JP4857420B2 - 汎用性の高いプロセス制御システム用コントローラ、及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般にプロセス制御システムに関し、特に、様々なサイズのプロセス制御システムにおいて様々な用途に適合した汎用コントローラに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
化学製造プラントや、石油精製プラント、その他製造プラント等の処理プラントは、典型的に、バルブおよびスイッチ等のプロセス制御デバイスや、一又は複数のプロセスコントローラと相関接続された、圧力センサおよび温度センサ等の送信機/センサ(一般に「フィールドデバイス」という)を多数備える。プロセスコントローラはセンサから信号を受信し、比例、積分、微分(PID)制御ルーチン等のいくつかの制御ロジックを実施して制御信号を生成し、次いで、該制御信号はプロセス制御デバイスに送信されて、処理を所望の状態に維持または所定の操作ポイントで処理を行う。
【0003】
以前は、処理プラントで使用されるプロセスコントローラには多用な形態があった。最も単純かつおそらく最も広く用いられているタイプのプロセスコントローラは、プログラム可能ロジックコントローラ(PLC)である。典型的に、PLCは単純で比較的安価な論理ユニットであって、実配線回路や、ANDおよびORゲート等の基本的な論理素子に実施される極めて特殊化した制御ロジックを記憶するEPROMやEEPROM等の電子的にプログラム可能なメモリを有する。一般に、処理プラント内の各PLCはマルチフィールドデバイスに直接接続され、典型的に、連続フロー論理、ラダー論理、機能フローチャート論理等のプロセス制御業界で使用される、ある特殊化された論理プログラムパラダイムを使用して制御ルーチンまたはプログラムを実施する。PLCは本質的に低コストである一方で使用に関して重大な欠点がある。特に、PLCは特殊化した論理プログラミングに慣れた者が使用する場合に概してプログラミングが困難である。また、PLCは概して個々にプログラミングしなければならず、通常、誰かがプラント内のPLCに出向いてハンドヘルドまたはポータブル装置をPLCに接続してプログラミングしなければならない。さらに、一体化したプロセス制御システム、すなわち、任意の調整方法で多数のPLCとの連動が困難であり、かつPLC同士の通信が困難である場合、PLCを用いて集約化された場所からアクセスおよび変更可能なものの開発が困難である。したがって、PLCは単一の場所で少数のフィールドデバイスを制御する上では有効であるが、より大きなプラントまたは多くの装置を備えるプラントでのPLCの使用は、組織化および文書化の観点から扱いにくく非実用的である。
【0004】
PLCに関連する問題点を克服するため、従来より、何人かのプロセス制御設計者は、集中コントローラアーキテクチャを使用して集中プロセス制御を提供してきた。これらのシステムでは、非常に強力な集中コンピュータまたはコントローラが、特殊化した入出力装置を介して処理プラント内のすべてのフィールドデバイスと接続される。集中コントローラは多数の制御ルーチンを実施して、プラント全体のプロセス制御を提供する。これらの集中制御システムは、非常に有能であるが、非常に高価であり、多くの配線を必要とし、典型的にプログラムは本質的に独自に開発されている。そのため、一般的にはプログラミングおよび再プログラミングを行うのは困難である。コスト上、多くのフィールドデバイスを備える非常に大規模な処理プラントにおけるこれらの高性能集中コントローラの使用は、一般に実質的であるのみである。
【0005】
現在多くの処理プラントで使用されている他の一般的な制御システムアーキテクチャは、分散型プロセス制御システムとして周知である。このアーキテクチャでは、それぞれが標準的なパーソナルコンピュータのサイズおよび複雑性を備える多数のプロセスコントローラが処理プラント中の多様な場所に分散され、各コントローラがプラント内のある領域または他の論理的なセクションを担当している。フィッシャー・ローズマウントシステムズ社(Fisher−Rosemount Systems Inc.)が販売しているDelta V(登録商標)プロセス制御システム等のいくつかの事例においては、分散型コントローラは互いに、かつ一又は複数のオペレータインタフェース、データヒストリアンおよび他のサポート装置と相互接続される。Delta V分散型プロセス制御システムにおいて、オペレータワークステーションが実行するアプリケーションが、コントローラを再プログラムするため、コントローラが報告した処理状態を表示するため、コントローラが提供したデータを用いて処理プラントまたはプロセス制御システムを分析するため等に使用される。分散型コントローラは共用または多目的マイクロプロセッサアーキテクチャに基づくものであって、かつ共用または多目的マイクロプロセッサアーキテクチャを使用しているため、それらはPLCより容易にプログラミングされ、一般的にはオペレータインタフェースで実行中のアプリケーションとより容易に連動し、かつ該アプリケーションが使用するオブジェクト指向プログラミング言語等のさらに高水準のプログラミング構造または言語を使用できる。例えば、Delta Vプロセス制御システムでは、オブジェクト指向プログラミングパラダイムは、様々なプロセス制御デバイスおよびコントローラ、ならびにそれらの装置で実行中の論理を有利に編成、追跡調査するために使用される。このオブジェクト指向プログラミング構造は、コントローラ内で実施されているプロセス制御ルーチンの編成、表示、および変更を可能にするために、オペレータインタフェースで実行中のアプリケーションによっても使用される。
【0006】
分散型プロセス制御システムの使用は、はるかに低コストで集中コンピュータと連動した計算能力および組織力を提供し、付随的に、拡大自在なプロセス制御システム、すなわち単に追加コントローラおよびフィールドデバイスを追加するだけで経時的に拡大できるシステムを提供する。したがって、分散型プロセス制御システム技術の使用は、中規模のおよび大規模の処理プラントでさらに優れた制御および制御機能を提供してきた。それにも関わらず、初めてコントローラを設置するときに本格的な分散型プロセス制御システムを実施するのが経済的に実施可能ではないが、例えば将来的に拡張の必要性が生じるなど、将来のなんらかの時点でこのような分散型プロセス制御システムを取り入れるためにアップグレードすることが必要である可能性がある、数十のフィールドデバイスだけを備える小さな製造工場などの多数のさらに小さな工場がある。現在では、これらの工場は、実際に工場が本格的な分散型プロセス制御システムの購入を経済的に実施可能とするほど十分に大きくなるまで、PLC装置の使用に制限されている。しかしながら、分散型プロセス制御システムで使用されるPLC装置およびコントローラは設計および用途において大いに異なるため、分散型プロセス制御システム内でPLC装置を使用することは不可能であるか、実行不可能である。結果として、PLC装置に対する初期投資およびPLCシステムをセットアップする上での設計およびプログラミングの活動は、分散型プロセス制御システムを実施するために完全に放棄されなければならず、工場資源という点で無駄である。したがって、分散型プロセス制御システムアーキテクチャに切り替える際には、小さな工場は、あるにしても、PLC装置で実施されている既存の制御構造のほとんどを使用することはできない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
