JP4710147B2 - 半導体圧力センサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1のシリコン基板と第2のシリコン基板とが絶縁膜を介して貼り合わされてなる半導体基板に、圧力の印加によって歪むダイヤフラム部、ダイヤフラム部の歪みに基づく電気信号を発生する歪みゲージ、及び、歪みゲージからの電気信号を検出する回路部を形成してなる半導体圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の半導体圧力センサは、1つの半導体チップ(半導体基板)に、圧力検出用のダイヤフラム部及び回路部を集積化してなるものであるが、従来は、集積化される回路素子としてはバイポーラトランジスタ等のアナログ回路素子が主流であった。一方で、最近のLSIプロセス/デバイス技術の進歩に伴い、デジタル回路とアナログ回路を集積化したいという要望がある。
【0003】
このような状況から、1つの半導体チップに、ダイヤフラム、デジタル回路素子、アナログ回路素子を集積化可能な半導体圧力センサとして、特開平4−103177号公報に記載のものが提案されている。この公報によれば、SOIウェハにおけるダイヤフラム部が形成されたシリコン基板に、CMOSのようなデジタル回路素子を、LOCOS酸化膜を介して絶縁分離した形で形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、デジタル回路素子を絶縁分離するために必要なLOCOS酸化膜は、厚いために、薄肉部であるダイヤフラム部上に形成された場合には、ダイヤフラム部の歪み特性ひいてはセンサ特性に大きく影響する。また、回路素子の更なる高集積化を実現するためには、各回路素子間の電気的な耐圧性をより高める必要がある。
【0005】
一方、この種の半導体圧力センサの用途は、ますます多岐に渡ってきており、例えば、自動車のエンジン吸気系統の吸気圧センサ等、汚染物質にさらされやすい厳しい環境に適用されるようになってきている。そのため、汚染物質の付着によるセンサ特性の悪化が懸念され、耐環境性をより高める必要も出てくる。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、1つの半導体チップに、ダイヤフラム、デジタル回路素子、アナログ回路素子を集積化した半導体圧力センサにおいて、デジタル回路素子を絶縁分離するためのLOCOS酸化膜によるセンサ特性への影響を抑制することを第1の目的とし、第1の目的を達成しつつ、各回路素子間の耐圧性を高めることを第2の目的とし、耐環境性を向上させることを第3の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、まず、第1のシリコン基板(11)と第2のシリコン基板(12)とが、これら第1及び第2のシリコン基板の間に埋め込まれた絶縁膜(13)を介して貼り合わされてなる半導体基板(10)と、該半導体基板の該第2のシリコン基板側の主表面から該第2のシリコン基板に形成された凹部(2)と、該凹部に対応する該第1のシリコン基板に形成され圧力の印加によって歪み可能なダイヤフラム部(1)と、該ダイヤフラム部に形成され該ダイヤフラム部の歪みに基づく電気信号を発生する歪みゲージ(3)と、該第1のシリコン基板のうち該ダイヤフラム部以外の部位に形成され該歪みゲージからの電気信号を検出する回路部とを備える。
【0008】
更に、本発明では、上記歪みゲージと上記回路部とを、上記半導体基板の上記第1のシリコン基板側の主表面に形成されたLOCOS酸化膜(15)を介して絶縁分離し、このLOCOS酸化膜を、上記ダイヤフラム部の薄肉部の最外周よりも外側に配置し、LOCOS酸化膜の端部は、前記ダイヤフラム部の薄肉部の最外周端部とは離れているものとしたことを特徴としている。
【0009】
この請求項1の発明によれば、半導体基板は、第1のシリコン基板と第2のシリコン基板とが絶縁膜を介して貼り合わされてなるもの、いわゆるSOI基板である。ここで、回路部と歪みゲージとを、第1のシリコン基板(SOI層)に形成されたLOCOS酸化膜を介して絶縁分離することにより、1つの半導体チップに、ダイヤフラム、デジタル回路素子、アナログ回路素子が集積化されたセンサを実現することができる。
【0010】
そして、歪みゲージと回路部とを絶縁分離するLOCOS酸化膜がダイヤフラム部の最外周よりも外側に位置するように、半導体基板の第1のシリコン基板側の主表面に形成されているため、LOCOS酸化膜は、ダイヤフラム部上に存在しない構成とすることができる。
