[go: up one dir, main page]

JP4862311B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4862311B2
JP4862311B2 JP2005215030A JP2005215030A JP4862311B2 JP 4862311 B2 JP4862311 B2 JP 4862311B2 JP 2005215030 A JP2005215030 A JP 2005215030A JP 2005215030 A JP2005215030 A JP 2005215030A JP 4862311 B2 JP4862311 B2 JP 4862311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
substrate
voltage
display
image display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005215030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007033710A (ja
Inventor
義則 町田
恭史 諏訪部
健 松永
善郎 山口
元彦 酒巻
敦資 平野
清 重廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005215030A priority Critical patent/JP4862311B2/ja
Publication of JP2007033710A publication Critical patent/JP2007033710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4862311B2 publication Critical patent/JP4862311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

本発明は、画像表示装置に係り、より詳しくは、画像表示媒体の表示基板と背面基板との間に封入された帯電粒子を電界によって移動させることで、画像表示媒体に繰り返し画像表示を行う画像表示装置に関するものである。
従来より、繰返し書換え可能な画像表示媒体(表示装置)として、Twisting Ball Display(2色塗分け粒子回転表示)、電気泳動式表示媒体、磁気泳動式表示媒体、サーマルリライタブル表示媒体、メモリ性を有する液晶表示媒体などが提案されている。
これらの画像表示媒体のうち、サーマルリライタブル表示媒体や、メモリ性を有する液晶表示媒体などは、画像のメモリ性には優れるが、バックグランドを紙のような十分な白さにすることができないため、画像を表示した場合に画像部と非画像部のコントラストが小さく、鮮明な表示を行うことが困難であった。
電気泳動及び磁気泳動を利用した表示媒体としては、電界あるいは磁界によって移動可能な着色粒子を白色液体中に分散させたものが知られており、画像部は着色粒子を表示面に付着させて着色粒子の色を表示し、非画像部では着色粒子を表示面から除去して、白色液体による白を表示することで画像を形成するものである。この着色粒子の移動は電界あるいは磁界の作用がないと起こらないことから、表示のメモリ性を有する。しかしながら、これらの方式では、白色液体による白表示性は優れるものの、着色粒子の色を表示する場合は、着色粒子同士の隙間に白色液体が入り込むため、表示濃度が低下する。従って、画像部と非画像部のコントラストが小さくなり、鮮明な表示を得ることが困難であった。また、これらの表示媒体の中には白色液体が封入されているため、表示媒体を画像表示装置から取り外して紙のようにラフに取り扱った場合、白色液体が表示媒体から漏出するおそれがある。
Twisting Ball Displayは、半面を白に、残りの反面を黒に塗分けた球状粒子を電界の作用によって回転駆動させ、例えば画像部は黒面を表示面側に、非画像部では白面を表示面側にするように電界を作用させて表示を行うものである。これによれば、電界の作用がない限り粒子は回転駆動を起こさないため、表示のメモリ性を有する。また表示媒体の内部は、粒子周囲のキャビティにのみオイルが存在するが、表示媒体は殆どが固体により構成されるため、表示媒体のシート化なども比較的容易である。しかしながらこの方式では、粒子の回転を完全に行うことが難しく、回転が完全に行われなかった粒子によってコントラストが低下するため、鮮明な表示画像を形成することが困難である。また、仮に白く塗分けられた半球面を表示側に完全に揃えた場合でも、キャビティ部における光吸収や光散乱によって、紙のような白表示を行うことは難しく、結果的に鮮明な表示画像を得ることが困難であった。さらに、粒子サイズは画素サイズよりも小さいサイズであることが要求されるため、高解像度表示のためには色が塗り分けられた微細な球状粒子を製造しなければならず、高度な製造技術を要するという問題もある。
また、最近では完全固体型の表示媒体として、粉体トナーなどの着色粒子を一対の基板間に封入した構成の表示媒体(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
これらは、透明な表示基板と、これと微小間隙をもって対向する背面基板の間に、導電性の着色トナー(例えば、黒トナー)と絶縁性の着色粒子(例えば、白色粒子)を封入した構成となっている。表示基板と背面基板には電極が形成されており、各基板の内面は一方の極性の電荷(例えば正孔)のみを輸送する電荷輸送材料でコートされている。表示基板と背面基板との間には、表示基板と背面基板との間隙を保持すると共に、表示基板と背面基板との間を複数のセルに区画する間隙部材が設けられている。
これらの基板間に電圧を印加すると、導電性の黒トナーのみに正孔が注入され、黒トナーは正に帯電して、基板間に形成された電界に応じて白色粒子を押し分けながら基板間を移動する。ここで、黒トナーを表示基板側に移動させると黒表示が行われ、黒トナーを背面基板側に移動させると、白色粒子による白表示が行われる。従って、表示すべき画像の画像情報に応じて基板間に電圧を印加し、黒トナーを移動させることによって、白黒の画像表示を行うことができる。
これらの着色粒子を用いた表示媒体によれば、電界が作用しない限り粒子は移動しないため表示のメモリ性を有し、また表示媒体が全て固体で構成されているため液漏れの問題も発生しない。そして、2種類の着色粒子(例えば白色粒子と黒色粒子)によるコントラストの高い画像表示を行うことが可能である。
また、特許文献2には、透明な表示基板と背面基板との間に、色及び帯電特性が異なる2種類の着色粒子群を封入した構成となっており、2種類の着色粒子群はそれぞれ相反する極性に帯電している。そして、表示基板と背面基板との間に電界を作用させることで、2種類の着色粒子群をそれぞれ別々の基板側に移動させて表示を行っている。この表示媒体では、画像情報に応じて基板間に電圧を印加すれば、コントラストの高い鮮明な画像表示を行うことが可能である。
特開2001−3383号公報 特開2000−165138号公報
しかしながら、上記従来技術において、環境温度の変化、経時変化、及び繰り返し書き換えが行われること等によって、基板間に封入されている帯電粒子群の帯電量の低下や、基板と帯電粒子が付着しやすくなる、または帯電粒子間の付着力が強くなる等の現象が発生する。このような状態では、画像表示媒体に画像を表示するために粒子を移動させる表示駆動電圧を印加したときに、帯電粒子群の印加電圧に応じた応答性の低下により、帯電粒子群が基板間を移動しにくく、内部の帯電粒子が全く移動出来ないセルが発生するという問題がある。
このような問題に対応するための方法として、表示駆動電圧の電圧値を高くし、対向する基板間に形成される電界強度を強くして、帯電粒子に加わる静電気力を大きくする方法が考えられるが、電圧値を高くするための機能を画像表示装置本体に設けると、画像表示装置本体の大型化や重量増加等の問題が発生するおそれがあった。
