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JP4648401B2 - Jacobi回転を用いたマトリクスの固有値分解と特異値分解 - Google Patents

Jacobi回転を用いたマトリクスの固有値分解と特異値分解 Download PDF

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JP4648401B2
JP4648401B2 JP2007541491A JP2007541491A JP4648401B2 JP 4648401 B2 JP4648401 B2 JP 4648401B2 JP 2007541491 A JP2007541491 A JP 2007541491A JP 2007541491 A JP2007541491 A JP 2007541491A JP 4648401 B2 JP4648401 B2 JP 4648401B2
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ウォルトン、ジェイ・ロドニー
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ハワード、スティーブン・ジェイ.
イナノグル、ハカン
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Description

この発明は一般に通信に関し、特にマトリクスを分解するための技術に関する。
多重入力多重出力(MIMO)通信システムは、データ送信のために送信ステーションにおいて複数(T)の送信アンテナを採用し、受信ステーションにおいて複数(R)の受信ステーションを採用する。Tの送信アンテナとRの受信アンテナにより形成されるMIMOチャネルは、Sの空間チャネルに分解されてもよい。但しS≦min{T,R}である。Sの空間チャネルは、より高い総体的なスループットおよび/またはより大きな信頼性を得るような方法でデータを送信するために使用されてもよい。
MIMOチャネル応答はR×Tのチャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
により特徴づけられてもよい。このマトリクスは異なるペアの送信および受信アンテナのすべてに対して複素チャネル利得を含む。
チャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
は対角行列にしてSの固有モードを得ても良い。Sの固有モードはMIMOチャネルの直交空間チャネルとして見てもよい。改善された性能は、MIMOチャネルの固有モードにデータを送信することにより達成されてもよい。
チャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
の特異値分解を行うかまたは
Figure 0004648401
の相関マトリクスの固有値分解を行うかにより対角行列にしてもよい。特異値分解は左および右の特異ベクトルを供給し、固有値分解は固有ベクトルを供給する。送信ステーションは右の特異値ベクトルまたは固有ベクトルを用いてデータをSの固有モードに送信する。受信ステーションは左特異ベクトルまたは固有ベクトルを用いてSの固有モードに送信されたデータを受信する。
固有値分解および特異値分解は非常に計算上集中的である。それゆえ、効率的にマトリクスを分解するための技術の必要性がある。
この特許出願は、この特許出願の譲受人に譲渡され、参照することによりここに組み込まれる2004年11月15日に出願された「Jacobi回転を用いたマトリクスの固有値分解および特異値分解」(Eigenvalue Decomposition and Singular Value Decomposition of Matrices Using Jacobi Rotation)というタイトルの米国仮出願第60/628,324の優先権を主張する。
Jacobi回転を用いてマトリクスを効率的に分解するための技術がここに記載される。これらの技術は複素値のエルミートマトリクスの固有値分解のために使用されて、エルミートマトリクスのための固有ベクトルのマトリクスおよび固有値のマトリクスを得てもよい。また、この技術は、左特異ベクトルのマトリクス、右特異ベクトルのマトリクス、および任意のマトリクスの特異値のマトリクスを得るために、複素数値の任意のマトリクスの特異値分解のために使用されてもよい。
一実施形態において、第1マトリクス内の非対角線要素を消去するために複素値の複数のJacobi回転マトリクスを用いて複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復が実行される。第1のマトリクスはチャネル応答マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
である
Figure 0004648401
の相関マトリクス、またはその他のマトリクスであってよい。反復毎にサブマトリクスは第1のマトリクスに基づいて形成されてもよく、分解されてサブマトリクスのための固有ベクトルを得てもよい。Jacobi回転マトリクスは、固有ベクトルを用いて形成されてもよく、第1のマトリクスを更新するために使用されてもよい。複素値の第2のマトリクスはJacobi回転マトリクスに基づいて導き出される。第2のマトリクスは直交ベクトルを含み、
Figure 0004648401
の特異ベクトルまたは
Figure 0004648401
の固有ベクトル
のマトリクス
Figure 0004648401
であってよい。
固有値分解の場合、固有値の第3マトリクス
Figure 0004648401
はJacobi回転マトリクスに基づいて導き出してもよい。第1の特異値分解(SVD)実施形態に基づいた特異値分解の場合、複素値の第3のマトリクス
Figure 0004648401
はJacobi回転マトリクスに基づいて導き出してもよい。直交ベクトルを有した第4のマトリクス
Figure 0004648401
は第3のマトリクス
Figure 0004648401
に基づいて導き出してもよい。そして、特異値のマトリクス
Figure 0004648401
も第3のマトリクス
Figure 0004648401
に基づいて導き出してもよい。第2のSVD実施形態に基づいた特異値分解の場合、直交ベクトルと特異値のマトリクス
Figure 0004648401
を有した第3のマトリクス
Figure 0004648401
はJacobi回転マトリクスに基づいて導き出してもよい。
この発明の種々の観点および実施形態は以下にさらに詳細に記載される。
「例示」という用語はここでは、例、インスタンス、または例証として機能することを意味するために使用される。「例示」としてここに記載されるいずれの実施形態も必ずしも他の実施形態に対して好適であるとかまたは利点があるとして解釈されるべきでない。
ここに記載されたマトリクス分解技術は、単一周波数サブバンドを有した単一キャリア通信システム、複数のサブバンドを有したマルチキャリア通信システム、マルチサブバンドを有した単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC=FDMA)システムおよび他の通信システムのような種々の通信システムのために使用されてもよい。複数のサブバンドは、直交周波数分割多重化(OFDM)、その他の変調技術またはその他の構成を用いて得てもよい。OFDMは全体のシステム帯域幅を複数(K)の直交サブバンドに分割する。直交サブバンドは、またトーン、サブキャリア、ビン、等とも呼ばれる。OFDMの場合、各サブバンドはデータで変調されてもよいそれぞれのサブキャリアに関連する。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって配信されるサブバンドに送信するためにインターリーブされたFDMA(IFDMA)を利用してもよい。または、隣接するサブバンドのブロックに送信するために局部的なFDMA(LFDMA)を利用してもよい。または、隣接するサブバンドの複数のブロックに送信するために機能強化されたFDMA(EFDMA)を利用してもよい。一般に、変調シンボルはOFDMを備えた周波数領域およびSC−FDMAを備えた時間領域において送信される。明確にするために、以下の記載の多くは単一サブバンドを有したMIMOシステムの場合である。
複数(T)の送信アンテナおよび複数(R)の受信アンテナにより形成されたMIMOチャネルはR×Tのチャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
により特徴づけられてもよい。これは以下のものとして与えられてもよい。
Figure 0004648401
但し、i=1,...Rおよびj=1,...Tの場合のエントリーHi,jは送信アンテナjと受信アンテナiとの間のカップリングまたは複素チャネル利得を示す。
チャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
は対角行列にされ、
Figure 0004648401
の複数(S)チャネル応答を得てもよい。但し、S≦min{T,R}である。例えば、対角化は、
Figure 0004648401
の特異値分解か、または
Figure 0004648401
の相関マトリクスの固有値分解を実行することにより達成してもよい。
固有値分解は以下のように表してもよい。
Figure 0004648401
但し、
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
のT×Tの相関マトリクスである。
Figure 0004648401
は、
列が、
Figure 0004648401
の固有ベクトルであるT×Tのユニタリマトリクスである。
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
の固有値のT×Tの対角マトリクスである。
Figure 0004648401
は共役転置を示す。ユニタリマトリクス
Figure 0004648401
は特性
Figure 0004648401
により特徴づけられる。但し、
Figure 0004648401
はマトリクスである。ユニタリマトリクスの列は互いに直交している。各列は単位電力を有する。対角マトリクス
Figure 0004648401
は対角線に沿って可能なノンゼロ値を含み、他のどこかにゼロを含む。
Figure 0004648401
の対角線要素は
Figure 0004648401
の固有値である。これらの固有値は{λ1,λ2,...,λs}として表示され、
Figure 0004648401
の固有モードのための電力利得を表す。
Figure 0004648401
は、非対角要素が以下の特性
Figure 0004648401
を有するエルミートマトリクスである。但し
Figure 0004648401
は複素共役を表す。
特異値分解は以下のように表してもよい。
Figure 0004648401
但し、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の左特異ベクトルのR×Rユニタリマトリクスである。
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
の特異値のR×Tの対角マトリクスである。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の右特異値のT×Tユニタリマトリクスである。
Figure 0004648401
は各々直交ベクトルを含む。式(2)および(3)は、
Figure 0004648401
の右特異ベクトルはまた
Figure 0004648401
の固有ベクトルでもあることを示している。
Figure 0004648401
の対角要素は、
Figure 0004648401
の特異値である。これらの特異値は{σ1,σ2,...σs}として表され、
Figure 0004648401
の固有モードのチャネル利得を表す。
Figure 0004648401
の特異値はまた
Figure 0004648401
の固有値の平方根でもあり従って、
Figure 0004648401
である。
送信ステーションは
