<システム>
図3を参照しながら、本発明の実施例に係る移動局及び基地局装置を有する無線通信システムについて説明する。
無線通信システム1000は、例えばEvolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムである。無線通信システム1000は、基地局装置(eNB: eNode B)200m(2001、2002、2003、・・・、200m、mはm>0の整数)と、基地局装置200mと通信する複数の移動局100n(1001、1002、1003、・・・100n、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200は、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300と接続され、アクセスゲートウェイ装置300は、コアネットワーク400と接続される。移動局100nはセル50k(501、502、・・・、50k、kはk>0の整数)のいずれかにおいて基地局装置200mとEvolved UTRA and UTRANにより通信を行う。
ここで、上記移動局100nには、基地局装置200mのいずれかと通信チャネルを確立し、通信状態にあるものと、基地局200mのいずれとも通信チャネルを確立しておらず、無通信状態にあるものが混在するものとする。
基地局装置200mは、同期信号を送信する。移動局100nは、セル50k(501、502、503、・・・50k、kはk>0の整数)のいずれかに位置し、電源立ち上げ時、あるいは、通信中の間欠受信時等において、上記同期信号に基づいて、自局にとって無線品質が良好なセルを検出するセルサーチを行う。すなわち、移動局100nは、同期信号を用いてシンボルタイミングとフレームタイミングとを検出し、かつ、セルID(セルIDから生成されるセル固有のスクランブルコード)またはセルIDの集合(以下、セルIDグループと呼ぶ)などのセル固有の制御情報の検出を行う。
ここで、セルサーチは、移動局100nが通信状態にある場合と無通信状態にある場合の両方で行われる。例えば、通信状態におけるセルサーチとしては、同じ周波数のセルを検出するためのセルサーチや異なる周波数のセルを検出するためのセルサーチ等がある。また、無線通信状態におけるセルサーチとしては、例えば、電源立ち上げ時のセルサーチや待ち受け時のセルサーチ等がある。
以下、基地局装置200m(2001、2002、2003、・・・200m)については、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限り基地局200mとして説明を進める。以下、移動局100n(1001、1002、1003、・・・100n)については、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限り移動局100nとして説明を進める。以下、セル50k(501、502、503、・・・50k)については、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限りセル50kとして説明を進める。
無線通信システム1000は、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDM(直交周波数分割多元接続)、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。上述したように、OFDMは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式である。SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。
ここで、Evolved UTRA and UTRANにおける通信チャネルについて説明する。
下りリンクについては、各移動局100nで共有して使用される物理下りリンク共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、LTE用の下り制御チャネルとが用いられる。下りリンクでは、LTE用の下り制御チャネルにより、物理下りリンク共有チャネルにマッピングされる移動局の情報やトランスポートフォーマットの情報、物理上りリンク共有チャネルにマッピングされる移動局の情報やトランスポートフォーマットの情報、物理上りリンク共有チャネルの送達確認情報などが通知され、物理下りリンク共有チャネルによりユーザデータが伝送される。
また、下りリンクにおいて、基地局装置200mは、移動局100nがセルサーチを行うための同期信号を送信する。
上りリンクについては、各移動局100nで共有して使用される物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、LTE用の上り制御チャネルとが用いられる。尚、上り制御チャネルには、物理上りリンク共有チャネルと時間多重されるチャネルと、周波数多重されるチャネルの2種類がある。
