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JP4964301B2 - 磁界検出装置 - Google Patents

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JP4964301B2
JP4964301B2 JP2009516324A JP2009516324A JP4964301B2 JP 4964301 B2 JP4964301 B2 JP 4964301B2 JP 2009516324 A JP2009516324 A JP 2009516324A JP 2009516324 A JP2009516324 A JP 2009516324A JP 4964301 B2 JP4964301 B2 JP 4964301B2
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Description

本発明は磁界検出装置に関し、特に、磁気抵抗効果素子を利用した磁界検出装置に関する。
外部から印加される磁界(外部磁界)に対応する検出信号を出力する磁界検出装置においては、検出素子として、半導体のホール効果を利用したホール素子の他に、磁性材料の磁気抵抗効果を利用した磁気抵抗効果素子が知られている。磁気抵抗効果素子としては、金属の異方性磁気抵抗効果を利用した異方性磁気抵抗効果(AMR:Anisotropic Magneto-Resistance)素子、巨大磁気抵抗効果を利用した巨大磁気抵抗効果(GMR: Giant Magento-Resistance)素子、トンネル磁気抵抗効果を利用したトンネル磁気抵抗(TMR: Tunnel Magneto-Resistance)素子などが知られている。磁界検出装置のSN比は、外部磁界に対する磁界検出素子の出力が大きいほど向上するため、より大きな出力が得られるGMR素子やTMR素子を用いた磁界検出装置が注目されている。
GMR素子やTMR素子の基本的な構造としては、例えば特許文献1に開示されるスピンバルブ構造が知られている。
スピンバルブ構造は、第1の反強磁性層、第1の強磁性層、第1の非磁性層、第2の強磁性層を積層した構造を有し、スピンバルブ構造を有した磁気抵抗効果素子においては、反強磁性膜との交換結合磁界により、第1の強磁性層の磁化方向が一方向に固着されており、固着層と呼ばれる。一方、第2の強磁性層は磁界の向きは外部磁場によって自由に回転するため、自由層と呼ばれる。スピンバルブ構造を有した磁気抵抗効果素子の抵抗は、固着層と自由層の磁化ベクトルのなす角度に応じて変化する。すなわち、外部磁界によって自由層の磁化の方向が変化することにより、素子の抵抗値が変化するため、素子の抵抗値の変化を検知することで外部磁界の向きを検知することが可能となる。
ここで、第1の非磁性層に、AlOxやMgOなどの絶縁性材料を用いて、層の主面に対して垂直な方向に流れる電流の変化を検出するのがTMR素子であり、第1の非磁性層にCu(銅)やRu(ルテニウム)のような導電性材料を使用し、層の主面に対して平行な方向に流れる電流の変化を検出するのがGMR素子である。
また、外部磁界が印加されていないときの固着層と自由層の磁化の方向を実質的に垂直にすることで、外部磁界に対して線形の出力が得られるTMR素子、GMR素子を構成できる。
また、従来の磁界検出装置としては、例えば、特許文献2に示されるように、磁気抵抗効果素子を利用した回転センサなどが知られている。
特公平8−21166号公報 特開平2005−331296号公報
以上説明した従来の磁界検出装置においては、磁気抵抗効果素子に印加される磁界を調節するために、磁気抵抗効果素子から離れた位置に磁性体を設けている。しかし、磁気抵抗効果素子に印加される磁界は、磁性体の配置に強く依存するため、磁性体の配置がわずかにずれた場合でも大きな影響が生じてしまうという問題があった。
特に、磁気抵抗効果素子が小型化した場合や、磁界検出装置自体を小型化した場合には、このような磁性体の配置のずれに対する許容度が小さくなり、ひいては磁界検出装置の検出値の誤差が大きくなって、磁界検出装置の製造においては、歩留まりが小さくなるという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、磁気抵抗効果素子に印加される磁界を調節するために設けられた磁性体(磁束ガイド)を有した磁界検出装置において、磁束ガイドの位置ばらつきに起因する検出誤差の少ない磁界検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る磁界検出装置は、基板と、前記基板の一方主面上に設けられた少なくとも1つの磁気抵抗効果素子と、前記基板の前記一方主面上または他方主面上に設けられ、前記磁気抵抗効果素子と電気的に絶縁された少なくとも1つの基板上磁性体と、前記基板上磁性体の磁界の入射部側に設けられ、前記基板上磁性体と磁気的に結合する外部磁気回路と、を備える
本発明に係る磁界検出装置によれば、基板上磁性体と磁気的に結合する外部磁気回路を備えることで、外部磁気回路の配設位置が多少ずれた場合でも、磁気抵抗効果素子付近の磁界分布は、実質的に基板上磁性体の配置によって決まり、外部磁気回路の位置ずれによる感度のずれは生じない。このため、外部磁気回路の取り付けマージンが大きくなり、位置調整が実質的に不要となる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明に係る実施の形態1の磁界検出装置の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態1の磁界検出装置の構成を示す図である。 TMR素子の構造を示す断面図である。 TMR素子の構造を示す断面図である。 本発明に係る実施の形態2の磁界検出装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係る実施の形態2の磁界検出装置の基板の構成を示す斜視図である。 自由層と固着層との磁化方向が直交するように配置されたTMR素子の抵抗特性を示す図である。 より微小な複数の磁気抵抗効果素子が直列に接続された磁気抵抗効果素子の構成を示す平面図である。 より微小な複数の磁気抵抗効果素子が直列に接続された磁気抵抗効果素子の、自由層および固着層と配線層との関係を示す図である。 磁界検出装置の信号検出回路の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態3の磁界検出装置の構成を示す斜視図である。 本発明に係る実施の形態3の磁界検出装置の変形例1の構成を示す斜視図である。 本発明に係る実施の形態3の磁界検出装置の変形例1の基板の構成を示す平面図である。 本発明に係る実施の形態3の磁界検出装置の変形例2の構成を示す斜視図である。 本発明に係る実施の形態3の磁界検出装置の変形例2の基板の構成を示す平面図である。 本発明に係る実施の形態4の磁界検出装置の変形例3の構成を示す斜視図である。 本発明に係る実施の形態4の磁界検出装置の変形例3の基板の構成を示す平面図である。
