領域2368を形成される。
次に、絶縁膜2332、2334、ゲート電極2340、2342を覆うように第2の絶縁膜2372を形成し、当該第2の絶縁膜2372上に領域2304、2306にそれぞれ形成された不純物領域2352、2370と電気的に接続する配線2374を形成する(図20(A)参照)。
第2の絶縁膜2372は、CVD法やスパッタ法等により、酸化珪素(SiOx)、窒化珪素(SiNx)、酸化窒化珪素(SiOxNy)(x>y)、窒化酸化珪素(SiNxOy)(x>y)等の酸素または窒素を有する絶縁膜やDLC(ダイヤモンドライクカーボン)等の炭素を含む膜、エポキシ、ポリイミド、ポリアミド、ポリビニルフェノール、ベンゾシクロブテン、アクリル等の有機材料またはシロキサン樹脂等のシロキサン材料からなる単層または積層構造で設けることができる。なお、シロキサン材料とは、Si−O−Si結合を含む材料に相当する。シロキサンは、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成される。置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いることもできる。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。
配線2374は、CVD法やスパッタリング法等により、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、マンガン(Mn)、ネオジム(Nd)、炭素(C)、シリコン(Si)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層又は積層で形成する。アルミニウムを主成分とする合金材料とは、例えば、アルミニウムを主成分としニッケルを含む材料、又は、アルミニウムを主成分とし、ニッケルと、炭素と珪素の一方又は両方とを含む合金材料に相当する。配線2374は、例えば、バリア膜とアルミニウムシリコン(Al−Si)膜とバリア膜の積層構造、バリア膜とアルミニウムシリコン(Al−Si)膜と窒化チタン膜とバリア膜の積層構造を採用するとよい。なお、バリア膜とは、チタン、チタンの窒化物、モリブデン、又はモリブデンの窒化物からなる薄膜に相当する。アルミニウムやアルミニウムシリコンは抵抗値が低く、安価であるため、配線2374を形成する材料として最適である。また、上層と下層のバリア層を設けると、アルミニウムやアルミニウムシリコンのヒロックの発生を防止することができる。また、還元性の高い元素であるチタンからなるバリア膜を形成すると、結晶質半導体膜上に薄い自然酸化膜ができていたとしても、この自然酸化膜を還元し、結晶質半導体膜と良好なコンタクトをとることができる。
なお本発明の半導体装置を構成するトランジスタの構造は図示した構造に限定されるものではないことを付記する。例えば、逆スタガ構造、フィンFET構造等の構造のトランジスタの構造を取り得る。フィンFET構造であることでトランジスタサイズの微細化に伴う短チャネル効果を抑制することができるため好適である。
また本実施例の半導体装置においては、半導体集積回路に電力を供給できるバッテリーを具備する。バッテリーとしては、電気二重層コンデンサー等のコンデンサーや薄膜の二次電池を用いることが好ましい。そこで本実施例においては、本実施例において作製したトランジスタと、薄膜の二次電池との接続について説明する。
本実施例において二次電池は、トランジスタに接続された配線2374上に積層して形成される。二次電池は、集電体薄膜、負極活物質層、固体電解質層、正極活物質層、集電体薄膜の薄膜層が順次積層される(図20(B))。そのため、二次電池の集電体薄膜と兼用される配線2374の材料は、負極活物質と密着性がよく、抵抗が小さいことが求められ、特にアルミニウム、銅、ニッケル、バナジウムなどが好適である。
薄膜二次電池の構成について次いで詳述すると、配線2374上に負極活物質層2391を成膜する。一般には酸化バナジウム(V)などが用いられる。次に負極活物質層2391上に固体電解質層2392を成膜する。一般にはリン酸リチウム(LiPO)などが用いられる。次に固体電解質層2392上に正極活物質層2393を成膜する。一般にはマンガン酸リチウム(LiMn)などが用いられる。コバルト酸リチウム(LiCoO)やニッケル酸リチウム(LiNiO)を用いても良い。次に正極活物質層2393上に電極となる集電体薄膜2394を成膜する。集電体薄膜2394は正極活物質層2393と密着性がよく、抵抗が小さいことが求められ、アルミニウム、銅、ニッケル、バナジウムなどを用いることができる。
上述の負極活物質層2391、固体電解質層2392、正極活物質層2393、集電体薄膜2394の各薄膜層はスパッタ技術を用いて形成しても良いし、蒸着技術を用いても良い。また、それぞれの層の厚さは0.1μm〜3μmが望ましい。
次に樹脂を塗布し、層間膜2396を形成する。そして層間膜2396をエッチングしコンタクトホールを形成する。層間膜は樹脂には限定せず、CVD酸化膜など他の膜であっても良いが、平坦性の観点から樹脂であることが望ましい。また、感光性樹脂を用いて、エッチングを用いずにコンタクトホールを形成しても良い。次に層間膜2396上に配線層2395を形成し、配線2397と接続することにより、二次電池の電気接続を確保する。
