JP4849708B2 - コンテンツ評価方法および情報処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ評価方法および情報処理装置に関し、特に、ユーザに特別の操作を強要することなく、ユーザのコンテンツに対する興味度を精度良く求めることができるようにするコンテンツ評価方法および情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、地上波放送の他に、BS(Broadcasting Satellite)放送およびCS(Communication Satellite)放送が普及されつつあり、地上波放送の場合に較べて、極めて多くの番組(コンテンツ)が放送されるようになってきた。しかしながら、チャンネル数の増加に伴い、視聴者が、放送されている極めて多くの番組から、自分自身の嗜好に合致したコンテンツを探し出すことが困難になってくると考えられる。そこで、視聴者の嗜好情報に基づいて、視聴する、もしくは録画するコンテンツの選択を支援する技術が求められている。
【0003】
放送される番組を視聴するユーザの嗜好情報を利用して、ユーザに各種サービスを提供するためには、まず、番組を視聴するユーザが、コンテンツに対して興味を持っているか否か、あるいは、ユーザが、視聴しているコンテンツの、どのような点に対して、興味や関心を持っているかを調べる必要がある。
【0004】
従来、番組を視聴するユーザが、コンテンツに対して興味を持っているか否かを調べるためには、ユーザにコンテンツに対する興味があるか否かを何らかの方法で入力させたり、時間的に充分に視聴したコンテンツを、ユーザが興味を持っているコンテンツとして認識するようになされてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ユーザにコンテンツに対する興味があるか否かを何らかの方法で入力させる場合、入力操作を強制されるユーザにとっては、便利な方法であるとは言いがたい。
【0006】
また、コンテンツの視聴時間をユーザの興味度とする場合、ユーザは入力操作を強制されないが、例えば、同一の時間帯に放送されている複数のコンテンツに対してユーザが興味を持っていて、チャンネルを頻繁に切り替えてそれぞれのコンテンツを少しでも視聴しようとする場合や、特に興味を持つ番組が放送されていない時間帯に、ただテレビのスイッチを入れっぱなしにしている場合など、ユーザの興味度とコンテンツの視聴時間が一致しない可能性が考えられる。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザに特別の操作を強要することなく、ユーザのコンテンツに対する興味度を精度良く求めることができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面の情報処理装置は、視聴されたコンテンツに関する情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、前記コンテンツに対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得手段と、前記コンテンツに関する情報と、前記操作情報とを対応付けて、前記コンテンツに対するユーザの行動を示すユーザ行動情報を記録するユーザ行動情報記録手段と、前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツのそれぞれについて、前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目毎に、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される評価項目値を算出し、前記評価項目値を用いて、前記コンテンツ毎の興味度を算出する興味度算出手段とを備え、ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目は、コンテンツの終了時刻を含む所定の時間における操作を含むことを特徴とする。
【0009】
前記興味度算出手段には、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される関数を用いて前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目の評価項目値を算出させるようにすることができる。
【0010】
前記興味度算出手段には、前記ユーザの行動の種別毎に所定の重み係数を設定し、前記評価項目値と重み係数との積和により、前記コンテンツ毎の興味度を算出させることができる。
【0011】
前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目には、前記コンテンツの視聴中のチャンネル切替操作を含ませるようにすることができる。
【0012】
前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目には、前記コンテンツの視聴中の音量調整操作を含ませるようにすることができる。
【0014】
前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目には、前記コンテンツに対する録画操作を含ませるようにすることができる。
【0015】
前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目には、前記コンテンツ視聴中の一時停止操作を含ませるようにすることができる。
【0016】
前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツの全放送時間に対する視聴時間率を算出する視聴時間率算出手段を更に含ませるようにすることができ、前記興味度算出手段には、前記視聴時間率を、前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目の1とみなし、前記コンテンツ毎に前記視聴時間率に基づいた評価項目値をも含めて、前記コンテンツ毎の興味度を算出させるようにすることができる。
【0017】
