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JP4764085B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

この発明は、ウェット性能、雪上性能および、ドライ路面での操縦安定性能を犠牲とすることなしに耐偏摩耗性能を有利に向上させた空気入りタイヤ、なかでも、乗用車用および小型トラック用として用いて好適なタイヤに関するものである。
ウェット性能、操縦安定性能および雪上性能を重視した従来のこの種の空気入りタイヤとしては、図6に展開図で示すようなトレッドパターンを有するものがある。
ここでは、トレッド踏面41の中央部に、踏面幅方向に所定の間隔をおいて位置して、円周方向に直線状に連続して延びる一対の主溝42を設けるとともに、それぞれのトレッド踏面端から、踏面幅Wの10%の位置に、これも円周方向に連続して延びる各一本の周溝43を形成したところにおいて、両周溝43に挾まれる中央領域44の各半部で、周溝43から主溝42側へ延在し、その主溝42に開口して終了するとともに、円周方向に対する鋭角側の角度を主溝42に向けて次第に小さくする湾曲傾斜溝45を円周方向に向けて間隔をおいて複数本設けて、円周方向に隣接するそれぞれの湾曲傾斜溝45間に、主溝42側に向けて幅を漸減する先細り陸部46を区画するとともに、それぞれの先細り陸部46からなる陸部列を、踏面センターCを隔てるそれぞれの半部で相互に点対称に形成するとともに、周溝43より踏面端側のそれぞれの側部域47では、湾曲傾斜溝45と同方向に傾斜して周溝43および踏面端のそれぞれに開口する、円周方向に対する鋭角側の角度が湾曲傾斜溝45のそれより大きい横溝48を円周方向に間隔をおいて形成してその側部域47陸部列をブロック列としている。
なおここでは、先細り陸部46の「幅」は、その陸部46の展開平面視で、それの延在方向に延びる陸部センターラインlと直交する方向に測った陸部幅をいうものとする。
またここでは、各先細り陸部46に、相互に隣接する湾曲傾斜溝45の円周方向の中央部位置で一端が周溝43に開口するも、他端がその陸部46内で終了する副溝49を、陸部46のセンターラインl上に延在させて設けるとともに、その副溝49と、副溝49にほぼ沿って延びる複数本の長サイプ50と、傾斜溝45にほぼ直交する方向に延びる短サイプ51と、傾斜溝45および周溝43とによって先細り陸部46内に、長サイプ50の延在方向に長い、湾曲した四辺形状をなす複数のサブブロック52を区分し、そして、側部域47の各ブロックに、横溝48に沿って延びる複数本のサイプ53をブロック幅一杯に形成することで、そのブロック内に、サイプ53の延在方向に長い四辺形状をなすサブブロック54を区分し、さらに、両主溝42間のリブ55に、図では右上がりに直線状に延びて、その両主溝42に開口する傾斜サイプ56の複数本を円周方向に等間隔で形成している。
このようなタイヤによれば、とくには、それぞれの溝42,43,45,48,49によってウェット排水性を確保し、また、湾曲傾斜溝45,横溝48および副溝49によって雪上性能を確保し、それぞれの溝45,48,49およびサイプ50,51,53,56の、トレッド踏面幅方向に延びるエッジ成分をもって、ウェット面での水膜切断機能を発揮させるとともに、雪上での駆動および制動性能の一層の向上に寄与させることができる。
ところで、このような従来技術にあっては、とくには、各先細り陸部46内に区分されるサブブロック52および、側部域ブロック内に区分されるサブブロック54のそれぞれが、長サイプ50およびサイプ53の延在方向に長い長方形様の形態を有することから、タイヤの負荷転動に当って、それらのサブブロック52,54に短辺方向の力が作用した場合に、サブブロックに大きな倒れ込み変形が生じ、これがサブブロック、ひいては、先細り陸部46および側部域ブロックに大きな偏摩耗を発生させるという問題があった。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、ウェット性能、雪上性能および操縦安定性能を犠牲にすることなく、耐偏摩耗性能を向上させた空気入りタイヤを提供するにある。
