JP5171965B2 - マルチポートアンプおよびそれを用いた無線装置 - Google Patents
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Description
図15、図16は、特許文献1に記載されたマルチポートアンプを示す回路ブロック図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の好適な実施例について説明する。
図1はこの発明の実施例1に係るマルチポートアンプの構成を示すブロック図であり、ポート数が4個の場合の誤差補償回路を有するマルチポートアンプの例を示している。
複数のチャネルに対応した入力信号S1〜S4は、入力ハイブリッド3aを通過することにより、ポート位置が上下反転して出力される。
出力ハイブリッド3bは、複数の入力信号S1〜S4に対応した複数の出力信号O1〜O4を複数の出力端子9a〜9dから出力する。
複数の出力結合回路8a〜8dは、出力ハイブリッド3bと複数の出力端子9a〜9dとの間に挿入されて、複数の出力信号O1〜O4に対応した出力抽出信号U1〜U4を受信する。
チャネル選択回路2、周波数選択回路13aおよび制御信号生成回路14は、チャネル割当て器15からの信号に応答して動作する。
また、周波数選択回路13aは、後述するように、帯域遮断フィルタ21(図2参照)により構成されてもよい。
信号生成回路1で生成された信号は、チャネル割当て器15から出力される信号に基づいて、チャネル選択回路2においてチャネルごとの周波数成分f1〜f4が割り当てられる。
すなわち、チャネル選択回路2から出力される各入力信号S1〜S4は各周波数成分f1〜f4に対応し、入力信号S1は周波数成分f1のみを有し、入力信号S2は周波数成分f2のみを有し、入力信号S3は周波数成分f3のみを有し、入力信号S4は周波数成分f4のみを有する。
よって、この問題を解決するために、図1の帰還回路構成が適用される。すなわち、出力結合回路8a〜8dは、出力信号O1〜O4の一部をそれぞれ抽出し、出力抽出信号U1〜U4として周波数選択回路13aに入力する。
同様に、出力抽出信号U2は、周波数成分f2以外の周波数成分f1、f3、f4のみが通過して制御信号生成回路14に入力され、出力抽出信号U3は、周波数成分f3以外の周波数成分f1、f2、f4のみが通過して制御信号生成回路14に入力され、出力抽出信号U4は、周波数成分f4以外の周波数成分f1〜f3のみが通過して、制御信号生成回路14に入力される。
続いて、制御信号生成回路14は、周波数選択回路13aからの入力信号を検波し、検波された各振幅レベルが小さくなるような制御信号を、利得・位相制御回路4a〜4dにそれぞれ入力する。
このとき、制御信号生成回路14からの制御信号は、周波数選択回路13aから出力された信号およびチャネル割当て器15から出力された信号に基づいて生成される。
この結果、出力端子9a〜9d間のアイソレーションが改善されて、通信品質が改善される。
また、ここでは、利得・位相制御回路4a〜4dおよび増幅器7a〜7dが、それぞれ4ポートの場合を例にとって説明したが、ポート数は任意の複数個(2個以上)に設定することができる。
周波数選択回路13aは、帯域遮断フィルタ21(図2)により構成され得る。
制御信号生成回路14は、複数の出力結合回路8a〜8dを介して受信した出力抽出信号U1〜U4を減衰させるための制御信号を生成し、制御信号を複数の利得・位相制御回路4a〜4dに入力する。
なお、上記実施例1(図1、図2)では、アナログ回路からなる入力ハイブリッド3aを用いたが、図3のように、ディジタル回路からなる入力ハイブリッド3Daを用いてもよい。
図3はこの発明の実施例2に係るマルチポートアンプを示すブロック図であり、ポート数が4個の場合の誤差補償回路を有する構成を示している。
この場合、入力ハイブリッド3Daは、ディジタル回路により構成されている。また、信号生成回路1Dおよびチャネル選択回路2Dもディジタル回路により構成されている。
