JP4876597B2 - 感放射線性樹脂組成物の調製方法 - Google Patents
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Description
これらの樹脂膜の形成に使用される感放射線性樹脂には種々の特性が求められるが、特に、最近では、比誘電率、耐熱寸法安定性、耐溶剤性、平坦性に優れるばかりでなく、良好な層間絶縁性、透明性及び耐熱変色性をもつものが求められている。
また、特許文献2には、特定構造の脂肪族環状炭化水素を開環メタセシス重合して得られる重量平均分子量と数平均分子量との比が1.0〜2.0である開環メタセシス重合体水素添加物が開示されている。ここで用いられる開環メタセシス重合体も、また、テトラヒドロフラン中で重合して得られた重合体溶液を貧溶媒であるメタノール中に注いで重合体を析出させ、これをテトラヒドロフランに溶解して、水素化を行った後、再度メタノールに注いで重合体水素化物を沈殿させ、濾別、真空乾燥等を行って得られたものである。これを感放射線性樹脂組成物として使用するためには、この樹脂を他の配合剤と共にシクロヘキサノン等の感放射線性樹脂組成物用の溶媒に溶解することを必要とする。
即ち、単量体を重合することによって得られる重合体は、重合に用いた触媒の活性度の分布、重合途中の触媒の失活、活性末端の連鎖移動等の結果として、一般にその分子量に分布を持っている。しかしながら、重合体の分子量が異なる(即ち、重合体の分子量に分布がある)と、種々の特性に好ましからぬ影響を与えるため、感放射線性樹脂組成物に用いられる重合体には、この分子量分布が狭いことが要求されることが多い。
また、重合体には、未反応の単量体、重合触媒や水素添加触媒等の触媒残渣、オリゴマー(低重合体)等の低分子量成分が含まれていることがあり、これらが製品の特性上や環境安全上の観点から望ましくない問題の原因となることがある
上述の重合後の凝固による重合体の分離及び再溶解の操作によって、低分子量成分を除去して分子量分布を狭くすると共に、触媒残渣やオリゴマーを除去することができる。
更に、重合体について要求される分子量がそれほど高くない場合は、必然的に低分子量成分の比率が高くなるので、重合後に低分子量成分を除去する方法では、大幅に収率が低くなるという問題も生じてくる。
このように、感放射線性樹脂組成物の調製に際しては、安全性や生産性、樹脂膜の層間絶縁性を向上させる観点から更なる改良の余地が認められる。
従って、本発明の目的は、感放射線性樹脂組成物を安全に且つ簡便に短時間で調製する方法、この方法によって得られる感放射線性樹脂組成物、これを用いて得られる積層体及びその製造方法、並びにアクティブマトリックス基板及びこれを備えた平面表示装置を提供することにある。
かくして、本発明によれば、末端ビニル基を2以上有する非共役ポリエン化合物の存在下に溶媒中で開環メタセシス重合触媒を用いて脂環式オレフィンを重合して得た脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を含有する重合反応溶液に、感放射線化合物を配合することを特徴とする感放射線性樹脂組成物の調製方法が提供される(以下、「第一の調製方法」ということがある。)。
また、本発明によれば、末端ビニル基を2以上有する非共役ポリエン化合物の存在下に溶媒中で開環メタセシス重合触媒を用いて脂環式オレフィンを重合して得た脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を含有する重合反応溶液に水素を導入して該重合反応溶液に含まれる脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を水素添加して得た脂環式オレフィン開環メタセシス重合体水素化物を含有する水素添加反応溶液に、感放射線化合物を配合する感放射線性樹脂組成物の調製方法が提供される(以下、「第二の調製方法」ということがある。)。
上記2つの調製方法において、脂環式オレフィン開環メタセシス重合体の重量平均分子量が2,000〜10,000であり、数平均分子量1,000以下の成分の含有量が2重量%以下であることが好ましい。
また、上記本発明の感放射線性樹脂組成物の調製方法において、感放射線化合物に加えて更に架橋剤をも配合することができる。
更に、本発明の感放射線性樹脂組成物の調製方法において、溶媒が150〜250℃の沸点を有する極性溶媒を含有してなるものであることが好ましい。
更に、本発明の感放射線性樹脂組成物の調製方法において、末端ビニル基を2以上有する非共役ポリエン化合物は、1,5−ヘキサジエン化合物であることが好ましい。
更に、本発明によれば、上記感放射線性樹脂組成物の調製方法より得られた感放射線性樹脂組成物、積層体及びその製造方法、並びにアクティブマトリックス基板及びそれを備えた平面表示装置が提供される。
この方法で得られる感放射線性樹脂組成物で形成した樹脂膜は、比誘電率、耐熱寸法安定性、耐溶剤性及び平坦性に優れるばかりでなく、良好な透明性及び耐熱変色性を有しており、さらに層間絶縁性に優れるので、電子部品用樹脂膜、特に平面表示装置用樹脂膜として有用である。
本発明において、脂環式オレフィン開環メタセシス重合体(以下、単に「開環メタセシス重合体」ということがある。)は、脂環式オレフィンを開環メタセシス重合させて得られるものである。
脂環式オレフィンは、開環メタセシス反応が可能な炭素−炭素二重結合を少なくとも1つ有する環構造を分子内に少なくとも1つ有する化合物であればよく、上記環構造以外の部分の構造に特に制限はない。
また、脂環式オレフィンを構成する炭素の数にも特に制限はないが、通常、4〜25、好ましくは5〜20、より好ましくは7〜15である。
脂環式オレフィンは、単一の環からなるものでも複数の環からなるものでもよく、複数の環の結合様式にも限定はない。
基;ベンジル基等のアラルキル基;フェニル基、ナフチル基、トルイル基、キシリル基等の置換基を有していてもよいアリール基;メチリデン基、エチリデン基等のアルキリデン基;ビニル基、アリル基、プロペニル基等のアルケニル基;メチリデン基、エチリデン基等のアルキリデン基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボルニル基等のシクロアルキル基;シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、ノルボルネニル基、ジシクロペンチル基、ジシクロペンテニル基等のシクロアルケニル基;等を挙げることができる。