この発明に係る一の空気入りタイヤは、トレッド踏面の半部で、トレッド踏面端から、トレッド踏面幅の10〜30%の範囲に、円周方向に、たとえば、直線状、ジグザグ状等に連続して延びる一本以上の周溝を設けるとともに、少なくとも一本の周溝から、たとえば複数本のそれぞれの周溝から交互に、トレッド踏面の中央部側へ延在して、円周方向に対する鋭角側の角度が、その周溝から離れるにつれて次第に小さくなる湾曲傾斜溝を円周方向に間隔をおいて複数本設けてなるものであり、円周方向に隣接するそれぞれの湾曲傾斜溝間に区画されて、トレッド踏面の中央部側に向けて幅を次第に減少する先細り陸部からなる陸部列をトレッド踏面に形成し、この陸部列の各先細り陸部に、円周方向に対する大小二種類の傾斜角度で、相互に交差することなく直線状に延びるそれぞれのサイプを円周方向に交互に設け、一方のサイプの、円周方向に対する鋭角側の角度を75〜90°の範囲の角度とするとともに、他方のサイプの同様の角度を30〜60°の範囲の角度として、一方のサイプおよび他のサイプの各端を、周溝または湾曲傾斜溝に開口させるとともに、一方および他方のそれぞれのサイプの相互を先細り陸部内でジグザグ状に配設して、それらのそれぞれのサイプと、周溝または湾曲傾斜溝とによって先細り陸部内にサブブロックを区分し、また、トレッド踏面の残部に、トレッド踏面端から、トレッド踏面幅の10〜25%の範囲の位置で円周方向に直線状に延びる第2の周溝及び、この第2の周溝からトレッド踏面の幅方向内側に離隔して、円周方向に直線状に延びる第3の周溝をそれぞれ設け、この第3の周溝と、トレッド踏面の前記半部側に延在する一本の周溝との間に区画される陸部列の幅を、第2の周溝と第3の周溝との間に区画される陸部列の幅の1.5倍以上としてなるものである。
なおここで、周溝の延在位置は、それの中心線の位置をもっていうものとし、また、先細り陸部の「幅」というときは、先にも述べたように、それの延在方向に延びる陸部センターラインと直交する方向に測った陸部幅をいうものとし、そして、サイプにつき、「相互に交差することなく」延びるとは、両サイプがともに交点で終了する場合をも含んで、互いに交わることなく延びる延在態様をいうものとする。
またここで、「サイプ」とは、タイヤの負荷転動に際し、接地面内で溝壁が相互に接触する狭副溝をいうものとする。
そして、この発明に係る他の空気入りタイヤは、トレッド踏面の少なくとも半部で、トレッド踏面端からトレッド踏面幅の10〜30%の範囲に、円周方向に連続して延びる周溝を設けるとともに、少なくとも一本の周溝からトレッド踏面の中央部側へ延在して、円周方向に対する鋭角側の角度が、その周溝から離れるにつれて次第に小さくなる湾曲傾斜溝を円周方向に間隔をおいて複数本設けてなるものであり、円周方向に隣接するそれぞれの湾曲傾斜溝間に区画されて、トレッド踏面の中央部側に向けて幅を次第に減少する先細り陸部からなる陸部列をトレッド踏面に形成し、この陸部列の各先細り陸部に、円周方向に対する大小二種類の傾斜角度で、相互に交差することなく直線状に延びるそれぞれのサイプを円周方向に交互に設け、一方のサイプの、円周方向に対する鋭角側の角度を75〜90°の範囲の角度とするとともに、他方のサイプの同様の角度を30〜60°の範囲の角度としてなる、一方のサイプおよび他のサイプの各端を、周溝または湾曲傾斜溝と開口させるとともに、一方および他方のそれぞれのサイプの相互を先細り陸部内でジグザグ状に配設して、それらのそれぞれのサイプと、周溝または湾曲傾斜溝とによって先細り陸部内にサブブロックを区分し、それぞれの先細り陸部に、円周方向に対する鋭角側の角度が30〜60°の範囲の角度で、湾曲傾斜溝とは逆方向に直線状に延びて、隣接する湾曲傾斜溝を相互に連通させる一本以上の傾斜副溝を円周方向に間隔をおいて設けてなるものである。
そしてこの場合は、傾斜副溝を、先に述べた他方のサイプ、すなわち、円周方向に対して30〜60°の範囲の角度で延在するサイプとほぼ平行に延在させることが好ましい。
ここで、「ほぼ平行」とは、複数本の他方のサイプの、一の先細り陸部内での延在角度は、一般に±15°の角度範囲内で変化することを考慮して、その角度範囲に含まれる角度差が存在する場合をも含むものとする意味である。
先に述べた一の空気入りタイヤにおいて好ましくは、第2の周溝と第3の周溝との間に、前記湾曲傾斜溝と同方向に傾斜して、それらの両周溝に開口する傾斜溝を円周方向に間隔をおいて複数本設けて、それらの両周溝間の陸部列をブロック列とする。
ところでこの場合は、各傾斜溝を、第2の周溝の近傍部分の、横断面積の減少域を介して第2の周溝に開口させることがより好ましい。
また好ましくは、トレッド踏面の前記半部側に延在する一本の周溝からトレッド踏面端側へ突出して陸部内で終了する補助溝を、湾曲傾斜溝の延長線上に形成する。
そしてまた好ましくは、第2の周溝からトレッド踏面端側へ突出して陸部内で終了する他の補助溝を、傾斜溝の延長線上に形成する。
この発明に係る他の空気入りタイヤは、トレッド踏面の半部に、先に述べたいずれかの踏面模様を形成するとともに、トレッド踏面の残部に、トレッド踏面の中央部で円周方向に連続して延びるセンター周溝を介して、その踏面模様と線対称をなす陸部列を形成することができる。
そしてまた、上記のさらに他の空気入りタイヤは、線対称陸部を形成することに代えて、トレッド踏面の半部に、先に述べたいずれかの踏面模様を形成するとともに、トレッド踏面の残部に、トレッド踏面の中央部で円周方向に連続して延びるセンター周溝を介して、その踏面模様と点対称をなす陸部列を形成することもできる。