以上のような構成にすることにより、本発明の半導体装置においては、単結晶基板上にトランジスタを形成し、その上に薄膜二次電池を有する構成を取り得る。故に本発明の半導体装置においては、極薄化、小型化を達成した柔軟性を達成することができる。
なお、本実施例の半導体装置の作製方法は、本明細書に記載した他の実施例の半導体装置に適用することができる。すなわち本実施例の半導体装置は、半導体装置の送受信回路の機能を損なう事なく、送受信回路を構成するトランジスタ数を低減できるため、半導体装置を小型化することができる。また本発明の半導体装置は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができ、半導体装置の通信距離を伸ばす事ができる。また本発明の半導体装置は、半導体装置を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
本実施例では、上記実施例2と異なる半導体装置の作製方法の一例に関して、図面を参照して説明する。
まず、基板2600上に絶縁膜を形成する。ここでは、n型の導電型を有する単結晶Siを基板2600として用い、当該基板2600上に絶縁膜2602と絶縁膜2604を形成する(図21(A)参照)。例えば、基板2600に熱処理を行うことにより絶縁膜2602として酸化珪素(SiOx)を形成し、当該絶縁膜2602上にCVD法を用いて窒化珪素(SiNx)を成膜する。
また、基板2600は、半導体基板であれば特に限定されず用いることができる。例えば、n型又はp型の導電型を有する単結晶Si基板、化合物半導体基板(GaAs基板、InP基板、GaN基板、SiC基板、サファイア基板、ZnSe基板等)、貼り合わせ法またはSIMOX(Separation by IMplanted OXygen)法を用いて作製されたSOI(Silicon on Insulator)基板等を用いることができる。
また、絶縁膜2604は、絶縁膜2602を形成した後に高密度プラズマ処理により当該絶縁膜2602を窒化することにより設けてもよい。なお、基板2600上に設ける絶縁膜は単層又は3層以上の積層構造で設けてもよい。
次に、絶縁膜2604上に選択的にレジストマスク2606のパターンを形成し、当該レジストマスク2606をマスクとして選択的にエッチングを行うことによって、基板2600に選択的に凹部2608を形成する(図21(B)参照)。基板2600、絶縁膜2602、2604のエッチングとしては、プラズマを利用したドライエッチングにより行うことができる。
次に、レジストマスク2606のパターンを除去した後、基板2600に形成された凹部2608を充填するように絶縁膜2610を形成する(図21(C)参照)。
絶縁膜2610は、CVD法やスパッタリング法等を用いて、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン(SiOxNy)(x>y>0)、窒化酸化シリコン(SiNxOy)(x>y>0)等の絶縁材料を用いて形成する。ここでは、絶縁膜2610として、常圧CVD法または減圧CVD法によりTEOS(テトラエチルオルソシリケート)ガスを用いて酸化珪素膜を形成する。
次に、研削処理、研磨処理又はCMP(Chemical Mechanical Polishing)処理を行うことによって、基板2600の表面を露出させる。ここでは、基板2600の表面を露出させることにより、基板2600の凹部2608に形成された絶縁膜2611間に領域2612、2613が設けられる。なお、絶縁膜2611は、基板2600の表面に形成された絶縁膜2610が研削処理、研磨処理又はCMP処理により除去されることにより得られたものである。続いて、p型の導電型を有する不純物元素を選択的に導入することによって、基板2600の領域2613にpウェル2615を形成する(図22(A)参照)。
p型を示す不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。ここでは、不純物元素として、ボロン(B)を領域2613に導入する。
なお、本実施例では、基板2600としてn型の導電型を有する半導体基板を用いているため、領域2612には不純物元素の導入を行っていないが、n型を示す不純物元素を導入することにより領域2612にnウェルを形成してもよい。n型を示す不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。
一方、p型の導電型を有する半導体基板を用いる場合には、領域2612にn型を示す不純物元素を導入してnウェルを形成し、領域2613には不純物元素の導入を行わない構成としてもよい。
次に、基板2600の領域2612、2613の表面上に絶縁膜2632、2634をそれぞれ形成する(図22(B)参照)。
絶縁膜2632、2634は、例えば、熱処理を行い基板2600に設けられた領域2612、2613の表面を酸化させることにより酸化珪素膜で絶縁膜2632、2634を形成することができる。また、熱酸化法により酸化珪素膜を形成した後に、窒化処理を行うことによって酸化珪素膜の表面を窒化させることにより、酸化珪素膜と酸素と窒素を有する膜(酸窒化珪素膜)との積層構造で形成してもよい。
