以下、本発明の半導体パッケージを具体化した一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1,図2に示される半導体パッケージ1は、第2の無機材料製板状部品であるICチップ21(半導体集積回路チップ)を配線基板10上に実装した構造を有している。MPUとしての機能を有するICチップ21は、縦12.0mm×横12.0mm×厚さ0.7mmの矩形平板状であって、熱膨張係数が3〜4ppm/℃程度(具体的には3.5ppm/℃程度)のシリコンからなっている。ICチップ21の下面側表層には、図示しない回路素子が形成されている。また、ICチップ21の下面側には、複数の面接続端子22が約150μmピッチで格子状に設けられている。
さらに、配線基板10とICチップ21との隙間には、樹脂材であるアンダーフィル材20が充填されている。これにより、配線基板10とICチップ21とが、界面が封止された状態で互いに固定されている。本実施形態のアンダーフィル材20は、熱膨張係数が20〜60ppm/℃程度(具体的には20ppm/℃程度)のエポキシ樹脂からなる。なお、配線基板10の厚さ方向から見た場合、ICチップ21を構成する4つの辺からのアンダーフィル材20の突出量A1(図2参照)は、それぞれ2mmとなっている。即ち、アンダーフィル材20は、配線基板10上における縦16.0mm×横16.0mmの平面視略正方形状の領域内に存在している。
図1に示されるように、配線基板10は、ICチップ搭載用の配線基板であって、略矩形板状のコア基板11と、コア基板11のコア主面12(図1では上面)上に形成される主面側ビルドアップ層31(主面側配線積層部)と、コア基板11のコア裏面13(図1では下面)上に形成される裏面側ビルドアップ層32(裏面側配線積層部)とからなる。
コア基板11のコア主面12上に形成された主面側ビルドアップ層31は、エポキシ樹脂からなる主面側層間絶縁層(主面側樹脂絶縁層33,35)と、銅からなる主面側導体層42とを交互に積層した構造を有している。本実施形態において、主面側ビルドアップ層31の熱膨張係数は、10〜60ppm/℃程度(具体的には20ppm/℃程度)となっている。なお、主面側ビルドアップ層31の熱膨張係数は、30℃〜ガラス転移温度(Tg)間の測定値の平均値をいう。また、第2層の主面側樹脂絶縁層35の表面上における複数箇所には、端子パッド44がアレイ状に形成されている。さらに、主面側樹脂絶縁層35の表面は、ソルダーレジスト37によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト37の所定箇所には、端子パッド44を露出させる開口部46が形成されている。端子パッド44の表面上には、複数のはんだバンプ45が配設されている。各はんだバンプ45は、前記ICチップ21の面接続端子22に電気的に接続されている。なお、各端子パッド44及び各はんだバンプ45が位置する領域は、ICチップ21を搭載可能な部品搭載領域23である。部品搭載領域23は、主面側ビルドアップ層31の表面39に設定されており、縦12.0mm×横12.0mmの平面視正方形状の領域である。即ち、部品搭載領域23は、半導体パッケージ1においてICチップ21の下面の直下に配置された領域であって、半導体パッケージ1の厚さ方向から見た場合、ICチップ21の下面と同じ外形及び面積を有している。また、主面側樹脂絶縁層33,35内には、それぞれビア導体43,47が設けられている。これらのビア導体43,47は、主面側導体層42及び端子パッド44を相互に電気的に接続している。
図1に示されるように、コア基板11のコア裏面13上に形成された裏面側ビルドアップ層32は、上述した主面側ビルドアップ層31とほぼ同じ構造を有している。即ち、裏面側ビルドアップ層32は、熱膨張係数が10〜60ppm/℃程度(具体的には20ppm/℃程度)であり、エポキシ樹脂からなる裏面側層間絶縁層(裏面側樹脂絶縁層34,36)と、裏面側導体層41とを交互に積層した構造を有している。第2層の裏面側樹脂絶縁層36の下面上における複数箇所には、ビア導体43を介して裏面側導体層41に電気的に接続されるBGA用パッド48が格子状に形成されている。また、裏面側樹脂絶縁層36の下面は、ソルダーレジスト38によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト38の所定箇所には、BGA用パッド48を露出させる開口部40が形成されている。BGA用パッド48の表面上には、図示しないマザーボードとの電気的な接続を図るための複数のはんだバンプ49が配設されている。そして、各はんだバンプ49により、図1に示される配線基板10は図示しないマザーボード上に実装される。