Figure 0004648401
における特異ベクトルを用いて
Figure 0004648401
の固有モードにデータを送信してもよい。固有モードにデータを送信することは典型的に、任意の空間処理を伴わずにTの送信アンテナから単にデータを送信することよりもより良い性能を提供する。受信ステーションは、
Figure 0004648401
の固有モードに送信されたデータ送信を受信するために
Figure 0004648401
内の左特異ベクトルを使用してもよいし、または
Figure 0004648401
における固有ベクトルを使用してもよい。表1は送信ステーションにより実行される空間処理、受信ステーションにおける受信されたシンボル、および受信ステーションにより実行される空間処理を示す。表1において、
Figure 0004648401
は、送信されるべき
Figure 0004648401
までのデータシンボルを有したT×1のベクトルである。
Figure 0004648401
はTの送信アンテナから送信されるTの送信シンボルを有したT×1のベクトルである。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の受信アンテナから得られる
Figure 0004648401
の受信されたシンボルを有するR×1のベクトルである。
Figure 0004648401
はR×1の雑音ベクトルである。
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
までの検出されたデータシンボルを有したT×1のベクトルであり、これは
Figure 0004648401
におけるデータシンボルの推定値である。
Figure 0004648401
複素マトリクスの固有値分解と特異値分解は、Jacobi回転を使用する反復プロセスを用いて実効されてもよい。Jacobi回転はまた、一般にJacobi方法およびJacobi変換とも呼ばれる。Jacobi回転はマトリクス上で平面回転を実行することにより複素マトリクスの非対角要素を消去する。2×2の複素エルミート行列の場合、Jacobi回転の1つの反復だけが、この2×2マトリクスのための2つの固有ベクトル及び2つの固有値を得るために必要である。2×2より大きな次元を有するより大きな複素マトリクスの場合、反復プロセスはJacobi回転の複数の反復を実行し、より大きな複素マトリクスのための所望の固有ベクトルと固有値を得るかまたは特異ベクトルおよび特異値を得る。以下に記載するように、より大きなマトリクスに対するJacobi回転の各反復は、2×2のサブマトリクスの固有ベクトルを使用する。
2×2のエルミートマトリクス
Figure 0004648401
の固有値分解は以下のように実行してもよい。エルミートマトリクス
Figure 0004648401
は次のように表してもよい。
Figure 0004648401
但し、A、B、およびDは任意の実数値であり、θbは任意の位相である。
Figure 0004648401
の固有値分解の第1のステップは以下のように両面のあるユニタリ変換を適用することである。
Figure 0004648401
但し、
Figure 0004648401
は、ロケーション(1,2)および(2,1)に対称非対角要素を有し、実数を含む対称実数マトリクスである。
次に、対象実数マトリクス
Figure 0004648401
は、以下のように両面のあるJacobi回転を用いて対角マトリクスにされる。
Figure 0004648401
但し角度θは以下のように表してもよい。
Figure 0004648401
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2のユニタリマトリクス
Figure 0004648401
は以下のように導き出されてもよい。
Figure 0004648401
2つの固有値λ1およびλ2は式(6)に基づいて、または以下のように式
Figure 0004648401
に基づいて導き出されてもよい。
Figure 0004648401
方程式セット(9)において、2つの固有値の順序付けは固定されない。λ1はλ2より大きくてもよくまたは小さくてもよい。しかしながら、角度φは|2φ|≦π/2であるように制約されるなら、D>Aの場合に限り、cos2φ≧0、およびsin2φ>0である。したがって、2つの固有値の順序付けはAおよびDの相対的な大きさにより決定されてもよい。A>Dならλ1はより大きな固有値であり、D>Aならλ2はより大きな固有値である。A=Dなら、sin2φ=1であり、λ2はより大きな固有値である。
λ2がより大きな固有値なら、
Figure 0004648401
における2つの固有値は、最も大きな固有値から最も小さな固有値の所定の順序付けを維持するためにスワップされてもよく、
Figure 0004648401
の第1および第2の列もまたそれに対応してスワップされてもよい。
Figure 0004648401
において2つの固有ベクトルのためのこの所定の順序付けを維持することは、最も大きな固有値から最も小さな固有値に順序付けられる
Figure 0004648401
を用いて分解されるより大きなサイズのマトリクスの固有ベクトルを生じる。これは望ましい。
また、2つの固有値λ1およびλ2は、以下のようにして
Figure 0004648401
の要素から直接計算されてもよい。
Figure 0004648401
方程式(10)は、
Figure 0004648401
の特性方程式の解決法である。方程式(10)において、λ1は右手側の第2の量に対してプラスの符号を有して得られる。λ2は第2の量に対してマイナスの符号を有して得られる。この場合、λ1≧λ2である。
方程式(8)は、
Figure 0004648401
の要素を導き出すためにcosφおよびsinφの計算を必要とする。cosφとsinφの計算は複雑である。
Figure 0004648401
の要素は以下のようにして
Figure 0004648401
の要素から直接計算されてもよい。
Figure 0004648401
但し、r1,1,r1,2およびr2,1は
Figure 0004648401
の要素であり、rはr1,2の大きさである。g1は複素数値であるので、
Figure 0004648401
は第2の行の複素数値を含む。
方程式セット(11)は、
Figure 0004648401
から
Figure 0004648401
を導き出すために計算の量を低減するように設計される。例えば、方程式(11c)、(11d)、(11f)において、rにより割り算が必要である。その代わりrは反転されてr1を得る。そして方程式(11c)、(11d)、(11f)に対してr1による乗算が実行される。これは割り算演算の数を低減する。割り算演算は乗算よりも計算的により高価である。また、逆正接演算を必要とする複合要素r1,2の引数(位相)を計算し、つぎにc1とs1を得るためにこの位相値のcosineおよびsineを計算する代わりに、平方根演算のみを用いてr1,2の実数部と虚数部の関数としてc1とs1を解くために種々の三角恒等式が使用される。さらに、方程式(7)において逆正接を、および方程式(8)においてsineおよびcosine関数を計算する代わりに、
Figure 0004648401
の要素の関数としてcおよびsを解くために他の三角恒等式が使用される。
方程式セット(11)は、
Figure 0004648401
を得るために
Figure 0004648401
に対して複素Jacobi回転を実行する。方程式セット(11)における計算のセットは、
Figure 0004648401
を導き出すために必要な乗算演算、平方根演算、および反転演算の数を低減するように設計される。これは、
Figure 0004648401
を用いたより大きなサイズのマトリクスの分解に対して計算の複雑さを大幅に低減することができる。
Figure 0004648401
の固有値は以下のように計算されてもよい。
Figure 0004648401
1.固有値分解
方程式(2)に示すように2×2より大きいN×Nのエルミートマトリクスの固有値分解は反復プロセスを用いて実行されてもよい。この反復プロセスは、N×Nのエルミートマトリクス内の非対角要素を消去するためにJacobi回転を繰り返して使用する。反復プロセスの場合、N×Nのユニタリ変換マトリクスがN×Nのエルミートマトリクスの2×2のエルミートサブマトリクスに基づいて形成され、N×Nのエルミートマトリクスを対角行列にするために繰り返し適用される。各ユニタリ変換マトリクスは、対応する2×2エルミートサブマトリクスの要素から導き出される4つの非自明な要素(すなわち、0または1以外の要素)を含む。変換マトリクスはJacobi回転マトリクスとも呼ばれる。すべてのJacobi回転を完了した後で、結果として得られる対角マトリクスはN×Nエルミートマトリクスの実数の固有値を含み、すべてのユニタリ変換マトリクスの積は、N×Nのエルミートマトリクスのための固有値のN×Nのマトリクスである。
以下の記載において、インデックスiは反復数を示し、i=0としてイニシャライズされる。
Figure 0004648401
は分解されるN×Nのエルミートマトリクスである。但しN>2である。N×Nマトリクス
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
の固有値の対角マトリクス
Figure 0004648401
の近似値であり、
Figure 0004648401
としてイニシャライズされる。N×Nマトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の固有ベクトルのマトリクス
Figure 0004648401
の近似値であり、
Figure 0004648401
としてイニシャライズされる。
マトリクス
Figure 0004648401
を更新するためにJacobi回転の単一の反復は以下のように行われてもよい。第1に、以下のように現在の
Figure 0004648401
に基づいて2×2のエルミートマトリクス
Figure 0004648401
が形成される。
Figure 0004648401
但し、dp,qは、
Figure 0004648401
におけるロケーション(p,q)における要素であり、
Figure 0004648401
である。
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
の2×2のサブマトリクスであり、
Figure 0004648401
の4つの要素は、
Figure 0004648401
におけるロケーション(p,p)、(p,q)、(q,p)および)(q,q)における4つの要素である。
例えば方程式セット(11)に示されるように、
Figure 0004648401
の固有値分解が実行され、
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2ユニタリマトリクス
Figure 0004648401
を得る。
Figure 0004648401
の固有値分解の場合、方程式(4)の
Figure 0004648401

Figure 0004648401
と交換され、方程式(11)からの
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
として供給される。
次に、マトリクス
Figure 0004648401
を用いてN×Nの複素Jacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
が実行される。
Figure 0004648401
は、それぞれ
Figure 0004648401
の(1,1)、(1,2)、(2,1)、(2,2)と交換されたロケーション(p,p)、(p,q)、(q,p)、(q,q)における4つの要素を有した恒等マトリクスである。
Figure 0004648401
は以下のフォームを有する。
Figure 0004648401
但し、v1,1、v1,2、v2,1およびv2,2は
Figure 0004648401
の4つのエレメントである。
Figure 0004648401
のすべての他の非対角要素はゼロである。方程式(111)は、
Figure 0004648401
