[go: up one dir, main page]

JP5152591B2 - 乗員保護システム - Google Patents

乗員保護システム Download PDF

Info

Publication number
JP5152591B2
JP5152591B2 JP2009014338A JP2009014338A JP5152591B2 JP 5152591 B2 JP5152591 B2 JP 5152591B2 JP 2009014338 A JP2009014338 A JP 2009014338A JP 2009014338 A JP2009014338 A JP 2009014338A JP 5152591 B2 JP5152591 B2 JP 5152591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ecu
initialization
sensor unit
bus
side sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009014338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010167995A (ja
Inventor
和彦 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009014338A priority Critical patent/JP5152591B2/ja
Publication of JP2010167995A publication Critical patent/JP2010167995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5152591B2 publication Critical patent/JP5152591B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、車両衝突時に乗員を保護するエアバッグ等の乗員保護装置に用いられるECU(電子制御ユニット)と、このECUに接続され、車両の速度等を検出する複数のセンサ部とを有する乗員保護システムに関する。
近年、エアバッグやシーベルトプリテンショナ等の乗員保護装置が多くの車両に装着されており、この乗員保護装置を備える乗員保護システムは、図1に示すように、車両10の前方両サイドに搭載されたフロントセンサ部11a,11bと、助手席や後部座席に搭載されたセーフティセンサ部12a,12bと、車両10の3列のシート列毎に両サイドに搭載されたサイドセンサ部13a,13b,13c及び14a,14b,14cとを有し、これらセンサ部11a〜14cがエアバッグ用のECU15にバス接続されて成る。この乗員保護システムの各センサ部11a〜14cで車速等を検出し、これらの検出に応じてECU15で各々のセンサ部11a〜14cに対応する図示せぬエアバッグを作動させるようになっている。
このような乗員保護システムにおいては、車両のキー操作による動作開始時にECU15が各センサ部11a〜14cの初期化を行い、特にECU15にバス接続されたサイドセンサ部13a〜14cにおいては次のように初期化が行われる。
図2にECU15にバス接続されたサイドセンサ部13a〜13cを代表して示し、その説明を行う。ECU15から先頭のサイドセンサ部13aへ初期化信号を送信すると、これを受信したサイドセンサ部13aにおいてセンサの初期化が行われ、この際、後段のサイドセンサ部13bに接続するバススイッチ17aがオンとされる。更にサイドセンサ部13aからは初期化が成功したことを示す成功信号がECU15へ返信される。
ECU15は、その成功信号を受信すると、この成功信号を送信したサイドセンサ部13aの初期化が成功したことを認識し、当該サイドセンサ部13aに固有アドレスを対応付けて以降サイドセンサ部13aとの通信をそのアドレスで行うようにする。その後、ECU15は、次のサイドセンサ部13bに対して初期化信号を送信し、これによってサイドセンサ部13bから成功信号が返信されてくると当該サイドセンサ部13bに固有アドレスを対応付ける。次にサイドセンサ部13cに対して初期化信号を送信し、サイドセンサ部13cから成功信号が返信されてくると当該サイドセンサ部13cに固有アドレスを対応付け、初期化を完了する。
また、ECU15には、予め何個のサイドセンサ部に対して初期化を行うかが設定されている。例えば図3に示すECU15に3個のサイドセンサ部に対して初期化を行うことが設定されており、このECU15が搭載された車両10−1は2列シートのため両側に2個のサイドセンサ部13a,13b及び14a,14bが配設されているとする。
この場合に、ECU15から初期化信号を送信して初期化を行うと、2回の初期化診断で2個目のサイドセンサ部13a,13bまでは成功するが、3回目の初期化では対象のサイドセンサ部が存在しないので、初期化失敗となる。この場合、ECU15によって図示せぬ警報ランプが点灯される。
この種の従来技術として特許文献1に記載の車両用乗員保護装置がある。
特開2005−263145号公報