【0011】
よって、本発明によれば、1つの半導体チップに、ダイヤフラム、デジタル回路素子、アナログ回路素子を集積化した半導体圧力センサにおいて、デジタル回路素子を絶縁分離するためのLOCOS酸化膜によるセンサ特性への影響を抑制することができる。
【0012】
また、請求項2の発明では、ダイヤフラム部(1)及び回路部を、半導体基板(10)の第1のシリコン基板(11)側の主表面上に形成された保護膜(30)により被覆保護するとともに、この保護膜を少なくとも2層以上のSiN系絶縁膜よりなるものとしたことを特徴としている。
【0013】
SiN系絶縁膜は、この種の半導体圧力センサにおいて素子の劣化を生じさせやすいアルカリ金属イオン等を通過させにくい性質を有しているため、保護膜として好適である。そして、このSiN系絶縁膜を少なくとも2層以上のものとすることにより、2層以上のSiN系絶縁膜のうちのある1層にホト欠陥やピンホール等が発生しても、他の層で補償することができるため、結果として、耐環境性を向上させることができる。
【0014】
また、請求項3の発明では、ダイヤフラム部(1)の平面形状を5角形以上の多角形としたことを特徴としている。それによれば、平面形状が四角形である通常のダイヤフラム部に比べて、平面形状を円形に近づけることができるため、ダイヤフラム部の面内の応力分布を均一化させることができ、好ましい。
【0015】
ここで、ダイヤフラム部は、通常、異方性エッチングによって第2のシリコン基板に凹部を形成することで形成できるが、マスクパターンを工夫することにより、平面形状を5角形以上の多角形に形成することができる。また、請求項4の発明のように、半導体基板(10)の第2のシリコン基板(12)側の主表面を(110)面とすれば、上記異方性エッチングにより、容易に8角形のダイヤフラム部(1)を形成することができる。
【0016】
また、請求項6に記載の発明では、回路部を、第1のシリコン基板(11)の表面から絶縁膜(13)に達するトレンチ溝(14)を介して互いに絶縁分離された複数個の回路素子(4〜6)より構成し、トレンチ溝を、ダイヤフラム部(1)よりも外側に位置させたことを特徴としている。
【0017】
それによれば、トレンチ溝により、回路部を構成する複数個の回路素子を絶縁分離しているため、各回路素子間の耐圧性をより高いものとすることができ、上記第2の目的を達成することができる。また、トレンチ溝がダイヤフラム部よりも外側にあるので、トレンチ溝の応力がダイヤフラム部に影響を及ぼすことを低減でき、好ましい。
【0018】
また、請求項7に記載の発明では、ダイヤフラム部(1)に最も近いトレンチ溝(14)を、ダイヤフラム部に形成された歪みゲージ(3)から50μm以上離したことを特徴としている。トレンチ溝と歪みゲージとの間の距離が50μm以上あると、感度が安定化し、オフセットも低減するため、好ましい。
【0019】
また、請求項8に記載の発明では、トレンチ溝(14)を埋める材料の主要部がポリシリコンであることを特徴としており、トレンチ溝の埋め込み材料をポリシリコンとすれば、酸化膜に比べ感度やオフセットの点で有利である。
【0022】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体圧力センサ100の概略断面構成を示す図である。図1に示す様に、半導体圧力センサ100は、圧力の印加によって歪み可能な圧力検出用のダイヤフラム部1が形成された半導体基板10をガラス基板(ガラス台座)20に接合してなる。
【0024】
ここで、半導体基板10は、共に主表面の面方位が(100)面である第1のシリコン基板11と第2のシリコン基板12とを、これら第1及び第2のシリコン基板11、12の間に埋め込まれた埋込酸化膜(本発明でいう絶縁膜)13を介して貼り合わされてなるSOI(Silicon on Insulator)基板である。なお、図1中、n+は高濃度n層、n−は低濃度n層、p+は高濃度p層、p−は低濃度p層を示す。
【0025】
半導体基板10の第2のシリコン基板12側の主表面から第2のシリコン基板12に、凹部2を形成することにより、該凹部2に対応する第1のシリコン基板11によって、上記ダイヤフラム部1が形成されている。そして、第2のシリコン基板12の主表面には、ガラス基板20が陽極接合され、凹部2内は真空に封止されている。
【0026】
