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JP4852375B2 - 遊技機 - Google Patents

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JP4852375B2
JP4852375B2 JP2006227827A JP2006227827A JP4852375B2 JP 4852375 B2 JP4852375 B2 JP 4852375B2 JP 2006227827 A JP2006227827 A JP 2006227827A JP 2006227827 A JP2006227827 A JP 2006227827A JP 4852375 B2 JP4852375 B2 JP 4852375B2
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Description

本発明は、当り判定の判定結果に基づき図柄変動ゲームを遊技演出装置で行う遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機では、例えば、液晶ディスプレイ型の可変表示器を備え、当該可変表示器において複数種類の図柄を変動させて図柄組み合わせを導出する図柄変動ゲームが行われている。そして、遊技者は、図柄変動ゲームで導出され、最終的に停止表示された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。近年では、遊技者の遊技への参加意識を高めて、遊技の興趣を高めるために、遊技中に演出用操作手段(演出スイッチ)を遊技者に操作させるパチンコ機が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、図柄変動ゲームが当該ゲームの序盤部分となる序部と、当該序部の終了後の部分となる主部とに分割されている。そして、特許文献1では、該図柄変動ゲームの前記序部の終了後、前記図柄変動ゲームの前記主部の内容を遊技者が演出スイッチの操作により選択可能となっている。また、前記図柄変動ゲームの前記主部には複数種類のパターンが用意されており、それぞれに演出効果(大当りへの期待度)が異なるようになっている。そして、遊技者により演出スイッチが操作され前記図柄変動ゲームの前記主部が選択される場合には、該選択に応じた内容の図柄変動ゲームが実行されるようになっている。一方、遊技者により演出スイッチが操作されず前記図柄変動ゲームの主部が選択されない場合には、演出効果として最も低い(大当りへの期待度が最も低い)内容の図柄変動ゲームが実行されるようになっている。このため、特許文献1では、遊技者が演出スイッチを操作しない場合には、演出効果の最も低いパターンを強制的に選択するというデメリットを遊技者に与えるようになっている。このように、演出スイッチが操作されないことに対してデメリットを設けることにより、演出スイッチを操作することに対する対価を高め、遊技の興趣を増大させるようにしている。
特開2004−202120号公報
しかしながら、特許文献1のような構成のパチンコ機において演出スイッチを操作するかしないかは、遊技者次第であり、演出スイッチを操作しようと思う遊技者に対しては遊技の興趣を増大させることができる。一方、遊技者の中には演出スイッチを操作したいと思わない遊技者も存在しており、このような遊技者に対しては前記図柄変動ゲームの主部として毎回演出効果の最も低いパターンが選択されてしまうため、遊技の興趣を増大させることは困難となっていた。このため、遊技者の中には演出スイッチの操作を要するパチンコ機で遊技を行わず、演出スイッチの操作を要しないパチンコ機で遊技を行う遊技者が出てくる可能性があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、演出用操作手段を備える遊技機において演出用操作手段の操作を要する場面に該演出用操作手段が操作されなくても遊技の興趣を向上することができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、始動入賞装置への遊技球の入賞を契機に当り判定用乱数の値を抽出し、抽出した当り判定用乱数の値と予め定めた当り判定値とを比較して当りとするか否かを判定する当り判定を実行し、当該当り判定の判定結果に基づき複数種類の図柄を変動させる図柄変動ゲームを開始させてから該図柄変動ゲームを終了させるまでの変動時間を定めた変動パターンを決定し、前記当り判定の判定結果が肯定の場合に停止表示させる図柄として当り図柄を決定するとともに前記当り判定の判定結果が否定の場合に前記停止表示させる図柄としてはずれ図柄を決定し、決定した前記変動パターンと前記停止表示させる図柄とに基づき前記図柄変動ゲームを遊技演出装置で行う遊技機において、前記図柄変動ゲーム中に遊技者の操作が許容される演出用操作手段と、前記変動パターンに基づき前記図柄変動ゲームの演出内容を複数種類の演出パターンから決定する演出決定手段と、前記演出用操作手段の操作が許容される有効期間を設定するとともにその経過を計測し、該有効期間内の前記演出用操作手段の操作状態に応じて前記遊技演出装置を制御する演出制御手段とを備え、前記演出パターンには予告演出を行わせるパターンを有し、前記予告演出は、前工程となる第1の演出部分を行わせた後、前記前工程を経て行われる後工程となる第2の演出部分から構成されており、前記演出制御手段は、前記演出決定手段が前記第2の演出部分を有する演出内容を決定する場合には前記第1の演出部分において前記有効期間を設定し、前記有効期間内に前記演出用操作手段が操作される場合には前記当り判定の判定結果によって選択率が定められている複数種類の操作時用の演出内容の中から一つの演出内容を選択する一方で、前記有効期間内に前記演出用操作手段が操作されない場合には前記当り判定の判定結果によって選択率が定められている複数種類の非操作時用の演出内容の中から一つの演出内容を選択し、前記操作時用の演出内容には、前記演出用操作手段の操作を伴う演出内容が定められている一方、前記非操作時用の演出内容には、前記演出用操作手段の操作を伴わない演出内容が定められており、選択した前記操作時用の演出内容又は前記非操作時用の演出内容にしたがい前記第1の演出部分の終了後の前記第2の演出部分の演出を行わせることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記遊技演出装置としては表示画像を表示する表示演出を実行する図柄表示装置と、前記演出用操作手段の操作に合せて複数の段階に可動する演出用可動体とが備えられ、前記演出制御手段は、前記第2の演出部分で行わせる前記操作時用の演出内容には、前記演出用可動体による可動演出と前記図柄表示装置の表示演出と含み、該可動演出を行わせるに際し、前記当り判定の判定結果に基づいて前記複数の段階の中から前記演出用操作手段の複数回の操作を要する上限段階を決定し、該上限段階までの可動を許容して行わせることで前記上限段階から前記当り判定の判定結果に基づく大当りの期待度を報知するように行わせ、前記第2の演出部分で行わせる前記非操作時用の演出内容には、前記図柄表示装置の表示演出を含み、該表示演出を行わせるに際し、前記操作時用の演出内容とは異なる演出内容であって、前記図柄変動ゲームにおける図柄の変動態様から前記当り判定の判定結果に基づく大当りの期待度を報知するように行わせ、前記第1の演出部分で行わせる演出内容には、前記当り判定の判定結果に関係なく同一の演出内容となる前記図柄表示装置の表示演出を含むことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
本発明によれば、演出用操作手段を備える遊技機において演出用操作手段の操作を要する場面に該演出用操作手段が操作されなくても遊技の興趣を向上することができる。
以下、本発明を遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下「パチンコ機」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を保護するための保護ガラスが装着されるガラス枠を備えた前枠14と、上球皿15がそれぞれ横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、発光体(LED、ランプなど)の発光(点灯(点滅))により、発光演出を実行する装飾ランプ16が設けられている。外枠11の下部には、各種音声を出力し、音声出力に基づく遊技演出を行うスピーカ17が配置されている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。そして、遊技者が発射装置19を操作して、該発射装置19を駆動させることにより、上球皿15内の遊技球が遊技盤13の遊技領域13aへ発射されるようになっている。
遊技盤13の遊技領域13aには、各種の表示器や各種の飾りを施した表示枠体20が装着されている。表示枠体20の略中央には、正面視円形に開口するセット口20aが形成されている。そして、表示枠体20には、セット口20aに整合して液晶ディスプレイ型の表示面H1を有する図柄表示装置としての可変表示器Hが配置されている。可変表示器Hでは、変動画像(又は画像表示)に基づく表示演出が行われるとともに、該表示演出に関連して複数種類の図柄を複数列で変動させて表示する図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が行われる。そして、図柄組み合わせゲームにおいて可変表示器Hでは、図柄組み合わせゲームの開始により同時に図柄の変動表示が開始し、該ゲームの終了により同時に図柄が停止表示される。「変動表示」とは、図柄を表示する表示器に定める表示領域内において表示される図柄の種類が変化している状態であり、「停止表示」とは、前記表示領域内において図柄が停止している状態である。本実施形態では、図柄組み合わせゲームで3列の図柄による組み合わせを導出し、該組み合わせを形成する各列の図柄の種類を1〜8の8種類としている。
そして、遊技者は、図柄組み合わせゲームにおいて最終的に停止表示された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。可変表示器Hに最終的に停止表示された全列の図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([222][777]など)から大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが大当りの図柄組み合わせ(大当り図柄)となる。大当りの図柄組み合わせが最終的に停止表示されると、遊技者には、図柄組み合わせゲームの終了後に大当り遊技が付与される。一方、可変表示器Hに最終的に停止表示された全列の図柄が異なる種類の場合、又は1列の図柄がリーチ状態を形成した図柄とは異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ([123][122][767]など)からはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせがはずれの図柄組み合わせ(はずれ図柄)となる。