上りリンクでは、LTE用の上り制御チャネルにより、下りリンクにおける物理共有チャネルのスケジューリング、適応変復調・符号化(AMC: Adaptive Modulation and Coding)に用いるための下りリンクの品質情報(CQI: Channel Quality Indicator)及び下りリンクの物理共有チャネルの送達確認情報(HARQ ACK information)が伝送される。また、物理上りリンク共有チャネルによりユーザデータが伝送される。
下りリンク伝送では、図4に示すように、1無線フレーム(Radio Frame)は10msであり、1Radio Frame内に10個のサブフレームが存在する。また、図5に示すように、1サブフレームは、2個のスロットで構成され、1個のスロットは、ショートCP(Short CP)を用いる場合に7個のOFDMシンボル(図5における上図)、ロングCP(Long CP)を用いる場合に6個のOFDMシンボル(図5における下図)で構成される。
<基地局装置eNB>
次に、本発明の実施例に係る基地局装置200mについて、図6を参照して説明する。
本実施例に係る基地局装置200は、送受信アンテナ202と、アンプ部204と、送受信部206と、ベースバンド信号処理部208と、呼処理部210と、伝送路インターフェース212とを備える。
下りリンクにより基地局装置200mから移動局100nに送信されるパケットデータは、基地局装置200の上位に位置する上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300から伝送路インターフェース212を介してベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、パケットデータの分割・結合、RLC(radio link control)再送制御の送信処理などのRLC layerの送信処理、MAC再送制御、例えばHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)処理が行われて、送受信部206に転送される。また、ベースバンド信号処理部208では、後述するように、同期信号の生成処理が行われる。上記同期信号は、上記パケットデータに多重されて送受信部206に転送される。
送受信部206では、ベースバンド信号処理部208から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が行われ、その後、アンプ部204で増幅されて送受信アンテナ202より送信される。ここで、ベースバンド信号とは、上述したパケットデータや同期信号等である。
一方、上りリンクにより移動局100nから基地局装置200mに送信されるデータについては、送受信アンテナ202で受信された無線周波数信号がアンプ部204で増幅され、送受信部206で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLC layerの受信処理がなされ、伝送路インターフェース212を介してアクセスゲートウェイ装置300に転送される。
呼処理部210は、無線基地局200の状態管理やリソース割り当てを行う。
次に、ベースバンド信号処理部208の構成について、図7を参照して説明する。尚、本発明に係る実施形態は、主に下りリンクに係るため、同図においては、下りリンクの処理に係る部分を示し、上りリンクの処理に係る部分は省略する。
ベースバンド信号処理部208は、RLC処理部2081と、MAC(Medium Access Control)処理部2082と、符号化部2083と、データ変調部2084と、多重部2085と、直並列変換部2086と、乗算器2087と、乗算器2088と、スクランブルコード生成部2089と、振幅調整部20810と、合成部20811と、IFFT(IDFT)20812と、CP付加部20813と、同期信号生成部209とを具備する。
伝送路インターフェース部より受け取った下りリンクのパケットデータの送信データ系列は、RLC処理部2081において、分割・結合、RLC再送制御の送信処理等のRLC layerの送信処理が行われ、MAC処理部2082において、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理や、スケジューリング、伝送フォーマットの選択、周波数リソースの割り当て等のMAC layerの送信処理が行われた後、符号化部2083において符号化され、データ変調部2084においてデータ変調される。そして、データ変調された送信データ系列に、多重部2085においてパイロットシンボルが多重され、上記パイロットシンボルが多重された送信データ系列は、直並列変換部2086において直並列変換されて周波数軸上のN個の情報シンボル系列に変換され、周波数軸上に並べられる。ここで、上記パイロットシンボルは、例えば、下りリンクリファレンスシグナル(DL−RS:Donwlink Reference Signal)である。上記周波数軸上に並べられたN個の情報シンボル系列に対して、N個の乗算器2087それぞれにおいて、スクランブルコード生成部2089が出力するスクランブルコードが周波数方向に乗算され、さらに、スクランブルコードが乗算されたシンボル系列に対して、N個の乗算部2088それぞれにおいて、振幅調整部20810の出力する振幅調節系列値が乗算され、合成部20811に出力される。合成部20811は、スクランブルコードおよび振幅調整系列値が乗算された系列長Nのシンボル系列に、同期信号生成部209において作成された同期信号を、N個のサブキャリアのうちの該当する特定のサブキャリアに多重する。
