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JP4515665B2 - プリント機能付きカメラ - Google Patents

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JP4515665B2
JP4515665B2 JP2001223643A JP2001223643A JP4515665B2 JP 4515665 B2 JP4515665 B2 JP 4515665B2 JP 2001223643 A JP2001223643 A JP 2001223643A JP 2001223643 A JP2001223643 A JP 2001223643A JP 4515665 B2 JP4515665 B2 JP 4515665B2
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弘朗 大西
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  • Accessories Of Cameras (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、画像を撮影する機能と、画像をプリントする機能とを併せ持つプリント機能付きカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラなどにより撮影した電子画像は、そのデジタルデータをインクジェット方式や熱転写方式により、普通紙に対して印刷することができる。一方、感光方式により、デジタルデータとしての画像を感光フィルムに対して記録することも考えられている。
【0003】
感光方式では、記録フィルムを露光した後に現像するというプロセスを経て画像が形成されるため、解像度の高いシャープな画像を形成することが可能となる。そのため、デジタルカメラに感光型のプリントヘッドを内蔵し、撮影直後に画像を印刷することができるように構成されたデジタルカメラも製品化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プリントヘッドを内蔵したデジタルカメラでは、デジタルカメラの全体が大型化してしまう。そのため、操作性が悪く、携帯するにも不便である。また、デジタルカメラの大型化を抑制するためにも、プリントヘッドの小型化が要求される。
【0005】
本願発明は、このような事情のもとに考え出されたものであって、操作性および携帯性を悪化させることなく、カメラに対して画像プリント機能を与えることをその課題としている。
【0006】
【発明の開示】
本願発明では、上記した課題を解決するために次の技術的手段を講じている。
【0007】
すなわち、本願発明により提供されるプリント機能付きカメラは、画像撮影部と、この画像撮影部に対して着脱自在とされた画像プリント部と、を備えたプリント機能付きカメラであって、上記画像プリント部は、上記画像撮影部の背面に固定可能であり、上記画像撮影部の背面には、撮影画像を表示するための表示パネルが上方側にスライド移動可能に設けられていることを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、画像プリント部は、少なくとも画像をプリントする場合に画像撮影部に取り付ければよい。したがって、画像撮影部のみにより画像の撮影を行うことができるようになって、操作性が良くなる。一方、画像をプリントする予定のない場合には、画像撮影部のみを携帯すればよいため、携帯性にも優れたものとなる。また、画像撮影部および画像プリント部の双方を携帯する場合であっても、これらを分離した状態としておけば、カバンなどへの収容性も良くなる。
【0009】
画像プリント部は、画像撮影部の電源により駆動するように構成するのが好ましい。そうすれば、画像プリント部に電源を設ける必要がなくなって、画像プリント部の小型化を図ることができる。
【0010】
画像プリント部を画像撮影部の背面に対して着脱自在とするとともに、画像撮影部の背面に撮影画像を表示するための表示パネルを設ける場合には、画像プリント部を取り付ければ表示パネルを確認できなくなってしまう。本願発明では、表示パネルを上方側にスライド可能としているので、画像撮影部に画像プリント部を取り付けた場合であっても、表示パネルを確認することができるようになる。これにより、プリントすべき画像を表示パネルによって確認し、選択することができるようになる。