また、本実施形態のパチンコ機10では、図柄組み合わせゲームが開始すると(各列の図柄が変動を開始すると)、可変表示器Hにおいて遊技者側から見て左列(左図柄)→右列(右図柄)→中列(中図柄)の順に図柄が停止表示されるようになっている。そして、停止表示された左図柄と右図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([1↓1]など、「↓」は変動中を示す)からリーチ状態を認識できる。リーチ状態は、複数列のうち、特定列(本実施形態では左列と右列)の図柄が同一種類となって停止表示され、かつ前記特定列以外の列(本実施形態では中列)の図柄が変動表示されている状態である。
また、表示枠体20の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う開閉羽根21を備えた始動入賞口(始動入賞装置)22が配設されている。始動入賞口22の奥方には、入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1(図4に示す)が設けられている。始動入賞口22は、遊技球の入賞検知を契機に、図柄組み合わせゲームの始動条件を付与し得る。また、始動入賞口22の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉24を備えた大入賞口(特別入賞装置)23が配設されている。そして、大当り遊技が付与されると、大入賞口扉24の開動作によって大入賞口23が開放されて遊技球が入賞可能となるため、遊技者は、多数の賞球が獲得できるチャンスを得ることができる。本実施形態において大当り遊技は、多数の賞球を獲得できるチャンスを得られることから、遊技者に有利な特別遊技状態となる。そして、この大当り遊技は、内部抽選で大当りが決定し、図柄組み合わせゲームにて大当り図柄が最終的に停止表示されることにより得られるので、図柄の変動に関連して付与されることとなる。
次に、本実施形態の可変表示器Hの構成を図2及び図3にしたがってさらに詳しく説明する。
本実施形態において表示枠体20のセット口20aに整合配置される可変表示器Hは、表示面H1の画像表示面を遊技者に向けた状態で左右双方向(時計回り方向と反時計回り方向)に回転動作可能に構成されている(図2(a),(b)参照)。表示面H1の上縁と下縁には、発光による遊技演出を行う発光飾りKが配置されており、表示面H1は発光飾りKとともに回転動作するようになっている。図1に示す可変表示器Hは、回転初期位置となる0度の位置に可変表示器Hが配置されている状態を示している。一方、図2(a)は、可変表示器Hが回転初期位置から右方向に40度回転動作した状態を示し、図2(b)は、可変表示器Hが回転初期位置から右方向に70度回転動作した状態を示す。なお、本実施形態において可変表示器Hは、セット口20aに整合配置されるとともに該セット口20aが円形に開口するため、可変表示器Hが回転しても表示枠体20の一部などにより表示面H1の一部が遊技者に被覆されないようになっている。
図3は、可変表示器Hの回転機構を示す。
図3に示すように、可変表示器Hの後側には中空状の回転軸SHが装着されているとともに、該回転軸SHには表示側ギアG1が装着されている。また、可変表示器Hの後側には動力部としてのステッピングモータMTが配置されており、該ステッピングモータMTの回転軸にはモータ側ギアG2が装着されている。表示側ギアG1には、図示しない回転コネクタが装着されるようになっており、当該回転コネクタは図示しない固定コネクタに回転可能な状態で連結されている。回転コネクタには、可変表示器Hを制御する図4に示す表示制御基板29(詳細は後述する)が出力する制御信号を伝送する図示しない信号線や可変表示器Hに電力を供給する電力供給線などの各種配線が接続されており、当該配線は前記回転軸SHの空洞部をとおって可変表示器Hに接続されている。
本実施形態において表示側ギアG1の歯数はモータ側ギアG2の歯数の2倍であり、表示側ギアG1とモータ側ギアG2のギア比は1:2に設定されている。この構成により、可変表示器Hは、ステッピングモータMTが1ステップ分の角度だけ回転動作すると、その1ステップ分の角度の2分の1に相当する角度だけ回転動作する。以下の説明では、本実施形態のステッピングモータMTのステップ数を「180」として説明する。なお、ステップ数180のステッピングモータMTのステップ角度は「2deg/Step」であり、ステッピングモータMTは1ステップで2度回転動作する。そして、ステッピングモータMTのモータ側ギアG2に噛合される表示側ギアG1は、ステッピングモータMTの1ステップ分の動作により「1度」回転動作することになるから、表示側ギアG1に対して回転軸SHを介して連結される可変表示器Hも「1度」回転動作することになる。
また、本実施形態のパチンコ機10には、その機前面側に遊技者が操作可能な演出用操作手段としての演出スイッチ26が配置されている。本実施形態において演出スイッチ26は、押しボタン式とされており、上球皿15に配置されている。この演出スイッチ26が操作されると、演出スイッチ26は、統括制御基板28(統括CPU28a)に演出スイッチ26が操作されたことを示す操作信号を出力する。本実施形態において演出スイッチ26は、図柄組み合わせゲーム中に前記演出スイッチ26の操作が有効となる有効期間T1,T2(図9に示す)が設定されることにより、当該期間の間の操作が有効とされる。そして、図柄組み合わせゲーム中に演出スイッチ26を有効とする(許容する)場合、当該操作に基づき可変表示器Hが可動(回転)する可動演出(回転演出)などが行われるようになっている。
また、本実施形態では、演出スイッチ26の1回の操作に応じてステッピングモータMTを所定のステップ数分回転動作させることにより、可変表示器Hを前記所定のステップ数分に相当する角度だけ回転動作させるようになっている。具体的に言えば、演出スイッチ26の1回の操作に応じてステッピングモータMTを2ステップ分回転動作させ、可変表示器Hを2度(1ステップ分の可変表示器Hの回転角度となる1度ラ2(ステップ数))回転動作させる。なお、ステッピングモータMTは、正逆双方向に回転動作可能であり、演出スイッチ26を操作した場合には可変表示器Hを右方向(正面視で時計回り方向)に回転動作させる方向を正方向として回転動作する。
次に、パチンコ機10の制御構成について図4に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、パチンコ機10全体を制御する主制御基板27が装着されている。主制御基板27は、パチンコ機10全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を演算処理し、該制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、統括制御基板28と、表示制御基板29と、ランプ制御基板30と、音声制御基板31とが装着されている。統括制御基板28は、主制御基板27が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、表示制御基板29、ランプ制御基板30及び音声制御基板31を統括的に制御する。表示制御基板29は、主制御基板27と統括制御基板28が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、可変表示器Hの表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)及び動作態様(ステッピングモータMTの作動による可変表示器Hの回転動作)を制御する。また、ランプ制御基板30は主制御基板27と統括制御基板28が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、装飾ランプ16の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)を制御する。また、音声制御基板31は、主制御基板27と統括制御基板28が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、スピーカ17の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)を制御する。
以下、主制御基板27、統括制御基板28及び表示制御基板29について、その具体的な構成を説明する。
前記主制御基板27には、メインCPU27aが備えられている。該メインCPU27aには、ROM27b及びRAM27cが接続されている。また、メインCPU27aには、始動入賞口22に入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1が接続されている。また、メインCPU27aは、大当り判定用乱数、大当り図柄決定用乱数やはずれ図柄決定用乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値をRAM27cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。
また、ROM27bには、パチンコ機10全体を制御するためのメイン制御プログラムが記憶されている。また、ROM27bには、複数種類の変動パターンが記憶されている。変動パターンは、図柄が変動を開始(図柄組み合わせゲームが開始)してから各列の図柄が最終的に停止表示(図柄組み合わせゲームが終了)される迄の間の遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンを示すものである。また、ROM27bには、各種テーブルが記憶されている。また、ROM27bには、大当り判定値が記憶されている。大当り判定値は、大当りか否かの内部抽選(大当り判定)で用いる判定値であり、大当り判定用乱数の取り得る数値の中から定められている。そして、メインCPU27aは、大当りの決定時(大当り判定によって肯定となった場合)、大当り図柄決定用乱数に基づき大当りの図柄組み合わせを決定する。一方、メインCPU27aは、はずれの決定時(大当り判定において否定となった場合)、はずれ図柄決定用乱数に基づきはずれの図柄組み合わせを決定する。また、RAM27cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(各種乱数の値など)が記憶されるようになっている。
変動パターンには、該変動パターン毎に、図柄組み合わせゲームの開始から終了までの変動時間が定められている。また、変動パターンは、可変表示器Hで行われる図柄組み合わせゲームの大当り演出、はずれリーチ演出及びはずれ演出(はずれリーチなし演出)からなる演出内容毎に分類されている。すなわち、変動パターンは、図柄組み合わせゲームの変動時間と演出内容が特定可能とされている。大当り演出では、可変表示器Hにおいてリーチ演出が行われた後、大当りの図柄組み合わせが最終的に停止表示される図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。また、はずれリーチ演出では、可変表示器Hにおいてリーチ演出が行われた後、はずれの図柄組み合わせが最終的に停止表示される図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。また、はずれ演出では、可変表示器Hにおいてリーチ演出が行われることなくはずれの図柄組み合わせが最終的に停止表示される図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。可変表示器Hでは、変動パターンに基づき図柄組み合わせゲームが開始し、該変動パターンの変動時間の経過時に図柄が最終的に停止表示される。
