JP4611568B2 - 組合せ計量装置およびシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のホッパが直線状に配列された組合せ計量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
組合せ計量装置は、多数の計量ホッパで品物を計量した後に、計量した品物を組み合わせて一まとめにするものである。品物の形状や性状などが原因で自動投入が困難な品物については、品物を人手にて投入し易いように、多数のホッパを直線状に配列した直線配列型の組合せ計量装置を用いる場合がある。また、かかる計量装置は、物品を整列状態で計量し、その整列状態を保ったまま排出するのに有効なため、長尺の品物を計量するのに用いられることもある。かかる計量装置における手動の投入作業としては、ホッパが空になったか否かをオペレータが目視で判断し、当該空になったホッパに品物を投入する。一方、自動投入の手法としては、ベルトコンベヤで品物を搬送し、該コンベヤを揺動させ、該コンベヤの先端から各ホッパに品物を振り分けて品物を自動供給する(たとえば、特開昭59−36031号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、人手で複数のホッパから空のホッパを選択して投入する場合には、目視する場所が複数に渡るため、投入ミスが発生する上、高速化には対応困難である。
一方、前記コンベヤにおける自動投入の先行技術では、供給し得る品物の形状に制約がある。たとえば、品物が長尺物(長ネギやゴボウなど)である場合には、ホッパに品物を整列させて投入するのが困難となり、そのため、整列状態で品物を排出させることができない。
また、前記自動投入を行う先行技術では、コンベヤを水平に揺動させながら、該コンベヤの先端から品物を落下させるので、投入ピッチの高速化が困難であり、組合せ計量装置の処理能力を十分に向上させることができない。
【0004】
したがって、本発明の目的は、種々の形状の品物に対応できる汎用性を保ちつつ、かつ、高速化に対応できる組合せ計量装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の組合せ計量装置は、複数のホッパが直線上に配列され、上方の供給装置から前記ホッパへ供給された品物を計量した後、組み合わせて一まとめにする組合せ計量装置であって、前記供給装置は、品物を収容すると共に下方の前記ホッパに品物を落下投入させることが可能な複数のバケットと、前記複数のバケットを前記ホッパの配列に沿ってエンドレスの支持部材で支持しながら循環駆動させる搬送手段と、各ホッパ内の品物の量から前記各ホッパが品物を受入可能か否かを判別する判別手段と、前記複数のホッパのうちの受入可能ホッパに対応する位置に前記バケットが搬送されたときに、当該バケット内の品物を前記受入可能ホッパに落下投入させる投入制御手段とを備える。
【0006】
循環搬送されているバケット内にオペレータが品物を投入する。一方、循環搬送されている各バケットから各ホッパに品物が供給される。そのため、オペレータはホッパに品物を直接投入する必要がなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1〜図4は第1実施形態を示す。
図1(b)に示すように、組合せ計量装置は供給装置2と、該供給装置2の下方に設けられた組合せ部4を有している。図1(a)に示すように、組合せ計量装置の上面には、品物Mの投入を行う投入口1が開口している。オペレータが、たとえば、ネギなどの長尺の品物Mを前記投入口1から供給装置2のバケット20iに投入すると、該供給装置2は後述するように、品物Mを組合せ部4に供給する。
【0008】
図1(b)に示す前記組合せ部4は、供給された品物Mを計量した後、組み合わせて一まとめにして、下方に設けられた集合コンベヤ5に排出する。集合コンベヤ5は無端状のベルトコンベヤからなり、該集合コンベヤ5上の品物Mを搬送コンベヤ6上に搬送する。一まとめにされた品物Mは、該搬送コンベヤ6から下流に排出される。
【0009】
つぎに、前記組合せ部4について簡単に説明する。
図2に示すように、組合せ部4は、左右方向Yに複数配列された計量ホッパ40iを有している。各計量ホッパ40iは1つの直線上に一定の配設ピッチPで配列されている。前記組合せ部4は、各ホッパ40iごとに、それぞれ、図4の重量検出器(ロードセル)41iおよび開閉駆動機構42iを備えている。
【0010】