図1に示されるように、本実施形態のコア基板11は、縦50mm×横50mm×厚さ0.4mmの平面視略矩形板状である。コア基板11は、平面方向(XY方向)における熱膨張係数が10〜30ppm/℃程度(具体的には18ppm/℃)となっている。なお、コア基板11の熱膨張係数は、0℃〜ガラス転移温度(Tg)間の測定値の平均値をいう。コア基板11は、ガラスエポキシからなる基材161と、基材161の上面及び下面に形成され、シリカフィラーなどの無機フィラーを添加したエポキシ樹脂からなるサブ基材164と、同じく基材161の上面及び下面に形成され、銅からなる導体層163とによって構成されている。また、コア基板11には、複数のスルーホール導体16がコア主面12、コア裏面13及び導体層163を貫通するように形成されている。かかるスルーホール導体16は、コア基板11のコア主面12側とコア裏面13側とを接続導通するとともに、導体層163に電気的に接続している。なお、スルーホール導体16の内部は、例えばエポキシ樹脂などの閉塞体17で埋められている。スルーホール導体16の上端は、主面側樹脂絶縁層33の表面上にある主面側導体層42の一部に電気的に接続されており、スルーホール導体16の下端は、裏面側樹脂絶縁層34の下面上にある裏面側導体層41の一部に電気的に接続されている。
図1,図2に示されるように、コア基板11は、コア主面12の中央部及びコア裏面13の中央部にて開口する平面視で矩形状の部品収容穴90を1つ有している。即ち、部品収容穴90は貫通穴部である。なお、部品収容穴90の開口部の外形寸法は、前記部品搭載領域23の外形寸法よりも小さく設定されている。具体的に言うと、部品収容穴90は、縦11.0mm×横11.0mmで、四隅に半径1.5mmのアールまたはテーパを有する断面略正方形状の孔である。また、部品収容穴90は、半導体パッケージ1において部品搭載領域23(即ち前記ICチップ21)の直下に配置されており、半導体パッケージ1の厚さ方向から見た場合、部品収容穴90の開口部を構成する4つの辺からのICチップ21の突出量A2(図2参照)は、それぞれ0.5mmとなっている。
そして、部品収容穴90内には、セラミック製板状部品であるセラミックコンデンサ101(第1の無機材料製板状部品)が、埋め込まれた状態で収容されている。なお、セラミックコンデンサ101は、コンデンサ主面102をコア基板11のコア主面12と同じ側に向けた状態で部品収容穴90に収容されている。図1,図2に示されるように、セラミックコンデンサ101は、コア基板11において部品搭載領域23の直下に配置されており、セラミックコンデンサ101の厚さ方向から見た場合、コンデンサ主面102は部品搭載領域23内に位置している。本実施形態のセラミックコンデンサ101は、縦9.0mm×横9.0mm×厚さ0.4mmの平面視略矩形板状であり、セラミックコンデンサ101の外形寸法は部品搭載領域23の外形寸法よりも小さく設定されている。具体的に言うと、セラミックコンデンサ101の縦横の長さは、部品搭載領域23の縦横の長さよりも小さくなっている。従って、セラミックコンデンサ101のコンデンサ主面102の面積は、部品搭載領域23の面積よりも小さく設定される。本実施形態では、コンデンサ主面102の面積が81mm2であって部品搭載領域23の面積が144mm2であるため、コンデンサ主面102の面積は、部品搭載領域23の面積の0.5625倍となる。また、セラミックコンデンサ101の4つの側面と部品収容穴90の内面との距離は、それぞれ1mmに設定されている。即ち、部品収容穴90の開口部の外形寸法は、セラミックコンデンサ101の外形寸法よりも大きく設定されている。
図1等に示されるように、部品収容穴90の内面とセラミックコンデンサ101の側面との隙間は、高分子材料(本実施形態ではエポキシ等の熱硬化性樹脂)からなる樹脂充填部92によって埋められている。この樹脂充填部92は、セラミックコンデンサ101をコア基板11に固定するとともに、セラミックコンデンサ101及びコア基板11の面方向や厚さ方向への変形を自身の弾性変形により吸収する機能を有している。なお図2,図4,図5に示されるように、セラミックコンデンサ101は、平面視略正方形状をなしており、四隅に面取り寸法0.55mm以上(本実施形態では面取り寸法0.6mm)の面取り部を有している。これにより、温度変化に伴う樹脂充填部92の変形時において、セラミックコンデンサ101の角部への応力集中を緩和できるため、樹脂充填部92のクラックの発生を防止できる。
図1,図3〜図5等に示されるように、本実施形態のセラミックコンデンサ101は、いわゆるビアアレイタイプのコンデンサである。セラミックコンデンサ101を構成するセラミック焼結体104の熱膨張係数は、コア基板11、前記主面側ビルドアップ層31及び前記裏面側ビルドアップ層32の熱膨張係数よりも小さい値となっている。本実施形態において、セラミック焼結体104の熱膨張係数は、15ppm/℃未満、具体的には12〜13ppm/℃程度となっている。なお、セラミック焼結体104の熱膨張係数は、30℃〜250℃間の測定値の平均値をいう。
また、セラミックコンデンサ101を構成するセラミック焼結体104は、部品主面であるコンデンサ主面102(図1では上面)、及び、部品裏面であるコンデンサ裏面103(図1では下面)を有する板状物である。セラミック焼結体104は、セラミック誘電体層105を介して電源用内部電極層141とグランド用内部電極層142とを交互に積層配置した構造を有している。また、セラミック誘電体層105は、高誘電率セラミックの一種であるチタン酸バリウムの焼結体からなり、電源用内部電極層141及びグランド用内部電極層142間の誘電体として機能する。電源用内部電極層141及びグランド用内部電極層142は、いずれもニッケルを主成分として形成された層であって、セラミック焼結体104の内部において一層おきに配置されている。