本実施形態のパチンコ機10では、大当り演出用の変動パターンと、はずれリーチ演出用の変動パターンと、はずれ演出用の変動パターンとしては、それぞれ複数種類用意されている。図5には、複数種類あるパターンの中から大当り演出用の変動パターンとして変動パターンP1及び変動パターンP3、はずれリーチ演出用の変動パターンとして変動パターンP2及び変動パターンP4、はずれ演出用の変動パターンとして変動パターンP5を図示している。また、変動パターンP5には変動時間として最も短い変動時間が定められている。また、変動パターンP3及び変動パターンP4には変動パターンP5に比べて長い変動時間が定められており、変動パターンP1及び変動パターンP2には最も長い変動時間が定められている。以下の説明では、リーチ演出を経る変動パターンであって、変動パターンP1及び変動パターンP2を「演出ショートパターン」と表し、変動パターンP1及び変動パターンP2よりも長い変動時間が定められている変動パターンP3及び変動パターンP4を「演出ロングパターン」と表す。
そして、本実施形態のパチンコ機10では、メインCPU27aの大当りの決定時(内部的に大当りを決定時)、変動パターンP1及び変動パターンP3を含む大当り演出用の変動パターンの中から変動パターンが選択されるようになっている。また、メインCPU27aのはずれの決定時(内部的にはずれを決定時)、変動パターンP2、変動パターンP4及び変動パターンP5を含むはずれリーチ演出用の変動パターン及びはずれ演出用の変動パターンの中から変動パターンが選択されるようになっている。なお、メインCPU27aは、はずれの決定時、リーチ演出を行わせるか否かのリーチ判定を行い、当該判定でリーチ演出を行わせると判定する場合に変動パターンP2及び変動パターンP4を含むはずれリーチ演出用の変動パターンの中から変動パターンを選択する。一方、メインCPU27aは、前記リーチ判定でリーチ演出を行わせないと判定する場合に変動パターンP5を含むはずれ演出用の変動パターンの中から変動パターンを選択する。
本実施形態においてメインCPU27aは、変動パターンを選択する場合にはROM27bに記憶されている変動パターン決定用のテーブルに基づき決定する。そして、変動パターン決定用のテーブルには、各変動パターンの選択率が定められている。前記変動パターンの選択率は、大当り判定の結果毎に定められており、大当り判定で大当りを決定する場合の演出ショートパターン及び演出ロングパターンの選択率、大当り判定ではずれを決定する場合の演出ショートパターン及び演出ロングパターンの選択率が定められている。これら演出ショートパターン及び演出ロングパターンの選択率によって、大当り決定時の変動パターンP1(演出ショートパターン)及び変動パターンP3(演出ロングパターン)の出現率が導出される。加えて、演出ショートパターン及び演出ロングパターンの選択率によって、はずれ決定時の変動パターンP2(演出ショートパターン)の出現率及び変動パターンP4(演出ロングパターン)の出現率が算出される。
そして、大当り判定で大当り決定時の変動パターンP1(演出ショートパターン)の出現率とはずれ決定時の変動パターンP2(演出ショートパターン)の出現率のうちの、変動パターンP1の出現率の割合から変動パターンP1の大当りへの期待度(演出ショートパターンの大当りへの期待度)が定められている。また、大当り判定で大当り決定時の変動パターンP3(演出ロングパターン)の出現率とはずれ決定時の変動パターンP4(演出ロングパターン)の出現率のうちの、変動パターンP3の出現率の割合から変動パターンP3の大当りへの期待度(演出ロングパターンの大当りへの期待度)が定められている。
本実施形態では、図5に示すように、演出ショートパターン及び演出ロングパターンのそれぞれの大当りへの期待度が示されている。演出ショートパターンが出現する場合には、その出現の20%が変動パターンP1でありその出現の80%が変動パターンP2となるようになっている。すなわち、演出ショートパターンが出現する場合の大当りへの期待度は、20%となっている。また、演出ロングパターンが出現する場合には、その出現の90%が変動パターンP3でありその出現の10%が変動パターンP4となるようになっている。すなわち、演出ロングパターンが出現する場合の大当りへの期待度は、90%となっている。そして、演出ロングパターンが出現する場合には、演出ショートパターンが出現する場合に比較して、変動パターンP3の出現率の方が高く定められているため、大当りへの期待度(大当り演出用の変動パターンである変動パターンP3が決定されている可能性)が高くなるようになっている。一方、演出ショートパターンが出現する場合には、演出ロングパターンが出現する場合に比較して、変動パターンP2の出現率の方が高く定められているため、大当りへの期待度(大当り演出用の変動パターンである変動パターンP1が決定されている可能性)が低くなるようになっている。
なお、本実施形態において該変動パターン決定用テーブルにはそれぞれに乱数の値が振分けられている。そして、変動パターン決定用テーブルには、乱数の取り得る値の中から変動パターン毎に乱数の値が振分けられており、その振分け態様から各変動パターンの選択率が定められている。そして、メインCPU27aは、乱数を用いた乱数抽選により変動パターン決定用のテーブルに基づき変動パターンを決定する。
次に、図4に基づき統括制御基板28について説明する。
統括制御基板28には、統括CPU28aが備えられている。該統括CPU28aには、ROM28b及びRAM28cが接続されている。また、統括CPU28aには、演出スイッチ26が接続されている。また、統括CPU28aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値をRAM28cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。また、ROM28bには、表示制御基板29、ランプ制御基板30及び音声制御基板31を統括的に制御するための統括制御プログラムが記憶されている。また、ROM28bには、メインCPU27aで決定される変動パターンに対応して図柄組み合わせゲームで実行させる各種演出内容(表示演出、発光演出、音声演出)を示した複数種類の予告演出パターンが記憶されている。また、ROM28bには、各種テーブルが記憶されている。
本実施形態のパチンコ機10では、図柄組み合わせゲームにおいて当該図柄組み合わせゲームの開始に伴って、可変表示器Hにキャラクタ(本実施形態では、黒子)CK(図10に示す)が登場する予告演出が行われるようになっている。予告演出は、図柄組み合わせゲームにおいてリーチ状態が形成される前迄に行われる演出であって、その演出内容が異なる複数種類の予告演出が設けられている。そして、予告演出は、第1の演出部分(以下、「前工程」と示す)と第2の演出部分(以下、「後工程」と示す)の2段階に分割されており、予告演出毎に前工程で終了する予告演出ショートパターンと、前工程を経て後工程に移行する予告演出ロングパターンとが用意されている。そして、予告演出ショートパターンと予告演出ロングパターンとは、変動パターンの演出ショートパターン(変動パターンP1及び変動パターンP2)と演出ロングパターン(変動パターンP3及び変動パターンP4)とに対応している。なお、変動パターンP5は、予告演出ショートパターン又は予告演出を実行しないパターンに対応している。このため、本実施形態では予行演出が前工程から後工程にステップアップ(移行)する場合には、予告演出が後工程にステップアップしない場合に比較して内部的に大当りに当選している可能性が高くなるようになっている。
また、予告演出中には、統括CPU28aによって演出スイッチ26の操作(操作信号の入力)を有効とする有効期間(本実施形態では、3秒又は10秒)が設定されていることを報知する報知演出が行われるようになっている(本実施形態では、可変表示器Hの表示面H1内で報知される)。本実施形態では、報知演出の実行中に演出スイッチ26の操作を有効とし、報知演出の実行中以外に演出スイッチ26の操作を無効とするようになっている。すなわち、報知演出中が演出スイッチ26の有効期間中であり、報知演出の開始及び終了に有効期間の開始及び終了が対応している。
予告演出ショートパターンの前工程では、可変表示器HにキャラクタCKを登場させる「黒子出現」の演出内容が定められている。続いて、予告演出ショートパターンでは、可変表示器Hに登場させたキャラクタCKを当該可変表示器Hの表示面H1から見えなくさせる(退場させる)「黒子帰る演出」の演出内容が定められており、黒子帰る演出後(キャラクタCKの退場後)にリーチ状態またははずれの図柄組み合わせが形成される演出内容が定められている。なお、予告演出ショートパターンは、前工程のみの演出が定められているため、後工程に対応する演出は行われないようになっている。
また、予告演出ロングパターンの前工程では、「黒子登場」の演出内容が定められている。続いて、予告演出ロングパターンでは、報知演出を行わせ「PUSH」の表示画像を表示する演出内容が定められている。そして、予告演出ロングパターンにおける報知演出中に演出スイッチ26が操作される場合には、可変表示器HでキャラクタCKが炎に包まれる「黒子炎」の演出内容が定められており、黒子炎演出後に予告演出の前工程から後工程にステップアップ(移行)するようになっている。すなわち、予告演出ロングパターンにおける黒子炎演出の実行は、予告演出が前工程から後工程にステップアップする契機となっている。
続いて、演出スイッチ26の操作時における後工程では、可変表示器Hを回転させる回転演出を実行するスイッチ操作時演出(操作時用の演出内容)が定められている。回転演出では、後工程で設定される有効期間中に遊技者の演出スイッチ26の操作に合せて所定の角度(本実施形態では、2度)ずつ可変表示器Hが時計周り方向に回転する演出を行うようになっている。また、回転演出では、第1上限角度(本実施形態では、70度)及び第2上限角度(本実施形態では、40度)のいずれかを上限角度として可変表示器Hが回転するようになっており、後工程で設定される有効期間の終了後にリーチ状態を形成する図柄(左図柄及び右図柄)が可変表示器Hに表示されるようになっている。さらに、本実施形態では、回転演出とともに可変表示器Hにおいて、可変表示器Hの回転方向に表示面H1を黒子が叩く演出内容の後工程操作時演出(表示演出)が行われるようになっている。そして、演出スイッチ26の操作時の後工程では、演出スイッチ26の操作に合わせて、可変表示器Hが回転するとともに、後工程操作時演出が行われるようになっている。一方、演出スイッチ26の操作時の後工程では、演出スイッチ26が操作されない場合には、可変表示器Hは回転しないとともに、後工程操作時演出が行われず、黒子炎演出が継続的に行われるようになっている。このため、演出スイッチ26の操作時の後工程である第2の演出部分では、演出スイッチ26の操作状態に応じて可変表示器Hの表示演出の演出内容が異なるようになっている。
