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JP4807368B2 - 光電流・電圧変換回路 - Google Patents

光電流・電圧変換回路 Download PDF

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Description

本発明は、受光素子に発生する光電流を電圧に変換する光電流・電圧変換回路に関するものである。
この種の光電流・電圧変換回路として、下記特許文献1に開示された光電流・電圧変換回路(電流電圧変換回路)が知られている。この種の光電流・電圧変換回路51の基本構成は、図4に示すように、差動増幅回路52と、帰還回路53と、フォトダイオードPDとを備えている。この場合、差動増幅回路52は、ベース(制御端子)に基準電圧Vrefが印加される第1トランジスタ54およびベース端子(制御端子)にフォトダイオード(受光素子)PDが接続されると共に第1トランジスタ54に対して差動接続される第2トランジスタ55で構成されるトランジスタ対、第1トランジスタ54および第2トランジスタ55の各エミッタ端子とグランドとの間に配設された定電流源56、第1トランジスタ54および第2トランジスタ55のコレクタに接続された負荷(電流ミラー回路)57、並びにエミッタフォロワ回路(電流増幅回路)で構成されたバッファ回路58を備え、フォトダイオードPDの出力電流(光電流)Ipを電圧に変換して、バッファ回路58から出力信号Voutとして出力する。
この種の光電流・電圧変換回路に対しては、製造後の検査において様々な電気的試験が実施される。この電気的試験の一つとして動作確認試験があり、例えば下記特許文献2に開示されているような試験方法によって実施される。具体的には、同公報の第一の実施形態のように、チップ(ウェハ)に形成された光電流・電圧変換回路の入力端子(フォトダイオードPDの接続端子)に定電流源を外付けし、この定電流源をフォトダイオードPDの代わりに作動させることによって光電流・電圧変換回路を作動させて、そのときの出力を電圧計で測定して動作の良否を判定する試験方法や、同公報の第二の実施形態のように、定電流源を外付けする構成に代えて、光電流・電圧変換回路と共に同一チップ内に集積されたフォトダイオードPDに発光ダイオードから光を照射してフォトダイオードPDを作動させることによって光電流・電圧変換回路を作動させて、そのときの出力を電圧計で測定して動作の良否を判定する試験方法によって実施される。
特開平10−135747号公報(第2頁、第1,3図) 特開平10−54860号公報(第3−4頁、第1,5図)
ところが、光電流・電圧変換回路に対する従来の各試験方法には、以下の問題点がある。すなわち、光電流・電圧変換回路の出力仕様のうちの上限電圧値または下限電圧値を測定する試験の場合、前者の試験方法では、インピーダンスの高い光電流・電圧変換回路の入力端子に定電流源を外付けして、この定電流源をフォトダイオードPDに代えて作動させることで、出力仕様のうちの上限電圧値を測定することができるが、定電流源と光電流・電圧変換回路の入力端子とを接続するケーブルの浮遊容量がインピーダンスの高い部位に接続されることに起因して、光電流・電圧変換回路において発振現象が生じたりして正確な試験が困難となる虞があるという問題点が存在している。また、後者の試験方法では、前者の試験方法での問題は生じないが、フォトダイオードPDに大きな光電流を発生させ得る大光量の発光ダイオードを用いる必要があり、試験コストが上昇するという問題点が存在している。
本発明は、かかる問題点を解決すべくなされたものであり、正確な試験を低コストで実施し得る光電流・電圧変換回路を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る光電流・電圧変換回路は、受光素子と同一チップ上に配設されて、当該受光素子に流れる光電流を電圧に変換して出力する光電流・電圧変換回路であって、制御端子に基準電圧が印加された第1トランジスタと制御端子に前記受光素子が接続されると共に前記第1トランジスタと差動接続された第2トランジスタとで構成されるトランジスタ対、および当該トランジスタ対から出力される電圧を出力するバッファ回路を有する差動増幅回路と、当該差動増幅回路の出力信号を前記第2トランジスタの前記制御端子に帰還させる帰還回路と、制御信号によってオン・オフ制御されてオン状態のときに前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタのうちの一方のトランジスタの入力端子に定電流を供給することにより、前記トランジスタ対から出力される前記電圧の電圧値を上限電圧値および下限電圧値のいずれか一方に強制的に移行させる第1の定電流回路とを備えている。