各重量検出器41iは、品物Mの重量をホッパ40iごと計量し、検出した重量をマルチプレクサ47に出力する。マルチプレクサ47は、所定の同期信号が印加されると各計量信号をA/D変換器48に出力する。該A/D変換器48は各計量信号をデジタル信号からなる計量値に変換して該計量値を組合せ部4の第1マイコン(マイクロコンピュータ)43に出力する。
【0011】
前記第1マイコン43は、前記計量値の1以上を組み合わせた組合せ算出値Wcを算出して、該組合せ算出値Wcを所定の組合せ目標値Tcと比較し、組合せ算出値Wcが該組合せ目標値Tc以上となる組合せのうち、最も組合せ目標値Tcに近い組合せを求める。組合せ部4の第1マイコン43は、開閉駆動機構42iを介して当該組合せに参加した計量ホッパ40i(図2)を開いて、当該ホッパ40i内の品物Mを集合コンベヤ5に落下させる。
なお、計量ホッパ40iの数は一般に8個〜10個くらいとされるが、図示の簡略化のために、本実施形態では、バケット20iおよび計量ホッパ40iの数を少なくしている。
【0012】
つぎに、本発明の要部である前記供給コンベヤ2について説明する。
図2に示す前記供給装置2は、下方の計量ホッパ40iに品物Mを落下投入させることが可能な複数のバケット20iを有している。各バケット20iは、たとえば、チェーンなどからなるエンドレスの支持部材10に取り付けられて支持されている。各バケット20iは一定のピッチPで配設されており、その配設ピッチPは、前記計量ホッパ40iの配設ピッチPと略同一のピッチに設定されている。
【0013】
前記支持部材10は、スプロケット100を介して、図示しないモータにより駆動されている。該モータおよび支持部材10は、計量ホッパ40iの配列に沿って前記バケット20iを同一の姿勢で、かつ、所定の一定速度で鉛直面に沿って循環駆動させる搬送手段を構成している。
【0014】
前記バケット20iは、上部の開口した一対の半割れの籠部22,22からなり、各籠部22,22は支持部材10に支持された支点Oを中心に回転可能に取り付けられており、左右方向に開閉するように設けられている。図1(a)および図3の側面図に示すように、バケット20iは循環方向に対して横長に形成されており、前記両籠部22,22の下部は「櫛状」に形成されている。
同様に、前記計量ホッパ40iは循環方向に対して横長に形成されていると共に、計量ホッパ40iの下部は「櫛状」に形成されている。
【0015】
つぎに、前記バケット20iの開閉機構について説明する。
図2に示す前記各籠部22,22には、扇形状の開閉ギヤ21,21がそれぞれ固定されている。該開閉ギヤ21,21の円弧部分には、図示しない多数の歯がそれぞれ形成され、互いに噛み合っている。
一方、前記各計量ホッパ40iの上方には、バケット20iに投入動作を行わせる投入制御手段3iが各計量ホッパ40iごとに設けられている。該投入制御手段3iは昇降自在に設定された昇降フレーム30iと、該昇降フレーム30iの上部に設けられたローラ31とを有している。後述する所定のタイミングで前記昇降フレーム30iが下降すると、当該下降状態の昇降フレーム30iのローラ31に移動中の開閉ギヤ21,21が当接し、開閉ギヤ21,21が開方向に回転して、2つの籠部22,22が開いてバケット20iの投入動作が行われる。
なお、昇降フレーム30iが上昇し、バケット20iの移動によってローラ31と開閉ギヤ21,21との当接状態が解除されると、籠部22,22は自重で閉じるように設定されている。
【0016】
つぎに、本組合せ計量装置の制御の構成について説明する。
図4に示すように、前記第1マイコン43は、第1CPU(判別手段)44、第1RAM45および第1ROM46を備えている。前記第1CPU44は、前記重量検出器41iからの計量信号によりホッパ40i内の品物の重量を知り、本実施形態では、各ホッパ40iが空か否かによって、品物Mを受入可能か否かを判別する。すなわち、第1CPU44は、各ホッパ40iが空であるものについては、当該ホッパ40iが受入可能であると判別し、一方、ホッパ40iが空でないものについては、当該ホッパ40iが受入不可であると判別する。
【0017】
前記供給装置2、投入制御手段3i、組合せ部4および集合コンベヤ5は、それぞれ第2マイコン70に接続されている。組合せ部4は計量ホッパ40iが空の間、当該空の計量ホッパ40iの号機番号を含む供給要求信号を第2マイコン70に送信する。
マイコン70は、第2CPU71、第2RAM72および第2ROM73を有している。第2マイコン70は、該第2マイコン70に接続された各機器の制御を行う。
