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JP4770790B2 - ツリー型放送システム、ツリー型放送システムへの参加及び脱退方法、ノード装置、及びノード処理プログラム - Google Patents

ツリー型放送システム、ツリー型放送システムへの参加及び脱退方法、ノード装置、及びノード処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置を備えたピアツーピア(Peer to Peer(P2P))型の通信システムの技術分野に関する。
インターネットを利用したラジオ放送では、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)におけるブラウザによりラジオ放送に係るウェブサイトから取得された放送ページが表示されたことを契機として、当該ラジオ放送に係るコンテンツデータが当該PCにストリーム配信されるようになっている。
一方、近年、現在のコンテンツ配信における主流形態であるサーバクライアント方式に変わる新しい形態として、ピアツーピア型の通信システムが注目されており、例えば、特許文献1に開示されるようなツリー型放送(配信)システムが提案されている。かかるツリー型放送システムにおいては、該システムに参加している複数のノード装置が放送局(例えば、放送装置)を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、当該放送局から放送(ストリーム配信)されたコンテンツデータ(例えば、映像データ及び音声データ等)が、上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送(ストリーム中継処理)されるようになっている。
このようなツリー型放送システムは、ユーザによるチャンネル切り替えや装置電源断等のノード脱退(離脱)事象によってコンテンツ放送経路が一時的に分断されることでトポロジーが一時的に不安定になるという性質を持つ。
特開2006−33514号公報
ところで、上記ツリー型放送システムをウェブアプリケーションから利用する場合、ノード装置におけるブラウザがコンテンツ放送に係るウェブサイトから取得した放送ページ(ウェブページ)を表示することを契機として当該ノード装置がツリー型放送システムに参加し、当該放送ページの表示終了を契機としてツリー型放送システムから脱退するように制御することが考えられる。
しかしながら、このような制御方式とする場合において、上記放送ページと他のウェブページとの間の表示切り替えが頻繁に行われると、ノード脱退と再参加が頻繁に行われることになるのでトポロジーが不安定になるという問題がある。
一方、ノード装置におけるオペレーティングシステムの終了を契機としてツリー型放送システムから脱退するように制御することも考えられるが、かかる場合、ユーザが放送ページを閲覧していない間もストリーム中継処理が行われることになるのでユーザの意図に反して無駄に帯域を消費するという問題がある。
そこで、本発明は、以上の問題等に鑑みてなされたものであり、放送ページを跨いでウェブページの頻繁な表示切り替えが起きてもトポロジーの安定化を図り、ユーザのネットワーク環境における無駄なネットワークリソースの消費を抑えることが可能なツリー型放送システム、ツリー型放送システムへの参加及び脱退方法、ノード装置、及びノード処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置により放送されたコンテンツデータが、上位階層の前記ノード装置から下位階層の前記ノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムにおける前記ノード装置であって、ユーザからの指示に応じて所定の画面を表示させる表示制御手段と、前記コンテンツデータの放送に関する放送情報画面の表示を契機として前記ツリー型放送システムに参加するための参加処理を実行し、前記放送情報画面の表示終了を契機として前記ツリー型放送システムから脱退するための脱退処理を実行する参加及び脱退制御手段と、を備え、前記表示制御手段により前記放送情報画面の表示が終了して他の画面に表示が遷移した場合に、前記参加及び脱退制御手段は、予め設定された待機時間内に前記放送情報画面が再表示されないことを条件として前記脱退処理を実行することを特徴とする。
この発明によれば、コンテンツデータの放送に関する放送情報画面の表示を契機として前記ツリー型放送システムに参加するための参加処理を実行し、前記放送情報画面の表示が終了して他の画面に表示が遷移した場合に、予め設定された待機時間内に前記放送情報画面が再表示されないことを条件として前記脱退処理を実行するように構成したので、放送情報画面を跨いで他の画面の頻繁な表示切り替えが起きてもトポロジーの安定化を図ることができる。また、ユーザのネットワーク環境における無駄なネットワークリソースの消費を抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のノード装置において、前記待機時間は、前記遷移された前記他の画面により提供される情報の内容に応じて設定されることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のノード装置において、前記待機時間は、前記遷移された前記他の画面の過去の表示時間に基づいて設定されることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザ毎の画面の過去の表示パターンに合わせたかたちで待機時間を設定することができ、より一層、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のノード装置において、前記待機時間は、前記ツリー型放送システムにおける自ノード装置の階層位置に応じて設定されることを特徴とする。
この発明によれば、コンテンツソースに近いノード装置(上位階層に位置するノード装置)ほどツリー型放送システムから脱退し難くなるのでトポロジーの安定性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のノード装置において、前記待機時間は、前記ツリー型放送システムにおいて自ノード装置に接続される下位階層のノード装置の数に応じて設定されることを特徴とする。
この発明によれば、多くの下位階層のノード装置へコンテンツデータを転送するノード装置ほどツリー型放送システムから脱退し難くなるのでトポロジーの安定性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載のノード装置において、前記表示制御手段は、前記画面を構成するウェブページのURL(Uniform Resource Locator)に基づいてネットワークに接続された所定のサーバから当該ウェブページを取得して前記画面を表示することを特徴とする。
