JP5048279B2 - 液晶パネル及び液晶表示装置 - Google Patents
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Description
本明細書における用語及び記号の定義は下記の通りである。
(1)偏光板の透過率
透過率(T)は、JlS Z 8701−1995の2度視野に基づく、三刺激値のY値である。
(2)屈折率(nx、ny、nz):
「nx」は面内の屈折率が最大となる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率であり、「ny」は面内で遅相軸と直交する方向(すなわち、進相軸方向)の屈折率であり、「nz」は厚み方向の屈折率である。
(3)面内の位相差値:
面内の位相差値(Re[λ])は、23℃で波長λ(nm)における面内の位相差値をいう。Re[λ]は、サンプルの厚みをd(nm)としたとき、Re[λ]=(nx−ny)×dによって求められる。なお、Re1[λ]及びRe2[λ]は、第1及び第2の位相差層の面内の位相差値をそれぞれ表す。
(4)厚み方向の位相差値:
厚み方向の位相差値(Rth[λ])は、23℃で波長λ(nm)における厚み方向の位相差値をいう。Rth[λ]は、サンプルの厚みをd(nm)としたとき、Rth[λ]=(nx−nz)×dによって求められる。なお、Rth1[λ]及びRth2[λ]は、第1及び第2の位相差層の厚み方向の位相差値をそれぞれ表す。
(5)厚み方向の複屈折率:
厚み方向の複屈折率(Δnxz[λ])は、式;Rth[λ]/dにより算出される値である。ここで、Rth[λ]は、23℃で波長λ(nm)における厚み方向の位相差値を表し、dはフィルムの厚み(nm)を表す。
(6)Nz係数:
Nz係数は、式;Rth[590]/Re[590]により算出される値である。
(7)本明細書において、「nx=ny」又は「ny=nz」と記載するときは、これらが完全に同一である場合だけでなく、実質的に同一である場合を包含する。したがって、例えば、nx=nyと記載する場合は、Re[590]が10nm未満である場合を包含する。
(8)本明細書において「実質的に直交」とは、光学的な2つの軸のなす角度が、90°±2°である場合を包含し、好ましくは90°±1°である。「実質的に平行」とは、光学的な2つの軸のなす角度が、0°±2°である場合を包含し、好ましくは0°±1°である。
本発明の液晶パネルは、液晶セルと、該液晶セルの一方の側に配置された第1の偏光板と、該液晶セルの他方の側に配置された第2の偏光板とを少なくとも備える。上記第1の偏光板は、第1の偏光子と、該第1の偏光子の該液晶セル側に配置された第1の位相差層とを含み、上記第2の偏光板は、第2の偏光子と、該第2の偏光子の該液晶セル側に配置された第2の位相差層とを含む。上記第1の位相差層の屈折率楕円体は、nx>ny≧nzの関係を示し、上記第2の位相差層の屈折率楕円体は、nx=ny>nzの関係を示す。上記第1の偏光板の透過率(T1)は、上記第2の偏光板の透過率(T2)よりも大きい。このような液晶パネルは、従来の液晶パネル(代表的には、液晶セルの両側に配置した2枚の偏光板の透過率が同一であるもの)に比べて、斜め方向の光漏れが格段に小さいという特徴を有する。
本発明に用いられる液晶セルとしては、任意の適切なものが採用され得る。上記液晶セルとしては、例えば、薄膜トランジスタを用いたアクティブマトリクス型のものや、スーパーツイストネマチック液晶表示装置に採用されているような、単純マトリクス型のもの等が挙げられる。
本発明に用いられる第1の偏光板は、第1の偏光子と、該第1の偏光子の該液晶セル側に配置された第1の位相差層とを含む。第2の偏光板は、第2の偏光子と、該第2の偏光子の該液晶セル側に配置された第2の位相差層とを含む。好ましくは、上記第1の偏光板は、液晶セルの視認側に配置され、上記第2の偏光板は、液晶セルの視認側とは反対側に配置される。また、好ましくは上記第1の偏光板の吸収軸方向は、上記第2の偏光板の吸収軸方向と実質的に直交である。上記偏光板の厚みは、通常、20μm〜300μmである。上記範囲の厚みとすることによって、機械的強度に優れた偏光板が得られ得る。
本明細書において「偏光子」は、自然光又は偏光を直線偏光に変換するものをいう。上記偏光子は、任意の適切なものが選択され得る。好ましくは、上記偏光子は、入射する光を直交する2つの偏光成分に分離し、一方の偏光成分を透過させ、他方の偏光成分を、吸収、反射及び/又は散乱させる機能を有する。
