JP4913941B2 - 弱溶剤系下地調整用塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、下地調整材として有用な2液型塗料、及びこれを用いて素材面や旧塗膜面などを侵すことなく良好な仕上り外観と高耐久性を有する複層塗膜を形成することが可能な塗装仕上げ方法に関する。本発明塗料は、高弾性と高架橋密度を両立させる塗膜を形成することができる。
【0002】
【従来技術及びその課題】
従来、建築物壁面等の塗装には、下塗材、主材、上塗材などの塗装材を用いて装飾性のある凹凸模様などに仕上げる複層仕上げ塗装が一般的に行われている。かかる仕上げ塗装法としては、模様形成を目的とする主材の種類によって合成樹脂エマルジョン系複層仕上げ方法や、セメント系又はポリマ−セメント系複層仕上げ方法などが挙げられる。いずれにおいても工数や仕上りに一長一短があった。そこで本出願人は、従来の問題を解決すべく被塗面への付着性に優れた、弾性を有する合成樹脂エマルション系の下地調整材を塗装した後、上塗塗料を塗装する2層仕上げの塗装方法を提案した(例えば、特開平6−190332号等)。該方法によれば、従来の塗装工程を簡略化し、且つ良好な外観を有し、基材へのひび割れなどにも追随し得る高耐久性塗膜を形成することが可能となった。
【0003】
一方、戸建て住宅や低層集合住宅においては、外壁材が湿式のコンクリート・モルタルから、乾式であるサイディングボードに切り替わっており、該サイディングボードも経年で劣化するため塗り替えが必要となる。その塗り替えにも上記合成樹脂エマルション系下地調整材が適用される場合が多いが、以下の問題があった。
【0004】
まずサイディングボードは、多様な旧塗膜を有し、またチョーキング層の除去が不十分な場合もあり、上記従来の合成樹脂エマルション系下地調整材では浸透性、密着性が十分とは言えず、経時でハガレを生じる場合があった。
【0005】
また低温・多湿の環境下では、水分の蒸発が遅れてしまい、乾燥初期に本来の塗膜性能が発揮できず、降雨や結露等によって塗膜の流出・フクレなどの不具合が生じる場合があった。
【0006】
そこで弱溶剤NAD(非水分散)樹脂系の下地調整材の検討も行われているが、シーリング材上に塗装した場合に付着性が劣ったり塗膜にワレが生じたりする問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記問題を解決すべく鋭意検討した結果、弱溶剤系で且つ特定組成を有する弱溶剤系塗料を下地調整材とすることでサイディングの塗り替えにも問題なく適用し得ることを見出し本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち本発明は、水酸基もしくはアミノ基含有モノマ−及びこれと共重合可能なアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数4以上のアルキルエステル又はシクロアルキルエステルを含む他の不飽和モノマ−を含むモノマ−混合物をラジカル重合開始剤の存在下で重合させることにより得られる、水酸基価5.6〜112mgKOH/g、もしくはアミン価5.6〜112mgKOH/gであるアクリル樹脂(A)及び顔料(B)を含有するベ−ス塗料(I)に、1分子中少なくとも2個以上のイソシアネ−ト基を含有する化合物を含む架橋剤(II)を、ベ−ス塗料(I)中に含まれる活性水素基1モルに対して架橋剤(II)中に含まれるイソシアネ−ト基が0.2〜2.0モルとなるように使用直前に混合してなる2液型有機溶剤系塗料であって、該有機溶剤が、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を80重量%以上含有する有機溶剤であり、シランカップリング剤を塗料中の樹脂固形分に対し0.5〜5重量%配合し、且つ形成される塗膜における顔料体積濃度が40〜60%となるように顔料(B)を含有し、形成塗膜の伸び率が20℃雰囲気で30〜150%であることを特徴とする弱溶剤系下地調整用塗料を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明においてベ−ス塗料(I)に用いられる樹脂(A)は、活性水素基量0.01〜0.20モル/100g、好ましくは0.02〜0.10モル/100gである、アクリル系、ポリエステル系、ポリウレタン系、シリコン系、フッ素系などの活性水素基含有樹脂であり、好ましくは、水酸基もしくはアミノ基含有モノマ−及びこれと共重合可能な他の不飽和モノマ−を含むモノマ−混合物をラジカル重合開始剤の存在下で重合させることにより得られる、溶解性パラメータ値が8.0〜8.7であるアクリル樹脂である。水酸基を有する場合には水酸基価が5.6〜112mgKOH/g、好ましくは10〜50mgKOH/gであり、アミノ基を有する場合にはアミン価が5.6〜112mgKOH/g、好ましくは10〜50mgKOH/gである。上記樹脂(A)は特に水酸基を有することが望ましく、水酸基価が5.6mgKOH/g未満では架橋点が乏しく塗膜物性が不十分となり、一方112mgKOH/gを越えると初期耐水性が低下するので好ましくない。