ここに、比較的小規模なプラントにおける独立型コントローラとして、または分散型プロセス制御システムにおける多数のコントローラまたは入出力装置の1つとして使用可能である、処理プラントのニーズに応じた汎用コントローラを開示する。第1の事例において、該コントローラは、分散型プロセス制御システムコントローラと関連付けられた制御ロジック等の高度な制御ロジックを実施して、限られた数のフィールドデバイスを制御できる独立型プラットフォームを提供する。
この独立型コントローラはPLCの使用に対する経済的な代替物である。しかしながら、コントローラは、いつでも一又は複数の他のコントローラおよびオペレータインタフェースと容易に接続して分散型プロセス制御システムを形成することができる。開示したコントローラは安価であり、例えば非常に小規模な処理プラントで独立型コントローラとして容易に実施できるが、該コントローラは、分散型プロセス制御システムアーキテクチャの使用が経済的な意味をなすように処理プラントの規模を拡大する際に、後日、他のコントローラと通信により接続されて分散型プロセス制御システムを形成することができる。
【0008】
一実施形態において、汎用コントローラは、一又は複数のプログラミングルーチンを実行するためにプログラムされるよう適合したプロセッサと、プロセッサに結合され、かつプロセッサが実行する一又は複数のプログラミングルーチンを記憶するよう適合した不揮発性メモリ等のメモリと、プロセッサと通信により接続された複数のフィールドデバイス入出力ポートと、プロセッサおよびメモリと接続された構成通信ポートとを備える。
【0009】
汎用コントローラは、間欠的にユーザインタフェースに接続されてユーザインタフェースがメモリまたはプロセッサ内に記憶された情報を表示できるよう適合したMODBUS TCPポート等の第2通信ポートまたはRS−485ポート等の任意のシリアルポートをさらに備えてもよい。メモリにはレジスタマップが記憶され、コントローラ内で情報へのアクセスを可能とするために第2通信ポートがアクセスするよう適合されてもよい。所望であれば、複数のプログラミングルーチンが、独立型コントローラが分散型プロセス制御システムの一部となるようにアップグレードされる際に、この制御プログラミングを使用可能とするオブジェクト指向プログラミングパラダイム等の分散型プロセス制御システムプログラミングパラダイムと互換性があってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、汎用プロセス制御システムコントローラ10は、プロセッサ12と、メモリ14と、3つの多目的通信ポート16、18および20と、複数のフィールドデバイス入出力ポート22とを備える。プロセッサ12は任意のタイプのプロセッサであってもよいが、好ましくは、一般にパーソナルコンピュータ、分散型プロセッサ制御システムコントローラ等で使用されるプロセッサ等の多目的プログラム可能プロセッサである。しかしながら、プロセッサ12は、分散型プロセス制御システムコントローラにおいて典型的に使用されるプロセッサほど高性能でなくてもよく、それにより、分散型プロセス制御システムコントローラと比較してコントローラ10に関連するコストを削減する。所望であれば、プロセッサ12は、代わりに、任意のタイプの配線で接続されたプロセッサ、ASICまたは他の種類のプログラム可能プロセッサであってもよい。好ましくは、プロセッサ12の性能は、高レベルなプログラミング言語またはオブジェクト指向プログラミングパラダイム等のパラダイムを用いて書き込まれるアプリケーションまたはプログラムを実施または実行できれば十分である。
【0011】
メモリ14は任意の所望のタイプのメモリであって、好ましくは、EPROM、EEPROM等の本質的に永続的または不揮発性であるその少なくとも一部分を含む。メモリ14は、入出力ポート22を介してコントローラ10に接続される一又は複数のフィールドデバイスを制御する際に使用されるプログラミングルーチンを記憶する。図1に示す実施形態において、コントローラ10は、そのうちの2つ以上がパルスカウント入力であり得る24個の別々のフィールドデバイス入力ポートと、各々が各フィールドデバイスと直接接続可能な16個の別々のフィールドデバイス出力ポートとを備える。しかしながら、任意の他の望ましい数またはタイプの入出力ポート22が代わりに使用できる。さらに、フィールドデバイス入出力ポート22をワイヤレスポートとして実施してもよい。この場合、送信機/受信機はプロセッサ12と接続されるコントローラ10内に配置され、それに無線で結合された様々なフィールドデバイスの各々に時間チャネルまたは周波数チャネル等の様々チャネルを提供する。言うまでもなく、このような無線通信構成要素は既知であって、ここでは詳細な説明を省略する。
【0012】
図1に示すコントローラ10の実施形態は、様々な時間に様々な用途でコントローラ10を構成装置、ユーザインタフェース、追加コントローラ、入出力装置または他の装置と接続する際に使用される3つのバスポート16、18および20を備える。一実施形態において、通信ポート16はイーサネット(R)通信ポートであり、コントローラ10を構成するために、すなわち構成プログラミングをコントローラ10のメモリ14にダウンロードするために使用される構成ポート16と直接的にまたは間接的に接続可能な構成ワークステーションとして確保されてもよい。好ましくは、ポート16のIPアドレスは固定アドレスである。第2ポート18は、好ましくは、マスタモードまたはスレイブモードとなるように構成されるように適合したMODBUS TCP通信ポートである。通信ポート18のIPアドレスは、好ましくは、例えば第1通信ポート16に取り付けられた構成ワークステーションを使用するユーザまたはシステムコンフィグレータによって設定される。第3通信ポート20は、好ましくはRS−485ポートなどのシリアルポートである。2またはそれ以上のコントローラ10同士を、MODBUS TCPポート18またはRS−485ポート20を介して接続してもよい。同様に、オペレータインタフェースを、RS−485ポートを介してコントローラ10に接続して、コントローラ10の現在の状態を調べたり、あるいはコントローラ10内の一定のパラメータまたはレジスタをリセットする。言うまでもなく、ポート16、18および20は、任意の他の望ましいタイプの通信ポートとなり、追加のまたはさらに少ない数の通信ポートを使用することができる。
【0013】
通信ポート18および20は、コントローラプログラミングおよび可変情報へのアクセスを提供するために、図1に示すような一又は複数のレジスタマップ30を使用してもよい。1つの例では、実際にメモリ14に記憶されるレジスタマップ30は、通信ポート18および20を介して使用可能またはアクセス可能となる任意の数の変数またはレジスタを備える。特定の構成では、スレイブモード通信のために使用される各レジスタマップ30は、16ビットの保持レジスタおよび32ビットの保持レジスタを備える。さらに多くのまたはさらに少ないレジスタ、あるいは他のサイズおよび種類のレジスタも使用されてよいが、レジスタマップ30内には、例えば200個の16ビットのレジスタと100個の32ビットのレジスタを設けてもよい。動作中、レジスタマップ30は、メモリ14に記憶されているプログラムによって使用されるレジスタを、通信ポート18および20を介した入出力の目的のために使用できるようにする。このようにして、レジスタマップ30内のレジスタは、メモリ14に記憶されているプログラムの動作を改変するために通信ポート18または20の1つを介してユーザまたは他の装置によって変更される変数を記憶してよいか、あるいはメモリ14上でプログラミングによって使用されるが、通信ポート18および20の1つを介してユーザまたは他の装置によって表示またはアクセスされる必要がある変数を記憶してもよい。
【0014】