また、本発明に係る光電流・電圧変換回路は、制御信号によってオン・オフ制御されてオン状態のときに前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタのうちの他方のトランジスタの入力端子に定電流を供給することにより、前記トランジスタ対から出力される前記電圧の電圧値を前記上限電圧値および前記下限電圧値の他方に強制的に移行させる第2の定電流回路を備えている。
本発明に係る光電流・電圧変換回路では、制御端子に基準電圧が印加された第1トランジスタと制御端子に受光素子が接続されると共に第1トランジスタと差動接続された第2トランジスタとで構成されるトランジスタ対を有する差動増幅回路のこのトランジスタ対のうちの一方のトランジスタの入力端子に定電流回路から定電流を供給可能となっている。したがって、この光電流・電圧変換回路によれば、試験のときに定電流回路からトランジスタ対のうちの一方のトランジスタに定電流を供給することにより、差動増幅回路のバランスを強制的に崩して、出力信号の電圧値を上限電圧値および下限電圧値のいずれか一方に強制的に移行させることができる。このため、光電流・電圧変換回路のインピーダンスの高い入力端子への定電流源の外付けを回避できるため、光電流・電圧変換回路に対して正確な試験を実施してその出力仕様(上限電圧値または下限電圧値)を精度良く測定することができる。また、大光量の発光ダイオードの使用を不要とすることができるため、試験コストを抑えることができる。
また、本発明に係る光電流・電圧変換回路によれば、トランジスタ対のうちの一方のトランジスタだけでなく、他方のトランジスタの入力端子にも定電流を供給し得る構成を採用したことにより、差動増幅回路のバランスを強制的に崩して、出力信号の電圧値を上限電圧値および下限電圧値のいずれにも移行させることができる。このため、光電流・電圧変換回路におけるインピーダンスの高い入力端子への定電流源の外付けや、大光量の発光ダイオードの使用を不要にしつつ、上限電圧値および下限電圧値を精度良く、しかも低コストで測定することができる。また、差動増幅回路のトランジスタ対の各トランジスタに対して定電流回路を対称に接続させることができるため、パターン配置に起因してトランジスタ対の各トランジスタに付加される浮遊容量をバランスさせる(等しい浮遊容量とする)ことができる。このため、定電流回路を作動させない通常動作(非試験動作)時における差動増幅回路を安定に作動させることができる結果、光電流から出力信号への電流−電圧変換を一層正確に実行させることができ、これにより、測定精度をより一層向上させることができる。
以下、本発明に係る光電流・電圧変換回路の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、光電流・電圧変換回路1の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す光電流・電圧変換回路1は、光情報媒体に対する再生動作を少なくとも実行する再生装置に使用される光ピックアップ用受光装置に組み込み可能に構成されている。具体的には、この光電流・電圧変換回路1は、同図に示すように、差動増幅回路2、帰還回路3および2つの定電流回路4,5を備え、フォトダイオード(受光素子)PDと同一チップ(ウェハ)上に配設されて、フォトダイオードPDに流れる光電流Ipを電流−電圧変換して出力信号Voutとして回路外部に出力する。
差動増幅回路2は、図1に示すように、第1トランジスタ11および第2トランジスタ12で構成されるトランジスタ対TPと、定電流源13と、カレントミラー回路14と、バッファ回路15とを備えている。具体的には、トランジスタ対TPは、第1トランジスタ(一例としてn型MOSFET)11のゲート端子(制御端子)に基準電圧Vrefが印加され、第1トランジスタ11と差動接続された第2トランジスタ12(一例としてn型MOSFET)のゲート端子(制御端子)にフォトダイオードPDが接続されて構成されている。定電流源13は、このように差動接続された第1および第2トランジスタ11,12の各ソース端子(出力端子)とグランドとの間に配設されて、各トランジスタ11,12の各ソース端子から流出する電流の総和を一定の電流値に維持しつつその電流を基準電位(一例としてグランド)に流出させる。カレントミラー回路14は、2つのトランジスタ(一例としてp型MOSFET)16,17で構成されて、第1および第2トランジスタ11,12の各ドレイン端子(入力端子)と電源Vccとの間に配設されている。また、本例では、一例として、基準電圧Vrefは、基準電源18によって生成される。また、カレントミラー回路14は、本例ではトランジスタ対TPの能動負荷として機能して、トランジスタ対TPの増幅度を高めている。
バッファ回路15は、電源Vccにドレイン端子(入力端子)が接続されると共に、第2トランジスタ12のドレイン端子(入力端子)にゲート端子(制御端子)が接続された第3トランジスタ(一例としてn型MOSFET)19と、第3トランジスタ19のソース端子(出力端子)とグランドとの間に配設された定電流源20とを備え、いわゆるソースフォロワ回路で構成されている。この構成により、バッファ回路15は、第2トランジスタ12のドレイン端子に生成される電圧Vdを低インピーダンスで出力信号Voutとして出力する。
帰還回路3は、一例として抵抗で構成されて、その一端側が第3トランジスタ19のソース端子に接続され、かつその他端側が第2トランジスタ12のゲート端子に接続されている。定電流回路4(本発明における第2の定電流回路)は、制御信号(デジタル信号)Sc1によってオン・オフ動作が制御可能に構成され、定電流回路5(本発明における第1の定電流回路)は、制御信号(デジタル信号)Sc2によってオン・オフ動作が制御可能に構成されている。一例として、各定電流回路4,5は、図2に示すように、第4トランジスタ(一例としてp型MOSFET)21およびスイッチ用トランジスタ22(一例としてp型MOSFET)をそれぞれ備えて同一に構成されている。この場合、第4トランジスタ21は、そのゲート端子(制御端子)に基準電圧Vref1が印加されている。また、スイッチ用トランジスタ22は、そのソース端子が第4トランジスタ21のソース端子(入力端子)に接続され、そのドレイン端子が第4トランジスタ21のゲート端子に接続されている。本例では、一例として基準電圧Vref1は、基準電源23によって生成される。また、定電流回路4は、図1に示すように、電源Vccと、差動増幅回路2における第1トランジスタ11のドレイン端子との間に配設されている。また、定電流回路5は、電源Vccと、差動増幅回路2における第2トランジスタ12のドレイン端子との間に配設されている。
この構成により、各定電流回路4,5は、対応する制御信号Sc1,Sc2のレベルがLowとなったときには、第4トランジスタ21のゲート端子の電位がソース端子の電位に規定されて第4トランジスタ21がオフ状態に移行することで、定電流I1,I2の生成を行わないオフ状態に移行する。一方、各定電流回路4,5は、対応する制御信号Sc1,Sc2のレベルがHighとなったときには、第4トランジスタ21のゲート端子に基準電圧Vref1が印加されて第4トランジスタ21がオン状態に移行することで、定電流I1,I2の生成を行うオン状態に移行する。このように本例では、デジタル信号である制御信号Sc1,Sc2によって各定電流回路4,5のオン・オフ動作の制御が可能なため、簡易な制御信号Sc1,Sc2の生成回路によって光電流・電圧変換回路1に対する試験が簡易に実施し得るように構成されている。
次に、出力仕様の測定試験時における光電流・電圧変換回路1の動作について説明する。なお、フォトダイオードPDには光が照射されておらず、光電流Ipが発生していないものとする。
電源Vccが供給され、かつトランジスタ対TPおよびカレントミラー回路14のバランス(電流のバランス)が取れている状態において、制御信号Sc1のレベルをLowとし、かつ制御信号Sc2のレベルをHighとしたときには、定電流回路4がオフ状態に移行し、かつ定電流回路5がオン状態に移行して、定電流回路5から第2トランジスタ12に対して定電流I2の供給が行われる。このため、トランジスタ対TPのバランスが崩れて差動増幅回路2のトランジスタ対TPを構成する第2トランジスタ12のゲート−ソース間電圧が上昇し、帰還回路3によってフィードバックがかかっている状況下では第2トランジスタ12のドレイン端子に生成される電圧Vdも上昇して、上限電圧に達する。したがって、バッファ回路15は、電圧値が光電流・電圧変換回路1の上限電圧値となる出力信号Voutを出力する。
