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JP5275624B2 - センサの製造方法 - Google Patents

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JP5275624B2
JP5275624B2 JP2007340698A JP2007340698A JP5275624B2 JP 5275624 B2 JP5275624 B2 JP 5275624B2 JP 2007340698 A JP2007340698 A JP 2007340698A JP 2007340698 A JP2007340698 A JP 2007340698A JP 5275624 B2 JP5275624 B2 JP 5275624B2
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Description

本発明は、有底筒状に形成されて内面に内部電極を備えるとともに外面に外部電極を備える検出素子と、内部電極または外部電極に接触する電極端子部材と、検出素子を支持するとともに電極端子部材を支持する支持部材と、を備えるセンサの製造方法に関する。
従来、軸線方向に延びると共に先端が閉じた有底筒状に形成され、内面に内部電極を備えるとともに外面に外部電極を備えて、被測定成分を検出する検出素子と、検出素子の内部電極または外部電極に電気的に接続される電極端子部材と、検出素子を支持するとともに電極端子部材を支持する支持部材(主体金具、外筒、セパレータなど)と、を備えるセンサが知られている(特許文献1)。
このうち、電極端子部材としては、内部電極に接続される内部電極端子部材(特許文献1における端子部材30)と、外部電極に接続される外部電極端子部材(特許文献1における外部電極層用接続部材40)などがある。
そして、内部電極端子部材(特許文献1における端子部材30)は、例えば、支持部材によって支持される内部基端部(特許文献1におけるコネクタ部31)と、検出素子の内部電極に接触する内部電極接触部(特許文献1における挿入部33)と、後端が内部基端部に接続され、先端が内部電極接触部に接続される内部連結部(セパレータ挿入部32)と、を備えて構成される(特許文献1の図3など)。
なお、内部電極接触部は、弾性変形により径寸法(軸線方向に垂直な断面における径寸法)が縮小することで検出素子の内部に配置される構成であり、内部基端部は、リード線に接続されるとともに支持部材によって支持される。
また、外部電極端子部材(特許文献1における外部電極層用接続部材40)は、例えば、支持部材によって支持される外部基端部と、検出素子の外部電極に接触する外部電極接触部と、後端が外部基端部に接続され、先端が外部電極接触部に接続される外部連結部と、を備えて構成される(特許文献1の図2など)。
なお、外部電極接触部は、弾性変形により径寸法(軸線方向に垂直な断面における径寸法)が拡大した状態で検出素子の内部に配置される構成であり、外部基端部は、リード線に接続されるとともに支持部材によって支持される。
特開2005−291907号公報(図1,2,3など)
しかし、上記従来のセンサにおいては、電極端子部材(内部電極端子部材、外部電極端子部材)の形状によっては、電極端子部材(内部電極端子部材、外部電極端子部材)を検出素子および支持部材に組み付ける作業が煩雑になるという問題がある。
ここで、従来の電極端子部材の一例として、従来用外部電極端子部材108の側面図を図6に示し、従来用内部電極端子部材109の側面図を図7に示す。なお、各図においては、電極端子部材に加えて、検出素子2およびセパレータ7の断面図も表している。
図6に示すように、従来用外部電極端子部材108は、支持部材に組み付けられた状態で、かつ、検出素子に組み付けられる前の状態(自由状態)において、外部電極接触部182と外部基端部184とが所定の外部用相対位置寸法D5を隔てた相対位置関係となるように構成されている。つまり、従来用外部電極端子部材108は、自由状態において、外部電極接触部182の中心軸S5が検出素子2の中心軸S3に重なるように配置し、外部基端部184が支持部材(セパレータ7)に支持されるように配置するために、外部用相対位置寸法D5が定められて構成されている。
そして、この従来用外部電極端子部材108は、検出素子2への組み付け時には、外部電極接触部182の径寸法L5が検出素子2の外径寸法L4に応じた寸法となるように、外部電極接触部182が拡径方向に弾性変形することで、検出素子2への組付けが可能となる。
また、図7に示す従来用内部電極端子部材109は、自由状態において、内部電極接触部192と内部基端部194とが所定の内部用相対位置寸法D6を隔てた相対位置関係となるように構成されている。つまり、従来用内部電極端子部材109は、自由状態において、内部電極接触部192の中心軸S6が検出素子2の中心軸S3に重なるように配置し、内部基端部194が支持部材(セパレータ7)に支持されるように配置するために、所定の内部用相対位置寸法D6が定められて構成されている。