他の動作については、前述の実施例1と同様であり、得られる効果も前述と同等である。
また、合成および分配誤差を低減することが可能となり、結果として通信品質が向上する。
なお、上記実施例2(図3)では、入力ハイブリッド3Daのみをディジタル回路で構成したが、入力ハイブリッドおよび複数の利得・位相制御回路の少なくとも一方をディジタル回路で構成することができ、図4のように、入力ハイブリッド3Daのみならず、利得・位相制御回路4Da〜4Ddをディジタル回路で構成してもよい。
図4において、前述(図3参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「D」を付して詳述を省略する。
さらに、出力結合回路8a〜8dと、周波数選択回路13Daとの間には、ダウンコンバータ(D/C)10およびADコンバータ(A/D)11が直列に挿入されている。すなわち、帰還回路は、ダウンコンバータ10(周波数変換器)およびADコンバータ11を有している。
信号生成回路1Dで生成されたディジタル信号からなる入力信号SD1〜SD4は、チャネル選択回路2Dにおいて、チャネル割当て器15から出力される信号に基づいて周波数成分f1〜f4が割り当てられる。
ここで、増幅器7a〜7dが等振幅および等位相で動作する理想的な状態であれば、前述のように、出力信号O1は周波数成分f1のみを有し、出力信号O2は周波数成分f2のみを有し、出力信号O3は周波数成分f3のみを有し、出力信号O4は周波数成分f4のみを有する。
このように、増幅器7a〜7dの振幅および位相に誤差が生じると、出力ハイブリッド3bから出力される出力信号O1には、所望周波数成分f1のみでなく不要周波数成分f2、f3、f4が含まれる。
よって、この問題を解決するために、図4の帰還回路構成が適用される。
ダウンコンバータ10は、出力抽出信号U1〜U4をIF周波数に変換し、さらにADコンバータ11は、IF周波数信号をディジタル信号D1〜D4に変換する。
同様に、ディジタル信号D2には、出力信号O2の所望周波数成分f2のみならず不要周波数成分f1、f3、f4の振幅情報が含まれ、ディジタル信号D3には、出力信号O3の所望周波数成分f3のみならず不要周波数成分f1、f2、f4の振幅情報が含まれ、ディジタル信号D4には、出力信号O4の所望周波数成分f1のみならず不要周波数成分f1、f2、f3の振幅情報が含まれる。
周波数選択回路13Daは、ディジタル信号D1に対しては、周波数成分f1〜f4のうちの、所望周波数成分f1以外の周波数成分f2〜f4の振幅情報を制御信号生成回路14D側に通過させる。
制御信号生成回路14Dは、入力信号の振幅が小さくなるような制御信号を利得・位相制御回路4Da〜4Ddに入力する。
このとき、制御信号は、周波数選択回路13Daからの入力信号とチャネル割当て器15からの入力信号とに基づいて生成される。
この結果、前述の実施例2と同様に、各出力端子9a〜9dの相互間のアイソレーションが改善されて、通信品質が改善される。
周波数選択回路13bは、チャネル割当て器15からの信号に応答して、RF周波数で動作する。
また、図5の場合、ダウンコンバータ10の前段に周波数選択回路13bが設けられているので、不要周波数成分に比べて振幅の大きい所望周波数成分を、図4の場合よりも大きく減衰させることができる。
したがって、ダウンコンバータ10に要求される受信感度のダイナミックレンジを軽減することができるので、容易に装置を得ることが可能となる。
周波数選択回路13cは、チャネル割当て器15からの信号に応答して、IF周波数で動作する。
また、図6の場合、ADコンバータ11の前段に周波数選択回路13cが設けられているので、不要周波数成分に比べて振幅の大きい所望周波数成分を、図4の場合よりも大きく減衰させることができる。
したがって、ADコンバータ11に要求される受信感度のダイナミックレンジを軽減することができるので、容易に装置を得ることが可能となる。