図1,図3〜図5に示されるように、セラミック焼結体104には、多数のビアホール130が形成されている。これらのビアホール130は、セラミック焼結体104をその厚さ方向に貫通するとともに、全面にわたってアレイ状(例えば格子状)に配置されている。各ビアホール130内には、セラミック焼結体104のコンデンサ主面102及びコンデンサ裏面103間を連通する複数のコンデンサ内ビア導体131,132が、ニッケルを主材料として形成されている。各電源用コンデンサ内ビア導体131は、各電源用内部電極層141を貫通しており、それら同士を互いに電気的に接続している。各グランド用コンデンサ内ビア導体132は、各グランド用内部電極層142を貫通しており、それら同士を互いに電気的に接続している。各電源用コンデンサ内ビア導体131及び各グランド用コンデンサ内ビア導体132は、全体としてアレイ状に配置されている。本実施形態では、説明の便宜上、コンデンサ内ビア導体131,132を5列×5列で図示したが、実際にはさらに多くの列が存在している。
そして図3等に示されるように、セラミック焼結体104のコンデンサ主面102上には、複数の主面側電源用電極111と複数の主面側グランド用電極112とが突設されている。なお、各主面側グランド用電極112は、コンデンサ主面102上において個別に形成されているが、一体に形成されていてもよい。主面側電源用電極111は、複数の電源用コンデンサ内ビア導体131におけるコンデンサ主面102側の端面に対して直接接続されており、主面側グランド用電極112は、複数のグランド用コンデンサ内ビア導体132におけるコンデンサ主面102側の端面に対して直接接続されている。
また、セラミック焼結体104のコンデンサ裏面103上には、複数の裏面側電源用電極121と複数の裏面側グランド用電極122とが突設されている。なお、各裏面側グランド用電極122は、コンデンサ裏面103上において個別に形成されているが、一体に形成されていてもよい。裏面側電源用電極121は、複数の電源用コンデンサ内ビア導体131におけるコンデンサ裏面103側の端面に対して直接接続されており、裏面側グランド用電極122は、複数のグランド用コンデンサ内ビア導体132におけるコンデンサ裏面103側の端面に対して直接接続されている。よって、電源用電極111,121は電源用コンデンサ内ビア導体131及び電源用内部電極層141に導通しており、グランド用電極112,122はグランド用コンデンサ内ビア導体132及びグランド用内部電極層142に導通している。
そして図1に示されるように、コンデンサ主面102側にある電極111,112は、ビア導体47、主面側導体層42、ビア導体43、端子パッド44、はんだバンプ45及びICチップ21の面接続端子22を介して、ICチップ21に電気的に接続される。一方、コンデンサ裏面103側にある電極121,122は、図示しないマザーボードが有する電極(接触子)に対して、ビア導体47、裏面側導体層41、ビア導体43、BGA用パッド48及びはんだバンプ49を介して電気的に接続される。
図3等に示されるように、電極111,112,121,122は、ニッケルを主材料として形成され、表面が図示しない銅めっき層によって被覆されている。これら電極111,112,121,122及びコンデンサ内ビア導体131,132は、ICチップ21の略中心部の直下に配置されている。なお本実施形態では、電極111,112,121,122の直径が約500μmに設定され、ピッチの最小長さが約580μmに設定されている。
例えば、マザーボード側から電極121,122を介して通電を行い、電源用内部電極層141−グランド用内部電極層142間に電圧を加えると、電源用内部電極層141に例えばプラスの電荷が蓄積し、グランド用内部電極層142に例えばマイナスの電荷が蓄積する。その結果、セラミックコンデンサ101がコンデンサとして機能する。また、セラミック焼結体104では、電源用コンデンサ内ビア導体131及びグランド用コンデンサ内ビア導体132がそれぞれ隣接して配置されている。これにより、インダクタンス成分の低減化が図られている。
次に、本実施形態の半導体パッケージ1の製造方法について述べる。
準備工程では、コア基板11の中間製品とセラミックコンデンサ101とを、それぞれ従来周知の手法により作製し、あらかじめ準備しておく。
コア基板11の中間製品は以下のように作製される。まず、縦300mm×横300mm×厚み0.2mm(または、縦400mm×横400mm×厚み0.2mm)の基材161の両面に銅箔162が貼付された銅張積層板(図6参照)を準備する。次に、銅張積層板の両面の銅箔162のエッチングを行って導体層163を例えばサブトラクティブ法によってパターニングする(図7参照)。具体的には、無電解銅めっきの後、この無電解銅めっき層を共通電極として電解銅めっきを施す。さらにドライフィルムをラミネートし、同ドライフィルムに対して露光及び現像を行うことにより、ドライフィルムを所定パターンに形成する。この状態で、不要な電解銅めっき層、無電解銅めっき層及び銅箔162をエッチングで除去する。その後、ドライフィルムを剥離する。次に、基材161の上面及び下面と導体層163とを粗化した後、基材161の上面及び下面に、無機フィラーが添加されたエポキシ樹脂フィルム(厚さ80μm)を熱圧着により貼付し、サブ基材164を形成する(図8参照)。なお図示しないが、サブ基材164の形成後、上側のサブ基材164の上面及び下側のサブ基材164の下面に、それぞれ導体層(例えば、厚さ50μm)をパターン形成する。具体的には、上側のサブ基材164の上面及び下側のサブ基材164の下面に対する無電解銅めっきを行った後にエッチングレジストを形成し、次いで電解銅めっきを行う。