そして、この従来用内部電極端子部材109においては、検出素子2への組み付け時には、内部電極接触部192の径寸法L6が検出素子2の内径寸法L3に等しくなるように、内部電極接触部192が縮径方向に弾性変形することで、検出素子2への組付けが可能となる。
しかし、従来用外部電極端子部材108および従来用内部電極端子部材109は、検出素子2および支持部材に組み付けられた状態(組み付け状態)においては、検出素子2および支持部材によって電極接触部(連結部の先端)と基端部との相対位置が規制される。つまり、組み付け状態における連結部の先端と基端部との相対位置は、自由状態における相対位置(外部用相対位置寸法D5または内部用相対位置寸法D6により定められる相対位置)とは異なるものとなる。
ここで、従来用外部電極端子部材108の外部電極接触部182、従来用内部電極端子部材109の内部電極接触部192、検出素子2のそれぞれの断面形状を模式的に表した説明図を図8に示す。なお、図8では、左側領域に組み付け前の各部材を個別に表した状態を表し、中央領域に組み付け前の各部材を重ね合わせた状態を表し、右側領域に組み付け後の状態を表している。
従来用外部電極端子部材108を検出素子2に組み付けるにあたり外部電極接触部182が弾性変形する際には、外部電極接触部182の断面形状(軸線方向に垂直な面における断面形状)のうち外部連結部186との接続箇所B5が基点となって弾性変形することになる。
同様に、従来用内部電極端子部材109を検出素子2に組み付けるにあたり内部電極接触部192が弾性変形する際には、内部電極接触部192の断面形状(軸線方向に垂直な面における断面形状)のうち内部連結部196との接続箇所B6が基点となって弾性変形することになる。
このとき、自由状態の従来用外部電極端子部材108は、自身の中心軸S5が検出素子2の中心軸S3に重なるように配置されるため、基点となる接続箇所B5が検出素子2に重なることとなる(図8の中央領域を参照)。この接続箇所B5は、外部電極接触部182の弾性変形が最も起こりにくい(広がりにくい)箇所であり、従来用外部電極端子部材108を検出素子2に組み付ける際には、外部電極接触部182の先端面と検出素子2の後端部との衝突が生じやすくなる。このため、従来用外部電極端子部材108を用いる場合には、接続箇所B5による衝突に起因して、検出素子2が破損する虞がある。
また、自由状態の従来用内部電極端子部材109は、自身の中心軸S6が検出素子2の中心軸S3に重なるように配置されるため、基点となる接続箇所B6が検出素子2に重なることとなる(図8の中央領域を参照)。この接続箇所B6は、内部電極接触部192の弾性変形が最も起こりにくい(縮みにくい)箇所であり、従来用内部電極端子部材109を検出素子2に組み付ける際には、内部電極接触部192の先端面と検出素子2の後端部との衝突が生じやすくなる。このため、従来用内部電極端子部材109を用いる場合には、接続箇所B6による衝突に起因して、検出素子2が破損する虞がある。
そこで、本発明はこうした問題に鑑みなされたものであり、組み付け作業時における検出素子の破損を抑制しつつ、電極端子部材を検出素子および支持部材に組み付ける作業が容易となるセンサの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、軸線方向に延びると共に先端が閉じた有底筒状に形成され、内面に内部電極を備えるとともに外面に外部電極を備えて、被測定成分を検出する検出素子と、検出素子の内部電極または外部電極に電気的に接続される電極端子部材と、検出素子を支持するとともに、電極端子部材を支持する支持部材と、を備えるセンサの製造方法であって、支持部材に電極端子部材を組み付ける第1工程と、支持部材に組み付けられた電極端子部材を検出素子に組み付ける第2工程と、を有しており、電極端子部材は、支持部材によって支持される基端部と、検出素子の内部電極または外部電極に接触する電極接触部と、後端が基端部に接続され、先端が電極接触部に接続される連結部と、を備えており、電極接触部は、先端から後端に至る隙間部を有する筒型形状に形成されており、隙間部の開口寸法が変化することで生じる弾性力により検出素子に組み付けられるとともに、内部電極または外部電極に接触する構成であり、電極端子部材として、内部電極に接触する内部電極端子部材を備えており、内部電極端子部材は、電極接触部として内部電極接触部を有しており、内部電極接触部は、少なくとも一部が検出素子の内面に配置されて内部電極に接触しており、さらに、電極端子部材として、外部電極に接触する外部電極端子部材を備えており、外部電極端子部材は、電極接触部として外部電極接触部を有しており、外部電極接触部は、少なくとも一部が検出素子の外面に配置されて外部電極に接触しており、第2工程において、検出素子に組み付けられる前の電極端子部材における連結部の先端と基端部との相対位置は、検出素子に組み付けられた後の電極端子部材における連結部の先端と基端部との相対位置と同一であること、を特徴とするセンサの製造方法である。