しかし、上述した従来の乗員保護システムにおいて、図1に示すECU15に2個のサイドセンサ部に対して初期化を行うことが設定されているとする。この場合、実際の車両10には両サイドに3個づつのサイドセンサ部13a〜13c及び14a〜14cが配設されているので、ECU15から初期化信号を送信して初期化を行った際に、2つ目のサイドセンサ部13b及び14bまで初期化が成功すると、ECU15は初期化完了と判断する。この場合、3個目のサイドセンサ部13c及び14cは初期化されていないので、この状態で車両10が衝突した場合に3個目のサイドセンサ部13c及び14cに係るエアバッグは開かないことになり危険を伴うという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、車両においてECUにバス接続された複数のセンサ部の初期化診断を適正に行うことができ、これにより初期化未診断のセンサ部に係るエアバッグが開放されず危険を伴うことを防止することができる乗員保護システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUによって初期化処理される複数のセンサ部とを有し、当該センサ部はECUに近い順に初期化処理され、初期化の成功時に内蔵されるスイッチをオンして後段のセンサ部をECUに接続状態とする乗員保護システムにおいて、前記ECUは、予め定められたセンサ数Mに1を加えたM+1回の前記センサ部の初期化処理の診断を行うように設定されており、M回のセンサ部の初期化処理を行って成功した後、M+1回目の初期化処理を行って失敗したことにより初期化が成功したと判定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の乗員保護システムにおいて、前記ECUは、M回のセンサ部の初期化処理を行って成功した後、M+1回目のセンサ部の初期化処理を行って成功した際に初期化が失敗したと判定する処理を行うことを特徴とする。
これらの構成によれば、ECUにセンサ数M(=2)+1回と設定されており、実際の車両は2列シートのため2個のセンサが存在する場合にECUで初期化診断を行った場合、2個のセンサ部の初期化処理を行って成功した後、+1個のセンサ部の初期化処理を行うと失敗するので、ECUではその失敗時に初期化が成功したと判定される。一方、ECUにセンサ数M(=2)+1回と設定されており、実際の車両は3列シートのため3個のセンサが存在する場合にECUで初期化診断を行った場合、2個のセンサの初期化処理を行って成功した後、+1個のセンサ部の初期化処理を行うと成功するので、ECUではその成功時に初期化が失敗したと判定される。
従来であれば、ECUに初期化処理を行うセンサ数2個と設定されている際に、車両に3個のセンサが存在する場合、2つ目のセンサ部まで初期化が成功すると、ECUは初期化完了と判定していた。この場合、3個目のセンサ部は初期化されていないので、この状態で車両が衝突した場合に3個目のセンサ部に係るエアバッグは開放せず危険を伴っていた。しかし、本発明では上記のようにECUにバス接続された複数のセンサ部の初期化診断を適正に行うことができるので、初期化未診断のセンサ部に係るエアバッグが開放されず危険を伴うといったことを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUによって初期化処理される複数のセンサ部とを有し、当該センサ部はECUに近い順に初期化処理され、初期化の成功時に内蔵されるスイッチをオンして後段のセンサ部をECUに接続状態とする乗員保護システムにおいて、前記ECUは、予め定められたセンサ数Mに1を加えたM+1回の前記センサ部の初期化処理の診断を行うように設定されており、M回のセンサ部の初期化処理を行って成功した後、M+1回目のセンサ部の初期化処理を行って成功した際に初期化が失敗したと判定する処理を行うことを特徴とする。
この構成によれば、ECUにセンサ数M(=2)+1回と設定されており、実際の車両は3列シートのため3個のセンサが存在する場合にECUで初期化診断を行った場合、2個のセンサの初期化処理を行って成功した後、+1個のセンサ部の初期化処理を行うと成功するので、ECUではその成功時に初期化が失敗したと判定される。従って、ECUに初期化処理を行うセンサ数2個と設定されている際に、車両に3個のセンサが存在する場合でも、ECUの設定センサ数と実際のセンサ数との不整合を検出することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗員保護システムにおいて、前記ECUが、前記失敗したと判定した際に、警報ランプを点灯する処理を行うことを特徴とする。
この構成によれば、センサ部の初期化処理が失敗すると警報ランプが点灯するので、例えばディーラ等でのECU交換での状況で発生したのであれば、作業者が警報ランプ点灯を確認することでECUが不適切であることを即時認識することができる。
以上説明したように本発明によれば、車両においてECUにバス接続された複数のセンサ部の初期化診断を適正に行うことができ、これにより初期化未診断のセンサ部に係るエアバッグが開放されず危険を伴うことを防止することができるという効果がある。