一方、予告演出ロングパターンにおける報知演出中に演出スイッチ26が操作されなかった場合には、「黒子帰る」の演出内容が定められており、黒子帰る演出後に前工程から後工程にステップアップ(移行)するようになっている。すなわち、予告演出ロングパターンにおける黒子帰る演出の実行は、予告演出が前工程から後工程にステップアップする契機となっている。
本実施形態では、第1の演出部分とは遊技者の演出スイッチ26の操作が有効とされる(許容される)部分であり、第2の演出部分とは第1の演出部分の遊技者の演出スイッチ26の操作状態(操作及び非操作)に応じて演出内容が決定される部分である。
続いて、演出スイッチ26の非操作時における後工程では、可変表示器Hに左図柄及び右図柄を一時的に停止表示させ、該一時的に停止表示された図柄を再度変動させる「すべり演出」が行われるスイッチ非操作時演出(非操作時用の演出内容)が定められている。すべり演出では、可変表示器Hにおいて左図柄及び右図柄が異なる図柄で(リーチ状態を形成しないで)一時的に停止表示された後、再度一時的に停止表示されている左図柄又は右図柄の少なくとも一つの図柄を変動させてリーチ状態を形成させる演出が行われるようになっている。また、本実施形態のすべり演出には、左図柄及び右図柄を一時的に停止表示させた後、右図柄を再度変動させてリーチ状態を形成する「右すべり」と、左図柄を再度変動させてリーチ状態を形成する「左すべり」と、左図柄及び右図柄の両方を再度変動させてリーチ状態を形成する「両すべり」のいずれかが行われるようになっている。すなわち、予告演出の前工程で前記報知演出中に演出スイッチ26が操作されなかった場合には、黒子炎演出とともに回転演出が行われる代わりに黒子帰る演出とともに前記すべり演出(左すべり、右すべり及び両すべり)が行われるようになっている。そして、本実施形態は、キャラクタCKの登場後の当該キャラクタCKの表示態様や、可変表示器Hの演出態様から行われている図柄組み合わせゲームの大当りへの期待度が変化するようになっている。
なお、本実施形態のパチンコ機10において、予告演出を実行しないパターンでは、キャラクタCK自体を出現させない演出内容が定められている。また、予告演出や当該予告演出中の報知演出は、可変表示器Hの表示演出や回転演出のみでなく、表示演出や回転演出の各演出に連動するように装飾ランプ16において発光演出やスピーカ17において音声演出も行われるようになっている。
次に、各変動パターンに対応付けされる予告演出の予告演出パターンについて図6に基づき説明する。また、演出ロングパターンの予告演出パターンにおいて回転演出が行われる場合の上限角度となる第1上限角度及び第2上限角度の振分け態様と、すべり演出が行われる場合の右すべり、左すべり及び両すべりの振分け態様とについて図7に基づき説明する。
図6に示すように、変動パターンP1及び変動パターンP2(演出ショートパターン)には、予告演出ショートパターンが対応付けられている。そして、リーチ演出を経る変動パターンである変動パターンP1及び変動パターンP2には、可変表示器Hで黒子帰る演出に合せてリーチ状態が形成される演出内容が対応付けられている。
また、変動パターンP3及び変動パターンP4(演出ロングパターン)には、予告演出ロングパターンが対応付けられている。そして、変動パターンP3及び変動パターンP4には、報知演出中に演出スイッチ26が操作される場合には黒子炎演出を経て後工程に移行し、回転演出(スイッチ操作時演出)が行われる演出内容が対応付けられている。また、変動パターンP3及び変動パターンP4には、予告演出の前工程で前記報知演出中に演出スイッチ26が操作されない場合(非操作時)には黒子帰る演出を経て後工程に移行し、すべり演出(スイッチ非操作時演出)が行われる演出内容が対応付けられている。そして、変動パターンP3及び変動パターンP4は、ともにリーチ演出を経る変動パターンであるため、回転演出(スイッチ操作時演出)又はすべり演出(スイッチ非操作時演出)後、リーチ状態が形成されるようになっている。
また、リーチなしのはずれ演出パターンである変動パターンP5には、予告演出ショートパターン又は予告演出を実行しないパターンが対応付けられている。そして、変動パターンP5では、リーチ演出を経ない変動パターンであるため、予告演出を実行しない場合には黒子帰る演出に合せてはずれの図柄組み合わせが形成される演出内容が対応付けられている。また、変動パターンP5では、予告演出を実行しない場合には黒子を登場させることなくはずれの図柄組み合わせが形成される演出内容が対応付けられている。
なお、変動パターンP5に対応する予告演出パターンとして、統括CPU28aは、乱数による乱数抽選により予告演出パターンとして予告演出ショートパターンを決定するか否かを決定し、予め定めた確率(例えば、はずれを決定している場合の10分の1(10%))となるように乱数の値が振分けられている。そして、統括CPU28aは、変動パターンP5に対応する予告演出パターンとして、予告演出ショートパターンを決定しない場合に予告演出を実行しないパターンを決定する。また、予告演出ショートパターンでは、演出スイッチ26の操作を許容しないため、演出スイッチ26の操作及び非操作に拘らず黒子帰る演出が行われ、後工程には移行しないようになっている。
また、図7に示すように、予告演出ロングパターンにおいて、回転演出が行われる場合には上限角度が第1上限角度及び第2上限角度のいずれかの角度がそれぞれに定める確率で選択されるようになっている。そして、変動パターンP3では、回転演出として第1上限角度を上限角度とする回転演出を70%、第2上限角度を上限とする回転演出を30%と選択するように確率が振分けられている。また、変動パターンP4では、回転演出として第1上限角度を上限角度とする回転演出を30%、第2上限角度を上限角度とする回転演出を70%と選択するように確率が振分けられている。
また、予告演出ロングパターンにおいて、すべり演出が行われる場合には右すべり、左すべり、両すべりのいずれかの演出がそれぞれに定める確率で選択されるようになっている。そして、変動パターンP3では、すべり演出として右すべりを70%、左すべりを20%、両すべりを10%と選択するように確率が振分けられている。また、変動パターンP4では、すべり演出として右すべりを10%、左すべりを20%、両すべりを70%と選択するように確率が振分けられている。
なお、本実施形態において上限角度を決定するための回転演出決定用のテーブルと、すべり演出の演出内容を決定するためのすべり演出決定用のテーブルがROM28bに記憶されており、各テーブルにはそれぞれに乱数の値が振分けられている。そして、統括CPU28aは、乱数を用いた乱数抽選により各テーブルに基づき上限角度やすべり演出の演出内容を決定する。
本実施形態のパチンコ機10では、変動パターンP3及び変動パターンP4に基づく図柄組み合わせゲームが行われる場合には、演出スイッチ26を操作するか否か(演出スイッチ26の操作時と非操作時)により予告演出の演出内容が変化するようになっている。すなわち、予告演出の前工程の報知演出中に演出スイッチ26が操作される場合には回転演出が行われるようになり、演出スイッチ26が操作されない場合にはすべり演出が行われるようになっている。
本実施形態のパチンコ機10では、スイッチ操作時演出である回転演出が行われる場合、上限角度として第1上限角度が選択されたときには、変動パターンP3が選択されている可能性が高く、上限角度として第2上限角度が選択されたときには、変動パターンP4が選択されている可能性が高くなる。すなわち、当り判定の判定結果に基づき上限角度の選択率が定められている。このため、回転演出で第2上限角度である40度を超えて可変表示器Hが回転すると、今回の図柄組み合わせゲームが大当りへと繋がる大当り演出を伴う図柄組み合わせゲームである可能性が高くなる。一方、回転演出で第2上限角度である40度を超えて可変表示器Hが回転しないと、今回の図柄組み合わせゲームがはずれへと繋がるはずれリーチ演出を伴う図柄組み合わせゲームである可能性が高くなる。
また、スイッチ非操作時演出であるすべり演出が行われる場合、変動パターンP3が選択されている場合には、すべり演出として両すべり<左すべり<右すべりの順に選択され易いようになっている。一方、すべり演出が行われる場合、変動パターンP4が選択されている場合には、すべり演出として右すべり<左すべり<両すべりの順に選択され易いようになっている。このため、変動パターンP3が選択されている場合に最も選択され易く、変動パターンP4が選択されている場合に最も選択され難い右すべりの演出内容が選択されたときには、大当り演出用の変動パターン(変動パターンP3)が選択されている可能性が最も高くなる。また、変動パターンP3が選択されている場合に右すべりに次いで選択され易く、変動パターンP4が選択されている場合に右すべりに次いで選択され難い左すべりの演出内容が選択されたときには、大当り演出用の変動パターン(変動パターンP3)が選択されている可能性が次いで高くなる。そして、変動パターンP3が選択されている場合に最も選択され難く、変動パターンP4が選択されている場合に最も選択され易い両すべりの演出内容が選択されたときには、大当り演出用の変動パターン(変動パターンP3)が選択されている可能性が最も低くなる。すなわち、当り判定の判定結果に基づきすべり演出の各演出内容の選択率が定められている。このため、すべり演出で右すべりの演出内容が発生すると、今回の図柄組み合わせゲームが大当りへと繋がる大当り演出を伴う図柄組み合わせゲームである可能性が高くなる。一方、すべり演出で両すべりの演出内容が発生すると、今回の図柄組み合わせゲームがはずれリーチ演出を伴う図柄組み合わせゲームである可能性が高くなる。
本実施形態では、スイッチ操作時演出の演出内容により大当りへの期待度(今回の図柄組み合わせゲームが大当り演出を伴うか否か)を変化させるとともに、スイッチ非操作時演出の演出内容により大当りへの期待度(今回の図柄組み合わせゲームが大当り演出を伴うか否か)を変化させ得る構成となっている。したがって、演出スイッチ26を操作するか否かに拘らず、後工程の演出内容により大当りへの期待度を変化させ得るようになっている。すなわち、演出スイッチ26を操作したい遊技者にはスイッチ操作時演出により大当りへの期待度を、演出スイッチ26を操作したいと思わない遊技者にはスイッチ非操作時演出により大当りへの期待度を報知することができるようになっている。さらに、演出スイッチ26の操作を誤って忘れてしまった遊技者に対しても、スイッチ非操作時演出により大当りへの期待度が報知されるようになっている。
本実施形態では、スイッチ操作時演出又はスイッチ非操作時演出を実行する可変表示器Hが遊技演出装置となり、スイッチ操作時演出として可動演出(回転演出)を実行する可変表示器Hが演出用可動体となる。
次に、図4に基づき表示制御基板29について説明する。