陸部列が線対称もしくは点対称をなすこれらのそれぞれのタイヤにおいてより好ましくは、それぞれの踏面端に最も近接して位置するそれぞれの周溝より幅方向外側に設けたそれぞれの陸部列をリブとし、各リブの幅方向の中間部に、円周方向に直線状に連続して延びる一本の円周サイプを形成し、この円周サイプと、上記周溝との間およびトレッド踏面端との間のそれぞれに踏面幅方向に延びてそれらのそれぞれに開口する横サイプを設けるとともに、周溝側の横サイプの形成ピッチを、踏面端側の横サイプのそれより大きくし、円周サイプより周溝側の横サイプの間、たとえば、隣接する横サイプの中央位置に、円周サイプ達することなく終了する補助溝を周溝に開口させて設け、その円周サイプより踏面端側に、横サイプの形成ピッチに対応して位置して、円周サイプおよび踏面端のそれぞれに開口する横溝を、一本以上の横サイプを隔てて形成する。
この発明に係る一の空気入りタイヤでは、トレッド踏面端から、トレッド踏面幅の10〜30%の範囲に、円周方向に連続する一本以上の周溝を設けることで、負荷転動するタイヤの、前後方向へのすぐれた排水性を実現することができる。
なおここで、一本以上の周溝の形成位置を、トレッド踏面端から、踏面幅の10〜30%の範囲とするのは、それを10%未満としたときは、一般的な幅(たとえば5〜15mmの範囲)を有する周溝の形成下では、それよりトレッド踏面端側に区画される陸部の幅、ひいては、剛性が不足して旋回性能が低下することになる他、トレッド踏面端側の陸部の摩耗体積が不足して、そこに他の部分に比して早期の摩耗を生じ易くなり、一方、30%を越えると、トレッド踏面端側の陸部での排水性能が低下することになる。
またここでは、周溝からトレッド踏面の中央部側へ延びて、円周方向に対する鋭角側の角度が、その周溝から離れるにつれて小さくなる湾曲傾斜溝を複数本設けることで、排水をより円滑に、かつ迅速に行わせることができ、またすぐれた雪上性能を確保することができる他、湾曲傾斜溝間に区画される陸部の、踏面端への近接部分に、とくに、トレッド踏面端側からトレッド幅方向に入力される大きな横力に対する高い剛性を発揮させて、その踏面端近接部分への偏摩耗の発生等を有効に防止することができる。
そしてまた、湾曲傾斜溝間に区画されて、トレッド踏面の中央側に向けて幅を減じる各先細り陸部に、大小二種類の角度で、相互に交差することなく延びるサイプを円周方向に交互に設けて複数のサブブロックを区分することにより、サイプそれ自身が、接地面内で溝壁が相互に接触する程度の狭副溝であって、その接地面内では、それぞれのサブブロックが相互の接触下で支えあうことになるので、各先細り陸部、ひいては、それからなる陸部列全体の剛性を十分に確保して、剛性不足に起因する偏摩耗の発生、操縦安定性の低下等のおそれを十分に取り除くことができる。
さらにこのタイヤでは、相互に交差することなく直線状に延びる、二種類のそれぞれのサイプを円周方向に交互に設けるとともに、一方のサイプの、円周方向に対する角度を75〜90°の範囲とし、また、他方のサイプの同様の角度を30〜60°の範囲として、各先細り陸部内に、ほぼ三角形、台形、五角形等の形態のサブブロックを区分することにより、そのサブブロックへの各方向からの入力に対して、そのサブブロックが特定の方向へとくに大きく倒れ込み変形するのを有効に抑制することができ、これがため、サブブロックが長方形の形態をなす従来技術に比し、サブブロックおよび先細り陸部への偏摩耗の発生を大きく低減させることができる。
しかもここでは、一方のサイプの延在角度を75〜90°の範囲とすることで、そのサイプのエッジを、ウェット路面上の水膜の切断に加えて、雪上での駆動および制動性能の向上に有効に寄与させることができる。
なおここで、先細り陸部それ自体は、その幅方向に変形し易いので、これを原因とする偏摩耗が発生し易くなるも、ここでは、他方のサイプの延在角度を30〜60°の範囲として、二種類のサイプと溝とで区画されるサブブロックの形状を三角形に近づけることにより、各サブブロックの変形方向を分散させて、偏摩耗を有効に抑制することができる。
ところで、各先細り陸部に、湾曲傾斜溝とは逆方向に延びる一本以上の傾斜副溝を設けた他の空気入りタイヤでは、その傾斜副溝によって雪柱剪断力を発生させて雪上性能を高めることができる。
なお、この他の空気入りタイヤでは、傾斜副溝の延在角度を30〜60°の範囲とすることにより、それにて分割される先細り陸部部分への極端な鋭角隅部の発生を防止して、その部分の剛性低下に起因する、操縦安定性の低下、偏摩耗の発生等のおそれを有効に取り除くことができる。
そしてまた、このような傾斜副溝と湾曲傾斜溝とによって顕在化される円周方向ジグザグ溝の作用下で、ウェット排水性能を一層向上させることができる。