逆に、トランジスタ対TPおよびカレントミラー回路14のバランス(電流のバランス)が取れている状態において、制御信号Sc1のレベルをHighとし、かつ制御信号Sc2のレベルをLowとしたときには、定電流回路4がオン状態に移行し、かつ定電流回路5がオフ状態に移行する。これにより、定電流回路4から第1トランジスタ11に対して定電流I1の供給が行われる。このため、トランジスタ対TPのバランスが崩れて差動増幅回路2のトランジスタ対TPを構成する第1トランジスタ11のゲート−ソース間電圧が上昇し、また、これに対して第2トランジスタ12のゲート−ソース間電圧が低下する。また、帰還回路3によってフィードバックがかかっている状況下では第2トランジスタ12のドレイン端子に生成される電圧Vdも低下して、下限電圧に達する。したがって、バッファ回路15は、電圧値が光電流・電圧変換回路1の下限電圧値となる出力信号Voutを出力する。
したがって、各制御信号Sc1,Sc2のレベルを上記のように変化させつつ、出力信号Voutの電圧値を電圧計で測定する試験を実施することにより、光電流・電圧変換回路1から出力される出力信号Voutの上限電圧値および下限電圧値を測定する試験が可能となる。
このように、この光電流・電圧変換回路1では、ゲート端子に基準電圧Vrefが印加された第1トランジスタ11、およびゲート端子にフォトダイオードPDが接続されると共に第1トランジスタ11と差動接続された第2トランジスタ12を有する差動増幅回路2の各トランジスタ11,12のうちの一方のトランジスタのドレイン端子に定電流回路(定電流回路4,5のいずれか)から定電流(定電流I1,I2のいずれか)を供給可能となっている。したがって、この光電流・電圧変換回路1によれば、試験のときに定電流回路4,5のいずれかから各トランジスタ11,12のうちの一方のトランジスタに定電流I1,I2のいずれかを供給することにより、差動増幅回路2のバランスを強制的に崩して、出力信号Voutの電圧値を上限電圧値および下限電圧値のいずれか一方に強制的に移行させることができる。このため、光電流・電圧変換回路1のインピーダンスの高い入力端子への定電流源の外付けを回避できるため、光電流・電圧変換回路1に対して正確な試験を実施してその出力仕様(上限電圧値または下限電圧値)を精度良く測定することができる。また、大光量の発光ダイオードの使用を不要とすることができるため、試験コストを抑えることができる。
また、この光電流・電圧変換回路1によれば、光電流・電圧変換回路1を構成する差動増幅回路2における差動接続された一対のトランジスタ11,12に対して定電流I1,I2を直接供給する構成のため、定電流I1,I2を生成する定電流回路4,5をチップ内におけるトランジスタ11,12に対して十分に近い位置に配設できるため、ノイズに対する耐性を十分に向上させることできる。さらに、各制御信号Sc1,Sc2としてデジタル信号を用いることにより、制御信号Sc1,Sc2にレベル変動が生じたとしても、定電流I1,I2に与える影響を排除することができる。したがって、この光電流・電圧変換回路1によれば、測定精度のさらなる向上を図ることができる。
また、この光電流・電圧変換回路1によれば、差動増幅回路2の各トランジスタ11,12のうちの一方のトランジスタだけでなく、他方のトランジスタのドレイン端子にも定電流を供給し得る構成を採用したことにより、差動増幅回路2のバランスを強制的に崩して、出力信号Voutの電圧値を上限電圧値および下限電圧値のいずれにも移行させることができる。このため、光電流・電圧変換回路1におけるインピーダンスの高い入力端子への定電流源の外付けや、大光量の発光ダイオードの使用を不要にしつつ、上限電圧値および下限電圧値を精度良く、しかも低コストで測定することができる。また、差動増幅回路2の差動接続された各トランジスタ11,12に対して定電流回路4,5を対称に接続させることができるため、パターン配置に起因して差動増幅回路2の各トランジスタ11,12に付加される浮遊容量をバランスさせる(等しい浮遊容量とする)ことができる。このため、定電流回路4,5を作動させない通常動作(非試験動作)時における差動増幅回路2を安定に作動させることができる結果、光電流Ipから出力信号Voutへの電流−電圧変換を一層正確に実行させることができ、これにより、測定精度をより一層向上させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、1つの差動増幅回路2で構成される光電流・電圧変換回路1への適用について上記したが、他の型式の増幅回路を備えた光電流・電圧変換回路に対しても本発明を適用できるのは勿論である。一例として、図3に示すようなフォールデッドカスコード回路として構成された差動増幅回路2Aを有する光電流・電圧変換回路1Aに対して、本発明を適用した例について説明する。なお、光電流・電圧変換回路1と同一の構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。