なお、本例では、ダイヤフラム部1は、第2のシリコン基板12が除去されて凹部2を形成することにより、凹部2に対応する部分の残された第1のシリコン基板11及び埋込酸化膜13によって形成されているが、凹部2において、埋込酸化膜13も全て除去されて第1のシリコン基板11のみでダイヤフラム部1が形成されていても良いし、第2のシリコン基板12が一部残った形で形成されていても良い。
【0027】
このダイヤフラム部1における第1のシリコン基板11には、ダイヤフラム部1の歪みに基づく電気信号を発生する歪みゲージ(ゲージ拡散抵抗)3が、ホイートストンブリッジ回路を構成するように形成されている。また、第1のシリコン基板11のうちダイヤフラム部1以外の部位には、歪みゲージ3からの電気信号を検出する回路部が形成されている。
【0028】
この回路部は、複数個の回路素子4〜6よりなり、バイポ−ラ回路とCMOS(Complementary MOS)回路とを一体化したBiCMOSを構成している。バイポ−ラ回路は、PNPバイポーラトランジスタ4やNPNバイポーラトランジスタ5より構成されたアナログ回路部であり、歪みゲージ3からの信号を増幅したり、電源回路を構成する等の役目を有する。CMOS回路は、MOSトランジスタ6よりなるデジタル回路部であり、データの判定や信号の調整を行う役目を有する。
【0029】
ここで、各回路素子4〜6の間には、第1のシリコン基板11の主表面から厚み方向に突き抜け埋込酸化膜(絶縁膜)13に達するトレンチ溝14が形成されており、各回路素子4〜6の間は、このトレンチ溝14を介して互いに絶縁分離されている。トレンチ溝14の側壁は酸化膜となっており、トレンチ溝14内はポリシリコンで埋められ、電気絶縁性を確保している。
【0030】
さらに、第1のシリコン基板11側の主表面には、各回路素子4〜6間を絶縁分離するためのLOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化膜15が形成されており、このLOCOS酸化膜15を介して歪みゲージ3と回路部との間も絶縁分離されている。図1に示す様に、LOCOS酸化膜15は、ダイヤフラム部1の薄肉部の最外周端部(図中、破線Gにて図示)よりも外側に配置されており、LOCOS酸化膜15の端部は、ダイヤフラム部1の薄肉部の最外周端部とは離れている。
【0031】
また、ダイヤフラム部1における第1のシリコン基板11の主表面には、PSG(Phosho−Silicate Glass)膜16が形成され、このPSG膜16によって、ダイヤフラム部1及び歪みゲージ3を保護している。また、ダイヤフラム部1以外の第1のシリコン基板11の主表面上には、層間絶縁膜としてのSiO2膜17、保護膜としてのSiN系絶縁膜18を順次積層形成することにより、回路部の保護が図られている。
【0032】
また、歪みゲージ3や各回路素子4〜6には、Al(アルミ)等よりなる配線19が形成されており、SiN系絶縁膜18から開口して形成されたAl(アルミ)等よりなるパッド21に電気的に接続されている。このパッド21は、ワイヤボンディングされる等により、外部と電気的に接続可能となっている。
【0033】
次に、本センサ100の製造方法について、図2の工程図を参照して説明する。図2では、図1に沿った断面にて各工程を示している。まず、最終的に半導体基板10となる原石としてのSOIウェハ22を用意する(図2(a))。次に、第1のシリコン基板11の主表面からドライエッチング等によりトレンチ溝14を形成し、トレンチ溝14の側壁を熱処理等にて酸化するとともに、トレンチ溝14内にCVD等にてポリシリコンを充填する。
【0034】
次に、トレンチ溝14によって分離された第1のシリコン基板11の領域に、周知の半導体プロセス技術を用いて、LOCOS酸化膜15を形成し、p層やn層の拡散によって、各々がLOCOS酸化膜15で分離された複数個の回路素子4〜6及び歪みゲージ3を形成する。また、Al等よりなる配線19や上記した保護用の膜17、18等を形成する。こうして、図2(b)に示す様に、第1のシリコン基板11に対して各種の表面回路素子が形成される。
【0035】
次に、図2(c)に示す様に、SOIウェハ22の第2のシリコン基板12の主表面から、KOH等を用いた異方性エッチングを行うことにより、凹部2、ダイヤフラム部1を形成する。そして、真空中にて、ガラス基板20を第2のシリコン基板12の主表面に陽極接合し、この接合されたウェハ状態の両基板10、20をダイシングカットすることにより、上記図1に示す1つの半導体チップとしてのセンサ100が完成する。
【0036】
