[go: up one dir, main page]

JP4648251B2 - ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置 - Google Patents

ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4648251B2
JP4648251B2 JP2006169886A JP2006169886A JP4648251B2 JP 4648251 B2 JP4648251 B2 JP 4648251B2 JP 2006169886 A JP2006169886 A JP 2006169886A JP 2006169886 A JP2006169886 A JP 2006169886A JP 4648251 B2 JP4648251 B2 JP 4648251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
network relay
network
information
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006169886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008005008A (ja
Inventor
誠 木谷
貴久 宮本
圭一郎 山手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alaxala Networks Corp
Original Assignee
Alaxala Networks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alaxala Networks Corp filed Critical Alaxala Networks Corp
Priority to JP2006169886A priority Critical patent/JP4648251B2/ja
Publication of JP2008005008A publication Critical patent/JP2008005008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4648251B2 publication Critical patent/JP4648251B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置に関する。
データリンク層のアドレス、例えば、MACアドレスに基づいてデータを転送するいわゆるレイヤ2スイッチを複数台接続して、仮想的に一台のレイヤ2スイッチとして動作させる技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−217935号公報
しかしながら、ネットワーク層のアドレス、例えば、IPアドレスに基づいてデータを中継するネットワーク中継装置(例えば、レイヤ3スイッチやルータ)を複数台接続して、仮想的に一台のネットワーク中継装置として効率的に動作させる技術は、確立されていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ネットワーク層のアドレスに基づいてデータを中継するネットワーク中継装置を複数台接続して、仮想的に一台のネットワーク中継装置として効率的に動作させることを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第1の態様は、複数のネットワーク中継装置が接続され、仮想的に1つのネットワーク中継装置として動作するネットワーク中継システムを提供する。本発明の第1の態様に係るネットワーク中継システムは、複数のポートと、第1の記憶部と、第2の記憶部と、受信手段と、第1の転送手段と、第2の転送手段と、を備える。前記複数のポートは、外部装置または前記複数のネットワーク中継装置のうちの自己以外の装置と接続するためのポートである。前記第1の記憶部は、転送先装置のデータリンク層のアドレスを前記複数のポートのうちの対応ポートに対応付けるデータリンク層情報を格納する。前記データリンク情報において、前記転送先装置は、前記自己以外の装置と、前記外部装置のうちの自己に隣接する第1の外部装置と、前記外部装置のうちの前記自己以外の装置に隣接する第2の外部装置とを含む。前記第2の記憶部は、ネットワーク層のアドレスと前記転送先装置を対応付ける第1のネットワーク層情報を格納する。前記第1のネットワーク層情報において、前記ネットワーク層のアドレスのうち、自己に割り当てられた割当アドレスに対応付けられる前記転送先装置は、前記第1の外部装置または前記第2の外部装置を含み、自己に割り当てられていない非割当アドレスに対応付けられる前記転送先装置は、前記非割当アドレスを割り当てられている前記自己以外の装置である。前記受信手段は、前記複数のポートのいずれかを介して、宛先としてのデータリンク層のアドレスである第1の宛先アドレスと、宛先としてのネットワーク層のアドレスである第2の宛先アドレスを有するデータを受信する。前記第1の転送手段は、前記第1の宛先アドレスが、自己のデータリンク層のアドレスである場合に、前記データリンク層情報と前記第1のネットワーク層情報とを用いて、前記第1の宛先アドレスを、前記第2の宛先アドレスに対応付けられた前記転送先装置のデータリンク層のアドレスに変更し、前記変更後の第1の宛先アドレスに対応付けられた前記対応ポートから前記受信されたデータを転送する。前記第2の転送手段は、前記第1の宛先アドレスが、前記転送先装置のデータリンク層のアドレスである場合に、前記データリンク層情報を用いて、前記第1の宛先アドレスに対応付けられた前記対応ポートから前記受信されたデータを転送する。
本発明の第1の態様に係るネットワーク中継システムによれば、各ネットワーク中継装置は、自己に割当られた割当アドレスについてのみ外部装置との対応関係が記述された情報を保有すればよいので、ネットワーク中継システム全体で、各ネットワーク中継装置の有する記憶リソースを効率的に利用することができる。これにより、ネットワーク中継システム全体でより多くのルーティング情報を保有することができる。
本発明の第1の態様に係るネットワーク中継システムにおいて、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれは、さらに、前記データリンク層情報のうち、自己に隣接する前記転送先装置のデータリンク層のアドレスに関連する第1の部分情報を学習する第1の学習手段を備え、前記ネットワーク中継システムは、さらに、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれから前記第1の部分情報を収集する第1の収集手段と、前記収集された前記第1の部分情報に基づいて、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに、前記第1の情報のうち、自己に隣接しない前記転送先装置のデータリンク層のアドレスに関連する第2の部分情報を設定する第1の設定手段と、を備えても良い。こうすれば、各ネットワーク中継装置に対して、容易にデータリンク層情報を設定することができる。
本発明の第1の態様に係るネットワーク中継システムにおいて、前記複数のネットワーク中継装置のいずれかにおいて、前記第1の外部装置との隣接関係に変更があった場合には、前記変更があったネットワーク中継装置の前記第1の学習手段は、前記第1の部分情報を再学習し、前記第1の収集手段は、前記変更があったネットワーク中継装置から前記第1の部分情報を再収集し、前記第1の設定手段は、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに前記第2の部分情報を再設定しても良い。こうすれば、各ネットワーク中継装置と隣接する外部装置との隣接関係の変化に対応して、自動的に、データリンク層情報を再設定することができる。
本発明の第1の態様に係るネットワーク中継システムにおいて、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれは、さらに、前記第1の外部装置が所有する経路情報を、前記第1の外部装置から学習する第2の学習手段を備え、前記ネットワーク中継システムは、さらに、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれから前記経路情報を収集する第2の収集手段と、前記収集された前記経路情報に基づいて、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに、前記第1のネットワーク層情報を設定する第2の設定手段と、を備えても良い。こうすれば、各ネットワーク中継装置に対して、容易に第1のネットワーク層情報を設定することができる。
本発明の第1の態様に係るネットワーク中継システムにおいて、前記第2の設定手段は、前記収集された前記経路情報に基づいて、ネットワーク層のアドレスと前記第1の外部装置または前記第2の外部装置を対応付ける第2のネットワーク層情報を作成する第1の作成手段と、前記ネットワーク層のアドレスを、前記複数のネットワーク中継装置の数のアドレス範囲に分割し、それぞれの前記アドレス範囲に含まれる前記ネットワークアドレスを、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれの前記割当アドレスとする分割手段と、前記第2のネットワーク層情報と、前記分割の結果に基づいて、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに設定される前記第1のネットワーク層情報を作成する第2の作成手段と、を有しても良い。かかる場合において、前記分割手段は、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれの前記第2の記憶部の容量に応じた前記第1のネットワーク層情報が作成されるように、前記アドレス範囲を定めても良い。こうすれば、各ネットワーク中継装置の第2の記憶部の容量に応じた前記第1のネットワーク層情報が作成されることにより、各ネットワーク中継装置の第2の記憶部を有効利用することができる。
本発明の第1の態様に係るネットワーク中継システムにおいて、前記複数のネットワーク中継装置のいずれかにおいて、前記第1の外部装置との隣接関係に変更があった場合には、前記変更があったネットワーク中継装置の前記第2の学習手段は、前記経路情報を再学習し、前記第2の収集手段は、前記変更があったネットワーク中継装置から前記経路情報を再収集し、前記第2の設定手段は、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに前記第1のネットワーク層情報を再設定しても良い。こうすれば、各ネットワーク中継装置と隣接する外部装置との隣接関係の変化に対応して、自動的に、第1のネットワーク層情報を再設定することができる。
本発明の第1の態様に係るネットワーク中継システムは、さらに、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに接続された管理装置を備え、前記管理装置は、前記第1の収集手段と前記第1の設定手段を有しても良く、前記第2の収集手段と前記第2の設定手段を有しても良い。こうすれば、管理装置において、各ネットワーク中継装置のデータリンク層情報、または、第1のネットワーク層情報を管理することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、複数のネットワーク中継装置を接続し、仮想的に1つのネットワーク中継装置として動作するネットワーク中継システムにおける管理装置として実現することができる。また、これらのシステムや装置の態様に加えて、複数のポートをそれぞれ有する複数のネットワーク中継装置が接続され、仮想的に1つのネットワーク中継装置として動作するネットワーク中継システムの制御方法のような方法発明として実現することができる。あるいは、かかるシステム、装置または方法を構築するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現することができる。
