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JP4802696B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はモータ制御装置に関し、より詳細にはモータに電力を供給するインバータのスイッチング素子を過熱から保護するように構成されたモータ制御装置に関するものである。
従来、スイッチング素子の過熱保護を目的としたモータ制御装置としては、例えば特開平11−346493号(特許文献1を参照されたい。)の技術がある。このモータ制御装置では、スイッチング素子の温度に対応した許容最大電流値を定めておき、スイッチング素子が高温になる程許容最大電流を減少させ、インバータの熱破壊を防ぐ。また、別の例として特許第3580133号(特許文献2を参照されたい。)の技術がある。このモータ制御装置では、インバータによる電圧印加方法はパルス幅変調方式と矩形波方式の2つを備え、インバータが高温となった場合にパルス幅変調方式から矩形波方式に切り替え、インバータのスイッチング回数を減らして損失を低減し、インバータの熱破壊を防ぐ。
特開平11−346493号公報(段落0005-0007、図1) 特許第3580133号公報(特開2000−014159、段落0010-0012、図1)
しかしながら、特開平11−346493で開示された技術によれば、インバータのスイッチング素子が高温になる程通電可能な電流が低下するため、モータの出力が低下するという問題があった。また、特許第3580133号で開示された技術によれば、インバータ高温時に電圧印加方法を矩形波方式としてスイッチング損失を低減させるが、モータの回転周期が電気回路時定数より大幅に長くなる低回転領域では、矩形波方式で巻線電流を制御することができず、パルス幅変調方式で駆動するためスイッチング損失を低減できないという問題があった。
上述した諸課題を解決すべく、の発明によるモータ制御装置は、
モータとこのモータに矩形波電流を通電可能なインバータとを備え、トルク指令値に基づいて電流制御するモータ制御装置であって、
インバータ内部温度を検知するインバータ温度検知手段(回路など)と、
前記インバータ内部温度に基づいてインバータの保護が必要か否かの判定を行うインバータ保護判定手段と、
前記インバータ保護判定手段がインバータの保護が必要と判定したとき、前記矩形波電流の通電開始角度指令値と通電終了角度指令値との幅を小さくし、電流ピーク指令値を高い値に決定する矩形波電流制御手段(回路など)と、
を備えることを特徴とする。
また、この発明の他の態様によるモータ制御装置は、
前記インバータ保護判定手段は、
予め規定されるインバータ許容温度から前記インバータ内部温度を引いた値が第1の所定値以下のとき、インバータ保護が必要と判定する手段である、
ことを特徴とする。
また、の発明の他の態様によるモータ制御装置は、
前記インバータは、前記モータに任意の回転子角度で前記矩形波電流を通電可能である、ことを特徴とする。
また、の発明の他の態様によるモータ制御装置は、
モータ内温度を検知するモータ温度検知手段を備え、
前記矩形波電流制御手段が、
予め規定されるインバータ許容温度から前記インバータ内部温度を引いた値が第1の所定値より小さいとき、かつ、予め規定されるモータ許容温度から前記モータ内部温度を引いた値が第2の所定値より大きい場合、前記矩形波電流の通電開始角度指令値と通電終了角度指令値との幅が最小となるように指令値を生成する、
ことを特徴とする。
また、の発明の他の態様によるモータ制御装置は、
前記モータが三相スター結線形の同期モータであり、
前記インバータが、
8つのスイッチング素子を用いた4組のハーフブリッジ回路を備え、各ハーフブリッジには前記モータの三相巻線の端子およびモータ中性点が接続されており、
前記モータ制御装置が、
モータ電流のベクトル制御手段をも備え、前記インバータ許容温度と前記インバータ内部温度との差、或いは、前記モータ許容温度と前記モータ内部温度との差の少なくとも一方の値に基づいて前記矩形波電流制御手段と前記ベクトル制御手段とを切り替える、