本発明は、上記事実に鑑みて成されたものであり、印加電圧に対する基板間の応答性の低下した帯電粒子について基板間を容易に移動させることが可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の画像表示装置は、少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板に間隙をもって対向して配置された背面基板と、前記表示基板に設けられ、該表示基板と前記背面基板との対向面に平行な同一平面上に、少なくとも前記表示基板と前記背面基板との間隙よりも小さい間隔をもって配列された複数の電極からなる第1の電極と、前記背面基板に設けられ、該背面基板と前記表示基板との対向面に平行な同一平面上に、少なくとも前記表示基板と前記背面基板との間隙よりも小さい間隔をもって配列された複数の電極からなる第2の電極と、前記表示基板と前記背面基板との間に封入され、前記第1の電極及び前記第2の電極に印加された電圧により形成された電界に応じて前記表示基板と前記背面基板との間を移動可能な帯電特性の異なる少なくとも1種類以上の帯電粒子群と、前記表示基板と前記背面基板との間隙を保持すると共に、前記表示基板と前記背面基板との間を複数のセルに区画する間隙部材と、を有する画像表示媒体と、前記画像表示媒体へ画像表示を行うための表示駆動電圧を印加する前に、前記第1の電極の隣接電極間及び前記第2の電極の隣接電極間の何れか一方または双方に前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記隣接電極間の電位差が前記帯電粒子群が移動を開始する閾値電圧より大きい電圧差となるような予備駆動電圧を前記第1の電極及び前記第2の電極の何れか一方または双方へ印加する電圧印加手段と、を備えている。
請求項1に記載の画像表示装置は、画像表示媒体を備えており、画像表示媒体は、少なくとも透光性を有する表示基板と、この表示基板に間隙をもって対向する背面基板との間に、帯電特性の異なる少なくとも1種類以上の帯電粒子群を封入し、各基板に形成された第1の電極及び第2の電極各々に電圧印加手段によって表示駆動電圧が印加されると、第1の電極と第2の電極間に形成された電界によって帯電粒子が基板間を移動する。表示基板と背面基板との間隙は、表示基板と背面基板との間を複数のセルに区画する間隙部材によって保持される。表示駆動電圧は、画像表示媒体に表示するための画像の画像情報に応じて、帯電粒子群の内の少なくとも1種類を、表示基板及び背面基板の何れか一方に選択的に移動させる電界が生じるように第1の電極及び第2の電極に印加される電圧である。この表示駆動電圧が第1の電極と第2の電極に印加され、表示基板と背面基板との間を帯電粒子が移動することにより、画像表示媒体に所望の画像が表示される。
表示基板と背面基板との間に封入されている帯電粒子群は、環境温度の変化、経時変化、及び繰り返し書き換えが行われること等によって、帯電量の低下や、基板と帯電粒子が付着しやすくなる、または帯電粒子間の付着力が強くなる等の現象が発生する場合がある。このような現象が発生すると、画像表示媒体に画像を表示するために第1の電極と第2の電極に表示駆動電圧を印加したときに、帯電粒子群の印加電圧に応じた応答性が低下し、電圧が印加されても内部の帯電粒子群が全く移動しないセルが発生するという問題がある。
そこで、電圧印加手段は、画像表示媒体へ画像表示を行うための表示駆動電圧を印加する前に、第1の電極の隣接電極間(第1の電極の複数の電極の配列方向)及び第2の電極の隣接電極間(第2の電極の複数の電極の配列方向)の何れか一方または双方に帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、隣接電極間の電位差が帯電粒子群が移動を開始する閾値電圧より大きい電圧差となるような予備駆動電圧を、第1の電極及び第2の電極の何れか一方または双方へ電圧を印加する。
このように、第1の電極の複数の電極の配列方向及び第2の電極の複数の電極の配列方向の何れか一方または双方に、帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、第1の電極及び第2の電極の何れか一方または双方へ予備駆動電圧を印加した後に、表示駆動電圧を印加することによって、予備駆動電圧の印加によって第1の電極及び第2の電極の何れか一方または双方の配列方向に移動された帯電粒子群を、表示駆動電圧の印加によって形成された電界により表示基板と背面基板との間を移動させることができる。このため、基板間に比べて帯電粒子群が移動しやすい電極の配列方向へと容易に帯電粒子群を移動させた後に、表示駆動電圧を印加することができ、帯電粒子群が電極の配列方向への移動をきっかけとして基板間を移動するように電圧を印加することができる。
従って、印加電圧に対する基板間の応答性の低下した帯電粒子について基板間を容易に移動させることができる。
請求項2に記載の画像表示装置は、請求項1に記載の画像表示装置において、前記電圧印加手段は、前記第1の電極又は前記第2の電極の配列方向に1電極又は複数電極を介して前記予備駆動電圧を印加することができる。
このため、印加電圧に対する基板間の応答性の低下した帯電粒子について基板間を容易に移動させることができる。
なお、請求項3の画像表示装置は、請求項1または請求項2に記載の画像表示装置において、前記予備駆動電圧を、交番電圧とすると、第1の電極の配列方向及び第2の電極の配列方向の何れか一方または双方へ帯電粒子群を容易に移動させることができる。
請求項4に記載の画像表示装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像表示装置において、前記電圧印加手段は、前記予備駆動電圧の印加時に、前記第1の電極の複数の電極の配列方向及び前記第2の電極の複数の電極の配列方向の何れか一方または双方に前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極の何れか一方または双方へ電圧を印加した後に、前記表示基板と前記背面基板との間を前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極へ直流電圧を印加することができる。
また、請求項5に記載の画像表示装置は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像表示装置において、前記電圧印加手段は、前記予備駆動電圧の印加時に、前記第1の電極の複数の電極の配列方向及び前記第2の電極の複数の電極の配列方向の何れか一方または双方に前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極の何れか一方または双方へ電圧を印加した後に、前記表示基板と前記背面基板との間を前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極へ交番電圧を印加することができる。
請求項4及び請求項5に記載の画像表示装置は、予備駆動電圧として、第1の電極の複数の電極の配列方向及び第2の電極の複数の電極の配列方向の何れか一方または双方に帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、第1の電極及び第2の電極の何れか一方または双方へ電圧を印加した後に、表示基板と背面基板との間を帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように前記第1の電極及び前記第2の電極へ交番電圧または直流電圧を印加するので、予備駆動電圧の印加時に、更に帯電粒子を移動させることができる。
請求項6に記載の画像表示装置は、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の画像表示装置において、前記帯電粒子群は、帯電特性の異なる2種類以上の帯電粒子群とすることができる。このように、帯電粒子群を帯電特性の異なる2種類以上の帯電粒子群とすると、予備駆動電圧を印加したときに、帯電特性の異なる帯電粒子群同士の衝突によって、より印加電圧に対する基板間の応答性の低下した帯電粒子の移動を促進することができ、印加電圧に対する基板間の応答性の低下した帯電粒子について基板間を容易に移動させることができる。
なお、請求項7に記載の画像表示装置は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像表示装置において、前記画像表示媒体は、前記第1の電極及び前記第2の電極各々が、複数のライン状の電極からなる電極群から構成されると共に、前記第1の電極と前記第2の電極と直交するように配置された単純マトリクス形状の画像表示媒体であってもよい。
また、請求項8に記載の画像表示装置は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像表示装置において、前記画像表示媒体は、少なくとも前記第2の電極が画素毎に設けられた複数の電極からなる電極群から構成されたアクティブマトリクス形状の画像表示媒体であってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、画像表示媒体へ画像表示を行うための表示駆動電圧を印加する前に、予備駆動電圧として、前記第1の電極の複数の電極の配列方向及び前記第2の電極の複数の電極の配列方向の何れか一方または双方に、前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極の何れか一方または双方へ電圧を印加するので、基板間より粒子が移動しやすい方向へと容易に帯電粒子を移動させた後に、表示駆動電圧を印加するので、印加電圧に対する基板間の応答性の低下した帯電粒子についても基板間を容易に移動させることが可能な画像表示装置を提供することができる、という効果を有する。
