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JP4608395B2 - 弁装置およびその製造方法 - Google Patents

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JP4608395B2
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Description

本発明は、製造が容易な弁装置に関する。
流体の流路を開閉する電磁開閉弁の一例が特許文献1に示されている。この電磁弁は、一端が閉塞した筒状をなすステンレス鋼製の弁本体と、この弁本体の一端側に摺動自在に収容されたプランジャと、このプランジャと対向するように弁本体の中央部に嵌着された吸引子と、この吸引子を貫通してプランジャに連結された弁体と、弁本体の他端側の開口を塞ぐステンレス鋼製の弁座シート部材と、この弁座シート部材に形成されて弁体により開閉される弁座と、プランジャと吸引子との間に配され、弁体が弁座から離れるように付勢するコイルスプリングと、このコイルスプリングのばね力に抗して弁体が弁座を塞ぐように吸引子を励磁する電磁コイルとを具えている。
また、特許文献2には、一端側が内側におりまげられて弁座部を形成する筒状をなすステンレス鋼製の弁本体と、この弁本体の一端側に摺動自在に収容された筒状をなすプランジャと、このプランジャに保持され、先端部が弁座部を開閉し得る弁体と、弁本体の他端側の開口を塞ぐように弁本体に嵌着された吸引子と、この吸引子と弁体の基端との間に介装されて弁座部を塞ぐように弁体を付勢するスプリングと、このスプリングのばね力に抗して弁体が弁座を開放するように吸引子を励磁する電磁コイルを具えている。
特開2004−092664号公報 特開2002−139169号公報
特許文献1に開示された従来の電磁弁は、弁本体の一端が閉塞した筒状をなしているため、プランジャおよびこれと一体の弁体ならびに吸引子やコイルスプリングなどを予め弁本体内に組み込んだ後、弁座シート部材を弁本体の他端側の開口を塞ぐように弁本体にTIG溶接する必要がある
特許文献2に開示された電磁弁は、配管が接続される一対の継手を弁本体にろう付けした後、プランジャおよび弁体とスプリングとを弁本体内に収容し、そして吸引子を弁本体の他端部に嵌め込んで一体的にかしめることができるため、特許文献1よりも簡単に製造することができる。この特許文献2に開示された弁本体においては、一対の継手内を流れる流体の流量が少ない場合に有効である。
(発明の目的)
本発明の目的は、製造や組み立てが容易であって、大量の流体を流すことができる大径の継手を取り付けたものであっても、弁本体の不必要な大型化を回避して装置全体をコンパクト化し得る弁装置およびこの弁装置の製造方法を提供することにある。
本発明の第1の形態は、小径部およびこの小径部に段部を介して接続する大径部を有し、継手接合穴がこの大径部に形成された筒状をなす本体と、
前記継手接合穴に差し込まれ、前記大径部から突出するようにこの大径部に接合される筒状をなす第1の継手と、
弁座部およびこれに続く筒状をなす継手保持部を有し、これらが前記本体の長手方向軸線と一直線状をなすように、外周縁部が前記大径部の開口端部に接合される環状の弁座部材と、
前記継手保持部に対し、これに嵌合した状態で接合される筒状をなす第2の継手と、
前記小径部に対して摺動自在に嵌合されたプランジャを有し、このプランジャから前記前記弁座部と対向するように突出して前記弁座部を開閉し得る弁体と、
前記段部に固定される環状のばね受けと、このばね受けと前記プランジャとの間に介装されて前記弁座部から前記弁体が離れるように付勢する圧縮ばねとを有し、前記弁体の開閉駆動を行う弁体駆動手段と
を具えたことを特徴とする弁装置にある。
本発明においては、弁体駆動手段を操作して弁体と一体のプランジャを小径部に案内させつつ弁体による弁座部の開閉を行い、第1の継手と第2の継手との間で流体の移動または流体の移動停止を切り換える。このような弁装置は、本体に対して第1の継手,弁座部材が一体的に接合され、さらに弁座部材に対して第2の継手が一体的に接合された状態となっている。弁体は、小径部の開口端側から大径部側へ収納される。
本発明の第1の形態による弁装置において、大径部は、ばね受けを本体に固定するためのかしめ部を有することができる。
第1の継手は、その外周面から膨出して継手接合穴の開口端縁に係止し得る位置決め手段を有することができる。
大径部は、その開口端部に内周面から膨出して弁座部の外周縁部が係止し得る位置合わせ手段をさらに有することができる。
本発明の第2の形態は、本発明の第1の形態による弁装置の製造方法であって、筒状の本体をプレス成形するステップと、前記本体の大径部に継手接合穴を形成するステップと、環状の弁座部材をプレス成形するステップと、前記継手接合穴に筒状をなす第1の継手を差し込み、前記大径部の開口端部に前記弁座部材を差し込み、さらにその前記継手保持部に筒状をなす第2の継手を差し込み、前記本体に対して前記弁座部材と前記第1および第2の継手とをそれぞれ位置決めした状態でこれらを一括して炉中ろう付けするステップと、前記小径部側から弁体を本体内に組み込むステップとを具えたことを特徴とするものである。
本発明においては、板材や管材あるいは本体の形状に近い所定形状に成形された予備成形品から小径部およびこの小径部に段部を介して接続する大径部を有する筒状の本体をプレス成形すると共に本体の大径部に継手接合穴を形成する一方、弁座部およびこれに続く筒状をなす継手保持部を有する環状の弁座部材をプレス成形する。次に、この弁座部材の弁座部および継手保持部が本体の長手方向軸線と一直線状をなすように、この弁座部材を大径部の開口端部に差し込むと共に弁座部材の継手保持部に筒状をなす第2の継手を差し込む一方、継手接合穴に筒状をなす第1の継手を差し込む。そして、本体に対し弁座部材と第1および第2の継手とをそれぞれ位置決めした状態でこれらを一括して炉中ろう付けする。しかる後、小径部側から弁体を本体内に組み込む。
本発明の第2の形態による弁装置の製造方法において、炉中ろう付けに先立って本体の段部に環状のばね受けを組み込み、大径部をかしめることによってこれを本体に固定するステップをさらに具えることができる。
本発明の第1の形態の弁装置によると、本体と第1の継手と弁座部材と第2の継手とを一括して接合することができ、しかもこれらの接合後に小径部の開口端側から本体内に弁体およびプランジャを組み込むことができる。このため、弁装置の製造および組み立てが容易であり、その製造コストを削減することが可能である。また、第1および第2の継手の径に合わせて大径部の寸法を変更するだけでよく、小径部の径を変更する必要がないので弁装置全体のコンパクト化および軽量化を図ることができる。しかも、ばね受けを本体に固定するための追加の部品が不要となり、弁装置の重量増を抑制することができる。
第1の継手が、その外周面から膨出して継手接合穴の開口端縁に係止し得る位置決め手段を有する場合、本体と第1の継手との接合時にこれらの相対位置を保持するための治具を省略または簡略化させることができ、製造工程をさらに簡略化させることができる。
大径部は、その開口端部に内周面から膨出して弁座部の外周縁部が係止し得る位置合わせ手段をさらに有する場合、本体と弁座部材との接合時にこれらの相対位置を保持するための治具を省略または簡略化させることができ、製造工程をさらに簡略化させることができる。
本発明の第2の形態の弁装置の製造方法によると、筒状の本体をプレス成形し、本体の大径部に継手接合穴を形成し、環状の弁座部材をプレス成形した後、継手接合穴に筒状をなす第1の継手を差し込み、大径部の開口端部に弁座部材を差し込み、さらにその継手保持部に筒状をなす第2の継手を差し込み、本体に対して弁座部材と第1および第2の継手とをそれぞれ位置決めした状態でこれらを一括して炉中ろう付けし、小径部側から弁体を本体内に組み込むようにしたので、本体と第1の継手と弁座部材と第2の継手とを一括して接合した後に小径部の開口端側から本体内に弁体およびプランジャを組み込むことができる。このため、弁装置の製造および組み立てが容易であり、その製造コストを削減することが可能である。また、第1および第2の継手の径に合わせて大径部の寸法を変更するだけでよく、小径部の径を変更する必要がないので弁装置全体のコンパクト化を図ることができる。
炉中ろう付けに先立って本体の段部に環状のばね受けを組み込み、大径部をかしめることによってこれを本体に固定するようにした場合、ばね受けを本体に固定するための追加の部品が不要となり、弁装置の重量増を抑制することができる。
本発明による弁装置を空気調和装置の除湿用絞り弁に応用した一実施形態について、その全体の断面構造を表す図1およびその弁体部分の主要部を抽出拡大した図2を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような実施形態のみに限らず、特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の任意の技術にも当然応用することができる。
本実施形態における除湿用絞り弁10は、非通電時に開弁状態となる、いわゆるノーマルオープンタイプの電磁駆動式のものであり、小径部11aおよびこの小径部11aに段部11bを介して接続する大径部11cを有する筒状をなす本体11と、この本体11の大径部11cに形成された継手接合穴12に差し込まれ、銅管にて形成された筒状をなす第1の継手13と、弁座部14aおよびこれに続く筒状をなす継手保持部14bを有し、外周縁部が大径部11cの開口端部15に接合される環状の弁座部材14と、この弁座部材14の継手保持部14bに嵌合状態で接合され、銅管にて形成された筒状をなす第2の継手16と、小径部11aに対して摺動自在に嵌合されたプランジャ17を有し、このプランジャ17から弁座部14aと対向するように突出して弁座部14aを開閉し得る弁体18と、この弁体18の開閉駆動を行う弁体駆動手段19とを具えている。
第1および第2の継手13,16には、図示しない冷媒循環配管がそれぞれ連結される。弁体18が弁座部14aから離れた図1に示す開弁位置においては、第1の継手13と第2の継手16とは大径部11c内に形成される弁室20を介して連通状態にある。逆に、弁体18が弁座部14aに押し当たる図2に示す閉弁位置においては、第1の継手13と第2の継手16とは、弁体18内に組み込まれた後述する絞り装置を介して連通する。
本実施形態における弁体駆動手段19は、本体11の段部11bに固定される環状のばね受け21と、このばね受け21とプランジャ17との間に介装されて弁座部14aから弁体18が離れるように付勢する圧縮ばね22と、本体11に取り付けられ、圧縮ばね22のばね力に抗して弁体18を弁座部14a側に駆動するソレノイドユニット23とを具えている。
また、本実施形態における本体11は、所定の径および厚みを有する円形のステンレス鋼板をプレス成形することによって形成され、その段部11bにはばね受け21のフランジ部21aが当接した状態となっている。円板状をなすステンレス鋼などから形成されるばね受け21は、上述した環状のフランジ部21aとこのフランジ部21aから弁座部14a側に突出して弁体18の移動を案内する筒状の案内部21bとを有する。段部11bに近接する大径部11cの一部を内周側に窪ませて形成したかしめ部24により、ばね受け21のフランジ部21aが段部11bに押し当てられた状態となって本体11に対し一体的に固定される。ばね受け21の案内部21bは、その移動時に発生し得る弁体18の不安定な動作を抑制して安定した移動をもたらすものである。さらに、図1に示す開弁状態において弁体18の先端部(後述するポート板36の外周縁部)を取り囲むことにより、第1の継手13と第2の継手16との間での冷媒の流動に起因する振動およびこれに伴って発生する騒音を抑制することができる。しかも、冷媒の流動により弁体18が弁座部14aの方向へと引き込まれ、冷媒の流れを不安定にするような不具合も抑制可能となる。
なお、所定の肉厚と径とを持ったステンレス鋼管からプレス成形によって本体11を形成することも可能である。また、ばね受け21を本体11の大径部11cに固定する場合、上述したようなかしめではなく、スポット溶接や、第1の継手13や弁座部材14および第2の継手16と共に炉中ろう付けなどによって接合するようにしてもよい。
第1の継手13は、大径部11cから径方向外側(図中、右側)に突出するように、この大径部11cにろう付け部25を介して接合されている。この第1の継手13には、周方向外側に突出して大径部11cの内壁側の継手接合穴12の開口端縁に係止し得る一対の内側位置決め突起26が180度隔てて形成されている。また、これら一対の内側位置決め突起26に対して90度位相がずれた一対の外側位置決め突起27が180度隔てて形成されており、これら一対の外側位置決め突起27は、大径部11cの外壁側の継手接合穴12の開口端縁に係止し得るようになっている。つまり、第1の継手13は、これら二対の位置決め突起26,27により、大径部11cの継手接合穴12を挟持した状態でその嵌合位置が規制されるが、第1の継手13を継手接合穴12に差し込む際には、一対の内側位置決め突起26の部分が継手接合穴12に対して圧入状態となることに注意されたい。本発明における第1の継手13の位置決め手段として機能する二対の位置決め突起26,27は、第1の継手13の周方向に等間隔に形成されていさえすれば、それぞれ3個以上形成することも可能である。この場合においても、内側位置決め突起26と外側位置決め突起27との位相を周方向に沿って半ピッチずらした状態にすることが好ましい。 なお、位置決め突起26,27をそれぞれ2個ずつ第1の継手13に形成するよりも、それぞれ3個以上形成した方が大径部11cの継手接合穴12に対する第1の継手13の適切な回転位相に関する制約を少なくしてその位置合わせ作業を迅速化させることができる。