本発明に用いられる第1の位相差層は、上記第1の偏光子と上記液晶セルとの間に配置される。上記第1の位相差層は、好ましくは、接着層を介して、上記第1の偏光子に接着される。上記第1の位相差層の遅相軸方向は、好ましくは、上記第1の偏光子の吸収軸方向と、実質的に直交である。
本発明に用いられる第2の位相差層は、上記第2の偏光子と上記液晶セルとの間に配置される。上記第2の位相差層は、好ましくは、接着層を介して、上記第2の偏光子に接着される。上記第2の位相差層は、屈折率楕円体がnx=ny>nzの関係(負の一軸性ともいう)を示す。上記第2の位相差層は、単層の位相差を有する層であってもよいし、複数の層からなる積層体であってもよい。上記第2の位相差層の厚みは、好ましくは0.5μm〜200μmである。上記第2の位相差層の波長590nmにおける透過率(T[590])は、好ましくは90%以上である。
上記ポリイミド系樹脂は、ソルベントキャスティング法でシート状に成形された場合、溶剤の蒸発過程で、分子が自発的に配向しやすいため、屈折率楕円体がnx=ny>nzの関係を示す位相差フィルムを、非常に薄く作製することができる。上記ポリイミド系樹脂を含有する位相差フィルムの厚みは、好ましくは0.5μm〜10μmであり、さらに好ましくは1μm〜5μmである。上記ポリイミド系樹脂を含有する位相差フィルムの厚み方向の複屈折率(Δnxz[590])は、好ましくは0.01〜0.12であり、さらに好ましくは0.02〜0.08である。このようなポリイミド系樹脂は、例えば、米国特許5,344,916号に記載の方法によって得ることができる。
上記セルロース系樹脂は、任意の適切なものが採用され得る。上記セルロース系樹脂は、好ましくは、セルロースの水酸基の一部又は全部がアセチル基、プロピオニル基及び/又はブチル基で置換された、セルロース有機酸エステル又はセルロース混合有機酸エステルである。上記セルロース有機酸エステルとしては、例えば、セルロースアセテート、セルロースプロピオネート、セルロースブチレート等が挙げられる。上記セルロース混合有機酸エステルとしては、例えば、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレート等が挙げられる。上記セルロース系樹脂は、例えば、特開平2001−188128号公報[0040]〜[0041]に記載の方法により得ることができる。
本発明に用いられる第1及び第2の偏光板は、各偏光子の液晶セル側とは反対側に、第1の保護層及び第2の保護層を、それぞれ備える。上記第1及び第2の保護層は、例えば、偏光子が収縮や膨張することを防いだり、紫外線による劣化を防いだりするために用いられる。上記第1及び第2の保護層は、それぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよい。
本発明の液晶表示装置は、上記液晶パネルを含む。図3は、本発明の好ましい実施形態による液晶表示装置の概略断面図である。なお、見やすくするために、図3の各構成部材の縦、横及び厚みの比率は、実際とは異なっていることに留意されたい。この液晶表示装置200は、液晶パネル100と、液晶パネル100の一方の側に配置されたバックライトユニット80とを少なくとも備える。なお、図示例では、バックライトユニットとして、直下方式が採用された場合を示しているが、これは例えば、サイドライト方式のものであってもよい。
(1)偏光板の透過率:
透過率(T)は、JlS Z 8701−1995の2度視野に基づく、三刺激値のY値である。
(2)各元素(I、K)含有量の測定方法:
直径10mmの円形サンプルを蛍光X線分析で下記条件により測定したX線強度から、あらかじめ標準試料を用いて作成した検量線により各元素含量を求めた。
・分析装置:理学電機工業製 蛍光X線分析装置(XRF) 製品名「ZSX100e」
・対陰極:ロジウム
・分光結晶:フッ化リチウム
・励起光エネルギー:40kV−90mA
・ヨウ素測定線:I−LA
・カリウム測定線:K−KA
・定量法:FP法
・2θ角ピーク:103.078deg(ヨウ素)、136.847deg(カリウム)
・測定時間:40秒
(3)位相差値(Re[λ]、Rth[λ])、Nz係数、T[590]の測定方法:
王子計測機器(株)製 商品名「KOBRA21−ADH」を用いて、23℃で測定した。なお、平均屈折率は、アッベ屈折率計[アタゴ(株)製 製品名「DR−M4」]を用いて測定した値を用いた。
(4)厚みの測定方法:
厚みが10μm未満の場合、薄膜用分光光度計[大塚電子(株)製 製品名「瞬間マルチ測光システム MCPD−2000」]を用いて測定した。厚みが10μm以上の場合、アンリツ製デジタルマイクロメーター「KC−351C型」を使用して測定した。
(5)ポリイミド系樹脂の分子量の測定方法:
ゲル・パーミエーション・クロマトグラフ(GPC)法よりポリエチレンオキサイドを標準試料として算出した。装置、器具及び測定条件は下記の通りである。
・サンプル:試料を溶離液に溶解して0.1重量%の溶液を調製した。
・前処理:8時間静置した後、0.45μmのメンブレンフィルターでろ過した。
・分析装置:東ソー製「HLC−8020GPC」
・カラム:東ソー製 GMHXL+GMHXL+G2500HXL
・カラムサイズ:各7.8mmφ×30cm(計90cm)
・溶離液:ジメチルホルムアミド(10mMの臭化リチウムと10mMのリン酸を加えメスアップして1Lのジメチルホルムアミド溶液としたもの)
・流量:0.8ml/min.
・検出器:RI(示差屈折計)
・カラム温度: 40℃
・注入量:100μl
(6)ノルボルネン系樹脂の分子量の測定方法:
ゲル・パーミエーション・クロマトグラフ(GPC)法よりポリスチレンを標準試料として算出した。具体的には、以下の装置、器具及び測定条件により測定した。なお、サンプルは、
・測定サンプル:試料をテトラヒドフランに溶解して0.1重量%の溶液とし、一晩静置した後、0.45μmのメンブレンフィルターでろ過したろ液を用いた。
・分析装置:TOSOH製「HLC−8120GPC」
・カラム:TSKgel SuperHM−H/H4000/H3000/H2000
・カラムサイズ:各6.0mmI.D.×150mm
・溶離液:テトラヒドロフラン
・流量:0.6ml/min.
・検出器:RI(示差屈折計)
・カラム温度:40℃
・注入量:20μl
(7)ガラス転移温度の測定方法:
示差走査熱量計[セイコー(株)製 製品名「DSC−6200」]を用いて、JIS K 7121(1987)(プラスチックの転移温度の測定方法)に準じた方法により求めた。具体的には、3mgの粉末サンプルを、窒素雰囲気下(ガスの流量;80ml/分)で昇温(加熱速度;10℃/分)させて2回測定し、2回目のデータを採用した。熱量計は、標準物質(インジウム)を用いて温度補正を行なった。
(8)光弾性係数の絶対値(C[590])の測定方法:
分光エリプソメーター[日本分光(株)製 製品名「M−220」]を用いて、サンプル(サイズ2cm×10cm)の両端を挟持して応力(5〜15N)をかけながら、サンプル中央の位相差値(23℃/波長590nm)を測定し、応力と位相差値の関数の傾きから算出した。
(9)液晶表示装置の、斜め方向の光漏れ量の測定方法:
23℃の暗室でバックライトを点灯させてから30分経過した後、ELDIM社製 製品名「EZ Contrast160D」を用いて、黒画像を表示した場合の、表示画面の方位角0°〜360°、極角60°における、XYZ表示系のY値を測定した。なお、液晶パネルの長辺を方位角0°とし、法線方向を極角0°とした。
(10)液晶表示装置のカラーシフト量(Δa*b*)の測定方法:
23℃の暗室でバックライトを点灯させてから30分経過した後、ELDIM社製 製品名「EZ Contrast160D」を用いて、黒画像を表示した画面の極角60°,方位角0°〜360°におけるCIE1976L*a*b*色空間で定義される、色座標a*及びb*を測定した。斜め方向のカラーシフト量(Δa*b*)は、式;{(a*)2+(b*)2}1/2から算出した。
[参考例1]
厚み75μmのポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルム(クラレ(株)製 商品名「VF−PS#7500」)を下記[1]〜[5]条件の5浴に、フィルム長手方向に張力を付与しながら浸漬し、最終的な延伸倍率がフィルム元長に対して、6.2倍となるように延伸した。この延伸フィルムを40℃の空気循環式乾燥オーブン内で1分間乾燥させて、偏光子Aを作製した。
<条件>
[1]膨潤浴:30℃の純水。