なお、図4における各機器は図示しないインターフェイスを介して互いに接続されている。
【0018】
つぎに、本組合せ計量装置における品物の供給動作について説明する。
図1(b)の前記計量ホッパ40iから集合コンベヤ5に品物Mが落下すると共に、前記第2マイコン70が組合せ部4の第1マイコン43から当該空の計量ホッパ40iに対応する供給要求信号を受け取ると、第2CPU71が当該計量ホッパ40iに対応する昇降フレーム30iを下降させる。これにより、空の計量ホッパ40iに対してはバケット20iに品物が入っているか否かにかかわらずバケット20iが該計量ホッパ40i上に差し掛かると、開閉ギヤ21が前記ローラ31に接触し、籠部22,22が水平に移動しながら開いてバケット20iの投入動作が行われる。
【0019】
品物の入ったバケット20iについての投入動作が行われ、前記計量ホッパ40iに実際に品物Mが投入されると、組合せ部4は重量検出器41iからの信号で品物が入ったことを知り、組合せ部4は当該計量ホッパ40iに対応する供給要求信号の出力を停止する。第2マイコン70は、該供給要求信号の出力が停止されると、当該計量ホッパ40iに対応する昇降フレーム30iを上昇させる。
一方、計量ホッパ40iに品物Mが入っている場合には、当該計量ホッパ40iに対応する昇降フレーム30iの下降は行われず、当該計量ホッパ40iに対応する位置にバケット20iが搬送されても、該計量ホッパ40iへの投入動作は行われない。
【0020】
このように、循環移動している各バケット20iから計量ホッパ40iに品物Mを落下投入させるので、一度に多数のバケット20iから計量ホッパ40iに品物Mを投入することができる。したがって、高速化(供給サイクルの短縮)を図ることができる。
【0021】
また、バケット20iと計量ホッパ40iの配設ピッチが略同一ピッチに設定されているので、全てのバケット20iが同時に投入動作を行うから、投入動作のタイミングを各バケット20iごとに制御する必要がなく、タイミング制御が容易になる。
【0022】
ところで、前述のように、計量ホッパ40iからの供給要求信号の出力が停止するまでの間、下降状態の昇降フレーム30iの上昇は行われない。そのため、計量ホッパ40iへの品物Mの投入が行われるまで、バケット20i内に品物Mが存在するか否かに拘わらず当該計量ホッパ40iへの投入動作が行われる。
したがって、バケット20i内に品物Mが存在するか否かを検出したり、トラッキング(追跡)制御を行う必要がないので、制御が簡便になる。
【0023】
つぎに変形例について図5および図6を用いて説明する。
図5に示すように、開閉ギヤ21には、第1コロ23が設けられている。一方、図6に示すように、各昇降フレーム30iには開用カム31Cがそれぞれ固定されている。
前記昇降フレーム30iが下降すると、当該下降状態の昇降フレーム30iの開用カム31Cが、移動中の前記第1コロ23に当接して各開閉ギヤ21,21が開方向に回転し、2つの籠部22,22が開いてバケット20iの投入動作が行われる。
なお、前記バケット20iは籠部22に固定された磁石25によって閉状態に保持されており、前記開用カム31Cと第1コロ23との当接によって籠部22,22が一旦開くと、各籠部22,22の自重により当該開状態が維持されるように設定されている。
【0024】
図5に示す籠部22には、第2コロ24が設けられている。一方、図6に示すように、組合せ計量装置本体には閉用の固定カム32が設けられている。該固定カム32は、前記バケット20iの進行方向に対して、前記計量ホッパ40i群の下流に設けられている。前記開状態の籠部22,22が計量ホッパ40i群を通過した後、固定カム32に差し掛かると、前記第2コロ24が該固定カム32に接触し、各開閉ギヤ21,21が閉方向に回転して籠部22,22が閉じ、前記図5の磁石25によって、閉状態が維持される。
【0025】
ところで、前記実施形態においては、前記ホッパ40i内の品物の重量が「0」であるときに受入可能としてが、つまり、閾値Wsを「0」としたが、閾値Wsは「0」よりも大きな値に設定してもよい。また、かかる閾値Wsを第1RAM45に記憶させてもよい。この一例を図7の第2実施形態を用いて説明する。
【0026】
図7(a),(b)は第2実施形態にかかる組合せ計量システムを示す。
図7(a)において、供給装置2の上方の上流には、前段コンベヤ(前段供給装置)7が設けられている。該前段コンベヤ7は、投入位置P1のバケット201 に品物Mを自動投入するためのものである。前記投入位置P1の1ピッチ上流には、検出位置P0が設定されている。該検出位置P0には、バケット20m内に品物Mが存在するか否かを検出する品物検出器(品物検出手段)8が設けられている。
