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JP4755920B2 - キャリア位相追尾装置および擬似雑音コード信号追尾装置 - Google Patents

キャリア位相追尾装置および擬似雑音コード信号追尾装置 Download PDF

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JP4755920B2 JP2006046748A JP2006046748A JP4755920B2 JP 4755920 B2 JP4755920 B2 JP 4755920B2 JP 2006046748 A JP2006046748 A JP 2006046748A JP 2006046748 A JP2006046748 A JP 2006046748A JP 4755920 B2 JP4755920 B2 JP 4755920B2
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Description

この発明は、重畳すべきデータにより位相変調されたキャリア信号のキリャア位相を追尾する装置およびスペクトラム拡散のために変調する擬似雑音コード信号を追尾する装置に関するものである。
近年GPS受信機は、小型化・低消費電力化が進み、携帯電話を始めとする携帯用機器に組み込まれて使用されることが多くなってきた。これらの機器は屋内で使用される機会も多く、GPS受信機は屋内でも測位できることが要求される。しかし、測位を行うためには上空2万kmの衛星から放送される、屋外でさえ微弱な電波信号を、S/N比の劣化する屋内で受信し、追尾して、ドップラ周波数や擬似距離を計測しなければならず、これまでの受信機に比べて感度の飛躍的な向上が必要となっている。また、そのような劣悪な環境でも測位結果の精度を確保するためには、測位演算のための情報となる擬似距離やドップラ周波数のいわゆる観測生データの精度を向上させる必要がある。
このような問題を解決する一方策として、アシストGPS(A−GPS)と呼ばれる測位方式がスナップトラック社(現クアルコム社)によって開発され、日本でもKDDI社が2001年11月からサービスを開始した。しかし、携帯電話においてA−GPS方式で測位を行うためには、測位要求ごとにセンター局と通信を行わねばならず、そのたびに通信や測位サービスの費用が発生するため、位置を計測する費用を削減できるように移動局(=携帯電話)側が単独で測位できるようにしたいという要望があり、KDDI社は2003年から携帯電話機単体で測位できるサービスも開始している。
前記アシストGPSではない典型的なスタンドアローンタイプのGPS受信機は、キャリア(搬送波)を追尾するキャリア追尾ループと擬似雑音コード(PRN符号)を追尾するコード追尾ループとを有している。このキャリア追尾ループはコード追尾で擬似雑音コードに対する同期が維持された状態でキャリアに対する同期を行うために実行され、衛星のドップラシフト周波数の測定を行って受信点の速度を求めるために使用される。一方、コード追尾ループは、擬似距離を測定し、受信点の位置を求めるために使用される。いずれの追尾ループも誤差検出器とループフィルタで構成されている。
ここでキャリア追尾ループについて図1を参照して説明する。図1においてキャリアNCO11は、指定された周波数・位相でキャリア信号を発生する発振器であり、位相誤差検出器12はこのキャリアNCO11の発生したキャリア信号(推定キャリア位相)と入力信号との位相差を求める。ループフィルタ13は、キャリアNCO11が発生するキャリア信号が入力信号のキャリア位相と同期するように、位相誤差に応じてキャリアNCO11を対する適正な制御値を求める。位相誤差検出器12とループフィルタ13は実際にはソフトウェア処理により構成される。GPSの場合、キャリアには50bpsの航法メッセージがBPSK(2値位相変調)で重畳されている。そのため、データビットが0から1へ、または1から0へと変化すると、キャリア信号の位相が180°変化する。このような位相のジャンプが発生してもキャリア位相ロックを継続するために、一般にCostas誤差検出器が用いられる。
上記位相誤差検出器12とループフィルタ13は精度と感度に大きく関係している。精度と感度を向上させるためには、位相誤差検出器12で入力誤差に対する出力のS/N比を改善し、ループフィルタ13の雑音帯域幅Bnを小さくするという設計方針が考えられる。しかし、Bnが小さいほど熱雑音の影響を小さくすることができる反面、局部発振器の短期安定度の影響が強くなり、位相雑音が増えるので、Bnの値を小さくするのにも限界がある。
図2は前記Costas誤差検出器の構成を示している。このようにCostas誤差検出器は、I成分の乗算(相関)器121と、Q成分の乗算(相関)器122を備え、それぞれの乗算結果をデータ数Nで減算し、両者の積を位相誤差θerrとして求める。なおAはゲイン調整のための係数である。