は、v2,1およびv2,2のための複素数値を含む複素マトリクスであることを示す。
Figure 0004648401
はまたJacobi回転を実行する変換マトリクスとも呼ばれる。
次にマトリクス
Figure 0004648401
は以下のように更新される。
Figure 0004648401
方程式(15)は、
Figure 0004648401
においてそれぞれロケーション(p,q)および(q,p)において2つの非対角要素dp,qおよびdq,pを消去する。計算は、
Figure 0004648401
における他の非対角要素の値を変えてもよい。
また、マトリクス
Figure 0004648401
は以下のように更新される。
Figure 0004648401
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
に使用されるすべてのJacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
を含む累積的な変換マトリクスとして見てもよい。
Jacobi回転の各反復は、
Figure 0004648401
の2つの非対角要素を消去する。Jacobi回転の複数の反復は、
Figure 0004648401
の全ての非対角要素を消去するために異なる値のインデックスpおよびqに対して実行されてもよい。インデックスpおよびqはすべての可能な値を一斉に捜索することにより所定の方法で選択されてもよい。
インデックスpおよびqのためのすべての可能な値にわたる単一のスイープ(sweep)は以下のように行われてもよい。インデックスpは1のインクリメントで1からN−1まで進めてもよい。pの値毎にに、インデックスqは、1のインクリメントでP+1からNまで進めてもよい。pとqの各異なる値の組み合わせに対して
Figure 0004648401
を更新するためにJacobi回転の反復が実行されてもよい。
反復毎に、
Figure 0004648401
はpおよびqの値およびその反復のための現在の
Figure 0004648401
に基づいて形成される。
Figure 0004648401
は方程式セット(11)に示されるように
Figure 0004648401
に対して計算される。
Figure 0004648401
は方程式(14)に示されるように
Figure 0004648401
を用いて計算される。
Figure 0004648401
は方程式(15)に示されるように更新される。
Figure 0004648401
は方程式(16)に示されるように更新される。
pとqのための値の所定の組み合わせの場合、
Figure 0004648401
を更新するためのJacobi回転は、
Figure 0004648401
におけるロケーション(p,q)および(q,p)における非対角要素の大きさが所定のしきい値を下回るなら、スキップされてもよい。
スイープはpとqの全ての可能な値に対して
Figure 0004648401
を更新するためにJacobi回転のN・(N−1)/2の反復から構成される。
Jacobi回転の各反復は、
Figure 0004648401
の2つの非対角要素を消去するが、以前に消去されたかもしれない他の要素を変更してもよい。インデックスpおよびqを一斉に捜索する効果は、
Figure 0004648401
の全ての非対角要素の大きさを低減することであり、それによって
Figure 0004648401
は対角マトリクス
Figure 0004648401
に近づく。
Figure 0004648401
は、集合的に
Figure 0004648401
を与えるすべてのJacobi回転マトリクスの蓄積を含む。従って
Figure 0004648401

Figure 0004648401
に近づくにつれ、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
に近づく。
Figure 0004648401
のますます正確な近似値を得るために任意の数のスイープが実行されてもよい。コンピューターシミュレーションは、
Figure 0004648401
の非対角要素を無視できるレベルに低減するのに4つのスイープで十分であろうこと、およびほとんどのアプリケーションの場合3つのスイープで十分であろうことを示した。所定数のスイープ(例えば3つまたは4つのスイープ)が実行されてもよい。あるいは、
Figure 0004648401
が十分に正確であるかどうかを決定するために各スイープの後で
Figure 0004648401
の非対角要素がチェックされてもよい。例えばトータルエラー(例えば、
Figure 0004648401
の全ての非対角要素における電力)は各スイープの後で計算してもよく、エラーしきい値と比較され、トータルエラーがエラーしきい値を下回るなら反復プロセスを終了してもよい。また、他の条件または基準を用いて反復プロセスを終了してもよい。
また、インデックスpおよびqのための値は決定論的方法で選択されてもよい。一例として、反復i毎に、
Figure 0004648401
の最大の非対角要素が識別され、dp,qとして示される。次に、この最大非対角要素dp,qと
Figure 0004648401
におけるロケーション(p,p)、(q,p)、および(q,q)における3つの他の要素を含む
Figure 0004648401
を用いてJacobi回転が実行されてもよい。反復プロセスは終了条件に遭遇するまで実行されてもよい。終了条件は、例えば、所定数の反復の完了、上述したエラー基準の満足、またはその他の条件または基準であってよい。
反復プロセスが終了すると、最終の
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の良好な近似値であり、最終の
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の良好な近似値である。
Figure 0004648401
の列は、
Figure 0004648401
の固有ベクトルとして提供され、
Figure 0004648401
の直交要素は、
Figure 0004648401
の固有ベクトルとして提供されてもよい。
最終の
Figure 0004648401
における固有値は、最も大きなものから最も小さなものに順序付けられる。なぜなら、各反復のための
Figure 0004648401
における固有ベクトルが順序付けられているからである。
最終の
Figure 0004648401
における固有ベクトルも
Figure 0004648401
における関連する固有値に基づいて順序付けられる。
図1は、Jacobi回転を用いて、N>2の条件の下にN×Nのエルミートマトリクス
Figure 0004648401
の固有値分解を実行するための反復プロセスを示す。
マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
としてイニシャライズされ、インデックスiはi=1としてイニシャライズされる(ブロック110)。
反復iの場合、インデックスpおよびqのための値は所定の方法で(例えば、これらのインデックスのためのすべての可能な値を進めることにより)または決定論的方法(例えば、最大の非対角要素のためのインデックス値を選択することにより)で選択される。次に、インデックスpおよびqにより決定されるロケーションにおいてマトリクス
Figure 0004648401
の4つの要素を用いて2×2のマトリクス
Figure 0004648401
が形成される(ブロック114)。次に、例えば方程式セット(11)に示されるように、
Figure 0004648401
の固有値分解が実行され、
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2マトリクス
Figure 0004648401
を得る(ブロック116)。次に、方程式(14)に示されるように、N×Nの複素Jacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
がマトリクス
Figure 0004648401
に基づいて形成される(ブロック118)。次に、マトリクス
Figure 0004648401
は、方程式(15)に示されるように
Figure 0004648401
に基づいて更新される(ブロック120)。また、マトリクス
Figure 0004648401
も方程式(16)に示されるように
Figure 0004648401
に基づいて更新される(ブロック122)。
次に、
Figure 0004648401
の固有値分解を終了すべきかどうかの決定が行われる(ブロック124)。終了基準はすでに実行された反復またはスイープの回数、エラー基準、等に基づいていてもよい。ブロック124に対して答えが「No」なら、インデックスiがインクリメントされ(ブロック126)、プロセスは次の反復のためにブロック112に戻る。そうでなければ、終了に至るなら、マトリクス
Figure 0004648401
が対角マトリクス
Figure 0004648401
の近似値として提供され、マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の固有ベクトルのマトリクス
Figure 0004648401
の近似値として提供される(ブロック1218)。
複数のサブバンドを有するMIMOシステムの場合(例えば、OFDMを利用するMIMOシステム)、異なるサブバンドに対して複数のチャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
を得てもよい。反復プロセスは各チャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
に対して実行されてもよく、マトリクス
Figure 0004648401
を得る。これらのマトリクスは、
Figure 0004648401
のそれぞれ固有ベクトルの対角マトリクス
Figure 0004648401
とマトリクス
Figure 0004648401
の近似値である。
高度の相関がMIMOチャネル内の隣接するサブバンド間に典型的に存在する。この相関は、関心のあるサブバンドに対して
Figure 0004648401
を導き出すために計算量を低減するための反復プロセスにより有効に利用されてもよい。例えば、反復プロセスは、システム帯域幅の一端から始まってシステム帯域幅の他端の方へ移動する、一度に1つのサブバンドに対して実行されてもよい。最初のサブバンドを除いた各サブバンドkに対して、以前のサブバンドk−1に対して得られる最終的な解
Figure 0004648401
は、現在のサブバンドkのための初期解として使用されてもよい。各サブバンドkのための初期化は
Figure 0004648401
として与えられてもよい。次に、反復プロセスは、終了条件に遭遇するまでサブバンドkのための
Figure 0004648401
の初期解に対して動作する。
また、上述した概念は時間に対して使用されてもよい。時間間隔t毎に、以前の時間間隔t−1に対して得られた最終解
Figure 0004648401
は、現在の時間間隔tのための初期解として使用されてもよい。各時間間隔tのための初期化は、
Figure 0004648401
として与えられてもよい。この場合、
Figure 0004648401
は時間間隔tのためのチャネル応答マトリクスである。次に、反復プロセスは、終了条件に遭遇するまで時間間隔tのための
Figure 0004648401
の初期解に対して動作する。また、この概念は周波数と時間の両方に対して使用されてもよい。各時間間隔における各サブバンドに対して、以前のサブバンドに対して得られた最終解および/または以前の時間間隔に対して得られた最終解は、現在のサブバンドおよび時間間隔のための初期解として使用されてもよい。
2.特異値分解
また、反復プロセスは、2×2より大きい任意の複素マトリクス
Figure 0004648401
の特異値分解のために使用されてもよい。
Figure 0004648401
の特異値分解は
Figure 0004648401
として与えられる。
Figure 0004648401
に関して以下の観察が行われてもよい。第1にマトリクス