車両における乗員保護システムのECUと各センサ部を示す図である。 乗員保護システムにおけるECUにバス接続された複数のセンサ部の構成を示す図である。 車両における乗員保護システムのECUに2つのサイドセンサ部が接続されている状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る乗員保護システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る乗員保護システムにおけるエアバッグの配置構成を示す図である。 本実施形態に係る乗員保護システムのECUの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る乗員保護システムのサテライトセンサ部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る乗員保護システムにおいてECUにバス接続されたサイドセンサ部の初期化診断時の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
図4は、本発明の実施形態に係る乗員保護システムの構成を示す図である。
図4に示す乗員保護システムは、車両10−2のECU1と、ECU1にバスラインB1〜B7でバス接続された複数のサテライトセンサ部2〜8とを備えて構成されている。ECU1は、車両10−2のほぼ中央に配設されており、車両10−2の衝突転倒事象の判定及びエアバッグ等の乗員保護ユニットの起動制御を行う。
サテライトセンサ部2〜8は、車両状態を検出可能なセンサであり、具体的には、横加速度センサ(中央横加速度センサ)部2と、右側フロントセンサ部3と、左側フロントセンサ部4と、1列席右側サイドセンサ部5と、2列席右側サイドセンサ部6と、1列席左側サイドセンサ部7と、2列席左側サイドセンサ部8とから成る。横加速度センサ部2は、車両10−2の左右幅方向のほぼ中心線上であって、ECU1の後方側に配設されている。この横加速度センサ部2の車両前後方向の配設位置は、具体的には、1列席右側サイドセンサ部5と2列席右側サイドセンサ部6の中間位置付近である。この横加速度センサ部2が検出可能な車両状態は、車両の左右方向に生じる加速度(横加速度)である。
右側フロントセンサ部3は、車両右前方側に配設されている。左側フロントセンサ部4は、車両左前方側に配設されている。右側フロントセンサ部3及び左側フロントセンサ部4が検出可能な車両状態は、車両10−2の前後方向に生じる加速度である。1列席右側サイドセンサ部5は、車両10−2の1列席の右側面に配設されている。つまり、1列席右側サイドセンサ部5は、運転席の右側、即ち、右側Bピラー付近に配設されている。2列席右側サイドセンサ部6は、車両10−2の2列席の右側面に配設されている。つまり、2列席右側サイドセンサ部6は、運転席の後方座席の右側、即ち、右側Cピラー付近に配設されている。1列席左側サイドセンサ部7は、車両10−2の1列席の左側面に配設されている。つまり、1列席左側サイドセンサ部7は、助手席の左側、即ち、左側Bピラー付近に配設されている。2列席左側サイドセンサ部8は、車両の2列席の左側面に配設されている。つまり、2列席左側サイドセンサ部8は、助手席の後方座席の左側、即ち、左側Cピラー付近に配設されている。
バスラインB1は、ECU1と右側フロントセンサ部3とを接続する。バスラインB2は、ECU1と左側フロントセンサ部4とを接続する。バスラインB3は、ECU1と横加速度センサ部2とを接続する。バスラインB4は、横加速度センサ部2と1列席左側サイドセンサ部7とを接続する。バスラインB5は、1列席左側サイドセンサ部7と2列席左側サイドセンサ部8とを接続する。バスラインB6は、ECU1と1列席右側サイドセンサ部5とを接続する。バスラインB7は、1列席右側サイドセンサ部5と2列席右側サイドセンサ部6とを接続する。
次に、上述したECU1により起動制御される乗員保護ユニットについて図5を参照して説明する。図5に示すように、乗員保護ユニットは、運転席用フロントエアバッグ21と、助手席用フロントエアバッグ22と、右側サイドバッグ23と、左側サイドバッグ24と、右側カーテンバッグ25と、左側カーテンバッグ26と、右側プリテンショナー27と、左側プリテンショナー28とを備えて構成されている。
次に、ECU1の詳細な構成について図6を参照して説明する。図6に示すように、ECU1は、前後加速度センサ31と、横加速度センサ32と、マイコン33と、バス制御回路34と、バスインターフェイス(IF)35a〜35nと、点火回路36とを備えて構成されている。但し、マイコン33にはサテライトセンサ部2〜8の不具合を知らせる警報ランプ38が接続されているとする。
前後加速度センサ31は、車両10−2ののうちのECU1が配設される位置に生じる前後方向の加速度を検出する。横加速度センサ32は、車両10−2のうちのECU1が配設される位置に生じる左右方向の加速度を検出する。
マイコン33は、前後加速度センサ31及び横加速度センサ32から入力される信号及び、各サテライトセンサ部2〜8からバスIF35a〜35n及びバス制御回路34を介して入力された信号に基づき、車両10−2の衝突転倒事象を判定し、この衝突転倒事象の判定結果の信号を点火回路36へ出力する。