後述するように、同期信号が送信されるサブフレーム番号およびスロット番号は、同期信号制御部2091によって決定される。同期信号が送信されるサブフレーム番号およびスロット番号においては、同期信号生成部209において作成された同期信号が、合成部20811で他の信号(下りリンクのパケットデータにスクランブルコードおよび振幅調整系列値が乗算されたシンボル系列)と合成される。同期信号が送信されないサブフレーム番号およびスロット番号においては、同期信号生成部209において作成された同期信号は多重されない。この場合、下りリンクのパケットデータにスクランブルコードおよび振幅調整系列値の乗算された系列長Nのシンボル系列のみが逆フーリエ変換部20812に与えられる。同期信号が多重されるサブキャリアは、例えば、全帯域幅の中心を含む帯域に位置する。また、同期信号が多重されるサブキャリアの帯域幅は、例えば1.25MHzである。
逆フーリエ変換部(IFFT部)20812は、N個のシンボルを直交マルチキャリア信号に変換する。CP付加部20813は、フーリエ対象時間毎にこのマルチキャリア信号に、CPを挿入する。尚、上記CPの長さ(CP長)には、Long CPとShort CPの2種類があり、セル毎にどちらのCP長を用いるかが選択される。
同期信号生成部209における同期信号の生成処理について説明する。尚、上記同期信号は、第1の同期信号(以下、一次同期チャネル、プライマリ同期チャネル又はP−SCHと呼ぶ)と、第2の同期信号(以下、二次同期チャネル、セカンダリ同期チャネル又はS−SCHと呼ぶ)とから構成される。同期信号生成部209は、同期信号制御部2091と、同期信号発生部2092と、データ変調部2093と、直並列変換部2094と、乗算器2095と、振幅調整部2096とを具備する。同期信号発生部2092は、P−SCH生成部252と、S−SCH生成部254と、乗算部256と、スクランブル系列生成部258と、多重部260とを具備する。同期信号制御部2091は、同期信号発生部2092のP−SCH生成部252、S−SCH生成部254、スクランブル系列生成部258及び多重部260と接続される。
同期信号制御部2091は、当該基地局装置200mがEvolved UTRA and UTRANを用いた通信を提供するセルのセルIDあるいはセルIDグループに基づき、P−SCHの系列番号及びS−SCHの系列番号と、P−SCHおよびS−SCHが送信されるサブフレーム番号およびスロット番号とを決定する。移動局は、例えば、セルIDグループを特定した後、パイロット信号、すなわち、Reference Signalの信号パターンに基づいてセルを特定してもよい。この場合、例えば、Reference Signalの信号パターンとセルのIDが予め規定されていることになる。あるいは、移動局は、例えば、P−SCHおよびS−SCHの復調・復号に基づいて、セルを特定してもよい。この場合、例えば、P−SCH系列番号とセルID情報が予め規定されていることになる。P−SCHでは、例えばセクタ毎に異なる系列が選択される。例えば、3セクタ構成のセルのP−SCH系列は、3つの異なる系列を含んで構成されるセットから選択される。
そして、同期信号制御部2091は、上記P−SCHの系列番号をP−SCH生成部252に通知し、上記S−SCHの系列番号をS−SCH生成部254に通知する。また、同期信号制御部2091は、上記P−SCHおよびS−SCHが送信されるサブフレーム番号およびスロット番号を、同期信号送信タイミング情報として多重部260に通知する。
例えば、無線通信システム1000は、非特許文献5および図8に示すように、P−SCHおよびS−SCHが送信されるサブフレーム番号およびスロット番号を定義する。この例においては、複数種類、例えば3種類のP−SCH系列が用いられ、サブフレーム番号#1とサブフレーム番号#6において同期信号が送信される。また、この例においては、P−SCHがスロットの最後のOFDMシンボルにマッピングされることにより、移動局において、Long CPが用いられているか、Short CPが用いられているかに関係なく、P−SCHの復調を行うことが可能となる。その理由は、スロットの最後のOFDMシンボルにおいては、Long CP適用時の6番目のOFDMシンボルとShort CP適用時の7番目のOFDMシンボルが時間的に一致しているからである。言い換えれば、ショートCPでもロングCPでもスロットの先頭及び末尾のタイミングは一致しているからである。この時、無線通信システムは、P−SCH系列番号とセルID情報とを予め関連づけてもよい。このような関連付けが無線通信システム1000により行われることにより、各基地局装置200mの同期信号制御部2091は、当該基地局装置200mがEvolved UTRA and UTRANを用いた通信を提供するセルのセルIDに基づき、P−SCHの系列番号を決定することができる。
