JP4655909B2 - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents
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Description
このような短波長の放射線を利用するリソグラフィー技術としては、酸性基を有し、その酸性基の少なくとも一部が酸解離性基によって保護された、酸解離性基修飾アルカリ可溶性樹脂と、短波長の放射線の照射(露光)によって酸を発生する感放射線性酸発生剤(単に「酸発生剤」と記す場合がある)との間の化学増幅効果を利用した化学増幅型の感放射線性樹脂組成物を用いてレジストパターンを形成する技術が提案されている。
化学増幅型の感放射線性樹脂組成物は、露光により酸発生剤から酸を発生させ、その酸の作用によりアルカリ可溶性樹脂の酸性基を保護していた酸解離性基を解離させ、アルカリ可溶性樹脂の酸性基を露出させ、露光領域をアルカリ現像液に対して易溶性とすることによって、レジストパターンを形成させる組成物である。例えば、カルボキシル基(酸性基)をt−ブチル基(酸解離性基)で保護した重合体やフェノール性水酸基(酸性基)をt−ブトキシカルボニル基(酸解離性基)で保護した重合体と、ジアリールヨードニウム塩やトリアリールスルホニウム塩等の酸発生剤とを含むレジスト組成物が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
前記一般式(I−A)又は(I−B)で表される構造を有する化合物が、下記一般式(II−A)又は(II−B)で表されるスルホン酸オニウム塩化合物であることを特徴とする感放射線性樹脂組成物である。
〔一般式(I−A)及び一般式(I−B)において、Z1及びZ2は相互に独立にフッ素原子又は炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のパーフルオロアルキル基を示し、Y1は単結合又は2価の基を示し、Rは置換基を示し、kは0〜5の整数であり、nは0〜5の整数である。また、Rが複数存在する場合には、2つ以上のRが相互に結合して環を形成していてもよい。〕
〔一般式(II−A)及び一般式(II−B)において、Z 1 及びZ 2 は相互に独立にフッ素原子又は炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のパーフルオロアルキル基を示し、Y 1 は単結合又は2価の基を示し、Rは置換基を示し、kは0〜5の整数であり、nは0〜5の整数である。M + は、1価のオニウムカチオンを示す。〕
<樹脂>
<1>樹脂(A)
本発明における樹脂(A)は、少なくともラクトン骨格を有する繰り返し単位を含むものであり、且つ、酸性基を有し、その酸性基の少なくとも一部が酸解離性基によって保護された樹脂である。この樹脂は、樹脂中の酸性基の少なくとも一部が酸解離性基によって保護された状態ではアルカリ不溶性又はアルカリ難溶性を示しているが、酸の作用により酸解離性基が解離すると酸性基が露出してアルカリ可溶性を示す樹脂である。
ここでいう「アルカリ不溶性又はアルカリ難溶性」とは、樹脂(A)を含有する感放射線性樹脂組成物から形成されたレジスト被膜からレジストパターンを形成する際に採用されるアルカリ現像条件下で、当該レジスト被膜の代わりに樹脂(A)のみを用いた被膜を現像した場合に、当該被膜の初期膜厚の50%以上が現像後に残存する性質を意味する。
また、前記シリル基としては、例えば、トリメチルシリル基、エチルジメチルシリル基、メチルジエチルシリル基、トリエチルシリル基、i−プロピルジメチルシリル基、メチルジ−i−プロピルシリル基、トリ−i−プロピルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基、メチルジ−t−ブチルシリル基、トリ−t−ブチルシリル基、フェニルジメチルシリル基、メチルジフェニルシリル基、トリフェニルシリル基等を挙げることができる。
また、前記直鎖状、分岐状若しくは環状のアルコキシカルボニル基としては、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、i−プロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基等を挙げることができる。
前記ラクトン骨格を有する繰り返し単位としては、例えば、下記一般式(1)で表される繰り返し単位〔以下、繰り返し単位(1)という。〕が好ましい。
(1)R3のうちの少なくとも1つは炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基若しくはその誘導体である。
(2)いずれか2つのR3が相互に結合して、それぞれが結合している炭素原子と共に炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基若しくはその誘導体を形成している。〕
本発明の感放射線性樹脂組成物は、露光により酸を発生させる作用を有する感放射線性酸発生剤〔以下、酸発生剤(B)ともいう。〕を含んでいる。そして、その酸の作用によって、上記樹脂(A)中の上記酸解離性基を解離させてレジスト被膜の露光部をアルカリ現像液に易溶性とし、レジストパターンを形成することができる。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、前記酸発生剤(B)として、置換又は非置換のベンゼンスルホン酸を発生する感放射線性酸発生剤(B−1)を含む。
この酸発生剤(B−1)としては、1価のオニウムカチオンと、1価の置換又は非置換のベンゼンスルホン酸アニオンと、の組み合わせからなるオニウム塩化合物等が挙げられる。なかでも、フッ素置換されたベンゼンスルホン酸を発生する感放射線性酸発生剤であることが好ましい。
前記1価のオニウムカチオンとしては、例えば、下記一般式(i)又は一般式(ii)で表されるものを挙げることができる。
尚、前記酸発生剤(B−1)は、1種単独で用いてもよく、又は2種以上を併用することもできる。
更に、本発明の感放射線性樹脂組成物は、前記酸発生剤(B)として、下記一般式(I−A)又は(I−B)で表される構造を有する化合物からなる感放射線性酸発生剤(B−2)を含む。
前記炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のビニリデン基としては、例えば、カルベニル基、1,1−エチリデニル基、プロピリデニル基、1−メチルプロピリデニル基、1−エチルプロピリデニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12の1価の環状有機基としては、例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基、ノルボルニル基、カンホロイル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルコキシル基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基等を挙げることができる。
前記炭素数6〜20のアリーロキシ基としては、例えば、フェノキシ基、p−ヒドロキシフェノキシ基、o−トリルオキシ基、m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基等を挙げることができる。
前記炭素数7〜20のアリールカルボニル基としては、例えば、フェニルカルボニル基、ベンジルカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルコキシカルボニル基としては、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、i−プロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基等を挙げることができる。
一般式(I−A)及び(I−B)において、Rは各式中のノルボルネン環又はノルボルナン環を構成する炭素原子のいずれにも結合することができ、複数存在する場合には相互に同一でも異なってもよい。
また、Rが複数存在する場合には、2つ以上のRが相互に結合して環を形成していてもよい。即ち、少なくとも2つ以上のRが相互に結合してそれらが結合している炭素原子と共に環を形成していてもよい。
更に、構造(I−A)及び構造(I−B)の好ましい例としては、例えば、下記式(I−A−1)〜(I−A−13)、下記式(I−B−1)〜(I−B−13)で表される構造等を挙げることができる。