請求項7に記載のノード処理プログラムの発明は、コンピュータを、請求項1乃至6の何れか一項に記載のノード装置として機能させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置により放送されたコンテンツデータが、上位階層の前記ノード装置から下位階層の前記ノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムであって、各前記ノード装置は、ユーザからの指示に応じて所定の画面を表示させる表示制御手段と、前記コンテンツデータの放送に関する放送情報画面の表示を契機として前記ツリー型放送システムに参加するための参加処理を実行し、前記放送情報画面の表示終了を契機として前記ツリー型放送システムから脱退するための脱退処理を実行する参加及び脱退制御手段と、を備え、前記表示制御手段により前記放送情報画面の表示が終了して他の画面に表示が遷移した場合に、前記参加及び脱退制御手段は、予め設定された待機時間内に前記放送情報画面が再表示されないことを条件として前記脱退処理を実行することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置により放送されたコンテンツデータが、上位階層の前記ノード装置から下位階層の前記ノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムへの参加及び脱退方法であって、前記ノード装置が、ユーザからの指示に応じて所定の画面を表示させる表示制御工程と、前記コンテンツデータの放送に関する放送情報画面の表示を契機として前記ツリー型放送システムに参加するための参加処理を実行し、前記放送情報画面の表示終了を契機として前記ツリー型放送システムから脱退するための脱退処理を実行する参加及び脱退制御工程と、を備え、前記表示制御工程により前記放送情報画面の表示が終了して他の画面に表示が遷移した場合に、前記参加及び脱退制御工程においては、予め設定された待機時間内に前記放送情報画面が再表示されないことを条件として前記脱退処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツデータの放送に関する放送情報画面の表示を契機として前記ツリー型放送システムに参加するための参加処理を実行し、前記放送情報画面の表示が終了して他の画面に表示が遷移した場合に、予め設定された待機時間内に前記放送情報画面が再表示されないことを条件として前記脱退処理を実行するように構成したので、放送情報画面を跨いで他の画面の頻繁な表示切り替えが起きてもトポロジーの安定化を図ることができる。また、ユーザのネットワーク環境における無駄なネットワークリソースの消費を抑えることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.ツリー型放送システムの構成等
始めに、図1等を参照して、本発明の一実施形態に係るツリー型放送システムの概要構成及び機能について説明する。
図1は、本実施形態に係るツリー型放送システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。
図1の下部枠101内に示すように、IX(Internet eXchange)3、ISP(Internet Service Provider)4a,4b、DSL(Digital Subscriber Line)回線事業者(の装置)5a,5b、FTTH(Fiber To The Home)回線事業者(の装置)6、及び通信回線(例えば、電話回線や光ケーブル等)7等によって、インターネット等のネットワーク(現実世界の通信ネットワーク)8が構築されている。なお、図1の例におけるネットワーク(通信ネットワーク)8には、データ(パケット)を転送するためのルータが、適宜挿入されているが図示を省略している。
このようなネットワーク8には、複数のノード装置(以下、「ノード」という)Nn(n=1,2,3・・・の何れか)が接続されている。また、各ノードNnには、固有の製造番号およびIP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられている。このような製造番号およびIPアドレスは、複数のノード間で重複しないものである。
そして、本実施形態に係るツリー型放送システムSは、これらのノードNnのうち、図1の上部枠100内に示すように、何れか複数のノードNnの参加により形成(構成)されるピアツーピア方式のネットワークシステムとなっている。なお、図1の上部枠100内に示すネットワーク9は、既存のネットワーク8を用いて形成された仮想的なリンクを構成するオーバーレイネットワーク9(論理的なネットワーク)である。
このようなツリー型放送システムSにおいては、放送局(放送装置)10からストリーミング方式でコンテンツデータが配信され、上位階層(以下、「上流」という)のノードNnから下位階層(以下、「下流」という)のノードNnに順次転送されるようになっている。
また、このようなトポロジーは、接続先紹介サーバ20により管理されている。そして、接続先紹介サーバ20は、ノードNnからの接続先紹介要求に応じて当該ノードNnに対してツリー型放送システムSにおける接続先となる上流ノードを紹介するようになっている。
図2は、ノードN12がツリー型放送システムSへの参加する際の様子を示した概念図である。
図2の例において、ノードN12がツリー型放送システムSに参加(言い換えれば、トポロジーに参加)する場合、先ず、当該ノードN12は、接続先紹介サーバ20へ接続先紹介要求情報を送信する(1)。接続先紹介サーバ20は、内部で管理しているトポロジー管理情報の中から下流側に接続が可能なノードNnを検索し、1以上の上流ノード候補のIPアドレス及びポート番号等を含む検索結果情報をノードN12へ返信(接続可能ノード紹介)する(2)。次に、ノードN12は、接続先紹介サーバ20から取得した上流ノード候補の中から1つの例えばノードN2を選択し、当該ノードN2へ接続要求情報を送信する(3)。次に、ノードN2は、内部で管理しているノード管理テーブルにノードN12の情報を追加し、ノードN12へ接続許可応答情報を返信する(4)。次に、ノードN12は、ノードN2へストリーム開始要求情報を送信する(5)。最後に、ノードN2は、装置内部にストリーム中継用のオブジェクトを準備し、ノードN12に対してストリーミングを開始する(6)。こうして、ツリー型放送システムSへのノードN12の参加が完了する。
一方、ノードN12がツリー型放送システムSから脱退(離脱)する場合、当該ノードN12は、ストリーム供給元である上流ノードN2に対してストリーム停止要求と離脱要求情報を送信する。これに応じて、ノードN2は、ストリーム中継用オブジェクトを破棄することでノードN12に対するストリーミングを停止し、同時にノード管理テーブルからノードN12の情報を削除することでノードN2との接続関係を断ち切る。
ここで、脱退するノードNnの下流側にノードNnが存在していた場合、当該下流ノードは、以下のa)、b)のいずれかの方法で放送経路の復元を行うことになる。
a)タイムアウト方式による再生
上流ノードからのストリーミング状態を常時監視しておき、一定時間、ストリーム供給が途絶したことを契機として、当該上流ノードとの接続状態を破棄して上記(1)〜(6)の手順で新たな上流ノードと接続する。
b)イベント通知方式による再生
上流ノードがツリー型放送システムSから脱退する際、直下の下流ノードに向けて離脱イベントを通知する。下流ノードが上流ノードからの離脱イベントを受信すると、上流ノードとの接続状態を破棄して上記(1)〜(6)の手順で新たな上流ノードと接続する。
また、ツリー型放送システムSに参加している各ノードNnは、上流ノードからのストリーム受信状態を監視し、一定の受信品質未満となったら、上記(1)〜(6)の手順で上流ノードを切り替えるようになっている。例えば、ノードN5は、ノードN2からのノードN6へ上流ノード(ストリーム供給元)を切り替えることができる。なお、受信品質の評価基準としては、過去一定期間における平均パケットレートおよびパケット損失率を用いることができる。
1−2.放送局10の構成等
次に、図3を参照して、放送局10の構成及び機能について説明する。
図3は、放送局10の概要構成例を示す図である。