A.実施例:
・ネットワーク中継システムの構成:
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1〜図4を参照して、実施例に係るネットワーク中継システムの構成について説明する。図1は、実施例に係るネットワーク中継システムの概略構成を示すブロック図である。図2は、実施例に係るネットワーク中継システムに含まれるネットワーク中継装置の内部構成を示すブロック図である。図3は、実施例に係るネットワーク中継システムに含まれる管理装置の内部構成を示すブロック図である。図4は、実施例にネットワーク中継システムの各部に割り当てられたIPアドレスの一覧表である。
図1に示すように、本実施例に係るネットワーク中継システム1000は、3つのネットワーク中継装置、すなわち、第1の中継装置100aと第2の中継装置100bと第3の中継装置100cとを含んでいる。以下では、3つのネットワーク中継装置を区別する必要がない場合は、符号の末尾のアルファベットを省略し、ネットワーク中継装置100と記述する。さらに、ネットワーク中継システム1000は、管理装置200を含んでいる。
ネットワーク中継装置100は、図2に示すように、複数の物理ポート110と、送受信処理回路120と、転送処理回路130と、制御部140とを含んでいる。
物理ポート110は、同軸ケーブルや光ファイバなどの回線CVを介してネットワークに接続するためのインタフェースである。物理ポート110は、本実施例では、イーサネット(登録商標)規格に準拠したポートである。
送受信処理回路120は、各物理ポート110と接続され、物理ポート110を介して受信された電気信号を解釈して、データリンク層において用いられるデータの固まり(以下、フレームと呼ぶ。本実施例では、イーサネット(登録商標)・フレームである。)に変換する受信処理を行う。また、送受信処理回路120は、転送処理回路130から転送すべきイーサネットフレームを受け取り、イーサネットフレームを電気信号に変換して後述する対応ポートから送信する送信処理を行う。
イーサネットフレームは、宛先MACアドレスDMを含むMACヘッダが付加されたフレームデータである。フレームデータは、ネットワーク層において用いられるデータの固まり(以下、パケットと呼ぶ。本実施例では、IPパケットである。)を含んでいる。IPパケットは、宛先IPアドレスDIを含むIPヘッダを付加されたパケットである。すなわち、イーサネットフレームは、パケットと、宛先IPアドレスDIと、宛先MACアドレスDMを含んでいる。送受信処理回路120は、イーサネットフレームを転送処理回路130に送る。
転送処理回路130は、転送エンジン131と、メモリ134とを備えている。メモリ134には、ルーティングテーブル135と、ARPテーブル136が格納されている。ルーティングテーブル135は、IPアドレスと転送先装置を対応付ける情報が記述されたテーブルである。ARPテーブル136は、転送先装置のMACアドレスと対応ポートを対応付ける情報が記述されたテーブルである。対応ポートは、複数の物理ポート110のうち、転送先装置が接続されているネットワークに接続しているポートを意味する。ルーティングテーブル135と、ARPテーブル136については、さらに、後述する。本実施例では、ルーティングテーブル135に記述された情報が請求項における第1のネットワーク層情報に相当し、ARPテーブル136に記述された情報が請求項におけるデータリンク層情報に相当し、メモリ134が請求項における第1および第2の記憶部に相当する。
転送エンジン131は、後述する本回路の機能を実現するために設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)であり、後述する本回路の機能をハードウエア処理により実行する。転送エンジン131は、送受信処理回路120から受け取ったイーサネットフレームを転送するための転送処理を行う回路である。転送エンジン131は、機能部として、レイヤ3転送部132と、レイヤ2転送部133とを含む。
レイヤ3転送部132は、送受信処理回路120から受け取ったイーサネットフレームに含まれる宛先MACアドレスDMが、そのイーサネットフレームを受信した物理ポート110に割り当てられたMACアドレスである場合に、そのイーサネットフレームに含まれる宛先IPアドレスDIに基づいて、イーサネットフレームに含まれるIPパケットを転送する転送先装置を特定する。転送先装置の特定は、後述するように、メモリ134に格納されたルーティングテーブル135を参照して実行される。レイヤ3転送部132は、さらに、特定された転送先装置のMACアドレスを特定すると共に、特定された転送先装置にイーサネットフレームを転送するための対応ポートを特定する。かかるMACアドレスおよび対応ポートの特定は、ARPテーブル136を参照して実行される。レイヤ3転送部132は、イーサネットフレームに含まれる宛先MACアドレスDMを特定された転送先装置のMACアドレスに変更し、変更後のイーサネットフレームを、特定された対応ポートを指定して送受信処理回路120に送信する。この結果、イーサネットフレームは、対応ポートから転送先装置へと転送される。このように、レイヤ3転送部132により対応ポートを特定して行われる転送は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの第3層であるネットワーク層のアドレスであるIPアドレスに基づいて行われるため、以下、レイヤ3転送と呼ぶ。
レイヤ2転送部133は、送受信処理回路120から受け取ったイーサネットフレームに含まれる宛先MACアドレスDMが、そのイーサネットフレームを受信した物理ポート110に割り当てられたMACアドレスではない場合に、ARPテーブル136を参照して、その宛先MACアドレスDMが転送先装置のMACアドレスであるかを調べる。レイヤ2転送部133は、宛先MACアドレスDMが転送先装置のMACアドレスである場合には、ARPテーブル136を参照して、その転送先装置にイーサネットフレームを転送するための対応ポートを特定する。レイヤ2転送部133は、イーサネットフレームを、特定された対応ポートを指定して送受信処理回路120に送信する。この結果、イーサネットフレームは、対応ポートから転送先装置へと転送される。このように、レイヤ2転送部133により対応ポートを特定して行われる転送は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの第2層であるデータリンク層のアドレスであるMACアドレスに基づいて行われるため、以下、レイヤ2転送と呼ぶ。
制御部140は、ネットワーク中継装置100全体を制御する。制御部140は、周知の計算機であり、中央演算装置(CPU)141およびメモリ142を備えている。メモリ142には、制御プログラム143が格納されている。CPU141は、制御プログラム143を実行することにより、制御部としての機能を実現する。制御プログラム143は、RIP(Routing Information Protocol)や、OSPF(Open Shortest Path First)などのルーティングプロトコルの処理を行う機能や、管理装置200と通信する機能など、各種機能部を含んでいるが、図2においては、本実施例の説明に必要な構成を選択的に図示し、本明細書においては、図示された構成について説明する。制御プログラム143は、ARP情報学習部144と、経路情報学習部145を含んでいる。ARP情報学習部144は、物理ポート110を介して隣接する装置(例えば、後述する外部ルータ500、他のネットワーク中継装置100、および、管理装置200)から、ARP情報を学習する。経路情報学習部145は、物理ポート110を介して隣接する後述する外部ルータ500から、外部ルータ500が保有する経路情報を学習する。ARP情報学習部144および経路情報学習部145の処理については、後述する。
管理装置200は、ネットワーク中継システム1000全体を管理する計算機である。管理装置200は、図3に示すように、CPU210と、ROMやRAMなどのメモリ220と、ネットワークに接続するためのネットワークインターフェースカード(NIC)270と、を備える周知の計算機、例えば、パーソナルコンピュータである。メモリ220には、ネットワーク中継システム1000全体を管理するためのプログラムであるARP情報マネージャ230および経路情報マネージャ240と、システムルーティングテーブル250と、システムARPテーブル260とが格納されている。CPU210は、ARP情報マネージャ230と経路情報マネージャ240を実行することにより、管理装置としての機能を実現する。
ARP情報マネージャ230は、ARP情報収集部231と、ARP情報設定部232を含んでいる。ARP情報収集部231は、管理対象である各ネットワーク中継装置100からARP情報を収集して、システムARPテーブル260を作成する。ARP情報設定部232は、システムARPテーブル260に基づいて、各ネットワーク中継装置100に、静的にARP情報を設定する。経路情報マネージャ240は、経路情報収集部241と、経路情報設定部242とを含んでいる。経路情報収集部241は、管理対象である各ネットワーク中継装置100から経路情報を収集する。経路情報設定部242は、収集された経路情報に基づいて、管理対象である各ネットワーク中継装置100に、ルーティングテーブルを設定する。経路情報設定部242は、システムルーティングテーブル作成部243と、アドレス範囲分割部244と、ルーティングテーブル作成部245を含んでいる。システムルーティングテーブル作成部243は、収集された経路情報に基づいて、システムルーティングテーブル250を作成する。アドレス範囲分割部244は、IPアドレスの全範囲(0.0.0.0〜255.255.255.255)を、ネットワーク中継装置100の数(本実施例では、3)のアドレス範囲に分割し、分割後の各アドレス範囲を、各ネットワーク中継装置100の割当アドレス範囲とする。ルーティングテーブル作成部245は、システムARPテーブル260と、各ネットワーク中継装置100の割当アドレス範囲とに基づいて、各ネットワーク中継装置100に設定するルーティングテーブルを作成する。なお、ARP情報マネージャ230と、経路情報マネージャ240により実行される処理については、さらに、後述する。
図1に戻って、説明を続ける。図1において、黒丸は各装置が備えるポートを示している。例えば、ネットワーク中継装置100のポートO1、M1、I1、I5は、図2における物理ポート110のいずれかに対応しており、管理装置200のポートM4は、図3におけるNIC270のポートに対応している。
図1に示すように、ネットワーク中継システム1000に含まれる3つのネットワーク中継装置100のうち、第1の中継装置100aのポートO1は、外部ルータ500aのポートR1と、外部転送用ネットワークONT1を介して接続されている。また、第2の中継装置100bのポートO2は、外部ルータ500bのポートR2と、外部転送用ネットワークONT2を介して接続されている。同様に、第3の中継装置100cのポートO3およびO4は、外部ルータ500cのポートR3とおよび外部ルータ500dのポートR4と、外部転送用ネットワークONT3およびONT4を介して、それぞれ接続されている。外部ルータ500a〜500dは、複数の物理ポートを有する周知のルータであり、一の物理ポートを介して接続されている一の装置(例えば、ネットワーク中継装置100や、図示しない他のルータ)からパケットを受信して、そのパケットを他の物理ポートを介して他の装置にレイヤ3転送する。以下では、4つの外部ルータ500a〜500dを区別する必要がない場合は、符号の末尾のアルファベットを省略し、外部ルータ500と記述する。