なお以上のような傾斜副溝は、トレッド踏面端から、トレッド踏面幅の35〜75%の範囲内に溝中心線を有すること、いいかえれば、前記周溝と、先に述べた第3の周溝との間の陸部の中央部付近に溝中心を有するものとすることが好ましく、これによれば、その傾斜副溝に、高い排水性能および雪上性能を発揮させることができる。
さらに、傾斜副溝を、前記他のサイプと、±15°の角度差を限度としてほぼ平行に延在させた場合には、先にも述べたように、その傾斜副溝、サイプおよび他の溝によって区画されるサブブロックを、三角形に十分近づけて、偏摩耗の発生を有効に抑制することができる。
また、この発明に係る一の空気入りタイヤでは、トレッド踏面の残部側のトレッド踏面端から、トレッド踏面幅の10〜25%の範囲に設けた第2の周溝と、それより踏面幅方向内側に設けた第3の周溝との間に区画される陸部列幅に対し、その第3の周溝と、トレッド踏面の前記半部側の、踏面端からトレッド踏面幅の10〜30%の位置に延在する周溝との間に区画される陸部列の幅を1.5倍以上として、踏面模様を、トレッド踏面中心に対して非対称とすることにより、少なくとも三本の周溝の作用下で、排水性を一層高めてすぐれた耐ハイドロプレーニング性能を確保することができ、また、車両への装着時に車両の外側に位置することになる、先細り陸部を含む陸部列の幅を1.5倍以上として、その陸部列の踏面幅方向の剛性を高めることで、旋回性能を大きく向上させることができる。
そしてまた、この一の空気入りタイヤでは、踏面模様を、トレッド踏面中心に対して非対称とすることで、車両への装着姿勢で車両の内側になる踏面部分と、外側になる踏面部分とを所要に応じて機能分離させることができ、たとえば、車両の内側になる踏面部分には、主として排水機能を、そして外側になる踏面部分には、主として踏面握持機能をそれぞれ発揮させることができる。
ところで、このタイヤにおいて、第2の周溝と第3の周溝との間に、湾曲傾斜溝と同方向に傾斜して、それらの両周溝に開口する傾斜溝を設けた場合には、それらの周溝間の陸部列の接地性を高めることに加え、トレッド踏面端側への円滑にして速やかな排水機能を発揮させることができる。
この場合において、傾斜溝を、第2の周溝の近傍部分での横断面積の減少域を介してその第2の周溝に開口させたときは、排水性能,雪上性能等を確保しつつ、その横断面積の減少域をもって、パターンノイズを有利に低減させることができる。
このタイヤにおいて、トレッド踏面の前記半部側で延在する一本の周溝からトレッド踏面端側へ突出して陸部内で終了する補助溝を設けた場合には、雪上性能の向上を図ることができ、また、その補助溝を陸部内で終了させることで、パターンノイズの増加を抑制するとともに、偏摩耗の発生を抑制することができる。
しかも、上記補助溝を湾曲傾斜溝の延長線上に形成した場合には、延長線上に形成しない場合に比して、雪柱剪断力を高めて雪上性能を向上させることができる。
そしてこれらのことは、第2の周溝からトレッド踏面端側へ突出して陸部内で終了する他の補助溝を、傾斜溝の延長線上に形成した場合にもまた同様である。
ところで、この発明に係る他の空気入りタイヤでは、トレッド踏面の半部には、最初に述べたタイヤと同様の踏面模様を形成し、そして、トレッド踏面の残部に、センター周溝を介して、上記踏面模様と線対称をなす陸部列を形成したときは、センター周溝のそれぞれの側部に延在する湾曲傾斜溝をともに、タイヤの負荷転動時における排水流線に沿った方向に延在させることができ、排水性能をより一層向上させることができる。
また、この発明に係る他の空気入りタイヤで、トレッド踏面の半部に、最初に述べたタイヤと同様の踏面模様を形成するとともに、トレッド踏面の残部に、センター周溝を介して、その踏面模様と点対称をなす陸部列を形成したときは、タイヤの回転方向についての方向性を無くして、左右輪タイヤのローテーションを可能とすることができ、結果として、偏摩耗の発生を有利に抑制することができる。
そして、これらの、後者の二種類のタイヤにおいて、それぞれのトレッド踏面端に近接、たとえば隣接する陸部列をリブとしたときは、その陸部列の剛性を十分に高めて旋回性能をより向上させることができる。
また、各リブの幅方向中間部に円周サイプを形成したときは、周方向のエッジ成分の増加に基き、雪上旋回性能を向上させることができる。
そして、円周サイプと、周溝との間およびトレッド踏面端との間のそれぞれに横サイプを設けるとともに、周溝側の横サイプの形成ピッチを、反対側の横サイプのそれより大きくした場合には、所要の陸部剛性を確保して、すぐれた旋回性能を発揮させることができる。
さらに、円周サイプより周溝側の横サイプの間に補助溝を、また、円周サイプより踏面端側に、横サイプの形成ピッチに対応して位置する横溝をそれぞれ設けた場合には、雪柱剪断力を高めて雪上性能を一層向上させることができる。