つまり、このセンサに備えられる電極端子部材は、第2工程において、自由状態(支持部材に組み付けられた状態で、かつ、検出素子に組み付けられる前の状態)においても、組み付け状態(検出素子に接続されるとともに支持部材に支持された状態)においても、連結部の先端と基端部との相対位置が同一である。
これにより、電極接触部の先端面のうち少なくとも連結部との接続箇所に対応する部分については、検出素子と重なり合うことがない。つまり、上記の電極端子部材を備えることにより、電極端子部材を検出素子と組み付ける際において、弾性変形が最も起こりにくい箇所が検出素子に衝突しないことになる。
つまり、電極端子部材のうち弾性変形が生じやすい箇所が検出素子に衝突するため、電極端子部材が検出素子の径寸法に応じて容易に変形する(広がる又は縮む)こととなり、検出素子が破損することを防止できる。
よって、本発明によれば、組み付け作業時における検出素子の破損を抑制しつつ、電極端子部材を検出素子に組み付ける作業が容易となるセンサの製造方法を実現することができる。
次に、本発明においては、電極端子部材として、内部電極に接触する内部電極端子部材を備えており、内部電極端子部材は、電極接触部として内部電極接触部を有しており、内部電極接触部は、少なくとも一部が検出素子の内面に配置されて内部電極に接触する、という構成である。
つまり、検出素子の内部電極に電気的に接続される内部電極端子部材によって、検出素子が破損するのを抑制できる。
よって、このような内部電極端子部材を備えるセンサの製造方法においては、組み付け作業時における検出素子の破損を抑制しつつ、電極端子部材を検出素子に組み付ける作業が容易となる。
なお、内部電極端子部材は、支持部材によって支持される内部基端部と、検出素子の内部電極に接触する内部電極接触部と、後端が内部基端部に接続され、先端が内部電極接触部に接続される内部連結部と、を備えて構成される。そして、内部電極接触部は、先端から後端に至る隙間部を有する筒型形状に形成されており、隙間部の開口寸法が縮小することで生じる弾性力により検出素子に組み付けられるとともに、内部電極に接触する構成である。また、内部電極端子部材は、自由状態における内部連結部の先端と内部基端部との相対位置が、組み付け状態における内部連結部の先端と内部基端部との相対位置と同一となるように構成されている。
次に、本発明においては、電極端子部材として、外部電極に接触する外部電極端子部材を備えており、外部電極端子部材は、電極接触部として外部電極接触部を有しており、外部電極接触部は、少なくとも一部が検出素子の外面に配置されて外部電極に接触する、という構成である
つまり、検出素子の外部電極に電気的に接続される外部電極端子部材によって、検出素子が破損するのを抑制できる。
よって、このような外部電極端子部材を備えるセンサの製造方法においては、組み付け作業時における検出素子の破損を抑制しつつ、電極端子部材を検出素子に組み付ける作業が容易となる。
なお、外部電極端子部材は、支持部材によって支持される外部基端部と、検出素子の外部電極に接触する外部電極接触部と、後端が外部基端部に接続され、先端が外部電極接触部に接続される外部連結部と、を備えて構成される。そして、外部電極接触部は、先端から後端に至る隙間部を有する筒型形状に形成されており、隙間部の開口寸法が拡大することで生じる弾性力により検出素子に組み付けられるとともに、外部電極に接触する構成である。また、外部電極端子部材は、自由状態における外部連結部の先端と外部基端部との相対位置が、組み付け状態における外部連結部の先端と外部基端部との相対位置と同一となるように構成されている。
なお、センサは、電極端子部材として、上述の内部電極端子部材および上述の外部電極端子部材をともに備えることで、組み付け作業時における検出素子の破損をより一層抑制できるとともに、各部材の組み付け作業が容易になる。
また、上述の発明においては、請求項2に記載のように、内部電極接触部は、軸線に直交する断面が馬蹄形状に形成された筒型形状を有し、外部電極接触部は、軸線に直交する断面がC字形状に形成された筒型形状を有する、という構成を採ることができる。
次に、上述の発明においては、電極端子部材として、内部電極に接触する内部電極端子部材と、外部電極に接触する外部電極端子部材と、を備えており、内部電極端子部材は、連結部として内部連結部を有するとともに、電極接触部として内部電極接触部を有しており、内部電極接触部は、少なくとも一部が検出素子の内面に配置されて内部電極に接触しており、外部電極端子部材は、連結部として外部連結部を有するとともに、電極接触部として外部電極接触部を有しており、外部電極接触部は、少なくとも一部が検出素子の外面に配置されて外部電極に接触しており、外部電極接触部は、内部電極接触部を取り囲むように配置されており、軸線方向に見たときに、内部連結部は、外部連結部と検出素子の中心軸線とを結ぶ仮想線分に重ならない位置に配置される、という構成を採ることができる。