また、図7の場合、ダウンコンバータ10の前段に周波数選択回路13bが設けられているので、不要周波数成分に比べて振幅の大きい所望周波数成分を、図4の場合よりも大きく減衰させることができ、ダウンコンバータ10に要求される受信感度のダイナミックレンジを軽減することができる。
したがって、容易に装置を得ることが可能となる。
なお、上記実施例1〜3(図1〜図7)では、マルチポートアンプに注目したが、図8のように、マルチポートアンプを並列に複数個(ここでは、「3個」)設置して無線装置を構成してもよい。
図8において、前述(図4参照)と同様のものについては、前述と同一符号が付されるか、または、各符号に「0」、「1」、「2」、「3」が追加されている。
入力信号利得・位相制御回路は、受信した信号(所望周波数成分)を増幅させるための制御信号を生成するように構成されている。
なお、各マルチポートアンプ201〜203内の利得・位相制御については前述の通りである。
まず、チャネル割当て器15は、第1のマルチポートアンプ201に関して、入力信号S11に周波数成分f1を割り当て、入力信号S12に周波数成分f2を割り当て、入力信号S13に周波数成分f3を割り当て、入力信号S14に周波数成分f4を割り当てる。
また、チャネル割当て器15は、第3のマルチポートアンプ203に関して、入力信号S31に周波数成分f1を割り当て、入力信号S32に周波数成分f2を割り当て、入力信号S33に周波数成分f3を割り当て、入力信号S34に周波数成分f4を割り当てる。
また、マルチポートアンプ203において、出力信号O31には周波数成分f1のみが含まれ、出力信号O32には周波数成分f2のみが含まれ、出力信号O33には周波数成分f3のみが含まれ、出力信号O34には周波数成分f4のみが含まれる。
ダウンコンバータ101は、出力抽出信号U11〜U14をIF周波数に変換し、さらにADコンバータ111は、IF周波数信号をディジタル信号に変換する。
また、周波数選択回路131aは、ディジタル信号D13に含まれる所望周波数成分f3をチャネル割当て器15に入力するとともに、ディジタル信号D13に含まれる不要周波数成分f1、f2、f4を制御信号生成回路141に入力する。
制御信号生成回路141の動作については、前述の実施例3で述べた通りである。
さらに、3つのマルチポートアンプを並設した場合を示したが、任意の複数(2つ以上)だけ並設可能なことは言うまでもない。
また、チャネル選択回路20Dまたはチャネル割当て器150内には、各マルチポートアンプ内の帰還回路(周波数選択回路)に接続された入力信号利得・位相制御回路が設けられている。
なお、上記実施例1(図1)では、制御信号生成回路14の入力側に周波数選択回路13aを設けたが、図10のように、第1の多入力1出力スイッチ16(以下、単に「多入力1出力スイッチ16」という)を設けてもよい。
図10はこの発明の実施例5に係るマルチポートアンプの構成を示すブロック図であり、前述(図1)と同様に、ポート数が4個の場合の誤差補償回路を有する構成を示している。
この場合、制御信号生成回路14Eの入力側には、前述(図1)の周波数選択回路13aに代えて、多入力1出力スイッチ16が設けられている。
前述と同様に、信号生成回路1からの入力信号は、チャネル割当て器15からの信号に基づいて、チャネル選択回路2によりチャネルごとの周波数成分f1〜f4が割り当てられる。
チャネル選択回路2を介した各入力信号S1〜S4は、各周波数成分f1〜f4に対応し、入力信号S1は周波数成分f1のみを有し、入力信号S2は周波数成分f2のみを有し、入力信号S3は周波数成分f3のみを有し、入力信号S4は周波数成分f4のみを有する。
このとき、仮に、図10の帰還回路構成を適用しなければ、たとえば、出力ハイブリッド3bからの出力信号O1には、所望周波数成分f1のみでなく、不要周波数成分f2、f3、f4(不要信号)が含まれ、同様に、他の出力信号O2〜O4にも、所望周波数成分のみでなく、不要周波数成分が含まれることになる。