表示制御基板29には、サブCPU29aが備えられている。該サブCPU29aには、ROM29b及びRAM29cが接続されている。また、表示制御基板29(サブCPU29a)には、可変表示器Hが接続されている。また、表示制御基板29(サブCPU29a)には、ステッピングモータMTが接続されており、当該ステッピングモータMTにはモータ側ギアG2、表示側ギアG1及び回転軸SHからなる動力伝達機構を介して可変表示器Hが接続されている。ROM29bには、可変表示器Hの表示内容を制御するための演出制御プログラムや、ステッピングモータMTを制御するための駆動制御プログラムが記憶されている。また、ROM29bには、各種の画像データ(図柄、背景、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。また、RAM29cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
以下、主制御基板27(メインCPU27a)、統括制御基板28(統括CPU28a)、表示制御基板29(サブCPU29a)が実行する制御内容を説明する。
最初に主制御基板27(メインCPU27a)がメイン制御プログラムに従って実行する制御内容について説明する。
メインCPU27aは、始動入賞口22への遊技球の入賞を契機(始動口センサSE1からの検知信号の入力を契機)に、当り判定用乱数の値と大当り図柄決定用乱数の値をRAM27cから取得し、その値をRAM27cの所定の格納領域に格納(記憶)する。そして、メインCPU27aは、図柄組み合わせゲームの開始直前に、RAM27cに記憶されている前記当り判定用乱数の値とROM27bに記憶されている大当り判定値とを比較して大当りか否かの大当り判定(大当り抽選)をする。
そして、メインCPU27aは、大当り判定の判定結果が肯定(当り判定用乱数の値と大当り判定値とが一致)の場合、大当りを決定する。大当りを決定したメインCPU27aは、当り判定用乱数の値とともにRAM27cに記憶した大当り図柄決定用乱数の値を読み出し、該値に予め対応付けられた図柄を大当りの図柄組み合わせとして決定する。また、メインCPU27aは、大当り図柄を決定した場合、大当り演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。すなわち、メインCPU27aは、大当りを決定する場合には変動パターンP1及び変動パターンP3のいずれかの変動パターンを決定する。
一方、メインCPU27aは、大当り判定の判定結果が否定の場合、はずれを決定する。はずれを決定したメインCPU27aは、はずれ図柄決定用乱数の値をRAM27cから取得し、該値に基づきはずれの図柄組み合わせを決定する。また、メインCPU27aは、はずれを決定した場合、リーチ演出を実行させるか否かのリーチ判定を実行する。この判定結果が肯定の場合、メインCPU27aは、前記はずれ決定用乱数の値に基づきリーチ状態を形成するはずれの図柄組み合わせを決定するとともに、はずれ演出用の変動パターンのうちはずれリーチ演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。一方、前記リーチ判定の判定結果が否定の場合、メインCPU27aは、前記はずれ決定用乱数の値に基づきリーチ状態を形成しないはずれの図柄組み合わせを決定するとともに、はずれリーチ演出用の変動パターンのうちリーチなしはずれ演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。なお、メインCPU27aは、リーチ判定において乱数を用いた乱数抽選を行い、その当選確率が所定の確率(例えば、はずれを決定している場合の10分の1(10%))となるように乱数の値が振分けられている。
図柄及び変動パターンを決定したメインCPU27aは、所定の制御コマンドを所定のタイミングで統括制御基板28(統括CPU28a)に出力する。具体的に言えば、メインCPU27aは、最初に変動パターンを指示するとともに図柄組み合わせゲームの開始を指示する変動パターン指定コマンド(変動パターンコマンド)を出力する。また、メインCPU27aは、決定した図柄(大当りの図柄組み合わせ又ははずれの図柄組み合わせ)を指示する図柄指定コマンドを出力する。そして、メインCPU27aは、指示した変動パターンに定められている変動時間の経過時に、図柄組み合わせゲームの終了(図柄の停止表示)を指示する全図柄停止コマンドを統括制御基板28(統括CPU28a)に出力する。
本実施形態では、始動入賞口22への遊技球の入賞を契機に当り判定用乱数を抽出して当り判定を実行し、当り判定の判定結果に基づき変動パターンを決定するとともに、可変表示器Hに最終的に停止表示させる図柄を決定する主制御基板27が主制御装置となる。
次に、統括制御基板28(統括CPU28a)が統括制御プログラムにしたがい実行する制御内容について説明する。
統括CPU28aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、該コマンドを各制御基板29〜31に出力する。また、統括CPU28aは、図柄指定コマンドを入力すると、当該コマンドを表示制御基板29に出力するとともに、図柄指定コマンドに指定される図柄(大当りの図柄組み合わせ又ははずれの図柄組み合わせ)をRAM28cに記憶(設定)する。また、統括CPU28aは、全図柄停止コマンドを入力すると、該コマンドを各制御基板29〜31に出力する。
次に、統括CPU28aが予告演出処理にしたがい実行する予告演出に係る制御の流れを図8に基づき説明する。
統括CPU28aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、該変動パターン指定コマンドからメインCPU27aが決定している変動パターンを特定し、該変動パターンに対応する予告演出パターンを決定し、決定した予告演出パターンの種類を示す情報(フラグなど)をRAM28cに記憶(設定)する(ステップS10)。続いて、統括CPU28aは、ステップS10で決定した予告演出パターンが予告演出ロングパターンであるか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11の判定結果が肯定の場合(予告演出ロングパターンである場合)、統括CPU28aは、予告演出ロングパターンの前工程で設定される有効期間T1中において演出スイッチ26の操作が行われたか否か(操作又は非操作)を判定する(ステップS12)。ステップS12において統括CPU28aは、有効期間T1中に操作信号を入力したか否かを判定している。
本実施形態において統括CPU28aは、図柄組み合わせゲームを開始してから所定時間の経過時に演出スイッチ26の操作を有効とする有効期間T1(本実施形態では、3秒(図9参照))を設定しており、有効期間T1を設定したことを示す情報(フラグなど)をRAM28cに記憶(設定)している。そして、統括CPU28aは、RAM28cの設定内容から有効期間T1中であるか否かを把握している。また、統括CPU28aは、有効期間T1を設定する場合には当該有効期間T1を設定したことを示す期間設定コマンドを各制御基板29〜31に出力する。統括CPU28aは、図柄組み合わせゲームの当該ゲーム開始からの経過時間をタイマにより計時している。そして、統括CPU28aは、図柄組み合わせゲームの開始から経過時間が所定時間となる場合に有効期間T1を設定するようになっている。また、統括CPU28aは、有効期間T1に定める3秒の経過時、該有効期間T1を解除(終了)するためRAM28cに記憶されている有効期間T1に係る情報をクリアする。なお、ステップS12において統括CPU28aは、ステップS11で設定する有効期間T1の終了時に当該有効期間T1中に操作信号を入力した場合にステップS12を肯定判定し、該有効期間T1中に操作信号を入力しなかった場合にステップS12を否定判定する。
続いて、ステップS12を肯定判定する場合、統括CPU28aは、有効期間T1中に演出スイッチ26の操作が行われたため(操作信号を入力したため)、黒子炎演出(キャラクタCKが炎に包まれる演出)を開始させる(ステップS13)。ステップS13において、統括CPU28aは、黒子炎演出の実行を指示する演出コマンドを各制御基板29〜31に出力して黒子炎演出を各制御基板29〜31に実行させる。また、ステップS13において統括CPU28aは、スイッチ操作時演出として可変表示器Hの上限角度を第1上限角度とするか、第2上限角度とするかをステップS10で特定した変動パターンと、図7に示す選択率に基づき決定する。統括CPU28aは、第1上限角度とするか、第2上限角度とするかを乱数を用いた乱数抽選により決定する。そして、統括CPU28aは、第1上限角度及び第2上限角度のいずれを上限角度として決定したかを示す情報(フラグなど)をRAM28cに記憶(設定)する。
続いて、統括CPU28aは、予告演出ロングパターンの後工程のスイッチ操作時演出中で設定する有効期間T2中において演出スイッチ26の操作が行われたか否か(操作又は非操作)を判定する(ステップS14)。ステップS14において統括CPU28aは、有効期間T2中に操作信号を入力したか否かを判定している。
本実施形態において統括CPU28aは、演出コマンドの出力後、予め定めた時間の経過時に演出スイッチ26の操作を有効とする有効期間T2(本実施形態では、10秒(図9参照))を設定しており、RAM28cに有効期間T2を設定したことを示す情報(フラグなど)を記憶(設定)している。そして、統括CPU28aは、RAM28cの設定内容から有効期間T2中であるか否かを把握している。また、統括CPU28aは、有効期間T2を設定する場合には当該有効期間T2を設定したことを示す期間設定コマンドを各制御基板29〜31に出力する。また、統括CPU28aは、有効期間T2に定める10秒の経過時、該有効期間T2を解除するためRAM28cに記憶されている有効期間T2に係る情報をクリアする。なお、ステップS14において統括CPU28aは、有効期間T2中に操作信号を入力する毎にステップS14を肯定判定し、有効期間T2の終了時にステップS14を否定判定する。
ステップS14を肯定判定する場合、統括CPU28aは、RAM28cに記憶されているステップS13で決定した上限角度が第1上限角度であるか否かを判定する(ステップS15)。この判定結果が肯定の場合、統括CPU28aは、可変表示器Hを可動させるための駆動コマンドを表示制御基板29に出力する(ステップS16)。ステップS16において統括CPU28aは、駆動コマンドを出力するとともに、後工程操作時演出の実行を指示する制御コマンドも各制御基板29〜31に出力する。
続いて、統括CPU28aは、可変表示器Hの実回転角度が第1上限角度であるか否かを判定する(ステップS17)。統括CPU28aは、駆動コマンドを入力する毎に、その入力数(送信数)を計数し、駆動コマンドとしてRAM28cに記憶する。統括CPU28aは、駆動コマンド入力回数に1回の入力で動作させるステップ数(本実施形態では、2(ステップ))を乗算した値を算出することにより、ステッピングモータMTの実動作ステップ数(実際に動作したステップ数)を把握し得る。また、統括CPU28aは、実動作ステップ数にステップ角度(本実施形態では、2deg/Step)を乗算した値からステッピングモータMTの回転角度を把握し得るとともに、その回転角度にギア比(本実施形態では、1:2)を乗算した値から可変表示器Hの実回転角度を把握し得る。本実施形態では、1回の駆動コマンドにより可変表示器Hの実回転角度が2度増加するようになっているため、第1上限角度が上限角度の場合には最大で35回、第2上限角度が上限角度の場合には最大で20回の駆動コマンドが出力されることとなる。