好ましくは、メモリ14に記憶され、プロセッサ12が実施または実行するプログラムは、オブジェクト指向プログラミング言語等の高レベルプログラミングパラダイムを使用して作成または設計される。最も好ましくは、このプログラミングは、コントローラ10が後日アップグレードできるある特定の分散型プロセス制御システムによって使用されるプログラミング構造およびプロトコルに準拠するように設計される。1つの例では、コントローラ10は、テキサス州オースティン(Austin, Texas)に本社があるフィッシャー・ローズマウントシステムズ社(Fisher−Rosemount Systems,Inc.)が販売するDelta Vプロセス制御システム等の既知の分散型プロセス制御システムのオブジェクト指向プログラミング言語と完全にまたは少なくとも極めて互換性があるオブジェクト指向プログラミング構造でオブジェクトを実行するためにプログラミングされてもよい。また、この場合、プログラミングパラダイムは、FOUNDATION Fieldbusプロトコルプログラミングパラダイムと互換性があるか、あるいはFOUNDATION Fieldbusプロトコルプログラミングパラダイムに基づいている。言うまでもなく、コントローラ10で使用されるプログラムは任意の他の分散プロセス制御システムと互換性があり、オブジェクト指向プロセス制御型のシステムである必要はない。さらに、プログラミングルーチンは、通信ルーチン、制御ルーチン等であってよい。好ましくは、メモリ14は、2〜3例を挙げると、ファジー論理またはニューラルネットワーク、適応チューニングまたはモデル予測制御ルーチンおよび最適化ルーチン等の典型的なPID制御ルーチンまたは高度ルーチン等、任意の複雑性の制御ルーチンを記憶するように適合され、プロセッサ12は実行するように適合される。さらに、コントローラ10は、典型的に分散型プロセス制御システムと関連付けられる高度診断ルーチン、警報ルーチン等の他の高度ルーチンを記憶、実行してよい。
【0015】
動作中、コントローラ10は、コントローラ10が配置された制御システムが拡大するにつれてコントローラ10を非常に高機能かつアップグレード可能にする、多くの異なる方法および多くの異なる構成で使用できる。特に、コントローラ10は非常に小規模なプロセス制御システムで独立型コントローラとして使用されて、入出力ポート22を介して直接的に多様なフィールドデバイスを制御することができる。この場合、コントローラ10は、PLC装置が小規模なプロセス制御システムで典型的に使用されるのと同様に機能する。しかしながら、コントローラ10は容易にプログラム可能なプロセッサを有し、特定の分散型プロセス制御システムと互換性のある言語およびプロトコルを使用してプログラムされるため、コントローラ10は、本格的な分散型プロセス制御システムを実施するために特定の分散型プロセスコントローラプロトコルおよび構造を使用する他のコントローラと容易に組合せ可能である。この場合、コントローラ10は、そのメモリに記憶された同一のプログラミングルーチンを動作して同じ装置を制御することができるが、例えばコントローラ10を配置したプラントは、コントローラ10のみで処理できるよりさらに多くのデバイスおよび機能を含むために拡大されるときに、分散型プロセス制御システムの一部として統合することができる。さらに、コントローラ10は、コントローラ10がすでに分散型プロセス制御システムコントローラを有しているシステム、またはさらに高機能のコントローラを必要としているシステムに統合される必要がある場合に、分散型プロセス制御システムコントローラと関連付けられる入出力装置として使用できる。
【0016】
図2は、コントローラ10が独立型コントローラとして使用されているプロセス制御システム40を示す。図2に示すように、コントローラ10は、フィールドデバイス入出力ポート22の様々なポートを介して処理プラント内の個々のフィールドデバイス45と接続される。言うまでもなく、これらの接続の一又は複数は無線であってよい。フィールドデバイス45は、センサ、送信機、弁、スイッチ等の任意の望ましいタイプのフィールドデバイスであり得る。この構成において、ユーザはまず、ハンドヘルドデータアシスタント、ラップトップコンピュータまたは他の構成インタフェース等の構成装置46を構成ポート16と接続する。その後、後にコントローラ10をアップグレードできる分散型プロセス制御システムと関連付けられるアプリケーション等の既知の構成アプリケーションを使用して、ユーザは、フィールドデバイス45を使用して所望の性質の一又は複数の制御プログラミングルーチンを実行するためにコントローラ10をプログラムする。好ましくは、コントローラ10は、コントローラ10が電力を損失する、あるいは他の何らかの障害を受ける場合に、コントローラ10の構成が失われないようにメモリ14の不揮発性部分に独自の構成を記憶する。
【0017】
ユーザは、1組の制御アプリケーションまたはモジュールを設計、作成し、メモリ14にダウンロードし、プロセッサ12にこれらの制御プログラムの一又は複数の実行を開始するように命令することによってコントローラ10をプログラミングまたは構成してもよい。前述のように、これらの制御プログラムは、好ましくは、Delta Vプロセス制御システム等のある特定の分散型プロセス制御システムで使用される構成アプリケーションによって設計され、その結果制御アプリケーションは、コントローラ10がこのようなプロセス制御システムの一部となるように拡大されることがある場合、このようなプロセス制御システム環境内で互換性があり使用可能となる。
【0018】
いかなる場合にも、ポート16を介して構成をダウンロードした後、構成インタフェース46は切断され、コントローラ10が、そこに記憶されている制御ルーチンを使用して処理を制御するために動作し始める。ユーザがコントローラに関する情報にアクセスすることを望む場合、ユーザは、ポート18および20の1つに携帯用オペレータインタフェースデバイス48を接続して、レジスタマップ30内のレジスタにアクセスできる。さらに、ユーザが構成装置46を通信ポート16に接続し直す場合、コントローラを再構成することができる。MODBUS TCPインタフェースポート18は、このパラダイムを使用し、したがってコントローラ10に容易にアクセスできる使用可能なユーザインタフェースおよびアプリケーションのホストのために設けられる。
【0019】
所望の場合、コントローラ10は、本格化した分散型プロセス制御システムに移植することなく、プロセス制御システムの能力を拡大するために通信ポート18または20の1つを介して同設計の他のコントローラに接続できる。特に、図3に示すように、第2コントローラ10aがコントローラ10のシリアルポート20に接続されるとともに、第3コントローラ10bがコントローラ10aのシリアルポート20aに接続されてもよい。この構成では、コントローラ10、10aおよび10bは同じプロセス制御システム内の別個のコントローラとして共に動作してもよい。
【0020】
しかしながら、所望の場合、独立型コントローラ10は、コントローラ10用の入出力装置として動作する一又は複数のフィールドデバイス拡張装置とともに使用されてよい。この場合、再び図3を参照すると、デバイス10aおよび10bはコントローラではなく、ポート20を介して他のフィールドデバイス45aおよび45bにコントローラ10を接続する多重化装置である。ここでは、デバイス10aおよび10bは、デバイス10aおよび10bの入出力ポート22aおよび22bに接続されるフィールドデバイス45aおよび45b用の多重化装置として動作するようにプログラムまたは構成される。それから、デバイス10aおよび10bは、ポート20aと20bを介してコントローラ10と信号を送受信し、該信号はフィールドデバイス45aおよび45bと通信される。所望の場合、拡大装置10aおよび10bは無線入出力装置であってよく、任意の望ましい、あるいはFieldbusプロトコル、HARTプロトコル等の既知のフィールドデバイスと互換性があるようにプログラムすることができ、典型的には既知の入出力装置と関連付けられるいずれかの任意の望ましいタイプの多重化装置を使用してもよい。理解されるように、図3の構成は、同じプラットホームを使用してコントローラ10の入出力機能を拡大し、拡大したシステムの複雑性を削減する。