前述の精度と感度を向上させるために位相誤差検出器のS/N比を改善する方法として、誤差検出に用いるデータを積算して平滑処理することが考えられる。しかし、GPSのL1帯のCAコードには航法メッセージと呼ばれる50bpsのデータがBPSKで重畳されていて、キャリア同期が維持された状態の同相信号(Iデータ)は航法メッセージのビットデータの反転(以下、単に「ビット反転」という。)によって180°位相が変化する。そのため次のような問題が生じる。
図3は、上記Iデータについて航法メッセージのビット反転の位置と周期の例を示している。航法メッセージの1ビットは20ms持続するので、Iデータは最短周期では20msごとにその極性が反転する。そのため、たとえば5ms区間で平滑処理を行う場合、航法メッセージのビット反転が含まれる区間での積算値は極性反転した値の積算によってデータが相殺され、位相誤差検出器のS/N比が劣化するという問題が生じる。
また、同じ理由で、航法メッセージのデータ1ビット分に相当する時間(20ms)よりも長く積算することができず、位相誤差検出の感度向上には限界があった。
これらの問題を回避するために、前記A−GPS方式では、基地局サーバから移動局に対して航法メッセージを送信するようにし、移動局では航法メッセージによるビット反転の影響を除去して上記積算時間を20ms以上延長して精度および感度の向上を図ることができる。このように航法メッセージのビット反転タイミングに合わせて擬似雑音コードの極性を反転するようにしたものが特許文献1に開示されている。
特開2005−64983号公報
ところが、特許文献1に示されているスペクトラム拡散信号受信装置においては、外部から与えられる航法メッセージのビット反転タイミングに応じて擬似雑音コードの極性を反転可能なように擬似雑音コード発生回路を構成しなければならず、その回路構成が複雑になるという問題があった。
また、このような高感度GPSは古典的な受信機に比べ15〜20dB低い信号の追尾が可能だが、低C/No(Carrier to Noise Ratio)時には非常に不安定で、ドップラ周波数や擬似距離は推定できるものの、測量やRTKといったキャリア位相情報を使用するアプリケーションで必要な積算デルタレンジ(ADR:Accumulated Delta Range)等のキャリア位相情報が出力できないという欠点があった。
そこで、この発明の第1の目的は、航法メッセージ等、重畳データを復調していない状態でも、そのビット反転タイミング情報を用い、且つ回路構成を複雑にすることなく、位相誤差の検出精度・感度を向上させたキャリア位相追尾装置および擬似雑音コード信号追尾装置を提供することにある。
第2の目的は、低C/No時に安定したキャリア位相追尾を行い、キャリア位相情報の測定結果を出力することにある。
この発明のキャリア位相追尾装置は、キャリア信号を発生するキャリア信号発生手段と、重畳データのビット列により2値位相変調されたキャリア信号を入力し、前記キャリア信号発生手段によるキャリア信号に基づいて前記入力信号のキャリア成分を除去するとともに、該キャリア成分の除去された信号のI成分とQ成分を求める手段と、前記I成分とQ成分とについて、前記所定積算区間分の積算値として、該所定積算区間内で前記位相変調によるビット反転があったものとして求めた積算値と、該所定積算区間内でビット反転がなかったものとして求めた積算値のうち、値の大きな方の積算値を当該所定積算区間の有効積算値として採用する手段と、前記I成分とQ成分とについて、前記所定積算区間の有効積算値を前記重畳データの1ビット分以上の時間に亘り積算した値に基づいてキャリア位相の追尾誤差を求め、該追尾誤差が減少する方向に前記キャリア信号発生手段の発生するキャリア信号の位相を制御する手段とを備える。
この発明の擬似雑音コード信号追尾装置は、擬似雑音コード信号を発生する擬似雑音コード信号発生手段と、重畳データのビット列により2値位相変調された擬似雑音コード信号を入力し、該擬似雑音コード信号と前記擬似雑音コード信号発生手段による擬似雑音コード信号との相関値を求める手段と、前記相関値の所定積算区間分の積算値を求める手段と、前記所定積算区間分の積算値として、該所定積算区間内で前記位相変調によるビット反転があったものとして求めた積算値と、該所定積算区間内でビット反転がなかったものとして求めた積算値のうち、値の大きな方の積算値を前記所定積算区間の有効積算値として採用する手段と、前記所定積算区間の有効積算値を前記重畳データの1ビット分以上の時間に亘り積算した値に基づいて擬似雑音コード信号の追尾位相誤差を求め、該追尾位相誤差が減少する方向に前記擬似雑音コード信号発生手段の発生する擬似雑音コード信号の位相を制御する手段とを備える。
法メッセージ等の重畳データにより2値位相変調されたキャリア信号のキャリア成分がキャリア信号発生手段により発生されたキャリア信号に基づいて除去され、入力信号のI成分とQ成分とについて所定時間内で前記重畳データの位相変調によるビット反転があったものとして求めた積算値と、ビット反転がなかったものとして求めた積算値のうち、値の大きいな方の積算値を有効積算値として採用するようにしたことにより、前記I成分とQ成分とについて重畳データのビット反転が生じる時間を超える時間に亘って積算しても積算値の相殺がなく、位相誤差検出器のS/N比が改善でき、キャリア位相追尾の精度・感度が向上する。しかもキャリア信号発生手段は発生するキャリア信号の極性を反転させる機能を備えなくてもよく、積算値を求める際の演算処理によって前記ビット反転に対する対応が可能であるので、装置を複雑化することもない。また、ビット反転によるキャリア位相の180°の位相変化の影響が除去できるので、従来GPS受信機で一般に用いられていたCostasループではなく、SimpleなPLLによる追尾が可能になる。SimpleなPLLを用いればCostasループに比べ感度を6dB向上させることができる。