以下、本発明の画像表示装置に係る実施の形態を図面に基づき説明する。
図1に示すように、画像表示装置10は、画像表示媒体12及び電圧印加部14を備えている。画像表示媒体12は、画像を表示するための媒体であって、電圧印加部14は、画像情報に応じて画像表示媒体12に電圧を選択的に印加する。
画像表示媒体12は、視認側Xに設けられた透明な表示基板16、表示基板16と間隙をもって対向する透明な背面基板18、これらの基板間を所定間隔に保持すると共に、表示基板16と背面基板18との間を複数のセルに区画する間隙部材20、及びこれらの基板間に封入された帯電粒子群25により構成されている。
表示基板16は、透明な支持基板(あるいはガラス基板)26に、ライン状電極28、及び絶縁層30が積層された構成となっている。ライン状電極28は、ITO導電膜により複数のライン状となるように形成されており、画像表示媒体12に表示される表示画像の所定方向の画素列毎に設けられている。図1に示した画像表示媒体12では,ライン状電極28は列方向に並んでおり、以下、列電極28という。
列電極28の隣接電極間隔は、少なくとも、表示基板16と背面基板18との間隔より狭くなるように設けられる。なお、列電極28は、表示画像の1画素列に対して複数設けられるようにしてもよい。
背面基板18は、支持基板32、ライン状電極34、及び絶縁層38が積層された構成となっている。ライン状電極34は、支持基板32上に銅電極等により複数のライン状となるように形成されており,表示基板16に形成された列電極28と直交する方向の画素列毎に設けられている。以下、行電極34という。
行電極34の隣接電極間隔は、列電極28と同様に、少なくとも、表示基板16と背面基板18との間隔より狭くなるように設けらる。
間隙部材20は、表示基板16の透明性を損なわないように形成され、表示基板16と背面基板18との間隙を保持する。間隙部材20は、画像表示媒体12に表示される画像の画素毎に画像表示媒体12の表示領域を区切るように形成してもよいが、画像表示に寄与する開口率の点で、複数の画素毎に画像表示媒体12の表示領域を区切るように形成する方が好ましい。
帯電粒子群25は、本実施の形態では、帯電特性の異なる白色粒子22及び黒色粒子24により構成されている。
白色粒子22及び黒色粒子24は、互いに帯電特性の異なる粒子群であって、具体的には、互いに逆極性(一方が正、他方が負に帯電)となるように帯電されて封入されている。なお、本実施の形態では、説明を簡略化するために、黒色粒子24は正に帯電し、白色粒子22は負に帯電しているものとして説明する。
なお、表示基板16が本発明の表示基板に相当し、背面基板18が本発明の背面基板に相当し、白色粒子22及び黒色粒子24(帯電粒子群25)が本発明の帯電粒子群に相当する。また、画像表示媒体12が本発明の画像表示媒体に相当し、ライン状電極(列電極)28及びライン状電極(行電極)34各々が、本発明の第1の電極及び第2の電極に各々相当し、電圧印加部14が本発明の電圧印加手段に相当する。
図2には、本実施の形態に係る画像表示装置10の電気的な構成をブロック図として示した。なお、本実施の形態では、列電極28と行電極34とが対峙する領域を1画素とし、2×3画素で1つのセルが構成されるように間隙部材20が設けられているものとして説明するが、このような配置に限られるものではない。
画像表示媒体12は、表示基板16に形成された列電極28と、背面基板18に形成された行電極34とが互いに交差するように配置された単純マトリクス駆動方式の構成となっている。なお、図示は省略するが、列電極28及び行電極34は、各々画像表示に必要な縦横画素数に対応した本数の電極が各基板に形成されている。
電圧印加部14は、列電極駆動回路40、行電極駆動回路42、シーケンサ44、外部電源46、及び画像入力装置48から構成されている。列電極28は、列電極駆動回路40に接続されている。行電極34は、行電極駆動回路42に接続されている。列電極駆動回路40及び行電極駆動回路42はシーケンサ44と外部電源46に接続されている。シーケンサ44は、画像入力装置48に接続されており、画像入力装置48から入力される画像情報に応じて、列電極駆動回路40及び行電極駆動回路42に信号を出力する。
このような画像表示装置10では、シーケンサ44から各行電極34毎の画像書込信号(走査信号)が行電極駆動回路42に送られ、行電極駆動回路42から行電極34に表示駆動電圧(以下、走査電圧という)が順次印加される。同時に行電極34に順次印加される走査電圧の印加と同期して、走査電圧が印加される行電極34に対応した画像情報信号がシーケンサ44から列電極駆動回路40へ送られる。列電極駆動回路40は、画像情報に応じた表示駆動電圧を列電極28に一斉に印加する。なお、行電極34に印加する走査電圧の走査方向は、矢印Z方向とする。以降同様に、走査方向Zに順次電圧を印加することによって、所望の画像を画像表示媒体12に表示することができる。
なお、本実施の形態では、説明の簡略化のために6×6の単純マトリックス構成とし、表示基板16の6つの列電極28をそれぞれ28a、28b、28c、28d、28e、及び28fとし、背面基板18の行電極34をそれぞれ34i、34ii、34iii、34iv、34v、及び34viとした。実際には、画像表示に必要な縦横画素数に対応した本数
の電極が各基板(表示基板16及び背面基板18各々)に形成されることはいうまでもない。また、本実施の形態では、表示基板16のライン状の電極28が列電極であり、背面基板18のライン状の電極34が行電極を形成するように構成したが、これとは逆に表示基板16に行電極を設け、背面基板18に列電極を設けた構成であってもよい。
(画像表示媒体の製造方法)
画像表示媒体12の表示基板16として、本実施例では70mm×50mm×1.1mmの透明な導電性のITO支持基板を使用し、エッチングによってこの支持基板26上に幅0.234mm、間隔0.02mmのライン状の列電極28を複数作成した。また、背面基板18も同様に70mm×50mm×1.1mmのITO支持基板を使用し、エッチングによってこの支持基板32上に幅0.234mm、間隔0.02mmのライン状の行電極34を複数作成した。そして、表示基板16及び背面基板18各々の対向面各々には、透明なポリカーボネート樹脂を厚さ約1μmとなるように塗布することによって、絶縁層30及び絶縁層38各々を形成した。
表示基板16と背面基板18の間には、間隙部材20を設け、高さ100μmとなるように形成した。
なお、間隙部材20は、背面基板18に熱硬化性エポキシ樹脂をスクリーン印刷によって所望のパターン形状に塗布し、これを加熱硬化させ、さらに必要な高さになるまでこの工程を繰返すことによって形成した。間隙部材20によって形成されるセルのパターンとしては、縦1mm、横4mmの長方形のセルがレンガ状に配置されるように形成した。また、間隙部材20は、射出圧縮成形やエンボス加工、熱プレス加工等によって所望の表面形状に形成した熱可塑性フィルムを背面基板18に接着することで形成することもできる。また、エンボス加工や熱プレス加工によれば、間隙部材20を背面基板18と一体成形とすることも可能である。もちろん、透明性を損なわなければ表示基板16側に間隙部材20を形成してもよいし、表示基板16と一体成形してもよい。
帯電粒子群25は、アミノプロピルトリメトキシシラン処理したアエロジルA130微粉末を、重量比100対0.2の割合で混合した体積平均一次粒径10μmのカーボン含有架橋ポリメチルメタクリレートの球状黒色粒子24(積水化成品工業(株)製テクポリマーMBX−ブラック)と、イソプロピルトリメトキシシラン処理したチタニアの微粉末を、重量比100対0.1の割合で混合した体積平均一次粒径10μmの酸化チタン含有架橋ポリメチルメタクリレートの球状白色粒子22(積水化成品工業(株)製テクポリマーMBX−ホワイト)を使用し、これらを重量比3対5の割合で混合した。この際、互いの摩擦によって黒色粒子24は正に、白色粒子22は負に帯電した。