【0021】
なお、コントローラ10のプロセッサ12は各入出力ポート22に直接接続されるため、プロセッサはこれらのポート上で同期しているだけではなく非常に直接的(それゆえ高速の)制御を有し、このようにして、所望の時にポート22に接続されるフィールドデバイスと通信できる。実際のところ、直接的な接続のため(プロセッサ12が切換ネットワークを含む可能性があるが)コントローラ10内にマルチプレクサまたはバス通信システムに対する必要性はなく、典型的な分散型プロセス制御システムコントローラは異なる。この特徴により、コントローラ10は約5ミリ秒制御等の高速動作同期制御を提供できる。
【0022】
言うまでもなく、デバイス10aおよび10bが入出力装置である図3に示したシステムでは、コントローラ10は、それが接続されるフィールドデバイスのそれぞれに直接的な制御をさらに有し、拡大装置10aおよび10bを通して接続されるフィールドデバイスに関して同期した、すなわち時間同期した機能を実行することができ、それがプロセス制御システムでは望ましく、分散型プロセス制御システムでは典型的に必要である。
【0023】
ここで図4を参照すると、図2の制御システムは図4に一般的に示す分散型プロセス制御システムの一部となるために容易にアップグレードできる。図4の実施形態では、コントローラ10は、2つの他のコントローラ60および62および一又は複数のユーザインタフェース64を有する分散型プロセス制御システム50内で接続されているとして示す。ユーザインタフェース64およびコントローラ10、60および62は、その間での連続した通信に対処するために、イーサネット(R)バス等のバス65によって接続される。言うまでもなく、他のコントローラ60および62の各々は、一又は複数の典型的または既知のローカル入出力装置69および70を介して、一般的に67と68として示す他のフィールドデバイスに接続される。とりわけ、コントローラ10は、それが図2の独立型構成にあったのと同様に、フィールドデバイス45に接続される。しかしながら、ここでは、コントローラ10は、ユーザインタフェース64上で実行されるアプリケーションが任意の所望の際にコントローラ10を構成できるようにする構成通信ポート16を介してバス65に接続される。
【0024】
図4の分散型プロセス制御システムが、独立型構成でコントローラ10を構成するために使用される特定のプログラミングパラダイムおよびプロトコルを使用する場合、コントローラ10は、コントローラ10がイーサネット(R)接続65を介してユーザインタフェース64および他のコントローラ60、62にステータス、警報および他の情報を通信できるという点を除き、図2の構成でと同じ制御ルーチンを実行できる。このようにして、図2のプロセス制御システムは、コントローラ10に対するハードウェアおよび/またはソフトウェアの変更を最小限に、拡張、アップグレード、あるいは図4のプロセス制御システム50に移植することができる。その結果、プラントの規模が拡大し、図4の分散型システムを収容するまで、図2のコントローラ10を使用することは容易かつより安価である。そのとき、ハードウェアおよび図2のシステムのために購入または作成されたソフトウェアの大部分は、図4に示すシステムのような本格的な分散型プロセス制御システムで使用することができ、図4に示すシステムのような本格的な分散型プロセス制御システムで使用されるために変換できる。このようにして再構成時間も縮小される。この汎用性が、初期独立型システムとさらに大きな分散型プロセス制御システムの一部の両方としてコントローラ10の使用を可能にする。
【0025】
言うまでもなく、移植の時点で、ユーザインタフェース64の1つによって配置または実施されるアプリケーション等の分散型プロセス制御システム内の構成アプリケーションは、(分散型プロセス制御システムが自動感知機能を実行できるならば)コントローラ10およびそれに取り付けられている装置の存在を自動的に感知(自動感知)し、プロセス制御システム50と関連付けられる集中構成データベース内にコントローラ10の構成をアップロードすることができる。このような構成データベースは、例えばユーザインタフェース64の1つ、または、例えばイーサネット(R)バス65に取り付けられる専用データベース内に記憶できる。さらに、構成ポート16を介して分散型プロセス制御システム50に接続されるコントローラ10は、任意の時点でユーザインタフェース64内の構成アプリケーションによって構成できる。このようにして、コントローラ10は、現在、分散型プロセス制御システム50内の標準コントローラである他のコントローラ60および62と同様に機能する。
【0026】
コントローラ10の汎用性により、コントローラ10を、本格的な分散型プロセス制御システムのコントローラの代わりに、あるいはこのようなシステム内のコントローラとして使用されることに加えて、本格的な分散型プロセス制御システムのリモート入出力装置などの入出力装置として使用できる場合もある。したがって、プロセス制御システムが十分に大きくなると、コントローラ10を単に分散型プロセス制御システム内のコントローラの一又は複数用のリモート入出力装置として使用することが望ましい場合がある。この場合、分散型プロセス制御システムのプロセッサまたはおよび通信ニーズがコントローラ10の必要性を凌ぐとしても、入出力装置としてプロセス制御システム内でコントローラ10を依然として有利に使用することができ、拡張が起こる以前にプラントのためにすでに購入されていたハードウェアを使用するだけではなく、さらに大きなシステムにアップグレードするコストも削減する。図4は、分散型プロセス制御システム50内のリモート入出力装置としてのコントローラ10の使用も示す。しかしながら、リモート入出力装置10は、コントローラ10が別個のコントローラとして使用されているかのように同様にイーサネット(R)バス65に接続される。言うまでもなく、装置10は、任意の他のリモートI/O装置が、例えばコントローラ60または62の1つと関連付けられる入出力装置の1つを通してそのシステム内で接続できるようにそのシステム内で接続できる。コントローラ10がリモート入出力装置として使用される場合、コントローラ10のプロセッサは、それに接続されるフィールドデバイス45用の入出力装置として動作するように構成またはプログラムされる。
【0027】
コントローラ10の汎用性によって、プラント制御設計者は、非常に小さく、すなわち単一のコントローラだけを備えて操業するが、さらに大きな分散型プロセス制御システムと互換性がない、あるいはさらに大きな分散型プロセス制御システムにおいて使用不可能な(PLC等の)ハードウェアを最初に購入しなくても、必要に応じて容易にアップグレードできるようになる。さらに、特定の分散型プロセス制御システムと互換性があるコントローラ10を使用すると、最小限の量の再プログラミングおよび再構成の活動だけでアップグレードを行うことができる。汎用コントローラ10は、経時的に増設されたPLCを使用するプロセス制御システムに典型的に関連するその場限りの成長および文書化の複雑性を削減または排除し、分散型プロセス制御システムにアップグレードするときにハードウェア(およびソフトウェア)を廃棄する必要性も削減または排除する。