【0010】
上記好適なアクリル樹脂の製造に用いられる水酸基含有モノマ−としては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−トなどのアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数1〜6のヒドロキシアルキルエステル;ヒドロキシエチルビニルエ−テルなどのヒドロキシアルキルビニルエ−テル類;エチレングリコ−ルなどのグリコ−ル(炭素数2〜20)やポリエチレングリコ−ルなどのポリエ−テルポリオ−ルと(メタ)アクリル酸などの不飽和カルボン酸との等モル付加物;ポリエチレングリコ−ルなどのポリエ−テルポリオ−ルと2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−トなどの水酸基含有モノマ−とのモノエ−テルなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上適宜選択して使用できる。また、例えば特開平2000−95996号公報に記載されているように、アクリル樹脂の製造にエポキシ基を有するモノマーを用いて共重合させた後、不飽和脂肪酸を反応させエポキシ基の開環によって得られる水酸基を導入してもよい。エポキシ基を有するモノマーとしては例えばグリシジル(メタ)アクリレート、3,4-エポキシシシクロヘキシル(メタ)アクリレート、β‐メチルグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテルなどが挙げられる。不飽和脂肪酸としては、例えば、魚油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、トール油脂肪酸、大豆油脂肪酸、綿実油脂肪酸、サフラワー脂肪酸等の(半)乾性脂肪酸、オレイン脂肪酸、リノール酸、リノレイン酸、エレオステアリン酸、リカン酸、リシノール酸、アラキドン酸等の不飽和脂肪酸のうちの1種又は2種以上選択して使用できる。
【0011】
またアミノ基含有モノマーとしては、例えばN−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレ−トなどが挙げられる。
【0012】
該アクリル樹脂の製造に用いられる他の不飽和モノマ−としては、例えばメチル(メタ)アクリレ−ト、エチル(メタ)アクリレ−ト、n−ブチル(メタ)アクリレ−ト、i−ブチル(メタ)アクリレ−ト、t−ブチル(メタ)アクリレ−ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−ト、ラウリル(メタ)アクリレ−ト、イソボルニル(メタ)アクリレ−ト等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数1〜24のアルキルエステル又はシクロアルキルエステル;(メタ)アクリル酸などの不飽和カルボン酸、スルホエチル(メタ)アクリレ−ト及びそのナトリウム塩もしくはアンモニウム塩;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、(メタ)アクリルアミド;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等のビニル芳香族化合物;酢酸ビニル、塩化ビニル、ビニルエ−テル、(メタ)アクリロニトリル;ビニルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン等のアルコキシシリル基含有モノマ−;パーフルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオロオクチルエチル(メタ)アクリレート等のパーフルオロアルキル(メタ)アクリレート;フルオロオレフィンなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上適宜選択して使用できる。これらのうち、後述する有機溶剤への可溶性からアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数4以上、好ましくは炭素数4〜8のアルキルエステル又はシクロアルキルエステルをモノマー混合物中に10〜90重量%、好ましくは20〜80重量%用いることが望ましい。