法メッセージ等の重畳データにより2値位相変調された擬似雑音コード信号と、擬似雑音コード信号発生手段により発生された擬似雑音コードとの相関(積算)値を求め、前記相関値の所定時間分の積算値を求める手段と、相関値の所定時間内での位相変調によるビット反転があったものとして求めた積算値と、ビット反転がなかったものとして求めた積算値のうち、値の大きな方の積算値を有効積算値として採用し、ビット反転が生じ得る時間を超える時間にわたる前記有効積算値に基づいて擬似雑音コード信号の追尾位相誤差を求めることによって、擬似雑音コード信号の追尾位相誤差のS/N比が改善され、擬似雑音コード信号の追尾精度・感度を高めることができる。しかも極性を反転出力する擬似雑音コード信号発生手段を設ける必要がなく、全体の構成を簡素化できる。
この発明の第1の実施形態に係るキャリア位相追尾装置を備えるGPS受信装置について各図を参照して説明する。
図4はGPS受信機の主要部の構成を示すブロック図である。図4においてADコンバータ31はアンテナからのIF信号をディジタルデータ列に変換する。IQ分離回路32はADコンバータ31により変換されたディジタルデータ列のうちI成分(同相成分)とQ成分(90°位相差成分)とに分離する。キャリア除去回路33は、IQ分離回路32により分離されたI信号とQ信号に対して、キャリアNCO21で発生されたキャリア信号を乗算することによってキャリア成分を除去し、I信号とQ信号の振幅信号を出力する。コードNCO37はCAコード(擬似雑音コード信号)の適正な(中央の)位相のCAコード(P)と共に、1/2チップ分早いCAコード(E)および1/2チップ分遅いCAコード(L)をそれぞれ発生する。乗算器34IE,34IP,34ILは、それぞれキャリア除去されたI信号と位相の異なる3つのCAコード(E),(P),(L)との乗算を行う。同様に乗算器34QE,34QP,34QLは、それぞれキャリア除去されたQ信号と位相の異なる3つのCAコード(E),(P),(L)との乗算を行う。
積算器35は上記6つの乗算器34IE,34IP,34IL,34QE,34QP,34QLの乗算結果を例えば1msについて積算し積算値を求める。
コードキャリア誤差検出部36は、積算器35の値をたとえば1ms毎に読出し、数ms周期でコード追尾ループフィルタ38およびキャリア追尾ループフィルタ23に対してそれぞれ制御データを出力する。また、キャリア位相を追尾するとともにキャリア位相の積算デルタレンジ(ADR)を外部へ出力する。
キャリア追尾ループフィルタ23はキャリアNCO21に対して推定キャリア周波数のデータを与える。これにより、キャリアNCO21はその推定されたキャリア周波数でキャリア信号を発生し、キャリア除去回路33へ出力する。また、コード追尾ループフィルタ38は、推定コード位相(CAコードの位相)をコードNCO37へ与える。これにより、コードNCO37は上記推定コード位相でCAコードを発生する。
すぐ後に述べるように、コードキャリア誤差検出部36は、航法メッセージのビット反転にも対応してコード追尾ループフィルタ38およびキャリア追尾ループフィルタ23に対する制御データを求める。
図5は図4に示したコードキャリア誤差検出部36の内部で行う、航法メッセージのビット反転に伴う積算値の補正処理をブロック図として表したものである。この図5に示す例では、キャリア除去されたI信号の所定積算区間(たとえば5msの区間)のデータを入力し、その区間の中央で航法メッセージのビット反転が生じたものとした場合の補正パターンを補正パターン生成部41で生成する。レベル比較部42は、この補正パターン生成部41で生成された補正パターンと入力信号Iとについて、その区間での積算値の大小比較を行い、値の大きな方の積算値をその区間における有効な積算値として求める。
たとえば、図6に示すように、1ms単位で相関値を求め、5msごとに積算値を求める場合、5ms区間の中央の1msで航法メッセージのビット反転が生じた場合、図6の(B),(C)に示すように、前半の2ms区間の相関値を、符号を反転して積算する。
この処理を式で表せば次のようになる。
Figure 0004755920
ここでIfirstは、I信号について図6の(B)に示した5msの積算区間での初めの2ms分の積算値、Isecondはその5msの積算区間での後の3msの積算値である。同様にQfirstは、Q信号について上記5msの積算区間での初めの2ms分の積算値、Qsecondはその5msの積算区間での後の3msの積算値である。
このようにして所定(5ms)の積算区間での前半と後半の同相成分の積算値IfirstおよびIsecondを求め、その加算値と減算値との大小比較を行う。
