JP4670161B2 - 自動車の電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動モータを備え、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電動モータや油圧によってハンドル操舵を補助するパワーステアリング装置が知られており、このものでは、ハンドル操舵トルクや操舵回転速度(操舵トルクの微分値)に応じて電動モータの制御量又は油圧量の調整を行い、所定のアシスト特性を実現している。また、上記アシスト特性を、例えば車速に応じて変更するものや、車速に加えて横加速度及びヨーレートに応じて変更するもの(例えば、特開平8−72734号公報参照)も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の電動パワーステアリング装置、すなわち電動モータを用いたパワーステアリング装置においては、通常、ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサ(トーションバー)の検出値に、所定のゲイン(アシスト制御ゲイン)を掛けることによって電動モータの制御量を決定している。そして、上記アシスト制御ゲインの値は、所定の自動車でテストを行い所望のアシスト特性となるように調整されている。
【0004】
ところが、この電動パワーステアリング装置においては、例えば製品毎にアシスト特性がばらついてしまう場合があって、所望の操舵感が得られない場合があるという不都合がある。
【0005】
このアシスト特性のばらつきは、例えばイナーシャの大きさがばらついてしまったり、電動モータ若しくはこの電動モータとステアリングシャフトとの間に設けられる減速ギヤ等におけるフリクションの大きさが部品毎にばらついてしまったりすることに原因がある。例えば、フリクションの大きさのばらつきは、主に部品の製造誤差等に起因していて、上記フリクションが通常よりも大きくなっている場合には、トルクセンサの検出値に所定のゲインを掛けた制御量で上記電動モータを制御しても、モータ推力がフリクションによって消費されてしまうこととなる。このため、上記電動モータによる補助操舵力が足りず、ハンドル操舵に引っ掛かり感が出てしまうことになる。
【0006】
また、上記アシスト特性のばらつきは、組み付け誤差によっても生じる場合がある。一例を挙げると、上記減速ギヤは、減速比が比較的大きいウォームギヤ及びウォームホイール等によって構成されているが、バックラッシュをなくす目的や異音の発生を防止する目的で、上記ウォームギヤをウォームホイールに対して強く押しつける組み付けがなされている。このようにフリクションが大きくなる組み付けがされているため、組み付け誤差によるフリクションのばらつき量が相対的に大きくなってしまい、アシスト特性のばらつきに大きな影響を及ぼしてしまうようになる。
【0007】
また、上記従来の電動パワーステアリング装置においては、収斂性も問題となる。すなわち、舵を切った状態のハンドルから手を離すとセルフアライニングトルクによって車輪舵角が0の状態に戻ろうとする。この収斂性は、直進安定性に関わるものであるため、従来の電動パワーステアリング装置においては電動モータの回転速度を検出し、この電動モータ回転速度に所定のゲイン(ダンピング制御ゲイン)を掛けた制御量でもって電動モータにブレーキをかける制御も、上記アシスト制御と併せて行っている。
【0008】
ところが、このダンピング制御ゲインも、上記アシスト制御ゲインと同様に所望の収斂性が得られるように調整するものである。このため、上記のイナーシャの大きさのばらつきやフリクションの大きさのばらつき等によって、ハンドルが中立位置(直進状態)に戻ってこなかったり、中立位置付近でふらふらと振れてしまったりして、所望の収斂性が得られない場合があるという不都合がある。
【0009】
このような不都合を解決するために、例えば部品の製造誤差をなくすことや、フリクションの低減化を目的として高精度の部品を用いること等が考えられる。
【0010】
しかしながら、例えば温度変化に伴う部品の膨張・収縮によりフリクションが変化してしまったり、経時劣化等によってもフリクションが変化してしまったりすることに加え、自動車の積載量の変化に基づく車重の変化によってもアシスト特性及び収斂性は変化してしまう。従って、部品の製造誤差を小さくしたり、高精度の部品を用いたりしても、所望のアシスト特性及び収斂性が常に得られないという上記の不都合を解決するに至らないばかりか、コストの増大を招くという新たな問題が生じてしまう。
【0011】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自動車の電動パワーステアリング装置において、所望のアシスト特性及び収斂性が常に得られるようにすることにあり、しかも、ハンドル操舵に対する追従性及び収斂性のより一層の向上を図りつつ、これら全てを低コストで実現することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、トルクセンサの検出値に基づくフィードバック制御を、従来の電動パワーステアリング装置におけるアシスト制御に追加して行うこととした。
【0013】
具体的に、請求項1記載の発明は、電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置を対象とする。
【0014】
そして、ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角変化率を演算し、該目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えることを特定事項とするものである。
【0015】
請求項1記載の発明の場合、ハンドルを操舵すると、ハンドルと車輪との間に設けられたトルクセンサがハンドル操舵トルクを検出する。
【0016】
第1の制御部は、上記トルクセンサの検出値が無くなるように、すなわち、該トルクセンサの検出値に所定のゲインを掛けて第1制御量を決定する。これは、従来のアシスト制御に対応する。
【0017】
一方、第2の制御部は、上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角変化率を演算し、該目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって第2制御量を決定する。ここで、目標車輪舵角変化率の演算は、例えば上記トルクセンサから車輪(タイヤ)までの系をモデル化した車両モデルに基づいて行ってもよく、この車両モデルとしては、例えば電動モータやナックルアーム等のイナーシャ、タイヤのばね成分及びタイヤの減衰成分を考慮したモデルとしてもよい。
【0018】
そして、制御手段は、上記第1制御量と第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御する。
【0019】
ここで、第1制御量でもって電動モータを制御しても、フリクション又はイナーシャによって所望の車輪舵角変化率とならないときを考える。このときは、トルクセンサが検出したハンドル操舵トルクに基づき演算された目標車輪舵角変化率と実際の車輪舵角変化率との偏差が生じている。
【0020】
このため、上記偏差によって決定された第2制御量でもって電動モータが制御されることにより、目標車輪舵角変化率(所望の車輪舵角変化率)となるために不足しているモータ推力が上記電動モータに発生して、車輪舵角変化率が所望の車輪舵角変化率にされる。