このような官能基としては、プロトン性極性基と、これ以外の極性基とを挙げることができる。
プロトン性極性基は、ヘテロ原子、好ましくは、周期律表第15族及び第16族の原子、更に好ましくは周期律表第15族及び第16族第1及び第2周期の原子、特に好ましくは酸素原子に水素原子が直接結合した原子団である。
プロトン性極性基の具体例としては、カルボキシル基(ヒドロキシカルボニル基)、スルホン酸基、リン酸基、ヒドロキシル基等の酸素原子を有する極性基;第一級アミノ基、第二級アミノ基、第一級アミド基、第二級アミド基(イミド基)等の窒素原子を有する極性基;チオール基等のイオウ原子を有する極性基;等が挙げられる。これらの中でも、酸素原子を有するものが好ましく、より好ましくはカルボキシル基である。
また、ニトリル基、エステル基、アミド基、酸無水物基等の加水分解によってカルボキシル基を生成する基も好適に用いることができる。
本発明の脂環式オレフィン開環メタセシス重合体のうち、プロトン性極性基を有するものは、アルカリ可溶性であり、これらアルカリ可溶性のものは、感放射線性樹脂組成物に有用である。また、プロトン性極性基を有するものは、組成物に架橋剤を配合した場合、架橋性樹脂を与えることができる。
N−(2−エチルペンチル)−N,2−ジメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボキシアミド、N−(2−エチルブチル)−N,2−ジメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボキシアミド、N,2−ジメチル−N−(2−メチルブチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボキシアミド、N−ブチル−N,2−ジメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボキシアミド、N−イソブチル−N,2−ジメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボキシアミド、4−[4−(2−エチルヘキシロキシ)フェニル]−4−アザトリシクロ[5.2.1.02,6]デセ−8−エン−3,5−ジオン、3−[4−(2−エチルヘキシロキシ)フェニル]−4−アザトリシクロ[5.2.1.02,6]デセ−8−エン−3,5−ジオン、2−[4−(2−エチルヘキシロキシ)フェニル]−4−アザトリシクロ[5.2.1.02,6]デセ−8−エン−3,5−ジオン、ジメチル5−(3,5−ジオキソ−4−アザトリシクロ[5.2.1.02,6]デセ−8−エン−4−イル)イソフタレート
ジメチル4−(3,5−ジオキソ−4−アザトリシクロ[5.2.1.02,6]デセ−8−エン−4−イル)フタレート、ジメチル3−(3,5−ジオキソ−4−アザトリシクロ[5.2.1.02,6]デセ−8−エン−4−イル)フタレート、ジメチル2−(3,5−ジオキソ−4−アザトリシクロ[5.2.1.02,6]デセ−8−エン−4−イル)テレフタレート等が挙げられる。
シアノ基含有脂環式オレフィンとしては、例えば、8−シアノテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカ−3−エン、8−メチル−8−シアノテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカ−3−エン、5−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−シアノ−5−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン等が挙げられる。
ハロゲン原子を含有する脂環式オレフィンとしては、例えば、8−クロロテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカ−3−エン、8−メチル−8−クロロテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカ−3−エン等が挙げられる。
エーテル基含有脂環式オレフィンとしては、例えば、5−{[(2−エチルヘキシル)オキシ]メチル}ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−{[(2−エチルペンチル)オキシ]メチル}ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−[(2−エチルブトキシ)メチル]ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−(ブトキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−[(2−メチルブトキシ)メチル]ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−(イソブトキシメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、2−エチルヘキシル(2−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−イル)メチルエーテル、2−エチルペンチル(2−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−イル)メチルエーテル、2−エチルブチル(2−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−イル)メチルエーテル、5−(ブトキシメチル)−5−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、(2−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−イル)メチル−2−メチルブチルエーテル、5−(イソブトキシメチル)−5−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン等が挙げられる。