他にも、上述したように、プラズマ処理を用いて絶縁膜2632、2634を形成してもよい。例えば、基板2600に設けられた領域2612、2613の表面に高密度プラズマ処理により酸化処理又は窒化処理を行うことにより、絶縁膜2632、2634として酸化珪素(SiOx)膜又は窒化珪素(SiNx)膜で形成することができる。また、高密度プラズマ処理により領域2612、2613の表面に酸化処理を行った後に、再度高密度プラズマ処理を行うことによって窒化処理を行ってもよい。この場合、領域2612、2613の表面に接して酸化珪素膜が形成され、当該酸化珪素膜上に酸窒化珪素膜が形成され、絶縁膜2632、2634は酸化珪素膜と酸窒化珪素膜とが積層された膜となる。また、熱酸化法により領域2612、2613の表面に酸化珪素膜を形成した後に高密度プラズマ処理により酸化処理又は窒化処理を行ってもよい。
なお、基板2600の領域2612、2613に形成された絶縁膜2632、2634は、後に完成するトランジスタにおいてゲート絶縁膜として機能する。
次に、基板2600に設けられた領域2612、2613の上方に形成された絶縁膜2632、2634を覆うように導電膜を形成する(図22(C)参照)。ここでは、導電膜として、導電膜2636と導電膜2638を順に積層して形成した例を示している。もちろん、導電膜は、単層又は3層以上の積層構造で形成してもよい。
導電膜2636、2638としては、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、クロム(Cr)、ニオブ(Nb)等から選択された元素またはこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で形成することができる。また、これらの元素を窒化した金属窒化膜で形成することもできる。他にも、リン等の不純物元素をドーピングした多結晶珪素に代表される半導体材料により形成することもできる。
ここでは、導電膜2636として窒化タンタルを用いて形成し、その上に導電膜2638としてタングステンを用いて積層構造で設ける。また、他にも、導電膜2636として、窒化タンタル、窒化タングステン、窒化モリブデン又は窒化チタンから選ばれた単層又は積層膜を用い、導電膜2638として、タングステン、タンタル、モリブデン、チタンから選ばれた単層又は積層膜を用いることができる。
次に、積層して設けられた導電膜2636、2638を選択的にエッチングして除去することによって、基板2600の領域2612、2613の上方の一部に導電膜2636、2638を残存させ、それぞれゲート電極として機能する導電膜2640、2642を形成する(図23(A)参照)。また、ここでは、基板2600において、導電膜2640、2642と重ならない領域2612、2613の表面が露出するようにする。
具体的には、基板2600の領域2612において、導電膜2640の下方に形成された絶縁膜2632のうち当該導電膜2640と重ならない部分を選択的に除去し、導電膜2640と絶縁膜2632の端部が概略一致するように形成する。また、基板2600の領域2613において、導電膜2642の下方に形成された絶縁膜2634のうち当該導電膜2642と重ならない部分を選択的に除去し、導電膜2642と絶縁膜2634の端部が概略一致するように形成する。
この場合、導電膜2640、2642の形成と同時に重ならない部分の絶縁膜等を除去してもよいし、導電膜2640、2642を形成後残存したレジストマスク又は当該導電膜2640、2642をマスクとして重ならない部分の絶縁膜等を除去してもよい。
次に、基板2600の領域2612、2613に不純物元素を選択的に導入し、不純物領域2648、不純物領域2650を形成する(図23(B)参照)。ここでは、領域2613に導電膜2642をマスクとしてn型を付与する低濃度の不純物元素を選択的に導入し、領域2612に導電膜2640をマスクとしてp型を付与する低濃度の不純物元素を選択的に導入する。n型を付与する不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。p型を付与する不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。
次に、導電膜2640、2642の側面に接するサイドウォール2654を形成する。具体的には、プラズマCVD法やスパッタリング法等により、珪素、珪素の酸化物又は珪素の窒化物の無機材料を含む膜や、有機樹脂などの有機材料を含む膜を、単層又は積層して形成する。そして、当該絶縁膜を、垂直方向を主体とした異方性エッチングにより選択的にエッチングして、導電膜2640、2642の側面に接するように形成することができる。なお、サイドウォール2654は、LDD(Lightly Doped drain)領域を形成する際のドーピング用のマスクとして用いる。また、ここでは、サイドウォール2654は、導電膜2640、2642の下方に形成された絶縁膜や浮遊ゲート電極の側面にも接するように形成されている。