【0027】
図8の第2マイコン70は、前記品物検出器8からの検出信号(品物検出情報)により、図7(a)の投入位置P1に向って搬送されるバケット201 内に品物Mが存在するか否かを知って、当該バケット201 内に品物Mが収容されていない場合は、図8の前段制御手段80に投入命令を出力する。前段制御手段80は投入命令を受けると、前段コンベヤ7を駆動させて、投入位置P1のバケット201 内に品物Mを投入させる。
一方、図8の第2マイコン70は前記バケット201 内に品物Mが収容されている場合は投入命令を出力しない。したがって、投入位置P1のバケット201 内に既に品物が入っている場合は、品物が投入されない。こうして、各バケット20i内には品物Mが1本づつ収容される。
【0028】
図8の第1RAM45には、図7(b)に示すように、品物の種類ごとに、組合せ目標値Tc、品物の標準重量Waおよび閾値Wsが記憶される。前記標準重量Waは、バケット20iからホッパ40iに投入される品物Mの標準的な重量であり、たとえば、1本の平均的な重量が第1RAM45に記憶される。閾値Wsは、たとえば、下記の(1)式により算出される重量である。
Ws=Tc−Wa …(1)
【0029】
図8の第1CPU44は、各ホッパ40i内の品物Mの重量と前記閾値Wsとを比較し、当該品物Mの重量が閾値Ws以下のホッパ40iに対応する位置に、バケット20iが搬送されたときに、バケット20iの品物Mをホッパ40i内に落下投入させる。
【0030】
つぎに、本組合せ計量装置における品物の供給動作について説明する。
図7(a)の前記計量ホッパ40iから集合コンベヤ5に品物Mが落下すると共に、前記第2マイコン70が組合せ部4の第1マイコン43から当該空の計量ホッパ40iに対応する供給要求信号を受け取ると、第2CPU71が当該計量ホッパ40iに対応する昇降フレーム30iを下降させる。これにより、空の計量ホッパ40iに対してはバケット20iに品物が入っているか否かにかかわらずバケット20iが該計量ホッパ40i上に差し掛かると、バケット20iの投入動作が行われる。
以上の動作は前記第1実施形態と同様である。
【0031】
品物の入ったバケット20iについての投入動作が行われ、前記ホッパ40iに実際に品物Mが投入されると、組合せ部4の第1CPU44は重量検出器41iからの信号で当該ホッパ40i内の品物Mの重量を知る。第1CPU44は次の組合せ演算を行い、組合せに参加するホッパと組合せに参加しないホッパとを区別する。同時に、第1CPU44は、組合せに参加しないホッパ40iについて、当該ホッパ40i内の品物Mの重量が前記閾値Ws以下か否かを判別し、前記閾値Ws以下の場合に、前記バケット20iから当該ホッパ40iに対し、品物Mが投入されるように制御する。したがって、ホッパ40i内には1本ないし複数本の品物Mが収容されることになる。
【0032】
そのため、品物Mが投入されずに循環し続けることを防止し得る。また、前記第1実施形態において、3ないし4個のホッパ40iが選択排出されるのに対し、本実施形態では、1つのホッパ40iに複数個の品物Mが入れば、選択されるホッパが1個ないし2個に減るので、バケット20iから品物Mを投入されるホッパ40iの数が減る。その結果、組合せ母集団の数を減らす事無く次回の組合せ演算ができるので、稼働率が高くなる。
【0033】
なお、本第2実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同様であり、同一もしくは相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
【0034】
図9(a),(b)は第3実施形態を示す。
本第3実施形態では、図7(a)の品物検出器8に代えて、以下に説明する排出手段を備えている。
【0035】
前記排出手段は、図9(b)の排出用固定カム35などで構成される。前記排出用固定カム35は、循環搬送経路上の最下流のホッパ401 よりも更に下流の排出位置P2において、当該排出位置P2を通過する全てのバケット20iを開け、当該バケット20iに排出動作を行わせる。すなわち、排出用固定カム35は、籠部22,22が前記排出位置P2において開くように、組合せ計量装置本体に固定された前記開用カム31Cからなる。
なお、排出位置P2の下方には排出シュート9が設けられている。
【0036】
つぎに、動作について説明する。