本発明の一側面のコンテンツ評価方法は、視聴されたコンテンツに関する情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、前記コンテンツに対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得手段と、前記コンテンツに関する情報と、前記操作情報とを対応付けて、前記コンテンツに対するユーザの行動を示すユーザ行動情報を記録するユーザ行動情報記録手段と、前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツのそれぞれについて、前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目毎に、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される評価項目値を算出し、前記評価項目値を用いて、前記コンテンツ毎の興味度を算出する興味度算出手段とを備えることを特徴とする情報処理装置のコンテンツ評価方法において、前記コンテンツ情報取得手段における、視聴されたコンテンツに関する情報を取得するコンテンツ情報取得ステップと、前記操作情報取得手段における、前記コンテンツに対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得ステップと、前記ユーザ行動情報記録手段における、前記コンテンツに関する情報と、前記操作情報とを対応付けて、前記コンテンツに対するユーザの行動を示すユーザ行動情報を記録するユーザ行動情報記録ステップと、前記興味度算出手段における、前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツのそれぞれについて、前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目毎に、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される評価項目値を算出し、前記評価項目値を用いて、前記コンテンツ毎の興味度を算出する興味度算出ステップとを含み、ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目は、コンテンツの終了時刻を含む所定の時間における操作を含むことを特徴とする。
【0018】
本発明の一側面においては、視聴されたコンテンツに関する情報が取得され、前記コンテンツに対するユーザの操作情報が取得され、前記コンテンツに関する情報と、前記操作情報とを対応付けて、前記コンテンツに対するユーザの行動を示すユーザ行動情報が記録され、前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツのそれぞれについて、前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目毎に、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される評価項目値が算出され、前記評価項目値が用いられて、前記コンテンツ毎の興味度が算出され、ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目に、コンテンツの終了時刻を含む所定の時間における操作が含まれる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、ハードディスクレコーダ1の構成例を示すブロック図である。このハードディスクレコーダ1は、膨大な記憶容量を備えるHDD(ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive))27に数多くの映像を録画することができるものである。なお、ハードディスクレコーダ1は、AV機器として実装することができ、例えば、セットトップボックス(STB)のようなテレビジョン受信機と一体で構成することができる。
【0021】
図示しないアンテナで受信された放送波は、チューナ11に供給される。放送波は、所定のフォーマットに基づいており、例えば、EPG(Electronic Program Guide)データを含んでいても良い。放送波は、衛星放送波、地上波、有線、または無線の区別を特に問わない。
【0022】
チューナ11は、CPU22の制御に基づいて、所定チャンネルの放送波のチューニングすなわち選局を行い、受信データを復調部12に出力する。なお、送信されてくる放送波がアナログであるか、あるいは、デジタルであるかに応じて、チューナ11の構成を適宜変更または拡張することができる。復調部12は、デジタル変調されている受信データを復調し、分離部13に出力する。
【0023】
例えば、受信される放送がデジタル衛星放送の場合、チューナ11により受信され、復調部12により復調されたデジタルデータは、MPEG2方式で圧縮されたAVデータ、および、放送用データが多重化されているトランスポートストリームである。前者のAVデータは、放送コンテンツ本体を構成する映像データおよび音声データであり、後者の放送用データは、この放送コンテンツ本体に付随するコンテンツ記述データ(例えば、EPGデータ)を含むものである。
【0024】
分離部13は、復調された受信データから、例えばEPGデータなどの、コンテンツに付随するコンテンツ記述データと、AVデータとを分離する。AVデータは、デコーダ14に出力される。コンテンツ記述データは、バス20を介して、興味度情報生成部28に入力され、興味度情報生成部28において、必要なキーワードが抽出され、バス20およびHDDインターフェース(I/F(Interface))26を介して、HDD27内部のコンテンツ記述データ蓄積部63(図2)に蓄積される。
【0025】
デコーダ14は、ユーザにより、受信されたコンテンツのリアルタイムの出力が指示されている場合、CPU22から入力される制御信号に従って、分離部13より供給されたAVデータを、圧縮された映像データおよび圧縮された音声データとに分離する。分離された音声データは、PCM(Pulse Code Modulation)デコードされた後、ミキサ(MUX)16を介してスピーカ32に出力される。また、分離された映像データは、伸張された後、コンポーザ18に供給される。
【0026】
デコーダ14は、ユーザにより、受信されたコンテンツのHDD27への記録が指示された場合(すなわち、コンテンツの録画が指示された場合)、CPU22から入力される制御信号に従って、AVデータを、バス20およびHDDインターフェース26を介してHDD27に出力する。