続いて、当該サイドウォール2654、導電膜2640、2642をマスクとして基板2600の領域2612、2613に不純物元素を導入することによって、ソース領域又はドレイン領域として機能する不純物領域を形成する(図23(C)参照)。ここでは、基板2600の領域2613にサイドウォール2654と導電膜2642をマスクとして高濃度のn型を付与する不純物元素を導入し、領域2612にサイドウォール2654と導電膜2640をマスクとして高濃度のp型を付与する不純物元素を導入する。
その結果、基板2600の領域2612には、ソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域2658と、LDD領域を形成する低濃度不純物領域2660と、チャネル形成領域2656が形成される。また、基板2600の領域2613には、ソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域2664と、LDD領域を形成する低濃度不純物領域2666と、チャネル形成領域2662が形成される。
なお、本実施例では、導電膜2640、2642と重ならない基板2600の領域2612、2613を露出させた状態で不純物元素の導入を行っている。従って、基板2600の領域2612、2613にそれぞれ形成されるチャネル形成領域2656、2662は導電膜2640、2642と自己整合的に形成することができる。
次に、基板2600の領域2612、2613上に設けられた絶縁膜や導電膜等を覆うように第2の絶縁膜2677を形成し、当該絶縁膜2677に開口部2678を形成する(図24(A)参照)。
第2の絶縁膜2677は、CVD法やスパッタ法等により、酸化珪素(SiOx)、窒化珪素(SiNx)、酸化窒化珪素(SiOxNy)(x>y)、窒化酸化珪素(SiNxOy)(x>y)等の酸素または窒素を有する絶縁膜やDLC(ダイヤモンドライクカーボン)等の炭素を含む膜、エポキシ、ポリイミド、ポリアミド、ポリビニルフェノール、ベンゾシクロブテン、アクリル等の有機材料またはシロキサン樹脂等のシロキサン材料からなる単層または積層構造で設けることができる。なお、シロキサン材料とは、Si−O−Si結合を含む材料に相当する。シロキサンは、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成される。置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いることもできる。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。
次に、CVD法を用いて開口部2678に導電膜2680を形成し、当該導電膜2680と電気的に接続するように絶縁膜2677上に導電膜2682a〜2682dを選択的に形成する(図24(B)参照)。
導電膜2680、2682a〜2682dは、CVD法やスパッタリング法等により、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、マンガン(Mn)、ネオジム(Nd)、炭素(C)、シリコン(Si)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層又は積層で形成する。アルミニウムを主成分とする合金材料とは、例えば、アルミニウムを主成分としニッケルを含む材料、又は、アルミニウムを主成分とし、ニッケルと、炭素と珪素の一方又は両方とを含む合金材料に相当する。導電膜2680、2682a〜2682dは、例えば、バリア膜とアルミニウムシリコン(Al−Si)膜とバリア膜の積層構造、バリア膜とアルミニウムシリコン(Al−Si)膜と窒化チタン膜とバリア膜の積層構造を採用するとよい。なお、バリア膜とは、チタン、チタンの窒化物、モリブデン、又はモリブデンの窒化物からなる薄膜に相当する。アルミニウムやアルミニウムシリコンは抵抗値が低く、安価であるため、導電膜2680を形成する材料として最適である。また、上層と下層のバリア層を設けると、アルミニウムやアルミニウムシリコンのヒロックの発生を防止することができる。また、還元性の高い元素であるチタンからなるバリア膜を形成すると、結晶質半導体膜上に薄い自然酸化膜ができていたとしても、この自然酸化膜を還元し、結晶質半導体膜と良好なコンタクトをとることができる。ここでは、導電膜2680はCVD法によりタングステン(W)を選択成長することにより形成することができる。
以上の工程により、基板2600の領域2612に形成されたp型のトランジスタと、領域2613に形成されたn型のトランジスタとを得ることができる。
なお、本発明の半導体装置を構成するトランジスタの構造は図示した構造に限定されるものではないことを付記する。例えば、逆スタガ構造、フィンFET構造等の構造のトランジスタの構造を取り得る。フィンFET構造であることでトランジスタサイズの微細化に伴う短チャネル効果を抑制することができるため好適である。
また本実施例における半導体装置においては、半導体集積回路に電力を供給できるバッテリーを具備することを特徴とする。バッテリーとしては、電気二重層コンデンサーや薄膜の二次電池を用いることが好ましい。そこで本実施例においては、本実施例において作製したトランジスタと、薄膜の二次電池との接続について説明する。
