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JP5192195B2 - 高分子系貼り床材接着用1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物 - Google Patents

高分子系貼り床材接着用1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物 Download PDF

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JP5192195B2 JP2007202552A JP2007202552A JP5192195B2 JP 5192195 B2 JP5192195 B2 JP 5192195B2 JP 2007202552 A JP2007202552 A JP 2007202552A JP 2007202552 A JP2007202552 A JP 2007202552A JP 5192195 B2 JP5192195 B2 JP 5192195B2
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Description

本発明は、1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物に関し、特に、使用環境によらず、強い初期粘着力を短時間で発現でき、高強度、高耐水耐熱性を有する1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物に関する。
1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤は、空気中や基材中の水と反応することで接着性を発現するものであり、従来の2液反応性ウレタン樹脂系接着剤と比較して、硬化剤を混合する手間が不要であることから、建築業界をはじめとする幅広い分野で使用されている。
前記1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤は、建築業界において、例えば下地材に床材を貼付する施工工程で使用されるものであり、その施工環境によらず、短時間で床材を貼付できるレベルの初期接着強さを発現できるものが、作業性の観点から求められている。また、前記施工は、1度に広範な面積を有する範囲に施す場合が多いことから、前記接着剤には、十分に長い貼付可能時間を有するものが求められている。しかしながら、1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤は、空気中や基材中に含まれる水分量により、初期の粘着力の発現時間や貼付可能時間(接着剤を塗布してからの接着可能時間)が変動するという問題があり、これまでの1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤は、使用環境に応じてその組成を適宜調整する必要があった。
また、1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤は、初期の粘着力が弱く、巻きぐせのついた長尺のフローリング材の施工時において、フローリング材の端末部が跳ね上がるという問題があった。また、Pタイルやタイルカーペット等の床材を下地に敷設するに際しては、施工時に作業者が移動する際に床材が動き、ずれが発生するという恐れがあった。
初期粘着力を向上させた1液湿気硬化型ウレタン接着剤として、特許文献1は末端にイソシアネート基を2個以上有するウレタン系プレポリマーと、イソシアネート基が不活性化されたウレタン系プレポリマーを配合してなる1液湿気硬化型ウレタン接着剤を記載している。しかしながら、上記1液湿気硬化型ウレタン接着剤は、低温時の初期粘着力に問題があった。
特開平6−240226号公報
本発明は、使用環境によらず、強い初期粘着力を短時間で発現でき、高強度、高耐水耐熱性を有する1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の高分子系貼り床材接着用1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物は、高分子系貼り床材を下地材に敷設する接着剤として用いられる1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物であって、(A)アミン変性ウレタン樹脂、及び(B)ポリイソシアネート化合物を含み、前記(A)アミン変性ウレタン樹脂が、ポリイソシアネート化合物と活性水素含有化合物を反応させ、NCO/OH当量比1.10〜10.00のウレタンプレポリマーを得た後、該ウレタンプレポリマー及びアミン化合物を反応させることにより得られる、NCO/活性水素当量比1.00〜2.00のアミン変性ウレタン樹脂であり、前記アミン化合物が、エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ネオペンタンジアミン、4,4′−ジアミノシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、ビスアミノメチルシクロヘキサン、2,5−又は2,6−ジアミノメチルビシクロ〔2,2,1〕ヘプタン、ジアミノシクロヘキサン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルエーテル、キシリレンジアミン、フェニレンジアミン、3,5−ジエチル−2,4−又は2,6−ジアミノトルエン、1,3,5−トリス(アミノメチル)ベンゼン、1,3,5−トリス(アミノメチル)シクロヘキサン、ポリオキシアルキレングリコール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリオキシアルキレンジアミン、ポリオキシアルキレントリオール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリオキシアルキレントリアミン、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、アミルアミン、ヘキシルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、アリルアミン、ジアリルアミン、シクロプロピルアミン、シクロブチルアミン、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン、アニリン、ジフェニルアミン、メチルアニリン、エチルアニリン、トルイジン、キシリジン、ベンジルアミン、ナフチルアミンから選択されるアミン化合物であり、前記(B)ポリイソシアネート化合物が、ウレタンプレポリマー(但し液状イソシアネート化合物を除く)及び液状イソシアネート化合物の併用であり、前記(B)ポリイソシアネート化合物の配合割合が、前記(A)アミン変性ウレタン樹脂100重量部に対して5重量部〜300重量であることを特徴とする。
本発明の高分子系貼り床材接着用1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物は、(C)溶剤を更に含むことが好ましい。さらに、前記(C)溶剤が、活性水素を含有しない有機溶剤であるのが好ましい。
本発明によれば、使用環境によらず、強い初期粘着力を短時間で発現でき、高強度、高耐水耐熱性を有する1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物を提供することができる。
本発明の1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物は、強粘着力を有しているため、巻き癖のついた長尺塩ビシートを接着した場合、巻き癖を抑えることができ、塩ビタイルを接着した場合、タイルのずれを抑えることができるため、長尺塩ビシート及び塩ビタイル等の高分子系貼り床材を下地材に敷設する接着剤として特に好適である。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これらは例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
本発明の1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物は、(A)アミン変性ウレタン樹脂、及び(B)ポリイソシアネート化合物を含むことを特徴とする。
前記(A)アミン変性ウレタン樹脂は、アミンで変性されたウレタン樹脂であれば特に制限はないが、例えば、ポリイソシアネート化合物と活性水素含有化合物とを反応させ、好ましくはNCO/OH当量比1.10〜10.00、より好ましくは1.25〜5.00のウレタンプレポリマーを得た後、該ウレタンプレポリマー及びアミン化合物を、必要に応じて溶剤の存在下で反応させることにより得ることができる。アミン変性ウレタン樹脂のNCO/活性水素当量比は1.00〜2.00が好ましく、1.00〜1.20がより好ましい。
本発明に用いられるアミン変性ウレタン樹脂は、固化を防ぐために溶剤に溶かすことが好ましい。アミン変性ウレタン樹脂を溶解させる溶剤としては、製造後、溶剤を添加してもよく、また、前述した如く、製造時に添加された溶剤によるものでもよい。
前記活性水素含有化合物としては、活性水素基を含有する化合物であれば特に限定されるものではないが、モノオール又はポリオールが好ましく、ポリエーテルポリオール又はポリエステルポリオールがより好ましく、ポリエーテルポリオールがさらに好ましい。
より具体的には、例えば、ポリエーテルポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等のジオール類、グリセリン、トリメチロールプロパン等のトリオール類、アンモニア、エチレンジアミン等のアミン類の1種または2種以上の存在下にプロピレンオキサイド及び/又はエチレンオキサイドを開環重合させて得られるランダムまたはブロック共重合体等のポリエーテルポリオールが挙げられる。
またポリエステルポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4ブタンジオール、ネオペンチルグリコール等の存在下にアジピン酸、セバチン酸、テレフタル酸等を重縮合させて得られる共重合体等のポリエステルポリオール等があり、その他ビスフェノールA、ヒマシ油のラムエステル等の活性水素基2個以上を有する低分子活性水素化合物が挙げられる。
前記活性水素含有化合物としては、分子量が100〜20000、1分子中のOH基が1〜4個のものが好ましく使用できる。
上記ポリイソシアネート化合物としては、例えば、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、ナフタレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート類のほか、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、リジンメチルエステルジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート類、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート等の脂環式ポリイソシアネート類が挙げられるが、これらの中では毒性や価格面等の点からMDIの使用が好ましい。
前記アミン化合物としては、1級及び2級アミンが使用でき、1級アミンが好ましい。また、モノアミン及びポリアミンのいずれも使用可能であるが、ポリアミンが好ましく、ジアミンがさらに好ましい。