【0013】
上記アクリル樹脂は、溶解性パラメータ値が8.0〜8.7であることが好適である。該溶解性パラメータ値が8.0未満では得られる硬化塗膜の耐溶剤性、硬度が低下し、8.7を超えると後述する有機溶剤への溶解性が低下するので好ましくない。
【0014】
また上記アクリル樹脂は、ガラス転移温度が−30〜40℃、重量平均分子量3,000〜50,000であることが好適である。ガラス転移温度が−30℃未満では、形成膜の強度や耐水性が低下し、一方40℃を越えると、塗膜の柔軟性がなくなり基材のひびワレ等に追随できず、ワレなどが発生しやすくなるので好ましくない。さらに該アクリル樹脂の重量平均分子量が3,000未満では、形成膜の耐候性、耐水性に劣り、一方50,000を越えると、他の塗料成分との相溶性に劣り造膜性、硬化性が低下するので望ましくない。
【0015】
本発明においてベ−ス塗料(I)に用いられる顔料(B)としては、例えば酸化チタン、カ−ボンブラック、ベンガラなどの着色顔料、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、クレ−、ケイ藻土、ケイ砂、パライトなどの体質顔料や骨材等が挙げられ、適宜選択して使用できる。
【0016】
上記顔料(B)は、形成される塗膜における顔料体積濃度(以下、「PVC」と略称することがある)が30〜70%、好ましくは40〜60%となるよう配合される必要がある。ここで「顔料体積濃度(PVC)」は樹脂及び顔料の混合物固形分に占める顔料分の体積割合である。該PVCが30%未満では得られる塗膜の肉持ち感が乏しくなり下地調整能が低下し、一方PVCが70%を越えると得られる塗膜の緻密性が低下し該塗膜上に上塗りを塗り重ねると上塗塗料の吸い込みムラが発生しやすく良好な仕上り外観が得られず、また該塗膜自体の膜物性も低下するので好ましくない。
【0017】
上記ベ−ス塗料(I)は、さらに必要に応じて、顔料分散剤、硬化触媒、非水分散樹脂、シランカップリング剤、増粘剤などの塗料用添加剤を含有してもよい。
【0018】
このうち硬化触媒としては、特に制限なく従来公知のものが使用でき、例えばトリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジエタノ−ルアミン、トリエタノ−ルアミンなどのアミン触媒;ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレ−ト、ジブチル錫オキサイド、オクチル酸錫、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルトなどが使用できる。該硬化触媒の配合量は、塗料の可使時間とのバランスで決定されるものであり、通常、塗料中の樹脂固形分に対し0.001〜5重量%程度である。
【0019】
上記シランカップリング剤は、特に被塗面がシーリング材塗布されている場合にこれへの付着性向上の点から配合されるものであり、該シランカップリング剤としては、例えばγ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、N−2−アミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。該シランカップリング剤は、塗料中の樹脂固形分に対し0.5〜5重量%配合することが望ましい。該シランカップリング剤はベース塗料(I)あるいは架橋剤(II)のいずれに配合してもよいが、アミノ基やメルカプト基を有するものはベース塗料(I)に配合される。
【0020】
上記増粘剤は、塗装作業性、厚塗り性の点から配合されるものであり、該増粘剤としては、例えばポリアマイドワックス、スメクタイトの有機誘導体、水添ヒマシ油の有機誘導体、含水珪酸マグネシウムなどが挙げられる。該増粘剤は、塗料に対して0.5〜5重量%程度配合するのが適当である。
【0021】
本発明において架橋剤(II)は、1分子中少なくとも2個以上のイソシアネ−ト基を含有する化合物を含むものであり、後述する有機溶剤に可溶なポリイソシアネート化合物を含むものである。
【0022】