【0028】
さらに、コントローラ10は(図4の制御システム50等の)分散型プロセス制御システム内の他のコントローラと同じプログラミングパラダイムを実施するため、それは他のコントローラ60および62と同様にそのシステムの構成に統合することができる。したがって、ユーザインタフェース64の1つで実行されるシステム等の分散型プロセス制御システム50内で構成表示アプリケーションが提供される場合、コントローラ10は、コントローラ60および62と同様に一覧表示または表示することができる。
【0029】
さらに、リモートI/O装置としてコントローラプラットホーム10を使用するときには、(現在はI/O装置として使用されている)プロセス制御システム50内のコントローラ10と関連付けられるフィールドデバイス45を、システム50内の他のコントローラ60および62の一方と論理的に接続することが可能である。実際には、リモート入出力装置10のいずれかのI/Oポートは、プロセス制御システム50内の任意の他のコントローラにマッピングされてよい。特に、リモート入出力装置と使用されるとき、コントローラ10は、プロセス制御システム50内で、システム50内の他の実際のコントローラのいずれかに論理的に接続される(あるいは直接的に接続されるように見える)ように、あるいはたとえリモートI/O装置がそのコントローラのフィールドデバイス入出力ポートに直接的に物理的に接続されていなくても、システム50内の実際のコントローラのどれかにそのポートのどれかを論理的にマッピングさせるように構成することができる。例えば、図4のシステムでは、(リモート入出力装置として使用されている)コントローラ10の入出力ポートのいくつかは、コントローラ60に論理的に接続されてよく、この場合、装置10は、フィールドデバイス45からの通信等の、これらのポートからのその情報のすべてを追加処理のためにコントローラ60に送信し、コントローラ60からこれらポートのフィールドデバイス45のいずれかに送信される情報を受信できる。言うまでもなく、リモート入出力装置10のポートは、一又は複数のフィールドデバイスに接続される追加入出力装置に結合されてよい。この場合、リモート入出力装置10からの情報がイーサネット(R)バス65を介して来るにしても、コントローラ60にとっては、リモート入出力装置10の指定されるポートに接続される入出力装置は入出力装置69の1つと同じように接続されると考えられる。この論理接続により、リモート入出力装置10は(そのポートの1つで接続される入出力装置と関連付けられる複数のフィールドデバイス45からのデータ等の)そのデータを送信できるようになり、コントローラ60は、個々にアドレス指定されるタイプの通信プロトコルで個別に(パケット単位で)そのデータが送信される場合よりさらに効率的にイーサネット(R)バス65上でこのポートを介してフィールドデバイス45にデータを送信できるようになる。ここでは、リモート装置10は、それが特定のデータポートからのそのデータのすべてをコントローラ60に送信する必要があることを知っているため、リモート装置10は、単一のさらに大きなパケットで、そのポートと関連付けられる同じまたは異なるフィールドデバイス45から複数のデータパケットを送信できる。コントローラ60は、1つの共通したポートと関連付けられる様々なフィールドデバイス45への送信のためにデータをリモートI/O装置10に送信するときに同じことを行うことができる。この構造により、各データパケットを別個に送信するよりさらに効率的にイーサネット(R)バス65上の帯域幅を使用できるようになり、それは通常コントローラ型の通信に対してコントローラ内で実行される。
【0030】
図5は、2つのコントローラCTLR−FFとCTRL2を有し、リモート入出力装置として動作する汎用コントローラプラットホーム10(BRICK_1およびBRICK_2)の内の2つを有する分散型プロセス制御システムの構成を示す、構成アプリケーションが生成する構成を示す。図5に示すように、コントローラCTLR−FFおよびCTLR2と、リモート入出力装置BRICK_1とBRICK_2とは、割当てモジュール(すなわち、プログラミングルーチンまたはその中で実施されるモジュール)、およびそれに直接的に接続される一又は複数の入出力装置を有する。C01、C02およびC04等の入出力装置またはカードは、コントローラCTLR−FFと物理的かつ論理的に関連付けられているが、カードC01はコントローラCTLR2と物理的論理的両方で関連付けられている。さらに、リモート入出力装置BRICK_1とBRICK_2の各々は、それと物理的かつ論理的に関連付けられているポートまたはカードC01、C02およびC03を有する。
【0031】
しかしながら、図5に示す構成では、BRICK_1装置のC02ポート(したがって、C02ポートに接続されている入出力装置またはカード)は、ディスプレイ中のCTLR−FF記号表示の下のREMOTE_IOアイコンの下に示されているように、論理的に(ではあるが、直接的に物理的にではなく)コントローラCTLR−FFに接続、または関連付けられている。同様に、BRICK_1装置のC03ポートは、リモート入出力ポートとしてコントローラCTLR2に論理的に(ではあるが、直接的に物理的にではなく)接続される。(物理的な接続とは異なる)この論理接続は、BRICK_1アイコンのI/Oセクションの下にあるC02カードおよびC03カードのアイコン内の矢印によって図5のディスプレイ内に示している。同様に、BRICK_2装置のC01、C02およびC03ポート(したがって、これらのポートに接続される入出力装置)は、ディスプレイ中のCTLR2指定の下のREMOTE_IO情報の下に示されるように、コントローラCTLR2に論理的に接続、または関連付けられている。さらに、C01カードまたはBRICK_1装置のポートは、これに関連してプロセス制御ネットワーク内のコントローラとして動作しているBRICK_1装置によって局所的制御のために使用される。
【0032】
なお、図5の構成ディスプレイによってプロセス制御システムでは、コントローラCTLR−FFとCTLR2およびリモート入出力装置BRICK_1とBRICK_2は、コントローラ60および62およびデバイス10について図4に示すように、プロセス制御システムのイーサネット(R)バスにすべて直接的に接続される。言うまでもなく、リモート入出力装置は、プロセス制御システムに所望のように接続することができ、コントローラの典型的な入出力ポートとリモート入出力装置の間に直接的な物理接続がないにしても、その一又は複数のポートがシステム内のコントローラのいずれかに論理的に接続または関連付けられている。この論理接続を実行するとき、コントローラおよびリモート入出力装置は、図4のイーサネット(R)バス65上でなど必要な接続上で必要な通信を提供するように構成されなければならない。ある場合には、コントローラおよびリモート入出力装置の各々が、ある期間内にデバイス間で送信されるデータを収集し、さらに大きく、さらに効率的なデータパッケージの一部として一斉にそのデータを送信する通信モジュールをその中に記憶することができ、それによりイーサネット(R)バスまたはデバイス間の他の接続でオーバヘッドの通信を削減する。
【0033】
リモート入出力装置BRICK_1およびBRICK_2は、この環境ではリモート入出力装置BRICK_1およびBRICK_2が、互換性のあるプログラミング構造および通信プロトコルを使用して他のデバイスと同じ種類のプログラミングパラダイムで実行しているために、コントローラCTLR−FFおよびCTLR2と同様に図5の構成ディスプレイを使用して操作、再プログラミングできることが理解される。結果的に、リモート入出力装置BRICK_1とBRICK_2のポートは、任意の所望のコントローラまたは他のデバイスに論理的に接続することができ、これらの接続は任意の所望の方法で指定されてもよい。例えば、図5のBRICK_1デバイスのC02ポートは、CTLR_FF REMOTE_IDアイコンの下部までBRICK_1のC02ポートをドラッグし、リモートIO装置としてそこにそれをドロップすることによってコントローラCTLR−FFと論理的に関連付けてもよい。次いで、構成ソフトウェアに、この論理接続と関連付けられる通信を実行するためにコントローラCTLR−FFおよび入出力装置BRICK_1内の必要な通信モジュールを作成、ダウンロードさせてもよい。このような一般的な通信ソフトウェアは技術で既知であり、ここでは詳細に説明しない。言うまでもなく、リモート入出力装置とコントローラ(または他のデバイス)の間で論理接続を指定、実行する他の方法を使用することもできる。
【0034】
さらに、分散型プロセス制御システム内のリモート入出力装置とコントローラ間の論理接続は前述の汎用コントローラプラットホームを使用してここで説明してきたが、リモート入出力装置ポートまたは全体を、システム内の物理接続とは異なるコントローラと論理的に関連付けるこの同じ処理が、現在存在しているデバイスのような他の種類のリモート入出力装置とともに使用することができ、ここで説明している特定の種類のリモート入出力(およびコントローラ)デバイスに制限されないことが理解される。この技法を使用すると、コントローラのフィールドデバイス入出力ポートに直接的に接続されていない場所に、プロセス制御システム内のどこかにリモート入出力装置を物理的に接続し、プロセス制御システム内のコントローラのいずれかにリモート入出力装置またはその個々のポートを論理的にマッピングすることが可能である。
【0035】
所望の場合、コントローラプラットホーム10は、厳しく危険な環境においては安全なケーシングまたはハウジングに実装され、危険な環境での使用に必要とされる規格に準拠させることができる。一実施形態では、コントローラ10は、無線通信ハードウェアとソフトウェアを使用し、それを衝撃および他の厳しい環境から保護するために高耐久化し、危険に安全なハウジング内に密封してもよい。それは、通常、非常に汎用性があり、使用および設置が容易で、極めて有能なコントローラを助長するために分散型プロセス制御システムと関連付けられる高度な制御、警報その他のアプリケーションまたはモジュールおよび他のアプリケーションまたはモジュールを記憶、実行してもよい。さらに、コントローラ10のハウジングは、(ポート16に接続される際に)コントローラ10を構成するため、あるいはオペレータが(ポート18または20の1つを介してコントローラ10に接続される際に)コントローラ10と関連付けられる状態または他の情報を表示できるようにするために、フィールドで使用される構成デバイスまたはユーザインタフェース装置を受け入れるまたは保持するよう形成されてもよい。
【0036】
ここでの、構成通信ポート16がプロセッサおよびメモリに接続されるとは、通信ポート16が、典型的な構成活動を実行するためにそれに対する拘束を受けないアクセスを有することを意味している。同様に、ここでの、プロセッサ12が入出力ポート22に直接的に接続されるとは、プロセッサ12が任意の時点でこれらのポートにアクセスし、これを行うために別個のマルチプレクサを通過する必要がないことを意味する。
【0037】
本発明を特定の例を参照しながら説明してきたが、当該例は例示的なものであって発明を制限するものではないことが意図されるものであり、本発明の精神および範囲を逸脱することなく開示した実施形態を変更、追加または削除してもよいことが当業者によって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、分散型プロセス制御システム内で作動するように構成されているだけでなく、独立型コントローラとしても作動可能なように構成された汎用コントローラを例示するブロック図である。
【図2】図2は、ユーザインターフェース部および構成装置に着脱自在に接続されている図1に示すコントローラのブロック図である。
【図3】図3は、マルチ入出力装置と相互接続された独立型コントローラとして作動する、図1に示すコントローラのブロック図である。
【図4】図4は、分散型プロセス制御システム内で複数のコントローラの内の1つとして相互接続される、図1に示すコントローラのブロック図である。
【図5】図5は、分散型プロセス制御システムにおいてリモート入出力装置として構成され、かつプロセス制御システム内の任意のコントローラに対して論理的にマッピングされた汎用コントローラプラットフォームを示す構成アプリケーションで生成した構成を示す図である。
【符号の説明】
10 汎用プロセス制御システムコントローラ
12 プロセッサ
14 メモリ
16,18,20 通信ポート
22 入出力ポート
30 レジスターマップ
Claims (55)
- プロセス内の複数の装置を制御するために使用されるコントローラであって、
一又は複数のプログラミングルーチンを実行するようにプログラムされるよう適合したプロセッサと、
プロセッサと結合され、かつプロセッサで実行される一又は複数のプログラミングルーチンを記憶するよう適合したメモリと、
プロセッサと通信により接続された複数のフィールドデバイス入出力ポートと、
コントローラから又はコントローラへのポート構成情報の通信を行うように構成され、プロセッサおよびメモリと接続されたプロセス構成通信ポートとを備え、
コントローラは、独立型コントローラとして動作するように構成され、または、前記ポート構成情報をダウンロードするために、複数の分散型コントローラが接続されたユーザインターフェースを有する分散型プロセス制御システム内の複数の分散型コントローラの内の1つとして、動作するように構成され、そして、前記コントローラは、一つ又はそれ以上のプログラミングルーチンを実行する間に、プロセス変数情報の通信を行うように構成されており、
前記ポート構成情報は、前記コントローラの通信ポートと前記コントローラの複数のフィールドデバイス入出力ポートの少なくとも一つとを関連づけ、前記ポート構成情報は、前記コントローラの前記通信ポートと前記複数の分散型コントローラのうちの第2のコントローラの第2の通信ポートとの間のコントローラ通信情報の通信に使用されるように構成されており、
第2の複数のフィールドデバイス入出力ポートの一つに対する前記コントローラ通信情報が、前記第2のコントローラの前記第2のプロセッサに関連する通信ポートに送られ、前記第2のコントローラは、独立型コントローラの動作から前記分散型プロセス制御システム内の複数の分散コントローラの一つとしての動作に拡張可能である、コントローラ。 - プロセッサが多目的プロセッサである請求項1に記載のコントローラ。
- オペレータインターフェースがメモリまたはプロセッサ内に記憶された情報を見るために、オペレータインターフェースと間欠的に接続できるよう適合した第2通信ポートをさらに備えている請求項1に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートがMODBUS TCP通信ポートである請求項3に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートによってアクセスされるように適合した、メモリに記憶されたレジスタメモリマップをさらに備えている請求項4に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートがシリアル通信ポートである請求項3に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートがRS−485通信ポートである、請求項6に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートがアクセスするよう適合したメモリ内に記憶されるレジスタメモリマップをさらに備えている請求項3に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートがMODBUS TCP通信ポートであり、シリアル通信ポートである第3通信ポートをさらに備えている請求項3に記載のコントローラ。