また、第1の中継装置100aのポートI1と第2の中継装置100bのポートI2、第2の中継装置100bのポートI3と第3の中継装置100cのポートI4、第1の中継装置100aのポートI5と第3の中継装置100cのポートI6は、それぞれ内部転送用ネットワークINT1、INT2、INT3を介して接続されている。また、第1の中継装置100aのポートM1、第2の中継装置100bのポートM2、第3の中継装置100cのポートM3は、管理ネットワークMNTを介して、管理装置200のポートM4と接続されている。
上述した各ポートおよびネットワークには、図4に示すIPアドレスがそれぞれ割り当てられているものとする。以下では、ポートの符号の前にIP_を付した符号を、そのポートに割り当てられているIPアドレスを表す符号として用いる。例えば、ポートM1に割り当てられているIPアドレス(192.168.1.2)は、符号IP_M1を用いて表し、ネットワークMNTに割り当てられているIPアドレス(192.168.1.0/28)は、符号IP_MNTを用いて表す。なお、管理装置200は、ネットワーク中継システム1000内部に割り当てられているIPアドレス、すなわち、各ネットワーク中継装置100のポートに割り当てられているIPアドレスと、外部転送用ネットワークONT1〜ONT3、内部転送用ネットワークINT1〜INT3、管理ネットワークMNTに割り当てられているIPアドレス(ネットワークアドレス)を認識しているものとする。
・ARPテーブル設定処理
次に図5〜図9を参照して、第1〜第3の中継装置100a〜100cのそれぞれにARPテーブル136を設定するARPテーブル設定処理について説明する。図5は、ARPテーブル設定処理の処理シーケンスを示すシーケンス図である。図6は、各ネットワーク中継装置におけるARP情報の学習結果を示す図である。図7は、システムARPテーブルを示す概略図である。図8は、各ネットワーク中継装置に設定する静的ARP情報を示す図である。図9は、各ネットワーク中継装置に設定されるARPテーブルを示す図である。
各ネットワーク中継装置100の制御部140のARP情報学習部144は、自己に隣接する装置のARP情報を学習する(図5:ステップS110a、S110b、S110c)。ARP情報は、例えば、自己に隣接する装置が、電源投入時に、あるいは、定期的に通知してくる。ARP情報学習部144は、かかる通知を取得することにより、自己に隣接する装置のARP情報を動的に学習する。ARP情報は、自己に隣接する装置における自己と通信するためのポートに割り当てられているIPアドレスとMACアドレスの組み合わせである。例えば、図6の最上段に示すように、第1の中継装置100aにおけるARP情報学習部144が学習するARP情報の1つは、第1の中継装置100aと外部転送用ネットワークONT1を介して隣接する外部ルータ500aにおける第1の中継装置100aと通信するためのポートR1のIPアドレスIP_R1と、ポートR1のMACアドレスMAC_R1の組み合わせである。ここで、MACアドレスは、実際には48ビットの識別符号であるが、図6では、ポートの符号の前にMAC_を付した符号を、そのポートに割り当てられているMACアドレスを表す符号として用いる。例えば、上述のように、ポートR1に割り当てられているMACアドレスは、MAC_R1と表す。
図6から解るように、例えば、第1の中継装置100aが本ステップにおいて学習するARP情報は、上述した外部ルータ500aのポートR1のARP情報と、管理ネットワークMNTを介して隣接する管理装置200のポートM1のARP情報と、内部転送用ネットワークINT1を介して隣接する第2の中継装置100bのポートI2のARP情報と、内部転送用ネットワークINT3を介して隣接する第3の中継装置100cのポートI6のARP情報である。
また、各ネットワーク中継装置100のARP情報学習部144は、ARP情報を、そのARP情報の通知を受信した自己のポート(学習ポート)と対応付けて学習する。例えば、図6から解るように、第1の中継装置100aのARP情報学習部144は、外部ルータ500aのポートR1のARP情報を、そのARP情報を受信した第1の中継装置100aのポートO1と対応付けて学習する(図6の例では、ポートR1のARP情報に、ポートO1の識別子としてIPアドレスIP_O1を対応付けている。)。
各ネットワーク中継装置100のARP情報学習部144は、学習したARP情報を、管理ネットワークMNTを介して、管理装置200に通知する(ステップS120a、S120b、S120c)。
管理装置200のARP情報マネージャ230のARP情報収集部231は、各ネットワーク中継装置100から通知されたARP情報を収集し、システムARPテーブル260を作成する(ステップS130)。図7には、作成されたシステムARPテーブル260が示されている。図7に示すように、システムARPテーブル260には、各ネットワーク中継装置100から収集されたARP情報が、送出ポート(のIPアドレス)と、学習元装置と対応付けられて記録される。送出ポートは、ARP情報としてのIPアドレスとMACアドレスが割り当てられているポートに対して、データを送る場合に、そのデータを送り出すポートである。学習元装置は、そのARP情報を通知してきたネットワーク中継装置100である。システムARPテーブル260のうち、上側の部分SOは、ネットワーク中継システム1000の外部装置のARP情報、すなわち、本実施例では4つの外部ルータ500a〜500bのARP情報である。一方、システムARPテーブル260のうち、下側の部分SIは、ネットワーク中継システム1000内部のARP情報、すなわち、本実施例では、3つのネットワーク中継装置100のARP情報である。外部装置のAPR情報SOは、ネットワーク中継システム1000に含まれるネットワーク中継装置100のいずれかに隣接する全ての外部装置のARP情報を含む。
システムARPテーブル260が作成されると、管理装置200のARP情報マネージャ230のARP情報設定部232は、システムARPテーブル260に基づいて、各ネットワーク中継装置100に静的に設定するARP情報(静的ARP情報)を作成する。図8には、作成された静的ARP情報が、それを設定されるネットワーク中継装置100ごとに示されている。一のネットワーク中継装置100に設定される静的ARP情報は、そのネットワーク中継装置100が隣接していない外部装置、すなわち、他のネットワーク中継装置100に隣接している外部装置のARP情報である。静的ARP情報は、それが設定されるネットワーク中継装置100が、静的ARP情報としてのIPアドレスとMACアドレスが割り当てられているポートに対して、データを送る場合に、そのデータを送り出す送出ポートと対応付けられている。例えば、図8に示すように、第1の中継装置100aに設定される静的ARP情報には、第3の中継装置100cに隣接する外部ルータ500dのポートR4のARP情報が含まれている。外部ルータ500dのポートR4に対して、第1の中継装置100aがデータを送りたい場合、第3の中継装置100cを介して送ることになる。従って、第1の中継装置100aに設定されるポートR4のARP情報には、第3の中継装置100cに対してデータを送るためのポートI5が送出ポートとして対応付けられている。なお、各ネットワーク中継装置100に設定される静的ARP情報は、そのネットワーク中継装置100が隣接しておらず、他のネットワーク中継装置100のうちのいずれかが隣接している全ての外部装置の静的ARP情報を含んでいる。
次いで、ARP情報設定部232は、各ネットワーク中継装置100用に作成された静的ARP情報を、それぞれ対応するネットワーク中継装置100に通知する(ステップS150a〜150c)。
静的ARP情報を通知された各ネットワーク中継装置100は、通知された静的ARP情報と、先に動的に学習したARP情報とを用いて、ARPテーブル136をそれぞれ作成する(ステップS160a〜S160c)。図8には、各ネットワーク中継装置100において作成されたARPテーブル136が示されている。3つのネットワーク中継装置100a〜100cにおいてそれぞれ作成されたARPテーブル136を区別するため、それぞれの符号の末尾に中継装置の符号の末尾のアルファベットを付し、ARPテーブル136a〜136cと表現する。各ARPテーブル136a〜136cに格納されたARP情報は、2つのタイプに分けられる。1つのタイプは、上述したステップS110a〜S110cにおいて、動的な学習により取得されたARP情報であり、もう一つのタイプは、上述したステップS140において、管理装置200により静的に設定(作成)された静的ARP情報である。例えば、図9に示すように、第1の中継装置100aのARPテーブル136aに格納されたARP情報のうち、第1の中継装置100aに隣接する装置のポートR1、M4、I2、I6のARP情報は、前者のタイプであり、第1の中継装置100aに隣接しない外部ルータ500のポートR2、R3、R4のARP情報は、後者のタイプである。各ネットワーク中継装置100において、ARPテーブル136が作成されると、ARPテーブル設定処理は終了される。
・ルーティングテーブル設定処理
図10〜図14を参照して、第1〜第3の中継装置100a〜100cのそれぞれにルーティングテーブル135を設定するルーティングテーブル設定処理について説明する。図10は、ルーティングテーブル設定処理の処理シーケンスを示すシーケンス図である。図11は、ネットワーク中継システムが保有する経路情報を示す図である。図12は、各外部ルータが広告している経路情報を示す図である。図13は、システムルーティングテーブルを示す概略図である。図14は、各ネットワーク中継装置に設定されるルーティングテーブルを示す図である。
各ネットワーク中継装置100の制御部140の経路情報学習部145は、自己に隣接する外部ルータと、互いが広告している経路情報を交換することにより、外部ルータが広告している経路情報を学習する(図10:ステップS210a、S210b、S210c)。かかる経路情報の交換は、ルーティングプロトコルに従って実行される。交換する経路情報は、ネットワーク中継装置100および外部ルータ500においてサポートしているルーティングプロトコルによって異なるが、例えば、RIPであればルーティングテーブルそのものであり、OSPFであればリンクステートである。図11は、ネットワーク中継システム1000全体の経路情報の一例を示している。このネットワーク中継システム1000全体の経路情報は、管理装置200が把握している。ネットワーク中継システム1000全体での経路情報のうち、外部ルータ500に広告する経路情報は、ネットワーク中継システム1000の外部に関する部分、例えば、図11に示すようにネットワーク中継システム1000に隣接する外部転送用ネットワークONT1〜ONT3に関する部分のみである。ネットワーク中継システム1000全体の経路情報のうち、ネットワーク中継システム1000の内部に関する部分、例えば、内部転送用ネットワークINT1〜INT3に関する部分や管理ネットワークMNTに関する部分は、外部ルータ500に広告されない。これは、ネットワーク中継システム1000を仮想的に1つのネットワーク中継装置として、外部ルータ500に見せるためである。外部ルータ500に広告する経路情報は、管理装置200により各ネットワーク中継装置100に通知される。