一般に、基地局装置200mが提供する通信エリアは、2つ以上のエリアに分割されている。これはセクタ化と呼ばれる。基地局装置200mが複数のセクタを有する場合には上記セルIDまたはセルIDグループは、基地局装置200mの全てのセクタを合わせたエリアのIDとして使われてもよいし、基地局装置200mの各セクタのIDとして使われてもよい。セルIDまたはセルIDグループが、基地局装置200mの全てのセクタを合わせたエリアのIDとして使われる場合には、上記同期信号系列と、上記同期信号が送信されるサブフレーム番号およびスロット番号との組み合わせは、基地局装置200m毎に設定される。セルIDまたはセルIDグループが、基地局装置200mの各セクタのIDとして使われる場合には、上記同期信号系列と、上記同期信号が送信されるサブフレーム番号およびスロット番号との組み合わせは、基地局装置200mのセクタ毎に設定される。
P−SCH系列としては,Zadoff−Chu系列(非特許文献9)などのCAZAC(Constant Amplitude Zero AutoCorrelation sequence)系列、Frank系列(非特許文献10)、Modulated Frank系列(非特許文献10)、Golay Complementary系列(非特許文献11)、Double Repetitive Golay Complementary sequence(非特許文献12)、PN(Pseudo Noise)系列などを用いるようにしてもよい。
また、S−SCH系列としては、非直交系列又は直交系列であるスクランブル系列を直交系列に又は非直交系列に乗算した2階層型のS−SCH系列(非特許文献13)を用いてもよいし、複数の直交系列又は非直交系列を周波数領域で交互に配置するS−SCH系列を用いてもよいし、複数の直交系列又は非直交系列に非直交系列又は直交系列であるスクランブル系列を乗算したS−SCH系列(非特許文献6)を用いてもよいし,複数の直交系列又は非直交系列を連続するサブキャリアに配置するS−SCH系列(非特許文献7)を用いてもよいし、複数の直交系列または非直交系列を連続するサブキャリアに配置し、非直交系列又は直交系列であるスクランブル系列を乗算するS−SCH系列を用いてもよい。直交系列には、ウォルシュアダマール(Walsh−Hadamard)系列、位相回転直交系列、直交M系列を用いてもよいし、非直交系列には、GCL系列などのカザック(CAZAC)系列、ゴレイ(Golay)系列、Golay Complementary sequence(非特許文献11)、M系列(非特許文献14)及びPN系列などを用いるようにしてもよい。
P−SCH生成部252及びS−SCH生成部254は、同期信号制御部2091により通知された同期信号系列情報および同期信号送信タイミング情報に基づき、それぞれP−SCH系列及びS−SCH系列を生成する。
例えば、同期信号発生部2092は、S−SCHを生成する場合に、S−SCHで通知するセル固有情報を階層化してもよい。セル固有の情報とは、セルIDグループ、無線フレームタイミング及び送信アンテナ数情報のうち少なくとも1つの情報が含まれる。ここで、無線通信システム1000は、移動局がセルサーチを行う際に、周辺セル情報などの事前情報として、階層化された一部の情報を通知してもよい。例えば、事前情報として、セルIDグループを通知してもよいし、セルIDグループの一部を通知してもよいし、無線フレームタイミングを通知してもよいし、送信アンテナ数情報を通知してもよいし、セルIDグループの一部、セルIDグループ、無線フレームタイミング及び送信アンテナ数情報を組み合わせた情報のうちいずれか1つの情報が含まれていてもよい。このようにすることにより、移動局がセルサーチを行う際に検出する系列数を減少させることができる。
具体的には、例えば、図9Aに示すように、セルIDグループを複数種類の系列、例えばそれぞれ31系列長のショートコードを含む系列を含む2種類の系列に分ける。図中縦軸の「第1ショートコード」は、S−SCH系列において、例えば系列長31の2種類のショートコードを用いた場合の第1ショートコードの系列インデックスを示す。図中横軸の「第2ショートコード」は第2ショートコードの系列インデックスを示す。何れの系列インデックスも31個用意されているが、上述したように第1ショートコードおよび第2ショートコードに割り当てる系列インデックス数は必要に応じて限定されてもよい。
図示されているように、(フレーム)タイミング#1で使用される第1のショートコードの系列インデックスは、第1の数値範囲(0−13)から選択される。このタイミング#1で使用される第2のショートコードの系列インデックスは、第2の数値範囲(23−30)から選択される。タイミング#1から5ms後のタイミング#2で使用される第1のショートコードの系列インデックスは、第2の数値範囲(23−30)から選択される。このタイミング#2で使用される第2のショートコードの系列インデックスは、第1の数値範囲(0−13)から選択される。
このように第1及び第2のタイミングで使用する系列インデックスの数値範囲が互いに重複しないようにすると、第1及び第2ショートコード各々をサーチする際のコードの候補数が少なく、速やかにサーチできることに加えて、第1ショートコードの系列インデックスを検出した時点でそれがタイミング#1に対応することが速やかに判明する等の点で有利である。