次に、基材161及びサブ基材164からなる積層体に対してルータを用いて孔あけ加工を行い、部品収容穴90を所定位置に形成し、コア基板11の中間製品を得る(図9参照)。なお、コア基板11の中間製品とは、コア基板11となるべき領域を平面方向に沿って縦横に複数配列した構造の多数個取り用コア基板である。
また、セラミックコンデンサ101は以下のように作製される。即ち、セラミックのグリーンシートを形成し、このグリーンシートに内部電極層用ニッケルペーストをスクリーン印刷して乾燥させる。これにより、後に電源用内部電極層141となる電源用内部電極部と、グランド用内部電極層142となるグランド用内部電極部とが形成される。次に、電源用内部電極部が形成されたグリーンシート、及び、グランド用内部電極部が形成されたグリーンシートを積層し、シート積層方向に押圧力を付与する。これにより、各グリーンシートが一体化されてグリーンシート積層体が形成される。
さらに、レーザー加工機を用いてグリーンシート積層体にビアホール130を多数個貫通形成し、図示しないペースト圧入充填装置を用いて、ビア導体用ニッケルペーストを各ビアホール130内に充填する。次に、グリーンシート積層体の上面上にペーストを印刷し、グリーンシート積層体の上面側にて各導体部の上端面を覆うように主面側電源用電極111及び主面側グランド用電極112を形成する。また、グリーンシート積層体の下面上にペーストを印刷し、グリーンシート積層体の下面側にて各導体部の下端面を覆うように裏面側電源用電極121及び裏面側グランド用電極122を形成する。
この後、グリーンシート積層体の乾燥を行い、各電極111,112,121,122をある程度固化させる。次に、グリーンシート積層体を脱脂し、さらに所定温度で所定時間焼成を行う。その結果、チタン酸バリウム及びペースト中のニッケルが同時焼結し、セラミック焼結体104となる。
次に、得られたセラミック焼結体104が有する各電極111,112,121,122に対して無電解銅めっき(厚さ10μm程度)を行う。その結果、各電極111,112,121,122の上に銅めっき層が形成され、セラミックコンデンサ101が完成する。
続く固定工程では、マウント装置(ヤマハ発動機株式会社製)を用いて、複数の部品収容穴90内にそれぞれセラミックコンデンサ101を収容する(図10参照)。このとき、各部品収容穴90の裏面側開口は、剥離可能な粘着テープ171でシールされている。この粘着テープ171は、支持台(図示略)によって支持されている。かかる粘着テープ171の粘着面には、セラミックコンデンサ101が貼り付けられて仮固定されている。
その後、樹脂充填部92により、部品収容穴90の内面とセラミックコンデンサ101の側面との隙間を埋める(図11参照)。その後、加熱処理を行うと、樹脂充填部92が硬化して、セラミックコンデンサ101がコア基板11に固定される。そして、この時点で、粘着テープ171を剥離する。
次に、ビルドアップ層形成工程を実施する。ビルドアップ層形成工程では、従来周知の手法に基づいてコア主面12の上に主面側ビルドアップ層31を形成するとともに、コア裏面13の上に裏面側ビルドアップ層32を形成する。具体的には、コア主面12上及びコア裏面13上に感光性エポキシ樹脂を被着し、露光及び現像を行うことにより、ビア導体47が形成されるべき位置に盲孔181,182を有する樹脂絶縁層33,34を形成する(図12参照)。なお、感光性エポキシ樹脂を被着する代わりに、絶縁樹脂や液晶ポリマー(LCP:Liquid Crystalline Polymer)を被着してもよい。この場合、レーザー加工機などにより、ビア導体47が形成されるべき位置に盲孔181,182が形成される。なお、液晶ポリマーとしては、株式会社クラレ製 液晶ポリマーフィルム(ベクスター)や、東レ株式会社製 液晶ポリマー(LXシリーズ)などを用いることができる。次に、従来公知の手法に従って電解銅めっきを行い、前記盲孔181,182の内部にビア導体47を形成するとともに、樹脂絶縁層33,34上に導体層41,42を形成する(図13参照)。
さらに、樹脂絶縁層33,34上に感光性エポキシ樹脂を被着し、露光及び現像を行うことにより、ビア導体43が形成されるべき位置に盲孔183,184を有する樹脂絶縁層35,36を形成する。なお、感光性エポキシ樹脂を被着する代わりに、絶縁樹脂や液晶ポリマーを被着してもよい。この場合、レーザー加工機などにより、ビア導体43が形成されるべき位置に盲孔183,184が形成される。次に、従来公知の手法に従って電解銅めっきを行い、前記盲孔183,184の内部にビア導体43を形成するとともに、主面側樹脂絶縁層35上に端子パッド44を形成し、裏面側樹脂絶縁層36上にBGA用パッド48を形成する。