|Ifirst+Isecond|≧|Ifirst−Isecond|
の関係にあれば、〔数1〕に示すように、Ifirst+Isecondを5ms積算区間での同相成分の積算値Iとする。同様に、Qfirst+Qsecondを5ms積算区間での同相成分の積算値Qとする。
もし、|Ifirst+Isecond|<|Ifirst−Isecond|
の関係にあれば、Ifirst−Isecondの値をIとし、同様に、Qfirst−Qsecondの値をQとする。
図6の(B)に示したように5msの積算区間の2ms目から3ms目にかけて航法メッセージのビット反転があれば、この積算区間の前半(2ms区間)の積算値の極性を反転して後半(3ms区間)の積算値に加算することによって航法メッセージのビットデータの反転に関わらず(反転がなかった場合と同様の)積算値が得られる。そのため、ビット反転が生じ得る時刻を超える時間にわたって積算値を求めることができ、低S/N比のもとで高感度化が図れる。
そして、このようにして求めた上記積算値I,Qの値から位相誤差Δθを次式で求める。
Figure 0004755920
ここでsign( )は符号演算子であり、sign(I)は同相成分の積算値Iの符号(正なら“1”、負なら“−1”)である。
キャリアの振幅Aは、Δθが十分に小さければ〔数2〕に示した
A=|I|
で求めることができる。
さらに、過去の積算値を順次連続して使用すれば、航法メッセージのビット反転によるキャリア位相の180°の位相変化の影響が除去できるので、従来GPS受信機で一般に用いられていたCostasループではなく、SimpleなPLLによる追尾が可能になる。Costasループに比べ、SimpleなPLLを用いれば感度を6dB向上させることができる。
ここで、過去の積算値を順次連続して使用する例について図16を参照して説明する。
図16の(A)は入力信号(航法メッセージ)のビット反転の位置と周期の例を示している。この図に示すように、処理のタイミングは航法メッセージのビット反転が起こり得る20ms毎に行うが、処理に使用するデータは初回時のみ20ms区間とし、それ以降の処理では40ms区間とする。すなわち、2回目以降の処理では前回の処理に使用した20ms区間の積算値と今回の新たな20ms区間の積算値とに基づいて処理を行う。
図16の(B)は上記処理タイミング、入力データ(入力信号の処理に使用するデータ)、補正データ、および補正後のデータについて示している。この図に示すように、処理タイミング1では入力信号の0〜20ms区間のデータの積算値を補正データとして採用する。また、処理タイミング2では入力信号の0〜40ms区間のうち前半の20msについては前回(処理タイミング1)で求めた補正データを用い、20〜40ms区間の積算値に前記補正データを加算した値と、20〜40ms区間の積算値の符号を反転した値に前記補正データを加算した値とを求め、そのうち値の大きな方を補正後のデータとする。
図16(C)は上記補正後の積算値について示している。このようにして上記補正後のデータ<1>,<2>,<3>,<4>を積算していくことによって、航法メッセージのビット反転によるキャリア位相の180°の位相変化の影響が除去できる。
次に、第2の実施形態に係る擬似雑音コード信号追尾装置を備えるGPS受信機について説明する。
GPS受信機全体の構成は図4に示したものと同様である。ここでは、L1帯のCAコードを追尾する場合を例にする。CAコードについてもキャリア位相の追尾の場合と同様に行う。この処理を式で表せば次のようになる。
Figure 0004755920
ここで、Pfirstは、CAコードの適正な位相のCAコード(P)についての図6の(B)に示した5msの積算区間での初めの2ms分の積算分、Psecondはその5msの積算区間での後の3msの積算値である。また、(E−L)firstは、CAコードの適正な位相から1/2分チップ分早いCAコード(E)と1/2チップ分遅いCAコード(L)の差分信号(E−L)についての、上記5msの積算区間での初めの2ms分の積算値、(E−L)secondはその5msの積算区間での後の3msの積算値である。
このようにして所定(5ms)の積算区間での前半と後半のCAコードの適正な位相の積算値PfirstおよびPsecondを求め、その加算値と減算値との大小比較を行う。
|Pfirst+Psecond|≧|Pfirst−Psecond|
の関係にあれば、〔数3〕に示すように、Pfirst+Psecondを5ms積算区間での適正位相の積算値Pとする。同様に、(E−L)first+(E−L)secondを5ms積算区間での差分の積算値(E−L)とする。
もし、|Pfirst+Psecond|<|Pfirst−Psecond|
の関係にあれば、Pfirst−Psecondの値をPとし、同様に、(E−L)first−(E−L)secondの値を(E−L)とする。
そして、このようにして求めた上記積算値P,(E−L)の値からCAコード位相差Δτを次式で求める。
Figure 0004755920
ここでsign( )は符号演算子であり、sign(P)は適正位相の積算値Pの符号(正なら“1”、負なら“−1”)である。また、Aは前述のキャリアの振幅である。