(A.実施の形態1)
(A−1.装置構成)
図1に本発明に係る実施の形態1の磁界検出装置100の構成を示す。図1は、磁界検出装置100を構成する磁気抵抗効果素子2および基板上磁性体3が配設された基板1を、その主面上方から見た平面図である。
図1に示すように、基板上磁性体3の平面視形状は、一方端部(出力側端部と呼称)32側が先細り形状となり、一方端部とは反対側の他方端部(入力側端部と呼称)31側が、一方端部より幅広となった略漏斗形状であって、出力側端部の前方に磁気抵抗効果素子2が配設されている。
基板上磁性体3を略漏斗形状と称するのは、本体部分33と、出力側端部32との間の先細り部34の輪郭が、漏斗のように直線的ではなく、緩やかな曲率で外側に突出した第1の曲線部と、該第1の曲線部と同等の曲率で緩やかに内側に突出した第2の曲線部とが連続して構成される曲線形状を有しているからである。従って、先細り部34は、出力側端部32の近傍で急激に窄まる形状となっている。
(A−2.装置動作)
このような形状を有する基板上磁性体3においては、図2に示されるように、入力側端部31側から磁界が入射すると、基板上磁性体3内を平面視形状に合わせて磁界が導かれて先細り部34で収束し、入力側端部31側での磁束密度よりも高い磁束密度を有して出力側端部32から出射されることになる。基板上磁性体3は、その機能から磁束ガイドと呼称することができる。
磁界検出装置100を、基板上磁性体3の入力側端部31に磁界が垂直に入射するように配置すると、磁界は入力側端部31から基板上磁性体3内に入り、出力側端部32から放出される。出力側端部32の端面における磁束密度は、概ね、(入力側端部31の端面の面積)/(出力側端部32の端面の面積)となる収束効果が得られる。従って、出力側端部32の近傍に磁気抵抗効果素子2を配置することで、外部磁界よりも強い磁界を磁気抵抗効果素子2に印加することができるため、磁界検出装置100の感度を上げることができる。また、基板上磁性体3の近傍に磁気抵抗効果素子2を配置することで、外部磁界に対して磁気抵抗効果素子2を効果的に遮蔽することができ、外部磁界が磁気抵抗効果素子2に直接に印加されることを抑制できる。
なお、入力側端部31の幅と出力側端部32の幅との最適な幅の比率は、検出しようとする磁界の強さや、基板上磁性体3の飽和磁束密度に基づいて決定する。すなわち、検出しようとする磁界の最大値が印加された場合でも基板上磁性体3が磁気的に飽和しないことが必要であり、例えば、飽和磁束密度が1テスラの基板磁性体3では、入力側端部31の幅と出力側端部32の幅との比率が100倍である場合には、入力側端部31に印加する磁束密度は0.01テスラ以下が望ましい。
さらに、基板上磁性体3は磁気抵抗効果素子2と同じ基板1上に配設されるため、例えば、写真製版(ホトリソグラフィー)を用いて形成することで、磁気抵抗効果素子2に対して位置関係を高精度に保って配置することができ、基板上磁性体3の配置位置のばらつきに起因する歩留まりの低下を防止できる。
なお、基板上磁性体3の平面視形状を略漏斗形状としたのは、先細り部34が漏斗のように直線的な形状を有している場合、屈曲部がエッジを有することとなって、当該エッジにおいて磁界の分布(位置による磁界方向の変化量)が大きくなり、位置ずれの影響を受けやすくなるからである。なお、上述したエッジの影響が問題にならないのであれば、基板上磁性体3は漏斗状でも、三角形の頂角を切り取った形状でも構わない。
(A−3.製造方法)
次に、磁界検出装置100の各構成の製造方法について、図1〜図4を用いて説明する。
(A−3−1.基板上磁性体の構成および製造方法)
基板上磁性体3の材質は、透磁率の高い材料であれば特に限定されず、例えばFe(鉄)、Co(コバルト)、Ni(ニッケル)や、あるいはこれらを含む合金で構成すれば良い。
基板上磁性体3、すなわち磁束ガイドは、以下のプロセスで形成することができる。
まず、基板1上に磁性材料の薄膜を、例えば、蒸着法、マグネトロンスパッタ法およびめっき法の何れかで形成する。基板上磁性体3は、十分な磁束を通すことができるように、磁気抵抗効果素子2に比べて厚く堆積することが望ましく、例えば1μmの厚さの磁性膜を堆積する。なお、基板1としては、平坦性が高いという観点から、シリコン単結晶基板の上にシリコン熱酸化膜などの絶縁膜を堆積したものが好ましいが、平坦性が確保されるのであれば、セラミック基板やガラス基板でも、また、例えばプリント基板のような樹脂製の基板でも良い。
次に、堆積された磁性膜を写真製版などの方法でパターニングする。すなわち、磁性膜が全面に堆積された基板1の主面上に、例えばホトレジストをスピンコートし、ステッパやアライナのような露光装置を用いて所望のマスク形状が得られるように露光を行い、その後の現像処理によって、基板1の主面上にホトレジストによるマスク(ホトマスク)を形成する。
次に、作成したホトマスクに基づいて、例えばイオンミリングや、混酸(mixed acid)を用いたウエット処理によりエッチングを行うことで所望の形状を有する磁束ガイドを形成する。
また、他の製造方法としては、例えばFe、Co、Ni、あるいはこれらを含む合金の粉末を樹脂などに混入した磁性体ペーストを、基板1上に塗布した後、パターニングを行うことで形成しても良いし、上記磁性体ペーストによる印刷を行うことでパターンを形成しても良い。また、インクジェットプリンタのように上記磁性体ペーストを基板1に吹き付けて硬化させる方法で形成しても良い。
磁気抵抗効果素子2に基板上磁性体3が及ぼす磁界は、基板上磁性体3の磁化量に比例し、基板上磁性体3と磁気抵抗効果素子2の距離の2乗に反比例する。従って、基板上磁性体3の、磁気抵抗効果素子2に最も近接する部分の位置精度を向上させることは、磁気抵抗効果素子2に印加される磁界強度のばらつきを低減するために重要である。
例えば、ワイヤーカットや打ち抜き加工で作製した基板上磁性体3を、基板1上に組み付ける場合、一般的な加工精度では基板上磁性体3の寸法には0.1mm程度の公差が含まれ、また組み付けの精度にも同程度の公差が含まれるため、位置精度を向上させることが難しい。