このような黒色粒子24及び白色粒子22の混合粒子約12mgを、背面基板18上の間隙部材20と間隙部材20との間の空間に、スクリーンを通して均一に振るい落とした。そして、この背面基板18に、間隙部材20を介して、表示基板16を背面基板18のライン状の行電極34と表示基板16のライン状の列電極28とが直交するように重ね、両基板をダブルクリップで加圧保持して、間隙部材20と両基板とを密着させ、画像表示媒体12を形成した。なお、基板間の空隙体積に対する白色粒子22と黒色粒子24との総体積比は、約20%とした。
以上のように作成した画像表示媒体12を、図2に示すように、表示基板16の列電極28を列電極駆動回路40に、背面基板18の行電極34を行電極駆動回路42に、各々信号授受可能に接続することによって、画像表示装置10を作製した。
なお、白色粒子22及び黒色粒子24の混合比、白色粒子22と黒色粒子24の基板間の空隙体積に対する総体積比、及び各粒子の体積平均一次粒径は、上記値に限られるものではない。
なお、本発明の画像表示装置10で使用可能な帯電粒子群25、及び表示基板16及び背面基板18各々として、下記帯電粒子及び下記基板を用いることができる。
(帯電粒子)
本実施の形態で使用可能な帯電粒子群25としては、前記した帯電粒子群25の他にもガラスビーズ、アルミナ、酸化チタン等の絶縁性の金属酸化物粒子や、熱可塑性若しくは熱硬化性樹脂粒子、これらの樹脂粒子の表面に着色剤を固定したもの、熱可塑性若しくは熱硬化性樹脂中に絶縁性の着色剤を含有する粒子等が挙げられる。
帯電粒子群25の製造に使用される熱可塑性樹脂としては、スチレン、クロロスチレン等のスチレン類、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類の単独重合体あるいは共重合体を例示することができる。
また、帯電粒子群25の製造に使用される熱硬化性樹脂としては、ジビニルベンゼンを主成分とする架橋共重合体や架橋ポリメチルメタクリレート等の架橋樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等を挙げることができる。特に代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド、変性ロジン、パラフィンワックス等を挙げることができる。
着色剤としては、有機若しくは無機の顔料や、油溶性染料等を使用することができ、マグネタイト、フェライト等の磁性紛、カーボンブラック、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、フタロシアニン銅系シアン色材、アゾ系イエロー色材、アゾ系マゼンタ色材、キナクリドン系マゼンタ色材、レッド色材、グリーン色材、ブルー色材等の公知の着色剤を挙げることができる。具体的には、アニリンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3、等を代表的なものとして例示することができる。また、空気を内包した多孔質のスポンジ状粒子や中空粒子は白色粒子22として使用できる。これらは2種類の粒子の色調が異なるように選択される。
帯電粒子群25の形状は特に限定されないが、帯電粒子群25と表示基板16及び背面基板18への物理的な付着力が小さく、粒子の流動性が良好な球状粒子が好ましい。球状の粒子を形成するには、懸濁重合、乳化重合、分散重合等が使用できる。
帯電粒子群25の体積平均一次粒径は、一般的には、1〜1000μmであり、好ましくは5〜50μmであるが、これに限定されない。
帯電粒子群25の表面には、必要に応じて外添剤を付着させてもよい。外添剤を付着させることによって、帯電粒子群25の帯電特性を制御したり、流動性を向上させることができる。外添剤の色は、帯電粒子群25の色に影響を与えないように白か透明であることが好ましい。
外添剤としては、酸化ケイ素(シリカ)、酸化チタン、アルミナのような金属酸化物等の無機微粒子が用いられる。微粒子の帯電性、流動性、及び環境依存性等を調整するために、これらをカップリング剤やシリコーンオイルで表面処理することができる。
カップリング剤には、アミノシラン系カップリング剤、アミノチタン系カップリング剤、ニトリル系カップリング剤等の正帯電性のものと、窒素原子を含まない(窒素以外の原子で構成される)シラン系カップリング剤、チタン系カップリング剤、エポキシシランカップリング剤、アクリルシランカップリング剤等の負帯電性のものがある。同様に、シリコーンオイルには、アミノ変性シリコーンオイル等の正帯電性のものと、ジメチルシリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、α−メチルスルホン変性シリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、クロルフェニルシリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル等の負帯電性のものが挙げられる。これらは、外添剤の所望の抵抗に応じて選択される。
このような外添剤の中で、よく知られている疎水性シリカや疎水性酸化チタンが好ましく、特に特開平10−3177記載のTiO(OH)2と、シランカップリング剤のようなシラン化合物との反応で得られるチタン化合物が好適である。シラン化合物としてはクロロシラン、アルコキシシラン、シラザン、特殊シリル化剤のいずれのタイプを使用することも可能である。このチタン化合物は、湿式工程の中で作製されるTiO(OH)2にシラン化合物あるいはシリコーンオイルを反応、乾燥させて作製される。数百度という焼成工程を通らないため、Ti同士の強い結合が形成されず、凝集が全くなく、微粒子はほぼ一次粒子の状態である。さらに、TiO(OH)2にシラン化合物あるいはシリコーンオイルを直接反応させるため、シラン化合物やシリコーンオイルの処理量を多くすることができて、シラン化合物の処理量等を調整することにより帯電特性を制御でき、且つ付与できる帯電能も従来の酸化チタンのそれより顕著に改善することができる。
外添剤の体積平均一次粒径は、一般的には5〜100nmであり、好ましくは10〜50nmであるが、これに限定されない。
外添剤と帯電粒子群25の配合比は粒子の粒径と外添剤の粒径の兼ね合いから適宜調整される。外添剤の添加量が多すぎると帯電粒子群25表面から外添剤の一部が遊離し、これが他方の粒子の表面に付着して、所望の帯電特性が得られなくなることがある。一般的には、外添剤の量は、帯電粒子100質量部に対して、0.01〜3質量部、より好ましくは0.05〜1質量部である。
所望の帯電特性が得られるように、組み合わせる帯電粒子群25の組成、粒子の混合比率、外添剤の有無、外添剤の組成等を選択する。
外添剤は、2種類の粒子の一方にのみ添加してもよいし、両方の帯電粒子群25に添加してもよい。両方の粒子に外添剤を添加する場合は異なる極性の外添剤を使用することが好ましい。また、両方の粒子の表面に外添剤を添加する場合は、帯電粒子群25表面に外添剤を衝撃力で打込んだり、帯電粒子群25表面を加熱して外添剤を粒子表面に強固に固着することが望ましい。これにより、外添剤が帯電粒子群25から遊離し、異極性の外添剤が強固に凝集して、電界で解離させることが困難な外添剤の凝集体を形成することが防止され、ひいては画質劣化が防止される。
コントラストは、2種類の帯電粒子群25の一次平均体積粒径に依存する他、これらの帯電粒子群25の混合比にも依存する。高いコントラストを得るには、2種類の帯電粒子群25の表面積が同じくらいになるように混合比率を決定することが望ましい。このような比率から大きくずれると比率の多い粒子の色が強調される。但し、2種類の帯電粒子群25の色調を同系色の濃い色調と淡い色調にする場合や、2種類の帯電粒子群25が混合して作り出す色を画像に利用する場合はこの限りではない。
(表示基板・背面基板)
次に、本実施の形態の表示基板16及び背面基板18各々として使用可能な支持基板としては、一般的な支持基体及び電極から構成することができる。支持基板26、支持基板32としては、ガラスや、プラスチック、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。また、電極には、インジウム、スズ、カドミウム、アンチモン等の酸化物、ITO等の複合酸化物、金、銀、銅、ニッケル等の金属、ポリピロールやポリチオフェン等の有機導電性材料等を使用することができる。これらは単層膜、混合膜あるいは複合膜として使用でき、蒸着法、スパッタリング法、塗布法等で形成できる。また、その厚さは、蒸着法、スパッタリング法によれば、通常100〜2000オングストロームである。行電極34及び列電極28は、従来の液晶表示素子あるいはプリント基板のエッチング等、従来公知の手段により、所望のパターン、例えば、マトリックス状等に形成することができる。