- メモリが、コントローラに関する構成情報を記憶するよう適合した不揮発性部分を備えている請求項1に記載のコントローラ。
- メモリの不揮発性部分が一又は複数のプログラミングルーチンを記憶するように適合している請求項10に記載のコントローラ。
- 複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該複数のプログラミングルーチンが分散型プロセス制御システムプログラミングパラダイムと互換性がある請求項1に記載のコントローラ。
- 分散型プロセス制御システムプログラミングパラダイムがFieldbusプロトコルと互換性がある請求項12に記載のコントローラ。
- 分散型プロセス制御システムプログラミングパラダイムがオブジェクト指向プログラミングパラダイムである、請求項12に記載のコントローラ。
- 前記プロセス構成通信ポートが構成装置と間欠的に接続されるよう適合され、プロセッサが、前記プロセス構成通信ポートが構成装置と接続されていない場合、一又は複数のプログラミングルーチンを実行するよう適合されている請求項1に記載のコントローラ。
- 一又は複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該一又は複数のプログラミングルーチンがファジー論理制御ルーチンを備えている請求項1に記載のコントローラ。
- 一又は複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該一又は複数のプログラミングルーチンがニューラルネットワーク制御ルーチンを備えている請求項1に記載のコントローラ。
- 一又は複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該一又は複数のプログラミングルーチンがモデル予測制御ルーチンを備えている請求項1に記載のコントローラ。
- 一又は複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該一又は複数のプログラミングルーチンが適応チューニングルーチンを備えている請求項1に記載のコントローラ。
- 一又は複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該一又は複数のプログラミングルーチンが最適化ルーチンを備えている請求項1に記載のコントローラ。
- 一又は複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該一又は複数のプログラミングルーチンが警報ルーチンをえている請求項1に記載のコントローラ。
- 一又は複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該一又は複数のプログラミングルーチンが診断ルーチンを備えている請求項1に記載のコントローラ。
- 複数のフィールドデバイス入出力ポートの少なくとも1つと関連付けられる無線送信機および受信機をさらに備えている請求項1に記載のコントローラ。
- 高耐久性ハウジングをさらに備え、プロセッサおよびメモリが高耐久性ハウジング内に配置されている請求項1に記載のコントローラ。
- 高耐久性ハウジングが密封されている請求項24に記載のコントローラ。
- 高耐久性ハウジングが、環境上危険な場所において安全なハウジングを提供するように適合されている請求項24に記載のコントローラ。
- 他のコントローラと接続するよう適合した第2通信ポートと、
マルチプレクサ、該マルチプレクサと通信により接続される複数の第2のフィールドバス入出力ポート、および他のコントローラと間欠的に接続されるよう適合した拡張通信ポートを有する入出力拡張部と、
第2通信ポートおよび拡張通信ポート間の通信リンクと
をさらに備えている請求項1に記載のコントローラ。 - プロセス内の複数の装置を制御するために使用されるコントローラであって、
一又は複数のプログラミングルーチンを実行するようにプログラムされるように適合したプロセッサと、
プロセッサと結合され、かつプロセッサにおいて実行される一又は複数のプログラミングルーチンを記憶するよう適合したメモリと、
コントローラから又はコントローラへのプロセス構成情報の通信を行うように構成され、プロセッサおよびメモリと接続されるプロセス構成通信ポートと、
メモリまたはプロセッサに記憶されている情報を見るために、オペレータインタフェースと間欠的に接続され、オペレータインタフェースが可能なように適合した第2通信ポートとを備え、
コントローラは、独立型コントローラとして動作することができ、または、前記ポート構成情報をダウンロードするために、複数の分散型コントローラが接続されたユーザインターフェースを有する分散型プロセス制御システム内の複数の分散型コントローラの内の1つとして、動作するように構成され、そして、前記コントローラは、一つ又はそれ以上のプログラミングルーチンを実行する間に、プロセス変数情報の通信を行うことができ、
前記ポート構成情報は、前記コントローラの通信ポートと前記コントローラの複数のフィールドデバイス入出力ポートの少なくとも一つとを関連づけ、前記ポート構成情報は、前記コントローラの前記通信ポートと前記複数の分散型コントローラのうちの第2のコントローラの第2の通信ポートとの間のコントローラ通信情報の通信に使用されるように構成されており、
第2の複数のフィールドデバイス入出力ポートの一つに対する前記コントローラ通信情報が、前記第2のコントローラの前記第2のプロセッサに関連する通信ポートに送られ、前記第2のコントローラは、独立型コントローラの動作から前記分散型プロセス制御システム内の複数の分散コントローラの一つとしての動作に拡張可能である、コントローラ。 - シリアル通信ポートである第3通信ポートをさらに備える、請求項28に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートがMODBUS TCP通信ポートである、請求項29に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートまたは第3通信ポートによってアクセスされるよう適合したメモリに記憶されるレジスタメモリマップをさらに備えている請求項29に記載のコントローラ。
- 第3通信ポートがRS−485通信ポートである、請求項29に記載のコントローラ。
- メモリが、コントローラに関する構成情報を記憶するように適合した不揮発性部分を備える、請求項28に記載のコントローラ。
- 複数のプログラミングルーチンをさらに備え、該複数のプログラミングルーチンが分散型プロセス制御システムプログラミングパラダイムと互換性がある、請求項28に記載のコントローラ。
- 分散型プロセス制御システムプログラミングパラダイムがオブジェクト指向プログラミングパラダイムである、請求項34に記載のコントローラ。
- プロセス構成通信ポートが構成装置と間欠的に接続されるよう適合され、プロセッサが、プロセス構成通信ポートが構成装置と接続されていない場合、一又は複数のプログラミングルーチンを実行するように適合される、請求項28に記載のコントローラ。
- 高耐久性ハウジングをさらに備え、プロセッサおよびメモリが該高耐久化ハウジング内に配置される、請求項28に記載のコントローラ。