放送局10は、図3に示すように、主電源101、主記憶装置102、ハードディスク装置103、CPU104、ネットワークインタフェース105、周辺機器制御チップ106、ビデオチップ107、音源チップ108、キーボード109、マウス110、ディスプレイ111、及び内蔵スピーカ112等を備えて構成されている。また、主電源101、主記憶装置102、ハードディスク装置103、CPU104、ネットワークインタフェース105、周辺機器制御チップ106、ビデオチップ107、及び音源チップ108は、システムバス113を介して相互に接続されている。また、放送局10は、ルータ114を介してネットワーク8に接続される。
主記憶装置102は、RAM及びROM等を備えて構成されており、オペレーティングシステム、ストリーム制御プログラム、画面制御プログラム、トポロジー制御プログラム、及びデコーダ(プログラム)等が記憶されている。また、主記憶装置102は、ノード管理テーブルを記憶しており、該ノード管理テーブルには、放送局10に接続された下流ノードの情報(IPアドレス及びポート番号等)が登録される。また、主記憶装置102は、バッファメモリ(例えば、リングバッファ)を有する。
また、ハードディスク装置103には、放送用コンテンツデータが記録されている。
CPU104は、主記憶装置102に記憶された各種プログラムにしたがって(つまり、プログラムの実行により)、例えばハードディスク装置103に記録されたコンテンツデータをパケット化し、ノード管理テーブルに登録された下流ノードに対して放送(ストリーム配信)する放送処理を行う。
なお、このような放送局10として、専用の放送サーバの他、何れかのノードNnが適用されても良い。
1−3.接続先紹介サーバ20の構成等
次に、図4を参照して、接続先紹介サーバ20の構成及び機能について説明する。
図4は、接続先紹介サーバ20の概要構成例を示す図である。
接続先紹介サーバ20は、図4に示すように、主電源201、主記憶装置202、ハードディスク装置203、CPU204、ネットワークインタフェース205、周辺機器制御チップ206、ビデオチップ207、キーボード208、マウス209、及びディスプレイ210等を備えて構成されている。また、主電源201、主記憶装置202、ハードディスク装置203、CPU204、ネットワークインタフェース205、周辺機器制御チップ206、及びビデオチップ207は、システムバス211を介して相互に接続されている。また、接続先紹介サーバ20は、ルータ212を介してネットワーク8に接続される。
主記憶装置202は、RAM及びROM等を備えて構成されており、オペレーティングシステム、放送局管理プログラム、トポロジー管理プログラム、接続先紹介プログラム、及び運用管理プログラム等が記憶されている。
また、ハードディスク装置203には、放送局管理データベース及びトポロジーデータベースが構築されている。放送局管理データベースには、各放送局10の所在情報(例えば、IPアドレス及びポート番号等)が放送チャンネル情報(例えばチャンネル番号)に対応付けられて登録される。また、トポロジーデータベースには、トポロジー管理情報が登録されている。かかるトポロジー管理情報は、放送チャンネル毎に存在し、放送チャンル情報に対応付けられている。そして、トポロジー管理情報には、トポロジーに参加している各ノードNnのノード情報(例えばIPアドレス及びポート番号)と、トポロジーにおいて各ノードNnが位置する階層と、各ノードNn夫々の下流ノードを示す下流ノード情報と、各ノードNnに接続可能な下流ノードの接続許容数と、各ノードNnが他のノードNnへコンテンツデータを転送する転送能力と、が含まれている。ここで、転送能力とは、例えば、ノードNnのCPUの処理速度(GHz)やネットワーク8における有効帯域(例えば、データ転送速度(bps))のことをいう。
CPU204は、主記憶装置202に記憶された各種プログラムにしたがって、例えばノードNnからの接続先紹介要求に応じて上記トポロジー管理情報から、接続されている下流ノードの数が接続許容数に満たない(下流側に接続が可能なノードNn)上流ノードを検索し、検索された1以上の上流ノード候補を接続先として紹介する紹介処理を行う。
1−4.ノードNnの構成等
次に、図5を参照して、ノードNnの構成及び機能について説明する。
図5は、ノードNnの概要構成例を示す図である。
ノードNnは、図5に示すように、主電源301、主記憶装置302、ハードディスク装置303、CPU304、ネットワークインタフェース305、周辺機器制御チップ306、ビデオチップ307、音源チップ308、キーボード309、マウス310、ディスプレイ311、及び内蔵スピーカ312等を備えて構成されている。また、主電源301、主記憶装置302、ハードディスク装置303、CPU304、ネットワークインタフェース305、周辺機器制御チップ306、ビデオチップ307、及び音源チップ308は、システムバス313を介して相互に接続されている。また、ノードNnは、ルータ314を介してネットワーク8に接続される。
なお、ノードNnとしては、PC、STB(Set Top Box)、或いは、TV受信機等を適用可能である。
主記憶装置302は、RAM及びROM等を備えて構成されており、オペレーティングシステム、ブラウザ(ブラウザプログラム:表示制御手段の一例)、ブラウザプラグイン、ALM(Application Layer Multicast)ノードプログラム(参加及び脱退制御手段の一例)、及びデコーダ等のノード処理プログラムが記憶されている。また、主記憶装置302は、ノード管理テーブルを記憶しており、該ノード管理テーブルには、自ノードに接続された下流ノードの情報(IPアドレス及びポート番号等)が登録される。また、主記憶装置302は、バッファメモリ(例えば、リングバッファ)を有する。
CPU304は、ブラウザにしたがって、ネットワークインタフェース305を介してネットワーク8上に接続された所定のサーバにおけるサイトにアクセスし(URL(Uniform Resource Locator)の指定による)、当該サイトから、画面を構成するウェブページを取得してこれをビデオチップ307を通じてディスプレイ311上に表示させる表示処理を行う。なお、ウェブページは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)データ等により構成される。
また、CPU304は、ALMノードプログラムにしたがって、ツリー型放送システムS(ある放送チャンネルに係るトポロジー)に参加するための参加処理を実行し、参加後に放送局10又は上流ノードから放送されネットワークインタフェース305を介して受信されたコンテンツデータのパケット(コンテンツストリーム)をバッファリングさせつつ再生処理を行う。
ここで、上記参加処理では、接続先紹介サーバ20に対して接続先紹介要求がなされ、接続先紹介サーバ20から紹介された上流ノードに接続(セッション確立)してストリーム開始要求がなされる。
また、上記再生処理では、受信されバッファメモリに蓄積されたコンテンツデータ(例えば、ビデオデータ及びオーディオデータ)が読み出されデコーダによりデコードされる。そして、デコードされたビデオデータ(映像情報)がビデオチップ307を通じてディスプレイ311に出力され、デコードされたオーディオデータ(音声情報)が音源チップ308を通じて内蔵スピーカ312(又は図示しない外部スピーカ)から出力される。
また、自ノードに下流ノードが接続されている場合、CPU304は、ALMノードプログラムにしたがって、バッファメモリに蓄積されたコンテンツデータの各パケットを下流ノードに転送(コンテンツストリームの中継)する転送処理を行う。
更に、CPU304は、ALMノードプログラムにしたがって、ツリー型放送システムSから脱退するための脱退処理を行う。