ことを特徴とする。
また、の発明の他の態様によるモータ制御装置は、
前記モータが、スイッチト・リラクタンス・モータであり、
電開始角度指令値と通電終了角度指令値とで通電区間指令値を構成る、
ことを特徴とする。
また、の発明の他の態様によるモータ制御装置は、
前記モータ制御装置が、
電流ヒステリシス制御部をも備え、前記インバータ許容温度と前記インバータ内部温度との差、或いは、前記モータ許容温度と前記モータ内部温度との差の少なくとも一方の値に基づいて、前記通電区間指令値と前記電流ピーク指令値とに加え、電流ヒステリシス指令値をも決定する、
ことを特徴とする。
また、の発明の他の態様によるモータ制御装置は、
前記通電区間指令値および前記電流ピーク指令値が、
トルク指令値と、回転速度と、予め規定されるスイッチング素子最大許容温度と前記インバータを構成するスイッチング素子の温度との差、或いは、前記モータ許容温度と前記モータ内部温度との差の少なくとも一方の値に対応して規定してある指令値マップとを参照して決定される、
ことを特徴とする。
また、の発明の他の態様によるモータ制御装置は、
前記インバータの内部温度が、このインバータを構成するスイッチング素子の温度である、ことを特徴とする。
また、の発明の他の態様によるモータ制御装置は、
前記モータの内部温度が、モータコイルエンドの温度である、ことを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、の発明を方法として実現させると、本発明によるモータ制御方法は、
モータとこのモータに任意の回転子角度で矩形波電流を通電可能なインバータとにおいてトルク指令値に基づいて電流制御するモータ制御方法であって、
インバータ内部温度を検知するインバータ温度検知ステップと、
前記インバータ内部温度に基づいてインバータの保護が必要か否かの判定を行うインバータ保護判定ステップと、
前記インバータ保護判定手段がインバータの保護が必要と判定したとき、前記矩形波電流の通電開始角度指令値と通電終了角度指令値との幅を小さくし、電流ピーク指令値を高い値に決定する矩形波電流制御ステップと、
を含むことを特徴とする。
の発明によれば、インバータ内部温度に基づいてインバータの保護が必要か否かの判定を行い、インバータの保護が必要と判定したとき、矩形波電流の通電開始角度指令値と通電終了角度指令値との幅を小さくし、電流ピーク指令値を高い値に決定するので、通電区間を短くし、電流ピークを高くするように指令値を選択することとなり、モータ1回転あたりのインバータスイッチング回数が減るので、出力トルクを低下させることなく、スイッチング損失によるインバータ温度上昇を抑えることが可能となる。
また、この発明の他の態様によれば、予め規定されるインバータ許容温度から前記インバータ内部温度を引いた値が第1の所定値以下のとき、インバータ保護が必要と判定する。
例えば、インバータの結線状態によっては、即ち、ごく普通の三相Y型結線の同期モータと三相インバータの組み合わせでは、1つの相に流した電流が他の二相にも流れてしまうことがあり、各相独立に任意の矩形波電流を流すことが出来ず、の発明が目指す「電流ピークを制御すること」ができない場合もありえる。そこで、この発明の他の態様によれば、「任意の回転子角度で矩形波電流を流せる」ような形式のインバータ回路を構成することで、確実に「電流ピークを制御すること」ができるようになる。
また、この発明の他の態様によれば、予め規定されるインバータ許容温度からインバータ内部温度を引いた値が第1の所定値より小さいとき、かつ、予め規定されるモータ許容温度からモータ内部温度を引いた値が第2の所定値より大きい場合、矩形波電流の通電開始角度指令値と通電終了角度指令値との幅が最小となるように指令値を生成するので、電流ピーク値は最大となりモータ巻線抵抗による損失は増加するが、モータ温度は最大許容温度に対して十分余裕のある低い値である上に、インバータのスイッチング損失による温度上昇を最小限に抑えることが可能となるため、出力トルクを低下させることなく、モータ・インバータ共に許容温度に到達することなく過熱保護が実現できる。