かかる半導体圧力センサ100においては、第1のシリコン基板11の主表面側から圧力が印加されると、ダイヤフラム部1が歪み、このダイヤフラム部1の歪みに基づいて歪みゲージの抵抗値が変化することにより、上記ホイートストンブリッジ回路における電圧値が変化する。この変化した電圧値が電気信号として上記回路部にて検出されることにより、印加圧力が検出されるようになっている。
【0037】
ところで、本実施形態によれば、半導体基板10において、第1のシリコン基板(SOI層)11にLOCOS酸化膜15を形成し、このLOCOS酸化膜15を介して各回路素子4〜6間及び回路部−歪みゲージ3間を絶縁分離することにより、1つの半導体チップに、ダイヤフラム部1、デジタル回路素子6、アナログ回路素子4、5が集積化されたセンサを実現することができる。
【0038】
また、本実施形態によれば、第1のシリコン基板11を厚み方向に突き抜け埋込酸化膜(絶縁膜)13に達するトレンチ溝14を形成し、このトレンチ溝14により、回路部を構成する複数個の回路素子4〜6を絶縁分離しているため、各回路素子4〜6間の耐圧性をより高いものとすることができ、更なる集積化を図ることができる。
【0039】
また、本実施形態によれば、歪みゲージ3と回路部とを絶縁分離するLOCOS酸化膜15が、ダイヤフラム部1の薄肉部の最外周よりも外側に位置するように、半導体基板10の第1のシリコン基板11側の主表面に形成されている。そのため、LOCOS酸化膜15が、ダイヤフラム部1上に存在しない構成とすることができ、LOCOS酸化膜15によるダイヤフラム部1の歪み特性ひいてはセンサ特性への影響を抑制することができる。
【0040】
ここで、図3は、LOCOS酸化膜15によるセンサ特性への影響を検討した結果の一例を示す図である。ダイヤフラム厚(ダイヤフラム部1における第1のシリコン基板11の厚さ)が10数μmであるとき、第1のシリコン基板11の主表面に熱酸化膜を形成した場合、ダイヤフラム厚に対する熱酸化膜厚の比をとり、この厚さの比に対するセンサ感度の温度特性(ppm/℃)を示したものである。
【0041】
この感度温度特性が0に近いほど、感度の温度依存性が小さく良好であり、実用的には、感度温度特性は±100ppm/℃以内であることが必要とされている。図3からわかるように、許容される熱酸化膜の厚さは約30nm以内であり、膜厚が1μm〜2μm程度と厚いLOCOS酸化膜では、感度温度特性が悪くなってしまう。
【0042】
その点、本実施形態では、LOCOS酸化膜15がダイヤフラム部1上に存在しないため、センサ特性への悪影響を抑制することができる。なお、本実施形態では、ダイヤフラム部1の表面には、PSG膜16が形成されているが、このPSG膜16は薄いものであるため、問題はない。
【0043】
このように、本実施形態によれば、1つの半導体チップに、ダイヤフラム部1、デジタル回路素子6、アナログ回路素子4、5を集積化した半導体圧力センサ100において、デジタル回路素子6を絶縁分離するためのLOCOS酸化膜15によるセンサ特性への影響を抑制するとともに、各回路素子間の耐圧性を高めることができる。
【0044】
また、半導体基板10における第2のシリコン基板12の面方位が(100)面であるため、上記異方性エッチングにより形成されるダイヤフラム部1の平面形状は、4角形をなすのが一般的であるが、ダイヤフラム部1の平面形状は5角形以上の多角形とすることが好ましい。それにより、ダイヤフラム部1の平面形状は、より円形に近くなるため、ダイヤフラム部1の面内の応力分布を均一化させることができ、好ましい。
【0045】
このような5角形以上の多角形状をなすダイヤフラム部1を形成するためには、第2のシリコン基板12の面方位を(100)面以外のものとしたり、異方性エッチングにおけるマスクパターンを工夫すること等によって可能である。図4は、半導体基板10の第2のシリコン基板12側の主表面を(110)面としたもので、上記異方性エッチングにより、容易に8角形のダイヤフラム部1を形成することができる。
【0046】
また、第2のシリコン基板12の面方位が(100)面である場合には、図5に示す様なマスクパターンを採用すればよい。なお、図5において、(a)はマスクパターンの平面形状、(b)は(a)のA−A断面図である。このマスクパターンは、プラズマCVDにより形成されたシリコン窒化膜等よりなるマスクK1の開口部K2を十字形状となるようにしたものである。
【0047】
そして、例えば、特開平2−34973号公報に記載されているように、KOHを用いた異方性エッチングにより、図6に示す様な12角形のダイヤフラム部1を得ることができるなお、図6において(a)は12角形ダイヤフラム部1の平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。