次に、樹脂絶縁層35,36上に感光性エポキシ樹脂を塗布して硬化させることにより、ソルダーレジスト37,38を形成する。次に、所定のマスクを配置した状態で露光及び現像を行い、ソルダーレジスト37,38に開口部40,46をパターニングする。さらに、端子パッド44上にはんだバンプ45を形成し、かつ、BGA用パッド48上にはんだバンプ49を形成する。なお、この状態のものは、配線基板10となるべき製品領域を平面方向に沿って縦横に複数配列した構造の多数個取り用配線基板であると把握することができる。さらに、多数個取り用配線基板を分割すると、個々の製品である配線基板10が多数個同時に得られる。
次に、配線基板10を構成する主面側ビルドアップ層31の部品搭載領域23にICチップ21を載置する。このとき、ICチップ21側の面接続端子22と、はんだバンプ45とを位置合わせするようにする。そして、220℃〜240℃程度の温度に加熱してはんだバンプ45をリフローすることにより、はんだバンプ45と面接続端子22とを接合し、配線基板10側とICチップ21側とを電気的に接続する。さらに、配線基板10とICチップ21との隙間にアンダーフィル材20を充填して硬化処理を行い、前記隙間を樹脂封止する。なお、主面側ビルドアップ層31は、凹凸の少ないソルダーレジスト37によって覆われているため、アンダーフィル材20はソルダーレジスト37上をスムーズに流れる。その結果、図1に示す所望構造の半導体パッケージ1が完成する。
なお、ICチップ21接合後の冷却時において、コア基板11のコア裏面13側に位置する裏面側ビルドアップ層32は収縮するが、コア基板11のコア主面12側に位置する主面側ビルドアップ層31は、ICチップ21やアンダーフィル材20があるために殆ど収縮しない。よって、半導体パッケージ1は裏面側に反った状態となる(図15参照)。特に本実施形態のようにコア基板11が薄い場合(具体的には、コア基板11の厚さが0.4mmである場合)、半導体パッケージ1の反りは顕著になる。
次に、半導体パッケージの信頼性についての評価方法及びその結果を説明する。
まず、測定用サンプルを次のように準備した。図16に示されるように、厚さを1mm、0.8mm、0.6mm、0.4mmとし、縦及び横の長さ(外形寸法)を20mm、30mm、40mm、50mmとしたコア基板(16種類)を準備した。また、縦及び横の長さ(外形寸法)を5mm、9mm、14mm、18mmとした内蔵部品(4種類)を準備した。さらに、縦及び横の長さ(外形寸法)を10mmまたは16mmとしたICチップ(2種類)を準備した。そして、準備したコア基板に内蔵部品を内蔵するとともに、コア基板の表面及び裏面にビルドアップ層を形成してなる配線基板の上に、準備したICチップを搭載した半導体パッケージを複数種類製作し、これらを測定用サンプルとした。なお、内蔵部品は、本実施形態と同様のセラミックコンデンサである。
次に、各測定用サンプルに対して熱衝撃試験を行った。具体的に言うと、測定用サンプルを128℃に加熱する工程と、測定用サンプルを−57℃に冷却する工程とを交互に2000回行った。その後、測定用サンプルの状態を観察し、内蔵部品や、内蔵部品とビルドアップ層との接合部に、異常があるかないかを確認した。
このように観察した結果、図16に示されるように、内蔵部品の外形寸法がICチップの外形寸法よりも大きい場合であって、コア基板の厚さが0.6mmまたは0.4mmであるときに、内蔵部品や接合部に異常(クラックやデラミネーション)が発生しやすくなった。また、内蔵部品の外形寸法がICチップの外形寸法よりも大きい場合であっても、コア基板の厚さが1mmまたは0.8mmであれば異常は発生しない場合があったが、コア基板の外形寸法が40mmまたは50mmになると、内蔵部品や接合部に異常が発生した。なお、異常が発生する場合、測定用サンプルの反りは顕著になった。
従って、コア基板の厚さが0.6mm以下である場合や、コア基板の外形寸法が40mm以上である場合に、内蔵部品の外形寸法をICチップの外形寸法よりも小さくすれば、内蔵部品や接合部での異常の発生を防止できることが分かった。
従って、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の半導体パッケージ1によれば、コア基板11の厚さが0.4mmであることで配線基板10の反りが顕著になったとしても、セラミックコンデンサ101は、反りの影響を受けにくい部品搭載領域23の直下に配置されるとともに、部品搭載領域23の外形寸法よりも小さい外形寸法に設定されているため、応力が集中しにくくなる。その結果、セラミックコンデンサ101や、セラミックコンデンサ101とビルドアップ層31,32との接合部(電極111,112,121,122付近)などが破壊されにくくなるため、半導体パッケージ1の信頼性が高くなる。ゆえに、セラミックコンデンサ101として、一般的に脆いとされるチタン酸バリウムを用いたセラミックコンデンサを用いたとしても、セラミックコンデンサ101が破壊されにくくなる。