内部電極端子部材および外部電極端子部材を備え、外部電極接触部が内部電極接触部を取り囲むように配置される構成のセンサであれば、外部電極接触部と内部電極接触部とを一連の組み付け作業で組み付ける場合がある。この際、外部電極接触部または内部電極接触部のいずれか一方により検出素子が固定された状態で、更に他方の電極接触部を検出素子に組み付ける必要がある。
このような構成のセンサは、軸線方向に見たときに、内部連結部が仮想線分(外部連結部と検出素子の中心軸線とを結ぶ線分)に重ならない位置に配置される構成においては、接触部の弾性変形が生じると、内部連結部と外部連結部との相対位置が変動する。このため、内部電極端子部材または外部電極端子部材の少なくとも一方は、電極端子部の先端面のうち少なくとも連結部との接続箇所に対応する部分が、検出素子に衝突しやすくなる。そして、その結果、検出素子が破損してしまう虞がある。
これに対して、本発明の外部電極端子部材および内部電極端子部材を備えることで、組み付け作業時(特に、一連の組み付け作業時)における検出素子の破損を抑制しつつ、電極端子部材を検出素子に組み付ける作業が容易となる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
図1は、本発明が適用された実施形態としてのセンサ(酸素センサ1)の全体構成を表す断面図である。
尚、本実施形態においては、図1に示す酸素センサ1の下端側が本発明における「センサの先端側」に相当し、同様に、図1に示す酸素センサ1の上端側が「センサの後端側」に相当する。
酸素センサ1は、図1に示すように、ZrO2 を主成分とする固体電解質体により構成された軸線方向に延びて先端が閉じた有底筒状の検出素子2,検出素子2の内部に配置されて検出素子2を加熱する棒状のセラミックヒータ3,酸素センサ1の内部構造物を収容するとともに酸素センサ1を排気管等の取付部に固定するケーシング4などを備えて構成されている。
これらのうちケーシング4は、検出素子2を保持するとともにその検出部25を排気管等の内部に突出させる主体金具5と、主体金具5の上部に延設されて検出素子2との間で基準ガス空間を形成する外筒6と、を備えて構成されている。
また、主体金具5は、円筒状の本体を有し、検出素子2を下方から支持するホルダ51,ホルダ51の上部に充填される滑石粉末からなる充填部材52,充填部材52を上方から押圧するスリーブ53などを内部に収容する。
即ち、主体金具5の下端側の内周には、内向き突出した段部54が設けられており、この段部54にパッキン55を介してホルダ51が係止されることにより、検出素子2が下方から支持されている。そして、ホルダ51の上側における主体金具5の内周面と検出素子2の外周面との間に充填部材52が配設され、さらにこの充填部材52の上側に筒状のスリーブ53及びパッキン56が順次同軸状に内挿された状態で主体金具5の上端部が内方(下方)に加締められることで、充填部材52が加圧充填される。それにより、検出素子2が主体金具5に対してしっかりと固定されている。また、主体金具5の下端側外周には、検出素子2の突出部分を覆うとともに、複数の孔部を有する金属製の二重のプロテクタ57,58が溶接によって取り付けられている。
そして、主体金具5の上部開口部を覆うように外筒6の下端開口端部が当該主体金具5に外挿された後、この下端開口端部に外方から溶接が施され、外筒6が主体金具5に装着されている。
また、外筒6における上端開口部61の近傍には、セラミックで筒状に形成された絶縁性のセパレータ7が内挿されている。
セパレータ7は、その軸方向中央付近の外周面に外側に突出したフランジ部71を有している。セパレータ7は、外筒6が外方から加締められることにより、このフランジ部71の下端面が外筒6の上部に係止される態様で外筒6の内部に保持されている。
また、セパレータ7は、自身の後端面72から先端面73に向けて貫通する複数の挿通孔74と、セラミックヒータ3の後端部31を収容可能に先端面73に形成された凹部75と、を備えている。そして、セパレータ7は、外部電極端子部材8と内部電極端子部材9とをそれぞれ異なる挿通孔74の内部に収容して、外部電極端子部材8と内部電極端子部材9との絶縁性、外部電極端子部材8と外筒6との絶縁性、および内部電極端子部材9と外筒6との絶縁性を保持している。
そして、外部電極端子部材8は、検出素子2の外周面に配置された外部電極26とリード線21とを電気的に接続するように配置されており、内部電極端子部材9は、検出素子2の内周面に配置された内部電極27とリード線22とを電気的に接続するように配置されている。