該ポリイソシアネ−ト化合物としては、例えばテトラメチレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ−ト、イソホロンジイソシアネ−トなどの脂肪族ジイソシアネ−ト;4・4´−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネ−ト)、イソホロンジイソシアネ−トなどの脂環族ジイソシアネ−ト;キシリレンジイソシアネ−ト、トリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、ポリフェニルメタンジイソシアネ−ト(以下ポリメリックMDI)などの芳香族ジイソシアネ−ト;及びこれらのイソシアヌレ−ト体やビュウレット体等の類似の化合物が挙げられ、これらは1種又は2種以上混合して使用できる。これらのうち、特に長鎖の炭化水素基を有するアルキレンジオールの存在下にアルキレンもしくはシクロアルキレンジイソシアネートをイソシアヌレート化してなるイソシアヌレート体が好適である。
【0023】
本発明において使用される有機溶剤は、塗料の各成分の均一溶解又は分散化、粘度調整などの目的とするものであり、また塗料を旧塗膜の上に塗り重ねたとき、旧塗膜のリフティングを起こさないことが必要であり、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を、該有機溶剤中、80%重量%以上含有するものである。
【0024】
上記脂肪族炭化水素系溶剤及び高沸点芳香族炭化水素系溶剤の具体例としては、例えば、VM&Pナフサ、ミネラルスピリット、ソルベント灯油、芳香族ナフサ、ソルベントナフサ、ソルベッソ100、ソルベッソ150、ソルベッソ200[「ソルベッソ」はエッソ石油社の登録商標]、スワゾール310、スワゾール1000、スワゾール1500[「スワゾール」はコスモ石油社の登録商標]などの比較的溶解力の小さい脂肪族系又は芳香族系炭化水素類;n―ブタン、n―ヘキサン、n―ヘプタン、n―オクタン、イソノナン、n―デカン、n―ドデカン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロブタンなどの脂肪族炭化水素類などが用いられる。
【0025】
本発明組成物中の有機溶剤は、すべてが脂肪族炭化水素系溶剤又は高沸点芳香族炭化水素系溶剤であることが望ましいが、有機溶剤中に、脂肪族炭化水素系溶剤及び高沸点芳香族炭化水素系溶剤以外のその他の有機溶剤を20%以下、好ましくは10%以下含有していても良い。その他の有機溶剤量が増すと、塗り重ね時に旧塗膜のリフティング及び溶解を起こしやすくなる。
【0026】
上記の通り本発明の2液型有機溶剤系塗料は、上記ベ−ス塗料(I)及び架橋剤(II)からなり、これらはベ−ス塗料(I)中に含まれる活性水素基1モルに対して架橋剤(II)中に含まれるイソシアネ−ト基が0.2〜2.0モル、好ましくは0.3〜1.5モルとなるように使用直前に混合して使用に供する。
【0027】
また本発明塗料による形成塗膜の伸び率は、20℃雰囲気では30〜150%、好ましくは40〜100%であることが望ましい。ここで塗膜の伸び率は、恒温槽付万能引張試験機(島津製作所製、オ−トグラフAG2000B型)を用い、20℃において引張速度200mm/分で測定したときの値であり、測定に使用する試料はJIS A 6909に従って作成したものである。上記伸び率が30%未満では、基材のひびワレに追随できなくなり、一方150%を超えると該塗膜上に塗り重ねる上塗塗料の種類によっては上塗塗膜にワレが生じる場合があるので好ましくない。
【0028】
本発明はまた、記の通り得られる本発明塗料を弾性ベ−ス塗料として使用し、各種素材面やその塗装面などの被塗面に塗装した後、上塗塗料を塗装してなる塗装仕上げ方法を提供する。
【0029】
被塗面として従来公知の基材面や旧塗膜面に適用でき、該基材としては、特に制限されるものではないが、例えばコンクリ−ト面、モルタル面、スレ−ト板、PC板、ALC板、セメントけい酸カルシウム板、コンクリ−トブロック面、木材、石材、プラスチック、金属などが挙げられ、また旧塗膜としてはこれら基材上に設けられたアクリル樹脂系、アクリルウレタン樹脂系、ポリウレタン樹脂系、フッ素樹脂系、シリコンアクリル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系などの旧塗膜面が挙げられる。これらはそれぞれ適宜素地調整や、必要に応じてプライマ−塗装などを行なっておくことが好ましい。
【0030】
本発明の塗装仕上げ方法は、前記本発明塗料を上記被塗面にロ−ラ−、エアスプレ−、エアレススプレ−、リシンガン、万能ガン、ハケなどの公知の塗装器具を用いて塗装して弾性ベ−ス塗膜層を形成し、次いで該塗面上に上塗塗料を上記と同様の塗装器具で塗装器具で塗装して上塗塗膜層を形成することからなる。
【0031】