また、この発明の他の態様によれば、モータは三相スター結線形の同期モータであり、インバータは、8つのスイッチング素子を用いた4組のハーフブリッジ回路を備え、各ハーフブリッジにはモータの三相巻線の端子およびモータ中性点が接続されており、モータの制御装置はモータ電流のベクトル制御手段を備え、インバータ許容温度と、インバータ内部温度の差、もしくは、モータ許容温度とモータ内部温度の差の少なくとも一方の値に基づいて矩形波電流制御手段とベクトル制御手段を切り替えるので、中性点を接続せず、3組のハーフブリッジ回路のみを備えるインバータでは通電不可能な、電気角120°未満の通電区間の矩形波電流が通電可能となり、三相同期モータにおいても出力トルクが低下することなく、スイッチング損失によるインバータ温度上昇を抑えることが可能となる。
また、この発明の他の態様によれば、前記モータはスイッチト・リラクタンス・モータであり、電開始角度指令値と通電終了角度指令値とで通電区間指令値を構成るので、スイッチト・リラクタンス・モータにおいても出力トルクが低下することなく、スイッチング損失によるインバータ温度上昇を抑えることが可能となる。
また、この発明の他の態様によれば、電流ヒステリシス制御部を備え、インバータ許容温度と、インバータ内部温度の差、もしくはモータ許容温度とモータ内部温度の差の少なくとも一方の値に基づいて、通電区間と電流ピーク指令値に加え、電流ヒステリシス指令値を決定するので、矩形波電流のヒステリシスを大きくするように指令値を選択することで、更にスイッチング回数を低減でき、スイッチング損失によるインバータ温度上昇をより抑えることが可能となる。
また、この発明の他の態様によれば、通電区間指令値と電流ピーク指令値は、トルク指令値と、回転速度と、スイッチング素子最大許容温度とスイッチング素子の温度の差もしくはモータ許容温度とモータ内部温度の差の少なくとも一方の値に対応させたマップとして記憶するので、指令値を関数で近似する方式に比べて精度良く算出できる。
また、この発明の他の態様によれば、通電時にインバータ内部で温度上昇が大きいインバータスイッチング素子の温度を検知しているので、インバータの全部品に対して過熱保護が実施できる。
また、この発明の他の態様によれば、通電時にモータ内部で温度上昇が大きいコイルエンドの温度を検知しているので、モータの全部品に対して許容温度を超えることなくこの発明の他の効果を実現できる。
以降、諸図面を参照しつつ、本発明の実施態様を詳細に説明する。
[第1の実施例]
実施例1について図1から図4を用いて説明する。実施例1は、三相同期モータと、8つのスイッチング素子を備えるインバータを用いたシステムであり、スイッチング素子の過熱時に巻線電流を正弦波から矩形波に切り替え、スイッチング素子の温度上昇を抑えることを特徴とする。まず、本実施例で使用するシステムについて図1、図2を用いて説明する。本システム(モータ制御装置)は、上位回路などから得られるトルク指令値T*と、インバータ温度保護フラグflagと回転子角度θを入力し、d軸電流指令値id*と、q軸電流指令値iq*と、通電開始角度指令値θon*と、通電終了角度指令値θoff*と、電流ピーク指令値ip*を出力する電流指令値生成部1と、d軸電流指令値id*と、q軸電流指令値iq*と、U相巻線電流検出値iuと、V相巻線電流検出値ivと、回転子角度検出値θを入力し、U相巻線電圧指令値vu_v*と、V相巻線電圧指令値vv_v*と、W相巻線電圧指令値vw_v*を出力する電流ベクトル制御部2と、インバータ温度保護フラグflagを入力し、電流ベクトル制御部2が決定したU相巻線電圧指令値vu_v*、V相巻線電圧指令値vv_v*、W相巻線電圧指令値vw_v*と、矩形波電流制御部9が決定したU相巻線電圧指令値vu_s*、V相巻線電圧指令値vv_s*、W相巻線電圧指令値vw_s*のいずれか一方の