JP4889110B2 - 熱伝導性樹脂組成物および熱伝導性シートとその製造方法 - Google Patents
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Description
特に、エポキシ樹脂が用いられたベース樹脂に、熱伝導性を向上させるための無機フィラーを分散させた熱伝導性樹脂組成物は、チップ部品の封止や、発熱部品の搭載された回路と放熱板との間の絶縁層の形成などといった電子部品用途において広く用いられている。
例えば、特許文献1には、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などのポリマー成分とフィラーとを含む熱伝導性樹脂組成物によりシート状に形成された高熱伝導性樹脂層が、金属箔が用いられて形成された金属箔層上に積層された金属箔付の熱伝導性シート(以下「金属箔付高熱伝導接着シート」ともいう)が記載されており、この金属箔付高熱伝導接着シートが半導体チップの接着に用いられることが記載されている。
例えば、特許文献2には、エポキシ樹脂などのポリマー成分中に所定の粒度分布のフィラーを80〜95質量%もの高充填させることにより、熱伝導性樹脂組成物の熱伝導率が3〜10W/mKとなることが記載されている。
このフィラーとして用いられる窒化ホウ素の粒子は、一次粒子の形状が鱗片状であり、通常、数μm〜十数μm程度の細かな粒径のものしか市販されてはいない。
一部にはこの鱗片状の一次粒子が凝集されて形成された凝集状態の粒子が市販されており、一次粒子の鱗片状構造が明確でない全体顆粒状を呈する凝集体(以下「顆粒状粒子」ともいう)や個々の一次粒子が区別できる程度に凝集状態を形成している凝集体(以下「集合状粒子」ともいう)がフィラーとして市販されてはいるもののこの凝集状態の粒子も、数十μm〜数百μmの粒径のものしか市販されておらず、特許文献2において検討されている酸化アルミニウム粒子のように類似形状で粒径が異なるもの数多く市販されているわけではない。
しかし、従来、窒化ホウ素粒子を用いての検討は十分行われておらず適した条件も見出されていない。
すなわち、窒化ホウ素粒子が用いられたフィラー(窒化ホウ素フィラー)とポリマー成分とを含有する従来の熱伝導性樹脂組成物においては、熱伝導性シートなどの成形品の熱伝導率を十分向上させることが困難であるという問題を有している。
また、前記熱伝導性樹脂組成物がシート状に成形されてなることを特徴とする熱伝導性シートならび熱伝導性シート製造方法を提供する。
まず、図1を参照しつつ金属箔付高熱伝導接着シートについて説明する。
この内、樹脂成分としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂を例示でき、この内、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂などのポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、フェノキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルアミドイミド樹脂、ポリエーテルアミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂などが挙げられる。
前記熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。
また、前記ゴム成分としては、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ポリブタジエンゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体ゴム、イソブチレン−イソプレン共重合体ゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴム、フッソゴム、クロロ・スルホン化ポリエチレン、ポリウレタンゴムなどが挙げられる。
これらは、単独で用いてもよく、複数混合して用いてもよい。
なかでも、金属箔付高熱伝導接着シートに用いるポリマー成分には、優れた接着性を示すと共に耐熱性にも優れていることからエポキシ樹脂を用いることが好適である。
この常温固体のエポキシが好ましいのは、常温液体状のエポキシ樹脂を用いた場合には、金属箔付高熱伝導接着シートを被着体に接着すべく加熱条件下において高熱伝導性樹脂層側を被着体に当接させた場合に、エポキシ樹脂の粘度が低下しすぎて、金属箔付高熱伝導接着シートの端縁部から外にエポキシ樹脂が大きく滲み出してしまうおそれがあるためである。