【0011】
好ましい実施の形態においては、上記画像プリント部は、ケース内に複数の感光フィルムが積層されたフィルムパックと、上記感光フィルムを露光するプリントヘッドと、を備えており、かつ、上記プリントヘッドは、複数の発光素子が列状に並んだ構成とされており、上記発光素子は、赤色光、緑色光、および青色光を自己発光する赤色光発光部、緑色光発光部、および青色光発光部を有している。
【0012】
たとえば、白色光源を用いたプリントヘッドでは、カラーフィルタにより赤色光、緑色光または青色光を分離した後にそれらの光を感光フィルムに照射する必要がある。そのため、光源から発せられた光の利用効率が悪く、プリントヘッドの消費電力が大きくなってしまう。これに対して、赤色、緑色または青色を自己発光する3つの発光部により発光素子を構成すれば、各発光部からの光をそのまま感光フィルムに照射できる。そのため、発光部からの光の利用効率が良くなり、プリントヘッドの消費電力の低減を図ることができるようになる。また、白色光源として冷陰極管を用いる場合には、冷陰極管を常時点灯させた上で、液晶シャッタなどを用いて光を照射すべき否かが選択される。これに対して、自己発光する発光部では、光を照射すべきか否かは、各発光部を点灯させるか否かにより選択される。つまり、必要な発光部のみを点灯させればよいため、その点においても消費電力の低減を図ることができるようになる。
【0013】
赤色光、緑色光、または青色光を自己発光するものとしては、LEDや有機EL素子が挙げられる。これらのものは、消費電力が小さいため、複数のものを全て同時に点灯させたとしても、冷陰極管に比べて消費電力が小さい。とくに、有機EL発光素子は、LEDに比べても消費電力が数百分の1と小さいため、消費電力の観点からは、有機EL発光素子を用いるのが好ましい。
【0014】
上述したように、画像プリント部は、画像撮影部の電源により駆動するように構成されることがある。このため、有機EL発光素子のように消費電力が小さければ、画像プリント部を設けることによって、これを設けない場合に比べて電源の交換時期が著しく早くなってしまうこともない。
【0015】
さらに、有機EL発光素子は、基板に対して複数の薄膜を形成することにより、複数のものを同時に造り込むことができる。そのため、冷陰極管や液晶シャッタにより光を照射する構成と比べれば、プリントヘッドの小型・軽量化を図ることができるようになる。その結果、画像プリント部の小型・軽量化をも図ることができるようになり、画像撮影部に画像プリント部を固定した状態であっても操作性および携帯性に優れ、画像プリント部を固定した状態でも容易に画像撮影操作を行え、また画像プリント部を固定した状態でも携帯しやすいプリント機能付きカメラを提供できるようになる。
【0019】
本願発明のその他の利点および特徴については、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明らかとなるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0021】
図1に示したように、本願発明に係るプリント機能付きカメラXは、画像撮影部1および画像プリント部2を有している。画像撮影部1は、電子画像を撮影するためのものであり、レンズ10、ファインダー11、フラッシュ13、撮影ボタン14など、撮影に必要な公知の要素が設けられている。一方、画像プリント部2は、画像撮影部1において撮影された画像を感光方式によりプリントするものである。
【0022】
図2に示したように、画像撮影部1の背面16には一対のガイドレール17が設けられている。これらのガイドレール17は、断面L字状の形態とされている。一方、画像プリント部2の正面20には、支持部21が設けられている。この支持部21の側面には、ガイドレール17に対応してガイド溝22が設けられている。このガイド溝22とガイドレール17を利用して、画像プリント部2が画像撮影部1の背面16に対して着脱自在とされている。
【0023】
もちろん、画像撮影部1に対して画像プリント部2を着脱自在とする構成は、ガイドレール17とガイド溝22を利用するものには限定されず、その他の機構であってもよい。また、図3に参考的に示したように、プリント機能付きカメラXは、画像撮影部1の底面に対して画像プリント部2を着脱自在に構成してもよい。