ここで、脱退処理では、上流ノードに対してストリーム停止要求がなされ当該上流ノードとの接続が切断され、接続先紹介サーバ20に対してトポロジー脱退通知がなされる。
なお、ブラウザとALMノードプログラムとは、マルチタスクにより同時進行(非常に短い間隔で交互に処理)されるようになっている。
そして、CPU304は、ブラウザによるコンテンツデータの放送に関する放送ページ(放送情報画面の一例)の表示を契機として、ALMノードプログラムにしたがってツリー型放送システムSに参加するための参加処理を実行し、ブラウザによる当該放送ページの表示終了を契機として、ALMノードプログラムにしたがって当該ツリー型放送システムSから脱退するための脱退処理を実行するようになっている。
ただし、本実施形態においては、放送ページから他のウェブページに表示が遷移し、その後再び放送ページが再表示された(放送ページに戻ってきた)場合を考慮して、CPU304は、放送ページの表示が終了しても直ちに脱退処理を行わず、予め設定された待機時間内に放送ページが再表示されないことを条件として上記脱退処理を実行するようになっている。つまり、放送ページから他のウェブページに表示が遷移しても当該放送ページに戻ってくる可能性がある間だけ、ノードをツリー型放送システムSへ参加させ、上記条件が満たされることを契機にツリー型放送システムSから脱退させる。言い換えれば、CPU304は、放送ページの表示状態においては永続的にコンテンツストリームの中継状態を維持し、その他のウェブページの表示状態においてはページの推定滞在時間(つまり、当該ページをユーザが閲覧している時間)に合わせて一定時間だけコンテンツストリームを中継するように制御する。
これを実現するための一手法について以下に説明する。
例えば、ブラウザにより放送ページがサイトから取得され表示される際に、放送用ウェブアプリケーション(例えば、Java(登録商標)スクリプトやActiveX(登録商標)スクリプトで構成)がロードされブラウザ上で実行されるようにし、放送ページの表示が終了する際に、当該放送用ウェブアプリケーションがアンロードされるようにしておく。そして、ALMノードプログラムは、放送用ウェブアプリケーションに対して定期的な(短い)時間間隔で放送用ウェブアプリケーションの生死問い合わせを行い、これに応じて放送用ウェブアプリケーションがALMノードプログラムに対して肯定応答するように構成する。また、この肯定応答は、監視タイマにより監視されるようにする。
仮に、放送ページから他のウェブページに表示が遷移し上記待機時間内に放送ページが再表示されなければ(戻ってこなければ)、ALMノードプログラムが放送用ウェブアプリケーションから肯定応答を得られないので、上記監視タイマがタイムアウトになり、これを契機として上記脱退処理が行われる。この場合、再び放送ページが表示されたとき、自ノードは既にツリー型放送システムSから脱退しているため、改めて上記参加処理が行われることになる。
他方、放送ページから他のウェブページに表示が遷移した後、待機時間内、つまり、監視タイマがタイムアウトする前に、放送ページが再表示されれば、再び放送用ウェブアプリケーションがロードされこれにより肯定応答が得られるので、上記脱退処理が行われることなく、参加が継続されることになる。
図6(A)は、生死問い合わせに対して肯定応答があった場合の概念図を、図6(B)は、生死問い合わせに対して肯定応答がなかった場合の概念図を夫々示している。
ところで、放送ページから表示遷移されるウェブページとしては、放送ページにリンク(ハイパーリンク)されたウェブページが一例として挙げられる。
図7は、放送ページを中心とした各ウェブページのリンクの一例を示す図である。図7の例では、放送ページには、ショッピングページ、商品紹介ページ、及びニュースページ等へのリンクが張られており、これらのウェブページのURLは互いに異なっている。また、図中破線51で囲まれるウェブページ(放送ページを含む)はサイトXから提供され、破線52で囲まれるウェブページはサイトYから提供され、破線53で囲まれるウェブページはサイトZから提供されるようになっている。また、サイトXは、サイトYとは関連が強いが、サイトZとは関連が弱い。
そして、上記待機時間は、ウェブページ毎に設定することが可能になっており、例えば、ウェブページにより提供される情報の内容に応じて設定される。これは、遷移後のウェブページの内容より当該ページの滞在時間(言い換えれば、当該ページをユーザが閲覧している時間)が異なることを考慮したものである。例えば、上記待機時間を設定するための生死監視時間が各ウェブページのURLに対応付けられて、ALMノードプログラムの内部で管理される生死監視時間管理テーブルに登録される。
図8は、生死監視時間管理テーブルに登録された情報の一例を示す図である。図8の例では、ショッピングページは滞在時間が長いと推定されるので、その生死監視時間は他のウェブページに比べて長くなっている。また、ニュースページは滞在時間が短いと推定されるので、その生死監視時間は他のウェブページに比べて短くなっている。また、放送ページを提供するサイトXと関連が強いサイトYから提供されるニュースページの生死監視時間は、サイトXと関連が弱いサイトZから提供されるニュースページの生死監視時間よりも長くなっている。これは、当該関連が強いサイトから提供されるウェブページほど、滞在時間が長いと推定されるからである。このように、ウェブページの推定滞在時間に合わせて一定時間だけ自ノードのツリー型放送システムSからの脱退が保留される。
そして、ブラウザによりウェブページが表示される際(例えば、表示遷移毎)に、当該ブラウザと情報交換できる常駐プログラム(例えば、ブラウザに組み込まれたブラウザプラグイン)により当該ウェブページのURLが、ALMノードプログラムに通知される。一方、ALMノードプログラムでは、新しいページに遷移したとき、直前のページが放送ページである場合に、当該常駐プログラムから取得したURLを検索キーとして、上記生死監視時間管理テーブルから当該URLに対応付けられた生死監視時間を取得し、これを上記監視タイマに設定して起動させる。なお、生死監視時間管理テーブルから生死監視時間が得られない場合は、初期値が用いられる。
2.ツリー型放送システムSの動作
次に、本実施形態に係るツリー型放送システムSの動作について説明する。
(ノードNnの処理)
先ず、図9乃至図11を参照して、ノードNnにおけるCPU304の処理について説明する。
図9は、CPU304により実行されるブラウザの処理を示すフローチャートであり、図10及び図11は、CPU304により実行されるALMノードプログラムの処理を示すフローチャートである。
図9の処理は、ブラウザの起動により開始される。ここで、例えば、ブラウザのデフォルトページ(ブラウザ起動時に自動的に表示されるページ)設定されている場合、当該ウェブページのURLに基づいてウェブページを提供するサイトにアクセスされ当該ウェブページがネットワーク8及びネットワークインタフェース305を介して取得され、これがディスプレイ311に表示される。
ステップS1では、放送ページが表示されたか否かが判別される。例えば、ブラウザのデフォルトページとして放送ページが表示された場合、或いは、後述する「ブラウザ規定の標準処理」において放送ページが表示された場合には(ステップS1:YES)、ステップS2に進み、放送ページを表示されていない場合には(ステップS1:NO)、ステップS7に進む。
ステップS2では、表示された放送ページにより指定される放送用ウェブアプリケーションがサイトからロードされ、当該ブラウザに組み込まれ放送ページ下で起動される。
次いで、ステップS3では、放送用ウェブアプリケーションからALMノードプログラムに対してトポロジーへの参加要求が発行される。なお、この参加要求には、放送チャンネル情報が含まれる。