図1は、この発明の実施形態の要部をトレッド踏面の半部だけについて示す踏面模様の展開図である。
なお、トレッド踏面の残部には、所要に応じた適宜のトレッド模様を形成することができる。
ここでは図示を省略するタイヤの内部構造は、一般的な乗用車用ラジアルタイヤ、小型トラック用ラジアルタイヤ等と同様のものとすることができる。
図に示すところではトレッド踏面1の一方側の半部において、トレッド踏面端Eから、トレッド踏面幅Wの10〜30%の範囲に、たとえば、円周方向に直線状に連続して延びる一本の周溝2を設けるとともに、この周溝2から、トレッド踏面中央部側、たとえば踏面センターC側へ延在し、円周方向に対する鋭角側の角度α,β,γ等を周溝2から離れるにつれて次第に小さくする、図では上方側に凸となる湾曲傾斜溝3の複数本を円周方向に所定の間隔をおいて形成して、円周方向に隣接するそれぞれの湾曲傾斜溝3間に、踏面センターC側に向けて幅を漸次減少する先細り陸部4を区画し、これにより、踏面センターCと周溝2との間に、先細り陸部4からなる中央域陸部列5を形成する。
なおここで、先細り陸部4の「幅」とは、その陸部4の延在方向に延びる、陸部4の円周方向の中点を通る陸部センターラインlと直交する方向に測った幅をいうものとする。
またここでは、陸部列5の各先細り陸部4に、円周方向に対する大小二種類の鋭角側の傾斜角度で、相互に交差することなく直線状に延びて、各端がいずれかの溝2,3に開口するそれぞれのサイプ6,7を円周方向に交互に設け、一方のサイプ6の、円周方向に対する鋭角側の角度を75〜90°の範囲内の角度とし、他方のサイプ7の同様の角度を30〜60°の範囲内の角度とする。
相互に交差させることなく延在するこのようなサイプ6,7によれば、図2(a)に示すように、先細り陸部4の縁部上の交点でそれらを終了させることで、先細り陸部4内に、他の溝2,3との協働下で、三角形状および台形状のサブブロック8を区分することができる他、図2(b)に示すように、陸部4内では相互の交点をもつことなく延在させることで、三角形状、台形状および五角形状のそれぞれのサブブロック8を区分することもでき、さらには、図1に示すように、陸部4の縁部上の交点で終了させるものと、交点をもつことなく延在させるものとを適宜に選択することもでき、なかでも、後二者のサイプ延在形態を選択したときは、サイプ6,7にて区分されるサブブロック8の表面積の均一化を図ることが容易になるので、特定のサブブロック8だけがとくに早期に摩耗するのを有利に防止することができる。
また、図1に示すところでは、それぞれの先細り陸部4に、円周方向に対する鋭角側の角度が30〜60°の範囲の角度で、湾曲傾斜溝3とは逆方向に直線状に延びて、隣接するそれぞれの湾曲傾斜溝3に開口してそれらを相互に連通させる一本以上、図では一本の傾斜副溝9を、たとえば、周溝2側から測って、陸部列5の幅の40〜70%の範囲内に溝中心を位置させて、好ましくは、サイプ7とほぼ平行な延在姿勢で、円周方向に間隔をおいて複数本設けて。これらの傾斜副溝9を、湾曲傾斜溝3を介して円周方向にジグザグ状に延在させる。
そしてさらには、前記周溝2とトレッド踏面端Eとの間に区画される側部域陸部列10をリブとして、このリブを幅方向にほぼ三等分するそれぞれの位置に、円周方向に直線状に連続して延びる二本の円周サイプ11,12を形成し、また、周溝2側の円周サイプ11と、その周溝2との間およびトレッド踏面端Eとの間のそれぞれに、ほぼ踏面幅方向に延びて、それらのそれぞれに開口する横サイプ13,14をそれぞれ設け、ともに同等のピッチで形成されるこれらのそれぞれの横サイプ13,14を、相互に半ピッチずつ位相差をつけて位置させる。
加えてここでは、周溝2側の横サイプ13の間、たとえば、二本の横サイプ13のほぼ中央部位置に、周溝2からトレッド踏面端側へ突出して円周サイプ11に達することなく終了する補助溝15を、好ましくは、湾曲傾斜溝3の延長線上に形成し、また、踏面端E側の横サイプ14間に、それらのほぼ中央部にあって、円周サイプ11および踏面端Eの双方に開口する横溝16を、好ましくは横サイプ14に沿わせて形成する。
このように構成してなるタイヤによれば、とくには、中央域陸部列5の踏面模様により、前述したように、すぐれたウェット性能、雪上性能および操縦安定性を十分に確保してなお、サイプ6,7にて区分されるサブブロック8の偏摩耗を効果的に防止することができる。
そしてまた、側部域陸部列10の踏面模様によって、前後および横方向の高い雪上性能、すなわち、駆動、制動および旋回性能と、すぐれた操縦安定性とを確保する。
図3(a)は、以上に述べた構成の全部を主要部とする他のタイヤの実施形態を示す踏面模様の展開図である。