これらの脂環式オレフィンの中でも、ノルボルネン骨格を有するものが好ましい。
このような非脂環式オレフィンの具体例としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、3−エチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ペンテン、4−エチル−1−ヘキセン、3−エチル−1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン等の炭素数2〜20のエチレン又はα−オレフィンを挙げることができる。
開環メタセシス重合触媒は、遷移金属原子を中心原子として、複数のイオン、原子、多原子イオン又は化合物が結合してなる錯体である。上記イオン等の結合は、イオン結合であっても、共有結合であっても、配位結合であってもよい。遷移金属原子としては、5族、6族及び8族の原子が使用される。これらの中でも8族のルテニウムやオスミウムが好ましく、特に、ルテニウムが好ましい。
ルテニウム開環メタセシス重合触媒の中でも、ルテニウムカルベン触媒が好ましい。ルテニウムカルベン触媒は、酸素や水分に対して安定で失活し難く、且つ、触媒活性に優れている。
末端ビニル基を2以上有する非共役ポリエン化合物の具体例としては、下記一般式(5)で示される化合物を示すことができる[式中、R7及びR8は、それぞれ、置換基を有していてもよいビニル基;R9〜R12は、それぞれ、水素原子又はアルキル基;Xは、二価の有機基;m及びnは、それぞれ、0又は正の整数である。但し、XがC=Q(Qは、炭素原子と二重結合を形成し得る原子)で表わされる基を有するときは、m及びnは正の整数である。]。
末端ビニル基を2以上有する非共役ポリエン化合物としては、重合後の精製除去等を考慮すると、常圧における沸点が175℃以下のものが好ましい。
これらの中でも、非共役ジエン化合物が好ましく、脂肪族の非共役ジエン化合物がより好ましい。脂肪族の非共役ジエンのうち、1,5−ヘキサジエンが特に好ましい。
末端ビニル基を2以上有する非共役ポリエン化合物の使用量は、通常、脂環式オレフィンに対して、0.1〜20モル%、好ましくは、0.5〜15モル%、より好ましくは1〜10モル%である。
ポリアルキレングリコールジエステル溶媒の具体例としては、ジエチレングリコールジアセテート、ジプロピレングリコールジアセテート、トリエチレングリコールジアセテート等を挙げることができる。
重合温度は、特に制限されないが、通常、−50〜+150℃、好ましくは0〜100℃である。
重合時間は、重合温度、触媒の使用量等に応じて適宜決定すればよいが、通常、1分から24時間である。
重合雰囲気は、特に限定されず、開環メタセシス重合触媒が安定である場合は空気中等で行っても構わないが、窒素、炭酸ガス、希ガス等の不活性気体雰囲気下で行うのが好ましい。
これに対して、本発明においては、重合工程のみによって、換言すると、重合工程の後、重合体の分離、乾燥、再溶解等の操作を必要とせずに、感放射線性樹脂組成物として使用するに適した脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を重合反応溶液として、得ることができる。
本発明の感放射線性樹脂組成物の調製方法によれば、一旦、重合体を分離して、これを溶媒に再溶解する必要がなく、設備的にも環境安全上もエネルギー的にも有利である。
即ち、第二の調製方法においては、脂環式オレフィン開環メタセシス重合体の水素化反応を、開環重合で得られた重合反応溶液のまま行う。
水素添加触媒は、水素添加反応後、活性炭等の、反応液に不溶の多孔質固形分を水素添加反応液に添加し、触媒をこれに吸着させた後、ろ過することにより除去できる。この多孔質固形分への触媒の吸着に際して、水素添加反応液に水素を溶存させると触媒の吸着が効率的に進行する。
この時、重合反応溶液や水素添加反応溶液から過剰な溶媒を留去したり、溶媒を新たに追加することができる。
キノンジアジド化合物は、開環メタセシス重合体又はその水素化物のプロトン性極性基と結合して、そのアルカリ現像液に対する溶解性を制御すると共に、活性放射線の照射により酸を発生させる化合物である。キノンジアジド化合物としては、例えば、キノンジアジドスルホン酸ハライドとフェノール性水酸基を有する化合物とのエステル化合物を用いることができる。
キノンジアジドスルホン酸ハライドとしては、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリド、1,2−ベンゾキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド等が挙げられる。
これ以外のフェノール性水酸基を有する化合物としては、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、トリス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン、1,1,2,2−テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、ノボラック樹脂のオリゴマー、フェノール性水酸基を1つ以上有する化合物とジシクロペンタジエンとを共重合して得られるオリゴマー等が挙げられる。
これらの感放射線化合物は、それぞれ単独で又は2種以上を組合せて用いることができる。
本発明で使用することができる架橋剤は、加熱により架橋剤分子間に架橋構造を形成したり、開環メタセシス重合体又はその水素化物と反応して開環メタセシス重合体間又はその水素化物間に架橋構造を形成したりするものである。
架橋剤としては、開環メタセシス重合体又はその水素化物のプロトン性極性基と反応し得る官能基を分子内に2つ以上、好ましくは3つ以上有するものが用いられる。官能基は開環メタセシス重合体又はその水素化物中の官能基、不飽和結合等と反応しうるものであれば、特に限定されない。開環メタセシス重合体又はその水素化物がプロトン性極性基を含有する場合には、好ましい官能基としては、例えば、アミノ基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、エポキシ基、イソシアネート基等が挙げられ、更に好ましくはアミノ基、エポキシ基、イソシアネート基であり、特に好ましくはエポキシ基である。