本実施例において二次電池は、トランジスタに接続された導電膜2682d上に積層して形成される。二次電池は、集電体薄膜、負極活物質層、固体電解質層、正極活物質層、集電体薄膜の薄膜層が順次積層される(図24(B))。そのため、二次電池の集電体薄膜と兼用される導電膜2682dの材料は、負極活物質と密着性がよく、抵抗が小さいことが求められ、特にアルミニウム、銅、ニッケル、バナジウムなどが好適である。
薄膜二次電池の構成について次いで詳述すると、導電膜2682d上に負極活物質層2691を成膜する。一般には酸化バナジウム(V)などが用いられる。次に負極活物質層2691上に固体電解質層2692を成膜する。一般にはリン酸リチウム(LiPO)などが用いられる。次に固体電解質層2692上に正極活物質層2693を成膜する。一般にはマンガン酸リチウム(LiMn)などが用いられる。コバルト酸リチウム(LiCoO)やニッケル酸リチウム(LiNiO)を用いても良い。次に正極活物質層2693上に電極となる集電体薄膜2694を成膜する。集電体薄膜2694は正極活物質層2693と密着性がよく、抵抗が小さいことが求められ、アルミニウム、銅、ニッケル、バナジウムなどを用いることができる。
上述の負極活物質層2691、固体電解質層2692、正極活物質層2693、集電体薄膜2694の各薄膜層はスパッタ技術を用いて形成しても良いし、蒸着技術を用いても良い。また、それぞれの層の厚さは0.1μm〜3μmが望ましい。
次に樹脂を塗布し、層間膜2696を形成する。そして層間膜2396をエッチングしコンタクトホールを形成する。層間膜2696は樹脂には限定せず、CVD酸化膜など他の膜であっても良いが、平坦性の観点から樹脂であることが望ましい。また、感光性樹脂を用いて、エッチングを用いずにコンタクトホールを形成しても良い。次に層間膜2696上に配線層2695を形成し、配線2697と接続することにより、薄膜二次電池の電気接続を確保する。
以上のような構成にすることにより、本発明の半導体装置においては、単結晶基板上にトランジスタを形成し、その上に薄膜二次電池を有する構成を取り得る。故に本発明の半導体装置においては、極薄化、小型化を達成した柔軟性を達成することができる。
なお、本実施例の半導体装置の作製方法は、本明細書に記載した他の実施例の半導体装置に適用することができる。すなわち本実施例の半導体装置は、半導体装置の送受信回路の機能を損なう事なく、送受信回路を構成するトランジスタ数を低減できるため、半導体装置を小型化することができる。また本発明の半導体装置は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができ、半導体装置の通信距離を伸ばす事ができる。また本発明の半導体装置は、半導体装置を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
本実施例では、上記実施例で示した本発明の送受信回路を具備する半導体装置の利用形態の一例である半導体装置の用途について説明する。半導体装置は、例えば、紙幣、硬貨、有価証券類、無記名債券類、証書類(運転免許証や住民票等)、包装用容器類(包装紙やボトル等)、記録媒体(DVDソフトやビデオテープ等)、乗物類(自転車等)、身の回り品(鞄や眼鏡等)、食品類、植物類、動物類、人体、衣類、生活用品類、電子機器等の商品や荷物の荷札等の物品に設けることができ、いわゆるIDラベル、IDタグ、IDカードとして使用することができる。電子機器とは、液晶表示装置、EL表示装置、テレビジョン装置(単にテレビ、テレビ受像機、テレビジョン受像機とも呼ぶ)及び携帯電話等を指す。以下に、図9を参照して、本発明の応用例、及びそれらを付した商品の一例について説明する。
図9(A)は、本発明に係る半導体装置の完成品の状態の一例である。ラベル台紙3001(セパレート紙)上に、半導体装置3002を内蔵した複数のIDラベル3003が形成されている。IDラベル3003は、ボックス3004内に収納されている。また、IDラベル3003上には、その商品や役務に関する情報(商品名、ブランド、商標、商標権者、販売者、製造者等)が記されている。一方、内蔵されている半導体装置には、その商品(又は商品の種類)固有のIDナンバーが付されており、偽造や、商標権、特許権等の知的財産権侵害、不正競争等の不法行為を容易に把握することができる。また、半導体装置内には、商品の容器やラベルに明記しきれない多大な情報、例えば、商品の産地、販売地、品質、原材料、効能、用途、数量、形状、価格、生産方法、使用方法、生産時期、使用時期、賞味期限、取扱説明、商品に関する知的財産情報等を入力しておくことができ、取引者や消費者は、簡易なリーダによって、それらの情報にアクセスすることができる。また、生産者側からは容易に書換え、消去等も可能であるが、取引者、消費者側からは書換え、消去等ができない仕組みになっている。なお、半導体装置に表示部を設けこれらの情報を表示できる構成としてもよい。
図9(B)は、半導体装置3012を内蔵したラベル状の半導体装置3011を示している。半導体装置3011を商品に備え付けることにより、商品管理が容易になる。例えば、商品が盗難された場合に、商品の経路を辿ることによって、その犯人を迅速に把握することができる。このように、半導体装置を備えることにより、所謂トレーサビリティに優れた商品を流通させることができる。