(2)本実施形態では、セラミックコンデンサ101が部品搭載領域23に搭載されたICチップ21の直下に配置されるため、セラミックコンデンサ101とICチップ21とをつなぐ配線が短くなり、配線のインダクタンス成分の増加が防止される。従って、セラミックコンデンサ101によるICチップ21のスイッチングノイズを確実に低減できるとともに、電源電圧の確実な安定化を図ることができる。また、ICチップ21とセラミックコンデンサ101との間で侵入するノイズを極めて小さく抑えることができるため、誤動作等の不具合を生じることもなく高い信頼性を得ることができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態の半導体パッケージ1は、コア基板11内にセラミックコンデンサ101を内蔵するとともに、部品搭載領域23上にシリコン製のICチップ21を搭載し、セラミックコンデンサ101の外形寸法をICチップ21の外形寸法よりも小さく設定することにより構成されていた。しかし、図17〜図19に示されるように、コア基板11内にシリコン製のICチップ191を内蔵するとともに、部品搭載領域23上にセラミックコンデンサ192を搭載し、ICチップ191の外形寸法をセラミックコンデンサ192の外形寸法よりも小さく設定した半導体パッケージ193,198,199としてもよい。即ち、ICチップ191を『第1の無機材料製板状部品』として用いるとともに、セラミックコンデンサ192を『第2の無機材料製板状部品』として用いてもよい。このようにすれば、ICチップ191として、一般的に脆いとされる珪素(Si)を用いたICチップや、ガリウム砒素(GaAs)を用いたICチップなどを用いたとしても、ICチップ191が破壊されにくくなる。
・さらに図18,図19に示されるように、裏面側ビルドアップ層32の表面211に搭載領域212を設定し、搭載領域212上にチップコンデンサ213やレジスター(図示略)などの『表面実装部品』を搭載してもよい。例えば、チップコンデンサ213は、誘電体層を介して電源用内部電極層とグランド用内部電極層とが交互に積層配置された構造を有している。そして、チップコンデンサ213において互いに対向する一対の側面には、電源用内部電極層に接続される電源用電極214、及び、グランド用内部電極層に接続されるグランド用電極215がそれぞれ設けられている。
なお図18,図19に示されるように、チップコンデンサ213(及び搭載領域212)は、ICチップ191の上面側から延びる配線210を下方に延ばす場合に都合が良い箇所に配置されることが好ましい。このようにすれば、ICチップ191の面接続端子22とチップコンデンサ213の電源用電極214とを電気的に接続する配線210(図18では、ビア導体43,47、主面側導体層42、スルーホール導体16、裏面側導体層41、パッド216及びはんだバンプ217からなる配線)が短くなり、配線のインダクタンス成分の増加が防止される。さらに、チップコンデンサ213は、配線基板10を裏面側ビルドアップ層32の表面211側から見た場合にICチップ191の外形線L1上、セラミックコンデンサ192の外形線L2上、ICチップ191の収容部内壁面(図示略)の延長線上に対応する箇所を避けた位置に搭載されることが好ましい。即ち、チップコンデンサ213は、裏面側ビルドアップ層32の表面211において応力が集中する箇所を避けた位置に搭載されることが好ましい。このようにすれば、チップコンデンサ213や、チップコンデンサ213と裏面側ビルドアップ層32との接合部などが破壊されにくくなるため、配線基板10の信頼性が高くなる。なお、チップコンデンサ213は、上記の外形線L1,L2上及び延長線上に対応する箇所を避けた位置であれば表面211上の任意の位置に搭載可能であるが、特には、外形線L1と外形線L2との間に搭載されることが好ましい。このようにすれば、上記の配線210がより確実に短くなり、配線のインダクタンス成分の増加がより確実に防止される。
・また、図18に示される半導体パッケージ198は、ICチップ191から主面側ビルドアップ層31の表面39上に搭載される電子部品(図示略)に対して信号を送るためのシグナル配線218を有していてもよい。なお、シグナル配線218は、主面側導体層42、ビア導体43,47及び端子パッド44からなる配線である。
・図19に示されるように、配線基板10において部品搭載領域23の裏側(具体的には、裏面側ビルドアップ層32の表面211)に配置された部品搭載部219上に、シリコン製のDRAM素子220を搭載した半導体パッケージ199としてもよい。そして、部品搭載部219の外形寸法を、部品搭載領域23の外形寸法よりも小さく設定し、さらにICチップ191の外形寸法よりも小さく設定してもよい。即ち、DRAM素子220を『第3の無機材料製板状部品』として用いてもよい。このような構成であれば、コア基板11の厚さが0.4mmであることで配線基板10の反りが顕著になったとしても、部品搭載部219は、部品搭載領域23の外形寸法よりも小さく、さらにICチップ191の外形寸法よりも小さい外形寸法に設定されているため、応力がよりいっそう集中しにくくなる。その結果、DRAM素子220や、DRAM素子220と裏面側ビルドアップ層32との接合部などが破壊されにくくなるため、配線基板10の信頼性が高くなる。
なお、部品搭載部219の面積は、ICチップ191の面積の0.25倍以上かつ1.0倍未満に設定されることが好ましい。即ち、配線基板10の厚さ方向から見た場合に、部品搭載部219はICチップ191の搭載領域内に位置していることが好ましい。仮に、部品搭載部219の面積がICチップ191の面積の0.25倍未満に設定されると、部品搭載部219が小さくなりすぎるため、部品搭載部219に搭載されるDRAM素子220の高機能化を図りにくくなる。一方、部品搭載部219の面積がICチップ191の面積の1.0倍以上に設定されると、部品搭載部219の外形寸法がICチップ191の外形寸法よりも大きくなりやすい。その結果、部品搭載部219に搭載されるDRAM素子220付近に大きな力がかかって破壊されやすくなり、配線基板10の信頼性が低下してしまう。