【0048】
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態に係る半導体圧力センサ200の概略断面構成を示す図である。本実施形態は、1つの半導体チップに、ダイヤフラム、デジタル回路素子、アナログ回路素子を集積化した半導体圧力センサにおいて、耐環境性を向上させることを主目的としたものであり、例えば、自動車の吸気圧センサ等、汚染物質にさらされやすい厳しい環境に用いて好適である。以下、上記第1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0049】
本実施形態の半導体圧力センサ200は、ダイヤフラム部1及び回路部を、半導体基板10の第1のシリコン基板11側の主表面上に形成された保護膜30により被覆保護するとともに、この保護膜30を、少なくとも2層以上のSiN系絶縁膜18よりなるものとしたことを主たる特徴としている。
【0050】
図7に示す例では、本センサ200は、上記第1実施形態における半導体圧力センサ100におけるSiO2膜17とSiN系絶縁膜18との積層膜を、ダイヤフラム部1上にも形成し、さらに、その上に、同じSiO2膜17、SiN系絶縁膜18の積層膜を形成したものである。
【0051】
こうして、層間絶縁膜であるSiO2膜17を介して、2層のSiN系絶縁膜18よりなる保護膜30が、第1のシリコン基板11側の主表面上のほぼ全域を被覆している。ここで、例えば、内側のSiN系絶縁膜18の膜厚は0.5μmであり、外側のSiN系絶縁膜18の膜厚は0.8μm〜1.6μmである。
【0052】
この種の半導体圧力センサにおいて特に素子の劣化を生じさせやすいのは、アルカリ金属イオンであり、SiN系絶縁膜18はこのアルカリ金属イオンを通過させにくい性質を有しているため、保護膜として好適である。そして、このSiN系絶縁膜18が少なくとも2層以上積層された保護膜30を形成することにより、SiN系絶縁膜18のうちのある1層にホト欠陥やピンホール等が発生しても、他の層で補償することができるため、結果として、耐環境性を向上させることができる。
【0053】
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態に係る半導体圧力センサ100の概略断面構成を示す図である。この構造は、第2のシリコン基板12に形成された凹部2を除いて、上記図1に示す構造と同じである。図8に示す凹部23は、埋込酸化膜13まで達していない構造となっている。本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0054】
(他の実施形態)
以上の実施形態では、トレンチ溝14を形成したものについて説明してきたが、トレンチ溝14の応力が歪みゲージ3に影響を与える点が懸念される。従って、トレンチ溝14は、ダイヤフラム部1のエッジよりも外側に位置させることが好ましい。
【0055】
さらに、トレンチ溝14の位置と感度およびオフセットとの関係について、モデルを用いて検討した。図9に解析モデルを示す。図9において、(a)はモデルの全体図、(b)は(a)中のA部拡大図である。
【0056】
シリコンを垂直にエッチングし、側壁を酸化し、その後、ポリシリコンまたは酸化膜でトレンチ溝14を埋め戻し、CMP(Chemical Mechanical Polishing)工程にて平坦化した。トレンチ溝14の寸法(図9(b)参照)については、トレンチ溝の深さaが15.1μm、側壁の酸化膜の厚さbが0.53μm、トレンチ溝14に埋め込まれたポリシリコンまたは酸化膜の幅cが2.1μmである。
【0057】
トレンチ溝14を埋め戻した後、1000℃に基板温度を上げ、その後、室温(25℃)に戻したときのセンサ特性(感度、オフセット)を解析した。図10に解析結果を示す。
【0058】
図10において、(a)は、トレンチ溝14のエッジと歪みゲージ3との距離X(μm)とオフセット(mV)との関係を示し、(b)は、当該距離Xと感度(μV/mmHg)との関係を示す。ここで、(a)、(b)中、▲1▼のグラフ線は酸化膜(SiO2)を埋め込んだ場合、▲2▼のグラフ線はポリシリコン(Poly−Si)を埋め込んだ場合である。
【0059】
図10からわかるように、トレンチ溝14のエッジと歪みゲージ3とを50μm以上離すことにより、感度を安定化させることができ、オフセット電圧も大幅に小さくすることができる。また、ポリシリコンを埋め込む場合は、酸化膜を埋め込む場合よりも、トレンチ溝14での発生応力が小さいため、センサ特性への影響が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体圧力センサの概略断面図である。
【図2】図1に示す半導体圧力センサの製造方法を示す工程図である。
【図3】LOCOS酸化膜によるセンサ特性への影響を示す図である。
【図4】8角形のダイヤフラム部を示す斜視図である。
【図5】12角形のダイヤフラム部を形成するためのマスクパターンを示す図である。
【図6】12角形のダイヤフラム部の形状を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る半導体圧力センサの概略断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る半導体圧力センサの概略断面図である。
【図9】トレンチ溝の位置と感度およびオフセットとの関係についての解析モデルを示す図である。
【図10】図9に示すモデルを用いて解析を行った結果を示す図である。
【符号の説明】
1…ダイヤフラム部、2…凹部、3…歪みゲージ、
4…PNPバイポーラトランジスタ、5…NPNバイポーラトランジスタ、
6…MOSトランジスタ、10…半導体基板(SOI基板)、
11…第1のシリコン基板、12…第2のシリコン基板、13…埋込酸化膜、
14…トレンチ溝、15…LOCOS酸化膜、18…SiN系絶縁膜、
30…保護膜。
Claims (8)
- 第1のシリコン基板(11)と第2のシリコン基板(12)とが、これら第1及び第2のシリコン基板の間に埋め込まれた絶縁膜(13)を介して貼り合わされてなる半導体基板(10)と、
前記半導体基板の前記第2のシリコン基板側の主表面から前記第2のシリコン基板に形成された凹部(2)と、
前記凹部に対応する前記第1のシリコン基板に形成され、圧力の印加によって歪み可能なダイヤフラム部(1)と、
前記ダイヤフラム部に形成され、前記ダイヤフラム部の歪みに基づく電気信号を発生する歪みゲージ(3)と、
前記第1のシリコン基板のうち前記ダイヤフラム部以外の部位に形成され、前記歪みゲージからの電気信号を検出する回路部とを備え、
前記歪みゲージと前記回路部とは、前記半導体基板の前記第1のシリコン基板側の主表面に形成されたLOCOS酸化膜(15)を介して絶縁分離されており、
このLOCOS酸化膜は、前記ダイヤフラム部の薄肉部の最外周よりも外側に配置されており、
前記LOCOS酸化膜の端部は、前記ダイヤフラム部の薄肉部の最外周端部とは離れていることを特徴とする半導体圧力センサ。 - 前記ダイヤフラム部(1)及び前記回路部は、前記半導体基板(10)の前記第1のシリコン基板(11)側の主表面上に形成された保護膜(30)により、被覆され保護されており、この保護膜は、少なくとも2層以上のSiN系絶縁膜(18)よりなることを特徴とする請求項1に記載の半導体圧力センサ。
- 前記ダイヤフラム部(1)の平面形状は、5角形以上の多角形となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体圧力センサ。
- 前記半導体基板(10)の前記第2のシリコン基板(12)側の主表面が(110)面であることを特徴とする請求項3に記載の半導体圧力センサ。
- 前記回路部は、バイポ−ラ回路とCMOS回路とを一体化したBiCMOSを構成していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体圧力センサ。
- 前記回路部は、前記第1のシリコン基板(11)の表面から前記絶縁膜(13)に達するトレンチ溝(14)を介して互いに絶縁分離された複数個の回路素子(4〜6)より構成され、前記トレンチ溝は、前記ダイヤフラム部(1)よりも外側に位置するものであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体圧力センサ。
- 前記ダイヤフラム部(1)に最も近い前記トレンチ溝(14)は、前記ダイヤフラム部に形成された前記歪みゲージ(3)から50μm以上離れているものであることを特徴とする請求項6に記載の半導体圧力センサ。
- 前記トレンチ溝(14)を埋める材料の主要部がポリシリコンであることを特徴とする請求項6または7に記載の半導体圧力センサ。
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