次いで、ステップS4では、放送用ウェブアプリケーションとALMノードプログラムとのコネクションが確立される。
次いで、ステップS5では、ブラウザ規定の標準処理が行われる。この標準処理では、ユーザの指示にしたがって公知の種々の処理が行われる。例えば、ユーザからキーボード309等を通じてウェブページ(例えば、放送ページ又はニュースページ)のURLが指定された場合には、当該指定されたURLに基づいて当該ウェブページを提供するサイトにアクセスされ当該ウェブページが取得され、これがディスプレイ311に表示される。或いは、ユーザからウェブページの表示遷移指示があった場合、例えばユーザが現在表示されている放送ページ上にリンクが張られたニュースページのボタンをマウス310により指定した場合には、当該ニュースページを提供するサイトにアクセスされ当該ニュースページが取得され、これが上記放送ページに代えてディスプレイ311に表示される(その逆の場合もある)。
次いで、ステップS6では、ブラウザを終了するか否かが判別される。例えば、ユーザからブラウザの終了指示があった場合、或いは、ノードNnの電源オフ指令があった場合には、ブラウザを終了すると判別される。そして、ブラウザを終了しない場合には(ステップS6:NO)、ステップS1に戻る。
一方、ステップS7では、放送ページが表示終了されたか否かが判別される。例えば、上記ブラウザ規定の標準処理において、放送ページから他のウェブページへ表示が遷移した場合、或いはユーザからの指示にしたがって放送ページが表示終了した場合には(ステップS7:YES)、ステップS8に進み、当該放送ページが表示終了しない場合には(ステップS7:NO)、ステップS11に進む。
次いで、ステップS8では、放送用ウェブアプリケーションからALMノードプログラムに対して、トポロジーからの脱退要求が発行される。
次いで、ステップS9では、放送用ウェブアプリケーションとALMノードプログラムとのコネクションが切断される。
次いで、ステップS10では、上記放送用ウェブアプリケーションがアンロードされる。
一方、ステップS11では、ウェブページ表示初期化事象が発生したか否かが判別される。例えば、ブラウザ起動によりデフォルトページが表示された場合、或いはユーザ指示によりウェブページが表示遷移された場合には、ウェブページ表示初期化事象が発生したと判別され(ステップS11:YES)、ステップS12に進む。一方、ウェブページ表示初期化事象が発生しない場合には(ステップS11:NO)、ステップS13に進む。
ステップS12では、例えば、ブラウザに組み込まれているブラウザプラグインを介してALMノードプログラムに対してURLが通知される。
一方、ステップS13では、ALMノードプログラムからの生死問い合わせを受け付けたか否かが判別される。放送用ウェブアプリケーションがブラウザ上で動作している場合、生死問い合わせが受け付けられ(ステップS13:YES)、ALMノードプログラムに対して肯定応答が通知される(ステップS14)。一方、現在、放送ページ以外のウェブページが表示されており、放送用ウェブアプリケーションがブラウザ上で動作していない場合には、生死問い合わせが受け付けられず(ステップS13:NO)、ステップS5へ移行する。
そして、ステップS6においてブラウザを終了する場合において(ステップS6:YES)、放送ページの表示も同時に終了する場合には、上記ステップS8〜ステップS10と同様の処理が行われた後、ブラウザの処理が終了する。
一方、図10の処理は、ALMノードプログラムの起動(例えば電源オンによる)により開始される。
ステップS21では、プログラムの初期化が行われる。当該初期化処理においては、例えば、上述したウェブページのURL毎の生死監視時間の値を記載したファイルがセンターサーバからダウンロードされ、上述した生死監視時間管理テーブルに登録される。そして、上述した監視タイマに生死監視時間の初期値が設定される。
ステップS22では、放送用ウェブアプリケーションから発行されたトポロジーへの参加要求(上記ステップS3にて)を受け付けたか否かが判別される。当該参加要求が受け付けられた場合には(ステップS22:YES)、ステップS23に進み、当該参加要求が受け付けられていない場合には(ステップS22:NO)、ステップS30に進む。
ステップS23では、ALMノードプログラムと放送用ウェブアプリケーションとのコネクションが確立される。
次いで、ステップS24では、自ノードがトポロジーに未参加状態であるか否かが判別される。トポロジーに未参加状態である場合には(ステップS24:YES)、予め設定された接続先紹介サーバ20のIPアドレス及びポート番号に従いネットワーク8を介して接続先紹介サーバ20との接続(セッション)が確立され、当該接続先紹介サーバ20に対して接続先紹介要求情報(接続先紹介メッセージ)が送信される(ステップS25)。なお、当該接続先紹介要求情報には、放送チャンネル情報が含まれる。
一方、トポロジーに未参加状態でない場合(ステップS24:NO)、トポロジーに参加継続中に例えばニュースページから放送ページに戻ってきたということになるので、監視タイマが生死監視時間の初期値に再設定される(ステップS26)。例えばニュースページに生死監視時間から放送ページの生死監視時間(初期値)に変更設定される。
次いで、ステップS27では、放送用ウェブアプリケーションに対して生死問い合わせが発行される。
次いで、ステップS28では、生死監視時間が設定された監視タイマが起動(リセット)される。
次いで、ステップS29では、電源オフ指令があったか否かが判別される。電源オフ指令があった場合には(ステップS29:YES)、当該処理が終了し、電源オフ指令がない場合には(ステップS29:NO)、ステップS22に戻る。
ステップS30では、接続先紹介サーバ20からの上流ノード候補の検索結果情報(検索結果メッセージ)を受信したか否かが判別される。検索結果情報が受信された場合には(ステップS30:YES)、ステップS31に進み、検索結果情報が受信されない場合には(ステップS31:NO)、ステップS38に進む。
ステップS31では、受信した検索結果情報に示される上流ノード候補の中から1つの上流ノードが選択される。
次いで、ステップS32では、上記選択された上流ノード(放送局20の場合もある)のIPアドレス及びポート番号宛にネットワーク8を介して接続要求情報(接続要求メッセージ)が送信される。
次いで、ステップS33では、当該上流ノードからの接続許可応答情報(接続許可応答メッセージ)が受信され、自ノードと上流ノードとの接続(セッション)が確立される。
次いで、ステップS34では、当該上流ノードに対してストリーム開始要求情報(ストリーム開始要求メッセージ)が送信される。
次いで、ステップS35では、接続先紹介サーバ20に対してトポロジー参加報告情報(トポロジー参加報告メッセージ)が送信される。
次いで、ステップS36では、放送用ウェブアプリケーションに対して生死問い合わせが発行される。
次いで、ステップS37では、生死監視時間が設定された監視タイマが起動される。
一方、ステップS38では、上記上流ノードからのコンテンツストリームを受信したか否かが判別される。当該コンテンツストリームが受信された場合には(ステップS38:YES)、ステップS39に進み、当該コンテンツストリームが受信されない場合には(ステップS38:NO)、ステップS43に進む。
次いで、ステップS39では、自ノードに接続されている下流ノードがあるか否かが判別される。当該下流ノードがある場合には(ステップS39:YES)、ステップS40に進み、当該下流ノードがない場合には(ステップS39:NO)、ステップS41に進む。