【0021】
ここで、上記第2制御量は、フリクションやイナーシャの大きさのばらつきとは無関係な目標車輪舵角変化率に基づいて設定されるため、フリクションやイナーシャの大きさが異なっていても、ハンドル操舵に対して常に所望の車輪舵角変化率が得られる。従って、例えば製品間でのアシスト特性のばらつきがなくなる。
【0022】
また、トルクセンサがハンドル操舵トルクを検出しているということは、言い換えるとハンドル操舵に対する車輪の舵角変化の追従が遅れているということである。しかしながら、第2制御量でもって電動モータが制御されることによって、トルクセンサがハンドル操舵トルクを検出しているときにはモータ推力が増大するように電動モータが制御される。このため、ハンドル操舵に対して上記電動モータの駆動が速やかに追従して、ハンドル操舵の引っ掛かり感等が防止される。すなわち、追従性の向上が図られる。
【0023】
さらに、例えばハンドルから手を離すとハンドル操舵トルクが無くなるため、上記トルクセンサの検出値が0となる。このとき、このトルクセンサの検出値に基づく目標車輪舵角変化率は0となるため、車輪舵角変化率を0にしようとする第2制御量でもって上記電動モータが制御される。これにより、ハンドルがふらふらと振れてしまったりすることが防止される。すなわち、収斂性の向上も図られる。
【0024】
また、トルクセンサの検出値が0であるときは、目標車輪舵角変化率は常に0となるため、フリクションやイナーシャの大きさに関わらず常に所定の特性で収斂する。従って、例えば製品間での収斂性のばらつきが無くなる。
【0025】
逆に、路面不整等によって車輪舵角が変化した場合には、ハンドル操舵トルクが0である(トルクセンサの検出値が0である)のに、車輪舵角変化率が0ではない状態になる。このとき、第2の制御部は、車輪舵角変化率を0にしようとする制御を電動モータに対し行って直進状態を保とうとする。このため、直進安定性の向上も図られる。
【0026】
これらの制御は、従来の電動パワーステアリング装置に対して第2の制御部を追加することだけで実現する。従って、新たなセンサ等を追加しなくても、上記従来の電動パワーステアリング装置と同様のハード構成でよい。このため、常に所望のアシスト特性及び収斂性が得られることと、追従性、収斂性及び直進安定性の向上との全てが低コストで実現される。
【0027】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明とは異なり、目標車輪舵角を設定するものである。
【0028】
具体的には、電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置を対象とする。
【0029】
そして、ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角を演算し、該目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えることを特定事項とするものである。
【0030】
請求項2記載の発明の場合、第1の制御部は、上記請求項1記載の発明と同様に、トルクセンサの検出値が無くなるように第1制御量を決定する。一方、第2の制御部は、上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角を演算し、該目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって第2制御量を決定する。ここで、目標車輪舵角の演算は、上述したように、上記トルクセンサから車輪(タイヤ)までの系をモデル化した車両モデルに基づいて行ってもよい。制御手段は、上記第1制御量と第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御する。
【0031】
そして、第1制御量でもって電動モータを制御しても、フリクション又はイナーシャによって所望の車輪舵角とならないときでも、目標車輪舵角と実際の車輪舵角との偏差である第2制御量でもって電動モータが制御されて、車輪舵角が所望の車輪舵角にされる。この目標車輪舵角も、フリクションやイナーシャの大きさのばらつきとは無関係であるため、フリクションやイナーシャの大きさが異なっていても、常に所望の車輪舵角が得られる。従って、例えば製品間でのアシスト特性のばらつきがなくなる。
【0032】
また、第2制御量でもって電動モータが制御されることにより、ハンドル操舵に対する車輪舵角の追従が遅れているときにはモータ推力が増大するように電動モータが制御される。このため、ハンドル操舵に対して上記電動モータの駆動が速やかに追従するようになり、追従性の向上が図られる。
【0033】
さらに、トルクセンサの検出値が0となると、車輪舵角を0にしようとする第2制御量でもって上記電動モータが制御される。これにより、例えば舵を切った状態でハンドルから手を離すと、車輪舵角が0となるように電動モータが制御される。これにより、速やかな収斂が実現する。また、ハンドルがふらふらと振れてしまったりすることも同様に防止される。従って、収斂性のより一層の向上が図られる。また、第2制御量による制御では、フリクションやイナーシャの大きさに関わらず常に所定の特性の収斂となるため、例えば製品間での収斂性のばらつきが無くなる。
【0034】
さらに、路面不整等によって車輪舵角が変化した場合にも、車輪舵角を0にしようとする第2制御量で電動モータが制御される。これは直進状態を保とうとする制御であるため、直進安定性の向上も図られる。
【0035】
そして、この請求項2記載の発明も、従来の電動パワーステアリング装置に対して第2の制御部を追加することだけ構成される。このため、常に所望のアシスト特性及び収斂性が得られることと、追従性、収斂性及び直進安定性の向上との全てが低コストで実現される。
【0036】
ところで、請求項1記載の発明においては、トルクセンサの検出値が0であるときには、車輪舵角変化率を0にしようとする制御となる。このため、車輪舵角を0にしようとする制御となる請求項2記載の発明とは異なり、セルフアライニングトルクを減ずる作用が生じてしまう場合がある。
【0037】
一方、請求項2記載の発明においては、変位(車輪舵角)に基づいて制御を行うため、請求項1記載の発明のように、速度(車輪舵角変化率)に基づく制御に比べて応答が遅くなってしまう。
【0038】
そこで、例えば請求項3記載の如く、ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角変化率を演算し、該目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角を演算し、該目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって上記電動モータの第3制御量を決定する第3の制御部と、上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量と第3の制御部による第3制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備える自動車の電動パワーステアリング装置としてもよい。
【0039】
請求項3記載の発明によると、目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって第2制御量を決定する第2の制御部と、目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって第3制御量を決定する第3の制御部との双方を備えているため、上記請求項1又は請求項2記載の発明と同様に、常に所望のアシスト特性及び収斂性が得られ、かつ追従性、収斂性及び直進安定性の向上が図られた電動パワーステアリング装置が構成される。また、上述した請求項1又は請求項2記載の発明における不都合を互いに補って、応答性が良くしかも収斂性に優れた電動パワーステアリング装置が構成される。
【0040】
また、上述した請求項1又は請求項2記載の発明における不都合の解消としては、第2制御量の感度を調整することも効果的であり、具体的には、請求項4〜請求項8記載の如く調整するのが好ましい。
【0041】
すなわち、請求項4記載の如く、第2制御量の感度を、車速が高い程上げるのが好ましい。
【0042】
また、請求項5記載の如く、第2制御量の感度を、路面摩擦係数が低い程下げるのが好ましい。
【0043】
さらに、請求項6記載の如く、第2制御量の感度を、車重が重い程上げるのが好ましい。
【0044】
加えて、請求項7記載の如く、第2制御量の感度を、車輪舵角が小さい程上げるのが好ましい。
【0045】
また、請求項8記載の如く、第2制御量の感度を、車輪舵角変化率が大きい程上げるのが好ましい。
【0046】
さらに、請求項9記載の発明は、第2制御量をハイパスフィルタ処理するように、第2の制御部を構成することを特定事項とするものである。
【0047】
請求項9記載の発明の場合、第2制御量をハイパスフィルタ処理することによって、第2制御量の感度を、舵角変化率が大きい程第1制御量の感度と比較して上げる作用が得られる。
【0048】
請求項10記載の発明は、電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置を対象とする。
【0049】
そして、ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、上記第1の制御部による第1制御量から目標車輪舵角変化率を演算し、該目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えることを特定事項とするものである。
【0050】
請求項10記載の発明によると、トルクセンサの検出値が無くなるように電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、目標車輪舵角変化率を演算し、該目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部との双方を備えることで、上記請求項1記載の発明と同様の作用効果が得られる。
【0051】
これと共に、例えば第2の制御部がトルクセンサの検出値から目標車輪舵角変化率を演算する場合には、上記第1の制御部が第1制御量を決定するときと同様に、トルクセンサの検出値に掛けるゲインを考慮した上で目標車輪舵角変化率を演算しなければならなくなるところを、第2の制御部は、第1の制御部による第1制御量から目標車輪舵角変化率を演算するため、この第1制御量には上記ゲインが考慮されていることから、第2の制御部で新たにゲインを考慮した演算を行う必要がない。これにより、上記第2の制御部における演算処理が簡略化すると共に、上記第2の制御部が上記ゲインを記憶する必要がなくなる。
【0052】
また、請求項11記載の発明は、電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置を対象とする。
【0053】
そして、ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、上記第1の制御部による第1制御量から目標車輪舵角を演算し、該目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えることを特定事項とするものである。
【0054】
請求項11記載の発明によると、上記第1の制御部と第2の制御部との双方を備えることで、上記請求項2記載の発明と同様の作用効果が得られると共に、この第2の制御部が、第1の制御部による第1制御量から目標車輪舵角を演算するように構成されているため、上記請求項10記載の発明と同様に、この第2の制御部における演算処理が簡略化すると共に、第1の制御部において必要なゲインが、第2の制御部では必要なくなる。
【0055】
この請求項10及び請求項11記載の発明は特に、請求項12記載の如く、第1の制御部を、車速及び車輪舵角変化率に基づいて第1制御量の補正を行うように構成し、第2の制御部を、車速に基づいて第2制御量の補正を行うように構成する場合に有効である。
【0056】
つまり、例えば第1の制御部による第1制御量の決定と、第2の制御部による第2制御量の決定とを並行に行うと、特に第1の制御部が車速及び車輪舵角変化率に基づいて第1制御量の補正を行う一方、上記第2の制御部が車速に基づいて第2制御量の補正を行う場合は、この第2制御量には、車輪舵角変化率が考慮されないため、これら2つの制御量の相関が弱くなってしまう虞がある。このように、第1制御量と第2制御量との相関が弱くなると追従性や収斂性が低下して、操舵感の悪化を招いてしまうことになる。
【0057】
しかしながら、第2の制御部を、第1の制御部による第1制御量から目標車輪舵角変化率又は目標車輪舵角を演算するように構成することで、上記第1制御量と第2制御量との相関が常に強くなる。これは、第1の制御部が車速及び車輪舵角変化率に基づいて第1制御量の補正を行う一方、上記第2の制御部が車速に基づいて第2制御量の補正を行う場合でも同様である。こうして、操舵感の悪化が効果的に防止されるだけでなく、操舵感のより一層の向上が図られる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明における自動車の電動パワーステアリング装置によれば、フリクションやイナーシャの大きさのばらつきとは無関係な目標車輪舵角変化率又は目標車輪舵角に基づく第2制御量でもって電動モータが制御されるため、上記フリクションやイナーシャの大きさに関わらず、常に所望のアシスト特性及び収斂性を得ることができ、例えば製品間での性能差を無くすことができる。
【0059】
また、上記第2制御量でもって電動モータが制御されることによって、ハンドル操舵に対する追従性も向上させることができると共に、上記トルクセンサの検出値が0となると、車輪舵角変化率又は車輪舵角を0にしようとする制御が電動モータに付与されるため、収斂性及び直進安定性のより一層の向上も図ることができる。
【0060】
さらに、第2制御量の感度を、車速、路面摩擦係数、車重、車輪舵角及び車輪舵角変化率に応じて調整することによって、より一層好ましいアシスト特性及び収斂性が得られる電動パワーステアリング装置が構成される。
【0061】
加えて、第2の制御部が、第1の制御部による第1制御量から目標車輪舵角変化率又は目標車輪舵角を演算し、第2制御量を決定することで、第2の制御部における演算処理等を簡略化することができると共に、第2制御量と第1制御量との相関を強めて、操舵感のより一層の向上を図ることができる。
【0062】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基いて説明する。