一方、先に説明したように、基板1上に磁性膜を堆積し、写真製版などの方法でパターニングする場合、例えばコンタクトアライナやG線ステッパを利用し、磁気抵抗素子2のパターニングのためのマスクを用いて基板1上に磁気抵抗素子2と同時にアライメントマークを形成する。その後、当該アラインメントマークを基準として、基板上磁性体3のパターニングのためのマスクを基板1上に重ね合わせる手法を採用することで、基板上磁性体3の磁気抵抗効果素子2からの距離を±1μmの精度でコントロールすることが容易となる。また、基板上磁性体3の寸法精度としても1μm程度の誤差で作製することが容易となる。
また、先に説明したように、磁性体ペーストの印刷や、磁性体ペーストの吹き付けによるパターニングを採用する場合も、磁気抵抗素子2のパターニングのためのマスクを用いて基板1上に磁気抵抗素子2と同時にアライメントマークを形成し、当該アラインメントマークを基準として、基板1上での印刷位置や、吹き付け位置の位置合わせを行う手法を採用することで、高精度に位置合わせを行うことが可能である。
さらに好ましくは、まず上記のような写真製版を使用した方法によって薄い磁性体膜を高精度にパターニングし、次いで、その薄い磁性体膜をシード層として、めっき法によりシード層上のみに厚い磁性体膜を形成することで、基板上磁性体3を磁気抵抗効果素子2に対して高い位置精度で形成しても良い。
これらの手法は、基板上磁性体3を磁気抵抗効果素子2と同一の基板1上に形成することによって、初めて容易に実現できるものである。
(A−3−2.磁気抵抗効果素子の構成および製造方法)
磁気抵抗効果素子2は、基板1の面内方向(主面に平行な方向)の磁界を検出できる構造であることが望ましく、例えばスピンバルブ型のTMR素子、GMR素子、MR素子が好適である。素子サイズが小型化できるTMR素子は特に好適である。
図3に、スピンバルブ構造を有するTMR素子の構造の一例を示す。
図3に示すTMR素子は、反強磁性層11と、反強磁性層11の主面に接して設けられた第1の強磁性層12と、第1の強磁性層の反強磁性層11に接する側とは反対側の主面に接して設けられた第1の非磁性層13と、第1の非磁性層13の第1の強磁性層12に接する側とは反対側の主面に接して設けられた第2の強磁性層とを備えている。
スピンバルブ構造を有した磁気抵抗効果素子においては、反強磁性層との交換結合磁界により第1の強磁性層12の磁化方向は1方向に固着されているため、固着層と呼ばれる。一方、第2の強磁性層は磁界の向きは外部磁界によって自由に回転するため、自由層と呼ばれる。
スピンバルブ構造を有した磁気抵抗効果素子の抵抗は、固着層と自由層の磁化ベクトルのなす角度に応じて変化する。すなわち、固着層および自由層の磁化ベクトルの方向が同一な場合と異なる場合とで、トンネル絶縁層である第1の非磁性層13をトンネルする電流が異なる。このため、外部磁界による自由層の磁化の向きの変化を、磁気抵抗効果素子の抵抗値の変化として検知することが可能である。
また、TMR素子としては、図4に示すような構成も考えられる。すなわち、図2に示した第1の強磁性層12と第1の非磁性層13との間に、第2の非磁性層15および第3の強磁性層16を順次積層した、いわゆるSAF(Synthesis Anti-Ferroelectrics)構造を採ることもできる。
この場合、第1の強磁性層12、第2の非磁性層15および第3の強磁性層16を固着層と総称することができ、当該固着層の磁化が実効的にほぼ零になるため、固着層の磁化方向に対して垂直な方向に強い磁界が印加された場合においても、固着層の磁化方向が安定するという特徴がある。
ここで、反強磁性層11の材質としてはIrMn、第1の強磁性層12の材質としてはNiFeおよびCoFe、第1の非磁性層(トンネル絶縁層)の材質としてはAlOx、第2の強磁性層14の材質としてはNiFeを挙げることができる。
上記は一例であり、この他に、反強磁性層の材質としては、FeMnやPtMn、強磁性層の材質としては、Co、Fe、CoFe合金、CoNi合金、CoFeNiなどのCo、Ni、Feを主成分として含む金属や、NiMnSb、Co2MnGeなどの合金を挙げることができ、これら以外であっても、TMR素子として所望の性能が得られる材料であれば特段の制約はない。
また、トンネル絶縁層である第1の非磁性層13の材質は、絶縁体であれば良く、例えばTa25、SiO2、MgO等の金属の酸化物を挙げることができるが、弗化物であっても良い。また、図4に示したSAF構造のTMR素子においては、第2の非磁性層15として、Ru、Cu等の非磁性材料を用いることができる。
上述したそれぞれの層は、例えばDCマグネトロンスパッタリングにより形成することができる。また、例えば分子線エピタキシー(MBE)法、各種スパッタ法、化学気相成長(CVD)法、蒸着法によって形成しても良い。
また、TMR素子の各層のパターニングは、例えばホトリソグラフィーにより実行する。この場合、自由層、トンネル絶縁層および固着層となる膜をそれぞれ形成後、ホトレジストにより所望のマスクパターンを形成する。その後、マスクで覆われない部分を、イオンミリングあるいは反応性イオンエッチングにより除去することで、所望の形状を得ることが可能である。
なお、TMR素子の厚み方向の加工手順としては、例えば第1回目の加工で自由層およびトンネル絶縁層の全部と、固着層を厚み方向に一部除去し、第2回目の加工で、残りの固着層を除去することで、固着層を下部電極とし、自由層を上部電極とすることができる。なお、電子線リソグラフィあるいは集束イオンビームによるリソグラフィでパターンを形成しても良い。
また、上部電極の上方には配線層(図示せず)が形成されるが、当該配線層は例えばAl(アルミニウム)層で構成すれば良い。
なお、基板上磁性体3の形成方法は先に説明したが、磁気抵抗効果素子の製造プロセスの途中で形成しても良いし、例えばTMR素子を形成した後に、基板1上に積層して形成しても良い。
このような構成の磁気抵抗効果素子に、上部電極と下部電極との間に電圧を印加する電源供給回路と、抵抗値の変化に起因して流れる電流値の変化を検出して信号として出力する信号処理回路を接続することにより、外部から印加される磁界に応じた出力を取り出すことができる。
なお、スピンバルブ型のTMR素子、GMR素子は、素子形成面内に印加される磁界の方向を検出する磁気抵抗効果素子であるため、基板上磁性体による磁界コントロールの効果がより顕著になるという特徴も有している。
(A−4.変形例)
図1に示した磁界検出装置100においては、磁気抵抗効果素子2を基板1上に1個だけ配設した例を示したが、磁気抵抗効果素子2を基板1上に複数個配設し、そのそれぞれに対して基板上磁性体3を近接して配設する構成としても良い。例えば、図1に示した磁界検出装置100のような基板上磁性体3と磁気抵抗効果素子2とのセットを、基板1上で、基板上磁性体3の入力側端部31の向きがそれぞれ異なる方向を向くように配設することで、複数の方向からの磁界をそれぞれに検出できる磁界検出装置を得ることができる。
また、基板上磁性体3と磁気抵抗効果素子2との複数のセットは、同一の基板1上に配設するのではなく、個別の基板1上に配設することで、3次元的な配設が可能となる。例えば、基板上磁性体3と磁気抵抗効果素子2との複数のセットを、X、YおよびZの3方向に配置することで、3方向からの磁界をそれぞれに検出できる磁界検出装置を得ることができる。
また、図1に示した磁界検出装置100においては、磁気抵抗効果素子2と基板上磁性体3とを基板1の同一の主面上に配設した例を示したが、磁気抵抗効果素子2と基板上磁性体3とを基板1の相異なる主面にそれぞれ配設しても良い。この場合、基板上磁性体3と磁気抵抗効果素子2とは、基板1の厚さで決まる距離を隔てて基板1の主面に対して平行に配設することが容易にできる。ここで、基板1の厚さを0.01mm程度の精度でコントロールすることは、シリコン基板等の半導体基板を用いれば容易でできるため、磁気抵抗効果素子2と基板上磁性体3との間の距離を高精度に設定することができる。
なお、基板1として例えばガラスのように透明な基板を使用する場合には、磁気抵抗効果素子2と基板上磁性体3とを、基板1の相異なる主面にそれぞれ配設するには、例えばG線ステッパを利用し、磁気抵抗効果素子2のパターニングのためのマスクを用いて基板1の一方主面上に磁気抵抗素子2と同時にアライメントマークを形成する。その後、当該アラインメントマークを基準として、基板上磁性体3のパターニングのためのマスクを基板1の他方主面上に重ね合わせる手法を採用することで、精度の良い重ね合わせが可能となる。また、両面アライナを使用してパターニングしても良い。
(B.実施の形態2)
(B−1.装置構成)
図5に本発明に係る実施の形態2の磁界検出装置200の構成を示す。図1に示した実施の形態1の磁界検出装置100は、基板1の主面上に磁気抵抗効果素子2および基板上磁性体3が配設された構成を有していたが、磁界検出装置200においては、基板10上に配設された基板上磁性体30の主面に対して垂直方向に延在する外付け磁性体8をさらに有した構成となっている。
すなわち、図5に示す磁界検出装置200においては、基板10の一辺の方向に沿って配列された、互いに独立した3つの基板上磁性体30と、それぞれの基板上磁性体30の主面に対して垂直方向に延在し、基板上磁性体3と磁気的に接続する3つの外付け磁性体8と、基板上磁性体30間の基板10上に配設された複数の磁気抵抗効果素子20とを有し、外付け磁性体8を外部磁気回路5として使用する構成となっている。なお、磁気抵抗効果素子20としては、例えばスピンバルブ型TMR素子を用いるものとする。
ここで、基板上磁性体30と外付け磁性体8との間は、例えばアルミナ、シリコン窒化膜およびシリコン酸化膜などの無機材料、あるいはポリイミド樹脂、エポキシ樹脂などの有機材料で構成される、厚さ0.01〜10μmの絶縁膜によって電気的に絶縁されるとともに、当該絶縁膜は保護膜として基板上磁性体30および磁気抵抗効果素子20を覆う構成となっている。なお、当該絶縁膜を設けず、基板上磁性体30と外付け磁性体8とを接触させる構成としても良い。
基板上磁性体30や外付け磁性体8の材質は、例えばCoFeやパーマロイ、鋼板など、透磁率の高いものであれば限定されるものではなく、コストの点からは鋼板が望ましいが、低磁界での検出感度を向上するためには、初透磁率の高い材料、例えばパーマロイを用いることが望ましい。
また、基板上磁性体30および外付け磁性体8の厚さは、使用条件において磁気飽和が起こらないように設計され、例えば、最大10mT(テスラ)程度の磁界を検出する場合には、外付け磁性体8として厚さ1mmの鋼板を使用した場合には、基板上磁性体30の厚さは10μm以上とすることが望ましい。
ここで、外付け磁性体8は、一側面に基板10の厚さに対応した幅の切れ込みを有し、当該切れ込みのそれぞれに基板上磁性体30が1対1で対応するように基板10がはめ込まれる構造を有している。また、外付け磁性体8の切れ込みの奥行きは、外部磁界が外付け磁性体8を介して基板上磁性体30にガイドされ、基板上磁性体30で効率的に収束されるように、基板上磁性体30の長さに応じて設定される。
また、図5においては省略しているが、3つの外付け磁性体8は、それぞれの切れ込みが一列に並んで、基板10が支障なくはめ込まれるように、例えば一体成形された樹脂製の部品に組み込まれた構成を採ることが望ましい。
図6には、磁界検出装置200を構成する磁気抵抗効果素子20および基板上磁性体30が配設された基板10を、その主面上方から見た斜視図を示す。図6に示すように、3つの基板上磁性体30は、中央の基板上磁性体30(便宜的に301と採番)の平面視形状が略T字状であり、図に向かって左右の基板上磁性体30(便宜的に302および303と採番)の平面視形状が略L字状となっている。なお、基板上磁性体302のL字を基準とする場合、基板上磁性体303は、L字の脚部が逆方向を向くように配設され、基板上磁性体301は頭部が下側となるように配設されている。
基板上磁性体301〜303は、基板上磁性体301のT字の頭部301Bと、基板上磁性体302および303のそれぞれのL字の脚部302Bおよび303Bとが一列に並ぶように配設され、基板上磁性体301〜303のそれぞれの本体部301A、302Aおよび303Aの主面に対して垂直上方に外付け磁性体8が配置されるが、図6においては省略している。
そして、基板上磁性体301のT字の頭部301Bと、基板上磁性体302および303のそれぞれのL字の脚部302Bおよび303Bとの間の基板10上に、それぞれ2つの磁気抵抗効果素子20が並列して配設されている。
なお、基板上磁性体301のT字の頭部301B、基板上磁性体302および303のそれぞれのL字の脚部302Bおよび303Bは、緩やかな曲率を有する輪郭形状となっている。
従って、外部磁界が外付け磁性体8(図5)を介して基板上磁性体30にガイドされ、基板上磁性体301のT字の頭部301B、基板上磁性体302および303のそれぞれのL字の脚部302Bおよび303Bで収束されて、外付け磁性体8に入射した磁束密度よりも高い磁束密度を有して、頭部301B、脚部302Bおよび303Bから出射され、磁気抵抗効果素子20に印加されることになる。