図9(C)は、半導体装置3022を内包したIDカード3021の完成品の状態の一例である。上記IDカード3021としては、キャッシュカード、クレジットカード、プリペイドカード、電子乗車券、電子マネー、テレフォンカード、会員カード等のあらゆるカード類が含まれる。また、IDカード3021の表面に表示部を設け様々な情報を表示させる構成としてもよい。
図9(D)は、無記名債券3031の完成品の状態を示している。無記名債券3031には、半導体装置3032が埋め込まれており、その周囲は樹脂によって成形され、半導体装置を保護している。ここで、該樹脂中にはフィラーが充填された構成となっている。無記名債券3031は、本発明に係る半導体装置と同じ要領で作成することができる。なお、上記無記名債券類には、切手、切符、チケット、入場券、商品券、図書券、文具券、ビール券、おこめ券、各種ギフト券、各種サービス券等が含まれるが、勿論これらに限定されるものではない。また、紙幣、硬貨、有価証券類、無記名債券類、証書類等に本発明の半導体装置3032を設けることにより、認証機能を設けることができ、この認証機能を活用すれば、偽造を防止することができる。
図9(E)は半導体装置3042を内包したIDラベル3041を貼付した書籍3043を示している。本発明の半導体装置3042は、表面に貼ったり、埋め込んだりして、物品に固定される。図9(E)に示すように、本なら紙に埋め込んだり、有機樹脂からなるパッケージなら当該有機樹脂に埋め込んだりして、各物品に固定される。本発明の半導体装置3042は、小型、薄型、軽量を実現するため、物品に固定した後も、その物品自体のデザイン性を損なうことがない。
また、ここでは図示しないが、包装用容器類、記録媒体、身の回り品、食品類、衣類、生活用品類、電子機器等に本発明の半導体装置を設けることにより、検品システム等のシステムの効率化を図ることができる。また乗物類に半導体装置を設けることにより、偽造や盗難を防止することができる。また、動物等の生き物に埋め込むことによって、個々の生き物の識別を容易に行うことができる。例えば、家畜等の生き物に半導体装置を埋め込むことによって、生まれた年や性別または種類等を容易に識別することが可能となる。
なお、上述した商品以外にも、あらゆる商品に、本発明の送受信回路を具備する半導体装置を利用することができる。そのため本実施例に示した半導体装置は、半導体装置の送受信回路の機能を損なう事なく、送受信回路を構成するトランジスタ数を低減できるため、半導体装置を小型化することができる。また本発明の半導体装置は、電力変換効率の低下を防ぐことができるため、効率良く電源電位を生成することができ、半導体装置の通信距離を伸ばす事ができる。また本発明の半導体装置は、半導体装置を構成する素子数を削減する分の小型化を図ることができ、コストの低減をすることができる。
本発明の送受信回路をNチャネル型トランジスタを用いて構成した場合を示した回路図である。 本発明の送受信回路をPチャネル型トランジスタを用いて構成した場合を示した回路図である。 本発明の送受信回路の復調機能を実現する回路構成を示した回路図である。 本発明の送受信回路の変調機能を実現する回路構成を示した回路図である。 ASK変調の波形を示した図である。 従来の送受信回路の構成を示した回路図である。 あるアンテナにおける通信距離と受信電力の関係を示したグラフである。 無線通信システム内での電力受け渡され方を模式的に示した図である。 本発明の半導体装置の使用形態の一例を示す図である。 本発明の半導体装置の構成を示すブロック図である。 本発明の半導体装置の構成を示すブロック図である。 本発明の半導体装置の動作を示す図である。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法の一例を示す図。 本発明の送受信回路をNチャネル型トランジスタを用いて構成した場合を示した回路図である。 本発明の送受信回路をPチャネル型トランジスタを用いて構成した場合を示した回路図である。
符号の説明
100 入力端子
101 入力端子
102 容量素子
103 ダイオード
104 ダイオード
105 容量素子
106 ダイオード
107 入力端子
108 トランジスタ
109 ダイオード
110 検波容量素子
111 ダイオード
112 容量素子
113 出力端子
114 ダイオード
115 ダイオード
116 出力端子
117 容量素子
118 抵抗素子
120 送受信回路
203 ダイオード
204 ダイオード
206 ダイオード
208 トランジスタ
209 ダイオード
211 ダイオード
214 ダイオード
215 ダイオード
220 送受信回路
400 負荷
401 端子
402 負荷
403 端子
501 搬送波
502 包絡線
503 基準電位
600 入力端子
601 入力端子
602 倍圧整流回路
603 倍圧整流回路
604 トランジスタ
605 トランジスタ
606 トランジスタ
607 端子
613 出力端子
623 出力端子
624 バイアス端子
626 送受信回路
800 リーダ/ライタ
801 制御回路
802 アンテナ
803 半導体装置
804 アンテナ
805 送受信回路
806 回路
807 無線信号
900 半導体装置
901 半導体集積回路
902 アンテナ
903 送受信回路
904 電源回路
905 制御回路
906 メモリ回路
907 バッテリー
908 制御回路
909 復調信号