ステップS40では、上記受信されたコンテンツストリームの下流ノードへの転送(ストリーミング)待機処理が行われる。
ステップS41では、ALMノードプログラムと放送用ウェブアプリケーションがコネクションを確立しているか否かが判別され、コネクションを確立している場合には(ステップS41:YES)、上記受信されてバッファメモリに蓄積されているコンテンツデータが再生される。
一方、図11に示すステップS43では、放送用ウェブアプリケーションから発行されたトポロジーからの脱退要求(上記ステップS8にて)を受け付けたか否かが判別される。当該脱退要求が受け付けられた場合には(ステップS43:YES)、ステップS44に進み、当該脱退要求が受け付けられていない場合には(ステップS43:NO)、ステップS48に進む。
ステップS44では、ALMノードプログラムと放送用ウェブアプリケーションとのコネクションが切断される。
次いで、ステップS45では、上記ステップS12によるブラウザプラグインからのURLが取得される。
次いで、ステップS46では、上記取得されたURLに対応付けられた生死監視時間が生死監視時間管理テーブルから特定され、監視タイマが当該特定された生死監視時間に設定される。なお、取得されたURLに対応する生死監視時間が登録されていない場合には、生死監視時間の初期値が監視タイマに設定される。
次いで、ステップS47では、生死監視時間が設定された監視タイマが起動(リセット)される。
一方、ステップS48では、上記起動された監視タイマのタイムアウトが発生したか否かが判別される。当該タイムアウトが発生した場合(ステップS48:YES)、つまり、放送用ウェブアプリケーションからの肯定応答がなく、監視タイマに設定された生死監視時間(待機時間)が経過した場合には、ステップS49に進み、当該タイムアウトが発生しない場合には(ステップS48:NO)、ステップS52に進む。
ステップS49では、上流ノードに対してストリーム停止要求情報(ストリーム停止要求メッセージ)が送信される。
次いで、ステップS50では、上流ノードに対して接続解除要求情報(接続解除要求メッセージ)が送信される。
次いで、ステップS51では、接続先紹介サーバ20に対してトポロジー脱退報告情報(トポロジー脱退報告メッセージ)が送信される。
一方、ステップS52では、放送用ウェブアプリケーションからの肯定応答の通知を受け付けたか否かが判別される。当該肯定応答の通知が受け付けられた場合には(ステップS52:YES)、ステップS53に進み、当該肯定応答の通知が受け付けらない場合には(ステップS52:NO)、ステップS55に進む。
ステップS53では、放送用ウェブアプリケーションに対して生死問い合わせが発行される。
次いで、ステップS54では、生死監視時間が設定された監視タイマが起動(リセットされ再スタート)される。
一方、ステップS55では、下流ノードからの接続要求情報を受信したか否かが判別される。接続要求情報が受信された場合には(ステップS55:YES)、ステップS56に進み、接続要求情報が受信されない場合には(ステップS55:NO)、ステップS58に進む。
ステップS56では、当該下流ノードの情報(例えばIPアドレス及びポート番号)がノード管理テーブルに追加される。
次いで、ステップS57では、当該下流ノードに対して接続許可応答情報が送信される。
一方、ステップS58では、下流ノードから接続解除要求情報が受信されたか否かが判別される。接続解除要求情報が受信された場合には(ステップS58:YES)、ステップS59に進み、接続解除要求情報が受信されない場合には(ステップS58:NO)、ステップS60に進む。
ステップS59では、当該下流ノードの情報(例えばIPアドレス及びポート番号)がノード管理テーブルから削除される。
一方、ステップS60では、下流ノードからのストリーム開始要求情報を受信したか否かが判別される。ストリーム開始要求情報が受信された場合には(ステップS60:YES)、ステップS61に進み、ストリーム開始要求情報が受信されない場合には(ステップS60:NO)、ステップS62に進む。
ステップS61では、当該下流ノードに対してコンテンツストリームの転送(ストリーミング)が開始される。
一方、ステップS62では、下流ノードからのストリーム停止要求情報を受信したか否かが判別される。ストリーム停止要求情報が受信された場合には(ステップS62:YES)、ステップS63に進み、ストリーム停止要求情報が受信されない場合には(ステップS62:NO)、ステップS29に移行する。
ステップS63では、当該下流ノードに対するコンテンツストリームの転送(ストリーミング)が停止される。
(放送局10の処理)
次に、図12を参照して、放送局10におけるCPU104の処理について説明する。
図12は、CPU104により実行されるストリーム制御プログラム等の処理を示すフローチャートである。
図12の処理は、ストリーム制御プログラム等の起動(例えば電源オンによる)により開始される。
ステップS71では、プログラムの初期化が行われる。かかる初期化処理では、放送局の登録要求情報(登録要求メッセージ:当該放送局10の所在情報等を含む)が接続先紹介サーバ20に送信される。かかるプログラムの初期化処理が終了すると、ノードNnからのメッセージの受信可能な状態となる。
次いで、ステップS72では、放送運営者から放送開始又は終了指示があったか否かが判別される。放送開始又は終了指示があった場合には、ステップS73に進み、放送開始又は終了指示がない場合には、ステップS75に進む。
ステップS73では、コンテンツデータのパケットの生成処理が開始又は終了される。コンテンツデータのパケットの生成処理が開始されると、ハードディスク装置103に記録されたコンテンツデータに対して読み出しアクセスがなされ、システムタイマと同期が取られながら、コンテンツデータのパケットが生成され、当該パケットがバッファメモリに格納される。一方、コンテンツデータのパケットの生成処理の終了時には、上記ハードディスク装置103に記録されたコンテンツデータに対する読み出しアクセスが停止され、バッファメモリがクリアされる。
次いで、ステップS74では、電源オフ指令があったか否かが判別される。電源オフ指令があった場合には(ステップS74:YES)、当該処理が終了し、電源オフ指令がない場合には(ステップS74:NO)、ステップS72に戻る。なお、当該処理の終了時には、放送局の削除要求情報(削除要求メッセージ:当該放送局10の所在情報等を含む)が接続先紹介サーバ20に送信される。
一方、ステップS75では、下流ノードからの接続要求情報を受信したか否かが判別される。接続要求情報が受信された場合には(ステップS75:YES)、ステップS76に進み、接続要求情報が受信されない場合には(ステップS75:NO)、ステップS78に進む。
ステップS76では、当該下流ノードの情報(例えばIPアドレス及びポート番号)がノード管理テーブルに追加される。
次いで、ステップS77では、当該下流ノードに対して接続許可応答情報が送信される。
一方、ステップS78では、下流ノードからの接続解除要求情報を受信したか否かが判別される。接続解除要求情報が受信された場合には(ステップS78:YES)、ステップS79に進み、接続解除要求情報が受信されない場合には(ステップS78:NO)、ステップS80に進む。
ステップS79では、当該下流ノードの情報(例えばIPアドレス及びポート番号)がノード管理テーブルから削除される。
一方、ステップS80では、下流ノードからのストリーム開始要求情報を受信したか否かが判別される。ストリーム開始要求情報が受信された場合には(ステップS80:YES)、ステップS81に進み、ストリーム開始要求情報が受信されない場合には(ステップS80:NO)、ステップS82に進む。