なお、行電極34及び列電極28は、各々表示基板16及び背面基板18各々内に埋め込んでもよく、この場合、表示基板16及び背面基板18各々の材料が誘電体層の役割を兼ね、帯電粒子群25の帯電特性や流動性に影響を及ぼすことがあるので、帯電粒子群25の組成等に応じて適宜選択する必要がある。
さらに、列電極28及び行電極34各々を、各々表示基板16及び背面基板18各々と分離させて画像表示媒体12の外部に配置してもよい。
列電極28及び行電極34が、各々表示基板16及び背面基板18上に形成されている場合には、電極の破損や帯電粒子群25の固着を招く電極間のリークの発生を防止するため、必要に応じて電極(列電極28及び行電極34)上に、絶縁層30、絶縁層38として、誘電体膜を形成してもよい。誘電体膜としてはポリカーボネート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリイミド、エポキシ、ポリイソシアネート、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリブタジエン、ポリメチルメタクリレート、共重合ナイロン、紫外線硬化アクリル樹脂、フッ素樹脂等を用いることができる。
また、上記した絶縁材料の他に、絶縁性材料中に電荷輸送物質を含有させたものも使用できる。電荷輸送物質を含有させることにより、帯電粒子群25への電荷注入による粒子帯電性の向上や、帯電粒子群25の帯電量が極度に大きくなった場合に帯電粒子群25の電荷を漏洩させ、帯電粒子群25の帯電量を安定させるなどの効果を得ることができる。電荷輸送物質としては、例えば、正孔輸送物質であるヒドラゾン化合物、スチルベン化合物、ピラゾリン化合物、アリールアミン化合物等が挙げられる。また、電子輸送物質であるフルオレノン化合物、ジフェノキノン誘導体、ピラン化合物、酸化亜鉛等も使用できる。さらに、電荷輸送性を有する自己支持性の樹脂を用いることもできる。具体的には、ポリビニルカルバゾール、米国特許第4806443号に記載の特定のジヒドロキシアリールアミンとビスクロロホルメートとの重合によるポリカーボネート等が挙げられる。
誘電体膜は、帯電粒子群25の帯電特性や流動性に影響を及ぼすので、帯電粒子群25の組成等に応じて適宜選択する。基板の一方である表示基板16は光を透過する必要があるので、上記各材料のうち透明のものを使用することが好ましい。
(表示駆動電圧)
まず、画像表示媒体へ画像を表示するときに印加する表示駆動電圧を画像表示媒体12へ印加したときの作用を説明する。
表示駆動電圧は、画像入力装置48から入力される画像情報に応じた画像を画像表示媒体12に表示するときに、列電極28及び行電極34に印加される電圧であって、選択的に列電極28及び行電極34に電圧が印加されることにより形成された電界によって、対応する領域に封入されている帯電粒子群25の内の一種類(白色粒子22または黒色粒子24)を、表示基板16及び背面基板18の何れか一方へと選択的に移動させるための電圧である。
ここでは、単純マトリックス駆動方式によって白表示面に黒の画像表示を行う例を説明する。なお、以下の説明において、画像情報信号に応じて表示基板16の列電極28に印加する表示駆動電圧をVSB、背面基板18の行電極34に順次印加する表示駆動電圧をVLBとする。また、画像を書込まない電極は全て0Vあるいは接地されていることとする。
図2の斜線で示した領域、すなわち、列電極と行電極との交差する部位、行電極34iと列電極28aとの交差する部位、行電極34iと列電極28cとの交差する部位、行電極34iiと列電極28bとの交差する部位、行電極34iiと列電極28dとの交差する部位、行電極34iiiと列電極28aとの交差する部位、及び行電極34iiiと列電極28cとの交差する部位各々の領域に対応する画素について、白表示から黒表示に変える場合、まずi行目の(行電極34iに対応する)画素の画像表示を行うために、背面基板18の行電極34iに表示駆動電圧VLBが印加され、これと同期して表示基板16の列電極28aと列電極28cに表示駆動電圧VSBが印加される。次にii行目の(行電極34iiに対応する)画素の画像表示を行うために、背面基板18のii行目(行電極34ii)に電圧VLBが印加され、これと同期して表示基板16のb列(列電極28b)とd列(列電極28d)に表示駆動電圧VSBが印加される。次いでiii行目の(行電極34iiiに対応する)画素の画像表示を行うために、背面基板18のiii行目(行電極34iii)に電圧VLBが印加され、これと同期して表示基板16のa列(列電極28a)とc列(列電極28c)に電圧VSBが印加される。
従って、白表示から黒表示に変える画素には表示駆動電界として、|VSB−VLB|/d1が作用する。(d1は基板間距離)また、白表示のまま黒表示を行わない画素にも|VSB|/d1あるいは|VLB|/d1の駆動電界が作用してしまうため、|VSB|/d1あるいは|VLB|/d1が作用しても表示が変化しない、すなわち粒子の基板間移動が行われないことが必要となる。そこで、VSB及びVLBを、以下のように設定する。
図3に、本実施の形態で使用した画像表示媒体12における、表示基板16と背面基板18との間に印加された電界強度と画像表示濃度(反射濃度)の関係を示す。これは、正の電界で黒表示から白表示に、負の電界で白表示から黒表示に変わる画像表示媒体の例である。図3によれば、電界強度に応じて表示濃度は変化し、電界強度が強いほど高い表示コントラストが得られる。また、正の電界強度E1あるいは負の電界強度E1'までは粒子が移動せず、表示濃度が変化しない電界領域があることがわかる。従って、本画像表示媒体12において、単純マトリックス駆動によってより高い表示コントラストを得るには、|VSB−VLB|/d1をできる限り大きくする必要があり、かつ|VSB|/d1あるいは|VLB|/d1が作用しても表示が変化しないようにするため、VSB及びVLBは粒子が基板間の移動を開始するぎりぎりの電圧値、すなわち閾値電圧に設定する。
また、単純マトリックス駆動によって黒表示面に白の画像表示を行う場合も同様に、画像情報信号に応じて表示基板16の列電極28に印加する表示駆動電圧をVSW、背面基板18の行電極34に印加する表示駆動電圧をVLWとすると、白表示から黒表示変える画素には|VSW−VLW|/d1の表示駆動電界が作用するが、黒表示のまま白表示を行わない画素にも|VSW|/d1あるいは|VLW|/d1の駆動電界が作用する。従って、前記したと同様に、より高い表示コントラストを得るには、|VSW−VLW|/d1をできる限り大きくする必要があり、VSW及びVLWは粒子が移動を開始するぎりぎりの電圧値、すなわち閾値電圧に設定する。
なお本実施の形態では、画像を書込まない行電極34及び列電極28を0Vあるいは接地としたが、前記したように非画像部に相当する画素では粒子が不要に基板間移動せず、画像部において表示が可能であるという条件を満たせば、画像を書込まない行電極34及び列電極28に任意の電圧を印加してもよい。
ここで、環境温度の変化、経時変化、及び繰り返し書き換えが行われる事等によって、基板間に封入されている帯電粒子群25の帯電量の低下や、表示基板16または背面基板18と帯電粒子群25とが付着しやすくなる、または帯電粒子群25間の付着力が強くなる等の現象が発生すると、画像表示媒体12に画像を表示するために基板の何れか一方へと帯電粒子群25を選択的に移動させるように電界を形成する表示駆動電圧を印加したときに、帯電粒子群25の印加電圧に応じた応答性の低下により、帯電粒子群25が全く駆動できない場合がある。
すなわち、帯電粒子群の帯電量の低下、基板と帯電粒子との付着力の強さ、及び帯電粒子間の付着力の強さは均一に変化しないことから、電圧が印加されても内部の帯電粒子が全く移動出来ないセルが発生するという問題がある。
このため、本発明の画像表示装置10では、表示駆動電圧を印加する前に、予備駆動電圧として、背面基板18に設けられた行電極34の配列方向及び表示基板16に設けられた列電極28の配列方向の何れか一方または双方に、帯電粒子群25が移動可能な電界が生じるように、行電極34及び列電極28の何れか一方または双方へ電圧を印加する。
予備駆動電圧として、具体的には、図4(A)に示すように、背面基板18及び表示基板16各々に設けられた行電極34及び列電極28各々の隣接した電極間を帯電粒子群25が移動可能な電位差が発生するように電圧を印加する。
なお、予備駆動電圧としては、図4(B)に示すように、背面基板18及び表示基板16各々に設けられた行電極34と列電極28の各々に、複数の電極を介した電極毎に電圧を印加するようにしてもよい。具体的には、1電極毎、または2電極毎に電圧を印加するようにしてもよい。なお、この場合において、電圧を印加する電極間の間隔は、背面基板18と表示基板16との間隔より狭い間隔であればよい。