図10において、出力結合回路8a〜8dは、出力信号O1〜O4の一部をそれぞれ抽出し、出力抽出信号U1〜U4として多入力1出力スイッチ16に入力する。
また、出力抽出信号U1〜U4いずれの信号を通過させるかは、チャネル割当て器15から多入力1出力スイッチ16に入力される信号に基づいて決定される。
制御信号生成回路14Eからの制御信号は、多入力1出力スイッチ16およびチャネル割当て器15からの各入力信号に基づいて生成される。
また、不要周波数成分に比べて振幅の大きい所望周波数成分を、多入力1出力スイッチ16によりあらかじめ減衰させた後に、制御信号生成回路14Eに入力して制御信号を生成するので、制御信号生成回路14Eの受信感度に大きなダイナミックレンジが要求されることがなく、容易かつ安価にマルチポートアンプを実現することができる。
また、ここでは、図1内の周波数選択回路13aを多入力1出力スイッチ16に置き換えた場合を示したが、図2内の帯域遮断フィルタ21を多入力1出力スイッチ16に置き換えた場合においても同等の効果が得られる。
図11はこの発明の実施例1〜5に係るマルチポートアンプの要部をマトリクス表示([I]、[T]、[G]、[O])により総称的に示すブロック図であり、4ポートの入力ハイブリッド3a、利得・位相制御回路4a〜4d、増幅器7a〜7dおよび出力ハイブリッド3bを示している。
図11において、出力端子に現れる出力信号O1〜O4をマトリクス表示すると、以下の式(1)のようになる。
また、各マトリクスの次元は、4×1、4×4(対角行列)、4×4、および4×1である。
なお、ここで、入出力の各ハイブリッド3a、3bの特性は同一であるものとする。また、利得・位相制御回路4a〜4dの通過振幅、通過位相は、それぞれ、ΔGi=0、Δφ=0(i=1〜4)であるものとする。
入力信号マトリクス[I]は、以下の式(2)のように表される。
一方、出力信号マトリクス[O]は、以下の式(3)のように表される。
各ハイブリッド3a、3bを表すマトリクス[T]は、以下の式(5)のように表される。
式(5)、式(6)から、各マトリクス[T][G][T]は、以下の式(7)ように表される。
ここで、各周波数成分f1〜f3の条件を、以下の式(11)で表す。
このことを模式的に表すと、出力信号O1〜O4は、以下の式(12)のようになる。
なお、ここでは、増幅器7a〜7dの数が4個の場合についてアイソレーション最大の条件式を求めているが、他の任意数(2個以上)について、同様の方法でアイソレーション最大の条件式を求めることが可能である。
たとえば、入力信号S1のみとした場合には、以下の式(13)が成立する。
ここで、アイソレーションが最大となるときの通過振幅ΔG2をA2opt1とすると、以下の式(14)が成立する。
図12から明らかなように、出力信号O1の出力端子での不要信号の通過量は、通過振幅ΔG2=A2opt1の場合に最小になることが分かる。
ここで、アイソレーションが最大となるときの通過位相Δφ2をP2opt1とすると、以下の式(15)が成立する。
図13から明らかなように、出力信号O1の出力端子での不要信号の通過量は、通過位相Δφ2=P2opt1の場合に最小になることが分かる。
以下、同様に、出力信号O2の出力端子での不要信号の通過量が最小となるときの通過振幅ΔG2(=A2opt2)および通過位相Δφ2(=P2opt2)を考慮すると、それぞれ、以下の式(16)、式(17)が成立する。
また、不要信号が出力される複数の出力信号O1〜O4の振幅情報のみに基づいて複数の利得・位相制御回路4a〜4dに対する制御信号を求めることにより、簡易な装置構成でマルチポートアンプを実現することができる。
また、入力信号S1のみの場合について動作説明したが、他の任意の入力信号(入力端子)S2〜S4の場合についても、同様に各増幅器7a〜7dの振幅差および位相差を補償することができる。