図2に、外部電極端子部材8,セパレータ7および検出素子2の側面図を示し、図3に、内部電極端子部材9,セパレータ7および検出素子2の側面図を示す。なお、図2および図3では、検出素子2,セパレータ7については内部構造を示すために断面図として表している。
また、内部電極端子部材9の正面図を図4に示す。
さらに、検出素子2、外部電極端子部材8の外部素子当接部82、内部電極端子部材9の内部素子当接部98のそれぞれの断面形状を模式的に表した説明図を図5に示す。なお、図5では、左側領域に組み付け前の各部材を個別に表した状態を表し、中央領域に組み付け前の各部材を重ね合わせた状態を表し、右側領域に組み付け後の状態を表している。
外部電極端子部材8は、1枚の金属板(例えば、ステンレス鋼板)によって構成され、セパレータ7における挿通孔74の内部に収容される外部セパレータ収容部81と、外部電極26に当接して外部電極端子部材8と検出素子2とを電気的に接続する外部素子当接部82と、外部セパレータ収容部81と外部素子当接部82とを連結する外部連結部83と、を備える。
これらのうち外部セパレータ収容部81は、リード線21の先端を加締めてリード線21と外部電極端子部材8とを電気的に接続する外部コンタクト部84と、外部コンタクト部84から外部連結部83に至るまで引き出された外部引出し部85と、挿通孔74の内周面を付勢するために外部引出し部85から突出する外部付勢部86と、を備える。
なお、外部電極端子部材8は、外部引出し部85および外部付勢部86が挿通孔74の内周面に当接することにより、セパレータ7における挿通孔74の内部に保持される。なお、外部引出し部85は、自身の幅方向における両端部が挿通孔74の内周面に当接するよう構成されている。
外部素子当接部82は、先端から後端に至る隙間部87(図5の左側領域を参照)を有する筒型形状に形成されており、軸線S1に直交する断面が略C字形状に形成されている。そして、外部素子当接部82は、隙間部87の開口寸法が変化することで生じる弾性力により検出素子2に組み付けられるとともに、外部電極26に接触する構成である。
つまり、外部電極端子部材8は、検出素子2への組み付け時には、外部素子当接部82の径寸法L1が検出素子2の外径寸法L4に応じた寸法となるように、外部素子当接部82が弾性変形することで、検出素子2への組付けが可能となる。このとき、外部素子当接部82は、自身の断面形状(軸線方向に垂直な面における断面形状)のうち外部連結部83との接続箇所B1(図5の左側領域を参照)が基点となって弾性変形する。
内部電極端子部材9は、1枚の金属板(例えば、ステンレス鋼板)によって構成され、セパレータ7における挿通孔74の内部に収容される内部セパレータ収容部91と、検出素子2の内部に収容される検出素子収容部92と、内部セパレータ収容部91と検出素子収容部92とを連結する内部連結部93と、を備える。
これらのうち内部セパレータ収容部91は、リード線22の先端を加締めてリード線22と内部電極端子部材9とを電気的に接続する内部コンタクト部94と、内部コンタクト部94から内部連結部93に至るまで引き出された内部引出し部95と、挿通孔74の内周面を付勢するために内部引出し部95から突出する内部付勢部96と、を備える。
内部電極端子部材9は、内部引出し部95および内部付勢部96が挿通孔74の内周面に当接することにより、セパレータ7の挿通孔74の内部に保持される。なお、内部引出し部95は、自身の幅方向における両端部が挿通孔74の内周面に当接するよう構成されている。
また、検出素子収容部92は、内部電極27に当接して内部電極端子部材9と検出素子2とを電気的に接続する内部素子当接部98と、セラミックヒータ3を把持するヒータ把持部99と、を備えて構成される。
そして、内部素子当接部98は、図4に示すように、先端から後端に至る隙間部97を有する筒型形状に形成されており、軸線S2に直交する断面が略馬蹄形状に形成されている。そして、内部素子当接部98は、隙間部97の開口寸法が変化することで生じる弾性力により検出素子2に組み付けられるとともに、内部電極27に接触する構成である。
つまり、内部電極端子部材9は、検出素子2への組み付け時には、内部素子当接部98の径寸法L2が検出素子2の内径寸法L3に応じた寸法となるように、内部素子当接部98が弾性変形することで、検出素子2への組付けが可能となる。
このとき、内部素子当接部98は、自身の断面形状(軸線方向に垂直な面における断面形状)のうち内部連結部93との接続箇所B2(図5の左側領域を参照)が基点となって弾性変形する。
また、内部連結部93は、その表面上に、ダボ加工による凸部100が形成されている。さらに、内部付勢部96は、内部引出し部95の中央部を開口したコ字形に切断して、この切断片を斜め下向きに傾斜させて突出させることにより設けられている。