【0027】
また、デコーダ14は、ユーザにより、HDD27に録画されているコンテンツの再生が指示されている場合、CPU22から入力される制御信号に従って、HDDインターフェース26およびバス20を介して、HDD27からAVデータの入力を受け、圧縮映像データと圧縮音声データに分離し、それぞれコンポーザ18もしくはミキサ16に出力する。
【0028】
RAM(Random Access Memory)15は、デコーダ14が行ったこれらの作業データを保存することができる。
【0029】
コンポーザ18は、必要に応じて、デコーダ14より入力された映像データと、グラフィック処理コントローラ19から入力された画像データとを合成して、ディスプレイ33に出力する。ディスプレイ33は、コンポーザ18より供給された映像信号を表示(再生)する。スピーカ32は、ミキサ16より供給された音声信号を出力する。
【0030】
U/I(ユーザインターフェース)制御部17は、ユーザからの入力操作を処理するモジュールであり、例えば、ユーザにより、操作ボタンまたはスイッチから構成されるリモートコマンダ31が操作されることにより、赤外線発光部(図示せず)から発光された操作信号(IR信号)を受光部17aで受光し、バス20を介して、CPU22に出力する。
【0031】
CPU22は、ハードディスクレコーダ1全体の動作を制御するメインコントローラであり、オペレーティングシステム(OS)により提供されるプラットフォーム上で各種のアプリケーションを実行する。CPU22は、例えば、U/I制御部17およびバス20を介して、リモートコマンダ31から入力された操作信号に基づいて、チューナ11、復調部12、分離部13、デコーダ14、HDD27などを制御することにより、コンテンツの録画または再生を実行する。
【0032】
HDD27は、プログラムやデータなどを所定フォーマットのファイル形式で蓄積することができる、ランダムアクセスが可能な記憶装置であり、例えば、数十GB程度(または100GB以上)の大容量を備えている。HDD27はまた、HDDインターフェ-ス26を介してバス20に接続されており、デコーダ14、興味度情報生成部28、もしくは通信制御部21から、放送コンテンツ、もしくは、コンテンツ記述データなどの入力を受け、これらの情報を記録するとともに、必要に応じて、記録されたデータを出力する。
【0033】
HDD27は、その内部に、コンテンツ記述データ蓄積部63(図2)を有し、入力されるコンテンツ記述データを記録する。コンテンツ記述データ蓄積部63に蓄積されるコンテンツ記述データは、必要に応じて、バス20を介してCPU22もしくは興味度情報生成部28に読み込まれる。
【0034】
グラフィック処理コントローラ19は、画像データを生成する専用コントローラであり、例えば、SVGA(Super Video Graphic Array)または、XGA(eXtended Graphic Array)相当の高精細な描画機能を備えている。グラフィック処理コントローラ19は、例えば、ユーザが各種設定を入力することができるGUI(Graphical User Interface)操作画面などのデータを生成する。
【0035】
通信制御部21は、電話回線やケーブルなどによる有線、あるいは無線の通信を制御する。この通信制御部21を介して、図示しないサーバシステムと通信を行うことにより、放送コンテンツ、あるいは、EPGデータの授受が行われる。通信制御部21に入力された放送コンテンツは、バス20を介して分離部13に入力され、チューナ11および復調部12を介して入力された放送データと同様に処理される。
【0036】
また、通信制御部21を介して、外部の機器と通信を行うことにより、例えば、地上波放送などのEPGデータを含まないコンテンツに関するコンテンツ記述データの入力を受けることができる。通信制御部21に入力されたコンテンツ記述データは、バス20を介して、興味度情報生成部28に入力されて、必要なキーワードが抽出される。抽出されたキーワードは、バス20およびHDDインターフェース26を介して、HDD27のコンテンツ記述データ蓄積部63に蓄積される。
【0037】
RAM(Random Access Memory)23は、CPU22の実行プログラムをロードしたり、実行プログラムの作業データを書き込むために使用される、書き込み可能な揮発性メモリである。ROM(Read Only Memory)24は、ハードディスクレコーダ1の電源オン時に実行する自己診断・初期化プログラムや、ハードウェア操作用の制御コードなどを格納する読み出し専用メモリである。
【0038】
IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394インターフェース(I/F)25は、数10MBps程度のデータ送受信が可能なシリアル高速インターフェースである。IEEE1394ポート25aには、IEEE1394対応のビデオカメラ34が接続されている。
【0039】
興味度情報生成部28は、デコーダ14もしくは通信制御部21から、バス20を介して入力された、図3を用いて後述するコンテンツ記述データから、必要なキーワードなどを抽出し、抽出したキーワードを、バス20を介して、HDD27のコンテンツ記述データ蓄積部63に出力する。また、興味度情報生成部28は、バス20を介して、U/I制御部17から、ユーザの操作内容を示す信号の入力を受け、コンテンツ記述データ蓄積部63からユーザが視聴しているコンテンツに関する情報を取得するとともに、操作内容を基に、コンテンツごとの興味度を演算し、演算結果を記録する。
【0040】
タイマ29は、ハードディスクレコーダ1の各部から参照されるリファレンスクロックであり、例えば、興味度情報生成部28は、タイマ29を参照して、所定の時間が経過する毎に、図7を用いて後述する処理を実行する。
【0041】
図2は、図1の興味度情報生成部28の構成を示すブロック図である。なお、実際には、各部のデータの授受において、バス20を介してのデータの授受がなされているが、図2においては、バス20を省略して記載している。
【0042】
ユーザ行動検出部51は、U/I制御部17から入力されるユーザの操作を示す信号を基に、例えば、ユーザが視聴しているチャンネルを示す信号などを、キーワード抽出部53に出力して、ユーザが視聴しているコンテンツの名称や、コンテンツに関する情報(例えば、放送時間など)の出力を要求し、キーワード抽出部53から入力されたデータとともに、ユーザの行動(例えば、音量調整やチャンネルの切り替えなど)を示す信号をユーザ行動記録部52に出力する。