なお、上記実施例5(図10)では、多入力1出力スイッチ16の出力信号を制御信号生成回路14Fに直接入力したが、図14のように、比較器19を介して制御信号生成回路14Fに入力してもよい。
図14はこの発明の実施例6に係るマルチポートアンプの構成を示すブロック図であり、前述(図10)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「F」を付して詳述を省略する。
図14において、マルチポートアンプは、多入力1出力スイッチ16のみならず、入力結合回路17a〜17dと、第2の多入力1出力スイッチ18(以下、単に「多入力1出力スイッチ18」という)と、比較器19とを備えている。
多入力1出力スイッチ18および比較器19は、多入力1出力スイッチ16および制御信号生成回路14Fとともに、帰還回路を構成している。
比較器19は、多入力1出力スイッチ16を介した出力抽出信号と、多入力1出力スイッチ18を介した入力抽出信号とを比較して、複数の出力信号O1〜O4に含まれる不要周波数成分(不要信号)を抽出する。
なお、この発明の実施例6による基本的な動作については、前述の実施例5と同様なので省略し、前述と異なるアイソレーション劣化問題に対する対処動作について説明する。
このとき、出力抽出信号U1〜U4のうち、比較器19に入力される信号は、チャネル割当て器15の制御下で、多入力1出力スイッチ16によって制御される。すなわち、出力抽出信号U1〜U4のうちのいずれを通過させるかは、チャネル割当て器15から多入力1出力スイッチ16に入力される信号に基づいて決定される。
このとき、入力抽出信号I1〜I4のうち、比較器19に入力される信号は、チャネル割当て器15の制御下で、多入力1出力スイッチ18によって制御される。すなわち、入力抽出信号I1〜I4のうちのいずれを通過させるかは、チャネル割り当て器15から多入力1出力スイッチ18に入力される信号に基づいて決定される。
たとえば、入力信号S1のみの場合には、比較器19は、入力抽出信号I1と出力抽出信号U1〜U3との相関を取ることにより、出力信号O1〜O3に含まれる不要信号の振幅情報を得ることができる。
また、ここでは、入力信号S1のみの場合について説明したが、入力信号S2〜S4の場合についても、同様に、不要信号の振幅情報を得ることができる。
すなわち、前述と同様に、アイソレーションを最大化する利得・位相制御回路の振幅および位相を得ることができるので、増幅器7a〜7dの振幅差および位相差Gi、Φiの間の関係を求めることが可能である。
比較器19は、多入力1出力スイッチ16を介した出力抽出信号と、多入力1出力スイッチ18を介した入力抽出信号とを比較して、複数の出力信号O1〜O4に含まれる不要周波数成分を抽出する。
また、制御信号生成回路14Fは、不要信号が出力される複数の出力信号O1〜O4の振幅情報のみに基づいて、複数の利得・位相制御回路4a〜4dに対する制御信号を求めるので、簡易な装置構成でマルチポートアンプを実現することができる。
また、入力信号S1〜S4がすべて入力された状態においても、不要信号の振幅情報を得ることができるので、マルチポートアンプの動作を止めることなく、各増幅器7a〜7dの振幅差および位相差を補償することができる。
Claims (11)
- 複数のチャネルに対応した複数の入力信号が入力される入力ハイブリッドと、
前記複数の入力信号に対応した複数の出力信号を複数の出力端子から出力する出力ハイブリッドと、
前記入力ハイブリッドと前記出力ハイブリッドとの間に挿入された複数の増幅器および複数の利得・位相制御回路と、により構成され、
前記複数の増幅器を並列合成するマルチポートアンプにおいて、
前記出力ハイブリッドと前記複数の出力端子との間に挿入されて、前記複数の出力信号に対応した出力抽出信号を受信する複数の出力結合回路と、
前記複数の出力結合回路と前記複数の利得・位相制御回路との間に挿入された帰還回路と、を備え、