Figure 0004648401
とマトリクス
Figure 0004648401
は両方ともエルミートマトリクスである。第2に、
Figure 0004648401
の列である
Figure 0004648401
の右特異ベクトルはまた
Figure 0004648401
の固有ベクトルである。同様に、
Figure 0004648401
の列である
Figure 0004648401
の左特異ベクトルもまた
Figure 0004648401
の特異ベクトルである。第3に
Figure 0004648401
のノンゼロ固有値は
Figure 0004648401
のノンゼロ固有値に等しく、
Figure 0004648401
の対応する特異値の二乗である。
複素数値の2×2のマトリクス
Figure 0004648401
は以下のように表してもよい。
Figure 0004648401
但し
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の第1列における要素を有した2×1のベクトルである。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の第2列内の要素を有した2×1のベクトルである。
Figure 0004648401
の右特異ベクトルは、
Figure 0004648401
の固有ベクトルであり、方程式(11)において上述した固有値分解を用いて計算してもよい。2×2エルミートマトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
として定義され、
Figure 0004648401
の要素は、以下のように
Figure 0004648401
の要素に基づいて計算されてもよい。
Figure 0004648401
エルミートマトリクス
Figure 0004648401
の場合、
Figure 0004648401
なので、r2,1は計算する必要がない。方程式セット(11)を
Figure 0004648401
に適用してマトリクス
Figure 0004648401
を得てもよい。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の固有ベクトルを含み、これはまた
Figure 0004648401
の右特異ベクトルでもある。
Figure 0004648401
の左の特異ベクトルは
Figure 0004648401
の固有ベクトルであり、方程式セット(11)で上述した固有値分解を用いて計算されてもよい。2×2エルミートマトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
として定義され、
Figure 0004648401
の要素は以下のように
Figure 0004648401
の要素に基づいて計算されてもよい。
Figure 0004648401
方程式セット(11)を
Figure 0004648401
に適用してマトリクス
Figure 0004648401
を得てもよい。
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
の固有ベクトルを含む。これはまた、
Figure 0004648401
の左特異ベクトルでもある。
N×Nのエルミートマトリクス
Figure 0004648401
の固有値分解に対して上述された反復プロセスは、2×2より大きい任意の複素マトリクス
Figure 0004648401
の特異値分解に対して使用されてもよい。
Figure 0004648401
はR×Tの次元を有する。但し、Rは行の数であり、Tは列の数である。
Figure 0004648401
の特異値分解(SVD)のための反復プロセスはいくつかの方法で実行されてもよい。
第1のSVD実施形態において、反復プロセスは、
Figure 0004648401
における右特異ベクトルと
Figure 0004648401
におけるスケールされた(scaled)左特異値の近似値を導き出す。この実施形態の場合、T×Tマトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の近似値であり、
Figure 0004648401
としてイニシャライズされる。R×Tマトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の近似値であり、
Figure 0004648401
としてイニシャライズされる。
第1のSVD実施形態の場合、マトリクス
Figure 0004648401
を更新するためにJacobi回転の単一の反復が以下のように実行されてもよい。最初に2×2エルミートマトリクス
Figure 0004648401
が現在の
Figure 0004648401
に基づいて形成される。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
のサブマトリクスであり、
Figure 0004648401
におけるロケーション(p,p)、(p,q)、(q,p)および(q,q)において4つの要素を含む。
Figure 0004648401
要素は以下のように計算されてもよい。
Figure 0004648401
但し、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の列pであり、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の列qである。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
におけるロケーション
Figure 0004648401
における要素である。インデックスpおよびqは
Figure 0004648401
のようである。インデックスpおよびqの値は以下に記載するように種々の方法で選択されてもよい。
次に、例えば方程式セット(11)に示されるように、固有値分解
Figure 0004648401
が実行され、
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2のユニタリマトリクス
Figure 0004648401
を得る。この固有値分解の場合、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
と交換され、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
として供給される。
次にマトリクス
Figure 0004648401
を用いてT×T複素Jacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
が形成される。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
のそれぞれ(1,1)、(1,2)、(2,1)、(2,2)と交換されるロケーション(p,p)、(p,q)、(q,p)、(q,q)における4つの要素を有した恒等マトリクスである。
Figure 0004648401
は方程式(14)に示されるフォームを有する。
次にマトリクス
Figure 0004648401
は以下のように更新される。
Figure 0004648401
マトリクス
Figure 0004648401
もまた以下のように更新される。
Figure 0004648401
マトリクスも以下のように更新されます:
第1のSVD実施形態の場合、明示的に
Figure 0004648401
を計算することなく、反復プロセスは、
Figure 0004648401
の非対角要素
を繰り返し消去する。インデックスpおよびqはpを1からT−1に進めることにより、およびpの各値に対してqをP+1からTに進めることによりスイープされてもよい。あるいは、
Figure 0004648401
が最大であるpおよびqの値は反復毎に選択されてもよい。反復プロセスは終了条件に遭遇するまで実行される。終了条件は、所定数のスイープ、所定数の反復、エラー基準の満足等であってよい。
反復プロセスが終了すると、最終
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
の良好な近似値であり、最終
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の良好な近似値である。収束すると
Figure 0004648401
である。但し、"T"は転置を示す。平方対角マトリクスの場合、
Figure 0004648401
の最終解は
Figure 0004648401
として与えられてもよい。非平方対角マトリクスの場合、
Figure 0004648401
のノンゼロ対角要素は、
Figure 0004648401
の対角要素の平方根により与えられる。
Figure 0004648401
の最終解は
Figure 0004648401
として与えられる。
図2は、第2のSVD実施形態に従って、Jacobi回転を用いて、2×2より大きい任意の複素マトリクス
Figure 0004648401
の特異値分解を実行する反復プロセス200を示す。マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
としてイニシャライズされ、インデックスiはi=1としてイニシャライズされる(ブロック210)。
反復iの場合、pおよびqの値は所定の方法または決定論的方法で選択される(ブロック212)。次に2×2のマトリクス
Figure 0004648401
は方程式セット(20)に示されるインデックスpおよびqにより決定されるロケーションにおけるマトリクス
Figure 0004648401
の4つの要素を用いて形成される。次に、例えば方程式セット(11)に示されるように
Figure 0004648401
の固有値分解が実行され、
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2のマトリクス
Figure 0004648401
を得る(ブロック216)。方程式(14)に示されるように、T×Tの複素Jacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
はマトリクス
Figure 0004648401
に基づいて形成される(ブロック218)。次に、マトリクス
Figure 0004648401
は方程式(21)に示されるように
Figure 0004648401
に基づいて更新される(ブロック220)。また、方程式(22)に示されるように、マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
に基づいて更新される(ブロック222)。
次に、
Figure 0004648401
の特異値分解を終了するかどうかについての決定が行われる(ブロック224)。終了基準は、すでに実行された反復またはスイープの数、エラー基準等に基づいていてもよい。ブロック224に対して答えが「No」であるなら、インデックスiがインクリメントされ(ブロック226)、プロセスは次の反復のためにブロック212に戻る。
さもなければ、終了に到達するなら、
Figure 0004648401
に対してポストプロセッシングが実行され、
Figure 0004648401
を得る(ブロック228)。
マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の右特異ベクトルのマトリクス
Figure 0004648401
の近似値として供給され、マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の左特異ベクトルのマトリクス
Figure 0004648401
の近似値として供給され、マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の特異値のマトリクス
Figure 0004648401
の近似値として供給される(ブロック230)。
Figure 0004648401
の左の特異値ベクトルは、第1のSVD実施形態を実行し、スケールされた左特異ベクトル
Figure 0004648401
の解を求め、次に正規化することにより得てもよい。