ここでは、トレッド踏面1の前記半部側に、先に述べた踏面模様と同様の踏面模様を形成する一方、トレッド踏面1の残部側では、トレッド踏面端Eからトレッド踏面幅Wの10〜25%の範囲内の位置に、円周方向に直線状に連続して延びる第2の周溝17を設けるとともに、この第2の周溝17から、踏面センターC側へ、踏面幅Wの15%以上離隔して位置して、円周方向に直線状に連続して延びる第3の周溝18を設け、そして、これらの両周溝17,18間に区画される陸部列19の幅W1に対し、第3の周溝18と、前記トレッド踏面半部側の一本の周溝2との間に区画される陸部列20の、先に述べた陸部列5より幾分広幅となる幅W2を1.5倍以上の寸法として、トレッド踏面1の全体にわたる踏面模様を踏面センターCに対して非対称としたものである。
またここでは、第2の周溝17と第3の周溝18との間に、前記湾曲傾斜溝3と同方向に傾斜するも、図では下方側へ幾分凸となる向きに湾曲してそれらの両周溝17,18に開口する傾斜溝21の複数本を、円周方向に間隔をおいて形成して、陸部列19をブロック列とし、また、このような傾斜溝21の、第2の周溝17の近傍部分、たとえば、その周溝17から測って、陸部列幅W1の20〜50%の範囲内の延在部分を、図3(a)のb−b線に沿う断面を示す図3(b)から明らかなような横断面積の減少域21aとする。
図示のこの減少域21aでは、たとえば、幅を4mm、深さを7mmとし傾斜溝21の溝幅を、その溝縁の一方側から追出し形成されて、1.5mmの深さまで達する傾斜面21bを介して、0.7mmまで低減させることとしており、これによれば、減少域を設けることで、パターンノイズの低減を図り、また、耐偏摩耗性を向上させることができる。
なおここで、陸部列19を完全なリブとしないのは、、エッジ成分の作用に基く雪上性能の向上を企図するためである。
加えてここでは、陸部19の各ブロックに、隣接する傾斜溝21のほぼ中央位置を通ってそれらに沿って延びる一本の傾斜サイプ22および、その傾斜サイプ22に交差して、それとほぼ直交する方向に延びる一本の交差サイプ23のそれぞれを、ともにブロックに貫通させて設け、傾斜サイプ22のエッジ成分をもって雪上での駆動および制動性能の、そして、交差サイプ23によって雪上旋回性能の向上をそれぞれ担保する。
さらにこのタイヤでは、第2の周溝17より踏面端E側に区画される側部域陸部列24をリブとし、このリブの、幅方向の中間位置に、円周方向に直線状に連続して延びる一本の円周サイプ25を形成するとともに、この円周サイプ25と第2周溝17との間およびトレッド踏面端Eとの間のそれぞれに、幾分下方側へ凸となる湾曲形態で踏面幅方向に延びてそれらのそれぞれに開口する横サイプ26,27をそれぞれ形成して、周溝17側の横サイプ26の形成ピッチを、他方の横サイプ27の形成ピッチより大きくし、また、相互に隣接する横サイプ26のほぼ中央部分には、それらに沿って延びて周溝17および円周サイプ25のそれぞれに開口する補助溝28を、そして、大小二種類の形成ピッチをもつ横サイプ27の、大ピッチ部分のほぼ中央位置には、踏面端Eからそれらの横サイプ27に沿って延びて、円周サイプ25に達することなく終了する横溝29をそれぞれ設ける。
側部域陸部列24のこのような踏面模様によれば、とくに、それぞれのサイプ26,27のエッジ成分、および、補助溝28による雪柱剪断力の増加により、雪上での駆動および制動性能を、また、円周サイプ25によって雪上旋回性能をそれぞれ有効に向上させることができる。
そして、図3(a)に示すところでは、以上のことに加えて、陸部列20の、第3の周溝18に近接した部分に、傾斜サイプ22と同方向に傾斜して、その周溝18および湾曲傾斜溝3の両者に開口する複数本の直線状サイプ30を、陸部列19の、傾斜溝21と傾斜サイプ22との形成ピッチとほぼ等しいピッチで相互に平行に形成する。
ここで、これらの直線状サイプ30は、そのエッジ成分をもって、雪上での駆動および制動性能を向上させるべく機能することができる。
図4は、他のタイヤの実施形態を示す踏面模様の展開図であり、これはとくに、図1との関連の下で先に述べた陸部列5の踏面模様を、トレッド踏面1の半部に形成するとともに、トレッド踏面1の残部に、踏面センターCに重ねて形成されて、円周方向に連続して延びるセンター周溝31を介して、その踏面模様と線対称をなす陸部列32を形成したものであり、また、さらに他の実施形態を展開図で示す図5のタイヤは、トレッド踏面1の半部に形成した陸部列5の踏面模様を、同様のセンター周溝31を介して、その踏面模様と点対称をなす陸部列33を形成したものである。