差動増幅回路2Aは、図3に示すように、第1トランジスタ11および第2トランジスタ12で構成されるトランジスタ対TPと、定電流源13と、カレントミラー回路14Aと、バッファ回路15と、カスコード接続回路31と、一対の定電流源32,33とを備え、全体としてフォールデッドカスコード回路として構成されている。具体的には、カレントミラー回路14Aは、2つのトランジスタ(一例としてn型MOSFET)34,35で構成されて、カスコード接続回路31とグランドとの間に配設されている。この構成により、カレントミラー回路14Aは、トランジスタ対TPの能動負荷として機能する。
カスコード接続回路31は、一例として、ゲート端子に共通の基準電圧Vref2が印加された2つのトランジスタ(一例としてp型MOSFET)36,37で構成されている。この場合、トランジスタ36は、そのドレイン端子がカレントミラー回路14Aのトランジスタ34のドレイン端子に接続され、そのソース端子が定電流源32を介して電源Vccに接続されている。また、トランジスタ37は、そのドレイン端子がカレントミラー回路14Aのトランジスタ35のドレイン端子(およびゲート端子)に接続され、そのソース端子が定電流源33を介して電源Vccに接続されている。この構成により、トランジスタ対TPとカレントミラー回路14Aとが、カスコード接続回路31によって分離されて、電源Vccとグランドとの間に非直列状態で配設されている。このため、トランジスタ対TPとカレントミラー回路14とがVccとグランドとの間に直列状態で配設される図1に示す構成と比較して、電源Vccの電位とグランドの電位との間での動作電圧範囲に余裕が出る結果、電源Vccの電位(電圧)をより低くした構成に対しても対応可能となる。また、トランジスタ対TPとカレントミラー回路14Aとがカスコード接続回路31によって分離される構成のため、トランジスタ対TPのミラー容量(ゲート−ドレイン間容量)を低減することができ、その結果、動作の高速化が図られている。
このように構成された差動増幅回路2Aに対して、定電流回路4は、電源Vccとトランジスタ36のソース端子(第2トランジスタ12のドレイン端子)との間に接続され、定電流回路5は、電源Vccとトランジスタ37のソース端子(第1トランジスタ11のドレイン端子)との間に接続されている。また、バッファ回路15は、カスコード接続回路31におけるトランジスタ36のドレイン端子に生成される電圧Vd、つまりトランジスタ36を介してトランジスタ対TPから出力される電圧Vdを低インピーダンスで出力信号Voutとして出力する。
次いで、光電流・電圧変換回路1Aの動作について説明する。なお、発明の理解を容易にするため、定電流源13,32,33の各電流値が2×I、各定電流回路4,5の電流値がIであるものとする。
この光電流・電圧変換回路1Aでは、各定電流回路4,5がオフ状態のときには、トランジスタ対TPおよびカレントミラー回路14Aがバランスの取れた状態で作動している。このため、トランジスタ対TPの各トランジスタ11,12には電流(電流値I)が流れ、またカレントミラー回路14Aの各トランジスタ34,35にも電流(電流値I)が流れている。
このバランスの取れた状態において制御信号Sc1のレベルをHighとし、かつ制御信号Sc2のレベルをLowとしたときには、定電流回路4のみがオン状態に移行する。これにより、定電流回路4からの定電流I1(電流値I)の供給が開始されるため、カレントミラー回路14Aのトランジスタ34に流れる電流の電流値は0.5×Iだけ増加して1.5×Iとなり、これに対応して他のトランジスタ35に流れる電流の電流値も1.5×Iとなる。また、トランジスタ対TPの第2トランジスタ12に流れる電流の電流値も0.5×Iだけ増加して1.5×Iとなり、この結果、第1トランジスタ11に流れる電流の電流値は0.5×Iに減少する。この際に、第2トランジスタ12に流れる電流が増加する結果、第2トランジスタ12のゲート−ソース間電圧が上昇し、カスコード接続回路31のトランジスタ36のドレイン端子の電圧Vdも上昇して、バッファ回路15からの出力信号Voutの電圧も上昇する。