次に、図1に戻り、外筒6の上端開口部61には、検出素子2の電極に夫々接続されるリード線21,22を夫々外部に引き出すとともに、酸素センサ1の内部への水分や油分の侵入を防止するシールユニット10が設けられている。
このシールユニット10は、フッ素ゴムからなる円柱状のグロメット11と、このグロメット11の中央を軸方向に貫通する貫通孔14に嵌挿可能な筒状挿入部材16と、この筒状挿入部材16の上端部(大気側端部)を覆うとともに、これらグロメット11の貫通孔14の内周面と筒状挿入部材16の外周面との間に挟持されて固定されるシート状の通気フィルタ17と、を備えて構成されている。
そして、グロメット11には、上記の貫通孔14と、リード線21,22を挿通するための挿通孔15と、が形成されている。
また、通気フィルタ17は、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の未焼成成形体を、PTFEの融点よりも高い加熱温度で一軸方向に延伸することにより得られる多孔質繊維構造体(例えば、商品名:ゴアテックス(ジャパンゴアテックス(株)))により、水滴等の水を主体とする液体の透過は阻止し、かつ気体(空気、水蒸気等)の透過は許容する通気フィルタとして構成されている。
そして、これらグロメット11,通気フィルタ17および筒状挿入部材16の組付けの際には、通気フィルタ17が筒状挿入部材16の大気側端部とその外周面とを覆うように筒状挿入部材16に被せられ、この状態で筒状挿入部材16とともに貫通孔14に挿入される。このようにして、通気フィルタ17は、筒状挿入部材16の外周面と貫通孔14の内周面との間に挟まれ、通気経路を塞いだ状態で固定される。
そして、このように形成されたシールユニット10が、外筒6の上端開口部61の内側に配置され、グロメット11が、外筒6を介して径方向に加締められる。こうして、外筒6およびグロメット11が密着し、そのシール性がより確実なものとされる。そして、この通気フィルタ17により通気性及び防水性を保持しつつ、大気側から筒状挿入部材16の内部に形成された通気経路を介して基準ガス空間に空気が導入される。
このような酸素センサ1の製造工程においては、内部電極端子部材9における検出素子収容部92のヒータ把持部99でセラミックヒータ3を支持するとともに、内部電極端子部材9の内部セパレータ収容部91の内部コンタクト部94でリード線22の一端を支持する工程を行う。
また、酸素センサ1の製造工程においては、セラミックヒータ3の後端部をセパレータ7の凹部75に収容した状態で、セパレータ7の先端面73側から後端面72側へリード線22をセパレータ7の挿通孔74に挿通する工程(以下、端子部材収容工程という)を行う。
これらの工程を行うことで、内部電極端子部材9の内部セパレータ収容部91を、セパレータ7における挿通孔74の内部に収容することができる。
また、内部電極端子部材9は、自身の内部引出し部95および内部付勢部96がセパレータ7の挿通孔74の内周面を付勢することにより、挿通孔74の内部に保持される。
そして、この酸素センサ1においては、外部電極端子部材8および内部電極端子部材9に特徴がある。
つまり、外部電極端子部材8は、自由状態(セパレータ7に組み付けられた状態で、かつ、検出素子2に組み付けられる前の状態)における外部連結部83の先端と外部セパレータ収容部81との相対位置が、酸素センサ1の組み付け状態(検出素子2およびセパレータ7に組み付けられた状態)における外部連結部83の先端と外部セパレータ収容部81との相対位置と同一となるように構成されている。具体的には、図2に示すように、外部電極端子部材8は、自由状態において、外部連結部83の先端と外部セパレータ収容部81とが所定の外部用相対位置寸法D1を隔てた相対位置関係となるように構成されている。
なお、酸素センサ1の組み付け状態とは、換言すれば、外部電極端子部材8が検出素子2,ケーシング4,セパレータ7などに組み付けられた状態のことを意味している。
また、内部電極端子部材9は、自由状態(セパレータ7に組み付けられた状態で、かつ、検出素子2に組み付けられる前の状態)における内部連結部93の先端と内部セパレータ収容部91との相対位置が、酸素センサ1の組み付け状態(検出素子2およびセパレータ7に組み付けられた状態)における内部連結部93の先端と内部セパレータ収容部91との相対位置と同一となるように構成されている。具体的には、図3に示すように、内部電極端子部材9は、自由状態において、内部連結部93の先端と内部セパレータ収容部91とが所定の内部用相対位置寸法D2を隔てた相対位置関係となるように構成されている。
なお、酸素センサ1の組み付け状態とは、換言すれば、内部電極端子部材9が検出素子2,ケーシング4,セパレータ7などに組み付けられた状態のことを意味している。
