JP5182361B2 - 情報取得支援装置 - Google Patents
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Description
例えば、ITシステムの運用中に生じたトラブル(以下、運用トラブルという場合がある)の対処においては、レスポンス低下等の障害を検知した場合に、障害箇所に関係する情報の採取(収集)と解析とを繰り返し行なうことにより問題の原因を特定するのが一般的である。
そして、トラブルの症状等に基づき、採取された情報に対して解析が行なわれ、更に、次の解析に必要な情報が決定され、この決定に従って次の情報の採取が行なわれる。運用トラブル処理においては、一般に、これらの情報の採取と解析とを繰り返し行なうことにより、トラブルの原因の特定や推定が行なわれるのである。
しかしながら、従来においては、このようなトラブル対処時に採取する情報は、トラブル対処の担当者により、その属人的なノウハウによって決定され、又、その取得も、担当者の属人的なノウハウによって行なわれている。従って、従来においては、トラブル対処に担当者に高度なスキルが要求され、担当者のスキルによっては、必要な情報の採取に時間がかかることにより解決までに長期間を要するおそれがあり、時間やコストの面で課題がある。
(1)取得対象情報を取得するための具体的な提示情報を作業者に対して提示することができ、情報処理システムにおいてトラブル等が生じた場合に、作業者が、かかるトラブルを解消するために用いて有効な取得対象情報を容易に取得することができ、トラブルを短時間で解消することができる。
(3)情報処理システムの保守・運用にかかる工数や人員を削減することができ、経済的であり、又、システム環境毎に専用のツールをそなえる必要がなく、これによっても工数等を削減することができ、運用コストを低減することができる。
11 システム環境情報格納部
12 取得手段情報格納部
13 提示情報管理部
14 提示情報生成部
15 機器構成情報
16 ポリシー情報
17 取得手段情報
18 アカウント情報
31 ディスプレイ
32 CPU
33 RAM
34 ROM
35 HDD
36 LANインタフェース(LAN I/F)
100 支援システム
101,102 作業者端末
103 作業者
104 ネットワーク
131,131a,131b 提示情報
141 組合せ検証部(検証部)
161 機器アクセスポリシー
162 通信ポリシー
171 格納手段情報
172 実行手段情報
201 対処システム(情報処理システム)
300 トラブル対処システム
301 トラブル対処知識
1311 担当者情報
1312 説明情報
1313 コマンド情報
図1は本情報取得支援装置をそなえた支援システムの構成を模式的に示す図、図2は本発明の一実施形態としての情報取得支援装置の機能構成を模式的に示す図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態としての情報取得支援装置10をそなえた支援システム100は、例えばトラブル(障害)等が生じた情報処理システム(以下、対処システム)201において、そのトラブル対処の支援を行なうために用いられるものであり、そのトラブルに対処する作業者103等が対処システム201において行なう情報収集作業の支援を行なうものである。
トラブル対処知識301は、対処システム201において生じるトラブルを解消するための対処手法等を検索可能に構成した情報であって、例えば、対処システム201において過去に生じたトラブルおよびその対処履歴や、対処システム201を構成する機器に関して、メーカ等が提供する情報(例えば、障害報告)等の種々の情報を検索可能に登録することにより構成されたデータベースである。
なお、このトラブル対処部300における対処方法の決定や取得対象情報の決定および採取指示は、コンピュータがプログラムを実行することにより実現してもよく、又、トラブル対処部300を操作するオペレータ等が行ってもよく、既知の種々の手法を用いて実現することができる。
作業者端末101は、対処システム201のトラブルを解消するために作業を行なう作業者103が使用する情報処理装置であり、作業者103は、対処システム201のトラブルを解消するために、この作業者端末101を用いてトラブルの内容や作業報告を入力したり、情報検索を行なったりするようになっている。