基板上磁性体301〜303の、頭部301B、脚部302Bおよび303Bの近傍に磁気抵抗効果素子20を配置することで、外部磁界よりも強い磁界を磁気抵抗効果素子20に印加することができるため、磁界検出装置200の感度を上げることができる。
(B−2.装置動作)
以上説明したように、磁界検出装置200においては3つの外付け磁性体8によって外部磁界を基板上磁性体30に導く構成となっているが、このような磁界検出装置200は回転センサに適用することが可能である。
すなわち、図5に示すように、3つの外付け磁性体8の側面(基板10がはめ込まれた側とは反対側の側面)が着磁ロータ40の主面に対して垂直をなすように磁界検出装置200を着磁ロータ40に近接して(接触しないように間隔を開けて)配設することで、着磁ロータ40の回転を検出することができる。
着磁ロータ40には、ロータの回転方向B(矢示)に沿って、N極に帯磁した磁極41と、S極に帯磁した磁極42とが交互に存在しており、磁極41および42に対して、3つの外付け磁性体8がどのような位置関係にあるかによって、着磁ロータ40の回転を検出することができる。
より具体的には、図5において、中央の外付け磁性体8(便宜的に81と採番)の左側の外付け磁性体8(便宜的に82と採番)および右側の外付け磁性体8(便宜的に83と採番)に、それぞれ着磁ロータ40の磁極41および42が近接している場合、N極である磁極41から出た磁力線は、外付け磁性体82に入射し、外付け磁性体82と磁気的に結合した基板上磁性体302を介して、磁気抵抗効果素子20に印加され、基板上磁性体301に磁気的に結合した外付け磁性体301を経由して、着磁ロータ40のS極である磁極42に達する。このとき、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向をA(外付け磁性体82から81に向かう方向)とすると、自由層の磁化方向が固着層の磁化方向Aと同じになるので、その場合は、磁気抵抗効果素子20の磁気トンネル抵抗が低くなり、トンネル電流が増えて、それに対応した磁気抵抗効果素子20の出力が得られる。
この場合、固着層の磁化方向が、着磁ロータ40の回転方向と平行方向または逆平行方向となるように磁気抵抗効果素子20を配設することで、磁気トンネル抵抗効果が顕著となる。
なお、外付け磁性体82および81に、それぞれ着磁ロータ40の磁極42および41が近接している場合、磁気抵抗効果素子20の自由層の磁化方向が固着層の磁化方向Aと逆方向になるので、磁気トンネル抵抗が高くなる。
一方、外付け磁性体82および81に、着磁ロータ40の同じ磁極が近接している場合には、磁気抵抗効果素子20には、固着層の磁化方向と平行な方向にも逆平行な方向にも磁界が印加されない状態となる。
このように、外付け磁性体8を用いて外部磁界を取り込む構成とすることで、外付け磁性体8の配設位置が多少ずれた場合でも、磁気抵抗効果素子20付近の磁界分布は、実質的に基板上磁性体30の配置によって決まり、基板上磁性体30の位置精度は、実施の形態1において説明したように、極めて高い精度を有しているので、外付け磁性体8の位置ずれによる感度のずれは生じない。このため、磁界検出装置200においては外付け磁性体8の取り付けマージンが大きくなり、位置調整が実質的に不要となる。
また、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向が、ロータの回転軸と実質的に垂直な方向となるように配置、すなわち、固着層の磁化方向が、着磁ロータ40の回転方向と平行方向または逆平行方向となるように配置することで、磁界変化に対する磁気抵抗効果素子20の出力感度を高めることができ、出力を向上できる。
図7には、自由層と固着層の磁化方向が直交するように配置した場合に、磁気抵抗効果素子20に印加される磁界の強さおよび方向を変えた場合の、磁気抵抗効果素子20の磁気トンネル抵抗(素子抵抗Rm)の変化特性を示す。図7においては、横軸には磁界の強さを、縦軸には素子抵抗を示し、素子抵抗の最大値をRmax、素子抵抗の最小値をRmin、最大抵抗値Rmaxと最小抵抗値Rminとの差をΔR、最大抵抗値Rmaxを示す磁界を+Hk、最小抵抗値Rminを示す磁界を−Hkとする。
また、特性図において領域aは、外付け磁性体82および81に、それぞれ着磁ロータ40の磁極41および42が近接している場合の特性を表し、領域bは、外付け磁性体82および81に、それぞれ着磁ロータ40の磁極42および42が近接している場合の特性を表し、領域cは、外付け磁性体82および81に、着磁ロータ40の同じ磁極が近接している場合の特性を表している。
図7に示すように印加磁界に比例して素子抵抗が変化するので、着磁ロータ40の回転に対応して、磁気抵抗効果素子20へ印加される磁界の方向および大きさが変化した場合に、その変化を磁気抵抗効果素子20の素子抵抗の変化として検出することができる。
ここで、基板10上に設ける磁気抵抗効果素子20の個数は幾つでも良いが、より好ましくは、図6に示したように基板10上に4個の磁気抵抗効果素子20を設け、それらでホイーストンブリッジを構成するように互いに電気的に接続する。これにより、ホイーストンブリッジに同じ位相で重畳されるノイズ(同相ノイズ)が互いにキャンセルされるため、磁界検出装置200のノイズ耐性を高めることができる。また、温度特性の等しい磁気抵抗効果素子20を複数使用し、かつ印加されている磁界の差によって生じる中点電位の差をとるために、抵抗そのものではなく、磁気抵抗効果素子の抵抗の相対比によって出力が決定されるため、磁界検出装置200の温度ドリフト耐性を高めることができる。
また、図6においては、4つの磁気抵抗効果素子20を設けるものとして説明したが、個々の磁気抵抗効果素子20は、より微小な複数の磁気抵抗効果素子が直列に接続された構成を有していても良い。
当該構成について、図8および図9を用いて説明する。
図8は、磁気抵抗効果素子20を複数の磁気抵抗効果素子201で構成した場合の平面図を示しており、破線で囲まれる領域"X"が磁気抵抗効果素子20に対応する。
また、図9は、磁気抵抗効果素子201における、自由層FLおよび固着層PLと配線層WRとの関係を示す図である。図9に示されるように、1つの固着層PL上に、それぞれ独立したパターンとして2つの自由層FLが平行して配設され、4つの固着層PLが、自由層FLの配列方向に沿って一列に配列されることで、8つの自由層FLが一列に配列された構成となっている。そして、隣り合う固着層PL間においては、隣り合って対向する自由層FLどうしが、それらの上部を覆うように配設された配線層WRによって電気的に接続される構成となっており、8つの自由層FLが電気的に直列に接続された構成となっている。
このような構成を採ることで、磁気抵抗効果素子20の耐電圧を高めることができる。
ここで、図10を用いて、磁界検出装置の信号検出回路の構成例について説明する。なお、図10に示す信号検出回路は、図1を用いて説明した磁界検出装置100および図5を用いて説明した磁界検出装置200の何れにも適用可能である。
磁気抵抗効果素子2(あるいは20)には、電圧印加部101および抵抗変化検出部102が接続されており、抵抗変化検出部102には、信号処理部103が接続されている。電圧印加部101により、磁気抵抗効果素子2(あるいは20)の上部電極と下部電極との間に所定の電圧を印加すると、そのときの素子抵抗に対応した電流が流れ、当該電流を抵抗変化検出部102で検出することができる。そして、信号処理部103において、抵抗変化検出部102の出力に基づいた信号を生成して出力することで、外部から印加される磁界に応じた出力を得ることができる。
なお、先に説明したように、4個の磁気抵抗効果素子20をホイーストンブリッジ接続する場合、ホイーストンブリッジに印加する電圧を電圧印加部101が供給し、ホイーストンブリッジからの出力を抵抗変化検出部102で検出することになる。
また、図10に示す信号検出回路は、基板1(図1)および基板10(図5)の主面上に設けることで、信号経路が短くなって、よりノイズに強い磁界検出装置を構成することができる。
なお、図10に示す信号検出回路は、予め半導体集積回路として基板1(あるいは10)上に作製し、その上に積層するように、磁気抵抗効果素子2(あるいは20)や基板上磁性体3(あるいは30)を形成する構成を採ることができる。もちろん、別途作製した信号検出回路を、その半導体基板ごと、基板1(あるいは10)のどちらかの主面上に搭載するという方法も採ることができる。
(B−3.変形例)
なお、以上説明した磁界検出装置200においては、着磁ロータ40の回転を検出する回転センサに適用した例を示したが、磁性体の歯車とセンサ側の磁石を用いて、磁界の変動に基づいて歯車の回転を検出する回転センサにおいても、本発明を適用できることは言うまでもない。
また、回転センサへの適用以外に、直線移動や回転角度を検出するための位置センサや、電流によって発生する磁界を検出することで電流を検出する電流センサにも適用可能なことは言うまでもない。
(C.実施の形態3)
(C−1.装置構成)
図11に本発明に係る実施の形態3の磁界検出装置300の構成を示す。図1に示した実施の形態1の磁界検出装置100は、基板1の主面上に磁気抵抗効果素子2および基板上磁性体3が配設された構成を有していたが、磁界検出装置300においては、基板10上に配設された2つの基板上磁性体30Aの主面に対して、それぞれ垂直方向に延在する板状の2つの外付け磁性体8Aと、2つの外付け磁性体8A間を磁気的に結合する永久磁石6とをさらに有した構成となっている。そして、外付け磁性体8Aおよび永久磁石6によって外部磁気回路5Aが構成されている。なお、永久磁石6は2つの外付け磁性体8Aと接している面がそれぞれN極およびS極となるように磁化されており、図11の例では、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向A(矢示)に対して、磁化方向がN極、その反対がS極となっている。なお、上記構成では、磁界の向きと固着層の磁化方向Aとが反対の方向となるが、永久磁石6の磁極の向きが反対となるように構成すれば、磁界の向きと固着層の磁化方向Aとが同一となった磁界検出装置を得ることができる。
また、2つの基板上磁性体30Aに挟まれる位置の基板10上には、2つの磁気抵抗効果素子20が、それぞれ平面視形状が矩形状の基板上磁性体30Aの長辺近傍に、当該長辺に沿って延在するように配設されている。
なお、外付け磁性体8Aの材質は、実施の形態2において説明した外付け磁性体8と同じものを使用しても良いし、鋼板などの安価なものを使用しても良い。
また、永久磁石6については、サマリウムコバルト、ネオジウム磁石などの希土類磁石でも良いし、フェライト磁石でも良い。また磁性粉を混入した樹脂で構成したボンド磁石を使用しても良い。
(C−2.装置動作)
以上説明した磁界検出装置300においては、永久磁石6のN極から出た磁界は、外付け磁性体8Aと基板上磁性体30Aを介して基板10上の磁気抵抗素子20と交差し、再び基板上磁性体8Aと外付け磁性体8Aとを経由して永久磁石6のS極に至る。このように、永久磁石6から発生した磁界は、実質的に、外部磁気回路5A内部と基板10上に設けられた磁気抵抗効果素子20にのみ影響を及ぼすように構成されている。
例えば、図7に示すような抵抗特性を有するスピンバルブ型TMR素子を磁気抵抗効果素子20として用いる場合、外部から十分に大きいバイアス磁界が印加されると、その抵抗はRminまたはRmaxの値を示す。温度が変化した場合、TMR素子の最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxは変化するが、それぞれを与える磁界Hk変化はずっと小さい。そのため、最小抵抗値Rminと最大抵抗値Rmaxの値を参照することで、TMR素子の温度による抵抗の変化を高精度に補正することが可能である。
すなわち、磁気抵抗効果素子20の抵抗値をRdとすると、図7より、
Rd=Rmin+(Rmax−Rmin)(H/|Hk|−1/2)となり、これを整理すると、
(Rd−Rmin)/(Rmax−Rmin)=(H/|Hk|)−1/2となる。
このように、最小抵抗値Rmin、最大抵抗値Rmax、測定した抵抗値Rdおよび磁界Hkから外部磁界の測定値Hを一義的に求めることができるので、TMR素子の温度が変化した場合でも、その温度での最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを取得できれば、温度補正が施された外部磁界の測定結果を得ることができる。
なお、最大抵抗値Rmaxを得るには、図11に示した磁界検出装置300のように、磁界の向きと固着層の磁化方向Aとが反対の方向(反平行方向)となった磁界検出装置を使用し、最小抵抗値Rminを得るには、磁界の向きと固着層の磁化方向Aとが同一方向(平行方向)となった磁界検出装置を使用すれば良い。