[2]染色浴:水100重量部に対し、0.032重量部のヨウ素と、水100重量部に対し、0.2重量部のヨウ化カリウムとを含む、30℃の水溶液。
[3]第1の架橋浴:3重量%のヨウ化カリウムと、3重量%のホウ酸とを含む、40℃の水溶液。
[4]第2の架橋浴:5重量%のヨウ化カリウムと、4重量%のホウ酸とを含む、60℃の水溶液。
[5]水洗浴:3重量%のヨウ化カリウムを含む、25℃の水溶液。
染色浴において、条件[2]のヨウ素の添加量を、水100重量部に対し、0.031重量部とした以外は、参考例1と同様の条件及び方法で、偏光子Bを作製した。
染色浴において、条件[2]のヨウ素の添加量を、水100重量部に対し、0.027重量部とした以外は、参考例1と同様の条件及び方法で、偏光子Cを作製した。
[参考例4]
厚み100μmのノルボルネン系樹脂を含有する高分子フィルム[(株)オプテス製 商品名「ゼオノア ZF14−100」]を、テンター延伸機を用いて、固定端横一軸延伸法(長手方向を固定し、幅方向に延伸する方法)により、150℃の空気循環式恒温オーブン内で、2.7倍に延伸して、位相差フィルムAを得た。この位相差フィルム(A)は、屈折率楕円体がnx>ny>nzの関係を示し、厚み35μm、T[590]=91%、Re[590]=120nm、Rth[590]=160nm、Nz係数=1.33、C[590]=5.1×10-12m2/Nであった。
[参考例5]
機械式攪拌装置、ディーンスターク装置、窒素導入管、温度計及び冷却管を取り付けた反応容器(500mL)内に2,2′−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン酸二無水物[クラリアントジャパン(株)製]17.77g(40mmol)及び2,2−ビス(トリフルオロメチル)−4,4’−ジアミノビフェニル[和歌山精化工業(株)製]12.81g(40mmol)を加えた。続いて、イソキノリン2.58g(20mmol)をm−クレゾール275.21gに溶解させた溶液を加え、23℃で1時間攪拌して(600rpm)均一な溶液を得た。次に、反応容器を、オイルバスを用いて反応容器内の温度が180±3℃になるように加温し、温度を保ちながら5時時間攪拌して黄色溶液を得た。さらに3時間攪拌を行ったのち、加熱及び攪拌を停止し、放冷して室温に戻すと、ポリマーがゲル状となって析出した。
[参考例6]
参考例1で得られた偏光子Aの一方の側に、ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする水溶性接着剤(日本合成化学工業(株)製 商品名「ゴーセファイマーZ200」)を介して、参考例4で得られた位相差フィルムAを、該位相差フィルムAの遅相軸方向が、該偏光子Aの吸収軸方向と直交するように、貼着した。次に、上記偏光子Aの他方の側に、厚み80μmのセルロース系樹脂を含有する高分子フィルム[富士写真フィルム(株)製 商品名「TD80UF」]を、上記水溶性接着剤を介して、貼着した。このように作製した偏光板A1の特性を、下記表1に示す。
偏光子Aに代えて、参考例2で得られた偏光子Bを用いた以外は、参考例6と同様の方法で、偏光板B1を作製した。偏光板B1の特性を、下記表1に示す。
偏光子Aに代えて、参考例3で得られた偏光子Cを用いた以外は、参考例6と同様の方法で、偏光板C1を作製した。偏光板C1の特性を、下記表1に示す。
参考例1で得られた偏光子Aの一方の側に、ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする水溶性接着剤(日本合成化学工業(株)製 商品名「ゴーセファイマーZ200」)を介して、参考例5で得られた積層体Cを、該積層体Cのトリアセチルセルロースフィルム側が、上記偏光子Aと対向するように、貼着した。次に、上記偏光子Aの他方の側に、厚み80μmのセルロース系樹脂を含有する高分子フィルム[富士写真フィルム(株)製 商品名「TD80UF」]を、上記水溶性接着剤を介して、貼着した。このように作製した偏光板A2の特性を、下記表1に示す。
偏光子Aに代えて、参考例2で得られた偏光子Bを用いた以外は、参考例9と同様の方法で、偏光板B2を作製した。偏光板B2の特性を、下記表1に示す。
偏光子Aに代えて、参考例3で得られた偏光子Cを用いた以外は、参考例9と同様の方法で、偏光板C2を作製した。偏光板C2の特性を、下記表1に示す。