Figure 0004648401
の左特異ベクトルもまた
Figure 0004648401
の固有値分解に対して反復プロセスを実行することにより得てもよい。
第2のSVD実施形態において、反復プロセスは、
Figure 0004648401
における右特異ベクトルと
Figure 0004648401
における左特異ベクトルの近似値を直接導き出す。このSVD実施形態は左および右の特異ベクトルの解を同時に得るために両面のある方式でJacobi回転を適用する。任意の複素2×2マトリクス
Figure 0004648401
の場合、このマトリクスの共役転置は
Figure 0004648401
であり、この場合、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の2つの列であり、また
Figure 0004648401
の行の複素共役でもある。
Figure 0004648401
の左特異ベクトルはまた
Figure 0004648401
の右特異ベクトルでもある。
Figure 0004648401
の右特異ベクトルは、方程式セット(18)に対して記載したようにJacobi回転を用いて計算されてもよい。
Figure 0004648401
の左特異ベクトルは、方程式セット(19)に対して記載したように、Jacobi回転を用いて
Figure 0004648401
の右特異ベクトルを計算することにより得てもよい。
第2の実施形態の場合、T×Tマトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の近似値であり、
Figure 0004648401
としてイニシャライズされる。R×Rマトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の近似値であり、
Figure 0004648401
としてイニシャライズされる。R×Tマトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の近似値であり
Figure 0004648401
としてイニシャライズされる。
第2のSVD実施形態の場合、マトリクス
Figure 0004648401
を更新するためのJacobi回転の単一の反復は以下のように実行されてもよい。第1に現在の
Figure 0004648401
に基づいて2×2のエルミートマトリクス
Figure 0004648401
が形成される。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の2×2のサブマトリクスであり、
Figure 0004648401
におけるロケーション(p1,P1)、(P1,q1)、(q1,p1)、(q1,q1)
における4つの要素を含む。
Figure 0004648401
の4つの要素は以下のように計算されてもよい。
Figure 0004648401
ただし、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の列p1である。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の列q1である。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
におけるロケーション
Figure 0004648401
における要素である。インデックスp1とq1は
Figure 0004648401
のようである。インデックスp1とq1は以下に記載するように種々の方法で選択されてもよい。
例えば方程式セット(11)で示されるように、
Figure 0004648401
の固有値分解が実行され、
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2マトリクス
Figure 0004648401
を得る。この固有値分解の場合、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
と交換され、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
として供給される。次に、T×T複素Jacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
はマトリクス
Figure 0004648401
を用いて形成され、ロケーション(p1,p1)、(p1,q1)、(q1,p1)
、(q1,q1)において
Figure 0004648401
の4つの要素を含む。
Figure 0004648401
は方程式(14)に示されるフォームを有する。
また、他の2×2エルミートマトリクス
Figure 0004648401
も現在の
Figure 0004648401
に基づいて形成される。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の2×2サブマトリクスであり、
Figure 0004648401
におけるロケーション(p2,p2)、(p2,q2)、(q2,p2)、(q2,q2)
における要素を含む。
Figure 0004648401
の要素は以下のように計算されてもよい。
Figure 0004648401
但し、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の行p2である。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の行q2である。
Figure 0004648401

Figure 0004648401
におけるロケーション
Figure 0004648401
における要素である。
インデックスp2およびq2は
Figure 0004648401
のようである。インデックスp2およびq2は以下に記載するように種々の方法で選択されてもよい。
次に、例えば方程式セット(11)に示されるように、
Figure 0004648401
の固有値分解が実行され、
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2マトリクス
Figure 0004648401
を得る。この固有値分解の場合、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
と交換され、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
として供給される。次に、マトリクス
Figure 0004648401
を用いて、R×Rの複素Jacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
が形成され、ロケーション(p2,p2)、(p2,q2)、(q2,p2)、(q2,q2)において
Figure 0004648401
の4つの要素を含む。
Figure 0004648401
は方程式(14)に示されるフォームを有する。
次にマトリクス
Figure 0004648401
は以下のように更新される。
Figure 0004648401
マトリクス
Figure 0004648401
は以下のように更新される。
Figure 0004648401
マトリクス
Figure 0004648401
は以下のように更新される。
Figure 0004648401
第2の実施形態の場合、反復プロセスは(1)
Figure 0004648401
におけるインデックスp1およびq1を用いて非対角要素を消去するJacobi回転および(2)
Figure 0004648401
におけるp2およびq2を用いて非対角要素を消去するJacobi回転を交互に求める。インデックスp1およびq1はp1を1からT−1まで進めることにより、そしてp1の各値に対して、q1をp1+1からTまで進めることによりスイープされてもよい。また、インデックスp2およびq2は、1からR−1までp2を進めることにより、そしてp2の各値に対してq2をp2+1からRまで進めることによりスイープされてもよい。一例として平方マトリクス
Figure 0004648401
の場合、インデックスは、p1=p2およびq1=q2として設定されてもよい。他の例として、平方または非平方マトリクス
Figure 0004648401
の場合、p1とq1のセットが選択されてもよく、次にp2とq2のセットが選択されてもよく、次にp1とq1の新しいセットが選択されてもよく、p2とq2の新しいセットが選択されてもよく以下同様である。従って、インデックスp1とq1およびインデックスp2とq2に対して新しい値が交互に選択される。あるいは、各反復に対して
Figure 0004648401
が最大であるp1とq1の値が選択されてもよく、
Figure 0004648401
が最大であるp2とq2の値が選択されてもよい。反復プロセスは終了条件に遭遇するまで実行され、終了条件は、所定数のスイープ、所定数の反復、エラー基準の満足等であってよい。
反復プロセスが終了すると、最終の
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の良好な近似値であり、最終の
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の良好な近似値であり、最終の
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の良好な近似値である。但し、
Figure 0004648401
はそれぞれ
Figure 0004648401
の回転されたバージョンであってもよい。上述した記載は左および右の特異ベクトル解を十分に制約しないので、最終
Figure 0004648401
の対角要素は正の実価である。最終
Figure 0004648401
の要素はその大きさが
Figure 0004648401
の特異値に等しい複素値であってよい。
Figure 0004648401
は以下のように回転されなくてよい。
Figure 0004648401
但し、
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の対応する対角要素の位相のマイナスである単位の大きさと位相を有する対角要素を有したT×Tの対角マトリクスである。
Figure 0004648401
はそれぞれ
Figure 0004648401
の最終近似値である。
図3は第2のSVD実施形態に従って、Jacobi回転を用いて2×2より大きい任意の複素マトリクス
Figure 0004648401
の特異値分解を実行するための反復プロセス300を示す。
マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
としてイニシャライズされ、インデックスiはi=1としてイニシャライズされる(ブロック310)。
反復iの場合、インデックスp1、q1、p2およびq2のための値は所定の方法または決定論的方法で選択される(ブロック312)。
2×2のマトリクス
Figure 0004648401
は方程式セット(23)に示されるインデックスp1およびq1により決定されるロケーションにおいてマトリクス
Figure 0004648401
の4つの要素を用いて形成される(ブロック314)。次に、
Figure 0004648401
の固有値分解が、例えば方程式セット(11)に示されるように実行され、
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2マトリクス
Figure 0004648401
を得る(ブロック316)。次に、T×Tの複素Jacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
はマトリクス
Figure 0004648401
に基づいて形成される(ブロック318)。また、2×2マトリクス
Figure 0004648401
は、方程式セット(24)に示されるように、インデックスp2およびq2により決定されるロケーションにおいてマトリクス
Figure 0004648401
の4つの要素を用いて形成される(ブロック324)。次に、方程式セット(11)に示されるように、
Figure 0004648401