図9BはS−SCH系列の別の決定方法を説明するための図である。図示の例では、第1および第2のショートコードの系列インデックスは同じ数値範囲(0−30)から選択される。説明の便宜上、第1,2ショートコードの系列インデックスをm,nとする。図示の例では、例えば、m−n≦Δ又はn−m≦Δを満たすように、m,nの組み合わせが選択される。m,nは0−30の整数であり、Δは29以下の整数である。図9Aの場合より広い数値範囲の中から系列インデックスが選択されるので、セカンダリ同期チャネルに使用される符合の組み合わせの自由度が多くなり、これは、衝突を回避しやすくする等の観点から好ましい。
図10はS−SCH系列の別の決定方法を説明するための図である。図示の例でも第1および第2のショートコードの系列インデックスは同じ数値範囲(0−30)から選択される。但し、図9A,9Bのような簡易な規則性はなく、同じ組み合わせが生じないように、第1及び第2ショートコードが様々に組み合わせられている。
P−SCH生成部252により生成されたP−SCH系列は多重部260に入力され、S−SCH生成部254により生成されたS−SCH系列は乗算部256に入力される。同期信号制御部2091は、スクランブル系列を示す情報をスクランブル系列生成部258に入力する。例えば、同期信号制御部2091は、全セルで共通のスクランブルコードを示す情報をスクランブル系列生成部258に入力する。スクランブル系列生成部258は、同期信号制御部2091により入力されたスクランブル系列を示す情報に基づいて、スクランブル系列を生成し乗算部256に入力する。乗算部256では、S−SCHに対してスクランブル系列が乗算され、スクランブル系列が乗算されたS−SCH系列は多重部260に入力される。スクランブル系列長としては、2種類のショートコードにまたがってスクランブル(拡散)をしてもよいし、2種類のショートコードそれぞれに対して、スクランブルを行ってもよい。複数種類のスクランブル系列によって、例えば、S−SCH系列へのシステム情報、例えばフレームタイミング、セルIDグループ、及び送信アンテナ数情報等のいずれかを通知するようにしてもよい。このようにすることにより、特に1.25MHzのシステムにおいて、S−SCH系列のPAPRを低減することができる。
しかし、隣接セル及び/又は同一基地局内のセルが同一のS−SCH系列を用いている場合に、隣接セルからの干渉により、ユーザ装置におけるS−SCHの検出確率が劣化する。このため、セルサーチに時間がかかり、セルサーチ時間特性が劣化する。隣接セルからの干渉からの干渉をランダム化することにより、この問題を解決する観点からは、同期信号制御部2091は、複数種類のスクランブルコードの中からセル毎に異なるスクランブル系列を示す情報をスクランブル系列生成部258に入力するのが好ましい。この場合、S−SCHのスクランブルコードとして、セル毎に異なる、すなわち複数種類のスクランブル系列を用いるようにしてもよいし、基地局毎に異なるスクランブル系列を用いるようにしてもよい。この場合、スクランブル系列生成部258は、同期信号制御部2091により入力されたスクランブル系列を示す情報に基づいて、スクランブル系列を生成し乗算部256に入力する。ここで,生成するスクランブル系列は、P−SCH系列番号に対応付けされたP−SCH系列固有のスクランブル系列を生成してもよい。また、例えば、非特許文献15にあるように、2種類のショートコードの内,片方のショートコードの系列番号固有のスクランブル系列を生成してもよい。乗算部256では、S−SCH系列に対して、スクランブル系列生成部258により入力されたスクランブル系列が乗算され、多重部260に入力される。スクランブル系列長としては、2種類のショートコードにまたがってスクランブルをしてもよいし、2種類のショートコードそれぞれに対して、スクランブルを行ってもよい。例えば、乗算するスクランブル系列は、全セル固有のスクランブル系列を用いてもよいし、P−SCH系列固有のスクランブル系列を用いてもよいし、複数種類のスクランブル系列を用いてもよいし、2種類のショートコードの内,片方のショートコードの系列番号固有のスクランブル系列を用いてもよい。また、例えば、2種類のショートコードの内,片方のショートコードに,全セル共通のスクランブルを乗算し,もう片方のショートコードに対しP−SCH系列固有のスクランブル系列を乗算するようにしてもよい。また、例えば、2種類のショートコードの内,片方のショートコードに,P−SCH系列固有のスクランブル系列を乗算し,もう片方のショートコードに対し、片方のショートコード系列番号固有のスクランブル系列を乗算するようにしてもよい。複数種類のスクランブル系列によって、例えば、S−SCH系列へのシステム情報、例えばフレームタイミング、セルIDグループ、及び送信アンテナ数情報等のいずれかを通知するようにしてもよい。多重部260は、P−SCH系列とスクランブル系列が乗算されたS−SCH系列とを多重して、データ変調部2093に入力する。