図12には、各外部ルータ500が広告している経路情報が示されている。外部ルータ500aが広告している経路情報は、外部ルータ500aに隣接する第1の中継装置100aが学習する。同様にして、外部ルータ500bが広告している経路情報は第2の中継装置100bが、外部ルータ500cが広告している経路情報および外部ルータ500dが広告している経路情報は第3の中継装置100cが、それぞれ学習する。
各ネットワーク中継装置100の経路情報学習部145は、学習した経路情報を、管理ネットワークMNTを介して、管理装置200に通知する(ステップS220a、S220b、S220c)。
経路情報マネージャ240の経路情報収集部241は、各ネットワーク中継装置100から通知された経路情報を収集し、経路情報マネージャ240の経路情報設定部242のシステムルーティングテーブル作成部243は、システムルーティングテーブル250を作成する(ステップS230)。図13には、作成されたシステムルーティングテーブル250が示されている。図13に示すように、システムルーティングテーブル250には、ネットワーク中継システム1000全体が1つの中継装置であると考えた場合のルーティングテーブルである。システムルーティングテーブル作成部243は、収集された経路情報に基づいて、ルーティングプロトコルに定められたルールに従って最適経路を計算することにより、システムルーティングテーブル250を作成する。
続いて、経路情報設定部242のアドレス範囲分割部244は、ネットワークアドレスの全範囲(0.0.0.0〜255.255.255.255)を、ネットワーク中継装置100の数(本実施例では、3)のアドレス範囲に分割し、各ネットワーク中継装置100に割り当てる割当アドレス範囲を決定する(ステップS240)。図13に示すように、本実施例では、第1の中継装置100aに割り当てられる割当アドレス範囲が0/2(0.0.0.0〜63.255.255.255)に、第2の中継装置100bに割り当てられる割当アドレス範囲が64/2(64.0.0.0〜127.255.255.255)に、第3の中継装置100cに割り当てられる割当アドレス範囲が128/1(128.0.0.0〜255.255.255.255)に、それぞれ決定される。
かかる割当アドレス範囲の決定は、後のステップで生成される各ネットワーク中継装置100のルーティングテーブル135の大きさが、ほぼ同等になるように決定される。
次に、経路情報設定部242のルーティングテーブル作成部245は、各ネットワーク中継装置100に割り当てる(設定する)ルーティングテーブル135を作成する(ステップS250)。図14には、作成されたルーティングテーブル135が、それを設定されるネットワーク中継装置100ごとに示されている。3つのネットワーク中継装置100a〜100cにそれぞれ設定されるルーティングテーブル135を区別するため、それぞれの符号の末尾に中継装置の符号と同じアルファベットを付し、ルーティングテーブル135a〜135cと表現する。
各ルーティングテーブル135は、図14に示すように、経路情報とマスク長により記述されたIPアドレスの範囲と、転送先装置とを対応付けるテーブルである。図14では、転送先装置の識別子として、その転送先装置のポートのIPアドレスが用いられている。これを参照することにより、ネットワーク中継装置100のレイヤ3転送部132は、イーサネットフレームの転送先装置を決定することができる。すなわち、レイヤ3転送部132は、イーサネットフレームに含まれる宛先IPアドレスが含まれるIPアドレスの範囲を、ルーティングテーブル135から検索する。そして、レイヤ3転送部132は、検索されたIPアドレスの範囲に対応付けられたIPアドレスに対応する装置を、そのフレームの転送先装置として特定する。
ここで、各ルーティングテーブル135において、それが設定されるネットワーク中継装置100に割り当てられた割当アドレス範囲に含まれるIPアドレスには、そのIPアドレスが外部ルータ500に転送されるべき場合、その外部ルータ500が当該ネットワーク中継装置100に隣接しているか否かに関わらず、その外部ルータ500が転送先装置として対応付けられる。例えば、50.0.0.0/8の範囲に含まれるIPアドレスを宛先IPアドレスとするイーサネットフレームは、第1の中継装置100aには隣接していない外部ルータ500bに転送されるべきであるとする。かかる場合、図14に示すように、50.0.0.0/8の範囲を割り当てられている第1の中継装置100aに設定されるルーティングテーブル135aにおいて、50.0.0.0/8の範囲のIPアドレスは、第1の中継装置100aと外部ルータ500bの間にある第2の中継装置100bのポートI2ではなく、外部ルータ500bのポートR2が転送先装置として対応付けられている。
一方、各ルーティングテーブル135において、それが設定されるネットワーク中継装置100に割り当てられていない非割当アドレス範囲に含まれるIPアドレスには、その非割当アドレスが割り当てられている他のネットワーク中継装置100が転送先装置として対応付けられる。例えば、第1の中継装置100aに設定されるルーティングテーブル135aにおいて、第2の中継装置100bの割当アドレス範囲である64/2(64.0.0.0〜127.255.255.255)には、第2の中継装置100bのポートI2が対応付けられている。
ここで、各ルーティングテーブル135において、(ローカル)が対応付けられているIPアドレスは、そのIPアドレスを宛先IPアドレスとするイーサネットフレームは、そのルーティングテーブル135を格納しているネットワーク中継装置100宛であることを示している。
次いで、経路情報設定部242は、各ネットワーク中継装置100用に作成されたルーティングテーブル135a〜135cを、それぞれ対応するネットワーク中継装置100に設定する(ステップS260a〜S260c)。すなわち、ルーティングテーブル135a〜135cは、それぞれ、対応するネットワーク中継装置100の制御部140に管理ネットワークMNTを介して送信され、各ネットワーク中継装置100の制御部140によって転送処理回路130のメモリ134に格納される。ルーティングテーブル135a〜135cが、対応するネットワーク中継装置100に設定されると、ルーティングテーブル設定処理は終了される。
・ネットワーク中継システム1000の動作
以上説明したARPテーブル設定処理と、ルーティングテーブル設定処理が実行されると、ネットワーク中継システム1000は、仮想的に1つのネットワーク中継装置として動作することができる状態となる。
図15〜図16を参照して、ネットワーク中継システム1000の動作について説明する。図15は、実施例に係るネットワーク中継システムの動作を示す説明図である。図16は、比較例に係るネットワーク中継システムの動作を示す説明図である。
外部ルータ500dから宛先IPアドレスDIが50.2.3.1であるイーサネットフレームPが転送されてきた場合を例にして、実施例に係るネットワーク中継システム1000の動作を説明する。かかる場合、外部ルータ500dは、宛先MACアドレスDMとして第3の中継装置100cのポートO4のMACアドレスMAC_O4を指定して、イーサネットフレームを、第3の中継装置100cに転送してくる(図15)。第3の中継装置100cがイーサネットフレームPを受信すると、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMが第3の中継装置100c自身のMACアドレスMAC_O4であるので、第3の中継装置100cのレイヤ3転送部132は、宛先IPアドレスDIに基づいて、ルーティングテーブル135cを参照して、転送先を決定する。宛先IPアドレスDI=50.2.3.1は、第1の中継装置100aの割当アドレスであるので、第3の中継装置100cのレイヤ3転送部132は、第1の中継装置100aを転送先装置として決定する。すなわち、第1の中継装置100aのレイヤ3転送部132は、第1の中継装置100aのポートI5のIPアドレスIP_I5を転送先として特定する(図14:ルーティングテーブル135cの下から2段目のエントリを参照)。第3の中継装置100cのレイヤ3転送部132は、IPアドレスIP_I5に対応するMACアドレスMAC_I5と、イーサネットフレームPの送出ポートI6を、ARPテーブル136cを参照して特定する(図9:ARPテーブル136cの最下段のエントリを参照)。この結果、第3の中継装置100cは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMをMAC_I5に変更して、イーサネットフレームPをポートI6から第1の中継装置100aにレイヤ3転送する(図15)。
第1の中継装置100aがイーサネットフレームPを受信すると、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMが第1の中継装置100a自身のMACアドレスMAC_I5であるので、第1の中継装置100aのレイヤ3転送部132は、宛先IPアドレスDIに基づいて、ルーティングテーブル135aを参照して、転送先を決定する。宛先IPアドレスDI=50.2.3.1は、第1の中継装置100aの割当アドレスであるので、第1の中継装置100aのレイヤ3転送部132は、外部ルータ500bを転送先装置として決定する。すなわち、第1の中継装置100aのレイヤ3転送部132は、外部ルータ500bのポートR2のIPアドレスIP_R2を転送先として特定する(図14:ルーティングテーブル135aの上から4段目のエントリを参照)。第1の中継装置100aのレイヤ3転送部132は、IPアドレスIP_R2に対応するMACアドレスMAC_R2と、イーサネットフレームPの送出ポートI1を、ARPテーブル136aを参照して特定する(図9:ARPテーブル136aの上から3段目のエントリを参照)。この結果、第1の中継装置100aは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMをMAC_R2に変更して、イーサネットフレームPをポートI1から第2の中継装置100bにレイヤ3転送する(図15)。
第2の中継装置100bがイーサネットフレームPを受信すると、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMが第2の中継装置100b自身のMACアドレスではないので、第2の中継装置100bのレイヤ2転送部133は、宛先MACアドレスDMに基づいて、ARPテーブル136bを参照して、転送先を決定する。すなわち、レイヤ2転送部133は、宛先MACアドレスDM=MAC_R2に対応付けられた送出ポートIP_O2を特定する。この結果、第2の中継装置100bは、イーサネットフレームPをそのまま外部ルータ500bにレイヤ2転送する(図15)。なお、図14において、白抜きの矢印は、レイヤ3転送を示し、黒塗りの矢印は、レイヤ2転送を示す。
以上説明した動作により、外部ルータ500dから転送されてきたイーサネットフレームPは、ネットワーク中継システム1000を介して、外部ルータ500bまで転送される。
次に、上述したイーサネットフレームPが外部ルータ500aから転送されてきた場合を考える。かかる場合、外部ルータ500aは、宛先MACアドレスDMとして第1の中継装置100aのポートO1のMACアドレスMAC_O1を指定して、イーサネットフレームを、第1の中継装置100aに転送してくる。