このようにして、CAコードについてもビット反転によるCAコードの180°の位相変化の影響が除去できる
次に、第3の実施形態に係るキャリア位相追尾装置を備えるGPS受信機について説明する。
第1・第2の実施形態はビット反転タイミングが既知である場合に適用するものであったが、この第3の実施形態では、ビット反転タイミングを検出する手段を備え、そのタイミングに応じて積算処理を行うものである。
図7は、図4に示したGPS受信機のキャリア位相追尾に関するループの構成を示すブロック図である。図7において位相誤差検出器22はキャリアNCO21が発生したキャリア信号と、追尾すべきキャリア信号である入力信号との位相誤差を検出する。ループフィルタ23は、その位相誤差が減少する方向にキャリアNCO21が制御されるように推定キャリア周波数のデータをキャリアNCO21へ与える。
図1に示した従来のキャリア追尾ループと異なるのは、位相誤差検出器22が航法メッセージのビット反転タイミング情報を受けて、後述する処理によって位相誤差を求める点である。
航法メッセージが解読できていなくても、このようにビット反転タイミングが既知であれば、キャリア信号のI成分とQ成分とについて、ビット反転タイミングで、その符号を反転して積算する。この符号を反転して加算する様子は図6に示したとおりである。
図8および図9は、上記航法メッセージのビット反転タイミングを検出するためのフローチャートおよびタイミングを示す図である。
ここでは、図4に示した回路構成で、1ビットのビット長が20[ms]である航法メッセージのビット反転タイミングを検出する場合について示す。まず、パワーの最大値を求めるための変数Pmaxに初期値0を代入する(n1)。また、積算開始タイミングを初期化する(n2)。その後、1[ms]毎に、積算器35に求められるI成分の相関値とQ成分の相関値とを40[ms]にわたってサンプリングし、蓄積し、I成分の相関値の積算値Isumと、Q成分の相関値の積算値Qsumを求める。(n2→n3)。
図9において、ハッチング区間は、40[ms]分の相関値のうち正の積算を行う区間を示している。残りの区間は負の積算を行う区間を示している。図9の(A)に示した例では、先頭から20[ms]分について正の積算を行い、残る20[ms]分について負の積算を行うことによってIsum,Qsumを求める。
その後、Isumの二乗とQsumの二乗との和をパワーPとして求める(n4)。このパワーPがそれまでに求めているパワーの最大値Pmaxより大きければ、今回求めたパワーPをPmaxとして更新し、また今回の開始タイミングを記憶する(n5→n6→n7)。
その後、積算開始タイミングを変更し、以降同様の処理を繰り返す(n7→n8→n9→n3→・・・)。
このように、図9の(b)・・・(c)・・・(d),(e)のように、正の積算を行う区間と、負の積算を行う区間とを順次シフトして行き、パワーPが最大となる開始タイミングをビット反転タイミングとして検出する。
図10は、航法メッセージのビット反転タイミングと、それに対して20[ms]の積算区間を変化させたときのパワーPの変化の例を示している。このように航法メッセージのビット反転タイミングから次の反転タイミングまでの20[ms]を正の積算または負の積算をした時にパワーPは最大となる。また、ビット反転タイミングから次のビット反転タイミングまでの丁度中間点から前後の20[ms]分について積算した場合にパワーPは最低となる。
このようにして、1ビット長が既定である重畳データで2値位相変調されたキャリア信号のI成分とQ成分についての信号強度を、積算開始タイミングを異ならせ且つ積算開始タイミングから1ビット長分の時間に亘って積算するようにし、積算値が最大となる積算開始タイミングをビット反転タイミングとして検出できる。
次に、第4の実施形態に係る擬似雑音コード信号追尾装置を備えるGPS受信機について説明する。
この第4の実施形態は、ビット反転タイミングが未知である場合に、そのビット反転タイミングの情報を用いてCAコードを追尾する場合の例である。
CAコード信号を追尾する場合、〔数3〕に示した積算値Pと(E−L)を求めるが、このPと(E−L)の値求める際、ビット反転があった時間を除く他の時間での相関値を積算することによって求める。図11はその様子を示している。この例では、1ms単位で相関値を求め、5msごとに積算値を求める。この5ms区間の中央(破線のタイミング)でビット反転が生じた場合、(A)に示すように、その中央の1ms区間の相関値はP,(E−L)いずれも0となる。そこで、このようなビット反転のあった区間を除く他の区間については、図11の(B)に示すように、ビット反転が生じた以降の相関値を、符号を反転して積算する。このようにして積算値P,(E−L)を求め、〔数4〕に示した演算によってCAコード位相差Δτを次式で求めればよい。
このようにして、ビット反転が生じた区間の相関値の影響を受けることなく、且つその他の区間での相関値を用いて積算値を求めることによって、高感度化が図れる。
次に、第5実施形態に係るキャリア位相追尾装置および擬似雑音コード信号追尾装置を備えるGPS受信機について説明する。