このエポキシ樹脂の滲み出しが激しい場合には、例えば、金属箔層の背面側など本来金属部分が露出しているべき個所にエポキシ樹脂被膜を形成させてしまうおそれがある。
高熱伝導性樹脂組成物に適度な流れ性を付与して、これらの問題をより確実に抑制させ得る点において、このエポキシ樹脂としては、エポキシ当量450〜2000g/eqの常温固体のビスフェノールA型エポキシ樹脂と、エポキシ当量160〜220g/eqの多官能の常温固体で87℃から93℃の間に軟化点を有するノボラック型エポキシ樹脂とが(ビスフェノールA型エポキシ樹脂/ノボラック型エポキシ樹脂)=40/60〜60/40となる質量比率で混合されているものを用いることが好ましい。
なお、このエポキシ当量は、JIS K 7236により求めることができる。
この硬化剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、ジアミノジフェニルスルホン、ジシアンジアミド、ジアミノジフェニルメタン、トリエチレンテトラミンなどのアミン系硬化剤、フェノールノボラック樹脂、アラルキル型フェノール樹脂、ジシクロペンタジエン変性フェノール樹脂、ナフタレン型フェノール樹脂、ビスフェノール系フェノール樹脂などのフェノール系硬化剤、酸無水物などを用いることができる。
中でも、ジアミノジフェニルスルホンが好適である。
前記硬化促進剤としては、特に限定されるものではないが、三フッ化ホウ素モノエチルアミンなどのアミン系硬化促進剤が好適である。
すなわち、熱伝導性樹脂組成物に上記範囲で窒化ホウ素粒子が含有されることにより、その成形品の熱伝導率を、従来の熱伝導性樹脂組成物が用いられた場合に比べて、より優れたものとさせ得るためである。
なお、この“平均粒径”については、レーザー回折法での粒度分布測定によりD50値を測定して求めることができる。
この金属箔としては、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄などの純金属や合金が用いられたものを例示でき、さらに、各種メッキが施されたものや、あるいは、複数種類の金属が積層されているクラッド箔なども用いることができる。
この表面粗化については、金属箔の表面をサンドブラスト処理や酸化処理するなどして施すことができる。
なお、電解金属箔を用いる場合においては、そのマット面(粗化面)を高熱伝導性樹脂層との積層界面として利用することができ、サンドブラスト処理や酸化処理などの特段の処理を必要としない点において好適である。
さらに、この電解銅箔には、マット面にジンケート処理が施されているものを用いることが好ましい。
まず、ポリマー成分としてエポキシ樹脂を用い、窒化ホウ素フィラーとして平均粒径60〜200μmの凝集状態の窒化ホウ素粒子を用いて、前記コーティングに用いるコーティング液(液状の熱伝導性樹脂組成物)を作製する方法について説明する。
また、要すれば、エポキシ樹脂に対する窒化ホウ素フィラーの分散性を改善させる分散剤を樹脂溶液に含有させることも可能である。
なお、この分散剤としては、エポキシ樹脂に対する窒化ホウ素フィラーの分散性向上効果に優れる点から、前記分散剤には0mgKOH/gを超え35mgKOH/g以下のアミン価を有する化合物が含有されているものを用いることが好ましい。
したがって、高いシェアストレスを受けた凝集状態の窒化ホウ素粒子は、凝集状態が解かれて、一次粒子に近い状態に微細化され、例えば、3μm以上20μm以下の粒径にまで微細化されることとなる。
なお、要すれば、樹脂溶液の残量を数度に分けてこの粒度再調整工程を段階的に複数回に分けて実施することもできる。
例えば、コーティング液を金属箔上にコーティングした後に乾燥して金属箔層上に高熱伝導性樹脂層を形成するなどして金属箔付高熱伝導接着シートを作製することができる。
また、セパレータフィルム上にコーティング液をコーティングし、乾燥した後にセパレータフィルムを剥離して高熱伝導性樹脂層のみ熱伝導性シートを一旦作製した後に、金属箔とラミネートして金属箔付高熱伝導接着シートを作製することができる。
例えば、金属箔付高熱伝導接着シートのように金属箔層を有する熱伝導性シートの作製に用いられる場合に限定するものではなく、高熱伝導性樹脂層(熱伝導性樹脂組成物)のみにより形成された熱伝導性シートの作製に用いることも可能である。
あるいは、熱伝導性シート以外の他用途に熱伝導性樹脂組成物を用いることも可能である。
(ベース樹脂溶液の調整)
ビスフェノール型エポキシ樹脂(東都化成社製、商品名「YD−011」)66gと、クレゾールノボラック樹脂(東都化成社製、商品名「YDCN704」)66gと、硬化剤である4,4’−ジアミノジフェニルスルホン(和歌山精化社製、商品名「セイカキュアーS」)26g、硬化促進剤である三酸化ホウ素モノエチルアミン1.3gと、2−ブタノン106gとを混合溶解させてベース樹脂溶液を作製した。