点火回路36は、マイコン33からの出力信号に基づき、運転席用フロントエアバッグ21などの各乗員保護ユニットが有する各スクイブ37a〜37nに起動電流を供給する。具体的には、マイコン33から前突であるとの判定結果信号を入力した場合には、前突用の乗員保護ユニットが備えるスクイブに起動電流を供給する。つまり、点火回路36は、マイコン33からの出力信号に基づき、乗員保護ユニットの起動を制御する。
バスI/F35a〜35nは、バス制御回路34に接続されており、更に、バス制御回路34には一対のBUS_A及びBUS_Bのバスラインがn組接続されている。これらのバスラインBUS_A及びBUS_Bにサテライトセンサ部2〜8が接続されている。
図7に示すように、サテライトセンサ部2〜8は、加速度センサ41と、A/D(アナログ/デジタル)変換器42と、制御回路43と、アドレス格納メモリ44と、バスIF45と、バススイッチ46とを備えて構成されている。
加速度センサ41は、各サテライトセンサ部2〜8に応じた加速度を検出可能なセンサである。具体的には、右側フロントセンサ部3及び左側フロントセンサ部4における加速度センサ41は、車両前後方向の加速度を検出可能となっている。横加速度センサ部2及び各サイドセンサ部5〜8における加速度センサ41は、車両の左右方向の加速度を検出可能となっている。
A/D変換器42は、加速度センサ41から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。バススイッチ46は、BUS_Aラインに直列に接続され、下流側(ECU1から遠ざかる側)に接続されたサテライトセンサ部との通信を行わない場合にオフとなり、下流側に接続されているサテライトセンサ部と通信を行う場合にオンとなる。また、バススイッチ46は、車両10−2の電源オンとした際のECU1による初期化の成功時にONとなる。なおバススイッチ46は、通常ON状態であるが、パワーオンリセット後に各サテライトセンサ部2〜8にアドレスを設定する際には、バススイッチ46をオン、オフ操作し、サテライトセンサ部2〜8を選択してアドレス格納メモリ44にアドレス設定を行うようになっている。このようなアドレス設定を行う機能をオートアドレッシング機能という。
制御回路43は、オートアドレッシング機能により、バススイッチ46の開閉動作を行うと共にアドレス格納メモリ44にアドレスを記憶する。更に、制御回路43は、アドレス設定が行われた後に、バスラインA及びバスIF45を介してECU1から信号取得要求コマンドを受ける。この信号取得要求コマンドを受けると、加速度センサ41により検出されてA/D変換された加速度信号をバスIF45及びバスラインBUS_Bを介してECU1へ出力するようになっている。
このような構成の乗員保護システムにおいて、本実施形態の特徴は、ECU1が行う当該ECU1に従属的にバス接続されたサイドセンサ部5〜8の初期化処理にある。この初期化処理は、ECU1のマイコン33が行う。即ち、マイコン33は、車両10−2のキー操作による動作開始時に各サテライトセンサ部2〜8の初期化を行い、特にECU1にバス接続されたサイドセンサ部5〜8においては、次のように初期化を行う。
マイコン33は、サイドセンサ部5〜8に対してM+1個の初期化診断を行うようになっている。そのMとは、ECU1にバス接続された両サイドのサイドセンサ部5〜8のうち片側のセンサ数である。例えば、本例であれば車両10−2の片側に2個のサイドセンサ部5,6又は7,8が接続されているので、Mは「2」となる。この内のサイドセンサ部5,6を代表して説明する。
マイコン33は、初期化診断時に、M(=2)個のサイドセンサ部5,6に対して初期化を行って更に+1個の診断を行う。ここで、サイドセンサ部5,6は2個なので、+1個目の診断は失敗となる。マイコン33は、その失敗することで初期化が成功したと判断する。
一方、ECU1がM(=2)+1個の初期化診断を行う設定の場合に、車両が3列シートのためサイドに3個のサイドセンサ部が配設されている場合とする。この場合に初期化診断を行うと、マイコン33は合計3個分の初期化処理を行うので、3個目のサイドセンサ部も初期化が成功する。この3個目の初期化の成功信号をECU1が受信した場合、マイコン33は初期化失敗と判断して警報ランプ38を点灯するようになっている。
このようなECU1にバス接続されたサイドセンサ部の初期化診断時の動作を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
但し、ECU1がM(=2)+1個の初期化診断を行う設定となっているとする。また、図4に示す車両10−2のサイドセンサ部5,6に対する初期化診断処理を代表して説明する。更にフローチャート中、破線枠で囲む部分の処理はサイドセンサ部5,6が行う処理である。
まず、ステップS1において、ECU1のマイコン33から初期化信号をバス制御回路34及びバスIFからバスラインB6を介してサイドセンサ部5へ出力する。ステップS2において、サイドセンサ部5は、その初期化信号をバスIF45を介して制御回路43で受信する。ステップS3において、制御回路43は初期化信号を受信するとオートアドレッシング機能等による初期化処理を行い、初期化が成功したか否かを判定する。成功した場合、ステップS4において、初期化の成功信号をバスIF45からバスラインB6を介してECU1へ返信し、バススイッチ46をオンとする。これによって、後段のサイドセンサ部6がECU1に接続された状態となる。