電圧指令値を選択し、U相巻線電圧指令値vu*、V相巻線電圧指令値vv*、W相巻線電圧指令値vw*として出力する電圧指令値選択部3と、直流電圧を出力する直流電源4と、U相巻線電圧指令値vu*、V相巻線電圧指令値vv*、W相巻線電圧指令値vw*を入力し、モータ6の巻線に電圧を印加するインバータ5、このインバータに搭載されているスイッチング素子温度検出値Tinvを出力するインバータ温度センサTSと、スター結線されたU相巻線6a、V相巻線6b、W相巻線6cを備え、各巻線の一端と中性点の計4点がインバータ5に接続されているモータ6と、このモータ6に搭載されている巻線のコイルエンド温度検出値Tmotを出力するモータ温度センサTSから構成される。
本システム(モータ制御装置)は、さらに、U相巻線電流を検知するU相電流センサ7aと、V相巻線電流を検知するU相電流センサ7bと、W相巻線電流を検知するU相電流センサ7cと、モータ6の回転子角度θを検知する回転子角度センサ(PS)8と、通電開始角度指令値θon*と、通電終了角度指令値θoff*と、電流ピーク指令値ip*と、U相巻線電流検出値iuと、V相巻線電流検出値ivと、W相巻線電流検出値iwと、回転子角度検出値θを入力し、U相巻線電圧指令値vu_s*と、V相巻線電圧指令値vv_s*と、W相巻線電圧指令値vw_s*を出力する矩形波電流制御部9と、インバータスイッチング素子最高許容温度Tinv_maxと、モータコイルエンド最高許容温度Tmot_maxと、第1温度閾値T1と、第2温度閾値T2を記憶しており、インバータスイッチング素子温度検出値Tinvと、モータコイルエンド温度検出値Tmotを入力し、インバータ温度保護フラグflagを出力するインバータ温度保護処理部10から構成される。
次に図2を用いて、インバータ5とモータ6の回路について説明する。インバータ5は8つのIGBTおよびダイオードなどから構成されているスイッチング素子5a〜5hを備えており、図2のように5aと5e、5bと5f、5cと5g、5dと5hが4組のハーフブリッジ回路を構成しており、各ハーフブリッジには直流電源4が接続されており、さらにモータ6の三相の巻線端子および中性点のうち一端子ずつが接続されている。
続いて、このシステムにおいてインバータの温度保護を実施する過程を図3を用いて説明する。図3の処理はインバータ温度保護処理部10で実施される。まず、処理S20を呼び出し、処理S21において、あらかじめ記憶されたインバータスイッチング素子最高許容温度Tinv_maxと、インバータスイッチング素子温度検出値Tinvとの差が、あらかじめ記憶された第1温度閾値T1以であるかを判断し、第1温度閾値T1以であれば続いて処理S22を実施し、そうでなければ処理S24を実施する。処理S22では、あらかじめ記憶されたモータコイルエンド最高許容温度Tmot_maxと、モータコイル温度検出値Tmotとの差が、あらかじめ記憶された第2温度閾値T2以であるかを判断し、第2温度閾値T2以であれば続いて処理S23を実施し、そうでなければ処理S24を実施する。
処理S23では、モータ温度保護フラグflagを1に設定し処理を終了する。モータ温度保護フラグflagが1の場合は、矩形波電流制御を実施することを意味する。処理S24では、モータ温度保護フラグflagを0に設定し処理を終了する。モータ温度保護フラグflagが0の場合は、正弦波電流制御を実施することを意味する。インバータ温度保護処理部10で生成したモータ温度保護フラグflagは、電流指令値生成部1と、電圧指令値選択部3に入力される。まず電流指令値生成部1において、回転子角度θの変化率から算出した回転子速度ωと、トルク指令値T*に基づいて、ベクトル制御用の電流指令値であるd軸電流指令値id*、q軸電流指令値iq*、そして矩形波電流制御用の指令値である通電開始角度指令値θon*と、通電終了角度指令値θoff*と、電流ピーク指令値ip*を決定する。なお特許請求の範囲に記載の通電区間指令値とは、本実施例においては通電開始角度指令値θon*と、通電終了角度指令値θoff*の幅のことを示す。これらの指令値は、回転子速度ωとトルク指令値T*に対応づけたマップとしてあらかじめ記憶されている。また、インバータ温度保護フラグflagが0の場合はベクトル制御を用いて正弦波電流を通電するので、矩形波電流制御用の指令値である通電開始角度指令値θon*と、通電終了角度指令値θoff*と、電流ピーク指令値ip*はすべて0として出力する。逆にインバータ温度保護フラグflagが1の場合は矩形波電流制御を行うので、ベクトル制御用のd軸電流指令値id*、q軸電流指令値iq*は0とする。