前記帰還回路は、少なくとも1つ以上の周波数選択回路を含むことを特徴とするマルチポートアンプ。 - 前記周波数選択回路は、帯域遮断フィルタにより構成されたことを特徴とする請求項1に記載のマルチポートアンプ。
- 前記入力ハイブリッドおよび前記複数の利得・位相制御回路の少なくとも一方は、ディジタル回路により構成され、
前記入力ハイブリッドと前記出力ハイブリッドとの間に挿入されたDAコンバータおよび周波数変換器を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマルチポートアンプ。 - 前記帰還回路は、周波数変換器およびADコンバータを含むことを特徴とする請求項3に記載のマルチポートアンプ。
- 前記帰還回路は、前記複数の利得・位相制御回路に接続された制御信号生成回路を含み、
前記制御信号生成回路は、前記複数の出力結合回路を介して受信した前記出力抽出信号を減衰させるための制御信号を生成し、前記制御信号を前記複数の利得・位相制御回路に入力することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のマルチポートアンプ。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のマルチポートアンプを、並列に複数個備えた無線装置。
- 前記複数個のマルチポートアンプの各々に設けられた帰還回路に接続された入力信号利得・位相制御回路を備え、
前記複数個のマルチポートアンプの各々において、前記複数の出力結合回路から受信された出力抽出信号は、前記帰還回路内の周波数選択回路により2つの信号に分離され、分離された前記2つの信号のうちの一方は、前記帰還回路内の制御信号生成回路に入力され、前記2つの信号のうちの他方は、前記入力信号利得・位相制御回路に入力されることを特徴とする請求項6に記載の無線装置。 - 前記制御信号生成回路は、受信した信号を減衰させるための制御信号を生成し、
前記入力信号利得・位相制御回路は、受信した信号を増幅させるための制御信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の無線装置。 - 複数のチャネルに対応した複数の入力信号が入力される入力ハイブリッドと、
前記複数の入力信号に対応した複数の出力信号を複数の出力端子から出力する出力ハイブリッドと、
前記入力ハイブリッドと前記出力ハイブリッドとの間に挿入された複数の増幅器および複数の利得・位相制御回路と、により構成され、
前記複数の増幅器を並列合成するマルチポートアンプにおいて、
前記出力ハイブリッドと前記複数の出力端子との間に挿入されて、前記複数の出力信号に対応した出力抽出信号を受信する複数の出力結合回路と、
前記複数の出力結合回路と前記複数の利得・位相制御回路との間に挿入された帰還回路と、を備え、
前記帰還回路は、第1の多入力1出力スイッチを含むことを特徴とするマルチポートアンプ。 - 前記複数の入力信号に対応した入力抽出信号を受信する複数の入力結合回路を備え、
前記帰還回路は、
前記複数の入力結合回路に接続された第2の多入力1出力スイッチと、
前記第1および第2の多入力1出力スイッチに接続された比較器と、を含み、
前記比較器は、前記第1の多入力1出力スイッチを介した出力抽出信号と、前記第2の多入力1出力スイッチを介した入力抽出信号とを比較して、前記複数の出力信号に含まれる不要周波数成分を抽出することを特徴とする請求項9に記載のマルチポートアンプ。 - 前記帰還回路は、前記複数の利得・位相制御回路のうちの少なくとも1つの利得および位相を制御するための制御信号を生成する制御信号生成回路を含み、
前記制御信号生成回路は、前記複数の出力信号に含まれる不要周波数成分に基づいて、前記複数の利得・位相制御回路に対する制御信号を生成することを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のマルチポートアンプ。
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