同期信号発生部2092で生成された同期信号系列は、データ変調部2093においてデータ変調され、さらに、直並列変換部2094において直並列変換されて周波数軸上のNSCH個のシンボル系列に変換される。上記NSCH個のシンボル信号に対して、乗算器2095において、振幅調節部2096により入力される振幅調節系列値が乗算され、合成部20811に出力される。
<ユーザ装置UE>
次に、本実施例に係る移動局100について、図11を参照して説明する。
移動局100は、基本波形相関部102、同期信号レプリカ生成部104、符号系列乗算部106、上位階層符号相関部108、タイミング検出部110及びS−SCH検出部112から構成される。
移動局100は、アンテナで受信したマルチキャリア信号を基本波形相関部102に入力する。一方、同期信号レプリカ生成部104は、予め設定されている基本波形の同期信号レプリカを生成し、基本波形相関部102に順次に入力する。基本波形相関部102において、受信したマルチキャリア信号と基本波形の同期信号レプリカとの相関検出が行われる。符号系列乗算部106は、基本波形に対する基本波形相関部102の出力に符号系列を乗算する(或いは符号反転する)。上位階層符号相関部108は、符号系列乗算部106の出力に対して上位階層符号との相関検出を行う。このようにして、P−SCHのレプリカ相関を行うことができる。
タイミング検出部110は、相関値からP−SCHのタイミングおよびP−SCH系列番号を検出する。P−SCH系列番号が検出されると、スクランブル系列が乗算されたS−SCH系列のデスクランブルが行われる。そして検出されたP−SCHのタイミングに基づいて、P−SCHをリファレンス信号としてS−SCH検出部112においてS−SCHを検出する。ここで、例えば、事前情報として、セルIDグループが通知されている場合には、無線フレームタイミングおよび送信アンテナ数情報を検出する。なお、基地局でスクランブルが施されている場合には、同期検波後にデスクランブルを行う必要がある。
具体的に説明する。
下りリンクの信号に含まれるP−SCHとS−SCHによりセルサーチが行われる。尚、上述した、無線通信システム1000が定義するP−SCH系列およびS−SCH系列に基づいて、セルサーチが行われる。すなわち、P−SCH系列およびS−SCH系列を検出することにより、セルIDまたはセルIDグループを検出する。そして、セルIDを検出した後、セルIDと関連づけられるスクランブリングコードを用いて報知情報、例えばプライマリ報知チャネルの受信を行い、セルサーチ処理を終了する。無線通信システム1000が定義するP−SCH系列および同期信号送信パターンの詳細は、基地局装置200mにおける説明と同一であるため省略する。
例えば、無線通信システム1000が、図8における同期信号送信パターンを定義し、かつ、P−SCH系列番号とセルID情報とが予め関連づけられている場合には、タイミング検出部110は、同期チャネルのタイミングおよびP−SCH系列番号の検出を行う。また、S−SCH検出部112は、例えば、S−SCH系列に乗算されたスクランブル系列によりデスクランブルを行い、S−SCHに含まれる情報要素を検出することにより、セル固有情報を検出することが可能となる。
<同期チャネルの送受信>
次に、本実施例に係る同期チャネル送信方法について説明する。
S−SCH生成部254は、複数の同期信号の系列を選択する。例えば、無線フレームタイミング#1及び#2それぞれにおいて、16個のショートコード含む系列長が32の系列(ファーストレイヤーセルIDグループインジケータ#1)と16個のショートコードを含む系列長が32の系列(セカンドレイヤーセルIDグループインジケータ#2)の2種類の系列を選択する。次に、S−SCH生成部254は、移動局に予め通知する事前情報を生成する。例えば、セルIDグループを特定する情報の一部であるファーストレイヤーセルIDグループを示す事前情報を生成する。生成した事前情報が送信される。
また、S−SCH生成部254は、選択した複数の同期信号の系列により、セカンダリ同期チャネルを生成する。例えば、セルIDグループを特定する情報の一部であるファーストレイヤーセルIDグループとともに、セルIDグループを特定する情報の一部であるセカンドレイヤーセルIDグループを示すセカンダリ同期チャネルを生成する。同期信号制御部2091は、スクランブル系列を示す情報をスクランブル系列生成部258に入力する。例えば、同期信号制御部2091は、全セルで共通のスクランブルコードを示す情報をスクランブル系列生成部258に入力する。また,例えば、同期信号制御部2091は、複数種類のスクランブルコードを示す情報をスクランブル系列生成部258に入力する。セカンダリ同期チャネルは、乗算部256に入力され、乗算部256においてスクランブル生成部258により生成されたスクランブル系列が乗算され、送信される。
移動局は、事前情報とセカンダリ同期チャネルにより、セル固有情報を検出する。
次に、本実施例に係る無線通信システム1000におけるセルサーチ方法について、図12を参照して説明する。
第1ステップとして、移動局はプライマリ同期チャネル系列と受信信号との相関検出を行い、プライマリ同期チャネルのキャリア周波数及びタイミングを検出する(S1102、S1104)。この結果、プライマリ同期チャネル系列番号が検出される(ステップS1106)。この第1ステップで、移動局は信号の位相差を求め、周波数オフセット補償を行ってもよい。