また、作業者端末101は、情報取得支援装置10から送信される提示情報131a,131b(いずれも詳細は後述)を受信し、そのディスプレイ1011に表示させることにより、この提示情報131a,131bを作業者に提示するようになっており、作業者103は、この提示情報131a,131bに従って、対処システム201に対して操作・処理を行なうことにより、取得対象情報を採取するようになっている。
作業者端末102は、例えば、対処システム201とは地理的に離れた場所(遠隔地)に位置するIDC(Internet Data center)に設置され、このIDCにおいてオペレータ(作業者103,担当者)が使用する情報処理装置であって、IDCから対処システム201に遠隔接続し、対処システム201のトラブルを解消すべく、所定の処理を行なったり、取得対象情報の採取を行なったりするために用いられるものである。なお、本実施形態においては、このオペレータも、対処システム201のトラブルを解消するために作業を行なう作業者103に相当するものであるが、便宜上、IDCにおいて作業者端末102を使用・操作する作業者103をオペレータというものとする。
なお、上述した作業者端末101,102は、それぞれ、ディスプレイ1011,CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory),HDD(Hard disk drive),キーボード,マウスおよびLAN(Local Area Network)インタフェースをそなえたコンピュータシステム(情報処理装置)として構成されるものであるが、便宜上、これらのハードウェア構成についての図示および詳細な説明を省略するものとする。
情報取得支援装置10は、取得対象情報の具体的な取得手法を提示情報として生成し、提示するものであって、図2に示すように、システム環境情報格納部11,取得手段情報格納部12,提示情報生成部14,組合せ検証部141および提示情報管理部13としての機能をそなえている。
本情報取得支援装置10においては、このHDD35が、対処システム201に関するシステム環境情報を格納するシステム環境情報格納部11(図2参照)として機能するとともに、情報の取得手法に関する取得手段情報を格納する取得手段情報格納部12(図2参照)として機能し、更に、提示情報生成部14によって生成された提示情報131a,131bを保持する提示情報保持部として機能するようになっている。
図3は本発明の一実施形態としての情報取得支援装置10における機器構成情報の例を示す図、図4はそのアカウント情報の例を示す図、図5はその機器アクセスポリシーの例を示す図、図6はその通信ポリシーの例を示す図である。
機器構成情報15は、対処システム201の構成(ハードウェア構成およびソフトウェア構成)に関する情報であって、例えば、図3に示すように、ID,機種名,OS,機能名およびアプリケーションを相互に関係付けることにより構成されており、図3に示す例においては、各機器を示すIDに対応させて各項目(機種名,OS,機能名およびアプリケーション)の情報を格納するテーブルとして示している。
機種名($model)は、その機器の種類や品名(名称)を示す情報であり、例えば、モデル番号が用いられる。なお、この機種名はモデル番号に限定されるものではなく、例えば、メーカ名や等の他の情報を含んでもよく、又、対処システム内201で設定されたコンピュータ名や任意に設定された名称や文字列であってもよい。なお、以下、この機種名を変数$modelを用いて表わす場合がある。
アプリケーションは、その機器で実行されるアプリケーション名であり、その機器がコンピュータである場合に、その機器で実行されるアプリケーション名が格納されている。
図4に示す例においては、アカウント情報18を、各担当者に対応させて各項目(業務Gr,所在,アカウントおよびパスワード)の情報を格納するテーブルとして示している。
業務Grは、その担当者が所属する組織や役職を示す情報であり、所在は、その担当者が通常、所在している(待機している)場所である。なお、図4に示す例においては、事務所とIDCの2箇所が所在として登録されており、本実施形態においては、対処システム201を訪問して操作等を行なう作業者103(佐藤,高橋,高田)の所在は事務所となっている。そして、これらの作業者103は事務所にて待機するものであって、これらの作業者103のうちいずれかが対処システム201まで出かけて、対処システム201の操作を行なったりするものとする。
ポリシー情報16は、対処システム201の運用に関する方針を示す情報であって、機器アクセスポリシー161と通信ポリシー162とをそなえて構成されている。
なお、以下、既述の項目と同じ項目については、その詳細な説明を省略するものとする。