ステップS6において、ECU1が成功信号を受信すると、マイコン33によって次の初期化対象のサイドセンサ部は有るか否かが判定される。この結果、有ると判定された場合は、ステップS1に戻って次のサイドセンサ部6の初期化診断処理が行われる。
即ち、ステップS1において、マイコン33から初期化信号がサイドセンサ部6へ出力される。ステップS2において、サイドセンサ部6が、その初期化信号を受信すると、ステップS3において制御回路43が初期化処理を行い、初期化が成功したか否かを判定し、成功した場合、ステップS4において初期化の成功信号をECU1へ返信し、バススイッチ46をオンとする。ここでは後段のサイドセンサ部は無いので終端される。
ステップS6において、ECU1が成功信号を受信すると、マイコン33によって次の初期化対象のサイドセンサ部は有るか否かが判定される。ここでは、ECU1がM(=2)+1個の初期化診断を行う設定となっているので、有ると判定される。
従って、ステップS1において、マイコン33から初期化信号がバスラインB6へ出力され、ステップS2において、最後段のサイドセンサ部6がその初期化信号を受信して、ステップS3において制御回路43が初期化処理を行う。しかし、初期化は既に完了しているので、制御回路43は、初期化失敗と判断し、ステップS7において、初期化の失敗信号をECU1へ返信する。
ステップS8において、ECU1が失敗信号を受信すると、マイコン33によって受信した失敗信号が最後段の初期化対象のサイドセンサ部6からの信号か否かが判定される。この結果、最後段の初期化対象のサイドセンサ部6からの失敗信号と判定されると、ステップS9において、マイコン33は初期化が完了したと判定し、初期化が完了となる。
一方、ステップS8において、受信した失敗信号が最後段の初期化対象のサイドセンサ部6からの信号でないと判定された場合、ステップS10において、マイコン33は初期化が失敗したと判定し、ステップS11において警報ランプ38を点灯する。
この場合、最後段以外のサイドセンサ部からの初期化の失敗信号なので、人がその警報ランプ38の点灯を確認することで乗員保護システムに不具合が発生していることが認識できる。
次に、ECU1がM(=2)+1個の初期化診断を行う設定となっている際に、車両のサイドセンサ部が図1に示したように3個配設されている場合について同フローチャートを参照して説明する。
ECU1のマイコン33は、ステップS1〜S6の処理を2順行うことで、2個目のサイドセンサ部までの初期化の正常性を認識する。そして、マイコン33が3個目のサイドセンサ部の初期化診断を行うために、ステップS1で初期化信号を送信すると、3個目のサイドセンサ部も存在するので、ステップS2〜S5の処理を行い、ステップS6にて次の初期化対象のサイドセンサ部が有るか否かを判定する。この場合、次のサイドセンサ部は存在しないので、ステップS10にて、マイコン33は初期化が失敗したと判定し、ステップS11において警報ランプ38を点灯する。
このように本実施形態の乗員保護システムでは、車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行うECU1と、このECU1にバス接続され、当該ECU1によって初期化処理される複数のサイドセンサ部5〜8とを有し、当該サイドセンサ部5〜8はECU1に近い順に初期化処理され、初期化の成功時に内蔵されるバススイッチ46をオンして後段のサイドセンサ部をECU1に接続状態とする。本実施形態の特徴は、ECU1が、予め定められたセンサ数Mに1を加えたM+1個(M+1回)のセンサ部の初期化処理の診断を行うように設定されており、当該ECU1にMと同数のサイドセンサ部5〜8がバス接続されている際にM個(回)のサイドセンサ部5〜8の初期化処理を行って成功した後、+1個(回)のサイドセンサ部の初期化処理を行って失敗した際に初期化が成功したと判定し、また、当該ECU1にMよりも多い数のサイドセンサ部がバス接続されている際にM個のサイドセンサ部の初期化処理を行って成功した後、+1個(回)のサイドセンサの初期化処理を行って成功した際に初期化が失敗したと判定する処理を行うようにした。
この構成によれば、例えばECU1にセンサ数M(=2)+1個と設定されており、実際の車両は2列シートのため2個のサイドセンサ部5,6センサが存在する場合にECU1で初期化診断を行った場合、2個のサイドセンサ部5,6の初期化処理を行って成功した後、+1個のサイドセンサ部の初期化処理を行うと失敗するので、ECU1ではその失敗時に初期化が成功したと判定される。一方、ECU1にセンサ数M(=2)+1個と設定されており、実際の車両は3列シートのため3個のサイドセンサ部が存在する場合にECU1で初期化診断を行った場合、2個のサイドセンサ部の初期化処理を行って成功した後、+1個のサイドセンサ部の初期化処理を行うと成功するので、ECU1ではその成功時に初期化が失敗したと判定される。