第1の中継装置100aはイーサネットフレームPを受信すると、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMが第1の中継装置100a自身のMACアドレスMAC_O1であり、宛先IPアドレスDIが自己の割当アドレス範囲内であるので、上述した第3の中継装置100cからイーサネットフレームPを受信した場合と同様の処理を行う。すなわち、第1の中継装置100aは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMをMAC_R2に変更して、イーサネットフレームPをポートI1から第2の中継装置100bにレイヤ3転送する。
第2の中継装置100bがイーサネットフレームPを受信すると、上述と同様に第2の中継装置100bは、イーサネットフレームPをそのまま外部ルータ500bにレイヤ2転送する。
ここで、理解の容易のため、図16を参照して、比較例に係るネットワーク中継システムを説明する。比較例に係るネットワーク中継システム20000は、従来のルータである3つのネットワーク中継装置(第1〜第3の中継装置2000a〜2000c)を実施例と同じように接続したシステムである。煩雑を避けるため、各ポートの符号は、図15と同じ符号を用いる。
実施例に係るネットワーク中継システム1000の動作の説明と同様に、外部ルータ500dから宛先IPアドレスDIが50.2.3.1であるイーサネットフレームPが転送されてきた場合を例にして、比較例に係るネットワーク中継システム20000の動作を説明する。かかる場合、外部ルータ500dは、上述したように、宛先MACアドレスDMとして第3の中継装置2000cのポートO4のMACアドレスMAC_O4を指定して、イーサネットフレームを、第3の中継装置2000cに転送してくる。第3の中継装置2000cがイーサネットフレームPを受信すると、第3の中継装置2000cは、宛先IPアドレスDIを参照して、次の転送先である第2の中継装置2000bのポートI3を特定する。したがって、図16に示すように、第3の中継装置2000cのルーティングテーブル1350cには、宛先IPアドレスDI=50.2.3.1の転送先が第2の中継装置2000bのポートI3であることが記述されている必要がある。第3の中継装置2000cは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMをMAC_I3に変更して、イーサネットフレームPをポートI4から第2の中継装置2000bにレイヤ3転送する(図16)。
第2の中継装置2000bがイーサネットフレームPを受信すると、第2の中継装置2000bは、宛先IPアドレスDIを参照して、次の転送先である外部ルータ500bのポートR2を特定する。したがって、図16に示すように、第2の中継装置2000bのルーティングテーブル1350bには、宛先IPアドレスDI=50.2.3.1の転送先が外部ルータ500bのポートR2であることが記述されている必要がある。第2の中継装置2000bは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMをMAC_R2に変更して、イーサネットフレームPをポートO2から外部ルータ500bにレイヤ3転送する(図16)。
次に、実施例に係るネットワーク中継システム1000の動作の説明と同様に、比較例に係るネットワーク中継システム20000において、上述したイーサネットフレームPが外部ルータ500aから転送されてきた場合を考える。かかる場合、上述したように、外部ルータ500aは、宛先MACアドレスDMとして第1〜第3の中継装置2000aのポートO1のMACアドレスMAC_O1を指定して、イーサネットフレームを、第1の中継装置2000aに転送してくる。第1の中継装置2000aがイーサネットフレームPを受信すると、第1の中継装置2000aは、宛先IPアドレスDIを参照して、次の転送先である第2の中継装置2000bのポートI2を特定する。したがって、図16に示すように、第1の中継装置2000aのルーティングテーブル1350aには、宛先IPアドレスDI=50.2.3.1の転送先が第2の中継装置2000bのポートI2であることが記述されている必要がある。第1の中継装置2000aは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMをMAC_I2に変更して、イーサネットフレームPをポートI1から第2の中継装置2000bにレイヤ3転送する。
第2の中継装置2000bがイーサネットフレームPを受信すると、上述と同様に、第2の中継装置2000bは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMをMAC_R2に変更して、イーサネットフレームPをポートO2から外部ルータ500bにレイヤ3転送する。
以上の説明から解るように、比較例に係るネットワーク中継システム20000では、第1〜第3の中継装置2000a〜2000cのそれぞれが、ルーティングテーブルに、宛先IPアドレスDI=50.2.3.1の転送先を記述している必要がある。同様に考えれば、結局、全ての範囲のIPアドレスについての詳細な転送先を、第1〜第3の中継装置2000a〜2000cのそれぞれが保有している必要があることが解る。
一方で、実施例に係るネットワーク中継システム1000では、各ネットワーク中継装置100は、ルーティングテーブル135(図14参照)に、自己に割り当てられた割当アドレス範囲内のIPアドレスについてのみ詳細な転送先を記述しており、非割当アドレス範囲のIPアドレスについては、その非割当アドレス範囲を割当アドレス範囲とする他のネットワーク中継装置100を転送先として記述している。これは、1.ルーティングテーブル135において、割当アドレス範囲内のIPアドレスについて、自己に隣接していない外部ルータ500が直接の転送先として記述されていることと、2.ARPテーブル136において、自己に隣接していない外部ルータ500のMACアドレスが静的ARP情報として設定されていることによって実現されている。したがって、各ネットワーク中継装置100におけるルーティングテーブル135の大きさを従来より小さくすることができる。その結果としてネットワーク中継システム1000全体でより大量のルーティング情報を保有することができる。従って、ネットワーク中継システム1000全体として、より多くの外部装置(本実施例では、外部ルータ500)と隣接関係を結ぶことができる。また、ネットワーク中継システム1000に含まれるネットワーク中継装置100の数に応じて、ネットワーク中継システム1000全体で扱うことのできる経路の数、隣接関係を結ぶことのできる外部装置の数が増加することになるので、ネットワーク中継システム1000にネットワーク中継装置100を増設することにより、容易にネットワーク中継システム1000の処理能力を増強することができる。
特に、ネットワーク中継装置100において、ルーティング処理の高速化のため、ルーティングテーブル135のエントリを高速検索メモリ(CAM)に登録して、ハードウエア処理により高速なルーティング処理を行っている場合には、高速検索メモリの必要容量を抑制することができる、あるいは、限られた高速検索メモリの容量でより多くの経路について扱うことができる。
・ネットワーク中継システムの隣接関係に変化があった場合の処理
図17〜図18を参照して、ネットワーク中継システム1000の隣接関係に変化があった場合の処理について説明する。図17は、ARPテーブル更新処理の処理シーケンスを示すシーケンス図である。図18は、ルーティングテーブル更新処理の処理シーケンスを示すシーケンス図である。
ネットワーク中継システム1000の隣接関係に変化があった場合のうち、一のネットワーク中継装置100が動的に学習するARP情報に変化があった場合には、ARTテーブル更新処理が行われる。動的に学習するARP情報の変化には、例えば、一のネットワーク中継装置100が隣接する外部ルータ500と回線障害などにより通信できなくなった場合などに発生するARP情報の消滅や、一のネットワーク中継装置100に新たに隣接する外部ルータ500が追加された場合に発生するARP情報の追加が含まれる。以下、第1の中継装置100aが動的に学習するARP情報に変化があった場合を例に、ARPテーブル更新処理について説明する。
第1の中継装置100aが動的に学習するARP情報に変化があると、第1の中継装置100aの制御部140のARP情報学習部144は、その変化を認識し、自己のARPテーブル136に記録されたARP情報を更新する(ステップS310c)。ARP情報の変化は、例えば、新たに接続された外部ルータ500から、その外部ルータ500のARP情報が通知されてきたり、既知のARP情報について外部ルータ500から所定期間に亘って通知がないためにARP情報がエイジアウトすることにより、ARP情報学習部144に認識される。
ARP情報学習部144は、管理装置200に対して、ARP情報の更新内容を通知する(ステップS320)。管理装置200のARP情報マネージャ230のARP情報収集部231は、通知されたARP情報の更新内容に基づき、システムARPテーブル260を更新する(ステップS330)。ARP情報マネージャ230のARP情報設定部232は、更新されたシステムARPテーブル260に基づき、他のネットワーク中継装置100、すなわち、第2の中継装置100bと第3の中継装置100cに静的に設定する静的ARP情報をそれぞれ更新する(ステップS340)。ARP情報設定部232は、第2の中継装置100bおよび第3の中継装置100cに、更新された静的ARP情報の内容をそれぞれ通知する(ステップS350b、S350c)。静的ARP情報の更新内容を通知された第2の中継装置100bおよび第3の中継装置100cは、通知された内容に基づいて、自己のARPテーブル136をそれぞれ更新する(ステップS360b、S360c)。各ARPテーブル136が更新されると、ARPテーブル更新処理は終了される。
ネットワーク中継システム1000の隣接関係に変化があった場合のうち、一のネットワーク中継装置100が動的に学習する経路情報に変化があった場合には、ルーティングテーブル更新処理が行われる。動的に学習する経路情報の変化には、例えば、一のネットワーク中継装置100が隣接する外部ルータ500と回線障害などにより通信できなくなった場合などに発生する経路情報の消滅や、一のネットワーク中継装置100に新たに隣接する外部ルータ500が追加された場合に発生する新たな経路情報の取得、隣接する外部ルータ500から更新された経路情報を取得した場合などが含まれる。
以下、第1の中継装置100aが動的に学習する経路情報に変化があった場合を例に、ルーティングテーブル更新処理について説明する。第1の中継装置100aが動的に学習する経路情報に変化があると、第1の中継装置100aの制御部140の経路情報学習部145は、その変化を認識する(ステップS410)。経路情報の変化は、例えば、新たに接続された外部ルータ500が広告している経路情報を学習したり、定期的な通信が途絶えることにより隣接していた外部ルータ500との隣接関係の消滅を認識することなどにより、経路情報学習部145に認識される。
経路情報学習部145は、管理装置200に対して、経路情報の変化を通知する(ステップS420)。具体的には、管理装置200に対して、新たに学習した経路情報を通知したり、隣接していた外部ルータ500との隣接関係が消滅したことを通知したりする。管理装置200が、経路情報の変化の通知を受けると、経路情報マネージャ240の経路情報設定部242のシステムルーティングテーブル作成部243は、通知内容に基づき、システムARPテーブル260を更新する(ステップS430)。例えば、システムルーティングテーブル作成部243は、新たな経路情報が通知された場合には、既知の経路情報に当該新たな経路情報を加えて、最適な転送経路をルーティングプロトコルに従って再計算することにより、システムARPテーブル260を更新する。また、システムルーティングテーブル作成部243は、隣接関係の消滅が通知された場合には、隣接関係が消滅した外部ルータ500が広告していた経路情報を削除し、残りの経路情報に基づいて、最適な転送経路をルーティングプロトコルに従って再計算することにより、システムARPテーブル260を更新する。