【0043】
キーワード抽出部53は、分離部13もしくは通信制御部21から入力されたコンテンツ記述データからキーワードを抽出し、HDD27のコンテンツ記述データ蓄積部63にキーワードを登録するとともに、ユーザ行動検出部51から入力される信号に従って、コンテンツ記述データ蓄積部63から必要なデータを読み出して、ユーザ行動検出部51に出力する。
【0044】
コンテンツ記述データは、例えば、図3に示されるように、コンテンツに関する様々なキーワードが記述されているものである。<TVProgram data‐id=“1“>は、コンテンツのIDが1であることを示すものである。<shortTitle>は、コンテンツのタイトルを示し、<longTitle>は、コンテンツのサブタイトルを示している。<description>には、コンテンツの解説が記載されている。<category>は、例えば、ドラマ、ドキュメンタリー、バラエティーなど、コンテンツの番組種別を示すものである。そして、コンテンツの素材となるキーワードを示すものには、例えば、出演者を示す<character>や、番組の舞台となる場所を示す<place>などがある。それ以外の全てのキーワードは、<other>として記述される。
【0045】
ユーザ行動記録部52は、ユーザ行動検出部51から入力されるユーザの操作を示す信号を基に、図4に示すユーザ行動表61を作成する。ユーザ行動表61は、電源ONの操作から、電源OFFの操作までの間のユーザの操作を全て記録するものである。ユーザ行動表61には、例えば、それぞれの行動に対して記録された順に割り当てられる行動ID、操作時刻、操作内容、操作前の視聴コンテンツ、および操作後の視聴コンテンツが記録される。
【0046】
例えば、図4に示されるユーザ行動表61においては、行動ID1002として、電源ON操作、その操作時刻、操作後の視聴コンテンツが記載されている。この操作は、電源ON操作であるため、操作前の視聴コンテンツに対応するデータは存在しない。次に、行動ID1003として、チャンネル切り替え操作、その操作時刻、操作前の視聴コンテンツである「月曜ドラマ」、操作後の視聴コンテンツである「ファッション通信」が記載されている。そして、行動ID1003として、音量アップ操作、その操作時刻、操作前の視聴コンテンツである「ファッション通信」、操作後の視聴コンテンツである「ファッション通信」が記載されている。この操作は、音量アップ操作であるため、操作前後の視聴コンテンツは同一のものである。以下、同様に、ユーザ行動表61には、行動ID1014の電源OFF操作までの操作が記載される。
【0047】
興味度評価表更新部54は、U/I制御部17から、ユーザの電源OFF操作を示す信号が入力された場合、もしくは、タイマ29を監視することによって一定時間(例えば、10分、30分などの所定の時間)経過を検知した場合、ユーザ行動記録部52のユーザ行動表61を読み込み、図8および図9を用いて後述する処理により、興味度評価表記録部55に記録されている興味度評価表62を更新する。
【0048】
興味度評価表記録部55は、興味度評価表62を保存する。興味度評価表62に記載される評価項目値は、興味度評価表更新部54から入力される信号に従って更新される。
【0049】
興味度評価表の例を図5に示す。興味度評価表62は、コンテンツ毎に評価項目値が記載可能なようになされている。興味度評価表62には、後述する図7のステップS4の処理により、ユーザが視聴したコンテンツの名称が記入され、評価項目としては、例えば、視聴時間率、視聴中の操作数、視聴中の音量調整操作の有無、およびコンテンツ終了時間前後2分間のコンテンツ切り替え操作の有無などがある。興味度評価表62の「視聴中の操作数」の評価項目値の初期値は0であるものとする。
【0050】
ここで、評価項目として、視聴時間率以外の項目も採用したのは、視聴者が興味を持って視聴しているわけではなく、なんとなく電源がついている状態のテレビジョン受信機において、ただ流されている状態のコンテンツが、興味度の高いコンテンツとして評価されてしまうことを防ぐためである。
【0051】
すなわち、視聴中に音量調整があった場合などは、視聴者が対応するコンテンツをただ流しているのではなく、意識して視聴していると考えられる。視聴中のコンテンツにおいて、例えばコマーシャルが始まった場合などに他のチャンネルに切り替える操作(いわゆるザッピング)を行う場合も、視聴者が対応するコンテンツをただ流しているのではなく、意識して視聴していると考えられる。コンテンツ終了時間前後2分間にコンテンツ切り替え操作があった場合も、視聴者は、そのコンテンツをただ流していたのではなく、意識して視聴していたために、コンテンツの終了(もしくは、もうすぐ終了すること)を確認して、コンテンツの終了と近い時刻において他のチャンネルに切り替える操作を行うと考えられる。
【0052】
また、ユーザが対応するコンテンツを録画したか否か、あるいは、コンテンツ視聴中に一時停止操作を行ったか否かなども、コンテンツを意識して視聴していると考えられるユーザの行動であるから、評価項目に加えることができる。
【0053】
また、評価項目として、視聴時間率ではなく、対応するコンテンツの総視聴時間を設定するようにしても良い。
【0054】
そして、各評価項目には、図6に示される評価関数と、評価項目毎の「重み」が用意されている。評価関数は、興味度評価表62に記載される評価項目値を数値化するための関数である。
【0055】
例えば、放送時間率に対応する評価関数F1は、評価項目値が20未満であるとき、F1=0となり、評価項目値が20以上40未満であるとき、F1=40となり、評価項目値が40以上60未満であるとき、F1=60となり、評価項目値が60以上80未満であるとき、F1=80となり、評価項目値が80以上であるとき、F1=100となる。操作数に対応する評価関数F2は、評価項目値が0であるとき、F2=0となり、評価項目値が0以上3未満であるとき、F2=20となり、評価項目値が3以上10未満であるとき、F2=60となり、評価項目値が10以上であるとき、F2=100となる。音量調整操作に対する評価関数F3は、評価項目値が0(音量調整操作なし)であるとき、F3=0となり、評価項目値が1(音量調整操作あり)であるとき、F3=100となる。また、コンテンツ終了時間前後2分間のコンテンツ切り替え操作に対する評価関数F4は、評価項目値が0(コンテンツ終了時間2分前後の操作なし)であるとき、F4=0となり、評価項目値が1(コンテンツ終了時間2分前後の操作あり)であるとき、F4=100となる。