さらに、部品搭載部219及びICチップ191が平面視正方形状である場合、部品搭載部219の一辺の長さは、ICチップ191の一辺の長さよりもICチップ191の寸法公差とICチップ191の実装位置の位置公差との和の分だけ小さく設定されることがより好ましい。仮に、ICチップ191の寸法公差Aが50μm、ICチップ191の位置公差Bが100μm、ICチップ191の一辺の長さCが20mmである場合、部品搭載部219の一辺の長さDは、(A+B+D)≦20mmの式から求めることができ、D=19.85mm以下となる。この場合、部品搭載部219の面積は、ICチップ191の面積の0.985倍以下となる。また、D=18mmである場合、部品搭載部219の面積は、ICチップ191の面積の0.81倍以下となる。
・上記実施形態の半導体パッケージ1は、コア基板11内にセラミックコンデンサ101を内蔵するとともに、部品搭載領域23上にシリコン製のICチップ21を搭載し、セラミックコンデンサ101の外形寸法をICチップ21の外形寸法よりも小さく設定することにより構成されていた。しかし、図20に示されるように、部品搭載領域23上のICチップ21とは異なるシリコン製のICチップ194をコア基板11内に内蔵し、ICチップ194の外形寸法をICチップ21の外形寸法よりも小さく設定した半導体パッケージ195としてもよい。即ち、ICチップ194を『第1の無機材料製板状部品』として用いてもよい。このようにすれば、ICチップ194として、一般的に脆いとされる材料を用いたICチップを用いたとしても、ICチップ194が破壊されにくくなる。
・上記実施形態の半導体パッケージ1は、部品搭載領域23上にICチップ21を搭載し、セラミックコンデンサ101の外形寸法をICチップ21の外形寸法よりも小さく設定することにより構成されていた。しかし、図21に示されるように、部品搭載領域23上にICチップ21が搭載されたセラミック製のインターポーザ196を搭載し、セラミックコンデンサ101の外形寸法をインターポーザ196の外形寸法よりも小さく設定した半導体パッケージ197としてもよい。即ち、インターポーザ196を『第2の無機材料製板状部品』として用いてもよい。
・上記実施形態では、部品収容穴90の内面とセラミックコンデンサ101の側面との隙間が樹脂充填部92によって埋められていたが、図22に示されるように、上記隙間が主面側樹脂絶縁層33の一部によって埋められていてもよい。
次に、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)コア主面及びコア裏面を有し、少なくとも前記コア主面側にて開口する部品収容穴が形成され、厚さが0.6mm以下であるコア基板と、部品主面及び部品裏面を有し、前記コア主面と前記部品主面とを同じ側に向けた状態で前記部品収容穴に収容されたセラミック製板状部品と、主面側層間絶縁層及び主面側導体層を前記コア主面上にて積層してなり、第2の無機材料製板状部品を搭載可能な部品搭載領域がその表面に設定されている主面側配線積層部と、裏面側層間絶縁層及び裏面側導体層を前記コア裏面上にて積層してなる裏面側配線積層部とを備え、前記セラミック製板状部品が前記部品搭載領域の直下に配置されるとともに、前記セラミック製板状部品の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする配線基板。
(2)配線基板とその上に搭載された第2の無機材料製板状部品との隙間を樹脂材で封止した構造の半導体パッケージであって、前記配線基板は、コア主面及びコア裏面を有し、少なくとも前記コア主面側にて開口する部品収容穴が形成され、厚さが0.6mm以下であり、前記コア裏面側に反っているコア基板と、部品主面及び部品裏面を有し、前記コア主面と前記部品主面とを同じ側に向けた状態で前記部品収容穴に収容された第1の無機材料製板状部品と、主面側層間絶縁層及び主面側導体層を前記コア主面上にて積層してなり、前記第2の無機材料製板状部品を搭載するための部品搭載領域がその表面に設定されている主面側配線積層部と、裏面側層間絶縁層及び裏面側導体層を前記コア裏面上にて積層してなる裏面側配線積層部とを備え、前記第1の無機材料製板状部品が前記部品搭載領域の直下に配置されるとともに、前記第1の無機材料製板状部品の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする半導体パッケージ。
(3)配線基板とその上に搭載された第2の無機材料製板状部品との隙間を樹脂材で封止した構造の半導体パッケージであって、前記配線基板は、コア主面及びコア裏面を有し、少なくとも前記コア主面側にて開口する部品収容穴が形成され、厚さが0.6mm以下であるコア基板と、部品主面及び部品裏面を有し、前記コア主面と前記部品主面とを同じ側に向けた状態で前記部品収容穴に収容されたセラミック製板状部品と、主面側層間絶縁層及び主面側導体層を前記コア主面上にて積層してなり、前記第2の無機材料製板状部品を搭載するための部品搭載領域がその表面に設定されている主面側配線積層部と、裏面側層間絶縁層及び裏面側導体層を前記コア裏面上にて積層してなる裏面側配線積層部とを備え、前記セラミック製板状部品が前記部品搭載領域の直下に配置されるとともに、前記セラミック製板状部品の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする半導体パッケージ。