- 高耐久化ハウジングが、環境上危険な場所において安全なハウジングとなるよう適合される、請求項37に記載のコントローラ。
- プロセス内の複数の装置を制御するために使用されるコントローラであって、
一又は複数のプログラミングルーチンを実行するようにプログラムされるよう適合したプロセッサと、
プロセッサと結合され、プロセッサにおいて実行される一又は複数のプログラミングルーチンを記憶するように適合した不揮発性メモリと、
プロセッサと通信により接続される複数のフィールドデバイス入出力ポートと、
コントローラから又はコントローラへのプロセス構成情報の通信を行うように構成され、プロセッサおよびメモリと接続されるプロセス構成通信ポートと、
オペレータインターフェースがメモリまたはプロセッサ内に記憶されている情報を見ることができるように、オペレータインタフェースと間欠的に接続されように適合した第2通信ポートとを備え、
コントローラは、独立型コントローラとして動作することができ、または、前記ポート構成情報をダウンロードするために、複数の分散型コントローラが接続されたユーザインターフェースを有する分散型プロセス制御システム内の複数の分散型コントローラの内の1つとして、動作するように構成され、そして、前記コントローラは、一つ又はそれ以上のプログラミングルーチンを実行する間に、プロセス変数情報の通信を行うことができ、
前記ポート構成情報は、前記コントローラの通信ポートと前記コントローラの複数のフィールドデバイス入出力ポートの少なくとも一つとを関連づけ、前記ポート構成情報は、前記コントローラの前記通信ポートと前記複数の分散型コントローラのうちの第2のコントローラの第2の通信ポートとの間のコントローラ通信情報の通信に使用されるように構成されており、
第2の複数のフィールドデバイス入出力ポートの一つに対する前記コントローラ通信情報が、前記第2のコントローラの前記第2のプロセッサに関連する通信ポートに送られ、前記第2のコントローラは、独立型コントローラの動作から前記分散型プロセス制御システム内の複数の分散コントローラの一つとしての動作に拡張可能である、コントローラ。 - シリアル通信ポートである第3通信ポートをさらに備える、請求項39に記載のコントローラ。
- 第2通信ポートがMODBUS TCP通信ポートである、請求項40に記載のコントローラ。
- 複数のコントローラを有する分散型プロセス制御システムを構成する方法であって、各コントローラがそれと関連付けられたフィールドデバイス入出力ポートを有し、
分散型プロセス制御システム内のコントローラの内の第1の1つを、前記第1のコントローラのプロセッサを介して第1のフィールドデバイス入出力ポートに通信により物理的に接続するステップと、
コントローラの前記第1の一つに前記コントローラの第2の一つを物理的に通信により接続するステップと、
前記フィールドデバイスを前記コントローラの前記第2の一つのフィールドデバイス入出力ポートと直接に物理的に通信により接続するステップと、
前記フィールドデバイスを、ポート構成情報を介して前記コントローラの前記第1の一つに通信により論理的に接続するステップと、
を備え、
前記ポート構成情報は、前記第2のコントローラの前記プロセス構成通信ポートと前記第2のコントローラの前記フィールドデバイス入出力ポートとを関連づけるように構成され、前記ポート構成情報は、前記第2のコントローラの前記プロセス構成通信ポートと前記第1のコントローラとの間のコントローラ通信情報の通信を行うように構成されており、
第1のコントローラのフィールドデバイス入出力ポートに対する前記コントローラ通信情報が、いずれのコントローラも介在せずに、第1のコントローラの通信ポートに直接接続された前記複数の分散型コントローラの一つに向けられるように、前記ポート構成情報は、いずれのコントローラも介在せずに、前記通信ポートに直接接続された、前記複数の分散型コントローラのうちの、一つのプロセッサを識別し、これにより、前記第1のコントローラは、独立型コントローラとしての動作から前記分散型プロセス制御システム内の複数の分散コントローラの一つとしての動作に拡張可能である、方法。 - 通信により論理的に接続するステップが、コントローラの内の第1の一つおよび第2の1つの各々において通信ルーチンを記憶して、互いに直接通信するステップを備える、請求項42に記載の分散型プロセス制御システムを構成する方法。
- コントローラの前記第1の一つを通信により物理的に接続するステップが、コントローラの前記第1の一つをバスに通信により物理的に接続し、かつコントローラの第3の一つをバスに通信により物理的に接続するステップを備え、コントローラの前記第2の一つを通信により物理的に接続するステップが、コントローラの前記第2の一つをバスに通信により物理的に接続するステップを備えている請求項42に記載の分散型プロセス制御システムを構成する方法。
- 分散型プロセス制御システムを表示する構成階層ディスプレイ内のコントローラの第1の一つと論理的に接続されるように、コントローラの前記第2の一つの構成情報を表示するステップをさらに備えている請求項42に記載の分散型プロセス制御システムを構成する方法。
- コントローラの前記第1の一つのフィールドデバイス入出力ポートに直接ローカル入出力装置を物理的に接続するステップをさらに備えている請求項42に記載の分散型プロセス制御システムを構成する方法。
- 通信により論理的に接続するステップが、コントローラの前記第2の一つの各ポートをコントローラの前記第1の一つに通信により論理的に接続するステップを備えている請求項42に記載の分散型プロセス制御システムを構成する方法。
- 複数のコントローラのうちのコントローラの前記第2の一つの第2の各ポートを、ポート構成情報を介してコントローラの第3の1つと通信により論理的に接続するステップをさらに備えている請求項47に記載の分散型プロセス制御システムを構成する方法。
- 前記コントローラは、前記構成情報およびプロセス変数情報、警報情報及びステータス情報の内の何れかの前記情報の通信を行うために前記プロセス構成通信ポートを介してユーザインターフェースに接続されている請求項1記載のコントローラ。
- 前記分散型プロセス制御システムは、前記複数のコントローラを接続するバスを備え、該バスは、前記構成情報が前記分散型プロセス制御システムからダウンロードされ得るように、前記プロセス構成通信ポートを介してコントローラに接続されている請求項49記載のコントローラ。
- 前記コントローラは、前記構成情報およびプロセス変数情報、警報情報及びステータス情報の内の何れかの前記情報の通信を行うために前記プロセス構成通信ポートを介してユーザインターフェースに接続されている請求項28記載のコントローラ。
- 前記分散型プロセス制御システムは、前記複数のコントローラを接続するバスを備え、前記バスは前記プロセス構成通信ポートを介してコントローラに接続されている請求項51記載のコントローラ。
- 前記コントローラは、前記構成情報およびプロセス変数情報、警報情報及びステータス情報の内の何れかの前記情報の通信を行うために前記プロセス構成通信ポートを介してユーザインターフェースに接続されている請求項39記載のコントローラ。
- 前記コントローラは、前記構成情報および前記更なる情報の通信を行うために前記プロセス構成通信ポートを介してユーザインターフェースに接続されている請求項53記載のコントローラ。
- コントローラの前記第1の一つにによって前記フィールドデバイスを制御するステップを更に備えた請求項47に記載の分散型プロセス制御システムを構成する方法。
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