これらの中でも、開環メタセシス重合体又はその水素化物との相溶性の良好さから、特に、脂環式構造を有し、エポキシ基を2つ以上、より好ましくは3つ以上有する多官能エポキシ化合物が好ましい。
多官能エポキシ化合物の具体例としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ポリフェノール型エポキシ樹脂、環状脂肪族エポキシ樹脂、脂肪族グリシジルエーテル、エポキシアクリレート重合体等を挙げることができる。
これらの架橋剤は、それぞれ単独で使用しても2種以上を組合せて使用してもよい。
架橋剤の分子量は、特に限定されないが、通常、100〜100,000、好ましくは500〜50,000、より好ましくは1,000〜10,000である。この範囲の分子量であると、加熱時の安定性やゲル化の効率の点から好適である。
また、架橋剤は、脂環式オレフィンを重合して得た脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を含有する重合反応溶液又はこの重合体を水素添加して得た脂環式オレフィン開環メタセシス重合体水素化物を含有する水素添加反応溶液に配合すればよく、添加の時期は、感放射線化合物と同時であっても別々であってもよい。
界面活性剤は、感放射線性樹脂組成物の固形分100重量部に対して、通常、2重量部以下、好ましくは1重量部以下の量で必要に応じて用いられる。
更に、本発明の感放射線性樹脂組成物は、必要に応じて帯電防止剤、保存安定剤、消泡剤、顔料、染料、老化防止剤、増感剤等を含んでいてもよい。
調製された感放射線性樹脂組成物は、0.1〜5μm程度のフィルター等を用いて異物等を除去した後、使用に供することが好ましい。
本発明において、基板は、例えば、プリント配線基板、シリコンウエハー基板、ガラス基板、プラスチック基板等を用いることができる。また、ディスプレイ分野において使用される、ガラス基板やプラスチック基板等に薄型トランジスタ型液晶表示素子、カラーフィルタ、ブラックマトリックス等が形成されたものも好適に用いられる。
樹脂膜の厚さは、通常、0.1〜100μm、好ましくは0.5〜50μm、より好ましくは0.5〜30μmの範囲である。
樹脂膜を基板上に形成する方法は、特に限定されず、例えば、塗布法やフィルム積層法等の方法を用いることができる。塗布法は、例えば、感放射線性樹脂組成物を基板上に塗布した後、加熱乾燥して溶媒を除去する方法である。感放射線性樹脂組成物を基板上に塗布する方法としては、例えば、スプレー法、スピンコート法、ロールコート法、ダイコート法、ドクターブレード法、回転塗布法、バー塗布法、スクリーン印刷法等の各種の方法を採用することができる。加熱乾燥条件は、各成分の種類や配合割合に応じて異なるが、通常、30〜150℃、好ましくは60〜120℃で、通常、0.5〜90分間、好ましくは1〜60分間、より好ましくは1〜30分間行えばよい。
基板上に形成された樹脂膜のパターン化は、例えば、樹脂膜に活性放射線を照射して潜像パターンを形成し、次いで潜像パターンを有する樹脂膜に現像液を接触させることによりパターンを顕在化させて行うことができる。基板上にパターン化樹脂膜を形成した積層体は、種々の電子部品として有用である。
これらの活性放射線を選択的にパターン状に照射して潜像パターンを形成する方法としては、常法に従えばよく、例えば、縮小投影露光装置等により、紫外線、g線、i線、KrFエキシマレーザー光、ArFエキシマレーザー光等の光線を所望のマスクパターンを介して照射する方法、又は電子線等の粒子線により描画する方法等を用いることができる。
活性放射線として光線を用いる場合は、単一波長光であっても、混合波長光であってもよい。照射条件は、使用する活性放射線に応じて適宜選択されるが、例えば、波長200〜450nmの光線を使用する場合、照射量は、通常10〜1,000mJ/cm2、好ましくは50〜500mJ/cm2の範囲であり、照射時間と照度に応じて決まる。このようにして活性放射線を照射した後、必要に応じ、樹脂膜を60〜130℃程度の温度で1〜2分間程度加熱処理する。
現像液としては、通常、アルカリ性化合物の水性溶液が用いられる。アルカリ性化合物としては、例えば、アルカリ金属塩、アミン、アンモニウム塩を使用することができる。アルカリ性化合物は、無機化合物であっても有機化合物であってもよい。
これらの化合物の具体例としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム等のアルカリ金属塩;アンモニア水;エチルアミン、n−ロピルアミン等の第一級アミン;ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン等の第二級アミン;トリエチルアミン、メチルジエチルアミン等の第三級アミン;テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、コリン等の第四級アンモニウム塩;ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルコールアミン;ピロール、ピペリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、N−メチル−2−ピロリドン等の環状アミン類;等が挙げられる。これらアルカリ性化合物は、それぞれ単独で又は2種以上を組合せて用いることができる。
潜像パターンを有する樹脂膜に現像液を接触させる方法としては、例えば、パドル法、スプレー法、ディッピング法等の方法が用いられる。現像は、通常、0〜100℃、好ましくは5〜55℃、より好ましくは10〜30℃の範囲で、通常、30〜180秒間の範囲で適宜選択される。
更に、必要に応じて、感放射線化合物を失活させるために、パターン化樹脂膜を有する基板全面に活性放射線を照射することもできる。活性放射線の照射には、上記潜像パターンの形成に例示した方法を利用できる。照射と同時に又は照射後に樹脂膜を加熱してもよい。加熱方法としては、例えば、基板をホットプレートやオーブン内で加熱する方法が挙げられる。温度は、通常、100〜300℃、好ましくは120〜200℃の範囲である。