前記ポリアミンとしては、例えば、エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ネオペンタンジアミン等の脂肪族ジアミン;4,4′−ジアミノシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、ビスアミノメチルシクロヘキサン、2,5−又は2,6−ジアミノメチルビシクロ〔2,2,1〕ヘプタン、ジアミノシクロヘキサン等の脂環式ジアミン;ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルエーテル、キシリレンジアミン、フェニレンジアミン、3,5−ジエチル−2,4−又は2,6−ジアミノトルエン等の芳香族ジアミン;1,3,5−トリス(アミノメチル)ベンゼン、1,3,5−トリス(アミノメチル)シクロヘキサン等の芳香族又は脂環式トリアミン;水、エチレングリコール、プロピレングリコール等にプロピレンオキサイド及び/又はエチレンオキサイドを付加重合して得たポリオキシアルキレングリコール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリオキシアルキレンジアミン;グリセリン、トリメチロールプロパン等にプロピレンオキサイド及び/又はエチレンオキサイドを付加重合して得たポリオキシアルキレントリオール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリオキシアルキレントリアミン等が挙げられる。
前記モノアミンとしては、例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、アミルアミン、ヘキシルアミン等の脂肪族第一アミン;ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン等の脂肪族第二アミン;アリルアミン、ジアリルアミン等の脂肪族不飽和アミン;シクロプロピルアミン、シクロブチルアミン、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン等の脂環式アミン;アニリン、ジフェニルアミン、メチルアニリン、エチルアニリン、トルイジン、キシリジン、ベンジルアミン、ナフチルアミン等の芳香族アミンが挙げられる。
前記アミン変性ウレタン樹脂の製造において、鎖伸長剤として、分子内に活性水素基を2個以上有する低分子化合物(例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオ−ル、ビスフェノールA等のジオ−ル類;グリセリン、トリメチロールプロパン、グルコース、ソルビトール、シュークローズ等の多価アルコール類;エチレンジアミン、ブチレンジアミン等のアミン類等)を使用してもよい。
前記(B)ポリイソシアネート化合物としては、イソシアネート基を2個以上有するものであれば特に制限はないが、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等のジイソシアネート類;これらジイソシアネート類の2量体(カルボジイミド変性)や3量体;トリフェニルメタントリイソシアネート等のトリイソシアネート類;ジフェニルメタンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネートなどの混合物であるクルードMDI(ポリメリックMDIとも称される)(メチレンジイソシアネート)等の液状のポリイソシアネート化合物や、ポリイソシアネート化合物とポリオールとの反応により得られる活性イソシアネート基を2個以上有するウレタンプレポリマーが挙げられ、粘度と価格の点からクルードMDIがより好ましい。該ウレタンプレポリマーとしては、アミン変性ウレタン樹脂の説明において述べたウレタンプレポリマーが好適に用いられる。
これらポリイソシアネート化合物は単独で用いてもよく、2種以上併用してもよいが、液状のポリイソシアネート化合物とウレタンプレポリマーを併用することが好ましい。
本発明の1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物における前記(B)ポリイソシアネート化合物の配合割合に制限はないが、(A)アミン変性ウレタン樹脂100重量部に対して5重量部〜300重量部が好ましく、10〜100重量部が好ましい。
特に、(B)ポリイソシアネート化合物として、前述したウレタンプレポリマーを用いる場合は、(A)アミン変性ウレタン樹脂100重量部に対して20重量部〜300重量部が好ましい。また、(B)ポリイソシアネート化合物として、前述した液状のイソシアネート化合物を用いる場合は、(A)アミン変性ウレタン樹脂100重量部に対して5重量部〜150重量部が好ましい。
本発明の1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物は、上記成分に加えて、必要に応じて、(C)溶剤を配合することが好ましい。溶剤としては、活性水素を含有しない有機溶剤が好ましく、例えば、トルエン、キシレン、シクロヘキサン等の炭化水素系;1,1,1−トリクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素;メチルエチルケトン、メチルアセトン等のケトン;酢酸エチル、プロピオン酸エチル等のエステルがあげられる。
これらは単独で、もしくは2種以上混合して用いられ、粘度調整剤として寄与する。
本発明の1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物における前記(C)溶剤の配合割合に制限はないが、1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物に対して、10〜80重量%が好ましい。