前記ベース樹脂溶液をさらに2−ブタノン82gとトルエン163gを加えて希釈したものをエポキシ樹脂溶液として作製した。
(粒度調整工程)
窒化ホウ素フィラー(昭和電工社製、商品名「UHP−1」)300gをプリミックス社製「ハイビスミキサー」に入れ、前記エポキシ樹脂溶液261gと分散剤(ビックケミー社製、商品名「ディスパービック−2001」)3gとをいれて減圧下で20分間攪拌し、粒度調整工程を実施した。
さらに、前記エポキシ樹脂溶液151gを「ハイビスミキサー」内にいれて、減圧下で20分間攪拌し、粒度再調整工程を実施しコーティング液を作製した。
得られたコーティング液を銅箔上に塗布、乾燥し、熱伝動性樹脂組成物によりシート状に形成された高熱伝導性樹脂層が銅箔上に積層された金属箔付高熱伝導接着シートを作製した。
さらに、ホットプレスを用いて5.9MPaの圧力で加圧しながら120℃×20分間の熱プレスを実施した後に、続けて180℃×2時間の熱プレスを実施して金属箔付高熱伝導接着シートの硬化を実施し、評価試料を作製した。
硬化後の高熱伝導性樹脂層の膜厚は、0.2mmであった。
なお、高熱伝導性樹脂層に占める窒化ホウ素フィラーの割合は55体積%であった。
(エポキシ樹脂溶液の作製)
実施例1におけるベース樹脂溶液を希釈することなくエポキシ樹脂溶液とした。
すなわち、ビスフェノール型エポキシ樹脂(東都化成社製、商品名「YD−011」)66gと、クレゾールノボラック樹脂(東都化成社製、商品名「YDCN704」)66gと、硬化剤である4,4’−ジアミノジフェニルスルホン(和歌山精化社製、商品名「セイカキュアーS」)26g、硬化促進剤である三酸化ホウ素モノエチルアミン1.3gと、2−ブタノン106gとを混合溶解させてエポキシ樹脂溶液を作製した。
窒化ホウ素フィラー(昭和電工社製、商品名「UHP−1」)300gをプリミックス社製「ハイビスミキサー」に入れ、前記エポキシ樹脂溶液212.6gと分散剤(ビックケミー社製、商品名「ディスパービック−2001」)3gとをいれて減圧下で20分間攪拌した。
次いで、一旦常圧に戻して、2−ブタノン50gとトルエン110gをさらに加えた後に、再び減圧下で攪拌しコーティング液を作製した。
得られたコーティング液を銅箔上に塗布、乾燥し、熱伝動性樹脂組成物によりシート状に形成された高熱伝導性樹脂層が銅箔上に積層された金属箔付高熱伝導接着シートを作製した。
さらに、ホットプレスを用いて5.9MPaの圧力で加圧しながら120℃×20分間の熱プレスを実施した後に、続けて180℃×2時間の熱プレスを実施して金属箔付高熱伝導接着シートの硬化を実施し、評価試料を作製した。
硬化後の高熱伝導性樹脂層の膜厚は、0.2mmであった。
なお、高熱伝導性樹脂層に占める窒化ホウ素フィラーの割合は55体積%であった。
(エポキシ樹脂溶液の作製)
実施例1におけるベース樹脂溶液を希釈することなくエポキシ樹脂溶液とした。
すなわち、ビスフェノール型エポキシ樹脂(東都化成社製、商品名「YD−011」)66gと、クレゾールノボラック樹脂(東都化成社製、商品名「YDCN704」)66gと、硬化剤である4,4’−ジアミノジフェニルスルホン(和歌山精化社製、商品名「セイカキュアーS」)26g、硬化促進剤である三酸化ホウ素モノエチルアミン1.3gと、2−ブタノン106gとを混合溶解させてエポキシ樹脂溶液を作製した。
窒化ホウ素フィラー(昭和電工社製、商品名「UHP−1」)300gをプリミックス社製「ハイビスミキサー」に入れ、分散剤(ビックケミー社製、商品名「ディスパービック−2001」)3gをトルエン110gに溶解させた溶液を加えて減圧下で20分間攪拌した。
次いで、前記エポキシ樹脂溶液212.6gと2−ブタノン50gとをさらに加えて減圧下で20分間攪拌した。
得られたコーティング液を銅箔上に塗布、乾燥し、熱伝動性樹脂組成物によりシート状に形成された高熱伝導性樹脂層が銅箔上に積層された金属箔付高熱伝導接着シートを作製した。
さらに、ホットプレスを用いて5.9MPaの圧力で加圧しながら120℃×20分間の熱プレスを実施した後に、続けて180℃×2時間の熱プレスを実施して金属箔付高熱伝導接着シートの硬化を実施し、評価試料を作製した。
硬化後の高熱伝導性樹脂層の膜厚は、0.2mmであった。
なお、高熱伝導性樹脂層に占める窒化ホウ素フィラーの割合は55体積%であった。
用いる窒化ホウ素フィラーを昭和電工社製、商品名「UHP−1」に代えて、水島合金鉄社製、商品名「HP−40」に代えたこと以外は、実施例1と同様に評価試料を作製した。
用いる窒化ホウ素フィラーを昭和電工社製、商品名「UHP−1」に代えて、水島合金鉄社製、商品名「HP−40」に代えたこと以外は、実施例2と同様に評価試料を作製した。