【0024】
画像プリント部2は、少なくとも画像をプリントする場合に画像撮影部1に取り付ければよい。したがって、画像撮影部1のみにより画像を撮影を行うことができるようになって、操作性が良くなる。一方、画像をプリントする予定のない場合には、画像撮影部1のみを携帯すればよいため、携帯性にも優れたものとなる。また、画像撮影部1および画像プリント部2の双方を携帯する場合であっても、これらを分離した状態としておけば、カバンなどへの収容性も良くなる。
【0025】
図1に示したように、画像撮影部1にはさらに、表示パネル15が設けられている。この表示パネル15は、レンズ10を介して確認される撮影を表示したり、既に撮影した画像を確認したりするものである。表示パネル15は、たとえば液晶表示パネル(LCD)として構成されている。
【0026】
このような表示パネル15は、図1に矢印で示したように上下方向にスライド可能に構成し、画像撮影部1の背面に位置する状態と、画像撮影部1の上方に突出する状態とを選択可能に構成するのが好ましい。つまり、画像撮影部1の背面16には画像プリント部2が固定されることから、画像撮影部1の背面16に表示パネル15が設けられていれば、画像プリント部2を固定した状態では表示パネル15を確認できなくなってしまう。そのため、表示パネル15を画像撮影部1の上方に突出可能にしておけば、画像プリント部2を固定した状態でも表示パネル15を確認できるようになる。したがって、表示パネル15に表示される画像を確認しつつ、画像プリント部2においてプリントすべき画像を選択できるようになる。一方、表示パネル15を画像撮影部1に背面16に位置する状態を選択することにより、表示パネル15を画像撮影部1の上方に常時突出した状態としておく場合に比べて、コンパクトな状態を選択できるようになる。
【0027】
なお、表示パネル15が画像撮影部1の背面16に位置する状態と上方に突出する状態とを選択可能とする構成としては、たとえば画像撮影部1の背面16に表示パネル15が位置する場合には、表示パネル15を上方側に付勢した状態でラッチしておく方法が考えられる。この方法では、ラッチ状態を解除することにより表示パネル15が上方側移動させられて突出状態とされ、表示パネルに対して下方側に負荷を加えてラッチ状態とすることにより画像撮影部1の背面16にを表示パネル15を位置させておくことができるようになる。もちろん、表示パネル15が画像撮影部1の背面に位置する状態と上方に突出する状態とを選択可能とする構成としては、上述した構成には限定されない。
【0028】
図4に示したように、画像撮影部1は、撮像部30、データ処理部31、メモリ部32、電源33、電力出力部34、データ出力部35を有している。一方、画像プリント部2は、電力入力部41、データ入力部42、制御部43、プリントヘッドPH、感光フィルム搬送部44、およびフィルムパックFPを有している。
【0029】
撮像部30は、上述のレンズ10(図1参照)の他、CCDなどを有しており、CCDに入射した光に基づいて、レンズ10を介して確認される画像をデジタルデータとして出力することができる。画像データは、データ処理部31を介して表示パネル15に出力される。表示パネル15では、レンズ10を通して確認される画像が表示される。
【0030】
撮影ボタン14が操作された場合には、そのときの画像データがデータ処理部31を介してメモリ部32に記録される。メモリ部32は、画像撮影部1に予め内蔵しておいたRAMなどのメモリでもよいし、メモリカードのように画像撮影部1に装着される外部メモリであってもよい。
【0031】
電源33は、各部30,31,32や表示パネル15を機能させるために必要な電力を供給するものであり、その電力は電力出力部34を介して画像プリント部2にも出力可能とされている。一方、撮影した画像データやプリントに必要なその他のデータは、画像撮影部1のデータ出力部35を介して画像プリント部2に出力可能とされている。
【0032】
画像プリント部2の電力入力部41には、電源33からの電力が電力出力部34を介して入力される。つまり、画像プリント部2は、画像撮影部1の電源33からの電力により駆動される。この構成では、画像プリント部2に電源33を設ける必要がないため、画像プリント部2の小型化を図ることができるようになる。
【0033】