本発明の1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物において、作業性の向上のために、(D)炭酸カルシウムをさらに配合することが好ましい。該炭酸カルシウムは、重質・軽質いずれを用いても良く、表面処理された炭酸カルシウムを用いても良い。特に、経済性と取り扱い易さより、重質炭酸カルシウムを配合することが好ましく、含水率を0.1%以下に調整した重質炭酸カルシウムが更に好ましい。上記炭酸カルシウムは単独で用いても良く、2種以上配合しても良い。炭酸カルシウムを2種以上配合する場合、粒径の異なるものを配合することもできる。
本発明の1液反応性ポリウレタン樹脂系接着剤組成物には、上記した成分に加えて、必要に応じて、硬化触媒、接着付与剤、物性調整剤、充填剤、可塑剤、揺変剤、脱水剤(保存安定性改良剤)、粘着付与剤、垂れ防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、難燃剤、着色剤、ラジカル重合開始剤などの各種添加剤を配合してもよい。
以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明するが、これらの実施例は例示的に示されるもので限定的に解釈されるべきでないことはいうまでもない。
(合成例1)
温度計を備えた撹拌機中に、分子量2000のポリプロピレングリコール(三井化学ポリウレタン(株)製、商品名:Diol−2000)605.3重量部を脱水処理した後、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)94.7重量部を添加し、窒素気流下70〜90℃で3時間反応させ、NCO/OH当量比1.25のウレタンプレポリマーAを得た。
温度計を備えた撹拌機中に、前記得られたウレタンプレポリマーAを494.5重量部とアセトン500重量部を添加し均一分散させ、分子量148のエチレンオキサイドジアミン(米国ハンツマン製、商品名:ジェファーミンEDR−148)5.5部を滴下し、固形分50%、NCO/活性水素当量比1.00のアミン変性ウレタン樹脂A1を得た。
(合成例2)
合成例1と同様にウレタンプレポリマーAを得た。
温度計を備えた撹拌機中に、該ウレタンプレポリマーAを492.2重量部とアセトン500重量部を添加し均一分散させ、分子量73のブチルアミン7.8重量部を滴下し、固形分50%、NCO/活性水素当量比1.00のアミン変性ウレタン樹脂A2を得た。
(合成例3)
温度計を備えた撹拌機中に、分子量2000のポリプロピレングリコール(三井化学ポリウレタン(株)製、商品名:Diol−2000)589.3重量部を脱水処理した後、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)110.7重量部を添加し、窒素気流下70〜90℃で3時間反応させ、NCO/OH当量比1.50のポリイソシアネート化合物B1を得た。
(合成例4)
合成例1と同様にウレタンプレポリマーAを得た。
温度計を備えた撹拌機中に、該ウレタンプレポリマーAを496.5部とアセトン500部を添加し均一分散させ、エチルアルコール3.5部を滴下し、固形分50%、NCO/活性水素当量比1.00の末端モノアルコール変性ウレタン樹脂を得た。
(実施例1)
合成例1で得たアミン変性ウレタン樹脂A1、合成例3で得たポリイソシアネート化合物B1、ポリイソシアネート化合物B2(三井化学ポリウレタン(株)製、商品名:コスモネートM−300)、溶剤(アセトン)及び乾燥した炭酸カルシウム(白石カルシウム(株)製、商品名ホワイトンSB)を表1に示した割合で配合し、接着剤を調製した。
Figure 0005192195
表1において、各材料の配合量は重量部であり、アミン変性ウレタン樹脂A1は合成例1で得たアミン変性ウレタン樹脂A1、アミン変性ウレタン樹脂A2は合成例2で得たアミン変性ウレタン樹脂A2、ポリイソシアネート化合物B1は合成例3で得たポリイソシアネート化合物B1、ポリイソシアネート化合物B2はコスモネートM−300(三井化学ポリウレタン(株)製、特殊ポリメリックMDI)である。
得られた接着剤に対して、下記試験を行った。結果を表2に示した。
(1)塩ビシート巻き癖抑え性
25mm×300mm、厚み2.0mmの長尺塩ビシートを9.0cmの紙缶に巻きつけ24時間静置し、巻き癖をつける。フレキシブルボードにJISA5536に規定される櫛目コテで接着剤を塗布し、塗布後20分待ち、塩ビシートを貼り付け、40N/25mmの線圧で2回圧締し試験体を作成した。試験体作成後、塩ビシート端部の浮き上がりを目視にて判定した。測定は5℃及び23℃にて行なった。評価基準は下記の通りである。
◎:浮き上がりが無い、○:浮き上がりがほとんど無い、△:浮き上がりがやや見られるが強度上、外観上問題ない、×:浮き上がりが見られ強度上、外観上問題がある。
(2)塩ビタイルずれ抑え性(強粘着力)
フレキシブルボードにJISA5536に規定される櫛目コテで接着剤を塗布し、塗布後20分待ち、40mm×40mm、厚み2.0mmの塩ビホモジニアスタイルを貼り付け、40N/25mmの線圧で2回圧締し試験体を作成した。作成直後に手で塩ビタイルをずらし、その抵抗感を評価した。測定は5℃及び23℃にて行なった。評価基準は下記の通りである。
◎:全くずれない、○:強い抵抗を感じるが僅かにずれる、△:抵抗を感じ、ずれる、×:手で簡単にずれる。
(3)初期粘着強度測定
フレキシブルボード及び塩ビホモジニアスタイルを5cm角に裁断し、フレキシブルボード側に接着剤を櫛目ゴテで線条に塗布し、20分放置後塩ビホモジニアスタイルを貼り合せ、5分後に引張りスピード50mm/分の速度で平面引張り試験に供し、その強度を測定した。
(4)接着強度
JISA5536に準拠し、接着強度を測定した。即ち、フレキシブルボードにJISA5536に規定される櫛目コテで接着剤を塗布し、塗布後20分待ち、塩ビシートを貼り付け、40N/25mmの線圧で2回圧締し試験体を作成した。