の固有値分解が実行され、
Figure 0004648401
の固有ベクトルの2×2マトリクス
Figure 0004648401
を得る(ブロック326)。次に、R×R複素Jacobi回転マトリクス
Figure 0004648401
はマトリクス
Figure 0004648401
に基づいて形成される(ブロック328)。
次に、マトリクス
Figure 0004648401
は方程式(25)に示されるように、
Figure 0004648401
に基づいて更新される(ブロック330)。
マトリクス
Figure 0004648401
は方程式(26)に示されるように、
Figure 0004648401
に基づいて更新される(ブロック332)。
マトリクス
Figure 0004648401
は方程式(27)に示されるように
Figure 0004648401
に基づいて更新される(ブロック334)。
次に、
Figure 0004648401
の特異値分解を終了するかどうかの決定が行われる(ブロック336)。終了基準は、すでに実行された反復またはスイープの数、エラー基準等に基づいていてもよい。ブロック336に対して答えが「No」であるなら、インデックスiはインクリメントされ(ブロック338)、プロセスは次の反復のためにブロック312に戻る。そうでなければ、終了に到達するなら、
Figure 0004648401
に対してポストプロセッシングが実行され、
Figure 0004648401
を得る(ブロック340)。マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の近似値として供給され、マトリクス
Figure 0004648401
は、
Figure 0004648401
の近似値として供給され、マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
の近似値として供給される。
第1および第2のSVD実施形態の場合、最終の
Figure 0004648401
における右特異ベクトルと、最終の
Figure 0004648401
における左特異ベクトルは最も大きな特異値から最も小さな特異値に順序づけられる。なぜなら、各反復に対して(第1のSVD実施形態の場合)
Figure 0004648401
における特異ベクトルと(第2の実施形態の場合)
Figure 0004648401
における特異ベクトルが順序づけられているからである。
複数のサブバンドを有するMIMOシステムの場合、反復プロセスは各チャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
に対して実行され、マトリクス
Figure 0004648401
を得る。これらは、その
Figure 0004648401
に対してそれぞれ右特異ベクトルのマトリクス
Figure 0004648401
、左特異ベクトルのマトリクス
Figure 0004648401
特異値の対角マトリクス
Figure 0004648401
の近似値である。反復プロセスは、システム帯域幅の一端から開始し、システム帯域幅の他端に向けて移動する、一度に1つのサブバンドに対して実行されてもよい。第1のSVD実施形態の場合、第1のサブバンドを除く各サブバンドkに対して、以前のサブバンドk−1に対して得られた最終解
Figure 0004648401
は現在のサブバンドkのための初期解として使用されてもよい。従って
Figure 0004648401
である。第2のSVD実施形態の場合、第1のサブバンドを除く各サブバンドkに対して、以前のサブバンドk−1に対して得られる最終解
Figure 0004648401
は現在のサブバンドkに対する初期解として使用されてもよい。従って
Figure 0004648401
である。両方の実施形態の場合、反復プロセスは、サブバンドに対して終了条件に遭遇するまで、サブバンドkのための初期解に対して動作する。この概念は上述したように時間に対してまたは周波数と時間に対して使用されてもよい。
図4はJacobi回転を用いてマトリクスを分解するプロセス400を示す。
Jacobi回転の複数の反復は、複素値の複数のJacobi回転マトリクスを用いて複素値の第1のマトリクスに対して実行される(ブロック412)。第1のマトリクスはチャネル応答マトリクス
Figure 0004648401

Figure 0004648401
である
Figure 0004648401
の相関マトリクス、またはその他のマトリクスであってよい。
Jacobi回転マトリクスは、
Figure 0004648401
および/またはその他のマトリクスであってよい。
各反復に対して、サブマトリクスは第1のマトリクスに基づいて形成されてもよく、分解されてサブマトリクスのための固有ベクトルを得てもよい。Jacobi回転ベクトルは、固有ベクトルを用いて形成されてもよく、第1のマトリクスを更新するために使用されてもよい。複素値の第2のマトリクスは複数のJacobi回転マトリクスに基づいて導き出される(ブロック414)。第2のマトリクスは直交ベクトルを含み、
Figure 0004648401
の右特異ベクトルまたは
Figure 0004648401
の固有ベクトルのマトリクス
Figure 0004648401
であってもよい。
ブロック416において決定される固有値分解の場合、固有値の第3マトリクス
Figure 0004648401
は、複数のJacobi回転マトリクスに基づいて導き出されてもよい(ブロック420)。
第1の実施形態またはスキームにもとづく特異値分解の場合、複素値の第3のマトリクス
Figure 0004648401
は、複数のJacobi回転マトリクスに基づいて導き出されてもよい。直交ベクトルを有した第4のマトリクス
Figure 0004648401
は、第3のマトリクス
Figure 0004648401
に基づいて導き出されてもよい。特異値のマトリクス
Figure 0004648401
は第3のマトリクス
Figure 0004648401
に基づいて導き出されてもよい(ブロック422)。第2のSVD実施形態に基づく特異値分解の場合、直交ベクトルを有した第3のマトリクス
Figure 0004648401
および特異値のマトリクス
Figure 0004648401
は複数のJacobi回転マトリクスに基いて導き出されてもよい(ブロック424)。
図5はJacobi回転を用いたマトリクスを分解するための装置500を示す。装置500は、複素値の複数のJacobi回転マトリクスを用いて複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行するための手段(ブロック512)と、複数のJacobi回転マトリクスに基いて複素値の第2のマトリクス
Figure 0004648401
を導き出すための手段(ブロック514)を含む。
固有値分解の場合、装置500は、複数のJacobi回転マトリクスに基いて固有値の第3のマトリクス
Figure 0004648401
を導き出すための手段をさらに含む(ブロック520)。第1のSVD実施形態に基いた特異値分解の場合、装置500は、複数のJacobi回転マトリクスに基いた複素値の第3のマトリクス
Figure 0004648401
と、第3のマトリクスに基いた直交ベクトルを有した第4のマトリクス
Figure 0004648401
と、第3のマトリクスに基いた特異値のマトリクス
Figure 0004648401
を導き出す手段を更に含む(ブロック522)。第2のSVD実施形態に基いた特異値分解の場合、装置500は、直交ベクトルを有した第3のマトリクス
Figure 0004648401
と、複数のJacobi回転マトリクスに基いた特異値のマトリクス
Figure 0004648401
を導き出すための手段をさらに含む(ブロック524)。
3.システム
図6はMIMOシステム600におけるアクセスポイント610とユーザー端末650の一実施形態のブロック図を示す。アクセスポイント610はデータ送信および受信のために使用されてもよい複数(Nap)のアンテナを備えている。ユーザー端末650はデータ送信および受信のために使用されてもよい複数(Nut)のアンテナを備えている。簡単にするために、以下の記載は、MIMOシステム600は時分割多重(TDD)を使用し、各サブバンドkのためのダウンリンクチャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
そのサブバンドのためのアップリンクチャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
の逆数、すなわち
Figure 0004648401
であると仮定する。
ダウンリンク上で、アクセスポイント610において、送信(TX)データプロセッサー614はデータソース612からトラヒックデータを受信し、コントローラー/プロセッサー630から他のデータを受信する。TXデータプロセッサー614は、受信したデータをフォーマットし、符号化し、インターリーブし、変調し、データシンボルを発生する。データシンボルはデータのための変調シンボルである。TX空間プロセッサー620はデータシンボルとパイロットシンボルを受信し、データシンボルとパイロットシンボルを乗算し、適用可能なら、固有ベクトルまたは右特異ベクトルを用いて空間処理を実行し、Napストリームの送信シンボルをNapの送信機(TMTR)622a乃至622apに供給する。各送信機622はその送信シンボルストリームを処理し、ダウンリンク変調された信号を発生する。送信機622a乃至622apからのNapのダウンリンク変調された信号は、それぞれアンテナ624a乃至624apから送信される。
ユーザー端末650において、Nutのアンテナ652a乃至652utは送信されたダウンリンク変調された信号を受信し、各アンテナ652は受信した信号をそれぞれの受信機(RCVR)654に供給する。各受信機654は送信機622により実行される処理に相補的な処理を実行し、受信したシンボルを供給する。受信(RX)空間プロセッサー660はすべての受信機654a乃至654utからの受信されたシンボルに対して空間整合フィルタリングを実行し、検出されたデータシンボルを供給する。検出されたデータシンボルは、アクセスポイント610により送信されたデータシンボルの推定値である。
RXデータプロセッサー670は検出されたデータシンボルをさらに処理し(例えば、シンボルデマップし、デインターリーブし、デコードする)、デコードされたデータをデータシンク672および/またはコントローラー/プロセッサー680に供給する。
[0096] チャネルプロセッサー678は受信したパイロットシンボルを処理し、関心のある各サブバンドに対してダウンリンクチャネル応答の推定値、
Figure 0004648401
を供給する。プロセッサー678および/または680はここに記載された技術を用いて各マトリクス
Figure 0004648401
を分解し、
Figure 0004648401
を得てもよい。これは、ダウンリンクチャネル応答マトリクス
Figure 0004648401
のための
Figure 0004648401
の推定値である。プロセッサー678および/または680は、表1に示すように、
Figure 0004648401
に基いて関心のある各サブバンドに対してダウンリンク空間フィルターマトリクス
Figure 0004648401
を導き出してもよい。プロセッサー680は、
Figure 0004648401
をダウンリンク整合フィルタリングのためにRX空間プロセッサー660に供給してもよいし、および/または
Figure 0004648401
をアップリンク空間処理のためにTX空間プロセッサー690に供給してもよい。
アップリンクのための処理は、ダウンリンクのための処理と同じかまたは異なっていてもよい。データソース686からのトラヒックデータおよびコントローラー/プロセッサー680からの他のデータはTXデータプロセッサー688により処理され(例えば、符号化され、インターリーブされ、変調される)、パイロットシンボルと乗算され、さらに関心のある各サブバンドに対して
Figure 0004648401