また、図5に示す例においては、同様のアクセスポリシーをそなえる機器については、便宜上、アクセス対象IDのうち相違する部分(ドットアドレス)を、[]中に併記することにより、これらの複数の機器についてまとめて定義(示して)おり、例えば、IDが192.168.1.101のアクセス対象IDと192.168.1.102のアクセス対象IDとをまとめて示している。
許可されるアカウントは、その機器へのアクセスが許可されているアカウントであり、図4に示したアカウント情報18のアカウントが登録されるようになっている。又、ユーザ権限/許可されるコマンドは、その機器へのアクセスに許可されているユーザ権限および使用可能なコマンドであり、図5に示す例においては、これらのユーザ権限とコマンドとをスラッシュ(/)を挟んで列記することにより示している。
ここで、通信の種類とは、送信されるデータの経路を示す情報であって、図6に示す例においては、IDC→事務所への通信,事務所→IDCへの通信およびIDC→IDCへの通信の3種類の経路が示されている。
図7は本発明の一実施形態としての情報取得支援装置10における格納手段情報の例を示す図、図8はその取得手段情報の例を示す図である。
そして、この図7を参照することにより、例えば、RHEL5で動作するコンピュータのシスログを取得する場合には、SSH,telnet,FTPおよびWebDAVの4種類のアクセス手法を用いることができ、これらのうち、例えば、telnetでアクセスする場合には、パラメータ($param)として“cat /var/log/messages”を用いるべきであることがわかる。
実行コマンドは、取得対象情報を取得するために作業者が入力・実行するコマンドを示している。なお、図8に示す例においては、アクセス手段として、FTP,WebDAV,SNMP,telnetおよびSSHを示しており、実行コマンドにおいては、これらのアクセス手段において、取得対象情報を取得するために実行すべきコマンドを示している。又、この図8に示す例においては、FTPおよびWebDAVに対する実行コマンドは、ID($target)で特定される機器にアクセスが確立されてから実行されるべきコマンドを示している。
そして、本情報支援装置10においては、このCPU32が、情報取得支援プログラムを実行することにより、後述する、提示情報生成部14,組合せ検証部141および提示情報管理部13として機能するようになっている。
図9は本発明の一実施形態としての情報取得支援装置10の提示情報生成部14の機能を模式的に示す図である。
そして、提示情報生成部14は、これらの利用可能取得手段情報と使用取得可能情報とを比較,照合,優先度付けを行なうことにより、取得対象情報を取得するための具体的な手法を提示情報として生成するのである。
この図10に示す例においては、「Webサーバのシスログを採取せよ」という抽象的な文章の形態で採取したい情報が示されており、この情報に基づき、作業員が、取得対象情報に関して、[機能名=Webサーバ]であり、且つ、[取得情報名=シスログ]である旨の入力を行なう。
また、本情報取得支援装置10においては、上述の如く、作業者等が、機能名と取得情報名とを入力するようにしてもよく、又、図示しない文章解析機能をそなえ、上述の如く「Webサーバのシスログを採取せよ」のような抽象的な形態で示された文章を、この文章解析機能により単語に分割し、この分割された単語を予め登録されたキーワードと比較することにより、取得対象情報(機能名=Webサーバ,取得情報名=シスログ)を自動的に生成してもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
(1)機器構成情報15を参照してWebサーバを探す。
(2)機器アクセスポリシー161を参照して、Webサーバにアクセス可能な手段を探す。
(4)通信ポリシー162を参照して、担当者が利用可能なデータ転送方式(アクセス手段)を決定し、このアクセス手段を第2のアクセス手段候補(手段B)として、HDD35やRAM33における所定の領域(第2アクセス候補格納部)に格納(保存)する。
(6)手順(1)で探した機器が手順(5)で探した機種であることを確認する。
(8)実行手段情報172を参照して、機器やアクセス手段から具体的な情報取得方法(提示情報)を生成する。
また、上述した手順(7)において、推奨アクセス手段が複数ある場合において、これらの複数のアクセス手段に対する優先順位の設定手法は、例えば、その処理を実行するための予測所要時間(予測対処時間)が短いものを優先させたり、作業者の操作等が簡単なものを優先させたりしてもよく、又、最も厳格なポリシーに適合するアクセス手段を優先させてもよく、更に、これらの優先順位の設定手法を組み合わせることにより設定してもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