本発明方法において、上記弾性ベ−ス用の本発明塗料の塗布量は、0.2〜1.5kg/m2 、好ましくは0.3〜1.3kg/m2 が適当である。該塗料の塗装は被塗面の全面にわたって平滑面、もしくは滑らかな凹凸面(ゆず肌状、クレ−タ−状などの模様)などとなるように行われるのが好ましい。また上塗塗料の塗布量は、0.1〜0.5kg/m2 程度が適当である。
【0032】
本発明方法で使用される上塗塗料としては、特に制限なく従来公知の仕上り面の着色や光沢の付与、また耐候性、防水性などを付与しうる水系または有機溶剤系の塗料が適用でき、例えばアクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂、シリコンアクリル樹脂などを主成分とするものが挙げられる。
【0033】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。尚、「部」及び「%」はそれぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
【0034】
共重合体の製造
製造例1
攪拌機、温度計、還流管、不活性ガス導入管を備えた4つ口フラスコに「スワゾール310」(コスモ石油社製)650部を仕込み、120℃に昇温し、同温度でこの中に、スチレン200部、i−ブチルメタクリレ−ト 500部、2−エチルヘキシルアクリレ−ト190部、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト100部、アクリル酸10部、アゾビスイソブチロニトリル18部及び「スワゾール310」300部からなる混合物を3時間かけて滴下した。滴下終了後30分より、1時間かけてアゾビスジメチルベレロニトリル5部を「スワゾール310」20部に溶かした溶液を滴下し、さらに1時間120℃に保持して、不揮発分51%、水酸基価43、重量平均分子量18,000の共重合体(A−1)溶液を得た。
【0035】
製造例2〜5
製造例1においてモノマ−組成を表1の通りとする以外は製造例1と同様の操作で共重合体(A−2)〜(A−5)溶液を得た。
【0036】
【表1】
【0037】
弱溶剤系下地調整材用塗料の作成
実施例1〜6及び比較例1〜5
上記製造例で得た共重合体溶液に、表2に示す成分を攪拌しながら配合し、混合して各ベ−ス塗料を得た。さらに得られたベ−ス塗料に、架橋剤を表2に示す配合量で配合し、攪拌して各塗料を得た。表2中における(注1)〜(注6)は下記の通りである。得られた塗料を下記性能試験に供した。結果を表3に示す。
【0038】
(注1)「フローレンAC−970H」:消泡剤、共栄社化学(株)製
(注2)「タンカルMC75」:体質顔料、比重2.7、旭鉱末(株)製
(注3)「TIOXIDE TR−92M」:着色顔料、比重4.05、Tioxide Malaysia製
(注4)「BENTONE SD−1」:増粘剤、Elementis Specialties製
(注5)「デュラネートTSE−100」:ポリイソシアネート化合物、旭化成工業(株)製
(注6)「シリコーンSH−6040」:シランカップリング剤、東レ・シリコーン(株)製
【0039】
【表2】
表2
【0040】
【表3】
表2(つづき)
【0041】
性能試験方法
(*1)形成塗膜の伸び率:各下地調整材用塗料を用いて、JIS A 6909に準じ試験片を作成した。該乾燥塗膜の伸び率を引張試験機オ−トグラフAG2000B型(島津製作所製)を用い、20℃雰囲気で引張速度200mm/分にて測定した。
(*2)仕上り外観:上記で得た各下地調整材用塗料を「スワゾール310」で塗装適性粘度に調整した後、モルタル板(90×300×20mm)上に砂骨ロ−ラ−で塗布量が約0.8kg/m2 となるように塗装し、20℃・65%RHで1日乾燥させた。次に下地調整材塗膜上に「セラMレタン」(ポリウレタン樹脂系弱溶剤型上塗塗料、関西ペイント社製)をエアスプレ−により塗布量が約0.2kg/m2 となるように塗装し、20℃・65%RHで7日乾燥させて塗装仕上げ板を得た。各塗装仕上げ板の塗膜表面の仕上り外観を目視で評価した。
【0042】
○:均一にムラなく滑らかに仕上っており、塗膜外観に異常がない
×:上塗塗料の吸い込みムラが発生、もしくは上塗塗装時に下地調整材が再溶解を起こして、仕上り外観が不良。
(*3)旧塗膜適性:モルタル板に「VPシーラー透明」(塩化ビニル樹脂系溶剤型透明シーラー、関西ペイント社製)をエアスプレ−により塗布量が約0.15kg/m2 となるように塗装し、20℃・65%RHで2時間乾燥させ、次いで「アレスセラアクリル」(アクリル樹脂系溶剤型上塗塗料、関西ペイント社製)をエアスプレ−により塗布量が約0.2kg/m2 となるように塗装し、20℃・65%RHで7日乾燥させて、旧塗膜試験塗板とした。