ステップS17の判定結果が否定の場合、統括CPU28aは、可変表示器Hの実回転角度が第1上限角度に達していないのでステップS14の処理に戻り、ステップS14〜ステップS17の処理をステップS14の処理で否定判定するまで又はステップS17で肯定判定するまでの間、繰り返し実行する。そして、ステップS14で否定判定する場合、統括CPU28aは、ステップS20に移行する。一方、ステップS17で肯定判定する場合、統括CPU28aは、可変表示器Hの実回転角度が第1上限角度となっているのでステップS20に移行する。
一方、ステップS15の判定結果が否定の場合、統括CPU28aは、可変表示器Hを可動させるための駆動コマンドを表示制御基板29に出力する(ステップS18)。続いて、統括CPU28aは、可変表示器Hの実回転角度が第2上限角度であるか否かを判定する(ステップS19)。この判定結果が否定の場合、統括CPU28aは、可変表示器Hの実回転角度が第2上限角度に達していないのでステップS14の処理に戻り、ステップS14、ステップS15、ステップS18及びステップS19の処理をステップS14の処理で否定判定する又はステップS19で肯定判定するまでの間、繰り返し実行する。そして、ステップS14で否定判定する場合、統括CPU28aは、ステップS20に移行する。また、ステップS19で肯定判定する場合、統括CPU28aは、可変表示器Hの実回転角度が第2上限角度となっているのでステップS20に移行する。
続いて、ステップS20に移行した統括CPU28aは、有効期間T2を解除することを契機に回転演出を終了させて予告演出処理を終了する。なお、統括CPU28aは、有効期間T2を解除するよりも前にステップS17及びステップS19を肯定判定する場合にはステップS20において有効期間T2を解除するまで予告演出処理を終了しないで、有効期間T2の解除時に予告演出処理を終了する。
また、ステップS12を否定判定する場合、統括CPU28aは、ステップS11で設定する有効期間T1中に演出スイッチ26の操作が行われなかったため(操作信号を入力しなかったため)、黒子帰る演出(キャラクタCKが退場する演出)を開始させるとともに、演出ロングパターンの後工程に対応するスイッチ非操作時演出であるすべり演出の演出内容を決定する(ステップS21)。ステップS21において、統括CPU28aは、黒子帰る演出の実行を指示するとともに、決定したすべり演出の演出内容を指定する演出コマンドを各制御基板29〜31に出力して各制御基板29〜31に黒子帰る演出を実行させる。また、ステップS21において統括CPU28aは、スイッチ非操作時演出としていずれのすべり演出を実行するかをステップS10で特定した変動パターンと、図8に示す選択率に基づき決定する。統括CPU28aは、左図柄すべり、右図柄すべり及び両図柄すべりのいずれの演出内容とするか乱数を用いた乱数抽選により決定する。そして、統括CPU28aは、予告演出処理を終了する。
一方、ステップS11の判定結果が否定の場合(予告演出ショートパターンである場合)、統括CPU28aは、図柄組み合わせゲームの開始から所定時間と有効期間T1に相当する時間の経過時、予告演出ショートパターンの終了を示す黒子帰る演出(キャラクタCKが退場する演出)を開始させる(ステップS22)。ステップS22において、統括CPU28aは、黒子帰る演出の実行を指示する演出コマンドを各制御基板29〜31に出力して各制御基板29〜31に黒子帰る演出を実行させる。また、統括CPU28aは、予告演出ロングパターンを予告演出として決定しない場合(予告演出ショートパターン又は予告演出を実行しないパターンを決定する場合)、有効期間T1の設定を行わないとともに、期間設定コマンドも出力しない。このため、ステップS11を否定判定する場合において、統括CPU28aは、演出スイッチ26の操作信号を入力してもその操作を有効とはせず無効とするようになっている。そして、統括CPU28aは、予告演出処理を終了する。なお、統括CPU28aは、ステップS10で変動パターンの種類を特定し、その特定した変動パターンに対応する予告演出パターンが予告演出を実行しないパターンである場合、詳細は図示しないがステップS11には移行せず予告演出処理を終了するようになっている。
本実施形態のパチンコ機10では、変動パターンP3及び変動パターンP4が変動パターンとして指定されている場合、演出スイッチ26の操作及び非操作に基づきその後(予告演出の後工程)の演出内容が異なるようになっている。すなわち、統括CPU28aは、有効期間T1中に演出スイッチ26が操作される場合にはスイッチ操作時演出を行わせることを決定し、有効期間T1中に演出スイッチ26が操作されない場合にはスイッチ非操作時演出を行わせることを決定するようになっている。そして、有効期間T1の終了後、異なる演出内容により大当りへの期待度が遊技者に報知されるようになっている。
また、本実施形態において統括CPU28aは、ステップS12の判定結果に拘らず(演出スイッチ26の操作及び非操作に拘らず)予告演出の後工程に対する演出が行われ、さらに、それぞれに複数種類(スイッチ操作時演出として2種類、スイッチ非操作時演出として4種類)の演出が行われるようになっている。このため、有効期間T1中に演出スイッチ26の非操作時であっても、当該非操作時に毎回同じ演出が行われ難いようになっている。そして、演出スイッチ26の非操作時でも当り抽選の結果に基づき演出内容が選択されるようになっている。
また、本実施形態では、変動パターンP3又は変動パターンP4が変動パターンとして指定されている場合、演出スイッチ26の操作及び非操作に拘らず、予告演出の後工程の演出が同じタイミング(図柄組み合わせゲームが開始してから有効期間T1の終了時)となるようになっている。また、本実施形態において変動パターンP3及び変動パターンP4に基づく図柄組み合わせゲームは、演出スイッチ26の操作及び非操作に関わり演出内容が異なるのみとなっている。すなわち、変動パターンP3及び変動パターンP4の各変動パターンでは、演出スイッチ26の操作及び非操作の両方に対応可能に構成されており、同じ変動パターンであっても演出内容(又は演出態様)の異なる図柄組み合わせゲームを行わせるようになっている。
本実施形態において、メインCPU27aが決定した変動パターンに基づき図柄組み合わせゲームの予告演出の演出内容を決定する統括CPU28aが演出決定手段として機能する。
次に、表示制御基板29(サブCPU29a)が演出制御プログラムに従い実行する制御内容について説明する。
サブCPU29aは、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンドを入力すると、その変動パターンに対応する演出内容で図柄組み合わせゲームが行われるように可変表示器Hの表示内容を制御する。また、サブCPU29aは、期間設定コマンドを入力すると、報知演出を行わせるように可変表示器Hの表示内容を制御する。また、サブCPU29aは、期間終了コマンドを入力すると、報知演出を終了させるように可変表示器Hの表示内容を制御する。また、サブCPU29aは、演出コマンドを入力すると、その演出コマンドに指示される演出内容で可変表示器Hの表示内容を制御する。また、サブCPU29aは、後工程操作時演出の実行を指示するコマンドを入力すると、後工程操作時演出を行わせるように可変表示器Hの表示内容を制御する。
また、サブCPU29aは、駆動コマンドを入力すると当該コマンドの入力毎に可変表示器Hを動作(回転)させるようにステッピングモータMTに駆動コマンドを出力する。そして、サブCPU29aは、駆動コマンドの出力により、ステッピングモータMTを所定のステップ数(本実施形態では、1回の駆動コマンドの入力で2ステップ)回転動作させるように制御する。これにより、ステッピングモータMTは4度回転動作するとともに、モータ側ギアG2に噛合される表示側ギアG1は2度回転動作し、その結果、可変表示器Hが演出スイッチ26の1回の操作により2度回転動作する。サブCPU29aは、駆動コマンドを入力する毎にステッピングモータMTを制御する。
なお、サブCPU29aは、統括CPU28aと同様に2度回転動作させための駆動コマンドを入力する毎に、その入力数(受信数)を計数し、駆動コマンドとしてRAM29cに記憶する。サブCPU29aは、駆動コマンド入力回数からステッピングモータMTの実動作ステップ数(実際に動作したステップ数)を把握し得る。また、サブCPU29aは、駆動コマンド入力回数からステッピングモータMTの回転角度を把握し得るとともに、可変表示器Hの実回転角度を把握し得る。
また、サブCPU29aは、演出コマンドによりすべり演出の演出内容が指定される場合には、当該コマンドに指定される演出内容のすべり演出を実行させるように可変表示器Hを制御する。そして、サブCPU29aは、すべり演出中に一時的に停止表示させる図柄として図柄指定コマンドに指定される図柄に基づきリーチ状態を形成しない図柄組み合わせを決定する。具体的にサブCPU29aは、すべり演出の演出内容として右すべりが指定される場合には、図柄指定コマンドに指定される左図柄に対応する図柄とは異なる図柄を一時的に停止表示させる右図柄として決定する。また、サブCPU29aは、すべり演出の演出内容として左すべりが指定される場合には、図柄指定コマンドに指定される右図柄に対応する図柄とは異なる図柄を一時的に停止表示させる左図柄として決定する。また、サブCPU29aは、すべり演出の演出内容として両すべりが指定される場合には、図柄指定コマンドに指定される右図柄及び左図柄とは異なる各図柄を一時的に停止表示させる各図柄として決定する。そして、サブCPU29aは、すべり演出において、決定した一時的に停止表示させる各図柄(右図柄、左図柄又は右図柄及び左図柄)を可変表示器Hに一時的に停止表示させた後、対応する図柄(各図柄)を再び変動させるように可変表示器Hを制御する。
本実施形態のパチンコ機10において、リーチ演出を経由する変動パターンでは、図柄組み合わせゲームの開始からリーチ状態を形成させるまで(リーチ演出を開始させるまで)の時間が特定できるようになっている。そして、本実施形態では、演出ロングパターンに対応する変動パターンP3及び変動パターンP4には、図柄組み合わせゲームの開始からリーチ演出を開始させるまでに同じ時間が定められている。また、前記リーチ演出を開始させるまでの時間は、統括CPU28aの設定する有効期間T2の終了直後となるように定められており、スイッチ操作時演出の実行時には回転演出の終了後にリーチ演出が行われるようになっている。また、本実施形態では、すべり演出の演出時間は、有効期間T2に相当する時間となるように定められている。このため、すべり演出は、有効期間T2の開始に相当するタイミングで開始され、有効期間T2の終了に相当するタイミングで終了される。このため、前記リーチ演出を開始させるまでの時間は、スイッチ非操作時演出の実行時には回転演出の終了に相当するすべり演出の終了後にリーチ演出が行われるようになっている。すなわち、サブCPU29aは、スイッチ操作時演出及びスイッチ非操作時演出に拘らず、同じタイミングでリーチ状態を形成させリーチ演出を開始させるようになっている。なお、表示制御基板29、ランプ制御基板30及び音声制御基板31は、図柄組み合わせゲームの当該ゲームの開始からの経過時間をタイマにより計時している。