を用いてTX空間プロセッサー690により空間的に処理される。TX空間プロセッサー690からの送信シンボルは送信機654a乃至654utによりさらに処理され、Nutのアップリンク変調された信号を発生する。これらはアンテナ652a乃至652utを介して送信される。
アクセスポイント610において、アップリンク変調された信号はアンテナ624a乃至624apにより受信され、アップリンク送信のための受信されたシンボルを発生する。RX空間プロセッサー640は受信したデータシンボルに対して空間整合フィルタリングを実行し、検出されたデータシンボルを供給する。RXデータプロセッサー642は、さらに検出されたデータシンボルを処理し、デコードされたデータをデータシンク644および/またはコントローラー/プロセッサー630に供給する。
チャネルプロセッサー628は受信したパイロットシンボルを処理し、アップリンクパイロットが送信される方法に応じて関心のあるサブバンドに対して
Figure 0004648401
の推定値を供給する。プロセッサー628および/または630はここに記載された技術を用いて各マトリクス
Figure 0004648401
を分解し、
Figure 0004648401
を得る。また、プロセッサー628および/または630は、
Figure 0004648401
に基いて関心のある各サブバンドに対してアップリンク空間フィルターマトリクス
Figure 0004648401
を導き出してもよい。プロセッサー680は、
Figure 0004648401
をアップリンク空間整合フィルタリングのためにRX空間プロセッサー640に供給してもよくおよび/または
Figure 0004648401
をダウンリンク空間処理のためにTXプロセッサー620に供給してもよい。
コントローラー/プロセッサー630および680は、それぞれアクセスポイント610およびユーザー端末650における動作を制御する。メモリ632および682はそれぞれアクセスポイント610とユーザー端末650のためのデータおよびプログラムコードを記憶する。プロセッサー628、630、678、680および/または他のプロセッサーはチャネル応答マトリクスの固有値分解および/または特異値分解を実行してもよい。
ここに記載されたマトリクス分解技術は、種々の方法により実施されてもよい。例えば、これらの技術はハードウエア、ファームウエア、ソフトウエア、またはそれらの組み合わせにおいて実施されてもよい。ハードウエア実施の場合、マトリクス分解に使用される処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASICs)、デジタルシグナルプロセッサー(DSPs)、デジタル信号処理装置(DSPDs)、プログラマブルロジックデバイス(PLDs)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)、プロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサー、ここに記載された機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組み合わせ内で実施されてもよい。
ファームウエアおよび/またはソフトウエア実施の場合、マトリクス分解技術は、ここに記載された機能を実行するモジュール(例えば、手続、機能等)を用いて実施されてもよい。ソフトウエアコードはメモリ(例えば、図6のメモリ632または682)に記憶されてもよく、プロセッサー(例えば、プロセッサー630または680)により実行される。メモリユニットはプロセッサー内で実施されてもよくまたはプロセッサー外部で実施されてもよい。
見出しは、参照のためにおよびあるセクションの位置をつきとめるのを支援するためにここに含まれる。これらの見出しは、見出しの下に記載される概念の範囲を制限することを意図していない。これらの概念は、明細書全体にわたって他のセクションに適用性を有していてもよい。
開示された実施形態の上述の記載は、当業者がこの発明を製作または使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する種々の変更は当業者には容易に明白であり、ここに定義される包括的原理は、この発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されてもよい。従って、この発明は、ここに示される実施形態に限定されることを意図したものではなく、ここに開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が許容されるべきである。
図1はJacobi回転を用いて固有値分解を実行するプロセスを示す。 図2は第1のSVD実施形態に従ってJacobi回転を用いて特異値分解を実行するプロセスを示す。 図3は第2のSVD実施形態に従ってJacobi回転を用いて特異値分解を実行するプロセスを示す。 図4はJacobi回転を用いてマトリクスを分解するプロセスを示す。 図5はJacobi回転を用いてマトリクスを分解するための装置を示す。 図6はアクセスポイントとユーザー端末のブロック図を示す。

Claims (38)

  1. 複素値の複数のJacobi回転マトリクスを用いて複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、ここにおいて、前記第1のマトリクスは、エルミートマトリクスであり、前記少なくとも1つのプロセッサは、各反復毎に、前記第1のマトリクスに基づいてサブマトリクスを形成し、前記サブマトリクスを分解し、前記サブマトリクスに関する固有ベクトルを取得し、前記固有ベクトルを用いてJacobi回転マトリクスを形成し、前記Jacobi回転マトリクスを用いて前記第1のマトリクスを更新するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて複素値の第2のマトリクスであって直交ベクトルを含む第2のマトリクスを導き出すように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサーに接続されたメモリと、
    を備えた装置。
  2. 前記複数の反復の各々に対して、前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記サブマトリクスのための固有値に基いて前記サブマトリクスのための固有ベクトルを順序付けるように構成される、請求項1の装置。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて固有値の第3のマトリクスを導き出すように構成される、請求項1の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサーは前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて複素値の第3のマトリクスを導き出し、
    前記第3のマトリクスに基いて直交ベクトルを有した第4のマトリクスを導き出すように構成された、請求項1の装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサーは前記第3のマトリクスに基いて特異値のマトリクスを導き出すように構成された、請求項4の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて直交ベクトルを有する第3のマトリクスを導き出すように構成される、請求項1の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて特異値のマトリクスを導き出すように構成される、請求項6の装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記Jacobi回転の複数の反復のための第1のマトリクスの行インデックスおよび列インデックスに対して異なる値を選択するように構成された、請求項1の装置。
  9. 前記複数の反復の各々に対して、前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記第1のマトリクスにおいて最大の非対角要素を識別し、前記最大の非対角要素に基いて前記Jacobi回転を実行するように構成された、請求項1の装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、所定の反復数の後に前記第1のマトリクスに対してJacobi回転を終了するように構成される、請求項1の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、エラー基準が満足されたかどうかを決定し、前記エラー基準が満足されると前記Jacobi回転の複数の反復を終了するように構成される、請求項1の装置。
  12. 前記第1のマトリクスは2×2より大きい次元を有する、請求項1の装置
  13. 無線通信装置により、複素値の複数のJacobi回転マトリクスを用いて複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行することと、ここにおいて、前記第1のマトリクスは、エルミートマトリクスであり、前記複数の反復を実行することは、反復毎に、前記第1のマトリクスに基づいてサブマトリクスを形成することと、前記サブマトリクスを分解して前記サブマトリクスに関する固有ベクトルを取得することと、前記固有ベクトルを用いてJacobi回転マトリクスを形成することと、前記Jacobi回転マトリクスを用いて前記第1のマトリクスを更新することとを備える、
    前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて複素値の第2のマトリクスであって直交ベクトルを含む第2のマトリクスを導き出すことと、
    を備えた方法。
  14. 前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて複素値の第3のマトリクスを導き出すことと、
    前記第3のマトリクスに基いて直交ベクトルを有した第4のマトリクスを導き出すことと、
    をさらに備えた、請求項13の方法。
  15. 前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて直交ベクトルを有した第3のマトリクスを導き出すことをさらに備えた、請求項13の方法。
  16. 複素値の複数のJacobi回転マトリクスを用いて複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行する手段と、ここにおいて、前記第1のマトリクスはエルミートマトリクスであり、前記複数の反復を実行する手段は、各反復毎に、前記第1のマトリクスに基づいてサブマトリクスを形成し、前記サブマトリクスを分解して前記サブマトリクスに関する固有ベクトルを取得し、前記固有ベクトルを用いてJacobi回転マトリクスを形成し、前記Jacobi回転マトリクスを用いて前記第1のマトリクスを更新するように構成される、
    前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて、複素値の第2のマトリクスであって直交ベクトルを含む第2のマトリクスを導き出す手段と、
    を備えた、無線通信のための装置。
  17. 前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて複素値の第3のマトリクスを導き出す手段と、
    前記第3のマトリクスに基いて直交ベクトルを有する第4のマトリクスを導き出す手段と、
    をさらに備えた、請求項16の装置。
  18. 前記複数のJacobi回転マトリクスに基いて直交ベクトルを有する第3のマトリクスを導き出す手段をさらに備えた、請求項16の装置。
  19. 第1のマトリクスを恒等マトリクスにイニシャライズし、
    第2のマトリクスを複素値のエルミートマトリクスにイニシャライズし、
    前記第2のマトリクスに基づいて各反復毎にサブマトリクスを形成し、前記サブマトリクスを分解して各反復毎に前記サブマトリクスの固有ベクトルを取得し、前記サブマトリクスの固有ベクトルを用いて各反復毎に複素値のJacobi回転マトリクスを形成し、前記反復のための前記Jacobi回転マトリクスに基いて各反復毎に前記第1および第2のマトリクスを更新することにより前記第2のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行し、