910 符号化信号
920 リーダ/ライタ
921 アンテナユニット
922 制御用端末
1301 基板
1302 絶縁膜
1303 剥離層
1304 絶縁膜
1305 半導体膜
1306 ゲート絶縁膜
1307 ゲート電極
1308 不純物領域
1309 不純物領域
1310 絶縁膜
1311 不純物領域
1313 導電膜
1314 絶縁膜
1316 導電膜
1317 導電膜
1318 絶縁膜
1319 素子形成層
1320 第1のシート材
1321 第2のシート材
1337 樹脂
1338 導電性粒子
1381 負極活物質層
1382 固体電解質層
1383 正極活物質層
1384 集電体薄膜
1385 層間膜
1386 配線層
1389 二次電池
2300 半導体基板
2302 絶縁膜
2304 領域
2306 領域
2307 pウェル
2332 絶縁膜
2334 絶縁膜
2336 導電膜
2338 導電膜
2340 ゲート電極
2342 ゲート電極
2348 レジストマスク
2350 チャネル形成領域
2352 不純物領域
2366 レジストマスク
2368 チャネル形成領域
2370 不純物領域
2372 絶縁膜
2374 配線
2391 負極活物質層
2392 固体電解質層
2393 正極活物質層
2394 集電体薄膜
2395 配線層
2396 層間膜
2397 配線
2510 送受信回路
2600 基板
2602 絶縁膜
2604 絶縁膜
2606 レジストマスク
2608 凹部
2610 絶縁膜
2611 絶縁膜
2612 領域
2613 領域
2614 領域
2615 pウェル
2620 送受信回路
2632 絶縁膜
2634 絶縁膜
2636 導電膜
2638 導電膜
2640 導電膜
2642 導電膜
2648 不純物領域
2650 不純物領域
2654 サイドウォール
2656 チャネル形成領域
2658 不純物領域
2660 低濃度不純物領域
2662 チャネル形成領域
2664 不純物領域
2666 低濃度不純物領域
2677 絶縁膜
2678 開口部
2680 導電膜
2691 負極活物質層
2692 固体電解質層
2693 正極活物質層
2694 集電体薄膜
2695 配線層
2696 層間膜
2697 配線
3001 ラベル台紙
3002 半導体装置
3003 IDラベル
3004 ボックス
3011 半導体装置
3012 半導体装置
3021 IDカード
3022 半導体装置
3031 無記名債券
3032 半導体装置
3041 IDラベル
3042 半導体装置
3043 書籍
1300a 薄膜トランジスタ
1300b 薄膜トランジスタ
1300c 薄膜トランジスタ
1300d 薄膜トランジスタ
1300e 薄膜トランジスタ
1300f 薄膜トランジスタ
1305a 半導体膜
1305b 半導体膜
1305c 半導体膜
1305d 半導体膜
1305e 半導体膜
1305f 半導体膜
1307a 導電膜
1307b 導電膜
1312a 絶縁膜
1312b 絶縁膜
1315a 導電膜
1315b 導電膜
1331a 導電膜
1331b 導電膜
1332a 開口部
1332b 開口部
1334a 導電膜
1334b 導電膜
1336a 導電膜
1336b 導電膜
2682a 導電膜
2682b 導電膜
2682c 導電膜
2682d 導電膜

Claims (6)

  1. アンテナと電気的に接続する第1の端子及び第2の端子と、
    復調信号の出力端子と、
    電源電位の出力端子と、
    符号化信号の入力端子と、を有する送受信回路であって、
    第1の容量素子の一方の電極は、前記第1の端子と電気的に接続され、
    前記第1の容量素子の他方の電極は、第1のダイオードの出力端子及び第2のダイオードの入力端子と電気的に接続され、
    前記第1のダイオードの入力端子は、前記第2の端子と電気的に接続され、
    前記第2のダイオードの出力端子は、第2の容量素子の一方の電極、第3のダイオードの入力端子及び第6のダイオードの入力端子と電気的に接続され、
    前記第2の容量素子の他方の電極は、前記第2の端子と電気的に接続され、
    前記第3のダイオードの出力端子は、第1のトランジスタのソース又はドレインの一方と電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第2の端子と電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのゲートは、前記符号化信号の入力端子と電気的に接続され、
    前記第6のダイオードの出力端子は、第7のダイオードの入力端子と電気的に接続され、
    前記第7のダイオードの出力端子は、第4のダイオードの出力端子及び前記電源電位の出力端子と電気的に接続され、
    前記第4のダイオードの入力端子は、前記復調信号の出力端子及び第5のダイオードの出力端子と電気的に接続され、
    前記第5のダイオードの入力端子は、第4の容量素子の他方の電極と電気的に接続され、
    第3の容量素子の一方の電極は、前記第2の端子に電気的に接続され、
    前記第3の容量素子の他方の電極は、前記復調信号の出力端子に電気的に接続され、
    前記第2の端子と前記復調信号の出力端子は、抵抗を介して電気的に接続され、