基板上に形成された樹脂膜の架橋は、架橋剤の種類に応じて適宜方法を選択すればよいが、通常、加熱により行う。加熱方法は、例えば、ホットプレート、オーブン等を用いて行うことができる。加熱温度は、通常、180〜250℃であり、加熱時間は、樹脂膜の大きさや厚さ及び使用機器等により適宜選択され、例えばホットプレートを用いる場合は、通常、5〜60分間、オーブンを用いる場合は、通常、30〜90分間の範囲である。
加熱は、必要に応じて不活性ガス雰囲気下で行ってもよい。不活性ガスとしては、酸素を含まず且つ樹脂膜を酸化させないものであればよく、例えば、窒素、アルゴン、ヘリウム、ネオン、キセノン、クリプトン等が挙げられる。これらの中でも窒素とアルゴンが好ましく、特に窒素が好ましい。特に、酸素含有量が0.1体積%以下、好ましくは0.01体積%以下の不活性ガス、特に窒素が好適である。これらの不活性ガスは、それぞれ単独で又は2種以上を組合せて用いることができる。
即ち、本発明のアクティブマトリックス基板は、マトリックス状にスイッチング素子が設けられていると共に該スイッチング素子を駆動するゲート信号を供給するゲート信号線及び該スイッチング素子に表示信号を供給するソース信号線が互いに交差するよう設けられ、該スイッチング素子、該ゲート信号線及び該ソース信号線上に設けられた層間絶縁膜を間に介して各信号線と一部重なるように画素電極が設けられてなるアクティブマトリックス基板であって、前記層間絶縁膜が本発明の感放射線性樹脂組成物により形成されたものである。
図1と図2において、アクティブマトリックス基板101には、絶縁性基板上、スイッチング素子としてのTFT(薄膜トランジスタ)201を駆動するゲート信号を供給するゲート信号線203及びTFT201に表示信号(ソース信号)を供給するソース信号線204が互いに交差(ここでは直交)するように設けられ、両信号線の交差部近傍にTFT201が設けられており、その上に本発明の感放射線性樹脂組成物からなる層間絶縁膜104を間に介して両信号線と一部重なるように画素電極202が設けられている。アクティブマトリックス基板を構成する層間絶縁膜104は、本発明の感放射線性樹脂組成物を用い、上記の方法により形成されている。なお、層間絶縁膜104のコンタクトホール(図示せず)において画素電極202とTFT201のドレイン電極が接続されている。また、層間絶縁膜104の上には配向膜111が設けられている。
一方、前記両信号線は額縁領域を超えて延出形成されており、その外側の端子領域に設けられた入力端子108を介してゲート信号線203にTFT201駆動用の信号電圧が入力され、ソース信号線204に表示データの信号電圧が入力され得る。電極パターン105が層間絶縁膜104の外周領域上に形成され、更に端子領域まで延長形成されており、駆動回路からの信号が入力され得る。
なお、各特性の定義及び評価方法は、以下のとおりである。
[重合転化率]
ガスクロマトグラフィーを用いて単量体残量により測定した。
[水素化率]
1H−NMRスペクトルにより、水素化された炭素−炭素二重結合モル数の水素添加前の炭素−炭素二重結合モル数に対する割合として求めた。
[分子量]
ゲルパーミエーションクロマトグラフ(製品名「HLC−8020」、東ソー社製)を用い、ポリスチレン換算の分子量として算出した。なお、展開溶媒としてはテトラヒドロフランを用いた。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー−低角度レーザー光散乱光度(GPC−LALLS)法により分子量1,000以下成分の割合として算出した。測定条件は、以下のとおりである。
カラム:TSKgel GMHHR−H+G2500HHR+G1000HHR 各1本(内径7.8mm×長さ300mm×3本)
溶離液:テトラヒドロフラン
流量:0.8ml/分
検出器:RI+LALLS
カラム温度:40℃
試料濃度:1.0%(w/v)
注入量:200μl
[固形分濃度]
樹脂溶液0.5gを140℃で真空乾燥することにより得られた固形分の残留溶媒量を、ガスクロマトグラフィーにより測定して算出した。
以下の工程に従って、図1と図2に示されるようなアクティブマトリックス基板を製造した。
(工程1:塗膜形成工程)
公知の方法を利用して、透明ガラス基板上に、スイッチング素子としてTFT素子を備えたアクティブマトリックス回路を形成した後、スピンコート法を利用して、感放射線性樹脂組成物溶液をガラス基板上に塗布し、85℃で2分間、ホットプレート上でプリベークして膜厚約1.2μmの塗膜を形成した。
(工程2:露光工程)
形成された塗膜における表面領域にスリットマスクを用いて遮光した状態において紫外線を照射(露光量:190mJ/cm2)して、露光処理を行うことによりパターン形成を行った。
その後、液盛り法を用いて、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド0.4%水溶液により23℃で60秒間現像処理を行った後、純水で流水洗浄処理を30秒間行い、スピン乾燥法による乾燥処理を行った。
(工程4:ポストベーク工程)
次いで、オーブンを用いて、230℃で15分間加熱するポストベークを行うことにより、所望のパターンが形成された層間絶縁膜を得た。
(工程5;画素電極形成工程)
層間絶縁膜を形成したガラス基板を真空槽に移し、マスクを通して、DCスパッタリングにより、電子注入金属層上に、膜厚200nmのIn−Sn−O系の非晶質透明導電層(画素電極)を形成した。これによりアクティブマトリックス基板が得られた。
なお、DCスパッタリング条件は、スパッタガスとしてアルゴンと酸素の混合ガス(体積比1000:5)を用い、圧力0.3Pa、DC出力40Wとした。
P型シリコンウェハ(抵抗値1Ω以下)に感放射線性樹脂組成物を塗布後、オーブン中230℃で15分間加熱し、樹脂膜を硬化させた。樹脂硬化膜の膜厚は150nmとした。
水銀プローバー(フォーディメンションインク社 CVmap92A)を用い、電流−電圧特性評価を行い、電圧量を1MV/cm印加したときの樹脂膜中に流れる電流値を測定した。
層間絶縁性につき、電流値が3.0×10-10A/cm2未満のときは良好、3.0×10-10A/cm2以上のときは不良とした。