例えば、基板10上で実質的に同一となるように作成された複数のTMR素子のうち、一部を図11に示す磁界検出装置300に使用するものとし、外部磁気回路5Aから磁界を印加して参照用の最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを取得し、残りのTMR素子については、図1に示した磁界検出装100あるいは図5に示した磁界検出装200に使用して外部磁界(実際にはTMR素子の抵抗値)を測定する。そして、当該測定で得られたTMR素子の抵抗値と、磁界検出装置300で得られた最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmax(外部磁界測定時の温度下での抵抗値)に基づいて外部磁界の測定値Hを算出することで、高精度に温度補正が実施された外部磁界の測定値Hが得られることになる。
このように、磁界検出装置300を磁界検出装100(図1)あるいは200(図5)と併用することで、外部磁界の測定値に対して、容易に、かつ高精度に温度補正を実施することができる。
(C−3.変形例1)
上述したように、磁界検出装置300では、最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを得るために、永久磁石6の磁極の向きが相異なる2種類の磁界検出装置を準備しなければならないが、図12に示す磁界検出装置400では、1種類の磁界検出装置で最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを得ることができる。
すなわち、図12に示す磁界検出装置400においては、基板10上に、互いに間隔を開けて平行に配設された3つの基板上磁性体30Aの主面に対して、それぞれ垂直方向に延在する3つの外付け磁性体8Aを有し、3つの外付け磁性体8Aは、互いの主面が対向するように一列に配設されている。3つの外付け磁性体8A間を磁気的に結合する2つの永久磁石61および62とを有した構成となっている。なお、その他、図11に示した磁界検出装置300と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図13には、基板10を主面上から見た平面図を示す。図13に示すように、基板上磁性体30A間の基板10上には、それぞれ2つの磁気抵抗効果素子20が、それぞれ平面視形状が矩形状の基板上磁性体30Aの長辺近傍に、当該長辺に沿って延在するように配設されている。なお、磁気抵抗効果素子20はスピンバルブ型TMR素子でもGMR素子でも良い。
外付け磁性体8Aおよび永久磁石61および62は外部磁気回路5Bを構成し、永久磁石61は、中央の外付け磁性体8Aと接している面、および図に向かって左側の外付け磁性体8Aと接している面がそれぞれS極およびN極となるように磁化されており、永久磁石62は、中央の外付け磁性体8Aと接している面、および図に向かって右側の外付け磁性体8Aと接している面がそれぞれS極およびN極となるように磁化されている。
このような構成を採ることで、永久磁石61は、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向A(矢示)に対して反対の方向(反平行方向)の磁界を発生させ、永久磁石62は、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向Aに対して同一方向(平行方向)の磁界を発生させることとなり、磁界検出装置400だけで異なるバイアス磁界を磁気抵抗効果素子20に印加して、最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを得ることができる。
(C−4.変形例2)
1種類の磁界検出装置で最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを得ることができる構成としては、図14に示す磁界検出装置500の構成を採ることもできる。
すなわち、図14に示す磁界検出装置500においては、平面視形状が矩形状の基板上磁性体30Aを中心とし、その周囲には間隔を開けてループ状の基板上磁性体30Bが配設されている。基板上磁性体30Aと30Bとの間には、基板上磁性体30Aの短辺に平行な方向の2つの間隙において、それぞれ2つの磁気抵抗効果素子20が、それぞれ基板上磁性体30Aの長辺近傍に、当該長辺に沿って延在するように配設されている。
そして、基板上磁性体30Aの主面に対して、垂直方向に延在する外付け磁性体8Aと、当該磁性体8Aを間に挟むように、基板上磁性体30Bの主面から垂直方向に延在する2つの外付け磁性体8Aとを有し、3つの外付け磁性体8Aは、互いの主面が対向するように一列に配設されている。また、3つの外付け磁性体8A間を磁気的に結合する2つの永久磁石61および62とを有している。なお、基板10を主面上から見た平面図を図15に示す。
外付け磁性体8Aおよび永久磁石61および62は外部磁気回路5Bを構成し、永久磁石61は、中央の外付け磁性体8Aと接している面、および図に向かって左側の外付け磁性体8Aと接している面が、それぞれS極およびN極となるように磁化されており、永久磁石62は、中央の外付け磁性体8Aと接している面、および図に向かって右側の外付け磁性体8Aと接している面が、それぞれS極およびN極となるように磁化されている。
このような構成を採ることで、永久磁石61は、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向A(矢示)に対して反対の方向(反平行方向)の磁界を発生させ、永久磁石62は、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向Aに対して同一方向(平行方向)の磁界を発生させることとなり、磁界検出装置400だけで最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを得ることができる。
(C−5.変形例3)
1種類の磁界検出装置で最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを得ることができる構成としては、図16に示す磁界検出装置600の構成を採ることもできる。
すなわち、図16に示す磁界検出装置600においては、平面視形状が矩形状の基板上磁性体30Aを中心とし、その周囲には間隔を開けてループ状の基板上磁性体30Bが配設されている。基板上磁性体30Aと30Bとの間には、基板上磁性体30Aの短辺に平行な方向の2つの間隙において、それぞれ1つずつの磁気抵抗効果素子20が、基板上磁性体30Aの長辺に沿って延在するように配設されている。なお、基板上磁性体30Aと30Bとの間隙は、磁気抵抗効果素子20が、基板上磁性体30Aおよび30Bのどちらにも近接するように、狭く設定されている。