続いて、経路情報設定部242のアドレス範囲分割部244は、ネットワークアドレスの全範囲を再分割し、各ネットワーク中継装置100に割り当てる割当アドレス範囲を再決定する(ステップS440)。経路情報設定部242のルーティングテーブル作成部245は、割当範囲の再決定の結果に従い、各ネットワーク中継装置100に割り当てるルーティングテーブル135a〜135cをそれぞれ更新する(ステップS450)。経路情報設定部242は、更新された各ネットワーク中継装置100用のルーティングテーブル135a〜135cを、それぞれ対応するネットワーク中継装置100に設定する(ステップS460a〜S460c)。こうして、更新後のルーティングテーブル135a〜135cが、それぞれ対応するネットワーク中継装置100に設定されると、ルーティングテーブル更新処理は終了される。
以上説明したARPテーブル更新処理およびルーティングテーブル更新処理が、ネットワーク中継システム1000の隣接関係の変化に応じて、随時実行されることにより、ネットワーク中継システム1000は、上述したイーサネットフレームの転送動作を正しく行える状態を維持することができる。
B.変形例
・第1変形例:
上記実施例では、3台のネットワーク中継装置100が相互に接続されている例を示したが、ネットワーク中継システムに含まれるネットワーク中継装置100の台数は、任意に変更することができ、ネットワーク中継装置100の接続態様も任意に変更することができる。例えば、4台のネットワーク中継装置100を直線状に接続しても良いし、環状に接続しても良いし、スター状に接続しても良い。
図19は、第1変形例に係るネットワーク中継システムを示す説明図である。図19を参照して、5台のネットワーク中継装置100(第1〜第5の中継装置100a〜100e)が環状に接続されているネットワーク中継システム1000aを第1変形例として説明する。変形例に係るネットワーク中継システム1000aは、実施例と同様に、各ネットワーク中継装置100a〜100eに管理ネットワークMNTを介して接続された管理装置200を備えているが、図19においては、図の煩雑をさけるため管理装置200の図示を省略している。
上記実施例と同様に、第1変形例における各ネットワーク中継装置100のARPテーブル136には、自己が隣接する外部ルータ500および他のネットワーク中継装置100のARP情報(動的に学習されたもの)に加えて、自己が隣接しない外部ルータ500および他のネットワーク中継装置100の静的ARP情報が記録されている。
上記実施例と同様に、第1変形例におけるネットワーク中継装置100のルーティングテーブル135において、自己に割り当てられた割当アドレス範囲のIPアドレスには、転送先装置として、自己に隣接する外部ルータ500だけでなく、他のネットワーク中継装置100に隣接する外部ルータ500も直接対応付けられている。一方、上記実施例と同様に、第1変形例におけるネットワーク中継装置100のルーティングテーブル135において、自己に割り当てられていない非割当アドレス範囲のIPアドレスには、その非割当アドレス範囲を割り当てられている自己以外の装置が転送先装置として対応付けられている。
外部ルータ500dから宛先IPアドレスDIが50.2.3.1であるイーサネットフレームPが転送されてきた場合を例にして、第1変形例に係るネットワーク中継システム1000aの動作を説明する。かかる場合、外部ルータ500dは、宛先MACアドレスDMとして第4の中継装置100dのポートO4のMACアドレスMAC_O4を指定して、イーサネットフレームを、第4の中継装置100dに転送してくる。第4の中継装置100dがイーサネットフレームPを受信すると、宛先IPアドレスDI=50.2.3.1は、第1の中継装置100aの割当アドレスであるので、第4の中継装置100dのレイヤ3転送部132は、第1の中継装置100aを転送先装置として決定する。第4の中継装置100dは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMを第1の中継装置100aのMACアドレスMAC_I10に変更して、イーサネットフレームPをポートI7から第5の中継装置100eにレイヤ3転送する(図19)。
第5の中継装置100eがイーサネットフレームPを受信すると、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMが第5の中継装置100e自身のMACアドレスではないので、第5の中継装置100eのレイヤ2転送部133は、宛先MACアドレスDMに基づいて、ARPテーブルを参照して、転送先を決定する。この結果、第5の中継装置100eは、イーサネットフレームPをそのまま第1の中継装置100aにレイヤ2転送する(図19)。
第1の中継装置100aがイーサネットフレームPを受信すると、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMが第1の中継装置100a自身のMACアドレスMAC_I10であるので、第1の中継装置100aのレイヤ3転送部132は、宛先IPアドレスDIに基づいて、ルーティングテーブルを参照して、転送先を決定する。この結果、第1の中継装置100aは、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMを外部ルータ500cのMACアドレスMAC_R3に変更して、イーサネットフレームPを第2の中継装置100bにレイヤ3転送する(図19)。
第2の中継装置100bがイーサネットフレームPを受信すると、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMが第2の中継装置100b自身のMACアドレスではないので、第2の中継装置100bのレイヤ2転送部133は、宛先MACアドレスDMに基づいて、ARPテーブルを参照して、転送先を決定する。この結果、第2の中継装置100bは、イーサネットフレームPをそのまま第3の中継装置100cにレイヤ2転送する(図19)。そして、第3の中継装置100cがイーサネットフレームPを受信すると、イーサネットフレームPの宛先MACアドレスDMが第3の中継装置100c自身のMACアドレスではないので、第3の中継装置100cのレイヤ2転送部133は、宛先MACアドレスDMに基づいて、ARPテーブルを参照して、転送先を決定する。この結果、第3の中継装置100cは、イーサネットフレームPをそのまま外部ルータ500cにレイヤ2転送する(図19)。このようにして、イーサネットフレームPは、外部ルータ500cまで転送される。
以上の説明から解るように、5つのネットワーク中継装置100が環状に接続された態様であっても、ネットワーク中継システム1000aは、1つの仮想的なネットワーク中継装置として動作することができる。また、上述のイーサネットフレームPは、5つのネットワーク中継装置100を全て経由して、外部ルータ500cまで転送されている。しかしながら、これらの転送のうち、レイヤ3転送(白抜きの矢印)が行われているのは、第4の中継装置100dから第5の中継装置100eへの転送と、第1の中継装置100aから第2の中継装置100bへの転送だけであり、残りの転送、すなわち、第5の中継装置100eから第1の中継装置100aへの転送、第2の中継装置100bから第3の中継装置100cへの転送、および、第3の中継装置100cから外部ルータ500cへの転送は、レイヤ2転送である。したがって、イーサネットフレームPが、ネットワーク中継システム1000aを経由にする際のホップ数は、2であることが解る。
以上の説明から解るように、いくつのネットワーク中継装置100を用いて、ネットワーク中継システムを構成しても、そのネットワーク中継システムの経由に伴うホップ数は、最大で2である。このように、本実施例や変形例に示すネットワーク中継システムは、多くのネットワーク中継装置100を接続した場合であっても、ホップ数の増加を2以下に抑制することができる。
・第2変形例:
上記実施例では、データリンク層のアドレスとしてMACアドレスを用いており、ネットワーク層のアドレスとしてIPアドレスを用いているが、これは、本実施例において各装置を接続するネットワークが、データリンク層のプロトコルとしてEthernet(登録商標)を用い、ネットワーク層のプロトコルとしてIP(internet protocol)を用いているからである。もちろん、データリンク層およびネットワーク層のプロトコルに他のプロトコルを用いる場合には、それらのプロトコルにおいて用いられるアドレスを用いても良い。
・第3変形例:
上記実施例では、転送先装置のMACアドレスと、そのMACアドレスを宛先MACアドレスDMとするイーサネットフレームを送出するべきポートとの対応関係を、図9に示すようなARPテーブル136に記述し、IPアドレスと転送先装置との対応関係を、図14に示すようなルーティングテーブル135において記述しているが、これらの対応関係を記述する情報は、実施例に限られない。これらの一種類または複数種類の情報は、ネットワーク中継装置100において受信されたイーサネットフレームの宛先MACアドレスDMが、そのネットワーク中継装置100自身のMACアドレスである場合に、宛先IPアドレスDIに基づいて転送先装置を適切に定めることができ、定められた転送先装置のMACアドレスと、そのMACアドレスを宛先MACアドレスDMとするイーサネットフレームを送出するべきポートとが認識できる情報であり、かつ、ネットワーク中継装置100において受信されたイーサネットフレームの宛先MACアドレスDMが、そのネットワーク中継装置100自身以外の転送先装置のMACアドレスである場合に、そのMACアドレスを宛先MACアドレスDMとするイーサネットフレームを送出するべきポートが認識できる情報であれば良い。
・第4変形例:
上記実施例において、割当アドレス範囲の決定は、各ネットワーク中継装置100のルーティングテーブル135の大きさが、ほぼ同等になるように決定されるが、これは、ルーティングテーブル135を格納するためのメモリ領域の大きさが、各ネットワーク中継装置100において同一であることを前提としている。割当アドレス範囲の決定は、各ネットワーク中継装置100のルーティングテーブル135が、ルーティングテーブル135を格納するためのメモリ領域に収まるように、各ネットワーク中継装置100のルーティングテーブル135を格納するためのメモリ領域の大きさに応じて、実行されることが好ましい。こうすれば、各ネットワーク中継装置100のメモリ容量を有効に活用して、より多くのルーティング情報を、ネットワーク中継システム1000全体として保有することができる。
・その他の変形例:
上記実施例において、管理装置200は、ネットワーク中継装置100とは独立した装置として構成されているが、これに限られない。例えば、管理装置200が備える機能(ARP情報マネージャ230や経路情報マネージャ240により実現される機能)を、ネットワーク中継システム1000に含まれる複数のネットワーク中継装置100のうちのいずれかの制御部140が備えても良い。こうすれば、ネットワーク中継システム1000の構成をシンプルにすることができる。
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えてもよい。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