対向電極を設けたカラーフィルタ基板と、外周にシール材を設けたアクティブマトリックス基板とを対向配設し、液晶を封入することにより液晶表示装置を得る。このようにして得られる液晶表示装置はゲートの駆動電圧60V、ソースの駆動電圧15Vで駆動する。
8−ヒドロキシカルボニルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカ−3−エン60部、N−フェニル−(5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド)40部、1,5−ヘキサジエン2.8部、(1,3−ジメシチルイミダゾリジン−2−イリデン)(トリシクロヘキシルホスフィン)ベンジリデンルテニウムジクロリド0.05部及びジエチレングリコールエチルメチルエーテル400部を、窒素置換した耐圧ガラス反応器に仕込み、攪拌下に80℃で2時間の重合反応を行って開環メタセシス重合体1Aを含有する重合反応溶液を得た。重合転化率は99.9%以上であった。この重合体1Aの重量平均分子量は、3,200、数平均分子量は1,900、分子量分布は1.68、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は1.35%であった。
次いで、水素添加触媒としてビス(トリシクロヘキシルホスフィン)エトキシメチレンルテニウムジクロリド0.1部を重合反応溶液に加え、水素を4MPaの圧力で、5時間溶存させて、水素添加反応を進行させた後、活性炭粉末1部を添加し、オートクレーブに入れて攪拌しつつ150℃で水素を4MPaの圧力で3時間溶存させた。次いで、溶液を取り出して孔径0.2μmのフッ素樹脂製フィルターでろ過して活性炭を分離して開環メタセシス重合体1Aの水素化物1Bを含有する水素添加反応溶液476部を得た。ろ過は滞りなく行えた。ここで得られた水素化物1Bを含有する水素添加反応溶液の固形分濃度は20.6%であり、水素化物1Bの収量は98.1部であった。得られた水素化物1Bの重量平均分子量は4,430、数平均分子量は2,570、分子量分布は1.72、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は0.91%であった。水素化率は99.9%であった。
なお、上記において水素化物1Bと水素化物1Cとを区別して記載するが、かかる記載分けは便宜的なものであって、両水素化物は同一物である。以下、水素化物2Bと水素化物2C、及び水素化物3Bと水素化物3Cについても同様である。
これらの結果を表1に示す。
1,5−ヘキサジエンの量を2.3部とし、(1,3−ジメシチルイミダゾリジン−2−イリデン)(トリシクロヘキシルホスフィン)ベンジリデンルテニウムジクロリドに代えて(4,5−ジブロモ−1,3−ジメシチルイミダゾリン−2−イリデン)(トリシクロヘキシルホスフィン)ベンジリデンルテニウムジクロリドを使用し、ジエチレングリコールエチルメチルエーテルの量を200部とした以外は製造例1と同様にして、開環メタセシス重合体2Aを含有する重合反応溶液を得た。重合転化率は99.9%以上であった。この重合体2Aの重量平均分子量は3,970、数平均分子量は2,450、分子量分布は1.62、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は0.90%であった。
次いで水素添加触媒を追加しなかったこと以外は、製造例1と同様にして、開環メタセシス重合体2Aの水素化物2Bを含有する水素添加反応溶液286部を得た。ろ過は滞りなく行えた。水素化物2Cの溶液の固形分濃度は34.1%であり、水素化物2Bの収量は97.5部であった。得られた水素化物2Bの重量平均分子量は5,470、数平均分子量は3,310、分子量分布は1.65、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は0.62%であった。水素化率は99.9%であった。
これらの結果を表1に示す。
1,5−ヘキサジエン2.3部に代えて1,9−デカジエン4.8部を使用したほかは、製造例2と同様にして、開環メタセシス重合体3Aを含有する重合反応溶液を得た。重合転化率は99.9%以上であった。この重合体3Aの重量平均分子量は3,450、数平均分子量は2,000、分子量分布は1.73、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は1.15%であった。
この重合体3Aを製造例2と同様にして水素化して、開環メタセシス重合体3Aの水素化物3Bを含有する水素添加反応溶液279部を得た。ろ過は滞りなく行えた。水素化物3Cの溶液の固形分濃度は34.2%であり、水素化物3Bの収量は95.4部であった。この水素化物3Bの重量平均分子量は4,760、数平均分子量は2,700、分子量分布は1.76、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は0.78%、水素化率は99.9%であった。
これらの結果を表1に示す。
8−ヒドロキシカルボニルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカ−3−エン60部、N−フェニル−(5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド)40部、1−ヘキセン3.9部、(1,3−ジメシチルイミダゾリジン−2−イリデン)(トリシクロヘキシルホスフィン)ベンジリデンルテニウムジクロリド0.05部及びジエチレングリコールエチルメチルエーテル400部を、窒素置換した耐圧ガラス反応器に仕込み、攪拌下に80℃で2時間の重合反応を行って開環メタセシス重合体C1Aを含有する重合反応溶液を得た。重合転化率は99.9%以上であった。この重合体C1Aの重量平均分子量は3,080、数平均分子量は1,640、分子量分布は1.88、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は1.79%であった。