【0063】
−全体構成−
図1は、自動車の電動パワーステアリング装置を示していて、11はハンドル、12は上記ハンドル11に連結されてこのハンドル11の回転力(操舵力)を伝達するステアリングシャフト、13は自在継ぎ手を介してこのステアリングシャフト12に連結された中間シャフト、21は上記中間シャフト13の下端に設けられたステアリングギヤボックス、31はこのステアリングギヤボックス21の両側に配設されたタイロッド、32はこのタイロッド31が連結されるタイヤ(車輪)である。
【0064】
上記ステアリングギヤボックス21内には、図示省略のラック・ピニオン機構が設けられていて、上記ピニオンには、上記中間シャフト13の下端が連結されている。一方、上記ラックの両端部はタイロッド31を介してタイヤ32に連結されている。
【0065】
上記ステアリングギヤボックス21には、減速ギヤ(図示省略)を介してピニオン側に力を付与する電動モータ22と、図1では図示を省略するトルクセンサ41(図2,図4〜図7参照)とが設けられていて、このトルクセンサ41は上記中間シャフト13と減速ギアとの間に配設されている。これにより、上記トルクセンサ41は、ハンドル11とタイヤ32との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するものとなっている。
【0066】
上記トルクセンサ41及び電動モータ22は、それぞれコントローラ5(以下、本発明に係るコントローラについては5a〜5e、従来のコントローラについては5fの符号を付す)に接続されていて、このコントローラ5によって電動モータ22が制御される。
【0067】
−従来の制御系の構成−
本発明に係るコントローラ5a〜5eについての説明をする前に、従来の電動パワーステアリング装置におけるコントローラ5fの構成について説明をする。
【0068】
図8は、従来のコントローラ5fの構成を示していて、このコントローラ5fには、ハンドル操舵トルクuを検出するトルクセンサ41、車速Vを検出する車速センサ42、電動モータ22の回転速度ωを検出するモータ回転速度センサ43の各センサの検出値が入力される。尚、上記車速センサ42は、例えば各車輪に設けられた車輪速センサとしてもよい。また、上記モータ回転速度センサ43は、電動モータ22の回転速度ωを直接的に検出するものとしてもよいし、上記電動モータ22の電圧等から推定するものとしてもよい。
【0069】
上記コントローラ5fには、上記トルクセンサ41の検出値が無くなるように第1制御量を決定する第1の制御部としてのアシスト制御部51と、電動モータ22に付与するブレーキ制御量を決定するダンピング制御部52と、上記アシスト制御部51及びダンピング制御部52の各制御部における制御量を加減算することによって電動モータ22の制御量を決定し、この制御量でもって電動モータ22を制御するモータ制御部53とを備えている。
【0070】
上記アシスト制御部51は、トルクセンサ41の検出値であるハンドル操舵トルクuに対してアシスト制御ゲインKaを掛けることによって第1制御量(Ka・u)を決定するように構成されている。このアシスト制御ゲインKaは、車速V、ハンドル操舵トルクu及び該操舵トルクuの微分値によって決定される変数であって、非負(正又は0)の変数でありかつ車速Vに関して非増加の(車速が高いとき(H)の方が、車速が低いとき(L)に比べて小さい)変数とされている。このアシスト制御ゲインKaは、所定のアシスト特性となるように調整されている。
【0071】
また、ダンピング制御部52は、モータ回転速度ωに対してダンピング制御ゲインKdを掛けることによって制御量(Kd・ω)を決定するように構成されている。このダンピング制御ゲインKdは、車速V、ハンドル操舵トルクu、モータ回転数によって決定される非負の変数であり、所定のダンピング特性、すなわち所定の収斂性が得られるように調整されている。
【0072】
上記モータ制御部53は、上記アシスト制御部51における制御量(Ka・u)から、ダンピング制御部52における制御量(Kd・ω)を減算した値(Ka・u−Kd・ω)を電動モータ22の制御量とし、この制御量でもって電動モータ22を制御する。これにより、所定のアシスト特性で操舵力のアシストがなされる一方、所定の収斂性が得られるようにされている。
【0073】
<第1実施形態>
次に、本発明の第1実施形態に係るコントローラ5aの構成について、図2を参照しながら説明すると、この第1実施形態に係るコントローラ5aにも、上記従来のコントローラ5fと同様に、トルクセンサ41、車速センサ42及びモータ回転速度センサ43の各センサの検出値が入力される。
【0074】
また、上記コントローラ5aが、アシスト制御部51とダンピング制御部52とモータ制御部53を備えている点は、上記従来のコントローラ5fと同様であるが、トルクセンサ41の検出値から目標車輪舵角変化率(目標車輪舵角速度)を演算し、この目標車輪舵角速度から実際の車輪舵角速度を減算することによって第2制御量を決定する第2の制御部としての舵角速度フィードバック制御部54を追加して備えている点が上記従来のコントローラ5fとは異なる。
【0075】
ここで、車輪32と電動モータ22とは、ラック・ピニオン機構を介して互いに連結されているため、モータ回転速度ωは車輪舵角速度に比例する。従って、本実施形態では、モータ回転速度センサ43によってモータ回転速度ωを検出し、これを実際の車輪舵角速度の代わりとしている。これと共に、目標車輪舵角変化率を演算する代わりに、目標モータ回転速度を演算している。尚、これに限らず、車輪舵角速度を直接的に検出すると共に、目標車輪舵角速度を演算するようにしてもよい。
【0076】
次に、上記コントローラ5aの詳細について説明するが、上記アシスト制御部51及びダンピング制御部52の構成は、上記従来のものと同様であるため、その説明は省略する。
【0077】
上記舵角速度フィードバック制御部54は、トルクセンサ41におけるハンドル操舵トルクuを入力とし、目標モータ回転速度を出力とする伝達関数Gv(s)を有していて、上記ハンドル操舵トルクuから目標のモータ回転速度(Gv(s)・u)を演算するように構成されている。
【0078】
ここで、上記伝達関数Gv(s)は、図3に示すように、トルクセンサ41から車輪(タイヤ)32までをモデル化した車両モデルから決定される。すなわち、この車両モデルではタイヤ32の反力をばねで表現していると共に、このばねの一端が固定されていると仮定してモデル化を行っている。そして、このタイヤ32のばね成分Kt及び減衰成分Ctと、トルクセンサ41からタイヤ32までの系における電動モータ22やナックルアーム等のピニオン軸回りのイナーシャImとを考慮して、ハンドル操舵トルクuを入力とし目標モータ回転速度を出力とする伝達関数Gv(s)を式(1)で設定している。
【0079】
Gv(s)=(Ka+1)s/{Ims2+(Ct+Kd)s+Kt}…(1)
ここで、sはラプラス演算子である。
【0080】
また、上記舵角速度フィードバック制御部54は、この目標モータ回転速度と、モータ回転速度センサ43によって検出された実際のモータ回転速度ωとの偏差(Gv(s)・u−ω)を演算し、この偏差に対してゲインGo(s)を掛けて制御量(第2制御量)を決定するように構成されている。
【0081】
このようにして、アシスト制御部51、ダンピング制御部52及び舵角速度フィードバック制御部54において各制御量が決定されれば、モータ制御部53において、上記アシスト制御部51及び舵角速度フィードバック制御部54の制御量を加算すると共に、ダンピング制御部52の制御量を減算して、電動モータ22の制御量を決定し、この電動モータ22を制御する。
【0082】
このように第1実施形態においては、トルクセンサ41の値から目標となるモータ回転速度(車輪舵角変化率)を演算し、この目標モータ回転速度となるように電動モータ22が制御される。
【0083】
このため、アシスト制御部51による制御量(Ka・u)でもって電動モータ22を制御したときに、フリクション又はイナーシャによって所望のモータ回転速度(目標モータ回転速度)とならないときであっても、目標モータ回転速度となるように電動モータ22が制御される。このため、上記目標モータ回転速度となるために不足しているモータ推力が上記電動モータ22に発生する。このとき、上記目標モータ回転速度は、電動パワーステアリング装置を構成する実際の部品のフリクションの大きさのばらつきや、イナーシャの大きさのばらつきとは無関係に設定されるため、フリクションやイナーシャの大きさが異なっていても常に所望のモータ回転速度となる。従って、常に所望のアシスト特性が得られることになる。
【0084】
また、上記舵角速度フィードバック制御部54の制御量でもって電動モータ22が制御されることによって、トルクセンサ41がハンドル操舵トルクuを検出しているとき、つまり、ハンドル操舵に対する車輪32の舵角変化の追従が遅れているときにはモータ推力が増大するように電動モータ22が制御される。このため、ハンドル操舵の引っ掛かり感等が防止されるようになる。すなわち、追従性の向上を図ることができる。
【0085】
さらに、例えばハンドル11から手を離したりして、上記トルクセンサ41の検出値が0となれば、舵角速度フィードバック制御部54の制御量はモータ回転速度を0にしようとする制御量となる。これにより、ハンドル11がふらふらと振れてしまったりすることが防止される。すなわち、収斂性の向上を図ることができる。また、目標モータ回転速度が常に0に設定されるため、上記収斂性は、フリクションやイナーシャの大きさに関わらず常に所定の特性を有することとなる。従って、例えば製品間での収斂性のばらつきも無くなる。
【0086】
逆に、例えば路面不整等によって車輪舵角が変化した場合には、モータ回転速度を0にしようとする制御を電動モータ22に対し行う。すなわち、直進状態を保とうとする制御になるため、直進安定性の向上を図ることができる。
【0087】
このように、本発明に係る自動車の電動パワーステアリング装置においては、舵角速度フィードバック制御部54がトルクセンサ41の値に基づいて目標となる目標モータ回転速度を設定し、この目標モータ回転速度となるように電動モータ21が制御されるため、フリクションやイナーシャ等が原因で車両モデル(図3参照)における車輪舵角変化と異なる車輪舵角変化が生じれば、その異なる分の車輪舵角変化を打ち消す制御が行われる。従って、常に、所定のアシスト特性及び収斂性を得ることができる。また、目標モータ回転速度となるように電動モータ22を制御することによって、追従性、収斂性及び直進安定性をも向上させることができる。
【0088】
さらに、第1実施形態における電動パワーステアリング装置は、従来の電動パワーステアリング装置のコントローラ5fに対して、舵角速度フィードバック制御部54を備えることだけで実現する。従って、新たなセンサ等を追加しなくても上記従来の電動パワーステアリング装置と同様のハード構成でよい。このため、常に所望のアシスト特性及び収斂性が得られることと、追従性、収斂性及び直進安定性の向上との全てを低コストで実現することができる。
【0089】
この電動パワーステアリング装置においては、上記ゲインGo(s)を調整することによって、つまり、舵角速度フィードバック制御部54の制御量の感度を増減することによって、より好ましい電動パワーステアリング装置が構成される。すなわち、上記舵角速度フィードバック制御部54による制御は、基本的に、車両が高速で走行しているときに、直進安定性を高めるような制御となるように調整するのがよい。
【0090】
例えば、上記ゲインGo(s)を定数Koとしたときは以下の▲1▼〜▲5▼の要件で調整を行うのがよい。
【0091】
すなわち、▲1▼Koを車速の変数として、車速Vが高い程大きくするのがよい。これは、低速では、フリクション等の影響が小さい上に、タイヤ32をばねで表現した車両モデルが現実の車両と合わなくなるためである。
【0092】
また、▲2▼Koを路面μの変数として、路面μが低い程小さくするのがよい。これも、低μ路ではタイヤのねじりに対する反力が小さくなり、タイヤ32をばねで表現した車両モデルが現実と合わなくなるためである。尚、路面μの検出は、例えば車輪速に基づいて行ってもよいし、その他公知の方法により行ってもよい。
【0093】
さらに、▲3▼Koを車重の変数として、車重が重い程大きくするのがよい。これは、車重が重いときはタイヤ32が動き難くなるため、その分だけ電動モータ22のモータ推力を増大させた方が好ましくなるためである。尚、車重の検出は、ロードセンサを設けることによって検出してもよいし、エンジンの負荷に基づいて推定してもよい。
【0094】
加えて、▲4▼Koを車輪舵角の変数として、車輪舵角が小さい程大きくするのがよい。このようにすれば、収斂性のより一層の向上が図られて直進安定性が向上する。
【0095】
さらに、▲5▼Koを車輪舵角速度の変数として、車輪舵角速度が大きい程大きくするのがよい。これは車輪舵角速度が大きいときはイナーシャが大きくなって車輪舵角速度がハンドルの操舵に対して遅れやすくなるため、電動モータ22に大きなモータ推力を与えた方が好ましくなるためである。
【0096】
尚、▲5▼Koを車輪舵角速度の変数であって、車輪舵角速度が大きい程大きくする場合に代えて、ゲインGo(s)をハイパスフィルターとしてもよい。すなわち、
Go(s)=Koωns/(s+ωn)…(2)
としても、車輪舵角速度が大きいときに舵角速度フィードバック制御部54の制御量の感度が上がる。尚、ωnは、調整パラメータであり適宜調整すればよい。
【0097】
<第2実施形態>
図4は本発明の第2実施形態に係るコントローラ5bの構成を示していて、このものは、舵角速度フィードバック制御部54の代わりに、トルクセンサ41の検出値から目標車輪舵角を演算し、該目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって第2制御量を決定する第2の制御部としての舵角フィードバック制御部55を備えている点が上記第1実施形態とは異なる。
【0098】
また、この第2実施形態においては、モータの回転角θGを検出するモータ回転角センサ44が追加して設けられている。尚、第2実施形態では、モータ回転角センサ44によってモータ回転角θGを検出し、これを実際の車輪舵角の代わりにしていると共に、目標車輪舵角を演算する代わりに目標モータ回転角を演算しているが、これに限らず、車輪舵角を直接的に検出すると共に、目標車輪舵角を演算するようにしてもよい。
【0099】
次に、第2実施形態に係るコントローラ5bの構成について、図4を参照しながら説明するが、上記アシスト制御部51及びダンピング制御部52の構成は、従来のもの(第1実施形態のもの)と同様であるため、その説明は省略する。
【0100】