そして、サブCPU29aは、リーチ演出の開始時、スイッチ操作時演出により可変表示器Hを回転させている場合には、実動作ステップ数から算出し得る可変表示器Hの実回転角度に基づき、当該可変表示器Hを実回転角度に相当する位置から回転初期位置(0度の位置)に回転動作させるために必要なステップ数を算出する。そして、サブCPU29aは、算出した前記ステップ数分、ステッピングモータMTを逆方向に回転動作させるように制御する。また、サブCPU29aは、スイッチ非操作時演出によりすべり演出を実行させている場合には、前記再び変動させた図柄(各図柄)を停止表示させてリーチ状態を形成させるように可変表示器Hを制御する。また、サブCPU29aは、全図柄停止コマンドを入力すると、図柄指定コマンドに指定される図柄組み合わせを可変表示器Hに最終的に停止表示させ、図柄組み合わせゲームを終了させる。
本実施形態においてサブCPU29aは、すべり演出を実行させる場合にはリーチ状態の形成より前に可変表示器Hに左図柄及び右図柄を一時的に停止表示させるように制御するようになっている。このため、変動パターンP3及び変動パターンP4に基づく図柄組み合わせゲームにおいては、演出スイッチ26の操作及び非操作に基づきリーチ状態を形成するまでの図柄(左図柄及び右図柄)の変動態様(変動表示している状態と、一時的に停止表示している状態)が異なるようになっている。したがって、サブCPU29aは、同じ変動パターンP3に基づく図柄組み合わせゲームであっても入力する演出コマンドに指定される演出内容の種類(演出スイッチ26の操作及び非操作)により図柄の変動態様を異ならせるように可変表示器Hを制御するようになっている。また、サブCPU29aは、同じ変動パターンP4に基づく図柄組み合わせゲームであっても入力する演出コマンドに指定される演出内容の種類(演出スイッチ26の操作及び非操作)により図柄の変動態様を異ならせるように可変表示器Hを制御するようになっている。また、本実施形態では、予告演出の前工程において演出スイッチ26の操作時には、黒子炎演出の表示演出(図10(c)参照)を行わせるとともに、スイッチ操作時演出の回転演出及び表示演出(図10(d)参照)を行わせるようになっている。一方、予告演出の後工程において演出スイッチ26の非操作時には、黒子帰る演出の表示演出(図10(f)参照)を行わせるとともに、スイッチ非操作時演出のすべり演出(図10(g)参照)を行わせるようになっている。すなわち、予告演出の前工程の演出スイッチ26の操作状態に応じて予告演出の後工程で実行される表示演出の演出内容が異なるようになっている。
本実施形態において、演出スイッチ26の操作を有効とする有効期間T1,T2の設定及び解除をするとともに該有効期間内の演出スイッチ26の操作状態に応じて可変表示器Hを制御する統括CPU28aと、ステッピングモータMTを制御して可変表示器Hを駆動させるサブCPU29aが演出制御手段として機能する。また、これら統括CPU28a及びサブCPU29aを備える統括制御基板28及び表示制御基板29が副制御装置となる。
次に、各変動パターンが決定されている場合の図柄組み合わせゲームが実行される態様について、図柄組み合わせゲームのタイミングチャート(図9に示す)と可変表示器Hの表示態様(図10に示す)に基づき説明する。
図9(a)及び(b)には変動パターンP3又は変動パターンP4に対応するタイミングチャートが示されており、予告演出の後工程としてスイッチ操作時演出が実行される場合が示されている。また、図9(c)には変動パターンP1又は変動パターンP2に対応するタイミングチャートが示されており、予告演出の後工程としてスイッチ非操作時演出が実行される場合が示されている。また、図9(d)には予告演出を実行する場合の変動パターンP5に対応するタイミングチャートが示されている。また、図10では、図柄が変動している状態を「↓」で示し、図柄がすべり演出により一時的に停止表示後に再び変動している状態を「↓(白抜き矢印)」で示している。
図9(a)に示すように、変動パターンP3又は変動パターンP4が指定されている場合には図柄組み合わせゲームの開始後の時点A1において、有効期間T1が設定される。可変表示器Hでは、黒子登場演出が行われ(図10(a))、続いて有効期間T1が設定されたことを示す報知演出が行われる(図10(b))。そして、有効期間T1に定める時間が経過した時点A2において、有効期間T1が終了され(設定が解除され)、可変表示器Hでは有効期間T1が終了されるため報知演出が終了される。続いて、時点A1〜時点A2の有効期間T1中に演出スイッチ26が操作される場合には、有効期間T1の終了後の時点A2〜時点A3において、可変表示器Hでは黒子炎演出が行われる(図10(c))。その後、予告演出の時点A4において、有効期間T2が設定され、可変表示器Hでは有効期間T2が設定されたことを示す報知演出が行われる。また、可変表示器Hでは、有効期間T2中に演出スイッチ26が操作されることで可変表示器Hが回転する回転演出が行われる(図10(d))。そして、有効期間T2に定める時間が経過した時点A5において、有効期間T2が終了され(設定が解除され)、可変表示器Hでは当該可変表示器Hの実回転角度が0(零)度になるように回転し、リーチ状態が形成されリーチ演出が開始されるようになっている(図10(e))。
また、図9(b)に示すように、変動パターンP3及び変動パターンP4が指定されている場合には図柄組み合わせゲームの開始後の時点B1において、有効期間T1が設定される。可変表示器Hでは、黒子登場演出が行われ(図10(a))、続いて有効期間T1が設定されたことを示す報知演出が行われる(図10(b))。そして、有効期間T1に定める時間が経過した時点B2において、有効期間T1が終了され(設定が解除され)、可変表示器Hでは有効期間T1が終了されるため報知演出が終了される。続いて、時点B1〜B2の有効期間T1中に演出スイッチ26が操作されない場合には、有効期間T1の終了後の時点B2〜時点B3において、可変表示器Hでは黒子帰る演出が行われるとともに、リーチ状態を形成しないように左図柄及び右図柄が一時的に停止表示される(図10(f))。その後、時点B4〜時点B5の図9(a)の有効期間T2に相当する期間において、すべり演出が行われ、可変表示器Hではすべり演出で再び変動する図柄(各図柄)に対応する図柄が再び変動する表示演出が行われる(図10(g))。続いて、すべり演出が開始されて有効期間T2に相当する時間の経過後、可変表示器Hでは再び変動した図柄がリーチ状態を形成するように停止し、リーチ演出が開始されるようになっている(図10(e))。
また、図9(c)に示すように、変動パターンP1又は変動パターンP2が指定されている場合には図柄組み合わせゲームの開始後、時点C1〜C2において、可変表示器Hでは黒子帰る演出が行われるとともに、リーチ状態を形成するリーチ演出が行われる(図10(h))。そして、リーチ演出後の時点C3において、図柄組み合わせゲームが終了され、可変表示器Hでは大当り又ははずれの図柄組み合わせが最終的に停止表示されるようになっている。
また、図9(d)に示すように、変動パターンP5が指定されている場合には図柄組み合わせゲームの開始後、時点D1〜D2において、可変表示器Hでは黒子帰る演出が行われるとともに、リーチ状態を形成しないはずれの図柄組み合わせが最終的に停止表示されるようになっている(図10(i))。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)有効期間T1内に演出スイッチ26が操作される場合と、有効期間T1内に演出スイッチ26が操作されない場合のいずれにおいても当り判定の判定結果によって選択率が定められている複数種類の演出内容の中から一つの演出内容を選択するようにした。このため、有効期間T1内の演出スイッチ26の操作及び非操作に拘らず、当り判定の判定結果を反映させた演出内容が選択されるようになる。すなわち、演出スイッチ26を操作したいと思わない遊技者に対しても、演出スイッチ26を操作した場合に相当する演出を付与することができる。したがって、演出スイッチ26を備える遊技機において演出スイッチ26の操作を要する場面に該演出スイッチ26が操作されなくも遊技の興趣を向上することができる。
(2)演出スイッチ26の操作に対しては可変表示器Hの回転演出による演出を対応させ、演出スイッチ26の非操作に対しては可変表示器Hの表示演出による演出を対応させるようにした。このように、遊技者の演出スイッチ26の操作及び非操作が演出に反映させるような演出を実行することで、演出スイッチ26を操作した遊技者及び演出スイッチ26を操作したくない遊技者に対してそれぞれに演出を付与することができる。したがって、演出スイッチ26の操作及び非操作に拘らず、演出スイッチ26を備えた遊技機の興趣を向上させることができる。
(3)予告演出の前工程における演出スイッチ26の操作時と、非操作時とで異なる演出内容の演出(スイッチ操作時用演出及びスイッチ非操作時用演出)が行われるようにした。また、予告演出の後工程では、予告演出の前工程における演出スイッチ26の操作及び非操作に拘らず、可変表示器Hで表示演出を行わせ(操作時には図10(d)、非操作時には図10(g))、その表示演出の演出内容が互いに異なるようにした。また、予告演出の後工程におけるスイッチ操作時演出では、演出スイッチ26の操作及び非操作に拘らず、可変表示器Hで表示演出を行わせるとともに、操作及び非操作により異なる演出内容の表示演出(後工程操作時演出又は黒子炎演出)を行わせるようにした。このため、演出スイッチ26の操作時及び非操作時の違いを遊技者に明確にすることができる。したがって、演出スイッチ26を操作したい及び操作したくないという遊技者の意思を反映させることができる。したがって、遊技者主体の遊技性を作り出すことができる。
(4)予告演出の後工程において、スイッチ操作時用演出と、スイッチ非操作時用演出とは同じタイミングで開始され、同じタイミングで終了されるようにした。このため、スイッチ操作時用演出及びスイッチ非操作時用演出の各演出内容に基づき内容のみを異ならせた予告演出パターンを設けるだけでよく、変動パターンの種類を増加させる必要がなく、制御負担の増加を軽減することができる。
(5)演出スイッチ26は、予告演出の前工程と、予告演出の後工程との両方において用いられるようにした。このため、演出スイッチ26の用途に幅を持たせることができる。また、可変表示器Hにおいては、表示演出と、可動演出との両方の演出を行うことができる構成とした。したがって、演出スイッチ26や表示演出や可動演出を行う演出装置を増加させることなく演出にバリエーションを持たせることができる。
(6)メインCPU27a(主制御基板27)では、図柄組み合わせゲームの主となる内部抽選(当り判定など)が実行されるようにした。そして、統括CPU28a(統括制御基板28)及びサブCPU29a(表示制御基板29)では、メインCPU27aの実行する内部抽選の結果に従い図柄組み合わせゲームの各種演出内容が決定されるようにした。このため、各処理を各装置において抽選と、演出というように切り分けることで、処理を分担することができる。したがって、各装置に係る制御負担を互いに軽減することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更しても良い。