そして、基板上磁性体30Aの主面に対して、垂直方向に延在する板状の外付け磁性体8Aと、基板上磁性体30Bのループ形状に沿って、その主面から垂直方向に延在する箱状の外付け磁性体8Bと、外付け磁性体8Aと外付け磁性体8Bとの間を磁気的に結合する2つの永久磁石61および62とを有している。なお、基板10を主面上から見た平面図を図17に示す。
外付け磁性体8A、8B、永久磁石61および62は外部磁気回路5Cを構成し、永久磁石61は、外付け磁性体8Aと接している面および図に向かって左側の外付け磁性体8Bの壁面と接している面が、それぞれS極およびN極となるように磁化されており、永久磁石62は、外付け磁性体8Aと接している面および図に向かって右側の外付け磁性体8Bの壁面と接している面が、それぞれS極およびN極となるように磁化されている。
このような構成を採ることで、永久磁石61は、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向A(矢示)に対して反対の方向(反平行方向)の磁界を発生させ、永久磁石62は、磁気抵抗効果素子20の固着層の磁化方向Aに対して同一方向(平行方向)の磁界を発生させることとなり、磁界検出装置500だけで最小抵抗値Rminおよび最大抵抗値Rmaxを得ることができる。
また、箱状の外付け磁性体8Bを使用することで、永久磁石61および62からの磁束漏れによる他の磁気抵抗効果素子への影響をより少なくすることができる。
なお、以上説明した温度補正のための磁界検出装置300〜500は、図1および図5を用いて説明した外部磁界検出のための磁界検出装置100および200と同一の基板上に設けることが望ましい。同一基板上に設けることで、測定条件を同じにすることができ、また、素子特性を揃えることができるので、温度特性の補正がより高精度に実施できる。
なお、実施の形態3において説明した永久磁石6、61および62は、磁気抵抗効果素子へバイアス磁界を印加するためのバイアス磁界源であったが、バイアス磁界を発生できるのであれば永久磁石に限定されるものではなく、電磁石を使用しても良い。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。

Claims (8)

  1. 板と
    前記基板の一方主面上に設けられた少なくとも1つの磁気抵抗効果素子と
    前記基板の前記一方主面上または他方主面上に設けられ、前記磁気抵抗効果素子と電気的に絶縁された少なくとも1つの基板上磁性体と、
    前記基板上磁性体の磁界の入射部側に設けられ、前記基板上磁性体と磁気的に結合する外部磁気回路と、を備える、磁界検出装置。
  2. 前記外部磁気回路は、
    前記基板上磁性体の前記入射部となる主面に磁気的に結合する外付け磁性体を有し、
    前記外付け磁性体を前記磁界の発生源に近接して配設することで、前記磁界が前記外付け磁性体を介して前記入射部に導入される、請求項1記載の磁界検出装置。
  3. 前記磁界の前記発生源は、側面がN極およびS極に交互に着磁されたロータの磁極であって、
    前記外付け磁性体が、前記ロータの回転軸と平行に延在するように前記基板上磁性体上に配設され、
    前記少なくとも1つの磁気抵抗効果素子は、複数の磁気抵抗効果素子を含み、
    前記複数の磁気抵抗効果素子は、固着層の磁化方向が前記ロータの前記回転軸と実質的に垂直な方向となるように配置される、請求項記載の磁界検出装置。
  4. 前記少なくとも1つの磁気抵抗効果素子は、複数の磁気抵抗効果素子を含み、
    前記複数の磁気抵抗効果素子は、ホイーストンブリッジ接続され、
    前記複数の磁気抵抗効果素子のそれぞれは、より微小な寸法の、複数の微小磁気抵抗効果素子を含み、前記複数の微小磁気抵抗効果素子は電気的に直列に接続される、請求項1記載の磁界検出装置。
  5. 前記基板の前記一方主面または前記他方主面上に配設され、
    前記磁気抵抗効果素子に電圧を印加する電圧印加部と、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を検出する抵抗変化検出部と、前記抵抗変化検出部で得られた前記抵抗値を出力信号に変換する信号処理部とを少なくとも有した、信号検出回路をさらに備える、請求項1記載の磁界検出装置。
  6. 前記磁気抵抗効果素子は、スピンバルブ型トンネル磁気抵抗素子またはスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果素子を含む、請求項1記載の磁界検出装置。
  7. 前記外部磁気回路は、
    前記基板上磁性体の前記入射部となる主面に磁気的に結合する外付け磁性体と、
    前記外付け磁性体に磁気的に結合するバイアス磁界発生源とを有し、
    前記外付け磁性体および前記基板上磁性体を介して、前記磁気抵抗効果素子にバイアス磁界が印加される、請求項記載の磁界検出装置。
  8. 前記少なくとも1つの磁気抵抗効果素子は、第1および第2の磁気抵抗効果素子を含み、
    前記少なくとも1つの基板上磁性体は、第1および第2の基板上磁性体を含み、
    前記外部磁気回路は、
    前記第1の基板上磁性体の前記入射部側に設けられ、前記第1の基板上磁性体と磁気的に結合する第1の外部磁気回路と、
    前記第2の基板上磁性体の前記入射部側に設けられ、前記第2の基板上磁性体と磁気的に結合する第2の外部磁気回路と、を含み、
    前記第1の外部磁気回路は、
    前記第1の基板上磁性体の前記入射部となる主面に磁気的に結合する第1の外付け磁性体と、前記第1の外付け磁性体に磁気的に結合する第1のバイアス磁界発生源とを有し、
    前記第1の外付け磁性体および前記第1の基板上磁性体を介して、前記第1の磁気抵抗効果素子に第1のバイアス磁界が印加され、
    前記第2の外部磁気回路は、
    前記第2の基板上磁性体の前記入射部となる主面に磁気的に結合する第2の外付け磁性体と、前記第2の外付け磁性体に磁気的に結合する第2のバイアス磁界発生源とを有し、
    前記第2の外付け磁性体および前記第2の基板上磁性体を介して、前記第2の磁気抵抗効果素子に第2のバイアス磁界が印加される、請求項記載の磁界検出装置。
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