上記舵角フィードバック制御部55は、トルクセンサ41におけるハンドル操舵トルクuを入力とし、目標モータ回転角を出力とする伝達関数Gv(s)を有していて、上記ハンドル操舵トルクuから目標のモータ回転角(Gv(s)・u)を演算するようにされている。
【0101】
尚、上記伝達関数Gv(s)は、図3に示す車両モデルより決定されるものであるが、出力がモータ回転角であるため式(3)で設定している。
【0102】
Gv(s)=(Ka+1)/{Ims2+(Ct+Kd)s+Kt}…(3)
また、上記舵角フィードバック制御部55は、この目標モータ回転角と、モータ回転角センサ44によって検出された実際のモータ回転角θGとの偏差(Gv(s)・u−θG)を演算し、この偏差に対してゲインGo(s)を掛けて制御量を決定するように構成されている。
【0103】
このようにして、アシスト制御部51、ダンピング制御部52、及び舵角フィードバック制御部55において、各制御量が決定されれば、モータ制御部53において、上記アシスト制御部51及び舵角フィードバック制御部55の制御量を加算すると共に、ダンピング制御部52の制御量を減算して、電動モータ22の制御量を決定し、この電動モータ22を制御する。
【0104】
この第2実施形態においても、モータ回転角θG(車輪舵角)についてのフィードバック制御を行うため、上記第1実施形態と同様に、舵角フィードバック制御部55の制御量によって、目標モータ回転角となるために不足しているモータ推力が電動モータ22に発生する。このとき、舵角フィードバック制御部55において決定される制御量もフリクションやイナーシャの大きさのばらつきに関わらず設定されるため、常に所望のアシスト特性を得ることができる。従って、例えば製品間でのアシスト特性のばらつきを無くすことができる。
【0105】
また、舵角フィードバック制御部55の制御量でもって電動モータ22が制御されることにより、上記第1実施形態における電動パワーステアリング装置と同様、ハンドル操舵に対する車輪32の舵角の追従が遅れているときにはモータ推力が増大するように電動モータ22が制御される。このため、ハンドル操舵に対して上記電動モータ22の駆動が速やかに追従する。すなわち、追従性の向上を図ることができる。
【0106】
さらに、上記トルクセンサ41の値が0となると、目標モータ回転角が0となるため、モータ回転角θGを0にしようとする制御になる。このため、保舵状態でハンドル11から手を離したとき等には車輪舵角が0になって、速やかな収斂が実現する。また、上記目標モータ回転角がフリクションやイナーシャの大きさに関わらず常に0に設定されるため、常に所定の特性の収斂性を得ることができる。
【0107】
さらに、外乱によって車輪舵角が変化した場合等にも、車輪舵角を0にしようとする制御が行われる。従って、直進安定性を向上させることができる。
【0108】
この第2実施形態に係る電動パワーステアリング装置では、従来の電動パワーステアリング装置(図8参照)に対して、モータ回転角θGを検出するモータ回転角センサ44だけを追加するだけで実現可能である。従って、上述したような作用・効果が得られる電動パワーステアリング装置を、低コストで構成することができる。
【0109】
この第2実施形態に係る電動パワーステアリング装置においても、上記ゲインGo(s)を調整することによって、つまり、舵角フィードバック制御部55による制御が、車両が高速で走行しているときに、直進安定性を高めるような制御となるように、上記舵角フィードバック制御部55の制御量の感度を増減することによって、より好ましい電動パワーステアリング装置が構成される。
【0110】
すなわち、ゲインGo(s)を定数Koとしたときは、▲1▼Koを車速の変数として、車速が高い程大きくするのがよい。
【0111】
また、▲2▼Koを路面μの変数として、路面μが低い程小さくするのがよい。
【0112】
さらに、▲3▼Koを車重の変数として、車重が重い程大きくするのがよい。
【0113】
加えて、▲4▼Koを車輪舵角の変数として、車輪舵角が小さい程大きくするのがよい。
【0114】
さらに、▲5▼Koを車輪舵角速度の変数として、車輪舵角速度が大きい程大きくするのがよい。
【0115】
また、▲5▼Koを車輪舵角速度の変数であって、車輪舵角速度が大きい程大きくする場合に代えて、ゲインGo(s)をハイパスフィルター(式(2)参照)としてもよい。
【0116】
<第3実施形態>
図5は本発明の第3実施形態に係るコントローラ5cの構成を示していて、このものは、第2の制御部としての舵角速度フィードバック制御部54と、第3の制御部としての舵角フィードバック制御部55との双方を備えている点が上記第1又は第2実施形態とは異なる。
【0117】
すなわち、上記第1実施形態の電動パワーステアリング装置においては、ハンドル操舵トルクuが0であるときには車輪舵角速度(モータ回転角速度)を0にしようとする制御となる。このため、車輪舵角を0にしようとする制御となる第2実施形態の電動パワーステアリング装置とは異なり、セルフアライニングトルクを減ずる作用が生じてしまう場合がある。
【0118】
一方、第2実施形態の電動パワーステアリング装置は、変位に基づいて制御を行うため、第1実施形態の電動パワーステアリング装置のように、速度に基づく制御に比べて応答が遅くなってしまう。また、第2実施形態の電動パワーステアリング装置では、例えば保舵状態においてハンドル操舵トルクuが0となったときでも、車輪舵角を0にしようとする制御を行うため、ハンドル11が重くなってしまう場合がある。
【0119】
そこで、第3実施形態では、車輪舵角速度及び車輪舵角の双方に基づいて制御を行うように構成している。
【0120】
尚、上記電動パワーステアリング装置のその他の構成は第2実施形態のものと同様であるために、同一部材には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0121】
上記舵角速度フィードバック制御部54は、上述したように、トルクセンサ41によって検出されたハンドル操舵トルクuを入力とし、目標モータ回転速度(目標車輪舵角変化率)を出力とする伝達関数Gv(s)を有していて、上記ハンドル操舵トルクuから目標のモータ回転速度(Gv(s)・u)を演算する。また、この目標モータ回転速度と、モータ回転速度センサ43によって検出された実際のモータ回転速度ωとの偏差(Gv(s)・u−ω)を演算する。そして、この偏差に対してゲインGob(s)を掛けて制御量(Gob(s)・(Gv(s)・u−ω))を決定するように構成されている。尚、ここでの伝達関数Gv(s)は、式(1)に設定されている。
【0122】
一方、舵角フィードバック制御部55は、トルクセンサ41におけるハンドル操舵トルクuの入力に対して上記伝達関数Gv(s)を掛けた目標モータ回転速度を積分することによって、目標モータ回転角(Gv(s)s-1・u)を演算する。また、モータ回転角センサ44によって検出された実際のモータ回転角θGとの偏差(Gv(s)s-1・u−θG)を演算する。そして、この偏差に対してゲインGoa(s)を掛けて制御量(Goa(s)・(Gv(s)s-1・u−θG))を決定するように構成されている。
【0123】
そして、モータ制御部53は、上記アシスト制御部51、舵角速度フィードバック制御部54及び舵角フィードバック制御部55の各制御部における制御量を加算する一方、ダンピング制御部52における制御量を減算して、電動モータ22の制御量を決定し、この制御量でもって電動モータ22を制御するように構成されている。
【0124】
この第3実施形態においては、モータ回転角についてのフィードバック制御と、モータ回転速度についてのフィードバック制御の双方を行うため、上述したように、フリクションやイナーシャの大きさが異なっていても常に所望のアシスト特性及び収斂性を得ることができる。また、追従性、収斂性及び直進安定性の向上が図られると共に、上述した不都合を互いに補って、応答性が良くしかも収斂性に優れた電動パワーステアリング装置が構成される。
【0125】
尚、上記ゲインGoa(s)及びGob(s)についても、舵角速度フィードバック制御部54及び舵角フィードバック制御部55による制御が、基本的に、車両が高速で走行しているときに、直進安定性を高めるような制御となるよう以下のように調整するのが好ましい。
【0126】
すなわち、ゲインGoa(s)を定数Koaとし、Gob(s)を定数Kobとした場合には、このKoa及びKobをそれぞれ、▲1▼車速の変数として、車速が高い程大きくする。▲2▼路面μの変数として、路面μが低い程小さくする。▲3▼車重の変数として、車重が重い程大きくする。▲4▼車輪舵角の変数として、車輪舵角が小さい程大きくする。▲5▼車輪舵角速度の変数として、車輪舵角速度が大きい程大きくする。のが好ましい。
【0127】
さらに、▲5▼車輪舵角速度の変数であって、車輪舵角速度が大きい程大きくする場合に代えて、ゲインGoa(s)及びGob(s)をそれぞれハイパスフィルター(式(2)参照)で構成してもよい。
【0128】
<第4実施形態>
図6は本発明の第4実施形態に係るコントローラ5dの構成を示していて、このものは、上記第1実施形態と同様に舵角速度フィードバック制御部54を備えているが、この舵角速度フィードバック制御部54の構成が第1実施形態とは異なる。尚、第4実施形態に係るコントローラ5dにおいて、アシスト制御部51及びダンピング制御部52の構成は、従来のもの(第1実施形態のもの)と同様であるため、その説明は省略する。
【0129】
上記舵角速度フィードバック制御部54は、伝達関数Gv(s)を有していて、この伝達関数Gv(s)によって目標モータ回転速度を演算するように構成されている。この伝達関数Gv(s)の入力は、トルクセンサ41によって検出されたハンドル操舵トルクuだけではなく、このハンドル操舵トルクuと、モータ制御部53の出力である電動モータ22の制御量との加算値になるように構成されている。
【0130】
また、上記伝達関数Gv(s)は、図3に示す車両モデルより決定されるものであり、式(4)で設定している。
【0131】
Gv(s)=Kbs/{Ims2+(Ct+Kd)s+Kt}…(4)
ここで、Kbは調整パラメータであって適宜設定すればよい。このように第4実施形態における舵角速度フィードバック制御部54は、アシスト制御ゲインKaを備えていない。
【0132】
この舵角速度フィードバック制御部54は、上記伝達関数Gv(s)によって演算された目標モータ回転速度と、モータ回転速度センサ43によって検出された実際のモータ回転速度ωとの偏差を演算し、この偏差に対してゲインGo(s)を掛けて制御量(第2制御量)を決定する。そして、モータ制御部53において、上記アシスト制御部51及び舵角速度フィードバック制御部54の制御量を加算すると共に、ダンピング制御部52の制御量を減算して電動モータ22の制御量を決定し、この電動モータ22を制御するようにされている。
【0133】
この第4実施形態においては、上記第1実施形態と同様に、モータ回転速度ωについてのフィードバック制御を行うため、舵角速度フィードバック制御部54の制御量によって、目標モータ回転速度となるために不足しているモータ推力が電動モータ22に発生する。これにより、常に所望のアシスト特性を得ることができると共に、常に所定の特性の収斂性を得ることができる。また、追従性の向上を図ることができると共に、速やかな収斂が実現する。
【0134】
また、上記舵角速度フィードバック制御部54は、電動モータ22の制御量、つまりアシスト制御部51及びダンピング制御部52による制御量から目標モータ回転速度を演算するようにされている。ここで、アシスト制御部51による制御量にはアシスト制御ゲインKaが既に考慮されていることから、伝達関数Gv(s)に上記アシスト制御ゲインKaを組み込む必要がない(式(4)参照)。これに伴い、このアシスト制御ゲインKaの決定に必要なハンドル操舵トルクuの微分値等も必要としない。このため、上記舵角速度フィードバック制御部54の構成が簡略化すると共に、その演算処理も簡略化する。また、上記アシスト制御ゲインKa等を記憶しておく必要もなくなり、メモリ容量が節約される。
【0135】
また、上記舵角速度フィードバック制御部54が、アシスト制御部51及びダンピング制御部52による制御量から目標モータ回転速度を演算することで、これら各制御部51,52,54が並行に各制御量を決定する構成とは異なり、アシスト制御部51の制御量とダンピング制御部52の制御量とを加減算した制御量(つまり、アシスト制御部51の制御量を、モータ回転速度に基づくダンピング制御部52の制御量に基づいて補正をした制御量)と、上記舵角速度フィードバック制御部54の制御量との相関を強めることができる。これにより、追従性及び収斂性が向上して操舵感のより一層の向上を図ることができる。
【0136】
尚、この第4実施形態に係る電動パワーステアリング装置においても、上記ゲインGo(s)を、上述したように適宜調整するのが好ましい。
【0137】
<第5実施形態>
図7は本発明の第5実施形態に係るコントローラ5eの構成を示していて、このものは、舵角フィードバック制御部55を備えている点は上記第2実施形態と同様であるが、この舵角フィードバック制御部55は、上記第4実施形態と同様に、伝達関数Gv(s)の入力がトルクセンサ41によって検出されたハンドル操舵トルクuだけでなく、このハンドル操舵トルクuと、モータ制御部53の出力である電動モータ22の制御量との加算値に構成されている。尚、第5実施形態に係るコントローラ5eにおいて上記アシスト制御部51及びダンピング制御部52の構成は、従来のもの(第1実施形態のもの)と同様であるため、その説明は省略する。
【0138】
この舵角フィードバック制御部55が有する伝達関数Gv(s)は、図3に示す車両モデルより決定されるものであり、式(5)で設定している。
【0139】
Gv(s)=Kb/{Ims2+(Ct+Kd)s+Kt}…(5)
この第5実施形態における電動パワーステアリング装置では、上記第2実施形態と同様に、モータ回転角θGについてのフィードバック制御を行うため、常に所望のアシスト特性が得られると共に、常に所定の特性の収斂性を得ることができる。また、追従性の向上を図ることができると共に、速やかな収斂が実現する。
【0140】
また、舵角フィードバック制御部55が、電動モータ22の制御量から目標モータ回転角を演算するため、伝達関数Gv(s)にアシスト制御ゲインKaを組み込む必要がなく、これにより、上記舵角フィードバック制御部55の構成が簡略化すると共に、その演算処理も簡略化し、さらに、上記アシスト制御ゲインKa等を記憶しておく必要もなくなってメモリ容量が節約できる。
【0141】
また、上記舵角フィードバック制御部55が、アシスト制御部51及びダンピング制御部52による制御量から目標モータ回転角を演算するため、このアシスト制御部51の制御量とダンピング制御部52の制御量とを加減算した制御量と、舵角フィードバック制御部55の制御量との相関を強めることができ、操舵感のより一層の向上を図ることができる。
【0142】
尚、この第5実施形態に係る電動パワーステアリング装置においても、上述したように、上記ゲインGo(s)の調整を行うのがよい。
【0143】
<他の実施形態>
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1〜第5実施形態では、電動モータ22の推力をピニオン側に付与するように構成されているが、ラック側に付与するように構成してもよい。この場合は、車両モデルを適宜変更すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態に係るコントローラの構成を示すブロック図である。
【図3】車両モデルを示す図である。
【図4】第2実施形態に係るコントローラの構成を示す図2対応図である。
【図5】第3実施形態に係るコントローラの構成を示す図2対応図である。
【図6】第4実施形態に係るコントローラの構成を示す図2対応図である。
【図7】第5実施形態に係るコントローラの構成を示す図2対応図である。
【図8】従来の電動パワーステアリング装置におけるコントローラの構成を示す図2対応図である。
【符号の説明】
11 ハンドル
22 電動モータ
32 車輪
41 トルクセンサ
51 アシスト制御部(第1の制御部)
52 ダンピング制御部
53 モータ制御部
54 舵角速度フィードバック制御部(第2の制御部)
55 舵角フィードバック制御部(第2の制御部,第3の制御部)
Claims (12)
- 電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置であって、
ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、
上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、
上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角変化率を演算し、該目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、
上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置であって、
ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、
上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、
上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角を演算し、該目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、
上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置であって、
ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、
上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、
上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角変化率を演算し、該目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、
上記トルクセンサの検出値から目標車輪舵角を演算し、該目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって上記電動モータの第3制御量を決定する第3の制御部と、
上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量と第3の制御部による第3制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 請求項1又は請求項2において、
第2の制御部は、第2制御量の感度を、車速が高い程上げるように構成されている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 請求項1又は請求項2において、
第2の制御部は、第2制御量の感度を、路面摩擦係数が低い程下げるように構成されている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 請求項1又は請求項2において、
第2の制御部は、第2制御量の感度を、車重が重い程上げるように構成されている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 請求項1又は請求項2において、
第2の制御部は、第2制御量の感度を、車輪舵角が小さい程上げるように構成されている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 請求項1又は請求項2において、
第2の制御部は、第2制御量の感度を、車輪舵角変化率が大きい程上げるように構成されている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 請求項1又は請求項2において、
第2の制御部は、第2制御量をハイパスフィルタ処理するように構成されている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置であって、
ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、
上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、
上記第1の制御部による第1制御量から目標車輪舵角変化率を演算し、該目標車輪舵角変化率から実際の車輪舵角変化率を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、
上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 電動モータを有し、該電動モータの制御によりハンドル操舵を補助する自動車の電動パワーステアリング装置であって、
ハンドルと車輪との間に設けられてハンドル操舵トルクを検出するトルクセンサと、
上記トルクセンサの検出値が無くなるように上記電動モータの第1制御量を決定する第1の制御部と、
上記第1の制御部による第1制御量から目標車輪舵角を演算し、該目標車輪舵角から実際の車輪舵角を減算することによって上記電動モータの第2制御量を決定する第2の制御部と、
上記第1の制御部による第1制御量と第2の制御部による第2制御量とを加算した制御量でもって上記電動モータを制御するモータ制御部とを備えている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。 - 請求項10又は請求項11において、
第1の制御部は、車速及び車輪舵角変化率に基づいて第1制御量の補正を行うように構成され、
第2の制御部は、車速に基づいて第2制御量の補正を行うように構成されている
ことを特徴とする自動車の電動パワーステアリング装置。
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