[参考例12]
VAモードの液晶セルを含む、市販の液晶表示装置[BenQ製 32インチ液晶テレビ 商品名「DV3250」]から液晶パネルを取り出し、液晶セルの上下に配置されていた偏光板等の光学フィルムを全て取り除いた。この液晶セルのガラス板の表裏を洗浄し、液晶セルAを得た。
[実施例1]
参考例12で作製した液晶セルAの視認側に、第1の偏光板として、参考例8で作製した偏光板C1を、位相差フィルムA側を液晶セル側とし、上記偏光板C1の吸収軸方向が、上記液晶セルAの長辺方向と実質的に平行となるように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して、貼着した。次いで、液晶セルAの視認側とは反対側(バックライト側)に、第2の偏光板として、参考例9で作製した偏光板A2を、積層体C側を液晶セル側とし、上記偏光板A1の吸収軸方向が、上記液晶セルAの長辺方向と実質的に直交するように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して、貼着した。このとき、上記第1の偏光板の吸収軸方向と、上記第2の偏光板の吸収軸方向とは実質的に直交である。この液晶パネルAを、元の液晶表示装置のバックライトユニットと結合し、液晶表示装置Aを作製した。得られた液晶表示装置Aの特性を、下記表2に示す。図4は、実施例1の液晶表示装置の、黒画像を表示した場合の輝度等高線図である。
上記液晶表示装置Aは、黒画像を表示した場合、
極角60°,方位角0°〜360°のY値の平均値=0.84
極角60°,方位角0°〜360°のY値の最大値=1.15
極角60°,方位角0°〜360°のY値の最小値=0.42
極角60°,方位角0°〜360°のY値の最大値と最小値の差=0.73
極角60°,方位角0°〜360°のΔa*b*の平均値=2.26
極角60°,方位角0°〜360°のΔa*b*の最大値=4.35
極角60°,方位角0°〜360°のΔa*b*の最小値=0.10
であった。
第1の偏光板として、参考例7で作製した偏光板B1を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、液晶パネルB及び液晶表示装置Bを作製した。得られた液晶表示装置Bの特性を、下記表2に示す。
第1の偏光板として、参考例6で作製した偏光板A1を用い、第2の偏光板として、参考例11で作製した偏光板C2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、液晶パネルH及び液晶表示装置Hを作製した。得られた液晶表示装置Hの特性を、下記表2に示す。図5は、比較例1の液晶表示装置の、黒画像を表示した場合の輝度等高線図である。
上記液晶表示装置Hは、黒画像を表示した場合、
極角60°,方位角0°〜360°のY値の平均値=1.13
極角60°,方位角0°〜360°のY値の最大値=1.86
極角60°,方位角0°〜360°のY値の最小値=0.55
極角60°,方位角0°〜360°のY値の最大値と最小値の差=1.31
極角60°,方位角0°〜360°のΔa*b*の平均値=4.14
極角60°,方位角0°〜360°のΔa*b*の最大値=6.02
極角60°,方位角0°〜360°のΔa*b*の最小値=2.14
であった。
第1の偏光板として、参考例6で作製した偏光板A1を用い、第2の偏光板として、参考例10で作製した偏光板B2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、液晶パネルI及び液晶表示装置Iを作製した。得られた液晶表示装置Iの特性を、下記表2に示す。
第2の偏光板として、参考例11で作製した偏光板C2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、液晶パネルJ及び液晶表示装置Jを作製した。得られた液晶表示装置Jの特性を、下記表2に示す。
第1の偏光板として、参考例7で作製した偏光板B1を用い、第2の偏光板として、参考例10で作製した偏光板B2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、液晶パネルK及び液晶表示装置Kを作製した。得られた液晶表示装置Kの特性を、下記表2に示す。