なお、予備駆動電圧を、図5(A)及び図5(B)に示すように、背面基板18に設けられた行電極34、及び表示基板16に設けられた列電極28の何れか一方にのみ印加するようにしてもよい。
また、図6に示すように、予備駆動電圧として、背面基板18に設けられた行電極34及び表示基板16に設けられた列電極28の何れか一方の隣接した電極間を帯電粒子群25が移動可能な電位差が発生するように電圧を印加すると同時、または印加した直後に、他方の基板に設けられた電極の全てに電圧を印加して背面基板18及び表示基板16間に直流電圧または交番電圧を印加するようにしてもよい。
予備駆動電圧としては、行電極34及び列電極28の何れか一方または双方各々の予備駆動電圧を印加する対象となる電極間に、帯電粒子群25が移動を開始する電子差となるような閾値電圧より大きく且つ予め定められた最大電圧値以下の電圧値が印加されればよい。
最大電圧値は、画像表示装置10において使用されるドライバICにより定まる。通常は、表示駆動電圧を十分に印加可能なドライバICが選択されるため、表示駆動電圧として用いられる電圧値よりも、ドライバICにより定まる印加可能な最大電圧値の方が大きい。このため、初期化駆動電圧や予備駆動電圧としては、このドライバICにより定まる印加可能な最大電圧値を用いることが効果的である。
なお、予備駆動電圧の印加方法において、表示基板16側の列電極28を走査電極とし、背面基板18側の行電極34をデータ電極とし、行電極34の隣接電極間に予備駆動電圧を印加すると、電極間の帯電粒子群25の移動による帯電粒子群25の偏在による表示画像の画質劣化を抑制することができ、好ましい。
このように、表示基板16と背面基板18との間隔よりも狭い間隔となるように、表示基板16上の行電極34、及び背面基板18の列電極28を各々複数配列し、予備駆動電圧として、背面基板18に設けられた行電極34の配列方向及び表示基板16に設けられた列電極28の配列方向の何れか一方または双方に、帯電粒子群25が移動可能な電界が生じるように、行電極34及び列電極28の何れか一方または双方へ電圧を印加すると、予備駆動電圧の印加時に、表示駆動電圧と例えば同一の電圧値の電圧を印加した場合であっても、列電極28と行電極34との間に形成される電界強度に対して、列電極28の複数の電極間、及び行電極34の複数の電極間に形成される電界強度は大きくなる。
通常、表示基板16と背面基板18との間隙は、帯電粒子群25が基板間を十分に移動するために、30μm以上必要であり、列電極28及び行電極34各々の複数の電極の間隔が例えばフォトリソグラフィー法により作製されれば20μm以下とすることができることから、予備駆動電圧の印加時に表示駆動電圧と同一の電圧値の電圧を印加した場合であっても、列電極28と行電極34との間に形成される電界強度に対して、列電極28の複数の電極間、及び行電極34の複数の電極間に形成される電界強度は数倍から十数倍大きい値となる。
すなわち、同一基板上に形成された電極間(列電極28の複数の電極間、及び行電極34の複数の電極間)に電圧を印加すると、表示駆動電圧の電圧値以下の電圧で、帯電粒子群25を各電極の配列方向に移動させるための充分な電界を形成することができ、基板への付着や帯電粒子群25同士の付着、及び帯電特性の低下等により応答性の低下した帯電粒子群25を、行電極34及び列電極28各々の配列方向へ容易に移動させることができる。
このように、応答性の低下した帯電粒子群25を、予備駆動電圧の印加によって移動させた後に、表示駆動電圧を印加すれば、予備駆動電圧の印加による帯電粒子群25の移動をきっかけとして、表示基板16と背面基板18間に封入されている帯電粒子群25全体について、基板間を容易に移動させることができる。
また、図7に示すように、帯電粒子群25を球状粒子または球状に近い粒子とすると、球状の粒子は、表示基板16及び背面基板18から離間する方向に剥離移動されるよりも、表示基板16及び背面基板18の対向面に沿った方向へ転がり移動されるほうが、小さな力で移動される。このため、帯電粒子群25(白色粒子22及び黒色粒子24)を、表示基板16及び背面基板18への物理的な付着力が小さく、且つ粒子の流動性が良好な球状粒子とすれば、より容易に応答性の低下した帯電粒子群25を行電極34または列電極28の配列方向に移動させることができる。
なお、予備駆動電圧は、直流電圧であってもよく、交番電圧であってもよい。交番電圧とした場合には、予備駆動電圧を印加した電極間で、粒子が往復移動するため、より確実に予備駆動電圧の印加によって、帯電粒子群25を行電極34または列電極28の配列方向に移動させることができる。
また、図6に示すように、予備駆動電圧として、背面基板18に設けられた行電極34及び表示基板16に設けられた列電極28の何れか一方の隣接した電極間を帯電粒子群25が移動可能な電位差が発生するように電圧を印加すると同時、または印加した後に、他方の基板に設けられた電極の全てに電圧を印加して背面基板18及び表示基板16間に直流電圧または交番電圧を印加するようにすれば、帯電粒子群25全体を容易に基板間において移動させることができる。
次に、本発明の画像表示装置10の電圧印加部14で実行される処理について説明する。
電圧印加部14では、所定時間毎に図8に示す処理ルーチンが実行されて、ステップ100へ進み、画像表示媒体12へ画像を表示するか判別し、否定されると、本ルーチンを終了し、肯定されると、画像表示媒体12の全面へ黒または白を表示するように列電極28及び行電極34へ電圧を印加することによって、画像表示媒体12へ表示されている画像を消去する画像消去処理を行った後に、ステップ102へ進む。
ステップ100の判断は、例えば、図示を省略した画像表示開始を指示するためのスイッチのユーザによる押圧指示による入力信号を判別するようにすればよい。
ステップ102では、予備駆動電圧の印加を実行する。
次のステップ104では、画像表示媒体12に表示する画像の画像情報に応じた表示駆動電圧を行電極34及び列電極28へ印加する表示駆動電圧を印加した後に、本ルーチンを終了する。
次に、図4(A)に示されるような予備駆動電圧を印加した後に、表示駆動電圧を印加した場合の粒子の動きの一例を図9に時系列的に示した。なお、図9には、予備駆動電圧として、表示基板16の列電極28の隣接する電極間を、帯電粒子群25が移動するような電界が発生するように列電極28に電圧を印加した後に、表示基板16と背面基板18との間を帯電粒子群25が移動可能な電界が発生するように列電極28及び行電極34に交番電圧を印加する場合を説明する。
なお、図9は、図2に示した画像表示媒体12のA−A断面における、初期化駆動電圧が印加されたときの帯電粒子群25の動きを示す模式図である。
本実施の形態では、まず、図9(A)に示すように、画像消去のために、表示基板16側に白色粒子22が移動して全面に白色が表示されるように、行電極34及び列電極28へ電圧が印加されると、列電極28側に白色粒子22が移動すると共に、行電極34側に黒色粒子24が移動した状態となる。
次に、図9(B)に示すように、予備駆動電圧として、表示基板16の列電極28cに、隣接する列電極28b及び列電極28bとの間を帯電粒子群25が移動可能な、閾値電圧より大きい電圧VLP1を印加する。ここで電圧VLP1は、隣接電極間付近の白色粒子22を、列電極28c側から、これと隣接する列電極(28b及び28d)側方向へ移動させる電圧とする。すると、図9(C)に示すように、図中矢印で示した隣接電極間に形成されるエッジ電界|VLP1|/d3によって、隣接電極間付近の白色粒子22は、列電極28c側から隣接する列電極28b及び列電極28d側へ移動する。
ここで、隣接電極間を移動するように電圧を印加した直後に、更に列電極28と行電極34との間に交番電圧を印加すると、隣接電極間の強い電界で動き出した粒子が更に基板間を移動して対向する基板に衝突し、この衝撃力によって対向基板上の動きにくい粒子を移動開始させることができる。交番電圧によって往復運動することで、さらにこの効果が拡大し、図9(D)に示すように、全ての帯電粒子群25が基板間を移動する。
このように、表示駆動電圧の印加前に、初期化駆動電圧を印加することによって、基板間より帯電粒子群25が移動しやすい方向へと容易に帯電粒子群25を移動させた後に、表示駆動電圧を印加することができ、印加電圧に対する基板間の応答性の低下した帯電粒子群25についても基板間を容易に移動させることができる。