第1の実施形態では、擬似雑音コードとしてL1帯のCAコードを例に挙げたが、CMコードとCLコードとを時分割多重してなるL2C信号についても同様に適用できる。この第2の実施形態は、そのL2C信号の追尾装置を備えるGPS受信機に関するものである。
図14は、L2C信号のコード構成を示す概念図である。
図14に示すように、L2C信号は、CMコードとCLコードとをチップバイチップで多重化する構造であり、CMコードとCLコードとが時系列で交互に現れる構造となっている。すなわち、L2C信号は時分割多重コード信号である。
図15はCMコードに対応するCM(t)とCLコードに対応するCL(t)を示す波形図である。
図12は、L2C信号追尾装置のキャリア位相追尾回路を示すブロック図である。
このキャリア位相追尾回路は、キャリア位相誤差演算部1、キャリアNCO2、キャリアループフィルタ3、CMコード発生器10a、CLコード発生器10bを備える。キャリア位相誤差演算部1は、キャリアNCO2から入力されたキャリア位相と、CMコード発生器10aから入力されたCMコード信号と、CLコード発生器10bから入力されたCLコード信号とに基づき、キャリア位相誤差をキャリアループフィルタ3に出力する。キャリアループフィルタ3は、このキャリア位相誤差に付随する不要成分を除去してキャリアNCO2に出力する。キャリアNCO2は、このキャリア位相誤差に基づきキャリア位相を演算してキャリア位相誤差演算部1に出力する。このように、キャリア位相誤差演算部1、キャリアループフィルタ3、キャリアNCO2からなるループ回路で、キャリア位相誤差およびキャリア位相を順次演算し続けることにより、キャリア位相を追尾する。
キャリア位相誤差演算部1は、フェーズローテータ(キャリア除去回路)11と、3つの相関器12a〜12cと、信号変換回路15と、乗加算器14とを備える。
フェーズローテータ11には、前段の高周波処理部から中間周波数のL2C信号の同相成分(中間I信号)と直交成分(中間Q信号)とが入力されるとともに、キャリアNCO2からキャリア位相が入力される。フェーズローテータ11は、中間I信号と中間Q信号とキャリア位相とをアドレスにするLUT(Look-Up-Table)で実現され、このLUTに従い、ベースバンドの同相成分(I信号)と直交成分(Q信号)とを出力する。これにより、フェーズローテータ11は、実質的に中間周波数のL2C信号に含まれる周波数オフセットとドップラ周波数成分とを除去して、ベースバンドのL2C信号を出力する。
フェーズローテータ11から出力されたI信号は相関器12aに入力され、Q信号は相関器12b,12cに入力される。
相関器12aはミキサ121aと積算器122aとからなる。ミキサ121aは、フェーズローテータ11から入力されたI信号とCMコード発生器10aから出力された正確なタイミングのCMコード信号(図11に示すCM(t))とをミキシングして、CMコード同相信号を積算器122aに出力する。積算器122aは、前記高周波処理部から中間I信号および中間Q信号とともに入力されたサンプリングクロックに基づく周期に応じて、入力されるCMコード同相信号を積算することで相関処理を行い、CMコード同相相関信号を信号変換回路15に出力する。
相関器12bはミキサ121bと積算器122bとからなる。ミキサ121bは、フェーズローテータ11から入力されたQ信号とCMコード発生器10aから出力された正確なタイミングのCMコード信号(図11に示すCM(t))とをミキシングして、CMコード直交信号を積算器122bに出力する。積算器122bは、前記サンプリングクロックに基づく周期に応じて、入力されるCMコード直交信号を積算することで相関処理を行い、CMコード直交相関信号を乗加算器14に出力する。
相関器12cはミキサ121cと積算器122cとからなる。ミキサ121cは、フェーズローテータ11から入力されたQ信号とCLコード発生器10bから出力された正確なタイミングのCLコード信号(図11に示すCL(t))とをミキシングして、CLコード直交信号を積算器122cに出力する。積算器122cは、前記サンプリングクロックに基づく周期に応じて、入力されるCLコード直交信号を積算することで相関処理を行い、CLコード直交相関信号を乗加算器14に出力する。
信号変換回路15はシグモイド関数演算器150からなる。このシグモイド関数とは符号関数であり、「−1」または「+1」の値のみをとる。
乗加算器14は、ミキサ(乗算器)141と加算器142とからなる。ミキサ141は、信号変換回路15から入力されるシグモイド関数の出力信号と、相関器12bから入力されるCMコード直交相関信号とをミキシング(乗算)してCMコード相関信号を加算器142に出力する。加算器142は、ミキサ141から入力されるCMコード相関信号と、相関器12cから入力されるCLコード直交相関信号とを加算して出力する。この出力信号はCMコード相関信号とCLコード直交相関信号との加算信号であるので、実質的にL2C信号のキャリア位相誤差に相当する。
すなわち、このような構成のキャリア位相誤差演算部1を用いることにより、CMコードとCLコードとを統合してキャリア位相誤差を推定演算することができる。