プライマリ同期チャネルのタイミング、キャリア周波数及びプライマリ同期チャネル系列番号がわかると、セカンダリ同期チャネルのタイミング、キャリア周波数もわかる。スクランブル系列が乗算されたセカンダリ同期チャネルに対してデスクランブルが行われる。
次に、セカンダリ同期チャネルで使用されるセル固有のセカンダリ同期チャネル系列から、フレームタイミングを検出する(S1108)。典型的には1フレームに複数(例えば2つ)の同期チャネルが配置されているため、タイミング検出後にフレームタイミングを検出する必要がある。また、セル固有のセカンダリ同期チャネル系列から、セルIDグループを検出する(S1110)。
ここで、例えば、セルIDグループの一部または全てを事前情報として移動局に前もって通知することにより、検出するべき固有情報の候補数を低減できるため、検出精度を向上させることができる。その結果、特性を改善できる。事前情報としては、例えば、無線フレームタイミングを通知してもよいし、送信アンテナ数情報を通知してもよい。
基地局が複数の送信アンテナを有する場合には、基地局が送信アンテナ数情報をセカンダリ同期チャネルで移動局に通知し、第2ステップで移動局が送信アンテナ数情報(MIMO(Multiple Input Multiple Output)アンテナ数情報)を検出してもよい(S1112)。特に、基地局が報知チャネルを送信するために用いられる送信アンテナ数情報を検出してもよい。
次に、第2ステップで検出されたセルIDグループと第1ステップで検出されたプライマリ同期チャネル系列番号を用いてセルIDを検出する(S1114)。
図14は従来例、第1,第2実施例及び以下に説明される第3実施例の相違を説明するための図である。従来例では、セクタ1,2,3で一次同期チャネルP1,P2,P3がそれぞれP−SCHとして送信される。例えば、図のように1基地局あたりのセクタ数が3である場合、P−SCHはセクタ毎に異なるので、ユーザ装置は在圏セクタを判別でき、在圏セクタでのチャネル推定値を取得できる。この点は実施例でも同様である。従来例では、セル毎に異なる二次同期チャネルを示す情報(SEi:iはセルを区別するパラメータ)が用意され、同一基地局に属するセクタは同じ二次同期チャネルSEiを送信する。上述したように、隣接セクタで同じ信号が送信されることに起因して、セクタ境界近辺でS−SCHの検出確率が劣化するおそれがある。
第1,第2実施例では、二次同期チャネルを示す情報SEiにセクタ毎に異なるスクランブルコードSCjが乗算される。SEiが全セクタで同じであっても、スクランブルコードSCjがセクタ毎に異なれば、SC1×SEi,SC2×SEi,SC3×SEiは全て異なるコードになる。これにより、セクタ毎に異なるS−SCHを送信することができ、セクタ境界付近でもS−SCHを高精度に復調できる。第2実施例では、セクタ毎に異なる一次同期チャネルPiと、セクタ毎に異なるスクランブルコードSCiとが予め対応付けられており、その対応関係はユーザ装置で既知である。これにより一次同期チャネルP−SCHの確認後、速やかにS−SCHを復調できるようになる。
第1,2実施例ではスクランブルコードを使用するので、スクランブルコードの乗算される何らかのコード(SEi)が存在しなければならない。しかしながら本発明ではそのような2種類のコード(SCiとSEi)の存在は必須ではない。本発明の第3実施例では、セクタ毎に異なる一次同期チャネルP1,P2,P3各々に異なる生成多項式Q1(X),Q2(X),Q3(X)が対応付けられる。生成多項式Qi(X)は例えばX5+X2+1のような符合を生成するための多項式である。生成多項式で生成される系列は適切な如何なる系列でよいが、好ましくは線形帰還シフトレジスタ(LSFR)系列であり、より好ましくはM系列である。例えば、第1セクタの一次同期チャネルP1に対応する生成多項式Q1(X)が符合長31のM系列を生成する多項式であったとする。この場合、第1セクタでは、生成多項式Q1(X)で生成可能な31個の符合系列の内の何れか1つの符号系列を複数個組み合わせてS-SCHに使用される。同様に第2セクタでは、生成多項式Q2(X)で生成可能な31個の符合系列の内の何れか1つの符号系列を複数個組み合わせてS-SCHに使用され、第3セクタでは、生成多項式Q3(X)で生成可能な31個の符合系列の内の何れか1つの符号系列を複数個組み合わせてS-SCHに使用される。ユーザ装置は、一次同期チャネルP-SCHを特定することで在圏セクタを確認し、図14右下に示されているような対応関係に基づいて在圏セクタで使用されている生成多項式(例えば、Q1(X))を特定する。そして、ユーザ装置はその生成多項式Q1(X)から導出可能な31個の符合の内どれが実際にS-SCHとして使用されているかを受信信号と比較することで確認する。P-SCH(Pi)と生成多項式(Qi(X))とは1対1にしか対応しないので、ユーザ装置が在圏セクタを確認できれば、他のセクタで使用されている生成多項式から導出される符合は一切考慮しなくてよい。P-SCHの1つに対応する生成多項式から導出可能な符合だけを考慮すればよい。なお、説明の簡明化のため1つのセクタに1つの生成多項式しか対応しないように図示されているが、1つのセクタについて複数の生成多項式の組み合わせ1つが対応してもよい。この場合、別のセクタは複数の生成多項式の別の組み合わせに対応する。
図15は第3実施例で使用される基地局装置の一部を示す。図示されている部分は、同期信号制御部2091及び同期信号発生部2092に関連する。図15は概して図7に示されるものと同様であるが、本実施例ではスクランブルコードを利用しないので、スクランブル系列生成部258及び乗算部256は描かれていない。しかしながら、本実施例においても、スクランブルコードを使用することは可能である。例えば、全てのセクタで同一のスクランブルコードを使用する場合には、S-SCH生成部254において、スクランブルコードの乗算が行われる。また、非特許文献15にあるように、S-SCH生成部254において、S-SCH系列における2種類のショートコードの内、第1のショートコードの系列番号に対応付けが行われたスクランブルコードを第2のショートコードに乗算するようにしてもよい。一次同期チャネルP-SCHと生成多項式Qi(X)との対応関係は、同期信号制御部2091で管理される。S-SCH生成部254は、同期信号制御部2091からの指示に従って二次同期チャネルを生成し、多重部250に入力する。本実施例ではS-SCH生成部254は、同期信号制御部2091により指定された生成多項式Qi(X)に基づいて符合を生成し、S-SCHとして実際に使用する符合を多重部260に入力する。以後そのS-SCHを含んだ同期チャネルがデータ変調部2093へ伝送され、説明済みの処理を経て無線送信される。
尚、上述した実施例においては、Evolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムにおける例を記載したが、本発明に係る移動局装置、基地局装置及び同期チャネル送信方法は、下りリンクにおいて直交周波数分割多重OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を用いる全てのシステムにおいて適用することが可能である。
説明の便宜上、発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明されるが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてよい。
以上、本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
以下、本願により教示される手段を例示的に列挙する。
(第1項)
複数のセクタを含むセルを複数個含む移動通信システムで使用される基地局装置であって、
ユーザ装置のセルサーチに使用される同期チャネルを生成する手段と、
前記同期チャネルを含む信号を無線送信する手段と、
を有し、前記同期チャネルは一次同期チャネルと二次同期チャネルとを有し、
前記一次同期チャネルは複数種類の系列を有し、
或るセルの或るセクタで送信される二次同期チャネルは、該一次同期チャネルに対応する所定の生成多項式から導出された符合を含むようにした基地局装置。
(第2項)
前記所定の生成多項式から導出される符合の系列は、線形帰還シフトレジスタ(LFSR)系列に属する第1項記載の基地局装置。
(第3項)
前記所定の生成多項式から導出される符合の系列は、M系列である請求項2記載の基地局装置。
(第4項)
前記二次同期チャネルを特定することで、セルIDグループ及び無線フレームタイミングが特定される第1項ないし第3項の何れか1項に記載の基地局装置。
(第5項)
複数のセクタを含むセルを複数個含む移動通信システムで使用されるユーザ装置であって、
同期チャネルを含む信号を受信する手段と、
前記同期チャネルから一次同期チャネルを抽出し、セルサーチを行う手段と、
を有し、
受信した同期チャネル中の二次同期チャネルを構成する符合が、前記一次同期チャネルから判別されたセクタに対応する所定の生成多項式から導出される符合の何れであるかを判定することで前記セルサーチが行われるようにしたユーザ装置。
(第6項)
前記所定の生成多項式から導出される符合の系列は、線形帰還シフトレジスタ(LFSR)系列に属する第5項記載のユーザ装置。
(第7項)
前記所定の生成多項式から導出される符合の系列は、M系列である第6項記載のユーザ装置。
(第8項)
前記二次同期チャネルを特定することで、セルIDグループ及び無線フレームタイミングが特定される第5項ないし第7項の何れか1項に記載のユーザ装置。
(第9項)
複数のセクタを含むセルを複数個含む移動通信システムで使用される方法であって、
同期チャネルを含む信号がユーザ装置に無線送信されるステップと、
同期チャネルを含む信号がユーザ装置で受信されるステップと、
前記同期チャネルから一次同期チャネルを抽出し、セルサーチを行うステップと、
を有し、
受信した同期チャネル中の二次同期チャネルを構成する符合が、前記一次同期チャネルから判別されたセクタに対応する所定の生成多項式から導出される符合の何れであるかを判定することで前記セルサーチが行われるようにした方法。