以上説明したように、本発明の画像表示装置10によれば、表示駆動電圧を印加する前に、予備駆動電圧として、背面基板18に設けられた行電極34の配列方向及び表示基板16に設けられた列電極28の配列方向の何れか一方または双方に、帯電粒子群25が移動可能な電界が生じるように、行電極34及び列電極28の何れか一方または双方へ電圧を印加する。
このため、表示駆動電圧の印加前に、列電極28の複数の電極間、及び行電極34の複数の電極間に、帯電粒子群25を各電極の配列方向に移動させるための充分な電界を形成することができ、基板への付着や帯電粒子群25同士の付着、及び帯電特性の低下等により応答性の低下した帯電粒子群25を、行電極34及び列電極28各々の配列方向へ移動させることができる。さらに、この予備駆動電圧の印加後に、表示駆動電圧を印加すれば、予備駆動電圧の印加によって電極の配列方向に移動された帯電粒子群25を、表示駆動電圧の印加によって形成された電界により、表示基板16及び背面基板18間を移動させることができる。
従って、印加電圧に対する基板間の応答性の低下した帯電粒子が含まれる場合であっても、基板間を容易に移動させることができる。
また、表示駆動電圧が印加されても内部の帯電粒子群25が全く移動出来ないセルが発生した状態にある画像表示媒体12であっても、予備駆動電圧を印加することにより、このセル内の帯電粒子群25を容易に移動可能とすることができる。
なお、上記実施の形態では、画像表示媒体12は、単純マトリクス駆動方式であるものとして説明したが、アクティブマトリックス駆動方式により駆動される場合にも適用可能である。
アクティブマトリックス駆動方式である場合には、画像表示媒体50には、図10に示すように、表示基板17の背面基板19と対向する面には、一様な電極27が設けられ、背面基板19の表示基板17と対向する面には各画素に対応して複数の画素電極29が設けられている。このため、予備駆動電圧の印加時には、この複数の画素電極29の隣接電極間を、帯電粒子群25が移動可能となるような電界が形成されるように予備駆動電圧を印加するようにすればよい。
本発明の画像表示装置を示す模式図である。 本発明の画像表示装置の電気的構成を示す模式図である。 表示基板に設けられた電極と、対向する背面基板に設けられた電極との間に形成される電界強度と画像表示濃度との関係を示す線図である。 予備駆動電圧の印加方法を示す模式図であり、(A)は、列電極と行電極各々に1電極毎に予備駆動電圧を印加する場合の模式図であり、(B)は、列電極と行電極の各々に、2電極毎に予備駆動電圧を印加する場合を示す模式図である。 予備駆動電圧の印加方法を示す模式図であり、(A)は、行電極には予備駆動電圧を印加せず、列電極にのみ予備駆動電圧を印加する場合を示す模式図であり、(B)は、列電極には予備駆動電圧を印加せず、行電極にのみ予備駆動電圧を印加する場合を示す模式図である。 (A)は、列電極に予備駆動電圧を印加すると共に、行電極の全てに電圧を印加して列電極と行電極との間に電界が形成されるように電圧を印加する場合を示す模式図であり、(B)は、行電極に予備駆動電圧を印加すると共に、列電極の全てに電圧を印加して列伝極と行電極との間に電界が形成されるように電圧を印加する場合を示す模式図である。 表示基板または背面基板に付着した帯電粒子の、基板に対する粒子剥離力と、基板に対する転がり摩擦力との関係を示す模式図である。 本発明の画像表示装置の電圧印加部で実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の、予備駆動電圧の印加後に表示駆動電圧を印加したときの、帯電粒子の動きを示す模式図である。 単純マトリックス駆動方式の画像表示装置を示す模式図であって、(A)は、画像表示媒体の表示基板の正面図であり、(B)は、画像表示媒体の背面基板の正面図である。
符号の説明
10 画像表示装置
12、50 画像表示媒体
14 電圧印加部
16、17 表示基板
18、19 背面基板
20 間隙部材
22 白色粒子
24 黒色粒子
25 帯電粒子
28 列電極
34 行電極

Claims (8)

  1. 少なくとも透光性を有する表示基板と、
    前記表示基板に間隙をもって対向して配置された背面基板と、
    前記表示基板に設けられ、該表示基板と前記背面基板との対向面に平行な同一平面上に、少なくとも前記表示基板と前記背面基板との間隙よりも小さい間隔をもって配列された複数の電極からなる第1の電極と、
    前記背面基板に設けられ、該背面基板と前記表示基板との対向面に平行な同一平面上に、少なくとも前記表示基板と前記背面基板との間隙よりも小さい間隔をもって配列された複数の電極からなる第2の電極と、
    前記表示基板と前記背面基板との間に封入され、前記第1の電極及び前記第2の電極に印加された電圧により形成された電界に応じて前記表示基板と前記背面基板との間を移動可能な少なくとも1種類以上の帯電粒子群と、
    前記表示基板と前記背面基板との間隙を保持すると共に、前記表示基板と前記背面基板との間を複数のセルに区画する間隙部材と、
    を有する画像表示媒体と、
    前記画像表示媒体へ画像表示を行うための表示駆動電圧を印加する前に、前記第1の電極の隣接電極間及び前記第2の電極の隣接電極間の何れか一方または双方に前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記隣接電極間の電位差が前記帯電粒子群が移動を開始する閾値電圧より大きい電圧差となるような予備駆動電圧を前記第1の電極及び前記第2の電極の何れか一方または双方へ印加する電圧印加手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記電圧印加手段は、前記第1の電極又は前記第2の電極の配列方向に1電極又は複数電極を介して前記予備駆動電圧を印加する請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記予備駆動電圧は、交番電圧である請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記電圧印加手段は、前記予備駆動電圧の印加時に、前記第1の電極の隣接電極間及び前記第2の電極の隣接電極間の何れか一方または双方に前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極の何れか一方または双方へ電圧を印加した後に、前記表示基板と前記背面基板との間を前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極へ直流電圧を印加する請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記電圧印加手段は、前記予備駆動電圧の印加時に、前記第1の電極の隣接電極間及び前記第2の電極の隣接電極間の何れか一方または双方に前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極の何れか一方または双方へ電圧を印加した後に、前記表示基板と前記背面基板との間を前記帯電粒子群が移動可能な電界が生じるように、前記第1の電極及び前記第2の電極へ交番電圧を印加する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記帯電粒子群は、帯電特性の異なる2種類以上の帯電粒子群である請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記画像表示媒体は、前記第1の電極及び前記第2の電極各々が、複数のライン状の電極からなる電極群から構成されると共に、前記第1の電極と前記第2の電極と直交するように配置された単純マトリクス形状の画像表示媒体である請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像表示装置。
  8. 前記画像表示媒体は、少なくとも前記第2の電極が画素毎に設けられた複数の電極からなる電極群から構成されたアクティブマトリクス形状の画像表示媒体である請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像表示装置。
JP2005215030A 2005-07-25 2005-07-25 画像表示装置 Expired - Lifetime JP4862311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005215030A JP4862311B2 (ja) 2005-07-25 2005-07-25 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005215030A JP4862311B2 (ja) 2005-07-25 2005-07-25 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007033710A JP2007033710A (ja) 2007-02-08