そして、このキャリア位相誤差演算部1と、キャリアNCO2およびキャリアループフィルタ3とでループ回路を形成することにより、CMコードとCLコードとを統合してキャリア位相誤差を継続的に推定演算して、キャリア位相を追尾することができる。
このようにL2C信号のキャリア位相追尾を行う場合には、航法メッセージによって変調されるCMコードについて第1の実施形態に示したキャリア位相追尾の手法を適用し、〔数1〕に示した演算によってI成分とQ成分の値を求めればよい。すなわち、図12中〔1〕で示した箇所で前記〔数1〕のΣ演算を適用する。
図13は、L2C信号追尾装置のコード位相追尾回路の構成を示すブロック図である。
このコード位相追尾回路は、コード位相誤差演算部5、コードNCO7、コードループフィルタ6、CMコード発生器10a、CLコード発生器10b、キャリアNCO2を備える。コード位相誤差演算部5は、キャリアNCO2から入力されたキャリア位相と、CMコード発生器10aから入力された正規タイミングのCMコード信号および該正規タイミングのCMコード信号を微分した微分CMコード信号と、CLコード発生器10bから入力された正規タイミングのCLコード信号を微分した微分CLコード信号とに基づき、コード位相誤差をコードループフィルタ6に出力する。コードループフィルタ6は、このコード位相誤差に付随する不要成分を除去してコードNCO7に出力する。コードNCO7は、このコード位相誤差に基づきコードイネーブルクロックを生成して、CMコード発生器10aおよびCLコード発生器10bに出力する。このように、コード位相誤差演算部5、コードループフィルタ6、コードNCO7、CMコード発生器10a、およびCLコード発生器10bからなるループ回路で、コード位相誤差およびコード位相を順次演算し続けることにより、コード位相を追尾する。すなわち、擬似距離観測を継続する。
コード位相誤差演算部5は、フェーズローテータ11から出力されるI信号が相関器12a〜12cに入力され、相関器12bにCMコード発生器10aから微分CMコード信号が入力され、相関器12cにCLコード発生器10bから微分CLコード信号が入力される。他の構成は、図12に示したキャリア位相誤差演算部1と同じである。
CMコード発生器10aは、コードNCO7から入力されるコードイネーブル信号に基づいて、正規タイミングのCMコード信号CMp(図15に示すCM(t))と、正規タイミングのCMコード信号CMpを微分した微分CMコード信号CMelとを生成し、正規タイミングのCMコード信号CMpを相関器12aに出力し、微分CMコード信号CMelを相関器12bに出力する。また、CLコード発生器10bは、コードNCO7から入力されるコードイネーブル信号に基づいて、正規タイミングのCLコード信号を微分した微分CLコード信号Clelを生成し、相関器12cに出力する。ここで、微分CMコード信号および微分CLコード信号は、コード位相誤差演算部5においてディジタル信号で相関処理を行うことから、それぞれ差分による信号で形成されている。
フェーズローテータ11にはキャリアNCO2からキャリア位相追尾処理によりロックされた状態のキャリア位相が入力され、フェーズローテータ11はこのキャリア位相によりベースバンドのI信号(およびQ信号)を出力する。すなわち、以下に説明するコード位相追尾はキャリア位相がロックされた状態(コヒーレント)での処理である。
相関器12aのミキサ121aは、フェーズローテータ11から入力されたI信号とCMコード発生器10aから出力された正確なタイミングのCMコード信号CMpとをミキシングして、CMコード同相信号を積算器122aに出力する。積算器122aは、前記サンプリングクロックに基づく周期に応じて、入力されるCMコード同相信号を積算することで相関処理を行い、CMコード同相相関信号を信号変換回路15に出力する。
相関器12bのミキサ121bは、フェーズローテータ11から入力されたI信号とCMコード発生器10aから出力された微分CMコード信号CMelとをミキシングして、微分CMコード同相信号を積算器122bに出力する。積算器122bは、前記サンプリングクロックに基づく周期に応じて、入力される微分CMコード同相信号を積算することで相関処理を行い、微分CMコード同相相関信号を乗加算器14に出力する。
相関器12cのミキサ121cは、フェーズローテータ11から入力されたI信号とCLコード発生器10bから出力された微分CLコード信号CLelとをミキシングして、微分CLコード同相信号を積算器122cに出力する。積算器122cは、前記サンプリングクロックに基づく周期に応じて、入力される微分CLコード同相信号を積算することで相関処理を行い、微分CLコード同相相関信号を乗加算器14に出力する。
信号変換回路15はシグモイド関数演算器150からなる。
乗加算器14のミキサ141は、信号変換回路15から入力される信号と、相関器12bから入力される微分CMコード同相相関信号とをミキシング(乗算)して加算器142に出力する。加算器142は、ミキサ141から入力されるCMコード相関信号と、相関器12cから入力される微分CLコード同相相関信号とを加算して出力する。
このような構成のコード位相誤差演算部5を用いることにより、CMコードとCLコードとを統合してコード位相誤差を推定演算することができる。