・本実施形態は、統括制御基板28を設けないで、表示制御基板29を副制御装置としてサブCPU29aにより統括CPU28aが行う処理を行うようにしても良い。
・本実施形態は、可動演出を行うための可動体を可変表示器Hとは別に設けるようにしても良い。その場合、演出スイッチ26の操作に合わせて可動体が回転や振動などする可動演出を行う演出用可動体となる。
・本実施形態において回転演出の演出内容は、変更しても良い。例えば、所定回数だけ演出スイッチ26が操作されることを契機に動作したり回転するようにしても良い。また、上限角度の種類を増加させても良いし、その内容を90度や180度などにしても良い。
・本実施形態は、予告演出の前工程においても可動演出を行うようにしても良い。
・本実施形態は、予告演出の後工程の開始及び終了タイミングは、一致していなくても良く変動パターンに定める変動時間内に終了するように定められていれば良い。
・本実施形態においてスイッチ操作時演出及びスイッチ非操作時演出の演出内容は、変更しても良くスイッチ操作時演出及びスイッチ非操作時演出をともに可動演出による演出としても良い。また、各演出は、ともに表示演出による演出としても良い。
・本実施形態においてスイッチ操作時演出及びスイッチ非操作時演出は、同じ演出態様であっても良く、スイッチ操作時演出でのみ選択される可能性がある演出内容と、スイッチ非操作時演出でのみ選択される可能性がある演出内容とが設けられていれば良い。
・本実施形態において統括CPU28aは、変動パターンP5(リーチなしはずれ演出用の変動パターン)や変動パターンP1及び変動パターンP2が決定される場合には、予告演出を行うか否かの抽選を実行し、その抽選結果に基づき予告演出を行うか否かを決定するようにしても良い。また、統括CPU28aは、変動パターンP3及び変動パターンP4が決定されている場合においても、予告演出を行うか否かの抽選を実行するようにしても良い。この場合、変動パターンP1や変動パターンP3の大当り演出用の変動パターンが決定されている場合の方が予告演出が行われやすいように前記抽選を実行するようにする。こうすることで、予告演出の内容だけでなく、予告演出の出現自体にも遊技者に関心を抱かせることができる。
・本実施形態においてすべり演出の右すべり、左すべり、両すべりの各振分けは任意に変更しても良い。例えば、変動パターンP3に対するすべり演出の振分けと、変動パターンP4に対するすべり演出の振分けを入れ替えても良い。
・本実施形態において予告演出は、前工程、中工程及び後工程の3段階にステップアップ(移行)する演出としても良い。そして、前工程や中工程において有効期間T1を設定し、各工程の移行時(前工程→中工程、中工程→後工程)、演出スイッチ26の操作及び非操作に応じてその後の演出内容が異なるようにしても良い。そして、本別例では、有効期間T1が設定される前工程や中工程が第1の演出部分となり、各有効期間T1の演出スイッチ26の操作及び非操作に基づき移行する中工程や後工程が第2の演出部分に対応する。
・本実施形態は、特別図柄と演出用図柄(飾り図柄)を用いて図柄組み合わせゲームを行わせるようにしても良い。特別図柄は、メインCPU27aが決定する図柄であり、演出用図柄は、統括CPU28aが特別図柄に基づき決定する図柄であり、演出内容を多様化する目的で用いられる図柄である。そして、本別例において、メインCPU27aは、大当り抽選時に大当り抽選用乱数を取得するとともに、大当り図柄用乱数を取得する。メインCPU27aは、大当りの決定時、当該決定に基づき特別図柄(大当り図柄)を決定する。一方、メインCPU27aは、はずれの決定時、当該決定に基づき特別図柄(はずれ図柄)を決定する。そして、副制御装置としての統括CPU28aやサブCPU29aは、メインCPU27aが決定した特別図柄に基づき演出用図柄を決定し、可変表示器Hに表示させるようにする。
次に、前記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記演出用可動体は、前記図柄表示装置であって、当該図柄表示装置の表示面を遊技者に対向するように回転可能な構成となっており、前記演出制御手段は、前記図柄表示装置を前記第1の演出部分において前記表示面で表示画像による表示演出を行わせるように制御し、前記第2の演出部分において前記操作時用の演出内容に基づく演出を前記演出用操作手段の操作に合せて前記図柄表示装置を回転させる可動演出を行わせるように制御することを特徴とする遊技機。
(ロ)始動入賞装置への遊技球の入賞を契機に当り判定用乱数の値を抽出し、抽出した当り判定用乱数の値と予め定めた当り判定値とを比較して当りとするか否かを判定する当り判定を実行し、当該当り判定の判定結果に基づき複数種類の図柄を変動させる図柄変動ゲームを開始させてから前記図柄を停止表示させて該図柄変動ゲームを終了させるまでの変動時間を定めた変動パターンを決定し、前記当り判定の判定結果が肯定の場合に前記停止表示させる図柄として当り図柄を決定するとともに前記当り判定の判定結果が否定の場合に前記停止表示させる図柄としてはずれ図柄を決定する遊技全体の制御を実行する主制御装置と、前記主制御装置が決定した前記変動パターンと前記停止表示させる図柄とに基づき前記図柄変動ゲームを遊技演出装置で行わせる副制御装置とを備える遊技機において、前記副制御装置は、前記図柄変動ゲーム中に遊技者の操作が許容される演出用操作手段と、前記変動パターンに基づき前記図柄変動ゲームの演出内容を複数種類の演出パターンから決定する演出決定手段と、前記演出用操作手段の操作が許容される有効期間を設定するとともにその経過を計測し、該有効期間内の前記演出用操作手段の操作又は非操作を判定し、その判定結果に基づき前記遊技演出装置を制御する演出制御手段とを備え、前記演出パターンには第1の演出部分から第2の演出部分に演出内容が移行するパターンを有しており、前記演出制御手段は、前記演出決定手段が前記第2の演出部分を有する演出内容を決定する場合には前記第1の演出部分において前記有効期間を設定し、前記有効期間内に前記演出用操作手段を操作と判定する場合には前記当り判定の判定結果によって選択率が定められている複数種類の操作時用の演出内容の中から一つの演出内容を選択する一方で、前記有効期間内に前記演出用操作手段を非操作と判定する場合には前記当り判定の判定結果によって選択率が定められている複数種類の非操作時用の演出内容の中から一つの演出内容を選択し、選択した前記操作時用の演出内容又は前記非操作時用の演出内容にしたがい前記第1の演出部分終了後の前記第2の演出部分の演出を行わせることを特徴とする遊技機。
パチンコ遊技機の機前面側を示す正面図。 (a),(b)は、可変表示器の回転動作を示す拡大図。 可変表示器の回転機構を示す斜視図。 パチンコ遊技機の制御構成を示すブロック図。 変動パターンの振分け態様を示す表。 変動パターンに対応する予告演出の演出内容を説明する表。 予告演出ロングパターンの演出内容の振分け態様を示す表。 予告演出処理を示すフローチャート。 (a)〜(d)は、図柄組み合わせゲームの内容を説明するタイミングチャート。 (a)〜(i)は、可変表示器の表示態様を説明する模式図。
符号の説明
H…可変表示器、10…パチンコ機、26…演出スイッチ、27…主制御基板、27a…メインCPU、27b…ROM、27c…RAM、28…統括制御基板、28a…統括CPU、28b…ROM、28c…RAM、29…表示制御基板、29a…サブCPU、29b…ROM、29c…RAM。

Claims (2)

  1. 始動入賞装置への遊技球の入賞を契機に当り判定用乱数の値を抽出し、抽出した当り判定用乱数の値と予め定めた当り判定値とを比較して当りとするか否かを判定する当り判定を実行し、当該当り判定の判定結果に基づき複数種類の図柄を変動させる図柄変動ゲームを開始させてから該図柄変動ゲームを終了させるまでの変動時間を定めた変動パターンを決定し、前記当り判定の判定結果が肯定の場合に停止表示させる図柄として当り図柄を決定するとともに前記当り判定の判定結果が否定の場合に前記停止表示させる図柄としてはずれ図柄を決定し、決定した前記変動パターンと前記停止表示させる図柄とに基づき前記図柄変動ゲームを遊技演出装置で行う遊技機において、
    前記図柄変動ゲーム中に遊技者の操作が許容される演出用操作手段と、
    前記変動パターンに基づき前記図柄変動ゲームの演出内容を複数種類の演出パターンから決定する演出決定手段と、
    前記演出用操作手段の操作が許容される有効期間を設定するとともにその経過を計測し、該有効期間内の前記演出用操作手段の操作状態に応じて前記遊技演出装置を制御する演出制御手段とを備え、
    前記演出パターンには予告演出を行わせるパターンを有し、前記予告演出は、前工程となる第1の演出部分を行わせた後、前記前工程を経て行われる後工程となる第2の演出部分から構成されており、
    前記演出制御手段は、
    前記演出決定手段が前記第2の演出部分を有する演出内容を決定する場合には前記第1の演出部分において前記有効期間を設定し、
    前記有効期間内に前記演出用操作手段が操作される場合には前記当り判定の判定結果によって選択率が定められている複数種類の操作時用の演出内容の中から一つの演出内容を選択する一方で、前記有効期間内に前記演出用操作手段が操作されない場合には前記当り判定の判定結果によって選択率が定められている複数種類の非操作時用の演出内容の中から一つの演出内容を選択し、
    前記操作時用の演出内容には、前記演出用操作手段の操作を伴う演出内容が定められている一方、前記非操作時用の演出内容には、前記演出用操作手段の操作を伴わない演出内容が定められており、
    選択した前記操作時用の演出内容又は前記非操作時用の演出内容にしたがい前記第1の演出部分の終了後の前記第2の演出部分の演出を行わせることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技演出装置としては表示画像を表示する表示演出を実行する図柄表示装置と、前記演出用操作手段の操作に合せて複数の段階に可動する演出用可動体とが備えられ、
    前記演出制御手段は、
    前記第2の演出部分で行わせる前記操作時用の演出内容には、前記演出用可動体による可動演出と前記図柄表示装置の表示演出と含み、該可動演出を行わせるに際し、前記当り判定の判定結果に基づいて前記複数の段階の中から前記演出用操作手段の複数回の操作を要する上限段階を決定し、該上限段階までの可動を許容して行わせることで前記上限段階から前記当り判定の判定結果に基づく大当りの期待度を報知するように行わせ、
    前記第2の演出部分で行わせる前記非操作時用の演出内容には、前記図柄表示装置の表示演出を含み、該表示演出を行わせるに際し、前記操作時用の演出内容とは異なる演出内容であって、前記図柄変動ゲームにおける図柄の変動態様から前記当り判定の判定結果に基づく大当りの期待度を報知するように行わせ、
    前記第1の演出部分で行わせる演出内容には、前記当り判定の判定結果に関係なく同一の演出内容となる前記図柄表示装置の表示演出を含むことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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