ここで、図5に示すように、外部電極端子部材8は、自由状態において、外部セパレータ収容部81(外部コンタクト部84)がセパレータ7の挿通孔74に配置された状態においては、外部素子当接部82の内面のうち外部連結部83との接続箇所に相当する部分が、検出素子2の外周面に対応する位置に配置される(図5の中央領域を参照)。
このことから、自由状態の外部電極端子部材8は、検出素子2への組み付け時には、外部素子当接部82の先端面のうち外部連結部83との接続箇所に対応する部分が検出素子2と重なり合わないように配置できる。つまり、本実施形態の外部電極端子部材8を備えることにより、外部電極端子部材8を検出素子2と組み付ける際において、外部電極端子部材8のうち弾性変形が最も起こりにくい箇所(外部素子当接部82の先端面のうち外部連結部83との接続箇所に対応する部分)が、検出素子2に衝突するのを回避できる。
また、内部電極端子部材9は、自由状態において、内部セパレータ収容部91(内部コンタクト部94)がセパレータ7の挿通孔74に配置された状態においては、内部素子当接部98の外面のうち内部連結部93との接続箇所に相当する部分が、検出素子2の内周面に対応する位置に配置される(図5の中央領域を参照)。
このことから、自由状態の内部電極端子部材9は、検出素子2への組み付け時には、検出素子収容部92(内部素子当接部98)の先端面のうち内部連結部93との接続箇所に対応する部分が検出素子2と重なり合わないように配置できる。つまり、本実施形態の内部電極端子部材9を備えることにより、内部電極端子部材9を検出素子2と組み付ける際において、内部電極端子部材9のうち弾性変形が最も起こりにくい箇所(内部素子当接部98の先端面のうち内部連結部93との接続箇所に対応する部分)が、検出素子2に衝突するのを回避できる。
以上説明したように、本実施形態の酸素センサ1の製造方法においては、検出素子2、セパレータ7、外筒6の相対位置がセンサ組み付け状態と同一となるように各部材の相対位置を維持しつつ、組み付け作業を行うことで、検出素子2の破損を抑制できる。
そして、本実施形態の酸素センサ1の製造方法においては、組み付け作業時における検出素子2の破損を抑制するにあたり、各部材(検出素子,電極端子部材、支持部材など)の相対位置をセンサ組み付け状態とは異なる特別な位置関係に維持する必要がない。つまり、センサ完成状態における相対位置を維持すればよいことから、組み付け作業の煩雑さを軽減できる。
よって、本実施形態の酸素センサ1の製造方法によれば、組み付け作業時における検出素子2の破損を抑制しつつ、電極端子部材(外部電極端子部材8、内部電極端子部材9)を検出素子2に組み付ける作業の煩雑さを軽減することができる。
また、本実施形態の酸素センサ1においては、内部電極端子部材9における内部連結部93と、外部電極端子部材8における外部連結部83との位置関係が、検出素子2の中心軸S3を対称軸として対称となる位置関係である。このような構成により、酸素センサ1は、自身の内部スペースにおいて、内部電極端子部材9の内部連結部93と外部電極端子部材8の外部連結部83とが干渉するのを防止できる。
なお、本実施形態においては、酸素センサ1が特許請求の範囲に記載のセンサに相当し、内部電極27が内部電極に相当し、外部電極26が外部電極に相当し、検出素子2が検出素子に相当し、外部電極端子部材8および内部電極端子部材9が電極端子部材に相当し、ケーシング4(主体金具5、外筒6)およびセパレータ7が支持部材に相当する。
また、外部電極端子部材8のうち、外部セパレータ収容部81が基端部に相当し、外部素子当接部82が電極接触部に相当し、外部連結部83が連結部に相当する。さらに、内部電極端子部材9のうち、内部セパレータ収容部91が基端部に相当し、検出素子収容部92(内部素子当接部98)が電極接触部に相当し、内部連結部93が連結部に相当する。また、外部素子当接部82が外部電極接触部に相当し、内部素子当接部98が内部電極接触部に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば、本発明の適用対象は、酸素センサに限られることはなく、電極端子部材を備えるセンサであれば、他のガス(CO、NOxなど)を検出するガスセンサや、温度検出を行う温度センサなどであっても良い。
また、センサ組み付け状態における内部電極端子部材の内部連結部と外部電極端子部材の外部連結部との位置関係は、検出素子の中心軸を対称軸として対称となる位置関係に限られることはなく、センサの内部スペースにおいて、内部電極端子部材と外部電極端子部材とが干渉しない位置関係であればよい。
特に、軸線方向に見たときに、内部連結部が外部連結部と検出素子の中心軸線とを結ぶ仮想線分に重ならない位置に配置される構成においては、接触部の弾性変形が生じると、内部連結部と外部連結部との相対位置が変動する。このため、内部電極端子部材または外部電極端子部材の少なくとも一方は、電極端子部の先端面のうち少なくとも連結部との接続箇所に対応する部分が、検出素子に衝突しやすくなり、その結果、検出素子が破損してしまう虞がある。