そして、図4および5に示すこれらのタイヤでは、より好ましくは、トレッド踏面端Eに最も近接して位置するそれぞれの周溝2より幅方向外側のそれぞれ側部域陸部列34をともにリブとし、各リブの幅方向の中間部に、円周方向に直線状に連続して延びる一本の円周サイプ35を形成し、この円周サイプ35と、上記周溝2との間およびトレッド踏面端Eとの間のそれぞれに、踏面幅方向に延びてそれらのそれぞれに開口する横サイプ36,37を設けるとともに、周溝2側の横サイプ36の形成ピッチを踏面端側の横サイプ37のそれより大きくし、また、周溝2側の横サイプ36間の、隣接するそれらのサイプ36のほぼ中央部に、周溝2に開口するも円周サイプ35に達することなく終了する補助溝38を設けるとともに、踏面端側の横サイプ37間に、それらの横サイプ37の形成ピッチと対応して位置して、踏面端Eおよび円周サイプ35のそれぞれに開口する横溝39を、図では、横サイプ37の二本ずつを隔てて形成する。
それぞれの側部域陸部列34に以上のような踏面模様を形成してなるタイヤによれば、図3(a)に示す側部域陸部列24について前述したところと同様の作用効果もたらすことができる。
内部補強構造を共通にした、サイズが205/55R16の乗用車用タイヤにつき、踏面模様を図3〜6に示すように変化させるとともに、溝寸法等を表1〜4に示すように選択した実施例タイヤおよび従来タイヤのそれぞれにつき、耐ハイドロプレーニング性能、ドライ路面上での操縦安定性能および雪上性能についての試験を行ったところ表5に指数で示す結果を得た。
なお、表5の指数値は、大きいほどすぐれた結果を示すものとした。
ところで、表5の性能試験は、220kPaの内圧を充填したタイヤを実車に装着し、2名乗車に相当する荷重条件として、
耐ハイドロプレーニング性能は、水深5mmのウェット路面を走行したときの、ハイドロプレーニング現象の発生時の速度をテストドライバーがフィーリング評価することにより求め、
ドライ路面上での操縦安定性能は、ドライ状態のサーキットコースを、各種の走行モードでスポーツ走行したときのフィーリングを、テストドライバーによって評価することにより求め、
雪上フィーリングは、圧雪路面のテストコースでの制動性、発進性、直進性およびコーナリング性を総合評価することにより求め、
雪上ブレーキは、圧雪上を40km/hからフル制動したときの制動距離を計測することにより求め、
そして、雪上トラクションは、圧雪上で50(m)の距離での発進加速タイムを計測することにより求めた。
Figure 0004764085
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表5に示すところによれば、実施例タイヤはいずれも、全ての性能について、従来タイヤ対比すぐれた結果を示し、なかでも、実施例タイヤ1は、相対的にとくにすぐれた性能を発揮できることが解かる。
この発明の実施の形態をトレッド踏面の半部だけについて示す踏面模様の展開図である。 サイプの他の形成態様を例示する要部拡大図である。 他のタイヤの実施形態を示す踏面模様を示す展開図である。 他のタイヤの実施形態を示す踏面模様を示す展開図である。 さらに他のタイヤの実施形態を示す踏面模様を示す展開図である。 従来タイヤの踏面模様を示す展開図である。
符号の説明
1 トレッド踏面
2 周溝
3 湾曲傾斜溝
4 先細り陸部
5 中央域陸部列
6,7 サイプ
8 サブブロック
9 傾斜副溝
10,24,34 側部域陸部列
11,12,25,35 円周サイプ
13,14,36,37 横サイプ
15,28,38 補助溝
16,29,39 横溝
17 第2の周溝
18 第3の周溝
19,20 陸部列
21 傾斜溝
21a 横断面積減少域
21b 傾斜面
22 傾斜サイプ
23 交差サイプ
26,27 横サイプ
30 直線状サイプ
31 センター周溝
32 線対称陸部列
33 点対称陸部列
W トレッド踏面幅
E トレッド踏面端
C 踏面センター
l 陸部センターライン
W1,W2 陸部列幅
α,β,γ 円周方向に対する鋭角側角度

Claims (10)

  1. トレッド踏面の半部で、トレッド踏面端からトレッド踏面幅の10〜30%の範囲に、円周方向に連続して延びる周溝を設けるとともに、少なくとも一本の周溝からトレッド踏面の中央部側へ延在して、円周方向に対する鋭角側の角度が、その周溝から離れるにつれて次第に小さくなる湾曲傾斜溝を円周方向に間隔をおいて複数本設けてなる空気入りタイヤにおいて、
    円周方向に隣接するそれぞれの湾曲傾斜溝間に区画されて、トレッド踏面の中央部側に向けて幅を次第に減少する先細り陸部からなる陸部列をトレッド踏面に形成し、この陸部列の各先細り陸部に、円周方向に対する大小二種類の傾斜角度で、相互に交差することなく直線状に延びるそれぞれのサイプを円周方向に交互に設け、一方のサイプの、円周方向に対する鋭角側の角度を75〜90°の範囲の角度とするとともに、他方のサイプの同様の角度を30〜60°の範囲の角度として、一方のサイプおよび他のサイプの各端を、周溝または湾曲傾斜溝に開口させるとともに、一方および他方のそれぞれのサイプの相互を先細り陸部内でジグザグ状に配設して、それらのそれぞれのサイプと、周溝または湾曲傾斜溝とによって先細り陸部内にサブブロックを区分し、トレッド踏面の残部に、トレッド踏面端から、トレッド踏面幅の10〜25%の範囲の位置で円周方向に直線状に延びる第2の周溝及び、この第2の周溝からトレッド踏面の幅方向内側に離隔して、円周方向に直線状に延びる第3の周溝をそれぞれ設け、この第3の周溝と、トレッド踏面の前記半部側に延在する一本の周溝との間に区画される陸部列の幅を、第2の周溝と第3の周溝との間に区画される陸部列の幅の1.5倍以上としてなる空気入りタイヤ。
  2. トレッド踏面の少なくとも半部で、トレッド踏面端からトレッド踏面幅の10〜30%の範囲に、円周方向に連続して延びる周溝を設けるとともに、少なくとも一本の周溝からトレッド踏面の中央部側へ延在して、円周方向に対する鋭角側の角度が、その周溝から離れるにつれて次第に小さくなる湾曲傾斜溝を円周方向に間隔をおいて複数本設けてなる空気入りタイヤにおいて、
    円周方向に隣接するそれぞれの湾曲傾斜溝間に区画されて、トレッド踏面の中央部側に向けて幅を次第に減少する先細り陸部からなる陸部列をトレッド踏面に形成し、この陸部列の各先細り陸部に、円周方向に対する大小二種類の傾斜角度で、相互に交差することなく直線状に延びるそれぞれのサイプを円周方向に交互に設け、一方のサイプの、円周方向に対する鋭角側の角度を75〜90°の範囲の角度とするとともに、他方のサイプの同様の角度を30〜60°の範囲の角度としてなる、一方のサイプおよび他のサイプの各端を、周溝または湾曲傾斜溝に開口させるとともに、一方および他方のそれぞれのサイプの相互を先細り陸部内でジグザグ状に配設して、それらのそれぞれのサイプと、周溝または湾曲傾斜溝とによって先細り陸部内にサブブロックを区分し、それぞれの先細り陸部に、円周方向に対する鋭角側の角度が30〜60°の範囲の角度で、湾曲傾斜溝とは逆方向に直線状に延びて、隣接する湾曲傾斜溝を相互に連通させる一本以上の傾斜副溝を円周方向に間隔をおいて設けてなる空気入りタイヤ。
  3. 傾斜副溝を、前記他方のサイプとほぼ平行に延在させてなる請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 第2の周溝と第3の周溝との間に、前記湾曲傾斜溝と同方向に傾斜して、それらの両周溝に開口する傾斜溝を円周方向に間隔をおいて複数本設けてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  5. 傾斜溝を、溝断面積の減少域を介して第2の周溝に開口させてなる請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. トレッド踏面の前記半部側に延在する一本の周溝からトレッド踏面端側へ突出して陸部内で終了する補助溝を、湾曲傾斜溝の延長線上に形成してなる請求項1,4または5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 第2の周溝からトレッド踏面端側へ突出して陸部内で終了する他の補助溝を、傾斜溝の延長線上に形成してなる請求項4〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. トレッド踏面の半部に、請求項2に記載した踏面模様を形成するとともに、トレッド踏面の残部に、トレッド踏面の中央部で円周方向に連続して延びるセンター周溝を介して、その踏面模様と線対称をなす陸部列を形成してなる空気入りタイヤ。
  9. トレッド踏面の半部に、請求項2に記載した踏面模様を形成するとともに、トレッド踏面の残部に、トレッド踏面の中央部で円周方向に連続して延びるセンター周溝を介して、その踏面模様と点対称をなす陸部列を形成してなる空気入りタイヤ。
  10. それぞれのトレッド踏面端に最も近接して位置するそれぞれの周溝より幅方向外側に設けたそれぞれの陸部列をリブとし、各リブの幅方向の中間部に、円周方向に直線状に連続して延びる一本の円周サイプを形成し、この円周サイプと、上記周溝との間およびトレッド踏面端との間のそれぞれに、踏面幅方向に延びてそれらのそれぞれに開口する横サイプを設けるとともに、周溝側の横サイプの形成ピッチを、踏面端側の横サイプのそれより大きくし、円周サイプより周溝側の横サイプの間に、円周サイプに達することなく終了する補助溝を周溝に開口させて設け、その円周サイプより踏面端側に、横サイプの形成ピッチに対応して位置して、円周サイプおよび踏面端のそれぞれに開口する横溝を、一本以上の横サイプを隔てて形成してなる請求項8もしくは9に記載の空気入りタイヤ。
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