続いて電流ベクトル制御部2で、埋込磁石形同期モータ等で一般的に用いられている電流ベクトル制御を実施し、U相巻線電圧指令値vu_v*、V相巻線電圧指令値vv_v*、W相巻線電圧指令値vw_v*を算出する。なお、電流ベクトル制御時は中性点が接続されているスイッチング素子5d、5hは常時オフとする。矩形波電流制御部9では、スイッチト・リラクタンス・モータ等で一般的に用いられている電流ヒステリシス制御を実施し、U相巻線電圧指令値vu_s*、V相巻線電圧指令値vv_s*、W相巻線電圧指令値vw_s*を算出する。
続いて電圧指令値選択部3において、インバータ温度フラグflagの値が0の場合は、電流ベクトル制御部2が算出したU相巻線電圧指令値vu_v*、V相巻線電圧指令値vv_v*、W相巻線電圧指令値vw_v*をインバータ5へ出力し、インバータ温度フラグflagが1の場合は、矩形波電流制御部9が算出したU相巻線電圧指令値vu_v*、V相巻線電圧指令値vv_v*、W相巻線電圧指令値vw_v*をインバータ5へ出力する。
電流ベクトル制御時、及び矩形波電流制御時の電気角1回転分のU相巻線電流波形を図4に示す。電流ベクトル制御時は図4aのように、キャリア周波数ごとにインバータスイッチング素子のオン/オフを切り替え、略正弦波状の電流波形を生成する。一方、矩形波電流制御時は図4bのような略矩形波状の電流波形を生成する。このとき、図4bの点線で示す矩形波電流の基本波成分を、電流ベクトル制御時の正弦波電流の基本波成分と同じ大きさとすることで、電流ベクトル制御時と同じ平均トルクを出力することができる。一方で電気角1回転あたりのスイッチング回数は、キャリア周期ごとにスイッチングを繰り返す電流ベクトル制御時より低減するため、スイッチング損失による素子の温度上昇を抑制することが可能となる。このように矩形波電流と正弦波電流で基本波成分を同じとした場合、矩形波電流のほうが実効値が大きくなるためモータの巻線に生じる損失は増加するが、処理S2でモータコイルエンドの温度Tmotはモータコイルエンド最高許容温度Tmot_maxより第2温度閾値T2の値以上低い温度となっていることを確認するので、このT2の値を適切に設定することでモータコイルエンドの温度も許容値に達することなくインバータの温度保護が実現できる。なお、本実施例ではインバータ温度の測温箇所はスイッチング素子で、モータの測温箇所はコイルエンドとしたが、この限りではない。ただしインバータやモータの内部において最も温度が高くなる部位の測温をすることが望ましい。
[第2の実施例]
実施例2について図5と図6を用いて説明する。実施例2は、スイッチト・リラクタンス・モータを駆動するシステムであり、スイッチング素子の過熱時に巻線電流に通電する矩形波電流波形を変化させることを特徴とする。まず本実施例で使用するシステムについて図5と図6を用いて説明する。本システム(モータ制御装置)は、上位制御回路などから得られるトルク指令値T*と、インバータ温度保護フラグflagと回転子角度θを入力し、通電開始角度指令値θon*と、通電終了角度指令値θoff*と、電流ピーク指令値ip*と、電流ヒステリシス指令値ihys*を出力する電流指令値生成部51と、通電開始角度指令値θon*と、通電終了角度指令値θoff*と、電流ピーク指令値ip*と、電流ヒステリシス指令値ihys*と、U相巻線電流検出値iuと、V相巻線電流検出値ivと、W相巻線電流検出値iwと、回転子角度検出値θを入力し、U相巻線電圧指令値vu*と、V相巻線電圧指令値vv*と、W相巻線電圧指令値vw*を出力する矩形波電流制御部52と、直流電圧を出力する直流電源53と、U相巻線電圧指令値vu*、V相巻線電圧指令値vv*、W相巻線電圧指令値vw*を入力し、モータ55の巻線に電圧を印加するインバータ54と、このインバータに搭載されているスイッチング素子温度検出値Tinvを出力するインバータ温度センサTSと、U相巻線55a、V相巻線55b、W相巻線55cを備え、各巻線の両端の計6点がインバータ54に接続されているスイッチト・リラクタンス・モータ55と、このモータに搭載されている巻線のコイルエンド温度検出値Tmotを出力するモータ温度センサTSから構成される。
また、本システム(モータ制御装置)は、さらに、U相巻線電流を検知するU相電流センサ56aと、V相巻線電流を検知するU相電流センサ56bと、W相巻線電流を検知するU相電流センサ56cと、スイッチト・リラクタンス・モータ55の回転子角度θを検知する回転子角度センサ57と、インバータスイッチング素子最高許容温度Tinv_maxと、モータコイルエンド最高許容温度Tmot_maxと、第1温度閾値T1と、第2温度閾値T2と、T1より小さい第3温度閾値T3を記憶しており、インバータスイッチング素子温度検出値Tinvと、モータコイルエンド温度検出値Tmotを入力し、インバータ温度保護フラグflagを出力するインバータ温度保護処理部58から構成される。インバータ54は6つのスイッチング素子54a〜54fと、6つのダイオード54g〜54lを備えており、巻線55a〜55cと、直流電源53に対して図6のように接続されている。
続いて、このシステムにおいてインバータの温度保護を実施する過程を図7(a)を用いて説明する。図5のインバータ温度保護処理部58で実施される。まず、処理S70を呼び出し、処理S71において、あらかじめ記憶されたインバータスイッチング素子最高許容温度Tinv_maxと、インバータスイッチング素子温度検出値Tinvの差ΔTinvと、あらかじめ記憶されたモータコイルエンド最高許容温度Tmot_maxと、モータコイル温度検出値Tmotの差ΔTmotを算出する。ここでΔTinvとΔTmotの値に応じて次に行う処理を3通りに分類する。ΔTinvT1かつ、ΔTmotT2の場合、処理S72を実施し、(ΔTinvT1 かつ ΔTmotT2)もしくは、(T≦ΔTinv≦T かつ ΔTmotT2)の場合、処理S73を実施し、それ以外の場合は処理S74を実施する。処理S72では、モータ温度保護フラグflagを2に設定し処理を終了する。処理S73では、モータ温度保護フラグflagを1に設定し処理を終了する。処理S74では、モータ温度保護フラグflagを0に設定し処理を終了する。
モータ温度保護フラグflagが2の場合は後述する矩形波電流制御Cを実施することを意味し、1の場合は後述する矩形波電流制御Bを実施することを意味し、0の場合は後述する矩形波電流制御Aを実施することを意味する。なお、ΔTinvとΔTmotに対して、矩形波電流制御A、B、Cが実施される範囲の関係を図7(b)のグラフに示した。
続いて、図8を用いて矩形波電流制御A、B、Cの各電流制御について説明する。図8は矩形波電流制御A、B、Cそれぞれの制御における、電気角1周期分のU相巻線電流波形を示している。まず,図8(a)に示した矩形波電流制御Aでは、トルク指令値T*と回転子速度ωに基づいてあらかじめマップ化されている、通電開始角度指令値θon_a*と、通電終了角度指令値θoff_a*と、電流ピーク指令値ip_a*と、電流ヒステリシス指令値ihys_a*を決定し、図8のようなヒステリシス電流波形を通電する。矩形波電流制御Aでは例えばシステムの総合効率が最高となるような電流波形が選択される。