JP4862311B2 true JP4862311B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=37793071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005215030A Expired - Lifetime JP4862311B2 (ja) 2005-07-25 2005-07-25 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4862311B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5081583B2 (ja) 2007-10-31 2012-11-28 株式会社リコー 画像表示装置及びその制御方法
US7982941B2 (en) * 2008-09-02 2011-07-19 Sipix Imaging, Inc. Color display devices
US9013783B2 (en) 2011-06-02 2015-04-21 E Ink California, Llc Color electrophoretic display
US8917439B2 (en) 2012-02-09 2014-12-23 E Ink California, Llc Shutter mode for color display devices
JP2013250384A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Fuji Xerox Co Ltd 表示媒体の駆動装置、駆動プログラム、及び表示装置
US9360733B2 (en) 2012-10-02 2016-06-07 E Ink California, Llc Color display device
CN109031845B (zh) 2013-04-18 2021-09-10 伊英克加利福尼亚有限责任公司 彩色显示设备
PL2997568T3 (pl) 2013-05-17 2019-07-31 E Ink California, Llc Urządzenie kolorowego wyświetlacza
US9383623B2 (en) 2013-05-17 2016-07-05 E Ink California, Llc Color display device
JP6393748B2 (ja) 2013-05-17 2018-09-19 イー・インク・カリフォルニア・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーE Ink California,Llc カラーフィルタを有するカラーディスプレイ装置
TWI534520B (zh) 2013-10-11 2016-05-21 電子墨水加利福尼亞有限責任公司 彩色顯示裝置
JP6441369B2 (ja) 2014-01-14 2018-12-19 イー インク カリフォルニア, エルエルシー フルカラーディスプレイデバイス
EP3936935A1 (en) 2014-02-19 2022-01-12 E Ink California, LLC Driving method for a color electrophoretic display
US10891906B2 (en) 2014-07-09 2021-01-12 E Ink California, Llc Color display device and driving methods therefor
US10380955B2 (en) 2014-07-09 2019-08-13 E Ink California, Llc Color display device and driving methods therefor
US10147366B2 (en) 2014-11-17 2018-12-04 E Ink California, Llc Methods for driving four particle electrophoretic display
CA3076937C (en) 2017-11-14 2023-08-29 E Ink California, Llc Electrophoretic active delivery system including porous conductive electrode layer
CN114728155B (zh) 2019-11-27 2024-04-26 伊英克公司 包括具有电蚀密封层的微单元的有益剂输送系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224497A (en) * 1975-08-20 1977-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electric migration display
JP2002040967A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Tdk Corp 電気泳動表示装置及びその駆動方法
JP2004046056A (ja) * 2002-05-22 2004-02-12 Bridgestone Corp 画像表示粒子および画像表示装置
JP4532938B2 (ja) * 2003-03-04 2010-08-25 キヤノン株式会社 電気泳動表示装置及びその駆動方法
JP4737921B2 (ja) * 2003-05-13 2011-08-03 株式会社ブリヂストン 画像表示装置の前処理方法
JP4525078B2 (ja) * 2004-01-09 2010-08-18 富士ゼロックス株式会社 画像表示媒体、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007033710A (ja) 2007-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4862311B2 (ja) 画像表示装置
JP4196531B2 (ja) 表示媒体の駆動方法
JP4196555B2 (ja) 画像表示装置
JP4061863B2 (ja) 画像表示装置及び表示駆動方法
JP4613424B2 (ja) 画像表示装置、画像表示媒体、及び画像表示制御装置
JP5119674B2 (ja) 画像表示媒体、画像表示装置、書込装置、及び画像表示プログラム
US6800368B2 (en) Image display medium
JP5125305B2 (ja) 画像表示媒体、及び画像表示装置
JP4862310B2 (ja) 画像表示装置
JP5262773B2 (ja) 画像表示媒体の駆動装置及び画像表示装置
JP4029557B2 (ja) 画像表示装置
JP2003107533A (ja) 表示素子
JP4862309B2 (ja) 画像表示装置
JP4380133B2 (ja) 画像表示媒体及び画像表示媒体用治具
JP2002014380A (ja) 画像形成装置
JP4985507B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び画像表示媒体
JP4717546B2 (ja) 粒子移動型表示装置
JP5845852B2 (ja) 画像表示媒体駆動装置、画像表示装置、及び画像表示媒体駆動プログラム
KR101172449B1 (ko) 전자 종이 표시 장치용 입자 및 그 제조 방법
JP2002139751A (ja) 画像表示媒体及び画像表示装置
JP2007017593A (ja) 画像書換装置
JP3948267B2 (ja) 画像表示媒体及び画像表示装置
JP2003248250A (ja) 画像表示装置
JP2005037768A (ja) 追記可能な画像表示装置および駆動方法
WO2005015892A2 (ja) 画像表示装置、画像表示用パネルの製造方法及び画像表示用パネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111024

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4862311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term