プリント指示があった場合には、データ入力部42には、画像データとともにプリントに必要な他のデータ(たとえば印刷枚数)が入力される。プリント指示は、画像撮影部1または画像プリント部2に設けられたボタンを操作するなどにして与えることができる。また、画像データは、メモリ部32に記憶されたものが呼び出される。
【0034】
なお、画像撮影部1から画像プリント部2に対して電力やデータの供給を可能とするためには、たとえば画像撮影部1に対して画像プリント部2を固定した場合に、画像撮影部1側の出力端子と画像プリント部2側の入力端子とが接触するように構成すればよい。もちろん、画像撮影部1側の出力端子と画像プリント部2側の入力端子との間をケーブルなどを介して接続することにより、電力およびデータの供給を可能にしてもよい。
【0035】
画像プリント部2のデータ入力部42にデータが入力された場合には、制御部43の制御にしたがってプリントヘッドPHによって感光フィルムFが露光される。プリントヘッドPHとしては、後述するように線状光の照射が可能なのものが採用される。このプリントヘッドPHを用いる場合には、プリントヘッドPHを固定して感光フィルムFを搬送しつつ線状光を照射することにより、あるいは感光フィルムFを固定してプリントヘッドPHを走査することにより、感光フィルムFの全体が露光される。露光の終了した感光フィルムFは、現像処理が施された後に画像プリント部2から排出される。感光フィルムFの現像は、後述するように感光フィルムFの端部に現像液を保持させておくことにより、感光フィルムFの搬送と同時に行うことができる。また、感光フィルムFの露光時の搬送ないし露光後の搬送は、感光フィルム搬送部44により行われる。
【0036】
このような露光・現像処理によるプリント動作を達成するためには、図5および図6に示したように画像プリント部2が構成され、図7に示したような感光フィルムFが使用される。
【0037】
図5および図6に示した画像プリント部2は、筐体50、フィルムパックFP、プッシュバーPB、プラテンローラPR、プリントヘッドPHを有している。
【0038】
筐体50は、開口部51を有しており、この開口部51が蓋52により開閉可能とされている。蓋52には、一対の凸部53が設けられている。筐体50の側面54には、図1および図5に示したように露光・現像処理した感光フィルムFを排出するための排出口55が形成されている。
【0039】
フィルムパックFPは、図5および図6に示したようにケース60の内部に複数の感光フィルムFを収容したものである。感光フィルムFは、支持台61上に載置されている。支持台61は、板バネ部材62により付勢されている。
【0040】
感光フィルムFは、図7に示したように基材7上に、感光層70および透明カバー71を積層した形態を有している。基材7、感光層70および透明カバー71の周縁部は、端部に現像液保持パック73を包み込んだ状態で接着シート72により覆われている。
【0041】
ケース60には、図5および図6に示したように第1なしい第3開口部63,64,65が形成され、プッシュバーPBの矢印AB方向への移動を許容する切欠66が設けられている。第1開口部63には、プリントヘッドPHが配置されている。これにより、プリントヘッドPHがケース60に収容された恰好とされている。このプリントヘッドPHは、第1開口部63を図6の矢印AB方向に移動するように構成してもよいし、固定化してもよい。第2開口部64は、蓋52の凸部53に対応した部位に設けれている。すなわち、筐体50内にフィルムパックFPを収容した状態で開口部51を蓋52により閉鎖すれば、図6に示したように凸部53が第2開口部64を介して筐体60内に挿入される。これにより、支持台61に対して第1開口部63側に向けた押圧力が作用する。一方、第3開口部65は、ケース60の側面に設けられており、この第3開口部65を介して感光フィルムFがケース60の外部に排出される。第3開口部65は、カーテン67により覆われており、第3開口部65からのホコリの侵入が抑制されている。
【0042】
このようなフィルムパックFPは、開口部51を介して筐体50内外への出し入れが自在とされている。フィルムパックFP内に収容された感光フィルムFを全て使用した場合には、使用済みのフィルムパックFPを取り出し、新たなフィルムパックFPを装着すればよい。
【0043】