ステップS81では、当該下流ノードに対してコンテンツストリームの転送(ストリーミング)が開始される。
一方、ステップS82では、下流ノードからのストリーム停止要求情報を受信したか否かが判別される。ストリーム停止要求情報が受信された場合には(ステップS82:YES)、ステップS83に進み、ストリーム停止要求情報が受信されない場合には(ステップS82:NO)、ステップS74に移行する。
ステップS83では、当該下流ノードに対するコンテンツストリームの転送(ストリーミング)が停止される。
(接続先紹介サーバ20の処理)
次に、図13を参照して、接続先紹介サーバ20におけるCPU204の処理について説明する。
図13は、CPU204により実行されるトポロジー管理プログラム及び接続先紹介プログラム等の処理を示すフローチャートである。
図13の処理は、トポロジー管理プログラム及び接続先紹介プログラム等の起動(例えば電源オンによる)により開始される。
ステップS91では、プログラムの初期化が行われる。かかるプログラムの初期化処理が終了すると、ノードNnや放送局10からのメッセージの受信可能な状態となる。
次いで、ステップS92では、放送局10から登録要求情報又は削除要求情報を受信したか否かが判別される。登録要求情報又は削除要求情報が受信された場合には(ステップS92:YES)、ステップS93に進み、登録要求情報又は削除要求情報が受信されない場合には(ステップS92:NO)、ステップS96に進む。
ステップS93では、上記登録要求情報に含まれる所在情報等が、放送チャンネル情報に対応付けられて放送局管理データベースに登録される。又は、上記削除要求情報に含まれる所在情報等が放送局管理データベースから削除される。
次いで、ステップS94では、当該所在情報が登録された放送局10に対応する放送チャンネル情報がトポロジーデータベースに登録される。当該放送チャンネル情報がトポロジーデータベースから削除される。
次いで、ステップS95では、電源オフ指令があったか否かが判別される。電源オフ指令があった場合には(ステップS95:YES)、当該処理が終了し、電源オフ指令がない場合には(ステップS95:NO)、ステップS92に戻る。
一方、ステップS96では、ノードNnからの接続先紹介要求情報を受信したか否かが判別される。接続先紹介要求情報が受信された場合には(ステップS96:YES)、ステップS97に進み、接続先紹介要求情報が受信されない場合には(ステップS96:NO)、ステップS99に進む。
ステップS97では、トポロジーデータベースから、例えば、接続先紹介要求情報に含まれる放送チャンネル情報に対応する上流ノードが検索され、検索された1以上の上流ノード候補のIPアドレス及びポート番号等が取得される。
次いで、ステップS98では、上記取得された上流ノード候補のIPアドレス及びポート番号等を含む検索結果情報が、接続先紹介要求をしたノードNnに対して返信される。
一方、ステップS99では、ノードNnからのトポロジー参加報告情報又はトポロジー脱退報告情報を受信したか否かが判別される。トポロジー参加報告情報又はトポロジー脱退報告情報が受信された場合には(ステップS99:YES)、ステップS100に進み、トポロジー参加報告情報又はトポロジー脱退報告情報が受信されない場合には(ステップS99:NO)、ステップS95に移行する。
ステップS100では、トポロジー参加報告情報又はトポロジー脱退報告情報にしたがってトポロジーデータベースに登録されたトポロジー管理情報が更新される。これにより、トポロジーの変動が反映される。
以上説明したように、上記実施形態によれば、コンテンツデータの放送に関する放送ページの表示を契機としてツリー型放送システムS(トポロジー)に参加するための参加処理を実行し、放送ページの表示が終了して他のウェブページに表示が遷移した場合に、予め設定された待機時間内に放送ページが再表示されないことを条件としてツリー型放送システムSからの脱退処理を実行するように構成したので、ウェブアプリケーションから階層状トポロジーを放送経路となすツリー型放送システムSを利用するとき、放送ページから他のウェブページに遷移しても、当該ページの待機時間だけノードNnがツリー型放送システムSから脱退しないので、放送ページを基点にページ遷移を頻繁に繰り返すようなウェブブラウジング操作を行っても、頻繁にトポロジーから脱退したり再参加をしたりすることがないため、トポロジーの安定性が担保される。つまり、放送ページを跨いでウェブページの頻繁な表示切り替えが起きてもトポロジーの安定化を図ることができる。
また、トポロジーの安定性を担保させる極端な制御方式としては、ブラウザが放送ページを最初に表示した時点でノードNnがツリー型放送システムSに参加し、オペレーティングシステムの終了時点でツリー型放送システムSから脱退する方式が挙げられるが、この方式と比較したとき本発明による制御方式の方がユーザの意図に反してユーザのネットワーク環境における無駄なネットワークリソース(例えば、帯域)の消費を抑えることができるので効果的である。
また、上記実施形態において放送ページから遷移される他のウェブページにより提供される情報の内容に応じて個々に待機時間を設定(生死監視時間として設定)できるように構成し、放送ページから他のウェブページに遷移しても、当該ページに固有の推定滞在時間だけノードNnがツリー型放送システムSから脱退しないように構成したので、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
なお、上記実施形態における変形例として、ブラウザと情報を交換できる常駐プログラム(例えば、ブラウザプラグイン)がユーザのブラウザ操作パターンを学習し、それに応じて上記待機時間を適切に設定するように構成してもよい。例えば、上記待機時間は、放送ページから遷移された他のウェブページの過去の表示時間に基づいて設定されるようにする。具体的には、放送ページ以外の着目されるウェブページにおける最近(例えば、過去一ヶ月以内)のユーザの滞在時間を記憶しておき、記憶された複数の滞在時間を平均化した時間を生死監視時間として、当該ウェブページのURLに対応付けて生死監視時間管理テーブルに登録する。そして、当該ウェブページに遷移した際に上記滞在時間が平均化された生死監視時間が設定される(図11に示すステップS46)ように構成する。これにより、ユーザ毎のウェブページの過去の表示パターンに合わせたかたちで待機時間を設定することができ、より一層、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
また、更に別の変形例として、各ノードNnにおける上記待機時間は、ツリー型放送システムSにおける自ノードの階層位置(トポロジー階層レベル)に応じて設定されるように構成してもよい。すなわち、トポロジー階層レベルが小さいノードほど(階層の上流側ほど)生死監視時間を大きくする。例えば、ウェブページの推定滞在時間にトポロジー階層レベル毎に設定された係数を乗ずることで実現できる(最終的な生死監視時間=推定滞在時間から求めた生死監視時間×{1+0.1×(現在の全体階層レベル−自ノードの階層レベル)})。これにより、コンテンツソース(放送局)に近いノード(上流のノード)ほどツリー型放送システムSから脱退し難くなるのでトポロジーの安定性を向上させることができる。
また、更に別の変形例として、各ノードNnにおける上記待機時間は、ツリー型放送システムSにおいて自ノードに接続される下流ノードの数(下流中継数)に応じて設定されるように構成してもよい。すなわち、現在の下流中継数が多いノードほど生死監視時間を大きくする。例えば、ウェブページの推定滞在時間に下流中継数に応じた係数を乗ずることで実現できる(最終的な生死監視時間=推定滞在時間から求めた生死監視時間×{1+0.1×現在の下流中継数})。これにより、多くの下流ノードへ転送(中継)するノードほどツリー型放送システムSから脱退し難くなるのでトポロジーの安定性を向上させることができる。