図8(b)に示した矩形波電流制御Bでは、トルク指令値T*と回転子速度ωに基づいてあらかじめマップ化されている、通電開始角度指令値θon_b*と、通電終了角度指令値θoff_b*と、電流ピーク指令値ip_b*と、電流ヒステリシス指令値ihys_b*を決定し、図のようなヒステリシス電流波形を通電する。矩形波電流制御Bでは、通電開始角度指令値θon_b*から通電終了角度指令値θoff_b*までの角度が、矩形波電流制御Aのそれより小さくなっており、かつ、電流ピーク指令値ip_b*と、電流ヒステリシス指令値ihys_b*は電流制御Aのそれより大きくなっている。これによってトルク指令値T*通りの平均トルクを出力しつつ、矩形波電流制御Aに比べて電気角1回転あたりのスイッチング回数を減少させている。
図8(c)に示した矩形波電流制御Cでは、トルク指令値T*と回転子速度ωに基づいてあらかじめマップ化されている、通電開始角度指令値θon_c*と、通電終了角度指令値θoff_c*と、電流ピーク指令値ip_c*と、電流ヒステリシス指令値ihys_c*を決定し、図8のようなヒステリシス電流波形を通電する。矩形波電流制御Cでは、矩形波電流制御Bより更に通電開始角度指令値θon_c*から通電終了角度指令値θoff_c*までの角度を小さくし、かつ、電流ピーク指令値ip_c*と、電流ヒステリシス指令値ihys_c*を大きくしている。これによってトルク指令値T*通りの平均トルクを出力しつつ、電気角1回転あたりのスイッチング回数が最小となるような電流波形となっている。
つまり各矩形波電流は、Aが総合効率が最も高いが、AよりB、BよりCのほうがスイッチング損失が小さい。逆にAよりB、BよりCのほうがモータの巻線に生じる損失は大きくなるという特徴がある。従ってインバータスイッチング素子温度検出値Tinvやモータコイルエンド温度検出値Tmotの値に応じて、これら矩形波電流波形A、B、Cを適切に切り替えることによってインバータ、モータ共に許容温度を超えることのない運転が可能となる。
なお、本実施例では矩形波電流のパターンをA、B、Cの3通りに分類したが、この限りではない。ΔTinvやΔTmotの値に応じて多くのパターンに分類したり、通電開始角度指令値、通電終了角度指令値、電流ピーク指令値、電流ヒステリシス指令値をΔTinvやΔTmotに対する関数として記憶しておき、インバータやモータの温度変化に応じて連続的に波形パターンを切り替えたりすることも可能である。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の部材、手段、ステップなどを1つに組み合わせたり或いは分割したりすることが可能である。例えば、解決手段の箇所では、インバータ温度保護処理部における処理を含むような矩形波電流制御手段として規定してあるが、実施例のようにインバータ温度保護処理部と矩形波電流制御部とを別個の手段として実現させることもできる。
実施例1のブロック図である。 実施例1のインバータ、モータを示す回路図である。 実施例1のフローチャートである。 実施例1の電流波形を示す図である。 実施例2のブロック図である。 実施例2のインバータ、モータを示す回路図である。 実施例2のフローチャートである。 実施例2の矩形波電流制御波形を示す図である。
符号の説明
1 電流指令値生成部
2 電流ベクトル制御部
3 電圧指令値選択部
4 直流電源
5 インバータ
5a−5h スイッチング素子
6 モータ
6a−6c U,V,W相巻線
7a−7c U,V,W相電流センサ
8 回転子角度センサ(PS)
9 矩形波電流制御部
10 インバータ温度保護処理部
TS 温度センサ
51 電流指令値生成部
52 矩形波電流制御部
53 直流電源
54 インバータ
54a−54f スイッチング素子
54g−54l ダイオード
55 スイッチト・リラクタンス・モータ
55a−55c U,V,W相巻線
56a−55c U,V,W相電流センサ
57 回転子角度センサ
58 インバータ温度保護処理部

Claims (10)

  1. モータとこのモータに矩形波電流を通電可能なインバータとを備え、トルク指令値に基づいて電流制御するモータ制御装置であって、
    インバータ内部温度を検知するインバータ温度検知手段と、