プッシュバーPBおよびプラテンローラPRは、感光フィルム搬送部44(図4参照)を構成するものであり、筐体50の内部に配置されている。プッシュバーPBは、第1開口部63側に位置する感光フィルムFを第3開口部65から押し出すものである。プラテンローラPRは、第3開口部65から押し出された感光フィルムFを筐体50の排出口55に向けて搬送するとともに、排出口55から感光フィルムFを排出させるものである。そして、プラテンローラPRは、感光フィルムFがプラテンローラPRを通過する際に感光フィルムFの現像液パック73(図7参照)に押圧力を作用させ、この現像液パック73から現像液を押し出し、それを感光層70の全面に拡げる役割をも果たす。
【0044】
プリントヘッドPHは、図8および図9に示したようにフレーム8に対して、発光素子アレイ9、ロッドレンズアレイ80およびプリズム81を保持させた構成を有している。
【0045】
フレーム8には、コの字状の載置部82、図8の矢印C方向(主走査方向)に延びる第1保持部83および第2保持部84が設けられている。載置部82には、発光素子アレイ9が載置される。第1保持部83は、45度傾斜した傾斜面83aを有しており、この傾斜面83aに密着して反射部材85が保持される。反射部材85は、光反射率の高い白色樹脂などにより形成される。
【0046】
一方、第2保持部84には、ロッドレンズアレイ80が保持される。ロッドレンズアレイ80は、ロッドレンズ80aの軸心が図8および図9の矢印D方向(副走査方向)に延びるとともに、複数のロッドレンズ80aが主走査方向Cに並ぶようにして配置されている。本実施の形態では、ロッドレンズ80aは、正率等倍像を形成するように構成されている。
【0047】
フレーム8の側部は、副走査方向D側に開放しており、この部分にプリズム81が保持される。より具体的には、プリズム81に設けられた凸部81aをフレーム8に設けられた凹部86に嵌合することにより、フレーム8に対してプリズム81が固定される。プリズム81は、空気よりも屈折率の大きな材料、たとえば透明なガラスやアクリル系樹脂により形成されている。
【0048】
このような形態を有するフレーム8は、感光フィルムFの寸法が5〜6cm×8〜9cm、露光すべき領域の寸法が4〜5cm×6〜7cm程度に設定される場合には、図8および図9に示した長さ寸法L、幅寸法Wおよび厚さ寸法Hが、それぞれ45〜55mm、10mm程度、3〜5mmに設定される。フレーム8は、フィラー入りの樹脂や金属により一体的に形成されており、比較的に曲げ剛性の高いものとされている。また、フレーム8の外形寸法により、プリントヘッドPHの外形寸法が概ね規定されている。
【0049】
発光素子アレイ9は、図8ないし図11に示したように長矩形状の透明基板90上に、複数の有機EL発光素子91が主走査方向Cに並んだものとして構成されている。発光素子91は、図10および図11に示したように副走査方向Dに並ぶ赤色光発光部91R、緑色光発光部91G、および青色光発光部91Bを有している。これらの発光部91R,91G,91Bは、複数の駆動IC92などを介して個別に発光させられるように構成されている。複数の発光素子91は、図10および図11に示したように透明基板80上に、複数のアノード(透明電極)94、有機層95および複数のカソード96R,96G,96Bを積層することにより形成されている。各発光部91R,91G,91Bは、アノード94とカソード96R,96G,96Bが交差する領域に設定されている。
【0050】
なお、有機層95は、発光層95R,95G,95Bに含ませる発光性物質が低分子量のものである場合には、図11に示したように複数のホール注入層95a、ホール輸送層95b、複数の発光層95R,95G,95B、電子輸送層95c、および複数の電子注入層95dからなる。発光層に含ませる発光性物質が高分子量のものである場合には、ホール輸送層と発光層のみにより有機層を構成してもよい。もちろん、使用する発光物質の種類によっては、電子輸送層と発光層からなる2層構造、あるいはホール輸送層、電子輸送層および発光層からなる3層構造として有機層を構成することもできる。
【0051】
次に、画像プリント部2のプリント動作を説明する。なお、以下の説明においては、プリントヘッドPHは図6の矢印AB方向に往復移動するように構成されているものとする。
【0052】
感光フィルムFへの画像の形成は、感光層70(図7参照)を露光した後に、それを現像することにより行われる。
【0053】
感光層70(図7参照)の露光は、プリントヘッドPHからの線状光を図6の矢印A方向に走査させることにより行われる。線状光の照射は、同一の光照射ラインに対して、赤色光、緑色光および青色光の3色ついて個別行われる。その概要を図9および図10を参照して説明すれば次の通りである。
【0054】
プリントヘッドPHの発光素子アレイ9では、駆動IC92に印字データ、クロックパルスあるいは電力などが供給される。駆動IC92では、印字データに応じて、個々の発光素子91(アノード94)に電力が供給するか否かが選択される。一方、R用カソード96R、G用カソード96G、B用カソード96Bには、図外の駆動ICにより、これらのカソード96R,96G,96Bのうちから電力供給すべきカソード96R,96G,96Bが順次選択される。つまり、複数の赤色光発光部91R、複数の緑色光発光部91Gおよび青色光発光部91Bについて、それらが順次発光可能な状態が選択され、駆動IC92により選択された発光部91R,91G,91Bのみに電力が供給される。電力が供給された発光部91R,91G,91Bでは、アノード94からホールが供給される一方、カソード96R,96G,96Bから電子が供給されて、これらが発光層95R,95G,95Bにおいて再結合して、供給電力量に応じた輝度をもって、発光層95R,95G,95Bの発光物質に応じた色を発光する。
【0055】
図9に示したように、発光層95R,95G,95Bからの光は、透明基板90を透過して反射部材85に向けて出射される。反射部材85に達した光は、反射部材85において反射して90度曲げられた後にロッドレンズアレイ80に入射する。ロッドレンズアレイ80に入射した光は各レンズ80aを透過した後にロッドレンズアレイ80から出射してプリズム81に入射する。プリズム81に入射した光は90度曲げられてプリズム81を図9の下向きに進行した後にプリズム81から出射する。この光は、感光フィルムF上において結像し、感光フィルムFに線状光が照射される。感光フィルムFへの線状光の照射は、R用カソード86R、G用カソード86G、およびB用カソード86Bを順次切り替えることにより、赤色光、緑色光および青色光のそれぞれについて計3回行われる。これにより、感光フィルムFに対する線状の露光が行われる。このような線状の露光は、プリントヘッドPHをピッチ送りすることにより感光フィルムFの全体に対して行われる。
【0056】
一方、感光フィルムFの現像処理は、露光後の感光フィルムFを搬送する過程において行われる。露光の終了した感光フィルムFは、プッシュバーPBを図6の矢印B方向に移動させることにより、B方向に移動させられる。これにより、感光フィルムFの先端部が、ケース60の第2開口部67から排出されていく。感光フィルムFの先端部がプラテンローラPRにまで達したならば、2つのプラテンローラPRの回転により、これらのプラテンローラPRの間を感光フィルムFが搬送される。感光フィルムFの先端部には現像液保持部73が設けられているから、プラテンローラPRの間を通過する際に現像液保持部73に押圧力が作用する。これにより、現像液が押し出され、先端部側から現像液が感光層70(図7参照)の両面に浸漬する。感光フィルムFは、プラテンローラPRの間を通過するから、その過程において現像液が感光層70(図7参照)の後端側に拡げられる。そして、感光フィルムFがプラテンローラPRを完全に通過した場合には、現像液は、感光層70(図7参照)の全体に行き渡り、感光層70(図7参照)の現像処理が終了する。現像処理が終了した感光フィルムFは、プラテンローラPRに搬送されることにより、図1に示したように画像プリント部2の外部に排出される。また、現像処理を施してから一定時間経過すれば、画像データひいては露光状態に応じた画像が感光フィルム上に形成される。
【0057】
たとえば、白色光源を用いた場合には、カラーフィルタにより赤色光、緑色光および青色光を分離した後にそれらを感光フィルムに照射する必要がある。そのため、光源から発せられた光の利用効率は悪い。これに対して、赤色、緑色または青色を自己発光する3つの発光部91R,91G,91Bにより発光素子91を構成すれば、各発光部91R,91G,91Bからの光をそのまま感光フィルムFに照射できる。そのため、発光部91R,91G,91Bからの光の利用効率が良くなり、消費電力の低減を図ることができるようになる。また、白色光源として冷陰極管を用いる場合には、冷陰極管を常時点灯させた上で、液晶シャッタなどを用いて光を照射すべき否かが選択される。これに対して、自己発光する発光部91R,91G,91Bでは、光を照射すべきか否かは、各発光部91R,91G,91Bを点灯させるか否かにより選択される。つまり、必要な発光部のみを点灯させればよいため、その点においても消費電力の低減を図ることができるようになる。
【0058】
赤色光、緑色光、または青色光を自己発光するものとしては、有機EL素子91(発光部91R,91G,91B)の他にLEDが挙げられる。これらのものは、消費電力が小さいため、複数のものを全て同時に点灯させたとしても、冷陰極管に比べて消費電力が小さいが、とくに有機EL発光素子91(発光部91R,91G,91B)は、LEDに比べても消費電力が数百分の1と小さい。したがって、有機EL発光素子91(発光部91R,91G,91B)を用いれば、さらなる低消費電力化を図ることができるようになる。
【0059】
さらに、有機EL発光素子91は、透明基板90に対して複数の薄膜を形成することにより、複数のものを同時に造り込むことができる。そのため、冷陰極管や液晶シャッタにより光を照射する構成と比べれば、プリントヘッドPHの小型・軽量化を図ることができるようになる。その結果、画像プリント部2の小型・軽量化をも図ることができるようになる。また、フィルムパックFPのケース60内にプリントヘッドPHを収容した構成とすれば、プリントヘッドPHの収容空間をフィルムパックFPの収容空間とは別に設ける必要がないため、この点からも画像プリント部2の小型化を図ることができるようになる。したがって、画像撮影部1に画像プリント部2を固定した状態であっても操作性および携帯性に優れ、画像プリント部2を固定した状態でも容易に画像撮影操作を行え、また画像プリント部2を固定した状態のままでも携帯しやすいプリント機能付きカメラXを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係るプリント機能付きカメラの斜視図である。
【図2】 画像撮影部と画像プリント部との接続状態を説明するための要部断面図である。
【図3】 本願発明に係るプリント機能付きカメラの参考例を示す斜視図である。
【図4】 図1のプリント機能付きカメラの機能を説明するためのブロック図である。
【図5】 画像プリント部の分解斜視図である。
【図6】 画像プリント部の要部を示す断面図である。
【図7】 感光フィルムの断面図である。
【図8】 画像プリント部を構成するプリントヘッドの一例を示す分解斜視図である。
【図9】 図8に示したプリントヘッドの縦断面図である。
【図10】 図8に示したプリントヘッドを構成する発光素子アレイの平面図である。
【図11】 図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
X プリント機能付きカメラ
1 画像撮影部
15 表示パネル
2 画像プリント部
PH プリントヘッド
9 発光素子アレイ
91 発光素子
91R 赤色光発光部
91G 緑色光発光部
91B 青色光発光部
FP フィルムパック
F 感光フィルム
60 ケース(フィルムパックの)

Claims (4)

  1. 画像撮影部と、この画像撮影部に対して着脱自在とされた画像プリント部と、を備えたプリント機能付きカメラであって
    上記画像プリント部は、上記画像撮影部の背面に固定可能であり、
    上記画像撮影部の背面には、撮影画像を表示するための表示パネルが上方側にスライド移動可能に設けられていることを特徴とする、プリント機能付きカメラ。
  2. 上記画像プリント部は、上記画像撮影部の電源により駆動するように構成されている、請求項1に記載のプリント機能付きカメラ。
  3. 上記画像プリント部は、ケース内に複数の感光フィルムが積層されたフィルムパックと、上記感光フィルムを露光するプリントヘッドと、を備えており、かつ、
    上記プリントヘッドは、複数の発光素子が列状に並んだ構成とされており、
    上記発光素子は、赤色光、緑色光、および青色光を自己発光する赤色光発光部、緑色光発光部、および青色光発光部を有している、請求項1または2に記載のプリント機能付きカメラ。
  4. 上記発光素子は、有機EL発光素子である、請求項に記載のプリント機能付きカメラ。
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