【0056】
なお、評価関数は、必要に応じて異なる関数を用意するようにしても良く、例えば、より細かい設定の評価関数を用意することにより、ユーザの操作に対する評価を、より細かく実行することができるようにしても良い。
【0057】
また、図5の例に示されない評価項目(例えば、対応するコンテンツの総視聴時間、ユーザが対応するコンテンツを録画したか否か、あるいは、コンテンツ視聴中に一時停止操作を行ったか否かなど)が設定される場合などにおいても、それぞれに、適応する評価関数が設定される。
【0058】
また、評価項目毎に設定されている「重み」は、各評価項目の重要度に基づいて決定される。本実施例においては、例えば、「視聴中の操作数」および「視聴中の音量調整操作の有無」は、比較的重要ではない評価項目として設定されているので、「重み」が0.1で設定されている。「視聴中の操作数」および「視聴中の音量調整操作の有無」よりも重要な評価項目として設定されている「コンテンツ終了時間前後2分間のコンテンツ切り替え操作」は、「重み」が0.3で設定され、更に重要な評価項目として設定されている「視聴時間率」は、「重み」が0.5で設定されている。
【0059】
なお、各評価項目の「重み」の設定値はこの限りではなく、図5の例に示されない評価項目(例えば、対応するコンテンツの総視聴時間、ユーザが対応するコンテンツを録画したか否か、あるいは、コンテンツ視聴中に一時停止操作を行ったか否かなど)が設定される場合などにおいても、それぞれの評価項目の重要度に基づいた「重み」が適宜設定される。
【0060】
興味度算出部56は、興味度評価表62の評価項目値、評価関数、および重みを基に、コンテンツ毎の興味度を算出して興味度記録部57に出力する。興味度記録部57は、算出されたコンテンツ毎の興味度を記録する。興味度記録部57に記録された興味度は、必要に応じてCPU22に読み出されることができ、例えば、ユーザの嗜好に合致したコンテンツの自動録画などを行うような場合などに利用することが可能である。
【0061】
図7のフローチャートを参照して、ユーザ行動表61に記録されたユーザの行動(操作内容)を基に、興味度記録部57に興味度が記録されるまでの処理について説明する。
【0062】
ステップS1において、興味度評価表更新部54は、タイマ29を参照することによって、前回のステップS2の処理の実施時刻、もしくは電源ON操作から所定の時間(例えば10分、30分など)が経過したか否か、もしくは、U/I制御部17から入力される信号を基に、電源OFF操作が行われたか否かを判断する。ステップS1において、所定の時間が経過せず、電源OFF操作が行われないと判断された場合、所定の時間が経過したか、もしくは、電源OFF操作が行われたと判断されるまで、ステップS1の処理が繰り返される。
【0063】
ステップS1において、所定の時間が経過したか、もしくは、電源OFF操作が行われたと判断された場合、ステップS2において、興味度評価表更新部54は、ユーザ行動記録部52から、ユーザ行動表61を読み込む。
【0064】
ステップS3において、興味度評価表更新部54は、ステップS2において読み込んだユーザ行動表61から、新たなコンテンツが視聴されたか否かを判断する。ステップS3において、新たなコンテンツが視聴されていないと判断された場合、処理は、ステップS5にすすむ。
【0065】
ステップS3において、新たなコンテンツが視聴されたと判断された場合、ステップS4において、興味度評価表更新部54は、新たに視聴されたコンテンツのコンテンツ名(もしくは、コンテンツID)を、興味度評価表記録部55の興味度評価表62に記入する。
【0066】
ステップS3において、新たなコンテンツが視聴されていないと判断された場合、もしくは、ステップS4の処理の終了後、ステップS5において、興味度評価表更新部54は、図8および図9を用いて後述する、興味度評価表評価項目値更新処理を実行する。
【0067】
ステップS6において、興味度評価表記録部55は、興味度評価表62の評価項目値が全て記入されているコンテンツの中で、コンテンツの放送もしくは再生が終了し、かつ、興味度の算出が行われていないコンテンツがあるか否かを判断する。ステップS6において、コンテンツの放送もしくは再生が終了し、かつ、興味度の算出が行われていないコンテンツがないと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0068】
ステップS6において、コンテンツの放送もしくは再生が終了し、かつ、興味度の算出が行われていないコンテンツがあると判断された場合、ステップS7において、興味度評価表記録部55は、対応するコンテンツの、興味度評価表62に記載されたデータを、興味度算出部56に出力する。興味度算出部56は、入力された興味度評価表62のデータを基に、対応するコンテンツの興味度を算出する。
【0069】
興味度算出部56は、例えば、興味度をY、図6を用いて説明した各評価項目の評価項目値をFn、図5を用いて説明した各評価項目の重みをXnとして、次の式(1)に示す式に従って、コンテンツの興味度を算出する。
【0070】
【数1】
・・・(1)
【0071】
例えば、図5を用いて説明した興味度評価表62に、ユーザが、あるコンテンツに対して、全体の放送時間の50%視聴し、視聴中に5回の操作を行い、視聴中に音量調整を行わず、コンテンツ終了時間前後2分間のコンテンツ切り替え操作を行ったことを示すデータが記録されていたものとする。その場合、図6の評価関数に従って、F1=60、F2=60、F3=0、F4=100が評価項目ごとに求められるので、次の式(2)により、各評価項目の重みの値を積算したものの和を、対応するコンテンツの興味度を示す数値として求めることができる。
【0072】
Y=60×0.5+60×0.1+0×0.1+100×0.3
=66 ・・・(2)
【0073】
ステップS8において、興味度算出部56は、興味度記録部57に、算出した興味度を書き込んで、処理が終了される。
【0074】
なお、ここでは、放送、もしくは再生が終了したコンテンツにおいて、コンテンツの興味度を算出し、興味度記録部57に興味度を記録するようにしたが、放送、もしくは再生の終了を待たず、所定の時間毎に、興味度評価表62に記載されている全てのコンテンツの興味度を算出し、放送中、もしくは再生中のコンテンツであっても、その時点における興味度の算出値を興味度記録部57に記録するようにしても良い。
【0075】
このような処理を実行することにより、視聴時間以外の要素を含んだユーザの行動を基に、ユーザのコンテンツに対する興味度が数値化され、数値化された興味度が記録される。これにより、例えば、ユーザの嗜好に合致したコンテンツの自動録画などを行うような場合に、よりユーザの嗜好に合致したコンテンツを選択して録画することが可能となる。
【0076】
図8および図9のフローチャートを参照して、ステップS5において実行される興味度評価表評価項目値更新処理について説明する。
【0077】
ステップS11において、興味度評価表更新部54は、図7のステップS2において読み込んだユーザ行動表61に、新たなユーザ行動データがあるか否かを判断する。ステップS11において、ユーザ行動表61に、新たなユーザ行動データがないと判断された場合、処理は、図7のステップS6に進む。
【0078】
ステップS11において、ユーザ行動表61に、新たなユーザ行動データがあると判断された場合、ステップS12において、興味度評価表更新部54は、新たなユーザ行動データを全て抽出する。
【0079】
ステップS13において、興味度評価表更新部54は、ステップS12において抽出されたユーザ行動データから、コンテンツ毎のユーザ行動データ数を求める。例えば、図4を用いて説明したユーザ行動表61において、ステップS12において抽出された新たなユーザ行動データが、行動ID1007以降のデータである場合、コンテンツ「月曜ドラマ」に対する新たなユーザ行動データはなく、ユーザ行動デ−タ数は0であり、コンテンツ「ファッション通信」に対するユーザ行動デ−タは、行動ID1009、1011、および1012で、ユーザ行動データ数は3であり、以下、他のコンテンツに対しても、同様に、ユーザ行動デ−タ数が求められる。
【0080】
ステップS14において、興味度評価表更新部54は、ステップS13において求めたユーザ行動データ数を、興味度評価表記録部55に記録されている興味度評価表62の対応するコンテンツの「視聴中の操作数」に加える。例えば、以前の更新処理によって、コンテンツ「ファッション通信」の「視聴中の操作数」が2となっていた場合、ステップS13において算出されたユーザ行動データ数である3が加算されるため、コンテンツ「ファッション通信」の「視聴中の操作数」は5となる。
【0081】
ステップS15において、興味度評価表更新部54は、評価表記録部55に記録されている興味度評価表62を参照し、対応するコンテンツの「視聴中の音量調整操作の有無」が1であるか否かを判断する。ステップS15において、対応するコンテンツの「視聴中の音量調整操作の有無」が1であると判断された場合、興味度評価表62において、対応するコンテンツの「視聴中の音量調整操作の有無」を更新する必要がないので、処理は、ステップS19に進む。
【0082】
ステップS15において、対応するコンテンツの「視聴中の音量調整操作の有無」が1ではないと判断された場合、ステップS16において、興味度評価表更新部54は、ステップS12において抽出されたユーザ行動データに、音量調整があるか否かを判断する。
【0083】
ステップS16において、抽出されたユーザ行動データに、音量調整があると判断された場合、ステップS17において、興味度評価表更新部54は、興味度評価表記録部55に記録されている興味度評価表62の対応するコンテンツの「視聴中の音量調整操作の有無」を1にする。例えば、図4を用いて説明したユーザ行動表61において、行動ID1004は、音量調整操作であるから、興味度評価表更新部54は、興味度評価表62の、コンテンツ「ファッション通信」の「視聴中の音量調整操作の有無」の評価項目値を1にする。
【0084】
ステップS16において、抽出されたユーザ行動データに、音量調整がないと判断された場合、ステップS18において、興味度評価表更新部54は、興味度評価表記録部55に記録されている興味度評価表62の「視聴中の音量調整操作の有無」の評価項目値を0にする。
【0085】
ステップS15において、対応するコンテンツの「視聴中の音量調整操作の有無」が1であると判断された場合、ステップS17の終了後、もしくはステップS18の終了後、ステップS19において、興味度評価表更新部54は、ステップS12において抽出されたユーザ行動データを基に、放送もしくは再生が終了しているコンテンツがあるか否かを判断する。ステップS19において、放送もしくは再生が終了しているコンテンツがないと判断された場合、処理は、図7のステップS6に進む。
【0086】
ステップS19において、放送もしくは再生が終了しているコンテンツがあると判断された場合、ステップS20において、興味度評価表更新部54は、放送もしくは再生が終了しているコンテンツに対して、図10を用いて後述するコンテンツ視聴時間率算出処理を実行する。
【0087】
ステップS21において、興味度評価表更新部54は、ステップS20において算出したコンテンツ視聴時間率を、興味度評価表記録部55に記録されている興味度評価表62に記入する。
【0088】
ステップS22において、興味度評価表更新部54は、ステップS12において抽出されたユーザ行動データを基に、放送もしくは再生が終了してから2分以上経過しているコンテンツがあるか否かを判断する。ステップS22において、放送もしくは再生が終了してから2分以上経過しているコンテンツがないと判断された場合、処理は、図7のステップS6に進む。
【0089】
ステップS22において、放送もしくは再生が終了してから2分以上経過しているコンテンツがあると判断された場合、興味度評価表更新部54は、ステップS23において、対応するコンテンツの終了時間の前後2分間のユーザ行動データを抽出し、ステップS24において、抽出されたユーザ行動データの中に、対応するコンテンツのコンテンツ切り替え操作があるか否かを判断する。
【0090】
ステップS24において、抽出されたユーザ行動データの中に、対応するコンテンツのコンテンツ切り替え操作があると判断された場合、ステップS25において、興味度評価表更新部54は、興味度評価表記録部55に記録されている興味度評価表62の、対応するコンテンツの「コンテンツ終了時刻前後2分間のコンテンツ切り替え操作の有無」の評価項目値に1を記入して、処理は、図7のステップS6に進む。
【0091】
ステップS24において、抽出されたユーザ行動データの中に、対応するコンテンツのコンテンツ切り替え操作がないと判断された場合、ステップS26において、興味度評価表更新部54は、興味度評価表記録部55に記録されている興味度評価表62の「コンテンツ終了時刻前後2分間のコンテンツ切り替え操作の有無」の評価項目値に0を記入して、処理は、図7のステップS6に進む。
【0092】
以上説明した興味度評価表項目値更新処理により、興味度評価表記録部55に記録されている興味度評価表62が更新され、図7のステップS6において、コンテンツの放送もしくは再生が終了し、かつ、興味度の算出が行われていないコンテンツがあると判断された場合、更新された興味度評価表62の評価項目値を用いて、対応するコンテンツの興味度の算出が行われる。
【0093】
なお、対応するコンテンツの総視聴時間、ユーザが対応するコンテンツを録画したか否か、あるいは、コンテンツ視聴中に一時停止操作を行ったか否かなどを評価項目とした場合にも、同様の処理により、興味度評価表62に評価項目値が記入され、所定の評価関数および重みを用いて、コンテンツの興味度の算出が行われる。
【0094】
次に、図10のフローチャートを参照して、ステップS20において実行されたコンテンツ視聴時間率算出処理について説明する。ここでは、図9のステップS19において、図4を用いて説明したユーザ行動表61に記録されているコンテンツ「ファッション通信」の放送が、22時50分に終了されたと判断されたものとして、コンテンツ「ファッション通信」の視聴時間率を算出する場合について説明する。
【0095】
興味度評価表記録部55は、ステップS31において、コンテンツ「ファッション通信」の視聴時間TをT=0とし、ステップS32において、他のコンテンツから対応するコンテンツへの切り替え操作(操作An)を抽出する。すなわち、ステップS32においては、図4の行動ID1003(コンテンツ「月曜ドラマ」から、コンテンツ「ファッション通信」への切り替え操作)が、操作A1として抽出される。
【0096】
ステップS33において、興味度評価表記録部55は、操作Anの次に発生する、対応するコンテンツから他のコンテンツへの切り替え操作(操作Bn)、もしくは対応するコンテンツの終了を抽出する。すなわち、ステップS33においては、図4の行動ID1005(コンテンツ「ファッション通信」から、コンテンツ「スーパーテレビ」への切り替え操作)が、操作B1として抽出される。
【0097】
ステップS34において、興味度評価表記録部55は、操作Anの操作時刻から操作Bnの操作時刻もしくは対応するコンテンツの終了時刻までの時間を算出する。すなわち、操作A1の操作時刻22:01:35:986(22時1分35.986秒)から、操作B1の操作時刻22:13:15:334(22時13分15.334秒)までの時間である11分39.348秒が算出される。
【0098】
興味度評価表記録部55は、ステップS35において、ステップS34の算出結果を視聴時間Tに加算し、ステップS36において、対応するコンテンツへの切り替え操作が他にあるか否かを判断する。ステップS36において、対応するコンテンツへの切り替え操作が他にあると判断された場合、処理は、ステップS32に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0099】
すなわち、図4のユーザ行動表61においては、行動ID1008が、コンテンツ「ファッション通信」への切り替え操作であるから、処理はステップS32に戻り、それ以降の処理が繰り返されて、視聴時間Tが加算され、更に、行動ID1010も、対応するコンテンツへの切り替え操作であるから、処理は、もう一度ステップS32に戻り、それ以降の処理が繰り返されて、視聴時間Tが加算される。これにより、コンテンツ「ファッション通信」の合計の視聴時間Tを求めることができる。
【0100】
ステップS36において、対応するコンテンツへの切り替え操作が他にないと判断された場合、興味度評価表記録部55は、「視聴時間T÷コンテンツの長さ」から、視聴時間率を求めて、処理は、図9のステップS21に進む。
【0101】
なお、ここでは、コンテンツの視聴時間率を評価項目としたが、ステップS35において求められる、コンテンツの視聴時間の合計を、評価項目とするようにしても良い。
【0102】
以上説明した処理により、ユーザの行動を記録し、その記録を基に、コンテンツに対する興味度が数値化される。また、ユーザのコンテンツに対する興味度を求めるために参照されるユーザの行動は、コンテンツの視聴時間のみではない。このため、切り分けることが非常に困難であった、「見ているわけではないが、ただ放送(録画再生)されているコンテンツを流している」状態と、「意識して、放送(録画再生)されているコンテンツを視聴している」状態を考慮してユーザのコンテンツに対する興味度を算出することが可能となる。
【0103】
なお、上述した一連の処理は、CPU22の処理として実行することも可能である。その場合、図1を用いて説明した興味度情報生成部28は省略され、図7乃至図10を用いて説明した処理は、図1のCPU22が実行する。ユーザ行動記録部52、興味度評価表記録部55、および興味度記録部57に記録される情報は、HDD27もしくはRAM23に記録され、バス20を介して、CPU22と情報の授受がなされることにより、図7乃至図10を用いて説明した処理が実行されるものである。
【0104】
【発明の効果】
本発明のコンテンツ評価方法によれば、ユーザに特別の操作を強要することなく、ユーザのコンテンツに対する興味度を精度良く求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適応したハードディスクレコーダの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の興味度情報生成部の構成を示すブロック図である。
【図3】コンテンツ記述データの例を示す図である。
【図4】ユーザ行動表を説明するための図である。
【図5】興味度評価表を説明するための図である。
【図6】評価関数を説明するための図である。
【図7】興味度情報生成部の処理について説明するためのフローチャートである。
【図8】興味度評価表評価項目値更新処理について説明するためのフローチャートである。
【図9】興味度評価表評価項目値更新処理について説明するためのフローチャートである。
【図10】コンテンツ視聴時間率算出処理について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハードディスクレコーダ, 13 分離部, 17 U/I制御部, 19 グラフィック処理コントローラ, 22 CPU, 27 HDD, 28興味度情報生成部, 51 ユーザ行動検出部, 52 ユーザ行動記録部,53 キーワード抽出部, 54 興味度評価表更新部, 55 興味度評価表記録部, 56 興味度算出部, 57 興味度記録部, 61 ユーザ行動表, 62 興味度評価表, 63 コンテンツ記述データ蓄積部
Claims (9)
- 視聴されたコンテンツに関する情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、
前記コンテンツに対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得手段と、
前記コンテンツに関する情報と、前記操作情報とを対応付けて、前記コンテンツに対するユーザの行動を示すユーザ行動情報を記録するユーザ行動情報記録手段と、
前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツのそれぞれについて、前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目毎に、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される評価項目値を算出し、前記評価項目値を用いて、前記コンテンツ毎の興味度を算出する興味度算出手段とを備え、
前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目は、前記コンテンツの終了時刻を含む所定の時間における操作を含む
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記興味度算出手段は、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される関数を用いて前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目の評価項目値を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記興味度算出手段は、前記ユーザの行動の種別毎に所定の重み係数を設定し、前記評価項目値と重み係数との積和により、前記コンテンツ毎の興味度を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目は、前記コンテンツの視聴中のチャンネル切替操作を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目は、前記コンテンツの視聴中の音量調整操作を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目は、前記コンテンツに対する録画操作を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目は、前記コンテンツ視聴中の一時停止操作を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツの全放送時間に対する視聴時間率を算出する視聴時間率算出手段を更に含み、
前記興味度算出手段は、前記視聴時間率を、前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目の1とみなし、前記コンテンツ毎に前記視聴時間率に基づいた評価項目値をも含めて、前記コンテンツ毎の興味度を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 視聴されたコンテンツに関する情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、
前記コンテンツに対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得手段と、
前記コンテンツに関する情報と、前記操作情報とを対応付けて、前記コンテンツに対するユーザの行動を示すユーザ行動情報を記録するユーザ行動情報記録手段と、
前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツのそれぞれについて、前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目毎に、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される評価項目値を算出し、前記評価項目値を用いて、前記コンテンツ毎の興味度を算出する興味度算出手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置のコンテンツ評価方法において、
前記コンテンツ情報取得手段における、視聴されたコンテンツに関する情報を取得するコンテンツ情報取得ステップと、
前記操作情報取得手段における、前記コンテンツに対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得ステップと、
前記ユーザ行動情報記録手段における、前記コンテンツに関する情報と、前記操作情報とを対応付けて、前記コンテンツに対するユーザの行動を示すユーザ行動情報を記録するユーザ行動情報記録ステップと、
前記興味度算出手段における、前記ユーザ行動情報に基づいて、前記コンテンツのそれぞれについて、前記ユーザの行動の種別に対応して設定される評価項目毎に、前記ユーザの行動の種別毎の回数により設定される評価項目値を算出し、前記評価項目値を用いて、前記コンテンツ毎の興味度を算出する興味度算出ステップとを含み、
前記ユーザの行動の種別毎に設定される評価項目は、前記コンテンツの終了時刻を含む所定の時間における操作を含む
ことを特徴とするコンテンツ評価方法。
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