    前記インバータ内部温度に基づいてインバータの保護が必要か否かの判定を行うインバータ保護判定手段と、
    前記インバータ保護判定手段がインバータの保護が必要と判定したとき、前記矩形波電流の通電開始角度指令値と通電終了角度指令値との幅を小さくし、電流ピーク指令値を高い値に決定する矩形波電流制御手段と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記インバータ保護判定手段は、
    予め規定されるインバータ許容温度から前記インバータ内部温度を引いた値が第1の所定値以下のとき、インバータ保護が必要と判定する手段である、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のモータ制御装置において、
    前記インバータは、前記モータに任意の回転子角度で前記矩形波電流を通電可能である、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    モータ内温度を検知するモータ温度検知手段を備え、
    前記矩形波電流制御手段が、
    予め規定されるインバータ許容温度から前記インバータ内部温度を引いた値が第1の所定値より小さいとき、かつ、予め規定されるモータ許容温度から前記モータ内部温度を引いた値が第2の所定値より大きい場合、前記矩形波電流の通電開始角度指令値と通電終了角度指令値との幅が最小となるように指令値を生成する、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    前記モータが三相スター結線形の同期モータであり、
    前記インバータが、
    8つのスイッチング素子を用いた4組のハーフブリッジ回路を備え、各ハーフブリッジには前記モータの三相巻線の端子およびモータ中性点が接続されており、
    前記モータ制御装置が、
    モータ電流のベクトル制御手段をも備え、前記インバータ許容温度と前記インバータ内部温度との差、或いは、前記モータ許容温度と前記モータ内部温度との差の少なくとも一方の値に基づいて前記矩形波電流制御手段と前記ベクトル制御手段とを切り替える、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    前記モータが、スイッチト・リラクタンス・モータであり、
    電開始角度指令値と通電終了角度指令値とで通電区間指令値を構成る、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    前記モータ制御装置が、
    電流ヒステリシス制御部をも備え、前記インバータ許容温度と前記インバータ内部温度との差、或いは、前記モータ許容温度と前記モータ内部温度との差の少なくとも一方の値に基づいて、前記通電区間指令値と前記電流ピーク指令値とに加え、電流ヒステリシス指令値をも決定する、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    前記通電区間指令値および前記電流ピーク指令値が、
    トルク指令値と、回転速度と、予め規定されるスイッチング素子最大許容温度と前記インバータを構成するスイッチング素子の温度との差、或いは、前記モータ許容温度と前記モータ内部温度との差の少なくとも一方の値に対応して規定してある指令値マップとを参照して決定される、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    前記インバータの内部温度が、このインバータを構成するスイッチング素子の温度である、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    前記モータの内部温度が、モータコイルエンドの温度である、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
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