(4)コア主面及びコア裏面を有し、少なくとも前記コア主面側にて開口する部品収容穴が形成され、厚さが0.6mm以下であるコア基板と、部品主面及び部品裏面を有し、前記コア主面と前記部品主面とを同じ側に向けた状態で前記部品収容穴に収容された第1の無機材料製板状部品と、主面側層間絶縁層及び主面側導体層を前記コア主面上にて積層してなり、第2の無機材料製板状部品を搭載可能な部品搭載領域がその表面に設定されている主面側配線積層部と、裏面側層間絶縁層及び裏面側導体層を前記コア裏面上にて積層してなる裏面側配線積層部とを備え、前記第1の無機材料製板状部品が前記部品搭載領域の直下に配置されるとともに、前記第1の無機材料製板状部品の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法よりも小さく設定されており、前記部品収容穴の開口部の外形寸法が、前記第1の無機材料製板状部品の外形寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする配線基板。
(5)コア主面及びコア裏面を有し、少なくとも前記コア主面側にて開口する部品収容穴が形成され、厚さが0.6mm以下であるコア基板と、部品主面及び部品裏面を有し、前記コア主面と前記部品主面とを同じ側に向けた状態で前記部品収容穴に収容された第1の無機材料製板状部品と、主面側層間絶縁層及び主面側導体層を前記コア主面上にて積層してなり、第2の無機材料製板状部品を搭載可能な部品搭載領域がその表面に設定されている主面側配線積層部と、裏面側層間絶縁層及び裏面側導体層を前記コア裏面上にて積層してなり、シリコン系材料からなる第3の無機材料製板状部品を搭載可能な部品搭載部がその表面に設定されている裏面側配線積層部とを備え、前記第1の無機材料製板状部品が前記部品搭載領域の直下に配置され、前記部品搭載部が前記配線基板において前記部品搭載領域の裏側に配置されるとともに、前記第1の無機材料製板状部品の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法よりも小さく設定され、前記部品搭載部の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法、及び、前記第1の無機材料製板状部品の外形寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする配線基板。
(6)コア主面及びコア裏面を有し、少なくとも前記コア主面側にて開口する部品収容穴が形成され、厚さが0.6mm以下であるコア基板と、部品主面及び部品裏面を有し、前記コア主面と前記部品主面とを同じ側に向けた状態で前記部品収容穴に収容された第1の無機材料製板状部品と、主面側層間絶縁層及び主面側導体層を前記コア主面上にて積層してなり、第2の無機材料製板状部品を搭載可能な部品搭載領域がその表面に設定されている主面側配線積層部と、裏面側層間絶縁層及び裏面側導体層を前記コア裏面上にて積層してなり、シリコン系材料からなる第3の無機材料製板状部品を搭載可能な部品搭載部、及び、表面実装部品を搭載可能な搭載領域がその表面に設定されている裏面側配線積層部とを備え、前記第1の無機材料製板状部品が前記部品搭載領域の直下に配置され、前記部品搭載部が前記配線基板において前記部品搭載領域の裏側に配置されるとともに、前記第1の無機材料製板状部品の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法よりも小さく設定され、前記部品搭載部の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法よりも小さく設定され、前記搭載領域は、前記第1の無機材料製板状部品に対して配線を介して電気的に接続されていることを特徴とする配線基板。
(7)コア主面及びコア裏面を有し、少なくとも前記コア主面側にて開口する部品収容穴が形成され、厚さが0.6mm以下であるコア基板と、部品主面及び部品裏面を有し、前記コア主面と前記部品主面とを同じ側に向けた状態で前記部品収容穴に収容された第1の無機材料製板状部品と、主面側層間絶縁層及び主面側導体層を前記コア主面上にて積層してなり、第2の無機材料製板状部品を搭載可能な部品搭載領域がその表面に設定されている主面側配線積層部と、裏面側層間絶縁層及び裏面側導体層を前記コア裏面上にて積層してなる裏面側配線積層部とを備え、前記第1の無機材料製板状部品が前記部品搭載領域の直下に配置されるとともに、前記第1の無機材料製板状部品の外形寸法が前記部品搭載領域の外形寸法よりも小さく設定され、前記裏面側配線積層部の表面において前記第1の無機材料製板状部品の側面の延長線上、及び、前記第2の無機材料製板状部品の側面の延長線上を避けた位置に、表面実装部品が搭載されていることを特徴とする配線基板。