従来であれば、ECUに初期化処理を行うセンサ数2個と設定されている際に、車両に3個のサイドセンサ部が存在する場合、2つ目のサイドセンサ部まで初期化が成功すると、ECUは初期化完了と判定していた。この場合、3個目のサイドセンサ部は初期化されていないので、この状態で車両が衝突した場合に3個目のセンサ部に係るエアバッグは開放せず危険を伴っていた。しかし、本実施形態では上記のようにECU1にバス接続された複数のサイドセンサ部5〜8の初期化診断を適正に行うことができるので、初期化未診断のサイドセンサ部に係るエアバッグが開放されず危険を伴うといったことを防止することができる。
また、ECU1は、失敗したと判定した際に、警報ランプ38を点灯する処理を行う。従って、センサ部の初期化処理が失敗すると警報ランプが点灯するので、例えばディーラ等でのECU交換での状況で発生したのであれば、作業者が警報ランプ点灯を確認することでECUが不適切であることを即時認識することができる。
1,15 ECU
2 横加速度センサ部
10,10−1,10−2 車両
3,4,11a,11b フロントセンサ部
12a,12b セーフティセンサ部
5〜8,13a〜13c,14a〜14c サイドセンサ部
17a バススイッチ
21 運転席用フロントエアバッグ
22 助手席用フロントエアバッグ
23 右側サイドバッグ
24 左側サイドバッグ
25 右側カーテンバッグ
26 左側カーテンバッグ
27 右側プリテンショナー
28 左側プリテンショナー
31 前後加速度センサ
32 横加速度センサ
33 マイコン
34 バス制御回路
35a〜35n バスIF
38 警報ランプ
36 点火回路
37a〜37n スクイブ
41 加速度センサ
42 A/D(アナログ/デジタル)変換器
43 制御回路
44 アドレス格納メモリ
45 バスIF
46 バススイッチ
B1〜B7,BUS_A,BUS_B バスライン

Claims (4)

  1. 車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUによって初期化処理される複数のセンサ部とを有し、当該センサ部はECUに近い順に初期化処理され、初期化の成功時に内蔵されるスイッチをオンして後段のセンサ部をECUに接続状態とする乗員保護システムにおいて、
    前記ECUは、予め定められたセンサ数Mに1を加えたM+1回の前記センサ部の初期化処理の診断を行うように設定されており、M回のセンサ部の初期化処理を行って成功した後、M+1回目の初期化処理を行って失敗したことにより初期化が成功したと判定することを特徴とする乗員保護システム。
  2. 前記ECUは、M回のセンサ部の初期化処理を行って成功した後、M+1回目のセンサ部の初期化処理を行って成功した際に初期化が失敗したと判定する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の乗員保護システム。
  3. 車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUによって初期化処理される複数のセンサ部とを有し、当該センサ部はECUに近い順に初期化処理され、初期化の成功時に内蔵されるスイッチをオンして後段のセンサ部をECUに接続状態とする乗員保護システムにおいて、
    前記ECUは、予め定められたセンサ数Mに1を加えたM+1回の前記センサ部の初期化処理の診断を行うように設定されており、M回のセンサ部の初期化処理を行って成功した後、M+1回目のセンサ部の初期化処理を行って成功した際に初期化が失敗したと判定する処理を行うことを特徴とする乗員保護システム。
  4. 前記ECUが、前記失敗したと判定した際に、警報ランプを点灯する処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗員保護システム。
JP2009014338A 2009-01-26 2009-01-26 乗員保護システム Expired - Fee Related JP5152591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009014338A JP5152591B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 乗員保護システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009014338A JP5152591B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 乗員保護システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010167995A JP2010167995A (ja) 2010-08-05
JP5152591B2 true JP5152591B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=42700549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009014338A Expired - Fee Related JP5152591B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 乗員保護システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5152591B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3623228B1 (en) * 2018-09-13 2023-08-30 Veoneer Sweden Safety Systems AB A vehicle safety system and a method of controlling a vehicle safety system