バケット20iが最下流のホッパ401 の上を通過した後に、排出位置P2に到達すると、バケット20iの第1コロ23が排出用固定カム35に接触し、バケット20iが当該排出位置P2において開く。これにより、バケット20iは常に空になった後に、上方の投入位置P1に向かう。図9(a)の投入位置P1においては、空のバケット20iに前段コンベヤ7から品物Mが落下投入される。
【0037】
本第3実施形態のその他の構成は、図7の第2実施形態と同様であり、同一もしくは相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
なお、本第3実施形態において、万一、品物が排出位置P2で排出されない場合を考慮し、前記図7の品物検出器8を設けてもよい。
【0038】
このように、本実施形態では、投入位置P1に向かうバケット20iが一度、空になるので、バケット20i内に多量の品物Mが蓄積されることがない。
【0039】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、バケットを品物に供給する方法としては、作業者が品物をバケットに直接投入してもよいが、別の供給フィーダから品物をバケットに供給してもよい。
また、「バケット」は開閉可能なゲートを備えた構造としてよいが、逆さに回転させてバケットの投入口から品物をホッパに落下供給するものであってもよい。また、バケットは容器状としてもよいが、品物が長尺物である場合は「櫛状」に形成してもよい。
さらに、「投入制御手段」としては、バケットのゲートを開閉する構造としてもよいし、また、バケットを逆さに回転させるものであってもよい。
【0040】
また、計量の対象となる品物は長尺物である必要はない。
また、バケットの循環方向は水平方向であってもよい。
さらに、計量ホッパは2列に配列してもよく、この場合、一般に、バケットコンベヤも2列設ける。
また、バケットの内面にクッション材を取り付けたり、あるいは、バケットに防水処理を施してもよい。
また、分散処理せずに、組合せ部および装置全体を1つのマイクロコンピュータで制御してもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、直線上に配列されたホッパに沿ってバケットコンベヤを設け、循環している各バケットから各ホッパに品物を落下投入させるので、多数のバケットから各ホッパに迅速に品物を投入することができる。したがって、高速化(供給サイクルの短縮)を図ることができる。また、バケットの形状を品物に合わせることで、長尺の品物を扱うことも可能となる。さらに、バケットが循環しているため、バケットへの投入場所を限定できるため、人手にて投入する際にも視線の移動が少なくてすみ、投入ミスを軽減できると共に、別の供給装置での自動投入への適応が可能になる。
【0042】
さらに、空のホッパに対応する位置にバケットが搬送されてくると当該バケットに品物が収容されているか否かに拘わらず当該バケットに投入動作を行わせるようにすれば、バケット内に品物が存在するか否かを検出したり、トラッキング(追跡)制御を行う必要がないので、制御が簡便になる。
【0043】
さらに、閾値を設定し、ホッパ内に既に品物が入っていても、当該閾値以下であれば品物をホッパに投入するようにすれば、品物を投入できずに循環するバケットが減少するので稼働働率が高くなる。
【0044】
また、バケットとホッパの配設ピッチを略同一ピッチに設定しておけば、落下投入のタイミングを各バケットごとに制御する必要がなく、投入動作を行うべき全てのバケットに同時に投入動作を行わせればよいので、タイミング制御が容易になる。
【0045】
また、バケットおよびホッパを循環方向に対し横長とすることで、長尺の品物を整列させながら組み合わせて一まとめにすることができる。
【0046】
また、品物をバケットに自動投入する前段供給装置を設ければ、オペレータが品物をバケットに投入する作業が不要となるから作業性が向上する。
【0047】
さらに、前段供給装置の上流において、バケット内を常に空となるようにバケットから品物を排出するようにすれば、バケット内に品物が多量に入りすぎるのを防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる組合せ計量装置を示す概略平面図および概略正面断面図である。
【図2】同供給装置および組合せ部を示す概略正面図である。
【図3】同バケットを示す側面図である。
【図4】同組合せ計量装置の概略構成図である。
【図5】変形例にかかるバケットを示す概略斜視図である。