実施例に係るネットワーク中継システムの概略構成を示すブロック図。 実施例に係るネットワーク中継システムに含まれるネットワーク中継装置の内部構成を示すブロック図。 実施例に係るネットワーク中継システムに含まれる管理装置の内部構成を示すブロック図。 実施例にネットワーク中継システムの各部に割り当てられたIPアドレスの一覧表。 ARPテーブル設定処理の処理シーケンスを示すシーケンス図。 各ネットワーク中継装置におけるARP情報の学習結果を示す図。 システムARPテーブルを示す概略図。 各ネットワーク中継装置に設定する静的ARP情報を示す図。 各ネットワーク中継装置に設定されるARPテーブルを示す図。 ルーティングテーブル設定処理の処理シーケンスを示すシーケンス図。 ネットワーク中継システムが保有する経路情報を示す図。 各外部ルータが広告している経路情報を示す図。 システムルーティングテーブルを示す概略図。 各ネットワーク中継装置に設定されるルーティングテーブルを示す図。 実施例に係るネットワーク中継システムの動作を示す説明図。 比較例に係るネットワーク中継システムの動作を示す説明図。 ARPテーブル更新処理の処理シーケンスを示すシーケンス図。 ルーティングテーブル更新処理の処理シーケンスを示すシーケンス図。 第1変形例に係るネットワーク中継システムを示す説明図。
符号の説明
100a〜100e…ネットワーク中継装置
110…物理ポート
120…送受信処理回路
130…転送処理回路
131…転送エンジン
132…レイヤ3転送部
133…レイヤ2転送部
134…メモリ
135a〜135c…ルーティングテーブル
136a〜136c…ARPテーブル
140…制御部
141…CPU
142…メモリ
143…制御プログラム
144…ARP情報学習部
145…経路情報学習部
200…管理装置
210…CPU
220…メモリ
230…ARP情報マネージャ
231…ARP情報収集部
232…ARP情報設定部
240…経路情報マネージャ
241…経路情報収集部
242…経路情報設定部
243…システムルーティングテーブル作成部
244…アドレス範囲分割部
245…ルーティングテーブル作成部
250…システムルーティングテーブル
260…システムARPテーブル
500a〜500d…外部ルータ
1000、1000a…ネットワーク中継システム
ONT1〜ONT3…外部転送用ネットワーク
INT1〜INT3…内部転送用ネットワーク
CV…回線
MNT…管理ネットワーク

Claims (11)

  1. 複数のネットワーク中継装置が接続され、仮想的に1つのネットワーク中継装置として動作するネットワーク中継システムであって、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれは、
    外部装置または前記複数のネットワーク中継装置のうちの自己以外の装置と接続するための複数のポートと、
    転送先装置のデータリンク層のアドレスを前記複数のポートのうちの対応ポートに対応付けるデータリンク層情報であって、前記転送先装置は、前記自己以外の装置と、前記外部装置のうちの自己に隣接する第1の外部装置と、前記外部装置のうちの前記自己以外の装置に隣接する第2の外部装置とを含む、前記データリンク層情報を格納する第1の記憶部と、
    ネットワーク層のアドレスと前記転送先装置を対応付ける第1のネットワーク層情報であって、前記ネットワーク層のアドレスのうち、自己に割り当てられた割当アドレスに対応付けられる前記転送先装置は、前記第1の外部装置または前記第2の外部装置を含み、自己に割り当てられていない非割当アドレスに対応付けられる前記転送先装置は、前記非割当アドレスを割り当てられている前記自己以外の装置である、前記第1のネットワーク層情報を格納する第2の記憶部と、
    前記複数のポートのいずれかを介して、宛先としてのデータリンク層のアドレスである第1の宛先アドレスと、宛先としてのネットワーク層のアドレスである第2の宛先アドレスを有するデータを受信する受信手段と、
    前記第1の宛先アドレスが、自己のデータリンク層のアドレスである場合に、前記データリンク層情報と前記第1のネットワーク層情報とを用いて、前記第1の宛先アドレスを、前記第2の宛先アドレスに対応付けられた前記転送先装置のデータリンク層のアドレスに変更し、前記変更後の第1の宛先アドレスに対応付けられた前記対応ポートから前記受信されたデータを転送する第1の転送手段と、
    前記第1の宛先アドレスが、前記転送先装置のデータリンク層のアドレスである場合に、前記データリンク層情報を用いて、前記第1の宛先アドレスに対応付けられた前記対応ポートから前記受信されたデータを転送する第2の転送手段と、
    を備える、ネットワーク中継システム。
  2. 請求項1に記載のネットワーク中継システムにおいて、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれは、さらに、
    前記データリンク層情報のうち、自己に隣接する前記転送先装置のデータリンク層のアドレスに関連する第1の部分情報を学習する第1の学習手段を備え、
    前記ネットワーク中継システムは、さらに、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれから前記第1の部分情報を収集する第1の収集手段と、
    前記収集された前記第1の部分情報に基づいて、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに、前記第1の情報のうち、自己に隣接しない前記転送先装置のデータリンク層のアドレスに関連する第2の部分情報を設定する第1の設定手段と、
    を備える、ネットワーク中継システム。
  3. 請求項2に記載のネットワーク中継システムにおいて、
    前記複数のネットワーク中継装置のいずれかにおいて、前記第1の外部装置との隣接関係に変更があった場合には、前記変更があったネットワーク中継装置の前記第1の学習手段は、前記第1の部分情報を再学習し、前記第1の収集手段は、前記変更があったネットワーク中継装置から前記第1の部分情報を再収集し、前記第1の設定手段は、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに前記第2の部分情報を再設定する、ネットワーク中継装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のネットワーク中継システムにおいて、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれは、さらに、
    前記第1の外部装置が所有する経路情報を、前記第1の外部装置から学習する第2の学習手段を備え、
    前記ネットワーク中継システムは、さらに、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれから前記経路情報を収集する第2の収集手段と、
    前記収集された前記経路情報に基づいて、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに、前記第1のネットワーク層情報を設定する第2の設定手段と、
    を備える、ネットワーク中継システム。
  5. 請求項4に記載のネットワーク中継システムにおいて、
    前記第2の設定手段は、
    前記収集された前記経路情報に基づいて、ネットワーク層のアドレスと前記第1の外部装置または前記第2の外部装置を対応付ける第2のネットワーク層情報を作成する第1の作成手段と、
    前記ネットワーク層のアドレスを、前記複数のネットワーク中継装置の数のアドレス範囲に分割し、それぞれの前記アドレス範囲に含まれる前記ネットワークアドレスを、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれの前記割当アドレスとする分割手段と、
    前記第2のネットワーク層情報と、前記分割の結果に基づいて、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに設定される前記第1のネットワーク層情報を作成する第2の作成手段と、
    を有する、ネットワーク中継システム。
  6. 請求項5に記載のネットワーク中継システムにおいて、
    前記分割手段は、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれの前記第2の記憶部の容量に応じた前記第1のネットワーク層情報が作成されるように、前記アドレス範囲を定める、ネットワーク中継システム。
  7. 請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のネットワーク中継システムにおいて、
    前記複数のネットワーク中継装置のいずれかにおいて、前記第1の外部装置との隣接関係に変更があった場合には、前記変更があったネットワーク中継装置の前記第2の学習手段は、前記経路情報を再学習し、前記第2の収集手段は、前記変更があったネットワーク中継装置から前記経路情報を再収集し、前記第2の設定手段は、前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに前記第1のネットワーク層情報を再設定する、ネットワーク中継システム。
  8. 請求項2または請求項3に記載のネットワークシステムは、さらに、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに接続された管理装置を備え、
    前記管理装置は、前記第1の収集手段と前記第1の設定手段を有する、ネットワーク中継システム。
  9. 請求項4ないし請求項7のいずれかに記載のネットワーク中継システムは、さらに、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに接続された管理装置を備え、
    前記管理装置は、前記第2の収集手段と前記第2の設定手段を有する、ネットワーク中継システム。
  10. 複数のポートをそれぞれ有する複数のネットワーク中継装置が接続され、仮想的に1つのネットワーク中継装置として動作するネットワーク中継システムの制御方法であって、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに、転送先装置のデータリンク層のアドレスを前記複数のポートのうちの対応ポートに対応付けるデータリンク層情報であって、前記転送先装置は、前記複数のネットワーク中継装置のうちの自己以外の装置と、自己に隣接する第1の外部装置と、前記自己以外の装置に隣接する第2の外部装置とを含む、前記データリンク層情報を格納し、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに、ネットワーク層のアドレスと前記転送先装置を対応付ける第1のネットワーク層情報であって、前記ネットワーク層のアドレスのうち、自己に割り当てられた割当アドレスに対応付けられる前記転送先装置は、前記第1の外部装置または前記第2の外部装置を含み、自己に割り当てられていない非割当アドレスに対応付けられる前記転送先装置は、前記非割当アドレスを割り当てられている前記自己以外の装置である、前記第1のネットワーク層情報を格納し、
    前記複数のネットワーク中継装置のうち、宛先としてのデータリンク層のアドレスである第1の宛先アドレスと、宛先としてのネットワーク層のアドレスである第2の宛先アドレスを有するデータを受信した装置は、
    前記第1の宛先アドレスが、自己のデータリンク層のアドレスである場合に、前記データリンク層情報と前記第1のネットワーク層情報とを用いて、前記第1の宛先アドレスを、前記第2の宛先アドレスに対応付けられた前記転送先装置のデータリンク層のアドレスに変更し、前記変更後の第1の宛先アドレスに対応付けられた前記対応ポートから前記受信されたデータを転送し、