US10814805B2 (en) * 2018-11-01 2020-10-27 Robert Bosch Gmbh Sensor wiring with parallel bus port configuration
CN113805500B (zh) * 2021-09-22 2023-11-17 广东皓耘科技有限公司 一种传感器启动控制方法、装置、传感器及农业机械

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05170045A (ja) * 1991-12-24 1993-07-09 Mitsubishi Electric Corp 車両用乗員保護装置の起動装置
JPH0930365A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Mazda Motor Corp 一括搭載電子式エアバッグ装置及びこの装置を車両に組付ける方法
JP3501208B2 (ja) * 1997-05-15 2004-03-02 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動装置
JP3719371B2 (ja) * 2000-05-25 2005-11-24 株式会社日本自動車部品総合研究所 車両用乗員保護システム
JP3912163B2 (ja) * 2002-04-02 2007-05-09 トヨタ自動車株式会社 車両の衝突対策システム
JP2003327072A (ja) * 2002-05-10 2003-11-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用報知装置
JP4076849B2 (ja) * 2002-12-11 2008-04-16 株式会社ケーヒン エアバッグ装置の起動制御装置
JP4449518B2 (ja) * 2004-03-22 2010-04-14 株式会社デンソー 車両用乗員保護装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010167995A (ja) 2010-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4449518B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP3608044B2 (ja) エアバッグ装置の起動制御装置
JP4601524B2 (ja) エアバッグ装置
US8612097B2 (en) Airbag deployment
JP5152591B2 (ja) 乗員保護システム
CN110667505A (zh) 用于车辆的气囊驱动设备及其控制方法
JP4835344B2 (ja) 車両用乗員保護装置の起動制御装置
JP2005306185A (ja) 乗員拘束装置の制御装置
JP2009220784A (ja) エアバッグ制御装置及びエアバッグ制御方法
JP2004189107A (ja) エアバッグ装置の起動制御装置
EP2110284B1 (en) Passenger protection control device and passenger protection system
KR101006094B1 (ko) 에어백 제어 장치
JP4736861B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP4465767B2 (ja) エアバッグ装置の展開制御装置
JP4916099B2 (ja) エアバッグ制御装置
JP2010184515A (ja) 車両用乗員保護装置の制御装置
JP2004284382A (ja) 乗員保護装置
JP4306474B2 (ja) 車両用乗員保護システム
US20060173598A1 (en) Method for firing restraining means
JP4457311B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP7384717B2 (ja) 乗員保護装置
JP4534873B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP3823522B2 (ja) エアバッグ起爆許可方法、該方法に用いる起爆許可装置、並びに上記方法が適用されるエアバッグ装置
JP4380547B2 (ja) 乗員保護装置の起動制御装置及び起動方法
JP4306520B2 (ja) エアバッグ用ecu

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees