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JP4782261B2 - 吸水性樹脂含水ゲル状物の製造方法 - Google Patents

吸水性樹脂含水ゲル状物の製造方法 Download PDF

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JP4782261B2
JP4782261B2 JP22696799A JP22696799A JP4782261B2 JP 4782261 B2 JP4782261 B2 JP 4782261B2 JP 22696799 A JP22696799 A JP 22696799A JP 22696799 A JP22696799 A JP 22696799A JP 4782261 B2 JP4782261 B2 JP 4782261B2
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勝弘 梶川
秀行 田原
浩司 三宅
昭人 矢野
貴則 村上
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸水性樹脂含水ゲル状物の製造方法に関するものである。吸水倍率が大きく、かつ可溶分および残存単量体の少ない、高い生産性を有する吸水性樹脂を得るための吸水性樹脂含水ゲル状物の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自重の数十倍から数百倍の水を吸収する吸水性樹脂が開発され、生理用品や紙おむつ等の衛生材料分野をはじめとして農園芸用分野、鮮度保持等の食品分野、結露防止や保冷材等の産業分野等、吸水や保水を必要とする用途に種々の吸水性樹脂が使用されてきている。
【0003】
このような吸水性樹脂としては、例えば、デンプン−アクリルニトリルグラフト重合体の加水分解物(特公昭49−43395号)、デンプン−アクリル酸グラフト重合体の中和物(特開昭51−125468号)、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体のケン化物(特開昭52−14689号)、アクリロニトリル共重合体もしくはアクリルアミド共重合体の加水分解物(特公昭53−15959号)、またはこれらの架橋体、逆相懸濁重合によって得られた自己架橋型ポリアクリル酸ナトリウム(特開昭53−46398号)、ポリアクリル酸部分中和物架橋体(特開昭55−84304号)等が知られている。
【0004】
従来、吸水性樹脂を製造する方法としては、水溶液重合法などの技術が知られており、この例としては、特定容器内で親水性ビニル系単量体水溶液を断熱重合する方法(例えば、特開昭55−108407号公報等)、双腕ニーダー内で、攪拌により重合ゲルを砕断しながら重合する方法(例えば、特開昭57−34101号公報等)等を挙げることができる。
【0005】
また、液状反応成分を厚さ少なくとも1cmの層として可動性無端回転支持ベルト上に適用して重合させるものにおいて、該液状反応成分を該支持ベルトから連続的に形成される凹部に収容するとともに、該反応成分の重合中に該支持ベルトの凹部形状を延ばされた平坦なベルト形状に連続的に転化し、および生成したポリマーリボンゲルが該支持ベルトの曲げられた凹部形状を該延ばされた平坦なベルト形状に転化する際側端部から該支持ベルトから形成された凹部の中心に向かって連続的に分離されることを特徴とする水溶性単量体から重合体および共重合体を連続的に製造する方法および装置が提案されている(特開昭62−156102号公報)。
【0006】
しかしながら、このような装置を、吸水性樹脂を得るための吸水性樹脂含水ゲル状物の製造に用いた場合には、凹部横断面が椀状形状となるために、供給される液状単量体混合物および生成する吸水性樹脂含水ゲル状物の断面形状も椀状形状となりその中央部と両端部とでは厚みが異なってしまい、このため、例えば下面よりの冷却の速度が異なり均一な品質の吸水性樹脂を得るための吸水性樹脂含水ゲル状物は得られ難いという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、均一な品質の吸水性樹脂を得るための吸水性樹脂含水ゲル状物の製造方法を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、吸水倍率が大きく、かつ可溶分および残存単量体の少ない、高い生産性を有する吸水性樹脂を得るための吸水性樹脂含水ゲル状物の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記諸目的は、下記(1)〜(9)により達成される。
(1)重合により吸水性樹脂となる、不飽和単量体100重量部当り0.001〜2重量部の架橋剤を含む単量体混合物を連続的に供給し、ラジカル重合開始剤で層状に重合して吸水性樹脂含水ゲル状物を連続的に得て、その後乾燥することを有する吸水性樹脂を製造する方法であって、
水平な可動性無端回転支持ベルトと、単量体混合物供給装置と、形成された吸水性樹脂含水ゲル状物排出装置と、を有する吸水性樹脂含水ゲル状物の製造装置を用いて、下記式:
【数1】
(上記式中、幅方向の厚み変化は、下記式:
【数2】
で算出される)
で算出される、ゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物層の幅方向の厚み変化率を20%以下に保つことを特徴とする吸水性樹脂の製造方法。
(2)下記式:
【数3】
で算出される、ゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物層の幅方向の厚み変化を5mm以下に保つことを特徴とする前記(1)に記載の製造方法。
(3)下記式:
【数4】
で算出される、ゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物層の平均厚みが20mm以上である前記(1)または(2)に記載の製造方法。
(4)該製造装置は、該可動性無端回転支持ベルトの両側部付近に該可動性無端回転支持ベルトと共に移動する側部堰を有してなる前記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の製造方法。
(5)該可動性無端回転支持ベルトは、冷却および/または加熱伝熱面を有する前記(4)に記載の製造方法。
(6)該可動性無端回転支持ベルトは、該可動性無端回転支持ベルトの幅方向において、2mm/1000mm以下のレベル差の水平度を有する、前記(4)または(5)に記載の製造方法。
(7)吸水性樹脂含水ゲル状物の重合は、不活性ガスの雰囲気下で行われていることを特徴とする、前記(1)〜(6)のいずれか一つに記載の製造方法。
(8)吸水性樹脂含水ゲル状物の乾燥工程は、100〜250℃で、5分〜10時間行われ、該吸水性樹脂含水ゲル状物は、該乾燥工程前に、破砕する、および/または、該乾燥工程後に、粉砕することを特徴とする、前記(1)〜(7)のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の製造方法。
(9)単量体混合物の溶存酸素が0.1〜4ppmで、単量体濃度が15〜50重量%である、前記(1)〜(8)のいずれか一つに記載の製造方法。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明による吸水性樹脂含水ゲル状物の製造方法は、重合により吸水性樹脂となる単量体混合物を連続的に供給し層状に重合して吸水性樹脂含水ゲル状物を連続的に製造する方法であって、ゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物層の幅方向の厚み変化率を20%以下に保つことを特徴とするものである。
【0011】
ここに、本発明でいう「ゲル化する時点」とは、重合系が流動性を有しなくなり、所定の形状を保ち得る状態になった時点をいい、「重合系」とは、単量体混合物および/または吸水性樹脂含水ゲル状物のことをいう。
【0012】
また、本発明でいう「吸水性樹脂含水ゲル状物」とは、重合により吸水性樹脂となる単量体混合物を、重合開始剤等で重合して得られる含水ゲル状物をいう。
【0013】
なお、ここに、「幅方向」とは、連続重合において、吸水性樹脂含水ゲル状物層上の進行方向に直交する方向をいい、また厚み変化と厚み変化率および平均厚みとは、つぎの定義による。
[厚み変化]
ゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物層の幅方向の厚みを等間隔に20個所測定し、その最も厚いところの厚みを「最大厚み」とし、最も薄いところの厚みを「最小厚み」とし、下記式にて厚み変化を求めた。
【0014】
【数1】
【0015】
[厚み変化率]
上記厚み変化から下記式にて厚み変化率を求めた。
【0016】
【数2】
【0017】
[平均厚み]
上記最大厚みと最小厚みから下記式にて平均厚みを求めた。
【0018】
【数3】
【0019】
しかして、前記のように該吸水性樹脂含水ゲル状物層の幅方向の厚み変化率は20%以下に保つことが必要であるが、好ましくは10%以下である。すなわち、該変化率が20%を超えると、反応器下部からの冷却または加熱あるいは反応層上部からの放熱が不均一となっている事が考えられるため、本発明の目的の一つである均一な品質の吸水性樹脂を得る事が難しくなる。
【0020】
また、該吸水性樹脂含水ゲル状物の厚み変化は5mm以下、好ましくは3mm以下である。すなわち、該厚み変化が5mmを超えると、重合反応によって発生する重合熱の発生量が場所によって異なることになり、本発明の目的の一つである均一な品質の吸水性樹脂を得る事が難しくなる場合がある。
【0021】
さらに、該吸水性樹脂含水ゲル状物の層の平均厚みは20mm以上であることが好ましく、より好ましくは20〜50mmである。すなわち、20mm未満では、単量体濃度にもよるが、重合率が上がらず、残存単量体が多くなる場合があり、さらに、重合時間が長く、単量体混合物の量も少ないため、生産性に劣る場合がある。
【0022】
一方、該吸水性樹脂含水ゲル状物の層の平均厚みが50mmを超えると、単量体濃度によっては除熱がうまく行えず、ピーク温度が上昇し可溶分が増加する場合がある。
【0023】
重合反応は、可動性無端回転支持ベルトと単量体混合物供給装置と吸水性樹脂含水ゲル状物排出装置とを有する吸水性樹脂含水ゲル状物の製造装置を用いて行なわれる。
【0024】
このような重合反応に用いられる装置としては、例えば、特願平10−133771号に記載されているように、可動性無端回転支持ベルトと、単量体混合物供給装置と、吸水性樹脂含水ゲル状物排出装置とを有する吸水性樹脂含水ゲル状物の製造装置であって、ゲル化する時点の該吸水性樹脂含水ゲル状物の幅方向の厚み変化率が20%以下に保たれ得るような水平度を有し、かつ該可動性無端回転支持ベルトの両側部付近に該ベルトと共に移動する側部堰を有してなる吸水性樹脂含水ゲル状物の製造装置がある。
【0025】
図1は、当該製造装置の概略図であり、また図2は、その可動部の概略を示す斜視図である。
【0026】
すなわち、図1〜2に示すように、該製造装置は、モータ等のような動力源に、必要により変速機等(いずれも図示せず)を介して連結された一端の回転体1aと、他端に設けられた他の回転体1bと、該回転体1aと1bの間に張設された可動性無端回転支持ベルト2とよりなるものであり、該支持ベルト上面の一端には単量体混合物供給装置が、他端には吸水性樹脂含水ゲル状物排出装置が配設されている。該可動性無端回転支持ベルト2の両側部付近には、該支持ベルトの走行方向に沿って全周に亘って該支持ベルトとともに移動する可撓性側部堰3が固着されている。ここで、「可撓性」とは、該ベルト2を支持する回転体1a、1bの曲率に対応して変形し得る程度のものをいう。
【0027】
しかして、この可動性無端回転支持ベルト2は、吸水倍率が大きく、可溶分の少ない吸水性樹脂含水ゲル状物を製造するためには、少なくとも重合が開始して、ゲルの生成が始まって重合系の流動性が少なくなり始める時点からゲル化する時点までのあいだ幅方向にどこをとっても水平であることが重要であり、特に該支持ベルト2上に供給された単量体混合物がゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物の層の幅方向の厚み変化率が20%以下、好ましくは10%以下に保てる程の水平度を有していることが必須である。また、特に、該吸水性樹脂含水ゲル状物の層の厚み変化が5mm以下、特に3mm以下であることが好ましい。すなわち、該厚み変化率が20%を越えると、液体単量体混合物の単量体混合物のベルト面からの高さが、ベルトの走行方向に対して幅方向に異なることになり、そのため重合反応により発生する重合熱の発生量が場所によって異なることになる。すなわち、本発明の目的の一つである均一な品質の吸水性樹脂含水ゲル状物を得ることが難しくなる場合がある。また幅方向の厚み変化についても同様である。
【0028】
なお、該支持ベルト2の走行方向の水平度については、該ベルトの走行方向上流端部から下流端部まで水平であってもよいし、ベルトの走行方向に上り傾斜を形成してもよいし、下り傾斜を形成してもよいし、その組合せであってもよい。
【0029】
この両側部付近に固着された可撓性側部堰3は、前記のように、可撓性のある材料で作られた堰であれば、いずれも使用でき、該側部堰3のベルト2への固着手段は、例えば接着剤による接着、挿入あるいは挟持による固着等いずれでもよい。また、該側部堰3を構成する材料は、可撓性を有する他に、膨潤係数が10%以下であることが好ましく、特に5%以下のものが好ましい。なお、ここに膨潤係数とは、少なくとも45cm2の表面積を有する材料片を室温(20℃)で単量体混合物に浸漬したときの24時間後の重量変化率をいい、次式で求められる。
【0030】
【数4】
【0031】
例えば、酸性の単量体混合物に好適なこのような材料としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、フッ素樹脂、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリウレタン、フェノキシ、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリアセタノール、ナイロン、セルロール、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、尿素樹脂、メラミン・ホルムアルデヒド樹脂、フラン樹脂、キシレン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ジアリルフタレートのような合成樹脂あるいは、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・酢酸ビニル共重合体、クロロプロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、エピクロルヒドリンゴム、ニトリルゴム、ニトリル・イソプレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、多硫化ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのようなゴム材料、あるいは、ガラス、グラファイト、ブロンズおよびモリブデンジサルファイドのような無機充填剤あるいは、ポリイミドのような有機充填剤で複合体を作り補強した前記合成樹脂を含む。前記物質の中でも、ニトリルゴム、シリコーンゴム、クロロプロピレンゴムのようなゴムやポリエチレンテトラフルオライド、ポリエチレントリフルオライド、ポリエチレントリフルオロクロライド、エチレンテトラフルオライド−エチレンコポリマー、プロピレンペンタフルオライド−エチレンテトラフルオライドコポリマー、パーフルオロアルキルビニルエーテル−エチレンテトラフルオライドコポリマーおよびポリフッ化ビニルのようなフッ素樹脂が好ましい。
【0032】
ちなみに、代表的な材料の膨潤係数は、次のとおりである。
【0033】
天然ゴム 0.38%
クロロプロピレンゴム 0.70%
シリコーン 1.92%
発泡シリコーン 1.04%
該側部堰3の形状は、例えば断面形状が四角形、三角形、台形、カマボコ形、円形、楕円形、またはこれらの組合わせが挙げられる。さらには、中空体形、凹溝形等のものがある。該側部堰3の高さは、重合反応に供される単量体混合物層の冷却の効率を考慮すると、10〜70mm、好ましくは30〜60mmである。すなわち、該側部堰3の高さが10mm未満の場合には、供給される液状単量体混合物の高さが必然的にそれ以下となり、このため吸水性樹脂含水ゲル状物の生産性が低下するからである。一方、70mmを越えると、液状単量体混合物の供給量は増やせるが、これ以上増やしても熱伝導率が悪くなり、内部は1種の断熱重合となり、しかも側部堰の高さが高くなればなるほど側部堰3の材料に必要な可撓性を与えることが困難になるからである。
【0034】
該支持ベルト2は、耐食性ならびに耐久性のある材料で作られたものがいずれも使用できるが、一例を挙げると、例えばステンレス鋼製のシートが挙げられる。
【0035】
当該製造装置において、前記支持ベルト2の走行方向上流端部付近には、単量体混合物供給装置7が設けられており、該単量体混合物供給装置7より重合により吸水性樹脂となる単量体等の液状の単量体混合物が支持ベルト2の上に供給される。
【0036】
該支持ベルト上に供給される単量体混合物は液状であるため、連続製造開始時点において液状の単量体混合物が走行方向下流に流れるのを防止するために、該単量体混合物供給装置より該支持ベルト2の走行方向下流に、開閉自在な仮止用堰8が走行方向に対してほぼ直交する方向に、該支持ベルト2に摺接して設けられている。供給された液状の単量体混合物のゲル化が始まったら、この仮止用堰8を、例えば、油圧シリンダ、エアシリンダ等の流体圧シリンダ9等を用いて上昇させることにより重合系ベルト2上の走行を可能にする。すなわち、単量体混合物の先端がいったんゲル化を開始すれば、このゲル化部分が堰となるので、もはや仮止用堰8は不必要となるだけでなく、これがあると単量体混合物の走向を阻害することになる。
【0037】
ベルト2の下面には、必要により冷却装置11および加熱装置12が取付けられている。加熱装置12においては、温水あるいはその他の伝熱媒が供給されるかあるいは電熱、遠赤外線等により直接加熱するように構成されている。
【0038】
また、冷却装置11においては、水あるいはその他の冷却媒体が噴出管13よりベルト2の下面に向けて噴出するように構成されている。
【0039】
該支持ベルト2の単量体混合物供給装置付近には、単量体混合物供給装置より走行方向上流に、端部堰14が該支持ベルト2の走行方向に対してほぼ直交して該支持ベルトに摺接するように設けられている。これは液体単量体混合物が走行方向上流に流れ出し、該支持ベルト2から溢流するのを防止するためである。
【0040】
該支持ベルト2の上部には、蓋体(図示せず)が設けられ、ベルト2の上面の反応域全体を窒素等の不活性ガスでシールするように構成されていてもよい。
【0041】
該支持ベルト2の走行方向下流端部の回転体1bの先すなわち該支持ベルト2の排出端部付近には、吸水性樹脂含水ゲル状物排出装置が配設されている。該排出装置は、例えば、生成した吸水性樹脂含水ゲル状物を排出させるための掻取手段15および必要により破砕手段16が設けられており、掻取られた吸水性樹脂含水ゲル状物は破砕されたのち、ホッパー17等により回収される。なお、該排出装置は、図示したような掻取手段や破砕手段を有すことなく、製造された吸水性樹脂含水ゲル状物をそのまま排出するものであってもよい。
【0042】
また、本発明の重合反応に用いられる他の装置としては、特願平10−119408号に記載されているように、可動性無端回転支持ベルトと、単量体混合物供給装置と、吸水性樹脂含水ゲル状物排出装置とを有する吸水性樹脂含水ゲル状物の製造装置であって、ゲル化する時点の該吸水性樹脂含水ゲル状物の幅方向の厚み変化率が20%以下に保たれ得るような水平度を有し、かつ該可動性無端回転支持ベルトの両側部付近に該ベルトに摺接するように固設された側部堰を有してなる吸水性樹脂含水ゲル状物の製造装置がある。
【0043】
図3は、当該製造装置の概略図であり、また図4は、その可動部の概略と、これと摺動接触する側部堰を示す斜視図である。
【0044】
すなわち、図3〜4に示すように、該装置は、モータ等のような動力源に、必要により変速機等(いずれも図示せず)を介して連結された一端の回転体101aと、他端に設けられた他の回転体101bと、該回転体101aおよび101bの間に張設された可動性無端回転支持ベルト102とを有し、該支持ベルト102の単量体混合物供給装置付近には、該支持ベルト102の両側部付近で該ベルトに摺接するように固設された側部堰103を有するものである。
【0045】
該側部堰103は、少なくとも単量体混合物供給装置より走行方向上流から、該ベルト102上に供給される液状の単量体混合物がゲル化を開始する地点まで形成されていればよく、たとえば、少なくとも該単量体混合物供給装置より走行方向上流から、該単量体混合物供給装置から吸水性樹脂含水ゲル状物排出装置までの長さの1/10に相当する位置まで設けられていればよい。側部堰103はベルト幅方向に単量体混合物が流出するのを防止すると共に、ゲル化までの期間に液状である該単量体混合物の厚みを一定に保つ役割を果たすことによって、結果的に吸水倍率が大きく、可溶分と残存単量体の少ない、高い生産性を有する吸水性樹脂含水ゲル状物の製造を可能ならしめる効果を奏するものである。一方、吸水性樹脂含水ゲル状物の原料となる単量体混合物は液状であって、それ自体形状を有しなが、該単量体混合物に重合開始剤および/または活性エネルギー線を加えることによって重合が開始し、重合の進行とともに該単量体混合物は液状からゲル状に変化していく。十分にゲル化した時点では、該ゲルは形態保持性があり、堰がなくてもその形状を維持することができる。
【0046】
また、該ベルト102の単量体混合物供給装置付近には、液状単量体混合物が走行方向上流に流れだし、該ベルト102から溢流するのを防止するため、単量体混合物供給装置より走行方向上流に該ベルト102の走行方向にほぼ直交する方向に端部堰104が該ベルト102に摺接するように設けられる。この場合、この端部堰104は、前記側部堰103と別体的に形成してもよいが、図4に示すように、側部堰103と一体的に端部堰104を設けてもよい。特に、側部堰103と端部堰104とを一体的に形成させた方が液体単量体混合物や不活性ガスの漏れ等が少ないため、好適である。
【0047】
側部堰103のベルト102への摺接面は、ベルト102を形成する材料に対して摩耗が比較的少ない材料であることが望ましく、また、膨潤係数が10%以下のものが好ましく、特に5%以下のものが好ましい。なお、ここに膨潤係数とは、前記の定義により、また具体的には前記のとおりである。
【0048】
該ベルト102の上部には、必要により蓋体(図示せず)が設けられ、ベルト102の上面の反応域全体を窒素等の不活性ガスでシールするように構成されている。
【0049】
該蓋体122は、重合反応域全体を覆うように形成されていればよいが、例えば図17に示すように、押圧部材7の頂部に該蓋体122を固着させるか、あるいは図18に示すように側部堰本体126の頂部に固着してもよい。同様な構造は、端部堰についても採用される。重合反応終了後の重合体ゲル、すなわち吸水性樹脂含水ゲル状物は、該蓋体122とベルト102との間に形成されるスリットより排出される。
【0050】
本発明において、ゲル化するときの吸水性樹脂含水ゲル状物の層の幅方向の厚み変化率を20%以下に保つためには、単量体混合物の供給方法の工夫および誘導期間のコントロールによりゲル化する時点で波立たないようにすることが好ましい。ここで、誘導期間とは単量体混合物を供給してから重合開始時点までの時間をいい、誘導期間は0.5分以上10分以下が好ましい。誘導期間が0.5分より短いと単量体混合物が波打った状態でゲル化する場合がある。一方、誘導期間が10分より長くしてもその分装置が長くなるか生産性が落ちることがあるため好ましくない。このような誘導期間にするため、通常単量体混合物の溶存酸素を0.1〜4ppmとするのが好ましく、0.5〜2ppmとするのがより好ましい。
【0051】
重合開始剤は、単量体混合物供給ライン上および/またはベルト上で適宜単量体混合物と混合する。
【0052】
冷却・加熱伝熱面については、単量体混合物を供給したところからゲル化するまでの冷却伝熱面の温度差を±5℃以内にすることが好ましく、吸水性樹脂含水ゲル状物の最高温度(ピーク温度)の時点までの伝熱面の温度差を±5℃以内にすることがより好ましい。
【0053】
本発明における単量体混合物としては、吸水性樹脂を生成するものであれば、いずれも使用できるが、一例を挙げると、不飽和単量体に少量の架橋剤および重合開始剤を配合したものがあり、通常水溶液として重合に供される。
【0054】
これらの不飽和単量体の例としては、(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、2−(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸、2−(メタ)アクリロイルプロパンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、等のアニオン性単量体やその塩;(メタ)アクリルアミド、N−置換(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、N−ビニルアセトアミド等のノニオン性親水性基含有単量体;N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、等のアミノ基含有不飽和単量体やそれらの4級化物等を具体的に挙げることができる。また、得られる重合体の親水性を極度に阻害しない程度の量で、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート等のアクリル酸エステル類や酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の疎水性単量体を使用してもよい。単量体成分としてはこれらのうちから1種または2種以上を選択して用いることができるが、最終的に得られる吸水性材料の吸水諸特性を考えると(メタ)アクリル酸(塩)、2−(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸(塩)、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(塩)、(メタ)アクリルアミド、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートまたはその4級化物からなる群から選ばれる1種以上のものが好ましく、(メタ)アクリル酸(塩)を必須成分として含むものがさらに好ましい。この場合(メタ)アクリル酸の30〜90モル%が塩基性物質で中和されているものが最も好ましい。
【0055】
架橋剤としては、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、N,N´−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、イソシアヌル酸トリアリル、トリメチロールプロパンジ(メタ)アリルエーテル、トリアリルアミン、テトラアリロキシエタン、グリセロールプロポキシトリアクリレート等の1分子中にエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルアルコール、ジエタノールアミン、トリジエタノールアミン、ポリプロピレングリコール、ポリビニルアルコール、ペンタエリスリトール、ソルビット、ソルビタン、グルコース、マンニット、マンニタン、ショ糖、ブドウ糖などの多価アルコール;エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル等のポリグリシジルエーテル;エピクロロヒドリン、α−メチルクロルヒドリン等のハロエポキシ化合物;グルタールアルデヒド、グリオキザール等のポリアルデヒド;エチレンジアミン等のポリアミン類;水酸化カルシウム、塩化カルシウム、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、塩化硼砂マグネシウム、酸化マグネシウム、塩化アルミニウム、塩化亜鉛および塩化ニッケル等の周期律表2A族、3B族、8族の金属の水酸化物、ハロゲン化物、炭酸塩、酸化物、硼砂等の硼酸塩、アルミニウムイソプロピラート等の多価金属化合物等が挙げられ、これらの1種または2種以上を、反応性を考慮した上で用いることができるが、1分子中にエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物を、架橋剤として用いるのが最も好ましい。
【0056】
本発明において使用される架橋剤の量は、不飽和単量体100重量部当り0.001〜2重量部、好ましくは0.005〜1重量部である。すなわち、0.001重量部未満では、得られる吸水性樹脂の可溶分が増加する場合があり、一方、2重量部を越えると、架橋密度が高くなりすぎて、得られる吸水性樹脂の吸水倍率が不充分となることがある。
【0057】
また、本発明方法において、不飽和単量体と架橋剤の合計量の単量体混合物(単量体+水)に対する濃度(単量体濃度)は15〜50重量%、好ましくは25〜40重量%である。
【0058】
不飽和単量体と架橋剤とを重合させる際に、減圧、加圧、常圧のいずれの圧力下で実施してもよく、窒素、ヘリウム、アルゴン、炭酸ガス等の不活性ガスの気流下で行なうことが好ましい。
【0059】
重合開始剤としては、例えば、2,2´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩等のアゾ化合物;過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化水素、過酸化ベンゾイル、クメンヒドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド等の過酸化物;上記過酸化物と、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、チオ硫酸塩、ホルムアミジンスルフィン酸、アスコルビン酸等の還元剤とを組み合わせてなるレドックス開始剤等が挙げられる。これらラジカル重合開始剤は、単独で用いてもよく、また、2種類以上を併用してもよい。中でも好ましくはレドックス系重合開始剤である。
【0060】
不飽和単量体および架橋剤との合計量に対す重合開始剤の使用量は、これらの単量体およびラジカル重合開始剤の組み合わせ等にもよるが、不飽和単量体と架橋剤との合計量100重量部に対して0.001〜5重量部の範囲内が好ましく、0.01〜1重量部の範囲内がより好ましい。重合開始剤の使用量が0.001重量部未満の場合には、得られる吸水性樹脂中の残存単量体量が増加するので好ましくない。一方、重合開始剤の使用量が5重量部を超える場合には、得られる吸水性樹脂中の可溶分が増加するので好ましくない。
【0061】
重合開始時の温度は、使用する重合開始剤の種類にもよるが、0〜50℃の範囲内がより好ましく、10〜40℃の範囲内がさらに好ましい。また、反応中の重合温度は、使用する重合開始剤の種類にもよるが、20〜110℃の範囲内がより好ましく、30〜90℃の範囲内がさらに好ましい。重合開始時の温度あるいは反応中の重合温度が上記の範囲から外れると、(a)得られる吸水性樹脂中の残存単量体量が増加する、(b)吸水性樹脂中の可溶分が増加する、(c)過度の自己架橋反応が進行して吸水性樹脂の吸水倍率が低下する等の不都合を招来するおそれがある。
【0062】
反応時間は、単量体混合物、重合開始剤の組み合わせ、あるいは、反応温度等の反応条件に応じて設定すればよく、特に限定されるものではない。
【0063】
このようにして得られる吸水性樹脂含水ゲル状物は、必要により破砕したのち所定の温度、例えば100〜250℃、好ましくは150〜200℃の温度で5分〜10時間、好ましくは30分〜5時間乾燥し、必要によりさらに粉砕することにより吸水性樹脂が得られる。
【0064】
【実施例】
以下に、実施例によりさらに詳細に本発明を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0065】
実施例中で「部」とは特にことわりがない限り「重量部」を表すものとする。
【0066】
[吸水倍率]
吸水性樹脂A(g)(約0.2g)を不織布製の袋(60mm×60mm)に均一に入れ、人工尿(硫酸ナトリウム0.200%、塩化カリウム0.200%、塩化マグネシウム6水和物0.050%、塩化カルシウム2水和物0.025%、リン酸2水素アンモニウム0.085%、リン酸水素2アンモニウム0.015%、脱イオン水99.425%)中に浸漬した。60分後に袋を引き上げ、遠心分離機を用いて250Gにて3分間水切りを行った後、袋の重量W(g)を測定した。同様の操作を吸水性樹脂を用いずに行い、そのときの袋の重量B(g)を測定した。そして、得られた重量から次式にしたがって、吸水性樹脂の吸水倍率を算出した。
【0067】
【数5】
【0068】
[可溶分]
吸水性樹脂C(g)(約0.5g)を1000gの脱イオン交換水中に分散し、1時間攪拌した後、濾紙で濾過した。次に、得られた濾液50gを100mlビーカーにとり、該濾液に0.1N−水酸化ナトリウム水溶液1ml、N/200−メチルグリコールキトサン水溶液10ml、および0.1%トルイジンブルー水溶液4滴を加えた。次いで、上記ビーカーの溶液を、N/400ポリビニル硫酸カリウム水溶液を用いてコロイド滴定し、溶液の色が青色から赤紫色に変化した時点を滴定の終点として滴定量D(ml)を求めた。
【0069】
また、濾液50gに代えて脱イオン水50gを用いて同様の操作を行い、ブランクとして滴定量E(ml)を求めた。そして、これら滴定量と吸水性樹脂を構成するの単量体の平均分子量Fとから、次式にしたがって可溶分(重量%)量を算出した。
【0070】
【数6】
【0071】
[残存単量体]
脱イオン水1000gに吸水性樹脂0.5gを加え、攪拌下で2時間抽出した後、膨潤ゲル化した吸水性樹脂を濾紙を用いて濾別し、濾液中の残存単量体量を液体クロマトグラフィーで分析した。一方、既知濃度の単量体標準溶液を同様に分析して得た検量線を外部標準とし、濾液の希釈倍率を考慮して、吸水性樹脂中の残存単量体量を求めた。
【0072】
[厚み変化]
ゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物の幅方向の厚みを等間隔に20カ所測定し、その最も厚いところの厚みを「最大厚み」とし、最も薄いところの厚みを「最小厚み」とし、下記式にて厚み変化を求めた。
【0073】
【数7】
【0074】
[厚み変化率]
上記厚み変化から下記式にて厚み変化率を求めた。
【0075】
【数8】
【0076】
[平均厚み]
上記最大厚みと最小厚みから下記式にて平均厚みを求めた。
【0077】
【数9】
【0078】
実施例1
アクリル酸およびアクリル酸ナトリウムからなる単量体水溶液(単量体濃度=37重量%、中和率75mol%)とメチレンビスアクリルアミド0.05mol%(対単量体)を混合し、得られた単量体混合物水溶液に窒素ガスを導入し脱気した。溶存酸素量は0.8ppmであった。図1〜2に示す単量体混合物供給装置部からゲル化時点までの幅方向のレベル差が2mm/1000mm以下である製造装置の可動性無端回転支持ベルト2上に、この脱気した単量体混合物に重合開始剤としての過硫酸カリウム(単量体1molに対して0.04g)と亜硫酸水素ナトリウム(単量体1molに対して0.04g)を添加混合しながら、0.22m/秒の線速で連続的に供給した。該支持ベルト2に単量体混合物と重合開始剤との混合物を供給して1分後に重合が開始(誘導期間1分)し、単量体混合物の温度は20℃であった。重合開始後3分後に流動性はなくなりゲル化した。その時点の吸水性樹脂含水ゲル状物の厚みを幅方向に一定間隔で20点測定したときの変化幅は、2mmで,平均厚みは25mmであった。重合開始後10分後の吸水性樹脂含水ゲル状物の重合ピーク温度は、86℃であった。得られた吸水性樹脂含水ゲル状物の厚みも幅方向に一定間隔で20点測定し、変化幅2mmで、平均厚みは23mmであった。この吸水性樹脂含水ゲル状物をミートチョッパーで粉砕し、160℃、65分間熱風乾燥機で乾燥した。得られた乾燥物を粉砕し、吸水性樹脂(1)を得た。
【0079】
さらに、上記で得られた吸水性樹脂含水ゲル状物を幅方向に3等分し、それぞれをミートチョッパーで粉砕し、同様に160℃、65分間熱風乾燥機で乾燥した。得られた乾燥物を粉砕し、吸水性樹脂(1A)、(1B)および(1C)を得た。吸水倍率、可溶分および残存単量体を測定した。結果を表1に示す。
【0080】
比較例1
実施例1において、可動性無端回転支持ベルト2を特開昭62−156102号公報第3図に記載のベルト装置と同様の形の支持ベルトに換えた以外は、実施例1と同様に重合を行った。該支持ベルトは、延ばされた状態で50cmの幅を有し、幅30cm、深さ15cmの凹部を形成した。単量体混合物と重合開始剤との混合物を該ベルトに供給後1分後に重合が開始(誘導期間1分)し、単量体混合物の温度は20℃であった。重合開始後3分後に流動性はなくなりゲル化した。その時点の吸水性樹脂含水ゲル状物の厚みを幅方向に一定間隔で20点測定したが、最大厚み56mm、最小厚み26mmであった。重合開始後8分後の吸水性樹脂含水ゲル状物の重合ピーク温度は107℃であった。この吸水性樹脂含水ゲル状物をミートチョッパーで粉砕し、160℃、65分間熱風乾燥機で乾燥した。得られた乾燥物を粉砕し、比較用吸水性樹脂(1)を得た。
【0081】
さらに、上記で得られた反応物を幅方向に3等分し、それぞれをミートチョッパーで粉砕し、160℃、65分間熱風乾燥した。得られた乾燥物を粉砕し、比較用吸水性樹脂(1A)、(1B)および(1C)を得た。吸水倍率、可溶分および残存単量体を測定した。結果を表1に示す。
【0082】
実施例2
アクリル酸およびアクリル酸ナトリウムからなる単量体水溶液(単量体濃度=40重量%、中和率80mol%)とメチレンビスアクリルアミド0.10mol%(対単量体)を混合し、得られた単量体混合物水溶液に窒素ガスを導入し脱気した。溶存酸素量は0.6ppmであった。この脱気した単量体混合物に重合開始剤の過硫酸カリウム(単量体1molに対して0.10g)と亜硫酸水素ナトリウム(単量体1molに対して0.10g)を添加混合しながら、図3〜4に示す単量体混合物供給装置部からゲル化時点までの幅方向のレベル差が2mm/1000mm以下である製造装置の可動性無端回転支持ベルト102上に0.18m/秒の線速で連続的に供給した。該支持ベルト102に供給して1分後に重合が開始(誘導期間1分)し、単量体混合物の温度は17℃であった。重合開始後2分後に流動性はなくなり、ゲル化した。その時点の吸水性樹脂含水ゲル状物の厚みを幅方向に一定間隔で20点測定したときの変化幅は、2mmで、平均厚みは22mmであった。重合開始後8分後の吸水性樹脂含水ゲル状物のピーク温度は94℃であった。この吸水性樹脂含水ゲル状物をミートチョッパーで粉砕し、160℃、65分間熱風乾燥機で乾燥した。得られた乾燥物を粉砕し、吸水性樹脂(2)を得た。
【0083】
さらに、上記で得られた吸水性樹脂含水ゲル状物を幅方向に3等分し、それぞれをミートチョッパーで粉砕し、160℃、65分間熱風乾燥した。得られた乾燥物を粉砕し、吸水性樹脂(2A)、(2B)および(2C)を得た。吸水倍率、可溶分および残存単量体を測定した。結果を表1に示す。
【0084】
比較例2
実施例2において、可動性無端回転支持ベルト102を特開昭62−156102号公報第3図に記載のベルト装置と同様の形の支持ベルトに換えた以外は、実施例2と同様に重合を行った。該支持ベルトに単量体混合物と重合開始剤との混合物を供給後1分後に重合が開始(誘導期間1分)し、単量体混合物の温度は17℃であった。重合開始後2分後に流動性はなくなり、ゲル化した。この時点の吸水性樹脂含水ゲル状物の厚みを幅方向に一定間隔で20点測定したが、最大厚み43mm、最小厚み30mmであった。6分後の吸水性樹脂含水ゲル状物の重合ピーク温度は104℃であった。この吸水性樹脂含水ゲル状物をミートチョッパーで粉砕し、160℃、65分間熱風乾燥機で乾燥した。得られた乾燥物を粉砕し、比較用吸水性樹脂(2)を得た。
【0085】
さらに、上記で得られた吸水性樹脂含水ゲル状物を幅方向に3等分し、それぞれをミートチョッパーで粉砕し、上記と同様に乾燥、粉砕し、比較用吸水性樹脂(2A)、(2B)および(2C)を得た。吸水倍率、可溶分および残存単量体を測定した。結果を表1に示す。
【0086】
比較例3
アクリル酸およびアクリル酸ナトリウムからなる単量体水溶液(単量体濃度=50重量%、中和率75mol%)とトリメチロールプロパントリアクリレート0.00337mol%(対単量体)を混合し、重合開始剤の過硫酸カリウム(単量体1molに対して0.005g)を混合し、窒素ガスを導入し脱気した。溶存酸素量は0.9ppmであった。この脱気した単量体混合物を実施例1と同様の製造装置の可動性無端回転支持ベルト2上に連続的に供給した。該ベルト2に単量体混合物と重合開始剤との混合物を供給後2分後に重合が開始(誘導期間2分)し、単量体混合物の温度は50℃であった。重合開始後2分後に流動性がなくなりゲル化した。その時点の吸水性樹脂含水ゲル状物の厚みを幅方向に一定間隔で20点測定したが、変化幅は2mm、平均厚みは8mmであった。重合中の温度を50〜60℃に維持して重合を継続した。
【0087】
この吸水性樹脂含水ゲル状物をミートチョッパーで粉砕し、160℃、65分間熱風乾燥機で乾燥した。得られた乾燥物を粉砕し、比較用吸水性樹脂(3)を得た。
【0088】
さらに、上記で得られた吸水性樹脂含水ゲル状物を幅方向に3等分し、それぞれをミートチョッパーで粉砕し、上記と同様に乾燥、粉砕し、比較用吸水性樹脂(3A)、(3B)および(3C)を得た。吸水倍率、可溶分および残存単量体を測定した。結果を表1に示す。
【0089】
【表1】
【0090】
【発明の効果】
本発明方法は、前記のとおりであるから、重合反応系における冷却や加熱時に熱伝導が反応系全体で均一であり、このため重合反応が均一に進行し、吸水倍率が大きく、かつ可溶分および残存単量体の少ない吸水性樹脂含水ゲル状物を高い生産性で製造することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法による吸水性樹脂含水ゲル状物の製造に使用される製造装置の一実施態様を示す概略図である。
【図2】 図1の装置の主要部を示す斜視図である。
【図3】 本発明による吸水性樹脂含水ゲル状物の製造に使用される製造装置の他の実施態様を示す概略図である。
【図4】 図3の装置の主要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b,101a,101b…回転体、
2,102…可動性無端回転ベルト、
3,103…側部堰、
4,114…側部堰、
5…摺動部材,
16,107…単量体混合物供給装置、
17,108…仮止用堰、
19,111…加熱装置、
20,112…冷却装置。

Claims (7)

  1. 重合により吸水性樹脂となる、不飽和単量体100重量部当り0.001〜2重量部の架橋剤を含む単量体混合物を連続的に供給し、ラジカル重合開始剤で層状に重合して吸水性樹脂含水ゲル状物を連続的に得て、その後乾燥することを有する吸水性樹脂を製造する方法であって、
    水平な可動性無端回転支持ベルトと、単量体混合物供給装置と、形成された吸水性樹脂含水ゲル状物排出装置と、を有する吸水性樹脂含水ゲル状物の製造装置を用いて、下記式:
    で算出される、ゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物層の平均厚みが20mm以上とし、かつ下記式:
    (上記式中、厚み変化は、下記式:
    で算出される)
    で算出されるゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物層の幅方向の厚み変化率を20%以下に保ち、
    該製造装置は、該可動性無端回転支持ベルトの両側部付近に該可動性無端回転支持ベルトと共に移動する側部堰を有してなり、
    該可動性無端回転支持ベルトは、該可動性無端回転支持ベルトの幅方向において、2mm/1000mm以下のレベル差の水平度を有することを特徴とする吸水性樹脂の製造方法。
  2. 下記式:
    で算出される、ゲル化する時点の吸水性樹脂含水ゲル状物層の幅方向の厚み変化を5mm以下に保つことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 重合開始剤を、単量体混合物供給ライン上および/またはベルト上で単量体混合物と混合する、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 該可動性無端回転支持ベルトは、冷却および/または加熱伝熱面を有する請求項1〜のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 吸水性樹脂含水ゲル状物の重合は、不活性ガスの雰囲気下で行われていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 吸水性樹脂含水ゲル状物の乾燥工程は、100〜250℃で、5分〜10時間行われ、該吸水性樹脂含水ゲル状物は、該乾燥工程前に、破砕する、および/または、該乾燥工程後に、粉砕することを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の製造方法。
  7. 単量体混合物の溶存酸素が0.1〜4ppmで、単量体濃度が15〜50重量%である、請求項1〜のいずれか一項に記載の製造方法。
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