そして、このコード位相誤差演算部5と、コードNCO7、CMコード発生器10a、CLコード発生器10b、およびコードループフィルタ6とでループ回路を形成することにより、CMコードとCLコードとを統合して、コヒーレントで継続的にコード位相誤差を推定演算して、コード位相を追尾することができる。すなわち、コヒーレントで継続的に擬似距離を観測することができる。
このようにL2C信号のコード位相追尾を行う場合には、航法メッセージによって変調されるCMコードについて第2の実施形態に示したコード位相追尾の手法を適用し、〔数1〕に示した演算によってI成分とQ成分の値を求めればよい。すなわち、図13中〔1〕で示した箇所で前記〔数1〕のΣ演算を適用する。
図13に示したL2C信号の擬似雑音コード信号の追尾を行う際にビット反転による影響を受けないように、次式によってコード位相Δτを求める。
Figure 0004755920
ここで、PIMは、正規タイミングのCMコード信号CMpについての5msの積算区間での平均値、(E−L)IMは、正規タイミングのCMコード信号CMpを微分した微分CMコード信号CMelについての5msの積算区間での平均値である。(E−L)ILは、正規タイミングのCLコード信号CLpを微分した微分CLコード信号CLelについての5msの積算区間での平均値である。sign(PIM)は上記PIMの符号(正なら“1”、負なら“−1”)である。Aはキャリアの振幅である。
従来の一般的なキャリア追尾ループの構成を示す図である。 従来用いられていたCostas誤差検出器の構成を示す図である。 I成分のデータと航法メッセージのビット反転タイミングおよび周期の例を示す図である。 第1の実施形態に係るGPS受信機の主要部の構成を示すブロック図である。 同GPS受信機における位相誤差検出器の内部で行う航法メッセージのビット反転に伴う積算値の補正処理を示すブロック図である。 ビット反転タイミングと積算区間との関係を示す図である。 同GPS受信機のキャリア位相追尾に関するループの構成を示すブロック図である。 ビット反転タイミングを検出するための処理手順を示すフローチャートである。 ビット反転タイミングを検出するための積算開始タイミングの移動の例を示す図である。 積算開始タイミングとパワーとの関係を示す図である。 ビット反転タイミングと積算区間との関係を示す図である。 L2C信号追尾装置のキャリア位相追尾回路の構成を示すブロック図である。 L2C信号追尾装置のコード位相追尾回路の構成を示すブロック図である。 L2C信号のコード構成を示す概念図である。 CLコードとCL(t)との関係およびCMコードとCM(t)との関係を示す波形図である。 ビット反転タイミング、積算区間、および処理のタイミングの関係等を示す図である。
符号の説明
21−キャリアNCO(キャリア信号発生手段)
37−コードNCO(擬似雑音コード信号発生手段)
34−乗算器
35−積算器
32−IQ分離回路
33−キャリア除去回路

Claims (2)

  1. キャリア信号を発生するキャリア信号発生手段と、
    重畳データのビット列により2値位相変調されたキャリア信号を入力し、前記キャリア信号発生手段によるキャリア信号に基づいて前記入力信号のキャリア成分を除去するとともに、該キャリア成分の除去された信号のI成分とQ成分を求める手段と、
    前記I成分とQ成分とについて、それらの振幅の所定積算区間分の積算値を求める手段と、
    前記I成分とQ成分とについて、前記所定積算区間分の積算値として、該所定積算区間内で前記位相変調によるビット反転があったものとして求めた積算値と、該所定積算区間内でビット反転がなかったものとして求めた積算値のうち、値の大きな方の積算値を当該所定積算区間の有効積算値として採用する手段と、
    前記I成分とQ成分とについて、前記所定積算区間の有効積算値を前記重畳データの1ビット分以上の時間に亘り積算した値に基づいてキャリア位相の追尾誤差を求め、該追尾誤差が減少する方向に前記キャリア信号発生手段の発生するキャリア信号の位相を制御する手段と、
    を備えたキャリア位相追尾装置。
  2. 擬似雑音コード信号を発生する擬似雑音コード信号発生手段と、
    重畳データのビット列により2値位相変調された擬似雑音コード信号を入力し、該擬似雑音コード信号と前記擬似雑音コード信号発生手段による擬似雑音コード信号との相関値を求める手段と、
    前記相関値の所定積算区間分の積算値を求める手段と、
    記所定積算区間分の積算値として、該所定積算区間内で前記位相変調によるビット反転があったものとして求めた積算値と、該所定積算区間内でビット反転がなかったものとして求めた積算値のうち、値の大きな方の積算値を前記所定積算区間の有効積算値として採用する手段と、
    前記所定積算区間の有効積算値を前記重畳データの1ビット分以上の時間に亘り積算した値に基づいて擬似雑音コード信号の追尾位相誤差を求め、該追尾位相誤差が減少する方向に前記擬似雑音コード信号発生手段の発生する擬似雑音コード信号の位相を制御する手段と、
    を備えた擬似雑音コード信号追尾装置。
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