    前記第1の宛先アドレスが、前記転送先装置のデータリンク層のアドレスである場合に、前記データリンク層情報を用いて、前記第1の宛先アドレスに対応付けられた前記対応ポートから前記受信されたデータを転送する、制御方法。
  11. 複数のネットワーク中継装置を接続し、仮想的に1つのネットワーク中継装置として動作するネットワーク中継システムにおける管理装置であって、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれは、
    外部装置または前記複数のネットワーク中継装置のうちの自己以外の装置と接続するための複数のポートと、
    転送先装置のデータリンク層のアドレスを前記複数のポートのうちの対応ポートに対応付けるデータリンク層情報と、
    ネットワーク層のアドレスと前記転送先装置を対応付ける第1のネットワーク層情報と、
    前記複数のポートのいずれかを介して、宛先としてのデータリンク層のアドレスである第1の宛先アドレスと、宛先としてのネットワーク層のアドレスである第2の宛先アドレスを有するデータを受信する受信手段と、
    前記第1の宛先アドレスが、自己のデータリンク層のアドレスである場合に、前記データリンク層情報と前記第1のネットワーク層情報とを用いて、前記第1の宛先アドレスを、前記第2の宛先アドレスに対応付けられた前記転送先装置のデータリンク層のアドレスに変更し、前記変更後の第1の宛先アドレスに対応付けられた前記対応ポートから前記受信されたデータを転送する第1の転送手段と、
    前記第1の宛先アドレスが、前記転送先装置のデータリンク層のアドレスである場合に、前記データリンク層情報を用いて、前記第1の宛先アドレスに対応付けられた前記対応ポートから前記受信されたデータを転送する第2の転送手段と、
    を有し、
    前記管理装置は、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれが有する前記データリンク層情報に、前記自己以外の装置と前記外部装置のうち、前記自己以外の装置に隣接する装置のデータリンク層のアドレスを前記対応ポートに対応付ける情報を設定する第1の設定部と、
    前記複数のネットワーク中継装置のそれぞれに、前記ネットワーク層のアドレスのうち、そのネットワーク中継装置に割り当てられた割当アドレスに対応付けられる前記転送先装置は、前記外部装置を含み、そのネットワーク中継装置に割り当てられていない非割当アドレスに対応付けられる前記転送先装置は、前記非割当アドレスを割り当てられている他のネットワーク中継装置である前記第1のネットワーク層情報を設定する第2の設定部と、
    を備える管理装置。
JP2006169886A 2006-06-20 2006-06-20 ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置 Expired - Fee Related JP4648251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006169886A JP4648251B2 (ja) 2006-06-20 2006-06-20 ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006169886A JP4648251B2 (ja) 2006-06-20 2006-06-20 ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008005008A JP2008005008A (ja) 2008-01-10
JP4648251B2 true JP4648251B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=39009075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006169886A Expired - Fee Related JP4648251B2 (ja) 2006-06-20 2006-06-20 ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4648251B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100831757B1 (ko) * 2006-12-13 2008-05-23 한국생명공학연구원 페리너스 속 버섯 또는 이노노투스 속 버섯의 균사체 배양물로부터 분리된 항산화 화합물 및 이를 포함하는 조성물
KR100830981B1 (ko) * 2007-04-13 2008-05-20 삼성에스디아이 주식회사 유기 발광 표시 장치
JP4644221B2 (ja) * 2007-05-11 2011-03-02 三菱電機株式会社 ネットワークシステム
KR100862185B1 (ko) * 2007-10-11 2008-10-09 현대자동차주식회사 암호화 알고리즘을 내장한 이모빌라이저 유닛 및 그이모빌라이저 유닛을 이용한 인증방법
KR100852068B1 (ko) * 2007-12-12 2008-08-13 현대자동차주식회사 자동차용 후드의 끼임 방지장치
JP4818249B2 (ja) * 2007-12-14 2011-11-16 アラクサラネットワークス株式会社 ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置
JP2010011129A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Alaxala Networks Corp ネットワーク接続装置
JP5255579B2 (ja) * 2010-02-09 2013-08-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 車内データ中継装置、車両制御システム
SG182880A1 (en) * 2011-02-01 2012-08-30 Univ Singapore A method and system for interaction with micro-objects
JP6838455B2 (ja) 2017-03-24 2021-03-03 住友電気工業株式会社 スイッチ装置、通信制御方法および通信制御プログラム
JP7264767B2 (ja) * 2019-08-22 2023-04-25 アラクサラネットワークス株式会社 パケット中継装置及びパケット中継システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3113742B2 (ja) * 1991-08-30 2000-12-04 株式会社日立製作所 インタネットワーク装置
JPH0818599A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Hitachi Ltd インタネットワーク装置
JP3487197B2 (ja) * 1997-11-14 2004-01-13 株式会社日立製作所 クラスタ型ルータ装置
JP2000138687A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Toshiba Corp 中継装置
JP2003158541A (ja) * 2001-11-21 2003-05-30 Mitsubishi Electric Corp ルーティング制御装置、及び、ルーティング制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008005008A (ja) 2008-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4818249B2 (ja) ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置
US9923812B2 (en) Triple-tier anycast addressing
US8155131B2 (en) Method, system and router for communication between IP devices
US7369561B2 (en) Apparatus and method for route summarization and distribution in a massively parallel router
US7724644B2 (en) Node redundancy method, interface card, interface device, node device, and packet ring network system
US6023733A (en) Efficient path determination in a routed network
US7660314B2 (en) Apparatus and method for multi-protocol route redistribution in a massively parallel router
US6167444A (en) Method and system for exchanging routing information
US6243759B1 (en) Method and system for configuring dynamic interfaces
JP4648251B2 (ja) ネットワーク中継システム、ネットワーク中継システムの制御方法、および、ネットワーク中継システムにおける管理装置
GB2513188A (en) Identification of the paths taken through a network of interconnected devices
CN108432191A (zh) 网络控制器间的通信
US20180331998A1 (en) Control apparatus, communication system, communication method, and program
US10623299B2 (en) Reduced topologies
US20210344592A1 (en) Transfer device and transfer method
JP4630298B2 (ja) 機能分散型通信装置、構成要素結合制御方法、およびプログラム
JP2008219530A (ja) 仮想閉域網にユーザ経路広告を転送するシステム及びプログラム
JP6879129B2 (ja) 中継装置および中継プログラム
JP5866811B2 (ja) ネットワーク装置、送信先問合せ方法および送信先問合せプログラム
JP4369882B2 (ja) ルーティング方法、および、ネットワークシステム
KR102358518B1 (ko) 데이터 송신을 위한 헤더 정보 스와핑
JP5130022B2 (ja) 経路情報管理装置
KR100487126B1 (ko) 분산형 라우터에 있어서 라우팅 정보 제공 방법
JP2009141414A (ja) 狭帯域通信路を含むオーバレイネットワークにおけるパケット通信システム
WO2006090373A1 (en) Method and system for obtaining resilient communication in a network grid

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees