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JP4731161B2 - 遊星歯車装置 - Google Patents

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JP4731161B2
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Description

本発明は遊星歯車装置、特にサンギヤとキャリアとの間の支持構造に関するものである。
特許文献1には、シングルピニオン式の遊星歯車装置を備えたベルト式無段変速装置が提案されている。図5は特許文献1に記載された遊星歯車装置の構造を示す。
遊星歯車装置100のサンギヤ101は入力軸102にスプライン結合され、サンギヤ101とかみ合うピニオンギヤ103はピニオン軸104を介してキャリア105によって支持されている。キャリア105の前側には円板状のキャリアプレート106が固定され、その内径側が入力軸102にブッシュ117を介して回転自在に支持されている。キャリアプレート106の外径側には逆転ブレーキ107のブレーキハブ106aが形成され、中間部には直結クラッチ108のクラッチハブ106bが固着されている。直結クラッチ108のクラッチ板を締結する油圧ピストン109はクラッチドラム110の中に配置され、クラッチドラム110の内周端部が入力軸102に連結されている。逆転ブレーキ107のブレーキ板を締結する油圧ピストン111は変速機ケース112の内壁に形成された凹部113に収容されている。ピニオンギヤ103とかみ合うリングギヤ114の内径部は駆動プーリ115のプーリ軸116の内側にスプライン嵌合している。
上記のようにサンギヤ101は入力軸102にスプライン結合され、キャリア105(106)は入力軸102にブッシュ117を介して回転自在に支持されている。そのため、スプラインのガタやブッシュ117のガタ、それぞれの部材の芯出し精度により、サンギヤ101とキャリア106との相対位置が安定しない。また、サンギヤとピニオンギヤの噛み合い反力のため、上記ガタ分だけ芯ずれや倒れが発生する。そのため、サンギヤ101とピニオンギヤ103、あるいはピニオンギヤ103とリングギヤ114との噛み合い性が悪化し、ギヤ音や摩耗が発生しやすくなるという問題がある。
特許文献2には、入力軸にサンギヤをスプライン嵌合するとともに、キャリアをサンギヤの外周部にボールベアリングを介して支持した遊星歯車装置が提案されている。この場合は、サンギヤとキャリアとがボールベアリングを介して結合されるので、両者の半径方向の相対位置が安定し、ガタを解消できる。
しかし、ボールベアリングの中心とピニオンギヤの噛み合い中心とが軸方向に離れた位置にあるため、サンギヤとピニオンギヤの噛み合い反力により、キャリアに倒れが発生しやすく、ギヤ音や摩耗を効果的に低減できない。
特開2002−327828号公報 特開2004−144138号公報
そこで、本発明の目的は、サンギヤとキャリアとを安定に保持し、キャリアの倒れを防止してギヤ音や摩耗を効果的に低減できる遊星歯車装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、回転軸と、上記回転軸にスプライン結合されたサンギヤと、上記回転軸に回転自在に支持されたキャリアと、上記キャリアに支持され、上記サンギヤと噛み合うピニオンギヤと、上記ピニオンギヤと噛み合うリングギヤと、を備えた遊星歯車装置において、上記サンギヤには、上記ピニオンギヤと噛み合うギヤ部の内径側に第1の軸受取付部が一体に形成され、上記サンギヤには、上記第1の軸受取付部と軸方向にずれた位置に、上記回転軸に設けられた外スプラインと嵌合する内スプラインが形成され、上記キャリアには、第1の軸受取付部と半径方向に対向しかつ上記ピニオンギヤの内径側に延びる第2の軸受取付部が一体に形成され、上記第1の軸受取付部の内周と第2の軸受取付部の外周との間に、上記ピニオンギヤの内径側に配置され、径方向荷重とスラスト力とを受けることができるラジアルベアリングが取り付けられていることを特徴とする遊星歯車装置を提供する。
本発明では、サンギヤとキャリアとにそれぞれ軸受取付部を一体に形成し、これら軸受取付部がピニオンギヤの内径側に延びている。これら軸受取付部の間にラジアルベアリングを配置することにより、サンギヤとキャリアの半径方向の相対位置が安定し、ガタを解消できる。また、ラジアルベアリングがピニオンギヤの内径側に配置されるので、サンギヤとピニオンギヤとの噛み合い反力がキャリアに対してモーメントとして作用しにくく、キャリアに倒れが発生しにくい。その結果、ギヤ音や摩耗を効果的に低減できる。
ラジアルベアリングはピニオンギヤの内径側に配置されるが、ラジアルベアリングの軸方向中心とピニオンギヤの軸方向中心とが一致している必要はなく、少なくとも一部で両者が軸方向にオーバーラップしておればよい。
本発明におけるラジアルベアリングとしては、ボールベアリングやローラベアリングのようなころがり軸受に限らず、ブッシュのようなすべり軸受であってもよい。
請求項2のように、キャリアの第2の軸受取付部は回転軸の外周に沿って延びており、キャリアの第2の軸受取付部の内周と回転軸の外周との間に軸受部材が介装されており、上記ラジアルベアリングはボールベアリングであり、キャリアの第2の軸受取付部の外周と、サンギヤの第1の軸受取付部の内周との間に上記ボールベアリングが取り付けられており、上記ボールベアリングは上記ピニオンギヤの幅寸法範囲内に位置しているのがよい。
キャリアの第2の軸受取付部をサンギヤの第1の軸受取付部より外径側に配置し、キャリアの軸受取付部の内周とサンギヤの軸受取付部の外周との間にボールベアリングを配置することも可能であるが、キャリアが回転軸に支持される部分と軸受取付部とが軸方向に分断されるので、キャリアの回転軸による支持安定性が低下する可能性がある。
これに対し、キャリアの第2の軸受取付部の内周をブッシュを介して回転軸に支持し、第2の軸受取付部の外周にボールベアリングを配置すれば、第2の軸受取付部の内周と外周とにそれぞれブッシュとボールベアリングを分けて配置できるので、キャリアが回転軸に支持される部分を長く確保でき、キャリアの支持安定性が向上する。
ボールベアリングは径方向荷重だけでなくスラスト力を受けることができるので、サンギヤとキャリア間に別途スラストベアリングを配置する必要がない。
さらに、ボールベアリングはピニオンギヤの幅寸法範囲内に位置しているので、ギヤの噛み合い反力によってキャリアに作用するモーメントを非常に小さくでき、キャリアの倒れを抑制できる点で望ましい。
なお、キャリアと回転軸との間に介装される軸受部材としては、ブッシュのようなすべり軸受のほか、ボールベアリングやローラベアリングのようなころがり軸受であってもよい。
以上のように、本発明によれば、サンギヤとキャリアとにそれぞれ軸受取付部を一体に形成し、これら軸受取付部の間にラジアルベアリングを取り付けたので、サンギヤとキャリアとの間のガタを解消できるとともに、ラジアルベアリングがピニオンギヤの内径側に配置されるので、サンギヤとピニオンギヤとの噛み合い反力によるモーメントがキャリアに作用しにくく、キャリアに倒れが発生しにくい。その結果、ギヤ音や摩耗を確実に低減できるという作用効果を有する。
以下に、本発明の実施の形態を、実施例を参照して説明する。
図1〜図4は本発明にかかる無段変速機の一例を示す。
この実施例の無段変速機はFF横置き式の自動車用変速機であり、大略、エンジン出力軸1によりトルクコンバータ2を介して駆動される入力軸3、入力軸3の回転を正逆切り替えて駆動軸10に伝達する前後進切替機構4、駆動プーリ11と従動プーリ21と両プーリ間に巻き掛けられたVベルト15とからなる無段変速装置A、従動軸20の動力を出力軸32に伝達するデファレンシャル装置30などで構成されている。入力軸3と駆動軸10とは同一軸線上に配置され、従動軸20とデファレンシャル装置30の出力軸32とが入力軸3に対して平行でかつ非同軸に配置されている。したがって、この無段変速機は全体として3軸構成とされている。
この実施例で用いられるVベルト15は、一対の無端状張力帯と、これら張力帯に支持された多数のブロックとで構成された公知の金属ベルトである。
無段変速機を構成する各部品は変速機ケース5の中に収容されている。トルクコンバータ2と前後進切替機構4との間には、オイルポンプ6が配置されている。このオイルポンプ6は、図3に示すように、変速機ケース5に固定されたポンプボデー7と、ポンプボデー7に対して固定されたポンプカバー8と、ポンプボデー7とポンプカバー8との間に収容されたポンプギヤ9とで構成されている。ポンプギヤ9はトルクコンバータ2のポンプインペラ2aにより駆動される。なお、トルクコンバータ2のタービンランナ2bは入力軸3に連結され、ステータ2cはワンウエイクラッチ2dを介してポンプカバー8により支持されている。
前後進切替機構4は、図3に示すように、遊星歯車装置40と逆転ブレーキ50と直結クラッチ51とで構成されている。遊星歯車装置40のサンギヤ41は入力回転部材である入力軸3に連結され、リングギヤ42は出力回転部材である駆動軸10に連結されている。遊星歯車装置40はシングルピニオン方式であり、逆転ブレーキ50はピニオンギヤ43を支えるキャリア44と変速機ケース5との間に設けられ、直結クラッチ51はキャリア44とサンギヤ41との間に設けられている。直結クラッチ51を解放して逆転ブレーキ50を締結すると、入力軸3の回転が逆転され、かつ減速されて駆動軸10へ伝えられる。逆に、逆転ブレーキ50を解放して直結クラッチ51を締結すると、遊星歯車装置40のキャリア44とサンギヤ41とが一体に回転するので、入力軸3と駆動軸10とが直結される。
なお、前後進切替機構4の具体的構造については後述する。
無段変速装置Aの駆動プーリ11は、駆動軸(プーリ軸)10上に一体に形成された固定シーブ11aと、駆動軸10上にローラスプライン部13を介して軸方向移動自在に、かつ一体回転可能に支持された可動シーブ11bと、可動シーブ11bの背後に設けられた油圧サーボ12とを備えている。可動シーブ11bの外周部には、背面側へ延びるピストン部12aが一体に形成され、このピストン部12aの外周部が駆動軸10に固定されたシリンダ12bの内周部に摺接している。可動シーブ11bとシリンダ12bとの間に油圧サーボ12の作動油室12cが形成され、この作動油室12cへの油圧を制御することにより、変速制御が実施される。
従動プーリ21は、従動軸(プーリ軸)20上に一体に形成された固定シーブ21aと、従動軸20上にローラスプライン部23を介して軸方向移動自在に、かつ一体回転可能に支持された可動シーブ21bと、可動シーブ21bの背後に設けられた油圧サーボ22とを備えている。このローラスプライン部23の構造は、駆動プーリ11のローラスプライン部13と同様である。可動シーブ21bの外周部には、背面側へ延びるシリンダ部22aが一体に形成され、このシリンダ部22aの内周部に従動軸20に固定されたピストン22bが摺接している。可動シーブ21bとピストン22bとの間に油圧サーボ22の作動油室22cが形成され、この作動油室22cの油圧を制御することにより、トルク伝達に必要なベルト推力が与えられる。なお、作動油室22cには初期推力を与えるスプリング24が配置されている。
従動軸20の一端部はエンジン側に向かって延び、この一端部に出力ギヤ27が固定されている。出力ギヤ27はデファレンシャル装置30のリングギヤ31に噛み合っており、デファレンシャル装置30から左右に延びる出力軸32に動力が伝達され、車輪が駆動される。
ここで、前後進切替機構4の具体的構造について、図3,図4を参照しながら詳細に説明する。
キャリア44は円盤状のキャリアフランジ45と円環状のキャリアリム46とで構成されており、キャリアフランジ45の内径部はサンギヤ41とリングギヤ42との間を内径方向に延び、ブッシュ56を介して入力軸3に回転自在に支持されている。キャリアフランジ45の内径部は前後方向に延びており、前方(エンジン側)に延びる部分が軸受取付部45bとなり、後方へ延びる部分が軸支持部45cとなっている。軸受取付部45b、軸支持部45cを含むキャリアフランジ45の内径部は、ピニオン軸47と同等以上の軸方向寸法S(図4参照)を有しており、軸方向寸法の長い内径部と入力軸3との間に複数のブッシュ56を配置することにより、キャリアフランジ45の入力軸3に対する傾きが抑制される。キャリアフランジ45にはキャリアリム46に向かって軸方向に突出する複数(ここでは6個)の柱状部45aが一体に形成され、これら柱状部45aの間の空間にピニオンギヤ43が配置されている。上記柱状部45aの先端面とキャリアリム46とは焼結にて金属結合され、キャリアフランジ45とキャリアリム46とは一体的に固定されている。なお、溶接、ロー付、ネジ止めなどによって固定してもよい。
上記キャリアフランジ45とキャリアリム46との間に、ピニオンギヤ43を支持するピニオン軸47が架け渡して支持されている。また、ピニオンギヤ43の内周とピニオン軸47の外周との隙間にはニードルベアリング48が配置され、ピニオンギヤ43はピニオン軸47に対して回転自在である。キャリアリム46に挿入されたピニオン軸47の一端部は、キャリアリム46の半径方向外方から圧入されたローラピン49によってキャリアリム46に固定されている。
キャリアリム46には、前側(エンジン側)に向かって軸方向に突出する円筒部46aが一体に形成されており、この円筒部46aの内周部に直結クラッチ51のクラッチ板51aの外径部がスプライン係合している。キャリアリム46の外周部には、逆転ブレーキ50のブレーキ板50aの内径部がスプライン係合している。このようにキャリアリム46は逆転ブレーキ50のブレーキハブと直結クラッチ51のクラッチドラムとを兼ねている。
逆転ブレーキ50のピストン50bは、変速機ケース5の内側壁に配置されており、ピストン50bと変速機ケース5との間に供給される油圧によりピストン50bは作動され、ブレーキ板50aを締結することができる。ピストン50bの圧力によって押されたブレーキ板50aの端部を支える反力部材として、静止部材であるポンプカバー8から円筒状のストッパ部8aが一体に突設されている。そのため、ブレーキ板50aの端部を支えるスナップリングを省略できる。
図4に示すように、サンギヤ41の中間部は入力軸3に一体形成されたフランジ部3aの外周にスプライン嵌合しており、サンギヤ41の前側(エンジン側)には、直結クラッチ51のクラッチハブとなる円筒部41aが一体に突設されている。円筒部41aの外周に直結クラッチ51のクラッチ板51aの内径部がスプライン係合している。サンギヤ41の後側には軸方向に延びる軸受取付部41bが形成され、この軸受取付部41bの外周部にピニオンギヤ43とかみ合うギヤ部41cが形成されている。キャリアフランジ45の軸受取付部45bとサンギヤ41の軸受取付部41bとは、半径方向に対向しており、これら軸受取付部45b,41bの間にボールベアリング57が取り付けられている。つまり、ボールベアリング57はピニオン43の内径側に配置されている。ボールベアリング57の軸長は、サンギヤ41と入力軸3とのスプライン部の軸長より長い。ボールベアリング57の中心はピニオンギヤ43の噛み合い中心の軸方向位置とほぼ同一位置に配置されているため、サンギヤ41とピニオンギヤ43との噛み合い反力によるモーメントがキャリア44(45,46)に作用しにくい。その結果、キャリアフランジ45の内径部の軸長を長く確保できることと相俟って、キャリア44に倒れが発生しにくい。
上記のように、ボールベアリング57はピニオンギヤ43の内径側に配置されるが、ボールベアリング57の中心位置とピニオンギヤ43の噛み合い中心とが一致している必要はなく、両者の少なくとも一部同士が軸方向にオーバーラップしておればよい。但し、ボールベアリング57がピニオンギヤ43の幅寸法D以内に配置されている場合に、ギヤの噛み合い反力によってキャリア44に作用するモーメントを非常に小さくでき、望ましい。
また、サンギヤ41と入力軸3とのスプライン部の軸長が短くても、サンギヤ41がボールベアリング57を介してキャリアフランジ45と結合されているので、サンギヤ41の傾きを防止できる。
その結果、ピニオンギヤ43の噛み合い性が向上し、ギヤ音や摩耗を効果的に低減できる。
ポンプカバー8の背面側(前後進切替機構側)には断面コ字形のピストン51bが配置され、このピストン51bによって直結クラッチ51は締結される。クラッチ板51aと対面するピストン51bの側面には、相対回転を許容するスラストベアリング52が取り付けられている。そのため、ピストン51bの軸方向圧力はクラッチ板51aに効果的に伝達され、かつピストン51bがクラッチ板51aと連れ回りするのが防止される。なお、クラッチ板51aの背後にはキャリアリム46の側面が位置しているため、ピストン51bによって押されたクラッチ板51aの端部をキャリアリム46で支えることができ、スナップリングや格別な反力部材を省略できる。
スラストベアリング52を支持するベアリングリテーナ53は、ピストン51bの内側面に沿って外径方向に延長されており、その外周端がスプリングリテーナ54の端部によって位置規制されている。そのため、ベアリングリテーナ53はピストン51bの内側面に沿った位置で安定する。スプリングリテーナ54は直結クラッチ用ピストン51bの側面にそって外径方向に延びており、その外周端と逆転ブレーキ用ピストン50bとの間にリターンスプリング55が配置されている。このスプリング55は、直結クラッチ用ピストン51bと逆転ブレーキ用ピストン50bの両方のリターンスプリングを兼ねるものであり、逆転ブレーキ50のブレーキ板50aの外周側に適数個設けられている。逆転ブレーキ50と直結クラッチ51は同時に作動されることがないので、1種類のスプリング55で両者のリターンスプリングを兼ねることができる。
本実施例では1種類のスプリング55で、逆転ブレーキ50と直結クラッチ51のリターンスプリングを兼ねたが、それぞれ個別にリターンスプリングを設けてもよいことは勿論である。
上記構成よりなる無段変速機において、前進時には、逆転ブレーキ50を締結し直結クラッチ51を解放することにより、トルクコンバータ2から入力される駆動力が逆転されかつ減速されて駆動プーリ11へ伝達される。そして、従動プーリ21およびデファレンシャル装置30を介して出力軸32がエンジン回転方向と同一方向に駆動される。
一方、後進時には、直結クラッチ51を締結し逆転ブレーキ50を解放することにより、遊星歯車装置40の入力側(サンギヤ41)と出力側(リングギヤ42)とが直結されるため、トルクコンバータ2から入力された駆動力がそのまま駆動プーリ11へ伝達され、従動プーリ21およびデファレンシャル装置30を介して出力軸32がエンジン回転方向と逆方向に駆動される。
このように、3軸構成でコンパクトな無段変速機を実現できる。
本発明は上記実施例に限定されるものではない。
本発明の遊星歯車装置は、シングルピニオン方式に限るものではなく、ダブルピニオン方式であってもよい。ダブルピニオン方式の場合、キャリアに互いにかみ合う2種類のピニオンギヤが支持され、一方のピニオンギヤはリングギヤと噛み合い、他方のピニオンギヤはサンギヤに噛み合う。サンギヤは入力側回転部材とスプライン結合され、キャリアは出力側回転部材とスプライン結合される。
この場合も、サンギヤとキャリアとの間にラジアルベアリングを配置することにより、両者の相対位置が安定し、キャリアの傾きを防止できる。この場合、ボールベアリングの中心をサンギヤとかみ合うピニオンギヤの噛み合い中心近傍に配置するのが望ましい。
また、本発明の遊星歯車装置は、無段変速機だけでなく、一般の自動変速機にも適用できることは勿論である。
本発明における回転軸とは、遊星歯車装置の入力部材である入力軸に限るものではなく、遊星歯車装置の出力部材である出力軸であってもよい。
上記実施例では、サンギヤ41の一端部に直結クラッチ51のクラッチハブ41aを一体形成したが、このクラッチハブ41aを入力軸3に設けることもできる。
また、キャリア44をキャリアフランジ45とキャリアリム46との2部品で構成し、両者を結合したが、キャリアフランジ45とキャリアリム46とを一体部品で構成することもできる。
本発明にかかる無段変速機の一例の展開断面図である。 図1に示す無段変速機のスケルトン図である。 図1に示す無段変速機の前後進切替機構の詳細断面図である。 図3に示す遊星歯車装置の要部の断面図である。 従来の無段変速機の前後進切替機構の断面図である。
符号の説明
3 入力軸(回転軸)
4 前後進切替機構
10 駆動軸
40 遊星歯車装置
41 サンギヤ
41b 軸受取付部
41c ギヤ部
42 リングギヤ
43 ピニオンギヤ
44 キャリア
45 キャリアフランジ
45b 軸受取付部
46 キャリアリム
50 逆転ブレーキ
51 直結クラッチ
56 ブッシュ
57 ボールベアリング

Claims (2)

  1. 回転軸と、上記回転軸にスプライン結合されたサンギヤと、上記回転軸に回転自在に支持されたキャリアと、上記キャリアに支持され、上記サンギヤと噛み合うピニオンギヤと、上記ピニオンギヤと噛み合うリングギヤと、を備えた遊星歯車装置において、
    上記サンギヤには、上記ピニオンギヤと噛み合うギヤ部の内径側に第1の軸受取付部が一体に形成され、
    上記サンギヤには、上記第1の軸受取付部と軸方向にずれた位置に、上記回転軸に設けられた外スプラインと嵌合する内スプラインが形成され、
    上記キャリアには、第1の軸受取付部と半径方向に対向しかつ上記ピニオンギヤの内径側に延びる第2の軸受取付部が一体に形成され、
    上記第1の軸受取付部の内周と第2の軸受取付部の外周との間に、上記ピニオンギヤの内径側に配置され、径方向荷重とスラスト力とを受けることができるラジアルベアリングが取り付けられていることを特徴とする遊星歯車装置。
  2. 上記キャリアの第2の軸受取付部は上記回転軸の外周に沿って延びており、上記キャリアの第2の軸受取付部の内周と上記回転軸の外周との間に軸受部材が介装されており、
    上記ラジアルベアリングはボールベアリングであり、
    上記キャリアの第2の軸受取付部の外周と、上記サンギヤの第1の軸受取付部の内周との間に上記ボールベアリングが取り付けられており、
    上記ボールベアリングは上記ピニオンギヤの幅寸法範囲内に位置していることを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車装置。
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