次いで、水素添加触媒としてビス(トリシクロヘキシルホスフィン)エトキシメチレンルテニウムジクロリド0.1部を用いて水素添加反応を行い、開環メタセシス重合体C1Aの水素化物C1Bの溶液を得た。得られた水素化物C1Bの重量平均分子量は4,400、数平均分子量は2,140、分子量分布は2.06、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は1.31%であった。水素化率は99.9%であった。
これらの結果を表1に示す。
n−へキサン2,500部に代えてシクロヘキサン1,000部を使用したほかは、比較製造例1と同様にして、79部の開環メタセシス重合体水素化物C2Cを得た。この水素化物C2Cの重量平均分子量は4,460、数平均分子量は2,620、分子量分布は1.70、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は0.90%であった。
これらの結果を表1に示す。
シクロヘキサンの量を500部としたほかは、比較製造例2と同様にして、57.1部の開環メタセシス重合体水素化物C3Cを得た。この水素化物C3Cの重量平均分子量は4,790、数平均分子量は3,280、分子量分布は1.46、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は0.61%であった。
これらの結果を表1に示す。
1−ヘキセンの量を2.6部としたほかは、比較製造例1と同様にして、開環メタセシス重合体C4Aを含有する重合反応溶液及び開環メタセシス重合体C4Aの水素化物C4Bを含有する水素添加反応溶液を得た。この重合体C4Aの重量平均分子量は3,920、数平均分子量は2,120、分子量分布は1.85、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は1.38%であった。また、水素化物C4Bの重量平均分子量は5,460、数平均分子量は2,700、分子量分布は2.02、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は1.08%であった。水素化率は99.9%であった。
得られた水素化物C4Bの溶液をシクロへキサン1,000部中に投入し、固形分を析出させた。固形分をろ過、乾燥し,89.8部の開環メタセシス重合体水素化物C4Cを得た。この水素化物C4Cの重量平均分子量は5,490、数平均分子量は3,190、分子量分布は1.72、分子量が1,000以下のオリゴマー成分の比率は0.60%であった。
これらの結果を表1に示す。
製造例1で得た水素化物1Cを含有する水素添加反応溶液(固形分35.0%)100部、架橋剤として脂環式構造含有多官能エポキシ化合物(分子量約2,700、エポキシ基数15、製品名「EHPE3150」、ダイセル化学工業社製)25部、感放射線化合物として1,1,3−トリス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−3−フェニルプロパン(1モル)と1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド(2.5モル)との縮合物25重量部、老化防止剤として(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル/トリデシル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート5部、接着助剤としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン5部及びシリコーン系界面活性剤(製品名「KP341」、信越化学工業社製)0.05部を混合し、更にジエチレングリコールエチルメチルエーテル92部及びN−メチル−2−ピロリドン8部を添加して混合攪拌した。混合物は5分以内に均一溶液になった。この溶液を孔径0.45μmのポリテトラフルオロエチレン製フィルターでろ過して感放射線性樹脂組成物(1D)を調製した。
得られた感放射線性樹脂組成物(1D)を、ガラス基板(製品名「コーニング1737ガラス」、コーニング社製)に、スピンコートした後、ホットプレートを用いて85℃で2分間プリベークして、膜厚1.2μmの樹脂膜を形成した。
この樹脂膜に、5μmのラインアンドスペースパターンのマスクを介して、365nmにおける光強度が5mW/cm2である紫外線を40秒間、空気中で照射した。次いで、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド0.4%水溶液を用いて25℃で90秒間現像処理を行った後、超純水で30秒間リンスしてラインアンドスペースのパターンを形成したところ、残膜率90%以上の良好なパターンが得られた。
また、感放射線性樹脂組成物(1D)により形成した樹脂膜の層間絶縁性を評価すると共に、該組成物を層間絶縁膜の材料として用いてアクティブマトリックス基板を製造した。また、該基板を用いる液晶表示装置を製造する。
これらの結果を表2に示す。
製造例2で得た水素化物2Cを含有する水素添加反応溶液(固形分34.1%)293部を用い、ジエチレングリコールエチルメチルエーテルの添加量を6.9部に変更したこと以外は実施例1と同様にして各成分を混合したところ、混合物は5分以内に均一溶液となった。これを実施例1と同様にしてろ過し、感放射線性樹脂組成物(2D)を得た。
この感放射線性樹脂組成物(2D)についてパターンを形成したところ、残膜率90%以上の良好なパターンが得られた。
また、感放射線性樹脂組成物(2D)により形成した樹脂膜の層間絶縁性を評価すると共に、該組成物を層間絶縁膜の材料として用いてアクティブマトリックス基板を製造した。また、該基板を用いる液晶表示装置を製造する。
これらの結果を表2に示す。
製造例3で得た水素化物3Cを含有する水素添加反応溶液(固形分34.2%)292部を用い、ジエチレングリコールエチルメチルエーテルの量を7.9部としたこと以外は実施例1と同様にして各成分を混合したところ、混合物は5分以内に均一溶液となった。これを実施例1と同様にしてろ過し、感放射線性樹脂組成物(3D)を得た。
この感放射線性樹脂組成物(3D)についてパターンを形成したところ、残膜率90%以上の良好なパターンが得られた。
また、感放射線性樹脂組成物(3D)により形成した樹脂膜の層間絶縁性を評価すると共に、該組成物を層間絶縁膜の材料として用いてアクティブマトリックス基板を製造した。また、該基板を用いる液晶表示装置を製造する。