逆に、上記のバランスの取れた状態において制御信号Sc1のレベルをLowとし、かつ制御信号Sc2のレベルをHighとしたときには、定電流回路5のみがオン状態に移行する。これにより、定電流回路5からの定電流I2(電流値I)の供給が開始されるため、カレントミラー回路14Aのトランジスタ35に流れる電流の電流値は0.5×Iだけ増加して1.5×Iとなり、これに対応して他のトランジスタ34に流れる電流の電流値も1.5×Iとなる。また、トランジスタ対TPの第1トランジスタ11に流れる電流の電流値も0.5×Iだけ増加して1.5×Iとなり、この結果、対応して第2トランジスタ12に流れる電流の電流値は0.5×Iに減少する。この際に、第2トランジスタ12に流れる電流が減少する結果、第2トランジスタ12のゲート−ソース間電圧が低下し、カスコード接続回路31のトランジスタ36のドレイン端子の電圧Vdも低下して、バッファ回路15からの出力信号Voutの電圧も低下する。
このように、この光電流・電圧変換回路1Aによれば、制御信号Sc1,Sc2の各レベルを制御することにより、バッファ回路15から出力される出力信号Voutの電圧を上昇させたり、低下させたりすることができ、また、この出力信号Voutの電圧の上昇および低下の度合いは、例えば、定電流源13,32,33の各電流値の設定によって大きくすることができるため、出力信号Voutの電圧値を光電流・電圧変換回路1Aの上限電圧値まで上昇させたり、下限電圧値まで低下させたりすることができる。
このため、この光電流・電圧変換回路1Aにおいても、差動増幅回路2Aのバランスを強制的に崩すことにより、光電流・電圧変換回路1Aにおけるインピーダンスの高い入力端子への定電流源の外付けや、大光量の発光ダイオードの使用を不要にしつつ、上限電圧値および下限電圧値を精度良く、しかも低コストで測定することができる。
また、本発明は、上記した構成の増幅回路(トランジスタ11,12を1段で差動接続した増幅回路)以外の増幅回路、例えば差動接続されたトランジスタを多段に接続した増幅回路などにも適用することができる。
光電流・電圧変換回路1の回路図である。 定電流回路4,5の回路図である。 光電流・電圧変換回路1Aの回路図である。 従来の光電流・電圧変換回路51の回路図である。
符号の説明
1,1A 光電流・電圧変換回路
2,2A 差動増幅回路
3 帰還回路
4,5 定電流回路
Ip 光電流
11 第1トランジスタ
12 第2トランジスタ
PD フォトダイオード
Vout 出力信号

Claims (2)

  1. 受光素子と同一チップ上に配設されて、当該受光素子に流れる光電流を電圧に変換して出力する光電流・電圧変換回路であって、
    制御端子に基準電圧が印加された第1トランジスタと制御端子に前記受光素子が接続されると共に前記第1トランジスタと差動接続された第2トランジスタとで構成されるトランジスタ対、および当該トランジスタ対から出力される電圧を出力するバッファ回路を有する差動増幅回路と、
    当該差動増幅回路の出力信号を前記第2トランジスタの前記制御端子に帰還させる帰還回路と、
    制御信号によってオン・オフ制御されてオン状態のときに前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタのうちの一方のトランジスタの入力端子に定電流を供給することにより、前記トランジスタ対から出力される前記電圧の電圧値を上限電圧値および下限電圧値のいずれか一方に強制的に移行させる第1の定電流回路とを備えている光電流・電圧変換回路。
  2. 制御信号によってオン・オフ制御されてオン状態のときに前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタのうちの他方のトランジスタの入力端子に定電流を供給することにより、前記トランジスタ対から出力される前記電圧の電圧値を前記上限電圧値および前記下限電圧値の他方に強制的に移行させる第2の定電流回路を備えている請求項1記載の光電流・電圧変換回路。
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