    固有ベクトルのマトリクスとして前記第1のマトリクスを供給し、
    前記第2のマトリクスを固有値のマトリクスとして供給するように構成された少なくとも1つのプロセッサーと、
    前記少なくとも1つのプロセッサーに接続されたメモリと、
    を備えた装置。
  20. 第1のマトリクスを恒等マトリクスにイニシャライズする手段と、
    第2のマトリクスを複素値のエルミートマトリクスにイニシャライズする手段と、
    各反復毎に、前記第2のマトリクスに基づいてサブマトリクスを形成し、前記サブマトリクスを分解して前記サブマトリクスに関する固有ベクトルを取得し、前記固有ベクトルを用いてJacobi回転マトリクスを形成し、前記反復のためのJacobi回転マトリクスに基いて前記第1および第2のマトリクスを更新することにより、前記第2のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行する手段と、
    固有ベクトルのマトリクスとして前記第1のマトリクスを供給する手段と、
    固有値のマトリクスとして前記第2のマトリクスを供給する手段と、
    を備えた無線通信のための装置。
  21. 第1のマトリクスを恒等マトリクスにイニシャライズし、
    第2のマトリクスを複素値のエルミートマトリクスにイニシャライズし、
    各反復毎に、前記第2のマトリクスに基づいてサブマトリクスを形成し、前記サブマトリクスを分解して前記サブマトリクスに関する固有ベクトルを取得し、前記サブマトリクスの固有ベクトルを用いて、Jacobi回転マトリクスを形成し、前記反復のためのJacobi回転マトリクスに基いて前記第1および第2のマトリクスを更新することにより前記第2のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行し、
    右特異ベクトルのマトリクスとして前記第1のマトリクスを供給するように構成された少なくとも1つのプロセッサーと、
    前記少なくとも1つのプロセッサーに接続されたメモリと、
    を備えた装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサーは前記第2のマトリクスに基いて特異値のマトリクスを導き出すように構成される、請求項21の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサーは前記第2のマトリクスに基いて左特異ベクトルのマトリクスを導き出すように構成される、請求項21の装置。
  24. 第1のマトリクスを恒等マトリクスにイニシャライズする手段と、
    第2のマトリクスを複素値のエルミートマトリクスにイニシャライズする手段と、
    各反復毎に、前記第2のマトリクスに基づいてサブマトリクスを形成し、前記サブマトリクスを分解して前記サブマトリクスに関する固有ベクトルを取得し、前記固有ベクトルを用いてJacobi回転マトリクスを形成し、前記反復のためのJacobi回転マトリクスに基いて前記第1および第2のマトリクスを更新することにより、前記第2のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行する手段と、
    前記第1のマトリクスを右特異ベクトルとして供給する手段と、
    を備えた無線通信のための装置。
  25. 第1のマトリクスを恒等マトリクスにイニシャライズし、
    第2のマトリクスを前記恒等マトリクスにイニシャライズし、
    第3のマトリクスを複素値のエルミートマトリクスにイニシャライズし、
    各反復毎に、前記第3のマトリクスに基づいて第1のサブマトリクスを形成し、前記第1のサブマトリクスを分解して前記第1のサブマトリクスに関する固有ベクトルを取得し、前記第1のサブマトリクスに関する固有ベクトルを用いて第1のJacobi回転マトリクスを形成し、前記第3のマトリクスに基いて第2のJacobi回転マトリクスを形成し、前記第1のJacobi回転マトリクスに基いて前記第1のマトリクスを更新し、前記第2のJacobi回転マトリクスに基いて前記第2のマトリクスを更新し、前記第1および第2のJacobi回転マトリクスに基いて前記第3のマトリクスを更新することにより、各反復毎に、前記第3のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行し、
    前記第2のマトリクスを左特異ベクトルのマトリクスとして供給するように構成された少なくとも1つのプロセッサーと、
    前記少なくとも1つのプロセッサーに接続されたメモリと、
    を備えた装置。
  26. 前記複数の反復の各々に対して、前記少なくとも1つのプロセッサーは、
    前記第3のマトリクスに基いて第2のサブマトリクスを形成し、
    前記第2のサブマトリクスを分解して前記第2のサブマトリクスのための固有ベクトルを得、
    前記第2のサブマトリクスのための固有ベクトルを用いて前記第2のJacobi回転マトリクスを形成するように構成された、請求項25の装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサーは前記第1のマトリクスに基いて右特異ベクトルのマトリクスを導き出すように構成される、請求項25の装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記第3のマトリクスに基いて特異値のマトリクスを導き出すように構成された、請求項25の装置。
  29. 第1のマトリクスを恒等マトリクスにイニシャライズする手段と、
    第2のマトリクスを前記恒等マトリクスにイニシャライズする手段と、
    第3のマトリクスを複素値のエルミートマトリクスにイニシャライズする手段と、
    各反復毎に、前記第3のマトリクスに基づいて第1のサブマトリクスを形成し、前記第1のサブマトリクスを分解して前記第1のサブマトリクスに関する固有ベクトルを取得し、前記第1のサブマトリクスに関する固有ベクトルを用いて第1のJacobi回転マトリクスを形成し、前記第3のマトリクスに基いて第2のJacobi回転マトリクスを形成し、前記第1のJacobi回転マトリクスに基いて前記第1のマトリクスを更新し、前記第2のJacobi回転マトリクスに基いて前記第2のマトリクスを更新し、前記第2のJacobi回転マトリクスに基いて前記第3のマトリクスを更新することにより、前記第3のマトリクスに対してJacobi回転の複数の反復を実行する手段と、
    左特異ベクトルのマトリクスとして前記第2のマトリクスを供給する手段と、
    を備えた無線通信のための装置。
  30. 前記第2のJacobi回転マトリクスを形成するための手段は、
    前記第3のマトリクスに基いて第2のサブマトリクスを形成する手段と、
    前記第2のサブマトリクスを分解して前記第2のサブマトリクスのための固有ベクトルを得る手段と、
    前記第2のサブマトリクスのための固有ベクトルを用いて前記第2のJacobi回転マトリクスを形成する手段と、
    を備えた、請求項29の装置。
  31. 複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の第1の複数の反復を実行し、直交ベクトルを有する第1のユニタリマトリクスを得、ここにおいて、前記第1のマトリクスはエルミートマトリクスである、複素値の第2のマトリクスに対してJacobi回転の第2の複数の反復を実行し、直交ベクトルを有した第2のユニタリマトリクスを得るように構成された少なくとも1つのプロセッサーと、ここにおいて、前記第1のユニタリマトリクスは、第1のサブバンドにおける前記複素値の第1のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第1の複数の反復を実行することにより得られ、第2のサブバンドにおける前記複素値の第2のマトリクスに対して前記Jacobi回転の複数の反復を実行する際の初期解として使用される、
    前記少なくとも1つのプロセッサーに接続されたメモリと、
    を備えた装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサーは複素値の第3のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第3の複数の反復を実行し、直交ベクトルを有した第3のユニタリマトリクスを得るように構成され、前記第2のユニタリマトリクスは前記第3のユニタリマトリクスのための初期解として使用される、請求項31の装置。
  33. 複素値の前記第1および第2のマトリクスは2つの周波数サブバンドのためのチャネル応答マトリクスである、請求項31の装置。
  34. 複素値の前記第1および第2のマトリクスは2つの時間間隔のチャネル応答マトリクスである、請求項31の装置。
  35. 複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の第1の複数の反復を実行し、直交ベクトルを有する第1のユニタリマトリクスを得る手段と、ここにおいて、前記第1のマトリクスはエルミートマトリクスである、
    複素値の第2のマトリクスに対してJacobi回転の第2の複数の反復を実行し、直交ベクトルを有した第2のユニタリマトリクスを得る手段と、
    を備え、前記第1のユニタリマトリクスは、第1のサブバンドにおける前記複素値の第1のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第1の複数の反復を実行することにより得られ、第2のサブバンドにおける前記複素値の第2のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第2の複数の反復を実行する際の初期解として使用される、無線通信のための装置。
  36. 複素値の前記第1および第2のマトリクスは2つの周波数サブバンドのためのチャネル応答マトリクスである、請求項35の装置。
  37. 複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の第1の複数の反復を実行し直交ベクトルをゆする第1のユニタリマトリクスを得る、ここにおいて、前記第1のマトリクスはエルミートトマトリクスである、および
    複素値の第2のマトリクスに対してJacobi回転の第2の複数の反復を実行し直交ベクトルを有する第2のユニタリマトリクスを得る、ここにおいて、前記第1のユニタリマトリクスは、第1の時間間隔に前記複素値の第1のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第1の複数の反復を実行することにより得られ、第2の時間間隔に前記複素値の第2のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第2の複数の反復を実行する際の初期解として使用される、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を具備する、装置。
  38. 複素値の第1のマトリクスに対してJacobi回転の第1の複数の反復を実行し、直交ベクトルを有する第1のユニタリマトリクスを得る手段と、ここにおいて、前記第1のユニタリマトリクスはエルミートマトリクスである、
    複素値の第2のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第2の複数の反復を実行し、直交ベクトルを有する第2のユニタリマトリクスを得る手段と、ここにおいて、前記第1のユニタリマトリクスは、第1の時間間隔に前記複素値の第1のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第1の複数の反復を実行することにより得られ、第2の時間間隔に、前記複素値の第2のマトリクスに対して前記Jacobi回転の第2の複数の反復を実行する際の初期解として使用される、
    を具備する、無線通信のための装置。
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