円板状をなすステンレス鋼などから加工される弁座部材14は、弁座部14aおよび継手保持部14bが本体11の長手方向軸線と一直線状をなすように、本体11の大径部11cにろう付け部28を介して接合され、第2の継手16もまた、その長手方向軸線が本体11の長手方向軸線と一直線状をなすように、弁座部材14の継手保持部14bにろう付け部29を介して接合される。本実施形態では、本体11の大径部11cの開口端に対する弁座部材14の位置決めを容易化するため、大径部1cに対する弁座部材14の差し込み位置を規制する大径部11cの内周壁から径方向内側に突出する複数のかしめ部30が大径部11cの開口端部15に形成されている。
なお、上述したような位置決め突起26,27やかしめ部30以外の他の手段によって、本体11に対する第1の継手13および弁座部材14の相対位置を規制することも当然可能である。
大径部11cを間に挟んで第2の継手16の反対側に位置する小径部11aの開口端側(図1中、上側)には、この小径部11aの開口端を塞ぐプラグ31が緊密に嵌め込まれている。上述したプランジャ17は、このプラグ31の先端部が貫入し得るカップ形断面を有し、このプランジャ17の底部にはプラグ31の先端部に当接し得る環状の緩衝部材32が収容されている。
弁体18は、基端がプランジャ17の底部に一体的にかしめられ、先端にフランジ部33aが形成された弁棒33と、この弁棒33の先端面に膜状の隙間34を隔てて重ね合わされる絞り板35と、この絞り板35を間に挟んだ状態で外周縁部が弁棒33のフランジ部33aの外周縁部にかしめられるポート板36とを有する。フランジ部33aの外周側には、絞り板35との間の隙間34に連通する複数の第1ポート37が形成されている。また、絞り板35の中央部には、上述した隙間34と、絞り板35とポート板36との間に形成された膜状の隙間38とを連通する絞り通路39が形成されている。さらに、外周が弁座部14aに向けて先細りの円錐面となったポート板36の外周側には、絞り板35との間の隙間38に連通する複数の第2ポート40が形成されている。上述した絞り通路39を含めてその前後の第1および第2ポート37,40までの部分が上述した絞り装置を構成している。
弁棒33の往復動方向に沿った隙間34の厚み、つまり弁棒33の先端面とこれに対向する絞り板35の表面との間隔は、絞り通路39の内径よりも狭く設定されている。同様に、弁棒33の往復動方向に沿った隙間38の厚み、つまり絞り板35とポート板36との対向間隔も同様に、絞り通路39の内径より狭く設定されている。通常、これら隙間34,38の厚みは、絞り通路39の内径の1/4程度にまで狭く設定することが一般的に好ましく、その理由は絞り通路39と隙間34,38との間での流体の流路断面積の変化が最も滑らかとなるためである。絞り通路39の両側に連通する2つの隙間34,38は、絞り通路39の軸線に対して直交方向に延在するスリット状の冷媒通路を画成するため、絞り通路39にて発生する騒音が2つの隙間34,38から外側へは伝わりにくく、良好な静音性を得ることができる。
また、本実施形態では弁座部14aに弁棒33の先端のポート板36の円錐状外周面が当接する図2に示すような閉弁位置において、第1の継手13側に連通する第1ポート37の開口端が、第1の継手13により画成される冷媒通路の第1の継手13の長手方向に沿った延在領域Zに位置するように設定されているため、第1の継手13と第1ポート37との間を流れる流体の流れ方向を強く屈曲させることなく、ほぼ直線状に維持することができ、これによる静音化が可能となる。
ところで、この除湿用絞り弁10を通過する冷媒中に微小な異物などが混在していると、このような異物がフランジ部33aの第1ポート37や絞り板35に形成された絞り通路39、あるいはポート板36の第2ポート40を塞いでしまい、除湿用絞り弁10の正常な機能を果たすことができなくなる虞が生ずる。このような観点から、本実施形態では一端側がフランジ部33aの外周縁部を囲むように配され、ポート板36によってフランジ部33aと一体にかしめられる筒状のフィルタ41が弁棒33に装着されている。このフィルタ41の他端部は、弁棒33の段部33bに緊密に嵌着されるカラー42に対して一体的に埋設され、第1ポート37と第1の継手13とがフィルタ41を介して連通した状態となっている。
フィルタの構成や取り付け方法に関しては、本実施形態以外に任意に選択し得る事項である。同様に、弁体18および上述した絞り装置の構成も、本発明とは直接に関係がないので、他の任意の構成を採用することが可能である。
本実施形態における弁体18のソレノイドユニット23は、電磁コイル43を用いたものであり、この電磁コイル43を収容するボビン44と、このボビン44が電磁コイル43と共に封止樹脂45を介して埋設され、ボルト46を介してプラグ31に固定される枠状のケーシング47とを具えている。電磁コイル43から封止樹脂45を介して外部に引き出される図示しないケーブルがオン/オフ回路を介して電源に接続する。ボビン44は、小径部11aを介してプランジャ17を囲むように配され、通電時にプランジャ17を大径部11c側へ移動させるような電磁力を発生する。
前述したように、プランジャ17の底部とばね受け21のフランジ部21aとの間には、弁体18を弁座部14aから離れるように付勢する圧縮ばね22が組み込まれており、従って電磁コイル43に対する非通電時には、図1に示すように第1の継手13と第2の継手16とが弁体18を介さずに本体11の弁室20を介して連通状態となる。
このような除湿用絞り弁10は、以下のようにして製造することができる。まず適当な径を持つ円形に打ち抜かれたステンレス鋼板から筒状の本体11を複数回に分けてプレス成形し、この本体11の大径部11cに継手接合穴12を打ち抜く。円板状をなす板材から環状の弁座部材14をプレス成形し、弁座部14aを同時に打ち抜いておく。同様に、ばね受け21を円板状をなす板材からプレス成形によって得る。
次に、本体11の大径部11cの開口端側からフランジ部21aを前方にしてばね受け21を差し込み、そのフランジ部21aを段部11bに載置する。この状態にて段部11bに近接する大径部11cの一部を内周側に窪ませてかしめ部24を形成し、ばね受け21を本体11の段部11bに一体的に固定する。この時、かしめ部30も同時に形成しておく。
一方、第1および第2の継手13,16を用意しておくが、第1の継手13には二対の位置決め突起26,27を予めプレス成形しておく。
しかる後、継手接合穴12に第1の継手13を差し込み、大径部11cの開口端部15に弁座部材14を差し込み、さらにその継手保持部14bに筒状をなす第2の継手16を差し込み、これらの接合部分に環状をなす固形ろう材を嵌め込む。そして、本体11に対して弁座部材14と第1および第2の継手13,16とをそれぞれ位置決めした状態でこれらを一括して炉中ろう付けを行い、本体11と第1の継手13,本体11と弁座部材14,弁座部材14と第2の継手16とを一体化させる。この場合、フラックスを併用する必要がないので、そのための後処理を全く無くすことができる。
最後に、小径部11aの開口端側から圧縮ばね22,弁体18およびプランジャ17,緩衝部材32,プラグ31を順に差し込み、小径部11aの開口端とプラグ31との間をシール溶接して小径部11aに対しこれを一体化する。最後に、ケーシング47を小径部11aに嵌め込み、ボルト46によってプラグ31に対し一体的に固定することにより、本実施形態の除湿用絞り弁10が完成する。
なお、上述したようにばね受け21を本体11の段部11bにろう付けする場合、そのフランジ部21aの外周縁部に環状の固形ろう材を載置し、弁座部材14や第1および第2の継手13,16と共に一括して炉中ろう付けすることができる。
この除湿用絞り弁10を用いた除湿運転時には電磁コイル43が導通し、圧縮ばね22のばね力に抗して弁体18が第2の継手16側へ付勢され、そのポート板36が弁座部14aに当接して図2に示す閉弁状態となる。これに伴い、第1の継手13から本体11の弁室20内に流入する気液2相の冷媒は、第1ポート37から隙間34の外周部に流入し、ここから半径方向内側に進むに連れて次第に圧縮され、大きな気泡が細分化されて中央の絞り通路39に流入し、ここでさらに圧縮を受け、所定流量の冷媒が第2の継手16側へ導かれることとなる。絞り通路39から隙間38に導かれる冷媒は、半径方向外側に向けて放射状に拡がるが、この隙間38の間隔が狭いため、その急激な膨張が抑制されてゆるやかに膨張し、第2ポート40から第2の継手16へと流出する。この結果、気泡の膨張に伴って発生する騒音を低レベルに抑えることができる。
なお、気液2相が混在する流路中では、流路の内壁に気泡が固着状態となって流路断面積が実質的に狭められ、冷媒の円滑な流動を損なう虞があるが、本実施形態では第2の継手16側に臨む第2ポート40の開口端が第2の継手16の内壁に近接して開口しているため、第2ポート40から第2の継手16に流出する冷媒が第2の継手16の内壁に付着した気泡を流動させる効果をもたらす。
上述した実施形態では、空気調和装置の除湿用絞り弁10として用いたが、膨張弁に適用することも可能であり、冷凍サイクルにおける冷媒流路の絞り装置として特に有用である。しかしながら、本発明における弁装置は、これらの絞り装置以外に流路を開閉する一般的な開閉弁に適用可能であることは言うまでもない。
本発明による弁装置を空気調和装置の除湿用絞り弁に応用した一実施形態の内部構造を表す断面図である。 図1に示した除湿用絞り弁の主要部の抽出拡大断面図であり、閉弁状態を示している。
符号の説明
10 除湿用絞り弁
11 本体
11a 小径部
11b 段部
11c 大径部
12 継手接合穴
13 第1の継手
14 弁座部材
14a 弁座部
14b 継手保持部
15 開口端部
16 第2の継手
17 プランジャ
18 弁体
19 弁体駆動手段
20 弁室
21 ばね受け
21a フランジ部
21b 案内部
22 圧縮ばね
23 ソレノイドユニット
24 かしめ部
25 ろう付け部
26 内側位置決め突起
27 外側位置決め突起
28,29 ろう付け部
30 かしめ部
31 プラグ
32 緩衝部材
33 弁棒
33a フランジ部
33b 段部
34 隙間
35 絞り板
36 ポート板
37 第1ポート
38 隙間
39 絞り通路
40 第2ポート
41 フィルタ
42 カラー
43 電磁コイル
44 ボビン
45 封止樹脂
46 ボルト
47 ケーシング
Z 第1の継手により画成される冷媒通路の第1の継手の長手方向に沿った延在領域

Claims (6)

  1. 小径部およびこの小径部に段部を介して接続する大径部を有し、継手接合穴がこの大径部に形成された筒状をなす本体と、
    前記継手接合穴に差し込まれ、前記大径部から突出するようにこの大径部に接合される筒状をなす第1の継手と、
    弁座部およびこれに続く筒状をなす継手保持部を有し、これらが前記本体の長手方向軸線と一直線状をなすように、外周縁部が前記大径部の開口端部に接合される環状の弁座部材と、
    前記継手保持部に対し、これに嵌合した状態で接合される筒状をなす第2の継手と、
    前記小径部に対して摺動自在に嵌合されたプランジャを有し、このプランジャから前記弁座部と対向するように突出して前記弁座部を開閉し得る弁体と、
    前記段部に固定される環状のばね受けと、このばね受けと前記プランジャとの間に介装されて前記弁座部から前記弁体が離れるように付勢する圧縮ばねとを有し、前記弁体の開閉駆動を行う弁体駆動手段と
    を具えたことを特徴とする弁装置。
  2. 前記大径部は、前記ばね受けを前記本体に固定するためのかしめ部をさらに有することを特徴とする請求項に記載の弁装置。
  3. 前記第1の継手は、その外周面から膨出して前記継手接合穴の開口端縁に係止し得る位置決め手段を有することを特徴とする請求項1または請求項に記載の弁装置。
  4. 前記大径部は、その開口端部に内周面から膨出して前記弁座部の外周縁部が係止し得る位置合わせ手段をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の弁装置。
  5. 請求項1から請求項の何れかに記載の弁装置の製造方法であって、筒状の本体をプレス成形するステップと、
    前記本体の大径部に継手接合穴を形成するステップと、
    環状の弁座部材をプレス成形するステップと、
    前記継手接合穴に筒状をなす第1の継手を差し込み、前記大径部の開口端部に前記弁座部材を差し込み、さらにその前記継手保持部に筒状をなす第2の継手を差し込み、前記本体に対して前記弁座部材と前記第1および第2の継手とをそれぞれ位置決めした状態でこれらを一括して炉中ろう付けするステップと、
    前記小径部側から弁体を本体内に組み込むステップと
    を具えたことを特徴とする弁装置の製造方法。
  6. 炉中ろう付けに先立って前記本体の段部に環状のばね受けを組み込み、前記大径部をかしめることによってこれを本体に固定するステップをさらに具えたことを特徴とする請求項に記載の弁装置の製造方法。
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