そして、情報取得実現情報に2つ以上のアクセス手段が登録されている場合に、例えば、最も対処時間の短いアクセス手段を優先して優先順位を設定することにより、取得対象情報をより短時間で取得することができ利便性が高い。又、例えば、厳格なポリシーに適合するアクセス手段を優先させるよう優先順位を設定することにより、対処システム201等のセキュリティレベルを高く維持することができ信頼性を向上させることができる。
組合せ検証部141は、取得手段情報17に含まれる2以上のアクセス手段の組み合わせにより、取得対象情報へのアクセスが可能であるかを検証し、アクセスプロトコルと転送プロトコルとの両方が充足されるかを確認することにより通信可能であるとの評価を行なう。
また、要素手段について通信を行なうことができるかどうかの評価は、例えば、通信ポリシー162等を満たすか等を判断することにより行なう。
そして、提示情報生成部14は、この組合せ検証部142により取得対象情報へのアクセスが可能であると判断された2以上のアクセス手段を用いた取得対象情報の取得手法(組合せアクセス手段)に基づき、提示情報の生成を行なうのである。
この図11に示す提示情報131aは、担当者が取得対象情報を取得することを支援するべく、担当者に対して提示される情報であって、担当者がこの提示情報131aを参照して所定の処理を行なうことにより取得対象情報を取得することができるものである。この提示情報131aは、取得対象情報とその取得手法とを関連付けて構成された情報であり、取得対象情報毎に対応する推奨アクセス手段を具体的な実行スクリプトやクエリで表わすことにより構成されている。
データは取得対象情報であって、格納手段情報171の取得情報名に相当するものであって、図11に示す例においては、ソフトウェア構成一覧,リリース履歴,シスログ,ネットワーク負荷情報,パッチ,ログ解析が含まれている。
実行スクリプト/クエリは、アクセス手段(推奨アクセス手段)を具体的に示すものであって、そのデータを取得するために実行されるべきスクリプト(実行スクリプト)やクエリであり、作業者が作業者端末101,102や対処システム201の端末装置において入力・実行するものである。
図12は本発明の一実施形態としての情報取得支援装置10の提示情報生成部14によって生成される提示情報の他の例を示す図である。
なお、提示情報131bを構成する情報は、これらの担当者情報1311,説明情報1312およびコマンド情報1313に限定されるものではなく、例えば、これら以外の情報をそなえてもよく、又、例えば、担当者情報1311等、一部の情報を省略してもよい。
提示情報管理部13は、提示情報生成部14によって生成された提示情報131a,131bを管理するものであり、例えば、生成された提示情報131を、情報取得支援装置10のHDD35等における所定の領域に保存したり、作業者端末101,102のディスプレイ1011に表示させる制御を行なうことにより、提示情報131を作業者に提示するようになっている。
例えば、作業者が作業者端末101,102から「Webサーバのシスログ」を取得したい旨の入力を行なうと、提示情報生成部14は、この入力された「Webサーバのシスログ」から、[機能名:Webサーバ]および[取得情報名:シスログ]を採取情報(取得対象情報)として取得する(ステップA10)。
機能名が一致しない場合には(ステップA40のNOルート参照)、機器構成情報15において次のID(機器)に移動して(ステップA70)、ステップA20に移行する。
提示情報生成部14は、$targetに基づいて機器構成情報15を参照して、その$targetのOSを取得し、変数$osに設定(入力)する(ステップB10)。そして、提示情報生成部14は、次に、この$osに基づいて格納手段情報171を参照して、その$osに設定されたOS(例えば、RHEL5)に対応するエントリがあるかを検索する(ステップB20)
格納手段情報171において、その$osに対応するエントリがない場合には(ステップB30のNOルート参照)、NOルート(ステップA50のNOルート)となる。
また、提示情報生成部14は、機器アクセスポリシー161を参照して、$targetにアクセス可能なアカウントを検索し(ステップB70)、その検索結果を変数@userに設定する。例えば、図5に示す例においては、[$target:192.168.1.101]のリソースへのアクセスできるアカウントは、CE201,CE202,SE101である。