用いる窒化ホウ素フィラーを昭和電工社製、商品名「UHP−1」、300gに代えて、昭和電工社製、商品名「UHP−1」、210gと電気化学工業社製、商品名「SGPS」、90gとの混合品に代えたこと以外は、実施例1と同様に評価試料を作製した。
プリミックス社製「ハイビスミキサー」に代えてスギノマシン社製、商品名「アルティマイザー HJP−25」を用いることにより、窒化ホウ素フィラーをより微細化させたこと以外は、実施例1と同様にコーティング液を作製し、実施例1と同様に評価試料を作製した。
プリミックス社製「ハイビスミキサー」に代えて寿工業社製、商品名「ウルトラアペックスミル UAM−015」を用いることにより、窒化ホウ素フィラーをより微細化させたこと以外は、実施例1と同様にコーティング液を作製し、実施例1と同様に評価試料を作製した。
(窒化ホウ素粒子の粒径分布の確認)
レーザー回折法により各実施例、比較例のコーティング液中の窒化ホウ素粒子の粒度分布を測定した。
測定結果から、3μm以上20μm以下の粒径を有する窒化ホウ素粒子の総質量(M1)と、20μmを超え60μm以下の粒径の窒化ホウ素粒子の総質量(M2)と、60μmを超え100μm以下の粒径の窒化ホウ素粒子総質量(M3)とを求め、これらの総合計量(T(=M1+M2+M3))を計算により求めた。
さらに、各範囲の窒化ホウ素粒子総質量(M1、M2、M3)をこの総合計量(T)で除して質量%(wt%)を求めた。
結果を、表1に示す。
各実施例、比較例で作製した熱伝導性シートを用いて熱伝導率の測定を実施した。
なお、熱伝導率は、アイフェイズ社製、商品名「ai−phase mobile」により熱拡散率を求め、さらに、示差走査熱量計(DSC)を用いた測定により熱伝導性シートの単位体積あたりの熱容量を測定し、先の熱拡散率に乗じることにより算出した。
結果を表1に示す。
Claims (5)
- 窒化ホウ素粒子とポリマー成分とが含有されている熱伝導性樹脂組成物であって、
粒径3μm以上100μm以下の窒化ホウ素粒子が含有されており、しかも、前記窒化ホウ素粒子は、3μm以上20μm以下の粒径の窒化ホウ素粒子が60〜85質量%、20μmを超え60μm以下の粒径の窒化ホウ素粒子が11〜28質量%、60μmを超え100μm以下の粒径の窒化ホウ素粒子が4〜12質量%となる割合で含有されていることを特徴とする熱伝導性樹脂組成物。 - 分子内に複数のエポキシ基を有するエポキシ樹脂が前記ポリマー成分に用いられ、前記エポキシ樹脂を熱硬化させるための硬化剤と硬化促進剤とが含有されており、前記硬化剤が、分子内に複数の1級芳香族アミン残基を有するジアミン誘導体であり、前記硬化促進剤が、アミン系硬化促進剤である請求項1記載の熱伝導性樹脂組成物。
- 請求項1または2に記載の熱伝導性樹脂組成物がシート状に成形されてなることを特徴とする熱伝導性シート。
- 分子内に複数のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、前記エポキシ樹脂を熱硬化させるための硬化剤と硬化促進剤とを含み、前記エポキシ樹脂、前記硬化剤ならびに前記硬化促進剤が溶剤中に分散されており、しかも、前記硬化剤が分子内に複数の1級芳香族アミン残基を有するジアミン誘導体であり、前記硬化促進剤がアミン系硬化促進剤であるエポキシ樹脂溶液を、平均粒径が60μmを超え200μm以下の窒化ホウ素粒子とともに減圧下で攪拌して前記エポキシ樹脂溶液と前記窒化ホウ素粒子との混合物を作製するとともに前記攪拌により前記窒化ホウ素粒子を微細化させる粒度調整工程を実施し、該粒度調整工程後に、前記エポキシ樹脂溶液をさらに加えた状態で再び減圧下で攪拌して前記混合物を前記エポキシ樹脂溶液で希釈するとともに前記攪拌により前記混合物中の窒化ホウ素粒子をさらに微細化させる粒度再調整工程を少なくとも1回以上実施して、3μm以上20μm以下の粒径の窒化ホウ素粒子が60〜85質量%、20μmを超え60μm以下の粒径の窒化ホウ素粒子が11〜28質量%、60μmを超え100μm以下の粒径の窒化ホウ素粒子が4〜12質量%となる割合で粒径3μm以上100μm以下の窒化ホウ素粒子が含有されている液状の熱伝導性樹脂組成物を作製することを特徴とする熱伝導性樹脂組成物製造方法。
- 請求項4記載の熱伝導性樹脂組成物製造方法により液状の熱伝導性樹脂組成物を作製し、該液状の熱伝導性樹脂組成物を基材に塗工して乾燥させた後に、該乾燥された熱伝導性樹脂組成物をプレスすることによりシート状に成形することを特徴とする熱伝導性シート作製方法。
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