【0043】
この旧塗膜試験塗板の上に各下地調整用塗料を「スワゾール310」で塗装適性粘度に調整した後、塗布量0.3kg/m2となるように刷毛塗りし、20℃・65%RHの雰囲気中で1日乾燥後、塗膜面を評価した。
【0044】
○:異常なし
×:旧塗膜面が再溶解あるいはリフティングした。
(*4)温冷繰り返し試験:上記(*2)において上塗塗料として「アレスセラアクリル」を用いる以外は(*2)と同様に作成した塗装仕上げ板を▲1▼とし、上記(*2)と同様に作成した塗装仕上げ板を▲2▼として、両者をJIS A―6909「温冷繰り返し作用による抵抗性」の試験方法に準じて、[塗装仕上げ板を20℃の水中に18時間浸漬後、直ちに−20℃の恒温槽で3時間冷却し、次いで50℃の恒温槽で3時間加熱する]を1サイクルとして10サイクル試験に供し、その後の塗面状態を目視にて評価した。
【0045】
○:ハガレ、フクレ、ワレが全くなく、且つ著しい変色や光沢低下もない
×:上記欠陥が1つでも認められる。
(*5)初期耐水性:各下地調整材用塗料を「スワゾール310」で塗装適性粘度に調整した後、モルタル板上に砂骨ロ−ラ−で塗布量が約0.8kg/m2 となるように塗装し、10℃・85%RHで4時間乾燥させた。次いで各塗板に霧吹きで上水を噴霧し、塗膜状態を目視で評価した。
【0046】
○:シワ、フクレ、溶解がなく、塗膜外観が良好
×:上記欠陥が1つでも認められる。
(*6)チョーキング面適性:上記(*3)で作成した旧塗膜試験板をサンシャインウェザーメーターに2000時間供したものを試験板とした。これら試験板のチョーキング層を除去することなく、その上に、各下地調整材用塗料を「スワゾール310」で塗装適性粘度に調整した後、砂骨ロ−ラ−で塗布量が約0.8kg/m2 となるように塗装し、20℃・65%RHで7日間乾燥させた。次いで各塗膜面を爪で剥がすピーリングテストを行なった。
【0047】
○:全く剥がれなし
×:塗膜が剥がれる。
(*7)シーリング面適性:スレート板表面にシーリング材(「POPシールLM」、セメダイン社製、変性シリコーン系)を5mm厚に塗布し、20℃・65%RHで7日間乾燥後、該シーリング塗布面に各下地調整材用塗料を「スワゾール310」で塗装適性粘度に調整した後、砂骨ロ−ラ−で塗布量が約0.8kg/m2 となるように塗装し、20℃・65%RHで7日間乾燥させた。各塗面状態を観察しピーリングテストを行なった。
【0048】
○:下地調整材塗膜にワレがなく、ピーリングでも全く剥がれなし
×:上記欠陥が1つでも認められる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、下地調整材として有用な弱溶剤系塗料が得られ、高弾性と高架橋密度を両立させる下地塗膜が形成できる。従って、これを用いて素材面や旧塗膜面などを侵すことなく良好な仕上り外観と高耐久性を有する複層塗膜の形成が可能である。
【0050】
【表4】
Claims (3)
- 水酸基もしくはアミノ基含有モノマ−、及びこれと共重合可能なアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数4以上のアルキルエステル又はシクロアルキルエステルを含む他の不飽和モノマ−を含むモノマ−混合物をラジカル重合開始剤の存在下で重合させることにより得られる、水酸基価5.6〜112mgKOH/g、もしくはアミン価5.6〜112mgKOH/gであるアクリル樹脂(A)及び顔料(B)を含有するベ−ス塗料(I)に、1分子中少なくとも2個以上のイソシアネ−ト基を含有する化合物を含む架橋剤(II)を、ベ−ス塗料(I)中に含まれる活性水素基1モルに対して架橋剤(II)中に含まれるイソシアネ−ト基が0.2〜2.0モルとなるように使用直前に混合してなる2液型有機溶剤系塗料であって、該有機溶剤が、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を80重量%以上含有する有機溶剤であり、シランカップリング剤を塗料中の樹脂固形分に対し0.5〜5重量%配合し、且つ形成される塗膜における顔料体積濃度が40〜60%となるように顔料(B)を含有し、形成塗膜の伸び率が20℃雰囲気で30〜150%であることを特徴とする弱溶剤系下地調整用塗料。
- 樹脂(A)が、溶解性パラメータ値が8.0〜8.7であるアクリル樹脂である請求項1記載の弱溶剤系下地調整用塗料。
- 被塗面に、請求項1又は2記載の弱溶剤系下地調整用塗料塗料を塗装した後、上塗塗料を塗装してなる塗装仕上げ方法。
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