常態強度は、試験体を48時間養生した後に90度浮動ローラー引っ張り試験を行ったものであり、耐熱強度は、試験体を48時間養生した後、80℃で168時間静置した後に90度浮動ローラー引っ張り試験を行ったものであり、水中浸せき強度は、試験体を48時間養生した後、168時間水中浸漬した後に90度浮動ローラー引っ張り試験を行ったものである。評価基準は下記の通りである。
◎:1.5N/25mm以上、○:1.0N/25mm以上1.5N/25mm未満、×:1.0N/25mm以下。
(5)塗布性
JIS A5536に準拠し、23℃の条件下で、標準節目ゴテを用いて前記得られた接着剤を塗布する際の節目ゴテのコテさばき性について評価した。評価基準は下記の通りである。
◎:抵抗感がなく、櫛目ゴテのさばきが非常に軽い。
○:抵抗感が少なく、櫛目ゴテのさばきが軽い。
△:やや抵抗感があり、櫛目ゴテのさばきがやや重く感じられる。
×:抵抗感が強く、櫛目ゴテのさばきが重い。
Figure 0005192195
(実施例2〜11及び実験例1〜2
表1に示した如く配合を変更した以外は実施例1と同様に接着剤を調製し、各測定を行った。結果を表2に示した。
(比較例1〜5)
表3に示した如く配合を変更した以外は実施例1と同様に接着剤を調製し、各測定を行った。結果を表4に示した。
Figure 0005192195
表3において、各材料の配合量は重量部であり、末端モノアルコール変性ウレタン樹脂は、合成例4で得た末端モノアルコール変性ウレタン樹脂、フェノール樹脂は商品名:タマノール521(荒川化学工業(株)製)、テルペン樹脂は商品名:YSレジンTO85(ヤスハラケミカル(株)製)、スチレン樹脂は商品名:FTR6100(三井化学(株)製)、ポリイソシアネート化合物B1は合成例3で得たポリイソシアネート化合物B1、ポリイソシアネート化合物B2はコスモネートM−300(三井化学ポリウレタン(株)製、特殊ポリメリックMDI)である。
Figure 0005192195
(比較例6)
接着剤として床用酢酸ビニル樹脂系溶剤形接着剤(セメダイン(株)製、商品名:No.190、酢酸ビニル樹脂系接着剤)を用いて実施例1と同様に試験を行った。結果を表4に示した。
(比較例7)
接着剤として床用ゴム系溶剤形接着剤(セメダイン(株)製、商品名:G500、NBRゴム系接着剤)を用いて実施例1と同様に試験を行った。結果を表4に示した。

Claims (3)

  1. 高分子系貼り床材を下地材に敷設する接着剤として用いられる1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物であって、
    (A)アミン変性ウレタン樹脂、及び
    (B)ポリイソシアネート化合物を含み、
    前記(A)アミン変性ウレタン樹脂が、ポリイソシアネート化合物と活性水素含有化合物を反応させ、NCO/OH当量比1.10〜10.00のウレタンプレポリマーを得た後、該ウレタンプレポリマー及びアミン化合物を反応させることにより得られる、NCO/活性水素当量比1.00〜2.00のアミン変性ウレタン樹脂であり、
    前記アミン化合物が、エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ネオペンタンジアミン、4,4′−ジアミノシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、ビスアミノメチルシクロヘキサン、2,5−又は2,6−ジアミノメチルビシクロ〔2,2,1〕ヘプタン、ジアミノシクロヘキサン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルエーテル、キシリレンジアミン、フェニレンジアミン、3,5−ジエチル−2,4−又は2,6−ジアミノトルエン、1,3,5−トリス(アミノメチル)ベンゼン、1,3,5−トリス(アミノメチル)シクロヘキサン、ポリオキシアルキレングリコール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリオキシアルキレンジアミン、ポリオキシアルキレントリオール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリオキシアルキレントリアミン、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、アミルアミン、ヘキシルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、アリルアミン、ジアリルアミン、シクロプロピルアミン、シクロブチルアミン、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン、アニリン、ジフェニルアミン、メチルアニリン、エチルアニリン、トルイジン、キシリジン、ベンジルアミン、ナフチルアミンから選択されるアミン化合物であり、
    前記(B)ポリイソシアネート化合物が、ウレタンプレポリマー(但し液状イソシアネート化合物を除く)及び液状イソシアネート化合物の併用であり、
    前記(B)ポリイソシアネート化合物の配合割合が、前記(A)アミン変性ウレタン樹脂100重量部に対して5重量部〜300重量であることを特徴とする高分子系貼り床材接着用1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物。
  2. (C)溶剤を更に含むことを特徴とする請求項1記載の高分子系貼り床材接着用1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物。
  3. 前記(C)溶剤が、活性水素を含有しない有機溶剤であることを特徴とする請求項2記載の高分子系貼り床材接着用1液反応性常温湿気硬化型ポリウレタン樹脂系接着剤組成物。
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