なお、上記実施形態としては、所定のサイトから取得されるウェブページを例にとって説明したが、サイトから取得されるウェブページに代えて、ノードにインストールされたアプリケーションの機能により表示されるコンテンツデータの放送に関する放送情報画面と、遷移される他の画面(例えば、カレンダー、ワードプロセッサ、及び計算に係る画面)を適用してもよく、この場合も上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
本実施形態に係るツリー型放送システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。 ノードN12がツリー型放送システムSへの参加する際の様子を示した概念図である。 放送局10の概要構成例を示す図である。 接続先紹介サーバ20の概要構成例を示す図である。 ノードNnの概要構成例を示す図である。 (A)は、生死問い合わせに対して肯定応答があった場合の概念図を、(B)は、生死問い合わせに対して肯定応答がなかった場合の概念図を夫々示している。 放送ページを中心とした各ウェブページのリンクの一例を示す図である。 生死監視時間管理テーブルに登録された情報の一例を示す図である。 CPU304により実行されるブラウザの処理を示すフローチャートである。 CPU304により実行されるALMノードプログラムの処理を示すフローチャートである。 CPU304により実行されるALMノードプログラムの処理を示すフローチャートである。 CPU104により実行されるストリーム制御プログラム等の処理を示すフローチャートである。 CPU204により実行されるトポロジー管理プログラム及び接続先紹介プログラム等の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
8 ネットワーク
9 オーバーレイネットワーク
10 放送局
20 接続先紹介サーバ
101,201,301 主電源
102,202,302 主記憶装置
103,203,303 ハードディスク装置
104,204,304 CPU
105,205,305 ネットワークインタフェース
106,206,306 周辺機器制御チップ
107,207,307 ビデオチップ
108,308 音源チップ
109,208,309 キーボード
110,209,310 マウス
111,210,311 ディスプレイ
112,312 内蔵スピーカ
113,211,313 システムバス
114,212,314 ルータ
Nn ノード
S ツリー型放送システム

Claims (9)

  1. 複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置により放送されたコンテンツデータが、上位階層の前記ノード装置から下位階層の前記ノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムにおける前記ノード装置であって、
    ユーザからの指示に応じて所定の画面を表示させる表示制御手段と、
    前記コンテンツデータの放送に関する放送情報画面の表示を契機として前記ツリー型放送システムに参加するための参加処理を実行し、前記放送情報画面の表示終了を契機として前記ツリー型放送システムから脱退するための脱退処理を実行する参加及び脱退制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段により前記放送情報画面の表示が終了して他の画面に表示が遷移した場合に、前記参加及び脱退制御手段は、予め設定された待機時間内に前記放送情報画面が再表示されないことを条件として前記脱退処理を実行することを特徴とするノード装置。
  2. 請求項1に記載のノード装置において、
    前記待機時間は、前記遷移された前記他の画面により提供される情報の内容に応じて設定されることを特徴とするノード装置。
  3. 請求項1に記載のノード装置において、
    前記待機時間は、前記遷移された前記他の画面の過去の表示時間に基づいて設定されることを特徴とするノード装置。
  4. 請求項1に記載のノード装置において、
    前記待機時間は、前記ツリー型放送システムにおける自ノード装置の階層位置に応じて設定されることを特徴とするノード装置。
  5. 請求項1に記載のノード装置において、
    前記待機時間は、前記ツリー型放送システムにおいて自ノード装置に接続される下位階層のノード装置の数に応じて設定されることを特徴とするノード装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載のノード装置において、
    前記表示制御手段は、前記画面を構成するウェブページのURL(Uniform Resource Locator)に基づいてネットワークに接続された所定のサーバから当該ウェブページを取得して前記画面を表示することを特徴とするノード装置。
  7. コンピュータを、請求項1乃至6の何れか一項に記載のノード装置として機能させることを特徴とするノード処理プログラム。
  8. 複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置により放送されたコンテンツデータが、上位階層の前記ノード装置から下位階層の前記ノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムであって、
    各前記ノード装置は、
    ユーザからの指示に応じて所定の画面を表示させる表示制御手段と、
    前記コンテンツデータの放送に関する放送情報画面の表示を契機として前記ツリー型放送システムに参加するための参加処理を実行し、前記放送情報画面の表示終了を契機として前記ツリー型放送システムから脱退するための脱退処理を実行する参加及び脱退制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段により前記放送情報画面の表示が終了して他の画面に表示が遷移した場合に、前記参加及び脱退制御手段は、予め設定された待機時間内に前記放送情報画面が再表示されないことを条件として前記脱退処理を実行することを特徴とするツリー型放送システム。
  9. 複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置により放送されたコンテンツデータが、上位階層の前記ノード装置から下位階層の前記ノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムへの参加及び脱退方法であって、
    前記ノード装置が、
    ユーザからの指示に応じて所定の画面を表示させる表示制御工程と、
    前記コンテンツデータの放送に関する放送情報画面の表示を契機として前記ツリー型放送システムに参加するための参加処理を実行し、前記放送情報画面の表示終了を契機として前記ツリー型放送システムから脱退するための脱退処理を実行する参加及び脱退制御工程と、を備え、
    前記表示制御工程により前記放送情報画面の表示が終了して他の画面に表示が遷移した場合に、前記参加及び脱退制御工程においては、予め設定された待機時間内に前記放送情報画面が再表示されないことを条件として前記脱退処理を実行することを特徴とするツリー型放送システムへの参加及び脱退方法。
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