また、M+については、前記酸発生剤(B−1)におけるオニウムカチオンと同様のものを用いることができる。特に、前記式(i−1)、式(i−2)、式(i−6)、式(i−8)、式(i−13)、式(i−19)、式(i−25)、式(i−27)、式(i−29)、式(i−51)又は式(i−54)で表されるスルホニウムカチオン;前記式(ii−1)又は式(ii−11)で表されるヨードニウムカチオン等が好ましい。
他の酸発生剤において、具体的なオニウム塩としては、例えば、ヨードニウム塩、スルホニウム塩(テトラヒドロチオフェニウム塩を含む。)、ホスホニウム塩、ジアゾニウム塩、ピリジニウム塩等を挙げることができる。また、具体的なハロゲン含有化合物としては、例えば、ハロアルキル基含有炭化水素化合物及びハロアルキル基含有複素環式化合物等を挙げることができる。また、具体的なジアゾケトン化合物としては、例えば、1,3−ジケト−2−ジアゾ化合物、ジアゾベンゾキノン化合物及びジアゾナフトキノン化合物等を挙げることができる。また、具体的なスルホン化合物としては、例えば、β−ケトスルホン、β−スルホニルスルホンや、これらの化合物のα−ジアゾ化合物等を挙げることができる。また、具体的なスルホン酸化合物としては、例えば、アルキルスルホン酸エステル、アルキルスルホン酸イミド、ハロアルキルスルホン酸エステル、アリールスルホン酸エステル、イミノスルホネート等を挙げることができる。
これらの他の酸発生剤は、1種単独で用いてもよく、又は2種以上を併用することもできる。
この含有量の合計を0.1質量部以上とすると、感度及び現像性の低下を防止することができるので好ましく、一方、20質量部以下とすると、放射線に対する透明性の低下を防止して、矩形のレジストパターンが得られ易くなるので好ましい。
上記酸発生剤(B−2)の含有量は、上記樹脂(A)100質量部に対して好ましくは0.1〜20質量部、より好ましくは0.5〜20質量部、更に好ましくは0.5〜10質量部である。
この含有量の合計を0.1質量部以上とすると、感度及び現像性の低下を防止することができるので好ましく、一方、20質量部以下とすると、放射線に対する透明性の低下を防止して、矩形のレジストパターンが得られ易くなるので好ましい。
<酸拡散抑制剤>
本発明の感放射線性樹脂組成物には、酸拡散抑制剤を配合することができる。酸拡散抑制剤は、露光により酸発生剤等から生じる酸のレジスト被膜中における拡散現象を制御し、非露光領域での好ましくない化学反応を抑制する作用を有する添加剤である。また、酸拡散抑制剤を配合することにより、感放射線性樹脂組成物の貯蔵安定性を向上させることができる。更に、酸拡散抑制剤を配合することにより、レジストの解像度を向上させると共に、露光から現像処理までの引き置き時間(PED)の変動によるレジストパターンの線幅変化を抑えることができる。その結果、プロセス安定性に極めて優れた感放射線性樹脂組成物が得られるという利点がある。
更に、置換若しくは非置換のアラルキル基としては、炭素数7〜19、好ましくは7〜13のアラルキル基、例えば、ベンジル基、α−メチルベンジル基、フェネチル基、ナフチルメチル基等が挙げられる。
また、本発明の感放射線性樹脂組成物には、溶解制御剤を配合することができる。溶解制御剤は、アルカリ現像の際に樹脂の溶解性を調節するという作用を有する添加剤であり、溶解制御剤を配合することにより、レジストとしたときの溶解コントラスト及び溶解速度がより適切に制御されるという好ましい効果を得ることができる。この溶解制御剤としては、例えば、デオキシコール酸t−ブチルが挙げられる。
本発明の感放射線性樹脂組成物には、溶剤を配合することができる。この溶剤としては、例えば、エーテル類、エステル類、エーテルエステル類、ケトン類、ケトンエステル類、アミド類、アミドエステル類、ラクタム類、ラクトン類、(ハロゲン化)炭化水素類等を挙げることができる。具体的には、エチレングリコールモノアルキルエーテル類、ジエチレングリコールジアルキルエーテル類、プロピレングリコールモノアルキルエーテル類、プロピレングリコールジアルキルエーテル類、エチレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類、プロピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類、酢酸エステル類、ヒドロキシ酢酸エステル類、乳酸エステル類、アルコキシ酢酸エステル類、(非)環式ケトン類、アセト酢酸エステル類、ピルビン酸エステル類、プロピオン酸エステル類、N,N−ジアルキルホルムアミド類、N,N−ジアルキルアセトアミド類、N−アルキルピロリドン類、γ−ラクトン類、(ハロゲン化)脂肪族炭化水素類、(ハロゲン化)芳香族炭化水素類等が挙げられる。
