JP4610278B2 - 三方弁 - Google Patents
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Description
請求項2記載の三方弁は、請求項1記載の三方弁において、前記電磁部への通電のオン・オフにより前記パイロット弁部を作動させることを特徴とする。
請求項4記載の三方弁は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の三方弁において、前記パイロット弁部は、上記ブロック体内に形成されたパイロット弁室内にパイロット弁体を備え、前記パイロット弁室は、前記バイパス通路の途中に前記パイロット弁室内のパイロット弁座を介して設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の三方弁は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の三方弁において、前記チェック弁部は、チェック弁室と、該チェック弁室内で往復動するチェック弁体と、該チェック弁体の背部に形成されるチェック弁背圧室とを備え、前記チェック弁背圧室は前記第1連通路に連通し、前記チェック弁部に前記第1ポートに連通させるにあたって、その連通位置を、前記チェック弁部が開状態においては前記チェック弁室側、又、閉状態においては前記チェック背圧室側となる位置とすることを特徴とする。
先ず、本発明の基本概念図を、図1(A),(B)を用いて説明する。本実施例に係る三方弁は、冷凍サイクルの冷媒の流れ方向の切換えに用いるもので、ブロック体100内に、第1ポート1、第2ポート2及び第3ポート3の3つの流体出入口を有し、図1(A)に示すように、電磁部が非通電の状態において、高圧流体を第2ポート2に作用させると共に、低圧冷媒を第1ポート1から第3ポート3に流動させる。また、図1(B)に示すように、電磁部が通電状態において、第3ポート3に低圧冷媒を作用させると共に、高圧冷媒を第2ポート2から第1ポート1に流動させるものである。このように、電磁部に対するオン・オフを切り換えて、冷媒の流れの方向を切換えるものである。
図2は本発明に係る実施例1の三方弁の正面図、図3は同三方弁の右側面図である。なお、以下の図面の説明において、その位置を説明するために、上、下、左、右の表現を用いるが、実際の配置状態はこれに限定されるものではない。
図4に示すように、ブロック体100内には、前記第2ポート2に連通して主弁部Aが配置されている。主弁部Aは、ブロック体100内に形成された円柱状の空間からなる主弁室10と、その底部に形成された主弁座11と、左方の径大部に螺合される主弁蓋12と、前記主弁室10内で左右に摺動可能に配置されているピストン状の主弁体13と、該主弁体13の左端部に形成されたバネ受け凹部14と、前記主弁蓋12と主弁体13の左端部との間の主弁背圧室17内に配置されるバネ16と、前記主弁体13の右端部にカシメ結合されたボール状のボール弁15と、を具備している。また、主弁座11の中心孔は、ブロック体100に形成されている第1連通孔5に連通している。
図4に示すように、上記ブロック体100における主弁部Aの上方には、電磁部装着孔4が形成され、該電磁部装着孔4に螺合された電磁部取付体40を介して電磁部Dが装着されている。前記電磁部取付体40は、上方にフランジが形成されると共に全体として筒状に形成され、その内面には上方に突出したスリーブ41が一体に固定され、該スリーブ41の外側にはボビン42を介してコイル43が巻回されており、また、スリーブ41の上部には吸引子32が装着され、該吸引子32にはビス38によりソレノイドケース44が取付けられている。また、前記コイル43にはリード線45が結線されている。
図4に示すように、前記スリーブ41の内部には、上下摺動可能にプランジャ33が設けられ、該プランジャ33の下部にはボール弁35がカシメにより一体に設けられている。また、プランジャ33の上部に形成されているバネ受け凹部34内で且つ吸引子32とプランジャ33との間のパイロット背圧室37にはバネ36が配置され、プランジャ33を下方に弾圧している。
更に、ボール弁35の下方で且つパイロット弁室30の底面にはパイロット弁座31が形成され、該パイロット弁座31の孔は、ブロック体100に形成された第4連通孔8を介して第1連通孔5に連通している。また、パイロット弁室30の側面と前記主弁背圧室17との間はパイロット孔7によって連通状態となっている。
