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JP5081751B2 - エレベーターの保守時安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターの保守時安全装置、特にかごとつり合おもりを有するエレベーターにおいて、かご上や昇降路内部で昇降路内機器の保守や検査作業をする場合の安全を高める装置に関する。
多くのエレベーターシステムでは、主索で連結されたかごとつり合いおもりが昇降路内を上下移動している。この上下移動を安全かつ正確に行うために昇降路内にはさまざまな機器が設置されており、定期的にこれらの機器の保全や検査作業を行うことで性能を維持する必要がある。この保全や検査作業は大きく分けると昇降路底部に入って行うものとかご上で行うものに分かれるが、双方の作業に共通の課題として、つり合いおもりに衝突又は挟まれないような工夫が必要である。
例えば特許文献1では、つり合いおもりが衝突する前に作業員に当る衝突予知体を設けることが記載されている。しかし本技術では作業員につり合いおもりが衝突する前に、作業員に警告を行うための物体を当てて衝突を警告するものであり、十分な安全を確保できるものではなかった。
また、特許文献2では、発光装置と受光装置を使用した技術であったが、これらの装置を上下移動するかごに設置するものであり、実際の設置にはこれらの発光装置,受光装置を動作させるための電源線や制御に用いる検知信号を伝播する信号線等の引き回しなどを考慮しなければならず設計や設置が煩雑になるという課題があった。
特開平6−239551号公報 特開2005−96891号公報
本発明は前記課題に鑑みなされたものであり、昇降路内で作業する人の安全を高めることができ、設置や設計が比較的簡易で、保守作業者がかご又はつり合おもりに衝突する危険の予知精度を高めることの出来るエレベーターの保守時安全装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明にかかるエレベーターの保守時安全装置は、昇降路内を上下移動するかご及びつり合いおもりと、前記かご及び前記つり合いおもりを吊持するロープと、前記かご及び前記つり合いおもりを上下移動させる巻上機と、前記かご及び前記つり合いおもりを案内するガイドレールと、を備え、保守作業者が前記昇降路内で保守作業を行う際に、前記かごまたは前記つり合いおもりが前記保守作業者に衝突する可能性の高いエリアに前記かご,前記つり合いおもり、又は、前記保守作業者の少なくともいずれか1つが進入したことを非接触で検知する非接触センサーを前記昇降路内壁または前記ガイドレールに設け、前記非接触センサーは前記昇降路全高の中間付近、又は、前記昇降路の底部付近、又は、前記昇降路全高の中間付近及び前記昇降路の底部付近の両者に設置され、前記保守作業者が保守作業を開始する操作を行うことで動作し、前記かご及び前記つり合いおもりは、前記非接触センサーにより前記かご,前記つり合いおもり、又は、前記保守作業者のいずれかが検知されると駆動が停止され、前記非接触センサーの動作開始時又は動作中に前記非接触センサーに異常が検出された際は前記かごの保守運転速度を1/2以下とし、前記非接触センサーは多光軸センサーとし、この多光軸センサーの光軸が前記昇降路の高さ方向から見たときの前記かごの垂直投影面及び前記つり合いおもりの垂直投影面の両者を横切るように設置されていることを特徴とする。

本発明のエレベーターの保守時安全装置によれば、設置や設計が比較的簡易で、保守作業者がかご又はつり合おもりに衝突する危険の予知精度を高めることの出来るエレベーターの保守時安全装置を提供できる。
以下、実施例を用いて本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかるエレベーターの保守時安全装置の全体概要を説明するための概要断面図である。図1に示すように本実施例におけるエレベーターは、昇降路1内を上下移動するかご2及びつり合いおもり3と、かご2及びつり合いおもり3を吊持するロープである主索4と、かご2及びつり合いおもり3を上下移動させる巻上機5を備えている。
なお、本実施例では巻上機5が昇降路1の上部に位置する機械室6内に設置されている。そしてかご2とつり合いおもり3を連結する主索4は、一端がかごに固定されて上部に引き回され、巻上機5のシーブに巻きつけられた後に下方に向かい、かご2とつり合おもり3との間の距離をお互いが衝突することがないように適度なすき間に調整し確保するための反らせ車7に巻きかけられた後、他端をつり合いおもり3に固定されている。これにより巻上機が駆動することで、かご2は最下階8と最上階9の間を上下移動する。このときつり合いおもり3はかご2の移動方向とは反対方向に上下移動する。なお、昇降路1の底部付近はピット10となっている。
図2は昇降路1の垂直方向から見た平面図、図3はかご2が上昇してつり合いおもり3が下降することで両者が接近した状態を示す斜視図である。図1では図示を省略したが、図2に示すように、昇降路1内にはかご2が上下に移動する経路を外れないよう案内するガイドレール11a,11bがかご側レールブラケット12a,12bを介して昇降路1に取り付けられている。
同様に昇降路1内につり合いおもり3が上下に移動する経路を外れないよう案内するガイドレール13a,13bがつり合いおもり側レールブラケット14a,14bを介して昇降路1に取り付けられている。また、かご2の建屋側ドア15に対向する面にはかご側ドア16が設けられている。建屋側ドア15はかご2が到着する階にそれぞれ建屋に設けられており、かご2が到着した到着階の建屋側ドア15とかご側ドア16は連動して開閉する。
また図3に詳しく示すようにつり合おもり3のガイドレール13aには取付ブラケット17a,17bが、ガイドレール13bに取付ブラケット17c,17dがそれぞれ取り付けられている。そして、取付ブラケット17a,17bには非接触センサーである多光軸センサー18aが、取付ブラケット17c,17dには非接触センサーである多光軸センサー18bが、それぞれ取り付けられている。多光軸センサー18a,18b間では、かご2とつり合おもり3の間に確保されたすき間を、光による複数のセンサー軸19nが通過している。またかご2上にはかご2上に乗って保守作業者20が保守点検を行う際に、かご2上からの体のはみ出しなどを防止するように安全柵2aがかご2の周囲に設けられている。
なお、センサー軸19nは図1で示すように、かご2が上昇中にかご2上の保守作業者20がこのセンサー軸19nの何れかを遮断しても、保守作業者20がつり合おもり3と衝突することが無いように、作業者の頭部が最下端のセンサー軸19nにかかったときの上端部までの距離bに対し、センサー軸19nの上端部とつり合おもり3の下部までの寸法はb+αとなるように配置されている。
図4は図1の保守作業者20の頭がセンサー軸19nの最上端部に至ったところを説明するための説明図である。同図に示すように、保守作業者20が最上端部のセンサー軸19nを遮断した場合であっても、この時点で保守作業者20とつり合いおもり3との間には距離αが介在し、保守作業者20とつり合いおもり3の確実な衝突防止を図ることが可能となる。そして本実施例では、多光軸センサー18a,18b間を通過しているセンサー軸19nのいずれのセンサー軸が遮断されたことが検出されても、直ちにかご2及びつり合いおもり3の駆動を停止させるものである。従って前述の距離αは、センサー軸が遮断されたことが検知されてから保守作業者20の頭につり合いおもり3が衝突することなく停止できるのに十分な距離であることが必要である。
このように、非接触センサーとして多光軸センサーを使用することで、昇降路1内に設置されるかご2とつり合いおもり3とのすき間を拡大させることなく配置が可能となることから、昇降路を拡大する必要が無く、建物空間を最も有効に活用できるという利点がある。即ち、かご2とつり合おもり3の平面すき間を可能な限り小さくして安全装置を設置できるという効果が期待できる。また図2に示すように、本実施例ではかご2とつり合いおもり側レールブラケット14a,14bの間にセンサー軸19nが配置されることになる。さらに取付ブラケット17a乃至17dは昇降路1の壁面近傍まで十分広く広がってかご2とつり合いおもり3との間にセンサー軸19nを配置するように設置されているので、つり合おもり3以外の設置物であるつり合いおもり側レールブラケット14a,14b等と保守作業者20との衝突も回避できるという効果も期待できる。
なお、前述のように本実施例ではかご2とつり合いおもり側レールブラケット14a,14bの間にセンサー軸19nが配置されることで、保守作業者20が昇降路1内で保守作業を行う際に、かご2またはつり合いおもり3が保守作業者20に衝突する可能性の高い図1の斜線で示したエリア21を形成している。そしてこのエリア21に保守作業者20が進入したことを非接触センサーである多光軸センサー18a,18bで検知する。そして本実施例ではこの多光軸センサー18a,18bをガイドレール13a,13bに設けている。
通常、かご2とつり合いおもり3が接近するのは、昇降路1の中間付近である。即ち、かご2上に乗って保守作業を行う際に、つり合いおもり3と保守作業員20が衝突する可能性があるのも、この昇降路1の中間付近である。よって本実施例ではこの危険度が高い部分に非接触センサーを取り付けることで、センサーが可動する部材に取り付けられないため、信号線の引き回しなどを考える必要がなく、設計の自由度を大きくすることを可能としながら、保守作業者の高い安全性を確保することができる。
また、本実施例では昇降路1の中間付近における下方側に保守作業者20がつり合いおもり3に衝突する経路内に進入したか否かを検出するようにエリア21を設置した。かご2上に乗った状態で保守作業を行う場合、昇降路1の中間付近下方側は、かご2が下から上昇し、つり合いおもり3が上から下降してくるため、つり合いおもり3が保守作業者20の頭などに強く衝突する危険があり、危険度が高い。よって、非接触センサー18a,18bを昇降路1の中間付近における下方側に設置すれば必要最低限の設備で保守作業員20の高い安全性を確保することができる。また、必要最低限の設備であるため、取付作業などの手間も軽減することができ、コストを大きく抑えることも可能となる。
さらに本実施例では、多光軸センサー18a,18bのセンサー軸19nがかごやつり合いおもりの移動部分と重畳しないように昇降路1の中間付近における下方側に配置し、かつ、昇降路内を点検する時のみ、多光軸センサーによってつり合いおもり3の駆動経路に進入する人またはかご等を検出するような構成となっている。このように構成することにより、つり合いおもり3と保守作業員20や、場合によってはつり合いおもり3と駆動経路から外れたかご2が衝突する可能性が高いエリアに進入したことを検知する構成としたことで、本当に危険なときのみかご2やつり合いおもり3の駆動を停止するように構成でき、作業者20やかご2がつり合いおもり3に衝突する可能性のない時につり合いおもり3の駆動エリアに進入した場合でも不必要にかご2やつり合いおもり3の駆動を停止することがない。
なお、本実施例では、非接触センサーである多光軸センサー18a,18bの出力信号は、エレベーター全体を制御する制御部に送られて監視されるようになっており、保守作業員が保守作業を開始する操作を行うと、保守作業が開始されたものと判断して非接触センサーが動作する。この際のセンサー動作開始時に又は動作中に故障などのセンサーの異常状態が検出された際には、かご2の保守運転速度を1/2以下とすることで保守作業員20の安全性を高める構成となっている。
また本実施例では非接触センサーである多光軸センサー18aをガイドレール13aに取付ブラケット17a,17bを介して取付け、多光軸センサー18bをガイドレール13bに取付ブラケット17c,17dを介して取付ける構成としたが、非接触センサーを昇降路1の内壁に直接、または取付ブラケットを介して取り付けるようにしても良い。このような構成であっても、昇降路を拡大する必要が無く、建物空間を最も有効に活用でき、つり合おもり3以外の設置物であるつり合いおもり側レールブラケット14a,14b等と保守作業者20との衝突も回避できるという効果も期待できる。
図5は本発明の実施例2にかかるエレベーターの保守時安全装置の全体概要を説明するための概要断面図である。なお、本実施例において実施例1と同じ構成要素に該当するものは同一の符号を付して説明を省略する。同図に示すように、本実施例におけるエレベーターの保守時安全装置は、実施例1の昇降路1の中間付近における下方側に保守作業者20がつり合いおもり3に衝突する経路内に進入したか否かを検出するようにエリア21を設置しているのに加え、中間付近における上方側にも保守作業者20がつり合いおもり3に衝突する経路内に進入したか否かを検出するエリア22を設置している。
このように構成することによって、実施例1で説明した効果に加えて、かご2が上から下降し、つり合いおもり3が下から上昇してくる場合でも、つり合いおもり3が保守作業者20に衝突する危険を低減し、さらに保守作業員20の高い安全性を確保することができる。
なお、本実施例では昇降路1の中間付近の中央部にエリアが設置されない状態となっているが、エリア21とエリア22が1つのエリアとなって連続するように設けてもよい。このようにエリアを長くすると連続するひとつの部材、例えば多光軸センサー18a,18bを長くすることで一つのエリアとすることができるので、設置部材が減少して取付作業を簡易化することができる。
図6は、本発明の一実施例を示すエレベーター全体の断面図、図7はピット10につり合いおもり3が下降して、保守作業者20に接近した状態を示す斜視図である。なお、本実施例における昇降路平面での構成は図2と同様になっている。また、本実施例において前述の各実施例1,2と同じ構成要素に該当するものは同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例と実施例1との相違点は、多光軸センサー18a,18b及びその間に設置される光による複数のセンサー軸19nが、ピット10での保守作業者20がつり合おもり3の下部に侵入して作業を行うのを検出するように、昇降路1の下方に設置されている点である。この実施例においては、ピット10部内での作業時において作業者が一度でもセンサー軸19nを遮断すると、かご2及びつり合おもり3の動きが停止され、ピット10部内での保守作業者20の安全性を高めることができる。
なお、本実施例では、保守作業者20がかご2に乗って上下に移動しないので、最上端部のセンサー軸19nが床から170cm〜300cmくらいまでの間となるように設置すると、保守作業者20がどのように動いてもつり合いおもり3の移動経路内への進入を検出することが可能となるため、良好である。
また、本実施例では保守作業者20がかご2に乗って上下に移動しないので、昇降路1の底部付近でのみ保守作業者20がつり合いおもり3に衝突する経路内に進入したか否かを検出するようにエリア23を設置した。ピット10内に入って保守作業を行う場合、つり合いおもり3は常に上から下降してくるため、つり合いおもり3が保守作業者20の頭などに強く衝突する危険があり、危険度が高い。よって、非接触センサー18a,18bを昇降路1の底部付近に設置すれば必要最低限の設備で保守作業員20の高い安全性を確保することができる。また、必要最低限の設備であるため、取付作業などの手間も軽減することができ、コストを大きく抑えることも可能となる。
図8は本発明の一実施例にかかるエレベーターの昇降路1に対して垂直方向から見た平面図、図9はピット10につり合いおもりが下降して、保守作業者20に接近した状態を示す斜視図である。なお、本実施例において前述の各実施例1乃至3と同じ構成要素に該当するものは同一の符号を付して説明を省略する。図8及び図9を用いて前記実施例3との相違点を説明する。
本実施例では、多光軸センサー18aを固定している取付ブラケット17a,17bをかご2側へ伸ばし、もう一方の多光軸センサー18bは実施例3と同様の取付ブラケット17c,17dに取り付けることにより、センサー軸19nが昇降路1の高さ方向から見たときにかご2の垂直投影面の一部を遮断するように設置されている。つまり保守作業者20が昇降路1内で保守作業を行う際に、かご2またはつり合いおもり3が保守作業者20に衝突する可能性の高いエリアとして、昇降路1の下方にエリア23が設置され、このエリア23にかご2又は保守作業者20のいずれかが進入したことを非接触で検知するものである。
このような構成により、実施例3で説明した効果に加え、ピット10部内での作業時に多光軸センサー18a,18bのセンサー軸19nを保守作業者20が遮断しない状況において、かご2が下降するという予期しない動きが生じても、下降してきたかご2がセンサー軸19nを遮断し、かご2やつり合いおもり3の走行を抑止できるという効果がある。
また、実施例3と同様の必要最低限の設備で、取付作業などの手間も軽減することができ、コストを大きく抑えながら、保守作業員20のより高い安全性を確保することができる。
前述の実施例4では、取付ブラケット17a,17bをかご2側へ伸ばした例を挙げて説明したが、逆に多光軸センサー18aを固定している取付ブラケット17a,17bをかご2と反対方向の昇降路1壁面に向かって伸ばし、もう一方の多光軸センサー18bは実施例3と同様の取付ブラケット17c,17dに取り付けることにより、センサー軸19nが昇降路1の高さ方向から見たときにつり合いおもり3の垂直投影面の一部を遮断するように設置することも可能である。
このように構成すると、保守作業者20が昇降路1内で保守作業を行う際に、つり合いおもり3が保守作業者20に衝突する可能性の高いエリアとして、昇降路1の下方にエリア23が設置され、このエリア23につり合いおもり3又は保守作業者20のいずれかが進入したことを非接触で検知することができるようになる。
このような構成により、実施例3で説明した効果に加え、ピット10部内での作業時に多光軸センサー18a,18bのセンサー軸19nを保守作業者20が遮断しない状況において、つり合いおもり3が下降してきて、保守作業者20とつり合いおもり3が接近した状況において、かご2やつり合いおもり3の走行を抑止できるという効果がある。
また、実施例3と同様の必要最低限の設備で、取付作業などの手間も軽減することができ、コストを大きく抑えながら、保守作業員20のより高い安全性を確保することができる。
図10はピット10につり合いおもりが下降して、保守作業者20に接近した状態を示す斜視図である。なお、本実施例において前述の各実施例1乃至5と同じ構成要素に該当するものは同一の符号を付して説明を省略する。図10を用いて前記実施例3乃至5との相違点を説明する。
本実施例では多光軸センサー18aを固定している取付ブラケット17aはかご2側へ、多光軸センサー18bを固定している取付ブラケット17cはかご2と反対方向の昇降路1壁面に向かって設置されている。そして、多光軸センサー18a,18bの光軸であるセンサー軸19nが昇降路1の高さ方向から見たときのかご2の垂直投影面及びつり合いおもり2の垂直投影面の両者を横切るように斜めに設置されている。そしてセンサー軸19nの下端は保守作業者20の頭部より一定の安全距離αを確保して設置したものである。
本実施例では、必ずしも保守作業者20がセンサー軸19nを遮断する必要がなく、かご2又はつり合おもり3を検出することにより保守作業者20にかご2やつり合おもり3が接近したことを検出してかご2やつり合いおもり3の駆動を停止させることができるので、より安全を増すことが可能となる。また、センサー軸19nの本数を必要最小限にできるので、必要最低限の設備で、取付作業などの手間も軽減することができ、コストを大きく抑えながら、保守作業員20のより高い安全性を確保することができる。また保守作業者20の行動範囲を拡大できるという効果も期待できる。
前述の実施例1乃至6では非接触センサーである多光軸センサー18a,18bが昇降路1全高の中間付近、又は、昇降路1の底部付近に設置されたものを例に挙げて説明した。しかし本発明はこれに限られるものではなく、昇降路1全高の中間付近及び昇降路1の底部付近の両者に設けるものであっても良い。例えば昇降路1全高の中間付近に多光軸センサー18a,18bを設置した実施例1又は2と、昇降路1の底部付近に多光軸センサー18a,18bを設置した実施例3乃至6を組み合わせて構成することで、それぞれの実施例で得られた効果を併せ持ちながら、保守作業員20のより高い安全性を確保したエレベーターの保守時安全装置を得ることが可能となる。
また、巻上機5の駆動量や、かご2やつり合いおもり3の位置を検出するセンサーなどからかご2やつり合いおもり3の位置を把握する技術と本実施例を組み合わせることも可能である。そして例えばかご2やつり合いおもり3の位置を把握する技術により、かご2とつり合いおもり3が接近する昇降路1前項の中間点付近やかご2またはつり合いおもり3が昇降路1の底部に存在するピット10に接近した場合には、駆動速度を落としいつでも停止できるよう徐行運転するなどの制御を行うようにすれば、保守作業者20の安全性をさらに高めることが可能となる。
本発明の一実施例にかかるエレベーターの保守時安全装置の全体概要を説明するための概要断面図である。 図1の垂直方向から見た平面図である。 かごとつり合いおもりの接近した状態を示す斜視図である。 図1の保守作業者の頭がセンサー軸の最上端部に至ったところを示す説明図である。 本発明の実施例2にかかるエレベーターの保守時安全装置の全体概要を説明するための概要断面図である。 本発明の実施例3にかかるエレベーターの保守時安全装置の全体概要を説明するための概要断面図である。 実施例3におけるピットにつり合いおもりが下降して、保守作業者に接近した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例4にかかるエレベーターの昇降路に対して垂直方向から見た平面図である。 実施例4におけるピットにつり合いおもりが下降して、保守作業者に接近した状態を示す斜視図である。 実施例6におけるピットにつり合いおもりが下降して、保守作業者に接近した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 昇降路
2 かご
2a 安全柵
3 つり合いおもり
4 主索(ロープ)
5 巻上機
6 機械室
7 反らせ車
8 最下階
9 最上階
10 ピット
11a,11b ガイドレール(かご側)
12a,12b かご側レールブラケット
13a,13b ガイドレール(つり合いおもり側)
14a,14b つり合いおもり側レールブラケット
15 建屋側ドア
16 かご側ドア
17a,17b,17c,17d 取付ブラケット
18a,18b 多光軸センサー(非接触センサー)
19n センサー軸(光軸)
20 保守作業者
21,22,23 エリア

Claims (1)

  1. 昇降路内を上下移動するかご及びつり合いおもりと、
    前記かご及び前記つり合いおもりを吊持するロープと、
    前記かご及び前記つり合いおもりを上下移動させる巻上機と、
    前記かご及び前記つり合いおもりを案内するガイドレールと、
    を備え、
    保守作業者が前記昇降路内で保守作業を行う際に、前記かごまたは前記つり合いおもりが前記保守作業者に衝突する可能性の高いエリアに前記かご,前記つり合いおもり、又は、前記保守作業者の少なくともいずれか1つが進入したことを非接触で検知する非接触センサーを前記昇降路内壁または前記ガイドレールに設け、
    前記非接触センサーは前記昇降路全高の中間付近、又は、前記昇降路の底部付近、又は、前記昇降路全高の中間付近及び前記昇降路の底部付近の両者に設置され、前記保守作業者が保守作業を開始する操作を行うことで動作し、
    前記かご及び前記つり合いおもりは、前記非接触センサーにより前記かご,前記つり合いおもり、又は、前記保守作業者のいずれかが検知されると駆動が停止され、
    前記非接触センサーの動作開始時又は動作中に前記非接触センサーに異常が検出された際は前記かごの保守運転速度を1/2以下とし、
    前記非接触センサーは多光軸センサーとし、この多光軸センサーの光軸が前記昇降路の高さ方向から見たときの前記かごの垂直投影面及び前記つり合いおもりの垂直投影面の両者を横切るように設置されていることを特徴とするエレベーターの保守時安全装置。
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