図6は、実施例1及び比較例1の液晶表示装置の、黒画像を表示した画面の、極角60°,方位角0°〜360°における輝度(Y値)の変化である。図7は、実施例1及び比較例1の液晶表示装置の、黒画像を表示した画面の、極角60°,方位角0°〜360°におけるカラーシフト量(Δa*b*)の変化である。実施例1の液晶表示装置は、比較例1の液晶表示装置に比べて、Y値及びΔa*b*の方位角に依存した変化量が格段に小さく、360°どの方位から画面を見ても、斜め方向の光漏れとカラーシフトが格段に小さいことが分かる。
21 第1の偏光子
22 第2の偏光子
31 第1の位相差層
32 第2の位相差層
41 第1の保護層
42 第2の保護層42
51 第1の偏光板51
52 第2の偏光板
80 バックライトユニット
81 光源
82 反射フィルム
83 拡散板
84 プリズムシート
85 輝度向上フィルム
100 液晶パネル
301 ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルム
300 繰り出し部
310 膨潤浴
320 染色浴
311、312、321、322、331、332、341、342 ロール
330 第1の架橋浴
340 第2の架橋浴
350 水洗浴
360 乾燥手段
370 偏光子
380 巻き取り部
Claims (10)
- 液晶セルと、
該液晶セルの視認側に配置された第1の偏光板と、
該液晶セルの視認側とは反対側に配置された第2の偏光板とを少なくとも備え、
該第1の偏光板の吸収軸方向は、該第2の偏光板の吸収軸方向と実質的に直交であり、
該液晶セルは、ホメオトロピック配列に配向させた液晶分子を含み、
該第1の偏光板は、第1の偏光子と、該第1の偏光子の該液晶セル側に配置された第1の位相差層とを含み、
該第2の偏光板は、第2の偏光子と、該第2の偏光子の該液晶セル側に配置された第2の位相差層とを含み、
該第1の位相差層の屈折率楕円体は、nx>ny≧nzの関係を示し、
該第2の位相差層の屈折率楕円体は、nx=ny>nzの関係を示し、
該第1の偏光板の透過率(T1)は、該第2の偏光板の透過率(T2)よりも大きく、
該第1の偏光板の透過率(T 1 )と、該第2の偏光板の透過率(T 2 )との差(ΔT=T 1 −T 2 )が、0.3%〜2.5%であり、
該第1の偏光板及び該第2の偏光板の偏光度が、99.8%以上である、
液晶パネル。 - 前記第1の偏光子及び前記第2の偏光子が、ヨウ素を含有するポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする、請求項1に記載の液晶パネル。
- 前記第2の偏光子のヨウ素含有量(I2)と、前記第1の偏光子のヨウ素含有量(I1)との差(ΔI=I2−I1)が、0.1重量%〜2.6重量%である、請求項2に記載の液晶パネル。
- 前記第1の偏光子及び前記第2の偏光子のヨウ素含有量が、1.8重量%〜5.0重量%である、請求項2又は3に記載の液晶パネル。
- 前記第1の位相差層の遅相軸方向が、前記第1の偏光子の吸収軸方向と実質的に直交である、請求項1から4のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第1の位相差層の波長590nmにおける面内の位相差値(Re1[590])が、50nm〜200nmである、請求項1から5のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第1の位相差層が、ノルボルネン系樹脂を含有する位相差フィルム(A)である、請求項1から6のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第2の位相差層の波長590nmにおける厚み方向の位相差値(Rth2[590])が、100nm〜400nmである、請求項1から7のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第2の位相差層が、ポリイミド系樹脂若しくはセルロース系樹脂を含有する位相差フィルム(B)、又はポリイミド系樹脂を含有する位相差フィルムとセルロース系樹脂を含有する位相差フィルムとの積層体(C)である、請求項1から8のいずれかに記載の液晶パネル。
- 請求項1から9のいずれかに記載の液晶パネルを含む、液晶表示装置。
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