図4に示すように、チェック弁部Cは、ブロック体100の右方位置に上下方向に形成され、ブロック体100に穿設された上下方向のチェック弁室20の上底部にはチェック弁座21が形成されるとともに、チェック弁座21の中心孔と前記第3ポート3とは連通している。また、チェック弁室20の側壁には第1ポート1が連通・開口している。
次に、実施例1の作用について説明する。
(非運転状態)
図4に示すように、三方弁が非運転状態においては、主弁部Aはバネ16の弾発力により閉状態となっており、パイロット弁部Bはバネ36の弾発力によりボール弁35は閉状態となっており、且つ、チェック弁部Cはバネ26の弾発力により開状態となっている。冷媒は非流動状態にある。
次に、低圧冷媒を第1ポート1から第3ポート3に流すために、電磁部Dは非通電とし、第2ポート2に高圧冷媒を作用させ、第1ポート1に低圧冷媒を流入させると、図5に示すように、パイロット弁部Bが閉状態であるから主弁背圧室17の高圧冷媒圧は保持され、主弁体13及びボール弁15に対する主弁室10の高圧冷媒圧と主弁背圧室17の高圧冷媒圧が略等しく、また、ボール弁15には、チェック弁部Cを介して第1連通孔5側から低圧冷媒圧が作用するが、主弁体13に対しては、主弁背圧室17側からの高圧冷媒圧の方が受圧面積が大きいため、バネ16のバネ圧とあいまってボール弁15は閉状態となっている。
次に、第2ポート2から第1ポート1に高圧冷媒を流動させる場合について説明する。第2ポート2から第1ポート1に高圧冷媒を流動させるために、電磁部Dは通電とし、第2ポート2に高圧冷媒を流入させると、主弁部Aに高圧冷媒が流入し、主弁室10内は高圧冷媒で満たされる。この時、主弁背圧室17に至った高圧冷媒は、図6に示すように、パイロット孔7を通ってパイロット弁室30に至るが、吸引子32が磁化されているためプランジャ33及びボール弁35は上動しており、従って、パイロット弁座31は開状態となっている。よって、パイロット弁室30内の高圧冷媒は第4連通孔8及び第1連通孔5を通ってチェック弁部Cに流出することになる。
実施例2の外面形状については、実施例1と同じであり、図2は実施例2の三方弁の正面図、図3は同三方弁の右側面図である。
図7に示すように、ブロック体100’内には、前記第2ポート2に連通して主弁部Aが配置されている。しかし、この主弁部Aの構成は、実施例1と全く同じであることから、図7に図4に付した符号と同一の符号を付すことによって説明を省略する。
図7に示すように、上記ブロック体100’における主弁部Aの上方には、電磁部装着孔4が形成され、該電磁部装着孔4に螺合された電磁部取付体40を介して電磁部Dが装着されている。しかし、この電磁部Dの構成は、実施例1と全く同じであることから、図7に図4に付した符号と同一の符号を付すことによって説明を省略する。
図7に示すように、ブロック体100’にはパイロット弁部Bが一体に設けられている。しかし、このパイロット弁部Bの構成は、実施例1と全く同じであることから、図7に図4に付した符号と同一の符号を付すことによって説明を省略する。
図7に示すように、ブロック体100’にはチェック弁部C’が一体に設けられている。以下、チェック弁部C’について説明するが、実施例1のチェック弁部Cと同一構成部分については、図4に付した符号と同一の符号を図7,8に付すことによって説明を省略する。
上記チェック弁部C’は、ブロック体100’の右方位置に上下方向に形成され、ブロック体100’に穿設された上下方向のチェック弁室20’の上底部にはチェック弁座21’が形成されるとともに、チェック弁座21’の中心孔と前記第3ポート3とは連通している。
次に、実施例2の作用について説明する。
(非運転状態)
三方弁が非運転状態においては、図示していないが、実施例1と同様に、主弁部Aはバネ16の弾発力により閉状態となっており、パイロット弁部Bはバネ36の弾発力によりボール弁35は閉状態となっており、且つ、チェック弁部C’はバネ26’の弾発力により開状態となっている。冷媒は非流動状態にある。
次に、低圧冷媒を第1ポート1から第3ポート3に流す場合の作動は、実施例1と同じであるので、実施例1の説明を援用し、省略する。
次に、第2ポート2から第1ポート1に高圧冷媒を流動させる場合について説明する。第2ポート2から第1ポート1に高圧冷媒を流動させる場合についても,基本的には、実施例1と同じであるので、実施例1の説明を援用し、省略する。
しかし、実施例2の特徴は、図8に示すように、第1連通孔5からチェック弁部C’に流入した高圧冷媒は、第3ポート3には流れず、すべて第1ポート1から流出することになるが、このとき、第3ポート3の開口部は、チェック背圧室27’側に位置するので、高圧冷媒の流動がきわめてスムースになる。
B パイロット弁部
C,C’ チェック弁部
D 電磁部
1 第1ポート
2 第2ポート
3 第3ポート
4 電磁部装着孔
5 第1連通孔
7 パイロット孔
8 第4連通孔
9 ネジ孔
10 主弁室
11 主弁座
12 主弁蓋
13 主弁体
14 バネ受凹部
15 ボール弁
16 バネ
17 主弁背圧室
20,20’ チェック弁室
20a,20’a バネ受部
21,21’ チェック弁座
22,22’ チェック弁蓋
23,23’ チェック弁体
23a 連通軸孔
23b 連通横孔
24,24’ バネ受段部
25,25’ ボール弁
26,26’ バネ
27,27’ チェック背圧室
30 パイロット弁室
31 パイロット弁座
32 吸引子
33 プランジャ
34 バネ受け凹部
35 ボール弁
36 バネ
37 パイロット背圧室
38 ビス
40 電磁部取付体
41 スリーブ
42 ボビン
43 コイル
44 ソレノイドケース
45 リード線
100,100’ ブロック体
Claims (6)
- 金属製のブロック体に第1ポートと第2ポートと第3ポートが形成され、該各ポートにおいて高圧流体又は低圧流体の流れを切換える三方弁であって、
前記ブロック体内には、前記第2ポートに連通して形成される主弁部と、前記第3ポートに連通して形成されるチェック弁部と、前記主弁部と前記チェック弁部の間を連通し前記第1ポートからも連通する第1連通路と、前記第1連通路と前記主弁部の背圧側に連通するバイパス通路と、前記バイパス通路の途中に設けられるパイロット弁部とを有し、前記パイロット弁部を作用させる電磁部を付設し、
低圧流体が前記第1ポートに流入するときは、前記電磁部を作用させて前記パイロット弁部を閉状態として前記第2ポートに高圧流体を作用させて前記主弁部を閉状態にして、低圧流体を前記第3ポートへ流出させ、
高圧流体が前記第2ポートに流入するときは、前記電磁部を作用させて前記パイロット弁部を開状態として前記主弁部を開状態にして、前記チェック弁部は高圧流体により閉状態となり、高圧流体を前記第1ポートへ流出させることを特徴とする三方弁。 - 前記電磁部への通電のオン・オフにより前記パイロット弁部を作動させることを特徴とする請求項1記載の三方弁。
- 前記主弁部は、主弁室と、該主弁室内で往復動する主弁体と、該主弁体の背部に形成される主弁背圧室を備え、前記主弁室は第2ポートに連通していると共に、前記主弁室内の主弁座を介して前記第1連通路に連通していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の三方弁。
- 前記パイロット弁部は、上記ブロック体内に形成されたパイロット弁室内にパイロット弁体を備え、前記パイロット弁室は、前記バイパス通路の途中に前記パイロット弁室内のパイロット弁座を介して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の三方弁。
- 前記チェック弁部は、チェック弁室と、該チェック弁室内で往復動するチェック弁体と、該チェック弁体の背部に形成されるチェック弁背圧室とを備え、前記チェック弁体は前記チェック弁室側とチェック弁背圧室側とを連通する連通孔を有し、前記チェック弁背圧室は前記第1連通路に連通し、前記第1ポートは前記チェック弁室側と連通していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の三方弁。
- 前記チェック弁部は、チェック弁室と、該チェック弁室内で往復動するチェック弁体と、該チェック弁体の背部に形成されるチェック弁背圧室とを備え、前記チェック弁背圧室は前記第1連通路に連通し、前記チェック弁部に前記第1ポートに連通させるにあたって、その連通位置を、前記チェック弁部が開状態においては前記チェック弁室側、又、閉状態においては前記チェック背圧室側となる位置とすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の三方弁。
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