これらの結果を表2に示す。
比較製造例1〜4で得た各水素化物C1C〜C4C100部に、架橋剤として脂環式構造含有多官能エポキシ化合物(製品名「EHPE3150」、ダイセル化学工業社製)25部、感放射線化合物として1,1,3−トリス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−3−フェニルプロパン(1モル)と1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド(2.5モル)との縮合物25重量部、老化防止剤として(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル/トリデシル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート5部、接着助剤としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン5部及びシリコーン系界面活性剤(製品名「KP341」、信越化学工業社製)0.05部を混合し、更にプロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート100部、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル200部及びN−メチル−1−ピロリドン100部からなる溶媒を添加して混合攪拌し、溶液を得た。混合物が均一溶液になるまでの時間を表2に示す。
この溶液を孔径0.45μmのポリテトラフルオロエチレン製フィルターでろ過して感放射線性樹脂組成物(C1D)〜(C4D)を調製した。これらの感放射線性樹脂組成物(C1D)〜(C4D)についてパターンを形成したところ、いずれも残膜率90%以上の良好なパターンが得られた。
また、感放射線性樹脂組成物(C1D)〜(C4D)のいずれかにより形成した樹脂膜の層間絶縁性を評価すると共に、該組成物を層間絶縁膜の材料として用いてアクティブマトリックス基板を製造した。また、該基板を用いる液晶表示装置を製造する。
これらの結果を表2に示す。
即ち、製造例1〜3においては、重合工程において、ポリスチレン換算の重量平均分子量が2,000〜10,000であり、数平均分子量が1,000以下の重合体成分の比率が2.0%以下であり、且つ重量平均分子量/数平均分子量の値が1.80以下である脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を含有する重合反応溶液が得られている。また、開環メタセシス重合体の収率は、95%を超えている。この重合体は、上述の特性を有しているので、オリゴマー成分除去等の目的で重合体を分離する操作の必要がない。この重合反応溶液に水素を導入して該重合反応溶液に含まれる脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を水素添加して得た脂環式オレフィン開環メタセシス重合体水素化物を含有する水素添加反応溶液に感放射線化合物を配合することにより、配合から短時間で均一な感放射線性樹脂組成物を得ることができる(実施例1〜3)。
この理由は、明らかではないが、従来法では感放射線性樹脂組成物の調製時のろ過により除けない微粒子が組成物中に残留し、それが層間絶縁膜の絶縁性の低下に大きく影響するものと考えられる。すなわち、層間絶縁膜に不純物が存在すると、リーク電流が発生し層間絶縁膜の性能が低下して消費電力が増えたり、トランジスタが動作できなくなったりして信頼性が低下するものと考えられるところ、本発明の感放射線性樹脂組成物によれば層間絶縁膜中の不純物を顕著に低減でき、リーク電流の発生を抑制して層間絶縁膜の特性低下を防止できたものと考えられる。
102 カラーフィルタ基板
103 シール材
104 層間絶縁膜
105 電極パターン
108 入力端子
110 液晶層
111 配向膜
201 TFT
202 画素電極
203 ゲート信号線
204 ソース信号線
206 対向電極
207 カラーフィルタ層
208 ブラックマトリックス
Claims (6)
- 開環メタセシス重合触媒を用いて末端ビニル基を2個有する非共役ポリエン化合物の存在下に溶媒中で脂環式オレフィンを重合して得た、重量平均分子量が2,000〜10,000であり、数平均分子量1,000以下の成分の含有量が2重量%以下であり、重量平均分子量/数平均分子量の比率が1.80以下である脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を含有する重合反応溶液に、感放射線化合物としてキノンジアジド化合物を配合することを特徴とする感放射線性樹脂組成物の調製方法。
- 開環メタセシス重合触媒を用いて末端ビニル基を2個有する非共役ポリエン化合物の存在下に溶媒中で脂環式オレフィンを重合して得た、重量平均分子量が2,000〜10,000であり、数平均分子量1,000以下の成分の含有量が2重量%以下であり、重量平均分子量/数平均分子量の比率が1.80以下である脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を含有する重合反応溶液に水素を導入して該重合反応溶液に含まれる脂環式オレフィン開環メタセシス重合体を水素添加して得た脂環式オレフィン開環メタセシス重合体水素化物を含有する水素添加反応溶液に、感放射線化合物としてキノンジアジド化合物を配合する感放射線性樹脂組成物の調製方法。
- 感放射線化合物と共に架橋剤をも配合する請求項1又は2に記載の感放射線性樹脂組成物の調製方法。
- 溶媒が150〜250℃の沸点を有する極性溶媒を含有してなるものである、請求項1〜3のいずれかに記載の感放射線性樹脂組成物の調製方法。
- 開環メタセシス重合触媒がルテニウムを含有するものである、請求項1〜4のいずれかに記載の感放射線性樹脂組成物の調製方法。
- 末端ビニル基を2個有する非共役ポリエン化合物が1,5−ヘキサジエンである、請求項1〜5のいずれかに記載の感放射線性樹脂組成物の調製方法。
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