そして、提示情報生成部14は、ステップB100において選択した通信の種類に基づいて通信ポリシー162を参照して、そのデータ通信に許可されている許可メソッドを取得し(ステップB110)、この取得した許可メソッドを手段Bとして保存する。
ここで、提示情報生成部14は、ステップB50において保存した手段Aと、ステップB110において保存した手段Bとを比較し(ステップB120)、一致するものがない場合には(ステップB120のNOルート参照)、次に、手段Aに複数のアクセス手段が含まれている場合には、これらの組み合わせで手段Bを実現することができるかを検証する(ステップB140)。なお、このステップB140の検証手法の詳細については後述する。
そして、実現可能な全ての代替組合せアクセス手段をHDD35やRAM33等の所定の領域に情報取得実現情報として記録した後、もしくは、手段Aのうちのいずれかのアクセス手段の組み合わせで手段Bを実現することができない場合に(ステップB140のNOルート参照)、提示情報生成部14は、情報取得実現情報を参照して、この情報取得実現情報に1つ以上のアクセス手段が登録されているかを確認し(ステップB160)、情報取得実現情報に1つのアクセス手段も登録されていない場合には(ステップB160のNOルート参照)、NOルート(ステップA50のNOルート)となる。
その後、提示情報生成部14は、情報取得実現情報に登録された情報やステップB180において設定した優先順位に基づいて、情報取得実現情報に登録された情報の少なくとも一部を抽出して提示情報131を生成して(ステップB190)、YESルート(ステップA50のYESルート)となる。
次に、図14のステップB140におけるアクセス手段の組み合わせに関する判別手法n例を図15のフローチャート(ステップC10〜C80)に従って説明する。
組合せ検証部141は、先ず、カウンタnに0を設定することによりカウンタリセットを行なった後(ステップC10)、次に、nをインクリメント(n=n+1)して(ステップC20)、nがp以下であるか否か、すなわち、nが、前述した第1アクセス候補格納部に第1のアクセス手段候補(手段A)として登録されている個数(p)以下であるかを判断する(ステップC30)。ここで、nがp以下ではない場合には(ステップC30のNOルート参照)、NOルート(ステップB140のNOルート)となる。
そして、組合せ検証部141は、この評価の結果に基づき、その要素が通信を行なうことができるものであるか否かを判断し(ステップC80)、その要素が通信を行なうことができるものである場合には(ステップC80のYESルート参照)、YESルート(ステップB140のYESルート)となる。
次に、図15のステップC70における要素手段の評価手法の例を図16のフローチャート(ステップD10〜D70)に従って説明する。
組合せ検証部141は、先ず、通信ポリシー162を参照して、使用可能な通信手段(許可メソッド)を1つ取得する(ステップD10)。そして、組合せ検証部141は、使用可能な通信手段を取得できたかの確認を行ない(ステップD20)、取得できない場合には(ステップD20のNOルート参照)、通信不可であるとの評価を行ない(ステップD70)、処理を終了する。なお、この通信不可であるとの評価結果は、HDD35やRAM33等の所定の領域(評価結果格納部)に格納される。
そして、組合せ検証部141は、上述の如く図15に示したフローチャートのステップC50において読み出したアクセス手段の組合せについて、ステップD30において求めた、機器へのアクセスプロトコルおよびデータの転送プロトコルを充足するかチェックを行なう(ステップD40)。
このように、本発明の一実施形態としての情報取得支援装置10によれば、取得対象情報を取得するための具体的な方法(提示情報)を作業者に対して提示することができるので、対処システム201においてトラブル等が生じた場合に、作業者が、かかるトラブルを解消するために用いて有効な具体的情報(取得対象情報)を容易に取得することができ、トラブルを短時間で解消することができる。又、これにより、顧客の満足度を向上させることもできる。
また、対処システム201および支援システム100の運用に関する方針を示す情報であるポリシー情報16をそなえ、提示情報生成部14が、このポリシー情報16に基づいて提示情報を生成するので、対処システム201の運用形態に合った提示情報を取得することができ、対処システム201の運用形態にかかわらず、生じたトラブルを短期間で解消することができる。
すなわち、システム環境情報格納部11に、対処システム201に関するシステム環境情報を格納することにより、対処システム201のシステム環境に合った提示情報を取得することができ、対処システム201において生じたトラブルを迅速に解消することができる。
また、提示情報生成部14により推奨アクセス手段を見つけられなかった場合においても、組合せ検証部141が、格納手段情報171に含まれる2以上のアクセス手段の組み合わせにより、取得対象情報へのアクセスが可能であるかを評価・検証し、その結果、取得対象情報にアクセス可能であると判断されたアクセス手段(組合せアクセス手段)に基づき、提示情報生成部14が提示情報を生成するので、取得対象情報を確実に取得することができる。
また、情報を汎用的な表現と具体的な採取方法(例えば、取得手段情報17)に分離して管理する事が可能になるので汎用的な表現を用いる「トラブル対処システムの作成者」と環境毎の情報を用意する「トラブル対処の担当者」は、互いの情報を知る必要がなく、責任範囲を分離することが可能になる。
例えば、機器構成情報15,アカウント情報18,ポリシー情報16および取得手段情報17は、それぞれ上述した実施形態に示された項目により構成されることに限定されるものではなく、それぞれ、更に他の項目を付加して構成したり、又、一部の項目を削除して構成したりしてもよく、種々変形して実施することができる。
また、上述した実施形態においては、提示情報生成部14は、機器構成情報15および格納手段情報171に基づいて、対処システム201の実際の構成(ハードウェア構成およびソフトウェア構成)に基づき、取得対象情報を格納する機器へのアクセスに使用可能な1以上のアクセス手段(第1のアクセス手段候補)を決定しているが、これに限定されるものではなく、例えば、機器構成情報15および格納手段情報171のいずれか一方に基づいて第1のアクセス手段候補の決定を行なってもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理システムに関するシステム環境情報を格納するシステム環境情報格納部と、
情報の取得手法に関する取得手段情報を格納する取得手段情報格納部と、
取得対象情報について、該システム環境情報格納部に格納された該システム環境情報と、該取得手段情報格納部に格納された該取得手段情報とに基づいて、該情報処理システムに関する該取得対象情報の取得手法を示す提示情報を生成する提示情報生成部とをそなえることを特徴とする、情報取得支援装置。
(付記2)
該システム環境情報が、該情報処理システムを構成する機器の構成に関する構成情報をそなえることを特徴とする、付記1記載の情報取得支援装置。
(付記3)
該システム環境情報が、該情報処理システムにアクセスする人的資源に関するアカウント情報をそなえることを特徴とする、付記1又は付記2記載の情報取得支援装置。
(付記4)
該システム環境情報が、該情報処理システムの運用に関する方針を示すポリシー情報をそなえ、該提示情報生成部が、前記情報処理システムの運用に関する方針を満たす前記情報処理システムに関する取得対象情報の取得手法を該提示情報として示すことを特徴とする、付記1〜付記3のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
(付記5)
該取得手段情報が、該取得対象情報へのアクセス手法を示す格納手段情報をそなえることを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
(付記6)
該取得手段情報が、情報取得を行なうために実行すべき情報取得手続きを示す実効手段情報をそなえることを特徴とする、付記1〜付記5のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
(付記7)
該提示情報生成部が、
該システム環境情報および該取得手段情報に基づいて、該情報処理システムの実際の構成に基づき、前記取得対象情報を格納する機器へのアクセスに使用可能な1以上のアクセス手段を、第1のアクセス手段候補として第1アクセス候補格納部に格納するとともに、
該ポリシー情報に基づいて、該情報処理システムの運用上ポリシーに基づき、前記取得対象情報を格納する機器へのアクセスに使用可能な1以上のアクセス手段を、第2のアクセス手段候補として第2アクセス候補格納部し、
該第1アクセス候補格納部に格納した該第1のアクセス手段候補と、該第2アクセス候補格納部に格納した該第2のアクセス手段候補とを比較し、これらのうち一致するアクセス手段を、該取得対象情報の取得に用いることが可能な情報取得実現情報として決定し、当該情報取得実現情報に相当する該取得手段情報に基づいて、該提示情報を生成することを特徴とする、付記1〜付記6のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
(付記8)
該格納手段情報に含まれる2以上の該アクセス手段の組み合わせにより、該取得対象情報へのアクセスが可能であるかを検証する組合せ検証部をそなえ、
該提示情報生成部が、該組合せ検証部により前記取得対象情報へのアクセスが可能であると判断された前記2以上のアクセス手段を用いた前記取得対象情報の取得手法を該提示情報として生成することを特徴とする、付記1〜付記7のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
(付記9)
該取得対象情報へのアクセス手段が複数ある場合に、該提示情報生成部が、最も対処時間の短い該アクセス手段を優先して用いた該提示情報を生成することを特徴とする、付記1〜付記8のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
(付記10)
該取得対象情報へのアクセス手段が複数ある場合に、該提示情報生成部が、厳格なポリシーに適合する該アクセス手段を優先して用いた該提示情報を生成することを特徴とする、付記1〜付記9のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
Claims (6)
- 情報処理システムに関するシステム環境情報を格納するシステム環境情報格納部と、
情報の取得手法に関する取得手段情報を格納する取得手段情報格納部と、
取得対象情報について、該システム環境情報格納部に格納された該システム環境情報と、該取得手段情報格納部に格納された該取得手段情報とに基づいて、該情報処理システムに関する該取得対象情報の取得手法を示す提示情報を生成する提示情報生成部と、
該取得手段情報に含まれる該取得対象情報へのアクセス手法を示すアクセス手段の組み合わせにより、該取得対象情報へのアクセスが可能であるかを検証する組合せ検証部とをそなえ、
該提示情報生成部が、該組合せ検証部により前記取得対象情報へのアクセスが可能であると判断されたアクセス手段を用いた前記取得対象情報の取得手法を該提示情報として生成することを特徴とする、情報取得支援装置。 - 該システム環境情報が、該情報処理システムを構成する機器の構成に関する構成情報をそなえることを特徴とする、請求項1記載の情報取得支援装置。
- 該システム環境情報が、該情報処理システムにアクセスする人的資源に関するアカウント情報をそなえることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の情報取得支援装置。
- 該システム環境情報が、該情報処理システムの運用に関する方針を示すポリシー情報をそなえ、該提示情報生成部が、前記情報処理システムの運用に関する方針を満たす前記情報処理システムに関する取得対象情報の取得手法を該提示情報として示すことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
- 該提示情報生成部が、
該システム環境情報および該取得手段情報に基づいて、該情報処理システムの実際の構成に基づき、前記取得対象情報を格納する機器へのアクセスに使用可能な1以上のアクセス手段を、第1のアクセス手段候補として第1アクセス候補格納部に格納するとともに、
該ポリシー情報に基づいて、該情報処理システムの運用上ポリシーに基づき、前記取得対象情報を格納する機器へのアクセスに使用可能な1以上のアクセス手段を、第2のアクセス手段候補として第2アクセス候補格納部に格納し、
該第1アクセス候補格納部に格納した該第1のアクセス手段候補と、該第2アクセス候補格納部に格納した該第2のアクセス手段候補とを比較し、これらのうち一致するアクセス手段を、該取得対象情報の取得に用いることが可能な情報取得実現情報として決定し、当該情報取得実現情報に相当する該取得手段情報に基づいて、該提示情報を生成することを特徴とする、請求項4記載の情報取得支援装置。 - 該取得手段情報が、情報取得を行なうために実行すべき情報取得手続きを示す実行手段情報をそなえることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の情報取得支援装置。
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