これらのなかでも、プロピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類、2−ヘプタノン、乳酸エステル類、2−ヒドロキシプロピオン酸エステル類、3−アルコキシプロピオン酸エステル類等を用いると、塗布時の膜面内均一性が良好となるため好ましい。これらの溶剤は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の感放射線性樹脂組成物には、界面活性剤を配合することができる。この界面活性剤としては、アニオン系、カチオン系、ノニオン系又は両性の界面活性剤のいずれも用いることができるが、ノニオン系界面活性剤を用いることが好ましい。ノニオン系界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン高級アルキルエーテル類、ポリオキシエチレン高級アルキルフェニルエーテル類、ポリエチレングリコールの高級脂肪酸ジエステル類等の他、以下いずれも商品名で、「KP」(信越化学工業社製)、「ポリフロー」(共栄社油脂化学工業社製)、「エフトップ」(トーケムプロダクツ社製)、「メガファック」(大日本インキ化学工業社製)、「フロラード」(住友スリーエム社製)、「アサヒガード」及び「サーフロン」(旭硝子社製)等の各シリーズ等が挙げられる。これらの界面活性剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、通常は、使用時に各成分を溶剤に溶解して均一溶液とし、その後、必要に応じて、例えば孔径0.2μm程度のフィルター等で濾過することにより調製される。
本発明の感放射線性樹脂組成物からレジストパターンを形成する際には、前記の方法等により調製された感放射線性樹脂組成物溶液を回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の手段によって、例えば、シリコンウエハー、アルミニウムで被覆されたウエハー等の基板上に塗布することによりレジスト被膜を形成する。そして、場合により予め加熱処理(以下、この加熱処理を「PB」という。)を行い、次いで、所定のマスクパターンを介して前記レジスト被膜に露光する。露光の際に使用される活性光線又は放射線としては使用される酸発生剤の種類等に応じて、例えば、220nm以下の波長のものを適宜選定して使用でき、特にArFエキシマレーザー(波長193nm)が好ましく挙げられる。また、放射線量等の露光条件は、本発明の感放射線性樹脂組成物の配合組成、添加剤の種類等に応じて適宜選定される。
また、前記アルカリ性水溶液の濃度は、通常10質量%以下、好ましくは1〜10質量%、更に好ましくは2〜5質量%である。前記アルカリ性水溶液の濃度が10質量%以下とすると、非露光部が現像液に溶解することを抑制することができるので好ましい。
(1)Mw及びMn
東ソー株式会社製GPCカラム(G2000HXL2本、G3000HXL1本、G4000HXL1本)を用い、流量1.0ミリリットル/分、溶出溶媒テトラヒドロフラン、カラム温度40℃の分析条件で、単分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)により測定した。また、分散度Mw/Mnは測定結果より算出した。
(2)13C-NMR分析
各重合体の13C−NMR分析は、日本電子(株)製「JNM−EX270」を用い、測定溶媒としてCDCl3を使用して実施した。
上記化合物(M−1)42.40g(40モル%)、化合物(M−2−1)45.24g(45モル%)、化合物(M−3−1)12.37g(15モル%)を2−ブタノン200gに溶解し、更にジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)8.33gを投入した単量体溶液を準備した。
一方、100gの2−ブタノンを投入した1000mlの三口フラスコを用意し、30分窒素パージした。窒素パージの後、三口フラスコ内の内容物を攪拌しながら80℃に加熱し、事前に準備した上記単量体溶液を滴下漏斗を用いて3時間かけて滴下した。滴下開始を重合開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合終了後、重合溶液は水冷することにより30℃以下に冷却し、2000gのメタノールへ投入し、析出した白色粉末をろ別した。ろ別された白色粉末を2度400gのメタノールにてスラリー状で洗浄した後、ろ別し、50℃にて17時間乾燥し、白色粉末の重合体を得た(73g、収率73%)。この重合体はMwが7200、Mw/Mnが1.8、13C-NMR分析の結果、化合物(M−1)、化合物(M−2−1)、化合物(M−3−1)に由来する各繰り返し単位の含有率が37.6:49.0:13.4(モル%)の共重合体であった。この重合体を樹脂(A−1)とする。
樹脂(A−2);
(M−1)/(M−2−1)/(M−3−1)=53.3/14.2/32.5(モル%)、分子量:7200、Mw/Mn:1.7
樹脂(A−3);
(M−1)/(M−2−1)/(M−3−2)=54.7/35.5/9.8(モル%)、分子量:8100、Mw/Mn:1.7
樹脂(A−4);
(M−1)/(M−2−1)/(M−3−3)=59.7/25.2/15.1(モル%)、分子量:7700、Mw/Mn:1.8
樹脂(A−5);
(M−1)/(M−2−2)/(M−3−1)=51.2/17.5/30.7(モル%)、分子量:7500、Mw/Mn:1.7
樹脂(A−6);
(M−1)/(M−2−3)/(M−3−1)=42.5/22.3/35.2(モル%)、分子量:7100、Mw/Mn:1.6
樹脂(A−7);
(M−1)/(M−2−4)/(M−3−1)=53.3/14.2/32.5(モル%)、分子量:7800、Mw/Mn:1.7
樹脂(A−8);
(M−1)/(M−3−1)=51.2/48.8(モル%)、分子量:8000、Mw/Mn:1.7
前記化合物(M−1)53.92g(50モル%)、化合物(M−2−1)35.38g(40モル%)、化合物(M−3−2)10.69g(10モル%)、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)3.37gを2−ブタノン251gに溶解した溶液Aを準備した。
次いで、下記式(5)で表される連鎖移動剤を2.81g、2−ブタノンを15g投入した1000mlの三口フラスコを用意し、減圧置換法にて窒素パージした。窒素パージの後、三口フラスコ内の内容物を攪拌しながら80℃に加熱し、15分後、溶液Aを、送液ポンプを用いて3時間かけて滴下した。滴下終了後、更に4時間攪拌した。重合終了後、重合溶液は放冷することにより30℃以下に冷却した。その後、ジメチル2,2'−アゾビス(2−メチルプロピオネート)11.17gを重合溶液に加え、80℃に加熱し3時間攪拌した。反応終了後、溶液は放冷し30℃以下に冷却し、4000gのイソプロピルアルコールへ投入し、析出した白色粉末をろ別した。ろ別された白色粉末を2度2000gのイソプロピルアルコールにてスラリー状で洗浄した後、ろ別し、60℃にて17時間乾燥し、白色粉末の重合体を得た(85g、収率85%)。この重合体はMwが7600、Mw/Mnが1.32であり、13C-NMR分析の結果、化合物(M−1)、化合物(M−2−1)、化合物(M−3−2)で表される繰り返し単位、各繰り返し単位の含有率が53.1:38.4:8.5(モル%)の共重合体であった。この重合体を樹脂(A−9)とする。
尚、上記連鎖移動剤としては、下記の化合物(5)を用いた。
表1に示す成分からなる各組成物について各種評価を行い、その評価結果を表2に示す。尚、表1に示す樹脂以外の成分は以下の通りである。
B−1−1;
1−(4−n−ブトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウム−4−フルオロベンゼンスルホネート
トリフェニルスルホニウム−4−トリフルオロメチルベンゼンスルホネート
4−シクロヘキシルフェニル−ジフェニルスルホニウム−2,4−ジフルオロベンゼンスルホネート
1−(4−n−ブトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウム−1−フルオロベンゼンスルホネート
1−(4−n−ブトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウム−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホネート
B−2−1;
1−(4−n−ブトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウム−1,1,2,2−テトラフルオロ−2−(ノルボルナン−2−イル)エタンスルホネート
トリフェニルスルホニウム−1,1,2,2−テトラフルオロ−2−(ノルボルナン−2−イル)エタンスルホネート
1−(4−n−ブトキシナフチル)テトラヒドロチオフェニウム−1,1−ジフルオロ−2−(ノルボルナン−2−イル)エタンスルホネート
D−1:N−t−ブトキシカルボニル−2−フェニルベンズイミダゾール
D−2:3−ピペリジノ−1,2−プロパンジオール
D−3:N−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン
D−4:2,6−ジイソプロピルアニリン
<溶剤(D)>
E−1:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
E−2:2−ヘプタノン
E−3:シクロヘキサノン
E−4:γ−ブチロラクトン
<評価方法>
基板として、表面に膜厚77nmの反射防止膜(日産化学社製、「ARC29A」)を形成したシリコンウエハーを用いた。各組成物溶液を基板上にスピンコートにより塗布し、ホットプレート上にて、表2に示す条件でPBを行って膜厚0.20μmのレジスト被膜を形成した。得られたレジスト被膜を用いて下記の評価を行った。
(1)感度:
上記により作製したレジスト被膜にNikon社製フルフィールド縮小投影露光装置S306C(開口数0.75)により、マスクパターンを介して露光した。その後、表2に示す条件でPEBを行った後、2.38質量%のTMAH(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド)水溶液により、25℃で60秒現像し、水洗し、乾燥して、ポジ型のレジストパターンを形成した。このとき、寸法100nmの1対1ラインアンドスペースのマスクを介して形成した線幅が、線幅100nmの1対1ラインアンドスペースに形成される露光量を最適露光量とし、この最適露光量を感度とした。
(2)解像度:
前記最適露光量で露光したときに解像されるライン・アンド・スペースパターン(1L1Sパターン)の最小寸法(nm)を解像度とした。
(3)ラインエッジラフネス(LER):
上記により作製したレジスト被膜を用いて、線幅100nmのライン・アンド・スペース(1L1S)のマスクパターン寸法を再現する露光量により(最適露光量により)形成したレジストパターンについて、走査型電子顕微鏡(日立製作所製測長SEM:S9220)を用い、パターンエッジの片側表面を複数位置で観察することにより、パターンのライン方向と垂直な方向のばらつきの分散(3σ)を算出して評価した。
Claims (3)
- (A)少なくともラクトン骨格を有する繰り返し単位を含むアルカリ不溶性又はアルカリ難溶性の樹脂と、(B−1)置換又は非置換のベンゼンスルホン酸を発生する感放射線性酸発生剤と、(B−2)下記一般式(I−A)又は(I−B)で表される構造を有する化合物からなる感放射線性酸発生剤と、を含む感放射線性樹脂組成物であって、
前記一般式(I−A)又は(I−B)で表される構造を有する化合物が、下記一般式(II−A)又は(II−B)で表されるスルホン酸オニウム塩化合物であることを特徴とする感放射線性樹脂組成物。
〔一般式(I−A)及び一般式(I−B)において、Z1及びZ2は相互に独立にフッ素原子又は炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のパーフルオロアルキル基を示し、Y1は単結合又は2価の基を示し、Rは置換基を示し、kは0〜5の整数であり、nは0〜5の整数である。また、Rが複数存在する場合には、2つ以上のRが相互に結合して環を形成していてもよい。〕
〔一般式(II−A)及び一般式(II−B)において、Z 1 及びZ 2 は相互に独立にフッ素原子又は炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のパーフルオロアルキル基を示し、Y 1 は単結合又は2価の基を示し、Rは置換基を示し、kは0〜5の整数であり、nは0〜5の整数である。M + は、1価のオニウムカチオンを示す。〕 - 前記(B−1)感放射線性酸発生剤が、フッ素置換ベンゼンスルホン酸を発生する感放射線性酸発生剤である請求項1又は2に記載の感放射線性樹脂組成物。
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