【図6】同供給装置および組合せ部を示す概略正面図である。
【図7】(a)は第2実施形態にかかる組合せ計量システムを示す概略正面図、(b)は第1RAMの記憶内容を示す図表である。
【図8】同システムを示す概略構成図である。
【図9】(a)は第3実施形態にかかる組合せ計量システムを示す概略正面図、(b)は供給装置および組合せ部を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2:供給装置
3i:投入制御手段
7:前段コンベヤ(前段供給装置)
8:品物検出器(品物検出手段)
10:支持部材(搬送手段)
20i:バケット
40i:計量ホッパ
41i:重量検出器
44:第1CPU(判別手段)
80:前段制御手段
M:品物
P2:排出位置
Claims (12)
- 複数のホッパが直線上に配列され、上方の供給装置から前記ホッパへ供給された品物を計量した後、組み合わせて一まとめにする組合せ計量装置であって、前記供給装置は、
品物を収容すると共に下方の前記ホッパに品物を落下投入させることが可能な複数のバケットと、
前記複数のバケットを前記ホッパの配列に沿ってエンドレスの支持部材で支持しながら循環駆動させる搬送手段と、
各ホッパ内の品物の量から前記各ホッパが品物を受入可能か否かを判別する判別手段と、
前記複数のホッパのうちの受入可能ホッパに対応する位置に前記バケットが搬送されたときに、当該バケット内の品物を前記受入可能ホッパに落下投入させる投入制御手段とを備えた組合せ計量装置。 - 請求項1において、
前記判別手段は、ホッパが空であるときに当該ホッパが受入可能であると判別し、一方、ホッパが空でないときに当該ホッパが受入不可であると判別する組合せ計量装置。 - 請求項1もしくは2において、
前記投入制御手段は、前記空のホッパに対応する位置に前記バケットが搬送されると当該バケットに品物が収容されているか否かにかかわらず当該バケットに投入動作を行わせ、一方、前記品物が入っているホッパに対応する位置に前記バケットが搬送されても当該バケットには投入動作を行わせないようにした組合せ計量装置。 - 請求項1において、
前記供給装置から品物を落下投入するホッパの重量を各ホッパごとに検出する重量検出器を更に備えた組合せ計量装置。 - 請求項4において、
前記判別手段は、前記重量検出器からの出力により前記ホッパ内の品物の重量が所定の閾値以下か否かを判別し、
前記投入制御手段は、前記複数のホッパのうちの前記閾値以下のホッパに対応する位置に前記バケットが搬送されたときに、当該バケット内の品物を前記ホッパに落下投入させる組合せ計量装置。 - 請求項5において、
組合せ目標値から所定の投入単位の標準重量を減算した値を前記所定の閾値とする組合せ計量装置。 - 請求項5もしくは6において、
前記投入制御手段は、前記空のホッパに対応する位置に前記バケットが搬送されると当該バケットに品物が収容されているか否かにかかわらず当該バケットに投入動作を行わせ、品物が収容されたホッパ内の品物の重量が前記閾値以下の場合には、前記バケットから当該ホッパに投入動作を行わせる組合せ計量装置。 - 請求項1ないし7のいずれか1項において、
前記投入制御手段が前記複数の各ホッパごとに設けられている組合せ計量装置。 - 請求項1ないし8のいずれか1項において、
前記各バケットの配設ピッチと、前記各ホッパの配設ピッチとが略同一ピッチに設定されている組合せ計量装置。 - 請求項1ないし9のいずれか1項において、
前記バケットおよびホッパは循環方向に対して横長に形成されている組合せ計量装置。 - 請求項1ないし10のいずれか1項の組合せ計量装置と、
前記組合せ計量装置の上流に配置され、前記供給装置に品物を供給する前段供給装置と、
該前段供給装置からバケットが品物を受け取るまでに、バケット内の品物の有無を検知する品物検出手段と、
該品物検出手段からの品物検出情報に基づき前記前段供給装置から前記供給装置への品物の供給を制御する前段制御手段とを備えた組合せ計量システム。 - 請求項1ないし10のいずれか1項の組合せ計量装置と、
前記組合せ計量装置の上流に配置され、前記供給装置に品物を供給する前段供給装置と、
前記循環搬送経路上の最下流のホッパよりも更に下流に配置された排出位置において当該位置のバケットに対して排出動作を行わせる排出手段とを備え、
前記前段供給装置は排出動作を行ったバケットに対して品物を供給する組合せ計量システム。
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