これに対して、上記の実施形態における外部電極端子部材および内部電極端子部材を備えることで、組み付け作業時(特に、一連の組み付け作業時)における検出素子の破損を抑制しつつ、電極端子部材を検出素子に組み付ける作業が容易となる。
さらに、上記の実施形態では、1枚の金属板により構成される電極端子部材について説明したが、電極端子部材は、1枚の金属板により構成される態様に限られることはなく、複数の金属部材を組み合わせて構成される態様であっても良い。
また、電極端子部材は、ステンレス鋼板で構成されるものに限られることはなく、導電性を有する金属材料であれば他の金属材料で構成しても良い。
また、上記実施形態の外部電極端子部材8は、外部素子当接部82における「連結部との接続箇所」と「隙間部」との相対位置関係が軸線S1を対称軸とする対称位置関係となるように構成されているが、素子当接部における「連結部との接続箇所」と「隙間部」との相対位置関係は上記構成に限定されることはなく、他の相対位置関係であっても良い。
実施形態としてのセンサ(酸素センサ)の全体構成を表す断面図である。 外部電極端子部材,セパレータおよび検出素子の側面図である。 内部電極端子部材,セパレータおよび検出素子の側面図である。 内部電極端子部材の正面図である。 検出素子、外部電極端子部材の外部素子当接部、内部電極端子部材の内部素子当接部のそれぞれの断面形状を模式的に表した説明図である。 従来用内部電極端子部材の側面図である。 従来用外部電極端子部材の側面図である。 従来用外部電極端子部材の外部電極接触部、従来用内部電極端子部材の内部電極接触部、検出素子のそれぞれの断面形状を模式的に表した説明図である。
符号の説明
1…酸素センサ、2…検出素子、3…セラミックヒータ、4…ケーシング、5…主体金具、6…外筒、7…セパレータ、8…外部電極端子部材、9…内部電極端子部材、26…外部電極、27…内部電極、31…後端部、81…外部セパレータ収容部、82…外部素子当接部、83…外部連結部、84…外部コンタクト部、85…外部引出し部、86…外部付勢部、87…隙間部、91…内部セパレータ収容部、92…検出素子収容部、93…内部連結部、94…内部コンタクト部、95…内部引出し部、96…内部付勢部、97…隙間部、98…内部素子当接部、99…ヒータ把持部、100…凸部。

Claims (2)

  1. 軸線方向に延びると共に先端が閉じた有底筒状に形成され、内面に内部電極を備えるとともに外面に外部電極を備えて、被測定成分を検出する検出素子と、
    前記検出素子の前記内部電極または前記外部電極に電気的に接続される電極端子部材と、
    前記検出素子を支持するとともに、前記電極端子部材を支持する支持部材と、
    を備えるセンサの製造方法であって、
    前記支持部材に前記電極端子部材を組み付ける第1工程と、
    前記支持部材に組み付けられた前記電極端子部材を前記検出素子に組み付ける第2工程と、を有しており、
    前記電極端子部材は、前記支持部材によって支持される基端部と、前記検出素子の前記内部電極または前記外部電極に接触する電極接触部と、後端が前記基端部に接続され、先端が前記電極接触部に接続される連結部と、を備えており、
    前記電極接触部は、先端から後端に至る隙間部を有する筒型形状に形成されており、前記隙間部の開口寸法が変化することで生じる弾性力により前記検出素子に組み付けられるとともに、前記内部電極または前記外部電極に接触する構成であり、
    前記電極端子部材として、前記内部電極に接触する内部電極端子部材を備えており、
    前記内部電極端子部材は、前記電極接触部として内部電極接触部を有しており、
    前記内部電極接触部は、少なくとも一部が前記検出素子の内面に配置されて前記内部電極に接触しており、
    さらに、前記電極端子部材として、前記外部電極に接触する外部電極端子部材を備えており、
    前記外部電極端子部材は、前記電極接触部として外部電極接触部を有しており、
    前記外部電極接触部は、少なくとも一部が前記検出素子の外面に配置されて前記外部電極に接触しており、
    前記第2工程において、前記検出素子に組み付けられる前の前記電極端子部材における前記連結部の先端と前記基端部との相対位置は、前記検出素子に組み付けられた後の前記電極端子部材における前記連結部の先端と前記基端部との相対位置と同一であること、
    を特徴とするセンサの製造方法。
  2. 前記内部電極接触部は、前記軸線に直交する断面が馬蹄形状に形成された筒型形状を有し、
    前記外部電極接触部は、前記軸線に直交する断面がC字形状に形成された筒型形状を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のセンサの製造方法。
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