    前記第4の容量素子の一方の電極は、前記第1の端子に電気的に接続され、
    前記第4の容量素子の他方の電極は、前記第7のダイオードの入力端子に電気的に接続され、
    第5の容量素子の一方の電極は、前記第2の端子に電気的に接続され、
    前記第5の容量素子の他方の電極は、前記第7のダイオードの出力端子に電気的に接続されていることを特徴とする送受信回路。
  2. アンテナと電気的に接続する第1の端子及び第2の端子と、
    復調信号の出力端子と、
    電源電位の出力端子と、
    符号化信号の入力端子と、
    第1乃至第N(Nは2k+9以上の奇数、kは自然数)のダイオードと、を有する送受信回路であって、
    第1の容量素子の一方の電極は、前記第1の端子と電気的に接続され、
    前記第1の容量素子の他方の電極は、前記第1のダイオードの出力端子及び前記第2のダイオードの入力端子と電気的に接続され、
    前記第1のダイオードの入力端子は、前記第2の端子と電気的に接続され、
    前記第2のダイオードの出力端子は、第2の容量素子の一方の電極、前記第3のダイオードの入力端子及び第6のダイオードの入力端子と電気的に接続され、
    前記第2の容量素子の他方の電極は、前記第2の端子と電気的に接続され、
    前記第3のダイオードの出力端子は、第1のトランジスタのソース又はドレインの一方と電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第2の端子と電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのゲートは、前記符号化信号の入力端子と電気的に接続され、
    前記第6のダイオードの出力端子は、前記第7のダイオードの入力端子と電気的に接続され、
    前記第2k+6のダイオードの出力端子は、前記第2k+7のダイオードの入力端子と電気的に接続され、
    前記第N−1のダイオードの出力端子は、前記第Nのダイオードの入力端子に電気的に接続され、
    前記第Nのダイオードの出力端子は、第4のダイオードの出力端子及び前記電源電位の出力端子と電気的に接続され、
    前記第4のダイオードの入力端子は、前記復調信号の出力端子及び第5のダイオードの出力端子と電気的に接続され、
    前記第5のダイオードの入力端子は、第N−3の容量素子の他方の電極に電気的に接続され、
    第3の容量素子の一方の電極は、前記第2の端子に電気的に接続され、
    前記第3の容量素子の他方の電極は、前記復調信号の出力端子に電気的に接続され、
    前記第2の端子と前記復調信号の出力端子は、抵抗を介して電気的に接続され、
    第4の容量素子の一方の電極は、前記第1の端子に電気的に接続され、
    前記第4の容量素子の他方の電極は、前記第7のダイオードの入力端子に電気的に接続され、
    第5の容量素子の一方の電極は、前記第2の端子に電気的に接続され、
    前記第5の容量素子の他方の電極は、前記7のダイオードの出力端子に電気的に接続され、
    第2k+4の容量素子の一方の電極は、前記第1の端子に電気的に接続され、
    前記第2k+4の容量素子の他方の電極は、前記第2k+7のダイオードの入力端子に接続され、
    前記第2k+5の容量素子の一方の電極は、前記第の端子に電気的に接続され、
    前記第2k+5の容量素子の他方の電極は前記第2k+7のダイオードの出力端子に電気的に接続され、
    前記第N−3の容量素子の一方の電極は、前記第1の端子に電気的に接続され、
    前記第N−3の容量素子の他方の電極は、前記第Nのダイオードの入力端子に電気的に接続され、
    前記第N−2の容量素子の一方の電極は、前記第2の端子に電気的に接続され、
    前記第N−2の容量素子の他方の電極は、前記Nのダイオードの出力端子に電気的に接続されていることを特徴とする送受信回路。
  3. 請求項において、
    前記送受信回路は(N−3)/2の倍圧整流回路であること特徴とする送受信回路。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項において、
    前記第1乃至第5のダイオードは、Nチャネル型トランジスタのゲートとドレインを接続したもの又はPチャネル型トランジスタのゲートとドレインを接続したものであり、
    前記第1乃至第5のダイオードの入力端子は前記Nチャネル型トランジスタのソースまたは前記Pチャネル型トランジスタのゲートおよびドレインであり、
    前記第1乃至5のダイオードの出力端子は前記Nチャネル型トランジスタのゲートおよびドレインまたは前記Pチャネル型トランジスタのソースであることを特徴とする送受信回路。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項において、
    前記第3の容量素子の大きさは1pF以上10pF以下であり、且つ抵抗は10kΩ以上100kΩ以下であることを特徴とする送受信回路。
  6. 請求項1乃至請求項の送受信回路を有する半導体装置。
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